JP4938482B2 - 受信制御装置 - Google Patents

受信制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4938482B2
JP4938482B2 JP2007027611A JP2007027611A JP4938482B2 JP 4938482 B2 JP4938482 B2 JP 4938482B2 JP 2007027611 A JP2007027611 A JP 2007027611A JP 2007027611 A JP2007027611 A JP 2007027611A JP 4938482 B2 JP4938482 B2 JP 4938482B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reception
frequency
signal
priority
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007027611A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008190274A (ja
Inventor
裕文 岡田
秀信 花木
知康 鈴木
武俊 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP2007027611A priority Critical patent/JP4938482B2/ja
Publication of JP2008190274A publication Critical patent/JP2008190274A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4938482B2 publication Critical patent/JP4938482B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

この発明は、無線機能を有する携帯機からの無線信号を受信する受信制御装置に関する。
従来、セキュリティ機器を無線による通信によって遠隔操作する通信制御システムとして、例えば特許文献1に記載される車両用通信制御システムが提案されている。
この車両用通信制御システムでは、車両ユーザによって所持される携帯機と、車両に搭載された通信制御装置との間で無線による通信を行わせることにより、車両のドア錠を自動的に施解錠させたり、エンジンの始動を許可したりするようになっている。
詳しくは、通信制御装置は、車両周辺の所定領域や車両室内の所定領域にリクエスト信号を送信するようになっている。また、携帯機は、対応する通信制御装置から送信されたリクエスト信号を受信すると、自身に予め設定された識別コード(IDコード)を含むIDコード信号を自動的に返信するようになっている。そして、通信制御装置は、IDコード信号を受信すると、該IDコード信号のIDコードと自身に予め設定されたIDコードとの比較(照合)を行い、該IDコード同士が一致したことを条件として、ドア錠を自動的に解錠させたり、エンジンを始動許可状態にしたりする制御を行うようになっている。
特開2001−311333号公報
ところで、例えば携帯機から送信される送信信号にノイズ等の外乱が混入した場合には、該送信信号に含まれるIDコード等のデータが変質してしまい、通信制御装置は、本来のIDコード等を認識することができない。例えば、周期的に発生するノイズが送信信号の送信周期と同期した場合には、従来の通信制御システムでは連続的に通信不良が生じてしまうおそれがある。このため、上記従来の通信制御システムでは、ノイズ耐性の点において改善の余地が残されている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ノイズ等の外乱に起因する通信不良の発生を抑制することができる受信制御装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、複数種の周波数によって無線信号を送信する携帯機からの同
無線信号を受信し、同無線信号に基づく制御を行う受信制御装置であって、前記複数種の周波数の無線信号を受信可能な受信手段と、前記受信手段の受信周波数を制御する受信制御手段とを備え、前記受信制御手段は、予め設定した受信待機時間が経過する毎に前記受信手段の受信周波数を予め設定した優先順位に基づいて順に前記受信手段を各受信周波数で受信待機状態とする受信制御を行うとともに、設定された受信周波数において前記受信手段が無線信号を受信しない場合、又は設定された受信周波数において前記受信手段が受信した無線信号を対応する信号として認識できない場合には、前記受信手段を予め設定した優先順位の次の受信周波数で受信待機状態とする受信制御を行い、設定された受信周波数において前記受信手段が受信した無線信号を対応する信号として認識できない場合には、同無線信号を受信した受信周波数の優先順位を他の受信周波数よりも低く設定する優先順位変更制御を行うことをその要旨としている。
同構成によれば、受信待機時間が経過する毎に受信手段の受信周波数が受信制御手段によって変更され、対応する周波数で送信された携帯機からの無線信号が受信手段によって受信される。このため、それぞれ異なる周波数で無線信号を送信する携帯機や、複数種の周波数で無線信号を送信可能な携帯機との間でも確実に無線通信を行うことが可能となる。しかも、受信可能な周波数帯が増えることから、対外乱性能を向上させることができ、携帯機からの無線信号に外乱が混入することに起因する携帯機との通信不良を抑制することができる。さらに、受信制御手段は、設定された受信周波数において受信手段が受信した無線信号を対応する信号として認識できない場合には、同無線信号を受信した受信周波数の優先順位を他の受信周波数よりも低く設定する優先順位変更制御を行う。この結果、受信待機状態の受信周波数の優先順位が変更されて、ノイズの影響がない受信周波数が先に受信待機状態となるため、携帯機と受信制御装置との通信を早期に成立させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の受信制御装置において、前記受信制御手段は、設定された受信周波数において前記受信手段が受信した無線信号を対応する信号として認識できる場合には、同無線信号を受信した受信周波数の優先順位を他の受信周波数よりも高く設定する優先順位変更制御を行うことをその要旨としている。
同構成によれば、受信制御手段が設定された受信周波数において受信手段が受信した無線信号を対応する信号として認識できる場合には、同無線信号を受信した受信周波数の優先順位を他の受信周波数よりも高く設定する優先順位変更制御を行う。この結果、受信待機状態の優先順位の低い受信周波数によって無線信号を対応する信号として認識した場合にも、受信待機状態の受信周波数の優先順位が変更されて、ノイズの影響がなく受信がで
きる受信周波数が先に受信待機状態となるため、携帯機と受信制御装置との通信を早期に成立させることができる。
本発明によれば、ノイズ等の外乱に起因する通信不良の発生を抑制することができる。
以下、本発明にかかる受信制御装置を車両用通信制御システムに具体化した一実施形態について図1〜図5を参照して説明する。
図1に示すように、車両用通信制御システム1は、車両2の所有者(ユーザ)によって所持される携帯機10と、該車両2に配設される受信制御装置20とを備えている。
携帯機10は、無線通信機能を有し、受信制御装置20と通信可能となっている。詳しくは、携帯機10は、CPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットによって構成された制御部11と、その制御部11に電気的に接続された送信部12と、該携帯機10の意匠面に設けられてユーザによって操作可能な操作部13とを備えている。
送信部12は、送信回路の送信周波数を変更するPLL回路(図示略)を備え、制御部11から出力される周波数切替信号に基づいてPLL回路から送信回路に対する出力周波数が決定され、送信回路はその出力周波数に基づいて制御部11から入力される操作信号(施解錠操作信号)を所定周波数の電波に変調して送信アンテナ12aから外部に送信する。このため、この送信部12は、該操作信号を複数種の周波数(本実施形態では第1周波数fa及び第2周波数fbである。)の電波に変調可能となっている。なお、送信部12の構成は、上記に限定されず、複数種の周波数の電波に変調可能であるとともに、送信できる構成であればよい。
操作部13は、例えば押しボタンスイッチによって構成され、解錠操作を行うための解錠操作スイッチと、施錠操作を行うための施錠操作スイッチとによって構成されている。そして、該操作部13が操作されると、その旨を示す施解錠操作信号(施錠操作信号、解錠操作信号)が制御部11に入力される。
制御部11は不揮発性のメモリ11Mを備え、そのメモリ11Mには予め設定された固有のIDコードと、施錠コード及び解錠コードとが記録されている。そして、制御部11は、操作部13から操作信号が入力されると、対応する操作信号(施解錠操作信号)の出力制御を行う。なお、図2に示すように、施解錠操作信号は、ヘッダに付与されたスタートビットと、IDコードと、施解錠の旨を示す操作コードとからなるデータフレームによって構成されている。
そして、制御部11は、送信部12を介して施解錠操作信号の送信を行う際に、6個のデータフレーム(第1〜第6データフレーム)を連続的に送信させる。その際に制御部11は、送信部12に対して周波数切換信号を出力することにより、周波数チャンネル(送信チャンネル)を第1チャンネルまたは第2チャンネルに切り換え、両チャンネルで施解錠操作信号を送信させる。より詳しくは、第1チャンネルは第1周波数faに設定され、第2チャンネルは第2周波数fbに設定され、第1チャンネルは第2チャンネルよりも優先順位が高く設定されている。そして、制御部11は、優先順位が高い第1チャンネルによって第1〜第3データフレームを送信させ、第4〜第6データフレームを第2チャンネルで送信させる。すなわち、制御部11は、優先順位が高い順に全てのチャンネルで施解錠操作信号(データフレーム)を送信させるとともに、一つのチャンネルで複数のデータフレームを送信させる。なお、一つのチャンネルで送信されるデータフレーム数は3つに限らない。
図1に示すように、受信制御装置20は、CPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットによって構成された受信制御手段としての通信制御部21と、その通信制御部21に電気的に接続された受信手段としての受信部22とを備えている。
受信部22は、受信アンテナ22aを介して携帯機10から複数種の周波数(本実施形態では第1周波数fa及び第2周波数fbである。)の電波によって送信される施解錠操作信号を受信可能となっている。詳しくは、携帯機10の送信部12のようにPLL回路を用いて局部発信周波数を可変とすることにより複数種の周波数の電波を検波可能となっている。そして、受信部22は、それら信号をパルス信号に復調して通信制御部21に出力する。なお、受信部22の構成は、上記に限定されず、複数種の周波数の電波を受信するとともに、復調できる構成であればよい。
通信制御部21は不揮発性のメモリ21Mを備え、そのメモリ21Mには、対応する携帯機10に設定されたIDコードと同等のIDコードが記録されている。また、通信制御部21には、ドアロック装置23が電気的に接続されている。なお、ドアロック装置23は、アクチュエータを用いてドア錠を自動的に施解錠する装置であり、通信制御部21から解錠信号が入力されるとドア錠を解錠し、施錠信号が入力されるとドア錠を施錠するとともに、ドア錠の施解錠状態を示す施解錠状態信号を通信制御部21に出力する。このため、通信制御部21は、ドアロック装置23から入力される施解錠状態信号に基づいて、ドア錠の施解錠状態を認識可能となる。
通信制御部21は、受信部22を介して施解錠操作信号の受信を行う。その際に通信制御部21は、受信部22に対して周波数切替信号を出力することにより周波数チャンネル(受信周波数)を第1チャンネルまたは第2チャンネルに切り替え、両チャンネルで施解錠操作信号を受信させる。より詳しくは、第1チャンネルは第1周波数faに設定され、第2チャンネルは第2周波数fbに設定され、初期状態にあっては、第1チャンネルは第2チャンネルよりも優先順位が高く設定されている。つまり、初期状態では、携帯機10の送信周波数の優先順位と同じ優先順位が受信制御装置20の受信周波数に設定されている。そして、通信制御部21は、そのとき優先順位が高い順に全てのチャンネルによって受信待機状態とする。
こうした通信制御部21は、携帯機10からの施解錠操作信号を受信するための受信制御及び優先順位変更制御を行う。そこで、通信制御部21によって行われる受信制御及び優先順位変更制御を図3及び図4に示すフローチャートに従って説明する。ここで、優先順位の高い周波数を周波数A、低い周波数を周波数Bとする。
図3及び図4に示すように、通信制御部21は、第1チャンネルで受信待機状態とするべく受信部22に対して周波数制御信号を出力し、受信部22によって周波数A(第1周波数fa)の電波を受信可能な状態にする(ステップS1)。そして、通信制御部21は、その周波数A(第1周波数fa)の電波を受信したか否かを判断する(ステップS2)。詳しくは、受信部22が周波数A(第1周波数fa)の無線信号の受信強度を検出したか否かを判断する。
ここで、通信制御部21は、周波数A(第1周波数fa)の電波を受信した場合(ステップS2:YES)には、受信した電波を復調したパルス信号が規定パルスであるか否かを判断する(ステップS3)。詳しくは、通信制御部21は、規定パルスとしてのデータフレームのスタートビットが含まれているか否かを判断する。
ここで、通信制御部21は、受信した電波にスタートビットが含まれている場合(ステップS3:YES)には、対応するIDコードが該電波に含まれるか否かを判断し、対応する携帯機10から送信された施解錠操作信号であるか否かを判断する(ステップS4)。
その結果、通信制御部21は、該電波が対応する施解錠操作信号であると判断した場合(ステップS4:YES)には、該施解錠操作信号に含まれる施解錠コードに基づいて施錠信号または解錠信号をドアロック装置23に出力し、ドア錠を施解錠させる(ステップS5)。そして、ここでの処理を一旦終了する。
これに対し、通信制御部21は、周波数A(第1周波数fa)の電波を受信しない場合(ステップS2:NO)には、受信待機時間が終了するまで、すなわちステップS6において「YES」と判定されるまで繰り返す。すなわち、通信制御部21は、受信待機時間が経過するまでの間、周波数A(第1周波数fa)の無線信号の認識を行う。なお、図5において受信待機時間は無線信号を認識可能な時間としてT3に設定されている。そして、受信待機時間が終了する(ステップS6:YES)と、ステップS11の処理へ移行する。
通信制御部21は、受信した電波にスタートビットが含まれていないと判断した場合(ステップS3:NO)には、データフレーム1つ分の送信時間と同等の時間(サーチ時間)が終了するまで、すなわちステップS7において「YES」と判定されるまで繰り返す。すなわち、通信制御部21は、サーチ時間が経過するまでの間、規定パルス(スタートビット)のサーチを行う。なお、図5において受信待機時間はT4に設定されている。
通信制御部21は、サーチ時間が終了する(ステップS7:YES)と、第1周波数faの優先順位を第2周波数fbよりも低く設定する(ステップS8)。その後、ステップS11の処理へ移行する。また、通信制御部21は、該電波が対応する施解錠操作信号でないと判断した場合(ステップS4:NO)には、ステップS8の処理へ移行する。
続いて、通信制御部21は、第2チャンネルで受信待機状態とするべく受信部22に対して周波数制御信号を出力し、受信部22によって周波数B(第2周波数fb)の電波を受信可能な状態にする(ステップS11)。そして、通信制御部21は、その周波数B(第2周波数fb)の電波を受信したか否かを判断する(ステップS12)。詳しくは、受信部22が周波数B(第2周波数fb)の無線信号の受信強度を検出したか否かを判断する。
ここで、通信制御部21は、周波数B(第2周波数fb)の電波を受信した場合(ステップS12:YES)には、受信した電波を復調したパルス信号が規定パルスであるか否かを判断する(ステップS13)。詳しくは、通信制御部21は、規定パルスとしてのデータフレームのスタートビットが含まれているか否かを判断する。
ここで、通信制御部21は、受信した電波にスタートビットが含まれている場合(ステップS13:YES)には、対応するIDコードが該電波に含まれるか否かを判断し、対応する携帯機10から送信された施解錠操作信号であるか否かを判断する(ステップS14)。
その結果、通信制御部21は、該電波が対応する施解錠操作信号であると判断した場合(ステップS14:YES)には、該施解錠操作信号に含まれる施解錠コードに基づいて施錠信号または解錠信号をドアロック装置23に出力し、ドア錠を施解錠させる(ステップS15)。そして、ここでの処理を一旦終了する。
これに対し、通信制御部21は、周波数B(第2周波数fb)の電波を受信しない場合(ステップS12:NO)には、受信待機時間が終了するまで、すなわちステップS16において「YES」と判定されるまで繰り返す。すなわち、通信制御部21は、受信待機時間が経過するまでの間、周波数B(第2周波数fb)の無線信号の認識を行う。そして、受信待機時間が終了する(ステップS16:YES)と、ここでの処理を一旦終了する。
通信制御部21は、受信した電波にスタートビットが含まれていないと判断した場合(ステップS13:NO)には、データフレーム1つ分の送信時間と同等の時間(サーチ時間)が終了するまで、すなわちステップS17において「YES」と判定されるまで繰り返す。すなわち、通信制御部21は、サーチ時間が経過するまでの間、規定パルス(スタートビット)のサーチを行う。
通信制御部21は、サーチ時間が終了する(ステップS17:YES)と、第2周波数fbの優先順位を第1周波数faよりも低く設定する(ステップS18)。その後、ここでの処理を一旦終了する。また、通信制御部21は、該電波が対応する施解錠操作信号でないと判断した場合(ステップS14:NO)には、ステップS18の処理へ移行する。
通信制御部21によるこうした制御が行われることにより、携帯機10と受信制御装置20とにおける受信周波数の優先順位変更制御は以下のように行われる。初期状態では、第1周波数faは第2周波数よりも優先順位が高く設定されている。
まず、周波数Aによって通信が成立し、優先順位変更制御が一度も行われなかった場合、周波数Aによって通信が成立せず、周波数Bによっても通信が成立せず、優先順位変更制御が一度も行われなかった場合、及び周波数Aによって通信が成立せず、周波数Aおいては優先順位変更制御が行われず、周波数Bによっても通信が成立せず、周波数Bにおいては優先順位変更制御が行われた場合には、受信周波数の優先順位は初期状態と変わらず、第1周波数faは第2周波数よりも優先順位が高く設定される。
次に、周波数Aによって通信が成立せず、周波数Aにおいては優先順位変更制御が行われ、周波数Bによっても通信が成立せず、周波数Bにおいては優先順位変更制御が行われなかった場合には、第1周波数faの優先順位が低く設定されるため、第2周波数fbは第1周波数faよりも優先順位が高く設定される。
次に、周波数Aによって通信が成立せず、周波数Aおいては優先順位変更制御が行われ、周波数Bによっても通信が成立せず、周波数Bにおいても優先順位変更制御が行われた場合には、まず第1周波数faの優先順位が低く設定されることにより、第2周波数fbは第1周波数faよりも優先順位が高く設定され、次に第2周波数fbの優先順位が低く設定されることにより、第1周波数faは第2周波数fbよりも優先順位が高く設定される。結果として、初期状態と同じ優先順位となる。
なお、通信制御部21は、携帯機10との通信状況に応じて設定された周期でこうした受信制御を行う。具体的には、図5に示すように、通信制御部21は、施解錠操作信号のデータフレーム1つ分の送信時間よりも長く、且つ2つ分よりは短い時間となる周期(受信待機周期)Tで受信制御を行うようになっている。このため、通信制御部21は、受信周波数変更制御を一度行った後は、間欠時間T2が経過する毎に受信制御を行うようになっている。ちなみに、本実施形態において通信制御部21は、施解錠操作信号を認識できない状態における受信待機周期Tが一定となるように設定されている。このため、受信待機時間が変動すると、その変動に応じて間欠時間T2が変化する。
通信制御部21は、無線信号を認識可能な時間T3だけ受信待機状態となり、受信待機状態において電波を受信した場合には、データフレーム1つ分の送信時間と同等の時間(サーチ時間)T4の間、受信待機状態となる。但し、同図にポイントP4で示すように、サーチ時間T4が経過するまでの間(時間T4a)に施解錠操作信号のスタートビットを認識した場合には、その時点からデータフレームの読み込みを開始する。
次に、このように構成された受信制御装置20の動作を、図5に示すタイムチャートに従って説明する。なお、このタイムチャートでは、6個のデータフレーム(第1〜第6データフレーム)が携帯機10から送信されている間、第1チャンネルのノイズが混入している。
受信制御装置20は、図5のポイントP1で示すように、まず第1チャンネルによる受信待機状態となる。そして、受信制御装置20は、施解錠操作信号を受信するものの、第1チャンネルのノイズによって施解錠操作信号のスタートビットを認識できないため、最大で時間T4が経過するまでスタートビットのサーチを行う。
受信制御装置20は、サーチ時間T4を経過してもスタートビットを認識することができないため、ポイントP2で示すように、第2チャンネルによる受信待機状態に変更する。すると、通信制御部21は、携帯機10からは第1チャンネルが送信されており、かつ第1チャンネルのノイズのみであるため、無線信号を認識可能な時間T3だけ受信待機状態となり、その後、間欠時間T2が経過するまで非受信待機状態となる。ここで、受信制御装置20は、第1チャンネルによる受信待機状態では、施解錠操作信号を受信するものの、ノイズの影響によってその施解錠操作信号を対応する信号であると認識できないので、第1チャンネルの優先順位を第2チャンネルより低く設定する。その結果、次回変更制御時にはまず第2チャンネルによる受信待機状態になり、無線信号を認識可能な時間T3が経過するか、またはサーチ時間T4が経過すると第1チャンネルによる受信待機状態に変更する。すなわち、受信制御装置20は、間欠時間T2が経過すると、ポイントP3で示すように、まず第2チャンネルによる受信待機状態となる。そして、受信制御装置20は、携帯機10からは第1チャンネルが送信されているため、無線信号を認識可能な時間T3だけ受信待機状態となる。そして、無線信号の受信がないため、ポイントP4に示すように、第1チャンネルによる受信待機状態に変更する。
受信制御装置20は、施解錠操作信号を受信するものの、第1チャンネルのノイズによって施解錠操作信号のスタートビットを認識できないため、最大で時間T4に設定されたスタートビットのサーチを行う。そして、受信制御装置20は、サーチ時間T4を経過してもスタートビットを認識することができないため、間欠時間T2が経過するまで非受信待機状態となる。
受信制御装置20は、間欠時間T2が経過すると、ポイントP5で示すように、第2チャンネルによる受信待機状態となる。この時点において、携帯機10からの施解錠操作信号が第2チャンネルで送信され、受信制御装置20は、第2チャンネルで電波の受信を開始し、スタートビットのサーチを行う。そして、受信制御装置20は、ポイントP6で示すように、この時点において第2チャンネルのノイズが存在しないため、サーチ時間T4aが経過した時点で施解錠操作信号の第5データフレームのスタートビットを認識するため、この時点から第5データフレームの読み込みを行うとともにIDコードの照合を行う。
その結果、受信制御装置20は、IDコードの照合が成立すると、ポイントP7で示すように、施解錠操作信号に含まれる施解錠コードに基づき、ドアロック装置23に施解錠信号を出力してドア錠を施錠または解錠させる。なお、図示を省略するものの、こうした施解錠制御を行った後にあっては、受信制御装置20は、施解錠操作信号の総送信時間と同等の周期で受信待機状態となる時間が経過した後に再び第2チャンネルで受信待機状態となる。
ところで、受信制御装置20がこうした優先順位変更制御を行わない場合、図5の下部に図示するように、ポイントP1においては本実施形態と同様であり、ポイントP3において、まず第1チャンネルで受信待機状態となり、サーチ時間T4経過後に、第2チャンネルで無線信号を認識可能な時間T3だけ受信待機状態となる。
その後、受信制御装置20は、間欠時間T2が経過すると、ポイントP5で示すように第1チャンネルで受信待機状態となり、サーチ時間T4経過後に、第2チャンネルで電波の受信を開始し、スタートビットのサーチを行う。そして、ポイントP7で示すように、サーチ時間T4aが経過した時点で施解錠操作信号の第6データフレームのスタートビットを認識するため、この時点から第6データフレームの読み込みを行うとともにIDコードの照合を行う。すなわち、優先順位変更制御を行う場合には、第5データフレームにおいて読み込みが行えるため、ポイントP7の時点で施解錠信号を受信することができる。一方、優先順位変更制御を行わない場合には、第6データフレームにおいて読み込みが行えるため、ポイントP8の時点で施解錠信号を受信することができる。その結果、優先順位変更制御を行わない場合よりも優先順位変更制御を行う場合の方が施解錠操作信号をデータフレーム1個分早期に受信することができる。
以上詳述したように、受信制御装置20は、第1チャンネル(第1周波数fa)が第2チャンネル(第2周波数fb)よりも優先順位が高く設定されている場合に、第1チャンネルに干渉するノイズが存在する場合には、第2チャンネルで受信待機状態となることにより、施解錠操作信号を早期に受信する確率が向上する。言い換えれば、予め設定されたチャンネルの優先順位に限らず、ノイズによって受信できないチャンネルの優先順位を低く設定することによって施解錠操作信号を早期に受信することができる。
以上、説明した実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)受信待機時間が経過する毎に受信部22の受信周波数が通信制御部21によって変更され、対応する周波数で送信された携帯機10からの無線信号が受信部22によって受信される。このため、それぞれ異なる周波数で無線信号を送信する携帯機10との間でも確実に無線通信を行うことが可能となる。しかも、受信可能な周波数帯が増えることから、対外乱性能を向上させることができ、携帯機10からの無線信号に外乱が混入することに起因する携帯機10との通信不良を抑制することができる。
(2)通信制御部21は、各受信周波数において受信部22が受信した無線信号を対応する信号として認識できない場合には、同無線信号を受信した受信周波数の優先順位を他の受信周波数よりも低く設定する優先順位変更制御を行う。この結果、受信待機状態の受信周波数の優先順位が変更されて、ノイズの影響がない受信周波数が先に受信状態となるため、携帯機10と受信制御装置20との通信を早期に成立させることができる。
(3)通信制御部21は、規定パルスでない場合、すなわち規定パルスとしてのスタートビットを検出しない場合には、受信周波数の優先順位を低く設定する。これにより、通信制御部21は、電波を受信していても、スタートビットを検出できない場合に、ノイズの影響と判断し、次回受信制御時に早期に受信できる。また、通信制御部21は、対応する施解錠操作信号でない場合にも、受信周波数の優先順位を低く設定する。これにより、通信制御部21は、スタートビットを検出できたが、コードを読み込めない場合に、ノイズの影響と判断し、次回受信制御時に早期に受信できる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態において、図5で示す第1チャンネルのノイズは6個のデータフレーム(第1〜第6データフレーム)が携帯機10から送信されている間混入しているが、ポイントP2とポイントP3との間で無くなった場合には、ポイントP4で示す第1チャンネルによるスタートビットのサーチによって、受信制御装置20は、第1チャンネルのノイズが存在しないため、サーチ時間T4aが経過した時点で施解錠操作信号の第3データフレームのスタートビットを認識し、IDコードの照合を行うことができる。このような場合においては、図4で示すステップS15の次のステップとして「優先順位を高く設定する」を追加するとよい。このようにすれば、受信待機状態の優先順位の低い受信周波数である第1チャンネルによって無線信号を対応する信号として認識した場合にも、次回受信制御時に、第2チャンネルよりも第1チャンネルの優先順位を高く設定されることによって、受信待機状態の受信周波数の優先順位が変更されて、ノイズの影響がなく受信ができる受信周波数である第1チャンネルが先に受信待機状態となるため、携帯機10と受信制御装置20との通信を更に早期に成立させることができる。
・上記実施形態では、ステップS3において受信した電波にデータフレームのスタートビットが含まれるか否か判断することによって規定パルスであるか否か判断したが、これに限らず、パルス信号のON時間又はOFF時間の幅が一致するか否か、並びにパルス信号のON又はOFFの周期が一致するか否か等の所定フォーマットと一致するか否かによって判断してもよい。
・上記実施形態では、ステップS6において、受信待機時間が経過するまでの間、周波数Aの無線信号の認識を行うようにしたが、ステップS2の処理において、無線信号の信号強度が無い場合には受信待機時間が経過していなくとも、ステップS11の処理に移行するようにしてもよい。また、ステップS12においても同様にしてもよい。
・上記実施形態では、ステップS7において、サーチ時間が経過するまでの間、スタートビットのサーチを行うようにしたが、ステップS3の処理において規定パルスが所定フォーマットでないと判断した場合にはサーチ時間が経過していなくとも、ステップS8の処理に移行するようにしてもよい。また、ステップS13においても同様にしてもよい。
・上記の受信制御は、図3及び図4のフローチャートに限らず、この他の受信制御でもよい。
・上記実施形態では、携帯機10から送信される施解錠操作信号を優先順位の高い順に一つのチャンネルで送信するようにしたが、複数のチャンネルで同時に送信するようにしてもよい。
・上記実施形態では、施解錠操作信号は2種類の送信周波数からなる第1及び第2チャンネルで送信され、受信制御装置20は、それら第1及び第2チャンネルで受信可能となっている。しかし、こうしたチャンネル数は3つ以上で構成されていてもよい。例えば、最も優先順位が高い第1チャンネル、次に優先順位が高い第2チャンネル、そして、最も優先順位が低い第3チャンネルの順に施解錠操作信号が送信され、受信制御装置20はそれら3チャンネルで受信可能となっていてもよい。
・上記実施形態では、図2に示されるように、一つのチャンネルで送信されるデータフレーム数を3つにしたが、データフレーム数は3つに限らず、フレームの構成、並びにサーチ時間の設定により変更してもよい。例えば、第1及び第2フレームをデータではなくプリアンブルとし、第3フレームをデータとした構成とし、サーチ時間T4を第1及び第2フレームの合計時間とすることによりデータフレーム数を1つとすることができる。
・上記実施形態において、受信待機の周期Tは、データフレーム1つ分の送信時間よりも短く設定されていてもよい。このようにすれば、一つのチャンネルあたりのデータフレームの個数を2つにすることができ、携帯機10の電力消費量を低減可能となる。
・上記実施形態では、通信制御部21は、受信待機状態となる周期Tが一定となるように間欠時間T2を変化させるようになっている。しかしながら、こうした間欠時間T2を一定とし、受信待機状態となる周期Tを変化させるようになっていてもよい。
・上記実施形態では、通信制御システム1は、車両2のドア錠の施解錠を制御する車両用施解錠制御システムとして具体化されている。しかしながら、こうした通信制御システム1は、必ずしもドア錠の施解錠を制御することに限らず、例えば携帯機10との無線通信に基づいてエンジンの始動許可制御を行うようになっていたり、車両2のセキュリティの設定・解除を行ったりする車両用セキュリティ制御システムとして具体化されてもよい。また、通信制御システム1は、車両2に限らず、住宅等の建物におけるドア錠の施解錠を制御したり、その他のセキュリティの設定・解除を行ったりする建物用セキュリティ制御システムとして具体化されてもよい。さらには、通信制御システム1は、携帯機10との無線通信に基づいて受信制御装置20が何らかの制御を行うようになっていればよく、必ずしもセキュリティ制御を行うようになっていなくてもよい。
通信制御システムの概略構成を示すブロック図。 携帯機から送信される操作信号を模式的に示す図。 通信制御部によって行われる受信制御を示すフローチャート。 通信制御部によって行われる受信制御を示すフローチャート。 通信制御部の受信態様例を示すタイムチャート。
符号の説明
1…車両用通信制御システム、2…車両、10…携帯機、11…制御部、11M…メモリ、12…送信部、12a…送信アンテナ、13…操作部、20…受信制御装置、21…通信制御部、21M…メモリ、22…受信部、22a…受信アンテナ、23…ドアロック装置、A,B…周波数、fa…第1周波数、fb…第2周波数。

Claims (2)

  1. 複数種の周波数によって無線信号を送信する携帯機からの同無線信号を受信し、同無線信号に基づく制御を行う受信制御装置であって、
    前記複数種の周波数の無線信号を受信可能な受信手段と、前記受信手段の受信周波数を制御する受信制御手段とを備え、
    前記受信制御手段は、予め設定した受信待機時間が経過する毎に前記受信手段の受信周波数を予め設定した優先順位に基づいて順に前記受信手段を各受信周波数で受信待機状態とする受信制御を行うとともに、
    設定された受信周波数において前記受信手段が無線信号を受信しない場合、又は設定された受信周波数において前記受信手段が受信した無線信号を対応する信号として認識できない場合には、前記受信手段を予め設定した優先順位の次の受信周波数で受信待機状態とする受信制御を行い、
    設定された受信周波数において前記受信手段が受信した無線信号を対応する信号として認識できない場合には、同無線信号を受信した受信周波数の優先順位を他の受信周波数よりも低く設定する優先順位変更制御を行う
    ことを特徴とする受信制御装置。
  2. 請求項1に記載の受信制御装置において、
    前記受信制御手段は、設定された受信周波数において前記受信手段が受信した無線信号を対応する信号として認識できる場合には、同無線信号を受信した受信周波数の優先順位を他の受信周波数よりも高く設定する優先順位変更制御を行う
    ことを特徴とする受信制御装置。
JP2007027611A 2007-02-07 2007-02-07 受信制御装置 Active JP4938482B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007027611A JP4938482B2 (ja) 2007-02-07 2007-02-07 受信制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007027611A JP4938482B2 (ja) 2007-02-07 2007-02-07 受信制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008190274A JP2008190274A (ja) 2008-08-21
JP4938482B2 true JP4938482B2 (ja) 2012-05-23

Family

ID=39750614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007027611A Active JP4938482B2 (ja) 2007-02-07 2007-02-07 受信制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4938482B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5382779B2 (ja) * 2009-03-13 2014-01-08 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 通信システム、通信方法、および携帯機
JP2011004286A (ja) * 2009-06-19 2011-01-06 Panasonic Electric Works Co Ltd 受信器及びそれを用いた負荷制御システム
JP5256229B2 (ja) 2010-02-19 2013-08-07 トヨタ自動車株式会社 受信装置、及び無線通信システム並びに受信方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008190244A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Denso Corp 電子キーシステム、電子キーシステム用の車載装置、および電子キーシステム用の携帯機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008190274A (ja) 2008-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8532576B2 (en) System for controlling wireless communication between portable device and communication controller
US8138894B2 (en) Vehicle control system and method, and component devices
KR20070096802A (ko) 무선 통신 시스템 및 방법, 및, 휴대 무선 통신 장치 및방법
JP2010167958A (ja) 車載機器制御システム
JP2017203314A (ja) 無線通信システム
JP4938482B2 (ja) 受信制御装置
JP4917392B2 (ja) 携帯機
JP2008202228A (ja) 電子キーシステム、および電子キーシステム用の車載装置
JP4723423B2 (ja) 通信制御装置
JP2007039989A (ja) キーレスエントリー装置
JP4638451B2 (ja) 通信制御装置、及び通信制御システム
JP4714113B2 (ja) 携帯機、通信制御装置、及び通信制御システム
JP4612589B2 (ja) 通信制御装置
JP4871933B2 (ja) 受信機及び受信機における受信チャンネル切り替え方法
JP4897548B2 (ja) 携帯機、通信制御装置、及び通信制御システム
JP2009033529A (ja) 携帯機及び通信制御システム
JP6414452B2 (ja) 車載通信システム及び車載機
JP6658563B2 (ja) 通信システム
JP2008202305A (ja) セキュリティ制御装置、携帯機、及びセキュリティ制御システム
JP5406266B2 (ja) 携帯機
JP2007262793A (ja) 建物用施解錠システムにおける通信中継装置
JPH10155187A (ja) 受信装置及びリモートコントロールシステム
JP4540000B2 (ja) 受信機
JP2016076783A (ja) 車両制御システム
JP2009033528A (ja) 受信機及び通信制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090721

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091009

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111011

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120223

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4938482

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150