JPH11339487A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH11339487A
JPH11339487A JP14070598A JP14070598A JPH11339487A JP H11339487 A JPH11339487 A JP H11339487A JP 14070598 A JP14070598 A JP 14070598A JP 14070598 A JP14070598 A JP 14070598A JP H11339487 A JPH11339487 A JP H11339487A
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cell
array
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JP14070598A
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Toshio Yamamura
俊雄 山村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消去対象となっているセルブロック以外のメ
モリセルに対して、先に実行されている消去動作中に、
書込み、読み出しが可能にし、見かけ上の消去時間を短
縮する。 【解決手段】 電気的に書き換え可能なメモリセルがマ
トリクス状に配置される複数のセルアレイと、隣り合う
セルアレイのビット線同志の接続および両端に位置する
セルアレイのビット線とセンスアンプとの接続を制御す
るトランスファーゲートと、セルアレイに対応して設け
られ、それぞれのセルアレイの選択されたワード線に各
動作モードに応じた電位を印加するワード線ドライバ回
路と、前記トランスファーゲートの接続を制御するアレ
イセレクタとを具備し、あるセルアレイが消去状態のと
きに他のセルアレイをセンスアンプに接続するよう制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、EEPROMのブ
ロック消去動作に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、一括消去型のEEPROMはパー
ソナル・コンピュータのメモリカード、ディジタル形態
端末における音声、画像記録用と向けに開発されてお
り、その市場は確立されつつある。また、さらなる大容
量化に向けた開発が盛んに行われている。
【0003】図12(a)にNAND型EEPROMの
メモリセルの構成とその消去動作時のバイアス電圧の関
係を示す。NAND接続されたメモリセル束は、その一
端を選択トランジスタQ1、Q2を介してビット線ビッ
ト線BL1、BL2に接続され、他端を選択トランジス
タQ3、Q4を介して接地電位に接続される。消去時の
各部の電位は、ドレインセレクト線SL1とソースセレ
クト線SL2にはVPPが印加され、メモリセルのワード
線WL1〜WL8には0Vが印加され、メモリセルの基
板電位にはVPPが印加される。また、全てのビット線と
ソース線はOPENとなる。このときのメモリセルの状
態を図12(b)に示す。ワード線すなわち制御ゲート
1201に0Vが印加され基板1203にVPPが印加さ
れるので、浮遊ゲート1202中の電子は基板中に引き
抜かれる。このようにしてNAND型EEPROMは一
括消去される。
【0004】図13に上記NAND型EEPROMの断
面図を示す。N型半導体基板上に形成されたPウエル1
に周辺回路部が形成され、Pウエル2にメモリセルアレ
イが形成される。消去時は、このPウエル2に消去電圧
VPPが印加され、Pウエル2に形成されるメモリセルは
一括消去される。
【0005】図14に従来の一括消去型EEPROMの
一例としてNAND型EEPROMの回路ブロックを示
す。複数の消去ブロック1401よりなるメモリセルア
レイ1402と、消去ブロック毎に設けられ、ブロック
内のワード線を選択するロウデコーダ1403と、メモ
リセルに記憶されるデータの読み出しを行うセンスアン
プ回路1404と、入力アドレスAddおよび各制御信
号Ctrlによりメモリセルアレイ内の書込み、読み出
し、消去の制御を行う制御回路1405と、書込み昇圧
回路1406と、消去昇圧回路1407とより構成され
る。書込み昇圧回路1406より出力される書込み昇圧
電位VPPは、書込み時にロウデコーダ1403に入力さ
れ任意のワード線に印加される。また、消去電圧昇圧回
路1407より出力される消去昇圧電位VEEは消去時に
メモリセルアレイに1402に入力され、メモリセルア
レイが形成されるウエルに印加される。
【0006】このような構成のNAND型EEPROM
において、ブロック消去動作について簡単に説明する。
例えば消去ブロック2を消去する場合、前記消去昇圧電
位VEE(例えば20V)はメモリセルアレイの全てのメ
モリセルの基板に印加される。つまり、消去対象となっ
ていない消去ブロック1、3〜nのメモリセルの基板に
も同様に消去昇圧電位VEEが印加されることになる。一
方、ロウデコーダ2は消去ブロック2の全てのワード線
に接地電位を印加し、行デコーダ1、3〜nは消去ブロ
ック1、3〜nの全てワード線に前記書込み昇圧電位V
PP(例えば20V)を印加する。このため、消去ブロッ
ク2のみが一括消去され、消去ブロック1、3〜nのデ
ータはメモリセル内に保持される。
【0007】このように、従来の一括消去型のEEPR
OMにおいては、メモリセルアレイの基板に消去電圧V
EE、選択された消去ブロックのメモリセルのゲートには
接地電位、非選択の消去ブロックのメモリセルのゲート
には書込み電位VPPを印加することになり、消去動作中
はメモリセルアレイに含まれる全てのメモリセルが消去
の電圧設定状態となる。従って、消去対象となっていな
い消去ブロック内のメモリセルに対して、書込み、読み
出しの必要がある場合でも、実行中の消去動作が終了す
るまで、待たなければならないという問題点があった。
特に、1回あたりの消去時間は、書込み、読み出しの動
作時間よりも数十倍から数百倍長く、その間、一括消去
型のEEPROMを使用するメモリシステムは消去対象
である消去ブロック以外のメモリセルへの書込み、読み
出しを行うことができない。この問題を解決する手段と
して、消去動作を中断し、非選択の消去ブロックへの書
込み、読み出しを行った後、先に行われていた消去動作
を再開するというサスペンド・レジューム機能を設けた
EEPROMがある。しかし、この機能を用いても、非
選択の消去ブロックへの書込み、読み出しが行われてい
る間、消去動作が中断されているだけに過ぎず、この間
に選択ブロックの消去が行われるわけではない。
【0008】さらに微細化が進み、1つのセルアレイの
メモリ容量が大きくなるほど、1つのセルブロックの消
去中に他のセルブロックの読み出し、書込みができない
ことが問題となってくる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は上記問題点
を鑑みてなされたものであり、消去対象となっているセ
ルブロック以外のメモリセルに対して、先に実行されて
いる消去動作中に、書込み、読み出しが可能となるよう
にし、見かけ上の消去時間を短縮するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る不揮発性半
導体記憶装置は、電気的に書き換え可能なメモリセルが
マトリクス状に配置され、選択されたメモリセルの書込
みデータのもしくは読み出しデータを転送する複数のビ
ット線と前記複数のメモリセルを選択するための複数の
ワード線を有する2以上のセルアレイと、前記ビット線
に書込み、読み出し動作に応じた電位を印加するセンス
アンプ回路と、前記複数のビット線と前記センスアンプ
の接続を制御するトランスファーゲートと、前記セルア
レイに対応して設けられ、それぞれのセルアレイの選択
されたワード線に消去、書込み、読み出し動作に応じた
電位を印加するワード線ドライバ回路と、前記トランス
ファーゲートの接続を制御するアレイセレクタとを具備
する。このため、一方のセルアレイの消去動作と他方の
セルアレイの読み出しもしくは書込み動作とを同時に行
うことができる。
【0011】また、電気的に書き換え可能なメモリセル
がマトリクス状に配置され、選択されたメモリセルの書
込みデータもしくは読み出しデータを転送する複数のビ
ット線と前記複数のメモリセルを選択するための複数の
ワード線を有する2以上のセルアレイと、前記ビット線
に書込み、読み出し動作に応じた電位を印加する第1お
よび第2のセンスアンプ回路と、隣り合う前記セルアレ
イのビット線同志の接続を制御する第1のトランスファ
ーゲートと、前記セルアレイのうち一端に位置するセル
アレイのビット線の一端と前記第1のセンスアンプ回路
との接続を制御する第2のトランスファーゲートと、前
記セルアレイのうち他端に位置するセルアレイのビット
線の一端と前記第2のセンスアンプ回路との接続を制御
する第3のトランスファーゲートと、前記セルアレイに
対応して設けられ、それぞれのセルアレイの選択された
ワード線に消去、書込み、読み出し動作に応じた電位を
印加するワード線ドライバ回路と、前記トランスファー
ゲートの接続を制御するアレイセレクタとを具備する。
このため、一方のセルアレイの消去動作およびそれに続
く消去ベリファイ動作と他方のセルアレイの読み出しも
しくは書込み動作およびそれに続く書込みベリファイ動
作とを同時に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本願発明の第1の実施例のブロッ
ク図を図1に示す。セルアレイ1〜4はそれぞれ別個の
ウェル内に形成され、ビット線トランスファーゲートQ
01〜Q4nを介してそれぞれビット線BL1〜BLn
を共有する。
【0013】センスアンプ1、2は前記ビット線BL1
〜BLnの両端に接続される。センスアンプ1、2はセ
ルアレイからの1ページ分の読み出しデータを一度にセ
ンスして保持し、メモリセルの読み出しデータは、図示
しない出力制御回路によってシリアルに出力される。ま
た、センスアンプ回路1、2は書き込み時は書込みデー
タを書込み動作中保持する。
【0014】ワード線ドライバ回路1〜4はそれぞれ前
記セルアレイ1〜4に対応して設けられ、セルアレイ中
に含まれるローデコーダを介して、消去、書込み、読み
出し時に、メモリセルの制御ゲートすなわちワード線に
所定の電位を供給する。
【0015】アレイアドレスプリデコーダは内部アドレ
ス信号A20、A21より、アレイアドレスをデコード
して信号Si(i=1〜4)を送出する。ブロックアド
レスプリデコーダは内部アドレス信号信号A12〜A1
9より、セルアレイを構成する256のブロックのブロ
ックアドレスをデコードする。ページアドレスプリデコ
ーダは内部アドレス信号A8〜A11より、ブロックを
構成する16のページのページアドレスをデコードす
る。
【0016】基板電圧切替回路1〜4はそれぞれ前記セ
ルアレイ1〜4に対応して設けられ、セルアレイの形成
されるウェルに印加する電位を切り替える。アレイセレ
クタはビット線トランスファーゲートQ01〜Q4nの
ON/OFFを制御し、任意のセルアレイをセンスアン
プ1もしくは2に接続する。
【0017】入出力およびシーケンス制御回路はアドレ
ス信号Addとコマンド信号Comを受けて、内部アド
レス信号A8〜21、セルアレイの動作状態を示す信号
ERASEi、PROGi、READi(i=1〜4)
を送出し、ワード線ドライバ、各アドレスデコーダおよ
びアレイセレクタの制御を行う。
【0018】ここで、ワード線ドライバ回路1〜4の出
力信号CG1〜4はそれぞれブロック内のワード線に対
応する本数(例えば16本)の出力を有する。ブロック
はメモリセルの消去の単位である。
【0019】図2は図1の入出力およびシーケンス制御
回路の構成を示すブロック図である。本実施例はコマン
ド制御方式のEEPROMを前提としているので、消
去、書込み、読み出しの各動作はチップ外部から入力さ
れるコマンドComにより制御される。入出力回路およ
びシーケンス制御回路は、入出力回路部201とアレイ
選択制御部202とシーケンス制御回路部203とで構
成される。
【0020】入出力回路部201はコマンドレジスタ2
04とカラムアドレスレジスタ205とページアドレス
レジスタ206ブロックアドレスレジスタ207とアレ
イアドレスレジスタ208より構成される。外部からコ
マンドComが入力されると、コマンドレジスタ204
にはコマンドフラグがラッチされる。コマンドフラグ
は、書込みモードがPcmd、読み出しモードがRcm
d、消去モードがEcmdとなっている。この後の一連
の動作は、前記各モードのシーケンサによって制御され
る。シーケンサは書込み、消去、モードでは内部ベリフ
ァイ動作および、書込み、消去が正しく行われたかどう
かを判定するパス・フェイル判定までを含めてチップ内
部で自動的に制御を行う。アレイアドレスレジスタ、ブ
ロックアドレスレジスタ、ページアドレスレジスタ、カ
ラムアドレスレジスタはそれぞれ、アレイ、ブロック、
ページ、カラムの各アドレスを保持する。本実施例では
メモリセルアレイが4つなので、各アレイのアドレスは
アドレス信号の上位2ビットで示される。
【0021】アレイ選択制御部202は消去アレイ選択
フラグ209、書込みアレイ選択フラグ210、読み出
しアレイ選択フラグ211より構成され、前記アレイア
ドレスレジスタ208に保持されるアレイアドレスA2
1、A22と前記コマンドレジスタに保持されるコマン
ドフラグEcmd、Pcmd、Rcmdより、各アレイ
毎に消去、書込み、読み出し中であることを示すアレイ
選択フラグERASEi、PROGi、READi(i
=1〜4)を生成する。
【0022】シーケンス制御回路部203は消去制御回
路212、プログラム制御回路213、読み出し制御回
路214より構成される。消去制御回路212は消去コ
マンドフラグEcmdより、消去実行信号Eexecお
よび消去ベリファイ実行信号Everifyと前記消去
アレイ選択フラグ209のリセット信号RESTEを生
成する。書込み制御回路213は書込みコマンドフラグ
Pcmdより、書込み実行信号Pexecおよび書込み
ベリファイ実行信号Everifyと前記書込みアレイ
選択フラグ210のリセット信号RESTPを生成す
る。読み出し制御回路214は読み出しコマンドフラグ
Rcmdより、読み出し実行信号Rexecと前記読み
出しアレイ選択フラグ211のリセット信号RESTR
を生成する。
【0023】図3(a)は図2のアレイ選択制御部20
2を構成する消去アレイ選択フラグ209の詳細を示し
た図である。図2(a)の回路の数はメモリセルアレイ
の数に対応して設けられており、表に示すアレイアドレ
スの組み合わせで、対応するメモリセルアレイの消去選
択フラグERASEi(i=1〜4)を生成する。
【0024】図3(b)は図2のアレイ選択制御部20
2を構成する書込みアレイ選択フラグ210の詳細を示
した図である。図2(b)の回路の数はメモリセルアレ
イの数に対応して設けられており、表に示すアレイアド
レスの組み合わせで、対応するメモリセルアレイの書込
み選択フラグPROGi(i=1〜4)を生成する。書
込みアレイ選択フラグ210の入力には対応する前記消
去アレイ選択フラグ209より生成される消去選択フラ
グERASEi(i=1〜4)が入力されるため、消去
動作中のメモリセルアレイに対して書込み選択フラグP
ROGi(i=1〜4)は生成されない。
【0025】図3(c)は図2のアレイ選択制御部20
2を構成する読み出しアレイ選択フラグ211の詳細を
示した図である。回路構成は書込みアレイ選択フラグ2
10と同様であり、消去動作中のメモリセルアレイに対
して書込み選択フラグPROGi(i=1〜4)は生成
されない。
【0026】図4は図1に示す1つのセルアレイ1とそ
の周辺回路を示す図である。セルアレイ401は256
のセルブロック1〜256より構成され、それぞれのセ
ルブロックにはロウデコーダ1〜256対応して設けら
れる。ここでセルブロックは消去の最小単位となってい
る。メモリセルアレイ401のビット線BLi0〜BL
inはビット線トランファーゲートQi1〜Qinを介
して隣接するセルアレイのビット線BLi−10〜BL
i−1nもしくはセンスアンプと接続され、さらに、ビ
ット線トランファーゲートQi+11〜Qi+1nを介
して隣接するセルアレイのビット線BLi+10〜BL
i+1nと接続される。ビット線トランスファーゲート
Qi1〜Qin、Q(i+1)1〜Q(i+1)nのO
N/OFFはそれぞれ、図示しないアレイセレクタの出
力信号ASi、AS(i+1)によって制御される。基
板電位切替え回路402は、セルアレイ401の基板す
なわちセルアレイ401が形成されるウエルに印加され
る電位VPWELLiを供給する。消去時にVPWELLiはVEEと
なる。ワード線ドライバ403はセルアレイ401のロ
ウデコーダに昇圧電位VPPi 、ワード線電位CGi00
〜CGi15、対応するセルアレイへの消去実行信号E
execiとその反転信号/Eexeci、を供給す
る。ロウデコーダ1〜256は、前記ワード線ドライバ
403より供給される信号と、図1のアレイアドレスプ
リデコーダのデコード信号Si、ブロックアドレスプリ
デコーダのデコード信号RB1〜RB16より、対応す
るセルブロックのワード線に所定の電位を供給する。
【0027】図5は図4のロウデコーダとセルブロック
の詳細な回路図である。セルブロックは、選択トランジ
スタSG1、SG2とNAND接続されたメモリセルM
C00〜MC15より構成される。ロウデコーダはセル
ブロックデコード部501、電圧変換部502、トラン
スファーゲート部503、504、より構成される。ト
ランスファーゲート部503、504はセルアレイを挟
んで対称に配置されている。本実施例ではひとつのセル
アレイは、図5に示すロウデコーダとメモリセル部が2
56個で構成されることになる。
【0028】セルブロックデコード部501はデコーダ
回路505とラッチ回路506より構成される。デコー
ダ回路505はアレイアドレスプリデコーダの出力信号
Siとブロックアドレスプリデコーダの出力信号RBj
より対応するセルブロックのアドレスをデコードする。
このデコード信号は電圧変換部502に送出されるとと
もに、一方の入力に消去アドレス入力コマンドフラグE
Acmdを有するNANDゲートを介してラッチ回路5
06に入力される。ラッチ回路506は消去アドレス入
力コマンドフラグEAcmdが“H”となり、消去アレ
イ選択フラグERASEiが“H”となった時、すなわ
ち、対応するセルブロックの消去アドレス入力時に消去
情報を取り込み、消去情報を保持する。この消去情報に
基づき対応するセルブロックの消去動作およびベリファ
イ動作が行われる。従って、他のメモリセルアレイがア
クセスされても、対応するセルブロックは消去情報を保
持するので、1つのセルアレイの消去中に他のセルアレ
イを選択して、書込み、読み出しを行うことが可能とな
る。
【0029】電圧変換部502はクロックドインバータ
507、508とレベルシフト回路509より構成され
る。クロックドインバータ507はデコーダ回路505
の出力に接続され、消去アレイ選択フラグが“H”の時
デコード信号をレベルシフト回路509に送出する。一
方、クロックドインバータ508はラッチ回路506の
出力に接続され、消去アレイ選択フラグが“L”の時消
去情報をレベルシフト回路509に送出する。レベルシ
フト回路509一方の入力はロックドインバータ50
7、508の出力、他方の入力はその反転信号となり、
その電位によって2つの出力ノードN1、N2にVPPRi
もしくは接地電位を供給する。
【0030】トランスファーゲート部503はノードN
1の電位に応じて、端子SGDの電位をセルアレイの選
択ゲートSG1のゲートに供給するための駆動回路51
0と、電位VPPRiに応じて、端子SGSの電位をセルア
レイの選択ゲートSG2のゲートに供給するためのトラ
ンジスタ511と、ノードN1、N2の電位に応じて、
ワード線ドライバからのワード線駆動信号CGi00〜
CGi15をセルアレイのワード線WL0〜WL15に
伝達するトランスファーゲートTG0〜TG15と、ノ
ードN1の電位に応じて、セルアレイのワード線WL0
〜WL15に接地電位を供給するトランジスタQ0〜Q
15より構成される。
【0031】ロウデコーダのブロック消去時の動作につ
いて以下に説明する。消去セルブロックが含まれるセル
アレイ中のロウデコーダの電圧変換部502のVPPRiに
はワード線ドライバより、内部昇圧電位VPPが供給され
る。また、消去選択セルブロックのロウデコーダは、前
記ラッチ回路506に保持される消去情報に基づいて、
対応するセルブロックのノードN1には昇圧電位VPP、
ノードN2には接地電位を供給するので、トランスファ
ーゲート部503、504のトランスミッションゲート
TG0〜TG15はOFFする。このときトランジスタ
Q0〜Q15がONするので、消去されるセルブロック
のワード線WL0〜WL15には全て接地電位が印加さ
れる。この時、消去選択セルアレイの基板電位VPWELL
にVEEが印加されるので、対応するセルブロック中のメ
モリセルは一括消去される。一方、消去セルブロックが
含まれるセルアレイ中の非選択セルブロックのロウデコ
ーダは、ノードN1には接地電位、ノードN2には昇圧
電位VPPを供給するので、トランスファーゲート部50
3、504のトランスミッションゲートTG0〜TG1
5はONする。CGi00〜CGi15はワード線ドラ
イバ回路よりVEEが印加されているので、非選択のセル
ブロックのワード線WL0〜WL15には全てVEEが印
加される。消去選択セルアレイの基板電位VPWELL はV
EEであることから、非選択セルブロックは消去されな
い。
【0032】図6は図1に示すアレイ選択セレクタの回
路例である。本実施例は4つのセルアレイより構成され
るため、アレイ選択信号はAS0〜AS4まで必要であ
る。このため、本実施例のアレイセレクタは図6に示す
回路の入力信号の組み合わせを変えた回路を5つ有する
ことになる。図6に示す回路は信号AS0を生成する回
路である。このアレイ選択セレクタの出力信号出力AS
0〜AS4は、図7、図8に示すように、アレイ毎の動
作モードに対応して電源電圧VCC、接地電位VSS、ワー
ド線書込み禁止電位VPIのいずれかの電位に制御され
る。ワード線書込み禁止電位VPIは書込み時に、選択ト
ランジスタのゲートに印加される電位である。ワード線
書込み禁止電位VPIは十分昇圧された電位であるため、
非選択ビット線に印加されるビット線書込み禁止電位V
BLI はしきい値落ちすることなくメモリセルのドレイン
に印加される。
【0033】例えば図1のセルアレイ2を消去中にセル
アレイ1を読み出すとき、図7に示すようにAS0はV
CC、AS1〜AS4はVSSとなり、セルアレイ1はセン
スアンプ1に接続される。セルアレイ2が消去ベリファ
イ動作に入ると、AS0はVCC、AS1はVSS、AS2
〜AS4はVCCとなり、セルアレイ1はセンスアンプ1
に接続され、セルアレイ2はセンスアンプ2に接続され
る。
【0034】また、例えば図1のセルアレイ2を消去中
にセルアレイ3に書込みを行うとき、図8に示すように
AS0〜AS2はVSS、AS3、AS4はVPIとなり、
セルアレイ3はセンスアンプ2に接続される。セルアレ
イ2が消去ベリファイ動作に入ると、AS0、AS1は
VCC、AS2はVSS、AS3、AS4はVPIとなり、セ
ルアレイ2はセンスアンプ1に接続され、セルアレイ3
はセンスアンプ2に接続される。
【0035】図1に示す実施例の動作を図9のタイミン
グチャートを用いて説明する。まず、2つのセルアレイ
間で消去と読み出しを同時に実行する場合を、アレイ2
の消去動作中にアレイ1の読み出し動作を行う場合を例
に説明する。信号WEBはチップのコントロールピンで
ある。コマンドはこの信号に同期して外部より取り込ま
れる。まず最初に消去対象となるセルブロックを指定す
るために、消去アドレス入力コマンドEAcomdが入
力され、続いてアドレスデータA0〜A21が入力され
る。これにより図2に示した、ブロックアドレスレジス
タ207、アレイアドレスレジスタ208に、消去対象
となるセルブロックのアドレスデータがセットされる。
セルブロックのアドレスを示すA12〜A19によって
セルブロックが、セルアレイのアドレスを示すA20、
A21によってセルアレイが選択される。このとき、図
5に示す、消去選択されたセルブロックのロウデコーダ
内のラッチ回路506には対応するセルブロックの消去
情報が保持される。このラッチ回路506は、対応する
セルブロックの消去動作とそれに続く消去ベリファイ動
作中に、上記各アドレスレジスタが並行して行う他のセ
ルアレイの書込み、読み出しアドレスを示しても、ラッ
チ内に保持される消去情報に基づき対応するセルブロッ
クの消去選択状態を保持する。
【0036】次いで、図2に示すコマンドレジスタ20
5に消去コマンドが入力されると、消去コマンドフラグ
Ecmdが“H”となり、シーケンス制御回路部203
の消去制御回路212によって消去実行信号Eexec
が“H”となり、消去動作が開始される。今、セルアレ
イ2中のセルブロックのアドレスが指定されたので、ア
レイ選択制御部202の消去アレイ選択フラグ209は
ERASE2をセットする。この後、図示しない消去昇
圧回路により消去電圧VEEが昇圧され、図4に示す基板
電位切替え回路402によって、セルアレイ2の基板電
位VPWELL2に消去電圧VEEが印加される。また、ワード
線ドライバ2によってVPPR2、CG200〜CG215
がセルアレイ2内のロウデコーダ回路に供給され、消去
選択セルブロックのロウデコーダは対応するセルブロッ
クの全てのワード線にVSSを印加する。セルアレイ2中
の非選択ブロックのロウデコーダは対応するセルブロッ
クの全てのワード線に消去電位VEEを印加するので、セ
ルアレイ2は消去状態となる。
【0037】上記消去状態中に、信号WEBに同期し
て、読み出しコマンドが入力され、セルアレイ1のアド
レスが入力される。これにより図2に示した、カラムア
ドレスレジスタ205、ページアドレスレジスタ20
6、ブロックアドレスレジスタ207、アレイアドレス
レジスタに208に読み出しアドレスデータがセットさ
れる。
【0038】次に、読み出しコマンドフラグRcmdが
“H”となり、シーケンス制御回路部203の読み出し
制御回路214によって読み出し実行信号Rexecが
“H”となり、読み出し動作が開始される。今、セルア
レイ1中のセルブロックのアドレスが指定されたので、
アレイ選択制御部202の読み出しアレイ選択フラグ2
11はREAD1をセットする。また、READ1がセ
ットされると、アレイセレクタの出力AS0〜AS4が
変化して、図7に示すようにAS0がVCC、AS1〜A
S4がVSSとなり、セルアレイ1はセンスアンプ1に接
続される。また、ワード線ドライバ1によってVPPR1、
CG100〜CG115がセルアレイ1内のロウデコー
ダ回路に供給され、読み出し選択セルブロックのロウデ
コーダは対応するセルブロックの対応する選択ワード線
にVSS、非選択ワード線にVCCを印加するので、セルア
レイ1の対応するセルブロックは読み出し状態となる。
センスアンプ1に接続されるビット線BLUiはセンス
アンプ1によって充電されており、読み出しデータが
“1”のとき、NANDセルに電流が流れるためビット
線電位が下がり、センスアンプ1により“1”データが
読み出される。このとき、セルアレイ2は消去動作を継
続している。
【0039】上記動作中に、アレイ2は消去動作を終了
し、シーケンス制御回路部203の消去制御回路212
は消去ベリファイ信号Everifyをセットし、ベリ
ファイ動作に入る。Everifyがセットされると、
アレイセレクタの出力AS0〜AS4が変化して、図7
に示すようにAS0がVCC、AS1がVSS、AS2〜A
S4がVCCとなり、セルアレイ1はセンスアンプ1に、
セルアレイ2はセンスアンプ2に接続される。また、ワ
ード線ドライバ2によってVPPR2、CG200〜CG2
15がセルアレイ2のロウデコーダ回路に供給され、消
去選択セルブロックのロウデコーダは対応するセルブロ
ックの全16本のワード線にVSSを印加するので、セル
アレイ2の対応するセルブロックは消去ベリファイ状態
となる。センスアンプ2に接続されるビット線BLLi
はセンスアンプ2によって充電されており、選択ブロッ
ク無いのセルが消去されていればビット線電位が下が
り、センスアンプ1により“1”データが読み出され、
消去されたことが確認される。
【0040】次に、2つのセルアレイ間で消去と書込み
を同時に実行する場合を、アレイ2の消去動作中にアレ
イ3の書込み動作を行う場合を例に図10のタイミング
チャートを用いて説明する。アレイ2が選択されて、消
去状態となるまでの動作は図9に示す場合と同じなの
で、説明を省略する。
【0041】セルアレイ2の消去状態中に、信号WEB
に同期して、書込みコマンドが入力され、セルアレイ3
のアドレスが入力される。これにより図2に示した、カ
ラムアドレスレジスタ205、ページアドレスレジスタ
206、ブロックアドレスレジスタ207、アレイアド
レスレジスタ208に書込みアドレスデータがセットさ
れる。
【0042】次に、書込みコマンドフラグPcmdが
“H”となり、シーケンス制御回路部203の書込み制
御回路213によって書込み実行信号Pexecが
“H”となり、書込み動作が開始される。今、セルアレ
イ3中のセルブロックのアドレスが指定されたので、ア
レイ選択制御部202の書込みアレイ選択フラグ210
はPROG3をセットする。この後、図示しない書込み
昇圧回路により、書込み電位VPP、ワード線書込み禁止
電位VPI、ビット線書込み禁止電位VBLI が昇圧され
る。また、PROG3がセットされると、アレイセレク
タの出力AS0〜AS4が変化して、図8に示すように
AS0〜AS2がVSS、AS3、AS4がVPIとなり、
セルアレイ3がセンスアンプ2に接続される。またワー
ド線ドライバ3によって、VPPR3、CG300〜CG3
15がセルアレイ3内のロウデコーダ回路に供給され、
書込み選択セルブロックのロウデコーダは対応するセル
ブロックの対応する選択ワード線にVPP、非選択ワード
線にVPIを印加するので、セルアレイ3の対応するセル
ブロックは書込み状態となる。センスアンプ2に接続さ
れるビット線BLLiはセンスアンプ2によって、選択
ビット線にはVSS、非選択ビット線にはビット線書込み
禁止電圧VPIが印加され、選択セルに書込みが行われ
る。このとき、セルアレイ2は消去動作を継続してい
る。
【0043】上記状態中に、アレイ2は消去動作を終了
し、シーケンス制御回路部203の消去制御回路212
は消去ベリファイ信号Everifyをセットし、ベリ
ファイ動作に入る。Everifyがセットされると、
アレイセレクタの出力AS0〜AS4が変化して、図8
に示すようにAS0、AS1がVCC、AS2が接地電
位、AS3、AS4がVCCとなり、セルアレイ2はセン
スアンプ1に接続され、ワード線ドライバ3によってV
PPR3、CG300〜CG315がセルアレイ3のロウデ
コーダ回路に供給され、書込み選択セルブロックのロウ
デコーダは対応するセルブロック対応する選択ワード線
にベリファイ電位Vvrf 、非選択ワード線にVCCを印加
するので、セルアレイ3の対応するセルブロックは書込
みベリファイ状態となる。センスアンプ2に接続される
ビット線BLLiはセンスアンプ2によって充電されて
おり、選択セルの書込みが終了していれば、NANDセ
ルに電流が流れずビット線放電されないので、センスア
ンプ2により“0”データが読み出される。
【0044】次に、本願発明の第2の実施例について説
明する。セルアレイ1、2はそれぞれ別個のウェル内に
形成される。セルアレイ1のビット線BL11〜BL1
nはビット線トランスファーゲートQ11〜Q1nを介
してセンスアンプに接続され、セルアレイ2のビット線
BL21〜BL2nはビット線トランスファーゲートQ
21〜Q2nを介してセンスアンプに接続される。本実
施例が、先に述べた第2の実施例と異なる点は2つのセ
ルアレイ間で1つのセンスアンプをビット線トランスフ
ァーゲートを介して共有する点である。その他の回路は
実施例1と同様の構成となる。
【0045】本実施例ではセンスアンプが1つなので、
メモリセルのレイアウト面積の増大は第1の実施例に比
べて小さい。しかし、センスアンプが1つであるため、
2つのセルアレイ間で一方のセルアレイの消去ベリファ
イ動作と、他方のセルアレイの書込みもしくは読み出し
動作を同時に実行することはできない。このため、一方
のセルアレイの消去ベリファイのタイミングが他方のセ
ルアレイの書込みもしくは読み出し動作に重なった場合
のみ、消去ベリファイ動作を保留し、他方のアレイの読
み出し、書込み動作を優先させて行う。この、割り込み
動作の制御は、入出力およびシーケンス制御回路にて行
われる。
【0046】消去時間と消去ベリファイ動作時間の合計
である全体の消去時間に消去ベリファイ時間が占める割
合は1/100以下と低い。したがって、一方のセルア
レイの消去中にセルアレイの読み出し、書込みを行った
場合、消去されるセルアレイが割り込まれる確立は、消
去動作、ベリファイ動作の両方に割り込みを行う従来の
サスペンド・レジューム昨日に比べて1・100以下と
低く、消去動作に有する時間は短縮されることになる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、複数のセルアレイ間で共
有されたビット線をビット線トランスファーゲートによ
り分割して動作させることにより、複数のセルアレイの
うち任意の2つのセルアレイで同時に異なる動作を実行
させることを可能とし、消去セルアレイ以外のセルアレ
イに対して、先に実行されている消去動作が終了するま
で、書込みもしくは読み出しができない問題を解決し、
見かけ上の消去時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1 の実施例に係る不揮発性半導体
記憶装置の構成を示す図である。
【図2】図1に示す入出力およびシーケンス制御回路の
構成を示す図である。
【図3】図2に示すコマンド実行信号生成部の構成を示
す図である。
【図4】図1に示すセルアレイの構成を示す図である。
【図5】図4に示すロウデコーダの詳細な回路図であ
る。
【図6】図1に示すアレイセレクタの詳細な回路図であ
【図7】各動作モードでのアレイセレクタの出力の組み
合わせを示す図表である。
【図8】各動作モードでのアレイセレクタの出力の組み
合わせを示す図表である。
【図9】アレイ2が消去動作中にアレイ1の読み出しを
行う場合の各信号のタイミングチャートである。
【図10】アレイ2が消去動作中にアレイ3の書込みを
行う場合の各信号のタイミングチャートである。
【図11】本願発明の第2の実施例に係る不揮発性半導
体記憶装置の構成を示す図である。
【図12】従来のNAND型EEPROMの消去動作を
説明する図である。
【図13】従来のNAND型EEPROMの断面図であ
る。
【図14】従来のEEPROMの構成を示す図である。
【符号の説明】
BL1〜BLn ビット線 Q00〜Q4n ビット線トランスファー
ゲート Qi1〜Q(i+1)n ビット線トランスファー
ゲート TG0〜TG15 トランスミッションゲー
ト Q1〜Q15 トランジスタ MC0〜MC15 メモリセル BLk ビット線 SG1、SG2 選択ゲート WL0〜WL15 ワード線 505 デコーダ回路 506 ラッチ回路 507、508 クロックドインバータ 509 レベルシフト回路 N1、N2 ノード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に書き換え可能なメモリセルがマ
    トリクス状に配置され、選択されたメモリセルの書込み
    データもしくは読み出しデータを転送する複数のビット
    線と、前記複数のメモリセルを選択するための複数のワ
    ード線を有する2以上のセルアレイと、 前記ビット線に書込み、読み出し動作に応じた電位を印
    加するセンスアンプ回路と、 前記複数のビット線と前記センスアンプの接続を制御す
    るトランスファーゲートと、 前記セルアレイに対応して設けられ、それぞれのセルア
    レイの選択されたワード線に消去、書込み、読み出し動
    作に応じた電位を印加するワード線ドライバ回路と、 前記トランスファーゲートの接続を制御するアレイセレ
    クタとを具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶
    装置。
  2. 【請求項2】 電気的に書き換え可能なメモリセルがマ
    トリクス状に配置され、選択されたメモリセルの書込み
    データもしくは読み出しデータを転送する複数のビット
    線と、前記複数のメモリセルを選択するための複数のワ
    ード線を有する2以上のセルアレイと、 前記ビット線に書込み、読み出し動作に応じた電位を印
    加する第1および第2のセンスアンプ回路と、 隣り合う前記セルアレイのビット線同志の接続を制御す
    る第1のトランスファーゲートと、 前記セルアレイのうち一端に位置するセルアレイのビッ
    ト線の一端と前記第1のセンスアンプ回路との接続を制
    御する第2のトランスファーゲートと、 前記セルアレイのうち他端に位置するセルアレイのビッ
    ト線の一端と前記第2のセンスアンプ回路との接続を制
    御する第3のトランスファーゲートと、 前記セルアレイに対応して設けられ、それぞれのセルア
    レイの選択されたワード線に消去、書込み、読み出し動
    作に応じた電位を印加するワード線ドライバ回路と、 前記トランスファーゲートの接続を制御するアレイセレ
    クタとを具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶
    装置。
  3. 【請求項3】 前記アレイセレクタは、前記セルアレイ
    のうちで1つのセルアレイの消去動作中に、他のセルア
    レイの読み出しもしくは書込みコマンドが入力される
    と、読み出しもしくは書込みセルアレイをセンスアンプ
    に接続するよう前記トランスファーゲートを制御するこ
    とを特徴とする請求項1乃至2記載の不揮発性半導体記
    憶装置。
  4. 【請求項4】 前記ワード線ドライバ回路は、前記セル
    アレイのうちで1つのセルアレイの消去動作中に、他の
    セルアレイの読み出しもしくは書込みコマンドが入力さ
    れると、消去セルアレイに対しては対応するワード線に
    前記消去動作に必要な電位の印加を継続し、読み出しも
    しくは書込みセルアレイに対しては対応するワード線に
    読み出しもしくは書込み動作に必要な電位を印加するこ
    とを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記セルアレイはそれぞれ独立したウエ
    ル内に形成されることを特徴とする不揮発性半導体記憶
    装置。
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