JP2005316423A - 現像装置、プロセスカートリッジ、飛翔現像剤規制部材、及び現像装置の組立て方法 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、飛翔現像剤規制部材、及び現像装置の組立て方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005316423A
JP2005316423A JP2005071278A JP2005071278A JP2005316423A JP 2005316423 A JP2005316423 A JP 2005316423A JP 2005071278 A JP2005071278 A JP 2005071278A JP 2005071278 A JP2005071278 A JP 2005071278A JP 2005316423 A JP2005316423 A JP 2005316423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
regulating member
sheet
flying
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005071278A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4641439B2 (ja
Inventor
Shinjiro Toba
真二郎 鳥羽
Masaki Kakiya
昌基 垣谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005071278A priority Critical patent/JP4641439B2/ja
Priority to US11/091,587 priority patent/US7224926B2/en
Priority to CNB2005100588705A priority patent/CN100412712C/zh
Publication of JP2005316423A publication Critical patent/JP2005316423A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4641439B2 publication Critical patent/JP4641439B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
    • G03G15/0812Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the developer regulating means, e.g. structure of doctor blade

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】 非接触現像の画質向上のための現像剤往復運動規制部材を簡単に構成する。
【解決手段】 現像ブレード44に飛翔現像剤規制部材91を取り付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真方式や静電記録方式のような画像形成装置に好ましく用いられる現像装置、プロセスカートリッジ、飛翔現像剤規制部材、及び現像装置の組立て方法に関するものである。
従来から、電子写真感光体及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段等を一体にまとめてカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このカートリッジ方式により操作性が一層向上され、上記プロセス手段のメンテナンスを使用者自身が容易に行うことが可能となるため、このカートリッジ方式は電子写真方式の画像形成装置において広く用いられている。
このようなプロセスカートリッジにおける現像方式において、現像剤担持体と像担持体とを非接触とし、両者の間に交流電界(振動電界)を与え、現像を行う現像方式がある。この方式は像担持体上に形成された静電潜像に現像剤担持体から飛翔した現像剤を付着させ現像を行う。このように現像剤が現像剤担持体から像担持体へ飛翔させる場合、移動する像担持体上に同一濃度であるべき潜像が形成されていたとしても、潜像の後端部に現像剤が、より多く付着してしまう問題があった。これによって、画像後端だけ濃度が高くなる事があり、近年求められる高画質要望に対応するため、更なる改善が望まれるようになった。
これを解決する為には、特許文献1のように現像領域に板状部材を設ける方法が公知である。
特開平8−22185号公報
しかしながら、板状部材は現像剤担持体と像担持体との微小な隙間に配設するため、その先端位置は高い精度で取り付けなくてはならず、組立てに時間を要してしまう等の課題があり、更なる改善が必要であった。
本発明の目的は、像担持体と現像剤担持体とのギャップにおいて飛翔する現像剤の領域を規制した飛翔現像剤規制部材、現像装置、プロセスカートリッジ及び現像装置の組立て方法を提供することである。
本発明の他の目的は、同一画像濃度であるべき画像に対して、濃度変化が生じることを防止した飛翔現像剤規制部材、現像装置、プロセスカートリッジ及び現像装置の組立て方法を提供することである。
本発明の他の目的は、画像後端部において画像濃度が濃くなる現象を抑制した飛翔現像剤規制部材、現像装置、プロセスカートリッジ及び現像装置の組立て方法を提供することである。
本発明の他の目的は、現像装置に対して高精度でかつ簡単に取り付けることができる飛翔現像剤規制部材、現像装置、プロセスカートリッジ及び現像装置の組立て方法を提供することである。
本発明の他の目的は、飛翔現像剤規制部材、及び現像装置の組立て性を向上させることができる飛翔現像剤規制部材、現像装置、プロセスカートリッジ及び現像装置の組立て方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、像担持体に対向して設けられ、現像剤を担持する現像剤担持体であって、前記像担持体と前記現像剤担持体との間の対向部において、前記像担持体と前記現像剤担持体との間に振動電界が形成されて、前記現像剤担持体から前記像担持体へ現像剤が飛翔させられる現像剤担持体と、前記現像剤担持体上の現像剤の層を規制する現像剤層規制部材と、を有する現像装置において、前記対向部において現像剤が飛翔する領域を規制する飛翔現像剤規制部材を有し、この飛翔現像剤規制部材は、前記現像剤層規制部材に取り付けられることを特徴とする現像装置である。
また、別の本発明は、像担持体と現像剤担持体との間の対向部において、現像剤が飛翔する領域を規制する飛翔現像剤規制部材において、現像剤が飛翔する領域を規制するシートと、前記シートを支持するシート支持部材と、を有し、このシート支持部材は、前記現像剤担持体上の現像剤の層を規制する現像剤層規制部材に取り付けられる第1の部分と、前記対向部において前記現像剤担持体の回転方向上流側に設けられ、前記シート支持部材によって支持される第2の部分と、を備えることを特徴とする飛翔現像剤規制部材である。
また、別の本発明は、前記像担持体と、前記現像装置と、を有し、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジである。
また、別の本発明は、像担持体に対向して設けられ、現像剤を担持搬送する現像剤担持体と、前記現像剤担持体上の現像剤の層を規制する現像剤層規制部材と、現像剤を収容する現像容器と、を有する現像装置であって、前記像担持体と前記現像剤担持体との間の対向部において、前記像担持体と前記現像剤担持体との間に振動電界を形成し、前記現像剤担持体から前記像担持体へ現像剤を飛翔させて前記像担持体上に形成された静電像を現像する現像装置、の組立て方法において、前記現像剤担持体を前記現像容器に取り付ける第1の工程と、前記第1の工程の後で、前記飛翔現像剤規制部材を前記現像剤層規制部材に取り付ける第2の工程と、を有することを特徴とする現像装置の組立て方法である。
本発明によれば、同一画像濃度であるべき画像に対して、濃度変化が生じることを防止することができる。
本発明によれば、画像後端部において画像濃度が濃くなる現象を抑制することができる。
本発明によれば、飛翔現像剤規制部材を高精度でかつ簡単に取り付けることができる。
また、現像装置、及び飛翔現像剤規制部材の組立て性の向上を達成する効果がある。
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明の現像装置を用いることができる多色画像形成装置の実施形態について図面により詳しく説明する。
[多色画像形成装置の全体構成]
まず多色画像形成装置の全体構成について、図3を参照して概要説明する。なお、図3は多色画像形成装置の一態様であるフルカラーレーザービームプリンタ100の全体構成を示す縦断面図である。
同図に示す多色画像形成装置100は、垂直方向に並設された4個の像担持体である感光ドラム1a,1b,1c,1dを備えている。感光ドラム1は、駆動手段(不図示)によって、同図中、反時計回りに回転駆動される。感光ドラム1の周囲には、その回転方向に従って順に、感光ドラム1表面を均一に帯電する帯電手段である帯電装置2(2a、2b、2c、2d)、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光ドラム1上の静電潜像を形成するスキャナユニット3(3a、3b、3c、3d)、静電潜像に、現像剤であるトナーを付着させてトナー像として現像する現像手段である現像装置4(4a、4b、4c、4d)、感光ドラム1上のトナー像を転写材Sに転写させる静電転写装置5、転写後の感光ドラム1表面に残った転写残トナーを除去するクリーニング手段であるクリーニング装置6(6a、6b、6c、6d)等が配設されている。
ここで、図4に示すように、感光ドラム1と帯電装置2、現像装置4、クリーニング装置6は一体的にカートリッジ化され、各色毎にプロセスカートリッジ7が形成されている。
以下、感光ドラム1から順に詳述する。
感光ドラム1は、例えば直径24mmのアルミシリンダの外周面に感光層を設けて構成したものである。感光ドラム1は、その両端部を支持部材によって回転自在に支持されており、一方の端部に駆動モータ(不図示)からの駆動力が伝達されることにより、反時計周りに回転駆動される。
帯電装置2としては、接触帯電方式のものを使用することができる。帯電部材は、ローラ状に形成された導電性ローラであり、このローラを感光ドラム1表面に当接させるとともに、このローラに帯電バイアス電圧を印加することにより、感光ドラム1表面を一様に帯電させるものである。本実施例においては反転現像系を用いており、感光ドラム1表面はマイナス極性に帯電される。
スキャナユニット3は、レーザーダイオード(不図示)によって画像信号に対応する画像光が、スキャナモーター(不図示)によって高速回転されるポリゴンミラー9(9a、9b、9c、9d)に照射される。ポリゴンミラー9に反射した画像光は、結像レンズ10(10a、10b、10c、10d)を介して帯電済みの感光ドラム1表面を選択的に露光して静電潜像を形成するように構成している。
現像装置4はそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーを夫々収納したトナー収納部を備え、現像装置である現像容器ユニット4内のトナーを送り機構42によってトナー供給ローラ43へ送り込む。
トナー供給ローラ43は、図示時計方向Zに回転し、現像剤担持体である現像スリーブ40へのトナーの供給と、感光ドラム1への現像を行った後のトナーの現像スリーブ40からのはぎ取りと、を行う。現像スリーブ40は、アルミニウムなどからなる中空の円筒形状である。
現像スリーブ40へ供給されたトナーは、現像スリーブ40外周に圧接された現像剤層規制部材である現像ブレード44によって図示時計方向に回転する現像スリーブ40の外周に塗布され、且つマイナスの電荷を付与される。現像ブレード44は、現像スリーブ40上の現像剤層の厚さを規制する。
そして潜像が形成された感光ドラム1と対向した現像スリーブ40に現像バイアスを印加することにより、感光ドラム1上の潜像をトナーで現像するものである。本実施例においては、感光ドラム1の帯電極性とトナーの帯電極性が同じである反転現像方式が用いられる。
静電転写装置5には、すべての感光ドラム1a,1b,1c,1dに対向し、接するように循環移動する静電搬送ベルト11が配設される。静電搬送ベルト11には樹脂フィルムや、ゴム基層上に樹脂層が設けられた多層フィルム状部材が用いられている。この静電搬送ベルト11は、駆動ローラ13、従動ローラ14a、14b、テンションローラ15に張架されていて、図中左側の外周面に転写材Sを静電吸着して上記感光ドラム1に転写材Sを接触させるべく循環移動する。これにより、転写材Sは静電転写ベルト11により転写位置まで搬送され、感光ドラム1上のトナー像を転写される。
この静電転写ベルト11の内側に当接し、4個の感光ドラム1a,1b,1c,1dに対向した位置に転写ローラ12(12a,12b,12c,12d)が並設される。これら転写ローラ12には、転写時にプラス極性のバイアスが印加されて、プラス極性の電荷が静電転写ベルト11を介して転写材Sに印可される。このとき生じた電界により、感光ドラム1に接触中の転写材Sに、感光ドラム1上のマイナス極性のトナー像が転写される。
給紙部16は、画像形成部に転写材Sを給紙搬送するものであり、複数枚の転写材Sが給紙カセット17に収納されている。画像形成時には給紙ローラ18(半月形状ローラ)、レジストローラ19が画像形成動作に応じて駆動回転し、給紙カセット17内の転写材Sを1枚毎分離給送するとともに、転写材S先端はレジストローラ19に突き当たり一旦停止し、ループを形成した後静電転写ベルト11の回転と画像書出し位置の同期をとって、レジストローラ19によって静電転写ベルト11へと給紙されていく。
定着部20は、転写材Sに転写された複数色のトナー画像を定着させるものであり、回転する加熱ローラ21aと、これに圧接して転写材Sに熱及び圧力を与える加圧ローラ21bとからなる。
即ち、感光ドラム1上のトナー像を転写した転写材Sは定着部20を通過する際に加圧ローラ21bで搬送されるとともに、加熱ローラ21aによって熱及び圧力を与えられる。これによって複数色のトナー像が転写材S表面に定着される。
画像形成の動作としては、プロセスカートリッジ7a、7b、7c、7dが、印字タイミングに合わせて、画像形成装置の本体によって順次駆動され、その駆動に応じて感光ドラム1a、1b、1c、1dが、図3において反時計回り方向に回転駆動される。そして、各々のプロセスカートリッジ7に対応するスキャナユニット3が順次駆動される。この駆動により、帯電ローラ2は感光ドラム1の周面に一様な電荷を付与し、スキャナユニット3は、その感光ドラム1周面に画像信号に応じて露光を行って感光ドラム1周面上に静電潜像を形成する。現像装置4内の現像スリーブ40は、静電潜像の低電位部(明部)にトナーを転移させて感光ドラム1周面上にトナー像を形成(現像)する。
静電転写ベルト11の移動方向の最上流の感光ドラム1周面上トナー像の先端が、静電転写ベルト11との対向点に回転搬送されてくるタイミングで、その対向点に転写材Sの印字開始位置が一致するように、レジストローラ19が回転を開始して転写材Sを静電転写ベルト11へ給送する。
転写材Sは静電吸着ローラ22と静電転写ベルト11とによって挟み込むようにして静電転写ベルト11の外周に圧接し、かつ静電転写ベルト11と静電吸着ローラ22との間に電圧を印加することにより、誘電体である転写材Sと静電転写ベルト11の誘電体層に電荷を誘起し、転写材を静電転写ベルト11の外周に静電吸着するように構成している。これにより、転写材Sは静電転写ベルト11に安定して吸着され、静電転写ベルト11移動方向最下流の転写部まで搬送される。
このように転写材Sは搬送されながら、各感光ドラム1と転写ローラ12との間に形成される電界によって、各感光ドラム1のトナー像を順次転写される。
4色のトナー像を転写された転写材Sは、ベルト駆動ローラ13の曲率により静電転写ベルト11から曲率分離され、定着部20に搬入される。転写材Sは、定着部20で上記トナー像を熱定着された後、排紙ローラ23によって、排紙部24から画像面を下にした状態で本体外に排出される。
[プロセスカートリッジの構成]
次に本実施例のプロセスカートリッジについて図4、図5及び図6により詳細に説明する。図4、図5及び図6はトナーを収納したプロセスカートリッジ7の主断面および斜視図を示している。なお、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各プロセスカートリッジ7a、7b、7c、7dは同一構成である。
プロセスカートリッジ7は、像担持体である電子写真感光ドラム1と、帯電手段およびクリーニング手段を備えたクリーナユニット50、および感光ドラム1上の静電潜像を現像する現像手段を有する現像ユニット4に分かれている。プロセスカートリッジ7は、少なくとも帯電手段、現像手段、クリーニング手段のうちの少なくとも一つと、感光ドラム1と、を備えていれば良い。
図4のクリーナユニット50には、感光ドラム1が軸受部材を介してクリーニング枠体51に回動自在に取り付けられている。感光ドラム1の周上には、感光ドラム1の外周面に設けられた感光層を一様に帯電させるための帯電ローラ2、および転写後に感光ドラム1上に残った現像剤(残留トナー)を除去するためのクリーニングブレード60、可撓性シート部材80が接触して配設されている。クリーニングブレード60によって感光ドラム1表面から除去された残留トナー(廃トナー)は、クリーニング枠体後方に設けられた廃トナー室55に納められる。また、ドラム上の転写残トナーは、可撓性シート部材80のドラム当接部を通ってクリーニングブレード60の位置まで到達するが、クリーニングブレード60によってドラム上から除去された残留トナーは、クリーニング枠体51外に洩れないように可撓性シート部材80のドラムに対する当接条件を設定している。
現像ユニット4は、感光ドラム1と微少間隙を保持して矢印Y方向に回転する現像スリーブ40、およびトナーを収容するトナー収容部を構成する現像枠体45a、45bとを備える。
現像枠体45a、45bは結合され(超音波溶着等により結合)、現像容器ユニット4となる。
現像スリーブ40は軸受け部材を介して回転自在に現像容器ユニット4に支持され、また現像スリーブ40の周上には、矢印Z方向に回転するトナー供給ローラ43と現像ブレード44がそれぞれ接触して配置されている。さらに現像容器ユニット4内には収容されたトナーを撹拌するとともにトナー供給ローラ43に搬送するためのトナー搬送機構42が設けられている。
現像容器ユニット4は、その端部に設けた結合穴47とクリーナユニット50のクリーニング枠体51両端に設けた支持穴52,53(図5参照)を合わせ、クリーナユニット50両端からピン49を差し込むことによって現像ユニット4全体がクリーナユニット50に対して揺動自在に支持された吊り構造となっている。
また、支持穴(不図示)を中心に現像スリーブ40が感光ドラム1に近づく方向に向かうように加圧ばねによって現像ユニット4が常に付勢されている。現像時には、トナー収納部に収納されたトナーがトナー攪拌機構42によってトナー供給ローラ43へ搬送される。矢印Y方向に回転するトナー供給ローラ43が、そのトナーを矢印Z方向に回転する現像スリーブ40との摺擦によって現像スリーブ40に供給し、現像スリーブ40上に担持させる。
現像スリーブ40上に担持されたトナーは、現像スリーブ40の回転にともなって現像ブレード44のところに至り、現像ブレード44がトナー量を規制して所定のトナー薄層を形成し、所望の帯電電荷量を付与する。現像スリーブ40上で薄層化されたトナーは、現像スリーブ40の回転につれて、感光ドラム1と現像スリーブ40とが近接した現像領域に搬送され、現像領域において、図示しない電源から現像スリーブ40に印加した現像バイアスにより、感光ドラム1の表面に形成されている静電潜像に付着して、潜像を現像化する。現像バイアスとして、交流ピーク間電圧2kV、交流周波数3kHzの交流バイアスに−260Vの直流バイアスを重畳させたものを用いた。現像バイアスの波形は、感光ドラム1の暗部表面電位の値、及び感光ドラム1の明部表面電位の値と、も交わるように設定されることにより、現像スリーブ40と感光ドラム1との間には交番電界が形成される。現像スリーブ40と感光ドラム1とは現像領域においてギャップが設けられており、このギャップにおいて形成された交番電界によってトナーがスリーブ40からドラム1へ飛翔する。本実施例において、現像スリーブ40と感光ドラム1とのギャップは280μmである。
静電潜像の現像化に寄与せずに現像スリーブ40の表面に残留したトナーは、現像スリーブ40の回転にともなって現像器内に戻され、トナー供給ローラ43との摺擦部で現像スリーブ40から剥離、回収される。回収されたトナーは、トナー攪拌機構42により残りのトナーと撹拌混合される。
[画像形成装置本体に対するプロセスカートリッジの着脱方法]
次に、画像形成装置本体100に対するプロセスカートリッジ7の着脱方法について、図6を用いて説明する。図6に示すように、画像形成装置本体100には前扉101が設けられていて、本体100に対して回動可能に設けられている。
また、前扉101の奥には静電転写装置5が回動可能に設けられている。これら前扉101及び静電転写装置5が装置本体100に対して開いた状態で、4色のそれぞれのプロセスカートリッジ7は、画像形成装置本体100に対して着脱可能となる。プロセスカートリッジ7の両端部の感光ドラム支持部近傍には把手部材90が設けられていて、カートリッジ着脱時には本体前扉側に突出している。
プロセスカートリッジ7は、画像形成装置本体100内に設けられているガイドレール部(不図示)と、プロセスカートリッジ7に設けられた挿入ガイド部(不図示)とが係合することにより、画像形成装置本体100に対し着脱可能となる。
[現像剤層規制部材]
次に現像装置である現像ユニット内部の、現像剤層規制部材である現像ブレード及びその周辺の構成について図7〜図11を用いて説明する。
現像ブレード44は、現像スリーブ40に担持される現像剤の層の厚さを規制するゴム、薄い金属などの弾性体からなる規制部と、規制部を支持する金属からなる規制部支持部材と、を備える。本実施例において、規制部は金属板であるりん青銅板が用いられている。
現像ブレード44は、その長手方向両端部近傍において、現像枠体45にビス71,72で固定されている(図7、図8、図10)。現像ブレードの規制部支持部材は金属板であり、固定によるゆがみが生じにくいので、現像枠体に対して締め付け部材であるビスで確実に固定することが位置精度上望ましい。
現像枠体45には、現像スリーブ40と平行な平面である第1の平面45e、第1の平面45eより突出して設けられた位置決め部45c、45d、第1の平面45eと異なる第2の平面45f、第2の平面45fより突出して設けられた位置決め部45bが設けられる。
図7、8、9で示されるように、現像ブレード44と現像スリーブ40との接触部において、現像スリーブ40の接線方向(ブレード長手方向と直交する方向)に対する現像ブレード44の位置は、位置決め部45c、45dによって決定され、現像スリーブ40の長手方向に対する現像ブレード44の位置は、位置決め部45bで決定される。
現像ブレード44の支持部材にはU字溝44c、44dが長手方向端部に設けられ、本実施例では、これと直交する面にコの字型の溝44bが配設されている。
これらの位置決め部で現像ブレード44は図11の上部に示すように現像枠体45に対して位置決めされる。
本構成にすることで、固定用ビス71と位置決め部45cは近接する事が可能になり、装置の小型化に繋がる構成となっている。
これに対して、図11の中央部と下部に従来の一般的位置決め方法を示す。図11の中央部に示すように、現像枠体の丸形状のボスで現像ブレード144、及び244を位置決めしようとした場合、例えば現像枠体に145c、145dのように位置決めボスを配設すれば、図中のブレード長手方向の端部に幅Vで示すスペースが必要となる。また、図11の下部に示すように、例えば現像枠体に245c、245dのように位置決めボスを配設すれば、図中のブレード短手方向(長手方向と直交する方向)の端部にYで示すスペースが必要となってしまう。
しかしながら、図11の上部に示すように、本実施形態の現像ブレード44の構成とすることで、これらのスペースが不要となり、小型化が可能となる。
次に現像装置の組立て方法について説明する。
本実施例では図8−Bに示すように、現像枠体の位置決め部45cには斜面45c−2が設けられており、これは図9−Bに示すように組立て時に現像ブレード44が若干傾いても隙間Eがあることで挿入し易いように設定されている。また、現像ブレードの現像枠体に対する組立ては位置決め部45bと44bとから先に嵌合が始まり、次いで45cと44cの嵌合が完了するように設定されている。即ち、図9−Aで示すように嵌合長Dが発生しても隙間Cが存在するように図8で示すEの長さが設定されている。また、現像ブレード44と現像枠体45は組立て時に図9−Aに示すように隙間Aを設け、位置決め部45cと44c部との図で示される隙間Bの関係をA<Bとすることで、組立て時にA=0となった場合でも45cと44cが嵌合し易いように斜面45c−2が設けられている。
次にビスと位置決め部の関係について説明する。
現像ブレードは、その長手方向の両端部近傍において、規制部を支持する支持部材が締め付け部材であるビスによって現像枠体に固定される。位置決め部45cはビス止めによって隠れる領域44c−1、45c−1がある(図8−B)。この領域はビス座面が44と接して締結されるように周囲の面より一段低い高さの面45c−1によって構成されている。このような構成とすることで、ビスは44−c1領域で締結され、現像ブレード44の固定が正しく精度良く行われる。また、45c−1があることで、45cと44cの嵌合長さ(長手方向)をWで示す分だけより大きく取る事が可能になる。
[飛翔現像剤規制部材]
次に現像領域における現像剤の往復運動領域を規制する規制部材(以下、現像剤層規制部材と明確に区別する為に飛翔現像剤規制部材と呼ぶ)について説明する。
本実施例における飛翔現像剤規制部材を図1〜3に示す。図1(B)は、図1(A)の1−Bの部分を拡大した図である。
飛翔現像剤規制部材は、現像剤が飛翔する領域を規制する飛翔現像剤規制シート91と、この規制シート91を支持する規制シート支持部材90と、を備える。規制シート91は規制シート支持部材90を介して現像剤層規制部材である現像ブレード44に固定されている。図1に示すように、現像ブレードと現像スリーブと感光ドラムとで形成される空間は狭く、この空間に飛翔現像剤規制部材を設けることはスペース的に小型化に有利となるので、飛翔現像剤規制部材を現像枠体に取り付けるよりも現像ブレードに取り付ける方が良い。また、現像枠体の上側は潜像形成用の光照射のための光路となっており、飛翔現像剤規制部材を現像枠体に取り付けようとすると、光路を妨げることになる。しかしながら、飛翔現像剤規制部材を現像ブレードに取り付けることにより、現像枠体上側のスペースを妨げずに済むので有利である。
飛翔現像剤規制シート91は、例えば絶縁性の可撓性樹脂シートを用いており、絶縁性もしくは電気的にフロートの部材である。
飛翔現像剤規制シート91は、ドラム1回転方向上流側の現像領域の一部を規制している。ドラム上に最大画像濃度となるような潜像を形成した後、ドラム1の回転を停止して現像動作を行なったとき、規制シート91を設ける場合は、設けない場合に比べて、ドラム1回転方向におけるトナー付着範囲は小さくなる。このように、飛翔現像剤規制シート91は、現像領域の一部を規制するような位置に設けられる。規制シート91は、感光ドラム1に接触するとともに、現像スリーブに担持された現像剤には、接触しないように設けられる。規制シート91は、感光体と現像スリーブとの狭いギャップに挿入されるので、その位置精度が重要となる。
飛翔現像剤規制シート91の自由端は、現像領域内の感光ドラム1移動方向上流側に挿入されることによって、ベタ画像(最大濃度画像)などの画像後端だけ濃度が濃くなるはき寄せといった現象を抑制できる。このはき寄せの現象については、特開2005−10272号にも記載されているが、以下に説明する。
はき寄せとは、画像後端部にトナーが多く集まる現象である。現像バイアスにより感光ドラムと現像スリーブの間に振動電界が形成されると、現像領域において、感光ドラム及び現像スリーブが、円弧形状であるために両者の間に樽型の電界が生じる。すると、現像スリーブ表面に付着しているトナーは電界によって形成される電気力線に沿って、感光ドラムと現像スリーブの間を往復運動するため、感光ドラムと現像スリーブの最近接点よりも外側に向かって移動する。トナーが往復運動するとき、感光ドラムは回転しているため、トナーは感光ドラムの上流側へ向かって集められる。つまり、ACバイアスを印加すると、現像領域内のトナーは常に現像領域外の上流側に向かって移動する速度成分を持つようになる。これによってはき寄せの現象が生じるのである。
仮に、飛翔現像剤規制シートに電極を設けて給電を行う構成は電極と現像スリーブ間に強い静電力が働くようになり飛翔現像剤規制シートの振動と共に現像音の増加が大きく、感光ドラムとの当接部や現像スリーブとの当接部でビビリが発生しやすい。ビビリが発生すると飛翔現像剤規制シートの感光ドラムと対向する面上に現像剤が回り込み、はき寄せ画像防止効果が減少するため好ましくない。このため、本例のように飛翔現像剤規制シートには電極を設けない、もしくは電極があっても給電せず、電気的にフロートにされている構成がより好ましい。
支持部材90は現像ブレード44の支持部材の長手両端部近傍に設けられた位置決めボス44jによって位置決めされ、両者の当接は現像スリーブ40と現像ブレードが当接する側の面で当接している。尚、他の実施例として、位置決めボス44jを設けずに不図示の治工具を用いて支持部材90の位置を決定し、貼り付けても良い。この場合、治工具の基準は現像枠体の基準位置(不図示)と一致させると精度良く位置決めが出来る。固定方法は本実施例においては、両面テープ92を用いているが、接着剤、ビスも使用可能である。しかしながら、飛翔現像剤規制部材の現像ブレードへの固定部と、感光体と、は近接しているので、固定のためにビスを用いるよりも接着を行なった方が有利である。なぜならば、ビスを用いると、ビスの頭の部分が突出するのでスペース的に不利であり、ビスの頭の部分が感光体と近づくと潜像を乱すこともあるからである。元々現像ブレードと感光体とで形成される空間は狭いため、飛翔現像剤規制部材を現像ブレードに取り付ける場合、接着により行なった方がビスにより行なうよりも好ましい。
固定のために両面テープ及び接着剤を用いる場合は、支持部材90の傾きを防止する為、現像ローラ40を取り付けた時に、現像ブレード44の薄肉部(本実施例では、りん青銅)が撓み始める位置を避けるように図1(B)で表される領域Y以内の範囲に貼り付けなければならない。
また、感光ドラム1が取り付けられたとき、飛翔現像剤規制シート91が感光ドラム1に接触することにより、飛翔現像剤規制シート91が撓んでも支持部材90と規制シート91が角部で両面テープを挟み、先端位置が不規則になる事を防止するために、図1(B)に示すように、両面テープ幅X1<支持部材平面部幅X2とし、先端位置の安定化を図っている。
また、図1(A)、図2で示すように飛翔現像剤規制シート91は支持部材90に設けられた高精度な面90fに突き当てて位置を決めている。規制シート先端(自由端側)は感光ドラムに当接させており、感光ドラムを取り外した状態において、仮想感光ドラム表面から1mm程度に侵入する位置関係である。
こうすることで支持部材90と現像ブレード44は精度良くかつ安定した位置が得られる効果がある。
本実施例において飛翔現像剤規制シート91はポリエチレンテレフタレート樹脂を選択している。また、支持部材90ポリスチレン樹脂を用いており、射出成形により現像ブレード44の貼り付け面と位置決めボス44jと嵌合する穴、及び規制シート91を支持する支持面90gとが高精度で成形されている。これは現像ブレード44には現像バイアスが印加されており、現像バイアスが感光ドラム1に漏電しないように、飛翔現像剤規制シート91の材料として電気的絶縁性材料を用いているためである。
飛翔現像剤規制シート91は像担持体である感光ドラム1の回転中心と現像剤担持体である現像スリーブ40の回転中心を結ぶ線に直交する線(図1(A)では感光ドラムの接線として示す。)に対して図1(A)で示されるように角度αをもって取り付けられている。これは現像時に飛翔現像剤規制シート91が振動してしまい、騒音を発生してしまう事を防ぐ為に最適な角度を選択している。なお、角度αは、前記直交する線(接線)において、前記回転中心どうしを結ぶ線に対して感光ドラム回転方向上流側の線を基準として、現像スリーブ側に回動する向きをプラス、感光ドラム側に回動する向きをマイナスとする。
ここでα=0°(直交する場合)の場合が最も騒音が高く、また、飛翔現像剤規制シート91が薄いほど騒音も高い。本実施例ではこれを回避する為に飛翔現像剤規制シート91の厚さを20μm〜200μm、角度αを+1°〜45°の範囲とし、騒音低下の効果を得ている。厚さは厚いほど騒音に対しては有利であるが、反面感光ドラムに傷を付ける確率が上がる(表1)。従って、前記厚さは感光ドラムに摺擦傷を付けない範囲で選択してあり、更には、製造時に飛翔現像剤規制シート91の切断によって形成されるバリが感光ドラムに接しない様に、飛翔現像剤規制シート91の面のうちバリ形成側の面が現像ローラ側となるように、貼られている。また、前記角度はスペースの制約と、騒音の低減を鑑みて決定されている。
Figure 2005316423
なお、角度αが負の方向(−α)となると支持部材90が感光ドラム1に近接しすぎてスペースの観点から不向きであった。
飛翔現像剤規制部材の支持部材の第1の部分(第1の面)である固定端部は、現像剤担持体上の現像剤層を規制するブレードに取り付けられることによって、飛翔現像剤規制部材の支持部材の第2の部分(第2の面)である端部は、像担持体の回転中心と現像剤担持体の回転中心とを結ぶ線よりも、現像剤担持体(又は像担持体)の回転方向上流側、つまり図1(A)の紙面左側に設けられている。本実施例においては、前記第1の部分は、支持部材90の現像ブレードへの取り付け部分であり、前記第2の部分は、支持部材90の規制シート91を支持する部分である。
次に飛翔現像剤規制部材の組立て方法について図2を用いて説明する。
現像枠体45に現像ブレード44を取り付けた後で、現像枠体45に現像ローラ40を取り付ける。その後支持部材90を現像ブレード44の規制部表面44Sに両面テープ92で貼り付け、最後に飛翔現像剤規制シート91を支持部材90の突き当て部90fに突き当てて支持面90gに貼り付ける。このようにすることで、作業者が手作業による組立てを行った場合でも精度良く組み立てる事が可能であり、安価に製造が可能となる効果がある。なお本例では規制部は金属板である、りん青銅板を用いている。
又、他の実施形態として、飛翔現像剤規制シート91を支持部材90に貼り付けた後に、支持部材90を現像ブレード44の規制部表面44Sに両面テープで貼り付けても良い。特にこの場合は規制シート91と支持部材90をユニット化でき、規制シート91と支持部材90との貼り付けを容易に行なえる。また、本実施例においては、規制シート91のシワや波打ちを防止するために、規制シートを支持部材90に貼るときに支持部材90を反らせることによって、貼った後で規制シート91にテンションがかかるようにしている。規制シート91を支持部材90へ貼った状態で規制シート91の自由端側を支持部材90の基準に対し精度良く切断、その後に現像ブレード44の規制部表面44Sに取り付けると先端の位置精度が良い。また、規制シート91、支持部材90は樹脂からなり、その厚さは薄いため、ゆがみ易いので、支持部材90をブレードに固定するときには、ビス止めでなく、両面テープなどによる接着とすることが好ましい。なぜならビス止めとすると、固定部分に近傍がゆがみやすくなるからである。このように飛翔現像剤規制部材を現像ブレードに対して接着によって固定することは、飛翔現像剤規制部材の現像領域における位置精度の向上のために好ましい。
また図12に支持部材90の他の実施例を示す。規制シート91を支持部材90へ貼るときに上述したように規制シート91にテンションを与えているが、規制シート91の長手端部近傍において、テンションが十分にかからずシワや波打ちが発生することがあるので、これを防止するために支持部材90をさらに以下の構成にするのが良い。
支持部材90の固定面は、現像ブレードに固定される第一の固定面90aと、第一の固定面90aと段差をもち現像ブレードに固定される第二の固定面90bと、第一の固定面90aと第二の固定面90bとをつなぐ固定面である斜面90cと、を備える。図12において第二の固定面90bに形成された穴は、位置決め部ボス44jに嵌合する穴である。
規制シート91が支持部材90に貼られてテンションが与えられた後、支持部材90は現像ブレード44の表面と対向する、第一の固定面90a、斜面90cおよび第二の固定面90bによって両面テープを介して現像ブレード44に取り付けられる。支持部材90の両端部に形成された第二の固定面90bは第一の固定面90aよりも一段低く形成され、第一の固定面90aと第二の固定面90bとは斜面90cによって、滑らかに結ばれている。具体的には第二の固定面90bは第一の固定面90aよりも0.2mmだけ低く形成されている。言い換えれば、第一の固定面90aは、第二の固定面90bよりも突出して設けられる。このような構成とすることで、両面テープを第一の固定面90a、斜面90c、第二の固定面90bに貼り、支持部材90を現像ブレードの表面と密着させた場合、支持部材90の両端部は弓状に反り、結果として飛翔現像剤規制部材91の端部にテンションが掛かり、飛翔現像剤規制部材91の端部のシワ及び波打ちが発生することを防止できる。即ち、規制シート91が可撓性で厚さが非常に薄いことにより生じるシワ及び波打ちを防止することができる。このようなシワや波打ちが生じると、規制シート91が現像スリーブに接触して現像スリーブに担持されたトナー層を乱すことがある。特に、感光体と現像スリーブとのギャップは、280μmと狭いので、感光体と現像スリーブとの間に挿入された規制シート91の位置精度は重要である。本実施例では図12において、支持部材90の長手方向において、支持部材全体の長さは、225.4mm、第二の固定面90bの長さは、19.6mm、第二の固定面90bの長さと斜面90cの長さとの和は、24.6mmである。また、図12において支持部材90のh方向の幅は、4.7mmである。第一の固定面、斜面、第二の固定面を全体として曲面とすることによって、支持部材90を現像ブレードに貼り付けるときに撓ませることも良い。
なお、本実施例において、支持部材90をブレードの規制部44Sに貼り付けたが、その代わりに支持部材90をブレードの支持部材に貼り付けることも可能である。
また、上記実施例において、現像剤担持体として現像スリーブを用いたが、その代わりに、芯金と芯金上に設けられたゴムとを備える現像ローラを用いることもできる。
さらに、像担持体としては、感光体の代わりに誘電体を用いることもでき、形状はドラム状に限らずベルト状のものを用いることもできる。
本発明に係る現像装置の一例を示す断面図。 本発明に係る現像装置の組み立て方法を示す斜視図。 本発明に係るプロセスカートリッジを示す断面図。 本発明に係るプロセスカートリッジを示す断面図。 本発明に係るプロセスカートリッジを示す断面図。 本発明に係る画像形成装置本体のプロセスカートリッジ装着時を示す概略斜視図。 本発明に係るプロセスカートリッジを示す分解図。 本発明に係るプロセスカートリッジを示す分解図。 本発明に係るプロセスカートリッジを示す組立て説明図。 本発明に係るプロセスカートリッジを示す斜視図。 現像ブレード説明図。 飛翔現像剤規制シートを支持する支持部材の説明図。
符号の説明
1(1a、1b、1c、1d) 感光ドラム
2(2a、2b、2c、2d) 帯電装置
3(3a、3b、3c、3d) スキャナユニット
4(4a、4b、4c、4d) 現像装置、現像ユニット
5 静電転写手段
6(6a、6b、6c、6d) クリーニング装置
7(7a、7b、7c、7d) プロセスカートリッジ
9 ポリゴンミラー
10 結像レンズ
11 静電転写ベルト
12 転写ローラ
13 駆動ローラ
14a、14b 従動ローラ
15 テンションローラ
16 給紙部
17 給紙カセット
18 給紙ローラ
19 レジストローラ
20 定着部
21a 加熱ローラ
21b 加圧ローラ
22 静電吸着ローラ
23 排紙ローラ
24 排紙部
40(40a、40b、40c、40d) 現像スリーブ(現像剤担持体)
42 トナー送り機構
43 トナー供給ローラ
44 現像ブレード(現像剤層規制部材)
45a、45b 現像枠体
45c、45d 第一の位置決め部
45b 第二の位置決め部
47 結合穴
49 ピン
50 クリーナユニット
51 クリーニング枠体
52,53 支持穴
55 廃トナー室
60 クリーニングブレード
71、72 ビス
80 可撓性シート部材
90 支持台
91 規制部材(飛翔現像剤規制部材)
100 画像形成装置本体
101 前扉
144 従来の現像ブレード
244 現像ブレード

Claims (22)

  1. 像担持体に対向して設けられ、現像剤を担持する現像剤担持体であって、前記像担持体と前記現像剤担持体との間の対向部において、前記像担持体と前記現像剤担持体との間に振動電界が形成されて、前記現像剤担持体から前記像担持体へ現像剤が飛翔させられる現像剤担持体と、前記現像剤担持体上の現像剤の層を規制する現像剤層規制部材と、を有する現像装置において、
    前記対向部において現像剤が飛翔する領域を規制する飛翔現像剤規制部材を有し、この飛翔現像剤規制部材は、前記現像剤層規制部材に取り付けられることを特徴とする現像装置。
  2. 前記現像剤層規制部材は、現像剤の層を規制する規制部と、この規制部を支持する規制部支持部材と、を備え、前記飛翔現像剤規制部材は前記規制部に取り付けられることを特徴とする請求項1の現像装置。
  3. 前記規制部は、金属板であることを特徴とする請求項2の現像装置。
  4. 前記飛翔現像剤規制部材は、前記現像剤担持体の回転中心と前記像担持体の回転中心とを結んだ線に直交する線に対して所定角度をもって取り付けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの現像装置。
  5. 前記飛翔現像剤規制部材は、絶縁性もしくは電気的にフロートの部材であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの現像装置。
  6. 前記飛翔現像剤規制部材は、前記像担持体に接触して設けられることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかの現像装置。
  7. 前記飛翔現像剤規制部材は、前記現像剤担持体に担持された現像剤と離間して設けられることを特徴とする請求項6の現像装置。
  8. 前記飛翔現像剤規制部材は、現像剤が飛翔する領域を規制するシートを備え、このシートには張力が付与されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかの現像装置。
  9. 前記飛翔現像剤規制部材は、前記シートを支持するシート支持部材を備え、このシートには前記シート支持部材によって張力が付与されることを特徴とする請求項8の現像装置。
  10. 前記シート支持部材は、前記現像剤層規制部材に固定される第一の固定面と、前記シート支持部材の長手方向において前記第一の固定面よりも外側に設けられた第二の固定面と、を備え、前記第一の固定面は前記第二の固定面よりも突出して設けられることを特徴とする請求項9の現像装置。
  11. 前記飛翔現像剤規制部材は、接着することによって前記現像剤層規制部材に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかの現像装置。
  12. 前記現像剤規制部材は、締め付け部材によって現像枠体に固定され、前記飛翔現像剤規制部材は、接着することによって前記現像剤層規制部材に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかの現像装置。
  13. 前記飛翔現像剤規制部材は、現像剤が飛翔する領域を規制するシートと、前記シートを支持するシート支持部材と、を備え、前記シート支持部材は、前記規制部に取り付けられることを特徴とする請求項2の現像装置。
  14. 前記現像剤は、非磁性一成分現像剤であることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかの現像装置。
  15. 前記像担持体と、請求項1乃至14のいずれかの前記現像装置と、を有し、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ。
  16. 像担持体と現像剤担持体との間の対向部において、現像剤が飛翔する領域を規制する飛翔現像剤規制部材において、
    現像剤が飛翔する領域を規制するシートと、前記シートを支持するシート支持部材と、を有し、このシート支持部材は、前記現像剤担持体上の現像剤の層を規制する現像剤層規制部材に取り付けられる第1の部分と、前記対向部において前記現像剤担持体の回転方向上流側に設けられ、前記シート支持部材によって支持される第2の部分と、を備えることを特徴とする飛翔現像剤規制部材。
  17. 前記第1及び第2の部分のそれぞれは、前記シート支持部材の両端部であることを特徴とする請求項16の飛翔現像剤規制部材。
  18. 前記現像剤層規制部材は、現像剤の層を規制する規制部と、この規制部を支持する規制部支持部材と、を備え、前記第1の部分は前記規制部支持部材に取り付けられることを特徴とする請求項16又は17の飛翔現像剤規制部材。
  19. 前記飛翔現像剤規制部材は、絶縁性もしくは電気的にフロートの部材であることを特徴とする請求項16乃至18のいずれかの飛翔現像剤規制部材。
  20. 前記現像剤は、非磁性一成分現像剤であることを特徴とする請求項16乃至19のいずれかの飛翔現像剤規制部材。
  21. 像担持体に対向して設けられ、現像剤を担持搬送する現像剤担持体と、前記現像剤担持体上の現像剤の層を規制する現像剤層規制部材と、現像剤を収容する現像容器と、を有する現像装置であって、前記像担持体と前記現像剤担持体との間の対向部において、前記像担持体と前記現像剤担持体との間に振動電界を形成し、前記現像剤担持体から前記像担持体へ現像剤を飛翔させて前記像担持体上に形成された静電像を現像する現像装置、の組立て方法において、
    前記現像剤担持体を前記現像容器に取り付ける第1の工程と、前記第1の工程の後で、前記飛翔現像剤規制部材を前記現像剤層規制部材に取り付ける第2の工程と、を有することを特徴とする現像装置の組立て方法。
  22. 前記飛翔現像剤規制部材は、現像剤が飛翔する領域を規制するシートと、前記シートを支持するシート支持部材と、を備え、前記第2の工程の前に前記シートを前記シート支持部材に取り付ける工程を有することを特徴とする請求項21の現像装置の組立て方法。
JP2005071278A 2004-03-31 2005-03-14 現像装置、プロセスカートリッジ Expired - Fee Related JP4641439B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005071278A JP4641439B2 (ja) 2004-03-31 2005-03-14 現像装置、プロセスカートリッジ
US11/091,587 US7224926B2 (en) 2004-03-31 2005-03-29 Flight developer regulating member, developing apparatus and method of assembling developing apparatus
CNB2005100588705A CN100412712C (zh) 2004-03-31 2005-03-30 飞翔显影剂限制部件、显影装置以及显影装置的组装方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004104633 2004-03-31
JP2005071278A JP4641439B2 (ja) 2004-03-31 2005-03-14 現像装置、プロセスカートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005316423A true JP2005316423A (ja) 2005-11-10
JP4641439B2 JP4641439B2 (ja) 2011-03-02

Family

ID=35049834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005071278A Expired - Fee Related JP4641439B2 (ja) 2004-03-31 2005-03-14 現像装置、プロセスカートリッジ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7224926B2 (ja)
JP (1) JP4641439B2 (ja)
CN (1) CN100412712C (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014063072A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Brother Ind Ltd 現像カートリッジおよびその製造方法
JP2015148822A (ja) * 2009-12-25 2015-08-20 ブラザー工業株式会社 現像装置および画像形成装置
US9316940B2 (en) 2009-12-25 2016-04-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developing device and image forming apparatus

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4327151B2 (ja) * 2005-11-17 2009-09-09 シャープ株式会社 画像形成装置
JP5219744B2 (ja) * 2008-11-05 2013-06-26 キヤノン株式会社 画像形成装置及び現像装置
CN105549368B (zh) * 2016-01-07 2018-05-01 中山市达伦电子科技有限公司 一种加强硒鼓刮刀粘贴强度的工艺方法
JP7073205B2 (ja) * 2018-06-19 2022-05-23 キヤノン株式会社 現像装置の製造方法
JP7254615B2 (ja) * 2018-06-29 2023-04-10 キヤノン株式会社 規制ブレードの取付方法、及び現像装置
EP3588195B1 (en) * 2018-06-29 2022-10-26 Canon Kabushiki Kaisha Method of attaching regulating blade and development apparatus

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611972A (ja) * 1992-06-29 1994-01-21 Konica Corp 現像装置
JPH06250509A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Konica Corp 現像装置
JPH0895373A (ja) * 1994-09-22 1996-04-12 Konica Corp 電子写真現像装置用制御電極部材および現像方法
JP2004029044A (ja) * 2001-05-31 2004-01-29 Ricoh Co Ltd 現像装置および画像形成装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63160571U (ja) * 1987-04-09 1988-10-20
KR960001929A (ko) * 1994-06-30 1996-01-26 김광호 전자 사진 현상 장치
JP3366968B2 (ja) 1994-07-08 2003-01-14 コニカ株式会社 現像装置
JPH0895379A (ja) * 1994-09-27 1996-04-12 Fujitsu Ltd 現像装置及びこの現像装置を有する静電記録装置
CN1162774A (zh) * 1995-07-04 1997-10-22 三田工业株式会社 静电潜像显影装置
JP3548429B2 (ja) 1998-08-13 2004-07-28 キヤノン株式会社 現像装置及びプロセスカートリッジ
JP2001201996A (ja) 2000-01-18 2001-07-27 Canon Inc 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP4310069B2 (ja) 2001-04-27 2009-08-05 キヤノン株式会社 磁気シールを有する現像装置
JP2003005530A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Ricoh Co Ltd 現像装置及び画像形成装置
US6771918B2 (en) * 2001-09-21 2004-08-03 Ricoh Company, Ltd. Developing device and image forming device
JP2004109438A (ja) 2002-09-18 2004-04-08 Canon Inc 電子写真画像形成装置
US7415230B2 (en) * 2003-06-17 2008-08-19 Canon Kabushiki Kaisha Developing apparatus featuring an insulating or electrically floating jumping developer regulation member

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611972A (ja) * 1992-06-29 1994-01-21 Konica Corp 現像装置
JPH06250509A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Konica Corp 現像装置
JPH0895373A (ja) * 1994-09-22 1996-04-12 Konica Corp 電子写真現像装置用制御電極部材および現像方法
JP2004029044A (ja) * 2001-05-31 2004-01-29 Ricoh Co Ltd 現像装置および画像形成装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015148822A (ja) * 2009-12-25 2015-08-20 ブラザー工業株式会社 現像装置および画像形成装置
US9316940B2 (en) 2009-12-25 2016-04-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developing device and image forming apparatus
US9563147B2 (en) 2009-12-25 2017-02-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developing device and image forming apparatus
US9989890B2 (en) 2009-12-25 2018-06-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developing device and image forming apparatus
JP2014063072A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Brother Ind Ltd 現像カートリッジおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4641439B2 (ja) 2011-03-02
US20050220501A1 (en) 2005-10-06
CN1677268A (zh) 2005-10-05
CN100412712C (zh) 2008-08-20
US7224926B2 (en) 2007-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4641439B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ
JP3950883B2 (ja) 電子写真画像形成装置
JP4314150B2 (ja) 現像装置、及びプロセスカートリッジ
JP3684195B2 (ja) プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置
JP3950882B2 (ja) 電子写真画像形成装置
JP2003295717A (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2004101690A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
US6535709B2 (en) Developing apparatus featuring an end of a regulating member coupled to a supporting member of the apparatus, regulating member, and method for assembling the same
US6865357B2 (en) Drive transmission mechanism for transmitting drive to processing means and cartridge provided with same
US6654583B2 (en) Developing apparatus
JP2002169353A (ja) 画像形成装置
JP2007025345A (ja) 現像装置,プロセスカートリッジ,画像形成装置
JP4669275B2 (ja) 画像形成装置
JP2004085648A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2006301388A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ
JP2005099231A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2003195724A (ja) プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置
US20230418216A1 (en) Image forming apparatus
JP2005121763A (ja) 現像装置および現像装置組立方法
JP4254458B2 (ja) 現像剤収納容器及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP3687328B2 (ja) クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2023026759A (ja) カートリッジの再生産方法、カートリッジの再生産システム、及びカートリッジ
JPH0777920A (ja) プロセスカートリッジの組立て方法及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2003043808A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPH06186887A (ja) クリーニング装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080311

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100630

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees