JP2017128208A - 車両盗難防止システム - Google Patents
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Abstract
【課題】誤検知を抑制することができる車両盗難防止システムを提供する。【解決手段】車両盗難防止システムは、車両1の各タイヤ2に設けられたセンサ装置10と、センサ装置10から送信される無線信号Svaを受信し、無線信号Svaに基づいて車両1の停止時に車両1の異常判定を行うTPMS受信機20と、車両1の室内において電子キー60の正当性を無線通信により照合する照合ECU71と、TPMS受信機20による判定結果を報知する報知手段30とを有する。センサ装置10は、タイヤ2の回転を検出したときに加速度情報を生成する加速度センサ13と、加速度情報を含む無線信号Svaを送信する送信部14とを有する。TPMS受信機20は、異常判定において、加速度情報を含む無線信号Svaを受信し、且つ照合ECU71による照合が成立しないことを条件に、車両1の異常状態を検知した旨を報知する。【選択図】図1
Description
本発明は、車両盗難防止システムに関する。
近年、車両には、走行車両の安全確保を目的として、走行中において各タイヤのタイヤ空気圧を監視するタイヤ空気圧監視システムが搭載される傾向にある。タイヤ空気圧監視システムは、各タイヤにセンサ装置を取り付け、各センサ装置から送信される無線信号を基に、各タイヤの空気圧を監視する。各センサ装置から送信される無線信号は、センサ装置の圧力センサで検出された圧力データの他に、各センサ装置に固有の識別情報が含まれる。このため、車体は、各タイヤの空気圧とタイヤ位置との特定が可能であり、低圧タイヤが存在するときに、そのタイヤ位置を運転者に報知する。また、タイヤ空気圧監視システムでは、各センサ装置に、圧力センサの他に、タイヤの回転に伴う加速度を検出する加速度センサ等が設けられている。
また近年、車両の盗難の防止を目的として、セキュリティ機能の向上が求められている。これに対応して、上記タイヤ空気圧監視システムの機能を利用した車両盗難防止システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この種の車両盗難防止システムは、車両停止時に、センサ装置に設けられた加速度センサでタイヤの回転が検出されると、車両自体が盗難にあっている可能性があることを検知して警報を発するようになっている。このため、例えば車両のエンジンを始動させることなく、レッカー車等を用いて車両を強制移動させると警報が発せられる。これにより、車両の盗難を抑止することができる。
ところが、上述した車両盗難防止システムでは、例えば車両の故障によりレッカー車で車両を移動する場合などにも盗難と検知され警報が発せられてしまう。すなわち、従来の車両盗難防止システムでは、正規のユーザの意に則して車両を移動した場合であっても盗難と検知され警報が発せられるという問題がある。
本発明は、こうした実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、誤検知を抑制することができる車両盗難防止システムを提供することにある。
上記課題を解決する車両盗難防止システムは、車両の各タイヤに設けられたセンサ装置と、前記センサ装置から送信される無線信号を受信し、前記無線信号に基づいて前記車両の停止時に前記車両の異常判定を行う受信機と、前記車両の室内において電子キーの正当性を無線通信により照合する照合手段と、前記受信機の判定結果を報知する報知手段と、を有し、前記センサ装置は、前記タイヤの回転を検出したときに加速度情報を生成する加速度検出手段と、前記加速度情報を含む無線信号を送信する送信手段と、を有し、前記受信機は、前記異常判定において、前記加速度情報を含む無線信号を受信し、且つ前記照合手段による照合が成立しないことを条件に、前記車両の異常状態を検知した旨を前記報知手段を通じて報知することを要旨とする。
この構成によれば、車両の停止時にタイヤの回転が検出され、且つ車両の室内に電子キーが存在しないことが検出された場合に、車両の異常状態が報知手段を通じて報知される。このため、車両の停止時にタイヤが回転した場合であっても、照合手段による照合が成立すれば、つまり車両の室内に電子キーが存在すれば、車両の異常状態は検知されない。これにより、車両の故障等によりレッカー車で車両を移動する場合など、車両の正規のユーザの意に則して車両を移動する場合に、車両が異常状態であると誤検知されることを抑制することができる。
上記車両盗難防止システムにおいて、前記車両の車速情報を検知する車速検知部を有し、前記受信機は、前記異常判定において、前記加速度情報を含む無線信号を受信し、前記車速情報に基づいて車速が無いことを検出し、且つ前記照合手段による照合が成立しないことを条件に、前記車両の異常状態を検知した旨を前記報知手段を通じて報知することが好ましい。
この構成によれば、車両の停止時にタイヤの回転が検出され、且つ車速が無いこと、つまり車両が停止状態であることが検出され、且つ車両の室内に電子キーが存在しないことが検出された場合に、車両の異常状態が報知手段を通じて報知される。これにより、異常判定において、車両の状態(停止状態又は走行状態)と電子キーの有無とを確認した上で車両の異常状態を検知することができる。したがって、車両の異常状態の検知精度を向上させることができる。
上記車両盗難防止システムにおいて、前記受信機は、前記車両の停止を検出してから所定時間経過した後に、前記異常判定を開始することが好ましい。
この構成によれば、例えば車両の盗難が生じにくい車両の停止直後には、受信機による異常判定が行われない。したがって、車両の停止直後における車両の盗難の誤検知を好適に抑制することができる。
この構成によれば、例えば車両の盗難が生じにくい車両の停止直後には、受信機による異常判定が行われない。したがって、車両の停止直後における車両の盗難の誤検知を好適に抑制することができる。
本発明の盗難防止システムは、誤検知を抑制することができる。
以下、車両盗難防止システムの一実施形態について図面に従って説明する。
<システムの概要>
図1に示すように、車両盗難防止システムは、車両1の4つのタイヤ2のタイヤ空気圧等を監視するタイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)3と、電子キー60の正当性を無線通信により照合する電子キーシステム4とを有している。
<システムの概要>
図1に示すように、車両盗難防止システムは、車両1の4つのタイヤ2のタイヤ空気圧等を監視するタイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)3と、電子キー60の正当性を無線通信により照合する電子キーシステム4とを有している。
<タイヤ空気圧監視システムの概要>
まず、タイヤ空気圧監視システム3の概要について説明する。
タイヤ空気圧監視システム3は、各タイヤ2に取り付けられたセンサ装置10と、車両1の車体5に設けられた受信機(以降、TPMS受信機20と記す。)とを有している。各センサ装置10は、タイヤ栓にセンサ及び通信機能を設けたタイヤバルブセンサである。各センサ装置10は、自身に対応するタイヤ2の空気圧を検出し、その検出した空気圧情報(圧力データ)と自身に固有の識別情報とを含む無線信号Svaを車体5に送信する。TPMS受信機20は、センサ装置10からの無線信号Svaを受信し、その無線信号Svaに含まれる情報に基づいて各タイヤ2の空気圧を個別に監視する。
まず、タイヤ空気圧監視システム3の概要について説明する。
タイヤ空気圧監視システム3は、各タイヤ2に取り付けられたセンサ装置10と、車両1の車体5に設けられた受信機(以降、TPMS受信機20と記す。)とを有している。各センサ装置10は、タイヤ栓にセンサ及び通信機能を設けたタイヤバルブセンサである。各センサ装置10は、自身に対応するタイヤ2の空気圧を検出し、その検出した空気圧情報(圧力データ)と自身に固有の識別情報とを含む無線信号Svaを車体5に送信する。TPMS受信機20は、センサ装置10からの無線信号Svaを受信し、その無線信号Svaに含まれる情報に基づいて各タイヤ2の空気圧を個別に監視する。
<センサ装置>
センサ装置10は、センサ装置10の動作を制御するコントローラ11と、タイヤ空気圧を計測する圧力センサ12と、タイヤ2の回転に伴う加速度を検出する加速度センサ(Gセンサ)13と、送信部14と、送信アンテナ15とを備えている。圧力センサ12は、タイヤ2の空気圧を計測し、その計測結果に応じた空気圧情報を生成する。加速度センサ13は、タイヤ2が回転したか否かを検出し、その検出結果に応じた加速度情報を生成する。送信アンテナ15は、例えば、UHF(Ultra High Frequency)帯の電波を送信可能なアンテナである。
センサ装置10は、センサ装置10の動作を制御するコントローラ11と、タイヤ空気圧を計測する圧力センサ12と、タイヤ2の回転に伴う加速度を検出する加速度センサ(Gセンサ)13と、送信部14と、送信アンテナ15とを備えている。圧力センサ12は、タイヤ2の空気圧を計測し、その計測結果に応じた空気圧情報を生成する。加速度センサ13は、タイヤ2が回転したか否かを検出し、その検出結果に応じた加速度情報を生成する。送信アンテナ15は、例えば、UHF(Ultra High Frequency)帯の電波を送信可能なアンテナである。
コントローラ11には、圧力センサ12と、加速度センサ13と、送信部14とが電気的に接続されている。コントローラ11のメモリ11aには、各種の制御プログラムや自身に固有の識別情報としてバルブIDが記憶されている。コントローラ11は、圧力センサ12からの空気圧情報を示す電気信号を所定の周期で送信部14に出力する。また、コントローラ11は、加速度センサ13からの加速度情報を示す電気信号を所定の周期で送信部14に出力する。
送信部14は、コントローラ11からの電気信号を変調し、変調した電気信号を無線信号Svaとして送信アンテナ15から車体5に送信する。この無線信号Svaには、圧力センサ12からの空気圧情報、又は加速度センサ13からの加速度情報に加えて、バルブIDが含まれる。このような無線信号Svaは、コントローラ11により設定される間欠周期で送信部14及び送信アンテナ15から送信される。このとき、コントローラ11は、車両1の走行時と車両1の停車時とで無線信号Svaの送信周期を変更する。例えば、コントローラ11は、車両停車時における無線信号Svaの送信周期を、車両走行時における無線信号Svaの送信周期よりも短く設定している。
<TPMS受信機>
次に、TPMS受信機20について説明する。TPMS受信機20は、TPMS受信機20の動作を制御するタイヤ空気圧監視ECU(Electronic Control Unit)21と、受信部22と、受信アンテナ23とを有している。
次に、TPMS受信機20について説明する。TPMS受信機20は、TPMS受信機20の動作を制御するタイヤ空気圧監視ECU(Electronic Control Unit)21と、受信部22と、受信アンテナ23とを有している。
受信アンテナ23は、例えば、UHF帯の電波を受信可能なアンテナである。受信アンテナ23は、各センサ装置10から送信された無線信号Svaを受信する。受信部22は、受信アンテナ23によって受信された無線信号Svaをパルス信号に復調してタイヤ空気圧監視ECU(TPMSECU)21に出力する。TPMSECU21は、タイヤ空気圧の監視結果等を報知する報知手段30と接続されている。報知手段30は、タイヤ空気圧の監視結果等を表示する表示部31と、鳴動による報知動作を行うホーン32と、通信端末33とを有している。
また、TPMSECU21には、車両1の運転席近傍に設けられているイグニッションスイッチ41と、シフトポジションセンサ42と、パーキングブレーキ検出センサ43とが接続されている。イグニッションスイッチ41は、エンジンの停止状態を検出してTPMSECU21にエンジン停止信号を出力する。シフトポジションセンサ42は、自動変速機のシフトレンジが停車レンジにあることを検出してTPMSECU21に停車レンジ検出信号を出力する。パーキングブレーキ検出センサ43は、パーキングブレーキが作動していることを検出してTPMSECU21にパーキングブレーキ検出信号を出力する。
TPMSECU21は、例えば、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等からなるコンピュータユニットによって構成されている。TPMSECU21のメモリ21aには、各センサ装置10から取得したバルブIDが記憶されている。
TPMSECU21は、あるタイミングにおいてセンサ装置10から送信された無線信号Svaを受信アンテナ23で受信すると、無線信号Sva内のバルブIDとメモリ21a内のバルブIDとを照合する。そして、TPMSECU21は、バルブID照合が成立した場合に、無線信号Sva内の空気圧情報を確認し、タイヤ2の空気圧に異常があるか否かを判定する。このとき、TPMSECU21は、タイヤ空気圧が低圧閾値以下であれば、タイヤ空気圧が低圧である旨を表示部31に表示する。TPMSECU21は、上述したタイヤ空気圧判定を、受信する無線信号Svaごとに行って、タイヤ2の空気圧を逐次監視する。
TPMSECU21は、TPMS受信機20の動作モードを設定するモード設定部21bを備えている。モード設定部21bは、例えば、イグニッションスイッチ41がオンの場合に、TPMS受信機20の動作モードを、上述したタイヤ空気圧判定を実行するタイヤ空気圧監視モードに設定する。モード設定部21bは、例えば、イグニッションスイッチ41からのエンジン停止信号と、シフトポジションセンサ42からの停止レンジ検出信号と、パーキングブレーキ検出センサ43からのパーキングブレーキ検出信号とが入力されたときに、車両1が停止していると判定する。このとき、モード設定部21bは、TPMS受信機20の動作モードを、タイヤ空気圧監視モードから停止モードに切り替える。停止モードに切り替わると、TPMS受信機20では、受信部22及び受信アンテナ23による無線信号Svaの受信が停止される。そして、モード設定部21bは、車両1の停止から(停止モードに切り替わってから)所定時間(例えば、1時間)経過したときに、TPMS受信機20の動作モードを、停止モードから盗難防止モードに切り替える。盗難防止モードでは、TPMS受信機20(TPMSECU21)は、車両1の異常判定を行って車両1の盗難を検知する。盗難防止モードにおけるTPMS受信機20は、センサ装置10からの無線信号Svaを定期的に受信する。この盗難防止モードにおけるTPMS受信機20は、例えば、車体5に設けられたバッテリ45から電源を得て動作する。
盗難防止モードにおいて、TPMSECU21は、加速度情報を含むパルス信号に基づいて、タイヤ2が回転したか否かを判定する。また、TPMSECU21は、車体5において取得できる車速情報Svに基づいて、車速の有無(つまり、車両1の走行状態)を判定する。ここで、車速情報Svは、例えば、車軸6の回転位置(回転量)を検出する車軸回転検出部46から出力される検出信号や、車速を監視するメータECUから取得する速度データなどであることが好ましい。車軸回転検出部46は、例えば、ABS(Antilock Brake System)センサであることが好ましい。
TPMSECU21は、電子キーシステム4の照合ECU71と電気的に接続されている。TPMSECU21は、盗難防止モードにおいて、車速が無い(つまり、車速が「0」である)にも関わらず、タイヤ2の回転を検出した場合に、照合ECU71を制御して電子キー60との照合を実行させる。この照合が不成立であった場合に、TPMSECU21は、車両1が盗難されていると判定する。
報知手段30の表示部31、ホーン32及び通信端末33は、TPMSECU21と電気的に接続されている。表示部31は、車両1の室内(例えば、インストルメントパネル)に配設されている。表示部31は、例えば、TPMSECU21によってタイヤ2の異常状態が検出された際に、その旨を表示する。ホーン32は、TPMSECU21によって車両1が盗難されていると判定された際に、鳴動による報知動作を実行し、車外に警報音を出力する。通信端末33は、TPMSECU21によって車両1が盗難されていると判定された際に、その旨を緊急機関80に設置された外部端末81に報知する。なお、緊急機関80は、例えば、警備会社や警察署である。
<電子キーシステムの概要>
次に、電子キーシステム4の概要について説明する。本例の電子キーシステム4は、車両1からの通信を契機に狭域無線(通信距離が数m)によってID照合を実行するキー操作フリーシステムである。この電子キーシステム4は、車両1の正規のユーザが所有する電子キー60と、車両1に配設された車載器70とを有している。車載器70は、電子キー60との間でID照合が成立したことを条件に、ドアロックの施解錠やエンジン始動を許可又は実行する。なお、以下の説明では、キー操作フリーシステムによるID照合を「スマート照合」と記し、その通信を「スマート通信」と記す。
次に、電子キーシステム4の概要について説明する。本例の電子キーシステム4は、車両1からの通信を契機に狭域無線(通信距離が数m)によってID照合を実行するキー操作フリーシステムである。この電子キーシステム4は、車両1の正規のユーザが所有する電子キー60と、車両1に配設された車載器70とを有している。車載器70は、電子キー60との間でID照合が成立したことを条件に、ドアロックの施解錠やエンジン始動を許可又は実行する。なお、以下の説明では、キー操作フリーシステムによるID照合を「スマート照合」と記し、その通信を「スマート通信」と記す。
<電子キー>
まず、電子キー60について説明する。電子キー60は、無線通信機能を有し、車載器70との相互無線通信を通じて、各種車載機器の制御を行う。電子キー60は、キー制御部61と、キー制御部61に電気的に接続された受信部62及び送信部64とを有している。受信部62は、例えば、LF(Low Frequency)帯の電波を受信する。送信部64は、例えば、UHF帯の電波を送信する。
まず、電子キー60について説明する。電子キー60は、無線通信機能を有し、車載器70との相互無線通信を通じて、各種車載機器の制御を行う。電子キー60は、キー制御部61と、キー制御部61に電気的に接続された受信部62及び送信部64とを有している。受信部62は、例えば、LF(Low Frequency)帯の電波を受信する。送信部64は、例えば、UHF帯の電波を送信する。
受信部62は、車載器70から送信されるLF帯の要求信号を受信すると、その要求信号をパルス信号に復調し、その復調された復調信号をキー制御部61に出力する。
キー制御部61は、図示しないCPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットを備えて構成されている。キー制御部61のメモリ61aには、電子キー60が持つ固有のIDコードが記憶されている。キー制御部61は、受信部62から復調信号を入力すると、その復調信号に含まれる各種情報を読み取るとともに、メモリ61aに記憶されたIDコードを含む応答信号を送信部64に出力する。
キー制御部61は、図示しないCPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットを備えて構成されている。キー制御部61のメモリ61aには、電子キー60が持つ固有のIDコードが記憶されている。キー制御部61は、受信部62から復調信号を入力すると、その復調信号に含まれる各種情報を読み取るとともに、メモリ61aに記憶されたIDコードを含む応答信号を送信部64に出力する。
送信部64は、キー制御部61からの応答信号をUHF帯の無線信号に変調し、変調した応答信号を外部に送信する。
<車載器>
次に、車載器70について説明する。車載器70は、スマート照合(ID照合)を行う照合ECU71と、照合ECU71に電気的に接続された車外送信部72、車内送信部73及び受信部74とを有している。車外送信部72は、例えば、車外にLF帯の電波を送信する。車内送信部73は、例えば、車内にLF帯の電波を送信する。受信部74は、例えば、UHF帯の電波を受信する。このように、本例の電子キーシステム4は、車両1からの電波がLF帯であり、電子キー60からの電波がLF電波よりも遠くまで届くUHF帯のLF−UHFの双方向通信となっている。
<車載器>
次に、車載器70について説明する。車載器70は、スマート照合(ID照合)を行う照合ECU71と、照合ECU71に電気的に接続された車外送信部72、車内送信部73及び受信部74とを有している。車外送信部72は、例えば、車外にLF帯の電波を送信する。車内送信部73は、例えば、車内にLF帯の電波を送信する。受信部74は、例えば、UHF帯の電波を受信する。このように、本例の電子キーシステム4は、車両1からの電波がLF帯であり、電子キー60からの電波がLF電波よりも遠くまで届くUHF帯のLF−UHFの双方向通信となっている。
車外送信部72は、例えば、車両1の車両ドアのドアハンドルに設けられる。車外送信部72は、照合ECU71から要求信号が入力されると、その要求信号をLF帯の無線信号に変調し、変調した要求信号を、予め設定された周期で車両1の周辺(車外)に送信する。
車内送信部73は、車両1の室内に設けられる。車内送信部73は、照合ECU71から要求信号が入力されると、その要求信号をLF帯の無線信号に変調し、変調した要求信号を、予め設定された周期で車両1の室内(車内)に送信する。
受信部74は、電子キー60から送信される応答信号(UHF帯の無線信号)を受信すると、その応答信号をパルス信号に復調し、その復調信号を照合ECU71に出力する。
照合ECU71は、図示しないCPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットを備えて構成されている。照合ECU71のメモリ71aには、対応する電子キー60に設定されたIDコードと同一のIDコードが記憶されている。
照合ECU71は、図示しないCPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットを備えて構成されている。照合ECU71のメモリ71aには、対応する電子キー60に設定されたIDコードと同一のIDコードが記憶されている。
照合ECU71は、車外送信部72及び車内送信部73に対して要求信号を間欠的にそれぞれ異なるタイミングで出力する。そして、照合ECU71は、車外送信部72又は車内送信部73を通じて送信した要求信号に応答して電子キー60から送信された応答信号が受信部74によって受信されると、その応答信号に含まれるIDコードとメモリ71aに記憶されたIDコードとのID照合を実行する。このとき、車外で実行されたID照合(車外スマート照合)が成立した場合には、照合ECU71は、例えばドアロックの施解錠を許可又は実行する。一方、車内で実行されたID照合(車内スマート照合)が成立した場合には、照合ECU71は、例えばエンジン始動を許可する。
また、照合ECU71は、上述した盗難防止モードにおいて、TPMSECU21からID照合の実行を指示する制御信号が入力されると、車内送信部73に対して要求信号を出力してID照合(車内スマート照合)を実行する。そして、照合ECU71は、ID照合結果をTPMSECU21に出力する。
次に、図2に従って、車両盗難防止システムの一動作例を説明する。ここでは、盗難防止モードにおけるタイヤ空気圧監視システム3及び電子キーシステム4の動作を中心に説明する。
TPMSECU21は、イグニッションスイッチ41からのエンジン停止信号、シフトポジションセンサ42からの停止レンジ検出信号、パーキングブレーキ検出センサ43からのパーキングブレーキ検出信号とが入力されると、車両1の停止を検出する(ステップS1)。すると、TPMSECU21のモード設定部21bは、TPMS受信機20の動作モードを、タイヤ空気圧監視モードから停止モードに切り替える。
次に、モード設定部21bは、車両1の停止が検出されてから所定時間(例えば、1時間)経過したときに(ステップS2でYES)、TPMS受信機20の動作モードを、停止モードから盗難防止モードに切り替える(ステップS3)。この盗難防止モードでは、TPMS受信機20による無線信号Svaの受信が定期的に可能となる。
盗難防止モードにおいて、TPMSECU21は、まず、タイヤ2の回転に伴って生じる加速度が有るか否かを判定する(ステップS4)。このとき、加速度が検出されなければ(ステップS4でNO)、ステップS4で待機する。
一方、タイヤ2が回転した場合には、その回転に伴って生じる加速度が加速度センサ13で検出される。このとき、加速度センサ13は、加速度有りを示す加速度情報を生成する。すると、加速度センサ13で生成された加速度情報を含む無線信号Svaが所定のタイミングでセンサ装置10(送信アンテナ15)から送信される。この無線信号SvaをTPMS受信機20が受信すると、続いて、TPMSECU21は、受信した無線信号Svaに含まれる加速度情報に基づいて、加速度が有る、つまりタイヤ2が回転していると判定する(ステップS4でYES)。このようにタイヤ2の回転を検出すると、TPMSECU21は、車速の有無を確認する(ステップS5)。例えば、TPMSECU21は、車軸回転検出部46から取得できる車速情報Svに基づいて、車速の有無を判定する。このとき、例えばイグニッションスイッチ41がオフの場合には、イグニッションスイッチ41のオン時に動作する車軸回転検出部46が動作しないため、その車軸回転検出部46からの車速情報SvがTPMSECU21に入力されない。このため、イグニッションスイッチ41がオフの場合には、TPMSECU21は、車速情報Svが入力されないことを検出して、車速無し、つまり車両1が停止状態であると判定する(ステップS5でYES)。この場合には、車速無し(例えば、イグニッションスイッチ41がオフ)にも関わらず、タイヤ2が回転していると判定されている。このため、レッカー車等によって車両1のエンジンを始動させることなく車両1が移動されている、つまり車両1が盗難されている可能性がある。そこで、TPMSECU21は、ステップS6に進む。なお、本ステップS5において、TPMSECU21により車速有りと判定された場合には(ステップS5でNO)、盗難防止モードにおける処理を終了する。
ステップS6において、TPMSECU21は、照合ECU71に制御信号を出力し、車載器70と電子キー60との車内スマート照合を実行させる。照合ECU71は、TPMSECU21からの制御信号に基づいて、車内送信部73に対して要求信号を出力し、車内でのID照合を実行する。このID照合を実行した後、照合ECU71は、ID照合結果をTPMSECU21に出力する。そして、TPMSECU21は、ID照合結果に基づいて、電子キー60が車内に存在するか否かを判定する(ステップS7)。
例えば、ID照合が成立した場合(ステップS7でNO)、つまり電子キー60から送信された応答信号に含まれるIDコードと照合ECU71のメモリ71aに記憶されたIDコードとが一致した場合には、電子キー60が車内に存在すると判定することができる。この場合には、車両1の故障等によりレッカー車で車両1を移動する場合など、電子キー60を所有する正規のユーザの意に則して車両1が移動している可能性が高い。このため、ID照合が成立した場合には、車両1が盗難されているとは判定せずに、盗難防止モードにおける処理を終了する。
一方、ID照合が不成立の場合(ステップS7でYES)、つまりIDコードが一致しない場合や電子キー60からの応答信号を受信できない場合には、電子キー60が車内に存在しないと判断することができる。この場合には、車両1の正規のユーザが意図せずに車両1が移動している、つまり車両1が盗難されている可能性が極めて高い。このため、ID照合が不成立の場合には、TPMSECU21は、車両1の盗難(車両1の異常状態)を検知することができる。そこで、TPMSECU21は、車両1の異常状態を検知した場合には、その旨を報知手段30を通じて報知する(ステップS8)。例えば、TPMSECU21は、車両1の異常状態を検知した旨を表示部31に表示させる。また、TPMSECU21は、ホーン32を鳴動させ、車両1の周辺(車外)に向けて警報音を出力させる。このような表示及び警報音によって、車両1の強制移動といった盗難行為を抑止することができる。さらに、TPMSECU21は、通信端末33を駆動し、車両1が盗難されていることを緊急機関80の外部端末81に報知する。これにより、車両1の盗難に素早く対応することができる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)TPMSECU21は、車両1の停止時にタイヤ2が回転したことを検出した後、車内において実行される電子キー60とのID照合が成立しない場合に、車両1の盗難を検知した旨を報知手段30を通じて報知する。すなわち、TPMSECU21は、車両1の停止時に、タイヤ2の回転(つまり、加速度)を検出し、且つ、車内に電子キー60が存在しない場合に、車両1が盗難されたと判断する。このため、車両1の停止時にタイヤ2が回転した場合であっても、車内に電子キー60が存在すれば、車両1の盗難は検知されない。これにより、車両1の故障等によりレッカー車で車両1を移動する場合など、電子キー60を所有する正規のユーザの意に則して車両1を移動する場合に、車両1が盗難されていると誤検知されることを抑制することができる。したがって、車両1の盗難の検知精度を向上させることができる。
(1)TPMSECU21は、車両1の停止時にタイヤ2が回転したことを検出した後、車内において実行される電子キー60とのID照合が成立しない場合に、車両1の盗難を検知した旨を報知手段30を通じて報知する。すなわち、TPMSECU21は、車両1の停止時に、タイヤ2の回転(つまり、加速度)を検出し、且つ、車内に電子キー60が存在しない場合に、車両1が盗難されたと判断する。このため、車両1の停止時にタイヤ2が回転した場合であっても、車内に電子キー60が存在すれば、車両1の盗難は検知されない。これにより、車両1の故障等によりレッカー車で車両1を移動する場合など、電子キー60を所有する正規のユーザの意に則して車両1を移動する場合に、車両1が盗難されていると誤検知されることを抑制することができる。したがって、車両1の盗難の検知精度を向上させることができる。
(2)また、車両1の盗難の誤検知を抑制できるため、車両1の盗難を検知した場合にホーン32等から大音量の警報音を出力させることができる。これにより、車両1の周辺に広く警報することができるため、車両1の盗難を効果的に抑止することができる。
(3)なお、TPMSECU21は、例えば、傾斜地に駐車した車両1が自然発車して自走した等の緊急事態にも、車両1の異常状態を検出できるため、車両1の周辺へ向けて警報音を出力させることができる。
(4)TPMSECU21は、盗難防止モードにおいて、タイヤ2が回転したことを検出した後に、車速情報Svに基づいて車速が無いことを検出してから、電子キー60とのID照合が成立したか否かを判定するようにした。これにより、タイヤ2の回転を検出した後に車両1が停止状態であることが確認されてはじめて、電子キー60が車内に存在するか否かが判定される。したがって、車両1の盗難の検知精度を一層向上させることができる。
(5)モード設定部21bは、車両1の停止を検出してから所定時間経過した後に、TPMS受信機20の動作モードを盗難防止モードに移行させるようにした。このため、例えば車両1の盗難が生じにくい車両1の停止直後には、TPMSECU21で車両1の盗難検知が行われない。したがって、車両1の停止直後における車両1の盗難の誤検知を抑制できる。
(6)タイヤ空気圧監視システム3及び電子キーシステム4がそれぞれ元々持っている一部の機能を利用して車両盗難防止システムの一部を構成するようにした。このため、本実施形態の車両盗難防止システムを構成するために新たに追加される部品の数を減らすことができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、TPMSECU21は、車両1の停止直後から車両1の異常判定(車両1の盗難検知)を行うようにしてもよい。例えば、モード設定部21bは、図2に示したステップS1で車両1の停止を検出した場合に、直ちに、TPMS受信機20の動作モードを、タイヤ空気圧監視モードから盗難防止モードに移行するようにしてもよい。
・上記実施形態において、TPMSECU21は、車両1の停止直後から車両1の異常判定(車両1の盗難検知)を行うようにしてもよい。例えば、モード設定部21bは、図2に示したステップS1で車両1の停止を検出した場合に、直ちに、TPMS受信機20の動作モードを、タイヤ空気圧監視モードから盗難防止モードに移行するようにしてもよい。
・上記実施形態において、図2に示したステップS5の処理、つまり車速の有無を判定する処理を省略してもよい。この場合には、TPMSECU21は、盗難防止モードにおいて、タイヤ2の回転を検出した後に、車内スマート照合において照合が不成立である場合に、車両1の異常状態(車両1の盗難)を検知する。
・上記実施形態において、TPMS受信機20と車載器70との受信部を共通化してもよい。すなわち、センサ装置10から送信される電波と、電子キー60から送信される電波とが共にUHF帯の電波であるため、TPMS受信機20及び車載器70の受信部に共通の受信部を使用してもよい。
・上記実施形態において、タイヤ空気圧監視システム3及び電子キーシステム4で使用する電波の周波数は適宜変更してもよい。
・上記実施形態において、電子キーシステム4を、例えば、NFC(Near Field Communication)等の近距離無線や、ブルートゥース通信(Bluetooth:登録商標)を用いた通信方式に変更してもよい。
・上記実施形態において、電子キーシステム4を、例えば、NFC(Near Field Communication)等の近距離無線や、ブルートゥース通信(Bluetooth:登録商標)を用いた通信方式に変更してもよい。
・上記実施形態では、盗難防止モードにおいて、電子キーシステム4の一部の機能を利用して、車両1の室内で電子キー60とのID照合を実行するようにした。これに限らず、例えば、電子キーシステム4とは別に、車両1の室内で電子キー60とのID照合を実行する照合手段を設けてもよい。
・上記実施形態の盗難防止モードにおいて、センサ装置10から送信される無線信号Svaに基づいてタイヤ2自体の盗難を検知するようにしてもよい。この場合のセンサ装置10は、タイヤ2を固定するのに用いられるホイールナットの脱落を検出し、その検出された情報を含む無線信号を外部に送信する。そして、TPMS受信機20は、盗難防止モードにおいて、センサ装置10からホイールナットの脱落を検出したことを示す無線信号を受信した場合に、タイヤ2の異常状態(つまり、タイヤ2の盗難)を検知した旨を報知手段30を通じて報知する。
・上記実施形態において、携帯電話、PDA(携帯情報端末)及びパーソナルコンピュータ等を外部端末81としてもよい。
・上記実施形態において、車両1の盗難(車両1の異常状態)を検知した場合に、その旨を車両1の正規のユーザに報知するようにしてもよい。例えば、TPMSECU21は、車両1の盗難を検知した場合に、通信端末33を通じて、正規のユーザが所持する携帯電話等に車両1の盗難を検知した旨を報知するようにしてもよい。
・上記実施形態において、車両1の盗難(車両1の異常状態)を検知した場合に、その旨を車両1の正規のユーザに報知するようにしてもよい。例えば、TPMSECU21は、車両1の盗難を検知した場合に、通信端末33を通じて、正規のユーザが所持する携帯電話等に車両1の盗難を検知した旨を報知するようにしてもよい。
・上記実施形態において、例えば、ヘッドライトを報知手段としてもよい。この場合には、例えば、ヘッドライトを点滅動作させることにより、車両1の異常状態を報知するようにしてもよい。
・上記実施形態において、TPMSECU21は、イグニッションスイッチ41からのエンジン停止信号と、シフトポジションセンサ42からの停止レンジ検出信号と、パーキングブレーキ検出センサ43からのパーキングブレーキ検出信号とのうち少なくとも1つの信号が入力されたことを条件に、車両1が停止していると判定してもよい。また、車両1が停止していることを検出できる条件であれば、上記実施形態とは別の条件であってもよい。
・上記実施形態のセンサ装置10の数は4つに限らず、車両1のタイヤ2の数に応じて増減させてもよい。
・上記実施形態の車両1は、ガソリン車、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車等、いずれの車種であってもよい。
・上記実施形態の車両1は、ガソリン車、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車等、いずれの車種であってもよい。
次に、上記実施形態及び上記変形例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)前記センサ装置は、前記タイヤの空気圧を測定して空気圧情報を生成する空気圧検出手段を有し、前記送信手段は、前記空気圧情報を含む無線信号を送信し、前記受信機は、前記車両の走行時に、前記空気圧情報を含む無線信号を受信し、前記空気圧情報を含む無線信号に基づいて前記タイヤの空気圧を監視すること。
(イ)前記センサ装置は、前記タイヤの空気圧を測定して空気圧情報を生成する空気圧検出手段を有し、前記送信手段は、前記空気圧情報を含む無線信号を送信し、前記受信機は、前記車両の走行時に、前記空気圧情報を含む無線信号を受信し、前記空気圧情報を含む無線信号に基づいて前記タイヤの空気圧を監視すること。
(ロ)前記受信機は、前記異常判定を行う際には、前記車両に設けられたバッテリの電源により動作すること。
1…車両、2…タイヤ、3…タイヤ空気圧監視システム、4…電子キーシステム、10…センサ装置、12…圧力センサ、13…加速度センサ(加速度検出手段)、14…送信部(送信手段)、15…送信アンテナ(送信手段)、20…TPMS受信機(受信機)、21…タイヤ空気圧監視ECU、21b…モード設定部、30…報知手段、46…車軸回転検出部(車速検知手段)、60…電子キー、70…車載器、71…照合ECU(照合手段)、72…車外送信部、73…車内送信部、74…受信部。
Claims (3)
- 車両の各タイヤに設けられたセンサ装置と、
前記センサ装置から送信される無線信号を受信し、前記無線信号に基づいて前記車両の停止時に前記車両の異常判定を行う受信機と、
前記車両の室内において電子キーの正当性を無線通信により照合する照合手段と、
前記受信機の判定結果を報知する報知手段と、を有し、
前記センサ装置は、前記タイヤの回転を検出したときに加速度情報を生成する加速度検出手段と、前記加速度情報を含む無線信号を送信する送信手段と、を有し、
前記受信機は、前記異常判定において、前記加速度情報を含む無線信号を受信し、且つ前記照合手段による照合が成立しないことを条件に、前記車両の異常状態を検知した旨を前記報知手段を通じて報知することを特徴とする車両盗難防止システム。 - 前記車両の車速情報を検知する車速検知手段を有し、
前記受信機は、前記異常判定において、前記加速度情報を含む無線信号を受信し、前記車速情報に基づいて車速が無いことを検出し、且つ前記照合手段による照合が成立しないことを条件に、前記車両の異常状態を検知した旨を前記報知手段を通じて報知することを特徴とする請求項1に記載の車両盗難防止システム。 - 前記受信機は、前記車両の停止を検出してから所定時間経過した後に、前記異常判定を開始することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両盗難防止システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016008599A JP2017128208A (ja) | 2016-01-20 | 2016-01-20 | 車両盗難防止システム |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=59395387
Family Applications (1)
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JP2016008599A Pending JP2017128208A (ja) | 2016-01-20 | 2016-01-20 | 車両盗難防止システム |
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JP (1) | JP2017128208A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019137221A (ja) * | 2018-02-09 | 2019-08-22 | アルプスアルパイン株式会社 | 盗難防止システム、タイヤ側送信機およびtpms |
JP2021123307A (ja) * | 2020-02-10 | 2021-08-30 | 株式会社東芝 | タイヤ用通信装置 |
-
2016
- 2016-01-20 JP JP2016008599A patent/JP2017128208A/ja active Pending
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