JP2000207891A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2000207891A JP11004742A JP474299A JP2000207891A JP 2000207891 A JP2000207891 A JP 2000207891A JP 11004742 A JP11004742 A JP 11004742A JP 474299 A JP474299 A JP 474299A JP 2000207891 A JP2000207891 A JP 2000207891A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビット線分離を利用したバンク分割によるデ
ュアルオペレーション型であって、バンク容量の変更が
容易にできるセミカスタム方式の半導体記憶装置を提供
する。 【解決手段】 メモリセルアレイ1は、デュアルオペレ
ーション動作を行わせるために二つのバンクBANK1
とBANK2に分割される。バンク分割は、メモリセル
アレイ1のメインビット線MBLをその途中で上下に分
離することにより行われ、メモリセルアレイ1のビット
線方向の両端部に、二分されたメインビット線MBLに
それぞれ接続されるセンスアンプ回路2a及び2bが配
置される。メインビット線MBLの配線設計変更によ
り、バンクBANK1及びBANK2の容量が変更され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メモリセルアレ
イがバンク分割されて、データ書き込みとデータ読み出
しとが並行して行われるようにした半導体記憶装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数種のメモリデバイスを組
み込んで構成される電子機器システムは種々ある。例え
ば、EEPROMフラッシュメモリとSRAMとを組み
込み、フラッシュメモリのデータをSRAMに格納し
て、CPUとフラッシュメモリとの間のデータのやりと
りはSRAMを介して行うようにし、またSRAMを介
さず直接フラッシュメモリのデータ書き換えを可能とし
た電子システムがある。
【0003】これに対して最近、システムに必要なメモ
リチップ数を削減するために、あるメモリ領域でデータ
読み出しを行いながら、同時に別のメモリ領域でデータ
書き込みを行うことを可能とした、デュアルオペレーシ
ョン型(或いはデュアルポート型)と呼ばれるメモリ・
システムが知られている。この種のメモリ・システムを
構成するためには、簡単には、メモリデバイス内部に完
全に独立の二つのメモリ領域を設ければよい。
【0004】しかし、単純に一つのメモリデバイス内部
に独立にアクセスされるメモリ領域を設けるだけでは、
デュアルオペレーション型のメモリ・システムとして多
くの問題が残る。第1に、各メモり領域毎に独立にデコ
ーダやセンスアンプを必要とするため、レイアウト面積
が大きいものとなる。第2に、各メモリ領域毎に独立に
ビット線やワード線が連続的に配設されると、各メモり
領域内を更にブロック分割して、ブロック単位でデータ
読み出しとデータ書き込みを行うことはできない。即
ち、データ読み出しとデータ書き込みを並行して実行す
る範囲は固定され、多くの用途には対応できない。種々
の用途に適用させるためには、それぞれメモリ領域の容
量の異なる複数品種を用意しなければならない。
【0005】これに対して、一つのメモリセルアレイ領
域を任意にブロック分割して、ブロック単位でのデータ
書き込みとデータ読み出しとを並行して実行させること
を可能とするEEPROMフラッシュメモリが、例えば
特開平10−144086号公報において提案されてい
る。これは、メモリセルアレイをワード線方向に複数の
ブロックに分け、各ブロックの間でワード線に分離トラ
ンジスタを挿入し、この分離トランジスタのオン/オフ
制御によって、デュアルオペレーションのメモリ領域の
大きさを可変設定できるようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したデュ
アルオペレーション型フラッシュメモリでは、ワード線
方向にブロック分割を行うため、次のような問題が残
る。第1に、ワード線にはデータ書き込み時に昇圧され
た高電圧が用いられる。このため例えば、左側のロウデ
コーダにより中間部のブロックのワード線を選択駆動し
てデータ書き込みを行う場合に、そのワード線は選択ブ
ロックの左に隣接する非選択ブロックと共通であるか
ら、その非選択ブロックは半選択の書き込み状態にな
る。従って非選択ブロックでのデータ劣化が大きくな
り、また誤書き込み等を生じ易い。第2に、メモリセル
アレイのワード線方向の両側に同様の構成のロウデコー
ダ回路を必要とするため、レイアウト面積も大きなもの
となる。
【0007】この発明は、上記事情を考慮してなされた
もので、ビット線分離を利用したバンク分割によるデュ
アルオペレーション型であって、バンク容量の変更が容
易にできるセミカスタム方式の半導体記憶装置を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体記
憶装置は、互いに交差するビット線とワード線の各交差
部にメモリセルが配置され、ビット線の分離によってビ
ット線方向に第1及び第2のバンクに分割されたメモリ
セルアレイと、このメモリセルアレイのビット線方向の
両端部に配置されて、二分されたビット線がそれぞれ接
続される第1及び第2のセンスアンプ回路と、前記メモ
リセルアレイのワード線を選択駆動するロウデコーダ
と、前記第1及び第2のバンクの一方でのデータ書き込
み若しくは消去動作と他方でのデータ読み出し動作とを
並行して行わせる制御回路とを備えたことを特徴とす
る。
【0009】この発明によると、メモリセルアレイの両
端部にセンスアンプ回路を配置して、メモリセルアレイ
のバンク分割はビット線方向にビット線の分離により行
われる。メモリセルアレイのビット線方向のバンク分割
であっても、分割されるバンクの間に両バンクのセンス
アンプ回路を配置する構成とした場合には、バンク容量
の変更のためにはセンスアンプ回路のレイアウト変更を
伴う大きなチップレイアウト変更が必要となる。これに
対してこの発明では、センスアンプ回路はメモリセルア
レイの両サイドに配置されているから、バンク容量の変
更を行う場合にメモリセルアレイやセンスアンプ回路の
レイアウト変更は必要なく、ビット線を構成するAl層
等のパターニング工程のみの変更でよい。即ち配線工程
を残した状態のマスターチップを用意すれば、配線設計
のみで、ユーザーの要求に応じてバンク分割の容量比の
異なる品種を簡単に製造することが可能である。これに
より、デュアルオペレーション型メモリデバイスのTA
Tの短縮が図られる。
【0010】なお、ビット線の分離によるバンク分割に
伴って、ワード線の選択駆動を行うロウデコーダ部の構
成も変更が必要である。これは、メモリセルアレイのワ
ード線方向の一端側に配置されるアドレス信号線を予め
バンク分割の変更に対応できる本数分用意しておけば、
ビット線の分離箇所と対応する箇所でアドレス信号線を
分離することにより、簡単に変更できる。但しこの場
合、上述のようにアドレス信号線として、予め分割され
るバンクの容量の可変範囲を全てカバーできる本数を用
意することの他、分割されたアドレス信号線を同時に駆
動できるようにプリデコーダを用意することも必要であ
る。しかしこれらの配慮をしたとしても、ワード線方向
にバンク分割を行うためにワード線の両側に同じ構成の
ロウデコーダを配置する場合に比べると、レイアウト面
積の増大は抑えられる。
【0011】或いはこの発明において、メモリセルアレ
イのビット線の途中に少なくとも2個の分離用トランジ
スタを挿入し、この分離用トランジスタのオンオフを制
御するための例えばフューズ回路等の不揮発性メモリを
含む分離制御回路を設けて、この分離制御回路のプログ
ラミングによってメモリセルアレイのバンク分割を行う
ようにしてもよい。これによっても、メモリチップが完
成した後に簡単にバンク分割を行うことが可能になり、
TATの短縮が図られる。
【0012】この発明は、EEPROMフラッシュメモ
リの他、DRAM、SRAM等の各種半導体メモリに適
用できる。特に、フラッシュメモリのように書き換えに
高電圧が用いられる電気的書き換え可能な不揮発性メモ
リセルにより構成される場合に、ワード線方向のバンク
分割を行った場合と異なり、非選択状態のバンクのワー
ド線に高電圧が印加されるという半選択状態が生じるこ
とはなく、信頼性向上が図られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を説明する。図1は、この発明の実施の形
態によるEEPROMフラッシュメモリのブロック構成
を示している。メモリセルアレイ1は、図示のようにメ
インビット線MBLの方向にこのメインビット線MBL
の分離によって、二つのバンクBANK1とBANK2
とに分割されている。このメモリセルアレイ1のビット
線方向の両端部に、それぞれバンクBANK1,BAN
K2に対応してセンスアンプ回路2a,2bが配置され
ている。
【0014】バンクBANK1,BANK2の一方でデ
ータ消去・書き込み動作を行っている間、他方でデータ
読み出しを行うために、センスアンプ回路2a,2bは
I/Oマルチプレクサ7により選択的にI/Oバッファ
8に接続されるようになっている。また、アドレスに応
じてバンクBANK1,BANK2を選択的にアクセス
するために、バンクマルチプレクサ3が設けられてい
る。これらのマルチプレクサ3,7は、アドレスバッフ
ァ(図示せず)により取り込まれたアドレスの上位の適
当なビットをバンクデコーダ4でデコードしたバンク制
御信号により制御される。
【0015】またデータ書き込み・消去とデータ読み出
しを指令するコマンドは、コマンドデコーダ5によりデ
コードされ、そのデコード出力がリード/ライト制御回
路6に送られる。この制御回路6により、各バンクBA
NK1,BANK2のデータ消去・書き込みとデータ読
み出しを並行的に行う制御がなされる。
【0016】メモリセルアレイ1はより具体的には例え
ば、図2に示すように、ロウデコーダ回路22を挟んで
二つのセルアレイ11,12に分割され、それぞれに独
立にロウデコーダ回路22により選択駆動されるワード
線WLとこれと直交するメインビット線MBLが配設さ
れる。メインビット線MBLは、図1では省略したカラ
ムゲート21a(21a1,21a2),21b(21
b1,21b2)を介してセンスアンプ回路2a(2a
1,2a2),2b(2b1,2b2)に接続される。
ロウデコーダ回路22は、後に詳細を説明するが、バン
クBANK1,BANK2に対応してメインビット線M
BLの分離と同じ箇所で分離されたアドレス信号線を有
する。これらの二分されたアドレス信号線を別々に駆動
するために、ロウデコーダ回路22の両端部にプリデコ
ーダ23a,23bが配置されている。
【0017】図3は、メモリセルアレイ1のより具体的
な構成を示している。メモリセルMCは例えば、浮遊ゲ
ートと制御ゲートが積層されたMOSトランジスタ構造
を有する。メモリセルMCは複数個ずつ(例えば8個ず
つ)ローカルビット線LBLに並列接続されて、横方向
に並ぶメモリセルMCのゲートは共通にワード線WLに
接続される。ローカルビット線LBLはそれぞれ選択ト
ランジスタSTを介してメインビット線MBLに接続さ
れる。この様にしてメモリセルMCは、メインビット線
方向に複数ブロックB0,B1,…に分けられて配置さ
れる。各ブロックB0,B1,…毎にメモリセルMCの
ソースは共通にソース線SLに接続され、各ブロックB
0,B1,…が一括消去の単位となる。
【0018】各ブロックの共通ソース線SLには、図7
に示すように、ソース線制御回路71が設けられる。ソ
ース線制御回路71のNMOSトランジスタQN3は、
データ消去時、消去制御信号ERASEによりオンして
昇圧電圧Vppをソース線SLに与える。NMOSトラ
ンジスタQN4は、データ読み出し時又は書き込み時に
制御信号READ又はWRITEによりオンして、ソー
ス線SLを接地電位に設定する。
【0019】この実施の形態のフラッシュメモリでのデ
ータ書き込み、読み出し等の動作を説明すれば、次のよ
うになる。データ書き込みモードでは、選択されたワー
ド線WLに昇圧された書き込み電圧が印加され、ローカ
ルビット線LBLにはデータに応じて高電圧又は低電圧
が印加される。これにより選択されたメモリセルMCに
おいてチャネル電流が流れ、浮遊ゲートにホットエレク
トロン注入がなされて、高しきい値状態になる。通常は
このデータ書き込みモードに先だって、ブロック毎の一
括データ消去がなされる。この一括消去時は、選択ブロ
ックの全ワード線を低レベル(例えば接地)とし、メモ
リセルの共通ソース線SLに昇圧電圧が印加される。こ
れにより、メモリセルの浮遊ゲートの電子がソースに放
出される。データ読み出しモードでは、選択ワード線に
読み出し電圧を印加して、メモリセルのオン/オフが検
出される。
【0020】この実施の形態の場合、ローカルヒット線
LBLは第1層Al膜により形成され、メインビット線
MBLは第2層Al膜により形成される。そして、メイ
ンビット線MBLをパターン形成する第2層Al膜のマ
スク工程で、二つに分割されるバンクBABK1,BA
NK2の容量が決定されることになる。
【0021】図4は、この実施の形態によるメインビッ
ト線MBLの分離によるバンク分割の3つのタイプA〜
Cを、メモリセルアレイ1が16Mビットの場合につい
て示している。メモリセルアレイ1は例えば、1ブロッ
クが64KバイトであるブロックB0〜B30と、1ブ
ロックが8KバイトであるブロックB31〜B38によ
り構成されているものとする。タイプAでは、ブロック
B31〜B38からなる8Kバイト×8の容量のバンク
BANK1と、ブロックB0〜B30からなる64Kバ
イト×31の容量のバンクBANK2に分けられてい
る。このときメインビット線MBLは、ブロックB31
とB30の境界で分離される。タイプBでは、ブロック
B31〜B38からなる8Kバイト×8と、ブロックB
29及びB30からなる64Kバイト×2の容量のバン
クBANK1と、ブロックB0〜B28からなる64K
バイト×29の容量のバンクBANK2に分けられてい
る。このときメインビット線MBLは、ブロックB29
とB28の境界で分離される。タイプCでは、ブロック
B31〜B38からなる8Kバイト×8と、ブロックB
16〜B30からなる64Kバイト×15の容量のバン
クBANK1と、ブロックB0〜B15からなる64K
バイト×16の容量のバンクBANK2に分けられてい
る。このときメインビット線MBLは、ブロックB15
とB16の境界で分離される。
【0022】図5は、この実施の形態でのロウデコーダ
回路22の具体的構成を示している。ロウデコーダ回路
22は図示のように、アドレス信号線221と、これら
のアドレス信号線221のデータの一致検出を行うため
のワード線WL毎に設けられたNANDゲート222
と、各NANDゲート222の出力に応じてワード線W
Lを駆動するワード線ドライバ223を有する。
【0023】図示のように、アドレス信号線221は、
メインビット線MBLと同じ箇所で分離されて、その上
側信号線221aがバンクBANK1内の選択に用いら
れ、下側信号線221bがバンクBANK2内の選択に
用いられる。信号線221a,221bとして必要な本
数は、バンクBANK1,BANK2の容量に応じて異
なる。しかしこの実施の形態では、信号線221a,2
21bとして、バンクBANK1,BANK2の容量の
予め予定された可変範囲をカバーできる同じ本数を第1
層Al配線として用意しておく。この第1層Al配線の
マスク工程で、アドレス信号線221の分離箇所を決定
される。そして、第2層Al配線のマスク工程で、NA
NDゲート222とアドレス信号線222の間の接続関
係が決定される。
【0024】図6は、一つのワード線WLに着目して、
ワード線ドライバ223の要部構成を示している。PM
OSトランジスタQP2とNMOSトランジスタQN2
のインバータ構成によるドライブ段61と、NANDゲ
ート222の出力をこのドライブ段61に転送するため
の転送用NMOSトランジスタQN1、及びドライブ段
の入力端子を出力により帰還制御する帰還用PMOSト
ランジスタQP1を有する。PMOSトランジスタQP
1及びQP2のソースには、書き込み時であれば、図示
しない昇圧回路から発生される昇圧電圧Vppが与えら
れる。
【0025】NANDゲート222の出力は選択時に
“L”になり、これが転送用NMOSトランジスタQN
1を介してドライブ段61に入力される。これにより、
選択されたワード線についてPMOSトランジスタQP
2がオン、NMOSトランジスタQN2がオフとなり、
書き込みの場合、昇圧電圧Vppがワード線WLに与え
られる。PMOSトランジスタQP1は、ワード線WL
を“L”に保持する際にドライブ段61をオフに保ち、
またワード線電位の帰還によりドライブ段61の出力遷
移を加速する働きをする。即ち、ワード線WLが立ち上
がるときは、あるレベルまで上昇するとPMOSトラン
ジスタQP1がオフになる。ワード線WLが立ち下がる
ときは、あるレベルでPMOSトランジスタQP1がオ
ンになって、ドライブ段61の入力に昇圧電圧Vppが
与えられ、PMOSトランジスタQP2が十分にオフ、
NMOSトランジスタQN2が十分にオンとなる。
【0026】以上のようにこの実施の形態によると、バ
ンクBANK1,BANK2の分割は、メインビット線
MBLの分離と、その分離箇所と対応する箇所でのアド
レス信号線221の分離により行われる。従って、バン
クBANK1,BANK2の容量変更は、Al配線のマ
スク工程の変更のみで可能になる。
【0027】図8は、この発明の別の実施の形態による
EEPROMフラッシュメモリの要部構成を示してい
る。メモリセルアレイ1の基本的な構成は先の実施の形
態と同様である。この実施の形態では、メモリセルアレ
イ1を二つのバンクに分けるために、各メインビット線
MBLの途中に、ビット線分離のために少なくとも二つ
の分離用NMOSトランジスタTGが挿入される。具体
的に図の例では、メモリセルアレイ1が4ブロックB0
〜B3からなり、各ブロックの境界でメインビット線M
BLを分離するために、メインビット線MBL毎に3個
ずつの分離用NMOSトランジスタTG1〜TG3が挿
入されている。
【0028】この実施の形態の場合、例えば、分離用ト
ランジスタTG1をオフ、残りの分離用トランジスタT
G2及びTG3をオンにすると、ブロックB0が一つの
バンクBANK1となり、残りのブロックB1〜B3の
範囲がもう一つのバンクBANK2となる。また、分離
用トランジスタTG2をオフ、残りの分離用トランジス
タTG1及びTG3をオンにすると、ブロックB0及び
B1が一つのバンクBANK1となり、残りのブロック
B2及びB3がもう一つのバンクBANK2となる。分
離用トランジスタTG3をオフ、残りの分離用トランジ
スタTG1及びTG2をオンにすると、ブロックB0〜
B2が一つのバンクBANK1となり、残りのブロック
B3がもう一つのバンクBANK2となる。
【0029】以上の分離用トランジスタTG1〜TG3
のオン/オフ制御は、メモリチップ内に不揮発性メモリ
回路として形成されたフューズ回路81により行われ
る。具体的には、メモリチップの全製造工程が終了した
後にフューズ回路81がプログラミングされ、これによ
りメモリチップのデュアルオペレーションのための二つ
のバンク容量が固定的に設定される。
【0030】図9は、フューズ回路81の構成を示して
いる。フューズ回路81は、電流源PMOSトランジス
タQP3とフューズFSとの直列接続回路と、その出力
を保持するためのインバータI1,I2を交差接続した
ラッチ回路91を有する。ラッチ回路91の出力は、イ
ンバータI3を介し、転送ゲートトランジスタQN5を
介し、更にインバータ構成のドライブ段92を介して分
離用トランジスタTGのゲートに与えられる。ドライブ
段92には、書き込み時、メインビット線MBLに与え
られる中間電圧Vm(>Vcc)をオンしている分離用
トランジスタTGで電圧降下なしに転送させるに必要な
電圧Vm+αが、図示しない昇圧回路から与えられる。
ドライブ段92の入力端子には、出力端子が“L”のと
きにオンして入力端子に電圧Vm+αを与えるためのP
MOSトランジスタQP3が設けられている。
【0031】即ち、フューズFSをブローすると、電源
投入によりラッチ回路91は“L”出力状態を保持し、
これにより対応する分離用トランジスタTGはオフ制御
される。フューズFSをブローしなければ、ラッチ回路
91は“H”出力状態を保持し、これにより対応する分
離トランジスタTGはオン制御される。
【0032】従ってこの実施の形態の場合、先の実施の
形態と異なり、バンク容量変更のためにメインビット線
MBLの分離するに当たり、メインビット線形成時のマ
スク変更を必要としない。但し先の実施の形態と同様
に、ロウデコーダ回路部の配線レイアウト変更は必要で
ある。
【0033】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、ビ
ット線の分離を利用したバンク分割によるデュアルオペ
レーション型であって、バンク容量の変更が容易にでき
るセミカスタム方式の半導体記憶装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態によるフラッシュメモリ
のブロック構成を示す図である。
【図2】同実施の形態のメモリセルアレイ周辺部の具体
構成を示す図である。
【図3】同実施の形態のメモリセルアレイの具体構成を
示す図である。
【図4】同実施の形態によるメモリセルアレイのバンク
分割の例を示す図である。
【図5】同実施の形態のロウデコーダ部の具体構成を示
す図である。
【図6】同実施の形態のワード線ドライバ部の具体構成
を示す図である。
【図7】同実施の形態のソース線制御回路の構成を示す
図である。
【図8】この発明の他の実施の形態によるフラッシュメ
モリの要部構成を示す図である。
【図9】同実施の形態におけるフューズ回路の構成を示
す図である。
【符号の説明】
1…メモリセルアレイ、MBL…メインビット線、BA
NK1,BANK2…バンク、2a,2b…センスアン
プ回路、3,7…マルチプレクサ、4…アドレスバッフ
ァ、5…コマンドデコーダ、6…リード/ライト制御回
路、8…I/Oバッファ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに交差するビット線とワード線の各
    交差部にメモリセルが配置され、ビット線の分離によっ
    てビット線方向に第1及び第2のバンクに分割されたメ
    モリセルアレイと、 このメモリセルアレイのビット線方向の両端部に配置さ
    れて、二分されたビット線がそれぞれ接続される第1及
    び第2のセンスアンプ回路と、 前記メモリセルアレイのワード線を選択駆動するロウデ
    コーダと、 前記第1及び第2のバンクの一方でのデータ書き込み若
    しくは消去動作と他方でのデータ読み出し動作とを並行
    して行わせる制御回路とを備えたことを特徴とする半導
    体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のバンクは、前記ビッ
    ト線のパターニング工程でそれぞれの容量が決定される
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリセルアレイのビット線の途中
    にビット線を分離するための少なくとも2個の分離用ト
    ランジスタが挿入され、更にこの分離用トランジスタの
    オンオフを制御するための分離制御回路が設けられて、
    前記分離制御回路のプログラミングによって前記メモリ
    セルアレイの第1及び第2のバンクの容量が固定的に設
    定されることを特徴とする請求項1記載半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 前記メモリセルアレイは電気的書き換え
    可能な不揮発性メモリセルを配置して構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記ロウデコーダは、前記メモリセルア
    レイのワード線の一端側にビット線と並行して配設され
    る複数本のアドレス信号線を有し、これらのアドレス信
    号線はそのパターニング工程で前記第1及び第2のバン
    クに対応して分離されることを特徴とする請求項1記載
    の半導体記憶装置。
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