JP2006192967A - 遠隔操作制御システムおよび車載遠隔操作制御装置 - Google Patents

遠隔操作制御システムおよび車載遠隔操作制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、遠隔操作制御システムおよび車載遠隔操作制御装置に関し、遠隔操作が要求された車載機器の操作結果を含む車両情報のうちその利用目的に合わせた適当な情報のセンタからの提供を容易に実現させることを目的とする。
【解決手段】 車両使用者の携帯する携帯端末22からセンタ24を介して車両の車載機20へ送信される車載機器をリモート操作させるための要求に従って、該車載機器の遠隔的な操作を行う遠隔操作制御システムにおいて、車載機20は、センタ24からのリモート操作要求を受信した後、少なくともその車載機器の遠隔操作の動作結果や失敗の原因等を含む車両情報をセンタ24に対して送信すると共に、センタ24は、車載機20から送信されたその車両情報を車両使用者、販売店、及び車両メーカ向けの利用目的別に分類してデータベースに記憶する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遠隔操作制御システムおよび車載遠隔操作制御装置に係り、特に、車両使用者の携帯する携帯端末からセンタを介して車両へ送信される車載機器を操作させるための要求に従って、該車載機器の遠隔的な操作を行う遠隔操作制御システムおよび車載遠隔操作制御装置に関する。
従来より、車両に関するデータを収集してセンタに送信すると共に、センタから送信されたデータを受信する車載情報端末と、車載情報端末から送信されたデータに基づいて車両の状態を監視するセンタと、からなる車両情報管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このシステムにおいては、車載情報端末が送信するメッセージの受信有無に基づいて、センタが車載情報端末との通信不能を検知する。そして、センタは、車載情報端末との通信不能が生じたとき、車載情報端末が正常に機能する状態で通信回線の切断が生じたのか、車載情報端末の電源が切れたのか、車載情報端末自体が故障したのかを判別する。
特開2002−203293号公報
ところで、車載情報端末がセンタに送信するデータとしては、車両使用者の携帯する携帯端末からセンタを介して車載情報端末に要求された車載機器の遠隔操作の結果を示す情報やその操作結果に付帯する情報が考えられる。例えば、これらの操作結果に関する情報は、その遠隔操作の種類、遠隔操作が正常に完了したか否かを示す結果自体、各種イベント時刻(例えば要求時刻やデータ受信時刻、完了時刻など)、遠隔操作が失敗して完了した場合における失敗原因、その失敗原因が車両故障である場合における故障箇所、遠隔操作前後の機器の状態等である。
ここで、上記した情報の中には、車両使用者へ通知する必要はないが、故障箇所の特定を希望する車両メーカや修理工場等へは通知する必要のある情報が存在する。この点、車両使用者にとっては必ずしも必要のない情報が含まれることを考慮すると、上記したすべての車載機器の遠隔操作の結果に関する情報をセンタから携帯端末へ送信して車両使用者に通知するのは、効率化・通信費用等の観点から妥当でない。しかし、上記従来のシステムでは、車載情報端末からセンタに送信された情報をその利用目的に合わせて車両使用者や車両メーカ等へ提供することは行っていないため、通信効率等が損われる事態が生じ得る。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、遠隔操作が要求された車載機器の操作結果を含む車両情報を、その利用目的に合わせて適切に提供することが可能な遠隔操作制御システムおよび車載遠隔操作制御装置を提供することを目的とする。
上記の目的は、請求項1に記載する如く、車両使用者の携帯する携帯端末からセンタを介して車両へ送信される車載機器を操作させるための要求に従って、該車載機器の遠隔的な操作を行う遠隔操作制御システムであって、車両は、前記要求を受信した後、少なくとも前記車載機器の遠隔操作の結果を含む車両情報をセンタに対して送信すると共に、センタは、車両から送信された前記車両情報を利用目的別に分類して記憶する遠隔操作制御システムにより達成される。
本発明において、車両が携帯端末からセンタ経由で車載機器の操作要求を受信した後にその遠隔操作の結果を含む車両情報をセンタに対して送信すると、センタは、その車両からの車両情報を利用目的別に分類して記憶する。かかる構成によれば、車両情報のうち利用目的に合わせた適当な情報のセンタからの提供を容易に実現させることができる。
この場合、請求項2に記載する如く、請求項1記載の遠隔操作制御システムにおいて、車両が、前記車両情報を利用目的別に分類してセンタに対して送信することとしてもよい。
また、上記の目的は、請求項9に記載する如く、車両使用者の携帯する携帯端末からセンタを介して送信される車載機器を操作させるための要求が受信された場合に、該車載機器の遠隔的な操作を行う車載遠隔操作制御装置であって、前記要求が受信された後、センタに少なくとも前記車載機器の遠隔操作の結果を含む車両情報を利用目的別に分類して記憶させるべく、利用目的別に分類された前記車両情報をセンタに対して送信する車両情報送信手段を備える車載遠隔操作制御装置により達成される。
本発明において、車両の車載遠隔操作制御装置が携帯端末からセンタ経由で車載機器の操作要求を受信した後にその遠隔操作の結果を含む車両情報を利用目的別に分類してセンタに対して送信すると、センタは、その車両からの車両情報を利用目的別に分類して記憶する。かかる構成によれば、車両情報のうち利用目的に合わせた適当な情報のセンタからの提供を容易に実現させることができる。
尚、請求項3に記載する如く、請求項2記載の遠隔操作制御システムにおいて、車両は、利用目的別に分類される前記車両情報のうち優先度の高い利用目的のものを優先的にメモリに記憶したうえでセンタに対して送信することとすれば、また、請求項10に記載する如く、請求項9記載の車載遠隔操作制御装置において、前記要求が受信された後、利用目的別に分類される前記車両情報のうち優先度の高い利用目的のものを優先的にメモリに記憶する記憶手段を備え、前記車両情報送信手段は、前記記憶手段によりメモリに記憶されている前記車両情報をセンタに対して送信することとすれば、仮に車両の有するメモリが一の遠隔操作要求当たりすべての車両情報を記憶する程度の残存容量を有していないときにも、そのうち優先度の高い利用目的のものを優先的にメモリに記憶してセンタへ送信することができるので、車載メモリの大型化を招くことなく、優先度の高い利用目的の車両情報のセンタへの送信を確実に行うことができる。
また、請求項4に記載する如く、請求項1乃至3の何れか一項記載の遠隔操作制御システムにおいて、車両は、前記要求を受信した時点で該要求を受信した旨をセンタに応答すると共に、該応答後に一旦センタとの通信接続が切断された後、前記車載機器の遠隔操作の結果が生じた時点でセンタとの通信接続を再開して前記車両情報をセンタに対して送信することとすれば、また、請求項11に記載する如く、請求項9又は10記載の車載遠隔操作制御装置において、前記要求が受信された時点で該要求を受信した旨をセンタに応答する要求受付手段を備え、前記車両情報送信手段は、前記要求受付手段による応答後に一旦センタとの通信接続が切断された後、前記車載機器の遠隔操作の結果が生じた時点でセンタとの通信接続を再開して前記車両情報をセンタに対して送信することとすれば、車載機器の遠隔操作の要求が車両に受信されたことをその受信後直ちにセンタに通知することができると共に、センタが車両に対してその要求を行ってから車両がセンタに対してその操作結果を含む車両情報を送信するまでの間においてセンタと車両とが通信接続しないため、センタに車両への要求後に車両情報を取得させるのに通信費の削減を図ることができる。
更に、請求項5に記載する如く、請求項1乃至4の何れか一項記載の遠隔操作制御システムにおいて、車両は、前記要求を受信した後に前記車両情報をセンタに対して送信することができない場合、該車両情報を前記要求がなされた時刻の情報と共に、メモリに記憶したうえで、その後車両使用者が乗車した際に該車両使用者へ向けて表示出力又は音声出力することとすれば、また、請求項12に記載する如く、請求項9乃至11の何れか一項記載の車載遠隔操作制御装置において、前記要求が受信された後に前記車両情報送信手段により前記車両情報をセンタに対して送信することができない場合、該車両情報を前記要求がなされた時刻の情報と共に、メモリに記憶したうえで、その後車両使用者が乗車した際に該車両使用者へ向けて表示出力又は音声出力する送信不可時出力手段を備えることとすれば、車両からセンタへの車両情報の送信不能が生じても、その後乗車した車両使用者に対してその車両情報を表示出力又は音声出力によって知らせることができる。
尚、請求項6に記載する如く、請求項1記載の遠隔操作制御システムにおいて、センタは、分類して記憶した前記車両情報を利用目的別に提供することとすればよい。
また、請求項7に記載する如く、請求項1乃至6の何れか一項記載の遠隔操作制御システムにおいて、前記車両情報は、少なくとも、前記車載機器の遠隔操作の結果及び該遠隔操作が失敗した場合における原因と、該原因が車両故障である場合における故障箇所と、に分類されることとすればよい。
更に、請求項8に記載する如く、請求項7記載の遠隔操作制御システムにおいて、センタは、前記車載機器の遠隔操作の結果及び該遠隔操作が失敗した場合における原因を車両使用者に知らせるべき場合、該車両情報のみを前記携帯端末に対して送信することとすればよい。
上述の如く、請求項1乃至12記載の発明によれば、遠隔操作が要求された車載機器の操作結果を含む車両情報のうちその利用目的に合わせた適当な情報のセンタからの提供を容易に実現させることができる。
図1は、本発明の一実施例である遠隔操作制御システムの構成図を示す。本実施例のシステムは、車両に搭載される車載機20と、その車両の運転者や所有者などの正規の車両使用者に携帯・所持される携帯電話やパソコン,PDA等の携帯端末22と、車載機20と携帯端末22との間における情報を管理するセンタ24と、により構成されている。センタ24は、また、車両修理を行う販売店や車両メーカの有するサーバと通信接続することが可能となっている。
本実施例の遠隔操作制御システムは、特に車両使用者が車両から降車した後に、車両において車両使用者が直接的に操作可能な車載機器(例えば、ターンシグナルランプの点滅・消灯やドアのロック・アンロック,パワーウィンドウの開閉等)を、車使用者の所持する携帯端末22からセンタ24を経由して車載機20へその要求を行うことで遠隔的に駆動操作すると共に、また、その遠隔的な駆動操作の動作結果とその動作結果に付帯する情報とを適宜、車載機20からセンタ24を経由して携帯端末22や車両メーカ,車両販売店等へ通知するためのシステムである。
以下、上記の車載機器を、車両使用者が車両において直接的に操作することをローカル操作(車両と車両キーとの無線通信によるワイヤレス操作を含む)と、本実施例の遠隔操作制御システムにおいてセンタ24を経由して遠隔的に操作することをリモート操作と、それぞれ称す。
車載機20は、所定の通信ネットワークを通じて上記したセンタ24と無線通信を行うことが可能なデータ通信モジュール(以下、DCMと称す)30、及び、DCM30に通信線32を介して接続するコンピュータを主体に構成されたマスタ電子制御ユニット(以下、マスタECUと称す)34を備えている。DCM30は、データ通信アンテナ30aを有し、車載機20の各種情報をデータ通信アンテナ30aから通信ネットワークを介してセンタ24へ送信する機能、及び、センタ24から通信ネットワークを介して送信される各種情報をデータ通信アンテナ30aで受信する機能を有している。
また、マスタECU34は、ROMなどの記憶装置に予め格納されたソフトウェアプログラムに従って動作し、DCM30との間で送信データ及び受信データの授受を行う。マスタECU34は、自車両の電話番号を含む識別情報及び上記したセンタ24の電話番号などを格納する記憶装置、及び、DCM30へ供給すべき送信データ及びDCM30から供給された受信データを一時記憶するメモリを有し、また、車載のカーナビゲーション装置、オーディオ装置、外気温センサ、走行状態検知装置等からの様々な情報を表示し、またタッチパネル形式の入力を行うことのできるモニタを有している。
車載機20は、また、上記したマスタECU34に接続する複数のスレーブECUからなる被制御ECU群36を備えている。これらのスレーブECUは、車両の旋回挙動を制御し、エンジン駆動を制御し、車両使用者によるローカル操作が可能な車載機器を制御し、車内への侵入検知を行い、或いはワイヤレスブザの吹鳴を制御するユニットである。マスタECU34は、被制御ECU群36の各スレーブECUに所定の処理(具体的には、ドアロックやウィンドウ閉などのリモート操作を要求する処理)を実行させることが可能であると共に、各スレーブECUから送信されるリモート操作結果やそのリモート操作結果に付帯する車両データや故障情報を受信することが可能である。
また、マスタECU34は、リモート操作が実施される車載機器と、車載機器のリモート操作を実施するためにその前提条件が成立するか否かの確認に必要となる被制御ECU群36のスレーブECUとの組み合わせを規定するテーブルを有している。尚、この前提条件が成立するか否かの確認に必要なスレーブECUは、対応する車載機器をリモート操作するスレーブECUとは異なるものであってもよく、また、一の車載機器に対して複数あってもよい。
被制御ECU群36は、スレーブECUとして、例えば図1に示す如く、マスタECU34にボデー系バス40を介して接続する、ドアECU42及びボデーECU44等を有していると共に、マスタECU34にゲートウェイ48及び制御系バス50を介して接続する、VSC(Vehicle Stability Control System)−ECU52及びエンジンECU54等を有している。ゲートウェイ48は、ボデー系バス40側と制御系バス50側との通信を可能とするゲートウェイ機能を有している。マスタECU34及び被制御ECU群36は、互いにボデー系バス40及び制御系バス50を用いて多重通信を行うことが可能である。尚、ボデー系バス40と制御系バス50とは、例えば情報の送信スピードなどの通信プロトコルを異にするものであってもよい。
ドアECU42は、車両乗員により車両キーがキーシリンダに挿入されて操作され、車両キーに設けられた施錠・解錠ボタンが押下されて車両と車両キーとの間の無線通信による照合が行われ、又は車両キーが携帯されて車両に近づき若しくはドアノブ等に設けられた所定スイッチが押下されて車両と車両キーとの間の無線通信による照合が行われた場合、及び、マスタECU34からのリモート操作要求がなされた場合に、車両ドアのロックポジションをロック(施錠)とアンロック(解錠)との間で切り替える制御を行う。また、車両乗員により車室内に設けられた開閉スイッチが操作された場合、及び、マスタECU34からのリモート操作要求がなされた場合に、車両ドアのパワーウィンドウを開閉する制御を行う。
ボデーECU44は、例えば車室内を撮影するカメラ、電波や超音波,赤外線などを利用して物体を検知する感知センサ、車両シートに加わる荷重を検知する荷重センサなどの侵入センサを反応検知が可能な状態と不可能な状態とに切り替えることができると共に、侵入センサへの駆動指令中においてその侵入センサの出力信号に基づいて車室内における人の存在有無を検知する。尚、ボデーECU44は、セキュリティモードにおいて侵入センサが反応検知できる状況で車室内に人が存在することを検知すると、セキュリティアラーム警報を発生する。
ボデーECU44は、また、車両乗員の設定操作により車両キーの車室内照合が許可されている状況下、車室内における車両キーの存在有無を検知すべき際に、車室内発信機から車室内へ向けて車両乗員の携帯する車両キーの応答を要求するリクエスト信号を発信させると共に、かかる発信後、このリクエスト信号に応答して車両キーが発信するレスポンス信号の受信機での受信の有無に基づいて車室内における車両キーの存在有無を検知する。
VSC−ECU52は、車両の加速度やヨーレート、ステアリング舵角、車輪速度、ブレーキ油圧等を検出して、それらの検出値に基づいて車両の旋回挙動を制御するユニットである。また、エンジンECU54は、水温や吸気温、スロットル開度等を検出して、それらの検出値に基づいて燃料噴射量や点火時期等を制御するユニットである。
上記したマスタECU34は、センタ24から車載機器のリモート操作(例えば、ドアのロック・アンロックやターンシグナルランプの点灯・消灯,パワーウィンドウの開閉,エンジン始動・停止など)が要求されたことをDCM30から通知されると、そのリモート操作を実施するための前提条件が成立するか否かを判別し、かかる前提条件が成立すると判別される場合にのみボデー系バス40又は制御系バス50を介してその車載機器のリモート操作を司るスレーブECUに対してリモート操作を行うべきことを指示する。スレーブECUは、マスタECU34から供給される車載機器のリモート操作の要求信号を受信すると、そのリモート操作を実行する。
携帯端末22は、ROMなどの記憶装置に予め格納されたソフトウェアプログラムに従って動作する。携帯端末22は、自携帯端末22に対応する車両の電話番号及び自携帯端末22のメールアドレスや電話番号を含む識別情報並びに上記したセンタ24の電話番号などを格納する記憶装置を有し、通信ネットワークを通じてセンタ24と無線通信を行うことが可能となっている。携帯端末22は、自己の情報を通信ネットワークを介してセンタ24へ送信する機能、及び、センタ24から通信ネットワークを介して送信される情報を受信する機能を有している。
携帯端末22は、使用者により手動入力操作されると共に、車両使用者へ向けて音声出力や表示出力を行う入出力部を有している。携帯端末22は、webブラウザを有し、センタ24の提供する情報例えば車載機器のリモート操作を要求するためのweb画面を取得可能である。携帯端末22は、入出力部への入力操作により通信ネットワークを介して外部のwebサーバに蓄積されたファイルやデータを閲覧可能であり、また、入出力部に入力された内容をwebサーバに送信可能である。
また、センタ24は、高速演算可能なホストコンピュータと、センタ24を利用する利用者である車両の正規使用者の識別情報や携帯端末22、車両販売店、車両メーカの各メールアドレス,電話番号及び車両(車載機20)の識別情報や電話番号などの顧客情報を格納する大容量のデータベースと、を備え、ROMなどの記憶装置に予め格納されたソフトウェアプログラムに従って動作する。センタ24は、通信ネットワークを通じて車載機20及び携帯端末22と無線通信を行うことが可能となっており、自己の情報を通信ネットワークを介して車載機20及び携帯端末22へ送信する機能、並びに、車載機20及び携帯端末22から通信ネットワークを介して送信される情報を受信する機能を有している。また、センタ24は、各種車載機器のリモート操作を要求するためのweb画面を携帯端末22に対して提供可能である。
以下、図2乃至図7を参照して、本実施例の遠隔操作制御システムの動作について説明する。図2は、本実施例の遠隔操作制御システムにおいて実行される基本的なタイムチャートを示す。尚、この遠隔操作制御システムにおいて、車載機20、携帯端末22、及びセンタ24はそれぞれ、以下に示す機能を実現するためのプログラムをROM等に有し、そのプログラムに従って動作する。これらのプログラムは、CDやDVD,ハードディスクなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されることが可能である。
本実施例の遠隔操作制御システムにおいて、車両使用者は、特に車両から離れた地点で、自発的に或いはセンタ24から携帯端末22を介して車載機器の操作忘れを通知された際等に、ターンシグナルランプを点滅若しくは消灯させること、盗難防止や操作忘れ対処等のため車両ドアを施錠若しくは解錠させること、又は盗難防止や操作忘れ対処等のため車両ドアのウィンドウを開いている状態から完全に若しくはある程度閉じる若しくは開放することを希望する場合、携帯端末22の入出力部を操作してwebブラウザを起動させる。センタ24は、携帯端末22の操作によって遠隔的に車載機20の有する車載機器を駆動させるのに必要なリモート操作を要求するフォーマットを格納している。
携帯端末22は、webブラウザを起動した状態で車両使用者による所定操作が行われると、その操作に従って、センタ24と通信ネットワークを介して無線通信接続して、センタ24の有するリモート操作を要求するためのweb画面を提供するようにセンタ24に要求する。センタ24は、携帯端末22からの要求を受けると、その要求に従ってリモート操作を要求するためのweb画面を携帯端末22に提供する。携帯端末22は、上記処理に従ってセンタ24からリモート操作を要求するためのweb画面を取得する。
このweb画面には、携帯端末22の操作によって遠隔制御することが可能なリモート操作の項目が設けられている。携帯端末22は、遠隔制御可能なリモート操作の項目ごとに設けられたチェックボックスにおけるチェックの有無に基づいて、何れの車載機器のリモート操作が車両使用者に希望されているか否かを確認する。携帯端末22は、車両使用者による操作によって上記何れかのチェックボックスにチェックが入った状態で送信要求がなされると、そのチェックに対応する車載機器のリモート操作が要求されていることをセンタ24に通知すべくそのリモート操作要求指示をセンタ24に対して送信する(ステップ100)。
センタ24は、リモート操作を要求するためのweb画面を携帯端末22に提供した後に、その携帯端末22から送信されるリモート操作要求指示を受信した場合、まず、そのリモート操作要求指示の受信時刻(以下、センタ受信時刻と称す)を記憶したうえで(ステップ102)、リモート操作を実施すべきリモート操作対象・種類である車載機器を特定する(ステップ104)。そして、その特定した車載機器のリモート操作要求を受け付けたことを示す受付確認信号(センタ受信時刻情報を含んでもよい。)をその携帯端末22に返信する(ステップ106)。携帯端末22は、リモート操作要求指示を送信した後に、センタ24からの受付確認信号を受信した場合、或いは、所定時間が経過しても受付確認信号を受信しない場合、センタ24との無線通信接続を切断する。
センタ24は、携帯端末22からのリモート操作要求指示を受信してそのリモート操作対象の車載機器を特定すると、その携帯端末22に対応する車両の車載機20と通信ネットワークを介して無線通信接続して、携帯端末22の操作によって特定の車載機器のリモート操作が要求されていることを示すリモート操作要求指示をセンタ受信時刻情報と共にその車載機20に対して送信する(ステップ110)。
車載機20は、センタ24から送信されるリモート操作要求指示を受信した場合、まず、そのリモート操作要求指示の受信時刻(以下、車両受信時刻と称す)を記憶したうえで(ステップ112)、リモート操作を実施すべきリモート操作対象・種類である車載機器を特定する(ステップ114)。そして、その特定した車載機器のリモート操作要求を受け付けたことを示す受付確認信号(車両受信時刻情報を含んでもよい。)をそのセンタ24に返信する(ステップ116)。センタ24は、リモート操作要求指示を送信した後に、車載機20からの受付確認信号を受信した場合、或いは、所定時間が経過しても受付確認信号を受信しない場合、車載機20との無線通信接続を切断する。尚、センタ24が車載機20からの受付確認信号を受信した際に車載機20との無線通信接続を切断する代わりに、車載機20が受付確認信号をセンタ24へ送信した際にセンタ24との無線通信接続を切断することとしてもよい。
車載機20のマスタECU34は、センタ24からのリモート操作要求指示を受信してそのリモート操作対象の車載機器を特定すると、まず、リモート操作が現に要求されている車載機器についてそのリモート操作を実施するための前提条件が成立するか否かを判定する処理を行う。具体的な処理内容の一つとしては、車載機器と、その車載機器のリモート操作を実施するための前提条件が成立するか否かの確認に必要となるスレーブECUとの組み合わせを規定するテーブルから、リモート操作が要求されている車載機器に対応するスレーブECUを抽出し、その抽出した被制御ECU群36のスレーブECUに対して前提条件に関する情報の送信を要求する前提条件要求信号を送信する(ステップ120)。
例えば、上記の前提条件としては、(1)車両受信時刻がセンタ受信時刻から所定時間(例えば10分)以上遅延していないこと、(2)イグニションスイッチやアクセサリスイッチの状態から車両が運行状態でないこと、(3)センタ受信時刻又は車両受信時刻より後に又はほぼ同時刻にローカル操作が行われていないこと、(4)相反するリモート操作要求がほぼ同時に受信されていないこと、並びに(5)要求されているリモート操作がドアロックであるときは、更に、車室内に人が存在しないこと、車室内に車両キーが存在しないこと、及びドアがアンロック状態にあること、(6)要求されているリモート操作がウィンドウ閉であるときは、更に、すべての車両ドアが閉じていること及び何れかのパワーウィンドウが閉じていないこと、(7)要求されているリモート操作が灯火類の点灯又は点滅であるときは、更に、その灯火類が現に消灯していることである。
スレーブECUは、マスタECU34からの前提条件要求信号を受信すると、その要求されている前提条件の状態を確認し、その確認結果をマスタECU34に応答する(ステップ122)。例えば、ドアECU42は、マスタECU34からのドアロックに関する前提条件要求信号を受信すると、車両ドアがアンロックされていることを確認し、その確認結果をマスタECU34に応答する。また、ボデーECU44は、マスタECU34からのドアロックに関する前提条件要求信号を受信すると、侵入センサを用いて車室内に人存在しないこと及び車室内に車両キーが存在しないことを確認し、その確認結果をマスタECU34に応答する。
マスタECU34は、リモート操作が要求されている車載機器に対応するすべてのスレーブECUから前提条件に関する情報の結果通知を受けて(ステップ122)、車載機器のリモート操作を行ううえですべての前提条件が成立するか否かを判定する。その判定結果として、リモート操作が要求されている車載機器のリモート操作を実施するための前提条件のすべてが成立する場合には、リモート操作が要求されている車載機器のリモート操作を実施すべく、その車載機器を駆動するスレーブECUに対して、その車載機器をリモート操作すべきことを要求する信号(動作指示)を送信する(ステップ124)。一方、前提条件のうちの少なくとも何れか一つが成立しない場合には、その車載機器のリモート操作の実行を禁止して動作指示のスレーブECUへの送信を行わない。
スレーブECUは、マスタECU34からの動作指示を受信すると、対応する車載機器のリモート操作を実行するための処理を行う(ステップ126)。例えば、ドアECU42は、マスタECU34からのドアロックについての動作指示信号を受信すると、すべての車両ドアをアンロック状態からロック状態へ切り替えるための作動を行う。また、ドアECU42は、マスタECU34からのウィンドウ閉についての動作指示信号を受信すると、すべての車両ドアのパワーウィンドウを開状態から閉じるための作動を行う。
スレーブECUは、車載機器のリモート操作を実行するための処理を行った後、そのリモート操作が正常に完了したか否かを判別して動作結果を得ると共に、リモート操作が正常には完了しなかったときには、その不作動(失敗)の原因(例えば、車両の故障や、リモート操作がウィンドウ閉であるときにウィンドウと車体との間に物体が挟み込まれたことに起因するウィドウ閉駆動停止などの安全上の配慮等)及びそのリモート操作処理実行前後の車載機器の状態、並びに、その原因が車両故障であるときにはその故障箇所(例えば、ECU不良、モータ不良、過熱、センサ不良等)及びその故障箇所を示すダイアグノーシスコードやその故障発生時におけるコマンド生データ(“0”と“1”との組み合わせからなるデジタルデータ)等を特定する。そして、そのリモート操作の動作結果をマスタECU34に通知すると共に(ステップ128)、その動作結果がリモート操作の失敗であるときにはその原因や更には故障箇所,ダイアグなどの情報をマスタECU34に通知する(ステップ130)。
マスタECU34は、上記ステップ114でリモート操作すべき車載機器を特定した後、前提条件の成立有無とスレーブECUから通知される情報とを総合して、車載機器のリモート操作が正常に完了したか否かを判別する(ステップ132)と共に、リモート操作が正常には完了しなかったときには、その失敗の原因(前提条件の不成立を含む)や故障箇所等の付帯情報を特定し(ステップ134)、そして、そのリモート操作の完了又は未完了を自己が判定した時刻を記憶する(ステップ136)。車載機20は、このようにリモート操作に関する動作結果等を特定すると、その結果や時刻等をリモート操作の操作対象である車載機器に対応させてマスタECU34内のメモリに一時記憶すると共に、センタ24と通信ネットワークを介して無線通信接続して、その特定したリモート操作に関する動作結果等をDCM30からセンタ24へ通知する(ステップ138)。そして、かかる通知が完了すると、センタ24との無線通信接続を切断する。
センタ24は、上記ステップ104でリモート操作すべき車載機器を特定した後、車載機20から送信される受付確認信号の有無や通知される動作結果等の情報、及び、車載機20へのリモート操作の動作指示からその車載機20から動作結果等の通知を受けるまでの時間などを総合して、車載機器のリモート操作が正常に完了したか否かを判別する(ステップ140)と共に、リモート操作が正常には完了しなかったときには、その失敗の原因や故障箇所等の付帯情報を特定し(ステップ142)、そして、そのリモート操作の完了又は未完了を自己が判定した時刻を記憶する(ステップ144)。センタ24は、かかる処理を行うと、その結果や時刻等をリモート操作の操作対象である車載機器に対応させてデータベースに格納して保存する。
図3は、車載機器のリモート操作に関する動作結果等の情報のサービス提供を受けるターゲットごとの必要とする情報を列挙した一例の表を示す。携帯端末22を操作して車載機器のリモート操作を要求する車両使用者は、その操作を車両から離れた位置から行うことが多いため、その車両使用者には、図3に示す如く、そのリモート操作の要求された車載機器の操作種類及びその要求時刻等並びにリモート操作要求に従って本当にその車載機器のリモート操作が実施されて完了したのか失敗したのかを知らせることが必要であり、また、そのリモート操作が失敗したときにはその大雑把な原因をも知らせることが必要となる。
一方、車両を修理する販売店には、上記の車両使用者に対して通知すべきものと共に、更に、リモート操作の失敗が車両故障に起因するものであるときにはその故障日時や具体的な故障箇所やリモート操作要求前後の車載機器の状態等を知らせることが、故障原因箇所を解析させて故障部品を発注・用意させておくうえで有効である。また、車両メーカには、上記の車両使用者に対して通知すべきもの及び販売店に対して通知すべきものと共に、更に、車両故障箇所を示すダイアグコード自体及び故障時におけるコマンド生データを知らせることが、車両の不具合原因を解析させるうえで有効である。
そこで、本実施例において、センタ24のデータベースには、車載機器のリモート操作の動作結果を含む情報が、その利用目的別に分類されて記憶される。例えば、リモート操作の実施される車載機器の操作種類、リモート操作の完了・未完了、各種のイベント時刻、及び車載機器の不作動原因は、車両使用者、販売店、及び車両メーカへ提供すべき必須のデータ(CLASS1)として記憶される。また、リモート操作を行ううえでの前提条件の成立有無、車載機器の不作動原因が車両故障であるときのその故障箇所、及びリモート操作の要求前後の車載機器の状態は、車両使用者には必要なく、販売店及び車両メーカへ提供すべきデータ(CLASS2)として記憶される。更に、車両故障箇所を示すダイアグコード自体やコマンドデータは、車両使用者や販売店には必要なく、車両メーカのみへ提供すべきデータ(CLASS3)として記憶される。
センタ24は、車載機器のリモート操作の動作結果等を含む情報をデータベースに保存すると、リモート操作の動作結果としてのCLASS1の情報を車両使用者に通知すべくその携帯端末22へメール送信する(ステップ146)。また、リモート操作が失敗に終わりかつその原因が車両故障であるときには、上記のCLASS1の情報と共にその故障箇所等を示すCLASS2の情報を、その車両の修理を行う販売店に通知すべくメール送信する(ステップ148)。更に、リモート操作が失敗に終わりかつその原因が車両故障であるときには、その直後に又は複数の車両故障が収集された際に或いは車両メーカから送信要求があった際に、車両故障箇所を示すダイアグコード等を含むCLASS1〜3の情報のすべてを車両メーカに通知すべくメール送信する(ステップ150)。
図4乃至図7は、本実施例の遠隔操作制御システムにおいて実行されるリモート操作の失敗時におけるタイムチャートを示す。図4にはセンタ24と車載機20との通信が不通である場合を、図5には車両においてリモート操作の前提条件が成立しない場合を、図6にはリモート操作の失敗が車両故障以外の原因による場合を、また、図7にはリモート操作の失敗が車両故障による場合を、それぞれ示す。尚、図4乃至図7において、上記図2に示すステップと同一の処理を実行するステップについては、同一の符号を付してその説明を省略又は簡略する。
図4に示す如く、センタ24は、車両使用者の携帯端末22から車載機器のリモート操作を要求する指示を受信してその要求指示を車載機20に対して送信した状況において、その送信直後の所定時間内に車載機20からの受付確認信号を受信しない場合、及び、受付確認信号を受信したが車載機20からのリモート操作の動作結果に関する情報を受信しない場合、車載機器のリモート操作が失敗に終わったと判定し(ステップ140)、その失敗の原因をセンタ24と車載機20とのアクセス不良にあると特定する(ステップ142)。そして、センタ24は、上記のCLASS1の情報をデータベースに保存したうえで、車両使用者に通知すべく携帯端末22へメール送信する(ステップ146)。この場合には、CLASS2,3の情報は生成されないので、センタ24から車両販売店や車両メーカに対する情報のメール送信は行われない。
また、図5に示す如く、車載機20において車載機器のリモート操作を行ううえでの前提条件が成立しない場合(例えばリモート操作がドアロック又はウィンドウ閉であるときに車室内に人が存在する場合)、車載機20のマスタECU34は、スレーブECUへの車載機器のリモート操作の動作指示を行うことなく、その後直ちに、その車載機器のリモート操作が失敗に終わったと判定し(ステップ132)、その失敗原因を前提条件の不成立(例えば車室内に人が存在すること)と特定する(ステップ134)。そして、車載機20は、そのリモート操作に関する動作結果等をマスタECU34の一時記憶メモリに記憶した後、DCM30からセンタ24へ通知する(ステップ138)。
センタ24は、車載機20から通知される上記の動作結果等を受信すると、車載機器のリモート操作が失敗したと判定し(ステップ140)、その失敗原因を例えば車室内に人が存在したための前提条件の不成立と判定する(ステップ142)。そして、上記のCLASS1の情報をデータベースに保存したうえで、車両使用者に通知すべく携帯端末22へメール送信する(ステップ146)。この場合にも、CLASS2,3の情報は生成されないので、センタ24から車両販売店や車両メーカに対する情報のメール送信は行われない。
次に、図6に示す如く、車載機20のマスタECU34がスレーブECUへ車載機器のリモート操作の動作指示を供給した後に、スレーブECUによる車載機器のリモート操作実行処理が行われたにもかかわらず、車両故障(例えばECUや作動モータ等の故障)ではない原因(例えばリモート操作がウィンドウ閉であるときのウィンドウと車体との間に物体が挟み込まれるのを防止する機構が作動すること等)によりリモート操作が失敗した場合には、そのスレーブECUは、車載機器のリモート操作が失敗したことをマスタECU34に通知すると共に(ステップ128)、その失敗原因が車両故障以外の要因(例えば挟み込み防止機構の作動)であることをマスタECU34に通知する(ステップ130)。
マスタECU34は、スレーブECUから上記の通知を受けると、車載機器のリモート操作が失敗したと判定し(ステップ132)、その失敗原因を車両故障以外の要因と特定する(ステップ134)。そして、車載機20は、そのリモート操作に関する動作結果等をマスタECU34の一時記憶メモリに記憶した後、DCM30からセンタ24へ通知する(ステップ138)。センタ24は、車載機20から通知される上記の動作結果等を受信すると、車載機器のリモート操作が失敗したと判定し(ステップ140)、その失敗原因を例えば挟み込み防止機構が作動したための車両故障以外の要因と判定する(ステップ142)。そして、上記のCLASS1の情報をデータベースに保存したうえで、車両使用者に通知すべく携帯端末22へメール送信する(ステップ146)。この場合にも、CLASS2,3の情報は生成されないので、センタ24から車両販売店や車両メーカに対する情報のメール送信は行われない。
更に、図7に示す如く、車載機20のマスタECU34がスレーブECUへ車載機器のリモート操作の動作指示を供給したにもかかわらず、車両故障(例えばECUや作動モータ等の故障)によりリモート操作が失敗した場合には、そのスレーブECUは、その故障箇所及びその故障箇所を示すダイアグコードやコマンド生データ,リモート操作要求前後の車載機器の状態等を記憶して、車載機器のリモート操作が失敗したことをマスタECU34に通知すると共に(ステップ128)、その失敗原因が車両故障であることやその故障箇所に関するダイアグ情報等をマスタECU34に通知する(ステップ130)。
マスタECU34は、スレーブECUから上記の通知を受けると、車載機器のリモート操作が失敗したと判定し(ステップ132)、その失敗原因や故障箇所,ダイアグコード等のその他付随するすべての付帯情報を特定する(ステップ134)。そして、車載機20は、そのリモート操作に関する動作結果等をマスタECU34の一時記憶メモリに記憶した後、DCM30からセンタ24へ通知する(ステップ138)。センタ24は、車載機20から通知される上記の動作結果等を受信すると、車載機器のリモート操作が失敗したと判定し(ステップ140)、その失敗原因を車両故障と判定しかつその他の付帯情報を特定する(ステップ142)。そして、上記のCLASS1〜3のすべての情報をデータベースに保存したうえで、車両使用者にはCLASS1の情報のみを通知すべく携帯端末22へメール送信する(ステップ146)と共に、車両販売店にはCLASS1及び2の情報を通知すべくメール送信し(ステップ148)、また、車両メーカにはCLASS1〜3のすべての情報を通知すべくメール送信する(ステップ150)。
このように本実施例の遠隔操作制御システムにおいては、車両使用者が携帯端末22を操作して携帯端末22からセンタ24を経由して車載機20へリモート操作要求がなされることにより、車両に搭載された車載機器がリモート操作される。このため、車両使用者は、車両に搭乗していなくても車両から離れた場所において携帯端末22の操作により車載機器を駆動させることが可能である。従って、本実施例のシステムによれば、車両使用者が車両において車載機器の手動操作を忘れていた場合等においても、携帯端末22を操作することで、その車載機器のリモート操作を実現することが可能となり、これにより、車載機器を所望の状態へ遠隔的に移行させることが可能となっている。
また、本実施例の遠隔操作制御システムにおいては、車載機器のリモート操作要求がなされるごとに、その後、その動作結果並びにその動作結果に付帯する時刻や原因,故障箇所等の付帯情報が車載機20からセンタ24へ通知され、更に、その全情報がセンタ24のデータベースに格納されたうえで、それら全情報のうちの必要な情報のみがセンタ24から携帯端末22を介して車両使用者へ或いは適当なタイミングで車両販売店や車両メーカへ通知される。具体的には、車載機器のリモート操作を要求した車両使用者には、主にそのリモート操作の動作結果と動作失敗時におけるその不作動原因とからなるCLASS1の情報のみが通知され、車両販売店には、車両使用者へ通知するCLASS1の情報と共に更に不作動要因が車両故障であるときのその故障箇所等からなるCLASS2の情報のみが通知され、また、車両メーカには、車両故障箇所を示すダイアグコードやコマンドデータを含むCLASS1〜3の情報すべてが通知される。
車載機器のリモート操作を要求する車両使用者にとっては、少なくとも、その要求した車載機器のリモート操作の動作結果と動作結果が失敗した際のその失敗原因とを知ることができれば十分であり、具体的な故障箇所やダイアグコード等を知ることの必要性に乏しい。一方、車両修理を行う車両販売店にとっては、リモート操作の動作結果や失敗原因以外に、その失敗が車両故障であるときはその故障部位を知ることができればその後の車両修理を行ううえで便宜である。また、車両を製造する車両メーカにとっては、更に車両故障時におけるダイアグコードやコマンド生データを知ることができればその後の車両解析を行ううえで便宜である。
この点、上記した本実施例の構成によれば、車載機器のリモート操作の動作結果に関する利用目的別の全情報を車両からセンタ24へ送った後、センタ24のデータベースにその利用目的を区別可能に分類して記憶したうえで、センタ24から車両使用者、車両販売店、及び車両メーカに対してそれぞれ必要かつ十分な情報のみを提供することすなわち利用目的に合わせて適当に提供することが可能となっている。
この際、車両使用者に対しては、要求したリモート操作の動作結果と共に、動作失敗時にはその原因を通知するため、リモート操作の動作失敗を説明することができ、また、車両使用者が車載機器のリモート操作を実現するうえで携帯端末22を誤操作したとしてもその状況を事後的に把握させることができ、トラブルの発生を防止することができる。更に、車載機器のリモート操作の動作失敗時においてその失敗原因が車両故障にあるときは、車両販売店に対しては、その失敗原因と共に、その車両故障箇所やリモート操作要求前後の車載機器の状態を通知するため、具体的な車両故障箇所を速やかに解析・把握させることができる。また、車両メーカに対しては、更に車両故障箇所を示すダイアグコード等を通知するため、車両故障発生時における各種データから詳細なリモート操作の不具合原因などのシステム解析を実現させることができる。
尚、本実施例において、車両販売店や車両メーカへ通知すべきCLASS2の情報とCLASS3の情報とは、車両の車載機20からセンタ24へ通知されたうえでセンタ24の有するデータベースに格納される。これらの情報がセンタ24に通知・保存されずに車両にのみ保存されたままであると、外部からそれらの情報へのアクセスは困難となり、また、外部からそれらの情報を取得するのに多くの手間や時間がかかることとなるが、上記した本実施例の構成によれば、かかる不都合が生ずることはなく、外部からセンタ24のデータベースへ容易にアクセスすることが可能となり、例え車両が走行しているときにも容易にそれらの情報を取得することが可能となる。
また、本実施例において、車載機20は、通信接続するセンタ24からのリモート操作要求指示を受信すると、特定の車載機器のリモート操作要求を受け付けたことを受付確認信号としてセンタに返信する。かかる返信が行われると、車載機20とセンタ24との通信接続が切断される。そして、その後、車載機20は、車載機器のリモート操作の動作結果等が得られた時点でセンタ24との通信接続を再開し、その動作結果を含む情報をセンタ24に対して送信する。
すなわち、車載機20がセンタ24からのリモート操作要求を受けてからセンタ24に対してそのリモート操作の動作結果を含む情報を送信するまでの間に、車載機20とセンタ24との通信接続が切断されるときがある。このため、本実施例の構成によれば、車載機20がセンタ24へリモート操作の動作結果等を送信するまで継続して車載機20とセンタ24とを通信接続する構成に比べて、センタ24に車載機器のリモート操作の動作結果を含む情報を取得させるのに通信費を削減することが可能となっている。また、センタ24には、車載機20のリモート操作要求を受け付けた旨が通知されると共に、更に、車載機20におけるリモート操作の動作結果等が通知される。このため、本実施例の構成によれば、センタ24は、車載機20へのリモート操作要求後、速やかに車載機20との通信不良の有無を判定することが可能である。
ところで、上記の実施例においては、マスタECU34が、上記図2に示すルーチン中ステップ132,134の処理後にステップ138の処理を実行することにより特許請求の範囲に記載した「車両情報送信手段」が、ステップ116の処理を実行することにより特許請求の範囲に記載した「要求受付手段」が、それぞれ実現されている。
尚、上記の実施例においては、車載機20からセンタ24へ送信すべきリモート操作の動作結果に関する情報のすべてについてその送信を行うことができるものとしているが、例えば車載機20の有するメモリが一のリモート操作要求当たりのすべての情報を記憶する程度の残存容量を有していない等に起因して、そのすべての情報について送信を行うことはできない場合がある。仮にかかる事態が生じないようにするため、メモリ容量を大きくすることが考えられるが、これでは、構成の複雑化やコストの上昇など別の不都合が生じてしまう。そこで、車載機20からセンタ24へ送信すべきすべての情報のうち優先度の高い利用目的のもの(例えば、優先度の高い順にCLASS1の情報、CLASS2の情報、CLASS3の情報)を優先的にメモリに記憶したうえでセンタ24に対して送信することとしてもよい。かかる構成によれば、車両メモリの容量を膨大に大きくすることなく、必要最小限の情報を確実に車両からセンタ24へ送信することができ、これにより、簡素かつ安価なシステムでリモート操作の動作結果等の情報を管理することが可能となる。この場合、車載機20が、センタ24へ送信すべきすべての情報のうち優先度の高い利用目的のものを優先的にメモリに記憶することにより特許請求の範囲に記載した「記憶手段」が実現される。
また、上記の実施例においては、車載機20がセンタ24からリモート操作要求指示を受信した後、そのリモート操作の動作結果に関する情報を取得してセンタ24に対して送信することができるものとしているが、例えば車載機20とセンタ24との通信不良等に起因して車載機20がリモート操作を実施してその情報を取得したがセンタ24に対して送信することはできない場合がある。かかる事態が生じた場合に、そのリモート操作の動作結果等が少なくともその要求を行った車両使用者に対して事後的にでも通知されることがないと、車両使用者のシステムに対する不安・不信が増大することとなりかねない。そこで、かかる事態が生じたときには、リモート操作の要求時刻と共にその動作結果に関する情報を車載機20のメモリに記憶したうえで、その後車両使用者が乗車した際に、そのメモリに記憶された要求時刻を含む情報を車両使用者へ向けて表示出力や音声出力することとしてもよい。かかる構成によれば、車載機20がリモート操作要求指示の受信後にリモート操作の動作結果等をセンタ24に通知することができなくても、その後乗車した車両使用者に知らせることが可能となり、その結果、車両使用者のシステム不信等を抑止することが可能となる。この場合、車載機20が、上記の処理を実行することにより特許請求の範囲に記載した「送信不可時出力手段」が実現される。
また、上記の実施例においては、車両メーカに車両故障による不具合原因を解析させるため、詳細な車両故障箇所を示すダイアグコードや故障時のコマンド生データを車載機20からセンタ24へ送信させてセンタ24のデータベースに格納させることとしているが、かかる情報は車載機20からセンタ24へ送信せずに車載機20のメモリにのみ保管しておくこととしてもよい。
また、上記の実施例においては、車載機器のリモート操作の一例として、ターンシグナルランプの点灯・消灯、車両ドアのロック・アンロック、パワーウィンドウの開閉、及びエンジンの始動・停止を挙げたが、その他に車両使用者により手動操作可能な、スライドルーフ,トランク,バックドアなどの開閉や、エアコンのオン・オフ、灯火類であるヘッドランプ,フォグランプ,スモールランプ,ルームランプなどの点灯・消灯などをリモート操作の対象とすることとしてもよい。
本発明の一実施例である遠隔操作制御システムの構成図である。 本実施例の遠隔操作制御システムにおいて実行される基本的なタイムチャートである。 車載機器のリモート操作に関する動作結果等の情報のサービス提供を受けるターゲットごとの必要とする情報を列挙した表である。 本実施例の遠隔操作制御システムにおいて実行される、センタと車載機との通信不通に起因するリモート操作の失敗時におけるタイムチャートである。 本実施例の遠隔操作制御システムにおいて実行される、前提条件の不成立に起因するリモート操作の失敗時におけるタイムチャートである。 本実施例の遠隔操作制御システムにおいて実行される、車両故障以外の要因に起因するリモート操作の失敗時におけるタイムチャートである。 本実施例の遠隔操作制御システムにおいて実行される、車両故障に起因するリモート操作の失敗時におけるタイムチャートである。
符号の説明
20 車載機
22 携帯端末
24 センタ
34 マスタECU
36 被制御ECU群

Claims (12)

  1. 車両使用者の携帯する携帯端末からセンタを介して車両へ送信される車載機器を操作させるための要求に従って、該車載機器の遠隔的な操作を行う遠隔操作制御システムであって、
    車両は、前記要求を受信した後、少なくとも前記車載機器の遠隔操作の結果を含む車両情報をセンタに対して送信すると共に、
    センタは、車両から送信された前記車両情報を利用目的別に分類して記憶することを特徴とする遠隔操作制御システム。
  2. 車両が、前記車両情報を利用目的別に分類してセンタに対して送信することを特徴とする請求項1記載の遠隔操作制御システム。
  3. 車両は、利用目的別に分類される前記車両情報のうち優先度の高い利用目的のものを優先的にメモリに記憶したうえでセンタに対して送信することを特徴とする請求項2記載の遠隔操作制御システム。
  4. 車両は、前記要求を受信した時点で該要求を受信した旨をセンタに応答すると共に、該応答後に一旦センタとの通信接続が切断された後、前記車載機器の遠隔操作の結果が生じた時点でセンタとの通信接続を再開して前記車両情報をセンタに対して送信することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項記載の遠隔操作制御システム。
  5. 車両は、前記要求を受信した後に前記車両情報をセンタに対して送信することができない場合、該車両情報を前記要求がなされた時刻の情報と共に、メモリに記憶したうえで、その後車両使用者が乗車した際に該車両使用者へ向けて表示出力又は音声出力することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項記載の遠隔操作制御システム。
  6. センタは、分類して記憶した前記車両情報を利用目的別に提供することを特徴とする請求項1記載の遠隔操作制御システム。
  7. 前記車両情報は、少なくとも、前記車載機器の遠隔操作の結果及び該遠隔操作が失敗した場合における原因と、該原因が車両故障である場合における故障箇所と、に分類されることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項記載の遠隔操作制御システム。
  8. センタは、前記車載機器の遠隔操作の結果及び該遠隔操作が失敗した場合における原因を車両使用者に知らせるべき場合、該車両情報のみを前記携帯端末に対して送信することを特徴とする請求項7記載の遠隔操作制御システム。
  9. 車両使用者の携帯する携帯端末からセンタを介して送信される車載機器を操作させるための要求が受信された場合に、該車載機器の遠隔的な操作を行う車載遠隔操作制御装置であって、
    前記要求が受信された後、センタに少なくとも前記車載機器の遠隔操作の結果を含む車両情報を利用目的別に分類して記憶させるべく、利用目的別に分類された前記車両情報をセンタに対して送信する車両情報送信手段を備えることを特徴とする車載遠隔操作制御装置。
  10. 前記要求が受信された後、利用目的別に分類される前記車両情報のうち優先度の高い利用目的のものを優先的にメモリに記憶する記憶手段を備え、
    前記車両情報送信手段は、前記記憶手段によりメモリに記憶されている前記車両情報をセンタに対して送信することを特徴とする請求項9記載の車載遠隔操作制御装置。
  11. 前記要求が受信された時点で該要求を受信した旨をセンタに応答する要求受付手段を備え、
    前記車両情報送信手段は、前記要求受付手段による応答後に一旦センタとの通信接続が切断された後、前記車載機器の遠隔操作の結果が生じた時点でセンタとの通信接続を再開して前記車両情報をセンタに対して送信することを特徴とする請求項9又は10記載の車載遠隔操作制御装置。
  12. 前記要求が受信された後に前記車両情報送信手段により前記車両情報をセンタに対して送信することができない場合、該車両情報を前記要求がなされた時刻の情報と共に、メモリに記憶したうえで、その後車両使用者が乗車した際に該車両使用者へ向けて表示出力又は音声出力する送信不可時出力手段を備えることを特徴とする請求項9乃至11の何れか一項記載の車載遠隔操作制御装置。
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