JP5977146B2 - 電子キーシステム - Google Patents
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Description
以下、電子キーシステムの第1実施形態を図1〜図4に従って説明する。
図1に示すように、車両1には、車両1からの通信を契機に電子キー2と無線によるID照合を行う電子キーシステム3が設けられている。電子キーシステム3には、電子キー2と狭域無線(通信距離:数m)により双方向の通信(スマート通信)を行い、スマート通信によるID照合(スマート照合)が成立すると、車両1の各種操作を許可/実行するキー操作フリーシステムがある。また、電子キーシステム3には、電子キー2と近距離無線(通信距離:数〜10数cm)の双方向の通信によってID照合(イモビライザー照合)を行う近距離無線認証システムがある。
図2に示すように、ステップ101において、照合ECU4は、車外スマート照合が成立し、車両ドアがアンロックされたか否かを判断する。このとき、車両ドアがアンロックに切り替えられていなければステップ101で待機し、車両ドアがアンロックに切り替えられればステップ102に移行する。
(1)不正通信成立防止機能は、カーテシスイッチ15でドア閉を検出した際、このドア閉の動作に起因して発生する振動が電子キー2に発生したか否かを確認しにいき、電子キー2に振動が発生したか否かを、エンジン始動の可否判定の1条件とする。即ち、不正通信成立防止機能は、ドア閉を検出したときを起点に、ドア閉に基づく振動が電子キー2に発生していたか否かを確認するという、瞬時な判定処理となっている。このため、不正通信成立防止機能における電子キー2の動き監視は瞬間的な短時間で済むので、動きを長時間に亘り監視する従来方式の懸念であった偶然の動き一致が生じ難くなる。よって、中継器を使用した不正なスマート照合の成立防止に効果が高くなる。
次に、第2実施形態を、図5及び図6に従って説明する。第2実施形態は、第1実施形態と基本的な構成は同じである。よって、同一部分には同一符号を付して詳しい説明を省略し、異なる部分についてのみ詳述する。
図6に示すように、ステップ201において、照合ECU4は、車外スマート照合が成立し、車両ドアがアンロックされたか否かを判断する。このとき、車両ドアがアンロックに切り替えられていなければステップ201で待機し、車両ドアがアンロックに切り替えられればステップ202に移行する。
ステップ203において、照合ECU4は、エンジンスイッチ22のオン操作を検出する。即ち、照合ECU4は、エンジンスイッチ22がオン操作されたことを、ボディECU5からバス8を通じて通知を受けることにより、エンジンスイッチ22がオン操作されたことを検出する。
ステップ205において、照合ECU4は、車内スマート照合が成立することを条件にエンジン始動許可をエンジンECU6に出力し、エンジンECU6にエンジン7を始動させる。よって、車両ドアを開けたままでもエンジン7が始動するので、例えば夏季においてエアコンを起動させておき、車内温度を低くすることが可能である。
ステップ207において、照合ECU4は、車両ドアが閉状態になったことを確認すると、車内スマート照合を開始する。
(6)動作許可判定の制御対象をステアリングロック装置13としたので、ドア閉に基づく振動が電子キー2に発生していない場合、ステアリングロック装置13の解除を不可として車両盗難に対するセキュリティ性を確保し、一方でエンジン7を始動可にする態様をとることができる。このため、例えば夏季において、正規ユーザが車両ドアを開けたままエンジン7を始動してエアーコンディショナー装置を予め起動させたい状況があっても、これに対応することができる。
・各実施形態において、乗車行為は、ドア閉の操作に限定されず、例えば座席への着座としてもよい。この場合、ユーザの着座を着座センサで検出するようにし、着座時の振動検出を車載器の動作許可判定の1条件とする。このように、監視する乗車行為は、車体に振動が発生する行為であればよい。
・各実施形態において、電子キー2は、車外において所定タイミング、例えば車両1からの通知により車外スマート照合の成立を認識したとき、ドア閉に準ずる振動を検出する状態(モード)に一定時間入り、この時間の間でのみ、振動有無を監視するようにしてもよい。この場合、電子キー2の加速度センサ23を常時起動させておかずに済むので、例えば電源の省電力化等に効果が高くなる。なお、監視状態に入るタイミングは、車両からのトリガ電波を電子キー2で受信したときや、電子キー2の加速度センサ23でユーザの歩行が検出されたときなどとしてもよい。
・各実施形態において、車両1及び電子キー2の間の通信シーケンスは、例えば車外スマート照合(事前照合)→ドア閉検出→振動検出結果情報Dvbの通知としてもよい。この場合、車両1を操作(例えば、エンジン始動操作)する前に、予め振動検出結果情報Dvbを取得しておくことができる。
・各実施形態において、キー操作フリーシステムは、電子キー2が車体に近づけば自動で解錠され、電子キー2が車体から離れれば自動で施錠されるシステムでもよい。
・各実施形態において、電子キー2の動き検出部は、加速度センサ23に限らず、振動センサ、荷重センサ、モーションセンサ等の種々のセンサが使用可能である。
(イ)前記電子キーは、車外に位置する特定のタイミング(例えば、車外スマート照合が成立するとき)において、前記乗車行為に基づき前記車体に発生する振動を検出する状態に一定時間入ること。この構成によれば、電子キーの動き検出部を常時起動させずに済むので、電子キーの電源の省電力化に寄与する。
Claims (4)
- 車両及び電子キーの間で無線によるID照合を行い、当該ID照合の成立結果を基に車載器を制御する電子キーシステムにおいて、
車内への乗車行為の有無を判定する乗車有無判定部と、
前記乗車有無判定部が乗車有りと判定した際、前記電子キーに設けられた動き検出部の検出結果を基に、乗車時のドア閉操作によって車体に発生した振動を前記電子キーが検出していたか否かを判定する振動有無判定部とを備え、
前記乗車有無判定部の判定結果と前記振動有無判定部の判定結果の双方を、前記車載器の動作許可判定の1条件とする
ことを特徴とする電子キーシステム。 - 前記乗車行為は、車両ドアの閉操作であり、
前記乗車有無判定部は、車両ドアの開閉を検出するドア開閉検出部から出力される検出信号を基にドア閉の有無を監視することにより、前記乗車行為の有無を判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子キーシステム。 - 前記車載器は、前記車両の駆動源となるエンジンである
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子キーシステム。 - 前記車載器は、エンジンが始動状態にあったとしても前記車両の運転を制限可能な盗難防止装置である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子キーシステム。
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