JP7091990B2 - 車両用制御システム及び方法 - Google Patents

車両用制御システム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7091990B2
JP7091990B2 JP2018196741A JP2018196741A JP7091990B2 JP 7091990 B2 JP7091990 B2 JP 7091990B2 JP 2018196741 A JP2018196741 A JP 2018196741A JP 2018196741 A JP2018196741 A JP 2018196741A JP 7091990 B2 JP7091990 B2 JP 7091990B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
key device
key
communication method
mobile terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018196741A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020063621A (ja
Inventor
竜太 渥美
広毅 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2018196741A priority Critical patent/JP7091990B2/ja
Priority to EP19188792.6A priority patent/EP3640880B1/en
Publication of JP2020063621A publication Critical patent/JP2020063621A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7091990B2 publication Critical patent/JP7091990B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F17/00Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services
    • G07F17/0042Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for hiring of objects
    • G07F17/0057Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for hiring of objects for the hiring or rent of vehicles, e.g. cars, bicycles or wheelchairs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/20Means to switch the anti-theft system on or off
    • B60R25/24Means to switch the anti-theft system on or off using electronic identifiers containing a code not memorised by the user
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/08Payment architectures
    • G06Q20/12Payment architectures specially adapted for electronic shopping systems
    • G06Q20/127Shopping or accessing services according to a time-limitation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/08Payment architectures
    • G06Q20/14Payment architectures specially adapted for billing systems
    • G06Q20/145Payments according to the detected use or quantity
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • G06Q30/0645Rental transactions; Leasing transactions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R2325/00Indexing scheme relating to vehicle anti-theft devices
    • B60R2325/10Communication protocols, communication systems of vehicle anti-theft devices
    • B60R2325/101Bluetooth

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

本発明は、車両に搭載される車両用制御システムに関する。
車両用の認証システムとして、スマートキーシステムが知られている。このスマートキーシステムは、車載機が、無線通信によってユーザーが携帯する車両キーを認証することで、例えばユーザーによる車両ドアのロック/アンロックや車両エンジンの始動などの操作を車両に許可させる。
一方、車両を複数のユーザー間で利用するカーシェアリングサービスなどが提案されている。このようなカーシェアリングサービスでは、サービスを利用するユーザーは、正当な権限を事前に取得した携帯端末(スマートフォンなど)を用いて車両のドアを解錠し、例えば車室内のグローブボックスなどに予め保管されている車両キーを使用して、車両を操作する。この方法により、ユーザー間で車両キーを直接受け渡すことなく、カーシェアリングサービスを行える。
特開2012-041712号公報
しかしながら、上述したグローブボックスなどに車両キーを保管しておく方法では、車両ドアの不正な解錠やこじ開けなどによって第三者が車両キーを入手してしまうおそれがある。このため、車両盗難のリスクが高くなる。特許文献1には、車両キーを車室内に設けた鍵箱に施錠した状態で保管しておくことが提案されているが、鍵箱の不正な解錠やこじ開けによる車両盗難のリスクは残る。よって、車両キーを用いたカーシェアリングサービスなどにおいては、セキュリティに改善の余地がある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、スマートキーシステムを活用したセキュリティ性の高い車両用制御システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、第1の周波数帯の電波を使用した第1の通信方式及び第2の周波数帯の電波を使用した第2の通信方式による通信が可能な車載機と、第1及び第2の通信方式と異なる第3の通信方式による通信が可能な携帯端末と、車両に設けられており、第3の通信方式を用いて、携帯端末から車両の識別子を取得し、車両の識別子に基づいて携帯端末との接続を確立することによって、車両の識別子によって特定される車両の車両キーとして動作する第1のキーデバイスと、車両に設けられており、車載機から第1の通信方式で送信されるLF信号に応じて第1のキーデバイスで演算された第1の演算結果を第3の通信方式で受信し、第1の演算結果と車載機から第1の通信方式で送信されるLF信号に応じて自ら演算した第2の演算結果とが一致した場合に、所定のRF信号を車載機へ第2の通信方式で送信する第2のキーデバイスと、を備える。
上記本発明によれば、スマートキーシステムを活用したセキュリティ性の高い車両用制御システムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用制御システムの概略図 サービス開始時に車両用制御システムで行われる処理のシーケンス図 サービス中のエンジン始動時に車両用制御システムで行われる処理のシーケンス図 サービス中の車両ドアのロック/アンロック時に車両用制御システムで行われる処理のシーケンス図
[実施形態]
本発明の車両用制御システムは、既存のスマートキーシステムとスマートフォンなどの携帯端末とを繋ぐインタフェースに、車両キーに相当する第1のキーデバイス及びキーユニットに相当する第2のキーデバイスを使用する。正当な権限が付与された携帯端末との通信確立を契機として第1のキーデバイスを車両キーとして動作させ、その後のスマート処理は車載機から第1のキーデバイスへ、第1のキーデバイスへから第2のキーデバイスへ、第2のキーデバイスから車載機へ、という通信経路で信号や車両識別IDの照合及び応答を実施する。これにより、スマートキーシステムを活用したセキュリティ性の高い車両用制御システムを実現できる。
<構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用制御システム1の概略図である。図1において車両用制御システム1は、携帯端末10と、第1のキーデバイス20と、第2のキーデバイス30と、車載機40と、を備えている。第2のキーデバイス30には、車両ドアのロック又はアンロック制御が可能な電子制御装置(ECU)であるボデーECU50が接続されている。
携帯端末10は、カーシェアリングサービスを利用するユーザーが所有する端末であり、例えばスマートフォンのような汎用的な端末機器である。この携帯端末10は、カーシェアリング事業者から正当な権限を付与されることで、特定の車両を操作することができる。正当な権限の付与は、例えば所定のサービス予約処理を経て、車両を使用開始する日時、使用時間、及び使用車両を特定する識別子である車両識別IDなどを含む認証に必要な情報(以下「認証用情報」という)が、カーシェアリング事業者から携帯端末10へ提供されることで実施される。
この携帯端末10は、第1のキーデバイス20及び第2のキーデバイス30との間で無線通信を行うことが可能な機能を備えている。本実施形態に係る携帯端末10は、無線通信方式の一例であるBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)通信方式(請求項における「第3の通信方式」に該当)に従った無線通信を行う機能を備えており、第1のキーデバイス20及び第2のキーデバイス30との間でBLE信号を送受信することができる。
第1のキーデバイス20は、携帯端末10と正しく通信がされて、携帯端末10が正当な権限を有したカーシェアユーザーの端末であるとの認証がされたことを条件として、車両の所定操作に関する指示が可能な車両キーとして機能するデバイスである。この第1のキーデバイス20は、車両のメーカーやディーラーなどが提供するデバイスである。条件が成立した場合に第1のキーデバイス20が指示可能な車両の所定操作は、車両エンジンを始動させるための操作とすることができる。第1のキーデバイス20は、車外持ち出し可能に車両内に設けられており、カーシェアリングサービスの利用期間中は、カーシェアユーザーが自由に携帯することができる。
この第1のキーデバイス20は、BLE通信部21と、LF通信部22と、スイッチ部23と、記憶部24と、処理部25と、を備えている。BLE通信部21は、BLE通信方式に従った無線通信を行う機能を有しており、携帯端末10及び第2のキーデバイス30との間でBLE信号を送受信することができる。LF通信部22は、所定の周波数帯(134kHzなど)の電波を用いた通信方式(以下「LF(Low Frequency)通信方式」という)に従った無線通信を行う機能を有しており、車載機40から送信されるLF信号(ウェイク信号、チャレンジ信号など)を受信することができる。第1のキーデバイス20は、受信した信号がLF信号であることで、車両からの信号であると判断する。スイッチ部23は、ユーザーによる操作が可能な複数の物理的スイッチで構成される。このスイッチ部23には、第1のキーデバイス20の電源をオン/オフする電源SWや、携帯端末10との間で無線通信を確立する際に使用されるペアリングSWや、車両ドアをロック/アンロックする際に使用されるドアSWなど、が含まれる。記憶部24は、第1のキーデバイス20によって操作可能な車両(すなわち第1のキーデバイス20が備え付けられている車両)に固有に割り当てられた車両識別IDを予め記憶している。処理部25は、照合、演算、生成など、後述する第1のキーデバイス20に必要な所定の処理を行う。
第2のキーデバイス30は、第1のキーデバイス20と連携して車両の所定操作に関する指示が可能な機器(キーユニット)としての機能を有するデバイスである。第2のキーデバイス30が指示可能な車両の所定操作は、車両ドアのロック又はアンロック動作が可能なボデーECU50を制御するための操作とすることができる。第2のキーデバイス30は、車室内に固定的に設けられている。
この第2のキーデバイス30は、BLE通信部31と、LF通信部32と、RF通信部33と、記憶部34と、処理部35と、を備えている。BLE通信部31は、BLE通信方式に従った無線通信を行う機能を有しており、携帯端末10及び第1のキーデバイス20との間でBLE信号を送受信することができる。LF通信部32は、LF通信方式に従った無線通信を行う機能を有しており、車載機40から送信されるLF信号を受信することができる。第2のキーデバイス30は、受信した信号がLF信号であることで、車両からの信号であると判断する。このLF通信部32は、車載機40から車室内に向けて送信されるLF信号と、車載機40から車室外に向けて送信されるLF信号とを、区別して受信することができるように構成されている。この構成は、例えば、LF受信アンテナを車室内用及び車室外用の2本設けることで実現してもよいし、1本のLF受信アンテナで車内向けLF信号及び車外向けLF信号の両方を受信できる場所に第2のキーデバイス30を設置することで実現してもよい。RF通信部33は、LF通信方式の周波数帯よりも高い周波数帯(300-400MHzなど)の電波を用いた通信方式(以下「RF(Radio Frequency)通信方式」という)に従った無線通信を行う機能を有しており、車載機40に対してRF信号(ACK信号、レスポンス信号など)を送信することができる。記憶部34は、第2のキーデバイス30によって操作可能な車両(すなわち第2のキーデバイス30が搭載されている車両)に固有に割り当てられた車両識別IDを予め記憶している。処理部35は、照合、演算、生成など、後述する第2のキーデバイス30に必要な所定の処理を行う。
車載機40は、スマート機能などと呼ばれる、キーデバイスとの間で無線通信を介した認証処理を実行し、車両に登録されている車両識別IDを有したキーデバイスが車室内外に形成した検知エリアに存在するとの判断に基づいて、車両ドアのロック/アンロックやエンジン始動などの操作を車両に許可させるための機器である。この車載機40は、第1のキーデバイス20及び第2のキーデバイス30との間で、LF通信方式に従った無線通信及びRF通信方式に従った無線通信を行う機能を有しており、第1のキーデバイス20及び第2のキーデバイス30に対して車室内及び車室外に向けたLF信号を送信することができ、LF信号に対する応答として第2のキーデバイス30からRF信号を受信することができる。この車載機40は、第1のキーデバイス20及び第2のキーデバイス30が、登録された正規のキーデバイスか否かを判別する機能、及び車室内及び車室外のいずれの検知エリアに存在するかを判別する機能を、有している。
<制御>
次に、図2乃至図4をさらに参照して、本実施形態に係る車両用制御システム1が実行するカーシェアリング処理を説明する。図2は、サービス開始時に携帯端末10と第1のキーデバイス20との間で行われる処理の一例を示すシーケンス図である。図3は、サービス中のエンジン始動時に携帯端末10、第1のキーデバイス20、及び第2のキーデバイス30の相互間で行われる処理の一例を示すシーケンス図である。図4は、サービス中の車両ドアのロック/アンロック時に携帯端末10、第1のキーデバイス20、及び第2のキーデバイス30の相互間で行われる処理の一例を示すシーケンス図である。
(1)サービス開始時
カーシェアリングサービスを開始する場合には、携帯端末10と第1のキーデバイス20との間で、図2に示すシーケンスが実行される。図2に示すシーケンスは、携帯端末10の操作によって車両のドアがアンロックされ、カーシェアリングサービスを利用するユーザーが車内に乗り込み可能な状態において開始される。なお、第1のキーデバイス20は、この時点では車両キーとして動作していない。
ステップS201:携帯端末10及び第1のキーデバイス20は、互いを通信相手として承認するペアリング処理を実行して相互に無線で接続する。例えば、BLE通信方式では、第1のキーデバイス20のスイッチ部23に予め設けられているペアリングSWを押して第1のキーデバイス20のBLE通信部21を作動させてBLE通信待ち受け状態とし、携帯端末10側でペアリング操作を実行することで可能である。また、携帯端末10及び第1のキーデバイス20は、ペアリング処理によって無線通信を確立させた後、携帯端末10が有する認証用情報を用いて認証処理を行う。
ステップS202:第1のキーデバイス20は、処理部25によって、携帯端末10から受信する認証用情報に基づいて、携帯端末10を認証する。携帯端末10の認証が失敗した場合は、本シーケンスは終了する。携帯端末10の認証が失敗するケースとは、例えば車両の使用を予約しているが車両を使用できる期間ではない場合などが挙げられる。
ステップS203:第1のキーデバイス20は、携帯端末10を認証すると、LF通信部22を作動させて車載機40から送信されるLF信号をいつでも受信できるLF待ち受け状態とする。
ステップS204:また、第1のキーデバイス20は、携帯端末10を認証すると、処理部25によって、認証用情報に含まれる車両識別IDと記憶部24に予め記憶している車両識別IDとを照合する。双方の車両識別IDが一致せず照合が失敗した場合は、本シーケンスは終了する。車両識別IDの照合が失敗するケースとは、例えば車両を使用できる期間ではあるが乗り込んだ車両が異なる場合などが挙げられる。携帯端末10の認証に加えてさらに車両識別IDによる照合を実施することで、携帯端末10が車両に登録された車両キーが付与された正当な権限を有した携帯端末であることを判断できる。
ステップS205:第1のキーデバイス20は、車両識別IDの照合が成功すると、予め保持している所定の車両操作を実現するために必要な機能を起動して、この車両識別IDが割り当てられた車両を操作することが可能な正規の車両キーとしての動作を開始する。これにより、車両用制御システム1による車両のカーシェアリングサービスが開始される。
後述するサービス終了時の処理において、第1のキーデバイス20による正規の車両キーとしての動作を終了するタイミングをタイマーで制御する場合には、さらに以下のシーケンスが実行される。タイマーは、例えば処理部25に設けられる。
ステップS206:第1のキーデバイス20は、処理部25によって、認証用情報に含まれる車両を使用開始する日時及び使用時間に基づいて、車両を使用できる有効期限を演算する。
ステップS207:第1のキーデバイス20は、所定のタイマー(図示せず)を演算した有効期限にカウントアップするように設定し、タイマーのカウントを開始する。
(2)サービス中のエンジン始動
カーシェアリングサービス中にエンジンを始動する場合には、携帯端末10と第1のキーデバイス20と第2のキーデバイス30との間で、図3に示すシーケンスが実行される。図3に示すシーケンスは、第1のキーデバイス20が正規の車両キーとしての動作を開始して、カーシェアリングサービスを実行しているときに、ユーザーによるエンジンスタートスイッチの押下などによってエンジン始動の指示が車両用制御システム1によって検知されると、開始される。
ステップS301:車載機40は、周辺に存在するキーデバイスを探索するためのウェイク信号を、LF通信方式を用いて車室内及び車室外に向けてそれぞれに送信する。
ステップS302:第1のキーデバイス20は、車載機40から送信されたウェイク信号をLF通信部22を介して受信する。そして、第1のキーデバイス20は、ウェイク信号の受信に応じて、予めペアリングされている第2のキーデバイス30とBLE通信方式に従って無線接続し、BLE通信の準備を行う。
ステップS303:第2のキーデバイス30は、車載機40から送信されたウェイク信号をLF通信部32を介して受信する。そして、第2のキーデバイス30は、受信したウェイク信号に対する応答(ACK信号)を、RF通信方式を用いてRF通信部33から車載機40に向けて送信する。第2のキーデバイス30は、車載機40から送信されるLF信号が車室内に向けられたものか車室外に向けられたものかを判別可能であるため、受信したウェイク信号と上記ステップS302において第1のキーデバイス20がBLE通信の準備を行うタイミングとを判断することによって第1のキーデバイス20が車室内にあるのか車室外にあるのかを認識できる。よって、第2のキーデバイス30は、第2のキーデバイス30が車室内にあると認識した場合に限って、車室内向けのウェイク信号(車内LF)に対する応答(ACK信号)を、RF通信方式を用いてRF通信部33から車載機40に向けて送信する。
なお、このステップS303で実施するウェイク信号に対する応答(ACK信号)の送信は、車両のカーシェアリングサービスを実行中か否か、すなわち第1のキーデバイス20が車両キーとして動作しているか否かに関係なく行ってもよいが、第1のキーデバイス20が車両キーとして動作してカーシェアリングサービスを実行中である場合に限って行うように制御すれば、車載バッテリーの電力消費を抑制できるので好適である。後者の制御は、例えば、後述するステップS308において第2のキーデバイス30が第1のキーデバイス20から照合OK応答(ACK信号)を受信したことを契機としてRF通信部33を作動させる、ことなどによって実施することができる。
ステップS304:車載機40は、第2のキーデバイス30から送信された応答(ACK信号)を受信すると、応答してきたキーデバイスが自車両(車載機40が搭載された車両)のキーデバイスであるか否かを判断するための車両識別IDを含んだ信号を、LF通信方式を用いて送信する。
ステップS305:第1のキーデバイス20は、車載機40から送信された車両識別IDを含んだ信号をLF通信部22を介して受信する。そして、第1のキーデバイス20は、処理部25によって、受信した信号に含まれる車両識別IDと記憶部24に予め記憶している車両識別IDとを照合する。通常、カーシェアリングサービスの開始直後などでは、車両内に備え付けた第1のキーデバイス20が有する車両識別IDは車載機40が有する車両識別IDと一致するため、車両識別IDの照合が成功する。しかし、例えば第1のキーデバイス20が車外に持ち出されて他車両のキーデバイスと差し替わって車両に返却された場合などには、双方の車両識別IDが不一致となって車両識別IDの照合が失敗することもある。この場合には、本シーケンスは終了する。
ステップS306:第1のキーデバイス20は、車両識別IDの照合が成功すると、車両識別IDの照合成功を通知する照合OK応答(ACK信号)を、BLE通信方式を用いてBLE通信部21から第2のキーデバイス30へ送信する。
ステップS307:第2のキーデバイス30は、第1のキーデバイス20からBLE通信方式を用いて送信される照合OK応答(ACK信号)を受信すると、この照合OK応答(ACK信号)を、RF通信方式を用いてRF通信部33から車載機40に向けて送信する。
ステップS308:車載機40は、第2のキーデバイス30から送信された照合OK応答(ACK信号)を受信すると、応答してきたキーデバイスがエンジン始動を許可してもよい正規のキーデバイスか否かを判断するためのチャレンジ信号を、LF通信方式を用いて送信する。
ステップS309:第1のキーデバイス20は、車載機40から送信されたチャレンジ信号をLF通信部22を介して受信する。そして、第1のキーデバイス20は、処理部25によって、受信したチャレンジ信号に基づいて所定の暗号演算を実施して、第1のキーデバイス20によって暗号演算した結果である値「レスポンス-B」を求める。
ステップS310:第1のキーデバイス20は、レスポンス-Bを生成すると、レスポンス-Bを、BLE通信方式を用いてBLE通信部21から第2のキーデバイス30へ送信する。
ステップS311:第2のキーデバイス30は、車載機40から送信された車内向け及び車外向けのチャレンジ信号をLF通信部32を介して受信する。そして、第2のキーデバイス30は、処理部35によって、受信したチャレンジ信号に基づいて第1のキーデバイス20で行ったものと同じ暗号演算を実施して、第2のキーデバイス30によって暗号演算した結果である値「レスポンス-R」を求める。
ステップS312:第2のキーデバイス30は、処理部35によって、第1のキーデバイス20からBLE通信方式によって受信するレスポンス-Bを自らが求めたレスポンス-Rと照合して暗号演算結果の正当性を判断する。
ステップS313:第2のキーデバイス30は、レスポンスの照合が成功すると、チャレンジ信号に対してレスポンス照合OKを通知するレスポンス信号を、RF通信方式を用いてRF通信部33から車載機40に向けて送信する。この車載機40に向けて送信するレスポンス信号には、レスポンス-Rが用いられる。なお、レスポンス信号には、レスポンス-Bが用いられてもよいし、レスポンス-B及びレスポンス-Rの両方が用いられてもよい。このレスポンス信号を車載機40が受信することで、車載機40が自ら又は所定のECUに対して、車両のエンジンを始動させるために必要な所定の指示又は制御を行う。
なお、車載機40は、通常、チャレンジ信号を送信してから(ステップS308)一定時間が経過するまでの応答期間内にレスポンス信号の送信を要求する。このため、第2のキーデバイス30においてレスポンス-Bの照合(ステップS312)に上記一定時間以上かかってしまう場合には、応答期間内のレスポンス信号の送信(ステップS313)が間に合わなくなる。このような場合には、車載機40からの2回目のチャレンジ信号(リトライ)の応答期間内に、1回目のチャレンジ信号の応答として送信できなかったレスポンス信号を車載機40へ送信すればよい。
(3)サービス中の車両ドアのロック/アンロック
カーシェアリングサービス中に車両ドアをロック又はアンロックする場合には、携帯端末10と第1のキーデバイス20と第2のキーデバイス30との間で、図4に示すシーケンスが実行される。図4に示すシーケンスは、第1のキーデバイス20が正規の車両キーとしての動作を開始して、カーシェアリングサービスを実行しているときに、ユーザーによるアウトサイドドアハンドルに設けられたセンサの操作などによって車両ドアのロック/アンロックの指示が車両用制御システム1によって検知されると、開始される。
ステップS401:車載機40は、周辺に存在するキーデバイスを探索するためのウェイク信号を、LF通信方式を用いて車室内及び車室外に向けてそれぞれに送信する。
ステップS402:第1のキーデバイス20は、車載機40から送信されたウェイク信号をLF通信部22を介して受信する。そして、第1のキーデバイス20は、ウェイク信号の受信に応じて、予めペアリングされている第2のキーデバイス30とBLE通信方式に従って無線接続し、BLE通信の準備を行う。
ステップS403:第2のキーデバイス30は、車載機40から送信されたウェイク信号をLF通信部32を介してそれぞれ受信する。そして、第2のキーデバイス30は、車室外向けのウェイク信号に対する応答(ACK信号)を、RF通信方式を用いてRF通信部33から車載機40に向けて送信する。このように、車室内向け及び車室外向けの両方を受信可能であるが車室外向けのウェイク信号(車外LF)に対してだけ応答することで、第2のキーデバイス30があたかも車室外にあるかのように振る舞うことができる。この場合、第1のキーデバイス20が、車室内に存在していたとしてもサービス開始時のように携帯端末10の操作によって車両ドアをロック/アンロックできるため問題ない。
以後のステップS304からステップS312までの処理は、上述した図3と同様に実施される。
ステップS404:第2のキーデバイス30は、ステップS312においてレスポンスの照合が成功すると、ボデーECU50に対して車両ドアをロック又はアンロックさせるために必要なドア操作の指示を行う。
(4)サービス終了時
カーシェアリングサービスを終了する場合には、車両操作が可能な正規の車両キーとして動作させていた第1のキーデバイス20を電源オフして、その動作を終了させることが行われる。第1のキーデバイス20を電源オフする手法としては、以下の手法があげられる。
1.携帯端末10から第1のキーデバイス20の電源オフを行う。例えば、携帯端末10のアプリケーション画面を介したサービス終了操作によって、第1のキーデバイス20の電源をBLE通信経由でオフ状態にする。又は、携帯端末10による第1のキーデバイス20とのペアリング解消操作を行って、第1のキーデバイス20の電源を自動的にオフ状態にする。
2.第1のキーデバイス20で自らの電源オフを行う。例えば、第1のキーデバイス20が備えるスイッチ部23の操作によって、第1のキーデバイス20の電源をオフ状態にする。又は、処理部25のタイマーでカウントしていたカーシェアリングサービスの有効期限が到来(カウントアップ)することによって、第1のキーデバイス20の電源をオフ状態にする。
なお、カーシェアユーザーが第1のキーデバイス20を電源オフし忘れたときの対策として、例えば次の処理を行うことができる。例えば、カーシェアユーザーがカーシェアリングサービスの利用を終了する際に実行する車両ドアのロック操作に応じて、車載機40は、車室内にLF信号を送信する。カーシェアユーザーがサービスの利用を終了するか否かについては、例えば携帯端末10の専用アプリに設けられた「利用終了」などの操作ボタンを押下したか否かで判断することができる。LF信号を受信した第1のキーデバイス20は、所定のBLE信号を第2のキーデバイス30に応答する。この応答に対して第2のキーデバイス30は、操作OKの判断を下してもボデーECU50に対して車両ドアをロックさせる指示を行わず、第1のキーデバイス20の電源オフ操作を促すための注意喚起の実行を指示するBLE信号を携帯端末10に送信する。注意喚起の一例としては、携帯端末10の画面に文字を表示させたり、携帯端末10を振動させたり、携帯端末10から音や光を発生させたり、することが考えられる。
[作用・効果]
以上のように、本発明の一実施形態に係る車両用制御システム1によれば、BLE通信方式を用いて携帯端末10と通信可能であり、かつ、LF通信方式を用いて車載機40と通信可能である第1のキーデバイス20を車両に設け、BLE通信方式を用いて第1のキーデバイス20と通信可能であり、かつ、LF通信方式及びRF通信方式を用いて車載機40と通信可能である第2のキーデバイス30を設ける。第1のキーデバイス20を、カーシェアユーザーが所有する正当な権限が付与された携帯端末10の認証成功を契機として車両キーとして動作するデバイスで構成し、第2のキーデバイス30を車両キーの機能を有するキーユニットで構成する。この構成により、スマートキーシステムを活用したセキュリティ性の高い車両用制御システムを実現することができる。
また、本実施形態に係る車両用制御システム1では、第1のキーデバイス20を、カーシェアユーザーが所有する正当な権限が付与された携帯端末10の認証成功を契機として車両キーとして動作させる。この制御によって、例えば車両ドアの不正な解錠やこじ開けなどによって第三者が第1のキーデバイス20を入手したとしても、第1のキーデバイス20が車両キーとして動作していないため、車両が盗難に遭う可能性が低くなる。
また、本実施形態に係る車両用制御システム1では、カーシェアリングサービス中のスマート処理において、車載機40から第1のキーデバイス20に要求された認証処理に対する応答を第2のキーデバイス30による判断を経た上で車載機40に返信する。この処理により、車両キー(第1のキーデバイス20)だけ又はキーユニット(第2のキーデバイス30)だけを用いた従来のスマートキーシステムに比べて、セキュリティ性が向上する。
また、本実施形態に係る車両用制御システム1では、第2のキーデバイス30が、第1のキーデバイス20が車両キーとして動作している間だけ、LF信号に応答するRF信号を車載機40に送信する。これにより、カーシェアリングサービスを実施していないときに第2のキーデバイス30による不必要な応答をなくすことができ、車載バッテリーの電力消費を抑制することができる。
また、本実施形態に係る車両用制御システム1では、第2のキーデバイス30のLF通信部32が、車載機40から車室内に向けて送信されるLF信号と、車載機40から車室外に向けて送信されるLF信号との、双方のLF信号を受信可能に構成されている。この構成により、第2のキーデバイス30は、車室内に固定的に設置されていても、車載機40から車室外に向けて送信されるLF信号に応答してRF信号を車載機40へ返信できるため、エンジン始動操作(スマートスタート機能)だけでなく車両ドアのロック/アンロック操作(スマートエントリー機能)も実現することが可能となる。
さらに、本実施形態に係る車両用制御システム1では、カーシェアリングサービスの終了時に第1のキーデバイス20の電源をオフする処理をカーシェアユーザーに要求する又は第1のキーデバイス20自らが時限を設けて自動的に電源をオフするため、カーシェアリングサービスを実行していない期間のセキュリティが維持される。
携帯端末の認証後に車両の鍵として機能する第1のキーデバイス20を、車両のメーカーやディーラーなどが提供するデバイスで構成することで、スマートフォンのように車両のメーカーやディーラーなどが提供していない機器を車両の鍵として使用することを認めない国や地域に向けた車両にも、本実施形態に係る車両用制御システム1を採用することが可能となる。
なお、本発明は、車両用制御システムとして捉えるだけでなく、車両用制御システムを搭載した車両、又は車両用制御システムの各部を構成するプロセッサ及びメモリを有する1つ以上のコンピューターが実行する制御方法やコンピューターに実行させる処理を記載した制御プログラム、あるいは制御プログラムを格納したコンピューター読み取り可能な非一時的な記憶媒体として捉えることも可能である。
本発明の車両用制御システムは、電子キーとの間で無線通信を介した照合処理を行って車両動作を制御するスマートキーシステムなどに利用可能である。
1 車両用制御システム
10 携帯端末
20 第1のキーデバイス
21、31 BLE通信部
22、32 LF通信部
23 スイッチ部
24、34 記憶部
25、35 処理部
30 第2のキーデバイス
33 RF通信部
40 車載機
50 ボデーECU

Claims (8)

  1. 車両に搭載され、第1の周波数帯の電波を使用した第1の通信方式及び第2の周波数帯の電波を使用した第2の通信方式による通信が可能な車載機と、
    前記第1及び第2の通信方式と異なる第3の通信方式による通信が可能な携帯端末と、
    車外持ち出し可能に前記車両に設けられており、前記第3の通信方式を用いて、前記携帯端末から前記車両の識別子を取得し、前記車両の識別子に基づいて前記携帯端末との接続を確立することによって、前記車両の識別子によって特定される車両の車両キーとして動作する第1のキーデバイスと、
    前記車両に設けられており、前記車載機から前記第1の通信方式で送信されるLF信号に応じて前記第1のキーデバイスで演算された第1の演算結果を前記第3の通信方式で受信し、当該第1の演算結果と前記車載機から前記第1の通信方式で送信されるLF信号に応じて自ら演算した第2の演算結果とが一致した場合に、所定のRF信号を前記車載機へ前記第2の通信方式で送信する第2のキーデバイスと、を備える、
    車両用制御システム。
  2. 前記第3の通信方式は、Bluetooth(登録商標) Low Energy規格に準拠した通信方式であり、
    前記第1のキーデバイスは、
    前記携帯端末及び前記第2のキーデバイスとの間で前記第3の通信方式に基づいた信号を送受信する第1のBLE通信部と、
    前記車載機から送信される前記LF信号を受信する第1のLF通信部と、を含み、
    前記第2のキーデバイスは、
    前記携帯端末及び前記第1のキーデバイスとの間で前記第3の通信方式に基づいた信号を送受信する第2のBLE通信部と、
    前記車載機から送信される前記LF信号を受信する第2のLF通信部と、
    前記車載機に前記RF信号を送信するRF通信部と、を含む、
    請求項1に記載の車両用制御システム。
  3. 前記第2のキーデバイスは、前記第1のキーデバイスが前記車両キーとして動作している間だけ、前記LF信号に応答するRF信号を前記車載機に送信する、
    請求項2に記載の車両用制御システム。
  4. 前記第2のキーデバイスの前記第2のLF通信部は、前記車載機から車室内に向けて送信される前記LF信号及び前記車載機から車室外に向けて送信される前記LF信号を、区別して受信可能に構成される、
    請求項2に記載の車両用制御システム。
  5. 前記第1のキーデバイスは、前記携帯端末から前記車両キーとして動作可能な有効時間を示す情報を受信し、当該情報を受信した時点から前記有効時間の計時を開始する、
    請求項1に記載の車両用制御システム。
  6. 前記第1のキーデバイスは、前記携帯端末から受信する終了指示、前記携帯端末による通信の解消操作、又は自らの終了操作によって、前記車両キーとしての動作を終了する、
    請求項1に記載の車両用制御システム。
  7. 前記第1のキーデバイスは、前記有効時間の計時が満了することによって前記車両キーとしての動作を終了する、
    請求項5に記載の車両用制御システム。
  8. 車両に搭載され、第1の周波数帯の電波を使用した第1の通信方式及び第2の周波数帯の電波を使用した第2の通信方式による通信が可能な車載機と、
    前記第1及び第2の通信方式と異なる第3の通信方式による通信が可能な携帯端末と、
    車外持ち出し可能に前記車両に設けられた第1のキーデバイスと、
    前記車両に設けられた第2のキーデバイスと、を備える、車両用制御システムのコンピューターに実行させる方法であって、
    前記第1のキーデバイスが、
    前記第3の通信方式を用いて、前記携帯端末から前記車両の識別子を取得するステップと、
    前記車両の識別子に基づいて前記携帯端末との接続を確立することによって、前記車両の識別子によって特定される車両の車両キーとして動作するステップと、を含み、
    前記第2のキーデバイスが、
    前記車載機から前記第1の通信方式で送信されるLF信号に応じて前記第1のキーデバイスで演算された第1の演算結果を前記第3の通信方式で受信するステップと、
    前記第1の演算結果と前記車載機から前記第1の通信方式で送信されるLF信号に応じて自ら演算した第2の演算結果とが一致した場合に、所定のRF信号を前記車載機へ前記第2の通信方式で送信するステップと、を含む、
    方法。
JP2018196741A 2018-10-18 2018-10-18 車両用制御システム及び方法 Active JP7091990B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018196741A JP7091990B2 (ja) 2018-10-18 2018-10-18 車両用制御システム及び方法
EP19188792.6A EP3640880B1 (en) 2018-10-18 2019-07-29 Vehicular control system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018196741A JP7091990B2 (ja) 2018-10-18 2018-10-18 車両用制御システム及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020063621A JP2020063621A (ja) 2020-04-23
JP7091990B2 true JP7091990B2 (ja) 2022-06-28

Family

ID=67514309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018196741A Active JP7091990B2 (ja) 2018-10-18 2018-10-18 車両用制御システム及び方法

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP3640880B1 (ja)
JP (1) JP7091990B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113306525B (zh) * 2021-07-12 2022-05-06 上海瓶钵信息科技有限公司 汽车nfc数字钥匙实现系统、方法及介质、汽车nfc数字钥匙
JP2023034660A (ja) * 2021-08-31 2023-03-13 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置及びこれを備えた車両、情報処理方法、並びにプログラム
DE102023003778A1 (de) 2023-09-18 2024-09-05 Mercedes-Benz Group AG Verfahren und System zum Steuern eines mobilen Gerätes und mobiles Gerät

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016016835A (ja) 2014-07-11 2016-02-01 株式会社東海理化電機製作所 カーシェアシステム
JP2018021422A (ja) 2016-08-05 2018-02-08 株式会社デンソー 電子キーシステムおよび電子キー
US20180053362A1 (en) 2016-08-19 2018-02-22 Volkswagen Ag Communication system for managing usage rights on a vehicle
JP2019070276A (ja) 2017-10-10 2019-05-09 株式会社東海理化電機製作所 カーシェアリングシステム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004187096A (ja) * 2002-12-04 2004-07-02 Toshiba Corp キーレスエントリシステムおよびキーレスエントリ方法
JP5639411B2 (ja) 2010-08-18 2014-12-10 パーク二四株式会社 鍵箱および車両
KR101881167B1 (ko) * 2011-06-13 2018-07-23 주식회사 케이티 차량 제어 시스템
JP6193785B2 (ja) * 2014-03-03 2017-09-06 株式会社東海理化電機製作所 カーシェアシステム
GB201608859D0 (en) * 2016-03-08 2016-07-06 Continental Automotive Systems Secure smartphone based access and start authorization system for vehicles
JP6372523B2 (ja) * 2016-06-28 2018-08-15 トヨタ自動車株式会社 施解錠システム、キーユニット
EP3335942B1 (en) * 2016-12-14 2019-11-20 Nxp B.V. Secure vehicle access system, key, vehicle and method therefor

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016016835A (ja) 2014-07-11 2016-02-01 株式会社東海理化電機製作所 カーシェアシステム
JP2018021422A (ja) 2016-08-05 2018-02-08 株式会社デンソー 電子キーシステムおよび電子キー
US20180053362A1 (en) 2016-08-19 2018-02-22 Volkswagen Ag Communication system for managing usage rights on a vehicle
JP2019070276A (ja) 2017-10-10 2019-05-09 株式会社東海理化電機製作所 カーシェアリングシステム

Also Published As

Publication number Publication date
EP3640880A1 (en) 2020-04-22
JP2020063621A (ja) 2020-04-23
EP3640880B1 (en) 2021-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10984616B2 (en) Car sharing system and car sharing program
JP6292719B2 (ja) 車両無線通信システム、車両制御装置、携帯機
JP6695774B2 (ja) 生体認証併用電子キーシステム
JP2016171486A (ja) 車両無線通信システム、車両制御装置、携帯機
CN109658547B (zh) 车辆共享系统
JP2019010918A (ja) カーシェアリングシステム
US10220814B2 (en) Vehicle control system
JP2016531801A (ja) 制御装置と識別要素との間のデータ交換により自動車内でコマンドをトリガするための方法
JP6374175B2 (ja) 通信装置、車両制御装置、および車両制御システム
US11110894B2 (en) Car sharing system
JP7091990B2 (ja) 車両用制御システム及び方法
CN109649330B (zh) 车辆共享系统
WO2015137186A1 (ja) ドア解錠システムおよびドア解錠方法
JP2017115439A (ja) 車載装置及び認証システム
JP5985941B2 (ja) キー認証装置
JP6094719B2 (ja) ドア解錠システムおよびドア解錠方法
JP2017203314A (ja) 無線通信システム
JP2019041348A (ja) リレーアタック検出装置及びリレーアタック検出方法
JP2017214792A (ja) 車両用認証システム及び携帯機
US20190381972A1 (en) Portable device, on-board device, and wireless communication system for vehicles
JP2018180842A (ja) ユーザ認証システム及びユーザ認証方法
JP2012162943A (ja) 電子キー及び電子キーシステム
JP2005307480A (ja) 車両用遠隔制御装置
JP2015078523A (ja) 車両制御システム
JP2020066860A (ja) 作動可否決定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220530

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7091990

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151