JP2018021422A - 電子キーシステムおよび電子キー - Google Patents
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Abstract
【課題】電子キーの消費電力の増加を抑制しつつ、電子キーを介して車載機と携帯端末とが通信を行うことが可能な電子キーシステム、および電子キーを提供する。【解決手段】電子キー200と、車載機と、携帯端末とを有する電子キーシステムであって、電子キーは、車載機と無線通信を行う第1通信部202と、携帯端末と無線通信を行う第2通信部206とを備え、第2通信部は、携帯端末との無線通信が可能な通信モードと、通信モードよりも消費電力が小さく、携帯端末との無線通信を行わない省電力モードとを切り替え可能に構成され、電子キーは、第1通信部が通信を行うことに基づいて、第2通信部を通信モードに移行させ、第2通信部が通信を終了した場合に、第2通信部を省電力モードへ移行させる電力制御部209をさらに備える。【選択図】図3
Description
本発明は、車両で用いられる車載機とユーザが携帯する電子キーとの間で無線通信を行うことで車載機が電子キーを認証する電子キーシステムと、電子キーシステムで用いられる電子キーに関する。
特許文献1には、Bluetooth Low Energy(Bluetoothは登録商標)を用いて車載機との間で無線通信を行う通信部を追加で備えることにより、高機能化された電子キーが開示されている。
一方、車載機との間で無線通信を行う通信部(以下、第1通信部)に加えて、携帯電話機等の携帯端末との間で無線通信を行う追加の通信部(以下、第2通信部)を備えることが考えられる。これにより、例えば電子キーに代わって携帯端末から車両を操作可能とし、操作性の向上など電子キーシステムを高機能化することが考えられる。また、このような電子キーを用いる電子キーシステムは、車載機と携帯端末とを電子キーを介して通信させることが可能となる。したがって、電子キーの介在によりセキュリティ性を保ちながら車載機と携帯端末とを通信させることが可能となる。
しかし、電子キーが第1通信部に加えて第2通信部を追加で備えるとした場合、第2通信部の消費電力分、電子キーの消費電力が増加することとなる。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、電子キーの消費電力の増加を抑制しつつ、電子キーを介して車載機と携帯端末とが通信を行うことが可能な電子キーシステム、および電子キーを提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、発明の更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するための本発明は、ユーザが携帯する電子キー(200、200b)と、車両(10)に搭載され、電子キーとの無線通信にしたがって電子キーを認証する車載機(100、100a、100c)と、ユーザに携帯され、電子キーを介して車載機と無線通信を行う携帯端末(300)とを有する電子キーシステムであって、電子キーは、車載機と無線通信を行う第1通信部(202)と、携帯端末と無線通信を行う第2通信部(206)とを備え、第2通信部は、無線通信が可能な通信モードと、通信モードよりも消費電力が小さく、携帯端末との無線通信を行わない省電力モードとを切り替え可能に構成され、電子キーは、第1通信部が通信を行うことに基づいて、第2通信部を通信モードに移行させ、第2通信部が通信を終了した場合に、第2通信部を省電力モードへ移行させる電力制御部(209)をさらに備える。
以上の構成によれば、第1通信部が車載機との間で通信を行うことに基づいて、電力制御部が、第2通信部を、携帯端末との通信が可能な通信モードに移行させる。これにより、電子キーは、車載機と第1通信部との間で通信を行うことに基づいて、第2通信部と携帯端末との間でも通信を行うことが可能となる。したがって、電子キーを介して車載機と携帯電話機が通信を行うことが可能となる。
第2通信部が携帯端末との通信を終了した場合、電力制御部は、第2通信部を、通信モードよりも消費電力の小さい省電力モードへ移行させる。これにより、第2通信部が携帯端末との通信を終了した場合、再び電力制御部によって通信モードに移行されるまで、第2通信部が省電力モードとなる。したがって、第2通信部による消費電力の増加が抑制され、電子キーの消費電力の増加を抑制することが可能となる。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態としての電子キーシステム1を図面に基づいて説明する。電子キーシステム1の構成および作動の詳細な説明に入る前に、電子キーシステム1の作動概略を図1に沿って説明する。電子キーシステム1は、自動車10で用いられる車載機100と、ユーザが携帯する電子キー200と、ユーザが携帯するスマートフォン300とを備える。
以下、本発明の第1実施形態としての電子キーシステム1を図面に基づいて説明する。電子キーシステム1の構成および作動の詳細な説明に入る前に、電子キーシステム1の作動概略を図1に沿って説明する。電子キーシステム1は、自動車10で用いられる車載機100と、ユーザが携帯する電子キー200と、ユーザが携帯するスマートフォン300とを備える。
車載機100は、電子キー200との無線通信にしたがって車載機100に対応する電子キー200を認証し、認証が成立した場合にはドアロックの開閉操作を許可するなどの制御を自動車10に対して行う。
電子キー200は、ユーザに携帯される無線通信機であり、車載機100による認証が成立することにより、自動車10に対するキーとして機能する。電子キー200は車載機100と無線通信を行うとともに、スマートフォン300と無線通信を行う。これにより、車載機100とスマートフォン300との間の無線通信を仲介する。なお、本実施形態における電子キー200とスマートフォン300との無線通信は、Bluetooth Low Energy(以下、BLE)規格に基づいて行われる。
スマートフォン300は、請求項の携帯端末に相当し、電子キー200との間で無線通信を行い、電子キー200の仲介によって車載機100との間で無線通信を行う。本実施形態の電子キーシステム1は、この車載機100とスマートフォン300との通信によって、スマートフォン300にあらかじめ記憶されたユーザ設定を車載機100に送信する。本実施形態におけるユーザ設定は、ユーザごとにあらかじめ設定された運転席の位置およびサイドミラーの角度とする。ユーザ設定を受信した車載機100は、運転席を移動させるとともに、サイドミラーの角度を調整することにより、運転席の位置およびサイドミラーの角度を、ユーザ設定が示す運転席の位置およびサイドミラーの角度とする。
[車載機100の構成]
図2を用いて車載機100の構成を説明する。車載機100は、車載機制御部101と、車載機通信部102とを備える。車載機通信部102は、RF受信部103と、LF送信部104とを備える。RF受信部103は、後述するRF送信部203が無線送信するRF帯の信号を受信する無線通信機である。本実施形態におけるRF帯は、300MHz〜3GHz帯とする。LF送信部104は、自動車10の車室内やトランク内、およびドアハンドルなどに設けたアンテナから、車室内やトランク内、および車外にLF帯の信号を送信する無線通信機であり、例えば135kHzで信号を送信する。なお、本実施形態のLF帯は長波もしくは超長波を意味する。
図2を用いて車載機100の構成を説明する。車載機100は、車載機制御部101と、車載機通信部102とを備える。車載機通信部102は、RF受信部103と、LF送信部104とを備える。RF受信部103は、後述するRF送信部203が無線送信するRF帯の信号を受信する無線通信機である。本実施形態におけるRF帯は、300MHz〜3GHz帯とする。LF送信部104は、自動車10の車室内やトランク内、およびドアハンドルなどに設けたアンテナから、車室内やトランク内、および車外にLF帯の信号を送信する無線通信機であり、例えば135kHzで信号を送信する。なお、本実施形態のLF帯は長波もしくは超長波を意味する。
車載機制御部101は、CPU、ROM、RAM等よりなるマイクロコンピュータを主体として構成されており、CPUが、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、ROMなどの非遷移的実体的記録媒体(non-transitory tangible storage medium)に記憶されているプログラムを実行することで、認証部105と、設定反映部106としての作動を行う。
認証部105は、電子キー200との無線通信に基づいて、車載機100に対応する電子キー200を認証する。具体的には、LF送信部104に、リクエスト信号を電子キー200に対して送信させる。なお、リクエスト信号は、電子キー200に対して電子キー200を特定するキーIDを含むレスポンス信号の送信を要求する信号である。RF受信部103が、電子キー200が送信するレスポンス信号を受信すると、レスポンス信号に含まれるキーIDと、車載機制御部101が備えるROMにあらかじめ記憶されたキーIDとが一致するか否かを判断し、一致した場合に電子キー200の認証が成立したとする。
設定反映部106は、電子キー200が送信したユーザ設定をRF受信部103が受信したと判断すると、運転席の位置およびサイドミラーの角度をユーザ設定が反映された状態とするために、運転席やサイドミラーに設けられたアクチュエータ12を、ボデーECU11を通じて駆動する。
[電子キー200の構成]
図3を用いて電子キー200の構成を説明する。電子キー200は、キー制御部201と、第1通信部202と、信号強度測定部205と、キー側BLEモジュール206とを備えて構成される。
図3を用いて電子キー200の構成を説明する。電子キー200は、キー制御部201と、第1通信部202と、信号強度測定部205と、キー側BLEモジュール206とを備えて構成される。
第1通信部202は、RF送信部203と、LF受信部204とを備える。RF送信部203は、レスポンス信号やユーザ設定を車載機100に対して送信する無線通信機であり、例えば315MHzで信号を送信する。ただし、RF帯において、315MHz以外の周波数を用いてもよい。LF受信部204は、車載機100が備えるLF送信部104が無線送信する信号を受信する無線通信機である。信号強度測定部205は、LF受信部204が受信する信号の受信信号強度を逐次測定する。
キー側BLEモジュール206は、BLE規格に基づいて無線通信を行う無線通信機であり、スマートフォン300が備える、BLE規格に基づいて無線通信を行う無線通信機との間で無線通信を行う。キー側BLEモジュール206は、請求項の第2通信部に相当する。なお、キー側BLEモジュール206は、無線通信が可能な通信モードと、通信モードより消費電力が小さく、無線通信を行わない省電力モードとを切り替え可能に構成されている。本実施形態における省電力モードは、キー側BLEモジュール206の電源を遮断することで実現される。例えば、キー側BLEモジュール206と電源とをスイッチを介して接続し、スイッチを切ることで電源を遮断すればよい。
キー制御部201は、CPU、ROM、RAM等よりなるマイクロコンピュータを主体として構成されており、CPUが、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、ROMなどの非遷移的実体的記録媒体に記憶されているプログラムを実行することで、第1通信制御部207と、第2通信制御部208と、電力制御部209としての作動を行う。
第1通信制御部207は、第1通信部202が備えるRF送信部203およびLF受信部204を制御し、車載機100との間で無線通信を行う。具体的には、第1通信制御部207は、車載機100が送信するリクエスト信号をLF受信部204が受信したと判断した場合に、RF送信部203に車載機100に対してレスポンス信号を送信させる。また、キー側BLEモジュール206が、スマートフォン300が送信するユーザ設定を受信したと判断した場合に、RF送信部203に車載機100に対してユーザ設定を送信させる。
第2通信制御部208は、キー側BLEモジュール206が通信モードとなると、キー側BLEモジュール206を制御してスマートフォン300との間で無線通信を行い、ユーザ設定を取得する。
電力制御部209は、第1通信部202が車載機100と通信を行ったと判断すると、キー側BLEモジュール206を通信モードに移行させる。本実施形態では、信号強度測定部205が測定した、LF受信部204が受信した信号の受信信号強度が所定の値以上となった場合に、第1通信部202が車載機100と通信を行っているとして、キー側BLEモジュール206を通信モードに移行させる。所定の値は、信号を受信したか否かを判断する閾値である。また、電力制御部209は、キー側BLEモジュール206が、スマートフォン300との通信を終了した場合に、キー側BLEモジュール206の電源を遮断することにより、キー側BLEモジュール206を省電力モードに移行させる。
[スマートフォン300の構成]
図4を用いてスマートフォン300の構成を説明する。スマートフォン300は、スマートフォン側BLEモジュール301と、スマートフォン制御部302と、タッチパネル303とを備えて構成される。なお、スマートフォン300は図示しないスピーカやマイク、カメラなどの他、基地局を介して公衆回線に接続する無線通信部も備える。
図4を用いてスマートフォン300の構成を説明する。スマートフォン300は、スマートフォン側BLEモジュール301と、スマートフォン制御部302と、タッチパネル303とを備えて構成される。なお、スマートフォン300は図示しないスピーカやマイク、カメラなどの他、基地局を介して公衆回線に接続する無線通信部も備える。
スマートフォン側BLEモジュール301は、BLE規格に基づいて無線通信を行う無線通信機であり、キー側BLEモジュール206との間で無線通信を行う。具体的には、キー側BLEモジュール206が通信モードとなり、キー側BLEモジュール206とスマートフォン側BLEモジュール301とが通信可能となった場合に、スマートフォン側BLEモジュール301は、キー側BLEモジュール206に対してユーザ設定を送信する。タッチパネル303は、画像を表示するディスプレイと、指によるタッチ操作が可能な入力装置とが一体となった入出力装置である。
スマートフォン制御部302は、CPU、ROM、RAM等よりなるマイクロコンピュータを主体として構成されており、CPUが、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、ROMなどの非遷移的実体的記録媒体に記憶されているプログラムを実行することで、ユーザ設定送信部304としての作動を行う。なお、スマートフォン制御部302が備えるROMには、あらかじめユーザ設定が記憶されている。ユーザ設定の入力は、ユーザがタッチパネル303を操作することによって入力すればよい。あるいは、車載機100が電子キー200を介してスマートフォン300に送信することによって記憶させるとしてもよい。電子キー200を介してスマートフォン300に送信する例については後述の変形例で示す。
ユーザ設定送信部304は、キー側BLEモジュール206とスマートフォン側BLEモジュール301とが通信可能となったと判断すると、スマートフォン制御部302が備えるROMにあらかじめ記憶されたユーザ設定を、スマートフォン側BLEモジュール301に送信させる。
[車載機100の作動]
車載機100が備える車載機制御部101の作動を、図5のフローチャートに沿って説明する。車載機制御部101は、イグニッションスイッチがオフである場合など、リクエスト信号を周期的に車外に送信する条件が成立すると、図5に示す処理をS1から周期的に実行する。実行する周期は、例えば100ミリ秒周期とすればよい。
車載機100が備える車載機制御部101の作動を、図5のフローチャートに沿って説明する。車載機制御部101は、イグニッションスイッチがオフである場合など、リクエスト信号を周期的に車外に送信する条件が成立すると、図5に示す処理をS1から周期的に実行する。実行する周期は、例えば100ミリ秒周期とすればよい。
S1では、LF送信部104に、リクエスト信号を車外に送信させる。S2では、電子キー200の認証が成立したか否かを判断する。具体的には、RF受信部103が、電子キー200が送信するレスポンス信号を受信し、かつレスポンス信号に含まれるキーIDが、車載機制御部101が備えるROMに記憶されたキーIDと一致するか否かを判断する。レスポンス信号を受信し、かつキーIDが一致した場合は、電子キー200の認証が成立したとして、S3の処理に進む。レスポンス信号を受信しなかったか、受信したがキーIDが一致しなかった場合は、認証が成立しなかったとして、図5に示す処理を終了する。
S3では、電子キー200の認証が成立したことにより、ドアロックを開錠する操作を許可する旨を、自動車10が備える、ドアロックを制御するドアロックECUに送信する。S1からS3の処理は、認証部105としての処理である。
S4では、所定の期間に、RF受信部103が、電子キー200が送信するユーザ設定を受信したか否かを判断する。所定の期間は、キー側BLEモジュール206が省電力モードから通信モードに移行し、スマートフォン300から電子キー200を通じて車載機100にユーザ設定が送信されるまでの時間に基づいて決定され、例えばS3の処理を終了してから300ミリ秒とすればよい。ユーザ設定を受信したと判断した場合はS5に進み、受信していないと判断した場合は図5に示す処理を終了する。S5では、ボデーECU11を通じてアクチュエータ12を駆動し、S4で受信したユーザ設定が示す運転席の位置およびサイドミラーの角度に運転席およびサイドミラーを調整する。S4およびS5の処理は、設定反映部106としての処理である。
[電子キー200の作動]
電子キー200が備えるキー制御部201の作動を、図6のフローチャートに沿って説明する。キー制御部201は、図6に示す処理をS11から周期的に実行する。実行する周期は、例えば100ミリ秒周期とすればよい。
電子キー200が備えるキー制御部201の作動を、図6のフローチャートに沿って説明する。キー制御部201は、図6に示す処理をS11から周期的に実行する。実行する周期は、例えば100ミリ秒周期とすればよい。
S11では、LF受信部204が、車載機100が送信するリクエスト信号を受信したが否かを判断する。本実施形態では、リクエスト信号を受信したか否かは、信号強度測定部205が測定する受信信号強度が所定の値以上となることにより信号を受信したと判断し、かつ信号のヘッダ部分にリクエスト信号を意味する情報が含まれているか否かによって判断する。所定の値は、信号を受信したか否かを判断する閾値である。リクエスト信号を受信したと判断した場合S12に進み、受信していないと判断した場合は図6に示す処理を終了する。
S12では、RF送信部203に、電子キー200を特定するキーIDを含んだレスポンス信号を車載機100に対して送信させる。S11およびS12は、第1通信制御部207としての処理である。
S13では、キー側BLEモジュール206の電源を投入することで、省電力モードから通信モードに移行させる。S13は、電力制御部209としての処理である。S14では、キー側BLEモジュール206とスマートフォン300との通信により、ユーザ設定を取得し、その後、キー側BLEモジュール206とスマートフォン300との通信を終了する。S14の処理は、第2通信制御部208としての処理である。
S15では、キー側BLEモジュール206の電源を遮断し、通信モードから省電力モードに移行させる。S15は、直前のS14の処理において、第2通信部が通信を終了した後に実行される、キー側BLEモジュール206を省電力モードに移行させる処理である。したがって、S15の処理は電力制御部209としての処理である。
S16では、RF送信部203に、S14の処理で取得したユーザ設定を車載機100に対して送信させ、図6に示す処理を終了する。S16の処理は、第1通信制御部207としての処理である。
[第1実施形態のまとめ]
以上、説明した第1実施形態によれば、S11の処理において信号強度測定部205が測定した受信信号強度が所定の値以上であると判断されることに基づいて、S12の処理を経て電力制御部209としての処理であるS13の処理が行われる。これにより、電子キー200を所持するユーザが自動車10に接近し、LF受信部204が受信した、車載機100が送信するリクエスト信号の受信信号強度が所定の値以上となると、電力制御部209がキー側BLEモジュール206を通信モードに移行させる。通信モードに移行したキー側BLEモジュール206は、スマートフォン300が備えるスマートフォン側BLEモジュール301との間で通信を行う。よって、電子キー200を所持するユーザが自動車10に接近し、電子キー200と車載機100との間で通信を行う場合に、電子キー200とスマートフォン300との間で通信を行うことが可能となる。従って、電子キー200を介して車載機100とスマートフォン300とが通信を行うことが可能となる。
以上、説明した第1実施形態によれば、S11の処理において信号強度測定部205が測定した受信信号強度が所定の値以上であると判断されることに基づいて、S12の処理を経て電力制御部209としての処理であるS13の処理が行われる。これにより、電子キー200を所持するユーザが自動車10に接近し、LF受信部204が受信した、車載機100が送信するリクエスト信号の受信信号強度が所定の値以上となると、電力制御部209がキー側BLEモジュール206を通信モードに移行させる。通信モードに移行したキー側BLEモジュール206は、スマートフォン300が備えるスマートフォン側BLEモジュール301との間で通信を行う。よって、電子キー200を所持するユーザが自動車10に接近し、電子キー200と車載機100との間で通信を行う場合に、電子キー200とスマートフォン300との間で通信を行うことが可能となる。従って、電子キー200を介して車載機100とスマートフォン300とが通信を行うことが可能となる。
また、S14の処理においてキー側BLEモジュール206がスマートフォン300との通信を行い、その後通信を終了することに基づいて電力制御部209としての処理であるS15の処理が行われ、キー側BLEモジュール206が省電力モードに移行する。これにより、キー側BLEモジュール206は、スマートフォン300との通信を終了し、S15の処理によって省電力モードとなると、再びS13の処理によって通信モードに移行するまで省電力モードとなる。したがって、S13の処理が行われてからS15の処理が行われるまでの間のみキー側BLEモジュール206の電源が投入され、S15の処理が行われてから、再びS13の処理が行われるまでの間、キー側BLEモジュール206の電源が遮断される。よって、電子キー200の消費電力の増加が抑制される。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態を説明する。この第2実施形態以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用できる。
次に、第2実施形態を説明する。この第2実施形態以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用できる。
図7を用いて、第2実施形態における電子キーシステムが備える車載機100aの構成を説明する。車載機100aが備える車載機制御部101aは、第1実施形態における車載機制御部101の機能に加えて、認証通知部107としての機能を備える。
認証通知部107は、認証部105による電子キー200の認証が成立した場合に、LF送信部104に、認証が成立した旨を通知する認証信号を電子キー200に対して送信させる。
車載機制御部101aの作動を、図8のフローチャートに沿って説明する。図8に示す処理は、第1実施形態における図5に示す処理に代わって実行される処理である。
S1、S2、およびS3からS5までの処理は、図5のフローチャートに示す処理と同一である。本実施形態では、S2の処理における判断がYESとなった場合、S2aの処理に進む。
S2aでは、LF送信部104に、S2の処理において電子キー200の認証が成立した旨を通知する認証信号を電子キーに対して送信させ、S3の処理に進む。S2aの処理は、認証部105としての処理であるS2の処理において電子キー200の認証が成立した場合に行われる、認証信号を送信する処理である。従って、S2aの処理は認証通知部107としての処理である。
第2実施形態におけるキー制御部201の作動を図9のフローチャートに沿って説明する。図9に示す処理は、第1実施形態における図6に示す処理に代わって実行される処理である。
S11、S12、およびS13からS16までの処理は図6のフローチャートに示す処理と同一である。本実施形態では、S12の処理を行った後、S12aの処理に進む。S12aでは、LF受信部204が、車載機100aが送信する認証信号を所定の期間内に受信したか否かを判断する。所定の期間は、レスポンス信号を受信した車載機100aが認証を行い、認証が成立した旨を認証信号として送信するまでの時間に基づいて決定され、例えばS12の処理を終了してから50ミリ秒とすればよい。受信したと判断した場合はS13に進み、受信していないと判断した場合は図9に示す処理を終了する。S12aの処理は、電力制御部209としての処理である。
以上、説明した第2実施形態によれば、車載機100aが備える認証通知部107は、LF送信部104に、認証部105による電子キー200の認証が成立した旨を示す認証信号を電子キー200に対して送信させる。電子キー200は、S12aの処理においてLF受信部204が認証信号を受信したと判断することに基づいて、電力制御部209としての処理であるS13の処理を行う。従って、車載機100aを用いる自動車10に、車載機100aに対応する電子キー200を所持するユーザが接近すると、電子キー200の認証が成立することにより車載機100aから認証信号が送信される。LF受信部204が認証信号を受信すると、電力制御部209がキー側BLEモジュール206を通信モードに移行させる。通信モードに移行したキー側BLEモジュール206は、スマートフォン300が備えるスマートフォン側BLEモジュール301との間で通信を行う。
よって、車載機100aを用いる自動車10に、車載機100aに対応する電子キー200を所持するユーザが接近し、車載機100aと電子キー200との通信に従って電子キー200の認証が成立した場合に、電子キー200とスマートフォン300との間で通信を行うことが可能となる。従って、第1実施形態と同様に、電子キー200を介して車載機100aとスマートフォン300とが通信を行うことが可能となる。
また、本実施形態では、S12aの処理によって認証が成立したと判断された場合に、S13の処理が行われてキー側BLEモジュール206が通信モードに移行する。つまり、受信信号強度が所定の値以上となった場合であっても、電子キー200に対応する車載機100a以外が送信するリクエスト信号を受信した場合には認証が成立しないので、キー側BLEモジュール206が通信モードに移行しない。従って、第1実施形態と比較して、電子キー200の消費電力の増加をさらに抑制することが可能となる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態を説明する。第3実施形態における電子キーシステムが備える電子キー200bの構成を図10に沿って説明する。電子キー200bは、第1実施形態における電子キー200の構成に加えて、電子キー200bに加わる振動を検知する振動センサ211を備える。振動センサ211は、請求項の振動検知部に相当し、本実施形態では加速度センサを用いる。
次に、第3実施形態を説明する。第3実施形態における電子キーシステムが備える電子キー200bの構成を図10に沿って説明する。電子キー200bは、第1実施形態における電子キー200の構成に加えて、電子キー200bに加わる振動を検知する振動センサ211を備える。振動センサ211は、請求項の振動検知部に相当し、本実施形態では加速度センサを用いる。
第3実施形態におけるキー制御部201の作動を図11のフローチャートに沿って説明する。図11に示す処理は、第1実施形態における図6に代わって実行される処理である。
S11、S12、およびS13からS16までの処理は、図6のフローチャートに示す処理と同一である。本実施形態では、S12を行った後、S12bの処理に進む。S12bでは、振動センサ211が、所定の期間に振動を検知したか否かを判断する。振動を検知したか否かは、例えば振動センサ211が測定する加速度の値が所定の値以上となった場合に振動を検知したとすればよい。なお、所定の期間は、電子キー200bがリクエスト信号を受信できるエリアに入ったことにより、電子キー200bがレスポンス信号を送信してから、電子キー200bを所持するユーザがドアロックの開錠操作を行うまでに必要な時間に基づいて決定される。本実施形態では、S12の処理を終了した時点から200ミリ秒の間とする。振動を検知したと判断した場合にはS13に進み、検知していないと判断した場合は図11のフローチャートに示す処理を終了する。
以上、説明した第3実施形態によれば、S11の処理において信号強度測定部205が測定した受信信号強度が所定の値以上であると判断され、かつS12bの処理において、S12の処理が終了した時点から200ミリ秒の間に振動センサ211が振動を検知していたと判断された場合、電力制御部209としての処理であるS13の処理が実行される。従って、電子キー200bを所持するユーザが自動車10に接近すると、電力制御部209がキー側BLEモジュール206を通信モードに移行させる。通信モードに移行したキー側BLEモジュール206は、スマートフォン300が備えるスマートフォン側BLEモジュール301との間で通信を行う。
よって、車載機100を用いる自動車10に、電子キー200bを所持するユーザが接近した場合に、電子キー200bとスマートフォン300との間で通信を行うことが可能となる。従って、第1実施形態と同様に、電子キー200bを介して車載機100とスマートフォン300とが通信を行うことが可能となる。
また、本実施形態では、S12bの処理によって振動を検知したと判断された場合に、S13の処理が行われてキー側BLEモジュール206が通信モードに移行する。このため、受信信号強度が所定の値以上となった場合であっても、電子キー200bを所持するユーザが移動していない場合には、振動が検知されずキー側BLEモジュール206が通信モードに移行しない。従って、第1実施形態と比較して、電子キー200bの消費電力の増加をさらに抑制することが可能となる。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態を説明する。第4実施形態における電子キーシステムが備える車載機100cは、ユーザが自動車10のドアロックを施錠した際に自動車10の窓が開いていると判断すると、窓が開いている旨を、電子キー200を通じてスマートフォン300に送信する。スマートフォン300は、窓が開いている旨を受信すると、その旨をタッチパネル303が備えるディスプレイに表示することでユーザに対して報知する。
次に、第4実施形態を説明する。第4実施形態における電子キーシステムが備える車載機100cは、ユーザが自動車10のドアロックを施錠した際に自動車10の窓が開いていると判断すると、窓が開いている旨を、電子キー200を通じてスマートフォン300に送信する。スマートフォン300は、窓が開いている旨を受信すると、その旨をタッチパネル303が備えるディスプレイに表示することでユーザに対して報知する。
図12を用いて車載機100cの構成を説明する。車載機100cは、第1実施形態における車載機100の構成に加えて、車載機側BLEモジュール111を備える。また、車載機100cが備える車載機制御部101cは、認証部105と、窓開閉検知部108と、通信要求部109と、車両情報送信部110としての機能を有する。
車載機側BLEモジュール111は、BLE規格に従って無線通信を行う無線通信機であり、スマートフォン300が備えるスマートフォン側BLEモジュール301との間で無線通信を行う。
本実施形態における認証部105は、ドアロックの施錠を許可する機能を備える。なお、この機能は第1実施形態の説明では不要であったため、第1実施形態では説明していないが、第1実施形態の認証部105もこの機能を備える。
ドアロックの施錠を許可する機能は、具体的には、自動車10が備えるドアの外側面に設けられたドアロックボタン13が操作されると、電子キー200との無線通信に基づいて、車載機100cに対応する電子キー200の認証を行う。ドアロックボタン13が操作され、かつ電子キー200の認証が車外で成立した場合、認証部105は、ユーザが車両を降り、ドアロックボタン13を操作してドアロックを施錠する意図を示しているとみなしてドアロックの施錠を許可する。従って、認証部105は、ユーザが自動車10を降りた旨を検知する、請求項の降車検知部に相当する機能を備えている。
窓開閉検知部108は、認証部105が電子キー200の認証を成立させた場合に、自動車10に設けられた窓の開閉状態を検知する窓開閉センサ14が出力する信号から、窓が開いているか否かを判断する。通信要求部109は、窓開閉検知部108が、窓が開いていると判断した場合に、LF送信部104に、キー側BLEモジュール206を通信モードに移行させるよう要求する通信要求信号を電子キー200に対して送信させる。
車両情報送信部110は、LF送信部104に、自動車10の状態をスマートフォン300に通知するための車両情報を、電子キー200に対して送信させる。本実施形態で送信される車両情報は、自動車10の状態をスマートフォン300に通知するために必要となる、車載機側BLEモジュール111とスマートフォン側BLEモジュール301との通信を確立させるための情報であり、具体的には車載機100cを特定する車載機IDである。
車載機100cの作動を図13のフローチャートに沿って説明する。車載機制御部101cは、ドアロックボタン13が操作されると、図13に示す処理をS1から順に実行する。
S1およびS2の処理は図5に示す処理と同一である。本実施形態においては、S2の判断がYESとなると、S23の処理に進む。S23では、電子キー200の認証が成立したことにより、ドアロックの施錠を許可する旨を、自動車10が備える、ドアロックを制御するドアロックECUに送信する。S2およびS23の処理は、認証部105としての処理である。車載機制御部101cは、図13に示す処理を開始する条件であるドアロックボタン13が操作されることと、S2の処理により車外で電子キー200の認証が成立することとに基づいて、ユーザが自動車10から降りた旨を検知する。車載機制御部101cは、ユーザが自動車10から降りた旨を検知すると、S23の処理でドアロックの施錠を許可した後、自動車10の状態をスマートフォン300に通知するための処理であるS24以降の処理に進む。
S24では、窓開閉センサ14が出力する信号から、窓が開いているか否かを判断する。窓が開いていると判断した場合はS25の処理に進み、開いていないと判断した場合は図13に示す処理を終了する。S24の処理は、窓開閉検知部108としての処理である。
S25では、LF送信部104に、キー側BLEモジュール206を通信モードに移行させるよう要求する通信要求信号を電子キー200に対して送信させる。S25の処理は、通信要求部109としての処理である。
S26では、LF送信部104に、車載機100cを特定する車載機IDを車両情報として電子キー200に対して送信させる処理である。S26の処理は、車両情報送信部110としての処理である。
S27では、RF受信部103が、電子キー200が送信する、スマートフォン300を特定するスマートフォンIDを所定の期間に受信したか否かを判断する。所定の期間は、キー側BLEモジュール206が省電力モードから通信モードに移行し、スマートフォン300から電子キー200を通じて車載機100cにスマートフォンIDが送信されるまでの時間に基づいて決定され、例えばS26の処理を終了してから300ミリ秒とすればよい。受信したと判断した場合はS28に進み、受信していないと判断した場合は図13に示す処理を終了する。
S28の処理では、車載機側BLEモジュール111に、S27の処理で受信したスマートフォンIDが特定するスマートフォン300に対して、窓が開いている旨を送信させ、図13に示す処理を終了する。なお、窓が開いている旨を受信したスマートフォン300は、タッチパネル303が備えるディスプレイに窓が開いている旨を表示し、ユーザに報知する。
電子キー200の作動を図14のフローチャートに沿って説明する。キー制御部201は、図14に示す処理をS11から順に周期的に実行する。
S11、S12、S13、およびS15は図6に示す処理と同一である。本実施形態では、S12の処理が終了するとS12cの処理を行う。また、S13の処理が終了するとS14cの処理を行い、S15の処理が終了するとS16cの処理を行う。
S12cの処理では、LF受信部204が、所定の時間に車載機100cが送信する通信要求信号および車載機IDを受信したか否かを判断する。所定の時間は、車載機100cが電子キー200の認証を成立させ、通信要求信号を送信するまでに時間を考慮して決定され、例えばレスポンス信号を送信してから30ミリ秒とすればよい。受信したと判断した場合はS13の処理に進み、受信していないと判断した場合は図14に示す処理を終了する。
S14cの処理では、キー側BLEモジュール206と、スマートフォン側BLEモジュール301との通信により、車載機IDとスマートフォンIDの送受信を行う。具体的には、スマートフォン300に対して、S12cの処理で受信した車載機IDを送信するとともに、スマートフォン300から、スマートフォン300を特定するスマートフォンIDを取得する。車載機IDとスマートフォンIDの送受信が終了するとS15の処理に進む。車載機IDを受信したスマートフォン300は、車載機IDが特定する車載機100cとの通信を確立する。
S16cの処理では、RF送信部203に、S14cの処理で取得したスマートフォンIDを、車載機100cに対して送信させ、図14に示す処理を終了する。
以上、説明した第4実施形態によれば、電子キー200を所持するユーザが、自動車10の窓が開いたままドアロックボタン13を操作しドアロックを施錠しようとした場合、S2およびS24の処理がYESとなる。これによりS25およびS26の処理が実行され、電子キー200に対して通信要求信号および車両情報が送信される。
電子キー200が通信要求信号および車両情報を受信すると、S12cの判断がYESとなることにより、電力制御部209としての処理であるS13の処理が行われ、キー側BLEモジュール206を通信モードに移行する。これにより、スマートフォン300が備えるスマートフォン側BLEモジュール301との間で通信を行う。従って、第1実施形態と同様に、電子キー200を介して車載機100とスマートフォン300とが通信を行うことが可能となる。
また、窓が開いている旨がスマートフォン300に送信され、スマートフォン300が備えるタッチパネル303のディスプレイに表示されることにより、ユーザはドアロックを施錠した場合に窓を閉め忘れに気づくことが容易となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
<変形例1>
実施形態において、電力制御部209が、キー側BLEモジュール206全体の電源を遮断することによって、キー側BLEモジュール206による消費電力を減少させ、省電力モードを実現するとしていた。しかし、省電力モードを実現する方法は、これに限られない。例えば、キー制御部201の、キー側BLEモジュール206のうちの一部の電源を遮断し、キー側BLEモジュール206の機能の一部を休止させて消費電力を減少させることにより、省電力モードを実現するとしてもよい。
実施形態において、電力制御部209が、キー側BLEモジュール206全体の電源を遮断することによって、キー側BLEモジュール206による消費電力を減少させ、省電力モードを実現するとしていた。しかし、省電力モードを実現する方法は、これに限られない。例えば、キー制御部201の、キー側BLEモジュール206のうちの一部の電源を遮断し、キー側BLEモジュール206の機能の一部を休止させて消費電力を減少させることにより、省電力モードを実現するとしてもよい。
<変形例2>
第4実施形態において、車載機制御部101cは、ユーザが自動車10から降りた旨を検知した場合に、さらに窓が開いている旨を検知すると、窓が開いている旨を車両の状態としてスマートフォン300に対して送信するとしていた。しかし、ユーザが自動車10から降りた旨を検知した場合に、車載機制御部101cがスマートフォン300に送信する車両の状態はこれに限られない。例えば、ユーザが自動車10から降りた旨を検知した場合に、さらに自動車10の前照灯が点灯している旨を検知すると、前照灯が点灯している旨を車両の状態として送信し、スマートフォン300に報知させるとしてもよい。また、ユーザが自動車10から降りた旨を検知した場合に、燃料やバッテリーの残量、走行距離などを車両の状態として送信し、スマートフォン300に報知させるとしてもよい。あるいは、ユーザが自動車10から降りた旨を検知した場合に、運転席の位置やミラーの角度を車両の状態としてスマートフォン300に送信し、送信した運転席の位置やミラーの角度をユーザ設定としてスマートフォン300に記憶させるとしてもよい。この場合、記憶されたユーザ設定は、これ以降にユーザが自動車10に乗り込む際に車載機100に送信され、車載機100が、運転席の位置やミラーの角度を、ユーザ設定が示す運転席の位置やミラーの角度とすればよい。
第4実施形態において、車載機制御部101cは、ユーザが自動車10から降りた旨を検知した場合に、さらに窓が開いている旨を検知すると、窓が開いている旨を車両の状態としてスマートフォン300に対して送信するとしていた。しかし、ユーザが自動車10から降りた旨を検知した場合に、車載機制御部101cがスマートフォン300に送信する車両の状態はこれに限られない。例えば、ユーザが自動車10から降りた旨を検知した場合に、さらに自動車10の前照灯が点灯している旨を検知すると、前照灯が点灯している旨を車両の状態として送信し、スマートフォン300に報知させるとしてもよい。また、ユーザが自動車10から降りた旨を検知した場合に、燃料やバッテリーの残量、走行距離などを車両の状態として送信し、スマートフォン300に報知させるとしてもよい。あるいは、ユーザが自動車10から降りた旨を検知した場合に、運転席の位置やミラーの角度を車両の状態としてスマートフォン300に送信し、送信した運転席の位置やミラーの角度をユーザ設定としてスマートフォン300に記憶させるとしてもよい。この場合、記憶されたユーザ設定は、これ以降にユーザが自動車10に乗り込む際に車載機100に送信され、車載機100が、運転席の位置やミラーの角度を、ユーザ設定が示す運転席の位置やミラーの角度とすればよい。
<変形例3>
第1実施形態においては、車載機100と電子キー200が通信を行っていると判断し、電力制御部209がキー側BLEモジュール206を通信モードに移行させる条件を、受信信号強度が所定の値以上となることとしていた。また、第2実施形態においては、認証信号を受信することも条件としており、第3実施形態においては受信信号強度が所定の値以上となり、かつ振動を検知することを条件としている。しかし、電力制御部209がキー側BLEモジュール206を通信モードに移行させる条件はこれに限られない。例えば、先述の条件を組み合わせて用いてもよい。具体的には、認証信号を受信し、かつ振動を検知することを、電力制御部209がキー側BLEモジュール206を通信モードに移行させる条件としてもよい。
第1実施形態においては、車載機100と電子キー200が通信を行っていると判断し、電力制御部209がキー側BLEモジュール206を通信モードに移行させる条件を、受信信号強度が所定の値以上となることとしていた。また、第2実施形態においては、認証信号を受信することも条件としており、第3実施形態においては受信信号強度が所定の値以上となり、かつ振動を検知することを条件としている。しかし、電力制御部209がキー側BLEモジュール206を通信モードに移行させる条件はこれに限られない。例えば、先述の条件を組み合わせて用いてもよい。具体的には、認証信号を受信し、かつ振動を検知することを、電力制御部209がキー側BLEモジュール206を通信モードに移行させる条件としてもよい。
<変形例4>
実施形態において、車載機100との間で通信を行う第1通信部202は、LF受信部204とRF送信部203とを備えるとしていた。また、電子キー200は、請求項の第2通信部に相当する部材としてキー側BLEモジュール206を備えるとしていた。しかし、これらの通信に用いる周波数帯や通信規格は、これに限られない。
実施形態において、車載機100との間で通信を行う第1通信部202は、LF受信部204とRF送信部203とを備えるとしていた。また、電子キー200は、請求項の第2通信部に相当する部材としてキー側BLEモジュール206を備えるとしていた。しかし、これらの通信に用いる周波数帯や通信規格は、これに限られない。
<変形例5>
第1実施形態から第3実施形態は、ユーザが自動車10に接近する場合を例としており、これらの実施形態において、車載機100は、スマートフォン300との通信を、全て電子キー200を介して行うとしていた。
第1実施形態から第3実施形態は、ユーザが自動車10に接近する場合を例としており、これらの実施形態において、車載機100は、スマートフォン300との通信を、全て電子キー200を介して行うとしていた。
また、第4実施形態は、ユーザが自動車10のドアロックを施錠した場合を例としており、この実施形態においては、車載機100は、一旦電子キー200を介して通信を行った後は、スマートフォン300と直接通信を行うとしていた。しかし、一旦電子キー200を介してスマートフォン300と車載機100とが通信してもよい。したがって、ユーザの状況と通信方法の組み合わせはこれに限られない。例えば、第1実施形態から第3実施形態のように、ユーザが自動車10に接近する場合にスマートフォン300との間で直接通信を行うとしてもよい。また、第4実施形態のように、ユーザが自動車10のドアロックを施錠した場合に、スマートフォン300との通信を全て電子キー200を介して行うとしてもよい。この場合、窓が開いているなどの車両の状態を車両情報として電子キー200に送信し、電子キー200は車載機100から受信した車両情報をスマートフォン300に対して送信すればよい。
<変形例6>
実施形態において、電子キー200を介して車載機100と通信を行う携帯端末としてスマートフォン300を用いるとしていた。しかし、電子キー200を介して車載機100と通信を行う携帯端末として、スマートフォン300でない携帯電話機や携帯ゲーム機、携帯音楽プレイヤーなどを用いるとしてもよい。
実施形態において、電子キー200を介して車載機100と通信を行う携帯端末としてスマートフォン300を用いるとしていた。しかし、電子キー200を介して車載機100と通信を行う携帯端末として、スマートフォン300でない携帯電話機や携帯ゲーム機、携帯音楽プレイヤーなどを用いるとしてもよい。
<変形例7>
第4実施形態において、ドアロックボタン13が操作され、かつ認証部105が車外で電子キー200の認証が成立したと判断した場合に、ユーザが自動車10を降りたとみなすことにより、ユーザが自動車10を降りた旨を検知するとしていた。しかし、ユーザが自動車10を降りた旨を検知する方法は、これに限られない。例えば、イグニッションスイッチがオフの状態でドアが開き、再び閉まった場合に、ユーザが自動車10を降りたと判断するとしてもよい。あるいは、ユーザが座っている旨を検知する着座センサを運転席に設け、運転席横のドアが開き、再び閉まった際に、ユーザが座っている旨を着座センサが検知していない場合に、ユーザが自動車10を降りたと判断するとしてもよい。もちろん、これらの方法を組み合わせてユーザが自動車10を降りた旨を検知するとしてもよい。
第4実施形態において、ドアロックボタン13が操作され、かつ認証部105が車外で電子キー200の認証が成立したと判断した場合に、ユーザが自動車10を降りたとみなすことにより、ユーザが自動車10を降りた旨を検知するとしていた。しかし、ユーザが自動車10を降りた旨を検知する方法は、これに限られない。例えば、イグニッションスイッチがオフの状態でドアが開き、再び閉まった場合に、ユーザが自動車10を降りたと判断するとしてもよい。あるいは、ユーザが座っている旨を検知する着座センサを運転席に設け、運転席横のドアが開き、再び閉まった際に、ユーザが座っている旨を着座センサが検知していない場合に、ユーザが自動車10を降りたと判断するとしてもよい。もちろん、これらの方法を組み合わせてユーザが自動車10を降りた旨を検知するとしてもよい。
1:電子キーシステム 10:自動車 11:ボデーECU 12:アクチュエータ 13:ドアロックボタン 14:窓開閉センサ 100:車載機 101:車載機制御部 102:車載機通信部 103:RF受信部 104:LF送信部 105:認証部 106:設定反映部 107:認証通知部 108:窓開閉検知部 109:通信要求部 110:車両情報送信部 200:電子キー 201:キー制御部 202:第1通信部 203:RF送信部 204:LF受信部 205:信号強度測定部 206:キー側BLEモジュール 207:第1通信制御部 208:第2通信制御部 209:電力制御部 211:振動センサ 300:スマートフォン 301:スマートフォン側BLEモジュール 302:スマートフォン制御部 303:タッチパネル 304:ユーザ設定送信部
Claims (9)
- ユーザが携帯する電子キー(200、200b)と、
車両(10)に搭載され、前記電子キーとの無線通信にしたがって前記電子キーを認証する車載機(100、100a、100c)と、
前記ユーザに携帯され、前記電子キーを介して前記車載機と無線通信を行う携帯端末(300)とを有する電子キーシステムであって、
前記電子キーは、
前記車載機と無線通信を行う第1通信部(202)と、
前記携帯端末と無線通信を行う第2通信部(206)とを備え、
前記第2通信部は、無線通信が可能な通信モードと、前記通信モードよりも消費電力が小さく、無線通信を行わない省電力モードとを切り替え可能に構成され、
前記電子キーは、
前記第1通信部が通信を行うことに基づいて、前記第2通信部を前記通信モードに移行させ、前記第2通信部が通信を終了した場合に、前記第2通信部を前記省電力モードへ移行させる電力制御部(209)をさらに備える電子キーシステム。 - 請求項1において、
前記省電力モードは、前記第2通信部の電源を遮断することによって実現され、
前記電力制御部は、前記第2通信部の電源を遮断することによって、前記第2通信部を前記省電力モードに移行させる電子キーシステム。 - 請求項1または2において、
前記車載機は、
前記電子キーに対してLF帯の無線信号を送信するLF送信部(104)を備え、
前記第1通信部は、
前記LF送信部が送信するLF帯の無線信号を受信するLF受信部(204)を備える電子キーシステム。 - 請求項1から3のいずれか1項において、
前記電子キーは、
前記第1通信部が受信した信号の受信信号強度を測定する信号強度測定部(205)をさらに備え、
前記電力制御部は、前記信号強度測定部が測定した前記受信信号強度が所定の値以上となった場合に、前記第2通信部を通信モードに移行させる電子キーシステム。 - 請求項3において、
前記車載機は、
前記電子キーを認証する認証部(105)と、
前記認証部による電子キーの認証が成立した場合に、前記LF送信部に、前記電子キーの認証が成立した旨を通知する認証信号を前記電子キーに対して無線送信させる認証通知部(107)をさらに備え、
前記電力制御部は、前記LF受信部が前記認証信号を受信した場合に、前記第2通信部を通信モードに移行させる電子キーシステム。 - 請求項4において、
前記電子キーは、
前記電子キーに加わる振動を検知する振動検知部(211)をさらに備え、
前記電力制御部は、前記信号強度測定部が測定した前記受信信号強度が所定の値以上となり、かつ前記受信信号強度が所定の値以上となった時刻に応じて定まる所定の期間に前記振動検知部が振動を検知した場合に、前記第2通信部を通信モードに移行させる電子キーシステム。 - 請求項5において、
前記電子キーは、
前記電子キーに加わる振動を検知する振動検知部(211)をさらに備え、
前記電力制御部は、前記第1通信部が前記認証信号を受信し、かつ前記認証信号を受信した時刻に応じて定まる所定の期間に前記振動検知部が振動を検知していた場合に、前記第2通信部を通信モードに移行させる電子キーシステム。 - 請求項3または5において、
前記車載機は、
前記ユーザが前記車両を降りた旨を検知する降車検知部(105)と、
前記降車検知部が、前記ユーザが前記車両を降りた旨を検知することに基づいて、前記車載機に、前記第2通信部と前記携帯端末との通信を要求する通信要求信号を前記電子キーに対して送信させる通信要求部(109)と、
前記通信要求部が通信要求信号を送信させた場合に、前記LF送信部に、前記車両の状態を前記携帯端末に通知するための車両情報を前記電子キーに対して送信させる車両情報送信部(110)とをさらに備え、
前記電力制御部は、前記LF受信部が前記通信要求信号を受信した場合に、前記第2通信部を通信モードに移行させる電子キーシステム。 - ユーザに携帯され、車両(10)で用いられる車載機(100、100a、100c)およびユーザに携帯される携帯端末(300)と無線通信を行う電子キー(200、200b)であって、
前記車載機と無線通信を行う第1通信部(202)と、
前記携帯端末と無線通信を行う第2通信部(206)とを備え、
え、
前記第2通信部は、前記携帯端末との無線通信が可能な通信モードと、前記通信モードよりも消費電力が小さく、前記携帯端末との無線通信を行わない省電力モードとを切り替え可能に構成され、
前記第1通信部が通信を行うことに基づいて、前記第2通信部を前記通信モードに移行させ、前記第2通信部が通信を終了した場合に、前記第2通信部を前記省電力モードへ移行させる電力制御部(209)をさらに備える電子キー。
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