JP5260429B2 - 電子キーシステム - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、ユーザに携帯されて車両側からの無線信号である要求信号に応じて自身の識別コードを含む同じく無線信号である応答信号を送信する電子キーと、車両に搭載されて前記要求信号を車両の室内外に送信するとともに、前記応答信号を受信する車載機と、を備え、前記車載機において前記応答信号に含まれる識別コードの照合が成立したときには車両ドアの解錠又はエンジンの始動を許可する電子キーシステムにおいて、前記電子キーで受信される前記要求信号の信号強度を検出する信号強度検出手段と、
車両の外側に設けられる車外に要求信号を送信する車外送信装置と、車内に設けられる車内に要求信号を送信する車内送信装置と、を備え、前記車載機は、前記信号強度検出手段が検出する前記要求信号の信号強度の変化の態様に基づき前記電子キーを携帯するユーザの動きの妥当性が確認された場合に車両ドアの解錠の条件又はエンジン始動許可の条件が成立したとして車両ドアの解錠又はエンジンの始動を許可し、前記車両ドアの解錠の条件は、前記信号強度検出手段が検出した前記要求信号の信号強度の変化に基づき同車載機及び前記電子キー間での通信開始時から車両ドアのドアハンドル操作前までのユーザの車内側への動きの有無を判断し、前記通信開始時から車両ドアのドアハンドル操作前までに車外に送信される前記要求信号の信号強度が増加していることであって、前記エンジン始動許可の条件は、前記電子キーにより受信される車外に送信される前記要求信号の信号強度が、車両ドアが開かれる時刻から前記電子キーを携帯するユーザが車両に乗り込んだ時刻までの期間において減少していること、前記電子キーにより受信される車内に送信される前記要求信号の信号強度が、車両ドアが閉じた時刻から一定時間に亘って一定であること、であることをその要旨としている。
また、車両ドアの閉じた時刻から一定時間においては、ユーザに動きがないと想定される。ユーザは車両ドアの閉じ操作を行うところ、車両ドアの閉じた時刻から一定時間においてはユーザが車内で動くことはできないと想定されるからである。よって、車載機は車両ドアが閉じた時刻から一定時間に亘って前記信号強度検出手段が検出した信号強度が一定であるときエンジンの始動条件の一つを満たしたと判断する。一方、車載機は車両ドアが閉じた時刻から一定時間に亘って前記信号強度検出手段が検出した信号強度が一定でないときユーザの動きが妥当でなく、エンジンの始動条件を満たさないと判断する。
車載機は、何れかのエンジン始動条件を満たさないと判断すると、エンジンの始動を許可しない。このように、無線通信を通じた識別コードの照合に加え、車両への乗り込み動作時におけるユーザ(電子キー)の動きが適切であるかの認証を行うことで、電子キーの存在する位置の偽装が困難となり、電子キーシステムのセキュリティ性を向上させることができる。
図1に示されるように、電子キーシステム1は、車両2の運転者によって所持される電子キー10と、車両2に配設された車載装置20とを備えている。電子キー10と車載装置20との間で自動的に相互通信が行われ、その相互通信が車外及び車内にて成立したことを条件として車両ドアの施解錠及びエンジンの始動が制御される。
電子キー10は、無線通信機能を有し、車載装置20との相互通信を通じて、車載装置20の制御を行う。電子キー10は、CPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットによって構成された電子キー制御部11と、その電子キー制御部11に電気的に接続されてLF帯の無線信号を受信するLF受信部12と、UHF帯の無線信号を送信するUHF送信部13とからなる。
て、その検出結果であるRSSI情報を電子キー制御部11へ出力する。
車載装置20は、CPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットを備えて構成されている。車載装置20は各種車載装置を制御する車載制御部21と、その車載制御部21に電気的に接続された車外送信部22と、車内送信部23と、車載受信部24とを備えている。
図3には、電子キー10が車外通信エリア30に進入して返信される応答信号を車載制御部21が受信した時刻t1からユーザが車両2に乗り込んで車両ドア5が閉じられた時刻t6から一定時間経過後の時刻t7までにおけるRSSIの推移が示されている。
(1)車載装置20はRSSI検出回路16が検出する要求信号Sro、Sriの信号強度の変化の態様に基づき電子キー10を携帯するユーザの動きの妥当性を判断する。ここで、要求信号Sro、SriのRSSIは電子キー10が車載装置20に近づくほど強くなり、離間するほど弱くなる性質を有する。このため、例えば、電子キー10を携帯するユーザが車両2に乗り込むにあたっては、電子キー10が車外側から車両2に近づいていくため、RSSIは強くなる。また、電子キー10を携帯するユーザが静止したときには、電子キー10は車両2と一定距離を保つため、RSSIは一定となる。このようなRSSIの変化の態様に基づき判断されるユーザの動き及び静止等を通じて車載装置20はユーザの動きの妥当性を判断する。ユーザの動きが妥当でないと判断した場合には、正規のユーザが実際に車両2付近にいるか否かが不明であるとして車両ドア5の解錠又はエンジンの始動を許可しない。このように、IDコードの照合に加え、ユーザ(電子キー10)の動きが適切であるかの認証を行うことで、電子キー10の存在する位置の偽装が困難となり、電子キーシステム1のセキュリティ性を向上させることができる。
・上記実施形態においては、時刻t1及び時刻t2間、時刻t3及び時刻t5間における車外要求信号SroのRSSIの推移、及び時刻t3及び時刻t5間、時刻t6及び時刻t7間における車内要求信号SriのRSSIの推移に基づきユーザの動きの妥当性を判断していた。換言すると、図5のフローチャートに示すように、ステップS102、S104、S106及びS107の計4つの条件によりユーザの動きの妥当性が判断されていた。しかし、ユーザの動きの妥当性の判断のために課す条件(S102、S104、S106及びS107)の数及び組み合わせはこれに限定されない。例えば、ステップS102における時刻t1及び時刻t2間に車両側の動きがあるか否かのみをユーザの動きの妥当性の判断基準としてもよい。この場合には、エンジン始動制御プログラムにおいて、ステップS104、S106、S107の判断は行われない。同様にして、各条件を組み合わせて、例えばステップS102及びステップS104のみについてユーザの動きの妥当性を判断してもよい。この場合には、エンジン始動制御プログラムにおいて、ステップS106、S107の判断は行われない。
(イ)前記車載機は前記信号強度検出手段により検出される前記無線信号の信号強度が、車両ドアが閉じた時刻から一定時間以上に亘り一定値であることをエンジン始動許可の条件とする電子キーシステム。
Claims (3)
- ユーザに携帯されて車両側からの無線信号である要求信号に応じて自身の識別コードを含む同じく無線信号である応答信号を送信する電子キーと、車両に搭載されて前記要求信号を車両の室内外に送信するとともに、前記応答信号を受信する車載機と、を備え、
前記車載機において前記応答信号に含まれる識別コードの照合が成立したときには車両ドアの解錠又はエンジンの始動を許可する電子キーシステムにおいて、
前記電子キーで受信される前記要求信号の信号強度を検出する信号強度検出手段と、
車両の外側に設けられる車外に要求信号を送信する車外送信装置と、
車内に設けられる車内に要求信号を送信する車内送信装置と、を備え、
前記車載機は、前記信号強度検出手段が検出する前記要求信号の信号強度の変化の態様に基づき前記電子キーを携帯するユーザの動きの妥当性が確認された場合に車両ドアの解錠の条件又はエンジン始動許可の条件が成立したとして車両ドアの解錠又はエンジンの始動を許可し、
前記車両ドアの解錠の条件は、前記信号強度検出手段が検出した前記要求信号の信号強度の変化に基づき同車載機及び前記電子キー間での通信開始時から車両ドアのドアハンドル操作前までのユーザの車内側への動きの有無を判断し、前記通信開始時から車両ドアのドアハンドル操作前までに車外に送信される前記要求信号の信号強度が増加していることであって、
前記エンジン始動許可の条件は、
前記電子キーにより受信される車外に送信される前記要求信号の信号強度が、車両ドアが開かれる時刻から前記電子キーを携帯するユーザが車両に乗り込んだ時刻までの期間において減少していること、
前記電子キーにより受信される車内に送信される前記要求信号の信号強度が、車両ドアが閉じた時刻から一定時間に亘って一定であること、である電子キーシステム。 - 請求項1に記載の電子キーシステムにおいて 、
前記信号強度検出手段は車両側からの要求信号の信号強度を検出可能に前記電子キーに設けられ、
前記エンジン始動許可の条件に、前記電子キーにより受信される車内に送信される要求信号の信号強度が、車両ドアが開かれる時刻から前記電子キーを携帯するユーザが車両に乗り込んだ時刻までの期間において増加していることを加えた電子キーシステム。 - 請求項1又は2に記載の電子キーシステムにおいて、
エンジン始動許可状態でのスイッチ操作を通じてエンジンを始動させるエンジンスイッチを備え、
前記エンジン始動許可の条件に、前記車載機は、前記無線信号の前記信号強度検出手段により検出される信号強度に、前記エンジンスイッチの操作した時刻の以前及び以後の少なくとも一方において変動があることを加えた電子キーシステム。
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