JP2005329931A - 車載機器制御装置及び車載機器制御システム - Google Patents

車載機器制御装置及び車載機器制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】 車載機器の起動・停止を適切に制御し、車載バッテリの電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避する。
【解決手段】 車載機器制御装置1は、エアコン13が起動中にあるときには、停止条件が成立する以前であっても、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能である旨を検出すると、または、携帯電話機15が停止コマンドを車載無線機3へ送信不可能である旨を検出すると、起動中にあるエアコン13を強制的に停止させる。これ以降にエアコン13が動作を継続して車載バッテリ14の電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車載バッテリから供給される電力を動作電力として起動する例えば車両用エアコンなどの車載機器の起動・停止を制御する車載機器制御装置及び前記車載機器制御装置とセンター装置とを備えて構築される車載機器制御システムに関する。
従来より、遠隔制御装置から起動コマンド・停止コマンドを受信することにより、家庭に設置されている家庭用電子機器の起動・停止(例えばビデオデッキによるテレビ番組の予約録画)が遠隔操作で制御されるものがある(例えば特許文献1,2参照)。
特開2000−59867号公報 特開2002−78047号公報
ところで、このように家庭用電子機器の起動・停止が遠隔操作で制御されるものでは、家庭用電子機器が通常は商用電源(商用コンセント)から供給される電力を動作電力として起動する構成であることから、家庭用電子機器の消費電力が他に影響を及ぼすことは皆無である。
一方、駐車している車両において、例えば予めユーザが乗車する時点での車室内の温度を適温としておくために、ユーザにより予め設定された起動設定時刻に到達すると、エアコンを自動的に起動させるものが考えられる。さて、このようにエアコンを自動的に起動させるものでは、ユーザが乗車するとき(ユーザが車両に戻ったとき)にエアコンが停止されると考えられる。ところが、ユーザが乗車するまでの時間が長くなったり、車室内の温度と設定温度との差が大きくて多大な負荷がかかったりすると、エアコンの消費電力が大きくなり、そうなると、エアコンが車載バッテリから供給される有限の電力を動作電力として起動する構成であることから、車載バッテリの電池残量が枯渇してしまう(バッテリがあがってしまう)虞がある。
そこで、このような事態を救済する対策として、車載無線機が遠隔制御装置から停止コマンドを受信したことを条件として、エアコンを強制的に停止させる構成が考えられる。このように構成すれば、ユーザが乗車しなくとも(ユーザが車両に戻らなくとも)、車載無線機が遠隔制御装置から停止コマンドを受信することにより、エアコンを強制的に停止させることができ、車載バッテリの電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避することができる。
しかしながら、上記した構成は、車載無線機が遠隔制御装置から停止コマンドを受信可能であること及び遠隔制御装置が停止コマンドを車載無線機へ送信可能であることを前提とするものであり、車載無線機が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能であったり、または、遠隔制御装置が停止コマンドを車載無線機へ送信不可能であったりすると、エアコンを強制的に停止させることが困難となる。その結果、車載バッテリの電池残量が枯渇してしまい、エンジンを始動させることができなかったり盗難通報信号をセンターへ通知させることができなかったりするなど、ユーザにとって不都合な事態が発生するという問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能な場合、または、遠隔制御装置が停止コマンドを無線通信手段へ送信不可能な場合であっても、例えば車両用エアコンなどの車載機器の起動・停止を適切に制御することができ、車載バッテリの電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避することができ、ユーザにとって不都合な事態が発生することを未然に回避することができる車載機器制御装置及び車載機器制御システムを提供することにある。
請求項1に記載した車載機器制御装置によれば、制御手段は、車載機器が起動中にあるときには、停止条件が成立する以前であっても、無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能である旨を検出すると、または、遠隔制御装置が停止コマンドを無線通信手段へ送信不可能である旨を検出すると、起動中にある車載機器を停止させる。
これにより、車載機器が起動中にあるときには、停止条件が成立する以前であっても、無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能であると、または、遠隔制御装置が停止コマンドを無線通信手段へ送信不可能であると、起動中にある車載機器を強制的に停止させることになるので、これ以降に車載機器が動作を継続して車載バッテリの電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避することができ、ユーザにとって不都合な事態が発生することを未然に回避することができる。
請求項2に記載した車載機器制御装置によれば、制御手段は、起動条件が成立した以後であっても、無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能である旨を検出すると、または、遠隔制御装置が停止コマンドを無線通信手段へ送信不可能である旨を検出すると、車載機器の起動を禁止させる。
これにより、起動条件が成立した以後であっても、無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能であると、または、遠隔制御装置が停止コマンドを無線通信手段へ送信不可能であると、車載機器の起動を強制的に禁止させる(車載機器を起動させない)ことになるので、これ以降に車載機器が起動して車載バッテリの電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避することができ、ユーザにとって不都合な事態が発生することを未然に回避することができる。
請求項3に記載した車載機器制御装置によれば、制御手段は、無線通信手段における受信電界強度レベルが所定レベル未満となった単位時間あたりの回数が所定回数に到達した旨を検出することにより、無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能である旨を検出する。これにより、車載機器制御装置において例えば電波環境が瞬間的に変化して受信電界強度レベルが瞬間的に所定レベル未満となったとしても、その状態を受信不可能として検出してしまうことを回避することができ、無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能であるか否かを精度良く判断することができ、誤判断の発生を抑えることができる。
請求項4に記載した車載機器制御装置によれば、制御手段は、無線通信手段における受信電界強度レベルが所定レベル未満となった時間が所定時間連続した旨を検出することにより、無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能である旨を検出する。これにより、上記した請求項3に記載したものと同様にして、車載機器制御装置において例えば電波環境が瞬間的に変化して受信電界強度レベルが瞬間的に所定レベル未満となったとしても、その状態を受信不可能として検出してしまうことを回避することができ、無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能であるか否かを精度良く判断することができ、誤判断の発生を抑えることができる。
請求項5に記載した車載機器制御装置によれば、制御手段は、無線通信手段が故障している旨を検出することにより、無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能である旨を検出する。これにより、無線通信手段が故障しているか否かを判断することにより、無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能であるか否かを判断することができる。
請求項6に記載した車載機器制御装置によれば、制御手段は、遠隔制御装置における受信電界強度レベルが所定レベル未満となった単位時間あたりの回数が所定回数に到達した旨を検出することにより、遠隔制御装置が停止コマンドを無線通信手段へ送信不可能である旨を検出する。これにより、遠隔制御装置において例えば電波環境が瞬間的に変化して受信電界強度レベルが瞬間的に所定レベル未満となったとしても、その状態を送信不可能として検出してしまうことを回避することができ、遠隔制御装置が停止コマンドを無線通信手段へ送信不可能であるか否かを精度良く判断することができ、誤判断の発生を抑えることができる。
請求項7に記載した車載機器制御装置によれば、制御手段は、遠隔制御装置における受信電界強度レベルが所定レベル未満となった時間が所定時間連続した旨を検出することにより、遠隔制御装置が停止コマンドを無線通信手段へ送信不可能である旨を検出する。これにより、上記した請求項6に記載したものと同様にして、遠隔制御装置において例えば電波環境が瞬間的に変化して受信電界強度レベルが瞬間的に所定レベル未満となったとしても、その状態を送信不可能として検出してしまうことを回避することができ、遠隔制御装置が停止コマンドを無線通信手段へ送信不可能であるか否かを精度良く判断することができ、誤判断の発生を抑えることができる。
請求項8に記載した車載機器制御装置によれば、電池残量推定手段は、車載バッテリの電池残量を推定し、消費電力推定手段は、起動中にある車載機器が停止条件の成立により停止すると仮定した場合の消費電力を推定する。そして、制御手段は、車載機器が起動中にあるときには、停止条件が成立する以前であっても、電池残量推定手段により推定された電池残量と消費電力推定手段により推定された消費電力との差が所定値以上でない旨を検出すると、起動中にある車載機器を停止させる。
これにより、車載機器が起動中にあるときには、停止条件が成立する以前であっても、車載バッテリの電池残量と、起動中にある車載機器が停止条件の成立により停止すると仮定した場合の消費電力との差が所定値以上でないと、この場合も、起動中にある車載機器を強制的に停止させることになるので、上記した請求項1に記載したものと同様にして、これ以降に車載機器が動作を継続して車載バッテリの電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避することができ、ユーザにとって不都合な事態が発生することを未然に回避することができる。尚、ここでいう所定値は、ユーザや車両メーカの整備担当者などにより任意に設定される値であり、ユーザが所望とする最低限の起動を行える値であれば良く、例えば1回分のエンジンを始動させるのに必要な電池容量や1回分の盗難通報信号を盗難通報センターへ通知させるのに必要な電池容量などであれば良い。
請求項9に記載した車載機器制御装置によれば、制御手段は、起動中にある車載機器を停止させた以後に、起動中にある車載機器を停止させた旨を表す停止通知信号を無線通信手段から無線通信網を通じて遠隔制御装置へ送信させる。これにより、起動中にある車載機器を車載バッテリの電池残量と消費電力との差が所定値以上でない旨を原因として強制的に停止させた旨を遠隔制御装置へ通知することができる。
請求項10に記載した車載機器制御装置によれば、電池残量推定手段は、車載バッテリの電池残量を推定し、消費電力推定手段は、車載機器が起動条件の成立により起動してから停止条件の成立により停止すると仮定した場合の消費電力を推定し、そして、制御手段は、起動条件が成立した以後であっても、電池残量推定手段により推定された電池残量と消費電力推定手段により推定された消費電力との差が所定値以上でない旨を検出すると、車載機器の起動を禁止させる。
これにより、起動条件が成立した以後であっても、車載バッテリの電池残量と、車載機器が起動条件の成立により起動してから停止条件の成立により停止すると仮定した場合の消費電力との差が所定値以上でないと、この場合も、車載機器の起動を強制的に禁止させる(車載機器を起動させない)ことになるので、上記した請求項2に記載したものと同様にして、これ以降に車載機器が起動して車載バッテリの電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避することができ、ユーザにとって不都合な事態が発生することを未然に回避することができる。尚、ここでいう所定値も、ユーザや車両メーカの整備担当者などにより任意に設定される値であり、ユーザが所望とする最低限の起動を行える値であれば良く、例えば1回分のエンジンを始動させるのに必要な電池容量や1回分の盗難通報信号を盗難通報センターへ通知させるのに必要な電池容量などであれば良い。
請求項11に記載した車載機器制御装置によれば、制御手段は、車載機器の起動を禁止させた以後に、車載機器の起動を禁止させた旨を表す起動禁止通知信号を無線通信手段から無線通信網を通じて遠隔制御装置へ送信させる。これにより、車載機器の起動を車載バッテリの電池残量と消費電力との差が所定値以上でない旨を原因として強制的に禁止させた旨を遠隔制御装置へ通知することができる。
請求項12に記載した発明によれば、制御手段は、起動条件が成立した以後に、電池残量推定手段により推定された電池残量と消費電力推定手段により推定された消費電力との差が所定値以上である旨を検出すると、車載機器を起動させる。これにより、起動条件が成立した以後に、車載機器の電池残量と、車載機器が起動条件の成立により起動してから停止条件の成立により停止すると仮定した場合の消費電力との差が所定値以上であると、車載機器を正常に起動させることができる。
請求項13に記載した車載機器制御装置によれば、制御手段は、起動条件が成立した以後であっても、車両の現在位置と地図データとを比較して車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置しているか否かを判定し、車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置している旨を検出すると、車載機器の起動を禁止させる。これにより、車両が予め地図データに登録されている電波環境の劣悪なエリア内に位置していると、この場合も、車載機器の起動を強制的に禁止させる(車載機器を起動させない)ことになるので、上記した請求項2に記載したものと同様にして、これ以降に車載機器が起動して車載バッテリの電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避することができ、ユーザにとって不都合な事態が発生することを未然に回避することができる。
請求項14に記載した車載機器制御装置によれば、制御手段は、ナビゲーション装置から転送された車両の現在位置とナビゲーション装置で用いられる地図データとを比較して車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置しているか否かを判定する。これにより、ナビゲーション装置で用いられる地図データを利用して車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置しているか否かを判断することができ、ナビゲーション装置で用いられる地図データを有効に活用することができる。
請求項15に記載した車載機器制御装置によれば、制御手段は、ナビゲーション装置から転送された車両の現在位置と地図データ配信装置から無線通信網を通じて配信された地図データとを比較して車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置しているか否かを判定する。これにより、ナビゲーション装置が地図データを保持していなくとも、地図データ配信装置から地図データが無線通信網を通じて配信されることにより、地図データ配信装置から無線通信網を通じて配信された地図データを利用して車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置しているか否かを判断することができる。
請求項16に記載した車載機器制御装置によれば、制御手段は、起動中にある車載機器を無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能である旨を検出したことに応じて停止させた以後に、無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能な状態から受信可能な状態へ復帰した旨を検出すると、停止中にある車載機器を再起動させる。これにより、無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能な状態から受信可能な状態へ復帰すると、車載機器を停止前の状態へ復帰させることができる。
請求項17に記載した車載機器制御装置によれば、制御手段は、起動中にある車載機器を遠隔制御装置が停止コマンドを無線通信手段へ送信不可能である旨を検出したことに応じて停止させた以後に、遠隔制御装置が停止コマンドを無線通信手段へ送信不可能な状態から送信可能な状態へ復帰した旨を検出すると、停止中にある車載機器を再起動させる。これにより、遠隔制御装置が停止コマンドを無線通信手段へ送信不可能な状態から送信可能な状態へ復帰すると、上記した請求項15に記載したものと同様にして、車載機器を停止前の状態へ復帰させることができる。
請求項18に記載した車載機器制御装置によれば、所定条件が成立したことを条件として停止中にある車載機器を再起動させる。これにより、例えばユーザが車載機器の再起動を許可した場合に限って、車載機器を停止前の状態へ復帰させることができる。
請求項19に記載した車載機器制御装置によれば、制御手段は、停止中にある車載機器を再起動させた以後に、停止中にある車載機器を再起動させた旨を表す再起動通知信号を無線通信手段から無線通信網を通じて遠隔制御装置へ送信させる。これにより、停止中にある車載機器を再起動させた旨を遠隔制御装置へ通知することができる。
請求項20に記載した車載機器制御装置によれば、制御手段は、起動前にある車載機器を無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能である旨を検出したことに応じて起動を禁止させた以後に、無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能な状態から受信可能な状態へ復帰した旨を検出すると、起動前にある車載機器の起動禁止を解除させる。これにより、無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能な状態から受信可能な状態へ復帰すると、起動条件が成立したときに車載機器を起動させることができる。
請求項21に記載した車載機器制御装置によれば、制御手段は、起動前にある車載機器を遠隔制御装置が停止コマンドを無線通信手段へ送信不可能である旨を検出したことに応じて起動を禁止させた以後に、遠隔制御装置が停止コマンドを無線通信手段へ送信不可能な状態から送信可能な状態へ復帰した旨を検出すると、起動前にある車載機器の起動禁止を解除させる。無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能な状態から受信可能な状態へ復帰すると、上記した請求項20に記載したものと同様にして、起動条件が成立したときに車載機器を起動させることができる。
請求項22に記載した車載機器制御装置によれば、制御手段は、所定条件が成立したことを条件として起動前にある車載機器の起動禁止を解除させる。これにより、例えばユーザが車載機器の起動禁止の解除を許可した場合に限って、起動条件が成立したときに車載機器を起動させることができる。
請求項23に記載した車載機器制御装置によれば、制御手段は、起動前にある車載機器の起動禁止を解除させた以後に、起動前にある車載機器の起動禁止を解除させた旨を表す起動禁止解除通知信号を無線通信手段から無線通信網を通じて遠隔制御装置へ送信させる。これにより、起動前にある車載機器の起動禁止を解除させた旨を遠隔制御装置へ通知することができる。
請求項24に記載した車載機器制御システムによれば、センター装置は、車載機器が起動中にあるときに遠隔制御装置が停止コマンドを車載機器制御装置へ送信不可能である旨を検出すると、強制停止コマンドを車載機器制御装置へ送信し、車載機器制御装置は、センター装置から強制停止コマンドが受信された旨を検出すると、起動中にある車載機器を停止させる。
これにより、車載機器制御装置では、車載機器が起動中にあるときには、停止条件が成立する以前であっても、センター装置から強制停止コマンドを受信すると、起動中にある車載機器を強制的に停止させることになるので、上記した請求項1に記載したものと同様にして、これ以降に車載機器が動作を継続して車載バッテリの電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避することができ、ユーザにとって不都合な事態が発生することを未然に回避することができる。
請求項25に記載した車載機器制御システムによれば、センター装置は、車載機器が起動前にあるときに遠隔制御装置が停止コマンドを車載機器制御装置へ送信不可能である旨を検出すると、強制起動禁止コマンドを車載機器制御装置へ送信し、車載機器制御装置は、起動条件が成立した以後であっても、センター装置から強制起動禁止コマンドが受信された旨を検出すると、車載機器の起動を禁止させる。
これにより、車載機器制御装置では、起動条件が成立する以前であっても、センター装置から強制起動禁止コマンドを受信すると、車載機器の起動を強制的に禁止させることになるので、上記した請求項2に記載したものと同様にして、これ以降に車載機器が起動して車載バッテリの電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避することができ、ユーザにとって不都合な事態が発生することを未然に回避することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を、車載機器として車両用エアコン(以下、エアコンと称する)の起動・停止を制御する車載機器制御装置に適用した第1の実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。まず、図1は、車載機器制御装置の構成を機能ブロック図として示している。車載機器制御装置1は、車両に搭載されており、制御部2(本発明でいう制御手段)、車載無線機3(本発明でいう無線通信手段)、圏内/圏外判定部4、タイマー部5、消費電力推定部6(本発明でいう消費電力推定手段)、消費電力記憶部7、エアコンECU8及び電池残量推定部9(本発明でいう電池残量推定手段)を備えて構成されている。
制御部2は、CPU、RAM、ROM、I/Oバスなどを備えて構成され、制御プログラムを実行して車載機器制御装置1の動作全般を制御する。車載無線機3は、携帯電話機15(本発明でいう遠隔制御装置)との間で携帯電話網(センター装置16をも含む)を通じて無線通信を行い、本実施形態では、携帯電話機15から起動コマンドや停止コマンドを携帯電話網を通じて受信する。圏内/圏外判定部4は、携帯電話システムの基地局から車載無線機3に受信された受信電波の受信電界強度レベルに基づいて車載機器制御装置1(車両)が通信圏内または通信圏外に位置しているかを判定する。タイマー部5は、計時機能を有して構成されている。
消費電力推定部6は、例えば車室外に取付けられている外気温センサ10から出力された車室外の温度を表す外気温信号、車室内に取付けられている内気温センサ11から出力された車室内の温度を表す内気温信号及び車室内に取付けられている湿度センサ12から出力された車室内の湿度を表す湿度信号に基づいて、エアコン13が起動していない場合であれば、エアコン13が起動条件の成立により起動してから停止条件の成立により停止すると仮定した場合の消費電力を推定し、一方、エアコン13が起動している場合であれば、起動中にあるエアコン13が停止条件の成立により停止すると仮定した場合の消費電力を推定し、その推定された消費電力を制御部2へ出力する。そして、制御部2は、消費電力推定部6から消費電力が入力されると、その入力された消費電力を消費電力記憶部7に記憶させる。
エアコンECU8は、制御部2から起動信号が入力されると、エアコン13を起動させ、一方、制御部2から停止信号が入力されると、起動中にあるエアコン13を停止させる。電池残量推定部9は、車両に搭載されている車載バッテリ14のプラス端子14aとマイナス端子14bとに接続されており、車載バッテリ14の電池残量を推定し、その推定された電池残量を制御部2へ出力する。尚、上記した構成において、車載機器制御装置1は、その一部がカーナビゲーション装置により構成されていても良い。また、車載無線機3は、車載機器制御装置1とは別体に構成されていても良い。
ここで、制御部2は、エアコン13を起動させるための起動条件として、ユーザにより予め設定された起動設定時刻に到達したこと、例えばユーザの操作に応じて携帯電話機15から送信された起動コマンドが携帯電話網を通じて車載無線機3に受信されたことのいずれかを設定可能となっており、これらの起動条件が成立した旨を検出すると、上記したように起動信号をエアコンECU8へ出力することにより、エアコン13を起動させるようになっている。
また、制御部2は、起動中にあるエアコン13を停止させるための停止条件として、ユーザにより予め設定された停止設定時刻に到達したこと、例えばユーザの操作に応じて携帯電話機15から送信された停止コマンドが携帯電話網を通じて車載無線機3に受信されたことのいずれかを設定可能となっており、これらの停止条件が成立した旨を検出すると、上記したように停止信号をエアコンECU8へ出力することにより、起動中にあるエアコン13を停止させるようになっている。尚、この場合、ユーザは、車室内であれば、例えばカーナビゲーション装置の操作パネルを操作することにより、また、車室外であれば、例えば携帯電話機15のキーを操作することにより、起動設定時刻や停止設定時刻を設定することが可能になっている。
次に、上記した構成の作用について、図2を参照して説明する。ここで、図2は、制御部2が行う処理をフローチャートとして示している。尚、ここでは、予めユーザが起動設定時刻、停止設定時刻及び設定温度を設定しており、制御部2が起動設定時刻に到達したことを起動条件として設定していると共に停止設定時刻に到達したことを停止条件として設定している場合を前提として説明する。
制御部2は、車載機器制御装置1が起動している状態では、エアコン13の起動条件が成立したか否かを監視している(ステップS1)。ここで、制御部2は、ユーザにより予め設定された起動設定時刻に到達して起動条件が成立した旨を検出すると(ステップS1にて「YES」)、車載無線機3(自装置)が携帯電話機15から停止コマンドを受信可能であるか否かを判定する(ステップS2)。この場合、制御部2は、車載無線機3における受信電界強度レベルが所定レベル未満となった単位時間あたりの回数が所定回数に到達したか否かを判定したり、または、車載無線機3における受信電界強度レベルが所定レベル未満となった時間が所定時間連続したか否かを判定したりすることにより、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信可能であるか否かを判定する。
そして、制御部2は、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信可能である旨を検出すると(ステップS2にて「YES」)、エアコン13が起動条件の成立により起動してから停止条件の成立により停止すると仮定した場合の消費電力(P1)を消費電力推定部6により推定させる(ステップS3)。この場合、消費電力推定部6は、ユーザにより設定された起動設定時刻や停止設定時刻や設定温度、外気温センサ10から出力された外気温信号、内気温センサ11から出力された内気温信号、湿度センサ12から出力された湿度信号などを総合的に判定することにより、エアコン13が起動条件の成立により起動してから停止条件の成立により停止すると仮定した場合の消費電力(P1)を推定することになる。
次いで、制御部2は、電池残量推定部9により電池残量(P2)を推定させ(ステップS4)、それら推定された電池残量(P2)と消費電力(P1)との差が所定値(P0)以上であるか否かを判定する(ステップS5)。この場合、所定値(P0)とは、ユーザや車両メーカの整備担当者などにより任意に設定される値であり、ユーザが所望とする最低限の起動を行える値であれば良く、例えば1回分のエンジンを始動させるのに必要な電池容量や1回分の盗難通報信号を盗難通報センターへ通知させるのに必要な電池容量などであれば良い。
ここで、制御部2は、電池残量(P2)と消費電力(P1)との差が所定値(P0)以上である旨を検出すると(ステップS5にて「YES」)、起動信号をエアコンECU8へ出力することにより、エアコン13を起動させる(ステップS6)。これに対して、制御部2は、起動条件が成立した以後に、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信可能でない旨(受信不可能である旨)を検出すると(ステップS2にて「NO」)、エアコン13を起動させることなく、一連の処理を終了する。
また、制御部2は、電池残量(P2)と消費電力(P1)との差が所定値(P0)以上でない旨を検出すると(ステップS5にて「NO」)、エアコン13を起動させることなく、この場合は、エアコン13の起動を禁止させた旨を表す起動禁止通知信号を車載無線機3から携帯電話機15へ送信させ(ステップS7)、一連の処理を終了する。
以上に説明した処理により、車載機器制御装置1は、起動条件が成立した以後では、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信可能であり、且つ、電池残量(P2)と消費電力(P1)との差が所定値(P0)以上である場合には、エアコン13を起動させることになり、一方、起動条件が成立した以後であっても、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能である場合、または、電池残量(P2)と消費電力(P1)との差が所定値(P0)以上でない場合には、エアコン13を起動させることはない(エアコン13の起動を強制的に禁止させることになる)。
さて、制御部2は、このような起動条件の下でエアコン13を起動させた以後では、エアコン13の停止条件が成立したか否かを監視すると共に(ステップS8)、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信可能であるか否かを再度判定する(ステップS9)。この場合も、制御部2は、車載無線機3における受信電界強度レベルが所定レベル未満となった単位時間あたりの回数が所定回数に到達したか否かを判定したり、または、車載無線機3における受信電界強度レベルが所定レベル未満となった時間が所定時間連続したか否かを判定したりすることにより、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信可能であるか否かを判定する。
そして、制御部2は、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信可能である旨を検出すると(ステップS9にて「YES」)、起動中にあるエアコン13が停止条件の成立により停止すると仮定した場合の消費電力(P1)を消費電力推定部6により推定させる(ステップS10)。この場合も、消費電力推定部6は、ユーザにより設定された停止設定時刻や設定温度、外気温センサ10から出力された外気温信号、内気温センサ11から出力された内気温信号、湿度センサ12から出力された湿度信号などを総合的に判定することにより、起動中にあるエアコン13が停止条件の成立により停止すると仮定した場合の消費電力(P1)を推定することになる。
次いで、制御部2は、電池残量推定部9により電池残量(P2)を推定させ(ステップS11)、それら推定された電池残量(P2)と消費電力(P1)との差が所定値(P0)以上であるか否かを判定する(ステップS12)。尚、この場合、制御部2がエアコン13を起動させる以前に推定された消費電力(P1)(ステップS3にて推定された消費電力)及び電池残量(P2)(ステップS4にて推定された電池残量)は、エアコン13が起動中でないことから、一定な値であるが、一方、制御部2がエアコン13を起動させた以後に推定された消費電力(P1)(ステップS9にて推定された消費電力)及び電池残量(P2)(ステップS11にて推定された電池残量)は、エアコン13が起動中にあることから、エアコン13の起動状態に応じて逐一変化する値である。
ここで、制御部2は、電池残量(P2)と消費電力(P1)との差が所定値(P0)以上のままで停止条件が成立した旨を検出すると(ステップS8にて「YES」)、停止信号をエアコンECU8へ出力することにより、起動中にあるエアコン13を停止させ(ステップS13)、一連の処理を終了する。
これに対して、制御部2は、停止条件が成立する以前であっても、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信可能でない旨(受信不可能である旨)を検出すると(ステップS9にて「NO」)、この場合も、停止信号をエアコンECU8へ出力することにより、起動中にあるエアコン13を停止させ(ステップS13)、一連の処理を終了する。また、制御部2は、停止条件が成立する以前であっても、電池残量(P2)と消費電力(P1)との差が所定値(P0)以上でない旨を検出すると(ステップS11にて「NO」)、この場合も、停止信号をエアコンECU8へ出力することにより、起動中にあるエアコン13を停止させ(ステップS14)、この場合は、エアコン13を停止させた旨を表す停止通知信号を車載無線機3から携帯電話機15へ送信させ(ステップS15)、一連の処理を終了する。
以上に説明した処理により、車載機器制御装置1は、エアコン13を起動させた以後では、停止条件が成立する以前であっても、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能である場合、または、電池残量(P2)と消費電力(P1)との差が所定値(P0)以上でない場合には、起動中にあるエアコン13を強制的に停止させることになる。
ところで、以上は、車載機器制御装置1が車載機器としてエアコン13の起動・停止を制御する場合を説明したものであるが、車載機器制御装置1が他の車載機器の起動・停止を制御する場合も、これと同様である。また、以上は、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能な場合として、車載無線機3における受信電界強度が所定レベル未満となった単位時間あたりの回数が所定回数に到達したか否かや、車載無線機3における受信電界強度レベルが所定レベル未満となった時間が所定時間連続したか否かを判定する場合を説明したものであるが、車載無線機3が何らかの原因により故障した場合も、これと同様である。
以上に説明したように第1の実施形態によれば、車載機器制御装置1において、エアコン13が起動中にあるときには、停止条件が成立する以前であっても、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能である旨を検出すると、起動中にあるエアコン13を強制的に停止させるように構成したので、これ以降にエアコン13が動作を継続して車載バッテリ14の電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避することができ、ユーザにとって不都合な事態が発生することを未然に回避することができる。
また、車載機器制御装置1において、エアコン13が起動中にあるときには、停止条件が成立する以前であっても、車載バッテリ14の電池残量(P2)と、起動中にあるエアコン13が停止条件の成立により停止すると仮定した場合の消費電力(P1)との差が所定値(P0)以上でない旨を検出すると、この場合も、起動中にあるエアコン13を強制的に停止させるように構成したので、これ以降にエアコン13が動作を継続して車載バッテリの電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避することができ、ユーザにとって不都合な事態が発生することを未然に回避することができる。そして、この場合は、起動中にあるエアコン13を停止させた旨を表す停止通知信号を車載無線機3から携帯電話機15へ送信するように構成したので、起動中にあるエアコン13を車載バッテリ14の電池残量(P2)と消費電力(P1)との差が所定値(P0)以上でない旨を原因として強制的に停止させた旨をユーザへ通知することができる。
また、車載機器制御装置1において、起動条件が成立した以後であっても、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能である旨を検出すると、エアコン13の起動を強制的に禁止させるように構成したので、これ以降にエアコン13が起動して車載バッテリ14の電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避することができ、ユーザにとって不都合な事態が発生することを未然に回避することができる。
また、車載機器制御装置1において、起動条件が成立した以後であっても、車載バッテリ14の電池残量(P2)と、エアコン13が起動条件の成立により起動してから停止条件の成立により停止すると仮定した場合の消費電力(P1)との差が所定値(P0)以上でない旨を検出すると、この場合も、エアコン13の起動を強制的に禁止させるように構成したので、これ以降にエアコン13が起動して車載バッテリ14の電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避することができ、ユーザにとって不都合な事態が発生することを未然に回避することができる。そして、この場合は、エアコン13の起動を禁止させた旨を表す起動禁止通知信号を車載無線機3から携帯電話機15へ送信するように構成したので、エアコン13の起動を車載バッテリ14の電池残量(P2)と消費電力(P1)との差が所定値(P0)以上でない旨を原因として強制的に禁止させた旨をユーザへ通知することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図3を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。
この第2の実施形態では、車載機器制御装置1において、制御部2は、起動条件が成立した旨を検出すると(ステップS1にて「YES」)、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信可能であるか否かを判定し(ステップS2)、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信可能である旨を検出すると(ステップS2にて「YES」)、携帯電話機15が停止コマンドを車載無線機へ送信可能であるか否か判定する(ステップS21)。この場合、制御部2は、例えば携帯電話機15から当該携帯電話機15における受信電界強度レベルを定期的に受信したり、または、携帯電話機15における受信電界強度レベルを携帯電話機15に定期的に問合せたりして、携帯電話機15における受信電界強度レベルが所定レベル未満となった単位時間あたりの回数が所定回数に到達したか否かを判定したり、または、携帯電話機15における受信電界強度レベルが所定レベル未満となった時間が所定時間連続したか否かを判定したりすることにより、携帯電話機15が停止コマンドを車載無線機3へ送信可能であるか否かを判定する。
そして、制御部2は、携帯電話機15が停止コマンドを車載無線機3へ送信可能である旨を検出すると(ステップS21にて「YES」)、上記した第1の実施形態で説明したステップS3以降の処理を行う。
これに対して、制御部2は、携帯電話機15が停止コマンドを車載無線機3へ送信可能でない旨(送信不可能である旨)を検出すると(ステップS21にて「NO」)、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能である場合と同様にして、エアコン13を起動させることなく、一連の処理を終了する。
また、制御部2は、エアコン13を起動させた以後では、エアコン13の停止条件が成立したか否かを監視すると共に(ステップS8)、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信可能であるか否かを判定し(ステップS9)、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信可能である旨を検出すると(ステップS9にて「YES」)、この場合も、携帯電話機15が停止コマンドを車載無線機3へ送信可能であるか否か判定する(ステップS22)。
そして、制御部2は、携帯電話機15が停止コマンドを車載無線機3へ送信可能である旨を検出すると(ステップS22にて「YES」)、上記した第1の実施形態で説明したステップS10以降の処理を行う。
これに対して、制御部2は、携帯電話機15が停止コマンドを車載無線機3へ送信可能でない旨(送信不可能である旨)を検出すると(ステップS22にて「NO」)、この場合も、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能である場合と同様にして、停止信号をエアコンECU8へ出力することにより、起動中にあるエアコン13を停止させ(ステップS13)、一連の処理を終了する。
以上に説明したように第2の実施形態によれば、車載機器制御装置1において、エアコン13が起動中にあるときには、停止条件が成立する以前であっても、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能である旨を検出した場合のみならず、携帯電話機15が停止コマンドを車載無線機3へ送信不可能である旨を検出した場合にも、起動中にあるエアコン13を強制的に停止させるように構成したので、上記した第1の実施形態に記載したものと同様にして、これ以降にエアコン13が動作を継続して車載バッテリ14の電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避することができ、ユーザにとって不都合な事態が発生することを未然に回避することができる。
また、車載機器制御装置1において、起動条件が成立した以後であっても、この場合も、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能である旨を検出した場合のみならず、携帯電話機15が停止コマンドを車載無線機3へ送信不可能である旨を検出した場合にも、エアコン13の起動を強制的に禁止させるように構成したので、上記した第1の実施形態に記載したものと同様にして、これ以降にエアコン13が起動して車載バッテリ14の電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避することができ、ユーザにとって不都合な事態が発生することを未然に回避することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について、図4ないし図6を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。
この第3の実施形態では、センター装置16は、携帯電話機15と通信可能(通信リンクを確立可能)であるか否かを判定し(ステップT1)、携帯電話機15と通信可能でない旨を検出すると(ステップT1にて「NO」)、エアコン13が起動中にあるか否かを判定する(ステップT2)。そして、センター装置16は、エアコン13が起動中でない旨を検出すると(ステップT2にて「NO」)、強制起動禁止コマンドを車載機器制御装置1へ送信する(ステップT3)。
これを受けて、車載機器制御装置1において、制御部2は、起動条件が成立した以後では、センター装置16から強制起動禁止コマンドが車載無線機3に受信されたか否かを判定し(ステップS31)、センター装置16から強制起動禁止コマンドが車載無線機3に受信されていない旨を検出すると(ステップS31にて「NO」)、上記した第1の実施形態で説明したステップS3以降の処理を行う。
これに対して、制御部2は、センター装置16から強制起動禁止コマンドが車載無線機3に受信された旨を検出すると(ステップS31にて「YES」)、この場合も、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能である場合と同様にして、エアコン13を起動させることなく、一連の処理を終了する。
尚、センター装置16は、強制起動禁止コマンドを車載機器制御装置1へ送信した以後では、携帯電話機15と通信不可能な状態から通信可能な状態へ所定時間内に復帰したか否かを判定し(ステップT4,T5)、携帯電話機15と通信不可能な状態から通信可能な状態へ所定時間内に復帰した旨を検出すると(ステップT4にて「YES」)、強制起動禁止した旨を携帯電話機15へ通知する(ステップT6)。これに対して、センター装置16は、携帯電話機15と通信不可能な状態から通信可能な状態へ復帰することなく所定時間が経過した旨を検出すると(ステップT5にて「YES」)、センター装置16に記録されているエアコン13の制御履歴を消去し(ステップT11)、一連の処理を終了する。
また、センター装置16は、携帯電話機15と通信可能でない旨を検出した以後に、エアコン13が起動中にある旨を検出すると(ステップT2にて「YES」)、強制停止コマンドを車載機器制御装置1へ送信する(ステップT7)。
これを受けて、車載機器制御装置1において、制御部2は、エアコン13を起動させた以後では、センター装置16から強制停止コマンドが車載無線機3に受信されたか否かを判定し(ステップS32)、センター装置16から強制停止コマンドが車載無線機3に受信されていない旨を検出すると(ステップS32にて「NO」)、上記した第1の実施形態で説明したステップS10以降の処理を行う。
これに対して、制御部2は、センター装置16から強制停止コマンドが車載無線機3に受信された旨を検出すると(ステップS32にて「YES」)、この場合も、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能である場合と同様にして、停止信号をエアコンECU8へ出力することにより、起動中にあるエアコン13を停止させ(ステップS13)、一連の処理を終了する。
尚、この場合も、センター装置16は、強制停止コマンドを車載機器制御装置1へ送信した以後では、携帯電話機15と通信不可能な状態から通信可能な状態へ所定時間内に復帰したか否かを判定し(ステップT8,T9)、携帯電話機15と通信不可能な状態から通信可能な状態へ所定時間内に復帰した旨を検出すると(ステップT8にて「YES」)、強制停止した旨を携帯電話機15へ通知する(ステップT10)。これに対して、センター装置16は、携帯電話機15と通信不可能な状態から通信可能な状態へ復帰することなく所定時間が経過した旨を検出すると(ステップT9にて「YES」)、センター装置16に記録されているエアコン13の制御履歴を消去し(ステップT11)、一連の処理を終了する。
以上に説明したように第3の実施形態によれば、車載機器制御装置1において、エアコン13が起動中にあるときには、停止条件が成立する以前であっても、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能である旨を検出した場合のみならず、センター装置16から強制停止コマンドが車載無線機3に受信された旨を検出した場合にも、起動中にあるエアコン13を強制的に停止させるように構成したので、上記した請求項1に記載したものと同様にして、これ以降にエアコン13が動作を継続して車載バッテリ14の電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避することができ、ユーザにとって不都合な事態が発生することを未然に回避することができる。
また、車載機器制御装置1において、起動条件が成立した以後であっても、この場合も、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能である旨を検出した場合のみならず、センター装置16から強制起動禁止コマンドが車載無線機3に受信された旨を検出した場合にも、エアコン13の起動を強制的に禁止させるように構成したので、上記した第1の実施形態に記載したものと同様にして、これ以降にエアコン13が起動して車載バッテリ14の電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避することができ、ユーザにとって不都合な事態が発生することを未然に回避することができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について、図7を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。
この第4の実施形態では、車載機器制御装置1において、制御部2は、起動中にあるエアコン13を停止させた以後では(ステップS41)、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信可能であるか否かを再度判定する(ステップS42)。ここで、制御部2は、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信可能である旨を再度検出すると、つまり、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能な状態から受信可能な状態へ復帰した旨を検出すると(ステップS42にて「YES」)、エアコン13が再起動条件の成立により再起動してから停止条件の成立により停止すると仮定した場合の消費電力(P1)を消費電力推定部6により推定させ(ステップS43)、電池残量推定部9により電池残量(P2)を推定させ(ステップS44)、それら推定された電池残量(P2)と消費電力(P1)との差が所定値(P0)以上であるか否かを判定する(ステップS45)。
そして、制御部2は、電池残量(P2)と消費電力(P1)との差が所定値(P0)以上である旨を検出すると(ステップS45にて「YES」)、起動信号をエアコンECU8へ出力することにより、エアコン13を再起動させ(ステップS46)、エアコン13を再起動させた旨を表す再起動通知信号を車載無線機3から携帯電話機15へ送信させ(ステップS47)、上記した第1の実施形態で説明したステップS8以降の処理を行う。
これに対して、制御部2は、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信可能でない旨を検出すると、つまり、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能な状態から受信可能な状態へ復帰しなかった旨を検出すると(ステップS42にて「NO」)、または、電池残量(P2)と消費電力(P1)との差が所定値(P0)以上でない旨を検出すると(ステップS45にて「NO」)、この場合も、エアコン13を再起動させることなく、一連の処理を終了する。
ところで、以上は、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能である旨をエアコン13の停止条件としたことにより、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能な状態から受信可能な状態へ復帰した旨をエアコン13の再起動条件とした場合を説明したものであるが、上記した第2の実施形態で説明したように携帯電話機15が停止コマンドを車載無線機3へ送信不可能である旨をエアコン13の停止条件とした場合であれば、携帯電話機15が停止コマンドを車載無線機3へ送信不可能な状態から送信可能な状態へ復帰した旨をエアコン13の再起動条件としても良い。
以上に説明したように第4の実施形態によれば、車載機器制御装置1において、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能となったことによりエアコン13を停止した以後に、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能な状態から受信可能な状態へ復帰した旨を検出すると、エアコン13を再起動させるように構成したので、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能な状態から受信可能な状態へ復帰することにより、停止中にあるエアコン13を停止前の状態へ復帰させることができる。
また、車載機器制御装置1において、携帯電話機15が停止コマンドを車載無線機3へ送信不可能となったことによりエアコン13を停止した以後に、携帯電話機15が停止コマンドを車載無線機3へ送信不可能な状態から送信可能な状態へ復帰した旨を検出すると、この場合も、エアコン13を再起動させるように構成したので、携帯電話機15が停止コマンドを車載無線機3へ送信不可能な状態から送信可能な状態へ復帰することにより、停止中にあるエアコン13を停止前の状態へ復帰させることができる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について、図8を参照して説明する。尚、上記した第4の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。
この第5の実施形態では、車載機器制御装置1において、制御部2は、電池残量(P2)と消費電力(P1)との差が所定値(P0)以上である旨を検出すると(ステップS45にて「YES」)、再起動問合信号を車載無線機3から携帯電話機15へ送信させ(ステップS51)、携帯電話機15から再起動許可信号が車載無線機3に受信された旨を検出すると(ステップS52にて「YES」)、起動信号をエアコンECU8へ出力することにより、エアコン13を再起動させる(ステップS46)。この場合も、上記した第4の実施形態に記載したものと同様にして、携帯電話機15が停止コマンドを車載無線機3へ送信不可能である旨をエアコン13の停止条件とした場合であれば、携帯電話機15が停止コマンドを車載無線機3へ送信不可能な状態から送信可能な状態へ復帰した旨をエアコン13の再起動条件としても良い。
以上に説明したように第5の実施形態によれば、車載機器制御装置1において、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能となったことによりエアコン13を停止した以後に、車載無線機3が携帯電話機15から停止コマンドを受信不可能な状態から受信可能な状態へ復帰した旨を検出すると、携帯電話機15から再起動許可信号が車載無線機3に受信された場合に限って、エアコン13を再起動させるように構成したので、ユーザがエアコン13の再起動を許可した場合に限って、停止中にあるエアコン13を停止前の状態へ復帰させることができる。
また、車載機器制御装置1において、携帯電話機15が停止コマンドを車載無線機3へ送信不可能となったことによりエアコン13を停止した以後に、携帯電話機15が停止コマンドを車載無線機3へ送信不可能な状態から送信可能な状態へ復帰した旨を検出すると、この場合も、携帯電話機15から再起動許可信号が車載無線機3に受信された場合に限って、エアコン13を再起動させるように構成したので、ユーザがエアコン13の再起動を許可した場合に限って、停止中にあるエアコン13を停止前の状態へ復帰させることができる。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態について、図9及び図10を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。
この第6の実施形態では、車載機器制御装置21は、ナビゲーション装置23からナビI/F部24を通じてナビゲーション装置23にて取得された車両の現在位置やナビゲーション装置23にて使用される地図データが制御部22へ転送されるように構成されている。この場合、ナビゲーション装置23にて使用される地図データには、電波環境の劣悪なエリア内であるか否かの情報が反映されている。
車載機器制御装置21において、制御部22は、起動条件が成立した旨を検出すると(ステップS1にて「YES」)、ナビゲーション装置23から車両の現在位置を取得し(ステップS61)、ナビゲーション装置23から地図データを取得し(ステップS62)、それら車両の現在位置と地図データとを比較し(ステップS63)、車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置しているか否かを判定する(ステップS64)。
そして、制御部22は、車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置していない旨を検出すると(ステップS64にて「NO」)、上記した第1の実施形態で説明したステップS2以降の処理を行う。これに対して、制御部22は、車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置している旨を検出すると(ステップS64にて「YES」)、この場合も、エアコン13を起動させることなく、一連の処理を終了する。
以上に説明したように第6の実施形態によれば、車載機器制御装置21において、起動条件が成立した以後であっても、ナビゲーション装置23にて取得された車両の現在位置とナビゲーション装置23にて使用される地図データとを比較して車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置している旨を検出すると、エアコン13の起動を禁止させるように構成したので、車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置していると、エアコン13の起動を強制的に禁止させることにより、上記した第1の実施形態に記載したものと同様にして、これ以降に車載機器が起動して車載バッテリの電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避することができ、ユーザにとって不都合な事態が発生することを未然に回避することができる。
(第7の実施形態)
次に、本発明の第7の実施形態について、図11及び図12を参照して説明する。尚、上記した第6の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。
この第7の実施形態では、車載機器制御装置21は、ナビゲーション装置23からナビI/F部24を通じてナビゲーション装置23にて取得された車両の現在位置が制御部22へ転送されると共に、地図データ配信装置31から地図データが携帯電話網を通じて車載無線機3へ配信されるように構成されている。この場合も、地図データ配信装置31から車載無線機3へ配信される地図データには、電波環境の劣悪なエリア内であるか否かの情報が反映されている。
車載機器制御装置21において、制御部22は、起動条件が成立した旨を検出すると(ステップS1にて「YES」)、ナビゲーション装置23から車両の現在位置を取得し(ステップS71)、地図データ配信装置31から地図データを取得し(ステップS72)、それら車両の現在位置と地図データとを比較し(ステップS73)、車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置しているか否かを判定する(ステップS74)。
そして、制御部22は、車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置していない旨を検出すると(ステップS74にて「NO」)、上記した第1の実施形態で説明したステップS2以降の処理を行う。これに対して、制御部22は、車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置している旨を検出すると(ステップS74にて「YES」)、この場合も、エアコン13を起動させることなく、一連の処理を終了する。
以上に説明したように第7の実施形態によれば、車載機器制御装置21において、起動条件が成立した以後であっても、ナビゲーション装置23にて取得された車両の現在位置と地図データ配信装置31から配信された地図データとを比較して車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置している旨を検出すると、エアコン13の起動を禁止させるように構成したので、車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置していると、エアコン13の起動を強制的に禁止させることにより、上記した第1の実施形態に記載したものと同様にして、これ以降に車載機器が起動して車載バッテリの電池残量が枯渇してしまうことを未然に回避することができ、ユーザにとって不都合な事態が発生することを未然に回避することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
エアコンを起動させるための起動条件として例えば車室内の温度が所定上限温度以上になったことを設定する構成であっても良く、また、エアコンを停止させるための停止条件として、例えば車室内の温度が所定下限温度未満になったことを設定する構成であっても良い。
携帯電話機から起動コマンド・停止コマンドを送信される構成に限らず、携帯情報端末などの他の移動端末から起動コマンド・停止コマンドを送信される構成であっても良く、また、自宅などに設置されている固定端末から起動コマンド・停止コマンドを送信される構成であっても良い。
第3の実施形態において、センター装置が、強制停止コマンドを車載機器制御装置へ送信した以後に携帯電話機と通信可能になった場合(携帯電話機と通信不可能な状態から通信可能な状態へ復帰した場合)に、エアコンを再起動させるための再起動コマンドを車載機器制御装置へ送信し、車載機器制御装置が、センター装置から再起動コマンドを受信したことにより、停止中にあるエアコンを再起動させる構成であっても良い。
第1の実施形態ないし第7の実施形態のいずれかを組み合わせても良い。すなわち、エアコンが起動中にあるときに、停止条件が成立する以前であっても、車載無線機が携帯電話機から停止コマンドを受信不可能である旨を検出した場合、携帯電話機が停止コマンドを車載無線機へ送信不可能である旨を検出した場合、センター装置から強制停止コマンドが車載無線機に受信された旨を検出した場合のいずれかにより、起動中にあるエアコンを強制的に停止させるように構成しても良い。
また、起動条件が成立した以後であっても、車載無線機が携帯電話機から停止コマンドを受信不可能である旨を検出した場合、携帯電話機が停止コマンドを車載無線機へ送信不可能である旨を検出した場合、センター装置から強制停止コマンドが車載無線機に受信された旨を検出した場合、車両の現在位置と地図データとの比較により車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置している旨を検出した場合のいずれかにより、エアコンの起動を強制的に禁止させるように構成しても良い。
車載無線機が携帯電話機から停止コマンドを受信不可能となったことによりエアコンの起動を禁止した以後に、車載無線機が携帯電話機から停止コマンドを受信不可能な状態から受信可能な状態へ復帰した旨を検出すると、エアコンの起動禁止を解除させるように構成しても良く、また、携帯電話機が停止コマンドを車載無線機へ送信不可能となったことによりエアコンの起動を禁止した以後に、携帯電話機が停止コマンドを車載無線機へ送信不可能な状態から送信可能な状態へ復帰した旨を検出すると、エアコンの起動禁止を解除させるように構成しても良い。
本発明の第1の実施形態を示す機能ブロック図 車載機器制御装置が行う処理を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態を示すもので、車載機器制御装置が行う処理を示すフローチャート 本発明の第3の実施形態を示す機能ブロック図 センター装置が行う処理を示すフローチャート 図2相当図 本発明の第4の実施形態を示すもので、車載機器制御装置が行う処理を示すフローチャート 本発明の第5の実施形態を示すもので、車載機器制御装置が行う処理を示すフローチャート 本発明の第6の実施形態を示す機能ブロック図 図2相当図 本発明の第7の実施形態を示す機能ブロック図 図2相当図
符号の説明
図面中、1は車載機器制御装置、2は制御部(制御手段)、3は車載無線機(無線通信手段)、6は消費電力推定部(消費電力推定手段)、9は電池残量推定部(電池残量推定手段)、13はエアコン(車載機器)、14は車載バッテリ(電池)、15は携帯電話機(遠隔制御装置)、16はセンター装置、21は車載機器制御装置、22は制御部(制御手段)、23はナビゲーション装置、31は地図データ配信装置である。

Claims (25)

  1. 遠隔制御装置から停止コマンドを無線通信網を通じて受信する無線通信手段と、
    少なくとも前記無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信した旨を停止条件の一つとし、車載バッテリから供給される電力を動作電力として起動する車載機器が起動中にあるときに停止条件が成立した場合に、起動中にある車載機器を停止可能な制御手段とを備え、
    前記制御手段は、車載機器が起動中にあるときには、停止条件が成立する以前であっても、前記無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能である旨を検出した場合、または、遠隔制御装置が停止コマンドを前記無線通信手段へ送信不可能である旨を検出した場合には、起動中にある車載機器を停止させることを特徴とする車載機器制御装置。
  2. 遠隔制御装置から停止コマンドを無線通信網を通じて受信する無線通信手段と、
    起動条件が成立した場合に、車載バッテリから供給される電力を動作電力として起動する車載機器を起動可能であると共に、少なくとも前記無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信した旨を停止条件の一つとし、車載機器が起動中にあるときに停止条件が成立した場合に、起動中にある車載機器を停止可能な制御手段とを備え、
    前記制御手段は、起動条件が成立した以後であっても、前記無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能である旨を検出した場合、または、遠隔制御装置が停止コマンドを前記無線通信手段へ送信不可能である旨を検出した場合には、車載機器の起動を禁止させることを特徴とする車載機器制御装置。
  3. 請求項1または2に記載した車載機器制御装置において、
    前記制御手段は、前記無線通信手段における受信電界強度レベルが所定レベル未満となった単位時間あたりの回数が所定回数に到達した旨を検出することにより、前記無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能である旨を検出することを特徴とする車載機器制御装置。
  4. 請求項1または2に記載した車載機器制御装置において、
    前記制御手段は、前記無線通信手段における受信電界強度レベルが所定レベル未満となった時間が所定時間連続した旨を検出することにより、前記無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能である旨を検出することを特徴とする車載機器制御装置。
  5. 請求項1または2に記載した車載機器制御装置において、
    前記制御手段は、前記無線通信手段が故障している旨を検出することにより、前記無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能である旨を検出することを特徴とする車載機器制御装置。
  6. 請求項1または2に記載した車載機器制御装置において、
    前記制御手段は、遠隔制御装置における受信電界強度レベルが所定レベル未満となった単位時間あたりの回数が所定回数に到達した旨を検出することにより、遠隔制御装置が停止コマンドを前記無線通信手段へ送信不可能である旨を検出することを特徴とする車載機器制御装置。
  7. 請求項1または2に記載した車載機器制御装置において、
    前記制御手段は、遠隔制御装置における受信電界強度レベルが所定レベル未満となった時間が所定時間連続した旨を検出することにより、遠隔制御装置が停止コマンドを前記無線通信手段へ送信不可能である旨を検出することを特徴とする車載機器制御装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載した車載機器制御装置において、
    車載バッテリの電池残量を推定する電池残量推定手段と、
    起動中にある車載機器が停止条件の成立により停止すると仮定した場合の消費電力を推定する消費電力推定手段とを備え、
    前記制御手段は、車載機器が起動中にあるときには、停止条件が成立する以前であっても、前記電池残量推定手段により推定された電池残量と前記消費電力推定手段により推定された消費電力との差が所定値以上でない旨を検出した場合にも、起動中にある車載機器を停止させることを特徴とする車載機器制御装置。
  9. 請求項8に記載した車載機器制御装置において、
    前記制御手段は、起動中にある車載機器を停止させた以後に、起動中にある車載機器を停止させた旨を表す停止通知信号を前記無線通信手段から無線通信網を通じて遠隔制御装置へ送信させることを特徴とする車載機器制御装置。
  10. 請求項2ないし9のいずれかに記載した車載機器制御装置において、
    車載バッテリの電池残量を推定する電池残量推定手段と、
    車載機器が起動条件の成立により起動してから停止条件の成立により停止すると仮定した場合の消費電力を推定する消費電力推定手段とを備え、
    前記制御手段は、起動条件が成立した以後であっても、前記電池残量推定手段により推定された電池残量と前記消費電力推定手段により推定された消費電力との差が所定値以上でない旨を検出した場合にも、車載機器の起動を禁止させることを特徴とする車載機器制御装置。
  11. 請求項10に記載した車載機器制御装置において、
    前記制御手段は、車載機器の起動を停止させた以後に、車載機器の起動を停止させた旨を表す起動禁止通知信号を前記無線通信手段から無線通信網を通じて遠隔制御装置へ送信させることを特徴とする車載機器制御装置。
  12. 請求項10または11に記載した車載機器制御装置において、
    前記制御手段は、起動条件が成立した以後に、前記電池残量推定手段により推定された電池残量と前記消費電力推定手段により推定された消費電力との差が所定値以上である旨を検出した場合には、車載機器を起動させることを特徴とする車載機器制御装置。
  13. 請求項2ないし12のいずれかに記載した車載機器制御装置において、
    前記制御手段は、起動条件が成立した以後であっても、車両の現在位置と地図データとを比較して車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置しているか否かを判定し、車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置している旨を検出した場合にも、車載機器の起動を禁止させることを特徴とする車載機器制御装置。
  14. 請求項13に記載した記載した車載機器制御装置において、
    前記制御手段は、ナビゲーション装置から転送された車両の現在位置とナビゲーション装置で用いられる地図データとを比較して車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置しているか否かを判定することを特徴とする車載機器制御装置。
  15. 請求項13に記載した記載した車載機器制御装置において、
    前記制御手段は、ナビゲーション装置から転送された車両の現在位置と地図データ配信装置から無線通信網を通じて配信された地図データとを比較して車両が電波環境の劣悪なエリア内に位置しているか否かを判定することを特徴とする車載機器制御装置。
  16. 請求項1ないし15のいずれかに記載した車載機器制御装置において、
    前記制御手段は、起動中にある車載機器を前記無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能である旨を検出したことに応じて停止させた以後に、前記無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能な状態から受信可能な状態へ復帰した旨を検出した場合には、停止中にある車載機器を再起動させることを特徴とする車載機器制御装置。
  17. 請求項1ないし16のいずれかに記載した車載機器制御装置において、
    前記制御手段は、起動中にある車載機器を遠隔制御装置が停止コマンドを前記無線通信手段へ送信不可能である旨を検出したことに応じて停止させた以後に、遠隔制御装置が停止コマンドを前記無線通信手段へ送信不可能な状態から送信可能な状態へ復帰した旨を検出した場合には、停止中にある車載機器を再起動させることを特徴とする車載機器制御装置。
  18. 請求項16または17に記載した車載機器制御装置において、
    前記制御手段は、所定条件が成立したことを条件として停止中にある車載機器を再起動させることを特徴とする車載機器制御装置。
  19. 請求項16ないし18のいずれかに記載した車載機器制御装置において、
    前記制御手段は、停止中にある車載機器を再起動させた以後に、停止中にある車載機器を再起動させた旨を表す再起動通知信号を前記無線通信手段から無線通信網を通じて遠隔制御装置へ送信させることを特徴とする車載機器制御装置。
  20. 請求項2ないし15のいずれかに記載した車載機器制御装置において、
    前記制御手段は、起動前にある車載機器を前記無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能である旨を検出したことに応じて起動を禁止させた以後に、前記無線通信手段が遠隔制御装置から停止コマンドを受信不可能な状態から受信可能な状態へ復帰した旨を検出した場合には、起動前にある車載機器の起動禁止を解除させることを特徴とする車載機器制御装置。
  21. 請求項2ないし16のいずれかに記載した車載機器制御装置において、
    前記制御手段は、起動前にある車載機器を遠隔制御装置が停止コマンドを前記無線通信手段へ送信不可能である旨を検出したことに応じて起動を禁止させた以後に、遠隔制御装置が停止コマンドを前記無線通信手段へ送信不可能な状態から送信可能な状態へ復帰した旨を検出した場合には、起動前にある車載機器の起動禁止を解除させることを特徴とする車載機器制御装置。
  22. 請求項20または21に記載した車載機器制御装置において、
    前記制御手段は、所定条件が成立したことを条件として起動前にある車載機器の起動禁止を解除させることを特徴とする車載機器制御装置。
  23. 請求項20ないし22のいずれかに記載した車載機器制御装置において、
    前記制御手段は、起動前にある車載機器の起動禁止を解除させた以後に、起動前にある車載機器の起動禁止を解除させた旨を表す起動禁止解除通知信号を前記無線通信手段から無線通信網を通じて遠隔制御装置へ送信させることを特徴とする車載機器制御装置。
  24. センター装置と、
    少なくとも遠隔制御装置から停止コマンドが受信された旨を停止条件の一つとし、車載バッテリから供給される電力を動作電力として起動する車載機器が起動中にあるときに停止条件が成立した場合に、起動中にある車載機器を停止可能な車載機器制御装置とを備え、
    前記センター装置は、車載機器が起動中にあるときに前記遠隔制御装置が停止コマンドを前記車載機器制御装置へ送信不可能である旨を検出した場合には、強制停止コマンドを前記車載機器制御装置へ送信し、
    前記車載機器制御装置は、車載機器が起動中にあるときには、停止条件が成立する以前であっても、前記センター装置から強制停止コマンドが受信された旨を検出した場合には、起動中にある車載機器を停止させることを特徴とする車載機器制御システム。
  25. センター装置と、
    起動条件が成立した場合に、車載バッテリから供給される電力を動作電力として起動する車載機器を起動可能であると共に、少なくとも遠隔制御装置から停止コマンドが受信された旨を停止条件の一つとし、車載機器が起動中にあるときに停止条件が成立した場合に、起動中にある車載機器を停止可能な車載機器制御装置とを備え、
    前記センター装置は、起動条件が成立する前に前記遠隔制御装置が停止コマンドを前記車載機器制御装置へ送信不可能である旨を検出した場合には、強制起動禁止コマンドを前記車載機器制御装置へ送信し、
    前記車載機器制御装置は、起動条件が成立した以後であっても、前記センター装置から強制起動禁止コマンドが受信された旨を検出した場合には、車載機器の起動を禁止させることを特徴とする車載機器制御システム。

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