JP2005315219A - 船外機のエンジン回転数制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】船外機を複数基使用するときのエンジン回転数制御に関する操作を簡素化すると共に、操縦フィーリングを向上させるようにした船外機のエンジン回転数制御装置を提供する。
【解決手段】船体の船速(V)が所定値(α)以上の高速走行時は、第1船外機エンジン回転数(NE1)と第2船外機エンジン回転数(NE2)の中、低い回転数を高い回転数に同期させる(S26,S28)と共に、船速(V)が所定値(α)未満の低速走行時は、各エンジン回転数の中、高い回転数を低い回転数に同期させる(S20,S22)ことにより、船体の直進性を確保する。
【選択図】図4

Description

この発明は、船外機のエンジン回転数制御装置に関する。
船体の後部に船外機を複数基並列に固定して走行する、いわゆる2基掛けなどの場合、各船外機のエンジン回転数にバラツキが発生して推進力に差が生じると、船体の直進性が低下する。このため、操縦者は各船外機のエンジン回転数を個別に調整してそれらを同期(一致)させる必要があり、操作が煩雑であった。そこで、従来、各船外機のエンジン回転数を検出し、検出されたエンジン回転数の中で最も高い値に残余の船外機のエンジン回転数を同期させるようにしたエンジン回転数制御装置が提案されている。
また、例えば特許文献1に記載されるように、複数基の船外機において搭載されたエンジンの気筒休止を行う際、各船外機の間で気筒休止を実行するタイミングを同期させ、よって気筒休止運転と全筒運転を切り換えたときに各船外機の間で推進力にバラツキが生じないようにした技術も提案されている。
特開平8−303269号公報
一方、船体の旋回性能を向上させるために、各船外機のエンジン回転数を積極的に相違させることも広く行われている。
従来技術にあっては、各船外機のエンジン回転数を検出し、検出されたエンジン回転数の中で最も高い値に残余の船外機のエンジン回転数を同期させる、即ち、各エンジン回転数を高推進力側に同期させていたため、トローリングなどの低速走行が要求されるときに操縦者に違和感を与え、操縦フィーリングを低下させるおそれがあった。
また、旋回性能を向上させるために各船外機のエンジン回転数を積極的に相違させるには、操縦者は手動でエンジン回転数の同期制御を中止させる必要があったため、操作が煩雑であり、改善の余地を残していた。尚、上記した特許文献1に記載される技術は、気筒休止運転と全筒運転を切り換えたときに生じる推進力のバラツキを考慮するに止まり、かかる不具合を解決するものではなかった。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、船外機を複数基使用するときのエンジン回転数制御に関する操作を簡素化すると共に、操縦フィーリングを向上させるようにした船外機のエンジン回転数制御装置を提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、船体に固定された複数基の船外機のエンジン回転数を制御する船外機のエンジン回転数制御装置であって、前記船体の船速を示す値を検出する船速検出手段と、前記複数基の船外機のエンジン回転数をそれぞれ検出するエンジン回転数検出手段と、および前記検出された船速を示す値が所定値以上のとき、前記複数基の船外機のエンジン回転数を前記検出されたエンジン回転数の中で最も高い値に同期させると共に、前記検出された船速を示す値が所定値未満のとき、前記複数基の船外機のエンジン回転数を前記検出されたエンジン回転数の中で最も低い値に同期させる同期制御を実行するエンジン回転数制御手段とを備えるように構成した。
また、請求項2にあっては、さらに、前記船体の操舵角を示す値を検出する操舵角検出手段を備えると共に、前記エンジン回転数制御手段は、前記検出された操舵角を示す値が所定値以上のとき、前記同期制御を中止するように構成した。
また、請求項3にあっては、前記エンジン回転数制御手段は、前記検出された操舵角を示す値が所定値以上のとき、前記複数基の船外機の間でエンジン回転数に差を設けるように構成した。
また、請求項4にあっては、前記エンジン回転数制御手段は、前記エンジン回転数の差を前記検出された船速を示す値と前記検出された操舵角を示す値とに基づいて決定するように構成した。
請求項1に係る船外機のエンジン回転数制御装置にあっては、船体の船速を示す値を検出する船速検出手段と、複数基の船外機のエンジン回転数をそれぞれ検出するエンジン回転数検出手段と、検出された船速を示す値が所定値以上のとき、各船外機のエンジン回転数を検出されたエンジン回転数の中で最も高い値に同期させる(即ち、高速走行時は、各船外機のエンジン回転数を最も高推進力側の値に同期させる)と共に、検出された船速を示す値が所定値未満のとき、各船外機のエンジン回転数を検出されたエンジン回転数の中で最も低い値に同期させる(即ち、低速走行時は、各船外機のエンジン回転数を最も低推進力側に同期させる)同期制御を実行するエンジン回転数制御手段とを備えるように構成したので、各船外機のエンジン回転数を自動的に同期させることができ、操作(船外機を複数基使用するときのエンジン回転数制御に関する操作)を簡素化することができる。また、同期させるべき(目標となる)エンジン回転数が船速に応じて高推進力側と低推進力側との間で切り換えられることから、操縦者に違和感を与えることがなく、操縦フィーリングを向上させることができる。
また、請求項2に係る船外機のエンジン回転数制御装置にあっては、さらに、船体の操舵角を示す値を検出する操舵角検出手段を備えると共に、エンジン回転数制御手段は、前記検出された操舵角を示す値が所定値以上のとき(即ち、旋回中)、エンジン回転数の同期制御を中止するように構成したので、上記した効果に加え、エンジン回転数の同期制御を手動で中止する必要がなく、よって操作をより簡素化することができる。
また、請求項3に係る船外機のエンジン回転数制御装置にあっては、エンジン回転数制御手段は、検出された操舵角を示す値が所定値以上のとき、複数基の船外機の間でエンジン回転数に差を設けるように構成したので、上記した効果に加え、旋回中に複数基の船外機のエンジン回転数を自動的に相違させて旋回性能を向上させることができるため、操作をより一層簡素化することができる。
また、請求項4に係る船外機のエンジン回転数制御装置にあっては、エンジン回転数制御手段は、エンジン回転数の差を検出された船速を示す値と検出された操舵角を示す値とに基づいて決定するように構成したので、上記した効果に加え、複数基の船外機のエンジン回転数を走行状態に応じて最適に制御することができるため、操縦フィーリングを一層向上させることができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る船外機のエンジン回転数制御装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、この発明の第1実施例に係る船外機のエンジン回転数制御装置を船外機を中心に全体的に示す概略図である。
図1に示すように、船体(船舶)10の後部には、複数基、具体的には2基の船外機が固定される。即ち、船体10は、いわゆる2基掛けとされる。以下、符号12で示す船外機(進行方向において右側に配置された船外機)を「第1船外機」と呼び、符合14で示す船外機(進行方向において左側に配置された船外機)を「第2船外機」と呼ぶ。
第1および第2船外機12,14は、それぞれ上部(重力方向において上部)にエンジン(図1で図示せず)を備えると共に、下部にプロペラ16,18を備える。プロペラ16,18は、エンジンの動力が伝達されて回転し、船体10を前進あるいは後進させる。
船体10の操縦席付近には、リモコンボックス20が配置され、リモコンボックス20には、2本のシフト・スロットルレバーが設けられる。以下、符号22で示すシフト・スロットルレバー(進行方向において右側に配置されたレバー)を「第1シフト・スロットルレバー」と呼び、符合24で示すシフト・スロットルレバー(進行方向において左側に配置されたレバー)を「第2シフト・スロットルレバー」と呼ぶ。
第1シフト・スロットルレバー22の付近には第1シフト・スロットルレバー位置センサ22Sが配置され、操縦者によって操作される第1シフト・スロットルレバー22の位置P1に応じた信号を出力する。また、第2シフト・スロットルレバー24の付近には第2シフト・スロットルレバー位置センサ24Sが配置され、操縦者によって操作される第2シフト・スロットルレバー24の位置P2に応じた信号を出力する。
操縦席付近には、さらにステアリングホイール26が配置される。ステアリングホイール26の付近には回転角センサ26Sが配置され、操縦者によって入力されたステアリングホイール20の回転角θstrに応じた信号を出力する。また、船体10の適宜位置には、船速センサ28(速度計)が配置され、船体10の船速Vに応じた信号を出力する。
また、船体10の適宜位置には、マイクロコンピュータからなるメインECU30が配置される。メインECU30には、上記した各センサの出力が入力されると共に、第1船外機12に設けられたマイクロコンピュータからなるECU32(以下「第1船外機用ECU」と呼ぶ)と第2船外機14に設けられたマイクロコンピュータからなるECU34(以下「第2船外機用ECU」と呼ぶ)と通信自在とされる。
図2は、第1船外機12の拡大説明図である。以下、図2を参照して第1船外機12について説明する。尚、第1船外機12と第2船外機14は同一構成であることから、以下の説明は第2船外機14にも妥当する。
図2に示す如く、第1船外機12は、スターンブラケット38を介して船体10の後部に固定される。また、第1船外機12は、その上部にエンジン40を備える。エンジン40は火花点火式のV型6気筒のガソリンエンジンである。エンジン40は水面上に位置し、エンジンカバー42で覆われる。エンジンカバー42で被覆されたエンジン40の付近には、前記した第1船外機用ECU32が配置される。
エンジン40の吸気管(図示せず)には、スロットルボディ46が配置される。スロットルボディ46には、スロットル用電動モータ48が一体的に取り付けられる。スロットル用電動モータ48は、スロットルボディ46に隣接して配置されるギヤボックス(図示せず)を介し、スロットルバルブ46Vを支持するスロットルシャフト46Sに接続される。即ち、スロットル用電動モータ48を駆動してスロットルバルブ46Vを開閉させることにより、エンジン40の回転数が調整される。
エンジン40の出力は、クランクシャフト(図示せず)およびバーチカルシャフト50を介してギヤケース52の内部に収容されたプロペラシャフト54に伝達され、プロペラ16を回転させる。また、ギヤケース52には、ラダー56が一体的に形成される。
プロペラシャフト54の外周には、ドライブギヤ50aと噛合して相反する方向に回転する前進ギヤ58Fおよび後進ギヤ58Rが配置される。また、前進ギヤ58Fと後進ギヤ58Rの間には、プロペラシャフト54と一体に回転するクラッチ60が設けられる。クラッチ60は、シフトスライダ62とシフトロッド64を介してシフト用電動モータ66に接続される。即ち、シフト用電動モータ66を駆動することによってシフトロッド64とシフトスライダ62を動作させ、クラッチ60を前進ギヤ58Fあるいは後進ギヤ58Rのいずれかに係合させることにより、プロペラ16の回転方向の切り換え、即ち、前後進のシフトチェンジが行なわれる。
また、第1船外機12は、スターンブラケット38に接続されたスイベルケース70を備える。スイベルケース70の内部にスイベルシャフト72が回動自在に収容される。スイベルシャフト72は、その上端がマウントフレーム74に固定されると共に、下端がロアマウントセンターハウジング76に固定される。マウントフレーム74とロアマウントセンターハウジング76は、アンダーカバー80およびエクステンションケース82(より具体的にはそれらに被覆されるマウント)に固定される。
また、スイベルケース70の上部には、操舵用電動モータ84と、操舵用電動モータ84の出力を減速するギヤボックス86が固定される。ギヤボックス86は、その入力側が操舵用電動モータ84の出力軸に接続されると共に、出力側がマウントフレーム74に接続される。即ち、操舵用電動モータ84を駆動することにより、マウントフレーム74を介してスイベルシャフト72が回動し、第1船外機12が転舵される。
また、エンジン40のクランクシャフトの付近には、クランク角センサ90が配置される。クランク角センサ90は、所定角度ごと、例えば30度ごとにクランク角度信号を出力する。さらに、スイベルシャフト72の付近には転舵角センサ92が配置される。転舵角センサ92は、第1船外機12の転舵角θob1(以下「第1船外機転舵角」と呼ぶ)に応じた信号を出力する。
クランク角センサ90と転舵角センサ92の出力は、第1船外機用ECU32に入力される。第1船外機用ECU32は、転舵角センサ92からの入力をカウントし、第1船外機12のエンジン回転数NE1(以下「第1船外機エンジン回転数」と呼ぶ)を検出(算出)する。
図3は、この実施例に係る船外機のエンジン回転数制御装置の動作を示すブロック図である。
図3において、第2船外機14に設けられたスロットル用電動モータ、シフト用電動モータ、操舵用電動モータ、クランク角センサおよび転舵角センサを、それぞれ符号100,102,104,106および108で示す。また、「θob2」とは、転舵角センサ108で検出された第2船外機14の転舵角(以下「第2船外機転舵角」と呼ぶ)であり、「NE2」とは、クランク角センサ106の出力を第2船外機用ECU34でカウントして得た第2船外機14のエンジン回転数(以下「第2船外機エンジン回転数」という)である。また、符号110は、リモコンボックス20に設けられたマニュアル操作スイッチを示す。マニュアル操作スイッチ110は、操縦者に操作されてON・OFF信号を出力する。
同図に示すように、メインECU30には、ステアリングホイール26の回転角θstr、船速V、第1船外機エンジン回転数NE1、第2船外機エンジン回転数NE2、第1船外機転舵角θob1、第2船外機転舵角θob2およびマニュアル操作スイッチ110のON・OFF信号が入力される。
メインECU30は、各入力値に基づき、第1船外機12に搭載されたスロットル用電動モータ40、シフト用電動モータ76および操舵用電動モータ84と、第2船外機14に搭載されたスロットル用電動モータ100、シフト用電動モータ102および操舵用電動モータ104とを駆動し、船体10を走行させる。
具体的には、第1シフト・スロットルレバー22の操作(傾倒)方向に応じてシフト用電動モータ76を駆動し、第1船外機12が発生する推進力の方向(前進と後進)を切り換えると共に、レバー22の操作量に応じてスロットル用電動モータ40を駆動してスロットル開度、即ち、第1船外機エンジン回転数NE1(別言すれば、推進力)を調整する。
同様に、第2シフト・スロットルレバー24の操作(傾倒)方向に応じてシフト用電動モータ102を駆動し、第2船外機14が発生する推進力の方向を切り換えると共に、レバー24の操作量に応じてスロットル用電動モータ100を駆動してスロットル開度、即ち、第2船外機エンジン回転数NE2(推進力)を調整する。
また、ステアリングホイール26の回転角θstrに基づき、第1船外機12に搭載された操舵用電動モータ84と第2船外機14に搭載された操舵用電動モータ104とを駆動して第1および第2船外機12,14を左右に転舵し、よって船体10を左右に操舵する。尚、メインECU30から送出される制御信号は、第1船外機用ECUまたは第2船外機用ECUを介して各電動モータに供給される。
メインECU30は、さらに、第1船外機エンジン回転数NE1、第2船外機エンジン回転数NE2、第1船外機転舵角θob1および第2船外機転舵角θob2に基づき、第1船外機エンジン回転数NE1と第2船外機エンジン回転数NE2を同期(一致)させる、あるいは積極的に差を設けるように、スロットル用電動モータ40,100を駆動する。
次いで、図4を参照し、この実施例に係る船外機のエンジン回転数制御装置の動作、具体的には、上記した第1船外機エンジン回転数NE1と第2船外機エンジン回転数NE2を同期させる、あるいは差を設けるための処理について説明する。
図4はその動作を示すフロー・チャートである。図示のプログラムは、例えば100msecごとにループされる。
先ず、S10において、マニュアル操作スイッチ110がON信号を出力しているか否か判断する。S10で肯定されるとき、具体的には、操縦者が各船外機をマニュアル操作することを意図していると判断されるときは以降の処理をスキップする。他方、S10で否定されるときはS12に進み、第1船外機転舵角θob1と第2船外機転舵角θob2の絶対値が所定値(具体的には5度)未満か否か、換言すれば、船体10が直進しているか否か判断する。
S12で肯定されて船体10が直進していると判断されるときはS14に進み、第1船外機エンジン回転数NE1から第2船外機エンジン回転数NE2を減算して得た値が零か否か判断する。S14で肯定されて第1船外機エンジン回転数NE1と第2船外機エンジン回転数NE2に差がないと判断されるときは、以降の処理をスキップする。一方、S14で否定されて差が存在すると判断されるときはS16に進み、船速Vが所定値α(例えば、20km/h)未満か否か、換言すれば、船体10が低速走行中か否か判断する。
S16で肯定されて低速走行中と判断されるときはS18に進み、第1船外機エンジン回転数NE1から第2船外機エンジン回転数NE2を減算して得た値が零未満か否か、即ち、第2船外機エンジン回転数NE2が第1船外機エンジン回転数NE1を上回っているか否か判断する。
S18で肯定されるときは、S20に進んで第2船外機エンジン回転数NE2を所定値#NEだけ低下させる。また、S18で否定されて第1船外機エンジン回転数NE1が第2船外機エンジン回転数NE2を上回っていると判断されるときは、S22に進んで第1船外機エンジン回転数NE1を所定値#NEだけ低下させる。
上記したS20とS22の処理は、第1船外機エンジン回転数NE1と第2船外機エンジン回転数NE2が、それらの中の低い方の回転数に同期(一致)してS14で肯定されるまで実行される。即ち、船体10が低速走行しているときは、各エンジン回転数NE1,NE2の中、高い回転数を低い回転数に同期させる(即ち、各エンジン回転数を低推進力側に同期させる)ことにより、船体10の直進性を確保する。
一方、S16で否定されて高速走行時と判断されるときはS24に進み、第1船外機エンジン回転数NE1から第2船外機エンジン回転数NE2を減算して得た値が零を上回っているか否か、即ち、第1船外機エンジン回転数NE1が第2船外機エンジン回転数NE2を上回っているか否か判断する。
S24で肯定されるときは、S26に進んで第2船外機エンジン回転数NE2を所定値#NEだけ上昇させる。また、S24で否定されるときは、S28に進んで第1船外機エンジン回転数NE1を所定値#NEだけ上昇させる。
上記したS26とS28の処理は、第1船外機エンジン回転数NE1と第2船外機エンジン回転数NE2が、それらの中の高い方の回転数に同期(一致)してS14で肯定されるまで実行される。即ち、船体10が高速走行しているときは、各エンジン回転数NE1,NE2の中、低い回転数を高い回転数に同期させる(即ち、各エンジン回転数を高推進力側に同期させる)ことにより、船体10の直進性を確保する。
他方、S12で否定されて船体12が旋回中であると判断されるときは次いでS30に進み、第1船外機エンジン回転数NE1から第2船外機エンジン回転数NE2を減算して得た値の絶対値が回転差ΔNE未満であるか否か判断する。
ここで、回転差ΔNEは、船外機の転舵角θobに基づいて決定された基本回転差βに、船速Vに基づいて決定された係数Kを乗じて算出される。基本回転差βは、図5に示す如く、転舵角θobが大きくなるに従って増大するように設定される。また、係数Kは、図6に示すように船速Vが上昇するに従って減少するように設定される。即ち、回転差ΔNEは、船外機の転舵角θobが大きく、かつ船速Vが小さいときほど増大させられると共に、船外機の転舵角θobが小さく、かつ船速Vが大きいときほど減少させられる。尚、回転差βの決定に使用される転舵角θobは、第1船外機転舵角θob1と第2船外機転舵角θob2のいずれであっても良いし、それらの平均値であっても良い。
S30で肯定されて第1船外機エンジン回転数NE1と第2船外機エンジン回転数NE2の差が回転差ΔNEを下回っていると判断されるときは、次いでS32に進む。S32では、船外機の転舵角θob(第1船外機転舵角θob1と第2船外機転舵角θob2のいずれであっても良いし、それらの平均値であっても良い)に基づいて船体10が左旋回中か否か判断する。
S32で肯定されて船体10が左旋回中であると判断されるときはS34に進み、第1船外機エンジン回転数NE1を所定値#NEだけ上昇させると共に、第2船外機エンジン回転数NE2を所定値#NEだけ低下させる。即ち、船体10の進行方向において右側に配置された第1船外機12のエンジン回転数NE1を左側に配置された第2船外機14のエンジン回転数NE2よりも大きくし、船体10を左旋回し易くする。
他方、S32で否定されて右旋回中と判断されるときはS36に進み、第1船外機エンジン回転数NE1を所定値#NEだけ低下させると共に、第2船外機エンジン回転数NE2を所定値#NEだけ上昇させる。即ち、第2船外機エンジン回転数NE2を第1船外機エンジン回転数NE1よりも大きくし、船体10を右旋回し易くする。
このように、S12で否定されて船外機の転舵角θobが所定値以上と判断される、換言すれば、船体10が旋回中であると判断されるときは、第1船外機エンジン回転数NE1と第2船外機エンジン回転数NE2の同期制御を中止し、積極的に差を設けて旋回性能を向上させるようにした。
図4フロー・チャートの説明を続けると、S30で否定されるときはS38に進み、第1船外機エンジン回転数NE1から第2船外機エンジン回転数NE2を減算して得た値の絶対値が回転差ΔNEを上回っているか否か判断する。
S38で肯定されて第1船外機エンジン回転数NE1と第2船外機エンジン回転数NE2の差が回転差ΔNEを超えていると判断されるときは、次いでS40に進み、S32と同様に船体10が左旋回中か否か判断する。S40で肯定されるときはS42に進み、第1船外機エンジン回転数NE1を所定値#NEだけ低下させると共に、第2船外機エンジン回転数NE2を所定値#NEだけ上昇させる。また、S40で否定されるときはS44に進み、第1船外機エンジン回転数NE1を所定値#NEだけ上昇させると共に、第2船外機エンジン回転数NE2を所定値#NEだけ低下させる。
尚、S38で否定されるとき、即ち、第1船外機エンジン回転数NE1と第2船外機エンジン回転数NE2の差が回転差ΔNEに一致しているときは、以降の処理をスキップする。
このように、この実施例に係る船外機のエンジン回転数制御装置にあっては、船速Vが所定値α以上の高速走行時は、第1船外機エンジン回転数NE1と第2船外機エンジン回転数NE2の中、低い回転数を高い回転数に同期させる(即ち、各エンジン回転数を高推進力側に同期させる)と共に、船速Vが所定値α未満の低速走行時は、各エンジン回転数の中、高い回転数を低い回転数に同期させる(即ち、各エンジン回転数を低推進力側に同期させる)ことによって直進性を確保するようにしたので、各船外機のエンジン回転数NE1,NE2を自動的に同期させることができ、操作(船外機を複数基使用した際のエンジン回転数制御に関する操作)を簡素化することができる。また、同期させるべき(目標となる)エンジン回転数が船速に応じて高推進力側と低推進力側との間で切り換えられることから、操縦者に違和感を与えることがなく、操縦フィーリングを向上させることができる。
さらに、船外機の操舵角θobが所定値(5度)以上のとき、即ち、船体10が旋回中であるときは各エンジン回転数NE1,NE2の同期制御を中止するようにしたので、エンジン回転数の同期制御を手動で中止する必要がなく、操作をより簡素化することができる。
また、各エンジン回転数NE1,NE2の同期制御を中止したとき、各エンジン回転数NE1,NE21に回転差ΔNEだけ差を設けるようにしたので、旋回中に各エンジン回転数を自動的に相違させることができるため、操作をより一層簡素化することができる。
また、回転差ΔNEを、船速Vと転舵角θobとに基づいて決定するようにしたので、各エンジン回転数NE1,NE2を走行状態に応じて最適に制御することができるため、操縦フィーリングをより向上させることができる。
具体的には、回転差ΔNEを、船外機の転舵角θobが大きくなるに従って増大させるように設定したことから、操縦者の意思に合致した高い旋回性能を得ることができる。さらに、回転差ΔNEを、船速Vが大きくなるに従って減少するように設定したことから、高速走行時の急旋回が防止されて安定した走行が可能となる。
尚、上記において、船体10に固定される船外機を2基としたが、3基以上であっても良い。その場合、低速走行時は各エンジン回転数の中で最も低い値に残余の値を同期させ、高速走行時は各エンジン回転数の中で最も高い値に残余の値を同期させれば良い。
また、船速センサ28を速度計としたが、GPS(global positioning system)などを用いて船速を計測するようにしても良い。
また、船速Vに代わり、エンジン回転数から低速走行中であるか高速走行中であるかを判断するようにしても良い。即ち、図4フロー・チャートのS16において、エンジン回転数が所定値未満か否かを判断することで、低速走行中であるか高速走行中であるか判断することができる。その意味から、特許請求の範囲では「船速を示す値」と記載した。
また、船体10が直進しているか旋回しているかの判断、および旋回方向の判断を、船外機の転舵角θobに基づいて行うようにしたが、ステアリングホイール26の回転角θstrに基づいて行っても良い。その意味から、特許請求の範囲では「船体の操舵角を示す値」と記載した。
また、図4フロー・チャートのS16において、第1船外機転舵角θob1の絶対値と第2船外機転舵角θob2の絶対値の両方が5度以上のときに旋回中であると判断するようにしたが、それらの値はほとんどの場合一致することから、いずれか一方の値のみを使用して判断するようにしても良い。また、それらの平均値を使用して判断するようにしても良い。
以上の如く、この発明の第1実施例にあっては、船体(10)に固定された複数基の船外機(第1船外機12、第2船外機14)のエンジン回転数(第1船外機エンジン回転数NE1、第2船外機エンジン回転数NE2)を制御する船外機のエンジン回転数制御装置であって、前記船体(10)の船速(V)を示す値を検出する船速検出手段(船速センサ28)と、前記複数基の船外機のエンジン回転数(NE1,NE2)をそれぞれ検出するエンジン回転数検出手段(クランク角センサ90,106)と、および前記検出された船速(V)を示す値が所定値(α)以上のとき、前記複数基の船外機のエンジン回転数(NE1,NE2)を前記検出されたエンジン回転数の中で最も高い値に同期させる(図4フロー・チャートのS26とS28)と共に、前記検出された船速(V)を示す値が所定値(α)未満のとき、前記複数基の船外機のエンジン回転数(NE1,NE2)を前記検出されたエンジン回転数の中で最も低い値に同期させる(図4フロー・チャートのS20とS22)同期制御を実行するエンジン回転数制御手段(メインECU30)とを備えるように構成した。
これにより、複数基の船外機のエンジン回転数を自動的に同期させることができ、操作を簡素化することができる。また、同期させるべきエンジン回転数が船速に応じて高推進力側と低推進力側との間で切り換えられることから、操縦者に違和感を与えることがなく、操縦フィーリングを向上させることができる。
さらに、前記船体(10)の操舵角を示す値(第1船外機転舵角θob1、第2船外機転舵角θob2)を検出する操舵角検出手段(転舵角センサ92,108)を備えると共に、前記エンジン回転数制御手段(30)は、前記検出された操舵角を示す値(θob1,θob2)が所定値(5度)以上のとき、前記同期制御を中止する(図4フロー・チャートのS12、S30からS42)ように構成した。
これにより、エンジン回転数の同期制御を手動で中止する必要がなくなるため、操作をより簡素化することができる。
また、前記エンジン回転数制御手段(30)は、前記検出された操舵角を示す値(θob1,θob2)が所定値(5度)以上のとき、前記複数基の船外機の間でエンジン回転数(NE1,NE2)に差(回転差ΔNE)を設ける(図4フロー・チャートのS30からS42)ように構成した。
これにより、旋回中に複数基の船外機のエンジン回転数を自動的に相違させることができるため、操作をより一層簡素化することができる。
また、前記エンジン回転数制御手段(30)は、前記エンジン回転数の差(ΔNE)を前記検出された船速(V)を示す値と前記検出された操舵角を示す値(θob1,θob2)とに基づいて決定するように構成した。
これにより、複数基の船外機のエンジン回転数を走行状態に応じて最適に制御することができるため、操縦フィーリングをより向上させることができる。
この発明の第1実施例に係る船外機のエンジン回転数制御装置を船外機を中心に全体的に示す概略図である。 図1に示す第1船外機の拡大説明図である。 この発明の第1実施例に係る船外機のエンジン回転数制御装置の動作を示すブロック図である。 この発明の第1実施例に係る船外機のエンジン回転数制御装置の動作を示すフロー・チャートである。 図4フロー・チャートで使用する基本回転差に対する転舵角の特性を示すグラフ図である。 図4フロー・チャートで使用する係数に対する船速の特性を示すグラフ図である。
符号の説明
10 船体
12 第1船外機
14 第2船外機
30 メインECU(エンジン回転数制御手段)
90,106 クランク角センサ(エンジン回転数検出手段)
92,108 転舵角センサ(操舵角検出手段)

Claims (4)

  1. 船体に固定された複数基の船外機のエンジン回転数を制御する船外機のエンジン回転数制御装置であって、前記船体の船速を示す値を検出する船速検出手段と、前記複数基の船外機のエンジン回転数をそれぞれ検出するエンジン回転数検出手段と、および前記検出された船速を示す値が所定値以上のとき、前記複数基の船外機のエンジン回転数を前記検出されたエンジン回転数の中で最も高い値に同期させると共に、前記検出された船速を示す値が所定値未満のとき、前記複数基の船外機のエンジン回転数を前記検出されたエンジン回転数の中で最も低い値に同期させる同期制御を実行するエンジン回転数制御手段とを備えることを特徴とする船外機のエンジン回転数制御装置。
  2. さらに、前記船体の操舵角を示す値を検出する操舵角検出手段を備えると共に、前記エンジン回転数制御手段は、前記検出された操舵角を示す値が所定値以上のとき、前記同期制御を中止することを特徴とする請求項1記載の船外機のエンジン回転数制御装置。
  3. 前記エンジン回転数制御手段は、前記検出された操舵角を示す値が所定値以上のとき、前記複数基の船外機の間でエンジン回転数に差を設けることを特徴とする請求項2記載の船外機のエンジン回転数制御装置。
  4. 前記エンジン回転数制御手段は、前記エンジン回転数の差を前記検出された船速を示す値と前記検出された操舵角を示す値とに基づいて決定することを特徴とする請求項3記載の船外機のエンジン回転数制御装置。
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