JP2005344335A - ドアロック制御システム、ドアロック制御装置およびドアロック制御方法 - Google Patents

ドアロック制御システム、ドアロック制御装置およびドアロック制御方法 Download PDF

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哲 春本
Toshitaka Yamato
俊孝 大和
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博 竹内
Yoshihiko Maeno
義彦 前野
Kazuhiro Sakiyama
和広 崎山
Motohiro Nakamura
元裕 中村
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Abstract

【課題】ドアロック忘れを効率的に報知すること。
【解決手段】移動体に設けられたドアロック制御装置10は、乗員が降車した際の各ドアの状態をリモコンキー20に通知し、乗員が携帯するリモコンキー20は、所定エリア内に所在する場合には、乗員に報知をおこなわず、所定エリア外に所在することを検出し、かつ、複数のドアの少なくとも一つがロック状態でない場合に、乗員にドアロック忘れを報知する。また、ドアロック制御装置10は、ドアロック介入をおこなう。
【選択図】 図1

Description

この発明は、移動体に設けられた複数のドアを遠隔操作する操作端末と、この操作端末からの指示に応答して複数のドアをロック制御またはアンロック制御する移動体に搭載された制御装置とを有するドアロック制御システム、ドアロック制御装置およびドアロック制御方法に関し、特に、乗員が移動体をロックする必要があったにもかかわらずロック操作を忘れたことを該乗員に効率良く通知することができるドアロック制御システム、ドアロック制御装置およびドアロック制御方法に関する。
従来、車両のドアをキーを用いることなく施錠(ロック)、開錠(アンロック)するためのドアロック制御装置が知られている。たとえば、特許文献1には、ドアロック制御装置からリモコンキーに対してドア状態を送信し、リモコンキー上でドアロックの開閉状態の表示をおこなえるようにしたリモートコントロール装置が開示されている。
この特許文献1を用いることにより、ドライバーは自車両の各ドアが開閉状態であるか否か、各ドアにドアロックが掛かっているか否かを把握し、安心して自車両から離れることができる。
特許第3147403号公報
しかしながら、かかる特許文献1を用いたとしても、ドライバーがリモコンキーを用いたロック操作を忘れた場合には、当然ながら自車両をロックすることはできず、車中の金品が盗難されるおそれがある。たとえば、ドライバーが自車両から降車して他のドライバーと長時間の話をした後に自車両から離れるような場合や、ドライバーが車中の荷物を下ろして運搬するような場合には、ロック操作を怠ることが多いためにかかる盗難が問題となる。
このため、かかる特許文献1に係る発明を応用して、車外に所在するドライバーが所有するリモコンキーに随時ドア状態を通知して表示することによりロック操作忘れに対処することも考えられる。たとえ、リモコンキーにドア状態を確認できるボタンを付けたとしても、ドアロックを忘れるドライバーがドア状態の確認ボタンを操作するとは思えないため、リモコンキーに随時ドア状態を通知してはじめてロック忘れに対処できるからである。しかし、ドライバーが自車両の周りで立ち話をしている場合などにまでドア状態を通知したのでは、リモコンキーの電池の消耗を招いてしまい効率的ではない。
これらのことから、ドライバーがロック操作を忘れて自車両から離れる場合の問題をいかにして効率良く解消するかが極めて重要な課題となっている。この際、ドライバーは、様々な要因で自車外に出ることが多いため、真にロック操作が必要である場合にロック忘れをドライバーに通知することが望まれる。なおかかる課題はドライバーに限ったものではなくドライバー以外の乗員についても同様に生ずる課題である。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、乗員が移動体をロックする必要があったにもかかわらずロック操作を忘れたことを該乗員に効率良く通知することができるドアロック制御システム、ドアロック制御装置およびドアロック制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、請求項1の発明に係るドアロック制御装置は、移動体に設けられたドアをロック制御するドアロック制御装置であって、乗員の降車状態を判定する降車判定手段と、ドアのロック状態を判定するロック状態判定手段と、乗員が所定のエリア内に所在するか否かを検出する検出手段と、前記降車判定手段および前記ロック状態判定手段により乗員の降車およびドアのロックがなされていないことが判定され、かつ、前記検出手段により乗員が所定エリア内に所在しないことが検出された場合に、ドアのロック異常を報知する報知手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明に係るドアロック制御装置は、請求項1の発明において、前記検出手段は、前記乗員の降車およびドアのロックがなされていないことが判定されている場合に、乗員が所定のエリア内に所在するか否かを検出することを特徴とする。
また、請求項3の発明に係るドアロック制御システムは、移動体に設けられた複数のドアを遠隔操作する操作端末と、前記操作端末からの指示に応答して前記複数のドアをロック制御またはアンロック制御する前記移動体に搭載された制御装置とを有するドアロック制御システムであって、前記制御装置は、前記移動体から乗員が降車した際の各ドアの状態を前記操作端末に通知する状態通知手段を備え、前記操作端末は、前記状態通知手段により通知された各ドアの状態を記憶する状態記憶手段と、当該操作端末が所定のエリア内に所在するか否かを検出する検出手段と、前記検出手段により前記操作端末が所定のエリア外に所在することが検出され、かつ、前記状態記憶手段に記憶された複数のドアの少なくとも一つがロック状態でない場合に、前記乗員に対してドア異常を報知する報知手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項4の発明に係るドアロック制御システムは、請求項3の発明において、前記制御装置は、前記操作端末が所定のエリア外に所在し、かつ、前記複数のドアの少なくとも一つがロック状態でない場合に、当該ドアをロック状態とするよう介入制御する介入制御手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項5の発明に係るドアロック制御システムは、請求項4の発明において、前記制御手段は、前記複数のドア周辺の障害物の有無を検知する障害物検知手段をさらに備え、前記介入制御手段は、前記操作端末が所定のエリア外に所在し、かつ、前記複数のドアの少なくとも一つが障害物により閉鎖不能である場合に、当該ドアを障害物周辺まで閉鎖とするよう介入制御することを特徴とする。
また、請求項6の発明に係るドアロック制御システムは、請求項3、4または5の発明において、前記報知手段並びに前記介入制御手段は、前記操作端末が所定のエリア内に所在する場合には、前記乗員に対するドア異常の報知並びに前記介入制御をおこなわないことを特徴とする。
また、請求項7の発明に係るドアロック制御システムは、請求項3〜6のいずれか一つの発明において、前記所定のエリアは、前記乗員が前記移動体を直接監視可能な領域であることを特徴とする。
また、請求項8の発明に係るドアロック制御システムは、請求項3〜7のいずれか一つの発明において、前記制御装置および前記操作端末は、前記所定のエリア内でデータ通信可能な通信手段をそれぞれ備え、前記検出手段は、前記通信手段による通信ができない場合に前記操作端末が所定のエリア外に所在すると検出することを特徴とする。
また、請求項9の発明に係るドアロック制御方法は、移動体に設けられた複数のドアを遠隔操作する操作端末からの指示に応答して前記複数のドアをロック制御またはアンロック制御するドアロック制御方法であって、前記移動体から乗員が降車した際の各ドアの状態を前記操作端末に通知する状態通知工程と、前記操作端末が所定のエリア内に所在するか否かを検出する検出工程と、前記検出工程により前記操作端末が所定のエリア外に所在することが検出され、かつ、前記状態通知工程により通知された複数のドア状態の少なくとも一つがロック状態でない場合に、前記乗員に対してドア異常を報知する報知工程とを含んだことを特徴とする。
また、請求項10の発明に係るドアロック制御方法は、請求項9の発明において、前記操作端末が所定のエリア外に所在し、かつ、前記複数のドアの少なくとも一つがロック状態でない場合に、当該ドアをロック状態とするよう介入制御する介入制御工程をさらに含んだことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ドアのロックがなされずに乗員が移動体から降車したと判定され、かつ、検出手段により乗員が所定エリア内に所在しないことが検出された場合に、ドアのロック異常を報知するよう構成したので、ドアのロックがなされているにもかかわらず検出処理をおこなったり、報知処理をおこなったりすることを防止するとともに、ドアロック操作を忘れたことを乗員に効率良く通知することができるという効果を奏する。
請求項2の発明によれば、検出手段は、乗員の降車およびドアのロックがなされていないことが判定されている場合に、乗員が所定のエリア内に所在するか否かを検出するよう構成したので、ドアのロックがなされているにもかかわらず検出処理をおこなうことを防止するとともに、ドアロック操作を忘れたことを乗員に効率良く通知することができるという効果を奏する。
請求項3の発明によれば、制御装置は、移動体から乗員が降車した際の各ドアの状態を操作端末に通知し、操作端末は、通知された各ドアの状態を記憶し、当該操作端末が所定のエリア内に所在するか否かを検出し、当該操作端末が所定のエリア外に所在することが検出され、かつ、記憶された複数のドアの少なくとも一つがロック状態でない場合に、乗員に対してドア異常を報知するよう構成したので、移動体をロックする必要があったにもかかわらずドアロック操作を忘れたことを、乗員に効率良く通知することができるという効果を奏する。
また、請求項4の発明によれば、制御装置は、操作端末が所定のエリア外に所在し、かつ、複数のドアの少なくとも一つがロック状態でない場合に、当該ドアをロック状態とする介入制御をおこなうよう構成したので、ドアロック操作を忘れた乗員に代わって移動体をロックすることができるという効果を奏する。
また、請求項5の発明によれば、複数のドア周辺の障害物の有無を検知し、操作端末が所定のエリア外に所在し、かつ、前記複数のドアの少なくとも一つが障害物により閉鎖不能である場合に、当該ドアを障害物周辺まで閉鎖とするよう介入制御するよう構成したので、介入制御による障害物の挟み込みを防止することができるという効果を奏する。
また、請求項6の発明によれば、操作端末が所定のエリア内に所在する場合には、乗員に対するドア異常の報知並びに介入制御をおこなわないよう構成したので、単に移動体の周辺で作業などをおこなっていたにすぎない乗員に不要な報知をおこなったり、移動体に不要な介入制御をおこなったりすることを防止することができるという効果を奏する。
また、請求項7の発明によれば、所定のエリアは、乗員が移動体を直接監視可能な領域であるよう構成したので、ドアロック操作を忘れた乗員への報知や移動体への介入制御を効率良くおこなうことができるという効果を奏する。
また、請求項8の発明によれば、制御装置および操作端末は、所定のエリア内でデータ通信し、通信ができない場合に操作端末が所定のエリア外に所在すると検出するよう構成したので、乗員のドアロック操作忘れを効率良く検出することができるという効果を奏する。
また、請求項9の発明によれば、移動体から乗員が降車した際の各ドアの状態を操作端末に通知し、操作端末が所定のエリア内に所在するか否かを検出し、操作端末が所定のエリア外に所在することが検出され、かつ、通知された複数のドア状態の少なくとも一つがロック状態でない場合に、乗員に対してドア異常を報知するよう構成したので、移動体をロックする必要があったにもかかわらずドアロック操作を忘れたことを、乗員に効率良く通知することができるという効果を奏する。
また、請求項10の発明によれば、制御装置は、操作端末が所定のエリア外に所在し、かつ、複数のドアの少なくとも一つがロック状態でない場合に、当該ドアをロック状態とする介入制御をおこなうよう構成したので、ドアロック操作を忘れた乗員に代わって移動体をロックすることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るドアロック制御システム、ドアロック制御装置およびドアロック制御方法の好適な実施例を詳細に説明する。なお、ここでは車両のドアロックに本発明を適用した場合について説明することとする。
図1は、本実施例1に係る車両用ドアロック忘れ防止サービスの概要を説明するための説明図である。従来、ドライバーが駐車した自車両から離れる場合には、盗難防止のためにリモコンキーを用いて自車両をドアロックすることが多いが、このリモコンキーを用いたドアロックを忘れてしまう場合がある。このため、ドアがロックされた状態であるか否かをドライバーに通知することも考えられるが、効率的であるとは言えない。そこで、本実施例1に係るドアロック忘れ防止サービスでは、ドライバーが自車両から降車した時点でリモコンキーにドア状態を通知しておき、ドライバーが所定のエリアから離れ、かつ、ドアがアンロック状態である場合に、ドライバーにドアロック忘れを通知することとしている。なお、かかるドアロック忘れ防止サービスでは、ドライバーが降車状態にあり、かつ、ロック状態でないドアがある場合に、ドアを自動ロックする介入サービスも提供する。ここで、降車状態とは、ドライバーがイグニッションキーを「OFF」に操作し、かつ、パーキングブレーキを駐車状態に操作した状態を示し、ドアがロック状態とは、ドアが閉鎖され、かつ、ロック機構によりロックされている状態を示す。
これらの点を具体的に説明すると、同図に示すように、ドライバーがリモコンキー20を携帯して本実施例1に係るドアロック制御装置10を搭載した自車両から降車した際に、ドアロック制御装置10からリモコンキー20に対してドア状態が送信され、このドア状態がリモコンキー20内に記憶される。そして、かかるドライバーが、図中に破線で示した円内(所定エリア内)に所在する場合には、ドライバーに対してドアロック忘れが通知されることはなく、ドライバーが自車両に再乗車したならば、リモコンキー20に記憶したドア状態が解除(消去)される。かかる場合には、たとえドアがロックされていなくとも、ドライバーは、自車両から離れる意思がなく、単に車両周辺で作業などをおこなっていたにすぎないものとみなすことができるためである。なお、かかる所定のエリアは、ドライバーが自車両を直接監視できる範囲(例えば10m)となる。
これに対して、ドライバーすなわちリモコンキー20が、図中に破線で示した円内(所定エリア内)から離れ、かつ、ドアがロックされていない場合には、リモコンキー20は、音声や表示を通じてドアロック忘れをドライバーに通知する(ドアロック忘れ通知サービス)。かかる場合に、ドアロック制御装置10は、ドアが解放状態にあればドアを閉める制御をおこない、ドアが解放状態ではないがアンロック状態であればロックするよう制御する(ドアロック介入サービス)。
すなわち、このドアロック忘れ通知サービスをおこなうために、ドアロック制御装置10は、ドライバーの降車時にリモコンキー20にドア状態データを送信し、このドア状態データを受信したリモコンキー20はかかるデータを記憶する。そして、リモコンキー20を携帯したドライバーが所定エリア外に出たことを検出したならば、すべてのドア状態がロック状態である場合を除いて、リモコンキー20の表示部にドアロックを忘れたドアの状態を表示するとともに、このリモコンキー20や自車両に設けられた車外向けスピーカーなどから音声を出力することによりドライバーにドアロック忘れを通知する。なお、かかる音声の出力後、所定時間経過とともに音量を大きくすることとしてもよく、また、所定時間経過後にドライバーの携帯電話に通知することとしてもよい。
また、ドアロック介入サービスをおこなうために、ドアロック制御装置10は、リモコンキー20を携帯したドライバーが所定エリア外に出たことを検出したならば、ロック状態になっていないドアをロック状態にしたり、解放状態のドアを閉鎖してロックしたりする介入サービスをおこなう。ただし、同乗者の足や荷物などの障害物があるため、解放状態のドアを直ちに閉鎖できない場合がある。このため、かかる障害物を検出した場合には、なるべくロック状態に近い状態まで介入する一部介入をおこなう。なお、ここではドアロック忘れ防止サービスとして、通知サービスおよび介入サービスを併用することしたが、介入サービスはおこなわないとすることもできる。通知サービスをおこなうことにより、ドライバーはドアの閉め忘れに気づくことができ、ドライバー本人がドアをロックすることもできるからである。
なお、本実施例1においては、自車両を降車したドライバーが所定エリア内に所在するか否かは、ドアロック制御装置10とリモコンキー20とが相互に通信監視をおこなうことにより検出する構成としたが、自車両に搭載された車外カメラやレーダーによりドライバーを監視する構成としてもよい。
次に、本実施例1に係るドアロック忘れ防止サービスをさらに詳細に説明する。図2は、本実施例1に係るドアロック忘れ防止サービスをさらに詳細に説明するための説明図である。同図に示すように、このドアロック忘れ防止サービスでは、段階1〜段階3の3段階のサービスを提供する。段階1は、ドライバーのドアロック要求に応じてドアロックの通知並びにドアロック介入をおこなうものであり、ドライバーがリモコンキー20のロックボタンを押下してロック要求をおこなったか否かがサービス条件となり、ドライバーが所定のエリアに所在するか否かは関係がない。なお、かかる段階1では、ドライバーへの通知サービスは直ちにおこなうが、介入サービスについては必ずしもおこなう必要がなく、ドライバー自身が自車両に戻ってドアを閉めても構わない。
段階2及び段階3は、ドライバーからのドアロック要求がなされない場合を前提とした本実施例1独自のサービスであり、段階2では、ドライバーが図1に示す所定エリア内に所在する場合を対象とし、段階3では、ドライバーが図1に示す所定エリアを離れた場合を対象とする。
ここで、この段階2では、ドライバーが自車両を監視できる状況にあるものとみなして通知サービスおよび介入サービスともにおこなわない。かかる状況では、ドライバーは自車両から離れて行動するわけではなく、ドアロックに関する通知サービスや介入サービスを必要としないからである。
これに対して、段階3では、ロック要求がされず、かつ、ドライバー(リモコンキー20)が所定エリア外である場合であるので、通知サービスおよび介入サービスともにおこなう。この段階3においては、ドライバーによるドアロックの意思表示はされていないものの、ドライバーは自車両から離れており、ドアを閉め忘れたと考えられるからである。
次に、本実施例1に係るドアロック制御システムの構成について説明する。図3は、本実施例1に係るドアロック制御システムのシステム構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このドアロック制御システムは、ドアロック制御装置10およびリモコンキー20からなる。
ドアロック制御装置10は、制御部11、ドアセンサ部12、ドアアクチュエータ部13および送受信部14を有する。制御部11は、ドアロック制御装置10の全体制御をおこなう処理部であり、ドア状態検出処理部11aと、特定エリア識別処理部11bと、ドアロック要求受信処理部11cと、通信状態管理部11dと、ドア状態通知処理部11eと、ドア状態介入処理部11fとを有する。
ドア状態検出処理部11aは、各ドアが、解放状態、半ドア状態、閉鎖状態のいずれの状態にあるかを検出するとともに、各ドアがアンロック状態であるかロック状態であるかを検出する処理部である。具体的には、このドア状態検出処理部11aは、各ドアに設けられたドアセンサの出力をドアセンサ部12から取得して、各ドアの最新状態を保持する。
特定エリア識別処理部11bは、ドアロック忘れ防止サービスの必要のない場所(特定エリア)に、自車両が駐車されているか否かを識別する処理部である。たとえば、自車両を自宅のガレージに駐車して換気のためにドアを解放状態にする場合や、自車両をディーラーに駐車して点検のためにドアを解放状態にする場合には、ドライバーは本人の意思をもってドアを開けているのであり、ドアを閉め忘れたのではない。したがって、このような場合には通知サービスや介入サービスをおこなう必要がない。本処理部11bは、GPSナビゲーションのマップに特定エリアを入力するよう構成することもできるし、ドライバーが駐車時にドアロック忘れ防止サービスを不要とする操作をおこなうよう構成することもできる。
ドアロック要求受信処理部11cは、送受信部14をとおしてリモコンキー20のロックボタン押下などによるドアロック要求を受信して、ドア状態介入処理部11fに介入処理を依頼する処理部である。
通信状態管理部11dは、送受信部14をとおしてリモコンキー20との間で所定のデータをやりとりし、リモコンキー20との間で通信が可能であるか否かを管理する管理部である。具体的には、リモコンキー20との間で所定の間隔で所定のデータを送受信し、かかるデータを受信できている間は通信可能であると判定し、一方、かかるデータを受信できない場合には通信不可能であると判定する。
ドア状態通知処理部11eは、ドア状態検出処理部11aが検出したすべてのドア状態を取得し、かかる全ドアの状態を、送受信部14をとおしてリモコンキー20に通知する処理部である。具体的には、ドライバーが降車する前にすべてのドアがロックされていたとすれば、かかる全ドアの状態をリモコンキー20に通知する。そして、ドライバーが降車するために運転席のドアを開けたならば、かかる全ドアの状態をリモコンキー20に通知する。さらに、ドライバーが後部座席のドアを開けたならば、かかる全ドアの状態をリモコンキー20に通知する。
ドア状態介入処理部11fは、ドアロック要求受信処理部11cが、リモコンキー20からドアロック要求を受信した場合に、ドアをロック状態に移行するための介入処理をおこなう処理部である。具体的には、このドア状態介入処理部11fは、ドア状態検出処理部11aが保持する最新のドア状態を取得して、ロック状態にないドアがあったならば、ドアアクチュエータ部13を介して、かかるドアをロック状態に移行するよう介入する。たとえば、すべてのドアがアンロック状態であれば、すべてのドアをロック状態になるよう介入する。また、運転席側のドアが解放状態であれば、かかるドアを閉鎖状態に移行したうえで、ロック状態に移行する。さらに、運転席側のドアが解放状態であるが、ドアと車体との間に荷物が立てかけられている場合などには、荷物を挟み込まない程度にドアを閉めるよう介入する。
ドアセンサ部12は、各ドアに設けられたドアセンサの出力から、各ドアの状態を取得する。このドアセンサ部12が取得した各ドアの状態はドア状態検出処理部11aにより利用される。また、ドアセンサ部12は、ドアと車体の間に障害物がある場合には、かかる情報をドアアクチュエータ部13に通知する。
ドアアクチュエータ部13は、各ドアに設けられた、ドアを閉鎖状態に移行するための装置であり、モータやリンク機構などから構成される。このドアアクチュエータ部13は、半ドア状態や解放状態のドアを閉鎖状態に移行する介入をおこない、また、ドアセンサ部12から荷物や手足などの障害物検出の通知をうけた場合には、障害物を挟み込まない程度の一部介入をおこなう。
送受信部14は、リモコンキー20との間でデータを送受信するための通信インタフェースである。
次に、リモコンキー20の構成について説明する。このリモコンキー20は、降車時などにドアロック制御装置10からドア状態を受信して記憶し、ドアロック制御装置10との通信状態を管理し、ドライバーが所定エリア外に出ることにより通信不可を検出した時点において表示部23にドアを閉め忘れた旨の表示をするとともに、出力部25をとおして警告音などを発することにより、ドライバーにドア閉め忘れの通知サービスをおこなう装置である。図3に示したように、かかるリモコンキー20は制御部21、記憶部22、表示部23、入力部24、出力部25および送受信部26を有する。
制御部21は、リモコンキー20の全体制御をおこなう処理部であり、ドア状態受信処理部21aと、ドアロック要求送信部21bと、通信状態管理部21cおよび表示・出力処理部21dとを有する。
ドア状態受信処理部21aは、ドアロック制御装置10からドア状態を受信して、記憶する処理部である。具体的には、このドア状態受信処理部21aは、ドア状態の更新がある毎に、ドアロック制御装置10から最新のドア状態を受信して、受信したドア状態を記憶部22にドア状態データ22aとして記憶する。ドア状態の更新がある毎に最新のドア状態を受信する構成としたのは、ドライバーが降車する際にはドアの開閉を伴い、また、荷物を降ろすために運転席側のドア以外のドアを開閉する場合もあるためである。
ドアロック要求送信部21bは、ドライバーがリモコンキー20のロックボタンなどの押下によりドアを閉める意思を示した際に、かかるドアロック要求をドアロック制御装置10に送信する処理部である。このドアロック要求を受信したドアロック制御装置10は、ドアへの介入をおこなうとともに、その結果をリモコンキー20に送信する。
通信状態管理部21cは、送受信部26をとおしてドアロック制御装置10との間で所定のデータをやりとりし、ドアロック制御装置10との間で通信が可能であるか否かを管理する管理部であり、ドアロック制御装置10の通信状態管理部11dと同様の処理をおこなう。
表示・出力処理部21dは、通信状態管理部21cが通信不可であることを検出した場合において、記憶するドア状態データ22aの状態を判定し、表示部23にメッセージを表示するとともに、出力部24をとおして警告音などを発する処理部である。具体的には、リモコンキー20を携帯したドライバーが所定エリア外に出たことを検出した場合には、すべてのドアがロック状態である場合を除いて、記憶部22に保持するドア状態データ22aを取得して、表示部23にロック未完了である旨の警告メッセージおよびロック未完了のドアを示す図形などを表示し、また、出力部24をとおして警告音や振動によりドライバーに対する警告処理をおこなう。
表示部23は、ドア状態などを表示する液晶ディスプレイなどの表示デバイスであり、入力部24は、ロックボタンやアンロックボタンなどの入力デバイスであり、出力部25は、スピーカーや振動装置などの出力デバイスであり、送受信部26は、ドアロック制御装置10との間でデータを送受信するための通信インタフェースである。
次に、図3に示したドアロック制御装置10およびリモコンキー20の処理手順について説明する。図4〜図6は、図3に示したドアロック制御装置10およびリモコンキー20の処理手順を示すフローチャートである。具体的には、図4は、ドアロック制御装置10がドア状態を通知する際の処理手順を示すフローチャートであり、図5は、図2における段階1の処理手順を示すフローチャートであり、図6は、図2における段階2および段階3についての処理手順を示すフローチャートである。また、図7−1〜図7−4はドアロック制御装置10およびリモコンキー20の処理の概要を説明した説明図である。具体的には、図7−1は、ドアロック制御装置10がドア状態を通知する際のフローチャートである図4に対応し、図7−2はドライバーの操作によりリモコンキー20がドアロック要求を送信する際のフローチャートである図5に対応し、図7−3および図7−4は、図2の段階2および段階3についての処理手順を示すフローチャートである図6に対応する説明図である。
図4に示したように、ドアロック制御装置10は、特定エリア識別処理部11bが保持する情報をもとに、自車両の駐車位置がドアロック忘れ防止サービスをおこなう必要のない特定エリアであるか否かを判定する(ステップS101)。そして、かかるサービスをおこなう必要のない特定エリアであると判定した場合には(ステップS101肯定)、リモコンキーにドア状態を通知することなく処理を終了する。
一方、かかる特定エリアでないと判定した場合には(ステップS101否定)、ドア状態検出処理部11aにおいて、ドア状態変更を検出するまで待機状態となる(ステップS102)。そして、ドア状態が変更になったことを検出したならば、ドア状態通知処理部11eはリモコンキー20に最新のドア状態を通知し(ステップS103)、再び、ドア状態変更を検出するまで待機状態となる(ステップS102)。このように、ドア状態が変更となる毎に、最新のドア状態をリモコンキー20に送信する構成としたのは、ドライバーが降車する前後には、ドア状態が変更になる場合が多く、最新のドア状態をリモコンキー20に通知する必要があるからである。
そして、図7−1に示したように、ドアロック制御装置10が通知したドア状態を、リモコンキー20が受信したならば(ステップS104)、ドア状態受信処理部21aは、かかるドア状態をドア状態データ22aとして記憶部22に記憶する(ステップS105)。
次に、ドライバーがリモコンキー20のロックボタンを押下するなどして、ドアロック要求をおこなった場合、すなわち図2における段階1の処理手順について説明する。図7−2に示したように、降車したドライバーが、自車両の近辺においてリモコンキー20のロックボタンを押下すると(ステップS201)、ドアロック要求送信部21bは、ドアロック要求をドアロック制御装置10に送信する(ステップS202)。
かかるドアロック要求をドアロック制御装置10のドアロック要求受信処理部11cが受信すると(ステップS203)、ドア状態介入処理部11fはドア状態の介入をおこない(ステップS204)、介入に成功したならば(ステップS205肯定)、ドア状態介入処理部11fが保持するドア状態にドアロックが完了した旨のドア状態を設定する(ステップS206)。一方、介入に失敗したならば(ステップS205否定)、かかるドア状態にドアロックが未完了である旨のドア状態を設定する(ステップS207)。そして、ドア状態通知処理部11eは、かかるドア状態をリモコンキー20に通知する(ステップS208)。
かかるドア状態をリモコンキー20が受信すると(ステップS209)、ドア状態受信処理部21aは、受信したドア状態をドア状態データ22aとして記憶部22に記憶する(ステップS210)。そして、表示・出力処理部21dは、ドア状態データ22aを記憶部22から取り出し、すべてのドアがロック状態であるか否かを判定する(ステップS211)。すべてのドアがロック状態である場合には(ステップS211肯定)、ロックが完了した旨の通知メッセージおよび図形を表示部23に表示するとともに、ロックが完了した旨の通知音などを出力部25に出力する(ステップS212)。一方、少なくとも1つのドアがロック状態でない場合には(ステップS211否定)、ロックが完了していない旨の警告メッセージおよびロック未完了のドアを示す図形などを表示部23に表示するとともに、警告音や振動などを出力部25に出力する(ステップS213)。
次に、ドライバーが作業などを目的として所定エリア内を移動している場合、すなわち図2における段階2の処理手順について説明する。図7−3に示したように、リモコンキー20を携帯したドライバーは、車を中心とした破線の円内を移動している。かかる場合にドアロック制御装置10は、ドライバーが降車状態にあり、かつ、ドアがアンロック状態であると判定したならば、リモコンキー20との間で図6に示した通信監視処理を開始する。なお、通信監視処理の開始後にドアがロック状態となった場合には、かかる通信監視処理を終了する。このように、ドライバーが降車状態にあり、かつ、ドアがアンロック状態である場合にのみ通信監視をおこなうので、かかる監視のための電力や処理を節約することができる。
図6に示したように、ドアロック制御装置10の通信状態管理部11dは、リモコンキー20との間の通信状態を所定の間隔で取得し(ステップS301)、通信可能であると判定したならば(ステップS302肯定)、再び通信状態を取得する処理(ステップS301)を繰り返す。一方、リモコンキー20の通信状態管理部21cも、ドアロック制御装置10との間の通信状態を所定の間隔で取得し(ステップS303)、通信可能であると判定したならば(ステップS304肯定)、再び通信状態を取得する処理(ステップS303)を繰り返す。このように、ドアロック制御装置10は、リモコンキー20と通信可能であると判定すれば、ドライバーは所定エリア内にいるとして、ドアロック介入サービスをおこなわない。また、リモコンキー20も、ドアロック制御装置10と通信可能であると判定すれば、ドライバーは所定エリア内にいるとして、ドアロック忘れ通知サービスをおこなわない。
次に、ドライバーがロック要求をおこなうことなく所定エリア外に出た場合、すなわち図2における段階3の処理手順について説明する。図7−4に示したように、リモコンキー20を携帯したドライバーは、車を中心とした破線の円から外に出たところである。図6に示したように、ドアロック制御装置10の通信状態管理部11dは、リモコンキー20と通信不可能であると判定する(ステップS302否定)。そして、ドアロック制御装置10は、車外スピーカーによりドアロック忘れをドライバーに報知し、かかる報知から所定時間が経過すると、ドア状態介入処理部11fは、ドア状態の介入サービスをおこなう(ステップS305)。このように、ドアロック忘れをドライバーに報知して、所定時間が経過した後に介入サービスをおこなうこととしたのは、かかる介入サービスの実施に先立ってあらかじめドアロック忘れを警告し、介入サービスを受けるか否かの判断をドライバーにゆだねるためである。この介入サービスによりすべてのドアをロック状態に移行できたならば、介入に成功したと判定して(ステップS306肯定)、ドアロックが完了した時点のドア状態をドア状態介入処理部11fが保持するドア状態に設定する(ステップS307)。一方、介入に失敗したならば(ステップS306否定)、介入に失敗した時点のドア状態を設定する(ステップS308)。このように、ドアロック制御装置10は、リモコンキー20と通信不可能であると判定すれば、ドライバーは所定エリアから出たとしてドアロック介入サービスをおこなう。
また、ドライバーがロック要求をおこなうことなく所定エリア外に出ると、リモコンキー20の通信状態管理部21cも、ドアロック制御装置10の通信状態管理部11dと同様に、通信不可能であると判定する(ステップS304否定)。そして、表示出力処理部21dは、記憶部22から先に受信したドア状態22aをとりだし、ロック状態でないドアが少なくとも1つある場合には、ロックが完了していない旨の警告メッセージおよびロック未完了のドアを示す図形を表示部23に表示するとともに、警告音や振動などを出力部25に出力する(ステップS309)。このように、リモコンキー20は、ドアロック制御装置10と通信不可能であると判定すれば、ドライバーは所定エリアから出たとしてドアロック忘れ通知サービスをおこなう。
上述してきたように、本実施例1では、ドライバーが自車両を降車する際に、自車両に搭載されたドアロック制御装置10は、自車両のドア状態をドライバーが携帯するリモコンキー20に送信し、このドア状態を受信したリモコンキー20は、かかるドア状態をドア状態データ22aとして記憶し、ドライバーがリモコンキー20を操作してロック要求をおこなった場合には、ドアロック制御装置10は自車両のドアへの介入サービスをおこなうとともに、その結果をリモコンキー20に送信し、かかる結果を受信したリモコンキー20は表示や出力をおこなうことでドライバーに通知サービスをおこない、ドライバーがロック要求をおこなうことなく、所定エリア内を移動して作業などを行っている場合には、ドライバーにドアをロックする意思がないものと判定して介入サービスおよび通知サービスをおこなわず、ドライバーがロック要求をおこなうことなく、所定エリアから出た場合には、ドライバーはドアを閉め忘れたものと判定して、ドアロック制御装置10は、自車両のドアへのドアロック介入サービスをおこなうとともに、リモコンキー20は、ドアロック忘れ通知サービスをおこなうよう構成したので、ドライバーが本人の意思でロック要求をせずに自車両の周辺で作業をおこなう場合には、不要な通知サービスや介入サービスを受けることなく、一方、ドライバーがミスによりロック要求をせずに自車両を離れた場合には、ドアロック忘れ防止の通知サービスや介入サービスを受けることによりドアロック忘れを防止することができる。
本実施例2では、実施例1に示したドアロック忘れ防止システムにおいて、ドアロック制御装置10およびリモコンキー20の送受信部を、近距離送受信部および中距離送受信部の二段階構成にした場合について説明する。
上述した実施例1では、ドアロック制御装置10とリモコンキー20が通信可能な範囲を所定エリアとみなし、ドライバーが所定エリア外に出た場合に、通知サービスおよび介入サービスをおこなうこととした。しかしながら、リモコンキー20の通信可能な範囲が100m程度であり、ドライバーが自車両を直接監視できるエリアが10m程度である場合には、所定エリア(100m)を出たことを検出してドアロック忘れを通知したとしても、ドライバーは自車両を直接監視できるエリアから遠く離れているため、車中の金品を盗難されるおそれがある。
そこで、本実施例2では、実施例1の送受信部を二段階に設けた。すなわち、実施例1においては、リモコンキー20の通信可能範囲を所定エリアとしていたが、本実施例2においては、近距離送受信部の通信可能範囲を所定エリアとし、かかる所定エリアの外側にはリモコンキー20の通信可能範囲に相当する、中距離送受信部の通信可能範囲が存在するよう構成した。具体的には、図3に示したドアロック制御装置10の送受信部14の代わりに、図9に示す近距離送受信部15および中距離送受信部16を、図3に示したリモコンキー20の送受信部26の代わりに、図9に示した、近距離送受信部27、中距離送受信部28をそれぞれ設けた。
近距離送受信部15および近距離送受信部27は、通信距離を設定可能な送受信インタフェースであり、中距離送受信部15および中距離送受信部28は、それぞれ、送受信部14および送受信部26に相当する通信インタフェースである。
次に、本実施例2の実施例1からの変更点を図1を用いて説明する。図1の破線の円で示した所定エリアは、あらたに設けた近距離受信部の通信可能範囲となり、かかる円の外側に、リモコンキー20の通信距離に相当する中距離受信部の通信範囲を示す円があるものとする。このような構成とすることで、リモコンキー20の通信距離とは別に、所定エリアの設定をすることができ、かかる所定エリアの設定を柔軟におこなうことにより、より効率的なドアロック忘れ防止サービスをおこなうことができる。
上述してきたように、本実施例2では、ドアロック制御装置10とリモコンキー20の送受信部を二段階構成としたので、リモコンキー20の通信距離とは無関係に、所定エリアの設定を柔軟におこなうことができ、もって、さらに効率的なドアロック忘れ防止サービスを提供することができる。なお、本実施例2においては、各装置の送受信部を二段階とすることで、リモコンキー20の通信距離とは別に所定エリアを設定できるよう構成した。しかし、実施例1と同様の装置構成をとった場合であっても、電波強度を検出し所定の電波強度を下回った場合を所定エリアとすることで、本実施例2と同様の効果を奏することができる。
本実施例3では、実施例2に示したドアロック忘れ防止システムにおいて、ドアロック制御装置10に同乗者判定処理をさらに付加した場合について説明する。
上述した実施例2では、ドライバーが所定のエリアから離れ、かつドアがアンロック状態である場合に、ドアロック忘れ通知サービスおよびドアロック介入サービスをおこなうこととした。しかしながら、ドライバーが降車した車両に同乗者が残っている場合にも、かかるサービスを一律におこなうこととすると効率的ではない。そこで、本実施例3では、同乗者の有無をサービス実施条件に加え、さらに効率的なドアロック忘れ防止サービスをおこなうこととした。
図8は、本実施例3に係るドアロック忘れ防止サービスをさらに詳細に説明するための説明図である。実施例2においては、図2に示したように、ドライバーからのドアロック要求がされず、かつドライバー(リモコンキー20)が所定エリア外である場合である段階3においては、ドライバーが自車両を監視できる状況にないものとみなして、通知サービスおよび介入サービスをおこなうこととしていた。しかしながら、大人を含む同乗者がある場合には、かかるドアロック忘れサービスを提供する必要がない。ドライバーの代わりに、かかる同乗者が車両監視をおこなうことができるからである。一方、同乗者はあるものの、かかる同乗者が子供のみである場合には、図2と同様に、ドアロック忘れサービスをおこなう必要がある。
次に、本実施例3に係るドアロック制御システムの構成について説明する。図9は、本実施例3に係るドアロック制御システムのシステム構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、ドアロック制御装置10は、制御部11内に同乗者判定処理部11gをさらに有し、シートセンサ部17および室内カメラ部18をさらに有する。シートセンサ部17に加えて、室内カメラ部18を有する構成としたのは、シートセンサ部17のみでは、シート上に置かれた荷物などを同乗者と誤って判定するおそれがあるからである。
同乗者判定処理部11gは、シートセンサ部17および室内カメラ部18からの情報をもとに、同乗者の有無を判定するとともに、同乗者が所在する場合に、かかる同乗者が大人か子供かを判定する処理部である。たとえば、シートセンサ部17から後部シート上の物体の重さが10kgであるとの情報を取得し、かつ、室内カメラ部18から後部シート上に同乗者ありとの情報を取得した場合には、この同乗者判定処理部11gは、同乗者は所在するが、かかる同乗者は子供のみであると判定する。
シートセンサ部17は、各シートに設けられたシートセンサの出力から、各シート上の物体の重さを取得する。このシートセンサ部17が取得した各シート上の物体の重さは、同乗者判定処理部11gにより利用される。
室内カメラ部18は、室内に設けられたカメラの画像を解析し、各シート上の物体が同乗者であるか否かを取得する。この室内カメラ部18が取得した各シート上の同乗者の有無は、同乗者判定処理部11gにより利用される。
次に、図9に示したドアロック制御システム10およびリモコンキー20の処理手順について説明する。図10は、ドアロック制御装置10がドア状態を通知する際のフローチャートである。なお、同図の破線内の処理は、図4に示した処理と同一である。図10に示したように、ドアロック制御装置10の同乗者判定処理部11gは、同乗者を検出する処理をおこない(ステップS401)、同乗者の有無を判定する(ステップ402)。そして、同乗者がいない場合には(ステップS402肯定)、図4に示した特定エリア判定処理(ステップS101)に進み、以下、図4に示した処理と同様の処理をおこなう。一方、同乗者がいる場合には(ステップS402否定)、さらに、同乗者に大人が含まれるか否かを判定する処理をおこなう(ステップS403)。
そして、同乗者に大人が含まれると判定した場合には(ステップS403肯定)、リモコンキー20にドア状態を通知することなく処理を終了する。一方、同乗者に大人が含まれない(子供のみ)と判定した場合には(ステップS403否定)、図4に示した特定エリア判定処理(ステップS101)に進み、以下、図4に示した処理と同様の処理をおこなう。
上述してきたように、本実施例3では、実施例2に示したドアロック忘れ防止システムにおいて、ドアロック制御装置10に同乗者判定処理をさらに付加し、同乗者に大人が含まれる場合にはドアロック忘れ防止サービスをおこなわず、同乗者が子供のみの場合および同乗者がいない場合には、ドアロック忘れ防止サービスをおこなうよう構成したので、さらに、効率的にドアロック忘れ防止サービスを提供することができる。
以上のように、本発明にかかるドアロック制御システム、ドアロック制御装置およびドアロック方法は、ドアロック忘れ防止に有用であり、特に、移動体のドアロック忘れ防止に適している。
本発明の実施例1に係る車両用ドアロック忘れ防止サービスの概要を説明するための説明図である。 本発明の実施例1に係るドアロック忘れ防止サービスをさらに詳細に説明するための説明図である。 本発明の実施例1に係るドアロック制御システムのシステム構成を示す機能ブロック図である。 ドアロック制御装置10がドア状態を通知する際の処理手順を示すフローチャートである。 図2に示した段階1の処理手順を示すフローチャートである。 図2に示した段階2および段階3についての処理手順を示すフローチャートである。 ドアロック制御装置10がドア状態を通知する際の処理の概要を説明するための説明図である。 図2に示した段階1の処理の概要を説明するための説明図である。 図2に示した段階2の処理の概要を説明するための説明図である。 図2に示した段階3の処理の概要を説明するための説明図である。 本発明の実施例3に係るドアロック忘れ防止サービスを説明するための説明図である。 本発明の実施例3に係るドアロック制御システムのシステム構成を示す機能ブロック図である。 図8に示した段階1の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ドアロック制御装置
11 制御部
11a ドア状態検出処理部
11b 特定エリア識別処理部
11c ドアロック要求受信処理部
11d 通信状態管理部
11e ドア状態通知処理部
11f ドア状態介入処理部
12 ドアセンサ部
13 ドアアクチュエータ部
14 送受信部
15 近距離送受信部
16 中距離送受信部
17 シートセンサ部
18 室内カメラ部
20 リモコンキー
21 制御部
21a ドア状態受信処理部
21b ドアロック要求送信部
21c 通信状態管理部
21d 表示・出力処理部
22 記憶部
22a ドア状態データ
23 表示部
24 入力部
25 出力部
26 送受信部
27 近距離送受信部
28 中距離送受信部

Claims (10)

  1. 移動体に設けられたドアをロック制御するドアロック制御装置であって、
    乗員の降車状態を判定する降車判定手段と、
    ドアのロック状態を判定するロック状態判定手段と、
    乗員が所定のエリア内に所在するか否かを検出する検出手段と、
    前記降車判定手段および前記ロック状態判定手段により乗員の降車およびドアのロックがなされていないことが判定され、かつ、前記検出手段により乗員が所定エリア内に所在しないことが検出された場合に、ドアのロック異常を報知する報知手段と
    を備えたことを特徴とするドアロック制御装置。
  2. 前記検出手段は、前記乗員の降車およびドアのロックがなされていないことが判定されている場合に、乗員が所定のエリア内に所在するか否かを検出することを特徴とする請求項1に記載のドアロック制御装置。
  3. 移動体に設けられた複数のドアを遠隔操作する操作端末と、前記操作端末からの指示に応答して前記複数のドアをロック制御またはアンロック制御する前記移動体に搭載された制御装置とを有するドアロック制御システムであって、
    前記制御装置は、
    前記移動体から乗員が降車した際の各ドアの状態を前記操作端末に通知する状態通知手段を備え、
    前記操作端末は、
    前記状態通知手段により通知された各ドアの状態を記憶する状態記憶手段と、
    当該操作端末が所定のエリア内に所在するか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記操作端末が所定のエリア外に所在することが検出され、かつ、前記状態記憶手段に記憶された複数のドアの少なくとも一つがロック状態でない場合に、前記乗員に対してドア異常を報知する報知手段と
    を備えたことを特徴とするドアロック制御システム。
  4. 前記制御装置は、前記操作端末が所定のエリア外に所在し、かつ、前記複数のドアの少なくとも一つがロック状態でない場合に、当該ドアをロック状態とするよう介入制御する介入制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載のドアロック制御システム。
  5. 前記制御手段は、前記複数のドア周辺の障害物の有無を検知する障害物検知手段をさらに備え、前記介入制御手段は、前記操作端末が所定のエリア外に所在し、かつ、前記複数のドアの少なくとも一つが障害物により閉鎖不能である場合に、当該ドアを障害物周辺まで閉鎖とするよう介入制御することを特徴とする請求項4に記載のドアロック制御システム。
  6. 前記報知手段並びに前記介入制御手段は、前記操作端末が所定のエリア内に所在する場合には、前記乗員に対するドア異常の報知並びに前記介入制御をおこなわないことを特徴とする請求項3、4または5に記載のドアロック制御システム。
  7. 前記所定のエリアは、前記乗員が前記移動体を直接監視可能な領域であることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一つに記載のドアロック制御システム。
  8. 前記制御装置および前記操作端末は、前記所定のエリア内でデータ通信可能な通信手段をそれぞれ備え、前記検出手段は、前記通信手段による通信ができない場合に前記操作端末が所定のエリア外に所在すると検出することを特徴とする請求項3〜7のいずれか一つに記載のドアロック制御システム。
  9. 移動体に設けられた複数のドアを遠隔操作する操作端末からの指示に応答して前記複数のドアをロック制御またはアンロック制御するドアロック制御方法であって、
    前記移動体から乗員が降車した際の各ドアの状態を前記操作端末に通知する状態通知工程と、
    前記操作端末が所定のエリア内に所在するか否かを検出する検出工程と、
    前記検出工程により前記操作端末が所定のエリア外に所在することが検出され、かつ、前記状態通知工程により通知された複数のドア状態の少なくとも一つがロック状態でない場合に、前記乗員に対してドア異常を報知する報知工程と
    を含んだことを特徴とするドアロック制御方法。
  10. 前記操作端末が所定のエリア外に所在し、かつ、前記複数のドアの少なくとも一つがロック状態でない場合に、当該ドアをロック状態とするよう介入制御する介入制御工程をさらに含んだことを特徴とする請求項9に記載のドアロック制御方法。
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