JP6022905B2 - 電子キーシステム - Google Patents
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Description
バックアップ通信は、携帯機の電池が消耗していることを想定して行われる通信である。バックアップ通信時、携帯機はトランスポンダ方式、すなわち車両から送信される電波を動作電力として駆動して、車両からの応答要求に対して応答する。
上記課題を解決する電子キーシステムは、車両電源を切り替える操作部が操作される前に電子キーが車内に存在することを確かめるため、特定の事象を契機として一定時間だけ行われる電子キーとの第1の無線通信を通じたID照合と、前記第1の無線通信が成立しないときのバックアップ通信である第2の無線通信を通じたID照合とを実行する車載制御装置を備え、前記車載制御装置は、前記ID照合が成立したとき前記操作部の操作を許可する一方、前記一定時間経過後に前記操作部が操作されたとき前記ID照合を再度実行する電子キーシステムにおいて、前記車載制御装置は、前記第1の無線通信を通じたID照合の成否の履歴を保持する記憶部を備え、前記一定時間が経過した後に前記操作部が操作された際、前記記憶部に保持された履歴に基づき、再度のID照合を第1および第2の無線通信のいずれで行うかを選択するにあたり、前記車載制御装置は、前記一定時間経過後に前記操作部が操作された際、前記記憶部に記憶された履歴が前記第1の無線通信を通じたID照合成立を示すものであるとき、前記再度のID照合を前記第1の無線通信で行う一方、前記一定時間経過後に前記操作部が操作された際、前記記憶部に記憶された履歴が前記第1の無線通信を通じたID照合不成立を示すものであるとき、前記再度のID照合を前記第2の無線通信で行うことを前提に、前記車載制御装置は、前記一定時間経過後に前記操作部が操作された際、前記記憶部に記憶された履歴が前記第1の無線通信を通じたID照合成立を示すものであるとき、前記第1の無線通信による前記再度のID照合のみを行う一方、前記一定時間経過後に前記操作部が操作された際、前記記憶部に記憶された履歴が前記第1の無線通信を通じたID照合不成立を示すものであるとき、前記第2の無線通信による前記再度のID照合のみを行う。
そして、上記のように選択するにあたり、事前の一定時間内における第1の無線通信を通じたID照合が成立しているときには、正規の電子キーが車内に存在している、あるいは存在していたということである。また、電子キーは正常に第1の無線通信を行うことができる蓋然性も高い。このため、履歴が前記第1の無線通信を通じたID照合成立を示すものであるときには、第1の無線通信を通じて再度のID照合を行えばよい。
一方、事前の一定時間内における第1の無線通信を通じたID照合が不成立であるときには、何らかの原因により第1の無線通信が阻害されているおそれがある。このため、履歴が前記第1の無線通信を通じたID照合不成立を示すものであるときには、第2の無線通信を通じて再度のID照合を行うことが好ましい。
また、こうしたことを前提に、履歴が前記第1の無線通信を通じたID照合成立を示すものであるときには、第1の無線通信による再度のID照合のみが行われる一方、履歴が前記第1の無線通信を通じたID照合不成立を示すものであるときには、第2の無線通信による再度のID照合のみが行われる。これにより、いずれの通信時にも応答性がよい。
<システムの構成>
図1に示すように、車両1には、車両1と電子キー2との間の双方向通信により電子キー2を認証する電子キーシステム3が設けられている。
ザー通信(LF通信)が可能である。イモビライザー通信機12aは、トランスポンダ2
4を駆動させるための電波をイグニッションノブ12(正確には、運転席に露出するノブ部12d)の周辺に送信する。
事前照合実行部11bは、電子キー2との間の無線通信を通じて電子キー2が車内にあるかどうかを判定するための事前照合を行う。
一定時間経過監視部11dは、ドアの開閉から一定時間を経過しているか否かを監視する。一定時間経過監視部11dは、自身の監視結果がメモリ11aに記憶されている時間閾値を超えているか否かにより、ドア開閉から一定時間内であるか否かを判定する。
車両1と電子キー2との間では、スマート通信(LF−UHF通信)によって電子キーIDの照合(スマート照合)が実施される。
まず、通常操作時における車内での電子キー2の認証処理について説明する。
図2に示すように、また前述したように、事前照合は、車外スマート照合が成立した後、ドアの開閉が検出されることを契機として実行される。
次に、エマージェンシー操作時における車内での電子キー2の認証処理について説明する。
(1)事前照合方式選択部11eは、一定時間経過監視部11dの監視結果および事前照合履歴保持部11cの事前照合履歴に基づき、イグニッションノブ12が操作されたときの電子キーIDの照合方式を選択する。これにより、通常操作時の応答性を維持しつつ、エマージェンシー操作時の電子キー2の応答性を改善することができる。すなわち、従来の操作部(エンジンスイッチ)が操作された際の照合方法、すなわちスマート照合の結果を待ってからバックアップ照合を実施する方法に比べて、応答性を向上させることができる。また、エマージェンシー操作時の応答性が向上したため、ユーザが煩わしさを感じにくくなる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・本例では、一定時間経過後にイグニッションノブ12が操作された場合、事前照合の履歴が「OK」であるときの電子キーIDの照合方式は、車内スマート照合としているが、この車内スマート照合は行わなくてもよい。この場合、事前照合履歴を基に判定する。すなわち、照合ECU11は、事前照合履歴が「OK」であることを認識すると、イグニッションノブ12が操作されたときの照合を実施せずに、ノブロックECU12bを通じてイグニッションノブ12のロックを解錠する。一方、照合ECU11は、事前照合履歴が「NG」であることを認識すると、イグニッションノブ12が操作されたときの照合としてトラポン照合を実施する。これにより、本実施形態の(1),(2)と同様な効果が得られる。また、照合ECU11は、イグニッションノブ12が操作されたときの照合は、事前照合履歴が「NG」のときのみ実施するため、通常操作時の応答性をさらに向上することができる。
・本例において、一定時間内に照合が成立したとき、その照合結果を事前照合履歴として保持し、その後の一定時間内における車内スマート照合を行わないようにしてもよい。従って、本実施形態の(1),(2)と同様な効果が得られる。
・バックアップ照合機能は、トラポンに代えて、他の近距離無線通信システムに変更してもよい。たとえば、NFC通信、赤外線、TransferJetにしてもよい。この場合、たとえば電子キー2の電池はあるが、何らかの原因でスマート照合をできないときに対応することができる。
次に、前記実施形態から把握できる技術的思想をその効果と共に追記する。
Claims (3)
- 車両電源を切り替える操作部が操作される前に電子キーが車内に存在することを確かめるため、特定の事象を契機として一定時間だけ行われる電子キーとの第1の無線通信を通じたID照合と、前記第1の無線通信が成立しないときのバックアップ通信である第2の無線通信を通じたID照合とを実行する車載制御装置を備え、
前記車載制御装置は、前記ID照合が成立したとき前記操作部の操作を許可する一方、前記一定時間経過後に前記操作部が操作されたとき前記ID照合を再度実行する電子キーシステムにおいて、
前記車載制御装置は、前記第1の無線通信を通じたID照合の成否の履歴を保持する記憶部を備え、前記一定時間が経過した後に前記操作部が操作された際、前記記憶部に保持された履歴に基づき、再度のID照合を第1および第2の無線通信のいずれで行うかを選択するにあたり、
前記車載制御装置は、前記一定時間経過後に前記操作部が操作された際、前記記憶部に記憶された履歴が前記第1の無線通信を通じたID照合成立を示すものであるとき、前記再度のID照合を前記第1の無線通信で行う一方、前記一定時間経過後に前記操作部が操作された際、前記記憶部に記憶された履歴が前記第1の無線通信を通じたID照合不成立を示すものであるとき、前記再度のID照合を前記第2の無線通信で行うことを前提に、
前記車載制御装置は、前記一定時間経過後に前記操作部が操作された際、前記記憶部に記憶された履歴が前記第1の無線通信を通じたID照合成立を示すものであるとき、前記第1の無線通信による前記再度のID照合のみを行う一方、前記一定時間経過後に前記操作部が操作された際、前記記憶部に記憶された履歴が前記第1の無線通信を通じたID照合不成立を示すものであるとき、前記第2の無線通信による前記再度のID照合のみを行うことを特徴とする電子キーシステム。 - 請求項1に記載の電子キーシステムにおいて、
前記車載制御装置は、前記一定時間内に前記操作部が操作された際、前記記憶部に記憶された履歴が前記第1の無線通信を通じたID照合成立を示すものであるとき、前記操作部の操作を許可する電子キーシステム。 - 請求項1または請求項2に記載の電子キーシステムにおいて、
前記車載制御装置は、前記一定時間内に前記操作部が操作された際、前記記憶部に記憶された履歴が前記第1の無線通信を通じたID照合不成立を示すものであるとき、前記第2の無線通信で前記ID照合を行う電子キーシステム。
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