JPH0777920A - プロセスカートリッジの組立て方法及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジの組立て方法及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JPH0777920A
JPH0777920A JP5224514A JP22451493A JPH0777920A JP H0777920 A JPH0777920 A JP H0777920A JP 5224514 A JP5224514 A JP 5224514A JP 22451493 A JP22451493 A JP 22451493A JP H0777920 A JPH0777920 A JP H0777920A
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Japan
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process cartridge
image forming
forming apparatus
mounting hole
image
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JP5224514A
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English (en)
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Ryuji Araki
龍二 荒木
Hiroo Kobayashi
尋夫 小林
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再利用に際して締結具の取付穴が損傷してい
ても部品を締結可能なプロセスカートリッジの組立て方
法及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供す
る。 【構成】 締結具により組み付けた部品を分解した後再
度組み付けるときに、前記締結具の取付穴を加工して組
み付けることによりプロセスカートリッジを組立てるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成に用いるプロセ
スカートリッジであって、特に再利用可能なプロセスカ
ートリッジの組立て方法及びプロセスカートリッジ及び
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ等の画像形成装置は、一様に帯
電させた像担持体に選択的な露光をして潜像を形成し、
この潜像をトナーで顕像化すると共に、該トナー像を記
録媒体に転写して画像記録を行う。このような装置にあ
っては、トナーが無くなる都度補給しなければならない
が、このトナーの補給作業が煩わしいばかりか、汚れを
伴うこともある。また各部材のメンテナンスは専門のサ
ービスマンでなければ行うことが出来ず、ユーザには不
便を伴うことが多かった。
【0003】そこで、前記像担持体、帯電器、現像器、
クリーニング部等を一体構造にまとめてカートリッジ化
することにより、ユーザが前記カートリッジを装置本体
に装填することによって、トナーの補給や寿命に達した
像担持体の部品交換可能とし、メンテナンスを容易にし
たものが実用化されている。
【0004】このようなカートリッジは近年の地球環境
保護の高まりから、省資源、省エネルギー、ゴミの低減
を目的として、部品の再生、再利用がされ始めている。
【0005】例えば、プロセスカートリッジにあっては
帯電ローラ、現像スリーブ、転写ローラ、定着ローラ、
クリーニングローラ、或いは搬送ローラ等のローラ類等
の部品は製品寿命が長く、カートリッジ内のトナーを使
用した後も使用可能である。そのため最近ではトナー使
用後のカートリッジを回収し、前記ローラ類等の部品を
取り出して再生、再利用(リサイクル)するようになっ
てきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記プ
ロセスカートリッジは、リサイクルに際して以下に述べ
るような課題があった。
【0007】(1)プロセスカートリッジを構成する樹
脂製部品の締結部が圧入ピンと圧入穴によって構成され
ている場合、プロセスカートリッジの使用時、或いは輸
送時、更にはリサイクルのための分解工程において、前
記樹脂製部品の締結部のうち、特に圧入穴側に損傷を生
じ易く、そのまま再利用することが出来なくなり、結果
的にカートリッジのハウジング等はクラッシュしてモー
ルド再生するしかなく、リサイクルのコストアップの要
因となっていた。
【0008】(2)またプロセスカートリッジを構成す
る樹脂製部品がそのまま再利用可能か、クラッシュして
モールド再生しなければならないかを検査、選別する工
程を設けなければならなかった。
【0009】本発明は従来の前記課題を解決するもので
あり、その目的とするところは、再利用に際して締結具
の取付穴が損傷していても部品を締結可能なプロセスカ
ートリッジの組立て方法及びプロセスカートリッジ及び
画像形成装置を提供せんとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、締結具により組み付け
た部品を分解した後再度組み付けるときに、前記締結具
の取付穴を加工して組み付けることによりプロセスカー
トリッジを組立てることを特徴としてなる。
【0011】
【作用】前記構成にあっては、再利用に際して取付穴が
損傷している場合には、該取付穴を切削、或いは樹脂注
入等による加工を行い、前記取付穴を再度使用可能にす
る。これにより、取付穴に締結具を取り付けることによ
り、部品を取り付けることが可能となる。
【0012】
【実施例】次に本発明に係る一実施例を図面を参照して
具体的に説明する。
【0013】〔第一実施例〕図1は本発明に係るプロセ
スカートリッジを装着した画像形成装置の構成模式説明
図、図2はプロセスカートリッジの構成模式説明図であ
る。
【0014】説明の順序として、まずプロセスカートリ
ッジを装着した装置の全体構成を説明し、次に画像形成
装置A及びプロセスカートリッジBの各部の構成につい
て説明し、次にリサイクルに際して部品の再取り付けに
ついて説明する。
【0015】{全体構成}この画像形成装置Aは、図1
に示すように、光学系1から画像情報に基づいた光像を
照射して像担持体である感光体ドラムに現像剤(以下ト
ナー)像を形成する。そして前記トナー像の形成と同期
して記録媒体2を搬送手段3によって搬送し、且つプロ
セスカートリッジBとしてカートリッジ化された画像形
成部において前記感光体ドラムに形成したトナー像を転
写手段4によって記録媒体2に転写し、その記録媒体2
を定着手段5に搬送し、転写トナー像を定着して排出部
6へ排出する。
【0016】前記画像形成部を構成するプロセスカート
リッジBは、図2に示すように、感光体ドラム7を回転
してその表面を帯電手段8によって一様に帯電し、前記
光学系1からの光像を露光部9を介して感光体ドラム7
に露光して潜像を形成し、現像手段10で前記潜像に応じ
たトナー像を形成することにより可視像化する。そして
前記転写手段4でトナー像を記録媒体2に転写した後
は、クリーニング手段11によって感光体ドラム7に残留
したトナーを除去する。尚、前記感光体ドラム7等の各
部品はハウジング12を構成する樹脂製のトナー枠体12a
とクリーニング枠体12b内に収納されてカートリッジ化
されている。
【0017】{画像形成装置}前記画像形成装置Aの各
部の構成について、光学系、搬送手段、転写手段、定着
手段、カートリッジ装着手段の順に説明する。
【0018】(光学系)光学系1は外部装置等から読み
込んだ画像情報に基づいて光照射することによって感光
体ドラム7へ光像を照射するものであり、図1に示すよ
うに、装置本体13にの光学ユニット1a内にレーザーダ
イオード1b、ポリゴンミラー1c、スキャナーモータ
1d、結像レンズ1eが収納してある。
【0019】そして例えばコンピュータやワードプロセ
ッサ等の外部機器から画像信号が与えられると、レーザ
ーダイオード1bが前記画像信号に応じて発光し、ポリ
ゴンミラー1cに画像光として照射する。このポリゴン
ミラー1cはスキャナーモータ1dによって高速回転
し、該ポリゴンミラー1cで反射した画像光が結像レン
ズ1e及び反射ミラー1fを介して回転する感光体ドラ
ム7へ照射し、該ドラム7の表面を選択的に露光して画
像情報に応じた潜像を形成する。
【0020】(記録媒体搬送手段)次に記録媒体2(例
えば記録紙、OHPシート、布或いは薄板等)を搬送す
るための搬送手段3は、装置本体13にカセット3aの装
着部を有し、この装着部に装着したカセット3a内の記
録媒体2をピックアップローラ3bによって上部から一
枚ずつレジストローラ対3c1,3c2へ給送し、このレジ
ストローラ対3c1,3c2が画像形成動作と同期するよう
に記録媒体2を画像転写部に搬送する。そして画像転写
後の記録媒体2を、搬送ローラ3d及びガイド板3eに
よって定着手段5に搬送し、定着後の記録媒体2を排出
ローラ3fによって装置上部に形成した排出部6に排出
する。
【0021】(転写手段)転写手段4は画像形成部で感
光体ドラム7に形成されたトナー像を記録媒体2に転写
するものであり、本実施例の転写手段4は図1に示すよ
うに、転写ローラ4によって構成している。即ち、装着
したプロセスカートリッジBの感光体ドラム7に転写ロ
ーラ4によって記録媒体2を押圧し、該転写ローラ4に
感光体ドラム7に形成されたトナー像と逆極性の電圧を
印加することにより、感光体ドラム7上のトナーを記録
媒体2に転写する。
【0022】(定着手段)定着手段5は前記転写ローラ
4の電圧印加によって記録媒体2に転写したトナー像を
定着させるものである。その構成は図1に示すように、
駆動回転する駆動ローラ5aと、内部にヒータ5bを有
し、前記駆動ローラ5aと圧接して従動回転する定着ロ
ーラ5cとからなる。即ち、画像形成部でトナー像を転
写された記録媒体2が前記駆動ローラ5aと定着ローラ
5c間を通過する際に、両ローラ5a,5cの押圧によ
って圧力が印加され、且つ定着ローラ5cの発熱によっ
て熱を印加され、記録媒体2上のトナーが記録媒体2に
定着する。
【0023】(プロセスカートリッジ装着手段)前記画
像形成装置A内にはプロセスカートリッジBを装着する
ためのカートリッジ装着手段が設けてある。プロセスカ
ートリッジBの装置本体に13に対する着脱は、開閉カバ
ー14を開くことによって行う。即ち、装置本体13の上部
にはヒンジ14aによって開閉可能な開閉カバー14が取り
付けてある。そして前記開閉カバー14を開くと装置本体
13内にはカートリッジ装着スペースが設けてあり、開閉
カバー左右壁面には図示しない左右ガイド部材が取り付
けてある。この左右ガイド部材にはプロセスカートリッ
ジBを挿入するためのガイドが設けてあり、プロセスカ
ートリッジBを前記ガイドに沿って挿入し、開閉カバー
14を閉じることによってプロセスカートリッジBを画像
形成装置Aに装着するようにしている。
【0024】{プロセスカートリッジ}次に前記画像形
成装置Aに装着されるプロセスカートリッジBの各部の
構成について説明する。
【0025】このプロセスカートリッジBは像担持体
と、少なくとも1つのプロセス手段を備えたものであ
る。ここでプロセス手段としては、例えば像担持体の表
面を帯電させる帯電手段、像担持体にトナー像を形成す
る現像手段、像担持体表面に残留したトナーをクリーニ
ングするためのクリーニング手段等がある。本実施例の
プロセスカートリッジBは図2に示すように、像担持体
である電子写真感光体ドラム7の周囲に帯電手段8、露
光部9、現像手段10、クリーニング手段11を配置し、こ
れらをトナー枠体12a及びクリーニング枠体12bからな
るハウジングで覆って一体化し、装置本体13に着脱可能
に構成してる。
【0026】次にプロセスカートリッジBの各部の構成
を、感光体ドラム7、帯電手段8、露光部9、現像手段
10、クリーニング手段11の順に説明する。
【0027】(感光体ドラム)本実施例に係る感光体ド
ラム7は円筒状のアルミニウムからなるドラム基体の外
周面に有機感光層を塗布して構成している。この感光体
ドラム7を枠体に回動可能に取り付け、後述するように
感光体ドラム7の長手方向一方端に固着したフランジギ
ヤに装置本体側に設けた駆動モータの駆動力を伝達する
ことにより、感光体ドラム7を画像形成動作に応じて図
1の矢印方向へ回転させる。
【0028】(帯電手段)帯電手段は前記感光体ドラム
7の表面を一様に帯電させるためのものであり、本実施
例では枠体に帯電ローラ8を回動自在に取り付けた、所
謂接触帯電方法を用いている。帯電ローラ8は金属製の
ローラ軸8aに導電性の弾性層を設け、更にその上に高
抵抗の弾性層を設け、更にその表面に保護膜を設けてな
る。導電性の弾性層はEPDMやNBR等の弾性ゴム層
にカーボンを分散したもので構成し、ローラ軸8aに供
給されるバイアス電圧を導く作用をなす。また高抵抗の
弾性層はウレタンゴム等で構成し、微量の導電性微粉末
を含有するものが一例としてあげられ、感光体ドラム7
のピンホール等導電度の高い帯電ローラが相対した場合
でも、感光体ドラム7へのリーク電流を制限してバイア
ス電圧の急降下を防ぐ作用をなす。また保護層はN−メ
チルメトキシ化ナイロンで構成し、導電性弾性層や高抵
抗の弾性層の塑性物質が、感光体ドラム7に触れて感光
体ドラム7の表面を変質させることがないように作用す
る。
【0029】そして前記帯電ローラ8を感光体ドラム7
に接触させ、画像形成に際しては帯電ローラ8が感光体
ドラム7の回転に従動して回転し、このとき帯電ローラ
8に直流電圧と交流電圧とを重畳して印加することによ
り感光体ドラム7の表面を均一に帯電させる。
【0030】(露光部)露光部9は前記帯電ローラ8に
よって均一に帯電した感光体ドラム7の表面に、光学系
1から照射される光像を露光して該ドラム7表面に静電
潜像を形成するためのものであり、カートリッジ枠体の
上面に前記光像を導くための開口9を設けることによっ
て露光部を構成している。
【0031】(現像手段)現像手段10は、図2に示すよ
うに、トナーを収納するトナー枠体12a内にトナーを収
納してあり、このトナーを送り出すトナー送り部材10a
が回転可能に設けてある。そしてトナー枠体12aの開口
部には内部に非回転の磁石10bを有し、回転することに
よって表面に薄いトナー層を形成する現像スリーブ10c
が感光体ドラム7と微小間隔を隔てて設けてある。
【0032】現像スリーブ10cはアルミニウム製円筒状
部材の表面をサンドブラスト処理等により粗面化し、そ
の上に顔料分散した導電性塗料を塗布して構成してお
り、この現像スリーブ10cの表面にトナー層が形成され
るとき、トナーと現像スリーブ10cとの摩擦によって感
光体ドラム7上の静電潜像を現像するのに充分な摩擦帯
電電荷を得る。またトナーの層厚を規制するために現像
ブレード10dが設けてある。
【0033】(クリーニング手段)クリーニング手段11
の構成は、図2に示すように、感光体ドラム7の表面に
接触し、該ドラム7に残留したトナーを掻き落とすため
のクリーニングブレード11aと、前記掻き落としたトナ
ーを掬い取るために前記ブレード11aの下方に位置し、
且つ感光体ドラム7の表面に弱く接触したスクイシート
11bと、前記掬い取った廃トナーを溜めるための廃トナ
ー溜め11cとで構成している。
【0034】{部品の取り付け}次に部品をピンやビス
等の締結具によって取り付ける構成について、クリーニ
ングブレード11aをクリーニング枠体12bに取り付ける
例を用いて説明する。
【0035】クリーニングブレード11aはゴムブレード
であり、これが板金等からなるブレード支持部材11dに
取り付けられ、この支持部材11dをクリーニング枠体12
bに取り付けている。そのために、図3に示すように、
支持部材11dの長手方向には複数の挿通孔11d1が設けて
あり、クリーニング枠体12bの長手方向には前記挿通孔
11d1に対応した位置に取付穴15が設けてある。そして前
記取付穴15に締結具である圧入ピン16を圧入して固定す
ることにより、ブレード支持部材11dを枠体12bに取り
付けている。
【0036】プロセスカートリッジBの使用時、或いは
輸送時に取付穴15部分に負担がかかり易い。そのため、
リサイクルの分解工程において、前記ピン16を引き抜く
場合、図4(a)に示すにように、取付穴15に損傷を生
じ易い。これは取付穴15が樹脂製である場合には、顕著
に現れる。
【0037】そこで、本実施例では、リサイクルに際し
て図4(a)に示すように損傷した取付穴15をリーマ加
工により切削し、取付穴15の内面を図4(b)に示すよ
うに加工する。即ち、図4(a)に示すように、初期の
取付穴15は、穴径L1 であるものを、図4(b)に示す
ように、加工後の取付穴15′は損傷部分を切削すること
により、大きな穴径L2 とする(L1 <L2 )。そして
加工後の取付穴15′の径にあった圧入ピン16′を用いて
ブレード支持部材11dをクリーニング枠体12bに取り付
け固定する。
【0038】前記のように、取付穴15を加工することに
より、取付穴に損傷を生じた樹脂製枠体であっても、ク
ラッシュしてモールド再生することなく、そのまま再使
用することが可能となる。
【0039】〔第二実施例〕前述した第一実施例では、
損傷を生じた取付穴15の内面を切削するようにした例を
示したが、図5に示すように、損傷を生じた取付穴15の
内面に該損傷部を覆う程度の樹脂17を注入することによ
り、初期の取付穴15の穴径と同等、或いは僅かに小さい
穴径の取付穴15″に加工する。
【0040】このようにすると、前記穴径に適した圧入
ピンとして損傷前の取付穴15に用いた圧入ピン16を用い
ることが可能となる。
【0041】〔他の実施例〕前述した実施例では、締結
具として圧入ピンを用いた例を示したが、締結具として
タッピングビスを用いると共に、取付穴としてタッピン
グビス穴を用いるようにしても、同様の効果を得ること
が出来る。
【0042】また締結具及び取付穴が樹脂製である場合
に限らず、これらが金属製等の他の材質であっても同様
に適用することが可能である。
【0043】更に前述した実施例では、締結具と取付穴
によって取り付ける部品としてクリーニングブレードを
例示したが、これに限定する必要はなく、例えば現像ブ
レード等、ビス止め等によって取り付ける部品全てに適
用することが出来る。
【0044】また前述した本発明に係るプロセスカート
リッジBは前述のように単色の画像を形成する場合のみ
ならず、現像手段を複数設け、複数色の画像(例えば2
色画像、3色画像或いはフルカラー等)を形成するカー
トリッジにも好適に適用することが出来る。
【0045】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0046】また帯電手段の構成も、前述した第一実施
例では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングステンワイヤーの三方周囲
にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワ
イヤーに高電圧を印加することによって生じた正又は負
のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラムの
表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然で
ある。
【0047】尚、前記帯電手段としては前記ローラ型以
外にも、ブレード型(帯電ブレード)、パッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0048】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0049】また前述したプロセスカートリッジとは、
像担持体としての例えば電子写真感光体等と、少なくと
もプロセス手段の1つを備えたものである。従って、そ
のプロセスカートリッジの態様としては、前述した実施
例のもの以外にも、例えば像担持体と帯電手段とを一体
的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするも
の。像担持体と現像手段とを一体化的にカートリッジ化
し、装置本体に着脱可能にするもの。像担持体とクリー
ニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体に
着脱可能にするもの。更には像担持体と、前記プロセス
手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的にカートリ
ッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等がある。
【0050】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体
的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とするもの
をいう。
【0051】また前述した実施例では感光体ドラム7や
現像スリーブ10cをカートリッジ化し、このプロセスカ
ートリッジを装着して画像を形成する装置を例示した
が、これら感光体ドラム7や現像スリーブ10cをカート
リッジ化することなく、装置本体に直接取り付けた画像
形成装置にも、本発明に同様に適用し得るものである。
【0052】更に前述した実施例では画像形成装置とし
てレーザービームプリンタを例示したが、本発明はこれ
に限定する必要はなく、例えば電子写真複写機、ファク
シミリ装置、或いはワードプロセッサ等の他の画像形成
装置に使用することも当然可能である。
【0053】
【発明の効果】本発明は前述したように、締結具により
組み付けた部品を分解した後再度組み付けるときに、前
記締結具の取付穴を切削、或いは樹脂注入等による加工
を行い、前記取付穴を再度使用可能にしたために、取付
穴に再度締結具を取り付けることが可能となり、例えば
プロセスカートリッジのハウジングをクラッシュするこ
となく再利用することが可能となる。従って、リサイク
ルに際してコストダウンが図れると共に、リサイクル工
程を簡単にすることが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るプロセスカートリッジ
を装着した画像形成装置の構成説明図である。
【図2】プロセスカートリッジの構成説明図である。
【図3】締結具によってブレード支持部材を取り付ける
構成説明図である。
【図4】(a)は損傷した取付穴の説明図、(b)は加
工した取付穴に再度ブレード支持部材を取り付けた構成
説明図である。
【図5】損傷した取付穴に樹脂を注入して加工した実施
例の説明図である。
【符号の説明】
A…画像形成装置、B…プロセスカートリッジ、1…光
学系、1a…光学ユニット、1b…レーザーダイオー
ド、1c…ポリゴンミラー、1d…スキャナーモータ、
1e…結像レンズ、1f…反射ミラー、2…記録媒体、
3…搬送手段、3a…カセット、3b…ピックアップロ
ーラ、3c1,3c2…レジストローラ、3d…搬送ロー
ラ、3e…ガイド板、3f…排出ローラ、4…転写手
段、5…定着手段、5a…駆動ローラ、5b…ヒータ、
5c…定着ローラ、6…排出部、7…感光体ドラム、、
8…帯電ローラ、8a…ローラ軸、9…露光部、10…現
像手段、10a…トナー送り部材、10b…磁石、10c…現
像スリーブ、10d…現像ブレード、11…クリーニング手
段、11a…クリーニングブレード、11b…スクイシー
ト、11c…廃トナー溜め、11d…ブレード支持部材、11
d1…挿通孔、12…ハウジング、12a…トナー枠体、12b
…クリーニング枠体、13…装置本体、14…開閉カバー、
14a…ヒンジ、15,15′,15″…取付孔、16,16′,1
6″…圧入ピン、17…樹脂

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に装着可能なプロセス
    カートリッジの組立て方法において、 締結具により組み付けた部品を分解した後再度組み付け
    るときに、前記締結具の取付穴を加工して組み付けるこ
    とを特徴としたプロセスカートリッジの組立て方法。
  2. 【請求項2】 前記加工は、取付穴をリーマによる削り
    加工であることを特徴とする請求項1記載のプロセスカ
    ートリッジの組立て方法。
  3. 【請求項3】 前記加工は、樹脂の注入加工であること
    を特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッジの組
    立て方法。
  4. 【請求項4】 前記締結具はタッピングビスであり、取
    付穴はタッピングビス穴であることを特徴とする請求項
    1記載のプロセスカートリッジの組立て方法
  5. 【請求項5】 前記締結具は圧入ピンであり、取付穴は
    圧入穴であることを特徴とする請求項1記載のプロセス
    カートリッジの組立て方法。
  6. 【請求項6】 前記ビスの取付穴は、合成樹脂で構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のプロセスカー
    トリッジの組立て方法。
  7. 【請求項7】 画像形成装置本体に装着可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 像担持体と、 前記像担持体に作用する少なくとも1つのプロセス手段
    と、 を有し、 締結具を取付穴に取り付けて部品を組立てる際に、前記
    締結具の取付穴を加工して組み付けたことを特徴とする
    プロセスカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記プロセスカートリッジとは、前記プ
    ロセス手段としての帯電手段、現像手段またはクリーニ
    ング手段と前記像担持体としての電子写真感光体とを一
    体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成
    装置本体に対して着脱可能とするものである請求項7記
    載のプロセスカートリッジ。
  9. 【請求項9】 前記プロセスカートリッジとは、前記プ
    ロセス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング
    手段の少なくとも一つと、前記像担持体としての電子写
    真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置
    本体に対して着脱可能とするものである請求項7記載の
    プロセスカートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記プロセスカートリッジとは、少な
    くとも前記プロセス手段としての現像手段と、前記像担
    持体としての電子写真感光体とを一体的にカートリッジ
    化して画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
    ある請求項7記載のプロセスカートリッジ。
  11. 【請求項11】 プロセスカートリッジを装着して記録
    媒体に画像を形成するための画像形成装置において、 像担持体と、前記像担持体に作用する少なくとも1つの
    プロセス手段とを有し、締結具を取付穴に取り付けて部
    品を組立てる際に、前記締結具の取付穴を加工して組み
    付けたプロセスカートリッジを装着するための装着手段
    と、 記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記画像形成装置は、電子写真複写機
    であることを特徴とする請求項11載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記画像形成装置は、レーザービーム
    プリンタであることを特徴とする請求項11記載の画像形
    成装置。
  14. 【請求項14】 前記画像形成装置は、ファクシミリ装
    置であることを特徴とする請求項11記載の画像形成装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6141514A (en) * 1997-12-22 2000-10-31 Canon Kabushiki Kaisha Component reusing system, product capable of being easily disassembled, and disassembling method
JP2006283805A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Kyocera Mita Corp ねじ締結構造及び液体画像形成装置

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