JP2009041384A - 制御方法、車載制御装置、及び電動パワーステアリング制御装置 - Google Patents
制御方法、車載制御装置、及び電動パワーステアリング制御装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】遠隔操作によってエンジンなどを始動させたとしても、無駄な電力消費を低減
することのできる制御方法を提供すること。
【解決手段】送信機54からの遠隔操作によって車両のエンジンが始動された場合、車
室内に乗員が検知されるまで、エンジン制御装置30を除く、車両走行に必要な電子機器
(例えば、電動パワーステアリング制御装置40A)を起動させないようにする、又はそ
の電子機器の車両走行に必要な制御(例えば、操舵補助)を禁止する。
【選択図】図2
することのできる制御方法を提供すること。
【解決手段】送信機54からの遠隔操作によって車両のエンジンが始動された場合、車
室内に乗員が検知されるまで、エンジン制御装置30を除く、車両走行に必要な電子機器
(例えば、電動パワーステアリング制御装置40A)を起動させないようにする、又はそ
の電子機器の車両走行に必要な制御(例えば、操舵補助)を禁止する。
【選択図】図2
Description
本発明は制御方法、車載制御装置、及び電動パワーステアリング制御装置に関し、より
詳細には、無駄な電源供給を低減したり、車両盗難の危険性を低減するための制御方法、
車両の機能を制御するための車載制御装置、及び運転者の操舵力を軽減する電動パワース
テアリング制御装置に関する。
詳細には、無駄な電源供給を低減したり、車両盗難の危険性を低減するための制御方法、
車両の機能を制御するための車載制御装置、及び運転者の操舵力を軽減する電動パワース
テアリング制御装置に関する。
近年、車両の暖機や空調を事前に行うために、使用者(運転者)が車外にいる状態で車
両のエンジンを遠隔操作により始動させるリモートエンジンスタートシステムが種々提案
され、そして実用化されている(例えば、下記の特許文献1、2参照)。図1は従来のリ
モートエンジンスタートシステムが装備された車両の内部構造の要部を概略的に示したブ
ロック図である。
両のエンジンを遠隔操作により始動させるリモートエンジンスタートシステムが種々提案
され、そして実用化されている(例えば、下記の特許文献1、2参照)。図1は従来のリ
モートエンジンスタートシステムが装備された車両の内部構造の要部を概略的に示したブ
ロック図である。
車両には該車両のドアなどのボディ関係を制御するためのボディ制御装置(ボディ−E
CU)10と、エンジンを遠隔操作により始動させるための遠隔始動制御装置(RES−
ECU)20と、エンジンを制御するためのエンジン制御装置(EFI−ECU)30と
、運転者の操舵力を軽減する電動パワーステアリング制御装置(EPS−ECU)40と
を含んで構成されている。
CU)10と、エンジンを遠隔操作により始動させるための遠隔始動制御装置(RES−
ECU)20と、エンジンを制御するためのエンジン制御装置(EFI−ECU)30と
、運転者の操舵力を軽減する電動パワーステアリング制御装置(EPS−ECU)40と
を含んで構成されている。
ボディ制御装置10、遠隔始動制御装置20、エンジン制御装置30、電動パワーステ
アリング制御装置40はそれぞれマイコン11、21、31、41、及び電源回路12、
22、32、42を含んで構成されている。電源回路12、22、32、42はバッテリ
51に接続されており、バッテリ51からのバッテリ電圧によって電源電圧を生成して、
各制御装置10、20、30、40内のマイコン11、21、31、41などに対して電
源の供給を行うものである。
アリング制御装置40はそれぞれマイコン11、21、31、41、及び電源回路12、
22、32、42を含んで構成されている。電源回路12、22、32、42はバッテリ
51に接続されており、バッテリ51からのバッテリ電圧によって電源電圧を生成して、
各制御装置10、20、30、40内のマイコン11、21、31、41などに対して電
源の供給を行うものである。
また、エンジン制御装置30、及び電動パワーステアリング制御装置40の電源回路3
2、42はイグニッションスイッチ52を介してバッテリ51に接続されており、エンジ
ン制御装置30、及び電動パワーステアリング制御装置40内のマイコン31、41など
に対してはイグニッションスイッチ52がオンされている間、電源が供給されるようにな
っている。なお、このイグニッションスイッチ52は、イグニッションキー(図示せず)
がキーシリンダ(図示せず)へ差し込まれ、IG位置まで回動された時にオンするように
なっている。
また、各制御装置10、20、30、40内のマイコン11、21、31、41はCA
Nバス53に接続されており、CANバス53を介して各装置間で情報のやり取りを行う
ことができるようになっている。
2、42はイグニッションスイッチ52を介してバッテリ51に接続されており、エンジ
ン制御装置30、及び電動パワーステアリング制御装置40内のマイコン31、41など
に対してはイグニッションスイッチ52がオンされている間、電源が供給されるようにな
っている。なお、このイグニッションスイッチ52は、イグニッションキー(図示せず)
がキーシリンダ(図示せず)へ差し込まれ、IG位置まで回動された時にオンするように
なっている。
また、各制御装置10、20、30、40内のマイコン11、21、31、41はCA
Nバス53に接続されており、CANバス53を介して各装置間で情報のやり取りを行う
ことができるようになっている。
ボディ制御装置10のマイコン11には、ドアの開閉状態を検出するカーテシスイッチ
(カーテシSW)13、及び乗員がシートに座っていることを検出する着座センサ14が
接続され、カーテシスイッチ13からのドア開閉信号や着座センサ14からの着座信号が
入力されるようになっている。よって、マイコン11はドア開閉状態や乗車状態を把握す
ることができる。
(カーテシSW)13、及び乗員がシートに座っていることを検出する着座センサ14が
接続され、カーテシスイッチ13からのドア開閉信号や着座センサ14からの着座信号が
入力されるようになっている。よって、マイコン11はドア開閉状態や乗車状態を把握す
ることができる。
エンジン制御装置30のマイコン31には、エンジンを始動させるためのスタータスイ
ッチ(スタータSW)33が接続され、スタータスイッチ33からのスタータ信号が入力
されるようになっている。マイコン31はスタータ信号を受信すると、エンジンを始動さ
せるべくセルモータ34を起動させるようになっている。なお、このスタータスイッチ3
3は、イグニッションキーがキーシリンダへ差し込まれ、スタータ位置まで回動された時
にオンするようになっている。
ッチ(スタータSW)33が接続され、スタータスイッチ33からのスタータ信号が入力
されるようになっている。マイコン31はスタータ信号を受信すると、エンジンを始動さ
せるべくセルモータ34を起動させるようになっている。なお、このスタータスイッチ3
3は、イグニッションキーがキーシリンダへ差し込まれ、スタータ位置まで回動された時
にオンするようになっている。
電動パワーステアリング制御装置40のマイコン41には、ステアリングに加えられる
操舵トルクを検出するトルクセンサ43、及び車両の速度を検出する車速センサ44が接
続され、トルクセンサ43からのトルク信号や車速センサ44からの車速信号が入力され
るようになっている。マイコン41は操作トルク及び車両の速度に基づいて、アシストモ
ータ45を制御するようになっている。
操舵トルクを検出するトルクセンサ43、及び車両の速度を検出する車速センサ44が接
続され、トルクセンサ43からのトルク信号や車速センサ44からの車速信号が入力され
るようになっている。マイコン41は操作トルク及び車両の速度に基づいて、アシストモ
ータ45を制御するようになっている。
遠隔始動制御装置20は受信機23を含んで構成され、使用者が携帯する送信機54か
らのエンジン始動指令信号を受信することができるようになっている。また、遠隔始動制
御装置20のマイコン21には、パーキングブレーキの作動を検出するパーキングブレー
キ作動スイッチ(PB作動SW)24が接続され、パーキングブレーキ作動スイッチ24
からの作動信号が入力されるようになっている。
らのエンジン始動指令信号を受信することができるようになっている。また、遠隔始動制
御装置20のマイコン21には、パーキングブレーキの作動を検出するパーキングブレー
キ作動スイッチ(PB作動SW)24が接続され、パーキングブレーキ作動スイッチ24
からの作動信号が入力されるようになっている。
マイコン21は、送信機54からのエンジン始動指令信号を受信すると、まずその信号
が正規の信号であるか否か(すなわち、送信機54以外の別の送信機からの信号でないか
否か)を判断し、正規の信号であると判断すると、次に遠隔始動条件が満たされているか
否かを判断するようになっている。前記遠隔始動条件としては、例えば、パーキングブレ
ーキが作動していることが挙げられる。
が正規の信号であるか否か(すなわち、送信機54以外の別の送信機からの信号でないか
否か)を判断し、正規の信号であると判断すると、次に遠隔始動条件が満たされているか
否かを判断するようになっている。前記遠隔始動条件としては、例えば、パーキングブレ
ーキが作動していることが挙げられる。
マイコン21は、前記遠隔始動条件が満たされていると判断すると、イグニッションス
イッチ52をオン状態にして、エンジン制御装置30に電源が供給されるようにし、その
後、スタータスイッチ33をオン状態とするようになっている。すなわち、イグニッショ
ンキーがキーシリンダへ挿入され、スタータ位置まで回動された場合と同様の制御を実行
するようになっている。これにより、エンジン制御装置30でセルモータ34が起動され
て、遠隔操作によるエンジン始動が実現されることになる。
イッチ52をオン状態にして、エンジン制御装置30に電源が供給されるようにし、その
後、スタータスイッチ33をオン状態とするようになっている。すなわち、イグニッショ
ンキーがキーシリンダへ挿入され、スタータ位置まで回動された場合と同様の制御を実行
するようになっている。これにより、エンジン制御装置30でセルモータ34が起動され
て、遠隔操作によるエンジン始動が実現されることになる。
このように、送信機54を使って遠隔操作でエンジンを始動させても、車両に乗り込ん
でイグニッションキーを使ってエンジンを始動させた場合と同様の結果が得られる。すな
わち、イグニッションスイッチ52はオン状態となり、エンジン制御装置30だけでなく
、電動パワーステアリング制御装置40やその他の電子機器(例えば、ブレーキ制御装置
やエアバッグ制御装置、エアコン制御装置)にも電源が供給されることになり、車室内が
無人であっても、車両は走行できる状態になる。
でイグニッションキーを使ってエンジンを始動させた場合と同様の結果が得られる。すな
わち、イグニッションスイッチ52はオン状態となり、エンジン制御装置30だけでなく
、電動パワーステアリング制御装置40やその他の電子機器(例えば、ブレーキ制御装置
やエアバッグ制御装置、エアコン制御装置)にも電源が供給されることになり、車室内が
無人であっても、車両は走行できる状態になる。
しかしながら、電動パワーステアリング制御装置40やブレーキ制御装置、エアバッグ
制御装置などは、車両走行に必要な電子機器であり、車室内が無人の場合は無駄に電源を
供給することになる。
また、車室内が無人であっても、車両が走行できる状態にあるとは、換言すれば、走行
できる状態にある車両が放置されていることになる。つまり、盗難されやすい状況を作り
出してしまう。車両盗難を防止する方法としては、例えば、下記の特許文献3〜5に記載
されているように種々挙げられるが、上記のような問題を解決する方法はこれまでになか
った。
特開2006−248471号公報
特開2006−213247号公報
特開2005−22491号公報
特開2004−175184号公報
特開平7−277142号公報
制御装置などは、車両走行に必要な電子機器であり、車室内が無人の場合は無駄に電源を
供給することになる。
また、車室内が無人であっても、車両が走行できる状態にあるとは、換言すれば、走行
できる状態にある車両が放置されていることになる。つまり、盗難されやすい状況を作り
出してしまう。車両盗難を防止する方法としては、例えば、下記の特許文献3〜5に記載
されているように種々挙げられるが、上記のような問題を解決する方法はこれまでになか
った。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、遠隔操作によってエンジンなどを始動
させたとしても、無駄な電力消費を低減したり、車両盗難の危険性を低減することのでき
る制御方法、車載制御装置、及び電動パワーステアリング制御装置を提供することを目的
としている。
させたとしても、無駄な電力消費を低減したり、車両盗難の危険性を低減することのでき
る制御方法、車載制御装置、及び電動パワーステアリング制御装置を提供することを目的
としている。
上記目的を達成するために本発明に係る制御方法(1)は、遠隔操作によって車両のエ
ンジンが始動された場合、車室内に乗員が検知されるまで、エンジン制御装置を除く、車
両走行に必要な電子機器を起動させないようにする、又は前記電子機器の車両走行に必要
な制御を禁止することを特徴としている。
ンジンが始動された場合、車室内に乗員が検知されるまで、エンジン制御装置を除く、車
両走行に必要な電子機器を起動させないようにする、又は前記電子機器の車両走行に必要
な制御を禁止することを特徴としている。
上記制御方法(1)によれば、遠隔操作によって車両のエンジンが始動された場合、車
室内に乗員が検知されるまで(例えば、運転者が前記車両に乗り込むまで)、エンジン制
御装置を除く、車両走行に必要な電子機器(例えば、電動パワーステアリング制御装置、
ブレーキ制御装置、エアバッグ制御装置)を起動させない、又は前記電子機器の車両走行
に必要な制御(例えば、主たる制御の操舵補助)を禁止する。これにより、無駄な電力消
費を抑えることができる。
室内に乗員が検知されるまで(例えば、運転者が前記車両に乗り込むまで)、エンジン制
御装置を除く、車両走行に必要な電子機器(例えば、電動パワーステアリング制御装置、
ブレーキ制御装置、エアバッグ制御装置)を起動させない、又は前記電子機器の車両走行
に必要な制御(例えば、主たる制御の操舵補助)を禁止する。これにより、無駄な電力消
費を抑えることができる。
また、前記乗員を前記車両の正規の使用者に限定すれば、正規の使用者が前記車両に乗
り込むまでは、前記電子機器を起動させないように、又は前記電子機器の車両走行に必要
な制御を禁止することができる。すなわち、窃盗犯が前記車両に乗り込んだとしても、前
記電子機器は起動しない、又は車両走行に必要な制御を行わないので、盗難車両の価値を
下げることができる。例えば、操舵の補助されない盗難車両を実現することができる。こ
れにより、窃盗犯が盗難車両を移動させず、そのまま放置する可能性を高めることができ
、盗難車両が正規の使用者に戻る可能性を高めることができる。
り込むまでは、前記電子機器を起動させないように、又は前記電子機器の車両走行に必要
な制御を禁止することができる。すなわち、窃盗犯が前記車両に乗り込んだとしても、前
記電子機器は起動しない、又は車両走行に必要な制御を行わないので、盗難車両の価値を
下げることができる。例えば、操舵の補助されない盗難車両を実現することができる。こ
れにより、窃盗犯が盗難車両を移動させず、そのまま放置する可能性を高めることができ
、盗難車両が正規の使用者に戻る可能性を高めることができる。
また、本発明に係る車載制御装置(1)は、車室内が無人状態であるときに動作不要な
車載制御装置であって、遠隔操作によって前記車両のエンジンが始動された場合、車室内
に乗員が検知されるまで、車両走行に必要な制御を禁止する禁止手段を備えていることを
特徴としている。
車載制御装置であって、遠隔操作によって前記車両のエンジンが始動された場合、車室内
に乗員が検知されるまで、車両走行に必要な制御を禁止する禁止手段を備えていることを
特徴としている。
上記車載制御装置(1)によれば、車室内が無人状態であるときに動作不要な車載制御
装置(例えば、電動パワーステアリング制御装置)であって、遠隔操作によって車両のエ
ンジンが始動された場合、車室内に乗員が検知されるまで(例えば、運転者が前記車両に
乗り込むまで)、車両走行に必要な制御(例えば、主たる制御の操舵補助)が禁止される
。これにより、無駄な電力消費を低減することができる。
装置(例えば、電動パワーステアリング制御装置)であって、遠隔操作によって車両のエ
ンジンが始動された場合、車室内に乗員が検知されるまで(例えば、運転者が前記車両に
乗り込むまで)、車両走行に必要な制御(例えば、主たる制御の操舵補助)が禁止される
。これにより、無駄な電力消費を低減することができる。
また、前記乗員を前記車両の正規の使用者に限定すれば、正規の使用者が前記車両に乗
り込むまでは、車両走行に必要な制御が行われないようにすることができる。すなわち、
窃盗犯が前記車両に乗り込んだとしても、車両走行に必要な制御は行われないので、盗難
車両の価値を下げることができる。例えば、操舵の補助されない盗難車両を実現すること
ができる。これにより、窃盗犯が盗難車両を移動させず、そのまま放置する可能性を高め
ることができ、盗難車両が正規の使用者に戻る可能性を高めることができる。
り込むまでは、車両走行に必要な制御が行われないようにすることができる。すなわち、
窃盗犯が前記車両に乗り込んだとしても、車両走行に必要な制御は行われないので、盗難
車両の価値を下げることができる。例えば、操舵の補助されない盗難車両を実現すること
ができる。これにより、窃盗犯が盗難車両を移動させず、そのまま放置する可能性を高め
ることができ、盗難車両が正規の使用者に戻る可能性を高めることができる。
また、本発明に係る電動パワーステアリング制御装置(1)は、遠隔操作によって車両
のエンジンが始動された場合、前記車両の使用者が前記車両の正規の使用者であると認め
られない時、操舵部材に対する操舵を妨げる制御を行う制御手段を備えていることを特徴
としている。
のエンジンが始動された場合、前記車両の使用者が前記車両の正規の使用者であると認め
られない時、操舵部材に対する操舵を妨げる制御を行う制御手段を備えていることを特徴
としている。
上記電動パワーステアリング制御装置(1)によれば、遠隔操作によって車両のエンジ
ンが始動された場合、前記車両の使用者が前記車両の正規の使用者であると認められない
時、操舵部材に対する操舵を妨げる制御が行われる。従って、正規の使用者が乗り込むま
では、操舵部材に対する操舵が妨げられることになる。これにより、窃盗犯が前記車両に
乗り込んだとしても、操舵部材に対する操舵が妨げられるので、車両盗難を困難なものに
することができる。
ンが始動された場合、前記車両の使用者が前記車両の正規の使用者であると認められない
時、操舵部材に対する操舵を妨げる制御が行われる。従って、正規の使用者が乗り込むま
では、操舵部材に対する操舵が妨げられることになる。これにより、窃盗犯が前記車両に
乗り込んだとしても、操舵部材に対する操舵が妨げられるので、車両盗難を困難なものに
することができる。
また、本発明に係る電動パワーステアリング制御装置(2)は、遠隔操作によって車両
のエンジンが始動された場合、車室内に乗員が検知されるまで、操舵補助を禁止する禁止
手段と、前記乗員が前記車両の正規の使用者であると認められない時、操舵部材に対する
操舵を妨げる制御を行う制御手段とを備えていることを特徴としている。
のエンジンが始動された場合、車室内に乗員が検知されるまで、操舵補助を禁止する禁止
手段と、前記乗員が前記車両の正規の使用者であると認められない時、操舵部材に対する
操舵を妨げる制御を行う制御手段とを備えていることを特徴としている。
上記電動パワーステアリング制御装置(2)によれば、遠隔操作によって車両のエンジ
ンが始動された場合、車室内に乗員が検知されるまで(例えば、運転者が前記車両に乗り
込むまで)、操舵補助が禁止される。これにより、無駄な電力消費を低減することができ
る。
ンが始動された場合、車室内に乗員が検知されるまで(例えば、運転者が前記車両に乗り
込むまで)、操舵補助が禁止される。これにより、無駄な電力消費を低減することができ
る。
さらに、上記電動パワーステアリング制御装置(2)によれば、前記車両の使用者が前
記車両の正規の使用者であると認められない時、操舵部材に対する操舵を妨げる制御が行
われる。従って、正規の使用者が乗り込むまでは、操舵部材に対する操舵が妨げられるこ
とになる。これにより、窃盗犯が前記車両に乗り込んだとしても、操舵部材に対する操舵
が妨げられるので、車両盗難を困難なものにすることができる。
記車両の正規の使用者であると認められない時、操舵部材に対する操舵を妨げる制御が行
われる。従って、正規の使用者が乗り込むまでは、操舵部材に対する操舵が妨げられるこ
とになる。これにより、窃盗犯が前記車両に乗り込んだとしても、操舵部材に対する操舵
が妨げられるので、車両盗難を困難なものにすることができる。
また、上記電動パワーステアリング制御装置(1)又は(2)において、前記操舵部材
に対する操舵を妨げる方法としては、例えば、右きりトルクが発生した場合、左に前記操
舵部材を回転する方向にアシストモータに通電するといったように、操舵方向と逆の方向
に力を加えるといった方法が挙げられる。また、前記操舵部材に対する操舵トルクと同じ
大きさの力を加えれば、前記操舵部材の回転を阻止することができ、直進しかできない車
両を実現することができる。
に対する操舵を妨げる方法としては、例えば、右きりトルクが発生した場合、左に前記操
舵部材を回転する方向にアシストモータに通電するといったように、操舵方向と逆の方向
に力を加えるといった方法が挙げられる。また、前記操舵部材に対する操舵トルクと同じ
大きさの力を加えれば、前記操舵部材の回転を阻止することができ、直進しかできない車
両を実現することができる。
以下、本発明に係る制御方法、車載制御装置、及び電動パワーステアリング制御装置の
実施の形態を図面に基づいて説明する。図2は実施の形態(1)に係る制御方法を採用し
たリモートエンジンスタートシステムが装備された車両の内部構造の要部を概略的に示し
たブロック図である。但し、図1に示した車両の内部構造と同様の構成部分については同
符号を付している。
実施の形態を図面に基づいて説明する。図2は実施の形態(1)に係る制御方法を採用し
たリモートエンジンスタートシステムが装備された車両の内部構造の要部を概略的に示し
たブロック図である。但し、図1に示した車両の内部構造と同様の構成部分については同
符号を付している。
車両には該車両のドアなどのボディ関係を制御するためのボディ制御装置(ボディ−E
CU)10Aと、エンジンを遠隔操作により始動させるための遠隔始動制御装置(RES
−ECU)20Aと、エンジンを制御するためのエンジン制御装置(EFI−ECU)3
0と、運転者の操舵力を軽減する電動パワーステアリング制御装置(EPS−ECU)4
0Aとを含んで構成されている。
CU)10Aと、エンジンを遠隔操作により始動させるための遠隔始動制御装置(RES
−ECU)20Aと、エンジンを制御するためのエンジン制御装置(EFI−ECU)3
0と、運転者の操舵力を軽減する電動パワーステアリング制御装置(EPS−ECU)4
0Aとを含んで構成されている。
ボディ制御装置10A、遠隔始動制御装置20A、エンジン制御装置30、電動パワー
ステアリング制御装置40A(本発明に係る車載制御装置に対応)はそれぞれマイコン1
1A、21A、31、41A、及び電源回路12、22、32、42を含んで構成されて
いる。電源回路12、22、32、42はバッテリ51に接続されており、バッテリ51
からのバッテリ電圧によって電源電圧を生成して、各制御装置10A、20A、30、4
0A内のマイコン11A、21A、31、41Aなどに対して電源の供給を行うものであ
る。
ステアリング制御装置40A(本発明に係る車載制御装置に対応)はそれぞれマイコン1
1A、21A、31、41A、及び電源回路12、22、32、42を含んで構成されて
いる。電源回路12、22、32、42はバッテリ51に接続されており、バッテリ51
からのバッテリ電圧によって電源電圧を生成して、各制御装置10A、20A、30、4
0A内のマイコン11A、21A、31、41Aなどに対して電源の供給を行うものであ
る。
また、エンジン制御装置30、及び電動パワーステアリング制御装置40Aの電源回路
32、42はイグニッションスイッチ52を介してバッテリ51に接続されており、エン
ジン制御装置30、及び電動パワーステアリング制御装置40A内のマイコン31、41
Aなどに対してはイグニッションスイッチ52がオンされている間、電源が供給されるよ
うになっている。なお、このイグニッションスイッチ52は、イグニッションキー(図示
せず)がキーシリンダ(図示せず)へ差し込まれ、IG位置まで回動された時にオンする
ようになっている。
また、各制御装置10A、20A、30、40A内のマイコン11A、21A、31、
41AはCANバス53に接続されており、CANバス53を介して各装置間で情報のや
り取りを行うことができるようになっている。
32、42はイグニッションスイッチ52を介してバッテリ51に接続されており、エン
ジン制御装置30、及び電動パワーステアリング制御装置40A内のマイコン31、41
Aなどに対してはイグニッションスイッチ52がオンされている間、電源が供給されるよ
うになっている。なお、このイグニッションスイッチ52は、イグニッションキー(図示
せず)がキーシリンダ(図示せず)へ差し込まれ、IG位置まで回動された時にオンする
ようになっている。
また、各制御装置10A、20A、30、40A内のマイコン11A、21A、31、
41AはCANバス53に接続されており、CANバス53を介して各装置間で情報のや
り取りを行うことができるようになっている。
ボディ制御装置10Aのマイコン11Aには、ドアの開閉状態を検出するカーテシスイ
ッチ(カーテシSW)13、及び乗員がシートに座っていることを検出する着座センサ1
4が接続され、カーテシスイッチ13からのドア開閉信号や着座センサ14からの着座信
号が入力されるようになっている。よって、マイコン11Aはドア開閉状態や乗車状態を
把握することができる。また、マイコン11Aは、ドア開閉信号をCANバス53を介し
て電動パワーステアリング制御装置40Aへ送信するようになっている。
ッチ(カーテシSW)13、及び乗員がシートに座っていることを検出する着座センサ1
4が接続され、カーテシスイッチ13からのドア開閉信号や着座センサ14からの着座信
号が入力されるようになっている。よって、マイコン11Aはドア開閉状態や乗車状態を
把握することができる。また、マイコン11Aは、ドア開閉信号をCANバス53を介し
て電動パワーステアリング制御装置40Aへ送信するようになっている。
エンジン制御装置30のマイコン31には、エンジンを始動させるためのスタータスイ
ッチ(スタータSW)33が接続され、スタータスイッチ33からのスタータ信号が入力
されるようになっている。マイコン31はスタータ信号を受信すると、エンジンを始動さ
せるべくセルモータ34を起動させるようになっている。なお、このスタータスイッチ3
3は、イグニッションキーがキーシリンダへ差し込まれ、スタータ位置まで回動された時
にオンするようになっている。
ッチ(スタータSW)33が接続され、スタータスイッチ33からのスタータ信号が入力
されるようになっている。マイコン31はスタータ信号を受信すると、エンジンを始動さ
せるべくセルモータ34を起動させるようになっている。なお、このスタータスイッチ3
3は、イグニッションキーがキーシリンダへ差し込まれ、スタータ位置まで回動された時
にオンするようになっている。
電動パワーステアリング制御装置40Aのマイコン41Aには、ステアリングに加えら
れる操舵トルクを検出するトルクセンサ43、及び車両の速度を検出する車速センサ44
が接続され、トルクセンサ43からのトルク信号や車速センサ44からの車速信号が入力
されるようになっている。マイコン41Aは操作トルク及び車両の速度に基づいて、アシ
ストモータ45を制御するようになっている。
れる操舵トルクを検出するトルクセンサ43、及び車両の速度を検出する車速センサ44
が接続され、トルクセンサ43からのトルク信号や車速センサ44からの車速信号が入力
されるようになっている。マイコン41Aは操作トルク及び車両の速度に基づいて、アシ
ストモータ45を制御するようになっている。
遠隔始動制御装置20Aは受信機23を含んで構成され、使用者が携帯する送信機54
からのエンジン始動指令信号を受信することができるようになっている。また、遠隔始動
制御装置20Aのマイコン21Aには、パーキングブレーキの作動を検出するパーキング
ブレーキ作動スイッチ(PB作動SW)24が接続され、パーキングブレーキ作動スイッ
チ24からの作動信号が入力されるようになっている。
からのエンジン始動指令信号を受信することができるようになっている。また、遠隔始動
制御装置20Aのマイコン21Aには、パーキングブレーキの作動を検出するパーキング
ブレーキ作動スイッチ(PB作動SW)24が接続され、パーキングブレーキ作動スイッ
チ24からの作動信号が入力されるようになっている。
マイコン21Aは、送信機54からのエンジン始動指令信号を受信すると、まずその信
号が正規の信号であるか否か(すなわち、送信機54以外の別の送信機からの信号でない
か否か)を判断し、正規の信号であると判断すると、次に遠隔始動条件が満たされている
か否かを判断するようになっている。前記遠隔始動条件としては、例えば、パーキングブ
レーキが作動していることが挙げられる。
号が正規の信号であるか否か(すなわち、送信機54以外の別の送信機からの信号でない
か否か)を判断し、正規の信号であると判断すると、次に遠隔始動条件が満たされている
か否かを判断するようになっている。前記遠隔始動条件としては、例えば、パーキングブ
レーキが作動していることが挙げられる。
マイコン21Aは、前記遠隔始動条件が満たされていると判断すると、イグニッション
スイッチ52をオン状態にし、その後、スタータスイッチ33をオン状態とするようにな
っている。すなわち、イグニッションキーがキーシリンダへ挿入され、スタータ位置まで
回動された場合と同様の制御を実行するようになっており、エンジン制御装置30によっ
てセルモータ34が起動されることになる。
スイッチ52をオン状態にし、その後、スタータスイッチ33をオン状態とするようにな
っている。すなわち、イグニッションキーがキーシリンダへ挿入され、スタータ位置まで
回動された場合と同様の制御を実行するようになっており、エンジン制御装置30によっ
てセルモータ34が起動されることになる。
また、マイコン21Aは、スタータスイッチ33をオン状態とする場合(すなわち、送
信機54を使った遠隔操作によってエンジンを始動させる場合)、その旨を示す遠隔始動
信号をCANバス53を介して電動パワーステアリング制御装置40Aへ送信するように
なっている。
信機54を使った遠隔操作によってエンジンを始動させる場合)、その旨を示す遠隔始動
信号をCANバス53を介して電動パワーステアリング制御装置40Aへ送信するように
なっている。
電動パワーステアリング制御装置40Aにおけるマイコン41Aの行う処理動作[1−
1]を図3−1に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作[1−
1]は所定期間毎に行われる動作である。まず、操舵補助の禁止に使用する禁止フラグf
1が「1」であるか否かを判断する(ステップS1)。なお、禁止フラグf1は初期処理
で「0」に設定されるものである。
1]を図3−1に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作[1−
1]は所定期間毎に行われる動作である。まず、操舵補助の禁止に使用する禁止フラグf
1が「1」であるか否かを判断する(ステップS1)。なお、禁止フラグf1は初期処理
で「0」に設定されるものである。
禁止フラグf1が「1」でないと判断すれば、次に遠隔始動制御装置20Aから送信さ
れてくる遠隔始動信号を受信したか否かを判断する(ステップS2)。遠隔始動信号を受
信したと判断すれば、禁止フラグf1を「1」に設定する(ステップS3)。一方、ステ
ップS1において、禁止フラグf1は「1」であると判断したり、ステップS2において
、遠隔始動信号を受信していないと判断した場合には、そのまま処理動作[1−1]を終
了する。
れてくる遠隔始動信号を受信したか否かを判断する(ステップS2)。遠隔始動信号を受
信したと判断すれば、禁止フラグf1を「1」に設定する(ステップS3)。一方、ステ
ップS1において、禁止フラグf1は「1」であると判断したり、ステップS2において
、遠隔始動信号を受信していないと判断した場合には、そのまま処理動作[1−1]を終
了する。
マイコン41Aは、禁止フラグf1が「1」に設定されている場合、操舵トルクや車両
の速度に基づいてアシストモータ45を制御するといった、操舵補助の処理動作(プログ
ラム)を実行しないようになっている。従って、送信機54を使った遠隔操作によってエ
ンジンが始動された場合、禁止フラグが「1」に設定されて、操舵補助が禁止されること
になる。
の速度に基づいてアシストモータ45を制御するといった、操舵補助の処理動作(プログ
ラム)を実行しないようになっている。従って、送信機54を使った遠隔操作によってエ
ンジンが始動された場合、禁止フラグが「1」に設定されて、操舵補助が禁止されること
になる。
次に、電動パワーステアリング制御装置40Aにおけるマイコン41Aの行う処理動作
[1−2]を図3−2に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作
[1−2]は所定期間毎に行われる動作である。まず、禁止フラグf1が「1」であるか
否かを判断する(ステップS11)。
[1−2]を図3−2に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作
[1−2]は所定期間毎に行われる動作である。まず、禁止フラグf1が「1」であるか
否かを判断する(ステップS11)。
禁止フラグf1が「1」である(すなわち、操舵補助が禁止されている)と判断すれば
、次にボディ制御装置10Aから送信されてくるドア開閉信号を受信したか否かを判断す
る(ステップS12)。ドア開閉信号を受信したと判断すれば、受信したドア開閉信号に
基づいて、ドアの開閉(すなわち、ドアが開放され、そして閉鎖されという行為)があっ
たか否かを判断する(ステップS13)。
、次にボディ制御装置10Aから送信されてくるドア開閉信号を受信したか否かを判断す
る(ステップS12)。ドア開閉信号を受信したと判断すれば、受信したドア開閉信号に
基づいて、ドアの開閉(すなわち、ドアが開放され、そして閉鎖されという行為)があっ
たか否かを判断する(ステップS13)。
ドアの開閉があった(すなわち、車両への乗り込みがあったと認められる)と判断すれ
ば、禁止フラグf1を「0」に戻して、操舵補助の禁止を解除する(ステップS14)。
一方、ステップS11において、禁止フラグf1が「1」でないと判断したり、ステップ
S12においてドア開閉信号を受信していないと判断したり、ステップS13においてド
アの開閉はないと判断した場合には、そのまま処理動作[1−2]を終了する。
ば、禁止フラグf1を「0」に戻して、操舵補助の禁止を解除する(ステップS14)。
一方、ステップS11において、禁止フラグf1が「1」でないと判断したり、ステップ
S12においてドア開閉信号を受信していないと判断したり、ステップS13においてド
アの開閉はないと判断した場合には、そのまま処理動作[1−2]を終了する。
上記実施の形態(1)に係る制御方法によれば、遠隔操作によって車両のエンジンが始
動された場合、車両への乗り込みが検知されるまで、エンジン制御装置30を除く、車両
走行に必要な電子機器(ここでは、電動パワーステアリング制御装置40A)の車両走行
に必要な制御(ここでは、主たる制御の操舵補助)を禁止する。これにより、無駄な電力
消費を抑えることができる。
動された場合、車両への乗り込みが検知されるまで、エンジン制御装置30を除く、車両
走行に必要な電子機器(ここでは、電動パワーステアリング制御装置40A)の車両走行
に必要な制御(ここでは、主たる制御の操舵補助)を禁止する。これにより、無駄な電力
消費を抑えることができる。
なお、ここではボディ制御装置10Aから送信されてくるドア開閉信号に基づいて、電
動パワーステアリング制御装置40Aが車両への乗り込みがあったか否かを判断するよう
になっているが、この判断処理については、電動パワーステアリング制御装置40Aで行
うようにしなくても良く、別の実施の形態では、例えば、ボディ制御装置で前記判断処理
を行わせて、その判断結果を電動パワーステアリング制御装置へ送信するようにしても良
い。
動パワーステアリング制御装置40Aが車両への乗り込みがあったか否かを判断するよう
になっているが、この判断処理については、電動パワーステアリング制御装置40Aで行
うようにしなくても良く、別の実施の形態では、例えば、ボディ制御装置で前記判断処理
を行わせて、その判断結果を電動パワーステアリング制御装置へ送信するようにしても良
い。
また、ここではボディ制御装置10Aから送信されてくるドア開閉信号に基づいて、車
両への乗り込みがあったか否かを判断するようになっているが、車両への乗り込みがあっ
たか否かの判断方法はこれに限定されるものでなく、別の実施の形態では、例えば、ボデ
ィ制御装置から着座信号を電動パワーステアリング制御装置へ送信するようにして、着座
信号に基づいて、車両への乗り込みがあったか否かを判断するようにしても良い。
両への乗り込みがあったか否かを判断するようになっているが、車両への乗り込みがあっ
たか否かの判断方法はこれに限定されるものでなく、別の実施の形態では、例えば、ボデ
ィ制御装置から着座信号を電動パワーステアリング制御装置へ送信するようにして、着座
信号に基づいて、車両への乗り込みがあったか否かを判断するようにしても良い。
また、ここでは電動パワーステアリング制御装置40Aの車両走行に必要な制御、すな
わち操舵補助を禁止するようにしているが、禁止対象は操舵補助に限定されるものでなく
、別の実施の形態では、例えば、ブレーキ制御装置のブレーキ制御やエアバッグ制御装置
のエアバッグの展開制御を禁止するようにしても良い。
わち操舵補助を禁止するようにしているが、禁止対象は操舵補助に限定されるものでなく
、別の実施の形態では、例えば、ブレーキ制御装置のブレーキ制御やエアバッグ制御装置
のエアバッグの展開制御を禁止するようにしても良い。
図4は実施の形態(2)に係る制御方法を採用したリモートエンジンスタートシステム
が装備された車両の内部構造の要部を概略的に示したブロック図である。但し、図1に示
した車両の内部構造と同様の構成部分については同符号を付し、ここではその説明を省略
する。
が装備された車両の内部構造の要部を概略的に示したブロック図である。但し、図1に示
した車両の内部構造と同様の構成部分については同符号を付し、ここではその説明を省略
する。
車両には該車両のドアなどのボディ関係を制御するためのボディ制御装置(ボディ−E
CU)10Bと、エンジンを遠隔操作により始動させるための遠隔始動制御装置(RES
−ECU)20Bと、エンジンを制御するためのエンジン制御装置(EFI−ECU)3
0と、運転者の操舵力を軽減する電動パワーステアリング制御装置(EPS−ECU)4
0とを含んで構成されている。
CU)10Bと、エンジンを遠隔操作により始動させるための遠隔始動制御装置(RES
−ECU)20Bと、エンジンを制御するためのエンジン制御装置(EFI−ECU)3
0と、運転者の操舵力を軽減する電動パワーステアリング制御装置(EPS−ECU)4
0とを含んで構成されている。
ボディ制御装置10B、遠隔始動制御装置20B、エンジン制御装置30、電動パワー
ステアリング制御装置40はそれぞれマイコン11B、21B、31、41、及び電源回
路12、22、32、42を含んで構成されている。電源回路12、22、32、42は
バッテリ51に接続されており、バッテリ51からのバッテリ電圧によって電源電圧を生
成して、各制御装置10B、20B、30、40内のマイコン11B、21B、31、4
1などに対して電源の供給を行うものである。
ステアリング制御装置40はそれぞれマイコン11B、21B、31、41、及び電源回
路12、22、32、42を含んで構成されている。電源回路12、22、32、42は
バッテリ51に接続されており、バッテリ51からのバッテリ電圧によって電源電圧を生
成して、各制御装置10B、20B、30、40内のマイコン11B、21B、31、4
1などに対して電源の供給を行うものである。
また、エンジン制御装置30の電源回路32はイグニッションスイッチ52を介してバ
ッテリ51に接続されており、エンジン制御装置30内のマイコン31などに対してはイ
グニッションスイッチ52がオンされている間、電源が供給されるようになっている。電
動パワーステアリング制御装置40の電源回路42はイグニッションスイッチ52及びリ
レー回路55を介してバッテリ51に接続されており、電動パワーステアリング制御装置
40内のマイコン41などに対してはイグニッションスイッチ52及びリレー回路55が
オンされている間、電源が供給されるようになっている。リレー回路55は接点55a及
びコイル55bを含んで構成され、コイル55bへの入力電流が所定値以上になると接点
55aを開く、いわゆるb接点型リレーである。
また、各制御装置10B、20B、30、40内のマイコン11B、21B、31、4
1はCANバス53に接続されており、CANバス53を介して各装置間で情報のやり取
りを行うことができるようになっている。
ッテリ51に接続されており、エンジン制御装置30内のマイコン31などに対してはイ
グニッションスイッチ52がオンされている間、電源が供給されるようになっている。電
動パワーステアリング制御装置40の電源回路42はイグニッションスイッチ52及びリ
レー回路55を介してバッテリ51に接続されており、電動パワーステアリング制御装置
40内のマイコン41などに対してはイグニッションスイッチ52及びリレー回路55が
オンされている間、電源が供給されるようになっている。リレー回路55は接点55a及
びコイル55bを含んで構成され、コイル55bへの入力電流が所定値以上になると接点
55aを開く、いわゆるb接点型リレーである。
また、各制御装置10B、20B、30、40内のマイコン11B、21B、31、4
1はCANバス53に接続されており、CANバス53を介して各装置間で情報のやり取
りを行うことができるようになっている。
ボディ制御装置10Bのマイコン11Bには、ドアの開閉状態を検出するカーテシスイ
ッチ(カーテシSW)13、及び乗員がシートに座っていることを検出する着座センサ1
4が接続され、カーテシスイッチ13からのドア開閉信号や着座センサ14からの着座信
号が入力されるようになっている。よって、マイコン11Bはドア開閉状態や乗車状態を
把握することができる。また、マイコン11Bは、ドア開閉信号をCANバス53を介し
て遠隔始動制御装置20Bへ送信するようになっている。
ッチ(カーテシSW)13、及び乗員がシートに座っていることを検出する着座センサ1
4が接続され、カーテシスイッチ13からのドア開閉信号や着座センサ14からの着座信
号が入力されるようになっている。よって、マイコン11Bはドア開閉状態や乗車状態を
把握することができる。また、マイコン11Bは、ドア開閉信号をCANバス53を介し
て遠隔始動制御装置20Bへ送信するようになっている。
遠隔始動制御装置20Bは受信機23を含んで構成され、使用者が携帯する送信機54
からのエンジン始動指令信号を受信することができるようになっている。また、遠隔始動
制御装置20Bのマイコン21Bには、パーキングブレーキの作動を検出するパーキング
ブレーキ作動スイッチ(PB作動SW)24が接続され、パーキングブレーキ作動スイッ
チ24からの作動信号が入力されるようになっている。
からのエンジン始動指令信号を受信することができるようになっている。また、遠隔始動
制御装置20Bのマイコン21Bには、パーキングブレーキの作動を検出するパーキング
ブレーキ作動スイッチ(PB作動SW)24が接続され、パーキングブレーキ作動スイッ
チ24からの作動信号が入力されるようになっている。
マイコン21Bは、送信機54からのエンジン始動指令信号を受信すると、まずその信
号が正規の信号であるか否か(すなわち、送信機54以外の別の送信機からの信号でない
か否か)を判断し、正規の信号であると判断すると、次に遠隔始動条件が満たされている
か否かを判断するようになっている。前記遠隔始動条件としては、例えば、パーキングブ
レーキが作動していることが挙げられる。
号が正規の信号であるか否か(すなわち、送信機54以外の別の送信機からの信号でない
か否か)を判断し、正規の信号であると判断すると、次に遠隔始動条件が満たされている
か否かを判断するようになっている。前記遠隔始動条件としては、例えば、パーキングブ
レーキが作動していることが挙げられる。
マイコン21Bは、前記遠隔始動条件が満たされていると判断すると、イグニッション
スイッチ52をオン状態にし、その後、スタータスイッチ33をオン状態とするようにな
っている。すなわち、イグニッションキーがキーシリンダへ挿入され、スタータ位置まで
回動された場合と同様の制御を実行するようになっており、エンジン制御装置30によっ
てセルモータ34が起動されることになる。
スイッチ52をオン状態にし、その後、スタータスイッチ33をオン状態とするようにな
っている。すなわち、イグニッションキーがキーシリンダへ挿入され、スタータ位置まで
回動された場合と同様の制御を実行するようになっており、エンジン制御装置30によっ
てセルモータ34が起動されることになる。
また、マイコン21Bは、イグニッションスイッチ52をオン状態とする場合(すなわ
ち、送信機54を使った遠隔操作によってエンジンを始動させる場合)、リレー回路55
をオフ状態にして、電動パワーステアリング制御装置40への電源供給を遮断するように
なっている。
ち、送信機54を使った遠隔操作によってエンジンを始動させる場合)、リレー回路55
をオフ状態にして、電動パワーステアリング制御装置40への電源供給を遮断するように
なっている。
また、マイコン21Bは、ボディ制御装置10Bから送信されてくるドア開閉信号に基
づいて、ドアの開閉(すなわち、ドアが開放され、そして閉鎖されという行為)があった
か否かを判断し、ドアの開閉があった(すなわち、車両への乗り込みがあったと認められ
る)と判断すれば、リレー回路55をオン状態にし、電動パワーステアリング制御装置4
0への電源供給の遮断を解除するようになっている。
づいて、ドアの開閉(すなわち、ドアが開放され、そして閉鎖されという行為)があった
か否かを判断し、ドアの開閉があった(すなわち、車両への乗り込みがあったと認められ
る)と判断すれば、リレー回路55をオン状態にし、電動パワーステアリング制御装置4
0への電源供給の遮断を解除するようになっている。
遠隔始動制御装置20Bにおけるマイコン21Bの行う処理動作[2−1]を図5−1
に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作[2−1]は所定期間
毎に行われる動作である。まず、送信機54から送信されてくるエンジン始動指令信号を
受信したか否かを判断する(ステップS21)。
に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作[2−1]は所定期間
毎に行われる動作である。まず、送信機54から送信されてくるエンジン始動指令信号を
受信したか否かを判断する(ステップS21)。
エンジン始動指令信号を受信したと判断すれば、次にその信号が正規の信号であるか否
かを判断する(ステップS22)。正規の信号であると判断すれば、次にパーキングブレ
ーキが作動しているか否かを判断することによって、遠隔始動条件が満たされているか否
かを判断する(ステップS23)。
かを判断する(ステップS22)。正規の信号であると判断すれば、次にパーキングブレ
ーキが作動しているか否かを判断することによって、遠隔始動条件が満たされているか否
かを判断する(ステップS23)。
遠隔始動条件が満たされていると判断すれば、リレー回路55をオフ状態にし(ステッ
プS24)、イグニッションスイッチ52をオン状態にし(ステップS25)、スタータ
スイッチ33をオン状態とし(ステップS26)、電動パワーステアリング制御装置40
への電源供給が遮断されていることを示す遮断フラグf2を「1」に設定する(ステップ
S27)。なお、遮断フラグf2は初期処理で「0」に設定されるものである。
プS24)、イグニッションスイッチ52をオン状態にし(ステップS25)、スタータ
スイッチ33をオン状態とし(ステップS26)、電動パワーステアリング制御装置40
への電源供給が遮断されていることを示す遮断フラグf2を「1」に設定する(ステップ
S27)。なお、遮断フラグf2は初期処理で「0」に設定されるものである。
ステップS21において、エンジン始動指令信号を受信していないと判断したり、ステ
ップS22において、受信したエンジン始動指令信号が正規の信号でないと判断したり、
ステップS23において、パーキングブレーキが作動していないと判断した場合には、そ
のまま処理動作[2−1]を終了する。
ップS22において、受信したエンジン始動指令信号が正規の信号でないと判断したり、
ステップS23において、パーキングブレーキが作動していないと判断した場合には、そ
のまま処理動作[2−1]を終了する。
次に、遠隔始動制御装置20Bにおけるマイコン21Bの行う処理動作[2−2]を図
5−2に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作[2−2]は所
定期間毎に行われる動作である。まず、禁止フラグf2が「1」であるか否かを判断する
(ステップS31)。
5−2に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作[2−2]は所
定期間毎に行われる動作である。まず、禁止フラグf2が「1」であるか否かを判断する
(ステップS31)。
禁止フラグf2が「1」である(すなわち、電動パワーステアリング制御装置40への
電源供給が遮断されている)と判断すれば、次にボディ制御装置10Bから送信されてく
るドア開閉信号を受信したか否かを判断する(ステップS32)。ドア開閉信号を受信し
たと判断すれば、受信したドア開閉信号に基づいて、ドアの開閉(すなわち、ドアが開放
され、そして閉鎖されという行為)があったか否かを判断する(ステップS33)。
電源供給が遮断されている)と判断すれば、次にボディ制御装置10Bから送信されてく
るドア開閉信号を受信したか否かを判断する(ステップS32)。ドア開閉信号を受信し
たと判断すれば、受信したドア開閉信号に基づいて、ドアの開閉(すなわち、ドアが開放
され、そして閉鎖されという行為)があったか否かを判断する(ステップS33)。
ドアの開閉があった(すなわち、車両への乗り込みがあったと認められる)と判断すれ
ば、リレー回路55をオン状態にして、電動パワーステアリング制御装置40へ電源が供
給されるようにし(ステップS34)、その後、遮断フラグf2を「0」に戻す(ステッ
プS35)。
一方、ステップS31において、遮断フラグf2が「1」でないと判断したり、ステッ
プS32においてドア開閉信号を受信していないと判断したり、ステップS33において
ドアの開閉はないと判断した場合には、そのまま処理動作[2−2]を終了する。
ば、リレー回路55をオン状態にして、電動パワーステアリング制御装置40へ電源が供
給されるようにし(ステップS34)、その後、遮断フラグf2を「0」に戻す(ステッ
プS35)。
一方、ステップS31において、遮断フラグf2が「1」でないと判断したり、ステッ
プS32においてドア開閉信号を受信していないと判断したり、ステップS33において
ドアの開閉はないと判断した場合には、そのまま処理動作[2−2]を終了する。
上記実施の形態(2)に係る制御方法によれば、遠隔操作によって車両のエンジンが始
動された場合、車両への乗り込みが検知されるまで、エンジン制御装置30を除く、車両
走行に必要な電子機器(ここでは、電動パワーステアリング制御装置40)への電源供給
を遮断し、起動させないようにする。これにより、無駄な電力消費を抑えることができる
。
動された場合、車両への乗り込みが検知されるまで、エンジン制御装置30を除く、車両
走行に必要な電子機器(ここでは、電動パワーステアリング制御装置40)への電源供給
を遮断し、起動させないようにする。これにより、無駄な電力消費を抑えることができる
。
なお、ここではボディ制御装置10Bから送信されてくるドア開閉信号に基づいて、遠
隔始動制御装置20Bが車両への乗り込みがあったか否かを判断するようになっているが
、この判断処理については、遠隔始動制御装置20Bで行うようにしなくても良く、別の
実施の形態では、例えば、ボディ制御装置で前記判断処理を行わせて、その判断結果を遠
隔始動制御装置へ送信するようにしても良い。
隔始動制御装置20Bが車両への乗り込みがあったか否かを判断するようになっているが
、この判断処理については、遠隔始動制御装置20Bで行うようにしなくても良く、別の
実施の形態では、例えば、ボディ制御装置で前記判断処理を行わせて、その判断結果を遠
隔始動制御装置へ送信するようにしても良い。
また、ここではボディ制御装置10Bから送信されてくるドア開閉信号に基づいて、車
両への乗り込みがあったか否かを判断するようになっているが、車両への乗り込みがあっ
たか否かの判断方法はこれに限定されるものでなく、別の実施の形態では、例えば、ボデ
ィ制御装置から着座信号を遠隔始動制御装置へ送信するようにして、着座信号に基づいて
、車両への乗り込みがあったか否かを判断するようにしても良い。
両への乗り込みがあったか否かを判断するようになっているが、車両への乗り込みがあっ
たか否かの判断方法はこれに限定されるものでなく、別の実施の形態では、例えば、ボデ
ィ制御装置から着座信号を遠隔始動制御装置へ送信するようにして、着座信号に基づいて
、車両への乗り込みがあったか否かを判断するようにしても良い。
また、ここでは電動パワーステアリング制御装置40への電源供給を遮断するようにし
ているが、電源供給を遮断する対象は電動パワーステアリング制御装置に限定されるもの
でなく、別の実施の形態では、例えば、ブレーキ制御装置やエアバッグ制御装置への電源
供給を遮断するようにしても良い。
ているが、電源供給を遮断する対象は電動パワーステアリング制御装置に限定されるもの
でなく、別の実施の形態では、例えば、ブレーキ制御装置やエアバッグ制御装置への電源
供給を遮断するようにしても良い。
図6は実施の形態(3)に係る電動パワーステアリング制御装置が採用され、リモート
エンジンスタートシステムが装備された車両の内部構造の要部を概略的に示したブロック
図である。但し、図2に示した車両の内部構造と同様の構成部分については同符号を付し
、ここではその説明を省略する。
エンジンスタートシステムが装備された車両の内部構造の要部を概略的に示したブロック
図である。但し、図2に示した車両の内部構造と同様の構成部分については同符号を付し
、ここではその説明を省略する。
車両には該車両のドアなどのボディ関係を制御するためのボディ制御装置(ボディ−E
CU)10Aと、エンジンを遠隔操作により始動させるための遠隔始動制御装置(RES
−ECU)20Aと、エンジンを制御するためのエンジン制御装置(EFI−ECU)3
0と、運転者の操舵力を軽減する電動パワーステアリング制御装置(EPS−ECU)4
0Cと、人物認証装置60とを含んで構成されている。
CU)10Aと、エンジンを遠隔操作により始動させるための遠隔始動制御装置(RES
−ECU)20Aと、エンジンを制御するためのエンジン制御装置(EFI−ECU)3
0と、運転者の操舵力を軽減する電動パワーステアリング制御装置(EPS−ECU)4
0Cと、人物認証装置60とを含んで構成されている。
ボディ制御装置10A、遠隔始動制御装置20A、エンジン制御装置30、電動パワー
ステアリング制御装置40C(本発明に係る電動パワーステアリング制御装置に対応)、
人物認証装置60はそれぞれマイコン11A、21A、31、41C、61及び電源回路
12、22、32、42、62を含んで構成されている。電源回路12、22、32、4
2、62はバッテリ51に接続されており、バッテリ51からのバッテリ電圧によって電
源電圧を生成して、各制御装置10A、20A、30、40C、60内のマイコン11A
、21A、31、41C、61などに対して電源の供給を行うものである。
ステアリング制御装置40C(本発明に係る電動パワーステアリング制御装置に対応)、
人物認証装置60はそれぞれマイコン11A、21A、31、41C、61及び電源回路
12、22、32、42、62を含んで構成されている。電源回路12、22、32、4
2、62はバッテリ51に接続されており、バッテリ51からのバッテリ電圧によって電
源電圧を生成して、各制御装置10A、20A、30、40C、60内のマイコン11A
、21A、31、41C、61などに対して電源の供給を行うものである。
また、エンジン制御装置30、電動パワーステアリング制御装置40C、及び人物認証
装置60の電源回路32、42、62はイグニッションスイッチ52を介してバッテリ5
1に接続されており、エンジン制御装置30、電動パワーステアリング制御装置40C、
及び人物認証装置60内のマイコン31、41C、61などに対してはイグニッションス
イッチ52がオンされている間、電源が供給されるようになっている。
また、各制御装置10A、20A、30、40C、60内のマイコン11A、21A、
31、41C、61はCANバス53に接続されており、CANバス53を介して各装置
間で情報のやり取りを行うことができるようになっている。
装置60の電源回路32、42、62はイグニッションスイッチ52を介してバッテリ5
1に接続されており、エンジン制御装置30、電動パワーステアリング制御装置40C、
及び人物認証装置60内のマイコン31、41C、61などに対してはイグニッションス
イッチ52がオンされている間、電源が供給されるようになっている。
また、各制御装置10A、20A、30、40C、60内のマイコン11A、21A、
31、41C、61はCANバス53に接続されており、CANバス53を介して各装置
間で情報のやり取りを行うことができるようになっている。
電動パワーステアリング制御装置40Cのマイコン41Cには、ステアリングに加えら
れる操舵トルクを検出するトルクセンサ43、及び車両の速度を検出する車速センサ44
が接続され、トルクセンサ43からのトルク信号や車速センサ44からの車速信号が入力
されるようになっている。マイコン41Cは操作トルク及び車両の速度に基づいて、アシ
ストモータ45を制御するようになっている。
れる操舵トルクを検出するトルクセンサ43、及び車両の速度を検出する車速センサ44
が接続され、トルクセンサ43からのトルク信号や車速センサ44からの車速信号が入力
されるようになっている。マイコン41Cは操作トルク及び車両の速度に基づいて、アシ
ストモータ45を制御するようになっている。
人物認証装置60のマイコン61には、乗員の指紋を読み取る指紋読取機63が接続さ
れ、指紋読取機63からの指紋データが入力されるようになっている。マイコン61は指
紋読取機63からの指紋データと予め登録されている正規の使用者の指紋データとを照合
し、乗員が正規の使用者であるか否かを判断し、乗員が正規の使用者であると認められた
場合、その旨を示す認証信号をCANバス53を介して電動パワーステアリング制御装置
40Cへ送信するようになっている。
れ、指紋読取機63からの指紋データが入力されるようになっている。マイコン61は指
紋読取機63からの指紋データと予め登録されている正規の使用者の指紋データとを照合
し、乗員が正規の使用者であるか否かを判断し、乗員が正規の使用者であると認められた
場合、その旨を示す認証信号をCANバス53を介して電動パワーステアリング制御装置
40Cへ送信するようになっている。
電動パワーステアリング制御装置40Cにおけるマイコン41Cの行う処理動作[3−
1]を図7−1に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作[3−
1]は所定期間毎に行われる動作である。まず、操舵補助の禁止に使用する禁止フラグf
1が「1」であるか否かを判断する(ステップS41)。なお、禁止フラグf1は初期処
理で「0」に設定されるものである。
1]を図7−1に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作[3−
1]は所定期間毎に行われる動作である。まず、操舵補助の禁止に使用する禁止フラグf
1が「1」であるか否かを判断する(ステップS41)。なお、禁止フラグf1は初期処
理で「0」に設定されるものである。
禁止フラグf1が「1」でないと判断すれば、次に遠隔始動制御装置20Aから送信さ
れてくる遠隔始動信号を受信したか否かを判断する(ステップS42)。遠隔始動信号を
受信したと判断すれば、禁止フラグf1を「1」に設定し(ステップS43)、そして操
舵の妨害に使用する妨害フラグf3を「1」に設定する(ステップS44)。なお、妨害
フラグf3は初期処理で「0」に設定されるものである。
一方、ステップS41において、禁止フラグf1は「1」であると判断したり、ステッ
プS42において、遠隔始動信号を受信していないと判断した場合には、そのまま処理動
作[3−1]を終了する。
れてくる遠隔始動信号を受信したか否かを判断する(ステップS42)。遠隔始動信号を
受信したと判断すれば、禁止フラグf1を「1」に設定し(ステップS43)、そして操
舵の妨害に使用する妨害フラグf3を「1」に設定する(ステップS44)。なお、妨害
フラグf3は初期処理で「0」に設定されるものである。
一方、ステップS41において、禁止フラグf1は「1」であると判断したり、ステッ
プS42において、遠隔始動信号を受信していないと判断した場合には、そのまま処理動
作[3−1]を終了する。
次に、電動パワーステアリング制御装置40Cにおけるマイコン41Cの行う処理動作
[3−2]を図7−2に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作
[3−2]は所定期間毎に行われる動作である。まず、禁止フラグf1が「1」であるか
否かを判断する(ステップS51)。
[3−2]を図7−2に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作
[3−2]は所定期間毎に行われる動作である。まず、禁止フラグf1が「1」であるか
否かを判断する(ステップS51)。
禁止フラグf1が「1」である(すなわち、操舵補助が禁止されている)と判断すれば
、次にボディ制御装置10Aから送信されてくるドア開閉信号を受信したか否かを判断す
る(ステップS52)。ドア開閉信号を受信したと判断すれば、受信したドア開閉信号に
基づいて、ドアの開閉(すなわち、ドアが開放され、そして閉鎖されという行為)があっ
たか否かを判断する(ステップS53)。
、次にボディ制御装置10Aから送信されてくるドア開閉信号を受信したか否かを判断す
る(ステップS52)。ドア開閉信号を受信したと判断すれば、受信したドア開閉信号に
基づいて、ドアの開閉(すなわち、ドアが開放され、そして閉鎖されという行為)があっ
たか否かを判断する(ステップS53)。
ドアの開閉があった(すなわち、車両への乗り込みがあったと認められる)と判断すれ
ば、禁止フラグf1を「0」に戻して、操舵補助の禁止を解除する(ステップS54)。
一方、ステップS51において、禁止フラグf1が「1」でないと判断したり、ステップ
S52においてドア開閉信号を受信していないと判断したり、ステップS53においてド
アの開閉はないと判断した場合には、そのまま処理動作[3−2]を終了する。
ば、禁止フラグf1を「0」に戻して、操舵補助の禁止を解除する(ステップS54)。
一方、ステップS51において、禁止フラグf1が「1」でないと判断したり、ステップ
S52においてドア開閉信号を受信していないと判断したり、ステップS53においてド
アの開閉はないと判断した場合には、そのまま処理動作[3−2]を終了する。
次に、電動パワーステアリング制御装置40Cにおけるマイコン41Cの行う処理動作
[3−3]を図7−3に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作
[3−3]は所定期間毎に行われる動作である。まず、妨害フラグf3が「1」であるか
否かを判断する(ステップS61)。
[3−3]を図7−3に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作
[3−3]は所定期間毎に行われる動作である。まず、妨害フラグf3が「1」であるか
否かを判断する(ステップS61)。
妨害フラグf3が「1」であると判断すれば、次に人物認証装置60から送信されてく
る認証信号を受信したか否かを判断する(ステップS62)。認証信号を受信したと判断
すれば、妨害フラグf3を「0」に戻す(ステップS63)。
一方、ステップS61において、妨害フラグf3が「1」でないと判断したり、ステッ
プS62において認証信号を受信していないと判断した場合には、そのまま処理動作[3
−3]を終了する。
る認証信号を受信したか否かを判断する(ステップS62)。認証信号を受信したと判断
すれば、妨害フラグf3を「0」に戻す(ステップS63)。
一方、ステップS61において、妨害フラグf3が「1」でないと判断したり、ステッ
プS62において認証信号を受信していないと判断した場合には、そのまま処理動作[3
−3]を終了する。
次に、電動パワーステアリング制御装置40Cにおけるマイコン41Cの行う処理動作
[3−4]を図7−4に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作
[3−4]は所定期間毎に行われる動作である。まず、禁止フラグf1が「1」であるか
否かを判断する(ステップS71)。
[3−4]を図7−4に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作
[3−4]は所定期間毎に行われる動作である。まず、禁止フラグf1が「1」であるか
否かを判断する(ステップS71)。
禁止フラグf1が「1」でないと判断すれば、トルクセンサ43からのトルク信号及び
車速センサ44からの車速信号を読み込み(ステップS72、S73)、次に妨害フラグ
f3が「1」であるか否かを判断する(ステップS74)。妨害フラグf3が「1」でな
いと判断すれば、読み込んだトルク信号(操舵トルク)及び車速信号(車両の速度)に基
づいて、通常通りにアシストモータ45を制御することによって運転者の操舵を補助する
(ステップS75)。
車速センサ44からの車速信号を読み込み(ステップS72、S73)、次に妨害フラグ
f3が「1」であるか否かを判断する(ステップS74)。妨害フラグf3が「1」でな
いと判断すれば、読み込んだトルク信号(操舵トルク)及び車速信号(車両の速度)に基
づいて、通常通りにアシストモータ45を制御することによって運転者の操舵を補助する
(ステップS75)。
一方、妨害フラグf3が「1」であると判断すれば、読み込んだトルク信号(操舵トル
ク)に基づいて、操舵方向と逆の方向に(例えば、ステアリングに対する操舵トルクと同
じ大きさの)力が加わるようにアシストモータ45を制御することによって、ステアリン
グに対する運転者の操舵を妨げる(ステップS76)。また、ステップS71において、
禁止フラグf1が「1」でないと判断した場合には、そのまま処理動作[3−4]を終了
する。
ク)に基づいて、操舵方向と逆の方向に(例えば、ステアリングに対する操舵トルクと同
じ大きさの)力が加わるようにアシストモータ45を制御することによって、ステアリン
グに対する運転者の操舵を妨げる(ステップS76)。また、ステップS71において、
禁止フラグf1が「1」でないと判断した場合には、そのまま処理動作[3−4]を終了
する。
上記実施の形態(3)に係る電動パワーステアリング制御装置によれば、遠隔操作によ
って車両のエンジンが始動された場合、車室内に乗員が検知されるまで(例えば、運転者
が前記車両に乗り込むまで)、操舵補助が禁止される。これにより、無駄な電力消費を低
減することができる。
って車両のエンジンが始動された場合、車室内に乗員が検知されるまで(例えば、運転者
が前記車両に乗り込むまで)、操舵補助が禁止される。これにより、無駄な電力消費を低
減することができる。
さらに、上記実施の形態(3)に係る電動パワーステアリング制御装置によれば、前記
車両の使用者が前記車両の正規の使用者であると認められない時、ステアリングに対する
操舵を妨げる制御が行われる。従って、正規の使用者が乗り込むまでは、ステアリングに
対する操舵が妨げられることになる。これにより、窃盗犯が前記車両に乗り込んだとして
も、ステアリングに対する操舵が妨げられるので、車両盗難を困難なものにすることがで
きる。
車両の使用者が前記車両の正規の使用者であると認められない時、ステアリングに対する
操舵を妨げる制御が行われる。従って、正規の使用者が乗り込むまでは、ステアリングに
対する操舵が妨げられることになる。これにより、窃盗犯が前記車両に乗り込んだとして
も、ステアリングに対する操舵が妨げられるので、車両盗難を困難なものにすることがで
きる。
また、ステアリングに対する操舵トルクがX[Nm]である場合、−X[Nm]を発生
させるようにアシストモータ45を制御すれば(すなわち、ステアリングに対する操舵ト
ルクと同じ大きさの力を逆の方向に加えれば)、ステアリングの回転を阻止することがで
き、直進しかできない車両を実現することができる。
させるようにアシストモータ45を制御すれば(すなわち、ステアリングに対する操舵ト
ルクと同じ大きさの力を逆の方向に加えれば)、ステアリングの回転を阻止することがで
き、直進しかできない車両を実現することができる。
なお、ここでは車両への乗り込みが検知されるまで、操舵補助を禁止するようにしてい
るが、別の実施の形態では、例えば、図4に示したように、リレー回路55を設けて、車
両への乗り込みが検知されるまで、電動パワーステアリング制御装置への電源供給が遮断
されるようにしても良い。
るが、別の実施の形態では、例えば、図4に示したように、リレー回路55を設けて、車
両への乗り込みが検知されるまで、電動パワーステアリング制御装置への電源供給が遮断
されるようにしても良い。
また、ここではボディ制御装置10Aから送信されてくるドア開閉信号に基づいて、電
動パワーステアリング制御装置40Cが車両への乗り込みがあったか否かを判断するよう
になっているが、この判断処理については、電動パワーステアリング制御装置40Cで行
うようにしなくても良く、別の実施の形態では、例えば、ボディ制御装置で前記判断処理
を行わせて、その判断結果を電動パワーステアリング制御装置へ送信するようにしても良
い。
動パワーステアリング制御装置40Cが車両への乗り込みがあったか否かを判断するよう
になっているが、この判断処理については、電動パワーステアリング制御装置40Cで行
うようにしなくても良く、別の実施の形態では、例えば、ボディ制御装置で前記判断処理
を行わせて、その判断結果を電動パワーステアリング制御装置へ送信するようにしても良
い。
また、ここではボディ制御装置10Aから送信されてくるドア開閉信号に基づいて、車
両への乗り込みがあったか否かを判断するようになっているが、車両への乗り込みがあっ
たか否かの判断方法はこれに限定されるものでなく、別の実施の形態では、例えば、ボデ
ィ制御装置から着座信号を電動パワーステアリング制御装置へ送信するようにして、着座
信号に基づいて、車両への乗り込みがあったか否かを判断するようにしても良い。
また、本発明は内燃機関自動車への採用に限定されるものではなく、電気自動車や、内
燃機関と電動機とのハイブリッド自動車などへも採用できることは言うまでもない。
両への乗り込みがあったか否かを判断するようになっているが、車両への乗り込みがあっ
たか否かの判断方法はこれに限定されるものでなく、別の実施の形態では、例えば、ボデ
ィ制御装置から着座信号を電動パワーステアリング制御装置へ送信するようにして、着座
信号に基づいて、車両への乗り込みがあったか否かを判断するようにしても良い。
また、本発明は内燃機関自動車への採用に限定されるものではなく、電気自動車や、内
燃機関と電動機とのハイブリッド自動車などへも採用できることは言うまでもない。
ボディ制御装置 10A、10B
マイコン 11A、11B、21A、21B、41A、41C、61
遠隔始動制御装置 20A、20B
電動パワーステアリング制御装置 40A、40C
リレー回路 55
人物認証装置 60
マイコン 11A、11B、21A、21B、41A、41C、61
遠隔始動制御装置 20A、20B
電動パワーステアリング制御装置 40A、40C
リレー回路 55
人物認証装置 60
Claims (8)
- 遠隔操作によって車両のエンジンが始動された場合、
車室内に乗員が検知されるまで、エンジン制御装置を除く、車両走行に必要な電子機器
を起動させないようにする、又は前記電子機器の車両走行に必要な制御を禁止することを
特徴とする制御方法。 - 前記乗員を前記車両の正規の使用者に限定し、
遠隔操作によって車両のエンジンが始動された場合、
車室内に前記車両の正規の使用者が検知されるまで、前記電子機器を起動させないよう
にする、又は前記電子機器の車両走行に必要な制御を禁止することを特徴とする請求項1
記載の制御方法。 - 車室内が無人状態であるときに動作不要な車載制御装置であって、
遠隔操作によって前記車両のエンジンが始動された場合、
車室内に乗員が検知されるまで、車両走行に必要な制御を禁止する禁止手段を備えてい
ることを特徴とする車載制御装置。 - 前記乗員が前記車両の正規の使用者に限定され、
前記禁止手段が、車室内に前記車両の正規の使用者が検知されるまで、車両走行に必要
な制御を禁止するものであることを特徴とする請求項3記載の車載制御装置。 - 遠隔操作によって車両のエンジンが始動された場合、
前記車両の使用者が前記車両の正規の使用者であると認められない時、
操舵部材に対する操舵を妨げる制御を行う制御手段を備えていることを特徴とする電動
パワーステアリング制御装置。 - 遠隔操作によって車両のエンジンが始動された場合、
車室内に乗員が検知されるまで、操舵補助を禁止する禁止手段と、
前記乗員が前記車両の正規の使用者であると認められない時、
操舵部材に対する操舵を妨げる制御を行う制御手段とを備えていることを特徴とする電
動パワーステアリング制御装置。 - 前記制御手段が、前記操舵部材に対する操舵トルクを検出するトルク検出手段から得ら
れる情報に基づいて、操舵方向と逆の方向に力を加えることによって前記操舵部材に対す
る操舵を妨げるものであることを特徴とする請求項5又は請求項6記載の電動パワーステ
アリング制御装置。 - 前記制御手段が、前記操舵部材に対する操舵トルクと同じ大きさの力を加えるものであ
ることを特徴とする請求項7記載の電動パワーステアリング制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007205091A JP2009041384A (ja) | 2007-08-07 | 2007-08-07 | 制御方法、車載制御装置、及び電動パワーステアリング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007205091A JP2009041384A (ja) | 2007-08-07 | 2007-08-07 | 制御方法、車載制御装置、及び電動パワーステアリング制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009041384A true JP2009041384A (ja) | 2009-02-26 |
Family
ID=40442395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007205091A Withdrawn JP2009041384A (ja) | 2007-08-07 | 2007-08-07 | 制御方法、車載制御装置、及び電動パワーステアリング制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009041384A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014091434A (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-19 | Tokai Rika Co Ltd | 電子キーシステム |
JP2019040461A (ja) * | 2017-08-25 | 2019-03-14 | 東芝テック株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
JP2021020613A (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-18 | マツダ株式会社 | 車載電源システム |
-
2007
- 2007-08-07 JP JP2007205091A patent/JP2009041384A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014091434A (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-19 | Tokai Rika Co Ltd | 電子キーシステム |
JP2019040461A (ja) * | 2017-08-25 | 2019-03-14 | 東芝テック株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
JP2021020613A (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-18 | マツダ株式会社 | 車載電源システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100721 |
|
A072 | Dismissal of procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073 Effective date: 20111129 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20111206 |