JP2002132000A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002132000A
JP2002132000A JP2000324578A JP2000324578A JP2002132000A JP 2002132000 A JP2002132000 A JP 2002132000A JP 2000324578 A JP2000324578 A JP 2000324578A JP 2000324578 A JP2000324578 A JP 2000324578A JP 2002132000 A JP2002132000 A JP 2002132000A
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image forming
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Shigeru Hoashi
滋 帆足
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスカートリッジとそれに対応する露光
装置とを精度よく位置決めできるようにする。 【解決手段】 第2の取付け板57側の各カップリング
59a〜59dでプロセスカートリッジ30a〜30d
内の各感光ドラムの駆動側を連結自在に接続して保持し
て、開閉蓋ユニット40の開閉蓋41に設けた各プロセ
スカートリッジ受け46a〜46dと作動プレートでプ
ロセスカートリッジ30a〜30d内の感光ドラムの非
駆動側を位置決めして保持し、更に、調整板でプロセス
カートリッジ30a〜30dの上方に配置される光学ユ
ニット7a〜7dの横方向の位置調整を行ない、スペー
サーでプロセスカートリッジ30a〜30dの上方に配
置される光学ユニット7a〜7dの縦向の位置調整を行
なうことにより、プロセスカートリッジ30a〜30d
と光学ユニット7a〜7dとを精度よく位置決めするこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式や静
電記録方式を利用して画像形成を行なう複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像が形成可能な複写機や
プリンタなどの電子写真方式の画像形成装置において、
複数のプロセスカートリッジ内に配置されるドラム型の
電子写真感光体(以下、感光ドラムという)の位置と、
各プロセスカートリッジの上方に配置され、感光ドラム
表面を走査露光して静電潜像を形成させる各光学ユニッ
ト(露光光学ユニット)の位置は、装置本体内に設置し
た前後の側板によって決められていた。
【0003】これらの側板のいずれかの一方の側板に
は、プロセスカートリッジ内の感光ドラムなどを駆動す
るための駆動部が設けられていて、プロセスカートリッ
ジの交換を行うための開口部が側板の一部に設けられて
いる。このプロセスカートリッジを交換するために設け
られた側板の開口部により、プロセスカートリッジの交
換によって新たなプロセスカートリッジを前記開口部か
ら挿入したときの保持部を失うことになるが、この側板
とは別の保持板などによって保持できるように構成され
ていた。
【0004】この保持板には、複数(イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラック)のプロセスカートリッジ毎に設
けられ、各保持板にプロセスカートリッジの感光ドラム
軸を所定の位置に保持する調整機構などが設けられてい
た。このように、従来ではこの保持板の調整機構に対
し、それぞれ対応する前記光学ユニットはステー上に投
げ込みで組み込まれていて、この光学ユニットに対して
プロセスカートリッジの位置調整を行うようにしてい
た。
【0005】また、一枚の保持板で複数のプロセスカー
トリッジを保持する場合には、感光ドラム軸を基準にし
て上下左右の方向にそれぞれ所定の位置に保持する機構
が設けられていた。
【0006】更に、略同形状、各色の複数のプロセスカ
ートリッジをユーザーが所定の場所へ挿入する際に、ユ
ーザーが誤挿入しないように各開口部や各プロセスカー
トリッジの取っ手を色分けしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のカラー
画像が形成可能な画像形成装置では、複数のプロセスカ
ートリッジ(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)
の位置調整機構が必要であり、それぞれイエロー、マゼ
ンタ、シアン、ブラックについて位置調整する機構が設
けられている。
【0008】これらのプロセスカートリッジは、例えば
前側の側板にプロセスカートリッジを着脱するための開
口部とこの開口部の近傍にプロセスカートリッジを押さ
える保持板を設け、後ろ側の側板に感光ドラムなどの駆
動部を設けたカラー画像形成装置の装置本体に取付けら
れたときに、固定されている後ろ側の側板の駆動部を基
準にプロセスカートリッジを取付けていることで、各プ
ロセスカートリッジの位置は前側の保持板によって位置
が規制されている。
【0009】この保持板と後ろ側の側板の駆動部は部品
公差の積み重ねによる位置ズレを持っているので、当然
のことながら隣り合うプロセスカートリッジの位置は公
差の範囲内でばらつきがあり、更に、各プロセスカート
リッジの上方に光学ユニット(露光光学ユニット)を取
付けると、感光ドラム上の照射位置は位置ズレを有して
いることになる。
【0010】また、部品寿命によるプロセスカートリッ
ジの交換動作によって保持板の開閉動作を行うと、プロ
セスカートリッジと光学ユニットの位置が再度ずれるこ
とになる。
【0011】従って、ユーザーが直接プロセスカートリ
ッジを交換しようとすると、光学ユニットとプロセスカ
ートリッジの位置関係が部品公差の積み重ねや交換動作
の再現性といった点で位置ズレを起こし、且つ隣り合う
各プロセスカートリッジ間のばらつきによって、各プロ
セスカートリッジからそれぞれ出力される画像間で書き
出し位置のずれや画像の平行度などを失って高品位な画
像が得にくいといった問題があり、通常のプロセスカー
トリッジの交換動作をユーザーが行っても高品位な画像
が容易に得られることが望ましい。
【0012】また、略同形状の複数のプロセスカートリ
ッジを各色ごとに所定の場所へ誤挿入なしに確実に装着
しなければいけないが、ユーザーが各色に対応する所定
の場所を認識できるように各開口部や各プロセスカート
リッジの取っ手を、挿入するプロセスカートリッジに対
応した色ごとに色分けした場合、着色した別部品を各色
ごとにあらたに設けなくてはならず、コストアップや装
置本体内に余分なスペースを必要としてしまう。
【0013】そこで本発明は、各プロセスカートリッジ
とそれに対応する光学ユニットとを精度よく位置決めす
ることができ、また、各プロセスカートリッジを取付け
る際に、各色同形状のプロセスカートリッジを誤挿入し
ないように確実に案内することができる画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、少なくとも像担持体と、前記像担持体を帯
電する帯電手段と、前記像担持体上に形成された静電潜
像を現像してトナー像として顕像化する現像手段が一体
的に設けられたプロセスカートリッジと、前記像担持体
を走査露光する露光手段と、を少なくとも有し、前記プ
ロセスカートリッジが装置本体の第1の取付け部と第2
の取付け部との間に着脱自在に装着され、前記プロセス
カートリッジの上方に前記露光手段が配置される画像形
成装置において、前記第1の取付け部に設けた前記プロ
セスカートリッジが挿入される開口部に対して、位置決
めして回動自在に配置した前記開口部を開閉自在に塞ぐ
開閉蓋ユニットと、前記第2の取付け部に設けられ、前
記プロセスカートリッジ内の前記像担持体の駆動側を連
結自在に接続して保持する第1の保持手段と、前記開閉
蓋ユニットに設けられ、前記プロセスカートリッジ内の
前記像担持体の非駆動側を位置決めして保持する第2の
保持手段と、前記プロセスカートリッジに対して、前記
プロセスカートリッジの上方に配置される前記露光手段
の横方向の位置調整を行なう第1の位置調整手段と、前
記プロセスカートリッジに対して、前記プロセスカート
リッジの上方に配置される前記露光手段の縦向の位置調
整を行なう第2の位置調整手段と、を備えたことを特徴
としている。
【0015】また、異なる色のトナー像がそれぞれ形成
される複数の前記プロセスカートリッジが、前記第1の
取付け部と前記第2の取付け部との間に着脱自在に装着
され、前記各プロセスカートリッジの上方に前記露光手
段がそれぞれ配置されることを特徴としている。
【0016】また、前記開閉蓋ユニットには、前記各プ
ロセスカートリッジを位置決めして保持する複数の前記
第2の保持手段が設けられ、複数の前記第2の保持手段
は、前記各プロセスカートリッジで形成されるトナー像
の色に対応して着色されることを特徴としている。
【0017】また、複数の前記第2の保持手段にそれぞ
れ着色される色は、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラ
ックであることを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
【0019】〈実施の形態1〉図1は、本発明の実施の
形態1に係る画像形成装置(本実施の形態では、電子写
真方式でインライン型のフルカラープリンタ)を示す概
略構成図である。
【0020】この画像形成装置は、装置本体Aにイエロ
ー色の画像を形成する画像形成部1Yと、マゼンタ色の
画像を形成する画像形成部1Mと、シアン色の画像を形
成する画像形成部1Cと、ブラック色の画像を形成する
画像形成部1Bkの4つの画像形成部(画像形成ユニッ
ト)を備えており、これらの4つの画像形成部1Y,1
M,1C,1Bkは一定の間隔をおいて一列に配置され
ている。
【0021】各画像形成部1Y,1M,1C,1Bkに
は、それぞれ像担持体としての感光ドラム2a,2b,
2c,2dが設置されている。各感光ドラム2a,2
b,2c,2dの周囲には、帯電器3a,3b,3c,
3d、現像装置4a,4b,4c,4d、転写ローラ5
a,5b,5c,5d、ドラムクリーニング装置6a,
6b,6c,6dがそれぞれ設置されており、帯電器3
a,3b,3c,3dと現像装置4a,4b,4c,4
d間の上方には、露光手段としての光学ユニット(露光
光学ユニット)7a,7b,7c,7dがそれぞれ設置
されている。各現像装置4a,4b,4c,4dには、
それぞれイエロートナー、マゼンタトナー、シアントナ
ー、ブラックトナーが収納されている。
【0022】各感光ドラム2a,2b,2c,2dは、
負帯電のOPC感光体でアルミニウム製のドラム基体上
に光導電層を有しており、駆動装置(不図示)によって
矢印方向(反時計方向)に所定のプロセススピードで回
転駆動される。
【0023】帯電手段としての帯電器3a,3b,3
c,3dは、帯電バイアス電源(不図示)から印加され
る帯電バイアスによって各感光ドラム2a,2b,2
c,2d表面を負極性の所定電位に均一に帯電する。
【0024】現像装置4a,4b,4c,4dは、それ
ぞれ感光ドラム2a,2b,2c,2d上に形成される
各静電潜像に各色のトナーを付着させてトナー像として
現像(可視像化)する。現像装置4a,4b,4c,4
dによる現像方法としては、例えばトナー粒子に対して
磁性キャリアを混合したものを現像剤として用いて磁気
力によって搬送し、各感光ドラム2a,2b,2c,2
dに対して接触状態で現像する2成分接触現像法を用い
ることができる。
【0025】転写手段としての転写ローラ5a,5b,
5c,5dは、各1次転写ニップ部Ta,Tb,Tc,
Tdにて無端ベルト状の中間転写体(以下、中間転写ベ
ルトという)8を介して各感光ドラム2a,2b,2
c,2dに当接している。中間転写ベルト8は、駆動ロ
ーラ9、2次転写対向ローラ10、テンションローラ1
1間に張架されており、駆動ローラ9の駆動によって矢
印方向(時計方向)に回転(移動)される。中間転写ベ
ルト8は、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂フィルム、ポリフッ化ビニリデン樹脂フィルム
等のような誘電体樹脂によって構成されている。
【0026】2次転写対向ローラ10は、中間転写ベル
ト8を介して2次転写ローラ12と当接して、2次転写
部Teを形成している。2次転写ローラ12は、中間転
写ベルト8に接離自在に設置されている。中間転写ベル
ト8の外側のテンションローラ11近傍には、中間転写
ベルト8表面に残った転写残トナーを除去して回収する
ベルトクリーニング装置13が設置されている。ベルト
クリーニング装置13には、弾性部材からなる板状のブ
レード部材13aが中間転写ベルト8に当接して設置さ
れている。また、2次転写部Teの転写材搬送方向の下
流側には、定着ローラ14aと加圧ローラ14bを有す
る定着装置14が設置されている。
【0027】ドラムクリーニング装置6a,6b,6
c,6dは、ブレード部材によって感光ドラム2a,2
b,2c,2d表面にそれぞれ残った転写残トナーを除
去して回収する。
【0028】露光手段としての光学ユニット7a、7
b、7c、7dは、ホストコンピュータ(不図示)から
それぞれ入力される画像情報の時系列電気デジタル画素
信号に対応して変調されたレーザ光がレーザ出力部(不
図示)から出力され、高速回転するポリゴンミラー(不
図示)等を介して各感光ドラム2a,2b,2c,2d
表面を走査露光することにより、各帯電器3a,3b,
3c,3dで帯電された各感光ドラム2a,2b,2
c,2d表面に画像情報に応じた各色の静電潜像を形成
する。
【0029】また、図2に示すように、各画像形成部1
Y,1M,1C,1Bk(図では画像形成部1Y)の感
光ドラム2a、帯電器3a、現像装置4a、ドラムクリ
ーニング装置6aは、一体的にカートリッジ化してプロ
セスカートリッジ30aを構成している。プロセスカー
トリッジ30a(他の画像形成部1M,1C,1Bkの
プロセスカートリッジ30b,30c,30d(図3参
照)も同様)は、装置本体Aに対して着脱自在に取付け
られる(プロセスカートリッジ30a,30b,30
c,30dの装置本体Aへの取付けについては後述す
る)。
【0030】次に、上記した画像形成装置による画像形
成動作について説明する。
【0031】画像形成開始信号が発せられると、所定の
プロセススピードで回転駆動される各画像形成部1Y,
1M,1C,1Bkの各感光ドラム2a,2b,2c,
2dは、それぞれ帯電器3a,3b,3c,3dによっ
て一様に負極性に帯電される。そして、光学ユニット7
a,7b,7c,7dは、入力されるカラー色分解され
た画像信号をレーザ出力部(不図示)にて光信号にそれ
ぞれ変換し、変換された光信号であるレーザ光で帯電さ
れた各感光ドラム2a,2b,2c,2d上をそれぞれ
走査露光して静電潜像を形成する。
【0032】そして、先ず感光ドラム2a上に形成され
た静電潜像に、感光ドラム2aの帯電極性(負極性)と
同極性の現像バイアスが印加された現像装置4aにより
イエローのトナーを付着させて、トナー像として可視像
化する。このイエローのトナー像は、感光ドラム2aと
転写ブレード5a間の1次転写部Taにて1次転写バイ
アス(トナーと逆極性(正極性))が印加された転写ロ
ーラ5aにより、回転(移動)している中間転写ベルト
8上に1次転写される。
【0033】イエローのトナー像が転写された中間転写
ベルト8は画像形成部1M側に回転(移動)される。そ
して、画像形成部1Mにおいても、前記同様にして感光
ドラム2bに形成されたマゼンタのトナー像が、中間転
写ベルト8上のイエローのトナー像上に重ね合わせて、
1次転写部Tbにて転写される。
【0034】以下、同様にして中間転写ベルト8上に重
畳転写されたイエロー、マゼンタのトナー像上に、画像
形成部1C,1Bkの感光ドラム2c,2dで形成され
たシアン、ブラックのトナー像を各1次転写部Tc,T
dにて順次重ね合わせて、フルカラーのトナー像を中間
転写ベルト8上に形成する。
【0035】そして、中間転写ベルト8上のフルカラー
のトナー像先端が2次転写対向ローラ10と2次転写ロ
ーラ12間の2次転写部Teに移動されるタイミングに
合わせて、給紙カセット15a,15b又は手差しカセ
ット16から選択されて転写材搬送部17を通して給紙
される転写材(用紙)Pが、レジストローラ18により
2次転写部Teに搬送される。この際、2次転写ローラ
12を中間転写ベルト8を介して2次転写対向ローラ1
0に当接させる。そして、2次転写部Teに搬送された
転写材Pに、2次転写バイアス(トナーと逆極性(正極
性))が印加された2次転写ローラ12によりフルカラ
ーのトナー像が一括して2次転写される。
【0036】フルカラーのトナー像が形成された転写材
Pは定着装置14に搬送されて、定着ローラ14aと加
圧ローラ14b間の定着ニップでフルカラーのトナー像
を加熱、加圧して転写材P表面に熱定着した後に排紙ト
レイ19上に排出して、一連の画像形成動作を終了す
る。
【0037】上記した1次転写時において、各感光ドラ
ム2a,2b,2c,2d上に残留している1次転写残
トナーは、各ドラムクリーニング装置6a,6b,6
c,6dによってそれぞれ除去されて回収される。ま
た、2次転写後に中間転写ベルト8上に残った2次転写
残トナー等は、ベルトクリーニング装置13のブレード
部材13aで掻き取られて回収される。
【0038】また、単色画像(例えばモノクロ画像)を
得る場合は、特定の画像形成部(例えば画像形成部1B
k)より中間転写ベルト8上に単色(例モノクロ画像)
の可視画像が1次転写され、以下上記したフルカラー画
像を形成する場合と同様のプロセスを経て、単色画像を
得ることができる。
【0039】以下、プロセスカートリッジ30a,30
b,30c,30dの装置本体Aへの取付け動作を、図
3乃至図7を参照して説明する。
【0040】本実施の形態の画像形成装置では、図3に
示すように、装置本体Aの前面側の第1の側板50とそ
の背面側の第2の側板57との間にプロセスカートリッ
ジ30a,30b,30c,30dが着脱自在に保持さ
れる構成であり、プロセスカートリッジ30a,30
b,30c,30dは第1の側板50に形成した開口部
50aから挿入される。第1の側板50の開口部50a
には、開閉蓋41を有する開閉蓋ユニット40が設けら
れており、通常時においては開口部50aは開閉蓋ユニ
ット40で塞がれており、プロセスカートリッジ30
a,30b,30c,30dの交換時に開かれる。
【0041】開閉蓋ユニット40は、図4に示すように
開閉蓋41、作動プレート44、開閉蓋ヒンジ軸受け4
5a,45b、プロセスカートリッジ受け46a,46
b,46c,46d、ロックプレート47を有してい
る。
【0042】次に、開閉蓋41上に取付けられた各部材
(作動プレート44、開閉蓋ヒンジ軸受け45a,45
b、プロセスカートリッジ受け46a,46b,46
c,46d、ロックプレート47)の配置について説明
する。
【0043】図4に示すように、開閉蓋41の開閉蓋ヒ
ンジ軸受け位置決め穴43a,43bに開閉蓋ヒンジ軸
受け45a,45bがビス止めされている。開閉蓋41
のプロセスカートリッジ受け位置決め穴42a,42
b,42c,42dは左右の第1基準穴41a,41b
を基準にして正確に位置だしされていて、このプロセス
カートリッジ位置決め穴42a,42b,42c,42
dに対して各プロセスカートリッジ受け46a,46
b,46c,46dの取付け軸(不図示)を嵌合させて
ビス止めすることにより、各プロセスカートリッジ受け
46a,46b,46c,46dは開閉蓋41上に第1
の基準穴41a,41bを基準にして正確に取付けられ
る。
【0044】一方、作動プレート44は、開閉蓋41上
を各プロセスカートリッジ受け46a,46b,46
c,46dの凹部48a,48b,48c,42dの内
側を動作するように配置されている。
【0045】ロックプレート47は、開閉蓋41上を左
右に摺動するように取付けられており、図示しないバネ
によって常に一定方向に保持されている。また、ロック
プレート47には爪係止部47a,47bを有してお
り、この爪係止部47a,47bが第1の側板50に取
付けられたロック爪62,62b(図3参照)に係合す
ることで、開閉蓋ユニット40は第1の側板50に保持
される。
【0046】次に、開閉蓋ユニット40の開閉動作を、
図5、図6を参照して説明する。
【0047】図5に示すように、第1の側板50上にビ
ス止めによって取付けられた側板ヒンジ軸受け51と開
閉蓋ユニット40の開閉蓋ヒンジ軸受け45a,45b
がヒンジ軸52によって回動可能に取付けられている。
また、第1の側板50には、開閉蓋受け53が取付けら
れていて、開閉蓋ユニット40が開いたときのストッパ
ーとなっているので、開閉蓋ユニット40の開動作を行
ったときには開閉蓋受け53に第1の側板50が突き当
たって、開いたときの位置が決定される。
【0048】また、図6に示すように、開閉蓋ユニット
40が開閉蓋受け53に突き当たって開いているときに
は、第1の側板50を基準にして90度以上開いている
ようになっていて、プロセスカートリッジ30a,30
b,30c,30dの着脱が容易にできるようになって
いる。
【0049】また、開閉蓋41の外装54には、ロック
プレート47に連動しロックプレート47が装置本体A
に組み付いたときに解除を行なう第1レバー55と、作
動プレート44に連動し作動プレート44を図5の左右
方向に移動動作させることが可能な第2レバー56を有
している。
【0050】次に、開閉蓋ユニット40を第1の側板5
0に取付けるときの取付け基準について説明する。
【0051】図3に示すように、第1の側板50には各
プロセスカートリッジ30a,30b,30c,30d
を横方向(長手方向)に並べて着脱することが可能なよ
うに開口部50aが設けられている。当然、これらのプ
ロセスカートリッジ30a,30b,30c,30dを
装置本体Aに挿入するときには挿入ガイドが必要であ
り、開口部50aの上方にそれぞれのプロセスカートリ
ッジ30a,30b,30c,30dに対応するように
ガイドレール(不図示)が設けられていて、このガイド
レールに沿ってプロセスカートリッジ30a,30b,
30c,30dは装置本体Aに挿入される。
【0052】装置本体Aに挿入されると第2の側板57
側に配置された駆動ユニット58の各カップリング59
a,59b,59c,59dに、各プロセスカートリッ
ジ30a,30b,30c,30dの駐動連結部(不図
示)が連結自在に接続されることでプロセスカートリッ
ジ30a,30b,30c,30dは駆動力を駆動ユニ
ット58より受けることになる。なお、各カップリング
59a,59b,59c,59dを有する駆動ユニット
58は、第2の側板57に設けられた第3の基準軸(不
図示)を基準にして取付けられており、且つカップリン
グ59a,59b,59c,59dもこの第3の基準軸
を基準に正確に配置されているので、これらカップリン
グ59a,59b,59c,59dは、第2の側板57
の第3の基準軸を基準に正確に配置される。
【0053】この状態ではプロセスカートリッジ30
a,30b,30c,30dの非駆動側(第1の側板5
0側)は保持されていないので、開閉蓋ユニット40に
よって保持することとなる。
【0054】次に、開閉蓋ユニット40の第1の側板5
0への位置決めについて説明する。
【0055】第1の側板50上には第1の基準軸60
a,60bと第2の基準軸61a,61bが設けられて
いる。第1の基準軸60a,60bは第1の側板50に
ビス止めされていて、その内側に同じく第2の基準軸6
1a,61bがビス止めされている。
【0056】一方の第1の基準軸60aに開閉蓋41の
一方の第1の基準穴41aが嵌合し、もう一方の第1の
基準軸60bにもう一方の第1の基準穴41bが入って
いくが、開閉蓋ユニット40は開閉蓋ヒンジ軸受け45
a,45bを支点にして左右にガタ分だけスライドする
ので、この第1の基準穴41bは嵌合することなくガイ
ドとなっている。これにより、開閉蓋ユニット40は第
1の基準軸60aと第1の基準穴41aによって左右方
向の位置が決定される。
【0057】また、上述したように開閉蓋ユニット40
の開閉動作によって開閉蓋41が閉じられると、ロック
爪62a,62bにロックプレート47が係合すること
で開閉蓋ユニット40は、第1の基準軸60a,60b
を基準に取付く。また、開閉蓋ユニット40の開動作を
行うためには、第1レバー55を作動させることでロッ
クの解除ができる。
【0058】以上の構成により、開閉蓋ユニット40は
第1の基準軸60aによって正確に位置決めされること
になる。更に、この第1の基準軸60aは、第1の基準
軸60aと第2の側板57の第3の基準軸(不図示)と
光学ユニット7a,7b,7c,7dが配置される光学
ステー64の取付け基準を、同一線(図3中の線63)
上に配置しているので、それぞれの基準から見たときの
プロセスカートリッジ30a,30b,30c,30d
と光学ユニット7a,7b,7c,7dは等間隔に配置
されているので、同一線上に相対して配置される。
【0059】つまり、プロセスカートリッジ30aは、
第1の基準軸60aを基準にした開閉蓋ユニット40の
プロセスカートリッジ受け46aと第3の基準軸を基準
にした駆動ユニット58のカップリング59aによっ
て、基準軸線(図3中の線63)上に対して略平行に取
付けられていて、それと同様にその他のプロセスカート
リッジ30b,30c,30dもそれぞれ略平行に配置
されている。一方、光学ユニット7a,7b,7c,7
dは光学ステー64の取付け基準を基準にして、それぞ
れのプロセスカートリッジ30a,30b,30c,3
0dに対して略平行になるように位置だしされている。
【0060】これらの保持方法によって、各プロセスカ
ートリッジ30a,30b,30c,30dと各光学ユ
ニット7a,7b,7c,7dは略平行な位置に保持さ
れる。
【0061】次に、各感光ドラム2a,2b,2c,2
dのドラム軸65a,65b,65c,65dの位置決
めについて説明する。
【0062】図4、図7に示すように、開閉蓋41に正
確に位置決めされたプロセスカートリッジ受け46a,
46b,46c,46dには軸受け部48a,48b,
48c,48dがそれぞれ形成されていて、開閉蓋ユニ
ット40の閉動作時に第1の基準軸60a等に嵌合しな
がら、且つ各プロセスカートリッジ30a,30b,3
0c,30dのドラム軸65a,65b,65c,65
dと軸受け部48a,48b,48c,48dが嵌合し
ながら閉じていくことで、プロセスカートリッジ30
a,30b,30c,30dの横方向の位置が第1の基
準軸60a,60bを基準にして決定される。
【0063】一方、縦方向の位置決めは開閉蓋ユニット
40の閉動作後にロックプレート47の爪係止部47
a,47bとロック爪62a,62bが係合して開閉蓋
ユニット40がロックされた後、作動プレート44を左
右方向に作動させて位置を決定する。作動プレート44
には、各ドラム軸65a,65b,65c,65dに嵌
合する嵌合穴44a,44b,44c,44dがそれぞ
れ設けられている。
【0064】各嵌合穴44a,44b,44c,44d
はドラム軸65a,65b,65c,65dより大き
く、嵌合しないように形成された部分とドラム軸65
a,65b,65c,65dに嵌合する部分で鍵穴のよ
うな形状で構成されていて、開閉蓋ユニット40の閉動
作時には、ドラム軸65a,65b,65c,65dに
は当接することない。
【0065】開閉蓋ユニット40が閉じられた後、第2
レバー56を横方向に操作するとドラム軸65a,65
b,65c,65dに各嵌合穴44a,44b,44
c,44dの嵌合部が当接して嵌合し、これと同時に作
動プレート基準穴44e,44fが第1の側板50の第
2の基準軸61a,61bに嵌合することでドラム軸6
5a,65b,65c,65dの位置を一定の方向に付
勢することになる。
【0066】また、これらの嵌合穴44a,44b,4
4c,44dと作動レバー基準穴44e,44fは、同
一線上にドラム軸65a,65b,65c,65dを付
勢するように配置しているので、作動プレート44を横
方向に操作するとプロセスカートリッジ30a,30
b,30c,30dの縦方向の位置を決定することがで
きる。
【0067】以上説明したように、プロセスカートリッ
ジ30a,30b,30c,30dの各ドラム軸65
a,65b,65c,65dは、カップリング59a,
59b,59c,59dと、プロセスカートリッジ受け
46a,46b,46c,46dの軸受け部48a,4
8b,48c,48dと、作動プレート44の嵌合穴4
4a,44b,44c,44dによって位置決めされ、
装置本体Aに正確に保持される。
【0068】なお、ドラム軸65a,65b,65c,
65dの保持に関しては、回転可能な感光ドラム2a,
2b,2c,2dの各ドラム軸65a,65b,65
c,65dは、ベアリング等の軸受け部によって回転自
在に軸支されており、直接回転している感光ドラム2
a,2b,2c,2dの各ドラム軸65a,65b,6
5c,65dを保持しているわけではない。
【0069】また、本実施の形態では、各プロセスカー
トリッジ受け46a,46b,46c,46dは、それ
ぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に塗
装され、各プロセスカートリッジ30a,30b,30
c,30dが装置本体Aに装着される色順に合わせてい
る。
【0070】このように各プロセスカートリッジ受け4
6a,46b,46c,46dを各色(イエロー、マゼ
ンタ、シアン、ブラック)にそれぞれ色分けしておけ
ば、ユーザーがプロセスカートリッジ30a,30b,
30c,30dの脱着の際に開閉扉41を開けると、所
定の色順に並んでいる各プロセスカートリッジ受け46
a,46b,46c,46dによって、どの場所にどの
色のプロセスカートリッジを装着してよいかをユーザー
に一目瞭然に識別させることができ、プロセスカートリ
ッジ30a,30b,30c,30dをそれぞれ所定の
位置に間違えることなく挿入することができる。
【0071】また、ユーザーに対してプロセスカートリ
ッジ30a,30b,30c,30dの色順を指示する
別部材を設置する必要がないので、コストアップを抑え
ることができ、且つその設置スペースも不要となる。
【0072】次に、上述したように保持されたプロセス
カートリッジ30a,30b,30c,30dに対する
各光学ユニット7a,7b,7c,7dの位置を合わせ
について説明する。
【0073】図8に示すように、光学ユニット7a,7
b,7c,7dが上部に配置される光学ステー64に
は、取付け基準となるアッペタッペ68a,68b,6
8cが前後にそれぞれ3個所設けられている。アッペタ
ッペ68a,68b,68cは、第1の側板50と第2
の側板57に係合して取付けられる。
【0074】アッペタッペ68aは、第1の側板50と
第2の側板57に取付けたときの基準となるアッペタッ
ペであり、このアッペタッペ68aのみが第1の側板5
0と第2の側板57に嵌合して取付くとともに、他のア
ッペタッペ68b,68cも含めてアッペタッペ68
a,68b,68cの受け面が光学ステー64の高さの
基準となっている。更に、この基準となるアッペタッペ
68aは、第1の基準軸60a,60bと第3の基準軸
(不図示)と同一線上になるように構成されている。ま
た、光学ステー64には、各光学ユニット7a,7b,
7c,7dを取付けるための角穴66a,66b,66
c,66dと基準穴67a,67b,67c,67dが
それぞれ設けられている。
【0075】また、図9に示すように、各光学ユニット
7a,7b,7c,7d(図では光学ユニット7a)に
は、取付け基準となる回転軸70がそれぞれ設けられて
おり、各光学ユニット7a,7b,7c,7dをこの回
転軸70を基準にして基準穴67a,67b,67c,
67dに回転可能に嵌合させて光学ステー64に取付け
る。
【0076】各光学ユニット7a,7b,7c,7d
は、図9に示すように、レーザー光などの光源(不図
示)から発光された光をミラー等によってL型に折り返
して照射できるように構成されている。このため、各光
学ユニット7a,7b,7c,7dの各光学箱69はL
型に構成されていて、このL型の光学箱69を光学ステ
ー64に取付けると、照射開口部69bを有するL型の
先端部69aが光学ステー64の各角穴66a,66
b,66c,66dに入り込んで組み付けられる。
【0077】そして、各光学ユニット7a,7b,7
c,7dは、取付け基準面71を基準面にしてビス止め
等の手段で光学ステー64上に配置される。
【0078】このように、アッペタッペ68aを基準に
して各光学ユニット7a,7b,7c,7dは、各基準
穴67a,67b,67c,67dを基準にして正確な
位置関係で取付けられることになり、上述したプロセス
カートリッジ30a,30b,30c,30dの取付け
と合わせて、それぞれ相対するプロセスカートリッジ3
0a,30b,30c,30dと光学ユニット7a,7
b,7c,7dは略平行に取付けられる。
【0079】次に、略平行に取付けられたプロセスカー
トリッジ30a,30b,30c,30dと光学ユニッ
ト7a,7b,7c,7dの正確な位置合わせについて
説明する。
【0080】図10に示すように、略平行に取付けられ
たプロセスカートリッジ30a,30b,30c,30
dと光学ユニット7a,7b,7c,7dは、当然のこ
とながら部品公差の積み重ねの範囲内でズレが生じてお
り、このままでは色ズレのない高品位な画像は出力され
ない。上述したようにプロセスカートリッジ30a,3
0b,30c,30dは、駆動ユニット58の各カップ
リング59a,59b,59c,59dと開閉蓋ユニッ
ト40によって保持されていて、このプロセスカートリ
ッジ30a,30b,30c,30dを基準にして光学
ユニット7a,7b,7c,7dを位置合わせしてい
る。
【0081】この状態から、先ず光学ユニット7a,7
b,7c,7dをプロセスカートリッジ30a,30
b,30c,30dに対して横方向の微調整(第1の調
整)を行なう。光学ユニット7a,7b,7c,7d
は、各基準穴67a,67b,67c,67dにそれぞ
れ回転可能に嵌合される各回転軸70を基準にして取付
けられており、光学ユニット7a,7b,7c,7dの
第1の側板50側(図10の左側)の端面に回動自在に
連結している調整治具としての調整板72a,72b,
72c,72dを使って光学ユニット7a,7b,7
c,7dの位置の微調整を行う。
【0082】調整板72a,72b,72c,72d
は、その背面に2本の嵌合軸(不図示)が設けられてい
て光学ステー64に設けられた穴(不図示)に嵌合して
おり、治具(不図示)の操作によって左右に作動する。
調整板72a,72b,72c,72dが左右に作動す
ると、調整板72a,72b,72c,72dと光学ユ
ニット7a,7b,7c,7dは連結しているので、光
学ユニット7a,7b,7c,7dはその回転軸70を
中心に回転することになる。
【0083】この回転軸70は、各感光ドラム2a,2
b,2c,2dに対する各光学ユニット7a,7b,7
c,7dの光軸を基準にして形成されているので、光学
ユニット7a,7b,7c,7dが一連の操作によって
回転すると、プロセスカートリッジ30a,30b,3
0c,30dに対して平行になるように調整される。
【0084】この調整が終了すると、調整板72a,7
2b,72c,72dを光学ステー64に固定すること
により、光学ユニット7a,7b,7c,7dとプロセ
スカートリッジ30a,30b,30c,30dが位置
決めされる。
【0085】そして、上述した第1の調整が終了する
と、光学ユニット7a,7b,7c,7dをプロセスカ
ートリッジ30a,30b,30c,30dに対して縦
方向の微調整(第2の調整)を行なう。
【0086】この第2の調整では、光学ステー64上に
基準面71を基準にして取付けられた光学ユニット7
a,7b,7c,7dに対して、この基準面71に設け
た各受け部71aに高さを調整する各スペーサー73を
入れて高さ方向の調整を行う。本実施の形態では、各光
学ユニット7a,7b,7c,7dの周囲にそれぞれ受
け部71aが4箇所に設けられており、各光学ユニット
7a,7b,7c,7dの2箇所の受け部71aにスペ
ーサー73を入れるようにしている。スペーサー73
は、高さ調整量に応じて所定の厚みの物が用意されてい
る。
【0087】光学ユニット7a,7b,7c,7dの基
準面71の各受け部71aは、スペーサー73がそれぞ
れ入るように形成されている。
【0088】このように、スペーサー73aを使って各
光学ユニット7a,7b,7c,7dの取付け基準面7
1の高さを調整することで、各光学ユニット7a,7
b,7c,7dの傾き及びプロセスカートリッジ30
a,30b,30c,30dとの距離を調整することが
可能となる。そして、この調整後光学ユニット7a,7
b,7c,7dを光学ステー64に固定することによ
り、相対するプロセスカートリッジ30a,30b,3
0c,30dと光学ユニット7a,7b,7c,7dと
の縦方向の調整(第2の調整)が終了する。
【0089】このように本実施の形態では、上述した第
1及び第2の調整によって、プロセスカートリッジ30
a,30b,30c,30dの位置をカップリング59
a,59b,59c,59dと開閉蓋ユニット40によ
って決定するとともに、正確に位置出しし、更にこれら
の取付け基準と光学ステー64の取付け基準を同一線上
に配置し、光学ステー64上の光学ユニット7a,7
b,7c,7dをプロセスカートリッジ30a,30
b,30c,30dに対して合わせ込むことで、各プロ
セスカートリッジ30a,30b,30c,30dとそ
れに対応する光学ユニット7a,7b,7c,7dとを
精度よく位置決めすることができ、画像ズレのない高品
位なカラー画像を得ることができる。
【0090】〈実施の形態2〉図11は、本実施の形態
に係る画像形成装置の開閉蓋ユニットの分解斜視図であ
る。なお、実施の形態1と同一部材には同一符号を付
し、重複する説明は省略する。
【0091】本実施の形態では、開閉蓋ユニット40の
開閉蓋41上に設けた各プロセスカートリッジ受け位置
決め穴42a,42b,42c,42dは、その穴径が
各プロセスカートリッジ30a,30b,30c,30
dの色ごとに異なるように形成した。即ち、プロセスカ
ートリッジ受け位置決め穴42aを一番大きくし、順に
小さくしてプロセスカートリッジ受け位置決め穴42d
を一番小さくする。他の構成は実施の形態1と同様であ
る。
【0092】また、各色に着色されたプロセスカートリ
ッジ受け46a,46b,46c,46dの各取付け軸
(不図示)はそれぞれ、プロセスカートリッジ30a,
30b,30c,30dの色に対応した場所のプロセス
カートリッジ受け位置決め穴42a,42b,42c,
42dの径に対応しており、組立ての際にプロセスカー
トリッジ受け46a,46b,46c,46dが誤った
場所には取付けられないようにしてある。
【0093】このように本実施の形態では、実施の形態
1で得られる効果以外に、組立て時にプロセスカートリ
ッジ受け46a,46b,46c,46dが誤組みされ
ることがなく、更に、各プロセスカートリッジ30a,
30b,30c,30dを誤挿入されることがないよう
に確実に案内することができる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
2の取付け部側の第1の保持手段でプロセスカートリッ
ジ内の像担持体の駆動側を連結自在に接続して保持し
て、開閉蓋ユニットに設けた第2の保持手段でプロセス
カートリッジ内の像担持体の非駆動側を位置決めして保
持し、更に、第1の位置調整手段でプロセスカートリッ
ジの上方に配置される露光手段の横方向の位置調整を行
ない、第2の位置調整手段でプロセスカートリッジの上
方に配置される露光手段の縦向の位置調整を行なうこと
により、プロセスカートリッジと露光手段とを精度よく
位置決めすることができ、高品位な画像を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置を示
す概略構成図。
【図2】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置のプ
ロセスカートリッジを示す概略構成図。
【図3】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の開
閉蓋ユニットと第1、第2の側板の位置関係を説明する
ための図。
【図4】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の開
閉蓋ユニットを示す分解斜視図。
【図5】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の開
閉蓋ユニットを示す側面図。
【図6】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の開
閉蓋ユニットを示す側面図。
【図7】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の第
1の側板に設けた開閉蓋ユニットを示す斜視図。
【図8】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の光
学ステーを示す斜視図。
【図9】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の光
学ユニットの光学箱を示す側面図。
【図10】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の
光学ユニットの位置調整を説明するための図。
【図11】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の
開閉蓋ユニットを示す分解斜視図。
【符号の説明】
1Y,1M,1C,1Bk 画像形成部 2a,2b,2c,2d 感光ドラム(像担持
体) 3a,3b,3c,3d 帯電器(帯電手段) 4a,4b,4c,4d 現像装置(現像手段) 5a,5b,5c,5d 転写ローラ 7a,7b,7c,7d 光学ユニット(露光手
段) 8 転写ベルト 14 定着装置 30a,30b,30c,30d プロセスカート
リッジ 40 開閉蓋ユニット 41 開閉蓋 42a,42b,42c,42d プロセスカート
リッジ受け位置決め穴 44 作動プレート(第2の保持手段) 46a,46b,46c,46d プロセスカート
リッジ受け(第2の保持手段) 47 ロックプレート 50 第1の側板(第1の取付け部) 57 第2の側板(第2の取付け部) 59a,59b,59c,59d カップリング
(第1の保持手段) 64 光学ステー 67a,67b,67c,67d 基準穴 71a 受け部 72a,72b,72c,72d 調整板(第1の
位置調整手段) 73 スペーサー(第2の位置調整手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも像担持体と、前記像担持体を
    帯電する帯電手段と、前記像担持体上に形成された静電
    潜像を現像してトナー像として顕像化する現像手段が一
    体的に設けられたプロセスカートリッジと、前記像担持
    体を走査露光する露光手段と、を少なくとも有し、前記
    プロセスカートリッジが装置本体の第1の取付け部と第
    2の取付け部との間に着脱自在に装着され、前記プロセ
    スカートリッジの上方に前記露光手段が配置される画像
    形成装置において、 前記第1の取付け部に設けた前記プロセスカートリッジ
    が挿入される開口部に対して、位置決めして回動自在に
    配置した前記開口部を開閉自在に塞ぐ開閉蓋ユニット
    と、 前記第2の取付け部に設けられ、前記プロセスカートリ
    ッジ内の前記像担持体の駆動側を連結自在に接続して保
    持する第1の保持手段と、 前記開閉蓋ユニットに設けられ、前記プロセスカートリ
    ッジ内の前記像担持体の非駆動側を位置決めして保持す
    る第2の保持手段と、 前記プロセスカートリッジに対して、前記プロセスカー
    トリッジの上方に配置される前記露光手段の横方向の位
    置調整を行なう第1の位置調整手段と、 前記プロセスカートリッジに対して、前記プロセスカー
    トリッジの上方に配置される前記露光手段の縦向の位置
    調整を行なう第2の位置調整手段と、を備えた、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 異なる色のトナー像がそれぞれ形成され
    る複数の前記プロセスカートリッジが、前記第1の取付
    け部と前記第2の取付け部との間に着脱自在に装着さ
    れ、前記各プロセスカートリッジの上方に前記露光手段
    がそれぞれ配置される、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記開閉蓋ユニットには、前記各プロセ
    スカートリッジを位置決めして保持する複数の前記第2
    の保持手段が設けられ、複数の前記第2の保持手段は、
    前記各プロセスカートリッジで形成されるトナー像の色
    に対応して着色される、 ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 複数の前記第2の保持手段にそれぞれ着
    色される色は、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラック
    である、 ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
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