JP5149208B2 - 電子キーシステムの車両出力電波調整装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、車内に狭域無線通信によって信号発信可能な車内発信機から応答要求信号を発信し、電子キーが同応答要求信号に応答して発信したIDコード信号を狭域無線通信によって信号受信可能な受信機で受信した際、受信した同IDコード信号でID照合が成立すれば車載機器の操作が可能となる電子キーシステムに適用される電子キーシステムの車両出力電波調整装置において、受信する無線信号の信号強度を測る受信信号強度入力端子を持つ電波調整用受信機と、前記車内発信機からの発信電波を同受信信号強度入力端子で受信した際、このときの受信信号強度を基に前記車内発信機の発信電波出力を調整する調整手段と、前記電子キー又は他端末と近距離無線通信が可能で、当該通信に基づく前記車載機器の操作も可能となる近距離無線通信機と、を備え、前記電波調整用受信機は、受信する無線信号の信号強度を測るべく前記近距離無線通信機が使用されていることをその要旨としている。
また、車内発信機から応答要求信号が発信された際、近距離無線通信機が持つ受信信号強度入力端子を利用し、この入力端子で受信した応答要求信号の受信信号強度から、そのときの車内発信機の発信電波の出力を確認し、この出力が好適な値をとるように車内発信機の発信電波出力の値が調整される。よって、車内発信機の発信電波出力を好適な値に設定することが可能となる。また、この発信電波出力の調整に際しては、近距離無線通信機が予め持つ受信信号強度入力端子を利用して行うので、新たな部品追加が必要とならずに済む。
図1に示されるように、車両2には、例えば運転者が実際に車両キーを操作しなくてもドアロックの施解錠やエンジンの始動及び停止等の車両動作を行うことが可能な電子キーシステムが搭載されている。電子キーシステムは、キー固有のIDコードを無線通信で発信可能な電子キー1が車両キーとして使用されている。電子キーシステムは、車両2から応答要求信号としてリクエスト信号Srqを発信させ、このリクエスト信号Srqを電子キー1が受信すると、それに応答する形で電子キー1が自身のIDコードを含ませたIDコード信号Sidを狭域無線通信により車両2に返信し、電子キー1のIDコードが車両2のIDコードと一致すると、ドアロックの施解錠やエンジンの始動及び停止が許可又は実行されるシステムである。
さて、第1車内LF発信機23及び第2車内LF発信機24からリクエスト信号Srqが発信された際、イモビライザー通信機36が持つRSSI38を利用し、このRSSI38で受信したリクエスト信号Srqの受信信号強度から、そのときの第1車内LF発信機23及び第2車内LF発信機24の発信電波の出力を確認し、この出力が好適な値をとるように第1車内LF発信機23及び第2車内LF発信機24の発信電波出力の値が調整される。よって、第1車内LF発信機23及び第2車内LF発信機24の発信電波出力を好適な値に設定することが可能となる。
(1)第1車内LF発信機23及び第2車内LF発信機24からリクエスト信号Srqが発信された際、第2受信機としてのイモビライザー通信機36が持つRSSI38を利用し、このRSSI38で受信したリクエスト信号Srqの受信信号強度から、そのときの第1車内LF発信機23及び第2車内LF発信機24の発信電波の出力を確認し、この出力が好適な値をとるように第1車内LF発信機23及び第2車内LF発信機24の発信電波出力の値が調整される。よって、第1車内LF発信機23及び第2車内LF発信機24の発信電波出力を好適な値に設定することが可能となる。よって、外部の測定機器を使わずとも、第1車内LF発信機23及び第2車内LF発信機24の発信電波出力を自ら調整することが可能となる。
・上記実施形態では、第1車内LF発信機23及び第2車内LF発信機24の出力確認調整動作において、第1受信信号強度範囲と第2受信信号強度範囲との異なる範囲を用いた。しかしながら、例えばイモビライザー通信機36を第1車内通信エリアAi1と第2車内通信エリアAi2との重複するエリアAi3内に設置するようにすれば、第1車内LF発信機23及び第2車内LF発信機24の出力確認調整動作のどちらにも第1受信信号強度範囲を用いることができる。このようにすれば、出力確認調整動作に用いる受信信号強度を1つにすることができる。
・上記実施形態では、調整時に第1車内LF発信機23及び第2車内LF発信機24からリクエスト信号Srqを発信するようにしたが、リクエスト信号Srqとは異なる調整用の信号を別途発信するようにしてもよい。
・トランスポンダ14は、個別のタグICから形成されることに限らず、例えばこれが通信制御部11に一機能として組み込まれることにより、通信制御部11と一体となっていてもよい。
・上記実施形態では、イモビライザー通信機36を電波調整用受信機としたが第1車内LF発信機23及び第2車内LF発信機24の発信電波の受信信号強度を測定する専用の受信機を車両2に別途設けるようにしてもよい。
(a)請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子キーシステムの車両出力電波調整装置において、前記調整手段は、前記車内発信機と前記電波調整用受信機との距離に応じて同車内発信機の発信電波出力を調整する受信信号強度の値を変更することを特徴とする電子
キーシステムの車両出力電波調整装置。
Claims (5)
- 車内に狭域無線通信によって信号発信可能な車内発信機から応答要求信号を発信し、電子キーが同応答要求信号に応答して発信したIDコード信号を狭域無線通信によって信号受信可能な受信機で受信した際、受信した同IDコード信号でID照合が成立すれば車載機器の操作が可能となる電子キーシステムに適用される電子キーシステムの車両出力電波調整装置において、
受信する無線信号の信号強度を測る受信信号強度入力端子を持つ電波調整用受信機と、
前記車内発信機からの発信電波を同受信信号強度入力端子で受信した際、このときの受信信号強度を基に前記車内発信機の発信電波出力を調整する調整手段と、
前記電子キー又は他端末と近距離無線通信が可能で、当該通信に基づく前記車載機器の操作も可能となる近距離無線通信機と、を備え、
前記電波調整用受信機は、受信する無線信号の信号強度を測るべく前記近距離無線通信機が使用されている
ことを特徴とする電子キーシステムの車両出力電波調整装置。 - 前記近距離無線通信は、前記電子キーに埋め込まれたIDタグとの間で、当該近距離無線通信に準じたID照合を実行し、同ID照合が成立すれば前記車載機器の操作が可能となる通信である
ことを特徴とする請求項1に記載の電子キーシステムの車両出力電波調整装置。 - 前記調整手段は、前記車内発信機が複数搭載される場合、1つの車内発信機から電波発信を行い、その車内発信機の発信電波の出力を調整するという作業を、それぞれ1つずつ順番に行うことにより、各々の前記車内発信機の電波出力の調整を実行する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子キーシステムの車両出力電波調整装置。 - 前記調整手段は、前記車載機器に対して所定操作が行われたことを条件に、前記車内発信機の発信電波出力の調整を実行する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子キーシステムの車両出力電波調整装置。 - 前記調整手段は、前記発信電波出力の調整をした後、前記電子キーとの間の前記ID照合に準じた無線通信が正常に実行可能かを見る自己診断通信を実行する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子キーシステムの車両出力電波調整装置。
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