JP6599688B2 - ロックシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ロックシステムに関する。
キーレスエントリーシステムは、エンジンが作動していないときに、携帯機を持ったユーザが車両に近づくとドアを解錠し、携帯機を持ったユーザが車両から遠ざかるとドアを施錠するシステムである(例えば、特許文献1参照)。
このシステムが適用された車両は、エンジンを切らないとドアが施錠されないので、運転者がエンジン動作中に車両から離れることは少ない。
しかし、エンジン動作中であっても、運転者が車両から離れられないと不便なことがあるので、一部のキーレスエントリーシステムは、エンジン動作中でもドアを施錠することができるロックシステムを備えている。
また、ロックシステムは、キーレスエントリーシステムとは別に、車両に適用される場合もある。
特開平9−121393号公報
しかし、ロックシステムが適用された車両は、エンジンの動作中に運転者が離れることができるので、キーレスエントリーシステムと比べると盗難されやすいと思われる。
また、ロックシステムが適用された車両は、エンジンを動作させておけば、クーラー等の車内設備を動作させたまま運転者が離れることができるので、キーレスエントリーシステムと比べると子供やお年寄りなどが放置されやすいと思われる。
そのため、ロックシステムの販売先等では、車両の盗難や、子供等の車内への放置その他の不具合が発生しないよう様々な注意喚起が行われているが、ロックシステムそのものにこれらの不具合の発生を抑止する抑止効果があることが望まれている。
そこで本発明は、これらの不具合の発生を抑止する抑止効果を有するロックシステムを提供する。
ックシステムは、ユーザの操作を受け付けると、車両のドアの施錠を指示する第1指示信号を少なくとも出力する指示部を備え、無線通信可能な携帯機と、車両に備えられた装置と通信可能に接続されるとともに、前記携帯機と無線通信可能な車載機とを備え、前記第1指示信号を前記指示部から入力すると、車両のドアを施錠するための施錠信号を前記車載機から出力する施錠処理部と、前記施錠処理部が前記施錠信号を出力してから第1時間が経過すると、車両を走行不能状態にするための不能化信号を前記車載機から出力する不能化処理部とを備える。
このロックシステムでは、携帯機が操作されてドアが施錠されてから第1時間が経過すると走行不能状態になる。走行不能状態とは、例えば、ガソリン車であればエンジンが切れた状態であったり、電気自動車であればモータが停止状態である。
したがって、このロックシステムが車両に適用されると、車両は、携帯機の操作でドアを施錠しても一定時間の経過後には車両は動かなくなるので、盗難を抑止できる。
また、このロックシステムが車両に適用されると、車両は、携帯機の操作でドアを施錠しても、第1時間が経過するとエンジンが切れてしまうため、ユーザは、クーラー等の車内設備を動作させたまま車両から離れることができない。そのため、本発明のロックシステムは、車両に適用されても、子供やお年寄りなどが車内に放置されることを抑止できる。
尚、施錠処理部及び不能化処理部は、携帯機及び車載機のいずれに備えられていてもよい。
また、施錠信号の出力先は、最終的に施錠装置であればよく、間接的にECUなどに出力してもよい。
さらに、不能化信号の出力先は、動力機関の制御装置でもよいが、車両を走行不能状態にすることができればどこでもよく、例えばスタートボタンでもよい。
次に、施錠処理部は、車両が走行可能状態でありかつ携帯機が車外から第1指示信号を出力すると、車両のドアを施錠するための施錠信号を出力する構成としてもよい。
このようにすると、携帯機が車内にあるときは第1指示信号が出力されない。そのため、このロックシステムは、例えば、携帯機を車内に忘れ、その携帯機の指示部を子供が誤って操作してしまったため車両のドアがロックしてしまうこと、いわゆるインロックを防止することができる。
また、ユーザが車内から携帯機を過って操作する場合も考えられる。この場合、第1時間を経過すると走行不能状態となり、例えば、走行中にエンジンが停止する場合も考えられる。しかし、このロックシステム1は、車内から携帯機を操作してもエンジンが停止しないので、走行中にエンジンが停止してしまうことを防止できる。
尚、携帯機が車外に位置するか否かの判定は、例えば、車両から一定距離離れたか否かを判定してもよいし、GPSなどを使って車両が位置しない位置に携帯機が位置するか否かを判定してもよいし、携帯機から送信される電波の電波強度によって判定してもよいし、その他、どのような方法で判定してもよい。
次に、施錠処理部は、車両が走行可能状態でありかつ車両のドアが第2時間内に開閉した後さらに第3時間が経過する前に、第1指示信号を入力すると、施錠信号を出力する構成としてもよい。
ユーザは、車外に出る場合、車両のドアを一定時間内に開閉して一定時間内に施錠を行い、その後車両から離れることが多い。そのため、ここでは、携帯機が車外に位置するか否かを、車両のドアが第2時間内に開閉した後さらに第3時間が経過する前に第1指示信号を受信したか否かにおり判定している。このようにすると、携帯機が車外に位置するかいなかの判定を非常に簡単な方法で判定することができる。
次に、不能化処理部は、第1時間が経過する前であっても、ブレーキが操作されたことを示すブレーキ操作信号が入力されると、不能化信号を出力する構成としてもよい。
車両が盗難されるときブレーキ操作が行われる。そのため、このようにすると、ブレーキペダルが踏まれたり、サイドブレーキが操作されたりすれば、車両はただちに走行出来なくなるので、車両の盗難を確実に防止することができる。
次に、不能化処理部は、リセットが指示されると、第1時間をリセットするようにしてもよい。車両の仕様方法によっては、第1時間が単に計時されただけでエンジンが切れてしまうと不都合な場合があるので、これに対応するものである。
尚、リセットの指示は特に限定はないが、例えば、第1指示信号(例えば、ロックコマンド)が再入力されると、第1時間をリセットする構成としてもよい。
次に、不能化処理部は、第1時間が経過する前であっても、車両の始動操作具がアクセサリー又はオフに操作されたことを示す操作信号が入力されると、不能化信号を出力する構成としてもよい。無駄な処理の実行を防止している。
次に、指示部は、ユーザの操作を受け付けると、車両のドアの解錠を指示する第2指示信号を出力するようにしてもよい。そして、不能化処理部は、第1時間が経過する前に、第2指示信号を入力すると、不能化信号の出力を禁止して、解錠信号を出力するようにしてもよい。解錠が指示される場合は、ユーザが車両に乗り込む直前であることが多いので、第1時間が経過したからといって、車両を動作不能化する必要性が少ないからである。
、解錠信号を出力した後、第1指示信号を再度受信した場合、施錠信号を出力して、不能化処理部に移行する第1移行処理部を備えてもよい。ユーザは、車両に近づいて不能化処理部を停止させた後、車両に乗車せずに車両から離れることがある。このような場合に、ユーザは、不能化処理部を再び実行させることができる。
また、解錠信号を出力した後、ブレーキが操作されたことを示すブレーキ操作信号を受信した場合、施錠処理部に移行する第2移行処理部を備えるようにしてもよい。
さらに、解錠信号を出力した後、車両が走行不能状態であることを検出した場合、施錠処理部に移行する第3移行処理部を備えるようにしてもよい。
実施形態のロックシステムのブロック図である。 図2Aは、ロックシステムで実行される処理のメインフローチャートある。図2Bは、施錠処理のフローチャートである。 不能化処理のフローチャートである。
以下に本発明の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
尚、以下では、車両として、ガソリン車又はディーゼル車を用いた場合について説明する。
本実施形態のロックシステム1は、図1に示すように、携帯機2と、車載機3とを備えている。携帯機2は、車両の運転者が携帯することが予定されている装置なので、本実施形態でも、携帯機2は運転者が携帯しているものとして説明する。一方、車載機3は、運転者が所有する車両に取り付けて用いられる装置である。車載機3は、センターコンソール付近のインパネ内に設置されることが多いが、これに限られるものではない。
携帯機2は、2つの押下スイッチ20、21と、検出部22と、情報処理部23と、通信部24とを有している。押下スイッチ20、21は、押しボタン形式のスイッチである。検出部22は、押下スイッチ20、21が押下されたか否かを検出し、その検出結果を示す指示信号を情報処理部23に送るブロックである。具体的には、押下スイッチ21が押下されると、検出部22は、車両のドアの施錠を指示する第1指示信号を情報処理部23に出力し、押下スイッチ20が押下されると、車両のドアの解錠を指示する第2指示信号を情報処理部23に出力する。情報処理部23は、検出部22及び通信部24と通信し、各種の情報処理を実行して、この情報処理に伴う各種信号を入出力するブロックである。情報処理部23は、例えば、検出部22から第1指示信号や第2指示信号を入力すると、これら各信号に、ロックシステム1ごとに付されたユニークな情報を付与する処理などして、第1指示信号や第2指示信号を通信部24に出力する処理を実行する。通信部24は、情報処理部23から入力された信号を、無線信号に変換して出力するブロックである。
車載機3は、情報処理部30と、通信部31と、インターフェイス部32とを有している。通信部31は、通信部24から送信された第1指示信号や第2指示信号などを受信すると、これらの信号を情報処理部30で処理可能な信号に変換して、情報処理部30に出力するブロックである。情報処理部30は、通信部31及びインターフェイス部32と通信して、後述するロックシステム処理その他の情報処理を実行するとともに、この情報処理に伴う各種信号を入出力するブロックである。情報処理部30は、例えば、後述するロックシステム処理では、通信部31から、ロックシステム1ごとに付されたユニークな情報が付与された第1指示信号を入力すると、インターフェイス部32を介してドア施錠装置52に施錠信号を出力する処理を実行する。インターフェイス部32は、インターフェイス部32は、情報処理部30と車両に備えられた装置との通信を中継するブロックである。
車載機3が設置された車両に備えら得た装置は、具体的には、ブレーキ操作検出機50、ドア開閉検出センサ51、ドア施錠装置52、エンジン制御装置53、スタートボタン54であるがこれらに限られるものではない。尚、車載機3と車両に備えられた装置とは、車両のECUなどを介して間接的に通信するようにしてもよい。通信ルートは、特に限定されるものではない。
ブレーキ操作検出機50は、ブレーキペダルやサイドブレーキが操作されたことを検出する装置である。ドア開閉検出センサ51は、運転席のドアが開閉したことを検出するセンサである。ドア施錠装置52は、車両のドアを施錠又は解錠する装置である。エンジン制御装置53は、エンジンを制御するコンピュータ装置である。スタートボタン54は、押しボタンスイッチで、押下操作をするとOFF、ACC、イグニッション等の段階を指定することができる装置である。
次に、これら携帯機2や車載機3を備えるロックシステム1において実行されるロックシステム処理について、図2及び図3を用いて説明する。
本実施形態のロックシステム処理6は、車載機3の情報処理部30で常時実行される処理である。このロックシステム処理6は、図2Aに示すように、主に、施錠処理S7、及び不能化処理S9が実行される。
施錠処理S7は、図2Bに示すように、エンジンが停止中のときに処理が開始される(S70)。つまり、このS70の処理では、情報処理部30がエンジン制御装置53と通信を行って、エンジン制御装置53がエンジンを駆動させていないことを、情報処理部30が確認したら(S70:YES)開始され、次にS71が実行される。
S71では、運転席のドアが閉じているか判定される。このS71では、情報処理部30がドア開閉検出センサ51と通信を行って、ドア開閉検出センサ51が運転席のドアが閉じていることを検出しているか否かを判定することによって実行される。この判定(S71)で、運転席のドアが開いていると判定された場合(S71:NO)、再度S71が実行される。一方、この判定(S71)で、ドアが閉じていると判定された場合(S71:YES)、S72が実行される。
S72では、エンジンが動作中か否かが判定される。このS72では、情報処理部30がエンジン制御装置53と通信を行って、エンジン制御装置53がエンジンを駆動させているか否かを判定することによって実行される。この判定(S72)で、エンジンが動作中であると判定された場合(S72:YES)、S73が実行される。一方、この判定(S72)で、エンジンが停止中であると判定された場合(S72:NO)、再びS71が実行される。本実施形態では、このS72でエンジンが動作中であると判定することで、車両が運転可能状態にあると判定し(S72:YES)、S72でエンジンが動作中でないと判定することで、車両が運転不能状態にあると判定している(S72:NO)。
S73では、運転席のドアが開いたか否かが判定される。このS73は、S71と同様に、情報処理部30がドア開閉検出センサ51と通信を行って実行される。この判定(S73)で、ドアが開いたと判定された場合(S73:YES)、S74が実行される。一方、この判定(S73)で、ドアが閉じていると判定された場合(S73:NO)、再びS72が実行される。
S74では、第2時間の計時を開始する処理が実行され、次にS75が実行される。
S75では、S74で計時が開始されてから3分(第2時間)が経過したか否かが判定される。この判定(S75)で、3分が経過したと判定された場合、再度S71が実行される(S75:YES)。一方、この判定(S75)で、3分が経過していない場合、S76が実行される(S75:NO)。
S76では、運転席のドアが閉じたか否かが判定される。このS76は、S71と同様に、情報処理部30がドア開閉検出センサ51と通信を行って実行される。この判定(S76)で、ドアが閉じていると判定された場合(S76:YES)、S77が実行される。一方、この判定(S76)で、ドアが開いていると判定された場合(S76:NO)、再びS75が実行される。
S77では、第3時間の計時を開始する処理が実行され、次にS78が実行される。
S78では、S77で計時が開始されてから1分(第3時間)が経過したか否かが判定される。この判定(S78)で、1分が経過したと判定された場合(S78:YES)、再度S71が実行される。一方、この判定(S78)で、1分が経過していない場合(S78:NO)、S79が実行される。
S79では、運転席のドアが開いたか否かが判定される。このS79は、S71と同様に、情報処理部30がドア開閉検出センサ51と通信を行って実行される。この判定(S79)で、ドアが開いたと判定された場合(S79:YES)、再びS71が実行される。一方、この判定(S79)で、ドアが閉じたままであると判定された場合(S79:NO)、S80が実行される。上述したS73〜S79では、ドアが開閉され(S74、S76)、その後第3時間である1分が経過してもS79でドアが開かなかった(S79:NO)にユーザが車外にいると判定している。
S80では、ロックコマンドを受信したか否かが判定される。携帯機2は、押下スイッチ21が押下されると(運転者の操作の受け付け)、検出部22から情報処理部23に、車両のドアの施錠を指示するロックコマンドである第1指示信号が出力される。すると、情報処理部23が通信部24を介して第1指示信号を無線で送信する処理を行い、通信部31が第1指示信号を受信すると、情報処理部30に第1指示信号が入力される。S80では、この第1指示信号が情報処理部30に入力されたか否かを判定している。この判定(S80)で、ロックコマンドを受信した(情報処理部30に第1指示信号が入力された)と判定されると(S80:YES)、S81が実行され、ロックコマンドを受信していないと判定されると(S80:NO)、再びS78が実行される。
S81では、運転席のドアを施錠する処理が実行される。このS81の処理は、情報処理部30が車両のドアを施錠するための施錠信号をドア施錠装置52に出力して、ドア施錠装置52にドアを施錠させることによって実行される。
そして、このS81が実行されると、次に、不能化処理S9が実行される。
次に、図3を用いて、不能化処理S9を説明する。
不能化処理S9が開始されると、S90が実行される。
S90では、第1時間の計時を開始する処理が実行され、次にS91が実行される。
S91では、再度ロックコマンドを受信したか否かが判定される。このS91は、S80と同様に、情報処理部30に第1指示信号が入力されたか否かが判定される。この判定(S91)で、ロックコマンドを受信したと判定されると(S91:YES)、S90が実行され、リセット、すなわち第1時間がはじめから計時される。一方、この判定(S91)で、ロックコマンドを受信していないと判定されると(S91:NO)、S92が実行される。
S92では、ブレーキが踏まれたか否かを判定する処理が実行される。本実施形態では、車両のブレーキペダルや、サイドブレーキが操作されると、それらが操作されたことを示すブレーキ操作信号がブレーキ操作検出機50から情報処理部30に入力される。そのため、S92では、具体的には、ブレーキ操作信号が情報処理部30に入力されたか否かを判断する処理が実行される。S92において、ブレーキが踏まれた、すなわち、ブレーキ操作信号が入力されたと判定されると(S92:YES)、S96が実行される。一方、S92において、ブレーキが踏まれていない、すなわち、ブレーキ操作信号が入力されていないと判定されると(S92:NO)、S93が実行される。
S93では、エンジンの停止操作があったか否かが判定される。スタートボタン54が、アクセサリー又はオフに操作されると、スタートボタン54から情報処理部30に、アクセサリー又はオフに操作されたことを示す操作信号が入力されるので、このS93では、この操作信号が入力されたか否かが判定される。この判定(S93)で、操作信号が入力された、すなわちエンジンが動作中でないと判定された場合(S93:YES)、S96が実行される。一方、この判定(S93)で、操作信号が入力されていない、すなわちエンジンが動作中であると判定された場合(S93:NO)、S94が実行される。
S94では、アンロックコマンドを受信したか否かが判定される。携帯機2は、押下スイッチ20が押下されると(運転者の操作の受け付け)、検出部22から情報処理部23に、車両のドアの解錠を指示するアンロックコマンドである第2指示信号が出力される。すると、情報処理部23が通信部24を介して第2指示信号を無線で送信する処理を行い、通信部31が第2指示信号を受信すると、情報処理部30に第2指示信号が入力される。S94では、この第2指示信号が情報処理部30に入力されたか否かを判定している。この判定(S94)で、アンロックコマンドを受信したと判定されると(S94:YES)、S940が実行され、アンロックコマンドを受信していないと判定されると(S94:NO)、S95が実行される。
S940では、運転席のドアを解錠する処理が実行される。このS940の処理は、情報処理部30が解錠信号をドア施錠装置52に出力して、ドア施錠装置52にドアを解錠させることによって実行される。このS940が実行されると、次にS97が実行される。
一方、S95では、S90で計時が開始されてから5分(第1時間)が経過したか否かが判定される。この判定(S95)で、5分が経過したと判定された場合、S96が実行される(S95:YES)。一方、この判定(S95)で、5分が経過していない場合、再びS91が実行される(S95:NO)。
S96では、車両を停止させる処理が実行される。具体的には、情報処理部30からエンジン制御装置53に不能化信号が出力される。すなわち、このS96では、S92、S93、S95で、それぞれ肯定判定(S92:YES:ブレーキ操作あり、S93:YES:スタートボタン操作あり、S95:YES:第1時間経過)されたので、エンジンを停止する処理が実行される。そして、S96が終了すると、再び施錠処理S7が実行される。
S97では、再度ロックコマンドを受信したか否かが判定される。このS97は、S80と同様に、情報処理部30に第1指示信号が入力されたか否かが判定される。この判定(S97)で、ロックコマンドを受信したと判定されると(S97:YES)、施錠信号がドア施錠装置52に出力されて施錠を行うS970の処理が実行された後、再び不能化処理S9が最初から(S90から)実行される。一方、この判定(S97)で、ロックコマンドを受信していないと判定されると(S97:NO)、次に、S98が実行される。
S98では、ブレーキが踏まれたか否かが判定される。この判定は、S92と同様に行われる。S98において、ブレーキが踏まれた、すなわち、ブレーキ操作信号が入力されたと判定されると(S98:YES)、施錠処理S7が最初から(S70から)実行される。一方、S98において、ブレーキが踏まれていない、すなわち、ブレーキ操作信号が入力されていないと判定されると(S98:NO)、S99が実行される。
S99では、エンジンが停止中か否かが判定される。判定方法は、S72と同様である。この判定(S99)で、エンジンが動作中でないと判定された場合(S99:NO)、再び施錠処理S7が最初から実行される。一方、この判定(S99)で、エンジンが動作中であると判定された場合(S99:YES)、S97が実行される。
以上説明したロックシステム1は、次のような特徴的な作用効果を奏する。
このロックシステム1では、携帯機2が操作されて運転席のドアが施錠されてから第1時間が経過すると(S95:YES)エンジンが停止する(S96)。
したがって、このロックシステ1ムが車両に適用されると、車両は、携帯機2の操作で運転席を施錠しても一定時間の経過後には車両は動かなくなるので、盗難を抑止できる。
また、このロックシステム1が車両に適用されると、車両は、携帯機2の操作でドアを施錠しても、第1時間が経過すると(S95:YES)エンジンが切れてしまう(S96)ため、運転者は、クーラー等の車内設備を動作させたまま車両から離れることができない。そのため、本実施形態のロックシステム1は、車両に適用されても、子供やお年寄りなどが車内に放置されることを抑止できる。
また、本実施形態のロックシステム1は、車両が走行可能状態であり(S72:YES)かつ携帯機2が車外から第1指示信号を出力すると(S79:NO、S80:YES)、車両のドアを施錠するための施錠信号を出力している(S81)。
このようにすると、携帯機2が車内にあるときは第1指示信号が出力されない。そのため、このロックシステム1は、例えば、携帯機2を車内に忘れ、その携帯機2の指示部を子供が誤って操作してしまったため車両のドアがロックしてしまうこと、いわゆるインロックを防止することができる。
また、例えば、ユーザが車内から携帯機2を操作する場合も考えられる。この場合、第1時間を経過すると(S95:YES)エンジンがきれてしまう(S96)ことが考えられる。しかし、このロックシステム1は、車内から携帯機2を操作してもエンジンが停止しないので(S79:NO、S80:YES)、走行中にエンジンが停止してしまうことを防止できる。
次に、本実施形態のロックシステム1は、車両が走行可能状態であり(S72:YSE)かつ車両のドアが第2時間内に開閉した後(S73:YES、S76:YES)さらに第3時間が経過する前(S78:NO)に、第1指示信号を入力すると(S80:YES)、施錠信号を出力している(S81)。
運転者は、車外に出る場合、車両のドアを一定時間内に開閉して一定時間内に施錠を行い、その後車両から離れることが多い。そのため、このようにすると、携帯機2を持った運転者が車外にいるか否かを非常に簡単な方法で判定することができる。
次に、本実施形態のロックシステム1は、第1時間が経過する前であっても、ブレーキが操作されたことを示すブレーキ操作信号が入力されると、不能化信号を出力している(S92:YES)。
車両が盗難されるときブレーキ操作が行われる。そのため、このようにすると、ブレーキペダルが踏まれたり、サイドブレーキが操作されたりすれば、車両はただちに走行出来なくなるので、車両の盗難を確実に防止することができる。
次に、本実施形態のロックシステム1は、リセットが指示されると(S91:YES)、第1時間をリセットしている。車両の仕様方法によっては、第1時間が単に計時されただけでエンジンが切れてしまうと不都合な場合があるので、これに対応している。
次に、本実施形態のロックシステム1は、第1時間が経過する前であっても、車両の始動操作具がアクセサリー又はオフに操作されたことを示す操作信号を受信すると(S93:YES)、エンジンを停止させている。無駄な処理の実行を防止している。
次に、本実施形態のロックシステム1は、押下スイッチ20が操作された場合に、アンロック信号を出力し、第1時間が経過する前に、アンロック信号を入力すると(S94:YES)、解錠信号を出力して、ドアを解錠している(S940)。
車外に短時間出る必要がある場合に、そのたびにエンジンが切れてしまうと運転者はわずわしさを感じる可能性があるが、このようにすると、そのような煩わしさを軽減することができる。
次に、本実施形態のロックシステム1は、解錠信号を出力した後、ロックコマンドを再度受信した場合(S97:YES)、施錠信号を出力して、ドアをロックした後(S970)、不能化処理S9を最初から実行している。運転者は、車両に近づいたため不能化処理部の実行を停止した後、車両に乗車せずに車両から離れることがある。このような場合に、運転者は、不能化処理(S9)を再び実行させることができる。
また、本実施形態のロックシステム1は、解錠信号を出力した後、ブレーキが操作されたことを示すブレーキ操作信号を受信した場合(S98:YES)、施錠処理S7を最初から実行している。このようにすれば、運転者が携帯機2の押下スイッチ20を操作してドアを施錠しなければ、ブレーキ操作がなされてもエンジンが停止しないので、車両の走行中にエンジンが停止することを防止できる。
さらに、本実施形態のロックシステム1は、解錠信号を出力した後、エンジンが停止した場合、施錠処理S7を実行している。この場合、不能化処理S9の実行が不要なので、無駄な処理の実行を防止できる。
[本実施形態と本発明との対応関係]
押下スイッチ20、21及び検出部22が、本発明の指示部に相当する。
施錠処理(S7)を実行する情報処理部30が施錠処理部に相当し、不能化処理(S9)を実行する情報処理部30が不能化処理部に相当する。
S97が本発明の第1移行処理部に相当する。S98が本発明の第2移行処理部に相当する。S99が本発明の第3移行処理部に相当する。
[他の実施形態]
以上、実施形態について説明したが、特許請求の範囲に記載された発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(1)上記実施形態では、運転者が携帯機2を携帯する例について説明したが、携帯機2は運転者以外のユーザが携帯してもよい。
(2)上記実施形態では、ユーザの操作を受け付ける手段として押下スイッチ20、21を備える携帯機2について説明したが、これに限られるものではなく、例えば、ユーザの操作を受け付ける手段としては他に、携帯電話等を用いてもよい。
(3)上記実施形態では、携帯機2から車載機3に第1指示信号及び第2指示信号を一方向に無線通信する例について説明したが、これらの信号以外の信号を通信してもよいし、携帯機2と車載機3との間で双方向に無線通信を行ってもよい。
(4)上記実施形態では、情報処理部30でロックシステム処理6を実行する例について説明したが、情報処理部23で実行してもよい。また、ロックシステム処理6は、情報処理部23及び情報処理部30で分散して実行してもよい。
(5)上記実施形態では、ガソリン車やディーゼル車にロックシステム1を適用した例を説明したが、ハイブリッド車や電気自動車に適用してもよい。
(6)上記実施形態では、車載機3と通信する車両に備えられた装置として、ブレーキ操作検出機50、ドア開閉検出センサ51、ドア施錠装置52、エンジン制御装置53、スタートボタン54を例示したが、その他の装置と通信するようにしてもよい。
(7)本発明の各構成要素は概念的なものであり、上記実施形態に限定されない。例えば、1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。
1… ロックシステム 2… 携帯機 3… 車載機 6… ロックシステム処理
7… 施錠処理 9… 不能化処理 20… 押下スイッチ 21… 押下スイッチ
22… 検出部 23… 情報処理部 24… 通信部 30… 情報処理部
31… 通信部 32… インターフェイス部 50… ブレーキ操作検出機
51… ドア開閉検出センサ 52… ドア施錠装置 53… エンジン制御装置
54… スタートボタン

Claims (22)

  1. ユーザの操作を受け付けると、車両のドアの施錠を指示する第1指示信号を少なくとも出力する指示部を備え、無線通信可能な携帯機と、
    車両に備えられた装置と通信可能に接続されるとともに、前記携帯機と無線通信可能な車載機と、
    を備えるロックシステムであって、
    前記第1指示信号を前記指示部から入力すると、車両のドアを施錠するための施錠信号を前記車載機から出力する施錠処理部と、
    前記施錠処理部が前記施錠信号を出力してから第1時間が経過すると、車両を走行不能状態にするための不能化信号を前記車載機から出力する不能化処理部と、
    を備え
    前記施錠処理部は、
    車両が走行可能状態であり、かつ、車両のドアが第2時間内に開閉した後さらに第3時間が経過する前に、車外の前記携帯機から出力された前記第1指示信号を入力すると、前記施錠信号を出力する
    ロックシステム。
  2. 請求項1に記載のロックシステムにおいて、
    前記不能化処理部は、
    前記第1時間が経過する前であっても、ブレーキが操作されたことを示すブレーキ操作信号が入力されると、前記不能化信号を出力するロックシステム。
  3. ユーザの操作を受け付けると、車両のドアの施錠を指示する第1指示信号を少なくとも出力する指示部を備え、無線通信可能な携帯機と、
    車両に備えられた装置と通信可能に接続されるとともに、前記携帯機と無線通信可能な車載機と、
    を備えるロックシステムであって、
    前記第1指示信号を前記指示部から入力すると、車両のドアを施錠するための施錠信号を前記車載機から出力する施錠処理部と、
    前記施錠処理部が前記施錠信号を出力してから第1時間が経過すると、車両を走行不能状態にするための不能化信号を前記車載機から出力する不能化処理部と、
    を備え
    前記不能化処理部は、
    前記第1時間が経過する前であっても、ブレーキが操作されたことを示すブレーキ操作信号が入力されると、前記不能化信号を出力する
    ロックシステム。
  4. 請求項に記載のロックシステムにおいて、
    前記施錠処理部は、
    車両が走行可能状態でありかつ前記携帯機が車外から前記第1指示信号を出力すると、車両のドアを施錠するための施錠信号を出力するロックシステム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のロックシステムにおいて、
    前記不能化処理部は、
    リセットが指示されると、前記第1時間をリセットするロックシステム。
  6. 請求項5に記載のロックシステムにおいて、
    前記不能化処理部は、
    前記第1指示信号が再入力されると、前記第1時間をリセットするロックシステム。
  7. ユーザの操作を受け付けると、車両のドアの施錠を指示する第1指示信号を少なくとも出力する指示部を備え、無線通信可能な携帯機と、
    車両に備えられた装置と通信可能に接続されるとともに、前記携帯機と無線通信可能な車載機と、
    を備えるロックシステムであって、
    前記第1指示信号を前記指示部から入力すると、車両のドアを施錠するための施錠信号を前記車載機から出力する施錠処理部と、
    前記施錠処理部が前記施錠信号を出力してから第1時間が経過すると、車両を走行不能状態にするための不能化信号を前記車載機から出力する不能化処理部と、
    を備え
    前記不能化処理部は、
    リセットが指示されると、前記第1時間をリセットし、かつ、
    前記第1指示信号が再入力されると、前記第1時間をリセットする
    ロックシステム。
  8. 請求項に記載のロックシステムにおいて、
    前記施錠処理部は、
    車両が走行可能状態でありかつ前記携帯機が車外から前記第1指示信号を出力すると、車両のドアを施錠するための施錠信号を出力するロックシステム。
  9. 請求項1〜のいずれか1項に記載されたロックシステムにおいて、
    前記不能化処理部は、
    前記第1時間が経過する前であっても、車両の始動操作具がアクセサリー又はオフに操作されたことを示す操作信号が入力されると、前記不能化信号を出力するロックシステム。
  10. ユーザの操作を受け付けると、車両のドアの施錠を指示する第1指示信号を少なくとも出力する指示部を備え、無線通信可能な携帯機と、
    車両に備えられた装置と通信可能に接続されるとともに、前記携帯機と無線通信可能な車載機と、
    を備えるロックシステムであって、
    前記第1指示信号を前記指示部から入力すると、車両のドアを施錠するための施錠信号を前記車載機から出力する施錠処理部と、
    前記施錠処理部が前記施錠信号を出力してから第1時間が経過すると、車両を走行不能状態にするための不能化信号を前記車載機から出力する不能化処理部と、
    を備え
    前記不能化処理部は、
    前記第1時間が経過する前であっても、車両の始動操作具がアクセサリー又はオフに操作されたことを示す操作信号が入力されると、前記不能化信号を出力する
    ロックシステム。
  11. 請求項10に記載のロックシステムにおいて、
    前記施錠処理部は、
    車両が走行可能状態でありかつ前記携帯機が車外から前記第1指示信号を出力すると、車両のドアを施錠するための施錠信号を出力するロックシステム。
  12. 請求項10又は請求項11に記載のロックシステムにおいて、
    前記不能化処理部は、
    リセットが指示されると、前記第1時間をリセットするロックシステム。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載されたロックシステムにおいて、
    前記指示部は、
    ユーザの操作を受け付けると、車両のドアの解錠を指示する第2指示信号を少なくとも出力し、
    前記不能化処理部は、
    前記第1時間が経過する前に、前記第2指示信号を入力すると、前記不能化信号の出力を禁止して、解錠信号を出力するロックシステム。
  14. 請求項13に記載のロックシステムにおいて、
    前記解錠信号を出力した後、ブレーキが操作されたことを示すブレーキ操作信号を受信した場合、前記施錠処理部に移行する第2移行処理部を備えるロックシステム。
  15. ユーザの操作を受け付けると、車両のドアの施錠を指示する第1指示信号を少なくとも出力する指示部を備え、無線通信可能な携帯機と、
    車両に備えられた装置と通信可能に接続されるとともに、前記携帯機と無線通信可能な車載機と、
    を備えるロックシステムであって、
    前記第1指示信号を前記指示部から入力すると、車両のドアを施錠するための施錠信号を前記車載機から出力する施錠処理部と、
    前記施錠処理部が前記施錠信号を出力してから第1時間が経過すると、車両を走行不能状態にするための不能化信号を前記車載機から出力する不能化処理部と

    を備え
    前記指示部は、
    ユーザの操作を受け付けると、車両のドアの解錠を指示する第2指示信号を少なくとも出力し、
    前記不能化処理部は、
    前記第1時間が経過する前に、前記第2指示信号を入力すると、前記不能化信号の出力を禁止して、解錠信号を出力し、
    さらに、
    前記解錠信号を出力した後、ブレーキが操作されたことを示すブレーキ操作信号を受信した場合、前記施錠処理部に移行する第2移行処理部を備えるロックシステム。
  16. 請求項15に記載のロックシステムにおいて、
    前記施錠処理部は、
    車両が走行可能状態でありかつ前記携帯機が車外から前記第1指示信号を出力すると、車両のドアを施錠するための施錠信号を出力するロックシステム。
  17. 請求項15又は請求項16に記載のロックシステムにおいて、
    前記不能化処理部は、
    リセットが指示されると、前記第1時間をリセットするロックシステム。
  18. 請求項1317のいずれか1項に記載のロックシステムにおいて、
    前記解錠信号を出力した後、車両が走行不能状態であることを検出した場合、前記施錠処理部に移行する第3移行処理部を備えるロックシステム。
  19. ユーザの操作を受け付けると、車両のドアの施錠を指示する第1指示信号を少なくとも出力する指示部を備え、無線通信可能な携帯機と、
    車両に備えられた装置と通信可能に接続されるとともに、前記携帯機と無線通信可能な車載機と、
    を備えるロックシステムであって、
    前記第1指示信号を前記指示部から入力すると、車両のドアを施錠するための施錠信号を前記車載機から出力する施錠処理部と、
    前記施錠処理部が前記施錠信号を出力してから第1時間が経過すると、車両を走行不能状態にするための不能化信号を前記車載機から出力する不能化処理部と
    を備え
    前記指示部は、
    ユーザの操作を受け付けると、車両のドアの解錠を指示する第2指示信号を少なくとも出力し、
    前記不能化処理部は、
    前記第1時間が経過する前に、前記第2指示信号を入力すると、前記不能化信号の出力を禁止して、解錠信号を出力し、
    さらに、前記解錠信号を出力した後、車両が走行不能状態であることを検出した場合、前記施錠処理部に移行する第3移行処理部を備えるロックシステム。
  20. 請求項19に記載のロックシステムにおいて、
    前記施錠処理部は、
    車両が走行可能状態でありかつ前記携帯機が車外から前記第1指示信号を出力すると、車両のドアを施錠するための施錠信号を出力するロックシステム。
  21. 請求項19又は請求項20に記載のロックシステムにおいて、
    前記不能化処理部は、
    リセットが指示されると、前記第1時間をリセットするロックシステム。
  22. 請求項13〜請求項21のいずれか1項に記載のロックシステムにおいて、
    前記解錠信号を出力した後、前記第1指示信号を再度受信した場合、前記施錠信号を出力して、前記不能化処理部に移行する第1移行処理部を備えるロックシステム。
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