JP4821223B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
電子写真法を利用したカラー画像形成装置には、タンデム方式や4サイクル方式等の方式があるが、一度の通紙でフルカラー画像を高速且つ高画質に形成することのできるタンデム方式が主流となっている。
タンデム方式のカラー画像形成装置は、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニットが並列に配置され、これら画像形成ユニットの各感光体ドラムに、中間転写体である中間転写ベルトが順次接触する経路で周回するように構成されている。そして、周回する中間転写ベルト上に、各画像形成ユニットによってイエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色のトナー像を順次形成して、一旦、多重に一次転写した後、この中間転写ベルトから記録紙上に一括して二次転写し、この記録紙上のトナー像を定着してフルカラーの画像を形成する。
LEDアレイは、所定数のLEDがライン状に配設されて成るLEDチップを、さらに複数直列または千鳥状等に並べて所定長さ(走査幅)に構成される。LEDは、機械的な駆動機構を必要とせず、また液晶素子のようにバックライトを必要としないことから、画像形成装置の小型化および省電力化を図ることができる。このようなLEDプリントヘッドを、前述のタンデム方式のカラー画像形成装置に適用することも行われている。
このLEDプリントヘッドのようなライン状の露光ヘッドを用いた画像形成装置では、高品位の画像形成を行うためには、露光ヘッドを感光体ドラムに対して高い精度で設置する必要がある。特許文献1には、感光体ドラム(像担持体)と露光ヘッド(露光系)とを高い精度で設置する構成が提案されている。これは、露光系と像担持体とを共通の支持部材に設けたものである。
しかし、タンデム方式の画像形成装置のように、並設された複数の画像形成ユニットを共働させて一つの画像を形成するものでは、各画像形成ユニットの露光ヘッドのライン方向(主走査方向、以下これをX軸方向と言う)に、高い設置精度が要求される。
一方、フレームに対する感光体ドラムの回転軸方向(X軸方向)の設置要求精度は、露光保証範囲に感光体が存在すれば良いため、特段厳しいものではない。
つまり、露光ヘッドは、感光体ドラムに対してではなく、その取り付け基準となるフレームに対してX軸方向に高い精度で設置する必要があるものである。
しかし、そうするとLEDプリントヘッドの走査幅の露出保証範囲に対する余裕が小さくなり、前述のごとくLEDプリントヘッドを高い精度で配置しなければならなくなる。その結果、構造の複雑化や組み立て工数の増大を招来し、却ってコストアップとなるという問題があった。
なお、前述の特許文献1に開示の構成では、個々の画像形成ユニットにおいて感光体ドラムに対して露光ヘッドを高い位置精度で配設することができる。しかし、各画像形成ユニット相互の設置関係から要求される露光ヘッドのフレームに対する位置精度を高めることはできないものである。
ここで、露光ヘッドは、たとえば、多数の発光素子が直線状に配置されて成る発光アレイを備えて構成されていることを特徴とする。
図1は本発明の実施の形態が適用された画像形成装置の概略構成図である。図に示す画像形成装置1は、いわゆるタンデム型のカラー画像形成装置である。また、図2はその画像形成ユニット10の拡大図である。
LEDプリントヘッド30は、図1および図2には詳細に示さないが、内部にLEDアレイを備えており、そのLEDアレイを感光体ドラム11と平行として(すなわちX軸方向として)設けられている。そして、図示しない制御部に制御されて画像データに基づいた照射光を射出して、感光体ドラム11の表面の感光体をその軸方向(X軸方向)に主走査し、この主走査と感光体ドラム11の回転によるY軸方向の副走査とによって、感光体ドラム11上に静電潜像を形成する。各画像形成ユニット10Y,10M,10C,10KのLEDプリントヘッド30は、図1および図2には示さないが、感光体ドラム11に対する位置(Z軸方向の位置)を所定の精度として、また、画像形成装置1のフレーム1F(図3参照)に対してX軸方向およびY軸方向に所定の精度で固定されている。その位置決め構造については後に詳述する。
そして、駆動ロール21と、中間転写ベルト20に対して一定の張力を与えると共に経路を規定するテンションロール22と、二次転写部40のバックアップロール42とに掛け回されて、これらのロールによって規定された経路で周回可能に設けられている。
駆動ロール21は、図示しないモータに接続されており、このモータよって回転駆動され中間転写ベルト20を周回駆動する。
中間転写ベルト20の周回経路は、各画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)と対応する下側では水平となっている。
定着装置60は、加熱されるヒートロール61と、このヒートロール61に対向して設けられたプレッシャロール62とで構成されている。プレッシャロール62は、加熱されたヒートロール61に記録用紙Pを押圧して、加熱・加圧によって記録用紙P上にトナー像を固定する。
すなわち、周回駆動(回動)される中間転写ベルト20上に、各画像形成ユニット10にて形成された各色成分のトナー像を、それぞれ順次転写(一次転写)する。そして、中間転写ベルト20上に保持された重ね画像を、用紙搬送機構70によって搬送される記録用紙Pに、二次転写部40で一括転写(二次転写)する。その後、この記録用紙Pに二次転写された画像を定着装置60で定着させて排紙する。一方、二次転写部40で担持するトナー像を記録紙用Pに転写した後の中間転写ベルト20の部位は、移動してクリーニング装置50と対応する位置に至り、残存するトナーが除去される。
図3は、図2のB−B矢視に相当し、画像形成装置のフレーム1Fへの感光体ドラム11とLEDプリントヘッド30の位置決め構造を示す図、図4は図3のC−C断面図である。また、図5は図4から感光体ドラム11を除いた平面図、図6(a)は図5の斜視図である。
フレーム1Fは、画像形成装置1のY軸方向に延設されたアウタフレーム2と、このアウタフレーム2の内側にスタッド2S(図5に示す)によって固定されたY軸方向位置決め部材としてのY軸方向位置決めフレーム3とを備えている。なお、このアウタフレーム2とY軸方向位置決めフレーム3とは、図3および図5には一方側しか示さないが、それぞれ画像形成装置1の前後両側(感光体ドラム11の両軸端側)に配設されているものである。
なお、これらアウタフレーム2とY軸方向位置決めフレーム3とは、記録紙搬送方向(Y軸方向)に対して左右両側にそれぞれ設けられているものである。
すなわち、感光体ドラム11には、側端に感光体ドラム11を回転自在に支持する軸受け11Aが装着されている。その軸受け11AがY軸方向位置決めフレーム3の支持切り欠き部3Aに嵌合し、軸受け11Aの外周面(外輪の外面)が、Z軸位置基準部3ZとY軸位置基準部3Yに圧接されてそれぞれの方向に位置決めされている。尚、Z軸位置基準部3ZとY軸位置基準部3Yへの圧接は、図示しないスプリング等の押圧付勢手段によって行われている。
ここで、LEDプリントヘッド30は、内部にLEDアレイを収容する素子収容部31の両端に背の低い装着部32が延設されて、全体として細長い角軸状の外観を呈している。前後両端の装着部32には、位置決め突起33が突設されている。
ここで、位置決め金具4は、前述のごとく各画像形成ユニット10の配設域全域に亘って設けられており、各画像形成ユニット10のLEDプリントヘッド30は、同一且つ共通の位置決め金具4によって位置決めされているものである。これにより、極めて簡単な構成で、各画像形成ユニット10のLEDプリントヘッド30の相互のX軸方向を極めて高い精度として装着固定することができる。従って、LEDプリントヘッド30の走査幅の露光保証範囲に対する余裕を小さくすることが可能となり、高い装着精度を得るために構造の複雑化や組み立て工数の増大による製造コストの上昇を招来することもなく、コストの低減が可能となるものである。
また、露光手段はLEDアレイを備えるLEDプリントヘッドとして説明したが、これに限るものではなく、液晶シャッターリニアアレイを用いるプリントヘッドに適用しても良い。
さらに、LEDプリントヘッド30のX軸方向の位置決めを行う位置決め金具4の形状は、LEDプリントヘッド30のX軸方向を位置決めする位置決め面4Aを備えれば、たとえば、図6(b)に斜視図を示すようにいわゆるZ曲げによって形成する等、適宜変更可能なものである。また、位置決め金具4は必ずしも必要なものではなく、アウタフレーム2にLEDプリントヘッド30の側端面を直接押し当てて位置決めするように構成しても良いものである。
Claims (4)
- 感光体部材と、当該感光体部材をライン状に露光する露光手段と、を有する画像形成ユ
ニットを、複数備える画像形成装置において、
前記複数の画像形成ユニットの配設域に前記露光手段による露光ライン方向であるX軸方向と直交するY軸方向に沿って設けられ、各露光手段のX軸方向の位置決め基準としての共通の面を有するX軸方向位置決め部材と、
前記複数の画像形成ユニットの配設域に板面が前記Y軸方向に沿って設けられ、各露光手段のY軸方向の位置決め基準として各露光手段の位置に対応してそれぞれ設けられた辺を有する、単一の板状部材で構成されたY軸方向位置決め部材と、
前記各露光手段を、前記X軸方向位置決め部材の前記共通の面に対して押圧するX軸方向の押圧手段と、
前記各露光手段を、前記Y軸方向位置決め部材の前記辺に対して押圧するY軸方向の押圧手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記Y軸方向位置決め部材は、前記感光体部材に対して、前記Y軸方向、及び前記X軸方向と当該Y軸方向のそれぞれに直交する方向であるZ軸方向の位置決めをする辺を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記各露光手段は、前記Z軸方向の位置決めをするための突起を備え、当該突起が前記感光体部材に向けて押圧されることにより、前記各露光手段の前記Z軸方向の位置決めがなされることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記露光手段は、多数の発光素子が直線状に配置されて成る発光アレイを備えて構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置。
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