JP4388079B2 - プロセスカートリッジ - Google Patents
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また、本発明の他の目的は、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置に位置決めするにあたって、前記装置本体から駆動力を伝達された際に、駆動入力ギアと本体駆動ギアとの係合範囲において前記駆動入力ギアが受ける力によって、プロセスカートリッジが変形するのを抑えることを実現したプロセスカートリッジを提供することである。
以下、本発明に係るプロセスカートリッジについて、詳しく説明する。
まず多色画像形成装置の全体構成について、図1を参照して説明する。なお、図1は多色画像形成装置の一態様であるフルカラーレーザービームプリンタ100の全体構成を示す縦断面図である。
次に本発明を実施したプロセスカートリッジ(以下カートリッジとする)について図2及び図3により詳細に説明する。図2及び図3はトナーを収納したカートリッジ7の主断面および斜視図を示している。なお、イエロー色、マゼンダ色、シアン色、ブラック色の各カートリッジ7a、7b、7c、7dは同一構成である。カートリッジ7は、電子写真感光体ドラム1(以降、感光ドラム1とする)と、帯電手段およびクリーニング手段を備えたクリーナユニット50、および感光ドラム1上の静電潜像を現像する現像ローラを有する現像ユニット4に分かれている。
次に、画像形成装置本体100に対するカートリッジ7の着脱方法について、図4を用いて説明する。図4に示すように、画像形成装置本体100には前扉101が設けられていて、回動可能に設けられている。また、前扉101には静電転写手段5が回動可能に設けられている。これら前扉101が開いた状態で、カートリッジ7は、画像形成装置本体100に対して着脱することができる。カートリッジ7の両端部の感光ドラム支持部近傍には把手部材90が設けられており、把手部材90を把持してカートリッジ7を着脱することができる。カートリッジ7は、画像形成装置本体100内に設けられているガイドレール部(不図示)に、カートリッジ7に設けられた挿入ガイド部(不図示)を係合させて、画像形成装置本体100に装着する。
そして、図5〜7に示すように、現像ユニットに設けられた駆動入力ギア76は、画像形成装置本体100に設けた駆動ギア70と係合して駆動力が伝達される。そして、現像ユニット4内に設けられた、現像ローラ40、トナー供給ローラ43,トナー送り機構42には、駆動入力ギア76が受けた駆動力が伝達される。これによって、前記現像ローラ40、トナー供給ローラ43、トナー送り機構42は、回転駆動する。このときの駆動力伝達経路を図6,図7を用いて説明する。駆動ギア70からの回転駆動力を受ける駆動入力ギア76は、2つのギア76a、及び、76bを同軸線上に有する。駆動入力ギア76は支持軸26に回転可能に支持されている。また、支持軸26の一端は現像枠体45に支持されている。さらに、支持軸26の他端は支持部45a2に支持されている。さらに、現像枠体45は、駆動入力ギア76から駆動力を伝達されるアイドラギア82も、支持軸27によって支持している。そして、アイドラギア82は、2つのギア82a、及び、82bを同軸線上に有する。そして、ギア76bは、トナー送り機構42を回転させるトナー送り機構ギア81と係合して回転駆動力を伝達する。また、ギア76aは、ギア82aと係合してアイドラギア82に回転駆動力を伝達する。そして、さらに82bが、トナー供給ローラ43を回転させるトナー供給ローラギア79、及び、現像ローラ40を回転させる現像ローラギア78と係合してトナー供給ローラギア79、及び、現像ローラ40に駆動力を伝達する。
ここで、駆動入力ギア76と位置決め部51aとの位置関係を、図10、図11に示す。尚、図10は、図11に示すV1方向からみた図である。V1方向は、基準面HPと平行な方向である。そして、カートリッジ7をV1方向からみたときに、カートリッジ7の長手方向と直角な方向において、駆動入力ギア76と駆動ギア70との噛み合い幅(係合範囲)Z内に、位置決め部51aが含まれている。そして、位置決め部51aと力Yとの関係は以下のようになる。図11に示すように、力Yは、駆動入力ギア76と駆動ギア70との係合部Kを始点として、カートリッジ7を画像形成装置本体100に装着した状態において上方に向いたベクトルである。力Yの延長線EL1は、基準面HPと、点P1で交わる。また、カートリッジ7に長手方向においては、力Yと位置決め部51aとの位置関係は図10に示すようになる。力Yは、駆動入力ギア76が駆動ギア70とが係合範囲Zの中心(駆動入力ギア76の端部からZ/2の位置)を始点とするベクトルである。そして、力Yの延長線EL1は、V1方向からみて、カートリッジ7の長手方向と直角な方向において、位置決め部51aと重なる位置に位置する。
また、前記位置関係は、以下のように説明することもできる。即ち、図10、11に示すように前記長手方向における係合範囲Zを、駆動入力ギア76の軸線76cに投影する。その投影した範囲(投影範囲)を第2のカートリッジ位置決め部51aを通って前記長手方向に直角方向(不図示)から見る。その際に、投影範囲は、第2のカートリッジ位置決め部51aと重なる位置にあるともいえる。
次にカートリッジ7の変形に対する検証方法を、図13に示す。例えば駆動ギア70の端部を基準として、所定距離L1のところでのクリーニング枠体の変形量(点P2での基準面HPに対しての変位)、または現像枠体の変形量(点P3での基準面HPに対しての変位)を測定する。たとえば支持部172がEL1からL2の距離にある場合と、前記変形量を比較する。これによって、本実施例の効果を確認することができる。検証の際は、ダイヤルゲージ等の測定器を用いておこなう。
また、現像枠体45のクリーニング枠体51への取り付け構成を図12に示すようにしても良い。即ち、カートリッジ7の長手方向において、ピン47を貫通させるための穴52aを有するアーム45a1の位置を、第2のカートリッジ位置決め部51aを通ってカートリッジ7の長手方向に直角方向から見る(図11、12に示すV3方向から見たとき)。その際に、ピン47との係合部であるアーム45a1は、第2のカートリッジ位置決め部51aと重なる位置にある。
2(2a、2b、2c、2d) 帯電装置
3(3a、3b、3c、3d) スキャナユニット
4(4a、4b、4c、4d) 現像ユニット
5 静電転写手段
6(6a、6b、6c、6d) クリーニング装置
7(7a、7b、7c、7d) プロセスカートリッジ
9 ポリゴンミラー
10 結像レンズ
11 静電転写ベルト
12 転写ローラ
13 駆動ローラ
14a、14b 従動ローラ
15 テンションローラ
16 給紙部
17 給紙カセット
18 給紙ローラ
19 レジストローラ
20 定着部
21a 加熱ローラ
21b 加圧ローラ
22 静電吸着ローラ
23 排紙ローラ
24 排紙部
31 軸受け部材
31a 穴部
40(40a、40b、40c、40d) 現像スリーブ
42 トナー送り機構
43 トナー供給ローラ
44 現像ブレード
45a、45b 現像枠体
46 現像容器ユニット
47,48 結合穴
49 ピン
50 クリーナユニット
51 クリーニング枠体
52,53 支持穴
54 加圧バネ
55 廃トナー室
60 クリーニングブレード
70 駆動キギア
71 第1の支持部
72 第2の支持部
76 駆動入力ギア
77 ギアカバー
78 現像スリーブギア
79 トナー供給ギア
80 可撓性シート部材
81 トナー送り機構ギア
82 アイドラギア
100 画像形成装置本体
101 前扉
X 支持力
Y ベクトル
Z 駆動入力ギア幅
Claims (4)
- 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
電子写真感光体ドラムと、
前記電子写真感光体ドラムを支持する第1の枠体と、
前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像するための現像ローラと、
前記現像ローラを支持する第2の枠体であって、結合部材によって前記第1の枠体と回転可能に結合し、前記現像ローラが前記電子写真感光体ドラムと接触する方向に付勢された第2の枠体と、
前記プロセスカートリッジを前記装置本体に装着した際に、前記装置本体に設けられた第1の支持部と当接して、前記現像ローラの長手方向と交差する方向において前記プロセスカートリッジの位置を決める第1のカートリッジ位置決め部であって、前記長手方向において前記第1の枠体の一端側と他端側に設けられた第1のカートリッジ位置決め部と、
前記プロセスカートリッジを前記装置本体に装着した際に、前記装置本体に設けられた駆動ギアと係合して、回転駆動力を前記現像ローラに伝達する、前記長手方向において前記第2の枠体の一端側に設けられた駆動入力ギアと、
前記駆動入力ギアが前記駆動ギアから前記回転駆動力を受けた際に、前記装置本体に設けられた第2の支持部と当接して、前記プロセスカートリッジが前記第1のカートリッジ位置決め部を中心にして回転しようとするのを規制する、前記長手方向において前記第2の枠体の一端側に設けられた第2のカートリッジ位置決め部と、
を有し、
前記結合部材は、前記第2のカートリッジ位置決め部を通って前記長手方向に対して直角方向から見たときに、前記第2のカートリッジ位置決め部及び前記駆動入力ギアと重なる位置にあることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 前記結合部材は、断面が丸形状のピンであることを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記第2のカートリッジ位置決め部は、前記結合部材を支持する支持穴と同軸線上に設けられた円筒形状の突出部の周面に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のプロセスカートリッジ。
- 更に、前記プロセスカートリッジは、
前記第1の枠体に設けられた、前記電子写真感光体ドラムの周面から現像剤を除去するクリーニングブレードを有することを特徴とする請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
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