JP2005326647A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び現像剤層規制部材 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ及び現像剤層規制部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2005326647A
JP2005326647A JP2004144839A JP2004144839A JP2005326647A JP 2005326647 A JP2005326647 A JP 2005326647A JP 2004144839 A JP2004144839 A JP 2004144839A JP 2004144839 A JP2004144839 A JP 2004144839A JP 2005326647 A JP2005326647 A JP 2005326647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
regulating member
developer layer
layer regulating
developing
developer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004144839A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4314150B2 (ja
Inventor
Shinjiro Toba
真二郎 鳥羽
Masaaki Sato
昌明 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004144839A priority Critical patent/JP4314150B2/ja
Priority to US10/951,604 priority patent/US7164875B2/en
Priority to US10/957,610 priority patent/US7218882B2/en
Publication of JP2005326647A publication Critical patent/JP2005326647A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4314150B2 publication Critical patent/JP4314150B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
    • G03G15/0812Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the developer regulating means, e.g. structure of doctor blade
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/06Developing structures, details
    • G03G2215/0634Developing device

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

【課題】小型化かつ組立性の向上を図れる現像剤層規制部材、それを備えた現像装置及びプロセスカートリッジの提供。
【解決手段】現像剤層規制部材44において、現像容器45aに現像剤層規制部材44を固定する、現像ローラ40と平行な第1の面44a1に位置決め部44c、44dを具備させ、現像ローラと平行でかつ、前記第1の面と異なる第2の面44a2に位置決め部44bを具備させる。
【選択図】図7

Description

本発明は、現像装置、プロセスカートリッジ、現像剤層規制部材および現像剤層規制部材取り付け方法に関するものである。
複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ等の電子写真画像形成装置は、帯電装置によって一様に帯電された電子写真感光体ドラムに選択的な露光を行って静電潜像を形成する。そして、この静電潜像を現像装置によって現像剤を付着させて現像剤像として現像する。その後、この現像剤像を紙等の記録媒体に転写して記録媒体に画像を形成する。そして現像剤像転写後の電子写真感光体ドラムは、表面に残留した現像剤をクリーニング装置で除去される。そして、前記電子写真感光体ドラムは次の画像形成に供される。
従来から、電子写真感光体ドラム及びこれに作用する帯電手段(帯電装置)、現像手段(現像装置)、クリーニング手段(クリーニング装置)等を一体にまとめてカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体(以下、画像形成装置本体と記す)に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このカートリッジ方式により操作性が一層向上され、上記プロセス手段のメンテナンスを使用者自身が容易に行うことが可能となる。そのため、このカートリッジ方式は画像形成装置本体において広く用いられている。
近年、画像形成装置本体の小型化の要望が高まった。これに伴って、プロセスカートリッジも小型化が要求されている。
しかしながら、現像装置において現像剤を担持する現像ローラや、静電潜像が形成される像担持体である電子写真感光体ドラム等は要望される画像形成の大きさに依存している。そのため、小型化には限界がある。これらに作用する部材として、例えば現像ローラ周面上の現像剤の層厚を規制する現像剤層規制部材にも小型化の限界がある。
さて、従来の現像剤層規制部材は、例えば現像ローラと平行な長手方向に伸びる取付面上と同一の平面上に位置決め部、及び固定部を配設しているものがある(特許文献1)。
特開平9−171303(第5頁 図2)
しかしながら、現像剤層規制部材の長手方向の規制幅は、感光体ドラムの画像形成領域に応じた現像ローラの現像幅を決定する。そのため、現像ローラの小型化には限界があった。
また、特許文献1における現像剤層規制部材の位置決め方法では、現像容器に現像剤層規制部材を固定する面は、現像ローラ長手方向と平行な同一平面上に設けられていた。しかも位置決めのための嵌合部と固定のためのビス穴が現像剤層規制部材の長手方向と交差する短手方向で近接している。そのため、嵌合部とビス穴との両者の距離を近付けて現像剤層規制部材の小型化を図るには限界があった。
本発明の目的は、小型化の向上を実現できる現像剤層規制部材、それを備えた現像装置及びプロセスカートリッジを提供することにある。
本発明の他の目的は、組立性の向上を実現できる現像剤層規制部材、それを備えた現像装置及びプロセスカートリッジを提供することにある。
本発明の他の目的は、小型化かつ組立性の向上を実現できる現像剤層規制部材、それを備えた現像装置及びプロセスカートリッジを提供することにある。
本発明の他の目的は、組立性の向上を実現できる現像剤層規制部材取り付け方法を提供することにある。
(1)現像剤を用いて、像担持体に形成された潜像を現像するための現像装置において、
現像枠体と、
前記潜像を現像するために現像剤を前記潜像へ供給する現像ローラと、
前記現像ローラ周面上の現像剤の層厚を規制する現像剤層規制部材と、
前記現像剤層規制部材を前記現像枠体に位置決めする、前記現像剤層規制部材に設けられ、前記現像ローラの長手方向に沿った第1の面、及び、前記現像ローラの長手方向に沿った、かつ、前記第1の面を仮想的に延長した第1の仮想面と、仮想的に延長した第二の仮想面が交差する第2の面と、
を有することを特徴とする現像装置。
(2)画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
現像枠体と、
電子写真感光体と、
前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するために現像剤を前記潜像へ供給する現像ローラと、
前記現像ローラ周面上の現像剤の層厚を規制する現像剤層規制部材と、
前記現像剤層規制部材を前記現像枠体に位置決めする、前記現像剤層規制部材に設けられ、前記現像ローラの長手方向に沿った第1の面、及び、前記現像ローラの長手方向に沿った、かつ、前記第1の面を仮想的に延長した第1の仮想面と、仮想的に延長した第二の仮想面が交差する第2の面と、
を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
(3)現像枠体と、像担持体に形成された潜像を現像するために前記現像剤を担持する現像ローラとを有する現像装置に用いられ、前記現像ローラ周面上の現像剤の層厚を規制する現像剤層規制部材において、
前記現像剤層規制部材を前記現像枠体に位置決めする、前記現像剤層規制部材に設けられ、前記現像ローラの長手方向に沿った第1の面、及び、前記現像ローラの長手方向に沿った、かつ、前記第1の面を仮想的に延長した第1の仮想面と、仮想的に延長した第二の仮想面が交差する第2の面と、
を有することを特徴とする現像剤層規制部材。
(4)現像ローラ周面上の現像剤の層厚を規制する現像剤層規制部材を現像枠体に取り付ける現像剤層規制部材取り付け方法において、
前記現像剤層規制部材の長手方向に沿った第1の面であって、前記層厚を規制する現像剤層規制部を有する第1の面と、前記第1の面に対して略垂直な方向に折り曲げられ、前記長手方向に沿った第2の面と、前記第2の面において前記第1の面とは反対側の端部に設けられ、前記略垂直な方向に開口した溝部と、を有する前記現像剤層規制部材を前記現像枠体に取り付ける際に、
前記現像枠体に対する前記現像剤層規制部材の前記長手方向における位置を決めるために、前記現像枠体に設けられた突部を前記溝部に嵌合させる嵌合工程と、
前記突部を前記溝部に嵌合させた状態で、前記現像枠体に対する前記現像剤層規制部材の前記略垂直な方向における位置を決めるために、前記略垂直な方向に前記現像剤層規制部材を移動させて、前記現像枠体に設けられた位置規制部を前記第1の面に当接させる当接工程と、
を有することを特徴とする現像剤層規制部材取り付け方法。
本発明によれば、現像剤層規制部材の小型化を図ることができる。
また、本発明によれば、現像剤層規制部材の現像容器への組立作業性の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
(第1の実施例)
(1)[画像形成装置の全体的概略構成]
図1は本実施例における多色画像形成装置の全体的概略構成を示す横断面模型図である。この多色画像形成装置は、転写方式電子写真プロセスを用いた、縦型タンデム方式、プロセスカートリッジ着脱方式のフルカラーレーザービームプリンタである。
画像形成装置本体100(以下、装置本体と記す)は、装置前扉(以下、前扉と記す)101を有する。この前扉101は下辺側のヒンジ軸101aを中心に装置本体100の前面部に対して開閉可能である。図1は前扉101が装置本体100に対して閉じ込まれている状態図である。図2は前扉101を手前側に開いて装置本体内のプロセスカートリッジ挿入口91を開放した状態を示している。
プロセスカートリッジ(以下、カートリッジと記す)7(a〜d)はそれぞれフルカラー画像の色分解成分色に対応するマゼンタ・シアン・イエロー・ブラックの各色の現像剤像を形成する。このカートリッジ7(a〜d)は装置本体内に下から上に順に垂直に対して斜めに並設してある。
各カートリッジ7(a〜d)は、それぞれ、像担持体としての感光体ドラム1(a〜d)を有する。更に、各カートリッジ7(a〜d)は、感光体ドラム表面を均一に帯電する帯電装置(帯電手段)2(a〜d)を有する。更に、各カートリッジ7(a〜d)は、感光体ドラムに形成された静電潜像に現像剤としての一成分現像剤(以下、「トナー」という)を付着させてトナー像として現像するための現像装置(現像手段)4(a〜d)を有する。更に、各カートリッジ7(a〜d)は、記録媒体に対するトナー像転写後に感光体ドラム表面に残ったトナーを除去するクリーニング装置(クリーニング手段)6(a〜d)を有する。
第1〜第4のカートリッジ7(a〜d)の各現像装置4(a〜d)に収納させてある現像剤はそれぞれ、マゼンタトナー、シアントナー、イエロートナー、ブラックトナーである。
スキャナユニット3(a〜d)はそれぞれ上記4つのカートリッジ7(a〜d)に対応している。このスキャナユニット3は、レーザービーム(画像光)Lを感光体ドラム1(a〜d)に照射し、感光体ドラム1に静電潜像を形成する。静電転写装置(静電転写手段)5は、前扉101の内側に配設されている。前扉101はこの静電転写装置5を含めて装置本体100に対して開閉される(図2)。静電転写装置5は、前扉101が装置本体100に対して閉じ込まれている図1の状態において、第1〜第4のカートリッジ7(a〜d)のすべての感光体ドラム1(a〜d)に対向している。転写ローラ12(a〜d)は、それぞれ、第1〜第4のカートリッジ7(a〜d)のすべての感光体ドラム1(a〜d)との間に静電転写ベルト11を挟むように静電転写ベルトの内側に当接させて並設されている。
記録媒体給送部16は装置本体100の下部に配設されている。この給送部16は、静電転写装置5の静電転写ベルト11に記録媒体Sを給送する。この給送部16は、給送ローラ(半月ローラ)18、レジストローラ19を有する。
定着部20は装置本体100の上部に配設されている。定着部20は、記録媒体Sに転写された複数色のトナー像を定着させる。定着部20は、回転する加熱ローラ21a、これに圧接して記録媒体Sに圧力を与える加圧ローラ21b等を有している。排紙ローラ23は、画像形成済みの記録媒体Sを、装置本体100の上面に配設した排紙トレイ部24に送り出す。
画像形成シーケンスの所定の印字タイミングに合わせて第1〜第4の4つのカートリッジ7(a〜d)の各感光体ドラム1(a〜d)が矢印の反時計方向に順次に回転する。そして、各々のカートリッジ7(a〜d)に対応するスキャナユニット3(a〜d)が順次に駆動される。また、静電転写装置5の静電転写ベルト11が駆動ローラ13により矢印の時計方向に回転駆動される。
各感光体ドラム1(a〜d)はその回転過程で帯電装置2(a〜d)により所定の極性(本実施例ではマイナス極性)及び電位に均一に帯電される。その後、スキャナユニット3(a〜d)より出力される画像情報に応じて変調されたレーザービームLによって各感光体ドラム1(a〜d)に画像情報の静電潜像が形成される。
その静電潜像が現像装置4(a〜d)によってトナー像として現像(本実施例ではマイナス極性トナーを用いた反転現像)される。これによって、各感光体ドラム1(a〜d)の面にそれぞれ、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの各色のトナー像が所定のシーケンス制御タイミングにて形成される。
一方、所定のシーケンス制御タイミングにおいて、給送部16の給送ローラ18が回転する。これによってカセット17内の記録媒体Sが1枚毎に給送される。その記録媒体Sの先端がレジストローラ対19のニップ部に突き当って一旦停止する。その後、前記静電転写ベルト11の回転と感光体ドラム1(a〜d)に形成されるトナー像の書出し位置との同期をとって、レジストローラ対19が回転する。これによって記録媒体Sが静電転写ベルト11に給送される。そして記録媒体Sは静電転写ベルト11が帯びている静電気によって静電転写ベルト面に自然に静電吸着状態になって安定に保持される。そして、静電転写ベルト11の移動によって転写部まで搬送される。
更に、記録媒体Sは静電転写ベルト11の回転で下から上に搬送される。そして、その搬送過程で、感光体ドラム1(a〜d)の各転写部において、感光体ドラム1(a〜d)の面にそれぞれ形成されるマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの各トナー像の重畳転写を順次に受ける。4色のトナー像の重畳転写を受けた記録媒体Sは、静電転写ベルト駆動ローラ13の曲率により静電転写ベルト11から曲率分離して定着部20に搬入される。そして、記録媒体Sは回転する加熱ローラ21aと、これに圧接している加圧ローラ21bとで構成される定着ニップ部で挟持して搬送される。これによって記録媒体Sは熱及び圧力を与えられて複数色のトナー像が記録媒体Sの表面に定着される。その後、排紙ローラ対23によって装置本体100外の排紙トレイ24に画像面を下にした状態で排出される。
また、記録媒体Sへのトナー像転写後の感光体ドラム1(a〜d)は、クリーニング装置6(a〜d)によって転写残トナー等の残存付着物が除去された後に作像に供される。
(2)[プロセスカートッジ7]
図3はカートリッジ7の拡大横断面図、図4と図5はそれぞれカートリッジ7の斜視模型図である。
本実施例において、感光体ドラム1はカートリッジ7に組み込まれていて、カートリッジ7の装置本体100に対する着脱により装置本体100に対し着脱される。
ここで、以下の説明において、カートリッジ7の短手方向とはカートリッジ7を装置本体100に着脱する方向である。また、カートリッジ7の長手方向とはカートリッジ7を装置本体100に着脱する方向と交差する方向である。カートリッジ7に関し、正面とは感光体ドラム露出開口部を、カートリッジ7を装置本体100に着脱する方向から見た面をいう。また、背面とはカートリッジ7を正面から見てその反対側の面をいう。更に、左右とはカートリッジ7を正面から見て左または右である。またカートリッジ7の上面とはカートリッジ7を装置本体100へ装着した状態で上方に位置する面である。更に、カートリッジ7の下面とは下方に位置する面である。
第1〜第4のカートリッジ7(a〜d)はトナー容器部(現像剤収納部)に収納させた現像剤以外に関しては、互いに同一構成である。
カートリッジ7は、クリーナユニット50と現像ユニット4Aを有する。また、クリーナユニット50は感光体ドラム1と、帯電装置2およびクリーニング装置6を有する。また、現像ユニット4Aは、感光体ドラム1上の静電潜像を現像する現像装置4を有する。
感光体ドラム1の長手方向両端部には、フランジ部材72,75が設けられている。そのフランジ部材72,75は、それぞれクリーニング枠体51の左右両側面に設けた支持部材(軸受部材)31a,31bによって回転自在に支持されている。上記の2つのフランジ部材72,75のうち一方のフランジ部材72は装置本体100側に設けられた駆動伝達部材(不図示)から駆動力を受ける。こうして、感光体ドラム1は回転駆動される。
帯電装置2としては、接触帯電方式の導電性ローラを使用する。導電性ローラは、感光体ドラム表面に当接して感光体ドラムの回転に従動して回転する。それとともに、このローラに帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム表面を一様に帯電させる。
クリーニングブレード60によって感光体ドラム1表面から除去された残留トナー(廃トナー)は、クリーニングブレード60の上方に設けられた廃トナー室(残留トナー収納部)55に納められる。また、感光体ドラム上の転写残トナーは、可撓性シート部材80の感光体ドラム当接部を通ってクリーニングブレード60の位置まで到達する。ここで、可撓性シート部材80は、クリーニングブレード60によって感光体ドラム上から除去された残留トナーがクリーニング枠体51の外へ洩れるのを防止している。
本実施例において、現像ユニット4Aは、現像スリーブ(現像ローラ)40とトナーを収容する現像枠体45a、45bとを有する。ここで、現像枠体45a、45bは現像剤層規制部材としての現像ブレード44が設けられる枠体であれば良い。現像スリーブ40はスペーサコロ40aによって感光体ドラム1と微少間隙を保持して矢印の時計方向に回転する。現像枠体45a、45bは超音波溶着等により結合される。現像スリーブ40は、軸受け部材(不図示)を介して回転自在に現像容器ユニット46に支持される。また、現像スリーブ40の周上には、現像スリーブ40と接触して矢印の時計方向に回転するトナー供給ローラ43と現像ブレード(現像剤層規制部材)44がそれぞれ配置されている。さらにトナー容器部(現像剤収納部)41内にはトナー供給ローラ43にトナーを搬送するためのトナー搬送機構42が設けられている。現像ブレード44については(4)項において詳しく説明する。
現像容器ユニット46の長手方向両端に設けた結合穴47とクリーナユニット50のクリーニング枠体51の左右両側面に設けた支持穴52を合わせ、ピン49を差し込む。そうすることによって、現像ユニット4Aはクリーナユニット50に対して結合される。現像ユニット4Aはクリーナユニット50に対して揺動自在に支持されている。また、現像ユニット4Aは、加圧ばね(不図示)によってピン49を中心に、クリーナユニット50側に回動付勢されている。その結果、現像スリーブ40のスペーサコロ40aが感光体ドラム1に接触する。
現像時には、矢印の時計方向に回転するトナー供給ローラ43が、矢印の時計方向に回転する現像スリーブ40と摺擦する。そうすることによって、トナー供給ローラ43が現像スリーブ40にトナーを供給する。現像スリーブ40の周面上に担持されたトナーは、現像スリーブ40の回転にともなって現像ブレード44のところに至る。そして、現像ブレード44がトナー量を規制して所定のトナー薄層を形成し、所望の帯電電荷量を付与する。現像スリーブ40上で薄層化されたトナーは、現像スリーブ40の回転につれて、感光体ドラム1と現像スリーブ40とが接近した現像部に搬送される。前記薄層化されたトナーは、前記現像部において、電源(不図示)から現像スリーブ40に印加した現像バイアスにより、感光体ドラム1の表面に形成されている静電潜像に付着する。こうして、前記静電潜像が現像される。
静電潜像の現像化に寄与せずに現像スリーブ40の表面に残留したトナーは、現像スリーブ40の回転にともなって現像器内に戻される。そして、前記残留したトナーは、トナー供給ローラ43との摺擦部で現像スリーブ40から剥離(はぎ取り)、回収される。
54は感光体ドラム1を保護するシャッター部材であり、クリーニング枠体51に設けられている。シャッター部材54は開閉機構(不図示)によりカートリッジ7の正面側である感光体ドラム外部露出開口部を隠蔽した閉じ位置(図3〜図5)と、感光体ドラム外部露出開口部から下方にシフトした開き位置(図3の2点鎖線示)とに開閉可能である。
90はクリーニング枠体51の左右両側面にそれぞれ設けた挿入ガイド部である。挿入ガイド部90はカートリッジ7を装置本体100に着脱する際の把手部であり、クリーニング枠体51の左右両側面からカートリッジ正面側に突出させて設けてある。
(3)[カートリッジ7の着脱方法]
次に装置本体100に対するカートリッジ7の着脱方法を説明する。図2・図6のように、静電転写装置5を含む前扉101を下部のヒンジ軸101aを中心に装置本体100の手前側に倒し開く。これによって装置本体100内のカートリッジ挿入口91を大きく開放した状態になる。
挿入口91は第1〜第4の4つのカートリッジ7(a〜d)が下から上に順に設けられている。
操作者はカートリッジ7の左右側の把手部90を左右の手で握ってカートリッジ7を持つ。そして、カートリッジ7の短手方向で感光体ドラム側とは反対側であるカートリッジ7の背面側を先にして挿入口に挿入する。そして、カートリッジ7の左右両側部をそれぞれ前記ラフガイド部103に載せる。カートリッジ7を更に挿入すると、カートリッジ7の左右両側部の挿入ガイド部53がそれぞれ前記本体ガイド部104に乗り上げる。そして、カートリッジ7はラフガイド部103から浮き上がって該本体ガイド部104により案内される。
カートリッジ7を装置本体100内へ更に挿入していくと、カートリッジ7の左右側の支持部材31a,31bがそれぞれ前記ガイド溝105に挿入される。そして、支持部材31a,31bがガイド溝105の突き当て面に当たることによって、カートリッジ7がそれ以上挿入することが阻止される。これによって、カートリッジ7の装置本体100に対する短手方向の位置が決まる。このようにして各挿入口に対して対応するカートリッジ7を挿入した後、開かれている前扉101を装置本体100に対して閉じる。
装置本体100内からの各カートリッジ7の取出しは上記の装着時とは逆手順でなされる。
(4)[現像ブレード44]
次に現像ブレードについて図7、図8および図12を用いて説明する。
図7は現像枠体45a、現像ブレード44および現像スリーブ40の外観形態を示すと共に、現像枠体45aに設けられる突部45b,45c,45dと感光体ドラム7の画像形成領域DLの位置関係を示す説明図である。図8(a),(b)はそれぞれ図7に示す現像ブレード44と現像枠体45aの左端部、右端部の拡大斜視図である。図12(a),(b)はそれぞれ現像ブレード44をビス固定した現像枠体45aの左端部側の拡大斜視図および右端部側の拡大斜視図である。
図7および図12(a),(b)に示すように、現像ブレード44は現像枠体45aにビス71,72で固定される。現像スリーブ40は現像枠体45aのスリーブ取付け部45q,45rに現像ブレード44と近接して配置される。また、現像スリーブ40の軸部40a,40bはそれぞれ左軸受け部材73と右軸受け部材74によって回転自在に支持される。また、該各軸受け部材73,74は現像枠体45aの左端部および右端部の軸受け部材取付け部にビス75で固定される。これによって現像ブレード44と現像スリーブ40はカートリッジ7の長手方向に平行に現像枠体45aに取り付けられる。
現像ブレード44は現像スリーブ40と略同一長さを有する長尺の部材である。本実施例においては、現像ブレード44は、ブレード支持部材(以下、支持部材と記す)44aと、弾性ブレード(以下、ブレードと記す)44eとを有する。しかし、ブレード支持部材(以下、支持部材と記す)44aと、弾性ブレード(以下、ブレードと記す)44eが一体に構成されていてもよい。支持部材44aは、第1の面としての位置決め片(以下、第1位置決め片と記す)44a1と、第2の面としての位置決め片(以下、第2位置決め片と記す)44a2を有する。ここで、第1位置決め片、及び第2位置決め片は面でなくても良く、突起等を設けることによって、現像枠体45aに対する面を構成しても良い。そして、支持部材44aは、該第1位置決め片および第2位置決め片を略直角に交差させて略L字型に構成されている。第1位置決め片44a1,および第2位置決め片44a2は折曲げられている。即ち、第1位置決め片44a1,および第2位置決め片44a2はそれぞれ異なる方向を指向している。更に言い換えると、第1位置決め片44a1を仮想的に延長した第1の仮想面と、第2位置決め片44a2を仮想的に延長した第2仮想面は交差する。これによって、互いに異なる位置決め片になっている。本実施例では、第1位置決め片44a1に対して、第2位置決め片44a2を略直角に折り曲げた例を示している。第1位置決め片44a1,および第2位置決め片44a2はそれぞれ異なる方向を指向する交差形態に構成されていればよい。この場合、第1位置決め片44a1,および第2位置決め片44a2に対応して、現像枠体45aに第1の位置規定部および第2の位置規定部が設けられる。この第1の位置規定部および第2の位置規定部も上記各位置決め片の交差形態と合致して構成される。上記の第1位置決め片44a1,および第2位置決め片44a2はそれぞれ現像枠体45aに取り付けられた場合に現像スリーブ40と平行となるように設けられている。従って、現像ブレード44を組み立て易い。支持部材44aとしては、板厚1.2mmの鋼板(SPCC)の表面にKNメッキを施したものを用いる。ブレード44eは支持部材44aの第1位置決め片44a1に溶接などの適宜の固定手段によって固定されている。ブレード44eとしては、板厚0.10mmのりん青銅の表面に30μm程度の樹脂コートを施したものを用いる。
現像枠体45aは、その長手方向の左端部と右端部に、現像ブレード44を現像枠体45aに取付ける取付け位置を規定するための位置規定部45aL,45aRを有する。各位置規定部45aL,45aRは現像ローラ40と平行である。各位置規定部45aL,45aRは、支持部材44aの第1位置決め片44a1と対向する第1の位置規定面45eL,45eRを有する。第1の位置規定面45eL,45eRは、カートリッジ7の短手方向に面している。ここで、更に、各位置規定部45aL,45aRは、第1の位置規定面45eL,45eRと略直角に交差する第2の位置規定面45fL,45fRを有する。第1の位置規定面45eL,45eRには現像ブレード44をその短手方向に位置決めするための突部45c,45dが設けられている。本実施例において、現像ブレード44の短手方向とは、カートリッジ7の短手方向と交差し、かつ現像ブレード44の長手方向と交差する方向である。また、第2の位置規定面45fL,45fRの一方(図では45fL)には現像ブレード44をその長手方向に位置決めするための突部45bが設けられている。本実施例において、現像ブレード44の長手方向とは、カートリッジ7の長手方向と同じ方向である。また、現像スリーブ40の長手方向も、カートリッジ7の長手方向と同じ方向である。
第1の位置規定面45eL,45eRからの突部45c,45dの突出高さは第1位置決め片44a1の厚みよりも大きい。また、第2の位置規定面45fLからの突部45bの突出高さは第2位置決め片44a2の厚みよりも大きい。また、現像ブレード44の長手方向において、感光体ドラム1の画像形成領域DLよりも外側に突部45bが位置する。そして、現像ブレード44の長手方向において、該突部45bの外側に突部45c,45dが位置する。
第1位置決め片44a1における現像ブレード44の長手方向の端部には、第1の位置決め部としての溝部44c,44dが設けられている。溝部44c,44dは、現像ブレード44の長手方向に開口させた略U字型である。このような構成にすることにより、位置決めのために穴部を設ける場合よりも、現像ブレード44の長手方向を小型化することができる。これは、穴部を設ける場合には、穴部の位置精度を確保する為に、穴部の前記長手方向外側を大きくする必要があるからである。更に、このような構成により組立作業性も良くなる。一方、第2位置決め片44a2の一端部(図では左端部)には、第2の位置決め部としての溝部44bが設けられている。溝部44bは、第2位置決め片44a2において、現像スリーブ40とは反対側の端部に設けられている。溝部44bは現像ブレード44の長手方向とは垂直な方向(ここでは、カートリッジ7の短手方向)に開口させた略コ字型である。溝部44bをこのような構成にすることにより、カートリッジ7の短手方向を小型化することができる。更に、このような構成により、カートリッジ7の短手方向から現像ブレード44をスムーズに現像枠体45aに組み立てることができる。溝部44bは現像ブレード44の長手方向において現像枠体45aの突部45bと嵌合する溝形状である。すなわち、溝部44bにおいて現像ブレード44の長手方向で対向する内壁面44b−1間の幅Sbは突部45bの外壁面45b−1間の幅Bbと略等しい(Sb≒Bb)。またプロセスカートリッジの短手方向における溝部44bの溝長さEは同方向における突部45bの奥行Mと等しいか若しくは僅かに大きい(E≧M)。ここで、溝部44bの溝長さEは突部45bの奥行Mより小さくても良い。また、溝部44bの先端は面取りされている。そのことにより、更に、溝部44bを突部45bに嵌合させ易くしている。
上記の突部45c,45dおよび溝部44c,44dについて図9(a)、(b)を用いてさらに詳しく説明する。
図9(a)は現像枠体45aおよび現像ブレード44における左端部側の各位置決め部45c,44cの拡大斜視図、(b)は右端部側の各位置決め部45d,44dの拡大斜視図である。
溝部44c,44dは、現像ブレード44の第1位置決め片44a1の長手方向端部に設けられている。この溝部44c,44dは、溝形状である。この溝部44c,44dは現像ブレード44の短手方向において現像枠体45aの突部45c,45dと嵌合する。すなわち、図9(a)に示すように、現像ブレード44の短手方向で対向する内壁面44c−2間の幅Sa1は突部45cの外壁面45c−3間の幅Ba1と略等しい(Sa1≒Ba1)。図9(b)に示すように、現像ブレード44の短手方向で対向する内壁面44d−2間の幅Sa2は突部45dの外壁面45d−3間の幅Ba2と略等しい(Sa2≒Ba2)。
本実施例においては、Sa1≒Ba1、Sa2≒Ba2としたが、Sa1>Ba1、Sa2>Ba2としても良い。そうすることにより、現像ブレード44を現像枠体45bに組み付けた状態で、現像ブレード44の短手方向を調整することが出来る。この際、突部45bと溝部44bが勘合していれば、現像ブレード44の長手方向は位置決めされている。従って、現像ブレード44の短手方向だけを調整することが出来る。そうすることにより、より精度が求められる現像ブレード44の短手方向の精度を確保することができる。
次に現像ブレード44の組立てについて図7、図8および図10を用いて説明する。
図10(a)は現像ブレード44の第2位置決め片44a2を現像枠体45aの第2の位置規定面45fLに位置決めする状態を示す図である。また、図10(b)は図10(a)の状態において現像ブレード44が現像枠体45aに対して傾いたときの図である。また、図10(c)は現像ブレード44の第1位置決め片44a1を現像枠体45aの第1の位置規定面45eL,45eRに位置決めする状態を示す図である。ここでは、第1位置決め片44a1を仮想的に延長した第1の仮想面Sと第2位置決め片44a2を仮想的に延長した第2の仮想面Tが交差することを二点鎖線によって示している。
図7および図8(a),(b)に示すように、現像スリーブ44を現像枠体45aに組立てる場合、支持部材44aの第1位置決め片44a1を第1の位置規定面45eLに平行に対向させる。そして、図10(a)に示すように、現像ブレード44をカートリッジの短手方向に平行移動する。次に、第2位置決め片44a2の溝部44b突部45bに嵌合させる。そうすることで、溝部44bの突部45bに対する位置決めが開始される。
上記図10(a)の状態において、溝部44bと突部45bに所定の嵌合長Dが発生しても、突部45c,45dの上面45c−4,45d−4との間(隙間C)が存在するように当該突部の突出高さHが設けられている。このように突出高さHを設けることによって、現像ブレード44の組立て時には、先ず溝部44bを突部45bに嵌合させることができる。
溝部44bを突部45bに嵌合させた状態で第2位置決め片44a2と位置規定面45fLとの間に隙間Aを設ける。これによって、第1位置決め片44a1の溝部44c,44dを突部45c,45dに嵌合させ易くすることができる。そこで、図9(a),(b)に示すように、突部45c,45dにおける第2の突部45b側の外壁面45c−3,45d−3の一部に、上面45c−4,45d−4から該外壁面に向けて拡幅状に傾斜する斜面45c−2,45d−2を設ける。ここで、外壁面45c−3,45d−3は、第1位置決め片44a1の厚みtを超える厚みである。こうして、該斜面45c−2,45d−2の上面側角部と溝部44c,44dの内壁面44c−2,44d−2との間に隙間Bを設ける。この隙間Bは上記隙間Aよりも大きい(B>A)。これによって現像ブレード44の組立て時に隙間A=0(ゼロ)となった場合でも、溝部44c,44dを突部45c,45dに嵌合させ易くなる。
また、溝部44bを突部45bに嵌合させた状態で第2位置決め片44a2が第1位置決め片44a1側で位置規定面45fLから離れるように傾く場合がある。かかる場合、溝部44c,44dを突部45c,45dに嵌合し難くなるおそれがある。そこで、図9(a),(b)に示すように、突部45c,45dにおける第2の突部45bと反対側の外壁面45c−3,45d−3の一部に、上面45c−4,45d−4から該外壁面に向けて拡幅状に傾斜する斜面45c−2,45d−2を構成する。そして、該斜面45c−2,45d−2の上面側角部と溝部44c,44dの内壁面44c−2,44d−2との間に隙間Gを設ける。これによって上記の第2位置決め片44a2が位置規定面45fLに対して傾いても、溝部44c,44dを突部45c,45dに嵌合させ易くなる。
まとめると、突部45c,45dは、現像ブレード44の長手方向からみて台形形状に構成されている。このことにより、溝部44c,44dを突部45c,45dに嵌合させ易くなる。
上記図10(a)の状態からさらに現像ブレード44をカートリッジ7の短手方向に移動させる。そして、上記の嵌合長Dと隙間Cの関係が嵌合長D=隙間Cから嵌合長D>隙間Cになる。更に隙間C=0で溝部44c,44dの突部45c,45dに対する位置決めが開始される。そして現像ブレード44がカートリッジ7の短手方向に移動することに伴い溝部44c,44d内に突部45c,45dが嵌合して進入する。そして、第1位置決め片44a1の裏面が第1の位置規定面45eLに当接して現像ブレード44の現像枠体45aへの組立てが完了する。
図12に示すように、現像ブレード44の組付けが完了した状態において、現像ブレード44は、第1位置決め片44a1の溝部44bの対向内壁面間Sbに突部45bが嵌合する。そして、該突部45bの外側面と溝部44bの対向内壁面Sbが当接する。その結果、現像ブレード44が現像枠体45aに対して現像ブレードの長手方向に位置決めされる。それと共に、溝部44c,44dの対向内壁面間Sa1、Sa2に突部45c,45dが嵌合する。そして、該突部45c,45dの外側面45c−3,45d−3と溝部の対向内壁面44c−2,44d−2が当接する。その結果、現像ブレード44が現像枠体45aに対して現像ブレードの短手方向に位置決めされる。更に、突部45c,45dは突部45bよりも現像スリーブ40に近いほうに設けられている。そのことによって、現像ブレード44の短手方向において、現像スリーブ40に対する現像ブレード44の位置決めをより精度良く行うことができる。
最後に、カートリッジ7の短手方向から溝部44c,44dにそれぞれビス71,72を挿入する。そして、前記ビス71を当該溝部の対向内壁面Sa1間で第2の位置規定面45eLに設けられたビス穴45eL−1にねじ込む。それと共に、前記ビス72を当該溝部の対向内壁面Sa2間で第2の位置規定面45eRに設けられたビス穴45eR−1にねじ込む。その結果、現像ブレード44が現像枠体45aに固定される。
上記ビス71,72と突部45c,45dの関係について図11(a),(b)を用いて説明する。
図11(a)は現像枠体45aの左端部側の突部45cとビス71の関係を説明する図である。また、図11(b)は右端部側の突部45cとビス71の関係を説明する図である。
溝部44c,44dに嵌合された突部45c,45dにはビス止めによって隠れる領域45c−1,45d−1がある。この領域45c−1,45d−1は、それぞれビス71,72のビス座面が当接する第1位置決め片44a1表面の当接領域44c−1よりも一段低くなって設けられている。このような構成とすることで、ビス71,72は突部45c,45dの領域45c−1,45d−1と接触することはない。しかし、第1位置決め片44a1表面の当接領域44c−1がビス71,72のビス座面と当接する。このような状態で、ビス71、72がビス穴45eL−1,45eR−1に締結される。こうして、ビス71、72と、ブレード支持部材44aが当接する。その際、ビス71、72によって、突部45c,45dに力が不要な力が加わらない。よって、現像ブレード44の現像枠体45aへの固定が精度良く行われる。また、現像ブレード44の長手方向において、突部45c,45dは領域45c−1,45d−1の部分でも溝部44c,44dと嵌合している。従って、その領域の幅W分だけ突部45c,45dと溝部44c,44dの嵌合長さを大きく取る事ができる。
本実施例では、現像枠体45aにおいて、第1の位置規定面45fLに設けられる突状位置決め片45bは感光体ドラム7の画像形成領域DLよりも外側に位置している。そのため、該突状位置決め片45bの高さを高く設定しても潜像形成のためのレーザービーム(画像光)Lを遮ることが無い。また、図8(a)に示すように、ビス71を受け入れるビス穴45eL−1の中心線Pと突部45bの中心を通る中心線Qとを結んで作られる平面Kは現像ブレード44の長手方向と直交するように配設されている。こうすることでビス71から離れたところに現像ブレード用の位置決めボス(図示せず)を設けた場合に比べ、ビス71をビス穴45eL−1に締めつけてゆく際に、現像ブレード44が傾いて締め付けられることを防ぐことができる。
こうして、第2位置決め片44a2に設けた溝状位置決め片44bを現像枠体45aの突状位置決め片45bに嵌合させる。そうすることによって、現像ブレード44の長手方向の位置が決定する。また、第1位置決め片44a1に設けた溝状位置決め片44c,44dを現像枠体45aの突状位置決め片45c,45dに嵌合させる。そうすることによって、現像ブレード44の短手方向の位置が決定する。
これらの溝部44b〜44dによって現像ブレード44は現像枠体45aに位置決めされる。図13(a)に示すように、現像ブレード44の長手方向において、溝部44c,44bをオーバーラップさせることができる。また、現像ブレード44の長手方向において、第1位置決め片44a1、第2位置決め片44a2の同一位置に溝部44c,44bを設けることもできる。そうすることによって、更に現像ブレード44の小型化を図ることもできる。従って、図13(b),(c)に示すような一般的位置決め方法である丸形状のボス145b,245bで現像ブレード144、及び244を位置決めする場合と比べ、現像ブレード44を長手方向および短手方向で小型化することが可能となる。また、前述したように、ビス71を受け入れるビス穴45eL−1の中心線と突部45bの中心を通る中心線Nは現像ブレード44の長手方向と直交するように配設されている。更に、ビス穴45eL−1の中心線と突部45cの中心を通る中心線Jは現像ブレード44の長手方向と平行するように配設されている。これらの構成により、現像ブレード44の傾きを抑えて現像枠体45aに取り付けることができ、より組立作業性が良くなる。少なくとも、ビス穴45eL−1と突部45bが、現像ブレード44の長手方向において、オーバーラップさせることによって、取り付け作業性がよくなる。また、ビス穴45eL−1と突部45cが、現像ブレード44の長手方向において、オーバーラップさせることによっても取り付け作業性が良くなる。
つまり、図13(b)に示す比較例1では、現像ブレード144の支持部材144aを平板状とし、該支持部材144aの左端部および右端部にそれぞれ丸型のビス挿入穴144cと位置決めボス144bを現像ブレード144の長手方向に並設している。比較例1では現像枠体(不図示)に設けられる丸形状のボス145c,145dをそれぞれの位置決めボス144bに嵌合させている。これによって、現像ブレード144は現像枠体に位置決めされている。この場合、図13(b)において、現像ブレード144の長手方向にVで示すスペースが必要となる。しかし、本実施例の現像ブレード44では上記位置決めボス144bに相当する溝部44bを第1位置決め片44a1と異なる第2位置決め片44a2に設けている。従って、上記スペースVは不要となり、その分現像ブレード44の長手方向を短縮することができる。
また、図13(c)に示す比較例2では、現像ブレード244の支持部材244aを平板状としている。そして、該支持部材の左端部および右端部に丸型のビス挿入穴244cと位置決めボス244bを現像ブレード244の短手方向に並設している。比較例2では現像枠体(不図示)に設けられる丸形状のボス245c,245dをそれぞれの位置決めボス244bに嵌合させている。これによって、現像ブレード244を現像枠体に位置決めする。この場合、図13(c)において、現像ブレード244の短手方向にYで示すスペースが必要となる。しかし、本実施例の現像ブレード44では上記位置決めボス244bに相当する溝部44bを第1位置決め片44a1と異なる第2位置決め片44a2に設けている。従って、上記スペースYは不要となり、その分現像ブレード44の短手方向を短縮することができる。
したがって現像ブレード44においては、その長手方向および短手方向で小型化できる。よって、これに伴い現像枠体45aにおいて固定用ビス71と突部45cをプロセスカートリッジの短手方向に近接させる事が可能になる。その結果、現像装置、プロセスカートリッジ7の小型化に繋がる構成となっている。尚、溝部44c、44dと突部45c、45dが反対でも良い。
実施例1では、現像ブレード44、及び該現像ブレードを備えるプロセスカートリッジ7を説明した。しかしながら、該現像ブレード44は現像装置に具備させてもよい。この場合、現像装置は、基本的には実施例1に示すプロセスカートリッジ7における現像ユニット4Aと同様な構成である。図3に示すように、現像装置はスペーサコロ40aによって感光体ドラム1と微少間隙を保持して矢印の時計方向に回転する現像スリーブ(現像ローラ)40を支持する現像枠体45a,45bと、現像スリーブ40と接触して矢印の時計方向に回転するトナー供給ローラ43、および現像ブレード44を有する。現像枠体45a、45bは超音波溶着等により結合されて現像容器ユニット(現像容器)46となる。そして、該現像容器ユニット内のトナー容器部(現像剤収納部)41内には収容されたトナー(不図示)を撹拌するとともにトナー供給ローラ43に搬送するためのトナー搬送機構42が設けられる。本実施例に示す現像装置は、感光体ドラム、帯電装置、クリーニング装置などを具備させた電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能である。したがって、実施例1に示す現像ブレード44を現像装置に具備させた場合にも、現像ブレード44を長手方向および短手方向で小型化できることに伴い現像装置の小型化が可能となる。
実施例1、2では、現像ブレード44の長手方向に開口させた略U字型である溝部44c,44dについて説明した。しかしながら、該溝部44c、44dは開口していなくても良い。図14、図13(d)に示すように、溝部44c、44dではなく、穴部344c、344dが設けられている。この場合、溝部44c、44d以外は実施例1と同様である。このような構成にすることによっても、現像ブレードの小型化が可能となる。但し、本実施例の構成においては、現像ブレード344の長手方向の大きさが、実施例1の現像ブレード44の長手方向の大きさよりも少し大きくなっている。
[その他]
1)現像方法としては、公知の2成分磁気ブラシ法、カスケード現像法、タッチダウン現像法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可能である。
2)また帯電手段の構成も、前述した実施の形態では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従来から用いられているタングステンワイヤーの三方周囲にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワイヤーに高電圧を印加することによって生じた正または負のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラムの表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然である。
なお、前記帯電手段としては前記ローラ型以外にも、ブレード(帯電ブレード)、バッド型、ブロック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
3)また感光体ドラムに残存するトナーのクリーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
4)像担持体としては、電子写真感光体ドラムに限られるものではなくて、磁気潜像を用いて像を形成するものでも良い。更には絶縁ドラム等であっても良い。またドラムに限定されずに、ベルト等であっても良い。
5)現像剤としては、一成分現像剤を用いて説明したが、一成分現像剤に限られるものではなくて、キャリアを有する二成分現像剤等であっても良い。
電子写真画像形成装置の概略構成を示す縦断面図 電子写真画像形成装置の前扉を開いてプロセスカートリッジ挿入口を開放した状態を示す縦断面図 プロセスカートリッジの拡大横断面図 プロセスカートリッジを説明する斜視図 プロセスカートリッジを説明する斜視図 電子写真画像形成装置本体のプロセスカートリッジ装着時を説明する概略斜視図 現像枠体、現像ブレード、現像スリーブおよび該現像枠体の突部と感光体ドラムの画像形成領域の関係を示す説明図 (a)は実施例1における現像ブレードと現像枠体の左端部の拡大斜視図、(b)は右端部の拡大斜視図 (a)は現像枠体および現像ブレードにおける左端部側の各位置決め部の拡大斜視図、(b)は右端部側の各位置決め部の拡大斜視図 現像ブレードを現像枠体に組付けるときの説明図 (a)は現像枠体45aの左端部側の突部45cとビス71の関係を説明する図、(b)は右端部側の突部45cとビス71の関係を説明する図 (a)は現像ブレードをビス固定した現像枠体の左端部側の拡大斜視図、(b)はその現像枠体の右端部側の拡大斜視図 (a)は実施例1に係る現像ブレードの溝部と現像枠体の突部の位置関係を示す図、(b)は比較例1に係る現像ブレードの溝部と現像枠体の突部の位置関係を示す図、(c)は比較例2に係る現像ブレードの溝部と現像枠体の突部の位置関係を示す図、(d)は実施例3に係る現像ブレードの溝部と現像枠体の突部の位置関係を示す図 (a)は実施例3における現像ブレードと現像枠体の左端部の拡大斜視図、(b)は右端部の拡大斜視図
符号の説明
1(1a、1b、1c、1d):感光体ドラム
2(2a、2b、2c、2d):帯電装置
3(3a、3b、3c、3d):スキャナユニット
4(4a、4b、4c、4d):現像装置
4A:現像ユニット
5:静電転写手段
6(6a、6b、6c、6d):クリーニング装置
7(7a、7b、7c、7d):プロセスカートリッジ
9:ポリゴンミラー、 10:結像レンズ
11:静電転写ベルト
12(12a、12b、12c、12d):転写ローラ
13:駆動ローラ、
14:テンションローラ
16:記録媒体給送部、 17:給送カセット、 18:給送ローラ、 19:レジストローラ
20:定着部、 21a:加熱ローラ、 21b:加圧ローラ
23:排紙ローラ、 24:排紙トレイ部
31a、31b:支持部材(軸受部材)
40:現像スリーブ(現像剤担持体)
42:トナー搬送機構、 43:トナー供給ローラ、
44:現像ブレード(現像剤層規制部材)、 44a:ブレード支持部材、 44e:弾性ブレード、 44a1:第1位置決め片、 44a2:第2位置決め片、 44b、44c、44d:溝部
45a、45b:現像枠体、 45eL、45eR:第1の位置規定面、 45fL:第2の位置規定面、 45b、45c、45d:突部
46:現像容器ユニット
47:結合穴、 49:ピン、
50:クリーナユニット、 51:クリーニング枠体、 52:支持穴
54:シャッター部材、 55:廃トナー室
60:クリーニングブレード
71、72:ビス
80:可撓性シート部材
100:画像形成装置本体
101:前扉
144:比較例1の現像ブレード
244:比較例2の現像ブレード

Claims (19)

  1. 現像剤を用いて、像担持体に形成された潜像を現像するための現像装置において、
    現像枠体と、
    前記潜像を現像するために現像剤を前記潜像へ供給する現像ローラと、
    前記現像ローラ周面上の現像剤の層厚を規制する現像剤層規制部材と、
    前記現像剤層規制部材を前記現像枠体に位置決めする、前記現像剤層規制部材に設けられ、前記現像剤層規制部材の長手方向に沿った第1の面、及び、前記長手方向に沿った、かつ、前記第1の面を仮想的に延長した第1の仮想面と、仮想的に延長した第二の仮想面が交差する第2の面と、
    を有することを特徴とする現像装置。
  2. 前記第1の面、及び、前記第2の面は、前記現像剤層規制部材を前記現像枠体に位置決めするための位置決め部を有する、そして、前記位置決め部が前記像担持体の画像形成領域よりも外側に位置している事を特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記現像剤層規制部材は、前記位置決め部として、前記第1の面に前記現像剤層規制部材の短手方向の位置決めを行う第1の溝を有することを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記現像剤層規制部材は、前記位置決め部として前記第2の面に前記現像剤層規制部材の長手方向の位置決めを行う第2の溝を有することを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  5. 前記第1の溝は、前記現像剤層規制部材の長手方向に開口していることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  6. 前記第2の溝は、前記現像剤層規制部材の長手方向と垂直な方向に開口していることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  7. 画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    現像枠体と、
    電子写真感光体と、
    前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するために現像剤を前記潜像へ供給する現像ローラと、
    前記現像ローラ周面上の現像剤の層厚を規制する現像剤層規制部材と、
    前記現像剤層規制部材を前記現像枠体に位置決めする、前記現像剤層規制部材に設けられ、前記現像剤層規制部材の長手方向に沿った第1の面、及び、前記長手方向に沿った、かつ、前記第1の面を仮想的に延長した第1の仮想面と、仮想的に延長した第二の仮想面が交差する第2の面と、
    を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  8. 前記第1の面、及び、前記第2の面は、前記現像剤層規制部材を前記現像枠体に位置決めするための位置決め部を有する、そして、前記位置決め部が前記像担持体の画像形成領域よりも外側に位置している事を特徴とする請求項7に記載のプロセスカートリッジ。
  9. 前記現像剤層規制部材は、前記位置決め部として、前記第1の面に前記現像剤層規制部材の短手方向の位置決めを行う第1の溝を有することを特徴とする請求項8に記載のプロセスカートリッジ。
  10. 前記現像剤層規制部材は、前記位置決め部として前記第2の面に前記現像剤層規制部材の長手方向の位置決めを行う第2の溝を有することを特徴とする請求項8に記載のプロセスカートリッジ。
  11. 前記第1の溝は、前記現像剤層規制部材の長手方向に開口していることを特徴とする請求項9に記載のプロセスカートリッジ。
  12. 前記第2の溝は、前記現像剤層規制部材の長手方向と垂直な方向に開口していることを特徴とする請求項10に記載のプロセスカートリッジ。
  13. 現像枠体と、像担持体に形成された潜像を現像するために前記現像剤を担持する現像ローラとを有する現像装置に用いられ、前記現像ローラ周面上の現像剤の層厚を規制する現像剤層規制部材において、
    前記現像剤層規制部材を前記現像枠体に位置決めする、前記現像剤層規制部材に設けられ、前記現像剤層規制部材の長手方向に沿った第1の面、及び、前記長手方向に沿った、かつ、前記第1の面を仮想的に延長した第1の仮想面と、仮想的に延長した第二の仮想面が交差する第2の面と、
    を有することを特徴とする現像剤層規制部材。
  14. 前記第1の面、及び、前記第2の面は、前記現像剤層規制部材を前記現像枠体に位置決めするための位置決め部を有する、そして、前記位置決め部が前記像担持体の画像形成領域よりも外側に位置している事を特徴とする請求項13に記載の現像剤層規制部材。
  15. 前記現像剤層規制部材は、前記位置決め部として、前記第1の面に前記現像剤層規制部材の短手方向の位置決めを行う第1の溝を有することを特徴とする請求項14に記載の現像剤層規制部材。
  16. 前記現像剤層規制部材は、前記位置決め部として前記第2の面に前記現像剤層規制部材の長手方向の位置決めを行う第2の溝を有することを特徴とする請求項14に記載の現像剤層規制部材。
  17. 前記第1の溝は、前記現像剤層規制部材の長手方向に開口していることを特徴とする請求項15に記載の現像剤層規制部材。
  18. 前記第2の溝は、前記現像剤層規制部材の長手方向と垂直な方向に開口していることを特徴とする請求項16に記載の現像剤層規制部材。
  19. 現像ローラ周面上の現像剤の層厚を規制する現像剤層規制部材を現像枠体に取り付ける現像剤層規制部材取り付け方法において、
    前記現像剤層規制部材の長手方向に沿った第1の面であって、前記層厚を規制する現像剤層規制部を有する第1の面と、前記第1の面に対して略垂直な方向に折り曲げられ、前記長手方向に沿った第2の面と、前記第2の面において前記第1の面とは反対側の端部に設けられ、前記略垂直な方向に開口した溝部と、を有する前記現像剤層規制部材を前記現像枠体に取り付ける際に、
    前記現像枠体に対する前記現像剤層規制部材の前記長手方向における位置を決めるために、前記現像枠体に設けられた突部を前記溝部に嵌合させる嵌合工程と、
    前記突部を前記溝部に嵌合させた状態で、前記現像枠体に対する前記現像剤層規制部材の前記略垂直な方向における位置を決めるために、前記略垂直な方向に前記現像剤層規制部材を移動させて、前記現像枠体に設けられた位置規制部を前記第1の面に当接させる当接工程と、
    を有することを特徴とする現像剤層規制部材取り付け方法。
JP2004144839A 2004-03-30 2004-05-14 現像装置、及びプロセスカートリッジ Expired - Fee Related JP4314150B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004144839A JP4314150B2 (ja) 2004-05-14 2004-05-14 現像装置、及びプロセスカートリッジ
US10/951,604 US7164875B2 (en) 2004-03-30 2004-09-29 Electrophotographic image forming apparatus having a plurality of mounting portions for detachably mounting a plurality process cartridges
US10/957,610 US7218882B2 (en) 2004-05-14 2004-10-05 Developing device, process cartridge, developer layer regulating member, and developer layer regulating member attaching method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004144839A JP4314150B2 (ja) 2004-05-14 2004-05-14 現像装置、及びプロセスカートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005326647A true JP2005326647A (ja) 2005-11-24
JP4314150B2 JP4314150B2 (ja) 2009-08-12

Family

ID=35309536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004144839A Expired - Fee Related JP4314150B2 (ja) 2004-03-30 2004-05-14 現像装置、及びプロセスカートリッジ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7218882B2 (ja)
JP (1) JP4314150B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015060165A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 ブラザー工業株式会社 カートリッジ
JP2015197547A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 ブラザー工業株式会社 現像装置および現像装置の製造方法

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3950892B2 (ja) * 2004-01-30 2007-08-01 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置
US7424253B2 (en) * 2005-08-22 2008-09-09 Lexmark International, Inc. Toner metering device
US7623815B2 (en) * 2006-08-22 2009-11-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developing device and image forming apparatus
JP5084257B2 (ja) * 2006-12-28 2012-11-28 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及びこれを用いた画像形成装置
US7983589B2 (en) * 2007-01-31 2011-07-19 Canon Kabushiki Kaisha Developing apparatus, process cartridge, and image forming apparatus
US7945200B2 (en) * 2007-09-27 2011-05-17 Static Control Components, Inc. Systems and methods for remanufacturing imaging components
JP4839337B2 (ja) * 2008-05-27 2011-12-21 キヤノン株式会社 カートリッジ
EP2333620A1 (en) 2008-09-01 2011-06-15 Canon Kabushiki Kaisha Developing cartridge, process cartridge, and electrophotographic image forming apparatus
JP6039247B2 (ja) * 2012-06-04 2016-12-07 キヤノン株式会社 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置
WO2013187534A1 (ja) 2012-06-15 2013-12-19 キヤノン株式会社 カートリッジ、プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置
JP6128780B2 (ja) 2012-09-05 2017-05-17 キヤノン株式会社 現像装置及びカートリッジ
JP6202911B2 (ja) 2012-09-07 2017-09-27 キヤノン株式会社 画像形成装置、プロセスカートリッジ
JP5980064B2 (ja) 2012-09-13 2016-08-31 キヤノン株式会社 現像装置の製造方法及びプロセスカートリッジの製造方法
JP5962379B2 (ja) * 2012-09-21 2016-08-03 ブラザー工業株式会社 現像カートリッジおよびその製造方法
JP2014237472A (ja) 2013-06-07 2014-12-18 キヤノン株式会社 梱包部材、梱包部材に梱包されたカートリッジ
JP6376749B2 (ja) 2013-12-06 2018-08-22 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置
JP6584138B2 (ja) 2014-06-17 2019-10-02 キヤノン株式会社 現像カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP6190787B2 (ja) * 2014-09-09 2017-08-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
GB2588064B (en) 2014-11-28 2021-06-30 Canon Kk Cartridge, member constituting cartridge, and image forming apparatus
TWI799888B (zh) 2016-03-04 2023-04-21 日商佳能股份有限公司 匣及影像形成裝置
JP6855284B2 (ja) 2017-03-03 2021-04-07 キヤノン株式会社 カートリッジ及び画像形成装置
CA3125097A1 (en) 2019-03-18 2020-09-24 Canon Kabushiki Kaisha Electrophotographic image forming apparatus and cartridge
CN117908343A (zh) 2019-08-09 2024-04-19 佳能株式会社 调色剂容器

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6235096Y2 (ja) * 1980-05-26 1987-09-07
JP3352155B2 (ja) 1992-06-30 2002-12-03 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US5966566A (en) 1993-03-24 1999-10-12 Canon Kabushiki Kaisha Recycle method for process cartridge and image forming apparatus
JPH07319362A (ja) 1994-05-19 1995-12-08 Canon Inc プロセスカートリッジの再生産方法及びプロセスカートリッジ
JP3441297B2 (ja) 1995-10-17 2003-08-25 株式会社リコー 粉体の穂立ち規制装置および、現像ローラの位置決め装置
JP3689552B2 (ja) 1997-04-07 2005-08-31 キヤノン株式会社 トナーフレーム、プロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置
JP3437424B2 (ja) 1997-10-27 2003-08-18 キヤノン株式会社 現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JPH11296051A (ja) 1998-04-08 1999-10-29 Canon Inc プロセスカートリッジ
JP3677408B2 (ja) * 1998-04-20 2005-08-03 株式会社リコー 画像形成装置
JP2000075643A (ja) * 1998-08-31 2000-03-14 Canon Inc 現像装置、カートリッジ及び画像形成装置
JP3768710B2 (ja) 1999-01-28 2006-04-19 キヤノン株式会社 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置
JP3320398B2 (ja) 1999-05-20 2002-09-03 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置
JP3320399B2 (ja) 1999-05-20 2002-09-03 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジの組み立て方法及び電子写真画像形成装置
JP2000347492A (ja) 1999-06-09 2000-12-15 Canon Inc 現像剤補給装置、現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置
JP2001100531A (ja) * 1999-09-29 2001-04-13 Nec Niigata Ltd 電子写真用現像装置
US6549736B2 (en) 2000-01-19 2003-04-15 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge, engaging member therefor and method for mounting developing roller and magnet
US6603939B1 (en) 2000-06-09 2003-08-05 Canon Kabushiki Kaisha Developing apparatus, process cartridge, connecting method between developing frame and developer frame, and flexible seal
JP4677093B2 (ja) 2000-12-25 2011-04-27 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ
JP4659233B2 (ja) * 2001-02-27 2011-03-30 キヤノン株式会社 現像剤規制部材、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP4681762B2 (ja) 2001-06-18 2011-05-11 キヤノン株式会社 カートリッジ
US6937835B2 (en) * 2002-08-28 2005-08-30 Seiko Epson Corporation Developer charging unit, developing device, image-forming apparatus, and computer system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015060165A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 ブラザー工業株式会社 カートリッジ
JP2015197547A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 ブラザー工業株式会社 現像装置および現像装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20050254862A1 (en) 2005-11-17
JP4314150B2 (ja) 2009-08-12
US7218882B2 (en) 2007-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4314150B2 (ja) 現像装置、及びプロセスカートリッジ
JP3950883B2 (ja) 電子写真画像形成装置
EP1536297B1 (en) Process cartridge, mounting method of electrophotographic photosensitive drum and replacing method of the photosensitive drum
JP3950882B2 (ja) 電子写真画像形成装置
US7983597B2 (en) Color electrophotographic image forming apparatus with gripping portions for cartridges
JP2005099691A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2005316192A (ja) 電子写真画像形成装置
JP4630615B2 (ja) プロセスカートリッジ、プロセスカートリッジの組立て方法
JP2008145793A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2005316423A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、飛翔現像剤規制部材、及び現像装置の組立て方法
JP2006227141A (ja) 画像形成装置
JP4288610B2 (ja) 画像形成装置
JP2017167523A (ja) 画像形成装置
JP2007129856A (ja) 駆動装置および画像形成装置
JP3873916B2 (ja) 多色画像形成装置
JP4783036B2 (ja) 感光体と現像ローラの位置決め機構およびこれを備えた画像形成装置
JP4280721B2 (ja) プロセスカートリッジ
JP2005199521A (ja) 画像形成装置、プロセスカートリッジ及び露光走査装置
JPH09292812A (ja) カラー画像形成装置
JP4355606B2 (ja) 画像形成装置
JP3997222B2 (ja) 電子写真画像形成装置
JP2002132000A (ja) 画像形成装置
JP2005250107A (ja) 現像カートリッジ及び画像形成装置
JP4388079B2 (ja) プロセスカートリッジ
JP5277613B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070814

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071015

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071225

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080128

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080404

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090518

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130522

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140522

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees