JP2002169353A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002169353A
JP2002169353A JP2000370415A JP2000370415A JP2002169353A JP 2002169353 A JP2002169353 A JP 2002169353A JP 2000370415 A JP2000370415 A JP 2000370415A JP 2000370415 A JP2000370415 A JP 2000370415A JP 2002169353 A JP2002169353 A JP 2002169353A
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JP
Japan
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image
photosensitive drum
image forming
scanner unit
forming apparatus
Prior art date
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JP2000370415A
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English (en)
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義和 ▲高▼橋
Yoshikazu Takahashi
Yoshiro Tsuchitani
美郎 槌谷
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Canon Inc
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で且つ組立性に優れ、さらに高品質な画
像形成が可能な画像形成装置を提供する。 【解決手段】 対峙して設けられた一対の側板31a,
31bに両端部を支持された複数の感光ドラム1と、複
数の感光ドラム1の各々に対向して設けられ、各感光ド
ラム1に光を照射して画像を形成させる複数のスキャナ
ユニット3(3a,3b,3c,3d)と、を備えた画
像形成装置において、感光ドラム1とスキャナユニット
3の間に、複数のスキャナユニット3a,3b,3c,
3dを支持する縦ステー32を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を採
用するカラー複写機やカラープリンタ等の画像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、たとえば図8に示すような、
複数の感光ドラムを一列に並べたインライン構成の画像
形成装置が知られている。
【0003】このような画像形成装置には大きく分け
て、複数の感光ドラムを水平方向に並べた横配置構成の
画像形成装置200Aと、垂直方向に並べた縦配置構成
の画像形成装置200Bとがある。それぞれの特徴とし
ては、横配置構成の画像形成装置200Aは高さが低い
が設置面積が大きくなり、逆に縦配置構成の画像形成装
置200Bは設置面積は小さくできるが高さが高くなっ
てしまうという点があげられる。
【0004】ところで、複数のスキャナユニット及び感
光ドラムを一列に並べた前述のインライン構成では、ス
キャナユニット、感光ドラムの平行性が損なわれるとプ
リント画像に色ズレが生じてしまう。そのため、複数の
スキャナユニットと感光ドラムをいかに精度良く、平行
に位置決めするかが重要な課題となる。
【0005】ここで、スキャナユニットと感光ドラムが
平行な状態とは、スキャナユニットの照射光が成す平面
と感光ドラムの回転軸が平行であって、且つ、感光ドラ
ムの左右で照射光の光路長が等しくなる状態をいう。ス
キャナユニットと感光ドラムをこの状態に位置決めする
ことにより、歪みのない像形成が可能となる。
【0006】また、スキャナユニットと感光ドラムの相
対位置関係のみならず、像形成プロセス(一対のスキャ
ナユニットと感光ドラム)同士の平行性をも考慮する必
要がある。複数色のトナー像を重ね合わせてカラー画像
を形成するため、各像形成プロセスにて歪みのない像形
成を行ったとしても、それらの平行性が確保されていな
ければ色ズレを生じてしまうからである。
【0007】図9に従来構成の画像形成装置における感
光ドラムとスキャナユニットの取り付け方法を示す。
【0008】感光ドラム101の長手方向両端部近傍に
は左右側板131a,131bがあり、感光ドラム10
1の両端を支持している。また、感光ドラム101は複
数個垂直方向に配置され、それぞれの感光ドラム101
の略水平方向にはスキャナユニット103があり、スキ
ャナユニット103も左右側板131a,131bに支
持される構成となっている。
【0009】また、スキャナユニット103の背面側に
は、左右側板131a,131bの倒れを防止するため
背面板131cを設けて、本体フレームをコの字型に構
成している。
【0010】側板等のプレス加工品の部品精度を考えた
場合、同一平面の同時加工で精度が出やすい。したがっ
て、従来構成では、感光ドラム101とスキャナユニッ
ト103の各々の固定を側板の同一平面上に設け、感光
ドラム101とスキャナユニット103を平行に位置決
めする構成がとられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0012】感光ドラム101の長手方向の長さは、画
像形成を行うシートの最大幅よりも大きく設ける必要が
ある。一方、スキャナユニット103についてはこのよ
うな物理的制約がないため、一般的に感光ドラム101
に比べてコンパクトに構成することができる。
【0013】しかしながら、スキャナユニット103、
感光ドラム101を共に左右側板131a,131bの
同一平面で支持する構成においては、側板間の距離は感
光ドラム101の長手方向の長さにより決定されてしま
い、その側板間距離に合わせてスキャナユニット103
の幅を大きくするか、もしくは、スキャナユニット10
3から左右側板131a,131bに届くような腕部材
を別途設けなければならなかった。
【0014】すなわち、前述の通り部品精度上の問題か
ら、左右側板131a,131bに曲げ部を設けるなど
して側板間距離を狭くすることができないために、無駄
な空間消費が生じ、画像形成装置本体の小型化を図る上
での課題となっている。
【0015】さらに、各スキャナユニットについて左右
両側板に対して位置決めしなければならず、スキャナユ
ニットを本体フレームに組み付ける際、少なくとも左右
2方向からのアクセスが必要となる上に、スキャナユニ
ット同士の平行性を確保することが難しく、組立性が悪
いという問題があった。
【0016】また、上記の従来技術のフレーム構成にあ
っては、スキャナユニット103及び感光ドラム1等の
画像形成部近傍の剛性が弱いため、スキャナモータやド
ラム駆動モータの振動によって、画像のバンディング等
の問題も生じていた。
【0017】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、小型
で且つ組立性に優れ、さらに高品質な画像形成が可能な
画像形成装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、対峙して設けられた一対の側板に
両端部を支持された複数の像担持体と、該複数の像担持
体の各々に対向して設けられ、各像担持体に光を照射し
て画像を形成させる複数のスキャナユニットと、を備え
た画像形成装置において、前記像担持体と前記スキャナ
ユニットの間に、前記複数のスキャナユニットを支持す
る支持部材を設けたことを特徴とする。
【0019】この構成により、複数のスキャナユニット
は一の支持部材に支持されるので、スキャナユニットの
組み立て及び位置決めが容易であると共に、無駄な空間
消費を省き装置の小型化を図ることができる。
【0020】前記支持部材は前記一対の側板に架設され
るとよい。
【0021】この構成により、側板の倒れを防ぐことが
できる。また、スキャナユニットと像担持体の間に架設
されるので、画像形成部近傍の剛性を高めることができ
る。
【0022】前記複数のスキャナユニットは前記支持部
材の一の支持面に取り付けられると共に、該複数のスキ
ャナユニットの各々を前記支持面に対して位置決めする
位置決め機構を備えるとよい。
【0023】この構成により、複数のスキャナユニット
を精度良く位置決めすることができ、ユニット間の平行
性を容易に確保できる。
【0024】前記位置決め機構は、前記支持部材の支持
面に設けられた位置決め穴と、前記スキャナユニットに
設けられた前記位置決め穴に嵌合する突起部から構成す
るとよい。
【0025】前記一対の側板のうち少なくとも一方の側
板に、前記像担持体の支持位置を調整する位置調整機構
を設けるとよい。
【0026】この構成により、スキャナユニットと像担
持体の相対位置関係を調整することができる。
【0027】前記位置調整機構は、前記像担持体の支持
位置を前記スキャナユニットの照射光と平行な方向に位
置調整可能な第1の位置調整手段と、垂直な方向に位置
調整可能な第2の位置調整手段から構成するとよい。
【0028】第1の位置調整手段により、スキャナユニ
ットの照射光の光路長の偏りを調整することができ、第
2の位置調整手段により、スキャナユニットの照射光の
成す平面と像担持体の中心軸との傾きを調整することが
できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0030】(第1の実施の形態)まず、図1を参照し
て、本発明の実施の形態に係る画像形成装置について説
明する。
【0031】図1は本実施の形態の画像形成装置100
の全体構成を示す縦断面図である。本実施の形態では、
カラー画像形成装置の一態様であるフルカラーレーザー
ビームプリンタを例にとって説明を行う。
【0032】同図に示す画像形成装置100は、垂直方
向に並設された4個の感光ドラム1(1a,1b,1
c,1d)を備えている。感光ドラム1は、駆動手段
(不図示)によって、同図中、反時計回りに回転駆動さ
れる。
【0033】感光ドラム1の周囲には、その回転方向に
従って順に、感光ドラム1表面を均一に帯竜する帯電装
置2(2a,2b,2c,2d)、画像情報に基づいて
レーザービームを照射し感光ドラム1上に静電潜像を形
成するスキャナユニット3(3a,3b,3c,3
d)、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現
像する現像装置4(4a,4b,4c,4d)、感光ド
ラム1上のトナー像をシートSに転写させる静電転写装
置5、転写後の感光ドラム1表面に残った転写残トナー
を除去するクリーニング装置6(6a,6b,6c,6
d)等が配設されている。
【0034】ここで、感光ドラム1と帯電装置2、現像
装置4、クリーニング装置6は一体的にカートリッジ化
され、プロセスカートリッジ7(7a,7b,7c,7
d)を形成している。
【0035】以下、感光ドラム1から順に詳述する。
【0036】感光ドラム1は、例えば直径30mmのア
ルミシリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC感光
体)を塗布して構成したものである。感光ドラム1は、
その両端部を支持部材によって回転自在に支持されてお
り、一方の端部に駆動モータ(不図示)からの駆動力が
伝達されることにより、図中反時計周りに回転駆動され
る。
【0037】帯電装置2としては、接触帯電方式のもの
を使用することができる。帯電部材は、ローラ状に形成
された導電性ローラであり、このローラを感光ドラム1
表面に当接させるとともに、このローラに帯電バイアス
電圧を印加することにより、感光ドラム1表面を一様に
帯電させるものである。
【0038】スキャナユニット3は、感光ドラム1の略
水平方向に配置され、レーザーダイオード(不図示)に
よって画像信号に対応する画像光が、スキャナモータ
(不図示)によって高速回転されるポリゴンミラー9
(9a,9b,9c,9d)に照射される。ポリゴンミ
ラー9に反射した画像光は、結像レンズ10(10a,
10b,10c,10d)を介して帯電済みの感光ドラ
ム1表面を選択的に露光して静電潜像を形成するように
構成している。
【0039】現像装置4a,4b,4c,4dはそれぞ
れイエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの各色のトナ
ーを夫々収納した現像器から構成される。
【0040】すべての感光ドラム1a,1b,1c,1
dに対向し、接するように循環移動する静電転写ベルト
11が配設される。静電転写ベルト11は1011〜10
14Ω・cm(109〜1012Ωm)の体積固有抵抗を持
たせた厚さ約150μmのフィルム状部材で構成され
る。この静電転写ベルト11は、垂直方向に4軸でロー
ラに支持され、図中左側の外周面にシートSを静電吸着
して上記感光ドラム1にシートSを接触させるべく循環
移動する。これによって、シートSは静電転写ベルト1
1により転写位置まで搬送され、感光ドラム1上のトナ
ー像を転写される。
【0041】この静電転写ベルト11の内側に当接し、
4個の感光ドラム1a,1b,1c,1dに対向した位
置に転写ローラ12(12a,12b,12c,12
d)が並設される。これら転写ローラ12から正極性の
電荷が静電転写ベルト11を介してシートSに供給さ
れ、この電荷による電界により、感光ドラム1に接触中
のシートSに、感光ドラム1上の負極性のトナー像が転
写される。
【0042】静電転写ベルト11は周長約700mm、
厚み150μmのベルトであり、駆動ローラ13、従動
ローラ14a,14b、テンションローラ15の4本の
ローラにより張架され、図の矢印方向に回転する。これ
により、上述した静電転写ベルト11が循環移動してシ
ートSが従動ローラ14a側から駆動ローラ13側へと
搬送され、感光ドラム1a,1b,1c,1dから順に
各色のトナー像が転写され、シートS上にカラー像が形
成される。
【0043】給紙部16は、画像形成部にシートSを給
紙搬送するものであり、複数枚のシートSが給紙カセッ
ト17に収納されている。画像形成時には給紙ローラ1
8(半月ローラ)、レジストローラ対19が画像形成動
作に応じて駆動回転し、給紙カセット17内のシートS
を1枚毎分離給送するとともに、シートS先端はレジス
トローラ対19に突き当たり一旦停止し、ループを形成
した後、静電転写ベルト11の回転と画像書出し位置の
同期をとって、レジストローラ対19によって静電転写
ベルト11へと給送されていく。
【0044】定着部20は、シートSに転写された複数
色のトナー画像を定着させるものであり、回転する加熱
ローラ21aと、これに圧接してシートSに熱及び圧力
を与える加圧ローラ21bとからなる。
【0045】すなわち、感光ドラム1上のトナー像が転
写されたシートSは定着部20を通過する際に定着ロー
ラ対21で搬送されるとともに、定着ローラ対21によ
って熱及び圧力を与えられる。これによって複数色のト
ナー像がシートS表面に定着される。
【0046】画像形成の動作としては、プロセスカート
リッジ7a,7b,7c,7dが、印字タイミングに合
わせて順次駆動され、その駆動に応じて感光ドラム1
a,1b,1c,1dが、図中反時計回り方向に回転駆
動される。そして、各々のプロセスカートリッジ7に対
応するスキャナユニット3が順次駆動される。
【0047】この駆動により、帯電装置2は感光ドラム
1の周面に一様な電荷を付与し、スキャナユニット3
は、その感光ドラム1周面に画像信号に応じて露光を行
って感光ドラム1周面上に静電潜像を形成する。現像装
置4内の現像ローラは、静電潜像の低電位部にトナーを
転移させて感光ドラム1周面上にトナー像を形成(現
像)する。
【0048】最上流の感光ドラム1a周面上のトナー像
の先端が、静電転写ベルト11との対向点に回転搬送さ
れてくるタイミングで、その対向点にシートSの印字開
始位置が一致するように、レジストローラ対19が回転
を開始してシートSを静電転写ベルト11へ給送する。
【0049】シートSは静電吸着ローラ22と静電転写
ベルト11とによって挟み込まれるようにして静電転写
ベルト11の外周に圧接し、かつ静電転写ベルト11と
静電吸着ローラ22との間に電圧を印加することによ
り、誘電体であるシートSと静電転写ベルト11の誘電
体層に電荷を誘起し、シートSを静電転写ベルト11の
外周に静電吸着するように構成している。これにより、
シートSは静電転写ベルト11に安定して吸着され、最
下流の転写部まで搬送される。
【0050】このように搬送されながら、シートSは、
各感光ドラム1と転写ローラ12との間に形成される電
界によって、各感光ドラム1のトナー像を順次転写され
る。
【0051】4色のトナー像を転写されたシートSは、
静電転写ベルト11の駆動ローラ13の曲率により静電
転写ベルト11から曲率分離され、定着部20に搬入さ
れる。シートSは、定着部20で上記トナー像を熱定着
された後、排出ローラ対23によって、排出部24から
画像面を下にした状態で本体外に排出される。
【0052】次に、図2〜図6を参照して、本実施の形
態の画像形成装置の本体フレーム構成について詳細に説
明する。
【0053】図2は、本体フレームを感光ドラム側から
見た斜視図を示している。
【0054】図2に示すように、本体フレームは、対峙
して設けられた一対の左右側板31a,31bを主要な
構成としている。左右側板31a,31bの前方部に
は、感光ドラム1を支持する支持部が設けられ、垂直方
向に複数配置された感光ドラム1(図中二点鎖線)の長
手方向両端部を支持している。
【0055】それぞれの感光ドラム1の略水平方向には
スキャナユニット3(3a,3b,3c,3d)が配置
されており、感光ドラム1とスキャナユニット3の間に
はスキャナユニット3の支持部材としての縦ステー32
が設けられている。縦ステー32は、左右側板31a,
31bの外側からビスで締結されることによって、両側
板に架設されている。
【0056】また、縦ステー32は高さ方向ですべての
感光ドラム1a,1b,1c,1dにまたがるようその
高さ方向の長さが決定され、さらに、すべてのスキャナ
ユニット3a,3b,3c,3dが発するレーザーの光
路を確保すべく光路穴形状32aを有している。
【0057】一方、左右側板31a,31bの後方部に
は、無駄な空間消費を抑えるべく、スキャナユニット3
の幅に合わせた曲げ部が形成され、装置本体の小型化を
図っている。
【0058】図3は、スキャナユニット3の縦ステー3
2への取り付け方法の説明図である。図3に示すよう
に、垂直方向に複数配置されたスキャナユニット3は、
縦ステー32にスキャナ部側からビスで締結されてい
る。
【0059】スキャナユニット3の左右両端付近に位置
決め用の突起部41a,41bを設け、縦ステー32に
は前記スキャナユニット3の突起部41a,41bが嵌
合する位置決め穴42a及び長穴42bが設けられてい
る。ここで、突起部41a,41b、位置決め穴42a
及び長穴42bがスキャナユニット3の位置決め機構を
構成している。
【0060】縦ステー32に設けられている位置決め穴
42a及び長穴42bは同一平面上であるため、精度良
く加工を行なうことができる。したがって、この構成に
よれば、縦ステー32の支持面を基準にして、複数のス
キャナユニット3a,3b,3c,3dを精度良く平行
に固定することが可能となる。
【0061】また、縦ステー32は本体側板31a,3
1b間の距離を精度良く位置決めするよう、その幅方向
の寸法及び側面の平行度が厳しく規定されている。
【0062】図4は、本体フレームをスキャナユニット
側からみた斜視図を示している。図4に示すように、縦
ステー32には位置決め用の突起部51(51a,51
b,51c,51d)が設けられ、一方の本体側板31
a,31bには、縦ステー32の突起部51に対応する
嵌合穴52(52a,52b,52c,52d)が設け
られている。
【0063】そして、縦ステー32の突起部51を本体
側板31a,31bの嵌合穴52に嵌合させることによ
り、左右両側板31a,31bを上下、前後方向に精密
に位置決めすることができる。また、この縦ステー32
によって、本体側板31a,31bの倒れを防止するこ
とができ、感光ドラム1及びスキャナユニット3の画像
形成部近傍の剛性が格段に向上している。これにより、
スキャナモータやドラム駆動モータで発生する振動を低
減でき、プリント画像のバンディングを低減をし、高品
質な画像形成を実現することができる。
【0064】図5,図6は、感光ドラム1の位置調整機
構を示している。
【0065】図5に示すように、左右側板31a,31
bには嵌合穴52と同一平面上に感光ドラム支持部60
が設けられており、スキャナユニット3と感光ドラム1
の距離を位置決めしてある。
【0066】なお、感光ドラム支持部60は、左右側板
31a,31bの前方に開口した形状をなしているが、
これは、感光ドラム1を備えたプロセスカートリッジ7
を本体フレーム前側から着脱可能とするためである。
【0067】また、左右側板31a,31b上にある感
光ドラム支持部60のうち、ドラム駆動モータ及びドラ
ム駆動ギアからなるドラム駆動部がある側とは反対側の
支持部材61を上下、前後方向に移動し、スキャナユニ
ット3と感光ドラム1の距離を微調整できる構成となっ
ている。本実施の形態では、側板31b側の支持部材6
1を移動可能に設けている。
【0068】感光ドラム支持部60の位置調整機構は、
図6に示すように、前後方向に調整移動する第1の位置
調整手段としての支持部材61と、上下方向に調整移動
する第2の位置調整手段としての調整部材62とからな
る。
【0069】支持部材61には、調整部材62のガイド
部の水平面62a,62bを上下方向からはさむよう
に、リブ61a、61bが設けられ、支持部材61は調
整部材62に対して前後方向に移動可能となる。また、
調整部材62には突起部63が設けられ、一方の側板3
1bには前記突起部63が勘合する上下方向の長穴64
が設けられており、調整部材62は側板31bに対して
上下方向に移動可能となる。
【0070】支持部材61を前後に移動することによっ
て、スキャナユニット3が発するレーザーの光路長の偏
りを調整することができ、調整部材62を上下に移動す
ることによって、スキャナユニット3が発するレーザー
の成す平面と感光ドラム1の回転軸との傾きを調整する
ことができる。
【0071】前記支持部材61を移動して、各スキャナ
ユニット3が発するレーザーと感光ドラム1が平行にな
るように、感光ドラム1の傾きとスキャナユニット3ま
での距離の調整を行なった後、支持部材61は感光ドラ
ム1が平行になる位置で外側からビス65により固定さ
れる。
【0072】これにより、縦ステー32に固定されてい
る各スキャナユニット3を基準にして、各感光ドラム1
を平行にすることができる。色ズレのない高品質な画像
形成が可能となる。
【0073】(第2の実施の形態)図7には、第2の実
施の形態が示されている。
【0074】上記第1の実施の形態では、感光ドラムの
位置調整機構をドラム駆動部の無い側の側板31bに設
けた構成を示したが、本実施の形態では、図7に示すよ
うに、ドラム駆動モータ73及びドラム駆動ギア74
(図中二点鎖線)からなるドラム駆動部72側の感光ド
ラム支持部70に設けた構成となっている。ドラム駆動
部72は支持部材71と一体的に構成されている。
【0075】その他の構成および作用については第1の
実施の形態と同一なので、同一の構成部分については同
一の符号を付して、その説明は省略する。
【0076】また、感光ドラム支持部70に設けられた
位置調整機構についても、前後方向に調整移動する第1
の位置調整手段としての支持部材71と、上下方向に調
整移動する第2の位置調整手段としての調整部材(不図
示)を有しているが、その構成は上記第1の実施の形態
と同様なので、ここでは詳しい説明を省略する。
【0077】支持部材71を前後に移動することによっ
て、スキャナユニット3が発するレーザーの光路長の偏
りを調整することができ、前記調整部材を上下に移動す
ることによって、スキャナユニット3が発するレーザー
の成す平面と感光ドラム1の回転軸との傾きを調整する
ことができる。
【0078】そして、支持部材71を移動して、各スキ
ャナユニット3が発するレーザーと感光ドラム1が平行
になるように、感光ドラム1の傾きとスキャナユニット
3までの距離の調整を行なった後、支持部材71は感光
ドラム1が平行になる位置で外側からビス(不図示)に
より固定される。
【0079】支持部材71の移動に伴い、感光ドラム1
及び感光ドラム1の駆動手段たるドラム駆動部72も共
に移動するため、感光ドラム1の軸とドラム駆動ギア7
4の芯ずれは防止され、感光ドラム1のうねりが低減さ
れるとともに、プリント画像のピッチムラを低減するこ
とができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、像担持
体とスキャナユニットの間に、複数のスキャナユニット
を支持する支持部材を設けたので、スキャナユニットの
組み立て及び位置決めが容易となり、簡易な構成で色ズ
レのない高品質な画像形成が可能となる。また、像担持
体とスキャナユニットを別部材で支持したので、無駄な
空間消費を省き装置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体
構成を示す縦断面図である。
【図2】図1の画像形成装置の本体フレームの構成を示
す斜視図である。
【図3】図1の画像形成装置のスキャナユニットの取り
付け方法を示す図である。
【図4】図1の画像形成装置の本体フレームの構成を示
す斜視図である。
【図5】第1の実施の形態の感光ドラムの位置調整機構
の構成を示す図である。
【図6】第1の実施の形態の感光ドラムの位置調整機構
の構成を示す図である。
【図7】第2の実施の形態の感光ドラムの位置調整機構
の構成を示す図である。
【図8】従来の画像形成装置の全体構成を示す縦断面図
である。
【図9】従来の画像形成装置の本体フレームの構成を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d 感光ドラム(像担持体) 3,3a,3b,3c,3d スキャナユニット 7,7a,7b,7c,7d プロセスカートリッジ 31a 右側板(側板) 31b 左側板(側板) 32 縦ステー(支持部材) 41a,41b 突起部(位置決め機構) 42a 位置決め穴(位置決め機構) 42b 長穴(位置決め機構,位置決め穴) 51,51a,51b,51c,51d 突起部 52,52a,52b,52c,52d 嵌合穴 60 感光ドラム支持部 61 支持部材(位置調整機構,第1の位置調整手段) 61a,61b リブ 62 調整部材(位置調整機構,第2の位置調整手段) 70 感光ドラム支持部 71 支持部材(位置調整機構,第1の位置調整手段) 72 ドラム駆動部 73 ドラム駆動モータ 74 ドラム駆動ギア 100 画像形成装置
フロントページの続き Fターム(参考) 2H030 AA01 AA07 AB02 BB02 2H071 BA03 BA04 BA16 BA29 DA02 DA06 DA08 DA13 DA15 EA04 EA06 EA18 2H076 AB05 AB12 AB18 EA01 EA04 EA11 EA24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対峙して設けられた一対の側板に両端部を
    支持された複数の像担持体と、 該複数の像担持体の各々に対向して設けられ、各像担持
    体に光を照射して画像を形成させる複数のスキャナユニ
    ットと、を備えた画像形成装置において、 前記複数の像担持体と前記複数のスキャナユニットの間
    に、前記複数のスキャナユニットを支持する支持部材を
    設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記支持部材は前記一対の側板に架設され
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記複数のスキャナユニットは前記支持部
    材の一の支持面に取り付けられると共に、該複数のスキ
    ャナユニットの各々を前記支持面に対して位置決めする
    位置決め機構を備えたことを特徴とする請求項1または
    2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記位置決め機構は、前記支持部材の支持
    面に設けられた位置決め穴と、前記スキャナユニットに
    設けられた前記位置決め穴に嵌合する突起部からなるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記一対の側板のうち少なくとも一方の側
    板に、前記像担持体の支持位置を調整する位置調整機構
    を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれ
    か1項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記位置調整機構は、前記像担持体の支持
    位置を前記スキャナユニットの照射光と平行な方向に位
    置調整可能な第1の位置調整手段と、垂直な方向に位置
    調整可能な第2の位置調整手段からなることを特徴とす
    る請求項5に記載の画像形成装置。
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