JP2005259329A - チルト制御方法及び光ディスク装置。 - Google Patents

チルト制御方法及び光ディスク装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】
チルトをなくすように制御し、適切なギャップサーボを行うことができるチルト制御方法及び光ディスク装置を提供すること。
【解決手段】
本発明では、信号を記録可能なディスクに対向して配置され、光源から出射された光をディスクとの距離が第1の距離となる位置で近接場光として該ディスクに集光させることが可能な集光素子を、該ディスクに接触させ(ステップ2)と、集光素子を前記ディスクに接触させた状態でチルトを制御する(ステップ3〜7)。これにより、ディスクにSILが接触した状態でチルト調整するので、確実にチルトをなくすことができ、適切なギャップサーボを行うことができる。
【選択図】 図9

Description

本発明は、近接場光を用いて信号の記録及び再生のうち少なくとも一方を行う光ディスク装置のチルト制御方法及び当該光ディスク装置に関する。
従来から、レーザ光を用いた光ディスクの記録密度を向上させるため、近接場光を用いて信号を記録または再生する光ディスク装置が提案されている。近接場光を用いる光ディスク装置では、ディスクと、光ヘッドに設置される対物レンズ部等のSIL(Solid Immersion Lens)の端面と間のギャップを近接場光が生じる距離(ニアフィールド)に制御(ギャップサーボ)する必要がある。
ディスク側から反射されたレーザ光の戻り光量に基づいてギャップを制御する方法がある。例えば波長400nmのレーザ光を用いた場合、ニアフィールド状態になるのは、一般に波長の1/2以下である。このため、ギャップが200nm以上の距離、つまりファーフィールド状態では、全反射を起こす角度でSIL端面に入射されたレーザ光源からの光は全てSIL端面で反射され、戻り光量は一定となる。ところが、ギャップ長が200nm以下の距離、つまりニアフィールド状態になると、全反射を起こす角度でSIL端面に入射された光の一部がSIL端面を突き抜けるため、戻り光量は小さくなる。そして、SILとディスクとのギャップがゼロ、つまりSILとディスクが接触すると、全反射を起こす角度でSIL端面に入射された光が全てSIL端面を突き抜け、戻り光量はゼロとなる。この技術は、かかる戻り光量をフォトディテクタで検出し、これをSILのアクチュエータ(例えばフォーシングサーボ及びトラッキングサーボを行うための2軸デバイス)にフィードバックしてSILのギャップサーボを行うものである(例えば、特許文献1参照。) 。
特開2002−319157号公報(段落[0025]、図7)
しかしながら、ニアフィールドのような狭いギャップを実現するためには、SILはディスクに対してチルトがほぼゼロである必要がある。チルトが少しでも生じていると、SILがディスクに衝突してしまい、ニアフィールドにSIL端面を配置させることが困難となる。特に、チルトが生じていることによりSILからの戻り光量を適切に検出することができない。つまり、チルトがある場合はたとえSILがディスクに接触したとしても戻り光量がゼロにはならず、ギャップサーボに必要な、ギャップと戻り光量との所望の線形特性が得られないからである。これでは、ギャップサーボに支障を来す結果となる。
また、チルトがほぼゼロでない場合、信号の記録または再生時にコマ収差が生じ、記録再生品質の悪化をもたらす。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、チルトをなくすように制御し、適切なギャップサーボを行うことができるチルト制御方法及び光ディスク装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るチルト制御方法は、(a)信号を記録可能なディスクに対向して配置され、光源から出射された光を前記ディスクとの距離が第1の距離となる位置で近接場光として該ディスクに集光させることが可能な集光素子を、該ディスクに接触させるステップと、(b)前記集光素子を前記ディスクに接触させた状態で、前記ディスクの信号の記録面に対する前記集光素子のチルトを制御するステップとを具備する。
本発明では、ディスクに集光素子が接触した状態でチルト制御するので、確実にチルトをなくすように制御することができる。これにより、適切なギャップサーボを行うことができる。また、例えば集光素子がニアフィールドにある状態で、かつ集光素子をディスクに接触させない状態でチルト制御する場合に比べ、ギャップを気にすることなく容易にチルト制御することができる。さらに、チルトがほぼゼロとなる結果、記録または再生信号の高品質化を図ることができる。
本発明の一の形態によれば、前記ディスクに接触した前記集光素子からの戻り光量を検出するステップをさらに具備し、前記ステップ(b)は、検出された前記戻り光量に基づき前記チルトを制御するステップを有する。本発明では、ディスクに集光素子が接触した状態で戻り光量を見ながらチルト制御することができるので、より高精度なチルト制御を行うことができる。
本発明の一の形態によれば、前記ステップ(b)は、前記ディスクのラジアル方向のチルトを制御するステップと、前記ディスクのタンジェンシャル方向の前記チルトを制御するステップとを有する。これにより、当該2方向のチルトを極力小さくすることができ、高精度なチルト制御を行うことができる。
本発明の一の形態によれば、前記ステップ(b)の後、前記集光素子と前記ディスクとの距離が、前記第1の距離より大きい距離であって該ディスクに近接場光として集光されない第2の距離となるように、該集光素子を前記ディスクから離間させるステップと、離間させた前記集光素子と該ディスクとの距離が前記第1の距離となるように該距離を制御するステップとをさらに具備する。本発明では、ギャップサーボの開始前に、いわゆるニアフィールドでチルトが制御されているため、適切なギャップサーボを行うことができる。また、たとえ第2の距離で、つまりファーフィールドで集光素子の自重によりチルトが生じていたとしても、予めニアフィールドでチルト制御されているので問題ない。
本発明の一の形態によれば、前記ディスクは、前記信号が記録される第1の領域と、前記第1の領域以外の領域であって、前記信号が記録されない第2の領域とを有し、前記ステップ(a)は、前記集光素子を前記第2の領域に接触させるステップを有する。これにより、ディスクの信号記録面である第1の領域に傷を付けることなくチルト制御することができる。
本発明の一の形態によれば、前記ステップ(c)は、(d)前記集光素子を所定のチルト角度分傾斜させたときの前記戻り光量の変化率を検出するステップと、(e)前記検出された変化率に応じて前記チルトを制御するステップとを有する。戻り光量は集光素子のチルト角度に対して二次関数的に変化するので、本発明のように戻り光量の変化率、つまり戻り光量の微分量に応じてチルトを制御することができる。
本発明の一の形態によれば、例えば、前記ステップ(e)は、前記変化率が閾値より小さくなった場合に前記チルト制御を終了するステップを有していればよい。
本発明の一の形態によれば、前記ステップ(e)は、前記集光素子を前記ディスクのラジアル方向で第1のチルト角度分傾斜させるステップと、前記ラジアル方向で前記傾斜させたときの前記戻り光量の変化率が第1の閾値より小さくなった場合に、前記ラジアル方向での前記チルト制御を終了するステップと、前記集光素子を前記ディスクのタンジェンシャル方向で第2のチルト角度分傾斜させるステップと、前記タンジェンシャル方向で前記傾斜させたときの前記戻り光量の変化率が第2の閾値より小さくなった場合に、前記タンジェンシャル方向での前記チルト制御を終了するステップとを有する。これにより、当該2方向のチルトをなくすことができる。第1のチルト角と第2のチルト角とは同じでもよいし、異なってもよい。第1の閾値と第2の閾値とは同じでもよいし、異なっていてもよい。
本発明の一の形態によれば、前記ステップ(e)は、(f)第1の方向に第1のチルト角度分傾斜させるステップと、(g)前記ステップ(f)で傾斜させた場合に、前記変化率が負であることが検出された場合、さらに前記ステップ(f)を実行するステップと、(h)前記ステップ(g)で前記ステップ(f)を実行した場合に、前記変化率が正であることが検出された場合、前記第1の方向とは逆の第2の方向に、前記第1のチルト角度より小さい第2のチルト角度分傾斜させるステップとを有する。このように、本発明では、ステップ(g)で変化率が負であることが検出されれば、とりあえず次に同じ第1の方向に傾斜させ、そこで変化率の正負を検出すれば、チルトを傾斜させる方向の正誤が確認することができる。これによりチルトが小さくなる方向へ収束させていくことが可能となる。
本発明の一の形態によれば、前記ステップ(e)は、前記ステップ(f)、(g)及び(h)を、前記ディスクのラジアル方向及びタンジェンシャル方向のそれぞれで実行する。これにより、当該2方向のチルトをなくすことができる。
本発明に係る光ディスク装置は、光を出射する光源と、信号を記録可能なディスクに対向して配置され、前記光源から出射された前記光を近接場光として前記ディスクに集光させることが可能な集光素子と、前記集光素子を前記ディスクに接近させて接触させた状態で、前記ディスクの信号の記録面に対する前記集光素子のチルトを制御する手段とを具備する。
本発明では、ディスクに集光素子が接触した状態でチルト制御するので、確実にチルトをなくすように制御することができる。
以上のように、本発明によれば、チルトをほぼゼロにすることができ、適切なギャップサーボを行うことができる。また、チルトがほぼゼロとなる結果、記録または再生信号の高品質化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る光ディスク装置の構成を示す図である。この光ディスク装置1は、光ヘッド28、サーボ制御系40、スピンドルモータ48を有する。光ヘッド28は、光源となるレーザダイオード(LD)30、コリメータレンズ32及び46、レーザ光の整形用のアナモフィックプリズム33、ビームスプリッタ(BS)34、1/4波長板(QWP)43、色収差補正レンズ44、レーザビームの拡張用レンズ45、ウォラストンプリズム35、集光レンズ36及び38、集光素子5、フォトディテクタ(PD)37及び39、オートパワーコントローラ41、LDドライバ42を有する。
ウォラストンプリズム35は2つのプリズムでなり、このウォラストンプリズム35に入射した光は、互いに直交するような2つの直線偏光として出射する。PD37は光ディスクに記録された信号を再生するためのRF再生信号、サーボ制御に必要なトラッキングエラー信号及びフォーカシングエラー信号等をサーボ制御系40に出力する。
サーボ制御系40は、フォーカシングサーボモジュール51、トラッキングサーボモジュール52、スピンドルサーボモジュール54を有する。また、サーボ制御系40は、言うまでもないが光ヘッド28の粗移動用のスレッドサーボモジュールも有する。トラッキングサーボモジュール52は、トラッキングエラー信号に基づき集光素子5をトラッキング制御する。トラッキング制御は、例えば位相差法、3ビーム法、またはプッシュプル法等の手法を用いることができる。スピンドルサーボモジュール54はスピンドルモータ48の回転を制御する。
オートパワーコントローラ41は、PD39から出力された信号に基づき、LD31から出力されるレーザパワーが一定になるようにLDドライバ42に所定の信号を出力する。
次に、この光ディスク装置1の全体的な動作について説明する。例えば記録媒体となる光ディスク47が光ディスク装置1にセットされる。そうすると、サーボ制御系40により各サーボ制御がなされる。一方、LD31から出射されたレーザ光はコリメータレンズ32により平行光とされ、アナモフィックプリズム33により整形される。BS34に入射したレーザ光は、BS34によりそのままQWP43に入射する光と、集光レンズ38へ入射する光とに分割される。集光レンズ38に入射したレーザ光は上述のようにオートパワーコントローラ41によってレーザ光のパワーが一定に制御される。QWP43に入射した光は、このQWP43により直線偏光が円偏光とされ、色収差補正レンズ44により色収差が補正され、拡張用レンズ45及びコリメータレンズ46を介して集光素子5に入射する。
集光素子5に入射したレーザ光は、後述するように光ディスク47に近接場光として集光され、光ディスク47に信号を記録する。あるいは、光ディスク47に近接場光として集光されたレーザ光は、光ディスク47に記録された信号を読み出すために、光ディスク47からの反射光または回折光を受ける。光ディスク47から反射光または回折光は集光素子5を介して戻り光としてコリメータレンズ46、拡張用レンズ45、色収差補正レンズ44及びQWP43を介してBS34に入射する。BS34で全反射したレーザ光はウォラストンプリズム35及び集光レンズ36を介してPD37に入射する。PD37によりRF再生信号及びサーボ制御信号が得られ、サーボ制御信号はサーボ制御系40に入力されて各サーボ制御がなされる。
図2は、集光素子5と光ディスク47とを示した側面図である。集光素子5は光ディスク47に対向して配置されている。集光素子5は、SIL2と非球面レンズ3とがレンズホルダ4に収納されて構成され、2軸アクチュエータ6によって可動する。
2軸アクチュエータ6は、集光素子5の上記トラッキング及びフォーカシングサーボを行う。2軸アクチュエータ6は、図においては、簡略して示しているが、例えば集光素子5に設けられた駆動用コイル6a、図示しない固定部側に設置されたマグネットやヨーク等を有している。駆動用コイル6aに駆動電流が流れることにより、トラッキングサーボ及びフォーカシングサーボの制御が行われる。
次に、後述するチルト調整の後に行われるフォーカシングサーボ(ギャップサーボ)について述べる。
図3は、上記フォーカシングサーボモジュール51の概要を示すブロック図である。制御対象は2軸アクチュエータ6である。また、検出量(被制御量)は、全反射戻り光量24であり、これを上述したようにPD37で検出する。検出された全反射戻り光量24は、規格化ゲイン18にて、例えば1Vに規格化される。規格化後の信号は、AD(analog to digital)変換器19にてディジタル化される。上記のディジタル化された全反射戻り光量は、データ処理部10に入力される。そして、このデータ処理部10によりSIL2を光ディスク47に接近させるための電圧が出力され、DA(digital to analog)変換器11にてアナログ信号化され、接近電圧14として出力される。また、ギャップエラー信号がフィルタ13に入力され、DA変換器12にてアナログ信号化され、サーボ電圧15として出力される。フィルタ13は、例えば位相補償フィルタで構成される。接近電圧14とサーボ電圧15とは、加算され、ドライバ16に入力され、ドライバ16は、ギャップエラーがゼロになるように2軸アクチュエータ6を駆動する。
図4は、データ処理部10の詳細を示すブロック図である。
上記データ処理部10には、全反射戻り光量24とギャップサーボスイッチ9が入力される。ギャップサーボスイッチ9は、例えば、光ディスク装置1に光ディスクが装填されたことに基づきデータ処理部10に入力される信号であるが、このときに限られるものではない。全反射戻り光量24は、コンパレータ20において、ギャップサーボ開始閾値設定部21にて設定されたギャップサーボ開始閾値8と比較される。
また、このギャップサーボ開始閾値8は、例えば図5のように設定される。すなわち、このギャップサーボ開始閾値8は、ニアフィールドで、かつ、ギャップサーボの目標値より大きい値に設定される。例えば、図5において、全反射戻り光量24のファーフィールドにおける値が1(V)に規格化されたとき、0.8(V)と設定される。ギャップサーボ目標値はギャップサーボ目標値設定部22で設定される。
コンパレータ20の比較結果により、例えば、全反射戻り光量24がギャップサーボ開始閾値8より大きいとき、つまりSIL2の端面2aがファーフィールドにあるときには、コンパレータ20出力はLowとなる。一方、全反射戻り光量24がギャップサーボ開始閾値8より小さいとき、つまりSIL2の端面2aがニアフィールドにあるときには、Highとなる。コンパレータの出力がHighとなった時点で、スイッチ26がONとなり、初めてギャップサーボが開始される。ギャップサーボ目標値設定部22で設定されたギャップサーボ目標値は、ギャップサーボ開始時の接近電圧(ギャップサーボ開始時の全反射戻り光量の電圧)に加算されることで、ギャップが当該目標値になるようにサーボ電圧27が出力される。
図6は、接近速度生成部23の構成例を示す図である。接近速度生成部23において、入力信号はギャップサーボスイッチ9、出力信号は接近電圧14であり、例えば、ローパスフィルタにより構成される。この場合、ギャップサーボスイッチ9の入力信号は図に示すようにステップ状信号となる。従って、接近速度生成部23の出力は、上記ステップ状信号がローパスされて図に示すような信号となる。このようにローパスされた信号に基づき集光素子5がディスク47に向かってなめらかに接近することになる。そして、ギャップサーボは、接近電圧が最終電圧値になった時点で開始される。
この様子を図7に示す。図7において、時刻t1で、コンパレータ20の出力がLowからHighになり、ギャップサーボが開始される。このとき、接近電圧は最終電圧値に達していることから、集光素子5はほぼ停止している。つまり、このときの移動速度はほぼゼロである。したがって、ギャップサーボが開始されるときの集光素子5の初速度はほぼゼロとなる。
本実施の形態では、ギャップサーボが開始されるときのSIL2の位置で当該集光素子5の速度がほぼゼロとなるように、SIL2の初期位置が設定されている。すなわち、ギャップサーボが開始されるときのSIL2の位置で当該SIL2の速度がほぼゼロとなるように、光ディスク47とSIL2の端面2aとの距離が予め設定され、かつ、最終電圧値が設定されている。これは、ギャップサーボ開始時に初速があると、ディスク47へのSIL2の衝突する可能性があるからであり、これを避けるためである。この初期位置は光ディスク47からファーフィールドにある。このようにディスクからのSIL2の初期位置を予め設定しさえすれば、接近速度生成部23によるSIL2の接近動作と、ギャップサーボの制御とを独立して制御することができ、比較的簡単な構成でギャップを制御することができる。
図8は、ギャップサーボ開始閾値8とギャップサーボ目標値31の設定例を示したものである。例えば、全反射戻り光量24のファーフィールドでの値が1(V)となるように規格化されると、ギャップサーボ目標値31は、例えば0.5(V)のように設定される。
なお、光ディスク47がシリコンからなる場合、例えば、全反射戻り光量24が下がり始める距離がほぼ70nm、ギャップサーボ開始閾値8に達する距離がほぼ50nm、ギャップサーボ目標値31がほぼ50nmとなる。
集光素子5の初期位置、つまりSIL端面2aの初期位置をニアフィールドにおくことは、ギャップサーボなしでは極めて困難であり、実用的ではない。このため、SIL端面2aの初期位置はファーフィールドにある。SIL端面2aの初期位置がファーフィールドの位置にあると、ファーフィールドの初期状態にてSIL2のチルトを調整しても、ニアフィールドにおいて、SIL2のチルトが生じてしまう。その結果、ギャップがゼロであっても、全反射戻り光量がゼロにならならず、ギャップエラー信号と全反射戻り光量の関係が非線形となり、ギャップ制御が不安定になる。また、SIL2がディスク47に対してチルトしているため、ニアフィールド領域にてSIL2がディスク47に衝突する可能性がある。また、SIL2がチルトしている場合、コマ収差が生じ、記録再生信号の品質を悪化させる要因となる。そこで、ニアフィールドでのSIL2にチルトが生じないように、または、ギャップサーボのほぼ制御目標値31においてSIL2のチルトが生じないようにするための方法が、本発明の一実施の形態に係るチルト制御方法である。
次に、そのチルト制御の手順について、図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。
なお、本実施の形態に係るチルト制御の動作は、上記ギャップサーボを開始する前に行うものであるが、ステップ1において、ギャップサーボ動作で用いる接近電圧を利用して、手動で行うものである。
まず、2軸アクチュエータ6にニアフィールドへの上記接近電圧(図7参照)を印加する(ステップ1)。このときは、接近電圧が最終電圧値となっても、スイッチ26(図4参照)をONとならないようにしておけばよい。このステップ1における接近電圧の設定としては、例えば、最終電圧値v1を2軸アクチュエータ6に印加したときにSIL端面2aがディスク47に接触するように設定する。このように設定された接近電圧を2軸アクチュエータ6に印加し、SIL2をディスク47に接触させる(ステップ2)。
この場合、SIL2の接触させるディスク47上の位置を信号が記録されない領域にすることで、ディスク47の信号記録面47aに傷を付けることなくチルト制御することができる。
ステップ1における接近電圧の最終電圧値v1の他の設定例としては、図8に示すように、ニアフィールドで全反射戻り光量24が下がり始めるギャップ(70nm)に対応する電圧値としてもよい。あるいは上記ニアフィールドであるか否かの閾値となるギャップ(50nm)に対応する電圧値を、接近電圧の最終電圧値v1として設定してもよい。これらの場合、SIL2を固定(集光素子5を固定)したまま、ディスク47を動かしてSIL2とディスク47とを接触させる。そして、後述するSIL2のチルト調整が終了後、ディスク47の位置を元に戻す。
図10は、ディスク47とSIL2とが接触した状態を示す図である。この状態で、全反射戻り光量がほぼゼロであるか否かを調べる(ステップ3)。全反射戻り光量がほぼゼロであれば、図5に示したように、SIL2とディスク47とが接触している状態、つまりギャップがゼロであるので、全反射戻り光量はゼロとなる。しかし、図10に示すように、SIL2がディスク47に接触している場合であっても、SIL2にチルトが生じている場合は、全反射戻り光量を得るSIL2の中心部においては、ディスク47とのギャップがゼロにならない。したがって、SIL2がチルトしている場合のギャップと全反射戻り光量との関係は、図11に示すようになり、ギャップがゼロであっても全反射戻り光量がゼロにならない。よって、ギャップゼロ、つまりSIL2とディスク47とが接触している場合に、全反射戻り光量がゼロになるか否かを調べれば、SIL2がチルトしているか否かがわかる。そこで、SIL2がチルトしている場合、上記全反射戻り光量がゼロになるようにSIL2のチルトを調整する。
ステップ3において、全反射戻り光量がゼロならば、SIL2はチルトしていないことになり、SIL2のチルト調整をする必要はなく、ステップ1で印加した接近電圧をゼロに戻して(ステップ8)、SIL2のディスク47から離間させファーフィールドにある初期位置に戻す。
ステップ3において全反射戻り光量がほぼゼロでない場合は、2方向のチルトのうち、例えば、まず、タンジェンシャル方向のチルトが最小となるように調整する(ステップ4、5)。
ここで、図12は、チルトの方向を説明するためのディスク47及び集光素子5の斜視図である。この図において、X方向が光ディスク47のラジアル方向とした場合、X方向に直交するY方向がタンジェンシャル方向となる。この場合、タンジェンシャル方向のチルトとは、X軸の周りでのチルト角(Tt)であり、ラジアル方向のチルトとは、Y軸の周りでのチルト角(Tr)である。
タンジェンシャル方向のチルトが調整された後、次にラジアル方向のチルトが最小となるように調整する(ステップ6、7)。これにより、チルト調整が完了する。このように2方向でチルト調整することにより、高精度なチルト調整を行うことができる。以上で、チルト調整は完了するが、さらに調整する場合は、ステップ4に戻りラジアルチルト、タンジェンシャルチルトの調整を繰り返して、SIL2のチルトがゼロになるように追い込んでもよい。
SIL2のチルト調整が完了すると、ステップ1で印加した接近電圧をゼロに戻す(ステップ8)。接近電圧をゼロに戻すと、SIL2がファーフィールドの初期位置に戻される。SIL2が初期位置に戻されると、上述したギャップサーボを開始する(ステップ9)。
ステップ8において、印加した接近電圧をステップ8にてゼロに戻した場合、SIL2が初期位置に戻されるが、初期位置に戻されたSIL2はディスク47に対してチルトを生じる場合もある。しかし、ステップ9でギャップサーボが開始されれば、ニアフィールドでは予めチルト調整がされているため、ニアフィールドにSIL2の端面2aが引き込まれたときにはチルトはほぼゼロとなっており、問題ない。また、ニアフィールドへのSIL2の接近開始前はSIL2の端面2aがファーフィールドにあるので、SIL2に入射した光はSIL2の端面2aで全て全反射されるため全反射戻り光量は一定であり、たとえSIL2がチルトしていても問題ない。
図13はギャップサーボ時の全反射戻り光量の応答波形を示す。この図に示す応答波形は、ギャップの時間変化の波形でもある。すなわち、本実施の形態では、ギャップサーボの開始時(時間t=t1、ギャップサーボ開始閾値8)から、ギャップがギャップサーボの目標値31となるまでなめらかに集光素子5を移動させることができる。
以上のように、本実施の形態では、ディスク47にSIL2が接触した状態でチルト調整するので、確実にチルトをなくすことができる。これにより、適切なギャップサーボを行うことができる。また、例えばSIL2の端面2aがニアフィールドにある状態で、かつSIL2をディスク47に接触させない状態でチルト調整する場合に比べ、ギャップを気にすることなく容易にチルト調整することができる。さらに、チルトがほぼゼロとなる結果、記録または再生信号の高品質化を図ることができる。
本発明は以上説明した実施の形態には限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
上記実施の形態では、手動でチルト調整するようにしたが、自動制御されるように構成してもよい。例えば、図9におけるステップ1において、接近電圧が最終電圧値となっても、スイッチ26(図4参照)がONにならずギャップサーボ制御は行われないようなシステムが組み込まれるようにすればよい。この場合、チルト制御のためのアクチュエータとしては、2軸アクチュエータ6と同様な構成とすることができ、戻り光量を検出量としてフィードバック制御によりチルト制御することができる。そしてさらに、チルトの自動制御の後、ギャップサーボに切り替えるスイッチを設けるようにすればよい。
また、図6に示したように、接近速度生成部23に入力される信号をステップ状の信号としたが、これに限らずランプ状の入力としてもよい。この場合も、上記実施の形態と同様にSIL端面2aがニアフィールド領域内に入った時点でギャップサーボを開始する。接近電圧をランプ状入力とした場合、全反射戻り光量の本来のシステム応答は図14に示す符号Rで示すような波形となる。実際の全反射戻り光量の波形は太線で示す。符号Pで示す値はSIL端面2aがファーフィールドにあるときの全反射戻り光量(あるいはSIL端面2aがファーフィールドにあるときのギャップ長)である。符号Qで示す値は、ギャップサーボ目標値に対応する全反射戻り光量(または当該ギャップサーボ目標値)である。時刻t2でギャップサーボが開始され、t2においてはSIL2の初速による外乱が発生しているが、時刻t3でギャップ目標値に達している。
上記実施の形態では、図9に示すように、タンジェンシャルチルトを調整した後、ラジアルチルトを調整するようにした。しかし、ラジアルチルトを調整した後、タンジェンシャルチルトを調整してももちろんかまわない。
上記実施の形態では、戻り光量に基づきチルト調整及びギャップサーボを行っていたが、戻り光量に代えて、SILの端面に導電性膜を形成し、SIL端面とディスクとの間の静電容量に基づきチルト制御してもよい。
次に、図9等に示したチルト調整について、さらに具体的な調整方法について説明する。図15は、その調整方法を示すフローチャートである。
ステップ11、12及び13では、図9で示した場合と同様に、2軸アクチュエータ6にニアフィールドへの接近電圧を印加し、SIL2をディスク47に接触させ、全反射戻り光量がほぼゼロか否かを検出する。なお、上述したように、アクチュエータとしては2軸のアクチュエータ6でなくてもよく、チルトアクチュエータも含む3軸のものを用いてもよい。
ステップ13において、全反射戻り光量がゼロの場合は、図9で示した場合と同様、ステップ19に進み、接近電圧をゼロに戻し、ステップ20でギャップサーボを開始する。SIL2がディスクに接触しているにもかかわらず全反射戻り光量がゼロでない場合、ラジアル方向のチルトを調整する(ステップ14)。このチルト調整は、全反射戻り光量の変化率がΔaより小さくなるまで行われる(ステップ15)。このチルト調整について、以下より詳しく説明する。
図16は、SIL2をディスク47に接触させた場合におけるチルト角と全反射戻り光量との関係を示すグラフである。このグラフより、チルト角と全反射戻り光量との関係は例えば二次関数的なものであることがわかる。本実施の形態では、この関係を利用してチルト調整しようというものである。図16において、チルト角の正負は、SIL2の端面2aの傾斜の方向を表しており、例えば図10に示したSIL2の状態のチルトが正ならば、図17に示したSIL2の状態のチルトが負で表せる。図16のグラフにおいて、符号Cの部分が、チルトがゼロの状態を示している。上記ステップ15では、全反射戻り光量の変化率がΔaより小さくなった場合に、ラジアルチルトの調整を終了する。ここで、全反射戻り光量の変化率とは、SIL2の所定のチルト角度分傾斜させる前と後との戻り光量の比率であり、極限的には図16で示した各チルト角における曲線の傾きである。この傾きがゼロであれば、SIL2のチルトはゼロ(C点)になる。
図18は、ステップ14及び15の具体的な動作を示すフローチャートである。まず、収束パラメータNをN=0、移動ゲインkをk=1に設定する(ステップ21)。図19に示すように、移動ゲインkは、SIL2のチルトを調整していく際に、SIL2を所定のチルト角度分傾斜させるときの1回当りの角度量である。図16のグラフ上では、移動ゲインkは、横軸上での移動量となる。実際には、移動ゲインkはチルトアクチュエータに印加される電圧等によっても表せる。収束パラメータNとは、SIL2のチルトを調整していく際に、後述するようにC点を通り過ぎるごとに、そのC点を通り過ぎた後にSIL2の極性を反転させる回数(カウント値)である。ここで、所定のチルト角度とは、例えば0.1°〜10°のうちのいずれかの値とすればよいが、この範囲に限らず任意に設定が可能である。
収束パラメータN、移動ゲインkが設定されると、その移動ゲインkでSIL2を所定のチルト角度分傾斜させる(ステップ22)。ここでは、ステップ14の説明をしているため、ラジアル方向であって、例えば図16及び図19の矢印Aの方向に傾斜させるものとする。SIL2がA方向に傾斜し、全反射戻り光量が減少したならば(ステップ23のYES)、全反射戻り光量はC点に向かって収束しているので、チルト調整方向は正しいと推定され、次のステップへ進む。全反射戻り光量が増加したならば(ステップ23のNO)、チルト制御の極性を反転させ(ステップ24)、今度は逆方向のB方向にチルト角を変更してチルト調整をしていく。
ステップ23で全反射戻り光量が減少したならば、さらにA方向に上記移動ゲインkでSIL2を傾斜させ(ステップ25)、これにより全反射戻り光量が減少したならばさらに移動ゲインkでA方向にチルト調整していき、全反射戻り光量がC点を越えて増加するまで傾斜させていく。そして全反射戻り光量が増加したら(ステップ26のYES)、収束パラメータNを1インクリメントし、かつ、移動ゲインkにα(<1)を乗じ、新たな収束パラメータN及び移動ゲインkにセットする(ステップ27)。その後、SIL2の傾斜方向の極性を反転し(ステップ28)、新たにセットされた移動ゲインkで、B方向にSIL2を傾斜させる(ステップ29)。B方向にSIL2を傾斜させた場合に、全反射戻り光量が減少していれば(ステップ30のNO)、チルト調整方向がチルト調整方向は正しいと推定され、さらに続けてB方向に移動ゲインkでSIL2を傾斜させていく。逆に、全反射戻り光量が増加していれば(ステップ30のYES)、C点を通り越しているので、さらに収束パラメータNを1インクリメントし、かつ、移動ゲインをkにαを乗じて新たにセットし(ステップ31)、移動方向の極性を反転する(ステップ32)。そして、収束パラメータNがN≧X(Xは任意に設定可能)となったら(ステップ33のYES)、チルト調整は終了する。図20に、以上のようなチルト調整による全反射戻り光量の変化の様子を示す。図20において、横軸は時間経過として見ることもできる。
以上のように、本実施の形態では、ステップ23で全反射戻り光量が減少、つまり全反射戻り光量の変化率が負であることが検出されれば、ステップ25でとりあえず次に同じ第1の方向に傾斜させ、全反射戻り光量が減少したか増加したか、つまり全反射戻り光量の変化率の正負を検出すれば、チルトを傾斜させる方向の正誤が確認することができる。これによりチルトが小さくなる方向へ収束させていくことが可能となり、チルトの自動制御が可能となる。
図15の説明に戻り、上述したようにステップ15において、全反射戻り光量の変化率がΔaより小さくなった場合、ラジアルチルトの調整が終了する。ステップ15では、例えば上述したように、N≧Xとなったときに全反射戻り光量の変化率がΔaより小さくなったものと推定することができる。あるいは、全反射戻り光量の変化率、つまり、直前の全反射戻り光量と、現在の全反射戻り光量との比を実際に算出することによってステップ15の判断がなされてもよい。
以上のようなラジアルチルト調整の手法と同様な手法でタンジェンシャルチルトが調整される(ステップ16及び17)。なお、ラジアルチルト調整とタンジェンシャルチルト調整とは順序が逆であってもよい。
そして、最後に、全反射戻り光量がΔc以下であるか判断する(ステップ18)。この場合、直前の全反射戻り光量と、現在の全反射戻り光量との比を実際に算出することによって判断される。上記所定の値Δa(若しくは、タンジェンシャルチルト調整時の所定の値Δb)は、任意の値に設定可能であるが、調整を収束させるには略ゼロが望ましい値である。また、ステップ18での所定の値Δcは、ディスクメディアにより依存して決まる値である。ディスクメディアによりギャップゼロ、チルトがゼロでも、全反射戻り光量がゼロになるとは限らない。
ステップ18において全反射戻り光量が所定の値Δc以下であれば、その後は図9に示した場合と同様に、印加した接近電圧をゼロにすることで(ステップ19)、SIL2をディスク47から引き離し、初期位置にSIL2を設定する。そしてギャップサーボが行われる(ステップ20)。
本発明の一実施の形態に係る光ディスク装置の構成を示す図である。 集光素子と光ディスクとを示した側面図である。 ギャップサーボモジュールの構成を示すブロック図である。 データ処理部の詳細を示すブロック図である。 ギャップサーボ開始閾値の設定例を示す図である。 接近速度生成部の構成例を示す図である。 接近速度生成部から出力された接近電圧の時間変化を示す図である。 ギャップサーボ開始閾値とギャップサーボ目標値の設定例を示した図である。 本発明の一実施の形態に係るチルト調整の手順を示すフローチャートである。 SILがディスクに衝突したときにチルトが生じている状態を示す図である。 SILがチルトしている場合のギャップと全反射戻り光量との関係を示す図である。 チルトの方向を説明するためのディスク及び集光素子の斜視図である。 接近電圧をステップ状入力とした場合のギャップサーボ時の全反射戻り光量の応答波形を示す図である。 接近電圧をランプ状入力とした場合のギャップサーボ時の全反射戻り光量の応答波形を示す図である。 チルト調整のさらに具体的な調整方法を示すフローチャートである。 SILをディスクに接触させた場合におけるチルト角と全反射戻り光量との関係を示すグラフである。 SILのチルト角が負の状態を示す図である。 図15におけるステップ14及び15の具体的な動作を示すフローチャートである。 SILの傾斜の方向及び移動ゲインkを説明するための図である。 図18で示したチルト調整による全反射戻り光量の変化の様子を示す図である。
符号の説明
1…光ディスク装置
5…集光素子
30…レーザダイオード(LD)
37…フォトディテクタ(PD)
40…サーボ制御系
47…光ディスク
51…フォーカシングサーボモジュール

Claims (11)

  1. (a)信号を記録可能なディスクに対向して配置され、光源から出射された光を前記ディスクとの距離が第1の距離となる位置で近接場光として該ディスクに集光させることが可能な集光素子を、該ディスクに接触させるステップと、
    (b)前記集光素子を前記ディスクに接触させた状態で、前記ディスクの信号の記録面に対する前記集光素子のチルトを制御するステップと
    を具備することを特徴とするチルト制御方法。
  2. 請求項1に記載のチルト制御方法であって、
    前記ディスクに接触した前記集光素子からの戻り光量を検出するステップをさらに具備し、
    前記ステップ(b)は、(c)検出された前記戻り光量に基づき前記チルトを制御するステップを有することを特徴とするチルト制御方法。
  3. 請求項1に記載のチルト制御方法であって、
    前記ステップ(b)は、
    前記ディスクのラジアル方向のチルトを制御するステップと、
    前記ディスクのタンジェンシャル方向の前記チルトを制御するステップと
    を有することを特徴とするチルト制御方法。
  4. 請求項2に記載のチルト制御方法であって、
    前記ステップ(b)の後、前記集光素子と前記ディスクとの距離が、前記第1の距離より大きい距離であって該ディスクに近接場光として集光されない第2の距離となるように、該集光素子を前記ディスクから離間させるステップと、
    離間させた前記集光素子と該ディスクとの距離が前記第1の距離となるように該距離を制御するステップと
    をさらに具備することを特徴とするチルト制御方法。
  5. 請求項1に記載のチルト制御方法であって、
    前記ディスクは、
    前記信号が記録される第1の領域と、
    前記第1の領域以外の領域であって、前記信号が記録されない第2の領域とを有し、
    前記ステップ(a)は、前記集光素子を前記第2の領域に接触させるステップを有することを特徴とするチルト制御方法。
  6. 請求項2に記載のチルト制御方法であって、
    前記ステップ(c)は、
    (d)前記集光素子を所定のチルト角度分傾斜させたときの前記戻り光量の変化率を検出するステップと、
    (e)前記検出された変化率に応じて前記チルトを制御するステップと
    を有することを特徴とするチルト制御方法。
  7. 請求項6に記載のチルト制御方法であって、
    前記ステップ(e)は、前記変化率が閾値より小さくなった場合に前記チルト制御を終了するステップを有することを特徴とするチルト制御方法。
  8. 請求項6に記載のチルト制御方法であって、
    前記ステップ(e)は、
    前記集光素子を前記ディスクのラジアル方向で第1のチルト角度分傾斜させるステップと、
    前記ラジアル方向で前記傾斜させたときの前記戻り光量の変化率が第1の閾値より小さくなった場合に、前記ラジアル方向での前記チルト制御を終了するステップと、
    前記集光素子を前記ディスクのタンジェンシャル方向で第2のチルト角度分傾斜させるステップと、
    前記タンジェンシャル方向で前記傾斜させたときの前記戻り光量の変化率が第2の閾値より小さくなった場合に、前記タンジェンシャル方向での前記チルト制御を終了するステップと
    を有することを特徴とするチルト制御方法。
  9. 請求項6に記載のチルト制御方法であって、
    前記ステップ(e)は、
    (f)第1の方向に第1のチルト角度分傾斜させるステップと、
    (g)前記ステップ(f)で傾斜させた場合に、前記変化率が負であることが検出された場合、さらに前記ステップ(f)を実行するステップと、
    (h)前記ステップ(g)で前記ステップ(f)を実行した場合に、前記変化率が正であることが検出された場合、前記第1の方向とは逆の第2の方向に、前記第1のチルト角度より小さい第2のチルト角度分傾斜させるステップと
    を有することを特徴とするチルト制御方法。
  10. 請求項9に記載のチルト制御方法であって、
    前記ステップ(e)は、前記ステップ(f)、(g)及び(h)を、前記ディスクのラジアル方向及びタンジェンシャル方向のそれぞれで実行することを特徴とするチルト制御方法。
  11. 光を出射する光源と、
    信号を記録可能なディスクに対向して配置され、前記光源から出射された前記光を近接場光として前記ディスクに集光させることが可能な集光素子と、
    前記集光素子を前記ディスクに接近させて接触させた状態で、前記ディスクの信号の記録面に対する前記集光素子のチルトを制御する手段と
    を具備することを特徴とする光ディスク装置。
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