JP2017014839A - 車載機器制御システム、車載制御装置 - Google Patents

車載機器制御システム、車載制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】車載制御装置と携帯機との間の通信機能を確保しつつ、携帯機を複雑化することなく、リレーアタックに対する防犯性を向上させる。
【解決手段】車載制御装置10は、応答要求信号を送信する車載LF送信部2と、応答信号と遠隔操作信号を受信する車載RF受信部3を備える。携帯機20は、応答要求信号を受信する携帯機LF受信部22と、ドアロック装置13を操作するためのドアスイッチ24aと、応答要求信号の受信に応じて応答信号を送信しかつドアスイッチ24aの操作に応じて遠隔操作信号を送信する携帯機RF送信部23を備える。車載RF受信部3は、遠隔操作信号の受信時は、第1受信感度に基づいて携帯機20から送信された遠隔操作信号を受信処理し、応答要求信号に対する応答信号の受信時は、第1受信感度より低い第2受信感度に基づいて携帯機20から送信された応答信号を受信処理する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載された車載制御装置と利用者が携帯する携帯機との間で送受信される無線信号に基づいて、車載機器の制御が実行される車載機器制御システムに関し、特に車両の防犯技術に関する。
車両に搭載された車載制御装置と、利用者が携帯する携帯機との間で送受信される無線信号に基づいて、ドアの施解錠やエンジンの始動などのような、車載機器の制御が実行される車載機器制御システムがある。車載制御装置と携帯機との間の通信方式としては、大別して、ポーリング方式、パッシブエントリ方式、およびキーレスエントリ方式の3種類がある。
ポーリング方式では、携帯機の位置にかかわらず所定の周期で車載制御装置が応答要求信号を送信する。携帯機は、この応答要求信号を受信すると、応答信号を車載制御装置へ返信する。また、パッシブエントリ方式では、たとえば利用者がドアノブに接近または接触した時に、パッシブリクエストスイッチがオンして、車載制御装置から携帯機へ応答要求信号を送信する。携帯機は、この応答要求信号を受信すると、応答信号を車載制御装置へ返信する。キーレスエントリ方式では、車載制御装置から携帯機へ応答要求信号は送信されず、利用者が携帯機を操作した時に、携帯機から車載制御装置へ遠隔操作信号を送信する。そして、いずれの場合も、車載制御装置は、携帯機からの応答信号や遠隔操作信号を受信すると、これらの信号に含まれるIDコードの照合を行い、該照合が成立すると、車両のドアを施解錠したり、エンジンを始動したりする。
携帯機は、内蔵する電池の電力で動作する。携帯機の電池の寿命を延ばすため、たとえば特許文献1では、パッシブエントリ時とキーレスエントリ時とで携帯機からの信号の送信出力レベルを切り替えている。詳しくは、携帯機の操作スイッチが操作されたキーレスエントリ時は、第1送信出力レベルで携帯機から遠隔操作信号を送信する。また、パッシブリクエストスイッチが操作されたパッシブエントリ時は、第1送信出力レベルより小さい第2送信出力レベルで携帯機から応答信号を送信する。さらに、携帯機から送信した応答信号を車載機が受信できない場合は、第1送信出力レベルで携帯機から応答信号を再度送信する。
ところで、ポーリング方式やパッシブエントリ方式の場合、たとえば車載制御装置から送信された応答要求信号を中継器により中継して、遠方にある携帯機に受信させ、該携帯機が車両の近傍にあるかのように偽装する不正な通信行為が行われることがある。この中継器を用いた不正な通信行為は、リレーアタックと呼ばれている。リレーアタックにより、車両の所有者でない悪意の第三者が、車両のドアを解錠したり、エンジンを始動したりして、窃盗などの犯罪を行うおそれがある。
そこで、リレーアタックへの防犯対策として、たとえば特許文献2では、パッシブエントリ時とキーレスエントリ時とで携帯機から送信する信号の減衰率を切り替えている。詳しくは、携帯機のアンロックスイッチが操作されたキーレスエントリ時は、携帯機のRF送信部が低減衰率でドア解錠信号を減衰させてから、該ドア解錠信号を車載機へ送信する。また、パッシブリクエストスイッチ(タッチセンサ)が操作されたパッシブエントリ時は、携帯機のRF送信部が高減衰率で応答信号(IDコードを含む識別信号)を減衰させてから、該応答信号を車載機へ送信する。
リレーアタック対策として、単に、携帯機から送信する信号の出力レベルを小さくしたり、減衰率を大きくしたりするだけでは、リレーアタックを抑制することはできても、送信した信号(電波)が外来ノイズにより打ち消されて、車載制御装置で正常に受信できなくなるおそれがある。
また、リレーアタック対策として、携帯機から送信する信号の出力レベルや減衰率を切り替える場合は、該切り替え用の回路を携帯機に設けなければならない。然るに、そのような回路を設けた場合は、回路構成や信号処理が複雑になり、携帯機の小型化の要求にも反する。
特開2008−127777号公報 特開2012−51421号公報
本発明の課題は、車載制御装置と携帯機との間の通信機能を確保しつつ、携帯機を複雑化することなく、リレーアタックに対する防犯性を向上させることである。
本発明による車載機器制御システムは、車両に搭載される車載制御装置と、利用者に携帯される携帯機とから構成される。車載制御装置は、携帯機へ応答要求信号を送信する車載送信部と、携帯機から応答信号と遠隔操作信号とをそれぞれ受信する車載受信部とを備える。携帯機は、車載制御装置から応答要求信号を受信する携帯機受信部と、車両に搭載された車載機器を操作するための操作スイッチと、応答要求信号を受信したことに応じて応答信号を送信し、かつ操作スイッチが操作されたことに応じて遠隔操作信号を送信する携帯機送信部とを備える。そして、車載制御装置は、車載受信部により受信した応答信号または遠隔操作信号に基づいて、車載機器の制御を実行する。このような構成において、車載受信部は、携帯機送信部から送信された遠隔操作信号を受信するときは、第1受信感度に基づいて遠隔操作信号を受信処理し、携帯機送信部から送信された応答信号を受信するときは、第1受信感度より低い第2受信感度に基づいて応答信号を受信処理する。
上記によると、遠隔操作信号の受信時は、車載受信部が第2受信感度より高い第1受信感度に基づいて、携帯機から送信された遠隔操作信号を受信処理する。このため、携帯機が車両の近傍になくても、遠隔操作信号の到達距離内の位置にあれば、遠隔操作信号を確実に受信して、車載機器を操作することができる。また、応答要求信号に対する応答信号の受信時は、車載受信部が第1受信感度より低い第2受信感度に基づいて、携帯機から送信された応答信号を受信処理する。このため、携帯機が車両の近傍にあれば、応答信号を確実に受信して、車載機器を制御することができる。また、中継器を用いたリレーアタックが行われた場合、携帯機が車両から離れた位置にあれば、携帯機から送信された応答信号の信号強度が低くて、該応答信号が車載受信部で第2受信感度に基づいて受信されず、リレーアタックを阻止することができる。さらに、車載制御装置側で、信号を受信する感度を切り替えるだけでよいので、携帯機側の回路構成や信号処理が複雑になることもない。よって、車載制御装置と携帯機との間の通信機能を確保しつつ、携帯機を複雑化することなく、リレーアタックに対する防犯性を向上させることが可能となる。
本発明では、車載送信部は、車両に設置された車載スイッチが操作された際に、または所定の周期で間欠的に、応答要求信号を送信してもよい。
また、本発明では、車載受信部は、外部から信号を受信する車載受信アンテナと、車載受信アンテナで受信した信号を減衰させる減衰器とを含み、第1受信感度では、車載受信アンテナで受信した信号から遠隔操作信号を検出する処理を行い、第2受信感度では、車載受信アンテナで受信した信号を減衰器で減衰させ、減衰後の信号から応答信号を検出する処理を行ってもよい。
または、車載受信部は、外部から信号を受信する車載受信アンテナと、車載受信アンテナで受信した信号の強度を測定する信号強度測定部とを含み、第1受信感度では、車載受信アンテナで受信した信号から遠隔操作信号を検出する処理を行い、第2受信感度では、車載受信アンテナで受信した信号の強度を信号強度測定部で測定し、該測定値が閾値以上である場合にのみ、車載受信アンテナで受信した信号から応答信号を検出する処理を行ってもよい。
本発明によれば、車載制御装置と携帯機との間の通信機能を確保しつつ、携帯機を複雑化することなく、リレーアタックに対する防犯性を向上させることが可能となる。
本発明の第1実施形態による車載機器制御システムの構成図である。 図1の車載制御装置と携帯機との間で送受信される信号と、車載RF受信部の受信感度の切り替え状態を示した図である。 図1の車載制御装置と携帯機のキーレスエントリ時の動作を示したフローチャートである。 図1の車載制御装置と携帯機のパッシブエントリ時の動作を示したフローチャートである。 図1の車載制御装置と携帯機のキーレスエントリ時の位置と通信状態の一例を示した図である。 図1の車載制御装置と携帯機のパッシブエントリ時の位置と通信状態の一例を示した図である。 図1の車載制御装置と携帯機と中継器のリレーアタック時の位置と通信状態の一例を示した図である。 本発明の第2実施形態による車載機器制御システムの構成図である。 図8の車載制御装置と携帯機のパッシブエントリ時の動作を示したフローチャートである。 本発明の第3実施形態による車載制御装置と携帯機のポーリング時の動作を示したフローチャートである。 本発明の第4実施形態による車載制御装置と携帯機のポーリング時の動作を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
まず、第1実施形態の車載機器制御システム100の構成を、図1を参照しながら説明する。
図1は、第1実施形態の車載機器制御システム100の構成図である。車載機器制御システム100は、車載制御装置10と携帯機20とから構成されている。車載機器制御システム100では、車載制御装置10と携帯機20との間で送受信される無線信号に基づいて、車両30に搭載された車載機器の制御が実行される。
本実施形態において、車載機器の制御とは、自動四輪車から成る車両30のドアを施解錠するドアロック装置13の制御のことである。車両30には、施解錠可能なドアが複数設けられている。
車載制御装置10、パッシブリクエストスイッチ11、エンジンスイッチ12、ドアロック装置13、およびエンジン装置14は、車両30に搭載されている。携帯機20は、車両30の利用者により携帯される。
車載制御装置10は、制御部1、車載LF(Low Frequency;長波)送信部2、および車載RF(Radio Frequency;高周波)受信部3を備えている。制御部1は、CPUとメモリなどから構成されている。
車載LF送信部2は、車載送信アンテナ2aと送信用信号処理部(図示省略)などから構成されている。車載LF送信部2は、送信用信号処理部で生成したLF信号を車載送信アンテナ2aから携帯機20へ送信する。
また、車載LF送信部2は、車両30の車室内と車室外に分散するように複数設けられている。このため、車両30の周囲(車室外)近傍と車室内に、各車載LF送信部2から送信されたLF信号が行き渡る。車載LF送信部2により送信するLF信号には、携帯機20に対する応答要求信号が含まれる。車載LF送信部2は、本発明の「車載送信部」の一例である。
車載RF受信部3は、車載受信アンテナ3a、減衰器3b、および受信用信号処理部3cなどから構成されている。車載受信アンテナ3aは、外部から信号を受信する。減衰器3bは、車載受信アンテナ3aで受信した信号を減衰させる。受信用信号処理部3cは、車載受信アンテナ3aで受信した信号から所定のRF信号を検出する処理を行う。
車載RF受信部3は、各部3a〜3cを駆動して、携帯機20から送信されたRF信号を受信する。車載RF受信部3により受信するRF信号には、携帯機20から送信された応答信号と遠隔操作信号が含まれる。車載RF受信部3は、本発明の「車載受信部」の一例である。
制御部1は、車載LF送信部2と車載RF受信部3を制御して、携帯機20と無線通信し、携帯機20に対して信号や情報の送受信を行う。また、制御部1は、車載RF受信部3が信号を受信する感度を、第1受信感度またはこれより低い第2受信感度に切り替える。
詳しくは、制御部1が車載RF受信部3の感度を第1受信感度に切り替えることで、車載受信アンテナ3aで受信した信号が、減衰器3bを介さずに受信用信号処理部3cに入力されて、受信用信号処理部3cで所定のRF信号が検出される。つまり、携帯機20から送信されたRF信号が、第1受信感度に基づいて受信処理される。
また、制御部1が車載RF受信部3の感度を第2受信感度に切り替えることで、車載受信アンテナ3aで受信した信号が、減衰器3bで減衰されてから、受信用信号処理部3cに入力されて、受信用信号処理部3cで所定のRF信号が検出される。つまり、携帯機20から送信されたRF信号が、第2受信感度に基づいて受信処理される。この場合、車載受信アンテナ3aで受信した信号が、減衰器3bで減衰されることによって、ほぼ消滅してしまうほど信号強度の低い信号である場合は、受信用信号処理部3cで所定のRF信号が検出されることはない。
制御部1は、車載RF受信部3により所定のRF信号として応答信号または遠隔操作信号を受信すると、それらの信号に含まれる携帯機20のIDコード(識別情報)と、予め記憶された車載制御装置10のIDコードとの照合を行う。
パッシブリクエストスイッチ11、エンジンスイッチ12、ドアロック装置13、およびエンジン装置14は、それぞれ車載制御装置10に接続されている。
パッシブリクエストスイッチ11は、車両30の車体外面にあるドアノブに設置されていて、車両30のドアを施解錠するために操作される。パッシブリクエストスイッチ11は、本発明の「車載スイッチ」の一例である。エンジンスイッチ12は、車両30の車室内の運転席の近傍に設置されていて、エンジンを始動・停止するために操作される。
利用者がパッシブリクエストスイッチ11やエンジンスイッチ12を操作すると、その操作に応じた操作信号が車載制御装置10の制御部1へ送信される。
ドアロック装置13は、車両30の各ドアの施解錠を行うための機構と、該機構の駆動回路から成る。エンジン装置14は、車両30のエンジンを始動するためのスタータモータと、該スタータモータの駆動回路などから成る。ドアロック装置13は、本発明の「車載機器」の一例である。
携帯機20は、FOBキーから成る。携帯機20は、制御部21、携帯機LF受信部22、携帯機RF送信部23、および操作部24を備えている。制御部21は、CPUとメモリなどから構成されている。
携帯機LF受信部22は、携帯機受信アンテナ22aと受信用信号処理部(図示省略)などから成る。携帯機LF受信部22は、車載制御装置10から送信されたLF信号を、携帯機受信アンテナ22aを介して受信する。携帯機LF受信部22が受信するLF信号には、前述した応答要求信号が含まれる。携帯機LF受信部22は、本発明の「携帯機受信部」の一例である。
携帯機RF送信部23は、携帯機送信アンテナ23aと送信用信号処理部(図示省略)などから成る。携帯機RF送信部23は、送信用信号処理部で生成したRF信号を携帯機送信アンテナ23aから車載制御装置10へ送信する。携帯機LF送信部23が送信するRF信号には、前述した応答信号が含まれる。携帯機RF送信部23は、本発明の「携帯機送信部」の一例である。
制御部21は、携帯機LF受信部22と携帯機RF送信部23を制御して、車載制御装置10と無線通信し、車載制御装置10に対して信号や情報の送受信を行う。
操作部24には、ドアスイッチ24aが備わっている。ドアスイッチ24aは、車両30のドアを施解錠するために操作される。
利用者がドアスイッチ24aを操作すると、制御部21がその操作に応じた遠隔操作信号を生成し、該遠隔操作信号を携帯機RF送信部23により車載制御装置10へ送信する。つまり、携帯機LF送信部23が送信するRF信号には、遠隔操作信号も含まれる。その遠隔操作信号が車載RF受信部3により受信されると、車載制御装置10の制御部1が、遠隔操作信号に含まれる携帯機20のIDコードと、予め記憶された車載制御装置10のIDコードとを照合する。そして、IDコードの照合が成功(両IDコードが一致)すると、制御部1が遠隔操作信号に基づいてドアロック装置13の制御を実行し、車両30のドアが解錠または施錠される。(キーレスエントリ方式)
また、携帯機20を携帯した利用者が車両30に接近して、パッシブリクエストスイッチ11を操作すると、車載制御装置10の制御部1が、車載LF送信部2により携帯機20へ応答要求信号を送信する。この応答要求信号が携帯機LF受信部22により受信されると、携帯機20の制御部21が応答信号を生成して、該応答信号を携帯機RF送信部23により車載制御装置10へ送信する。そして、その応答信号が車載RF受信部3により受信されると、車載制御装置10の制御部1が、応答信号に含まれる携帯機20のIDコードと、車載制御装置10のIDコードとを照合する。そして、IDコードの照合が成功すると、制御部1が応答信号に基づいてドアロック装置13の制御を実行し、車両30のドアが解錠または施錠される。(パッシブエントリ方式)
また、携帯機20を携帯した利用者が車両30の車室内で、エンジンスイッチ12を操作すると、制御部1が、車載LF送信部2および車載RF受信部3により、携帯機20の携帯機LF受信部22および携帯機RF送信部23と通信して、車載制御装置10のIDコードと携帯機20のIDコードとの照合を行う。そして、IDコードの照合が成功すると、制御部1は、エンジン装置14の制御を実行し、車両30のエンジンが始動・停止される。
ところで、リレーアタックで用いられる中継器51、52(後述する図7)は、携帯機20が車両30から遠く離れた場所にあっても、車載制御装置10と携帯機20との間で、信号の送受信を中継する機能を備えている。このため、遠方にある携帯機20が車両30の近傍にあるかのように偽装されて、不正な通信行為が行われる。
次に、第1実施形態の車載制御装置10と携帯機20の動作を、図2〜図7を参照しながら説明する。
なお、本例では、携帯機20が車両30の車室外にあって、車両30のエンジンが停止状態であることを前提とする(後述する他の実施形態も同様)。
図2は、第1実施形態の車載制御装置10と携帯機20間の送受信信号と、車載RF受信部3の受信感度の切り替え状態を示した図である。図3は、第1実施形態の車載制御装置10と携帯機20のキーレスエントリ時の動作を示したフローチャートである。図5は、車載制御装置10と携帯機20のキーレスエントリ時の位置と通信状態の一例を示した図である。
図5に示すように、車両30を基準として、車載制御装置10の車載LF送信部2により送信されるLF信号の到達距離より、携帯機20の携帯機RF送信部23により送信されるRF信号の到達距離の方が長くなっている(後述する図6、図7も同様)。
図2に示すように、通常は、車載制御装置10の制御部1が、第2受信感度より高い第1受信感度を車載RF受信部3に設定している(図2のP1より左側)。
この状態においてキーレスエントリの操作を行う場合、まず、利用者が携帯機20のドアスイッチ24aをアンロック操作またはロック操作する(図3のステップA1:YES、図2のS1)。すると、制御部21が、その操作に応じた遠隔操作信号(RF信号)を、携帯機RF送信部23により車載制御装置10へ送信する(図3のステップA2、図2のS2)。
このとき、図5に示すように、携帯機20が車両30に対して少なくともRF信号の到達距離内の位置にある場合は、車載制御装置10の車載RF受信部3により、第1受信感度に基づいて遠隔操作信号が受信される(図3のステップA3:YES)。つまり、車載受信アンテナ3aで受信した信号が、減衰器3bで減衰されることなく、受信用信号処理部3cに入力されて、遠隔操作信号が検出される。
そして、制御部1が、遠隔操作信号に含まれる携帯機20のIDコードと、車載制御装置10のIDコードとを照合する。ここで、IDコードの照合が成功すると(図3のステップA4:YES)、制御部1は、遠隔操作信号に基づいてドアロック装置13の制御を実行し、車両30のドアを解錠または施錠する(図3のステップA5)。
一方、遠隔操作信号に含まれる携帯機20のIDコードと、車載制御装置10のIDコードとの照合が成功しなければ(図3のステップA4:NO)、制御部1はドアロック装置13の制御を実行せず、車両30のドアが解錠されたり施錠されたりすることはない。
図4は、第1実施形態の車載制御装置10と携帯機20のパッシブエントリ時の動作を示したフローチャートである。図6は、車載制御装置10と携帯機20のパッシブエントリ時の位置と通信状態の一例を示した図である。
パッシブエントリ時は、まず、利用者がパッシブリクエストスイッチ11を操作する(図4のステップB1:YES、図2のS3)。すると、車載制御装置10の制御部1が、車載LF送信部2により応答要求信号(LF信号)を携帯機20へ送信し(図2のS4)、かつ車載RF受信部3の感度を第2受信感度に切り替える(図2のP1、図4のステップB2)。
このとき、図6に示すように、携帯機20が車両30に対してLF信号の到達距離内の位置にある場合は、携帯機LF受信部22により応答要求信号が受信される(図4のステップB3:YES)。すると、携帯機20の制御部21は、自身のIDコードを含んだ応答信号を携帯機RF送信部23により車載制御装置10へ送信する(図4のステップB4、図2のS5)。
そして、車載制御装置10では、応答要求信号を送信してから(図4のステップB2)、所定時間が経過するまでに(図4のステップB6:NO)、車載RF受信部3により第2受信感度に基づいて応答信号が受信される(図4のステップB5:YES)。つまり、車載受信アンテナ3aで受信した信号が、減衰器3bで減衰されてから、受信用信号処理部3cに入力されて、該減衰後の信号から応答信号が検出される。
次に、制御部1は、応答信号に含まれる携帯機20のIDコードと、車載制御装置10のIDコードとを照合する。ここで、IDコードの照合が成功すると(図4のステップB7:YES)、制御部1は、応答信号に基づいてドアロック装置13の制御を実行し、車両30のドアを解錠または施錠する(図4のステップB8)。そして、通常状態に復帰するため、制御部1は、車載RF受信部3の感度を第1受信感度に戻す(図4のステップB9、図2のP2)。
一方、応答要求信号を送信(図4のステップB2)してから、応答信号を受信することなく(図4のステップB5:NO)、所定時間が経過した場合(図4のステップB6:YES)は、制御部1が、車載RF受信部3の感度を第1受信感度に戻す(図4のステップB9、図2のP2)。この場合、制御部1がドアロック装置13の制御を実行せず、車両30のドアが解錠されたり施錠されたりすることはない。
また、応答信号を受信しても(図4のステップB5:YES)、該応答信号に含まれる携帯機20のIDコードと、車載制御装置10のIDコードとの照合が成功しなかった場合(図4のステップB7:NO)は、制御部1が、車載RF受信部3の感度を第1受信感度に戻す(図4のステップB9、図2のP2)。この場合も、制御部1がドアロック装置13の制御を実行せず、車両30のドアが解錠されたり施錠されたりすることはない。
図7は、車載制御装置10と携帯機20と中継器51、52のリレーアタック時の位置と通信状態の一例を示した図である。
図7の例では、携帯機20が、車両30に対してLF信号の到達距離外で、かつRF信号の到達距離内の位置にある。リレーアタックで用いられる中継器51、52のうち、一方の中継器51は、車両30に対してLF信号の到達距離内の位置にあり、他方の中継器52は、一方の中継器51と携帯機20に対して通信可能な位置にある。また、中継器51、52は、車載制御装置10から送信されたLF信号を中継する機能を備えているが、携帯機20から送信されたRF信号を中継する機能は備えていない。
図7に示すように、中継器51、52を用いたリレーアタック(不正なパッシブエントリ)が行われる場合、まず、悪意の第三者がパッシブリクエストスイッチ11を操作する(図4のステップB1:YES、図2のS3)。すると、車載制御装置10の制御部1が、車載LF送信部2により応答要求信号(LF信号)を携帯機20へ送信し(図2のS4)、かつ車載RF受信部3の感度を第2受信感度に切り替える(図2のP1、図4のステップB2)。
そして、一方の中継器51が、車載LF送信部2により送信された応答要求信号を受信して、これを模倣した偽の応答要求信号(RF信号)を送信する。また、他方の中継器52が、その偽の応答要求信号を受信して、さらに偽の応答要求信号(LF信号)を携帯機20へ送信する。このため、携帯機20では、携帯機LF受信部22により偽の応答要求信号を受信し(図4のステップB3:YES)、携帯機RF送信部23により応答信号(RF信号)を車載制御装置10へ送信する(図4のステップB4、図2のS5)。
然るに、携帯機20が車両30に対してLF信号の到達距離外の位置にあるので、携帯機RF送信部23により送信された応答信号が、車載制御装置10の車載受信アンテナ3aで受信されても、その信号強度が弱くなっている。またこのとき、車載RF受信部3の感度が第2受信感度に切り替わっているので、車載受信アンテナ3aで受信された信号は減衰器3bで減衰され、信号強度はさらに弱くなる。このため、受信用信号処理部3cでは、その減衰後の信号から応答信号が検出されなくなる。つまり、車載RF受信部3により第2受信感度に基づいて応答信号が受信されない(図4のステップB5:NO)。そして、そのまま所定時間が経過すると(図4のステップB6:YES)、制御部1が、車載RF受信部3の感度を第1受信感度に戻す(図4のステップB9、図2のP2)。この場合、制御部1はドアロック装置13の制御を実行せず、車両30のドアが解錠または施錠されることはない。このようにして、中継器51、52を用いたリレーアタックが阻止される。
上記第1実施形態によると、キーレスエントリ時は、車載RF受信部3が第2受信感度より高い第1受信感度に基づいて、携帯機20から送信された遠隔操作信号を受信処理する。このため、携帯機20が車両30の近傍になくても、RF信号の到達距離内の位置にあれば、車載制御装置10で遠隔操作信号を確実に受信して、ドアを施解錠することができる。また、パッシブエントリ時は、車載RF受信部3が第1受信感度より低い第2受信感度に基づいて、携帯機20から送信された応答信号を受信処理する。このため、携帯機20が車両30の近傍にあれば、応答信号を確実に受信して、ドアを施解錠することができる。また、中継器51、52を用いたリレーアタックが行われた場合、携帯機20が車両30から離れた位置にあれば、携帯機20から送信された応答信号の信号強度が低くて、該応答信号が車載RF受信部3で第2受信感度に基づいて受信されず、リレーアタックを阻止することができる。さらに、車載制御装置10側で、信号を受信する感度を第1受信感度と第2受信感度とに切り替えるだけでよいので、携帯機20側の回路構成や信号処理が複雑になることもない。よって、車載制御装置10と携帯機20との間の通信機能を確保しつつ、携帯機20を複雑化することなく、リレーアタックに対する防犯性を向上させることが可能となる。
さらに、上記第1実施形態では、車載RF受信部3の感度が第1受信感度である場合は、車載受信アンテナ3aで受信した信号を減衰させることなく受信用信号処理部3cに入力するので、携帯機20から送信された遠隔操作信号を検出し易くすることができる。また、車載RF受信部3の感度が第2受信感度である場合は、車載受信アンテナ3aで受信した信号を減衰器3bで減衰してから受信用信号処理部3cに入力するので、リレーアタックにより携帯機20から送信された不正な応答信号を検出し難くすることができる。
次に、第2実施形態の車載機器制御システム100の構成を、図8を参照しながら説明する。
図8は、第2実施形態の車載機器制御システム100の構成図である。第2実施形態では、車載制御装置10の車載RF受信部3’が、車載受信アンテナ3a、信号強度測定部3d、信号判定部3e、および受信用信号処理部3cなどから構成されている。
信号強度測定部3dは、車載受信アンテナ3aで受信した信号の強度(RSSI値)を測定する。信号判定部3eは、信号強度測定部3dの測定値が所定の閾値以上であるか否かを判定する。そして、その測定値が所定の閾値以上である場合にのみ、信号判定部3eは、車載受信アンテナ3aで受信した信号を受信用信号処理部3cに入力する。車載RF受信部3’は、各部3a、3d、3e、3cを駆動して、携帯機20から送信されたRF信号(遠隔操作信号や応答信号)を受信する。
車載制御装置10の制御部1’は、車載LF送信部2と車載RF受信部3’を制御して、携帯機20と無線通信し、携帯機20に対して信号や情報の送受信を行う。また、制御部1’は、車載RF受信部3’が信号を受信する感度を、第1受信感度またはこれより低い第2受信感度に切り替える。
詳しくは、制御部1’が車載RF受信部3’の感度を第1受信感度に切り替えることで、車載受信アンテナ3aで受信した信号が、信号強度測定部3dおよび信号判定部3eを介さずに受信用信号処理部3cに入力されて、受信用信号処理部3cで所定のRF信号が検出される。つまり、携帯機20から送信されたRF信号が、第1受信感度に基づいて受信処理される。
また、制御部1’が車載RF受信部3’の感度を第2受信感度に切り替えることで、車載受信アンテナ3aで受信した信号が信号強度測定部3dに入力されて、信号強度測定部3dでその信号の強度が測定される。そして、その測定値が閾値以上であると信号判定部3eで判定された場合にのみ、車載受信アンテナ3aで受信した信号が受信用信号処理部3cに入力されて、受信用信号処理部3cで所定のRF信号が検出される。つまり、携帯機20から送信されたRF信号が、第2受信感度に基づいて受信処理される。この場合、車載受信アンテナ3aで受信した信号が、信号強度の低い信号である場合は、該信号が信号判定部3eで排除されて、受信用信号処理部3cに入力されず、受信用信号処理部3cで所定のRF信号が検出されることはない。
次に、第2実施形態の車載制御装置10と携帯機20の動作を、図3、図7、および図9を参照しながら説明する。
通常は、車載制御装置10の制御部1’が、車載RF受信部3’の感度を第2受信感度より高い第1受信感度に設定している。このため、キーレスエントリ時は、前述の図3に示した手順に従って、車載制御装置10と携帯機20が動作する。
但し、図3のステップA3で、車載制御装置10の車載RF受信部3’により第1受信感度に基づいて遠隔操作信号を受信する際は、車載受信アンテナ3aで受信した信号が、強度を考慮することなく、受信用信号処理部3cに入力されて、遠隔操作信号が検出される。
対して、パッシブエントリ時は、車載制御装置10の制御部1’が、車載RF受信部3’の感度を第1受信感度より低い第2受信感度に設定し、図9に示す手順で車載制御装置10と携帯機20が動作する。
図9は、第2実施形態の車載制御装置10と携帯機20のパッシブエントリ時の動作を示したフローチャートである。たとえば、利用者がパッシブリクエストスイッチ11を操作すると(図9のステップB1:YES)、車載制御装置10の制御部1’が車載LF送信部2により応答要求信号(LF信号)を携帯機20へ送信する(図9のステップB2a)。
携帯機20では、携帯機LF受信部22により応答要求信号を受信すると(図9のステップB3:YES)、制御部21が携帯機RF送信部23により応答信号を送信する(図9のステップB4)。
そして、車載制御装置10では、応答要求信号を送信してから(図9のステップB2a)、所定時間が経過するまでに(図9のステップB6:NO)、車載受信アンテナ3aで信号を受信すると(図9のステップB5a:YES)、該信号の強度を信号強度測定部3dが測定する(図9のステップB5b)。この測定値が閾値以上であると信号判定部3eにより判定されると(図9のステップB5c:YES)、車載受信アンテナ3aで受信した信号を受信用信号処理部3cに入力して、受信用信号処理部3cで応答信号を検出する(図9のステップB5d)。つまり、車載RF受信部3’で第2受信感度に基づいて応答信号が受信される。
次に、制御部1’は、応答信号に含まれる携帯機20のIDコードと、車載制御装置10のIDコードとを照合する。ここで、IDコードの照合が成功すると(図9のステップB7:YES)、制御部1’は、応答信号に基づいてドアロック装置13の制御を実行し、車両30のドアを解錠または施錠する(図9のステップB8)。
一方、図7に示したようにリレーアタックが行われた場合、携帯機RF送信部23により送信された応答信号が(図9のステップB4)、車載受信アンテナ3aで受信されても(図9のステップB5a:YES)、その信号強度が弱くなっている。このため、車載受信アンテナ3aで受信した信号の強度を信号強度測定部3dで測定した(図9のステップB5b)後、該測定値が閾値以上でないと信号判定部3eにより判定される(図9のステップB5c:NO)。この場合、車載受信アンテナ3aで受信した信号が受信用信号処理部3cに入力されず、受信用信号処理部3cで応答信号が検出されることはない。したがって、制御部1がドアロック装置13の制御を実行せず、車両30のドアが解錠されたり施錠されたりすることはない。
また、車載受信アンテナ3aで信号を受信することなく(図9のステップB5a:NO)、所定時間が経過した場合(図9のステップB6:YES)や、応答信号に含まれるIDコードの照合が成功しなかった場合(図9のステップB7:NO)も、制御部1がドアロック装置13の制御を実行せず、車両30のドアが解錠されたり施錠されたりすることはない。
上記第2実施形態によると、キーレスエントリ時は、車載RF受信部3’が第1受信感度に基づいて遠隔操作信号を受信処理するので、遠隔操作信号を確実に受信して、ドアの施解錠を行うことができる。また、パッシブエントリ時は、車載RF受信部3’が第2受信感度に基づいて応答信号を受信処理するので、リレーアタックによる信号強度の低い応答信号が車載RF受信部3’で受信されなくなり、リレーアタックを阻止することができる。また、車両30の近傍で携帯機20から送信された信号強度の高い応答信号を確実に受信して、ドアを施解錠することができる。さらに、車載制御装置10側で、信号を受信する感度を第1受信感度と第2受信感度とに切り替えるだけでよいので、携帯機20側の回路構成や信号処理が複雑になることもない。よって、車載制御装置10と携帯機20との間の通信機能を確保しつつ、携帯機20を複雑化することなく、リレーアタックに対する防犯性を向上させることが可能となる。
また、上記第2実施形態では、車載RF受信部3’の感度が第1受信感度である場合は、車載受信アンテナ3aで受信した信号を、信号強度を考慮せずに、受信用信号処理部3cに入力するので、携帯機20から送信された遠隔操作信号を検出し易くすることができる。また、車載RF受信部3’の感度が第2受信感度である場合は、車載受信アンテナ3aで受信した信号の強度を測定して、該測定値が閾値以上であるときにのみ、車載受信アンテナ3aで受信した信号を受信用信号処理部3cに入力する。このため、リレーアタックが行われて、遠くにある携帯機20から送信された信号強度の低い不正な応答信号を検出し難くすることができる。
本発明は、上述した以外にも種々の実施形態を採用することができる。たとえば、以上の実施形態では、図4および図9に示したように、パッシブエントリ時に、車載RF受信部3、3’の感度を第2受信感度に切り替えて、第2受信感度に基づいて携帯機20から送信される応答信号を受信処理した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば図10に示す第3実施形態や、図11に示す第4実施形態のように、ポーリング方式で車載制御装置10から応答要求信号を送信して、ドアを施解錠する場合も、車載RF受信部3、3’の感度を第2受信感度に切り替えて、第2受信感度に基づいて携帯機20から送信される応答信号を受信処理してもよい。
図10の例では、図1の車載制御装置10において、まず、車載LF送信部2から所定の周期で間欠的に応答要求信号(LF信号)を送信し、かつ車載RF受信部3の感度を第2受信感度に切り替える(図10のステップB2b)。以降は、図4で説明した手順と同様である。
図11の例では、図8の車載制御装置10において、まず、車載LF送信部2から所定の周期で間欠的に応答要求信号を送信する(図11のステップB2c)。以降は、図9で説明した手順と同様である。
上記第3実施形態および第4実施形態によると、ポーリング方式でドアを施解錠する場合も、車載RF受信部3、3’が第2受信感度に基づいて応答信号を受信処理するので、リレーアタックによる信号強度の低い応答信号が車載RF受信部3、3’で受信されなくなり、リレーアタックを阻止することができる。
また、図4や図10の実施形態では、応答要求信号を送信しつつ、車載RF受信部3、3’の感度を第2受信感度に切り替え、応答信号を受信してからドアを施解錠した後、または応答信号を受信せずに所定時間が経過した後に、車載RF受信部3、3’の感度を第1受信感度に戻した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば、応答要求信号を送信する直前または直後に、車載RF受信部3、3’の感度を第2受信感度に切り替えてもよい。また、たとえば、応答信号の受信直後と、応答信号を受信せずに所定時間が経過した後に、それぞれ車載RF受信部3、3’の感度を第1受信感度に戻してもよい。つまり、応答要求信号に対して携帯機20から送信される応答信号を受信するときに、車載RF受信部3、3’の感度を第2受信感度にしておけばよい。
また、以上の実施形態では、車載機器制御システム100で実行する車載機器の制御として、ドアロック装置13によるドアの施解錠を例に挙げたが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば、車両に搭載されたエンジン装置14によるエンジンの始動、エアコン装置によるエアコンの駆動、オーディオシステムの駆動などのような、他の車載機器の制御を実行してもよい。
さらに、以上の実施形態では、自動四輪車用の車載機器制御システム100および車載制御装置10に本発明を適用した例を挙げたが、たとえば自動二輪車や大型自動車などの他の車両用の車載機器制御システムおよび車載制御装置に対しても、本発明を適用することは可能である。
2 車載LF送信部(車載送信部)
3、3’ 車載RF受信部(車載受信部)
3a 車載受信アンテナ
3b 減衰器
3d 信号強度測定部
10 車載制御装置
11 パッシブリクエストスイッチ(車載スイッチ)
13 ドアロック装置(車載機器)
20 携帯機
22 携帯機LF受信部(携帯機受信部)
23 携帯機RF送信部(携帯機送信部)
24a ドアスイッチ(操作スイッチ)
30 車両
100 車載機器制御システム

Claims (8)

  1. 車両に搭載される車載制御装置と、利用者に携帯される携帯機とから構成され、
    前記車載制御装置は、
    前記携帯機へ応答要求信号を送信する車載送信部と、
    前記携帯機から応答信号と遠隔操作信号とをそれぞれ受信する車載受信部と、を備え、
    前記携帯機は、
    前記車載制御装置から前記応答要求信号を受信する携帯機受信部と、
    車両に搭載された車載機器を操作するための操作スイッチと、
    前記応答要求信号を受信したことに応じて前記応答信号を送信し、かつ前記操作スイッチが操作されたことに応じて前記遠隔操作信号を送信する携帯機送信部と、を備え、
    前記車載制御装置は、前記車載受信部により受信した前記応答信号または前記遠隔操作信号に基づいて、前記車載機器の制御を実行する車載機器制御システムにおいて、
    前記車載受信部は、
    前記携帯機送信部から送信された前記遠隔操作信号を受信するときは、第1受信感度に基づいて前記遠隔操作信号を受信処理し、
    前記携帯機送信部から送信された前記応答信号を受信するときは、前記第1受信感度より低い第2受信感度に基づいて前記応答信号を受信処理する、ことを特徴とする車載機器制御システム。
  2. 請求項1に記載の車載機器制御システムにおいて、
    前記車載送信部は、前記車両に設置された車載スイッチが操作された際に、または所定の周期で間欠的に、前記応答要求信号を送信する、ことを特徴とする車載機器制御システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車載機器制御システムにおいて、
    前記車載受信部は、
    外部から信号を受信する車載受信アンテナと、
    前記車載受信アンテナで受信した信号を減衰させる減衰器と、を含み、
    前記第1受信感度では、前記車載受信アンテナで受信した信号から前記遠隔操作信号を検出する処理を行い、
    前記第2受信感度では、前記車載受信アンテナで受信した信号を前記減衰器で減衰させ、減衰後の信号から前記応答信号を検出する処理を行う、ことを特徴とする車載機器制御システム。
  4. 請求項1または請求項2に記載の車載機器制御システムにおいて、
    前記車載受信部は、
    外部から信号を受信する車載受信アンテナと、
    前記車載受信アンテナで受信した信号の強度を測定する信号強度測定部と、を含み、
    前記第1受信感度では、前記車載受信アンテナで受信した信号から前記遠隔操作信号を検出する処理を行い、
    前記第2受信感度では、前記車載受信アンテナで受信した信号の強度を前記信号強度測定部で測定し、該測定値が閾値以上である場合にのみ、前記車載受信アンテナで受信した信号から前記応答信号を検出する処理を行う、ことを特徴とする車載機器制御システム。
  5. 車両に搭載される車載制御装置であって、
    利用者に携帯される携帯機へ応答要求信号を送信する車載送信部と、
    前記応答要求信号を受信したことに応じて前記携帯機から送信される応答信号、および前記携帯機に備わる操作スイッチが操作されたことに応じて前記携帯機から送信される遠隔操作信号をそれぞれ受信する車載受信部と、を備え、
    前記車載受信部により受信した前記応答信号または前記遠隔操作信号に基づいて、車載機器の制御を実行する車載制御装置において、
    前記車載受信部は、
    前記携帯機から送信された前記遠隔操作信号を受信するときは、第1受信感度に基づいて前記遠隔操作信号を受信処理し、
    前記携帯機から送信された前記応答信号を受信するときは、前記第1受信感度より低い第2受信感度に基づいて前記応答信号を受信処理する、ことを特徴とする車載制御装置。
  6. 請求項5に記載の車載制御装置において、
    前記車載送信部は、前記車両に設置された車載スイッチが操作された際に、または所定の周期で間欠的に、前記応答要求信号を送信する、ことを特徴とする車載制御装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載の車載制御装置において、
    前記車載受信部は、
    外部から信号を受信する車載受信アンテナと、
    前記車載受信アンテナで受信した信号を減衰させる減衰器と、を含み、
    前記第1受信感度では、前記車載受信アンテナで受信した信号から前記遠隔操作信号を検出する処理を行い、
    前記第2受信感度では、前記車載受信アンテナで受信した信号を前記減衰器で減衰させ、減衰後の信号から前記応答信号を検出する処理を行う、ことを特徴とする車載制御装置。
  8. 請求項5または請求項6に記載の車載制御装置において、
    前記車載受信部は、
    外部から信号を受信する車載受信アンテナと、
    前記車載受信アンテナで受信した信号の強度を測定する信号強度測定部と、を含み、
    前記第1受信感度では、前記車載受信アンテナで受信した信号から前記遠隔操作信号を検出する処理を行い、
    前記第2受信感度では、前記車載受信アンテナで受信した信号の強度を前記信号強度測定部で測定し、該測定値が閾値以上である場合にのみ、前記車載受信アンテナで受信した信号から前記応答信号を検出する処理を行う、ことを特徴とする車載制御装置。
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