JP2012035722A - 車載機器制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが車両から離れるときに、防犯性を損なうことなく車載機器の動作を維持し、ユーザの利便性を向上させることができる車載機器制御システムを提供する。
【解決手段】車両に搭載される車載装置と、ユーザが携帯する携帯機とを含み、車載装置は、ユーザの操作入力により、指定した車載機器の予め定められた動作を継続する動作継続モードへの移行を指示があったときに、車両の走行に関する状態に基づき、動作継続モードへの移行条件が成立したと判定したとき、予め定められた動作継続時間だけ、指定した車載機器における動作継続モードに対応した動作の実行を制御するとともに、携帯機に、第1周波数帯の電波にて、動作継続モードへ移行した旨および動作継続時間を含むモード移行信号を送信し、携帯機は、車載装置からのモード移行信号を受信したときに、その旨を報知する報知部と、備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車載機器制御システムに関する。
車両の電子化が進み、車両に搭載される車載装置と、車両の利用者が所持する携帯機とで構成される電子キーシステムが実用化されている。この種の電子キーシステムは、車載装置と携帯機との間で無線通信による認証が成立すれば、機械式キーでの操作を行わなくても、ドアのロック/アンロックやエンジン始動等の制御を実行できる仕組みになっている。
この携帯機は、通常は、例えば衣類のポケットやカバン類の中に収納されており、ユーザが車両の乗車時や運転時に実際に手にすることは殆どない。つまり、携帯機探索装置を使って携帯機が存在する領域を特定できたとしても、ユーザにとっては、その領域内のどこに携帯機があるのかが分からないことがある。そこで、携帯機を探索するための探索信号が車載装置から携帯機へ伝送されると、携帯機側に設けられた報知手段が作動し、携帯機が存在する旨を周囲に報知することで、携帯機をより容易に発見することができる電子キーシステムが考案されている(特許文献1参照)。
また、ユーザが乗車して車両キー(すなわち、携帯機)を検出しない状態、すなわち車両キーを持たない同乗者が先に乗り込んだ場合には、例えば空調に加えてオーディオやテレビを動作可能としつつ、エンジン始動やシフト操作を禁止して、車載機器の利便性を向上させることができる車載機器制御装置が考案されている(特許文献2参照)。
特開2008−163633号公報 特開2009−090872号公報
特許文献2の構成では、車両に戻る直前に車両キーの所持者よりも先に乗り込んだ乗員に対する利便性の向上には寄与するが、例えば空調装置の制御を行う場合、車両から離れている時間が長いときには、車室内温度が上昇あるいは下降しているので、乗車直前に本装置を作動させても、設定温度に戻るまでに時間がかかり、快適性を損なうという問題がある。
夏・冬を問わず、空調装置を停止すると、わずかな時間で車室内の環境が悪化してしまう。夏の例では、短時間で車室内の温度が上がってしまうことで、空調装置を再始動した際に最大能力で冷房が行われることが多く、しばらくの間は燃料消費が多い状態になるだけでなく、加速性能の低下も招く。また、ハイブリッド車(以下HV車)の空調装置は、多くが電動コンプレッサーを採用し、エンジンによる動力を直接使わない構成となっているが、それでも空調エネルギー(電力)の確保のために、エンジンを駆動することが多い。
上述のような理由から、コンビニエンスストアでの買い物など短時間車両から離れるような場合、ユーザによっては再乗車時に車室内温度の変化により生ずる不快感を嫌って、空調機能を継続するためにイグニッションON状態のままとし、車両によってはイグニッションON状態での施錠を禁止している場合もあるため、さらには施錠もせず車両から離れてしまうことがある。その結果、燃料を無駄に消費してしまうだけでなく、車上荒らしや車両盗難といった被害を受ける恐れがあった。
また、特許文献1の構成では、携帯機がどこにあるのかは分かるが、車載機器の利便性を向上させることについては開示されていない。
上記問題点を背景として、本発明の課題は、ユーザが車両から離れるときに、防犯性を損なうことなく車載機器の動作を維持し、ユーザの利便性を向上させることができる車載機器制御システムを提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するための車載機器制御システムは、車両に搭載される車載装置と、ユーザが携帯する携帯機とを含み、
車載装置は、ユーザの操作入力により、車両に搭載されてバッテリからの電源供給により動作する車載機器を指定し、指定した車載機器の予め定められた動作を継続する動作継続モードへの移行を指示する動作継続モード移行指示部と、車両の走行に関する状態を取得する車両状態取得部と、取得した車両の状態に基づき、動作継続モードへの移行条件が成立したか否かを判定する移行条件判定部と、動作継続モードへの移行条件が成立したと判定したとき、予め定められた動作継続時間だけ、指定した車載機器における動作継続モードに対応した動作の実行を制御する動作制御部と、携帯機に、第1周波数帯の電波にて、動作継続モードへ移行した旨および動作継続時間を含むモード移行信号を送信する第1車載装置側送信部と、を備え、
携帯機は、車載装置からのモード移行信号を受信する第1携帯機側受信部と、モード移行信号を受信したときに、その旨を報知する報知部と、を備えることを特徴とする。
上記構成によって、車内での操作で、短時間(すなわち、動作継続時間)だけ指定した車載機器を動作継続モードへ移行できる。そして、例えば、同乗者が車外で用を済ませる間、ユーザが車内に残る場合、エンジンを始動させずに車載機器を動作させることができる。また、ユーザが短時間だけ車両から離れるときにも、指定した車載機器を動作させたままとすることができる。特に、空調装置の場合、車両から離れるときに車室内の温度が上がることを防止できる。さらに、施錠して車両から離れることができるので、防犯性を損なうこともない。
また、本発明の車載機器制御システムにおいて、携帯機は、第1携帯機側受信部がモード移行信号を受信したときに、第2周波数帯の電波にて車載装置へモード移行応答信号を送信する第2携帯機側送信部を備え、車載装置は、モード移行応答信号を受信するための第2車載装置側受信部を備える。
上記構成によって、携帯機がモード移行信号を正しく受信したかどうかを確認することができ、場合によっては、車載装置から所定の周期および回数でモード移行信号の送信リトライを行うことができる。
また、本発明の車載機器制御システムにおいて、携帯機の報知部は、第1携帯機側受信部がモード移行信号を受信したときに、モード移行信号に含まれる動作継続時間に基づいて、動作継続モードの残り時間を報知する。
上記構成によって、携帯機を携帯するユーザは、動作継続モードの残り時間を把握することができる。
また、本発明の車載機器制御システムにおいて、車載装置は、動作継続モード中に、予め定められた動作継続モード解除条件が成立したか否かを判定する解除条件判定部を備え、動作継続モード解除条件が成立したと判定したときに、動作制御部は動作継続モードを解除して、動作継続モード解除条件に応じて車載機器の動作制御を行う。
上記構成によって、動作継続時間の残り時間に関係なく、動作継続モードを解除することができる。
また、本発明の車載機器制御システムにおいて、携帯機は、ユーザが操作入力を行うための操作部と、ユーザが動作継続モードの解除を指示する操作入力を行ったか否かを判定する操作判定部と、を備え、第2携帯機側送信部は、操作判定部が、ユーザが動作継続モードの解除を指示する操作入力を行ったと判定したときに、動作継続モード解除要求信号を送信するとともに、報知部は、動作継続モードの解除を報知し、
車載装置は、動作継続モード解除要求信号を受信するための第2車載装置側受信部を備え、解除条件判定部は、第2車載装置側受信部が動作継続モード解除要求信号を受信したときに、動作継続モード解除条件が成立したと判定し、動作制御部は車載機器の予め定められた動作を停止する。
上記構成によって、ユーザによる携帯機の操作によって、動作継続モードを解除するとともに、車載機器の予め定められた動作を停止することができる。また、ユーザも動作継続モードが解除したことを確認できる。
また、本発明の車載機器制御システムにおいて、車載装置は、車両のエンジンの始動操作を検出する始動操作検出部を備え、解除条件判定部は、車両のエンジンの始動操作を検出したときに、動作継続モード解除条件が成立したと判定し、動作制御部は車載機器の状態を動作継続モード移行前の状態に戻し、第1車載装置側送信部は、携帯機に動作継続モード解除信号を送信する。
エンジンを始動するということは、ユーザが車両に乗車しているとうことであるため、上記構成によって、ユーザの特定の操作を必要とすることなく動作継続モードを解除することができる。また、ドアを開閉して車両に乗り込む際には動作継続モードを解除しないため、例えば、空調装置では、ドア開閉でも動作は停止しないので、車室内温度の変化を抑制でき、ユーザの不快感を生じないようにすることができる。
また、上記課題を解決するための車載機器制御システムは、車両に搭載される車載装置と、ユーザが携帯する携帯機とを含み、
車載装置は、ユーザの操作入力により、車両に搭載されてバッテリからの電源供給により動作する車載機器を指定し、指定した車載機器の予め定められた動作を継続する動作継続モードへの移行を指示する動作継続モード移行指示部と、車両の走行に関する状態を取得する車両状態取得部と、取得した車両の状態に基づき、動作継続モードへの移行条件が成立したか否かを判定する移行条件判定部と、動作継続モードへの移行条件が成立したと判定したとき、予め定められた動作継続時間だけ、指定した車載機器における動作継続モードに対応した動作の実行を制御する動作制御部と、動作継続モードへの移行条件が成立したと判定したとき、携帯機に、第1周波数帯の電波にて、携帯機に予め定められたデータの送信を要求する通信要求信号を送信する第1車載装置側送信部と、携帯機から、第2周波数帯の電波にて、通信要求信号に応答して送信される車両状態要求信号を受信する第2車載装置側受信部と、車両状態要求信号を受信したときに、動作継続モードへ移行した旨および動作継続時間を含む動作状態信号を、第2周波数帯の電波にて送信する第2車載装置側送信部と、を備え、
携帯機は、車載装置からの通信要求信号を受信する第1携帯機側受信部と、通信要求信号を受信したときに、第2周波数帯の電波にて車載装置へ車両状態要求信号を送信する第2携帯機側送信部と、動作状態信号を受信する第2携帯機側受信部と、第2携帯機側受信部が、動作状態信号を受信したときに、その旨を報知する報知部と、を備えることを特徴とする。
上記構成によっても、車内での操作で、短時間(すなわち、動作継続時間)だけ指定した車載機器を動作継続モードへ移行できる。そして、例えば、同乗者が車外で用を済ませる間、ユーザが車内に残る場合、エンジンを始動させずに車載機器を動作させることができる。また、ユーザが短時間だけ車両から離れるときにも、指定した車載機器を動作させたままとすることができる。特に、空調装置の場合、車両から離れるときに車室内の温度が上がることを防止できる。さらに、携帯機との通信を確立しているかを確認した上で動作継続モードに移行できるので、ユーザへの報知を確実に行うことができる。さらに、施錠して車両から離れることができるので、防犯性を損なうこともない。
また、本発明の車載機器制御システムにおいて、携帯機の第2携帯機側送信部は、第2携帯機側受信部が動作状態信号を受信した後、予め定められたタイミングで車両状態要求信号を送信し、車載装置は、動作継続モード中に第2車載装置側受信部が車両状態要求信号を受信したときに、第2車載装置側送信部は、動作継続モードで動作中の車載機器の動作状態を含む動作状態信号を送信する。
上記構成によって、ユーザは、動作継続モードで動作中の車載機器の動作状態を随時把握することができる。
また、本発明の車載機器制御システムにおいて、携帯機の報知部は、動作状態信号に含まれる動作継続時間に基づく動作継続モードの残り時間、および車載機器の動作状態を報知する。
上記構成によって、ユーザは、動作継続モードで動作中の車載機器の動作状態に加えて動作継続モードの残り時間を随時把握することができる。
また、本発明の車載機器制御システムにおいて、携帯機の報知部は、第2携帯機側送信部が車両状態要求信号を送信後、予め定められた時間内に第2携帯機側受信部が動作状態信号を受信しなかったとき、その旨を報知する。
上記構成によって、ユーザは、動作継続モードで動作中の車載機器の動作状態を把握できないこと、および、車載機器との通信可能範囲外にいることを認識できる。
また、本発明の車載機器制御システムにおいて、車載装置は、動作継続モード中に、予め定められた動作継続モード解除条件が成立したか否かを判定する解除条件判定部を備え、解除条件判定部が、動作継続モード解除条件が成立したと判定したときに、動作制御部は動作継続モードを解除して、動作継続モード解除条件に応じて車載機器の動作制御を行い、第2車載装置側送信部は、動作継続モード解除条件が成立した旨を含む動作状態信号を送信する。
上記構成によって、動作継続時間の残り時間に関係なく、動作継続モードを解除することができる。
また、本発明の車載機器制御システムにおいて、携帯機の報知部は、第2携帯機側受信部が受信した動作状態信号に動作継続モード解除条件が成立した旨を含むとき、その旨を報知する。
上記構成によって、ユーザは動作継続モード解除条件が成立したことを認識できる。
また、本発明の車載機器制御システムにおいて、車載装置の解除条件判定部は、予め定められた時間内に第2車載装置側受信部が車両状態要求信号を受信しなかったとき、動作継続モード解除条件が成立したと判定し、動作制御部は車載機器の予め定められた動作を停止する。
車両状態要求信号を受信しないということは、ユーザが車両の近辺にいないことであり、ユーザは当分の間は(動作継続時間内には)車両に戻ってこないことが予測されるので、車載機器の動作を停止して、バッテリ電力の消耗を防ぐことができる。
また、本発明の車載機器制御システムにおいて、車載装置は、車両のエンジンの始動操作を検出する始動操作検出部を備え、解除条件判定部は、始動操作検出部が、車両のエンジンの始動操作を検出したときに、動作継続モード解除条件が成立したと判定するとともに、第1車載装置側送信部は携帯機に通信要求信号を送信し、携帯機の第2携帯機側受信部が通信要求信号を受信したときに、第2携帯機側送信部は車両状態要求信号を送信し、車載装置は、第2車載装置側受信部が車両状態要求信号を受信したときに、動作制御部は車載機器の状態を動作継続モード移行前の状態に戻し、第2車載装置側送信部が動作継続モード解除信号を送信する。
エンジンを始動するということは、ユーザが車両に乗車しているとうことであるため、上記構成によって、ユーザの特定の操作を必要とすることなく動作継続モードを解除することができる。また、ドアを開閉して車両に乗り込む際には動作継続モードを解除しないため、例えば、空調装置では、ドア開閉でも動作は停止しないので、車室内温度の変化を抑制でき、ユーザの不快感を生じないようにすることができる。また、動作継続モードの解除を確実に携帯機に送信することが可能となる。
また、本発明の車載機器制御システムにおいて、携帯機は、ユーザが操作入力を行うための操作部と、ユーザが動作継続モードの解除を指示する操作入力を行ったか否かを判定する操作判定部と、を備え、携帯機の第2携帯機側送信部は、操作判定部が、ユーザが動作継続モードの解除を指示する操作入力を行ったと判定したときに、動作継続モード解除要求信号を送信するとともに、報知部は、動作継続モードの解除を報知し、
車載装置の解除条件判定部は、第2車載装置側受信部が動作継続モード解除要求信号を受信したときに、動作継続モード解除条件が成立したと判定し、動作制御部は車載機器の予め定められた動作を停止し、第2車載装置側送信部は、動作継続モード解除要求信号に応答するモード解除応答信号を送信する。
上記構成によって、ユーザによる携帯機の操作によって、動作継続モードを解除するとともに、車載機器の予め定められた動作を停止することができる。また、ユーザも動作継続モードが解除したことを確認できる。
また、本発明の車載機器制御システムにおいて、車載装置は、車両状態取得部が取得した車両の状態に基づいて、車両が駐車状態にあるか否かを判定する駐車状態判定部を備え、移行条件判定部は、駐車状態判定部が、車両が駐車状態にあると判定したときに、動作継続モードへの移行条件が成立したと判定する。
上記構成によって、車載機器を動作継続モードで動作させるときの、車両および車載機器の安全性を確保することができる。
また、本発明の車載機器制御システムにおいて、車載装置の車両状態取得部は、バッテリの充電状態を取得するバッテリ状態取得部を含み、バッテリの充電状態に含まれるバッテリの充電電力が予め定められた電力閾値を上回るか否かを判定するバッテリ状態判定部を備え、移行条件判定部は、バッテリ状態判定部が、バッテリの充電電力が予め定められた電力閾値を上回ると判定したときに、動作継続モードへの移行条件が成立したと判定する。
上記構成によって、バッテリ電力が少ないときには動作継続モードへ移行しないため、バッテリの消耗を防止することができる。
また、本発明の車載機器制御システムにおいて、車載装置は、車両のボンネットフードの開閉状態を取得するボンネットフード状態取得部を備え、動作制御部は、動作継続モード中に、ボンネットフードフードが開状態であるときに、動作継続モードを解除し車載機器の予め定められた動作を停止する。
上記構成によって、動作継続モード時に、何らかの原因でボンネットフードが開けられたとき、車載機器の予め定められた動作が停止し、特にエンジンルーム内の回転機器(モータ,ベルト等)の動作が停止するので、車両および車両周囲に対する安全性を確保することができる。
また、本発明の車載機器制御システムにおいて、車載装置は、バッテリの充電状態を取得するバッテリ状態取得部を備え、バッテリの充電状態に含まれるバッテリの充電電力が予め定められた電力閾値を上回るか否かを判定するバッテリ状態判定部を備え、動作制御部は、動作継続モード中に、バッテリ状態判定部が、バッテリの充電電力が予め定められた電力閾値を下回ると判定したときに、動作継続モードを解除し車載機器の予め定められた動作を停止する。
上記構成によって、バッテリの消耗を防止し、エンジン始動のための電力を確保することができる。
また、本発明の車載機器制御システムにおいて、車載装置は、動作継続モードへ移行してからの時間を計測する時間計測部を備え、動作制御部は、動作継続モードへ移行してからの時間が操作継続時間を上回るときに、動作継続モードを解除し車載機器の予め定められた動作を停止する。
上記構成によって、ユーザの携帯機の操作に関係なく動作継続モードを解除するので、バッテリ電力の無駄な消費を防ぐことができる。
また、本発明の車載機器制御システムにおいて、第1周波数帯の電波は、LF帯である。
例えば、スマートエントリーシステムの場合、防犯上、第1周波数帯での通信については、携帯機の検出エリアを車両周辺1〜3m程度に容易に制限できることが好ましいので、LF帯が適している。
また、本発明の車載機器制御システムにおいて、第2周波数帯の電波は、UHF帯である。
例えば、スマートエントリーシステムの場合、第2周波数帯での通信については、送信出力が微弱でも数十m、もう少し出力を上げれば数百〜千m程度の通信距離を確保でき、検出エリアを容易に広く設定できることが好ましいので、UHF帯が適している。
車載機器制御システムの構成を示すブロック図(実施例1)。 車載装置のECUと他の車載機器との接続構成を示すブロック図(実施例1)。 車載装置における動作継続制御処理を説明するフロー図(実施例1)。 携帯機における動作継続制御処理を説明するフロー図(実施例1)。 携帯機における動作継続モード中止処理を説明するフロー図(実施例1)。 車載機器制御システムの構成を示すブロック図(実施例2)。 車載装置のECUと他の車載機器との接続構成を示すブロック図(実施例2)。 車載装置における動作継続制御処理を説明するフロー図(実施例2)。 携帯機における動作継続制御処理を説明するフロー図(実施例2)。 携帯機における動作継続モード中止処理を説明するフロー図(実施例2)。
以下、本発明の車載機器制御システムの第1実施例を、図面を用いて説明する。図1に、車載機器制御システム100の全体構成を示す。車載機器制御システム100は、車載装置1,携帯機2を含んで構成される。
車載装置1は、ECU10,LF送信部11,UHF受信部12,フラッシュメモリ等の不揮発性記憶媒体で構成されるメモリ14,エンジンスイッチ15,ドアアンテナ16(16FR,16RR,16FL,16RLの総称),室内アンテナ17,トランク内アンテナ18,トランク外アンテナ19などを備えている。
ECU10は、周知のCPU,各種プログラム(「車載装置制御プログラム」と総称する)が格納されたROMやRAM,および信号入出力回路(いずれも図示せず)等を含むコンピュータとして構成される。そして、CPUが車載装置制御プログラムを実行することで、車載装置1としての各種機能を実現する。なお、ECU10が本発明の移行条件判定部,動作制御部,移行条件判定部,解除条件判定部,駐車状態判定部,バッテリ状態判定部に相当する。
LF送信部11は、携帯機2に対し、LF帯(すなわち、本発明の第1周波数帯の電波)の電波にて無線信号を送信する。また、LF送信部11から送信される無線信号は、4箇所にあるドアアンテナ16,室内アンテナ17,トランク内アンテナ18,およびトランク外アンテナ19を介して、ドア近傍(車室外),車室内,トランク内,トランク外近傍の、限られた通信エリア内に対してのみ到達するようになっている。
UHF受信部12は、携帯機2からUHF帯の電波(すなわち、本発明の第2周波数帯の電波)にて送信されてくる無線信号を受信する。これにより、携帯機2の出力レベルが比較的微弱でも相応に通信距離が得られ、車載装置1へより確実に応答信号を伝達できる。
なお、LF送信部11,ドアアンテナ16,室内アンテナ17,トランク内アンテナ18,およびトランク外アンテナ19が本発明の第1車載装置側送信部に相当する。また、UHF受信部12が本発明の第2車載装置側受信部に相当する。
エンジンスイッチ15は、エンジンを始動する際に利用者が操作するスイッチで、利用者がエンジンスイッチ15を操作したことが、エンジンスイッチ15からの信号によって検知された場合、ECU10はエンジン始動が許可される状態にあるか否かを判断し、エンジン始動が許可される状態にあれば、ECU10からエンジン制御系へエンジン始動信号が伝達されるようになっている。なお、エンジンスイッチ15が本発明の始動操作検出部に相当する。
携帯機2は、制御IC20,LF受信部21,UHF送信部22,プッシュスイッチ24〜26,表示器27,ブザー28,バイブレータ29,フラッシュメモリ等の不揮発性記憶媒体で構成されるメモリ30などを備えている。
制御IC20は、例えば、周知のCPU,各種プログラム(「携帯機制御プログラム」と総称する)が格納されたROMやRAM,および信号入出力回路(いずれも図示せず)等を含むコンピュータとして構成される。そして、CPUが携帯機制御プログラムを実行することで、携帯機2としての各種機能を実現する。なお、制御IC20が本発明の操作判定部に相当する。
LF受信部21は、車載装置1からLF帯の電波にて送信されてくる無線信号を受信する。UHF送信部22は、車載装置1に対し、UHF帯の電波にて無線信号を送信する。なお、LF受信部21が本発明の第1携帯機側受信部に相当する。また、UHF送信部22が本発明の第2携帯機側送信部に相当する。
プッシュスイッチ24,25は、主にリモートキーレスエントリー機能を利用するためのトリガーとなるキーとして用意されたもので、ワンプッシュ操作をした場合、例えばプッシュスイッチ24ではドアのロックが行われ、プッシュスイッチ25ではドアのアンロックが行われる。
プッシュスイッチ26は、ワンプッシュ操作をした場合、動作継続モードの解除要求を発生するようになっている(詳細は後述)。なお、プッシュスイッチ26が本発明の操作部に相当する。
表示器27は、例えば、表示中に消費電力が不要か、または極小で済む電子ペーパーによって構成され、携帯機2の動作状態、あるいは動作継続モードの状態(詳細は後述)をメッセージ等により表示する。ブザー28は、携帯機2の動作状態を音で報知するものである。バイブレータ29は、携帯機2の動作状態を振動で報知するものである。なお、表示器27が本発明の報知部に相当する。
上述の構成によって、車載機器制御システム100における、車載装置1は、LF送信部11を介して、携帯機2のスリープ状態を解除して通常の動作を行うようにするためのWAKE要求信号を携帯機2へ送信する。車載装置1側では、携帯機2からのWAKE応答信号をUHF受信部12が正しく受信できたとき、IDコードの送信要求を行うための照合要求信号を携帯機2へ送信する。そして、車載装置1側では、携帯機2からの照合要求応答信号(IDコード)をUHF受信部12が受信し、IDコードの照合を行う。そして、照合結果に応じてドアのアンロックやエンジン始動の許可(エンジンスイッチ15のオン指示等)、照合処理のリトライなどが行われる。これらは本願に直接関係しないため、詳細は割愛する。
上述の構成は、スマートエントリーシステムあるいは電子キーシステムといわれるもので、電子キーシステムでは、本発明の構成を、新たなハードウェアを追加することなく、車載装置制御プログラムおよび携帯機制御プログラムの改良のみにより実現することができる。
図2に、車載装置1のECU10と他の車載機器との接続構成を示すブロック図を示す。ECU10には、ステアリングスイッチ41,電源状態監視部42,フード状態検出部43,ドア状態検出部44,バッテリ45が接続されている。また、ECU10には、車載機器であるテレビ50,ラジオ受信装置(以下、単に「ラジオ」とも称する)51,ナビゲーション装置52,エアコン制御部53,デフォッガ制御部54,デアイサ制御部55,駆動系制御部56が接続されている。なお、ECU10とこれら検出部,装置等は直接接続してもよいし、周知の車内LANを介して接続してもよい。
ステアリングスイッチ41は、例えば周知のタクトスイッチのようなメカニカルスイッチにより構成され、ステアリングホイールの握り部あるいはスポーク部に取り付けられている。なお、ステアリングスイッチ41が本発明の動作継続モード移行指示部に相当する。
電源状態監視部42は、バッテリ45の状態(例えば、充電状態)を監視し、その結果をECU10へ出力するものである。つまり、電源状態監視部42は、バッテリ45の状態を監視することによって、上述の車載機器が動作継続モード時に動作可能か否かを監視するものである。なお、電源状態監視部42が本発明のバッテリ状態取得部に相当する。
フード状態検出部43は、車両のエンジンルームを覆うボンネットフードの開閉状態を検出するもので、例えば開閉状態に応じてオン/オフを出力するメカニカルスイッチにより構成される。なお、フード状態検出部43が本発明のボンネットフード状態取得部に相当する。
ドア状態検出部44は、車両の各ドアの開閉状態を検出するもので、フード状態検出部43と同様に、例えばメカニカルスイッチにより構成される。ドア状態検出部44により、ユーザが車両に乗車したことを検出することができる。ドア状態検出部44の他に、例えば、車室内の座席に設けられた着座センサ,カメラなどを用いてもよい。
テレビ50およびラジオ51の構成は、周知であるため詳細な説明は省略する。テレビ50で受信した画像信号を、ナビゲーション装置52の表示器で表示してもよい。
ナビゲーション装置52は、車両の位置を検出し、電子地図データ上にその現在位置を表示したり、設定された目的地までの経路案内を行うもので、その構成は周知であるため、ここでの詳細な説明は割愛する。
エアコン制御部53は、ECU10からの許可信号を受信した場合に操作可能な状態となり、ユーザによって操作される操作部(図示省略)からの操作信号に基づいて空調装置を駆動制御することによって、車室内の温度、湿度を調整するとともに、結露や霜などを取り除くためにフロントガラスに空調空気を送風(デフロスト)するものである。
デフォッガ制御部54は、ウインドウガラス内面に抵抗回路を設け電流を流し発熱させガラスの曇りを取り除くデフォッガの動作制御を行う。
デアイサ制御部55は、車両のウィンドウに配設されたの熱線によってワイパーブレードの凍結を融解するデアイサの動作制御を行う。
駆動系制御部56は、例えば、エンジン、電気自動車における走行用モータ、トランスミッション、電動パワステなどの駆動系制御機器の動作制御を行う。また、車両の走行に関する状態を、所定のタイミングで外部に出力する。
図3を用いて、車載装置1における動作継続制御処理について説明する。なお、本処理は、上述の車載装置制御プログラムに含まれ、該プログラムに含まれる他の処理とともに予め定められたタイミングで実行される。
まず、ユーザのステアリングスイッチ41の操作を確認する(S11)。ユーザは、動作を継続したい車載機器(動作対象機器:テレビチューナ50,ラジオ51,ナビゲーション装置52,エアコン制御部53,デフォッガ制御部54,デアイサ制御部55の少なくとも一つ)を動作させ、その後、ステアリングスイッチ41で動作継続指示の操作を行う。また、ステアリングスイッチ41の操作で、動作を継続したい車載機器を選択できるようにしてもよい。
ユーザが動作継続モードへの移行を指示する操作を行ったと判定したとき(S12:Yes)、車両の走行に関する状態を取得する(S13)。そして、以下のように、動作継続モード移行条件が成立したか否かを判定する。
駆動系制御部56から車両の走行に関する状態を取得し、以下のうちの少なくとも一つが成立して車両が駐車状態にあると判定したときに、動作継続モードへの移行条件が成立したと判定する。
・イグニッションスイッチ(エンジンスイッチ15でもよい)がオフ状態である。
・シフトレバーがパーキングの位置にある。
・車両の速度が0km/hである。
・エンジンが停止している。
・パーキングブレーキが作動している。
また、車両が駐車状態にあると判定したときに、電源状態監視部42からバッテリ45の充電状態を取得し、取得した充電状態に基づいて、バッテリ45の充電電力が予め定められた電力閾値を上回ると判定したときに、動作継続モードへの移行条件が成立したと判定してもよい。
動作継続モードへの移行条件が成立したと判定したとき(S14:Yes)、LF送信部11を介して、動作継続モードでの制御を開始する旨の制御開始信号を携帯機2に送信する(S15)。
次に、選択された動作対象機器の動作機能を、例えば以下のように制限する(S16)。
・テレビチューナ50あるいはラジオ51では、音量を予め定められた値以下とする。
・ナビゲーション装置52では、表示器の輝度を下げる。音楽・映像の再生を一時停止する。
・エアコン制御部53では、設定温度を予め定められた値とし、風量を最小、吹出口を例えば運転席フェイス吹出口のみのように制限する。
・デフォッガ制御部54では、作動電流を通常よりも少ない予め定められた値以下とする。
・デアイサ制御部55では、作動電流を通常よりも少ない予め定められた値以下とする。
なお、このとき、ECU10の制御により、バッテリ45から動作継続を指定した車載機器へ電力を供給する。また、動作継続モードへ移行する前の各車載機器の動作状態は、メモリ14に記憶される。
次に、メモリ14上の制御タイマーに予め定められた動作継続時間に相当する値(例えば3分)を設定し(S17)、制御タイマーをスタートさせる(S18)。以降、動作継続モードとなる。
動作継続時間は、バッテリの充電状態と、動作対象機器が動作継続モードで消費する電力とに基づいて算出してもよい。このとき、動作継続モードで消費を許可する電力量を予め設定しておいてもよい。こうすることで、バッテリ上がりを防止することができる。
次に、ユーザのエンジンスイッチ15の操作を確認し、イグニッションスイッチをオン状態とするように操作されたこと(すなわち、エンジン始動要求)を検出したとき(S20:Yes)、動作継続モードを終了し、動作対象機器の動作機能の制限を解除し、メモリ14から動作継続モード移行前の状態を読み出して、動作対象機器を動作継続モード移行前の状態となるように動作させる(S29)。そして、LF送信部11を介して、動作継続モードでの制御を終了する旨の制御終了信号を携帯機2に送信する(S30)。
車両によっては、リモートエンジンスタータのように、車両の外部から遠隔操作する車載機器では、ドアを開状態とすると車載機器の動作が停止してしまうものがある。しかし、本発明の構成では、車載機器の動作停止条件にドアの状態は含まれないため、ユーザが車両に乗り込んでエンジンを始動するまで動作継続モードは維持される。
イグニッションスイッチをオン状態とするように操作されたことを検出しないとき(S20:No)、UHF受信部12が携帯機2からの信号を受信したか否かを確認する(S21)。UHF受信部12が携帯機2からの信号を受信し、その信号が、制御中止要求信号(本発明の動作継続モード解除要求信号)であるとき(S22:Yes)、ECU10の制御により、対象となる車載機器へのバッテリ45からの電力供給を停止する(S28)。これにより、車載機器の動作は停止する。
UHF受信部12が携帯機2からの信号を受信したか否かを確認するとき(S21)、予め定められた時間以内に携帯機2からの信号を受信しないときには、携帯機2(すなわち、ユーザ)が車載装置1の通信圏外へ移動したと見なして、上述のステップS28の処理を実行してもよい。
一方、UHF受信部12が携帯機2から信号は受信するが制御中止要求信号を受信しないとき(S22:No)、ボンネットフード(図3では「フード」と略称)の開閉状態を確認する(S23)。ボンネットフードが開状態であるとき(S24:Yes)、上述のステップS28の処理を実行する。
また、一方、ボンネットフードが開状態でないとき(S24:No)、電源状態監視部42からバッテリ45の状態を取得する(S25)。取得したバッテリ45の状態に基づいて、バッテリ45の充電電力が予め定められた電力閾値を下回ると判定したとき(S26:Yes)、上述のステップS28の処理を実行する。
また、一方、バッテリ45の充電電力が予め定められた電力閾値を上回ると判定したとき(S26:No)、制御タイマーが動作継続時間(例えば3分)を超えタイムアップしたとき(S27:Yes)、上述のステップS28の処理を実行する。制御タイマーがタイムアップしないとき(S27:No)、ステップS19以降の処理を繰り返す。
図4を用いて、携帯機2における動作継続制御処理について説明する。なお、本処理は、上述の携帯機制御プログラムに含まれ、該プログラムに含まれる他の処理とともに予め定められたタイミングで実行される。
まず、メモリ30上の動作継続モードであるか否かを示す動作継続モードフラグ(図4では、単に「フラグ」と表記,以降の表記も「フラグ」とする)に動作継続モードが解除されていることを表す0をセットする(S51)。
LF受信部21が車載装置1からの信号を受信したとき(S52:Yes)、携帯機2は、受信した信号が動作継続モードでの制御を終了する旨の制御終了信号(本発明の動作継続モード解除信号)であるか否かを判定する。受信した信号が制御終了信号でないと判定したとき(S62:No)、受信した信号が動作継続モードでの制御を開始する旨の制御開始信号(本発明のモード移行信号)であるか否かを判定する。受信した信号が制御開始信号でないと判定したとき(S68:No)、受信した信号がIDコードの送信要求を行うための照合要求であるか否かを判定する。受信した信号が前述の照合要求信号であると判定したとき(S76:Yes)、UHF送信部22は照合データ(すなわち、IDコード)を含む照合要求応答信号を車載装置1へ送信する(S77)。
一方、受信した信号が制御開始信号であると判定したとき(S68:Yes)、UHF送信部22は制御開始信号を受信したことを示すレスポンス信号(本発明のモード移行応答信号)を送信する(S69)。
次に、例えばメモリ30上の制御タイマーに、予め定められた動作継続時間に相当する値(例えば3分)を設定し(S70)、制御タイマーをスタートさせる(S71)。これにより、車載装置1から残り時間に関するデータを受信しなくても、携帯機2側で、残り時間に対応した処理を実行することができる。
次に、フラグに動作継続モードに移行したことを表す1をセットする(S72)。そして、例えばメモリ30上の、10秒タイマーのような、携帯機2の間欠動作のタイミングを生成するための間欠タイマーをスタートさせる(S73)。
次に、表示器27に、動作継続モードに移行した旨のメッセージを表示して(S74)、動作開始を報知する(S75)。動作継続モードの残り時間(例えば3分)を表示してもよい。ブザー28の吹鳴あるいはバイブレータ29の振動により、ユーザに動作開始を報知してもよい。
また、一方、受信した信号が制御終了信号であると判定したとき(S62:Yes)、制御終了信号を受信したことを示すレスポンス信号(本発明のモード終了応答信号)を送信する(S63)。
次に、制御タイマーを停止し(S64)、フラグに0をセットし(S65)、間欠タイマーを停止し(S66)、表示器27に表示されている、動作継続モードで制御中である旨のメッセージを消去する(S67)。
また、一方、LF受信部21が車載装置1からの信号を受信していないとき(S52:No)、フラグに1がセットされているか否かを判定する。フラグに1がセットされていないと判定したとき(S53:No)、ステップS52へ戻る。一方、フラグに1がセットされていると判定したとき(S53:Yes)、間欠タイマーがタイムアップ(例えば、10秒経過)し、携帯機2の間欠動作のタイミングが到来したか否かを判定する。
間欠タイマーがタイムアップしたとき(S54:Yes)、表示器27に表示されている動作継続モードの残り時間(すなわち制御タイマー値)を更新(カウントダウン)する(S55)。表示の煩わしさの防止あるいは携帯機2の消費電力低減のため、カウントダウン表示を行わないようにしてもよい。間欠タイマーがタイムアップしていないとき(S54:No)、あるいは、カウントダウン表示実行後(S55)、制御タイマーがタイムアップ(例えば、3分経過)したか否かを判定する。
制御タイマーがタイムアップしていないとき(S56:No)、ステップS52へ戻る。一方、制御タイマーがタイムアップしたとき(S56:Yes)、制御タイマーを停止し(S57)、フラグに0をセットし(S58)、間欠タイマーを停止し(S59)、表示器27に表示されている、動作継続モードで制御中である旨のメッセージを消去する(S60)。
次に、表示器27に、動作継続モードが終了した旨のメッセージを表示して、動作終了を報知する(S61)。ブザー28の吹鳴あるいはバイブレータ29の振動により、ユーザに動作終了を報知してもよい。
ユーザの携帯機2の操作により動作継続モードを解除(中止)させることもできる。以下、図5を用いて、動作継続モード中止処理について説明する。なお、本処理は、割り込み処理等のような、図4の携帯機2の動作継続制御処理の処理タイミングとは異なるタイミングで実行される。また、本処理の一部は、図4の処理の一部と同様であるため、該当処理には同一のステップ番号を付与してある。
まず、ユーザのプッシュスイッチ26の操作により、動作継続モードの中止要求(すなわち、制御中止要求)が発生したか否かを確認し、制御中止要求が発生したとき(S631:Yes)、UHF送信部22は、車載装置1に制御中止要求信号(本発明の動作継続モード解除要求信号)を送信する(S632)。
次に、制御タイマーを停止し(S64)、フラグに0をセットし(S65)、間欠タイマーを停止し(S66)、表示器27に表示されている、動作継続モードで制御中である旨のメッセージを消去する(S67)。その後、本処理を終了する。
ステップS67を実行後、図4の携帯機2の動作継続制御処理のステップS52へ進んでもよい。
本発明の車載機器制御システムの第2実施例を、図面を用いて説明する。なお、本実施例は第1実施例の変形例であるため、第1実施例と同一の構成箇所については同一の符号を付与し、ここでの詳細な説明は割愛する。
図6に、車載機器制御システム100の全体構成を示す。車載機器制御システム100は、第1実施例と同様に、車載装置1,携帯機2を含んで構成される。図1(第1実施例)と異なる点は、車載装置1にUHF送信部13が設けられ、携帯機2にUHF受信部23が設けられ、車載装置1と携帯機2とがUHFによる双方向の通信が可能となっていることである。また、UHF送信部22とUHF受信部23とは、制御IC20からの切替信号によって送受信の動作が切り替えられる。なお、UHF送信部13が本発明の第2車載装置側送信部に相当する。また、UHF受信部23が本発明の第2携帯機側受信部に相当する。
図7に、車載装置1のECU10と他の車載機器との接続構成を示すブロック図を示す。図2(第1実施例)と異なる点は、UHF送信部13が設けられていることである。
図8を用いて、車載装置1における動作継続制御処理について説明する。なお、本処理は、第1実施例と同様に車載装置制御プログラムに含まれ、該プログラムに含まれる他の処理とともに予め定められたタイミングで実行される。
まず、第1実施例と同様に、ユーザのステアリングスイッチ41の操作を確認する(S11)。ステアリングスイッチ41を操作して、ユーザが動作継続モードへの移行を指示する操作を行ったと判定したとき(S12:Yes)、車両の走行に関する状態を取得する(S13)。そして、第1実施例と同様に、動作継続モード移行条件が成立したか否かを判定する。
動作継続モードへの移行条件が成立したと判定したとき(S14:Yes)、LF送信部11を介して、動作継続モードでの制御を開始する旨の制御開始信号を携帯機2に送信する(S15)。
次に、第1実施例と同様に、選択された動作対象機器の動作機能を制限し(S16)、ECU10の制御により、対象となる車載機器へバッテリ45から電力を供給する。また、動作継続モードへの移行する前の動作状態は、メモリ14に記憶される。
次に、メモリ14上の制御タイマーに予め定められた動作継続時間に相当する値(例えば3分)を設定し(S17)、制御タイマーをスタートさせる(S18)。以降、動作継続モードとなる。
次に、ユーザのエンジンスイッチ15の操作を確認し、イグニッションスイッチをオン状態とするように操作されたこと(すなわち、エンジン始動要求)を検出したとき(S20:Yes)、動作継続モードを終了し、動作対象機器の動作機能の制限を解除し、メモリ14から動作継続モード移行前の状態を読み出して、動作対象機器を動作継続モード移行前の状態となるように動作させる(S29)。そして、LF送信部11を介して、通信要求信号を携帯機2に送信する(S301)。次に、UHF受信部12でデータを受信したか否かを確認する(S31)そして、UHF受信部12が携帯機2から車両状態確認要求信号を受信したとき(S32:Yes)、UHF送信部13は、レスポンス(本発明の動作継続モード解除信号)を送信する(S33)。
一方、イグニッションスイッチをオン状態とするように操作されたことを検出しないとき(S20:No)、UHF受信部12が携帯機2からの信号を受信したか否かを確認する(S21)。UHF受信部12が携帯機2からの信号を受信し、その信号が、制御中止要求信号(本発明の動作継続モード解除要求信号)であるとき(S22:Yes)、UHF送信部13は、動作継続モードの中止要因が「ユーザ操作」である旨を含むレスポンス(本発明のモード解除応答信号)を送信する(S223)。そして、イグニッションスイッチがオフ状態にあるときと同様の状態となるように、ECU10の制御により、対象となる車載機器へのバッテリ45からの電力供給を停止する(S28)。これにより、車載機器の動作は停止する。
UHF受信部12が携帯機2から受信した信号が、車両状態確認要求信号であるとき(S221:Yes)、UHF送信部13は、レスポンス(本発明の動作状態信号)を送信する(S222)。
一方、UHF受信部12が携帯機2から受信した信号が、制御中止要求信号および車両状態確認要求信号のいずれでもないとき(S221:No)、ボンネットフード(図8では「フード」と略称)の開閉状態を確認する(S23)。ボンネットフードが開状態であるとき(S24:Yes)、上述のステップS28の処理を実行する。
UHF受信部12が携帯機2からの信号を受信したか否かを確認するとき(S21)、予め定められた時間以内に携帯機2からの信号を受信しないときには、携帯機2(すなわち、ユーザ)が車載装置1の通信圏外へ移動したと見なして、上述のステップS28の処理を実行してもよい。
また、一方、ボンネットフードが開状態でないとき(S24:No)、電源状態監視部42からバッテリ45の状態を取得する(S25)。取得したバッテリ45の状態に基づいて、バッテリ45の充電電力が予め定められた電力閾値を下回ると判定したとき(S26:Yes)、上述のステップS28の処理を実行する。一方、制御タイマーが動作継続時間(例えば3分)を超えタイムアップしたとき(S27:Yes)、上述のステップS28の処理を実行する。制御タイマーがタイムアップしないとき(S27:No)、ステップS19以降の処理を繰り返す。
図9を用いて、携帯機2における動作継続制御処理について説明する。なお、本処理は、上述の携帯機制御プログラムに含まれ、該プログラムに含まれる他の処理とともに予め定められたタイミングで実行される。
まず、第1実施例と同様に、動作継続モードであるか否かを示す動作継続モードフラグ(図9では、単に「フラグ」と表記,以降の表記も「フラグ」とする)に動作継続モードが解除されていることを表す0をセットする(S51)。
LF受信部21が車載装置1からの信号を受信したとき(S52:Yes)、携帯機2は、受信した信号が予め定められたデータの送信を要求する通信要求信号であるか否かを判定する。受信した信号が通信要求信号でないと判定したとき(S521:No)、受信した信号がIDコードの送信要求を行うための照合要求であるか否かを判定する。受信した信号が照合要求信号であると判定したとき(S76:Yes)、UHF送信部22は照合データ(すなわち、IDコード)を含む照合要求応答信号を車載装置1へ送信する(S77)。
一方、受信した信号が通信要求信号であると判定したとき(S521:Yes)、UHF送信部23は車両状態確認要求信号を送信する(S522)。そして、UHF受信部22が車載装置1からの信号を受信したか否かを確認する(S523)。UHF受信部22が車載装置1からの信号を受信し、その信号が、動作継続モードへ移行した旨および動作継続時間を含む動作状態信号である(すなわち、動作継続モードで制御中である)とき(S524:Yes)、第1実施例と同様に、例えばメモリ30上の制御タイマーに、予め定められた動作継続時間に相当する値(例えば3分)を設定し(S70)、制御タイマーをスタートさせる(S71)。
次に、フラグに動作継続モードに移行したことを表す1をセットする(S72)。そして、例えばメモリ30上の、10秒タイマーのような、携帯機2の間欠動作のタイミングを生成するための間欠タイマーをスタートさせる(S73)。そして、表示器27に、動作継続モードに移行した旨のメッセージを表示して(S74)、動作開始を報知する(S75)。動作継続モードの残り時間(例えば3分)を表示してもよい。ブザー28の吹鳴あるいはバイブレータ29の振動により、ユーザに動作開始を報知してもよい。
一方、UHF受信部22が受信した動作状態信号に、動作継続モードを解除させるための条件である動作継続モード解除条件が成立した旨を含む(すなわち、動作継続モードで制御中でない)とき(S524:No)、動作状態信号に成立した動作継続モード解除条件(中止要因)が含まれているか否かを判定する。中止要因(ボンネットフード開,バッテリ容量低下など)が含まれているとき(S525:Yes)、表示器27に、「バッテリ容量低下のため、○○(車載機器名)の動作を停止しました」のように、その中止要因を表示して(S526)、動作継続モードを解除した旨をユーザに報知する(S527)。ブザー28の吹鳴あるいはバイブレータ29の振動により、ユーザに報知してもよい。
中止要因が含まれていないとき(S525:No)、および上述のステップS527を実行後、第1実施例と同様に、制御タイマーを停止し(S64)、フラグに0をセットし(S65)、間欠タイマーを停止し(S66)、表示器27に表示されている、動作継続モードで制御中である旨のメッセージを消去する(S67)。
また、一方、LF受信部21が車載装置1からの信号を受信していないとき(S52:No)、フラグに1がセットされているか否かを判定する。フラグに1がセットされていないと判定したとき(S53:No)、ステップS52へ戻る。一方、フラグに1がセットされていると判定したとき(S53:Yes)、間欠タイマーがタイムアップし、携帯機2の間欠動作のタイミングが到来したか否かを判定する。
間欠タイマーがタイムアップしたとき(S54:Yes)、UHF送信部23は車両状態確認要求信号を送信する(S541)。そして、UHF受信部22が車載装置1からの信号を受信したか否かを確認する(S542)。UHF受信部22が車載装置1からの信号(動作状態信号)を受信し、その動作状態信号に、動作継続モードを解除させるための条件である動作継続モード解除条件が成立した旨を含む(すなわち、動作継続モードで制御中でない)とき(S543:No)、ステップS525へ進む。一方、間欠タイマーがタイムアップしていないとき(S54:No)、ステップS56へ進む。
また、UHF受信部22が車載装置1からの信号を受信したか否かを確認するとき(S542)、予め定められた時間以内に車載装置1からの信号を受信しないときには、ステップS525へ進むようにしてもよい。
一方、受信した動作状態信号に、動作継続モードで動作中の車載機器の動作状態を含む(すなわち、動作継続モードで制御中である)とき(S543:Yes)、車載機器の動作状態に基づいて表示器27の表示を更新する(S544)。更新内容は、動作継続モードの残り時間、動作対象機器がエアコン装置(エアコン制御部53)であれば、設定温度,車室内温度,送風モード等を表示する。
次に、第1実施例と同様に、制御タイマーがタイムアップしたか否かを判定する。制御タイマーがタイムアップしていないとき(S56:No)、ステップS52へ戻る。一方、制御タイマーがタイムアップしたとき(S56:Yes)、制御タイマーを停止し(S57)、フラグに0をセットし(S58)、間欠タイマーを停止し(S59)、表示器27に表示されている、動作継続モードで制御中である旨のメッセージを消去する(S60)。そして、表示器27に、動作継続モードが終了した旨のメッセージを表示して、動作終了を報知する(S61)。ブザー28の吹鳴あるいはバイブレータ29の振動により、ユーザに動作終了を報知してもよい。
第1実施例と同様に、ユーザにより動作継続モードを解除(中止)させることもできる。以下、図10を用いて、動作継続モード中止処理について説明する。なお、本処理は、割り込み処理等のような、図9の携帯機2の動作継続制御処理の処理タイミングとは異なるタイミングで実行される。また、本処理の一部は、図9の処理の一部と同様であるため、該当処理には同一のステップ番号を付与してある。
まず、ユーザのプッシュスイッチ26の操作により、動作継続モードの中止要求(すなわち、制御中止要求)が発生したか否かを確認し、制御中止要求が発生したとき(S522a:Yes)、UHF送信部22は、車載装置1に制御中止要求信号(本発明の動作継続モード解除要求信号)を送信する(S522b)。
次に、UHF受信部22が車載装置1からの信号を受信したか否かを確認する(S523)。UHF受信部22が車載装置1からの信号(レスポンス)を受信しなかったとき(S524:No)、表示器27でのメッセージ表示(例えば、「車載装置1の、動作継続モードの中止要求の受信を確認できませんでした」)、ブザー28の吹鳴あるいはバイブレータ29の振動により、車載装置1との通信ができなかった旨(通信エラー)を報知する(S528)。一方、UHF受信部22が車載装置1からの信号を受信したとき(S524:Yes)、その信号(例えばモード解除応答信号)に成立した動作継続モード解除条件(中止要因)が含まれているか否かを判定する。中止要因(この場合は「ユーザ操作」であるが、他の中止要因でもよい)が含まれているとき(S525:Yes)、表示器27に、「ユーザの中止操作のため、動作を停止しました」のように、その中止要因を表示して(S526)、動作継続モードが停止した旨をユーザに報知する(S527)。ブザー28の吹鳴あるいはバイブレータ29の振動により、ユーザに報知してもよい。
中止要因が含まれていないとき(S525:No)、および上述のステップS527を実行後、図9と同様に、制御タイマーを停止し(S64)、フラグに0をセットし(S65)、間欠タイマーを停止し(S66)、表示器27に表示されている、動作継続モードで制御中である旨のメッセージを消去する(S67)。その後、本処理を終了する。
ステップS67を実行後、図9の携帯機2の動作継続制御処理のステップS52へ進んでもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
1 車載装置
2 携帯機
10 ECU(車両状態取得部,移行条件判定部,動作制御部,移行条件判定部,解除条件判定部,駐車状態判定部,バッテリ状態判定部)
11 LF送信部(第1車載装置側送信部)
12 UHF受信部(第2車載装置側受信部)
13 UHF送信部(第2車載装置側送信部)
15 エンジンスイッチ(始動操作検出部)
16 ドアアンテナ(第1車載装置側送信部)
17 室内アンテナ(第1車載装置側送信部)
18 トランク内アンテナ(第1車載装置側送信部)
19 トランク外アンテナ(第1車載装置側送信部)
20 制御IC(操作判定部)
21 LF受信部(第1携帯機側受信部)
22 UHF送信部(第2携帯機側送信部)
23 UHF受信部(第2携帯機側受信部)
26 プッシュスイッチ(操作部)
27 表示器(報知部)
28 ブザー(報知部)
29 バイブレータ(報知部)
41 ステアリングスイッチ(動作継続モード移行指示部)
42 電源状態監視部(バッテリ状態取得部)
43 フード状態検出部(ボンネットフード状態取得部)
50 テレビ(車載機器)
51 ラジオ受信装置(車載機器)
52 ナビゲーション装置(車載機器)
53 エアコン制御部(車載機器)
54 デフォッガ制御部(車載機器)
55 デアイサ制御部(車載機器)
56 駆動系制御部
100 車載機器制御システム

Claims (22)

  1. 車両に搭載される車載装置と、ユーザが携帯する携帯機とを含み、
    前記車載装置は、
    前記ユーザの操作入力により、前記車両に搭載されてバッテリからの電源供給により動作する車載機器を指定し、指定した車載機器の予め定められた動作を継続する動作継続モードへの移行を指示する動作継続モード移行指示部と、
    前記車両の走行に関する状態を取得する車両状態取得部と、
    取得した前記車両の状態に基づき、前記動作継続モードへの移行条件が成立したか否かを判定する移行条件判定部と、
    前記動作継続モードへの移行条件が成立したと判定したとき、予め定められた動作継続時間だけ、指定した前記車載機器における前記動作継続モードに対応した動作の実行を制御する動作制御部と、
    前記携帯機に、第1周波数帯の電波にて、前記動作継続モードへ移行した旨および前記動作継続時間を含むモード移行信号を送信する第1車載装置側送信部と、
    を備え、
    前記携帯機は、
    前記車載装置からの前記モード移行信号を受信する第1携帯機側受信部と、
    前記モード移行信号を受信したときに、その旨を報知する報知部と、
    を備えることを特徴とする車載機器制御システム。
  2. 前記携帯機は、前記第1携帯機側受信部が前記モード移行信号を受信したときに、第2周波数帯の電波にて前記車載装置へモード移行応答信号を送信する第2携帯機側送信部を備え、
    前記車載装置は、前記モード移行応答信号を受信するための第2車載装置側受信部を備える請求項1に記載の車載機器制御システム。
  3. 前記携帯機の報知部は、前記第1携帯機側受信部が前記モード移行信号を受信したときに、前記モード移行信号に含まれる前記動作継続時間に基づいて、前記動作継続モードの残り時間を報知する請求項1または請求項2に記載の車載機器制御システム。
  4. 前記車載装置は、前記動作継続モード中に、予め定められた動作継続モード解除条件が成立したか否かを判定する解除条件判定部を備え、
    前記動作継続モード解除条件が成立したと判定したときに、前記動作制御部は前記動作継続モードを解除して、前記動作継続モード解除条件に応じて前記車載機器の動作制御を行う請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車載機器制御システム。
  5. 前記携帯機は、ユーザが操作入力を行うための操作部と、
    前記ユーザが動作継続モードの解除を指示する操作入力を行ったか否かを判定する操作判定部と、を備え、
    前記第2携帯機側送信部は、前記操作判定部が、前記ユーザが動作継続モードの解除を指示する操作入力を行ったと判定したときに、動作継続モード解除要求信号を送信するとともに、前記報知部は、前記動作継続モードの解除を報知し、
    前記車載装置は、前記動作継続モード解除要求信号を受信するための第2車載装置側受信部を備え、
    前記解除条件判定部は、前記第2車載装置側受信部が前記動作継続モード解除要求信号を受信したときに、前記動作継続モード解除条件が成立したと判定し、前記動作制御部は前記車載機器の予め定められた動作を停止する請求項4に記載の車載機器制御システム。
  6. 前記車載装置は、前記車両のエンジンの始動操作を検出する始動操作検出部を備え、
    前記解除条件判定部は、前記車両のエンジンの始動操作を検出したときに、前記動作継続モード解除条件が成立したと判定し、前記動作制御部は前記車載機器の状態を前記動作継続モード移行前の状態に戻し、前記第1車載装置側送信部は、前記携帯機に動作継続モード解除信号を送信する請求項4または請求項5に記載の車載機器制御システム。
  7. 車両に搭載される車載装置と、ユーザが携帯する携帯機とを含み、
    前記車載装置は、
    前記ユーザの操作入力により、前記車両に搭載されてバッテリからの電源供給により動作する車載機器を指定し、指定した車載機器の予め定められた動作を継続する動作継続モードへの移行を指示する動作継続モード移行指示部と、
    前記車両の走行に関する状態を取得する車両状態取得部と、
    取得した前記車両の状態に基づき、前記動作継続モードへの移行条件が成立したか否かを判定する移行条件判定部と、
    前記動作継続モードへの移行条件が成立したと判定したとき、予め定められた動作継続時間だけ、指定した前記車載機器における前記動作継続モードに対応した動作の実行を制御する動作制御部と、
    前記動作継続モードへの移行条件が成立したと判定したとき、前記携帯機に、第1周波数帯の電波にて、前記携帯機に予め定められたデータの送信を要求する通信要求信号を送信する第1車載装置側送信部と、
    前記携帯機から、第2周波数帯の電波にて、前記通信要求信号に応答して送信される車両状態要求信号を受信する第2車載装置側受信部と、
    前記車両状態要求信号を受信したときに、前記動作継続モードへ移行した旨および前記動作継続時間を含む動作状態信号を、前記第2周波数帯の電波にて送信する第2車載装置側送信部と、
    を備え、
    前記携帯機は、
    前記車載装置からの前記通信要求信号を受信する第1携帯機側受信部と、
    前記通信要求信号を受信したときに、前記第2周波数帯の電波にて前記車載装置へ車両状態要求信号を送信する第2携帯機側送信部と、
    前記動作状態信号を受信する第2携帯機側受信部と、
    前記第2携帯機側受信部が、前記動作状態信号を受信したときに、その旨を報知する報知部と、
    を備えることを特徴とする車載機器制御システム。
  8. 前記携帯機の前記第2携帯機側送信部は、前記第2携帯機側受信部が前記動作状態信号を受信した後、予め定められたタイミングで前記車両状態要求信号を送信し、
    前記車載装置は、前記動作継続モード中に前記第2車載装置側受信部が前記車両状態要求信号を受信したときに、前記第2車載装置側送信部は、前記動作継続モードで動作中の車載機器の動作状態を含む動作状態信号を送信する請求項7に記載の車載機器制御システム。
  9. 前記携帯機の前記報知部は、前記動作状態信号に含まれる動作継続時間に基づく前記動作継続モードの残り時間、および前記車載機器の動作状態を報知する請求項7または請求項8に記載の車載機器制御システム。
  10. 前記携帯機の前記報知部は、前記第2携帯機側送信部が前記車両状態要求信号を送信後、予め定められた時間内に前記第2携帯機側受信部が前記動作状態信号を受信しなかったとき、その旨を報知する請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記載の車載機器制御システム。
  11. 前記車載装置は、前記動作継続モード中に、予め定められた動作継続モード解除条件が成立したか否かを判定する解除条件判定部を備え、
    前記解除条件判定部が、前記動作継続モード解除条件が成立したと判定したときに、前記動作制御部は前記動作継続モードを解除して、前記動作継続モード解除条件に応じて前記車載機器の動作制御を行い、前記第2車載装置側送信部は前記動作継続モード解除条件が成立した旨を含む動作状態信号を送信する請求項7ないし請求項10のいずれか1項に記載の車載機器制御システム。
  12. 前記携帯機の前記報知部は、前記第2携帯機側受信部が受信した前記動作状態信号に前記動作継続モード解除条件が成立した旨を含むとき、その旨を報知する請求項11に記載の車載機器制御システム。
  13. 前記車載装置の前記解除条件判定部は、予め定められた時間内に前記第2車載装置側受信部が前記車両状態要求信号を受信しなかったとき、前記動作継続モード解除条件が成立したと判定し、前記動作制御部は前記車載機器の予め定められた動作を停止する請求項11または請求項12に記載の車載機器制御システム。
  14. 前記車載装置は、前記車両のエンジンの始動操作を検出する始動操作検出部を備え、
    前記解除条件判定部は、前記始動操作検出部が、前記車両のエンジンの始動操作を検出したときに、前記動作継続モード解除条件が成立したと判定するとともに、前記第1車載装置側送信部は前記携帯機に前記通信要求信号を送信し、
    前記携帯機の前記第2携帯機側受信部が前記通信要求信号を受信したときに、前記第2携帯機側送信部は前記車両状態要求信号を送信し、
    前記車載装置は、前記第2車載装置側受信部が前記車両状態要求信号を受信したときに、前記動作制御部は前記車載機器の状態を前記動作継続モード移行前の状態に戻し、前記第2車載装置側送信部が前記動作継続モード解除信号を送信する請求項11ないし請求項13のいずれか1項に記載の車載機器制御システム。
  15. 前記携帯機は、ユーザが操作入力を行うための操作部と、
    前記ユーザが動作継続モードの解除を指示する操作入力を行ったか否かを判定する操作判定部と、を備え、
    前記携帯機の前記第2携帯機側送信部は、前記操作判定部が、前記ユーザが動作継続モードの解除を指示する操作入力を行ったと判定したときに、動作継続モード解除要求信号を送信するとともに、前記報知部は、前記動作継続モードの解除を報知し、
    前記車載装置の前記解除条件判定部は、前記第2車載装置側受信部が前記動作継続モード解除要求信号を受信したときに、前記動作継続モード解除条件が成立したと判定し、前記動作制御部は前記車載機器の予め定められた動作を停止し、前記第2車載装置側送信部は、前記動作継続モード解除要求信号に応答するモード解除応答信号を送信する請求項11ないし請求項14のいずれか1項に記載の車載機器制御システム。
  16. 前記車載装置は、前記車両状態取得部が取得した前記車両の状態に基づいて、前記車両が駐車状態にあるか否かを判定する駐車状態判定部を備え、
    前記移行条件判定部は、前記駐車状態判定部が、前記車両が駐車状態にあると判定したときに、前記動作継続モードへの移行条件が成立したと判定する請求項1ないし請求項15のいずれか1項に記載の車載機器制御システム。
  17. 前記車載装置の前記車両状態取得部は、前記バッテリの充電状態を取得するバッテリ状態取得部を含み、
    前記バッテリの充電状態に含まれる前記バッテリの充電電力が予め定められた電力閾値を上回るか否かを判定するバッテリ状態判定部を備え、
    前記移行条件判定部は、前記バッテリ状態判定部が、前記バッテリの充電電力が予め定められた電力閾値を上回ると判定したときに、前記動作継続モードへの移行条件が成立したと判定する請求項1ないし請求項16のいずれか1項に記載の車載機器制御システム。
  18. 前記車載装置は、前記車両のボンネットフードの開閉状態を取得するボンネットフード状態取得部を備え、
    前記動作制御部は、前記動作継続モード中に、前記ボンネットフードフードが開状態であるときに、前記動作継続モードを解除し前記車載機器の予め定められた動作を停止する請求項1ないし請求項17のいずれか1項に記載の車載機器制御システム。
  19. 前記車載装置は、前記バッテリの充電状態を取得するバッテリ状態取得部を備え、
    前記バッテリの充電状態に含まれる前記バッテリの充電電力が予め定められた電力閾値を上回るか否かを判定するバッテリ状態判定部を備え、
    前記動作制御部は、前記動作継続モード中に、前記バッテリ状態判定部が、前記バッテリの充電電力が予め定められた電力閾値を下回ると判定したときに、前記動作継続モードを解除し前記車載機器の予め定められた動作を停止する請求項1ないし請求項18のいずれか1項に記載の車載機器制御システム。
  20. 前記車載装置は、前記動作継続モードへ移行してからの時間を計測する時間計測部を備え、
    前記動作制御部は、前記動作継続モードへ移行してからの時間が前記操作継続時間を上回るときに、前記動作継続モードを解除し前記車載機器の予め定められた動作を停止する請求項1ないし請求項19のいずれか1項に記載の車載機器制御システム。
  21. 前記第1周波数帯の電波は、LF帯である請求項1ないし請求項20のいずれか1項に記載の車載機器制御システム。
  22. 前記第2周波数帯の電波は、UHF帯である請求項2、または請求項7ないし請求項15のいずれか1項に記載の車載機器制御システム。
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