JP2002318480A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002318480A
JP2002318480A JP2001123943A JP2001123943A JP2002318480A JP 2002318480 A JP2002318480 A JP 2002318480A JP 2001123943 A JP2001123943 A JP 2001123943A JP 2001123943 A JP2001123943 A JP 2001123943A JP 2002318480 A JP2002318480 A JP 2002318480A
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opening
process cartridge
image forming
closing lid
forming apparatus
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Takuo Nada
卓生 名田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、トナー補給容器とプロセスカート
リッジの双方を装置前面から挿入する構成において、こ
れらが所定の位置に確実に設置されたことを使用者に認
識させ、正確な画像を形成しうる画像形成装置を提供す
ることを目的としている。 【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明に係
る画像形成装置の代表的な構成は、少なくとも像担持体
とこれを現像する現像手段とを一体に構成した複数のプ
ロセスカートリッジと、前記プロセスカートリッジにト
ナーを供給する複数のトナー補給容器とを有し、前記プ
ロセスカートリッジ及びトナー補給容器を装置前面から
着脱可能に構成した画像形成装置において、前記複数の
トナー補給容器の挿入経路を夫々遮断する複数の遮蔽手
段と、前記複数のプロセスカートリッジの挿入経路を全
て遮断する開閉蓋とを備え、前記遮蔽手段と、前記開閉
蓋は独立して動作するよう構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の像担持体
と、これに対して着脱可能な複数のトナー補給容器を有
する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を採用するカラー画像形成
装置においては、複数の像担持体上にシアン、マゼン
タ、イエロー、ブラックの各色のトナー像を形成し、重
ね合わせることによりカラー画像を形成している。かか
る像担持体は帯電器や現像器などと共に一体に構成さ
れ、装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジ
として提供される場合が多い。またトナー補給容器も、
プロセスカートリッジと一体に構成されたり、またプロ
セスカートリッジとは独立に装置本体に着脱可能とし、
交換することによりトナーを補給するよう構成される場
合が多い。
【0003】上記プロセスカートリッジとトナー補給容
器を独立に構成する場合においては、トナー補給容器は
装置前面から挿入し、プロセスカートリッジは装置前面
に引き出し可能なフレームの中に上方から挿入する構成
や、トナー補給容器とプロセスカートリッジを共に装置
上方から挿入する構成などが知られている。いずれの構
成にあっても、トナー補給容器、およびプロセスカート
リッジが所定の位置に設置されない場合は、正確な画像
を形成することができない。そこで、設置位置の正確さ
を担保するために、従来から以下のように構成されてい
る。
【0004】まず、トナー補給容器は装置前面から挿入
し、プロセスカートリッジは装置前面に引き出し可能な
フレームの中に上方から挿入する構成について説明す
る。かかる構成にあっては、トナー補給容器が所定の位
置に設置されるとトナー補給容器を固定する機構が動作
したり、その挿入経路を遮断するレバーが動作可能にな
ったりすることで、使用者に確実にトナー補給容器を設
置させる。一方プロセスカートリッジのフレームへの上
方からの挿入は、挿入、すなわち高さ方向の位置が不完
全な場合にはフレームを本体に装着することを不可能と
することで、使用者に挿入の不完全を知らせる。
【0005】なお、プロセスカートリッジの挿入方向に
直交する方向、すなわち被転写材搬送方向と画像の走査
方向は、フレームの側板に設けられたガイドと、一方の
側板へ付勢して固定する機構によって決定される。
【0006】またトナー補給容器とプロセスカートリッ
ジを共に装置上方から挿入する構成においては、トナー
補給容器とプロセスカートリッジの上方からの挿入、す
なわち高さ方向の位置が不完全な場合には装置上面が閉
まらなくすることで、使用者に挿入の不完全を知らせる
ことができる。
【0007】なお、トナー補給容器とプロセスカートリ
ッジの挿入方向に直交する方向、すなわち被転写材搬送
方向と画像の走査方向は、装置の側板に設けられたガイ
ドと、一方の側板へ付勢して固定する機構によって決定
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記プロセスカ
ートリッジを装置前面に引き出し可能なフレームの中に
上方から挿入する構成にあっては、フレームの重量が重
く、またプロセスカートリッジを複数個設置した状態で
はより一層重くなるため、使用者による操作性に問題が
ある。さらに、装置全体としても大きな重量増加とコス
ト増を招くこととなる。
【0009】また装置上方からプロセスカートリッジ等
を挿入する構成にあっては、装置の高さが低い場合には
問題ないが、高い場合には使用者がプロセスカートリッ
ジ等を挿入するのが困難であるという問題がある。
【0010】さらに、プロセスカートリッジを装置前面
から挿入する構成については上記従来例になく、使用者
にプロセスカートリッジが所定の位置に設置されたかど
うかを認識させるためには、上記従来の構成で実施され
ている構成はとれない。
【0011】そこで本発明は、トナー補給容器とプロセ
スカートリッジの双方を装置前面から挿入する構成にお
いて、これらが所定の位置に確実に設置されたことを使
用者に認識させ、正確な画像を形成しうる画像形成装置
を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、少な
くとも像担持体とこれを現像する現像手段とを一体に構
成した複数のプロセスカートリッジと、前記プロセスカ
ートリッジにトナーを供給する複数のトナー補給容器と
を有し、前記プロセスカートリッジ及びトナー補給容器
を装置前面から着脱可能に構成した画像形成装置におい
て、前記複数のトナー補給容器の挿入経路を夫々遮断す
る複数の遮蔽手段と、前記複数のプロセスカートリッジ
の挿入経路を全て遮断する開閉蓋とを備え、前記遮蔽手
段と、前記開閉蓋は独立して動作するよう構成したこと
を特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る画像形成装置の実施
形態について、図を用いて説明する。図1は本実施形態
に係る画像形成装置の全体構成図、図2は画像形成装置
の内部を説明する分解斜視図、図3及び図4は遮蔽手段
を説明する図、図5は開閉蓋の機構を説明する図、図6
及び図7は開閉蓋とヒンジ軸受けの関係を説明する図、
図8は作動プレートを説明する図である。
【0014】(全体構成)まず、図1を用いて画像形成
装置の全体構成について説明する。本実施形態に係る画
像形成装置は電子写真方式を採用したカラー画像形成装
置であって、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック各
色のトナー像を形成する4つのプロセスカートリッジ10
Y、10M、10C、10Kを備えている。各プロセスカート
リッジ10は同一構造とされ、それぞれ像担持体である感
光体ドラム12、帯電手段13、現像装置14、及びクリーニ
ング装置15が一体的に構成されている。一方、画像形成
装置本体は各プロセスカートリッジ10を着脱する複数の
現像形成ステーションを備えており、さらにレーザ光を
照射する光学ユニット20Y、20M、20C、20K、中間転
写体ユニット30、被転写材搬送ユニット40、定着ユニッ
ト50などを備えている。
【0015】中間転写体ユニット30は無端ベルトである
転写ベルト31、転写ベルト31を回転可能に支持する3つ
のローラ32、33、34、各感光体ドラム12に形成されたト
ナー像を転写ベルト31に転写する一次転写ローラ35、及
び転写ベルト31上に転写されたトナー像を更に被転写材
Pに転写する二次転写ローラ36を備えている。被転写材
搬送ユニット40は、各給送カセット41若しくは給送トレ
イ42から被転写材Pを二次転写領域に搬送するピックア
ップローラ43、給送ローラ44、搬送ローラ45、及びレジ
ストローラ46などを備えている。定着ユニット50は、定
着ローラ51及び加圧ローラ52を備え、被転写材P上のト
ナー像に熱と圧力を加えることで定着を行う。
【0016】上記構成において、まず1色目、例えばブ
ラックのプロセスカートリッジ10Kにおいて、感光体ド
ラム12が帯電手段13によって一様に帯電された後に、光
学ユニット20Kから照射されたレーザ光22によって潜像
が形成され、この潜像が現像装置14によって顕像化され
てトナー像が形成される。感光体ドラム12上に形成され
たトナー像は一次転写ローラ35の作用によって転写ベル
ト31上に一次転写される。一次転写が終了した感光体ド
ラム12はクリーニング装置15によってクリーニングさ
れ、次の画像形成に供される。
【0017】同様の画像形成工程がイエロー、マゼン
タ、シアンの各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C
においても行われて各色のトナー像が形成され、先に形
成されたトナー像に順番に重畳される。
【0018】一方、被転写材Pが給送カセット41または
給送トレイ42から被転写材搬送ユニット40によって二次
転写領域に搬送され、二次転写ローラ36の作用によって
転写ベルト31上に形成されたトナー像が被転写材Pに転
写される。トナー像を転写された被転写材Pは定着ユニ
ット50に搬送され、定着ローラ51と加圧ローラ52のニッ
プ部にてトナー像が定着され、排出ローラ55によって排
出トレイ56上に排出、積載される。
【0019】(トナー補給容器及びプロセスカートリッ
ジの配置構成)次に、図2乃至図8を用いて本発明の特
徴部分であるトナー補給容器610Y、610M、610C、610
Kとプロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10Kの配
置構成について説明する。
【0020】図2において、光学ユニット20Y、20M、
20C、20Kは光学ステー80のS開口部82Y、82M、82
C、82Kに挿入されることにより、被転写材Pの搬送方
向に並べて設置される。光学ステー80は前側板60と後側
板65によって保持され、ステー差込部84を前側板60と後
側板65のステー差込穴64に挿入することで被転写材搬送
方向と高さ方向の位置が決定される。
【0021】光学ユニット20は、光学ステー80上に設け
られた回転中心穴83を中心に回動可能に取り付けられて
いる。そして傾き調整軸21に係合した傾き調整板85をス
ライドエンボス86に沿って動作させることにより感光体
ドラム軸12aと画像の走査線の位置を決定した後に、光
学ステー80に固定される。
【0022】前側板60にはトナー補給容器610を挿入す
るためのT開口部69Y、69M、69C、69K、プロセスカ
ートリッジ10を挿入するための全てのステーションに対
応する一つのP開口部61が設けられている。各T開口部
69には、夫々トナー補給容器610の挿入経路を遮断可能
な遮蔽手段としてのTロックレバー600が設けられてい
る。またP開口部61の近傍には、P開口部61から挿入さ
れたプロセスカートリッジ10を保持し、且つプロセスカ
ートリッジ10の挿入経路を全て遮断する開閉蓋ユニット
500が設けられている。
【0023】後側板65には、T開口部69に対応する位置
にトナー補給容器610を駆動するT駆動ユニット95を配
置し、またP開口部61に対応する位置にプロセスカート
リッジ10を駆動するP駆動ユニット90を配置している。
【0024】トナー補給容器610はT開口部69から挿入
されると、後側板65に設置されたT駆動ユニット95のT
カップリング96に連結され、T駆動ユニット95からの駆
動力を伝達される。トナー補給容器610はトナーを内包
し、図示しないスクリュー等の回転体によって図示しな
い補給口よりプロセスカートリッジ10にトナーを供給す
る。
【0025】プロセスカートリッジ10はP開口部61に挿
入することにより被転写材搬送方向に配列される。P開
口部61の上方には夫々のプロセスカートリッジ10に対応
するガイドレール(不図示)が設けられており、プロセ
スカートリッジ10はこれに沿って装置本体に挿入され
る。プロセスカートリッジ10は装置本体に挿入されると
後側板65に配置されたP駆動ユニット90の各Pカップリ
ング91に連結され、P駆動ユニット90からの駆動力を伝
達される。
【0026】(遮蔽手段)
【0027】図3に示すようにTロックレバー600Y、6
00M、600C、600Kは各T開口部69の近傍に、例えばT
ロックレバー回転軸601を中心に回転可能に取り付けら
れている。そして図3に示す如く回動することにより、
図3に示す開状態から、図4に示す閉状態となってトナ
ー補給容器の挿入経路を遮断することが可能である。ま
た、Tロックレバー600は図示しないストッパーにより
開状態から閉状態まで動作範囲が規定されている。
【0027】トナー補給容器610が未挿入の場合には、
Tロックレバー600は自由に開閉可能である。トナー補
給容器610を挿入する際にはTロックレバー600を動作さ
せて開状態とし、図示しないガイドにトナー補給容器61
0を沿わせて挿入する。トナー補給容器610が所定の位置
まで挿入されていない場合には、Tロックレバー600は
トナー補給容器610に当接し、閉状態とすることができ
ない。トナー補給容器610が所定の位置まで挿入される
と、Tロックレバー600を動作させることが可能とな
り、閉状態とすることができる。
【0028】このようにトナー補給容器610が挿入の途
中ではTロックレバー600を動作させることはできない
ため、使用者にトナー補給容器610が完全に挿入されて
いないことを認識させることができる。
【0029】また、Tロックレバー600Y、600M、600
C、600Kはそれぞれ独立して動作可能な構成となって
いる。すなわち、例えばTロックレバー600Yが開状態
でも閉状態でも、他のTロックレバー600は動作可能な
構成となっている。
【0030】(開閉蓋)開閉蓋ユニット500は、図3に
示すように前側板60のP開口部61近傍に開閉可能に設け
られており、図4に示すように開閉蓋ユニット500を閉
状態としたときはP開口部61を全て覆う構成となってい
る。なお開閉蓋ユニット500が一つで全てのP開口部61
を多う構成となっているのは、開閉蓋ユニットに各感光
体ドラム軸12aを位置決めする機構が構成されているた
めであり、P開口部61ごとに開閉蓋ユニットを設ける構
成に比べて位置決めのためには有利だからである。
【0031】プロセスカートリッジ10が未挿入の場合に
は、開閉蓋ユニット500は自由に開閉可能である。プロ
セスカートリッジ10を挿入する際には開閉蓋ユニット50
0を開状態とし、P開口部61よりプロセスカートリッジ1
0を上記ガイドレールに沿って挿入する。プロセスカー
トリッジ10が所定の位置まで挿入されていない場合に
は、開閉蓋ユニット500はプロセスカートリッジ10に当
接し、閉状態とすることができない。プロセスカートリ
ッジが所定の位置まで挿入されると、開閉蓋ユニット50
0を動作させることが可能となり、閉状態とすることが
できる。また、開閉蓋ユニット500はプロセスカートリ
ッジ10を、複数あるステーションの全てに挿入しなくと
も開閉動作が可能である。
【0032】このようにプロセスカートリッジが挿入の
途中では開閉蓋ユニット500を動作させることはできな
いため、使用者にプロセスカートリッジが完全に挿入さ
れていないことを認識させることができる。
【0033】また、Tロックレバー600や開閉蓋ユニッ
ト500を開状態にしたままや、開状態と閉状態の途中の
状態では、前側板60に設置された前扉700を閉めようと
する際に前扉700の裏側に設けられた干渉板705とTロッ
クレバー600や開閉蓋ユニット500が当接し前扉700を完
全に閉めることが不可能となる。このとき前扉700が完
全に閉まったどうかを検出するセンサーを設置しておけ
ば、前扉700が完全に閉まっていない状態では装置を動
作させないことが可能となる。
【0034】これによりユーザーにTロックレバー600
あるいは開閉蓋ユニット500が閉状態となっていないこ
とを認識させることが可能となる。なお前扉700は前側
板60全体を覆うように構成された例えば左前扉700Lと図
示しない右前扉の2つで構成され、左前扉700Lに構成さ
れた左前扉支持部材702と前側板60に構成された左前扉
回転軸701が嵌合して開閉自在に設置されている。図示
しない右前扉についても同一の構成となっている。
【0035】また、上記Tロックレバー600と開閉蓋ユ
ニット500はそれぞれ独立して動作させることが可能な
構成となっている。すなわち開閉蓋ユニット500が開状
態でも閉状態でもTロックレバー600を動作させること
は可能であり、その逆のTロックレバー600が開状態で
も閉状態でも、開閉蓋ユニット500を動作させることは
可能である。
【0036】図5に示すように、開閉蓋ユニット500
は、プロセスカートリッジ10の全ての挿入経路を遮断可
能な開閉蓋100に、作動プレート110、開閉蓋ヒンジ軸受
け120、カートリッジ受け200、ロックプレート300が取
り付けられている。開閉蓋100の一端には第一基準穴101
を有し、カートリッジ受け200の位置決め穴102を正確に
位置出ししている。また開閉蓋100の下部には開閉蓋ヒ
ンジ軸受け120を取り付けるための位置決め穴103を設け
ている。一方、作動プレート110は開閉蓋100上をカート
リッジ受け200の軸受け部201の内側を動作するように配
置されている。またロックプレート300は開閉蓋100上を
左右に擦動可能に取り付けられており、図示しないバネ
によって常に一定方向に付勢保持されている。ロックプ
レート300は爪係止部301が前側板60に取り付けられたロ
ック爪302(図2参照)に係合することで、開閉蓋ユニ
ット500を前側板60に固定している。
【0037】図6に示すように、開閉蓋ユニット500
は、開閉蓋ユニット500の開閉蓋ヒンジ軸受け120と、前
側板60の側板ヒンジ軸受け70に挿通したヒンジ軸121に
よって前側板60に回動可能に取り付けられている。また
前側板60には開閉蓋受け71が取り付けられており、開閉
蓋ユニット500が開いた際のストッパとなっている。こ
れにより開閉蓋ユニット500の開動作を行ったときに
は、開閉蓋受け71に開閉蓋100の外装105の一部が当接
し、開状態の位置が決定される。また図7に示すよう
に、開閉蓋ユニット500が開閉蓋受け71に当接している
際には前側板60から90度以上開くよう構成されており、
プロセスカートリッジ10の着脱が容易にできるように構
成されている。
【0038】また開閉蓋ユニット500の外装105からは、
第一操作レバー400、第二操作レバー410が突出して設け
られている。第一操作レバー400はロックプレート300に
連動し、ロックプレート300を被転写材搬送方向に摺動
させられるため、本体のロック爪302に組み付いた状態
から解除することが可能となっている。また第二操作レ
バー410は作動プレート110に連動し、作動プレート110
を左右に動作させることが可能となっている。
【0039】(開閉蓋とプロセスカートリッジの取り付
け)図2に示したように、プロセスカートリッジ10は、
上述した如くP開口部61に挿入することにより後側板65
に配置されたP駆動ユニット90のPカップリング91に連
結される。P駆動ユニット90は後側板65に設けられた第
三基準軸66を基準に取り付けられており、かつPカップ
リング91もこの第三基準軸66を基準に正確に設置されて
いるため、これらPカップリング91の位置は後側板65の
第三基準軸66に正確に配置されていることとなる。
【0040】この状態では、プロセスカートリッジ10の
非駆動側(P開口部61側)は保持されていないので、開
閉蓋ユニット500によって保持することとなる。プロセ
スカートリッジ10の非駆動側は、感光体ドラム軸12a
を、開閉蓋100に正確に位置決めされたカートリッジ受
け200の軸受け部201に嵌合させることによって位置決め
される。
【0041】開閉蓋ユニット500の前側板60への位置決
めは、以下のようになっている。図2及び図8に示すよ
うに、前側板60には第一基準軸62と第二基準軸63が配置
されている。第一基準軸62は前側板60のP開口部61の給
送側に固定されている。同様に、第二基準軸63は前側板
60のP開口部61の排出側に固定されている。一方、開閉
蓋ユニット500はヒンジ軸121に沿って、ガタ分だけ被転
写材搬送方向にスライド可能である。そして第一基準軸
62に開閉蓋100の第一基準穴101を嵌合させることによ
り、被転写材搬送方向の位置が決定される。これにより
感光体ドラム軸12aも位置決めされ、プロセスカートリ
ッジ10の被転写材搬送方向の位置が第一基準軸62を基準
として決定される。
【0042】なお、第一基準軸62と後側板65の第三基準
軸66(図2参照)は、複数の光学ユニット20を有する光
学ステー80の取り付け基準と同一線上(図2中81)に配
置しており、駆動ユニット90と開閉蓋ユニット500の取
り付け公差を最小にすることが可能な配置になってい
る。
【0043】プロセスカートリッジ10の被転写材搬送方
向と直交する方向の位置決めは、開閉蓋ユニット500を
閉じてロックプレート300とロック爪302とが係合した後
に、作動プレート110を被転写材搬送方向に動作させる
ことにより行う。この作動プレート110には各感光体ド
ラム軸12aに対応して嵌合穴111が設けられている。嵌
合穴111は、感光体ドラム軸12aよりも大きく嵌合しな
いように形成された部分と、感光体ドラム軸12aに嵌合
する部分とからなり、鍵穴のような形状を成している。
従って嵌合穴111は、開閉蓋ユニット500を閉じる際には
感光体ドラム軸12aに当接することはない。
【0044】また作動プレート110の一端には第一基準
軸62に嵌合する第二基準穴112aが設けられている。こ
の第二基準穴112aも嵌合穴111と同様に鍵穴のような形
状を成している。更に作動プレート110の他端には当接
部112bが形成されており、作動プレート110を被転写材
搬送方向に動作させると第二基準軸63に当接するように
構成されている。従って、開閉蓋ユニット500を閉じる
際には第二基準穴112aが第一基準軸62に当接すること
なく、また当接部112bが第二基準軸63に当接すること
はない。
【0045】そして開閉蓋ユニット500が閉じられた後
に、開閉蓋100の外装105側より第二操作レバー410を被
転写材搬送方向に操作すると、各感光体ドラム軸12aに
嵌合穴111が嵌合し、第二基準穴112aが第一基準軸62と
嵌合し、当接部112bが第二基準軸63に当接する。これ
により、感光体ドラム軸12aの位置を一定の方向に付勢
することとなり、位置決めすることができる。
【0046】また、これらの嵌合穴111、第二基準穴112
a、当接部112bは同一線上に感光体ドラム軸12aを付
勢するように配置されているため、作動プレート110を
装着することにより、プロセスカートリッジ10の上下方
向の位置決めもすることができる。
【0047】上記説明した如く、プロセスカートリッジ
10の駆動側はP駆動ユニット90のPカップリング91を基
準に取り付けられ、非駆動側は前側板60に対して位置決
めされる開閉蓋ユニット500が有するカートリッジ受け2
00および作動プレート110によって位置決めされること
により、装置本体に対し正確に位置決めすることができ
る。
【0048】(他の実施形態)なお、感光体ドラム軸12
aの保持に関しては、回転可能な感光体ドラム軸12aを
ベアリング等の手段によってホルダなどの部品を介して
保持していることを示しており、直接回転している感光
体ドラム軸12aを保持しているわけではない。
【0049】また、上記実施形態においては画像形成装
置本体に対して着脱可能なトナー補給容器として、トナ
ーを内包し、プロセスカートリッジ10にトナー補給する
ためのスクリューを一体に有するトナー補給容器610を
例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0050】またプロセスカートリッジ10として感光体
ドラムと、該感光体ドラム12に作用するプロセス手段と
しての帯電手段13、現像装置14、クリーニング装置15を
一体に有するプロセスカートリッジ10を例示したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば前記プロ
セス手段のうちいずれか一つを一体に有するものであれ
ばよい。
【0051】更に感光体ドラム12等からなるプロセスカ
ートリッジ10が装置本体に対して着脱可能な構成を例示
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば感光体ドラム12等の各構成部材がそれぞれ着脱自在な
ユニットとして構成された装置であってもよい。
【0052】また画像形成装置としてプリンタを例示し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば
複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置であっ
てもよく、該画像形成装置に本発明を適用することによ
り同様の効果を得ることができる。
【0053】またプロセスカートリッジ10は、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色で構成する例を
示したが、これに限定されるものではなく、例えば3色
だけでもカラー画像を形成することは可能であり、この
場合にはプロセスカートリッジ10を一組減らす構成にし
てもよい。
【0054】
【発明の効果】上記説明した如く、本発明に係る画像形
成装置においては、プロセスカートリッジ及びトナー補
給容器を装置前面から着脱可能に構成した画像形成装置
において、複数のトナー補給容器の挿入経路を夫々遮断
する複数の遮蔽手段と、複数のプロセスカートリッジの
挿入経路を全て遮断する開閉蓋とを有し、各遮蔽手段が
独立して動作し、かつ遮蔽手段と開閉蓋とが独立して動
作するよう構成するとともに、トナー補給容器やプロセ
スカートリッジが所定の位置まで挿入されていない場合
には遮蔽手段や開閉蓋を閉状態とできないよう構成した
ことにより、使用者にトナー補給容器やプロセスカート
リッジが完全に挿入されていないことを認識させること
ができ、常に正確な画像を形成しうる画像形成装置を提
供することができる。
【0055】また上記構成としたことにより、プロセス
カートリッジは各色ごとに挿入するため、使用者にはプ
ロセスカートリッジ1個分の重量しか負担がかからず、
操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る画像形成装置の全体構成図で
ある。
【図2】画像形成装置の内部を説明する分解斜視図であ
る。
【図3】遮蔽手段を説明する図である。
【図4】遮蔽手段を説明する図である。
【図5】開閉蓋の機構を説明する図である。
【図6】開閉蓋とヒンジ軸受けの関係を説明する図であ
る。
【図7】開閉蓋とヒンジ軸受けの関係を説明する図であ
る。
【図8】作動プレートを説明する図である。
【符号の説明】
P …被転写材 10 …プロセスカートリッジ 12 …感光体ドラム 12a …感光体ドラム軸 13 …帯電手段 14 …現像装置 15 …クリーニング装置 20 …光学ユニット 21 …調整軸 22 …レーザ光 30 …中間転写体ユニット 31 …転写ベルト 32 …ローラ 33 …ローラ 34 …ローラ 35 …一次転写ローラ 36 …二次転写ローラ 40 …被転写材搬送ユニット 41 …給送カセット 42 …給送トレイ 43 …ピックアップローラ 44 …給送ローラ 45 …搬送ローラ 46 …レジストローラ 50 …定着ユニット 51 …定着ローラ 52 …加圧ローラ 55 …排出ローラ 56 …排出トレイ 60 …前側板 61 …P開口部 62 …第一基準軸 63 …第二基準軸 64 …ステー差込穴 65 …後側板 66 …第三基準軸 69 …T開口部 70 …側板ヒンジ軸受け 71 …開閉蓋受け 80 …光学ステー 82 …S開口部 83 …回転中心穴 84 …ステー差込部 85 …傾き調整板 86 …スライドエンボス 90 …駆動ユニット 91 …Pカップリング 95 …T駆動ユニット 96 …カップリング 100 …開閉蓋 101 …第一基準穴 102 …位置決め穴 103 …位置決め穴 105 …外装 110 …作動プレート 111 …嵌合穴 112a …第二基準穴 112b …当接部 120 …開閉蓋ヒンジ軸受け 121 …ヒンジ軸 200 …カートリッジ受け 201 …軸受け部 300 …ロックプレート 301 …爪係止部 302 …ロック爪 400 …第一操作レバー 410 …第二操作レバー 500 …開閉蓋ユニット 600 …Tロックレバー 601 …Tロックレバー回転軸 610 …トナー補給容器 700 …前扉 701 …扉回転軸 702 …扉支持部材 705 …干渉板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも像担持体とこれを現像する現
    像手段とを一体に構成した複数のプロセスカートリッジ
    と、前記プロセスカートリッジにトナーを供給する複数
    のトナー補給容器とを有し、前記プロセスカートリッジ
    及びトナー補給容器を装置前面から着脱可能に構成した
    画像形成装置において、 前記複数のトナー補給容器の挿入経路を夫々遮断する複
    数の遮蔽手段と、 前記複数のプロセスカートリッジの挿入経路を全て遮断
    する開閉蓋とを有し、 前記遮蔽手段と、前記開閉蓋は独立して動作するよう構
    成したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記遮蔽手段は、回転動作するレバーで
    あることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記遮蔽手段は、開閉動作する蓋である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記遮蔽手段は、 前記トナー補給容器の挿入が不完全な場合は挿入経路を
    遮断不可能であり、 前記トナー補給容器が所定の位置まで挿入された場合の
    み挿入経路を遮断可能であることを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記開閉蓋は、 前記プロセスカートリッジの挿入が不完全な場合は閉じ
    ることができず、 前記プロセスカートリッジが所定の位置まで挿入された
    場合のみ閉じることができるよう構成したことを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記開閉蓋は、 閉状態にあるとき係止部材によって係止され、 前記係止部材による係止を解除すると開状態とできるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記開閉蓋は、前記複数のプロセスカー
    トリッジの、被転写材搬送方向と、該被転写材搬送方向
    と直交する方向における位置を決定する構成を備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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