JP5135921B2 - スマートキーレスエントリシステム - Google Patents

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本発明は、キーを用いなくても車両のドアをロック/アンロックし、或いはエンジンの始動を許可するスマートキーレスエントリシステムに関し、車両のセキュリティの技術分野に属する。
従来、乗員が携帯する携帯機からの信号に基づいて車両のドアをロックまたはアンロックし、或いはエンジンの始動を許可する制御システムが存在する(例えば、特許文献1参照。)。このシステムにおいては、従来のキーのように手による操作を実行することなく、携帯機を携帯するだけで従来のキーと同様の操作をすることができる。それゆえ、このシステムはスマートキーレスエントリシステムと呼ばれている。
スマートキーレスエントリシステムは、車両に搭載される車載機と乗員が携帯する携帯機とから構成され、これらの間で無線通信を実行することにより、車載機が車両のドアをロックまたはアンロックし、或いはエンジンの始動を許可する制御を実行する。例えば、携帯機を携帯する乗員が乗車するとエンジンの始動が許可される。
このようなスマートキーレスシステムにおいては、車載機は携帯機が該車載機用のものであるか否かを確認するために該携帯機にリクエスト信号を送信し、次にリクエスト信号を受信した携帯機が該携帯機のIDを示すID信号を車載機に送信し、そして車載機がID信号を受信して携帯機のIDを認証する。IDの認証が成立して車載機は、このIDが割り当てられた携帯機に基づく制御を実行する。言い換えると、ID認証が成立しない携帯機に基づく制御を車載機は実行しない。
特開2006−104664公報
このようなID認証によって他の携帯機(ID認証が成立しない携帯機)に基づく制御を車載機が実行することはないが、あるスマートキーレスエントリシステムにおける携帯機と車載機との間の無線通信が、他のシステムにおける携帯機と車載機との間の無線通信を妨害することがある。これは、電波干渉によって起こることであり、例えばスマートキーレスエントリシステムを搭載した車両同士が近接する場合などに起こりえる。
そこで、本発明は、他の車両に搭載されたスマートキーレスエントリシステムの携帯機と車載機との間の無線通信の妨害を抑制することができる、言い換えると電波干渉の原因となることを抑制することができるスマートキーレスエントリシステムを提供することを課題とする。
上述の課題を解決するために、本願の請求項1に記載の発明は、車両に搭載される車載機と乗員が携帯する携帯機とからなり、前記車載機は、携帯機からの信号を受信する車載受信機と、携帯機に対して信号を送信する複数の車載送信機とを有し、前記携帯機は、前記車載受信機に対して信号を送信する携帯送信機と、前記車載送信機からの信号を受信する携帯受信機とを有し、前記車載受信機は前記携帯送信機からの信号を受信して車載制御機器を制御するスマートキーレスエントリシステムであって、前記携帯機は、前記車載機の受信手段に対する該携帯機の存在位置が、車両の車室の内部または外部のいずれであるかを確認する位置確認手段と、前記位置確認手段が確認した存在位置が車室の内部であるとき、前記携帯送信機の送信出力を、前記位置確認手段が確認した存在位置が車室の外部であるときに比べて低くする送信出力制御手段とを有すると共に、前記携帯機は、車両外で操作するための操作スイッチを有し、前記位置確認手段は、前記操作スイッチが操作されたときは前記携帯機が車室の外部に存在すると判定し、かつ、前記送信出力制御手段は、前記位置確認手段が前記携帯機が車室の外部に存在することを確認した場合において、該携帯機が前記車載受信機の近くに存在するときは、遠くに存在するときに比べて、前記携帯送信機の送信出力を低くすることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスマートキーレスエントリシステムにおいて、前記車載送信機は複数の送信アンテナを備え、前記位置確認手段は、前記複数の送信アンテナからの信号に基づいて前記携帯機が前記複数の送信アンテナいずれかの送信範囲内に存在することを確認し、前記送信出力制御手段は、前記位置確認手段が前記携帯機の存在を確認したアンテナの送信範囲が前記車載受信機に近いほど、前記携帯送信機の送信出力を低くすることを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のスマートキーレスエントリシステムにおいて、前記送信アンテナと前記携帯受信機とはLF帯の磁界通信を行い、前記携帯送信機と前記車載受信機とはUHF帯の電波通信を行うことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、車載受信機に対する携帯機の存在位置に基づいて、携帯送信機から車載受信機への送信出力が制御される。すなわち、携帯機が車載受信機に近い場合、具体的には、携帯機が車室の内部に存在する場合は外部に存在する場合に比べて、また、外部に存在する場合において、前記車載受信機に近い場合は遠い場合に比べて、携帯送信機の送信出力が低い出力にされることにより、車載受信機携帯送信機との間の無線通信を実行しつつ、他のスマートキーレスエントリシステムの携帯機と車載機との間の無線通信を妨害することが抑制される。すなわち、低い送信出力でも車載受信機が受信できるにもかかわらず、高い送信出力で携帯送信機が送信することによって起こる電波干渉が抑制される。また、送信出力を低くして携帯送信機車載受信機との間の通信が行われるため、携帯機の内蔵電池の長時間の使用が可能になる。
その場合に、この発明によれば、携帯機が車両の車室の内部にある場合は、車室の外部にある場合に比べて携帯送信機の送信出力が低くされる。これは、車室外部に比べて車室内部の方が車載受信機に近く、また外部に比べて内部の方が携帯送信機の送信出力が低出力でも車載受信機が受信できるためである。その結果、電波干渉の原因となることが抑制される。
さらに、この発明によれば、車両外の乗員が操作するための携帯機の操作スイッチが操作される場合、携帯機は車両の車室外部に明らかに存在するので、この場合、携帯機は車室外部に存在すると判定することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、携帯機は、車載送信機が備える複数の送信アンテナからの信号に基づいて、複数の送信アンテナいずれかの送信範囲内に存在すると確認される。この場合、車載受信機に近い送信アンテナの送信範囲内に存在するほど、携帯送信機の送信出力は低くされる。これにより、車載受信機携帯送信機との間の無線通信を実行しつつ、他のスマートキーレスエントリシステムの携帯機と車載機との間の無線通信を妨害することが抑制される。すなわち、低い送信出力でも車載受信機が受信できるにもかかわらず、高い送信出力で携帯送信機が送信することによって起こる電波干渉が抑制される。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、前記送信アンテナと前記携帯受信機とは、LF帯の磁界通信を行う。これにより、送信アンテナの送信範囲は小さい範囲となり、すなわち送信アンテナと前記携帯受信機との間の通信は近距離通信となり、電波干渉の原因となることが抑制される。一方、前記携帯送信機と前記車載受信機とは、UHF帯の電波通信を行う。これにより、携帯送信機が小型化でき、その結果、携帯機が携帯可能なサイズにされる。
図1は本発明の一実施形態に係るスマートキーレスエントリシステムが搭載された車両と該システムの携帯機が示されている。また、図2には、スマートキーレスエントリシステムの構成が示されている。
図2に示すように、スマートキーレスエントリシステムは、図1に示す車両10に搭載される車載機100と、乗員に携帯される携帯機200とから構成される。
車載機100は、携帯機200に信号を送信するための複数のLF送信アンテナ102a〜102eと、携帯機200からの信号を受信するためのUHF受信機104と、複数のLF送信アンテナ102a〜102eに種々の信号を送信させるとともに、UHF受信機104が受信した信号に基づいて車両10に搭載された制御機器を制御する制御装置106とから構成される。
複数のLF送信アンテナ102a〜102eそれぞれは、図1に示すように、車両10の所定の位置に配置されている。LF送信アンテナ102aは助手席12側の前側ドア14内に、102bはリヤドア16内に、102cは運転席側のドア内18に、102dは助手席12の前側に、そして102eは、車室の中央の後部席20の下に配置されている。
また、複数のLF送信アンテナ102a〜102eそれぞれは、制御装置106に制御されてアンテナ本体周りに出力する信号に対応するLF帯の磁界を形成し、図2に示すように後述する携帯機200の磁界検出回路に形成したLF帯の磁界を検出させて信号(磁界信号)を受信させることにより、アンテナから携帯機への近距離通信(磁界通信)を実行するように構成されている。LF帯の磁界を利用した通信であるため、図3に示すように、LF送信アンテナ102a〜102eの送信範囲(通信可能範囲)は小さい。LF送信アンテナ102aは助手席側ドア14の外側を送信範囲A1とし、102bはリヤドア16の外側を送信範囲A2とし、102cは運転席側ドア18の外側を送信範囲A3とし、102dは車室内前側を送信範囲A4とし、そして102eは車室内後側を送信範囲A5としている。このような近距離通信であるため、例えば他の車両に搭載されたスマートキーレスエントリシステムの携帯機と車載機との間の無線通信を妨害しにくい、すなわち電波干渉の原因になりにくい。
UHF受信機104は、図1や図3に示すように、運転席の前側に配置されている。また、UHF受信機104は、図2に示すように、後述する携帯機200のUHF送信アンテナからのUHF帯の電波信号を受信するように、また受信した電波信号に対応する信号を制御装置106に出力するように構成されている。
制御装置106は、UHF受信機104からの信号に基づいて、車両10に搭載されているドアロックアクチュエータ50、エンジン制御ユニット(ECU)52、警報器54などの車載制御機器を制御するように構成されている。ドアロックアクチュエータ50は、助手席側ドア14、リヤドア16、運転席側ドア18、および後部座席ドアそれぞれに設けられており、これらのドアをロックするまたはアンロックするものである。ECU52は、エンジンを制御するためのもので、制御装置106がECU52にエンジンの始動を許可するように構成されている。なお、エンジンの始動は、制御装置106がエンジンの始動をECU52に許可した後、イグニッションノブスイッチ(図示せず)が乗員によりONされることにより実行される。また、警報機器54は、運転中に携帯機200が車室内部から外部に持ち出されたときに警報するものである。これらの制御機器に対して制御装置106が実行する制御の詳細については後述する。
一方、携帯機200は、図1に示すように携帯可能な大きさのカード状であって、図2に示すように車載機100の複数のLF送信アンテナ102a〜102eのいずれかからの信号を受信するための磁界検出回路202と、車両外の乗員がドアをロックするロックスイッチ204aおよびドアをアンロックするアンロックスイッチ204bと、車載機100のUHF受信機104にUHF送信アンテナ206を介してUHF帯の電波を送信するUHF送信回路208と、UHF送信回路208を制御して種々の信号を送信させる制御装置210とを有する。
磁界検出回路202は、車載機100の複数のLF送信アンテナ102a〜102eのいずれかの送信範囲内に携帯機200が存在し、その送信範囲内のLF送信アンテナが磁界信号を出力すると、その磁界信号を受信するように構成されている。また、受信した磁界信号に対応する信号を制御装置210に出力するように構成されている。
ロックスイッチ204aおよびアンロックスイッチ204bは、図1に示すように乗員が押すボタン状の操作スイッチであって携帯機100に設けられている。乗員が押す操作を実行すると、ロックスイッチ204aおよびアンロックスイッチ204bは操作されたことを示す信号を制御装置210に出力するように構成されている。
UHF送信回路208は、制御装置210に制御されて種々の信号をその送信出力を異ならせてUHF送信アンテナ206を介して送信できるように構成されている。なお、車載機100から携帯機200への送信は磁界信号であるのに対し、携帯機200から車載機100への送信にUHF帯の電波信号を使用する理由は、携帯機200に内蔵するUHF送信アンテナ206を小型化できるためである、すなわち携帯機200をカード状に小型化することを可能にするためである。
制御装置210は、磁界検出回路202やロックスイッチ204a、アンロックスイッチ204bからの信号に基づいてUHF送信回路208を制御するように構成されている。制御内容については後述する。
ここからは、スマートキーレスエントリシステムの動作、すなわち車載機100と携帯機200の動作を説明しつつスマートキーレスエントリシステムの各構成要素の詳細について説明する。
まず、携帯機200を携帯する乗員が車両10に乗車するためにドアをアンロックするまたは降車してドアをロックするために、ロックスイッチ204aまたはアンロックスイッチ204bを操作した場合(すなわち、車室外の乗員が操作した場合)、携帯機200の制御装置210は、UHF送信回路208に最大出力で信号を送信させる。最大出力で信号を送信する理由は、携帯機200を携帯する乗員がUHF受信機104までの距離が未定の遠い車室外部におり、その乗員が操作して発生した信号を確実にUHF受信機104に受信させるためである。
ドアをロックするためのロック信号またはアンロックするためのアンロック信号を車載機100のUHF受信機104が受信すると、車載機100の制御装置106は、リクエスト信号を複数のLF送信アンテナ102a〜102eそれぞれを介して送信する。このとき制御装置106は、各LF送信アンテナ102a〜102eに強度や変化が異なる磁界を形成させ、各アンテナに対応して異なるリクエスト信号を送信する。例えば、LF送信アンテナ102aがリクエスト信号Aを、102bが信号Bを、省略して102eが信号Eを送信する。複数のLF送信アンテナからリクエスト信号を送信する理由は、ロック信号またはアンロック信号をUHF受信機104が受信しただけでは、車載機100が携帯機200の存在位置を特定できないためである。
このとき、携帯機200がLF送信アンテナ102a〜102eのいずれかの送信範囲内に存在するとき、携帯機200の磁界検出回路202は携帯機200が存在する送信範囲のアンテナからリクエスト信号を受信する。リクエスト信号を受信すると、そのリクエスト信号に基づいて携帯機200の制御装置210は、受信したリクエスト信号を送信したLF送信アンテナを特定する。具体的に説明すると、制御装置210は、各LF送信アンテナ102a〜102eと各アンテナが送信する異なるリクエスト信号との対応関係を情報として保持しており、保持している情報と受信したリクエスト信号から、受信したリクエスト信号を送信したアンテナを特定する。例えば受信した信号が上述のリクエスト信号Aであれば、この信号を送信したLF送信アンテナを102aと特定する。
受信したリクエスト信号を送信したLF送信アンテナを特定すると、携帯機200の制御装置210は、携帯機200が特定したLF送信アンテナの送信範囲内の位置に存在することを確認する(請求の範囲に記載の位置確認手段として機能する。)。例えば、図3を用いて説明すると、受信したリクエスト信号がLF送信アンテナ102cから送信されたものと特定されると、携帯機200は、アンテナ102cの送信範囲A3内に存在すると確認される。
そして、携帯機200は、確認した携帯機200が存在するアンテナの送信範囲に基づいてUHF送信回路208の送信出力を制御してID信号(携帯機200のIDを示す信号)を送信する。
図3を用いて一例を挙げて具体的に説明すると、車載機100のUHF受信機104に近いLF送信アンテナ102cの送信範囲A3に携帯機200がある場合、UHF受信機104に遠いアンテナ102bの送信範囲A2に携帯機200が存在する場合に比べて、制御装置210はUHF送信回路208低い送信出力に制御する。これは、携帯機200がUHF受信機104に近ければ、UHF送信回路208の送信出力が低くてもUHF受信機104が信号を受信できるためである。これにより、UHF受信機104と携帯機200とが近く、そのためにUHF送信回路208の送信出力が低くてもUHF受信機104が信号を受信できるにも関わらず、高い送信出力で信号をUHF送信回路208が送信することにより起こる、例えば他のスマートキーレスエントリシステムの携帯機と車載機との間の無線通信の妨害を抑制することできる、すなわち、電波干渉の原因となることを抑制することができる。
UHF受信機104がID信号を受信すると、車載機100の制御装置106は受信したID信号に基づいてID認証を行う。ID認証が成立した場合、制御装置106は、ロックアクチュエータ50を制御して車両のドアをアンロックするまたはロックする。
一方、ID認証が成立しない場合、またはID信号をリクエスト信号を送信してから所定の時間内にUHF受信機104が受信できなかった場合、制御装置106はドアをロックするまたはアンロックする制御を実行しない(タイムアウトとする。)。
次に、乗員が車両10に乗車すると(例えば、携帯機200によってドアがアンロックされた後、ドアが一度開けられ再び閉じられることをドアの開閉センサが検出すると)、車載機100の制御装置106は、ECU52にエンジンの始動を許可するために、携帯機200が車室内に存在することを確認する。すなわち携帯機200を携帯する乗員が乗車しているか否かを確認する。
具体的には、車載機100の制御装置106が車室用の送信アンテナ102d、102eから携帯機200が車室に存在することを確認するためのリクエスト信号を送信し、このリクエスト信号を受信した携帯機200がID信号を送信し、車載機100は、受信したID信号に基づいてID認証が成立したときに、携帯機200が車室内に存在することを確認する。
このとき、携帯機200が車室に存在することを確認するための車室用LF送信アンテナ102d、102eからのリクエスト信号を受信したことは該携帯機200が車室内に存在すると略断定できる。したがって、携帯機200の制御装置210は、UHF送信回路208の送信出力を、携帯機200が車室外部に存在する場合(例えば、上述するようにドアのロックまたアンロック時に車室外の送信アンテナの送信範囲内に存在する場合)に比べて低い出力でも運転席前のUHF受信機104が受信できるため、低い出力にする。これにより、携帯機200が車両10の車室内にあって、そのためにUHF送信回路208の送信出力が低くてもUHF受信機104が信号を十分に受信できるにも関わらず、必要以上の高い送信出力で信号をUHF送信回路208が送信することにより起こる、例えば他のスマートキーレスエントリシステムの携帯機と車載機との間の無線通信の妨害を抑制することできる、すなわち、電波干渉の原因となることを抑制することができる。
なお、車室用LF送信アンテナ102dの送信範囲A4内に携帯機200が存在する場合と、車室用LF送信アンテナ102eの送信範囲A5内に携帯機200が存在する場合とで、UHF送信回路208の送信出力を変えることもできる。この場合、UHF受信機104に近い送信範囲A4内で携帯機200の存在が確認されれば、送信範囲A5内で携帯機200の存在が確認された場合に比べて、UHF送信回路208の送信出力を低くするようにする。
携帯機200が車両10の車室内に存在することを確認すると、車載機100の制御装置106は、ECU52にエンジンの始動を許可する。この状態で乗員がイグニッションスイッチ(図示せず)をONすると、ECU52はエンジンを始動させる。
また、携帯機200が車両10の車室内に存在することの確認は、一度車室内に携帯機200が存在することが確認されてからドアが開けられるまで(ドアを開けて携帯機200を携帯する乗員が降車するまで)、定期的に行われる。これは、例えば、運転中にもかかわらず、車両10が停車してドアのガラス窓が開けられ、この窓ガラスを介して荷物とともに携帯機200が車室外に持ち出される可能性があるためである。携帯機200が車室外に持ち出されると、停車状態から復帰する際にエンジンの再始動ができないことがある。
この対処のために、一度車室内に携帯機200が存在することが確認されてからドアが開けられるまで、車載機100の制御装置106は、定期的に携帯機200が車室内に存在することを確認し、確認できなかった場合は警報器54を制御して警報するように構成されている。
以上のことを踏まえた、携帯機200の制御装置210の制御の流れ、すなわち制御装置210がUHF送信回路208の送信出力を決定する流れを図4に示すフローの一例を参照しながら説明する。ここで説明する携帯機200のUHF送信回路208は、最大出力、大出力(最大出力の次に大きい出力)、小出力(大出力の次に大きい出力)、最小出力と順に小さくなる4つの出力値で信号を送信することができるものである。
まず、携帯機200の制御装置210は、S500において、ロックスイッチ204aまたはアンロックスイッチ204bの操作の有無を確認する。操作が確認された場合、S510に進む。そうでない場合、S530に進む。
S510において、携帯機200の制御装置210は、S500でロックスイッチ204aまたはアンロックスイッチ204bの操作を確認したので、携帯機200が車両10の車室の外部に存在するものとし、確実に車載機100のUHF受信機104に受信させるために、ロック信号またはアンロック信号を最大出力で送信することを決定する。そして、次のS520において、制御装置210は、UHF送信回路208に最大出力でロック信号またはアンロック信号を送信させる。
S530において、携帯機200の制御装置210は、磁界検出回路202が車載機100の複数のLF送信アンテナ102a〜102eのいずれかに形成された磁界を検出しているか、すなわちいずれかのアンテナからの磁界信号(リクエスト信号)を受信しているか否かを確認する。磁界信号の受信が確認された場合、S540に進む。そうでない場合、リターンに進む。
S540において、携帯機200の制御装置210は、磁界検出回路202が受信した磁界信号に基づいて、この信号を送信したLF送信アンテナの送信範囲内に携帯機200が存在することを確認する。
S550において、携帯機200の制御装置210は、S540で確認した携帯機200の存在位置が車両10の車室内か否かを判定する。図3を例に説明すると、LF送信アンテナ102dと102eの送信範囲A4とA5内に携帯機200が存在するか否かを判定する。車室内に存在する場合S560に進む。そうでない場合S580に進む。
S560において、携帯機200の制御装置210は、S550で携帯機200が車室内に存在することを確認したので、リクエスト信号に答えるID信号のUHF送信を最小出力で実行することを決定する。そして、次のS570において、制御装置210は、UHF送信回路208に最小出力でID信号を送信させる。
S580において、携帯機200の制御装置210は、S550で車室外に存在することが確認された携帯機200が、車室外のどの位置に存在するかを確認する。図3を例に説明すると、LF送信アンテナ102a〜102cの送信範囲A1〜A3内のいずれに携帯機200が存在するかを確認する。ここでは、UHF受信機104に近い送信範囲A1またはA3に携帯機200が存在するか否かを判定する。送信範囲A1またはA3に存在する場合、S590に進む。そうでない場合(すなわちA2に存在する場合)、S610に進む。
S590において、携帯機200の制御装置210は、S580で携帯機200が車室外のUHF受信機104の近くに存在することを確認したので、リクエスト信号に答えるID信号のUHF送信を小出力で実行することを決定する。そして、次のS600において、制御装置210は、UHF送信回路208に小出力でID信号を送信させる。送信後、リターンに進む。
一方、S610において、携帯機200の制御装置210は、S580で携帯機200が車室外のUHF受信機104の遠くに存在することを確認したので、リクエスト信号に答えるID信号のUHF送信を大出力で実行することを決定する。そして、次のS620において、制御装置210は、UHF送信回路208に大出力でID信号を送信させる。送信後、リターンに進む。
本実施形態によれば、車載機100のUHF受信機104に対する携帯機200の存在位置に基づいて、携帯機200のUHF送信回路208から車載機100のUHF受信機104への送信出力が制御される。これにより、低い送信出力でも車載機100のUHF受信機104が受信できるにもかかわらず、高い送信出力で携帯機200のUHF送信回路208が送信することによって起こる電波干渉が抑制される。その結果、他のスマートキーレスエントリシステムの携帯機と車載機との間の無線通信を妨害することが抑制される。また、送信出力を低くして携帯機200のUHF送信回路208と車載機200のUHF受信機104との間の通信が行われるため、携帯機200の内蔵電池の長時間の使用が可能になる。
以上、上述の実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されない。
すなわち、上述の実施形態の場合、複数のLFアンテナそれぞれから送信される磁界信号が、この信号を受信した携帯機が該携帯機の存在位置を特定できるように異なるスマートキーレスエントリシステムであったが、複数の送信アンテナそれぞれからの信号に基づいて携帯機が存在位置(存在するアンテナの送信範囲)を特定する方法はこれに限定されない。
例えば、複数のLF送信アンテナからタイマリセット信号を同時に送信し、その後、所定の間隔をあけて予め決めた順番に各アンテナから同一のリクエスト信号を送信する。携帯機は、タイマリセット信号を受信するとゼロから計時し始め、リクエスト信号を受信した時間から受信したリクエスト信号を送信したアンテナを特定する。例えば、複数のLF送信アンテナから同時にタイマリセット信号が送信され、それ以後、0.1秒間隔で各アンテナから同一のリクエスト信号が送信される。携帯機は、ゼロから計時し始めて0.4秒後にリクエスト信号を受信すると、4番目にリクエスト信号を送信したアンテナの送信範囲内に存在すると確認することができる。この場合、携帯機の制御装置は、計時するためのタイマを備える必要がある。
なお、複数のLF送信アンテナそれぞれから同時でなく予め決めた順にリクエスト信号を送信することは、上述の実施形態にも適用可能である。
具体的に説明すると、図3に示すように、複数のLF送信アンテナ(車室外用のアンテナ102a〜102c)は、その送信範囲がオーバーラップしないように配置されているが、環境または携帯機を携帯する乗員の位置によっては、複数のアンテナから同時に信号が送信されると、携帯機が複数のアンテナからの信号を同時に受信する可能性がある。この対処としては、複数のLF送信アンテナそれぞれから信号を送信する順番を予め決めておき、携帯機が複数のアンテナからの信号を受信したとき、例えば最先に受信した信号に基づいて携帯機の存在位置を確認するようにすればよい。
さらに、上述の実施形態において、特定される携帯機の存在位置は複数のLF送信アンテナいずれかの送信範囲(エリア)であったが、その送信範囲内における携帯機の詳細な存在位置(ポイント)を特定することもできる。
LF送信アンテナは、アンテナ本体周りに磁界を形成するため、磁界の強度レベルを検出すれば、携帯機からアンテナまでの距離がわかる。例えば、図3に示すように、携帯機がLF送信アンテナ102bの送信範囲A2内に存在すると、その範囲内おける位置は、LF送信アンテナ102b周りの磁界レベルを上述のような磁界検出回路が検出することで、携帯機のA2内における詳細な位置がわかる。検出した磁界レベルが高レベルであれば、携帯機はLF送信アンテナ102bの近くに存在する、すなわち送信範囲A2において受信機104の近くに存在する。一方、磁界レベルが低レベルであれば、携帯機はLF送信アンテナ102bの遠くに存在する、すなわち送信範囲A2において受信機104の遠くに存在する。携帯機が、送信範囲A2において受信機104に近いほど、受信機104に送信する信号の送信出力を低くする。これにより、さらに電波干渉の原因となることが抑制される。
さらにまた、上述の実施形態のスマートキーレスエントリシステムの場合、携帯機の送信手段(UHF送信回路)と車載機の受信手段(UHF受信機)とはUHF帯の電波通信であって、車載機の送信手段(LF送信アンテナ)と携帯機の受信手段(磁界検出回路)とはLF帯の磁界通信であったが、本発明はこれに限定されない。しかしながら、電波干渉の原因や誤動作の原因となることを抑制するために、遠距離で双方向通信できる通信方法を選択するのは好ましくない。例えば、車載機の送信手段が遠距離に送信できるものであればあるほど、電波干渉の原因となりやすい。また、車載機の送信手段が遠距離の携帯機の受信手段にリクエスト信号を受信させるほど遠距離に送信可能であり、携帯機の送信手段が遠距離の車載機の受信手段にID信号を受信させるほど遠距離に送信可能であれば、例えば、携帯機を携帯する人が車両に乗車する意思がないにも関わらず、誤って携帯機のアンロックスイッチを押し、それにより車両のドアがアンロックされる誤動作が起こる可能性がある。
以上のように本発明によれば、スマートキーレスエントリシステムの携帯機が車載機に送信する信号の送信出力が車載機の受信手段に対する携帯機の存在位置に基づいて制御されて該システムにおける無線通信が電波干渉の原因となることが抑制される。したがって、スマートキーレスエントリシステムを搭載した車両製造産業分野において好適に利用される可能性がある。
本発明の一実施形態に係るスマートキーレスエントリシステムを搭載した車両と、該システムの携帯機を示す図である。 本発明の一実施形態に係るスマートキーレスエントリシステムの構成を示す図である。 スマートキーレスエントリシステムの車載機が備える複数のLF送信アンテナの送信範囲を示す図である。 携帯機の制御装置の一例の制御フローを示す図である。
符号の説明
50 車載制御機器(ロックアクチュエータ)
52 車載制御機器(ECU)
54 車載制御機器(警報器)
100 車載機
102a〜102e 車載送信機(LF送信アンテナ)
104 車載受信機(UHF受信機)
200 携帯機
202 携帯受信機(磁界検出回路)
208 携帯送信機(UHF送信回路)
210 位置確認手段、送信出力制御手段(制御装置)

Claims (3)

  1. 車両に搭載される車載機と乗員が携帯する携帯機とからなり、
    前記車載機は、携帯機からの信号を受信する車載受信機と、携帯機に対して信号を送信する複数の車載送信機とを有し、
    前記携帯機は、前記車載受信機に対して信号を送信する携帯送信機と、前記車載送信機からの信号を受信する携帯受信機とを有し、
    前記車載受信機は前記携帯送信機からの信号を受信して車載制御機器を制御するスマートキーレスエントリシステムであって、
    前記携帯機は、前記車載機の受信手段に対する該携帯機の存在位置が、車両の車室の内部または外部のいずれであるかを確認する位置確認手段と、
    前記位置確認手段が確認した存在位置が車室の内部であるとき、前記携帯送信機の送信出力を、前記位置確認手段が確認した存在位置が車室の外部であるときに比べて低くする送信出力制御手段とを有すると共に、
    前記携帯機は、車両外で操作するための操作スイッチを有し、
    前記位置確認手段は、前記操作スイッチが操作されたときは前記携帯機が車室の外部に存在すると判定し、かつ、
    前記送信出力制御手段は、前記位置確認手段が前記携帯機が車室の外部に存在することを確認した場合において、該携帯機が前記車載受信機の近くに存在するときは、遠くに存在するときに比べて、前記携帯送信機の送信出力を低くすることを特徴とするスマートキーレスエントリシステム。
  2. 請求項1に記載のスマートキーレスエントリシステムにおいて、
    前記車載送信機は複数の送信アンテナを備え、
    前記位置確認手段は、前記複数の送信アンテナからの信号に基づいて前記携帯機が前記複数の送信アンテナいずれかの送信範囲内に存在することを確認し、
    前記送信出力制御手段は、前記位置確認手段が前記携帯機の存在を確認したアンテナの送信範囲が前記車載受信機に近いほど、前記携帯送信機の送信出力を低くすることを特徴とするスマートキーレスエントリシステム。
  3. 請求項2に記載のスマートキーレスエントリシステムにおいて、
    前記送信アンテナと前記携帯受信機とはLF帯の磁界通信を行い、
    前記携帯送信機と前記車載受信機とはUHF帯の電波通信を行うことを特徴とするスマートキーレスエントリシステム。
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