JP5129174B2 - 操作忘れ防止システム - Google Patents
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この構成によれば、操作対象からユーザが離れて行っている際には、警告動作が早めに実行され、操作対象からユーザがあまり離れて行っていない場合には、警告動作が遅めに実行される。よって、操作対象からのユーザの離れ具合に応じた好適なタイミングで警告動作が実行されるので、操作忘れの警告精度を高いものとすることが可能となる。
この構成によれば、操作対象からユーザが離れて行っている際には、警告動作が例えば大きな音で実行され、操作対象からユーザがあまり離れて行っていない場合には、警告動作が例えば小さな音で実行される。このため、操作対象とユーザとの間の距離に適した好適な音量で警告を実行することが可能となる。
この構成によれば、車両操作忘れの警告動作を、より精度よく実行することが可能となる。
図1に示すように、車両1には、車両キーとして電子キー2を使用する電子キーシステム3が設けられている。電子キー2は、自身が持つIDコード(キーコード)を無線信号によって車両1に発信することにより、車両1との間でキー照合を実行する車両キーの一種である。電子キーシステム3は、電子キー2から発信されたIDコードを車両1のものと照らし合わせてキー照合を行い、このキー照合が成立すれば、例えば車両ドアのドアロック施解錠やエンジン始動等を許可又は実行する。本例の電子キーシステム3は、車両1から発信されるID返信要求(リクエスト)を電子キー2が受信した際、これに応答する形で電子キー2がIDコードを自動で返信してキー照合を実行するキー操作フリーシステムが採用されている。なお、車両1が操作対象に相当し、電子キー2が通信端末に相当する。
電子キー2を所持したユーザ(運転者)が車両1から降車した際、降車動作時に開けられた車両ドアが閉じられたことをカーテシスイッチ24で検出すると、照合ECU4は車外LF発信機5からリクエスト信号Srqの発信を開始して、車外通信の確立を試みる。このとき、電子キー2がリクエスト信号Srqの車外通信エリア内に位置していれば、電子キー2がこのリクエスト信号Srqに応答して返信してきたID信号SidをRF受信機7で受信することになり、ID信号Sidの受信を以て、車外通信エリア内に電子キー2が位置していることを認識する。
(1)車両1に操作忘れ(ドア施錠忘れ、窓閉め忘れ等)が発生している状況下で、電子キー2がリクエスト信号Srqの車外通信エリアから出た際、電子キー2から複数回に亘りUHFの位置確認信号Sknを発信させ、この位置確認信号Sknの受信信号強度RSSIの変化からユーザが車両1から離れて行っているか否かを推定し、その推定結果に基づく開始時刻Tに警告動作を開始する。このため、車両1からのユーザの離れ具合に応じた好適なタイミングで警告動作が実行されるので、車両操作忘れの警告精度を高いものすることができる。
(4)ユーザが車両1から大きく離れて行っている際には警告動作が早めに設定され、ユーザが車両1からあまり離れて行っていない際には警告動作が遅めに設定されるので、ユーザが車両1から遠く離れる可能性が高い際は、前もって早い段階で警告動作が実行される。このため、ユーザが車両1から大きく離れてしまう前に操作忘れの警告をユーザに通知することが可能となるので、より確実に操作忘れをユーザに通知することができる。
・ 警告動作の設定対象である警告パラメータは、必ずしも警告動作の開始時刻に限定されない。例えば図5に示すように、警告パラメータは、警告動作の音量の大きさでもよい。この場合、受信信号強度RSSIの変化が大きい値をとる場合、即ちユーザが車両1から離れていっている場合には、警告動作を大きな音で行い、受信信号強度RSSIの変化が小さい値をとる場合、即ちユーザが車両1から離れて行っていない場合には、警告動作を普通の音で行う。これにより、大きく離れたユーザにも警告音が届くようになるので、車両1からの離れ具合に応じた好適な音で警告動作の通知を実行することができる。なお、この思想は第1実施形態と組み合わせてもよい。
・ 警告動作は、必ずしもホーンやライト等を用いて行うことに限定されず、これ以外の車載機器を使用してもよい。
・ 電子キーシステム3の無線通信を車両操作忘れ防止システム25でも利用することに限らず、これら両機能で各々独立したシステム構成をとるものでもよい。
・ 警告動作は、必ずしも車両1側で実行されることに限らず、電子キー2側で行われるものでもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
Claims (7)
- 通信端末の操作対象から狭域無線通信により発信した応答要求信号に当該通信端末が応答するか否かを見ることで当該通信端末が前記応答要求信号の室外通信エリア内にいるか否かを監視し、前記操作対象で操作忘れがある場合に前記通信端末が前記室外通信エリアから出てしまうと、前記操作忘れをユーザに通知するために一定時間後に警告動作を実行する操作忘れ防止システムにおいて、
前記通信端末が前記室外通信エリアから出た際に、位置確認に使用する位置確認信号を当該通信端末から数回に亘り発信させる発信制御手段と、
複数の前記位置確認信号を受信した際、各々の当該位置確認信号においてその受信特性値を算出する受信特性値算出手段と、
前記受信特性値の変化を基に、前記操作対象からの前記通信端末の離れ具合を推定し、その推定結果に応じた警告パラメータで前記警告動作を実行させる警告実行手段と
を備えたことを特徴とする操作忘れ防止システム。 - 前記警告パラメータは、前記警告動作の開始時刻であることを特徴とする請求項1に記載の操作忘れ防止システム。
- 前記警告パラメータは、前記警告動作時に発する警告音の大きさであることを特徴とする請求項1に記載の操作忘れ防止システム。
- 前記操作対象及び前記通信端末の間で実行される前記狭域無線通信は、前記通信端末が前記応答要求信号に応答してキーコードを前記操作対象に発信することにより、当該キーコードを前記操作対象のものと照らし合わせるキー通信であることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の操作忘れ防止システム。
- 前記通信端末を電子キーとし、前記操作対象を車両とすることにより、当該システムが車両に採用されていることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の操作忘れ防止システム。
- 前記警告実行手段は、前記通信端末が前記操作対象から離れて行っている際、前記警告動作を早めの開始時刻で実行し、前記ユーザが離れて行っていない際、前記警告動作を遅めの開始時刻で実行することを特徴とする請求項2〜5のうちいずれか一項に記載の操作忘れ防止システム。
- 前記警告動作の実行要求が下りて前記警告動作の実行を待つ際、当該実行要求を解除する解除条件が揃ったか否かを監視する監視手段と、
前記解除条件が揃った際に、前記警告動作の実行を解除する解除手段と
を備えたことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の操作忘れ防止システム。
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