JP2018122837A - リモート空調始動システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両のウィンドウの霜除去を行うに際して、ユーザの意図を反映させることが可能なリモート空調始動システムを提供する。【解決手段】ユーザの端末と、センタサーバと、空調装置を備える車両と、を含み、端末からセンタサーバを介して車両に送信される始動要求に応じて、空調装置を始動させるリモート空調始動システムであって、端末、センタサーバ、及び車両の何れかに設けられ、車両のウィンドウの霜除去の要否を判定する判定部と、端末に設けられ、判定部によりウィンドウの霜除去が必要であると判定された場合、ウィンドウの霜除去が必要である旨を通知する通知部、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、リモート空調始動システムに関する。
ユーザがリモコンを利用して、車両と離れた場所からエンジン及び空調装置の遠隔始動を行うシステムにおいて、車載装置は、外気温等の情報に基づき、デフロスタの駆動制御を行う技術が知られている(例えば、特許文献1等参照)。
特開平11−62793号公報
しかしながら、特許文献1では、外気温等に基づき、自動的にデフロスタが作動するため、ユーザの意図を反映させることができず、ユーザの意図に反してデフロスタが作動してしまう可能性がある。例えば、ユーザが運転開始前に車両に乗車し作業などを行う場合において、車両の室内は暖かい状態になっていてほしいが、デフロスタの作動は不要という要求に応えることができず、余計な燃料消費や電力消費が成されてしまう可能性がある。
そこで、上記課題に鑑み、車両のウィンドウの霜除去を行うに際して、ユーザの意図を反映させることが可能なリモート空調始動システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態では、
ユーザの端末と、前記端末と通信可能なセンタサーバと、空調装置を備え、前記センタサーバと通信可能な車両と、を含むリモート空調始動システムであって、
前記端末に設けられ、前記空調装置の始動要求を前記センタサーバに送信する第1送信部と、
前記センタサーバに設けられ、前記始動要求を前記端末から受信する第1受信部と、
前記センタサーバに設けられ、前記第1受信部により受信された前記始動要求を前記車両に送信する第2送信部と、
前記車両に設けられ、前記始動要求を前記センタサーバから受信する第2受信部と、
前記車両に設けられ、前記第2受信部により前記始動要求が受信された場合、前記空調装置を始動させる始動制御部と、
前記端末、前記センタサーバ、及び前記車両のうちの何れかに設けられ、前記車両のウィンドウの霜除去の要否を判定する判定部と、
前記端末に設けられ、前記判定部により前記ウィンドウの霜除去が必要であると判定された場合、前記ウィンドウの霜除去が必要である旨をユーザに通知する通知部、を備える、
リモート空調始動システムが提供される。
本実施形態によれば、端末(第1送信部)は、空調装置の始動要求をセンタサーバに送信し、センタサーバ(第1受信部及び第2受信部)は、受信された始動要求を車両に転送し、車両(第2受信部及び始動制御部)は、始動要求が受信されると、空調装置を始動させる。そして、端末、センタサーバ、及び車両のうちの何れかに設けられる判定部は、車両のウィンドウの霜除去の要否を判定し、端末(通知部)は、ウィンドウの霜除去が必要であると判定されると、ユーザにその旨を通知する。従って、例えば、車両に乗車後すぐに運転開始する予定のユーザは、霜除去が必要である旨の通知に応じて、端末からデフロスタを作動させるリモート操作を行ったり、空調装置の作動時間を延長するリモート操作を行ったりすることができる。また、例えば、車両に乗車し運転開始前に作業等を行うため、直ぐに運転開始しない予定のユーザは、霜除去が必要である旨の通知があっても、特段の追加操作を行わないようにすることができる。即ち、車両のウィンドウの霜除去を行うに際して、ユーザの意図を反映させることができる。
また、上述の実施形態において、
前記通知部は、前記端末のディスプレイに前記ウィンドウの霜除去が必要である旨を表示させると共に、前記ディスプレイに前記空調装置の霜除去を目的とする所定のモードをユーザが選択するための選択操作画面を表示させてもよい。
本実施形態によれば、端末のディスプレイにおいて、車両のウィンドウの霜除去が必要である旨の表示と併せて、霜除去を目的とする所定のモードを選択するための選択操作画面の表示が行われる。従って、霜除去を要望するユーザは、追加の操作を行うことなく、霜除去を目的とするモードをすぐに選択することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、上述の実施形態において、
前記端末、前記センタサーバ、及び前記車両のうちの何れかに設けられ、前記始動制御部による前記空調装置の始動以降を起点として設定時間が経過した場合、前記空調装置を停止させる停止制御部を備え、
前記第1送信部は、前記空調装置を作動させる設定時間を含む始動要求を前記センタサーバに送信し、
前記通知部は、前記端末のディスプレイに前記ウィンドウの霜除去が必要である旨を表示させると共に、前記設定時間をユーザが変更するための変更操作画面を表示させてもよい。
本実施形態によれば、端末(第1送信部)は、センタサーバを介して、車両に空調装置を作動させる設定時間を含む始動要求を送信し、端末、センタサーバ、及び車両の内の何れかに設けられる停止制御部は、始動要求に基づく空調装置の始動以降の所定の起点(例えば、当該始動自体が起点とされてもよいし、当該始動以降で、他の条件が成立したときが起点とされてもよい)から設定時間が経過すると、空調装置を停止させる。そして、端末(通知部)は、ディスプレイにおいて、車両のウィンドウの霜除去が必要である旨の表示と併せて、空調装置を作動させる設定時間を変更するための変更操作画面の表示を行う。従って、霜除去を要望するユーザは、追加の操作を行うことなく、すぐに空調装置を作動させる設定時間を延長する等の変更操作を行うことができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本発明の他の実施形態は、センタサーバにより実現される。
上述の実施形態によれば、車両のウィンドウの霜除去を行うに際して、ユーザの意図を反映させることが可能なリモート空調始動システムを提供することができる。
リモート空調始動システムの構成の一例を示す構成図である。 第1実施形態に係る車両(エアコンECU、エンジンECU)の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 第1実施形態に係るセンタサーバ(処理装置)の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 第1実施形態に係る端末(処理装置)の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 第1実施形態に係るリモート空調始動システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 端末のタッチパネルディスプレイに表示される通知画面の一例を示す図である。 第2実施形態に係る車両(エアコンECU60、エンジンECU80)の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 第2実施形態に係るセンタサーバ(処理装置)の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 第2実施形態に係るリモート空調始動システムの動作の一例を概略的に示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
[第1実施形態]
まず、図1〜図4を参照して、本実施形態に係るリモート空調始動システム1の構成について説明する。
図1は、本実施形態に係るリモート空調始動システム1の構成の一例を示す構成図である。図2は、車両2(エアコンECU60、エンジンECU80)の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。図3は、センタサーバ100(処理装置120)の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。図4は、端末200(処理装置220)の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
リモート空調始動システム1は、車両2、センタサーバ100、ユーザが所持する端末200を含み、端末200からセンタサーバ100を介して車両2に送信される始動要求に応じて、車両2の後述する空調装置10を始動させる。
車両2は、空調装置10、リアデフロスタ20、室温センサ30、外気温センサ40、湿度センサ45、GPS(Global Positioning System)モジュール50、室内カメラ55、エアコンECU(Electronic Control Unit)60、エンジン70、エンジンECU80、DCM90を含む。
空調装置10は、車両2の室内の温度等を調整する。空調装置10は、例えば、エバポレータ(不図示)、エンジン70で駆動されるコンプレッサ(不図示)等を含む冷凍サイクルと、エンジン70の冷却水を熱源とするヒータ(不図示)とを含む。空調装置10は、エアコンECU60(後述する空調制御部601)の制御の下、エバポレータを通過し冷やされた空気(冷気)と、エンジン70の冷却水を熱源として温められた空気(温気)との比率を変更可能に適宜混合することより、吹出口から送出される空気の温度を調整する。また、空調装置10は、デフロスタモード(霜取りモード)を有し、デフロスタモードに対応する吹出口から車両2のフロントウィンドウに沿って、比較的湿度が低く、温度が高い空気を送出することにより、車両2のフロントウィンドウの室外側に発生する霜や室内側に発生する曇りを除去する。
リアデフロスタ20は、エアコンECU60の制御の下、車両2のリアウィンドウの室外側に発生する霜や室内側に発生する曇りを除去する。リアデフロスタ20は、例えば、リアウィンドウ内に内蔵される電熱線を含む。
室温センサ30は、車両2の室内、例えば、インストルメントパネル(不図示)の内部に設けられ、室内の温度(室内温度)を検出する。室温センサ30は、1対1の通信線やCAN(Controller Area Network)等の車載ネットワークを介して、エアコンECU60と通信可能に接続され、検出される室内温度に対応する検出信号は、エアコンECU60に送信される。
外気温センサ40は、車両2の室外、例えば、車両2の前部に設けられるエンジンルームの前端部(外気が導入される部分)、即ち、車両2のフロントグリルの裏側に設けられ、車両2の室外の温度(外気温度)を検出する。外気温センサ40は、1対1の通信線等を介して、エアコンECU60と通信可能に接続され、検出される室内温度に対応する検出信号は、エアコンECU60に送信される。
湿度センサ45は、車両2の室内、例えば、インストルメントパネルの内部に設けられ、室内の湿度(室内湿度)を検出する。湿度センサ45は、1対1の通信線等を介して、エアコンECU60と通信可能に接続され、検出される室内湿度に対応する検出信号は、エアコンECU60に送信される。
GPSモジュール50は、車両2の上空の3以上(好ましくは、4以上)の衛星から送信されるGPS信号を受信し、自己が搭載される車両2の位置を測位する。GPSモジュール50は、1対1の通信線やCAN等の車載ネットワークを通じてエアコンECU60と通信可能に接続され、測位された車両2の位置情報は、エアコンECU60に送信される。
室内カメラ55は、車両2の室内の様子を撮像する撮像装置である。室内カメラ55は、1対1の通信線やCAN等の車載ネットワークを通じてエアコンECU60と通信可能に接続され、撮像された画像(撮像画像)は、エアコンECU60に送信される。
エアコンECU60は、空調装置10、リアデフロスタ20に関する各種制御を行う電子制御ユニットである。エアコンECU60は、その機能が任意のハードウェア、ソフトウェア、或いはその組み合わせにより実現されてよく、例えば、CPU,RAM,ROM,I/O等を含むマイクロコンピュータを中心として構成されてよい。エアコンECU60は、例えば、ROMに格納される1以上のプログラムをCPU上で実行することにより実現される機能部として、空調制御部601を含む。
空調制御部601は、設定温度、モード(吹出口の組み合わせによる複数の吹出口モードやデフロスタモード)等の設定状態に応じて、空調装置10を作動制御する。具体的には、空調制御部601は、室温センサ30、外気温センサ40等の検出値に基づき、例えば、室内温度が設定温度になるように、空調装置10を作動制御する。また、空調制御部601は、設定状態(ON/OFF)に応じて、リアデフロスタ20の作動制御(ON/OFF制御)を行う。また、空調制御部601は、後述する遠隔操作支援制御部802からの空調始動要求に応じて、空調装置10を始動させると共に、空調始動要求に含まれる設定内容に応じて、空調装置10の作動制御を行う。遠隔操作支援制御部802からの空調始動要求に応じた制御内容の詳細については、詳述する。
霜除去要否判定部602(判定部の一例)は、車両2のフロントウィンドウ、リアウィンドウを含むウィンドウの霜除去の必要があるか否かを判定する。例えば、霜除去要否判定部602は、室温センサ30及び湿度センサ45により検出された車両2の室内温度及び室内湿度に基づき、霜が発生している可能性を判断することにより、ウィンドウの霜除去の要否を判定してよい。また、例えば、室内カメラ55の撮像画像に含まれるウィンドウの状況を画像処理等により解析することにより、霜が発生している可能性を判断し、ウィンドウの霜除去の要否を判定してもよい。また、例えば、センタサーバ100から配信される、各地域における現在の霜発生状況に関するリアルタイム霜情報と、GPSモジュール50から受信される車両2の位置情報に基づき、霜が発生している可能性を判断することにより、ウィンドウの霜除去の要否を判定してもよい。また、例えば、センタサーバ100から配信される、各地域における過去の霜発生の履歴情報と、GPSモジュール50から受信される車両2の位置情報に基づき、霜が発生している可能性を判断することにより、ウィンドウの霜除去の要否を判断してもよい。
尚、霜除去要否判定部602の機能は、エンジンECU80に設けられてもよいし、エアコンECU60、エンジンECU80と通信可能な他のECUに設けられてもよい。この場合、センサ情報(室温センサ30、外気温センサ40、及び湿度センサ45の検出信号、GPSモジュール50による車両2の位置情報、室内カメラ55の撮像画像等の各種情報)は、エアコンECU60からCAN等の車載ネットワークを通じて、エンジンECU60や他のECUに送信されるとよい。
エンジン70は、車両2の駆動力源である。エンジン70は、エンジンECU80の制御の下、燃料タンク(不図示)から燃料ポンプを介して供給されるガソリンや軽油等を気筒内で燃焼させることにより作動する。エンジン70、具体的には、エンジン70に組み込まれる各種アクチュエータ(燃料を噴射する燃料噴射装置、気筒内に噴射されたガソリンを着火させる点火装置、吸気や排気のバルブの開閉タイミング変更するための電動モータ等)は、1対1の通信線等を介して、エンジンECU80と通信可能に接続され、エンジンECU80から送信される制御指令に応じて作動する。
エンジンECU80は、スタータ(不図示)を含むエンジン70の各種制御処理を行う電子制御ユニットである。エンジンECU80は、その機能が任意のハードウェア、ソフトウェア、或いはその組み合わせにより実現されてよく、例えば、CPU,RAM,ROM,I/O等を含むマイクロコンピュータを中心に構成されてよい。エンジンECU80は、例えば、ROMに格納される1以上のプログラムを実行することにより実現される機能部として、エンジン制御部801、遠隔操作支援制御部802を含む。
エンジン制御部801は、車両2の運転者による操作状態(例えば、アクセル開度、図示しない変速機の選択された変速段等)、車両2の周辺の環境状態(例えば、外気温)等に応じて、エンジン70の作動制御を行う。例えば、エンジン制御部801は、イグニッションスイッチ(IGスイッチ)がON(IG−ON)されたり、外部から始動要求が入力されたりした場合、エンジン70を始動させる。具体的には、エンジン制御部801は、スタータを通電させるリレー(不図示)を接続状態に切り替えて、スタータを駆動させると共に、スタータによるクランキングに合わせて、燃料噴射装置、点火装置に適宜制御することにより、エンジン70を始動させる。
遠隔操作支援制御部802(始動制御部の一例)は、端末200からセンタサーバ100を経由して受信される始動要求に応じて、エンジン制御部801及び空調制御部601に、それぞれ、エンジン始動要求及び空調始動要求を送信することにより、エンジン70及び空調装置10を始動させる。また、遠隔操作支援制御部802(停止制御部の一例)は、エンジン70及び空調装置10の始動後、当該始動以降を起点として、始動要求に含まれる設定作動時間(或いは、後述の如く、作動時間変更要求により変更された設定作動時間)が経過した場合、空調装置10及びエンジン70を停止させる。例えば、遠隔操作支援制御部802は、エンジン70及び空調装置10の始動自体を起点として、設定作動時間が経過した場合、空調装置10及びエンジン70を停止させてもよいし、エンジン70及び空調装置10の始動以降で、他の条件が成立したとき(例えば、室内温度が所定基準まで上昇したと判断されたとき)を起点として、空調装置10及びエンジン70を停止させてもよい。遠隔操作支援制御部802による処理の詳細は、後述する。
尚、遠隔操作支援制御部802の機能は、エアコンECU60に設けられてもよいし、エアコンECU60及びエンジンECU80と通信可能な他のECUに設けられてもよい。また、エンジン70及び空調装置10を停止させる判断を行う機能部(停止制御部の他の例)は、車両2(遠隔操作支援制御部802)の代わりに、センタサーバ100或いは端末200に設けられてもよい。例えば、センタサーバ100は、後述する始動通知を車両2から受信すると、当該受信以降を起点として、設定作動時間が経過した場合、空調装置10を停止させる停止信号を出力し、車両2に送信してよい。また、例えば、端末200は、センタサーバ100を介して車両2から始動通知を受信すると、当該受信以降を起点として、設定作動時間が経過した場合、空調装置10を停止させる停止信号を出力し、センタサーバ100を介して車両2に送信してよい。この場合、車両2(遠隔操作支援制御部802)は、DCM90により停止信号が受信されると、停止要求を空調制御部601に送り、空調装置10を停止させる。
DCM90は、所定の通信ネットワークN1(例えば、多数の基地局を末端とする携帯電話網やインターネット網等)を通じて、センタサーバ100、端末200と双方向で通信を行う通信デバイスである。エアコンECU60、エンジンECU80、DCM90は、CAN等の車載ネットワークを通じて、相互に通信可能に接続される。
センタサーバ100は、通信機器110、処理装置120を含む。
通信機器110は、処理装置120(通信処理部1201)による制御の下、通信ネットワークN1、N2を介して、車両2(DCM90)、端末200と双方向で通信を行うデバイスである。
処理装置120は、センタサーバ100における各種制御処理を実行する。処理装置120は、例えば、CPU,RAM,ROM、I/O等を含む1又は複数のサーバコンピュータを中心に構成されてよく、ROMに格納される1以上のプログラムをCPU上で実行することにより実現される機能部として、通信処理部1201、中継制御部1202を含む。
通信処理部1201は、通信機器110を制御し、車両2との間及び端末200との間での各種信号(制御信号、情報信号等)の送受信を行う。
中継制御部1202は、車両2と端末200との間の各種信号の中継を行う。詳細は、後述する。
端末200は、例えば、車両2のユーザが所持するスマートフォン、タブレット端末等の携帯端末である。また、端末200は、例えば、車両2のユーザが所持する定置型のコンピュータであってもよい。以下、端末200は、携帯端末である前提で説明を進める。端末200は、通信機器210、処理装置220、タッチパネルディスプレイ(以下、単にディスプレイと称する)240を含む。
通信機器210は、処理装置220(通信処理部2201)による制御の下、所定の通信ネットワークN2(例えば、多数の基地局を末端とする携帯電話網やインターネット網)を通じて、センタサーバ100と双方向で通信を行うデバイスであり、例えば、LTE(Long Term Evolution)モジュールである。
処理装置220は、端末200における各種制御処理を行う。処理装置220は、例えば、CPU,RAM,ROM、I/O等を含むコンピュータを中心に構成されてよく、ROMに格納される1以上のプログラムをCPU上で実行することにより実現される機能部として、通信処理部2201、表示制御部2202、始動要求部2203、霜除去要求部2204を含む。
通信処理部2201は、通信機器210を制御し、センタサーバ100との間での各種信号の送受信を行う。
表示制御部2202は、ディスプレイ240に各種画像を表示させる。例えば、表示制御部2202は、ディスプレイ240に操作画面としての各種GUI(Graphical User Interface)を表示させる。
始動要求部2203は、表示制御部2202によりディスプレイ240に表示される所定のGUIに対するユーザの所定操作に応じて、エンジン70及び空調装置10の始動を要求する始動要求を、通信処理部2201を介してセンタサーバ100に送信する。これにより、センタサーバ100に送信された始動要求が、センタサーバ100(中継制御部1202)を中継して、車両2に送信され、エンジン70及び空調装置10が始動される。また、ユーザは、所定のGUI上で、空調装置10を作動させる際の各種設定を行うことができ、始動要求部2203は、当該各種設定を含む始動要求をセンタサーバ100に送信する。これにより、車両2において、設定内容(ユーザによる室内温度の要求値としての設定温度やユーザによる空調装置10の作動時間の要求値としての設定作動時間等)に基づく空調装置10の制御が行われる。始動要求部2203による処理の詳細は、後述する。
霜除去要求部2204は、表示制御部2202によりディスプレイ240に表示される所定のGUIに対するユーザの所定操作に応じて、デフロスタモード(霜取りモード)での空調装置10の作動を要求するデフロスタ作動要求や、空調装置10を作動させる時間、即ち、設定作動時間の変更(延長)を要求する作動時間変更要求を、通信処理部2201を介してセンタサーバ100に送信する。これにより、センタサーバ100に送信されたデフロスタ作動要求や作動時間変更要求が、センタサーバ100(中継制御部1202)を中継して、車両2に送信され、デフロスタモードによる空調装置10の作動や空調装置10の設定作動時間の変更が実現される。霜除去要求部2204による処理の詳細は、後述する。
次に、図5を参照して、リモート空調始動システム1の具体的な動作について説明をする。
図5は、本実施形態に係るリモート空調始動システム1の動作の一例を概略的に示すシーケンス図である。
ステップS502にて、端末200の始動要求部2203は、ユーザによる所定のGUIに対する所定操作に応じて、各種設定内容(設定温度、設定作動時間等)を含む始動要求を、通信処理部1201(第1送信部の一例)を介して、センタサーバ100に送信する。
ステップS504にて、センタサーバ100の中継制御部1202は、通信処理部1201(第1受信部の一例)により端末200からの始動要求が受信された場合、通信処理部1201(第2送信部の一例)を介して、当該始動要求を車両2に転送する。
ステップS506にて、車両2の遠隔操作支援制御部802は、DCM90(第2受信部の一例)によりセンタサーバ100から始動要求が受信された場合、エンジン制御部801にエンジン始動要求を送り、エンジン70を始動させる。
併せて、ステップS508にて、車両2の遠隔操作支援制御部802は、DCM90によりセンタサーバ100から始動要求が受信された場合、センタサーバ100からの始動要求に含まれる設定内容を含む空調始動要求を空調制御部601に送り、空調装置10を始動させる。これにより、空調制御部601は、空調始動要求に含まれる設定内容に応じて、空調装置10を作動制御する。例えば、空調制御部601は、空調始動要求に含まれる設定温度に基づき、車両2の室内温度が当該設定温度になるように、空調装置10を作動制御する。
ステップS510にて、遠隔操作支援制御部802は、エンジン70及び空調装置10の始動が完了した場合、DCM90を介して、センタサーバ100にエンジン70及び空調装置10始動が完了した旨の始動通知を送信する。
ステップS512にて、センタサーバ100の中継制御部1202は、通信処理部1201により車両2からの始動通知が受信された場合、通信処理部1201を介して、始動通知を端末200に転送する。これにより、例えば、端末200の表示制御部2202は、通信処理部2201による始動通知の受信に応じて、エンジン70及び空調装置10の始動が正常に完了した旨をディスプレイ240に表示させる等し、ユーザにその旨を通知することができる。
一方、遠隔操作支援制御部802による始動通知のセンタサーバ100への送信後、ステップS514にて、車両2の霜除去要否判定部602は、センサ情報(室温センサ30、外気温センサ40、及び湿度センサ45の検出信号、GPSモジュール50による車両2の位置情報、室内カメラ55の撮像画像等の各種情報)をエアコンECU60のRAM内のバッファ等から取得する。
ステップS516にて、霜除去要否判定部602は、取得したセンサ情報に基づき、上述の如く、車両2のウィンドウの霜除去の要否を判定する。
霜除去要否判定部602により車両2のウィンドウの霜除去が必要であると判定された場合、ステップS518にて、車両2の遠隔操作支援制御部802は、DCM90を介して、車両2のウィンドウの霜除去が必要である旨の通知(霜除去要通知)をセンタサーバ100に送信する。
ステップS520にて、センタサーバ100の中継制御部1202は、通信処理部1201により車両2からの霜除去要通知が受信された場合、通信処理部1201を介して、霜除去要通知を端末200に転送する。
ステップS522にて、端末200の霜除去要求部2204(通知部の一例)は、通信処理部2201により霜除去要通知が受信された場合、表示制御部2202を介して、霜対策操作画面をディスプレイ240に表示させる。霜対策操作画面には、ユーザに対する霜除去が必要である旨の通知(表示)がされると共に、霜除去を行うための操作メニューが表示される。
例えば、図6は、霜対策操作画面の一例を示す図である。端末200のディスプレイ240の上部領域には、霜除去が必要である旨の通知2301、具体的には、"霜が発生している可能性があります"という通知2301が表示されている。また、ディスプレイ240の通知2301の下方の領域には、ユーザが選択操作可能なアイコン2402〜2404が上下方向に並べて表示される。アイコン2402〜2404の中で一番上に配置されるアイコン2402は、空調装置10及びリアデフロスタ20の霜取りモード(デフロスタモード)による作動を選択する仮想的な操作部であり、その内部に"霜取りモード"と表記されている。アイコン2402〜2404の中で真ん中に配置されるアイコン2403は、空調装置10の設定作動時間を変更(延長)する操作画面への移行を選択する仮想的な操作部であり、その内部に"時間を変更"と表記されている。ユーザは、移行後の操作画面にて、具体的な変更する設定作動時間の値を入力することができる。以下、霜対策操作画面におけるアイコン2403の選択操作と移行後の操作画面における具体的な設定作動時間の値を入力する操作を併せて作動時間変更操作と称する。アイコン2402〜2404の中で一番下に配置されるアイコン2304は、霜除去要通知に対して、何も対応しない旨を選択する仮想的な操作部であり、その内部に"何もしない"と表記される。
図5に戻り、ステップS524にて、端末200の霜除去要求部2204は、図6に示す霜対策操作画面上でアイコン2402の選択操作(霜取りモード選択操作)或いはアイコン2403の選択操作及び移行後の操作画面における設定作動時間の値の入力操作(作動時間変更操作)を受け付ける。
ステップS526にて、端末200の霜除去要求部2204は、霜取りモード選択操作或いは作動時間変更操作に応じて、デフロスタ作動要求或いは作動時間変更要求を、通信処理部2201を介してセンタサーバ100に送信する。
ステップS528にて、センタサーバ100の中継制御部1202は、通信処理部1201により端末200からデフロスタ作動要求或いは作動時間変更要求が受信された場合、通信処理部1201を介して、デフロスタ作動要求或いは作動時間変更要求を車両2に転送する。
ステップS530にて、車両2の遠隔操作支援制御部802は、DCM90によりセンタサーバ100からデフロスタ作動要求が受信された場合、空調制御部601にデフロスタ始動要求を送信する。これにより、空調制御部601は、デフロスタ始動要求の受信に応じて、空調装置10のデフロスタモードを始動させると共に、リアデフロスタ20を始動(ON)させる。また、遠隔操作支援制御部802は、DCM90によりセンタサーバ100から作動時間変更要求が受信された場合、空調制御部601に作動時間変更要求を送信する。これにより、空調制御部601は、設定作動時間を、作動時間変更要求に含まれる変更後の値に変更する。
ステップS532にて、車両2の遠隔操作支援制御部802は、例えば、エンジン70及び空調装置10の始動から設定作動時間が経過した場合、空調制御部601に空調停止要求を送信する。これにより、空調制御部601は、作動中の空調装置10及びリアデフロスタ20、或いは、作動中の空調装置10を停止させる。
併せて、ステップS534にて、車両2の遠隔操作支援制御部802は、例えば、エンジン70及び空調装置10の始動から設定作動時間が経過した場合、エンジン制御部801にエンジン停止要求を送る。これにより、エンジン制御部801は、エンジン70を停止させる。
ステップS536にて、車両2の遠隔操作支援制御部802は、空調装置10及びエンジン70の停止が完了した場合、DCM90を介して、センタサーバ100に空調装置10及びエンジン70の停止が完了した旨の停止通知を送信する。
ステップS538にて、センタサーバ100の中継制御部1202は、通信処理部1201により車両2からの停止通知が受信された場合、通信処理部1201を介して、停止通知を端末200に転送する。これにより、例えば、端末200の表示制御部2202は、通信処理部2201による停止通知の受信に応じて、空調装置10及びエンジン70の停止が正常に完了した旨をディスプレイ240に表示させる等し、ユーザにその旨を通知することができる。
このように、本実施形態では、端末200の通信処理部2201は、始動要求部2203からの要求に応じて、空調装置10の始動要求をセンタサーバに送信し、センタサーバ100の通信処理部1201は、中継制御部1202からの要求に応じて、受信された始動要求を車両2に転送し、車両2の遠隔操作支援制御部802は、DCM90によりセンタサーバ100から始動要求が受信されると、空調装置10を始動させる。そして、車両2の霜除去要否判定部602は、車両2のウィンドウの霜除去の要否を判定し、端末200の霜除去要求部2204(通知部)は、霜除去要否判定部602により車両2のウィンドウの霜除去が必要であると判定されると(具体的には、当該判定に基づく霜除去要通知が通信処理部2201によりセンタサーバ100から受信されると)、ユーザにその旨を通知する。従って、例えば、車両2に乗車後すぐに運転開始する予定のユーザは、霜除去が必要である旨の通知に応じて、端末200からデフロスタ(空調装置10のデフロスタモード及びリアデフロスタ20)を作動させるリモート操作(霜取りモード選択操作)を行ったり、空調装置10の作動時間を延長するリモート操作(作動時間変更操作)を行ったりすることができる。また、例えば、車両2に乗車し運転開始前に作業等を行うため、直ぐに運転開始しない予定のユーザは、霜除去が必要である旨の通知があっても、特段の例えば、上述の如く、霜対策操作画面でアイコン2404を選択することにより、追加操作を行わないようにすることができる。即ち、車両2のウィンドウの霜除去を行うに際して、ユーザの意図を反映させることができる。また、ユーザの意図を反映させることにより、例えば、上述の如く、ユーザの意図として車両2のウィンドの霜除去が必要ない状況にも関わらず、無駄なデフロスタの作動や空調装置10の作動時間の延長等を抑制することができるため、結果として、車両2のエネルギー消費を抑制し、燃費等を向上させることができる。
また、本実施形態では、端末200の霜除去要求部2204(通知部)は、霜除去要否判定部602により車両2のウィンドウの霜除去が必要であると判定されると(具体的には、通信処理部2201によりセンタサーバ100から当該判定に基づく霜除去要通知が受信されると)、端末200のディスプレイ240にウィンドウの霜除去が必要である旨を表示させると共に、ディスプレイ240に空調装置10の霜除去を目的とする所定のモード(デフロスタモード)をユーザが選択するための選択操作画面(霜対策操作画面におけるアイコン2402)を表示させる。これにより、端末200のディスプレイ240において、車両2のウィンドウの霜除去が必要である旨の表示と併せて、霜除去を目的とする所定のモードを選択するための選択操作画面の表示が行われる。従って、霜除去を要望するユーザは、追加の操作を行うことなく、霜除去を目的とするモードをすぐに選択することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、端末200の通信処理部2201は、始動要求部2203からの要求に応じて、空調装置10を作動させる設定作動時間を含む始動要求をセンタサーバ100に送信し、車両2の遠隔操作支援制御部802は、DCM90により端末200からセンタサーバ100を介して始動要求が受信された場合、空調装置10を始動させると共に、当該始動以降の所定の起点から設定作動時間が経過した場合、空調装置10を停止させる。そして、霜除去要求部2204は、霜除去要否判定部602により車両2のウィンドウの霜除去が必要であると判定されると(具体的には、通信処理部2201によりセンタサーバ100から当該判定に基づく霜除去要通知が受信されると)、端末200のディスプレイ240にウィンドウの霜除去が必要である旨を表示させると共に、設定作動時間をユーザが変更するための変更操作画面(霜対策操作画面のアイコン203)を表示させる。これにより、端末200のディスプレイ240において、車両2のウィンドウの霜除去が必要である旨の表示と併せて、空調装置10の設定作動時間を変更するための変更操作画面の表示が行われる。従って、霜除去を要望するユーザは、追加の操作を行うことなく、すぐに空調装置10の設定作動時間を延長する等の変更操作を行うことができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
尚、本実施形態では、設定作動時間が設定され、端末200からセンタサーバ100を介して車両2に送信される始動要求に応じて始動された空調装置10の作動時間が制限されるが、設定作動時間が設定されない態様(即ち、ユーザが車両2に到着するまで、空調装置10の作動が継続する態様)であってもよい。この場合、上述したユーザによる作動時間変更操作及び作動時間変更要求に基づく設定作動時間の変更に係る処理は、省略される。
[第2実施形態]
次いで、第2実施形態について説明する。
本実施形態に係るリモート空調始動システム1では、車両2から霜除去要否判定部602が省略され、霜除去要否判定部602の機能がセンタサーバ100に設けられる点(霜除去要否判定部1203)において、第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と同一又は対応する構成には同一の符号を付し、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
まず、図7、図8を参照して、本実施形態に係るリモート空調始動システム1の構成について説明する。
尚、本実施形態に係るリモート空調始動システム1の全体構成、及び端末200(処理装置220)の機能構成は、第1実施形態と同様、図1、図4で表される。
図7は、本実施形態に係る車両2(エアコンECU60、エンジンECU80)の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。図8は、本実施形態に係るセンタサーバ100(処理装置120)の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
図7に示すように、エアコンECU60は、空調制御部601、センサ情報送信部603を含む。
センサ情報送信部603は、センサ情報(室温センサ30、外気温センサ40、及び湿度センサ45の検出信号、GPSモジュール50による車両2の位置情報、室内カメラ55の撮像画像等の各種情報)をRAM内のバッファから取得し、DCM90を介して、センタサーバ100に送信する処理を行う。
図8に示すように、処理装置120は、通信処理部1201、中継制御部1202、霜除去要否判定部1203を含む。
霜除去要否判定部1203(判定部の他の例)は、通信処理部1201により車両2から受信されるセンサ情報に基づき、車両2のフロントウィンドウ、リアウィンドウを含むウィンドウの霜除去の必要があるか否かを判定する。霜除去要否判定部1203は、上述した第1実施形態における霜除去要否判定部602と同様の方法で、車両2のウィンドウの霜除去の必要があるか否かを判定してよい。
次に、図9を参照して、本実施形態に係るリモート空調始動システム1の具体的な動作について説明をする。
図9は、本実施形態に係るリモート空調始動システム1の動作の一例を概略的に示すシーケンス図である。
ステップS902〜S914は、図5のステップS502〜S514と同じであるため、説明を省略する。
ステップS916にて、車両2のセンサ情報送信部603は、DCM90によりセンサ情報をセンタサーバ100に送信する。
ステップS918にて、センタサーバ100の霜除去要否判定部1203は、通信処理部1201によりセンサ情報が受信されると、受信されたセンサ情報に基づき、上述の如く、車両2のウィンドウの霜除去の要否を判定する。
センタサーバ100の霜除去要否判定部1203により車両2のウィンドウの霜除去が必要であると判定された場合、ステップS920にて、センタサーバ100の中継制御部1202は、通信処理部1201(送信部の一例)を介して、車両2のウィンドウの霜除去が必要である旨の通知(霜除去要通知)を端末200に送信する。
ステップS922〜S938は、図5のステップS522〜S538と同じであるため、説明を省略する。
このように、本実施形態では、車両2のセンサ情報送信部603は、DCM90を介してセンサ情報をセンタサーバ100に送信し、センタサーバ100の霜除去要否判定部1203は、車両2のウィンドウの霜除去の要否を判定する。そして、端末200の霜除去要求部2204(通知部)は、霜除去要否判定部1203により車両2のウィンドウの霜除去が必要であると判定されると(具体的には、当該判定に基づく霜除去要通知が通信処理部2201によりセンタサーバ100から受信されると)、ユーザにその旨を通知する。これにより、第1実施形態における霜除去要否判定部602の機能がセンタサーバ100の霜除去要否判定部1203として実装される第2実施形態に係るリモート空調始動システム1についても、第1実施形態と同様の作用・効果を奏する。
以上、本発明を実施するための形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、車両2のウィンドウの霜除去の必要があるか否かを判定する機能部が車両2(霜除去要否判定部602)或いはセンタサーバ100(霜除去要否判定部1203)に設けられるが、端末200に設けられる態様であってもよい。この場合、端末200は、センタサーバ100を介して、車両2からセンサ情報(室温センサ30、外気温センサ40、及び湿度センサ45の検出信号、GPSモジュール50による車両2の位置情報、室内カメラ55の撮像画像等の各種情報)を受信する等により、車両2のウィンドウの霜除去の必要があるか否かを判定することができる。
また、上述した実施形態では、車両2は、動力源としてのエンジン70を備えるが、エンジン70に代えて、或いは、加えて、他の動力源としての電動機を備えてもよい。
また、上述した実施形態では、空調装置10(具体的には、空調装置10のコンプレッサ)は、少なくともエンジン70を動力源として作動するが、空調装置10(のコンプレッサ)は、エンジン70の動力を要さず、車両2に搭載されるバッテリや燃料電池(例えば、車両2に搭載される他の動力源としての電動機に電力を供給する高電圧バッテリや燃料電池)から供給される電力だけで作動する態様であってもよい。この場合、遠隔操作支援制御部802は、端末200からセンタサーバ100を介して送信される始動要求に応じて、空調装置10だけを始動させる。但し、遠隔操作支援制御部802は、バッテリのSOC(State Of Charge:蓄電状態)或いは燃料電池の燃料残量が所定閾値(例えば、車両2の動力源としての電動機を駆動するために最低限必要な蓄電状態或いは燃料残量として予め設定される値)以下である場合、DCM90により端末200からセンタサーバ100を介して始動要求が受信されても、空調装置10の始動を禁止してもよい。
1 リモート空調始動システム
2 車両
10 空調装置
20 リアデフロスタ
30 室温センサ
40 外気温センサ
45 湿度センサ
50 GPSモジュール
55 室内カメラ
60 エアコンECU
70 エンジン
80 エンジンECU
90 DCM(第2受信部)
100 センタサーバ
110 通信機器
120 処理装置
200 端末
210 通信機器
220 処理装置
240 タッチパネルディスプレイ
601 空調制御部
602 霜除去要否判定部(判定部)
801 エンジン制御部
802 遠隔操作支援制御部(制御部)
1201 通信処理部(送信部、第1受信部、第2送信部)
1202 中継制御部
1203 霜除去要否判定部(判定部)
2201 通信処理部(第1送信部)
2202 表示制御部
2203 始動要求部
2204 霜除去要求部(通知部)

Claims (4)

  1. ユーザの端末と、前記端末と通信可能なセンタサーバと、空調装置を備え、前記センタサーバと通信可能な車両と、を含むリモート空調始動システムであって、
    前記端末に設けられ、前記空調装置の始動要求を前記センタサーバに送信する第1送信部と、
    前記センタサーバに設けられ、前記始動要求を前記端末から受信する第1受信部と、
    前記センタサーバに設けられ、前記第1受信部により受信された前記始動要求を前記車両に送信する第2送信部と、
    前記車両に設けられ、前記始動要求を前記センタサーバから受信する第2受信部と、
    前記車両に設けられ、前記第2受信部により前記始動要求が受信された場合、前記空調装置を始動させる始動制御部と、
    前記端末、前記センタサーバ、及び前記車両のうちの何れかに設けられ、前記車両のウィンドウの霜除去の要否を判定する判定部と、
    前記端末に設けられ、前記判定部により前記ウィンドウの霜除去が必要であると判定された場合、前記ウィンドウの霜除去が必要である旨をユーザに通知する通知部、を備える、
    リモート空調始動システム。
  2. 前記通知部は、前記端末のディスプレイに前記ウィンドウの霜除去が必要である旨を表示させると共に、前記ディスプレイに前記空調装置の霜除去を目的とする所定のモードをユーザが選択するための選択操作画面を表示させる、
    請求項1に記載のリモート空調始動システム。
  3. 前記端末、前記センタサーバ、及び前記車両のうちの何れかに設けられ、前記始動制御部による前記空調装置の始動以降を起点として設定時間が経過した場合、前記空調装置を停止させる停止制御部を備え、
    前記第1送信部は、前記空調装置を作動させる設定時間を含む始動要求を前記センタサーバに送信し、
    前記通知部は、前記端末のディスプレイに前記ウィンドウの霜除去が必要である旨を表示させると共に、前記設定時間をユーザが変更するための変更操作画面を表示させる、
    請求項1又は2に記載のリモート空調始動システム。
  4. ユーザの端末、及び空調装置を備える車両と通信可能に接続され、前記端末から送信される始動要求を受信すると共に、当該始動要求を前記車両に送信することにより前記空調装置を始動させるセンタサーバであって、
    前記車両のウィンドウの霜除去の要否を判定する判定部と、
    前記判定部により前記ウィンドウの霜除去が必要であると判定された場合、前記ウィンドウの霜除去が必要である旨の通知を前記端末に送信する送信部と、を備える、
    センタサーバ。
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