JP2008202305A - セキュリティ制御装置、携帯機、及びセキュリティ制御システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】セキュリティ制御装置20は、携帯機10から送信される各種応答信号の送信周波数と同等に設定された複数種の受信周波数から選択的に受信待機状態となって該応答信号を受信可能に構成された受信部23を備えている。また、セキュリティ制御装置20は、予め設定された手動操作によるセキュリティ解除が行われたことを条件として、各種応答信号の送信周波数を変更させるためのチャンネル変更信号を送信するとともに、そのチャンネル変更信号によって変更される携帯機10の送信周波数と同じ周波数に受信部23の受信周波数を変更制御する通信制御部21を備えている。
【選択図】図1
Description
以下、本発明を車両用セキュリティ制御システムとして具体化した第1実施形態を図1〜図4に基づき詳細に説明する。
携帯機10は無線通信機能を有し、セキュリティ制御装置20と相互通信可能となっている。詳しくは、携帯機10は、CPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットによって構成された送信制御手段としての制御部11と、その制御部11に電気的に接続された受信回路12及び送信手段としての送信部13と、該携帯機10の意匠面に設けられてユーザによって操作可能な操作部14とを備えている。
図1に示すように、セキュリティ制御装置20は、CPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットによって構成された周波数変更制御手段としての通信制御部21を備えている。この通信制御部21には、送信回路22及び受信手段としての受信部23が電気的に接続されている。
ところで、通信制御部21は、その時点で設定されている単一の受信周波数(初期状態においては第1チャンネル)で、携帯機10から送信される各種データ信号の受信待機を行うようになっている。また、携帯機10からのACK信号やIDコード信号にノイズ等の外乱が混入した場合、それら信号に含まれるACKコードやIDコードが変質してしまい、通信制御部21は、それら信号を正常に認識(受信)することができなくなってしまうおそれがある。すなわち、外乱の混入に起因して携帯機10とセキュリティ制御装置20との間の相互通信が阻害されてしまうおそれがある。そこで、通信制御部21は、こうした外乱の混入のおそれがある場合には、受信部23の受信周波数、及び携帯機10の送信周波数を変更制御する周波数変更制御を行う。以下、こうした通信制御部21によって行われる周波数変更制御を、図3に示すフローチャートに従って説明する。なお、ここでは、携帯機10の送信部13の送信周波数(送信チャンネル)及び受信部23の受信周波数(受信チャンネル)は、初期状態、すなわち第1チャンネル(CH1)に設定されている場合での周波数変更制御について説明する。
次に、このように構成された携帯機10とセキュリティ制御装置20との間で行われる周波数変更制御の通信態様例を、図4に示すシーケンスチャートを用いて説明する。
したがって、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図2、図5〜図8に基づいて説明する。
本実施形態において第1実施形態と異なる点は、携帯機10及びセキュリティ制御装置20の構成、周波数変更制御の実行条件、及び通信制御部21によって行われる周波数変更制御の詳細についてである。そこで、ここでは第1実施形態と相違する点を主に述べ、共通する点については同一部材番号を付すのみとしてその説明を省略する。
さらに、通信制御部21は、トラポン駆動操作が行われると、外乱の影響に起因して携帯機10との相互通信が不能になったおそれがあると判断して、受信部23の受信周波数、及び携帯機10の送信周波数を変更制御する周波数変更制御を行う。以下、こうした通信制御部21によって行われる周波数変更制御を、図6に示すフローチャートに従って説明する。なお、ここでは、携帯機10の送信部13の送信周波数(送信チャンネル)及び受信部23の受信周波数(受信チャンネル)は、初期状態、すなわち第1チャンネル(CH1)に設定されている場合での周波数変更制御について説明する。
そして、ステップS34において通信制御部21は、該トラポン駆動電波に基づくトランスポンダ31との間の通信(トラポン通信)が成立したか否かを判断する。その結果、通信制御部21は、該トラポン通信が成立できないと判断した場合にはここでの処理を一旦終了する。すなわち、通信制御部21は、たとえトラポン駆動操作が行われても、実際にトランスポンダ31との間で通信が成立しない場合には周波数変更制御を行わない。
次に、こうした第2実施形態における携帯機10とセキュリティ制御装置20との間で行われる周波数変更制御の通信態様例を、図8に示すシーケンスチャートを用いて説明する。なお、ここでも携帯機10の送信部13の送信周波数(送信チャンネル)及び受信部23の受信周波数(受信チャンネル)が、初期状態、すなわち第1チャンネル(CH1)に設定されている場合での周波数変更制御について説明する。
セキュリティ制御装置20は、ステップS44において該トラポン信号に基づくトラポン照合が成立しない場合には、ユーザの意に反してトラポン駆動操作が行われたと判断して周波数変更制御を行わない。
一方、携帯機10は、ステップS43においてトラポン信号を送信した後、ステップS46において送信部13の送信チャンネルを暫定的に第2チャンネルに変更するとともに、ステップS47において受領信号を第2チャンネルで送信する。
したがって、本実施形態によれば、前記第1実施形態における上記(1)〜(4)に記載の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
・ 前記第1実施形態において、通信制御部21は、エマキーによるドア錠の解錠操作が行われる直前に、既にWAKE信号に対する携帯機10からのACK信号を受信している場合には、該解錠操作が行われた後にすぐにチャンネル変更信号を送信するようになっていてもよい。すなわちこの場合、通信制御部21は、図3に示したステップS2及びステップS3の処理を省略するようになっていてもよい。
・ 前記各実施形態において、携帯機10の送信部13及びセキュリティ制御装置20の受信部23によって変更可能な周波数は、第1周波数及び第2周波数の2種類に限らず、3種類以上であってもよい。
(1) 請求項1〜4のいずれか1項に記載のセキュリティ制御装置において、周波数変更制御手段は、前記周波数変更指令信号の送信処理時にあっては、その変更させる送信周波数と同等の受信周波数で暫定的に受信待機状態となるとともに、前記周波数変更指令信号に応答して前記携帯機から送信される受領信号を該受信周波数によって受信できたことを条件として以降はその受信周波数で前記受信手段を受信待機状態とする一方、該受領信号を受信できない場合には変更前の受信周波数に前記受信手段を復帰させること。
Claims (6)
- 応答要求信号の受信を条件として対応する応答信号を複数種の周波数から選択的に無線送信可能な携帯機と相互通信可能に構成され、前記応答要求信号を前記応答信号とは異なる周波数で無線送信するとともに、対応する携帯機からの応答信号の受信有無に基づいてセキュリティ解除制御を行うセキュリティ制御装置であって、
前記応答信号の送信周波数と同等に設定された複数種の受信周波数から選択的に受信待機状態となって前記応答信号を受信可能に構成された受信手段と、
予め設定された手動操作によるセキュリティ解除が行われたことを条件として、前記応答信号の送信周波数を変更させるための周波数変更指令信号を送信するとともに、その周波数変更指令信号によって変更される携帯機の送信周波数と同じ周波数に前記受信手段の受信周波数を変更制御する周波数変更制御手段とを備えることを特徴とするセキュリティ制御装置。 - 前記手動操作によるセキュリティ解除を行うための手動操作対象は、前記応答要求信号及び前記応答信号による携帯機との通信領域内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のセキュリティ制御装置。
- 前記手動操作によるセキュリティ解除を行うための手動操作対象として、機械鍵が挿入及び回動されることによってセキュリティ解除可能なキーシリンダを備え、
前記手動操作によるセキュリティ解除とは、携帯機に付属的に設けられた機械鍵を用いた前記キーシリンダによるセキュリティ解除を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のセキュリティ制御装置。 - 前記手動操作によるセキュリティ解除を行うための手動操作対象として、携帯機に付属的に設けられた、前記応答信号とは異なる周波数に設定された非常用信号の送信を行うパッシブ通信機能を有効にする起動信号を送信するとともに、該非常用信号の受信を条件としてセキュリティ解除を行う非常用通信手段を備え、
前記手動操作によるセキュリティ解除とは、前記パッシブ通信機能に基づくセキュリティ解除を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のセキュリティ制御システム。 - 対応するセキュリティ制御装置から送信される応答要求信号を受信した際に、対応する応答信号を該応答要求信号とは異なる周波数で無線送信する無線送信機能を有する携帯機であって、
前記応答信号を複数種の周波数で送信可能な送信手段と、前記応答信号の送信制御を行うとともに、セキュリティ制御装置から送信される周波数変更信号に基づいて前記応答信号の送信周波数を変更する送信周波数変更制御を行う送信制御手段とを備えることを特徴とする携帯機。 - 応答要求信号を受信した際に対応する応答信号を該応答要求信号とは異なる周波数で無線送信する携帯機と、前記応答要求信号を無線送信するとともに、対応する前記応答信号の受信有無に基づいてセキュリティ解除制御を行うセキュリティ制御装置とを備えるセキュリティ制御システムであって、
前記携帯機は、複数種の送信周波数から選択的に前記応答信号を送信するとともに、前記セキュリティ制御装置から送信される周波数変更信号に基づいて該送信周波数を変更する送信周波数変更制御を行い、
前記セキュリティ制御装置は、前記応答信号の送信周波数と同等に設定された複数種の受信周波数から選択的に受信待機状態となって前記応答信号を受信可能に構成され、予め設定された手動操作によるセキュリティ解除が行われたことを条件として、前記応答信号の送信周波数を変更させるための周波数変更指令信号を送信するとともに、その周波数変更指令信号によって変更される携帯機の送信周波数と同じ周波数に受信周波数を変更制御することを特徴とするセキュリティ制御システム。
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JP2010137780A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Tokai Rika Co Ltd | 電力伝送式無線通信システム |
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