JP2017155604A - エンジン制御装置 - Google Patents

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哲也 江川
正則 小杉
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Abstract

【課題】エンジンの切り忘れを生じ難くすることができるエンジン制御装置を提供する。【解決手段】降車有りの検出後、エンジン7が稼働中のまま電子キー2が車外に持ち出されたとき、又はエンジン7が稼働中のまま電子キー2が車内に存在して車両1が同一箇所に駐車されたままのとき、第1警報を実施する。第1警報の一定時間経過後、通知性の高い第2警報を実施する。第2警報を開始してから一定時間経過後、未だエンジン7が稼働中であれば、エンジン7を自動で停止する。【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンの作動を制御するエンジン制御装置に関する。
従来、車両においてエンジンの稼働中、電子キーを所持したまま降車したことが検出されると、警報を発する技術が周知である(特許文献1等参照)。この場合、エンジンの切り忘れをユーザに通知することが可能となるので、エンジンを稼働させたまま車両を放置させずに済む。
特開平11−301306号公報
しかし、例えば車両から急いで降車するときなどは、警報に気付かないことも想定される。この状況下では、車両がエンジン稼働のまま放置されることになるので、何らかの対策が要望されていた。
本発明の目的は、エンジンの切り忘れを生じ難くすることができるエンジン制御装置を提供することにある。
前記問題点を解決するエンジン制御装置は、車両のエンジンの作動を制御する構成において、前記車両から降車があったか否かを判定する降車判定部と、降車検出後、稼働中の前記エンジンを停止させておくべき状況下にあるか否かを判定する状態判定部と、前記エンジンを停止すべき状況下にあると前記状態判定部により判定されているとき、前記エンジンを自動で停止させる作動制御部とを備えた。
本構成によれば、降車判定後、稼働中のエンジンを停止させておくべき状況下にあると判定されたとき、稼働中のエンジンを自動で停止させる。よって、エンジンの切り忘れを生じ難くすることが可能となる。
前記エンジン制御装置において、前記状態判定部は、降車検出時に前記エンジンの切り忘れがあったとき、電子キーが車内外のどちらに位置するのかを確認するエンジン切り忘れ時キー位置判定を行い、前記作動制御部は、前記エンジン切り忘れ時キー位置判定の判定結果を基に、前記エンジンを自動停止させることが好ましい。この構成によれば、電子キーの車内外位置から、エンジンを自動停止すべきか否かを判定するので、エンジン自動停止を、より正しく行うのに有利となる。
前記エンジン制御装置において、前記作動制御部は、前記エンジン切り忘れ時キー位置判定において、前記エンジンが稼働のまま前記電子キーが車外に位置すると判定されると、前記エンジンを自動で停止させるべきと認識することが好ましい。この構成によれば、ユーザが車両から離れる可能性が高い状況下において、エンジンを自動停止させることが可能となる。
前記エンジン制御装置において、前記状態判定部は、前記車両が閉鎖空間にあるか否かを確認する閉鎖空間判定を行い、前記作動制御部は、前記エンジン切り忘れ時キー位置判定において、前記エンジンが稼働のまま前記電子キーが車内に位置すると判定されたとき、前記閉鎖空間判定において前記車両が閉鎖空間にあると判定されると、前記エンジンを自動で停止させるべきと認識することが好ましい。この構成によれば、エンジンがオンのまま車両が閉鎖空間に放置されてしまったとき、エンジンを自動でオフする。よって、閉鎖空間内に車両の排ガスが充満せずに済む。
前記エンジン制御装置において、前記車両は、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車又はアイドリングストップ車のいずれかであることが好ましい。この構成によれば、エンジンを切り忘れてしまう可能性の高い車両においてエンジンの切り忘れを防止できるという点で非常に有利である。
本発明によれば、エンジンの切り忘れを生じ難くすることができる。
一実施形態のエンジン制御装置の構成図。 エンジンを自動停止するときに実行されるフローチャート。
以下、エンジン制御装置の一実施形態を図1及び図2に従って説明する。
図1に示すように、車両1は、車両用のキーである電子キー2と無線によるID照合を行う電子キーシステム3を備える。本例の電子キーシステム3は、例えば車両1からの通信を契機に狭域無線によってID照合を行うキー操作フリーシステムであることが好ましい。なお、キー操作フリーシステムのID照合を「スマート照合」といい、その通信を「スマート通信」という。
車両1は、ID照合を行う照合ECU(Electronic Control Unit)4と、車載電装品の電源を管理するボディECU5と、エンジン7を制御するエンジンECU6とを備える。これらECUは、車内の通信線8を通じて接続されている。照合ECU4のメモリ9には、ID照合時の認証に使用するキー情報10が書き込み保存されている。キー情報10は、電子キー2が持つ固有のコードである電子キーIDや、ID照合の過程で行う暗号通信で使用される暗号鍵などを含むことが好ましい。ボディECU5は、車両ドアの施解錠のメカ部分であるドアロック機構11の作動を制御する。
照合ECU4には、室外に電波を送信可能な車外送信機18と、車内に電波を送信可能な車内送信機19と、車両1において電波受信を可能とする車両受信機20とが接続されている。車外送信機18及び車内送信機19は、LF(Low Frequency)帯の電波を送信可能である。車両受信機20は、UHF(Ultra High Frequency)帯の電波を受信可能である。
車両1は、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車又はアイドリングストップ車のいずれかである。ハイブリッド車は、エンジン及びモータの動力を組み合わせて走行する車両である。プラグインハイブリッド車は、車載バッテリを外部の充電ケーブルによって充電することが可能なハイブリッド車である。アイドリングストップ車は、エンジン稼働中、例えば停車時にエンジンを一時停止することが可能な車両である。
電子キー2は、電子キー2の作動を制御するキー制御部23と、電子キー2において電波受信する受信部24と、電子キー2において電波送信する送信部25とを備える。キー制御部23のメモリ26には、車両1とのID照合時に使用するキー情報27が書き込み保存されている。このキー情報27も電子キーID及び暗号鍵を含むことが好ましい。受信部24は、例えばLF電波を受信する。送信部25は、例えばUHF電波を送信する。
車両1の車外周囲に形成されたLF電波の通信エリアに電子キー2が進入すると、車両1及び電子キー2の間で車外におけるスマート通信(車外スマート通信)が確立する。このとき、電子キー2は、電子キーIDをUHF電波によって車両1に送信し、車両1との間でスマート照合を実行する。スマート照合は、電子キーIDの正否を確認する電子キーID照合と、暗号鍵によるチャレンジレスポンス認証とを含むことが好ましい。車外スマート照合が成立すれば、車両ドアの施解錠が許可又は実行される。また、車両1の車内に形成されたLF電波の通信エリアに電子キー2が進入すると、車両1及び電子キー2の間で車内におけるスマート通信(車内スマート通信)が確立し、これらの間でスマート照合(車内スマート照合)が実行される。車内スマート照合が成立すれば、車両電源の遷移操作(例えばエンジン始動操作)が許可される。
車両1は、稼働中のエンジン7を自動で停止可能なエンジン制御装置30を備える。ところで、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車及びアイドリングストップ車においては、エンジン7が稼働中であるものの、諸条件を満たすとき、エンジン7が一時停止する状態に移行する。このため、降車時、エンジン7が一時停止の状態(アイドリングストップ状態)にあると、エンジン7の電源が入っているにもかかわらず、車両1から離れてしまう可能性がある。そこで、本例のエンジン制御装置30は、車両1の電源制御機能を有し、エンジン7の電源を自動で停止に移行できることを可能にする。
エンジン制御装置30は、車両1から降車があったか否かを判定する降車判定部31を備える。降車判定部31は、ボディECU5に設けられている。降車判定部31は、運転席に設けられた着座センサがオフ、又は運転席のシートベルトリマインダがオンからオフに切り替わり、かつ車両ドアが閉状態から開状態に切り替わったとき、降車があったと判定することが好ましい。車両ドアの開閉は、例えば車両1に設けられたカーテシスイッチからの信号を基に検出するとよい。なお、降車有無を判定するにあたっては、車両メーカが提供する降車判定入力を用いるとよい。
エンジン制御装置30は、降車検出後、稼働中のエンジン7を停止させておくべき状況下にあるか否かを判定する状態判定部32を備える。状態判定部32は、照合ECU4に設けられている。本例の状態判定部32は、降車判定部31による降車検出後、稼働中(例えば準備状態(Ready状態)、アイドリングストップ中)のエンジン7を停止としておく必要があるか否かを判定する。
状態判定部32は、降車検出後、エンジン7が切り忘れの状況下にあるとき、電子キー2が車内外のどちらにあるのかを判定するエンジン切り忘れ時キー位置判定機能を備える。本例のエンジン切り忘れ時キー位置判定機能は、例えばエンジン7の稼働の監視、電子キーシステム3による電子キー2の位置の確認、車載されたナビゲーションシステムによる自車位置の確認などを通じて、エンジン7が切り忘れられた状態下における電子キー2の車内外位置を判定する。
また、状態判定部32は、エンジン7の稼働下において車両1が閉鎖空間にあるか否かを判定する閉鎖空間判定機能を備える。本例の閉鎖空間判定機能は、例えば車外周囲の物体を検知する物体検知部(例えばクリアランスソナー等)の監視結果、車載されたカーナビゲーションシステムによる自車位置の確認などを通じて、車両1が閉鎖空間にあるか否かを判定する。
エンジン制御装置30は、状態判定部32の判定結果を基に稼働中のエンジン7を自動で停止させる作動制御部33を備える。作動制御部33は、照合ECU4に設けられる。作動制御部33は、エンジン切り忘れ時キー位置判定及び閉鎖空間判定の両者の判定結果を基に、エンジン7を自動停止させるべきか否かを認識し、エンジン7を自動停止させるべきと認識したとき、所定の警報を吹鳴し、その後、稼働中のエンジン7を自動で停止させる。
次に、図2を用いて、エンジン制御装置30の作用及び効果を説明する。
ステップ100において、降車判定部31は、車両1において降車があったか否かを判定する。降車判定は、以下の(a),(b)のどちらかであることが好ましい。
(a)運転席に設けられた着座センサがオフ、かつ車両ドアが閉状態から開状態に切り替わったこと
(b)運転席のシートベルトリマインダがオンからオフに切り替わり、かつ車両ドアが閉状態から開状態に切り替わったこと
なお、車両ドアの開閉は、例えば車両1に設けられたカーテシスイッチからの信号を基に検出するとよい。また、降車有無を判定するにあたっては、車両メーカが提供する降車判定入力を用いるとよい。ステップ100の降車判定で判定が成立(降車を検出)すればステップ101に移行し、判定が不成立(降車を非検出)であればステップ101で待機する。
ステップ101において、状態判定部32は、エンジン7のオンオフ状態を判定する。エンジン7がオン状態をとっていればステップ102に移行し、エンジン7がオフ状態となっていれば処理を終了する。
ステップ102において、状態判定部32は、降車検出後、エンジン切り忘れ時キー位置判定を実行する。本例のエンジン切り忘れ時キー位置判定は、以下の(c),(d)のどちらかであるのかを判定する。
(c)エンジン7の稼働中に電子キー2を車外に持ち出して一定時間が経過したこと
(d)エンジン7の稼働中、車内に電子キー2が存在して車両1が同一箇所に停車されて一定時間経過したこと
なお、電子キー2の車外持ち出しは、例えば電子キー2と車内スマート通信が成立しなくなることで認識することが好ましい。また、車両1が同位置箇所に停車されているのかは、例えば車速、シフトレバーの操作位置、ナビゲーションシステムのGPSなどを用いて検出することが好ましい。ステップ102のエンジン切り忘れ時キー位置判定で電子キー2が車外に位置すると判定されれば、エンジン7を自動停止すべきと認識し、ステップ104に移行する。一方、エンジン切り忘れ時キー位置判定で電子キー2が車内に位置すると判定されれば、この段階ではまだエンジン7を自動停止すべきとは認識せず、ステップ103に移行する。これは、電子キー2が車内に存在するのであれば、例えば運転者が単に車内で休憩していることも想定されるので、この場合、エンジン7を自動停止させてしまうのは望ましくないからである。
ステップ103において、状態判定部32は、降車検出後、電子キー2が車内に存在するとき、閉鎖空間判定を実行する。本例の閉鎖空間判定は、以下の(e),(f)のどちらかであることが好ましい。
(e)車体の物体検知部(例えばクリアランスソナー等)によって周辺に壁有りと検出されること
(f)ユーザによって任意に閉鎖空間として指定された場所に車両1があること
閉鎖空間の指定は、例えばカーナビゲーションシステムを通じて場所の設定をすることが好ましい。また、車体周囲の壁を検出する物体検知部は、クリアランスソナーに限定されず、例えばミリ波レーダやカメラなどの他の部材を用いてもよい。ステップ103の閉鎖空間判定で判定が成立(車両1が閉鎖空間にあることを検出)すればステップ104に移行し、判定が不成立(閉鎖空間にあることを非検出)であれば処理を終了する。
ステップ104において、作動制御部33は、エンジン7が切り忘れられていると判断された状況下において、第1警報を実行する。すなわち、降車有りの検出後、エンジン7が稼働中のまま電子キー2が車外に持ち出されたとき、又はエンジン7が稼働中のまま電子キー2が車内に存在して車両1が同一箇所に駐車されたままのとき、作動制御部33は、第1警報を実行する。第1警報は、通常の警報であって、例えば一定時間の間、車載ブザーを鳴らしたり車載インジケータを点灯/点滅させたりする。
ステップ105において、作動制御部33は、第1警報の一定時間経過後、第1警報とは異なる態様により、第2警報を実行する。第2警報は、第1警報よりも通知性の高い警報であって、例えば車載されたホーンを一定時間鳴らす作動がある。これにより、エンジン7が切り忘れていることをユーザに伝わり易くする。
ステップ106において、作動制御部33は、第2警報の一定時間経過後、エンジン7を自動で停止させる。これにより、エンジン7の切り忘れを防止することができる。
さて、本例の場合、降車判定後、エンジン切り忘れ時キー位置判定又は閉鎖空間判定の判定結果を基に、エンジン7を自動停止すべきか否かの判定を行い、エンジン7を自動停止すべきと認識したとき、通常の警報である第1警報を吹鳴し、第1警報を開始してからの一定時間後、通常よりも通知性の高い第2警報を吹鳴する。そして、第2警報を開始してからの一定時間後、エンジン7を自動で停止させる。これにより、例えばハイブリッド車、プラグインハイブリッド車又はアイドリングストップ車のような車両1において、降車時にエンジン7が稼働状態(レディ状態、アイドリングストップ状態など)となっていて、警報に気付かずに車両1から離れたとしても、警報実施後、エンジン7が自動的にオフされる。よって、エンジン7の切り忘れを防止することができる。
状態判定部32は、降車検出時にエンジン7の切り忘れがあったとき、電子キー2が車内外のどちらに位置するのかを確認するエンジン切り忘れ時キー位置判定を行う。作動制御部33は、エンジン切り忘れ時キー位置判定の判定結果を基に、エンジン7を自動停止させる。よって、電子キー2の車内外位置から、エンジン7を自動停止すべきか否かを判定するので、エンジン自動停止を、より正しく行うのに有利となる。
作動制御部33は、エンジン切り忘れ時キー位置判定において、エンジン7が稼働のまま電子キー2が車外に位置すると判定されると、エンジン7を自動で停止させるべきと認識する。よって、ユーザが車両1から離れる可能性が高い状況下において、エンジン7を自動停止させることができる。
状態判定部32は、車両1が閉鎖空間にあるか否かを確認する閉鎖空間判定を行い、作動制御部33は、エンジン切り忘れ時キー位置判定において、エンジン7が稼働のまま電子キー2が車内に位置すると判定されたとき、閉鎖空間判定において車両1が閉鎖空間にあると判定されると、エンジン7を自動で停止させるべきと認識する。このように、本例においては、エンジン7がオンのまま車両1が閉鎖空間(ガレージ等)に放置されてしまったとき、エンジン7を自動でオフすることが可能となる。よって、閉鎖空間内に車両1の排ガスが充満せずに済む。
本例の車両1は、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車又はアイドリングストップ車のいずれかである。ところで、このような車両1の場合、エンジン7がオン状態にあるにも関わらず一時的に止まった状態をとることがあるので、降車時、ユーザはエンジン7が停止していると判断してしまう可能性がある。そこで、このような車両1において本例のエンジン制御装置30を採用すれば、エンジン7を切り忘れてしまう可能性の高い車両1においてエンジン7の切り忘れを防止できるという点で非常に有利であるといえる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・降車判定は、ユーザが車両ドアを開けて降車したことが検出できれば、種々の判定ロジックを採用可能である。
・状態判定部32の判定処理は、エンジン切り忘れ時キー位置判定及び閉鎖空間判定の少なくとも一方を含む処理であればよい。
・状態判定部32の判定処理は、エンジン切り忘れ時キー位置判定や閉鎖空間判定に限らず、車両1のエンジン7を自動停止させる状況にあるか否かを判定できるロジックであれば、他の態様に適宜変更できる。
・エンジン切り忘れ時キー位置判定や閉鎖空間判定は、種々の判定ロジックに変更可能である。
・エンジン切り忘れ時キー位置判定は、エンジン7が切り忘れられてユーザが車両1から離れてしまっているか否かの判定であればよい。
・第1警報や第2警報は、特定の操作を行うことにより解除可能としてもよい。この解除操作としては、例えば車両ドアを開閉させることや、スマート通信のエリア内で電子キー2を振動させる(キーを数回振る)ことや、車両ドアのドアハンドルを操作することなどが挙げられる。
・警報は、第1警報及び第2警報の2種類が実行されることに限らず、例えば1回のみとしてもよい。
・警報の動作は、省略してもよい。
・電子キーシステム3は、キー操作フリーシステムやワイヤレスキーシステムに限定されず、例えばイモビライザーシステムなどの他のシステムに変更してもよい。
・電子キーシステム3の通信は、例えばブルートゥース通信などの他の通信規格を使用してもよい。
・電子キーシステム3の電波の周波数は、LFやUHFに限定されず、他の周波数に変更してもよい。
・電子キー2は、例えば高機能携帯電話等の他の端末に変更してもよい。
・降車判定部31、状態判定部32及び作動制御部33は、車内のどのECUに設けてもよい。
・車両1は、エンジン車などの他の種類の車両に変更してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)前記エンジン制御装置において、作動制御部は、前記エンジンを自動停止すべきと認識したとき、通常の警報として第1警報を出力し、前記エンジンが停止されずに一定時間経過すると、前記第1警報よりも通知性の高い第2警報を出力し、前記エンジンが停止されずに更に一定時間経過すると、当該エンジンを自動で停止させる。この構成によれば、エンジンを自動停止する前に警報を出力するので、エンジンが稼働中のままであることを前もってユーザに通知することが可能となる。
1…車両、2…電子キー、7…エンジン、30…エンジン制御装置、31…降車判定部、32…状態判定部、33…作動制御部。

Claims (5)

  1. 車両のエンジンの作動を制御するエンジン制御装置において、
    前記車両から降車があったか否かを判定する降車判定部と、
    降車検出後、稼働中の前記エンジンを停止させておくべき状況下にあるか否かを判定する状態判定部と、
    前記エンジンを停止すべき状況下にあると前記状態判定部により判定されているとき、前記エンジンを自動で停止させる作動制御部と
    を備えたことを特徴とするエンジン制御装置。
  2. 前記状態判定部は、降車検出時に前記エンジンの切り忘れがあったとき、電子キーが車内外のどちらに位置するのかを確認するエンジン切り忘れ時キー位置判定を行い、
    前記作動制御部は、前記エンジン切り忘れ時キー位置判定の判定結果を基に、前記エンジンを自動停止させる
    請求項1に記載のエンジン制御装置。
  3. 前記作動制御部は、前記エンジン切り忘れ時キー位置判定において、前記エンジンが稼働のまま前記電子キーが車外に位置すると判定されると、前記エンジンを自動で停止させるべきと認識する
    請求項2に記載のエンジン制御装置。
  4. 前記状態判定部は、前記車両が閉鎖空間にあるか否かを確認する閉鎖空間判定を行い、
    前記作動制御部は、前記エンジン切り忘れ時キー位置判定において、前記エンジンが稼働のまま前記電子キーが車内に位置すると判定されたとき、前記閉鎖空間判定において前記車両が閉鎖空間にあると判定されると、前記エンジンを自動で停止させるべきと認識する
    請求項2又は3に記載のエンジン制御装置。
  5. 前記車両は、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車又はアイドリングストップ車のいずれかである
    請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のエンジン制御装置。
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