JP2008103037A - 光ピックアップ装置及びそれを備える光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】互いに基板厚の異なる2種類の情報記録再生媒体に対して、同じ発光素子から出射したレーザ光を用いて記録および再生の少なくとも一方が可能な小型の光ピックアップ装置とそれを備える光ディスク装置を提供する。
【解決手段】発光素子と、前記発光素子から出射されるレーザ光を第1の光ディスクに集光するための第1の対物レンズと、前記発光素子から出射されるレーザ光を第2の光ディスクに集光するための第2の対物レンズと、前記第1の光ディスク又は第2の光ディスクで反射されたレーザ光を受光して、信号を生成するための受光素子と、前記発光素子から出射されるレーザ光を前記第1の対物レンズと第2の対物レンズに向けて分割するための光学系とを備えた構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、第1の光ディスクと、第1の光ディスクとは異なる規格の第2の光ディスクの少なくとも2種類の記録密度の異なる光ディスクに対し、記録・再生が可能な互換光ピックアップ装置に関する。
Bru−ray Disc(以下BDと略記する)、DVDおよびCDに対して記録あるいは再生を行う3波長互換ピックアップの構成が知られている。例えば、特許文献1には、第1光源に波長407nmの青紫色レーザを用い、第2光源に波長655nmの赤色レーザを用い、第3光源に波長785nmの赤外レーザを用いた構成が示されている。これらの光源から出射された光束を3波長互換対物レンズに入射し、各情報記録再生媒体の記録再生面で集光させる構成となっている。
特開2005−293775号公報
しかしながら、特許文献1では、例えばHD-DVD(以下HDと略記する)に対して記録および/又は再生を行う場合については記載されていない。
本発明では、互いに基板厚の異なる2種類の情報記録再生媒体に対して、同じ発光素子から出射したレーザ光を用いて記録および再生の少なくとも一方が可能な小型の光ピックアップ装置とそれを備える光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成させるために、本発明の光ピックアップ装置は、記録面あるいは再生面を有する第1の光ディスクと、記録面あるいは再生面を有し、前記第1の光ディスクと基板の厚みの異なる第2の光ディスクとに少なくとも対応した光ピックアップ装置であって、発光素子と、前記発光素子から出射されるレーザ光を前記第1の光ディスクに集光するための第1の対物レンズと、前記発光素子から出射されるレーザ光を前記第2の光ディスクに集光するための第2の対物レンズと、前記第1の光ディスク又は第2の光ディスクで反射された反射レーザ光を受光して、信号を生成するための受光素子と、前記発光素子から出射されるレーザ光を前記第1の対物レンズと第2の対物レンズに向けて分割するための光学系とを備えた構成とする。
本発明によれば、互いに基板厚の異なる2種類の情報記録再生媒体に対して、同じ発光素子から出射したレーザ光を用いて記録および再生の少なくとも一方が可能な小型の光ピックアップ装置とそれを備える光ディスク装置を提供することができる。
以下、本発明にかかる光ピックアップ装置とそれを備える光ディスク装置の実施形態を説明する。
実施例1ではBD、HDの記録および再生が可能な光ディスクドライブに対応した光ピックアップについて説明する。
BDとHDは、互いに基板の厚さが異なる。BDとHDでは、光入射面から記録面又は再生面までの光路長が異なることになるので、本発明にかかる光ピックアップ装置は、仕様の異なる2つの対物レンズを搭載して、それぞれの対物レンズでBDとHDの記録及び再生を行うように構成されている。
図1は、第1の実施例の光ピックアップの光学系の説明図である。レーザ光源1から光ビームが発散光として出射される。情報の記録または情報の再生をBD、HD系の光ディスクに行うには、波長約405nmの半導体レーザを用いるのが一般的であり、レーザ光源1も波長約405nmの光ビームを出射する半導体レーザを想定している。
レーザ光源1から出射された光ビーム2は、ビーム整形素子3、可変偏光切替素子付きの回折格子4を透過し、偏光ビームスプリッタ5にて、偏光の向きにより、HD用光学系を通過する光ビーム6とBD用光学系を通過する光ビーム7に分割される。
光ビーム6は、三角プリズム8で反射され、レンズ9、1/4λ波長板10を透過し、立ち上げミラー11を図中z方向に反射しアクチュエータ12に搭載された対物レンズ13により光ディスク(HD)(図示せず)上に集光される。
光ディスクにより光ビーム6は反射し、対物レンズ13、立ち上げミラー111/4λ波長板10、レンズ9、三角プリズム8を経て、偏光ビームスプリッタ5に到達する。
光ビーム6は行きと帰りと1/4λ波長板10を2回通過することで光の偏光方向が90°回転することにより、偏光ビームスプリッタ5で反射され、検出レンズ14を透過し、光検出器15に到達する。
光ビーム6は、検出レンズ14を透過するとき所定の非点収差が与えられ、非点収差法による光ディスクのフォーカスエラー信号(以下FESと記す)の検出に使用される。尚、非点収差法はごく一般的なFESの検出法なので説明は省略する。光検出器15に導かれた光ビーム6は、光ディスク上に記録されている情報信号の検出と、TESおよびFESなど光ディスク上に集光された光スポットの位置制御信号の検出に使用される。
一方、光ビーム7は、レンズ16、1/4λ波長板10を透過し、立ち上げミラー11を図中z方向に反射しアクチュエータ12に搭載されたもう一方の対物レンズ17により光ディスク(BD)(図示せず)上に集光される。
光ディスクにより光ビーム7は反射し、対物レンズ17、立ち上げミラー111/4λ波長板10、レンズ16を経て、偏光ビームスプリッタ5に到達する。
光ビーム7も光ビーム6と同様に、行きと帰りと1/4λ波長板10を2回通過することで光の偏光方向が90°回転することにより、偏光ビームスプリッタ5を透過し、検出レンズ14を透過し、光検出器15に到達する。
光ビーム7も光ビーム6と同様に検出レンズ14と光検出器15により、TESおよびFESなど光ディスク上に集光された光スポットの位置制御信号の検出や光ディスクに記録されている情報信号の検出をすることができる。
次に球面収差補正ユニット20を説明する。光ディスクには、2層ディスクと言われる記録面の層が2面ある光ディスクの規格がある。こういった光ディスクを再生記録する際、ディスク表面から記録面までの厚さが層により異なる為、球面収差が発生する。
この球面収差の量はNAにより発生量が異なるがBDのように対物レンズのNAが高NAとなる光ピックアップにおいては、発生する球面収差量は無視できないものとなる為、補正手段が必要となる。
球面収差補正ユニット20は、レンズ16、レンズ9、レンズホルダ19とレンズホルダ19を光軸方向に可動させるステッピングモータ18という構成となり、ステッピングモータ18の動力によりレンズホルダごとレンズが光軸方向に可動することで対物レンズへ入射する光を集束、発散光とすることで対物レンズ出射光に球面収差が発生し2層ディスクの板厚の違いによる球面収差の発生を補正することが可能となり、良好な記録再生が可能となる。
このような光学系のように、記録再生波長が同じBD、HDといった異なる規格の光ディスクに対し、単一のレーザ光源と単一の光検出器を共有することにより、光ピックアップの光学構成を簡略化でき小スペースで安価な光ピックアップを作ることができる。
なお、本実施例において、三角プリズムにてHDの対物レンズに光を導く構成としたがその限りではなく、対物レンズへ導けるのであれば、ミラーやプリズムであっても何ら構わない。
また、本実施例において、BD側レンズ16とHD側レンズ9とをレンズホルダ19に搭載しステッピングモータ18にて光軸方向に駆動する構成をとったがその限りではなく、BD側レンズ16のみを光軸方向に駆動させる構成でも何ら構わない。
また、本実施例の光学配置において、図1のような構成としたがその限りではなく、レーザ光源1から偏光ビームスプリッタ5までと偏光ビームスプリッタ5から光検出器15までお入れ替えても何ら構わない。また、BD側対物レンズ17、レンズ16とHD側対物レンズ13、レンズ9とを入替えても何ら構わない。
実施例2では、実施例1の光学系において、BD、HD2つの光学系から返ってきた2つの光ビームの強度分布を単一の光検出器へ揃えて入射させる調整方式について説明する。
実施例1に記載の光学系を採用した場合、理想的にはBD、HDそれぞれの光学系を通ってきた光ビームは、同一のレーザ光源1から出射された光ビームである為、光検出器15の同位置に集光する。しかしながら、BD、HD各光学系部品の搭載角度や位置、対物レンズへの入射光束を制限するアパーチャーの位置のバラツキにより光検出器上に集光する光の強度分布にズレが発生する場合がある。その結果、一般的な光検出器15を図中x、y、zの方向に調整し、光検出器15から出力される信号にてデフォーカス調整と光の強度分布を光検出器の中心に来るように調整するだけでは、BDとHDのどちらか一方の光学系に対応した調整しかできず、調整が出来ない他方の光学系においては、デフォーカスズレやFES、TESが不安定となる要因となる。
この課題に対し、本実施例においては、先ず、BD側光学系にあわせるように従来方式である光検出器15を使用して調整する構成とし、光検出器15で調整の出来ないHD側光学系においては他の部品にて調整する構成とした。
次にHD側光学系においての調整についてより詳しく説明する。
図2は、図1の記載されてA方向より三角プリズム8を見た側面図である。光ピックアップは、母体となる機構部品(Pケースともいう)21を有しており、この機構部品に種々の搭載部品が支持、固定される。図2のようにHD側の光学系に搭載された三角プリズム8を、この機構部品21より浮かせた状態で調整した後、三角プリズム8と機構部品21との間に接着剤22を塗布し、硬化させることにより三角プリズム8を機構部品21に対して固定する構成とした。もちろん、三角プリズム8と機構部品21との間に接着剤22を介在させた状態で調整を行い、その後、接着剤22を硬化させてもよい。接着剤22としては、紫外線硬化型の接着剤が好ましい。
このような構成とすることで、三角プリズム8を任意の角度、位置調整をすることが出来、光検出器では調整のできなかった、もう一方のHD光学系の光ビームの強度分布を光検出器上15に導くことができると共にデフォーカス調整も最適なフォーカスにあわすことができる。その結果、安定なFES、TES制御をすることができるという効果がある。
また、温度特性や環境試験(高温放置、低温放置、高温高湿、温度サイクル)においても光ビームが往路、復路ともに同経路を通るような光学部品については、光学部品の位置や角度ズレにて発生する光検出器上での強度分布ズレの感度が鈍く、そのような部品である三角プリズム8を調整することのより、機構部品に接触せず接着剤のみによる固定においても温度や環境の変化に非常に強く、高信頼性を得られるという効果がある。
また、調整においては位置や角度に鈍感な部品を調整する為、調整に必要な角度や位置のずらし量が大きくなることにより、高価な精密調整器を用いなくとも微調整ができるという効果がある。
また、この方法にて調整することでBD,HDのそれぞれの対物レンズ出射光の傾きを略同一方向に飛ばすことが可能となり、BD,HDそれぞれの良好な記録再生のできる光ディスクの傾角の差である相対傾角をも軽減する効果がある。
なお、三角プリズム8を調整する為には、三角プリズム8を通過する光束とは別に三角プリズム8を保持する為に必要な領域が必要になり三角プリズムの外形を大きくする必要がある。本実施例では、三角プリズム8に、図3に示すような、三角プリズム8を保持するためのホルダー23を備える。ホルダー23は、レーザ光の光路をさえぎらないような位置に設けられている。このようなホルダー23を用いることにより、三角プリズム8を最良な大きさに実現できると共に最適化することにより三角プリズム8の価格を安価にすることができるという効果がある。
また、このようなホルダー23を三角プリズム8に装着することにより、位置や角度の調整時に、三角プリズム8を傷つけたり、汚れが付着したりすることを防止又は抑制することができる。
なお、ホルダー23の形状は図3に示す形状に限定されず、三角プリズム8を保持しつつ三角プリズム8の調整ができるのであればどのような形状でも良い。また、三角プリズム8をホルダー23に保持した状態で、ホルダー23の位置や角度を調整しながら、ホルダー23を接着剤を介して機構部品21に固定させてもよい。
なお、本実施例においては、HD光学系の最終調整用の光学部品を、HD光学系に配置された三角プリズム8で調整する構成としたがその限りではなく、調整用光学部品としては、2つの光学系に光ビームを分割する光学部品(本実施例では偏光ビームスプリッタ5)から対物レンズまでの部品が対象であり、立ち上げミラーやレンズを機構部品21(Pケース)に接触させること無く調整可能とする構成としてもなんら構わない。
例えば、三角プリズム8を機構部品21に接触させた状態で固定し、三角プリズム8から対物レンズ13までの間に光路上に配置される光学部品、例えば、レンズを調整用光学部品として、機構部品21に接触させない状態で紫外線硬化型の接着剤などにより固定してもよい。この場合は、レンズの位置を調整することによって、HD光学系の最終調整を行うことができる。
また、最終調整用のレンズがレンズホルダに搭載されるような場合には、レンズホルダを機構部品21に接触させて固定し、次いで、レンズがレンズホルダに接触しない状態で、レンズの位置を変えてHD光学系の調整を行った後、レンズをレンズホルダに紫外線硬化型接着剤を介して固定するようにしてもよい。
また、レンズをレンズホルダに接触した状態で固定し、レンズホルダを機構部品21に接触しない状態で保持して、レンズホルダの位置を変えてHD光学系の調整を行った後、レンズホルダを機構部品21に紫外線硬化型接着剤を介して固定するようにしてもよい。
また、更に、レンズホルダとレンズの両方を調整用光学部品としてもよく、レンズホルダを機構部品21に接触させず、更に、レンズもレンズホルダに接触させない状態で、レンズホルダとレンズの位置又は角度を変えてHD光学系の調整を行っても良い。そして、調整後は、レンズホルダを機構部品21に紫外線硬化型接着剤で固定し、レンズをレンズホルダに紫外線硬化型接着剤で固定すればよい。
ここでは、HD光学系を最終調整させたが、逆に、BD光学系を最終調整させる態様としてもよく、この場合、BD光学系を構成するいずれかの光学部品を最終調整用の光学部品として機構部品と接触しない状態で調整を行い、最終調整用の光学部品を紫外線硬化型の接着剤で固定させてもよい。
以上説明したような調整方法に従って製造された光ピックアップ装置は、安定なFES、TES制御をすることができる。
実施例3では、実施例1にて説明した光学系を用いた、BD、HD、DVD、CDの4メディア互換の光ピックアップを説明する。
図4、図5は、実施例1の光学系を用いたBD、HD、DVD、CDの4メディア互換の光ピックアップ光学系の説明図であり、図4は正面図を示し、図5は側面図を示したものである。
CDレーザ24を出射したCD光25は、1/2波長板26、レンズ27、回折格子28を透過し、偏光ビームスプリッタ29で反射され、レンズ30、DVD/CD広帯域1/4波長板31を透過し、複合型立上プリズム32にて反射され、レンズ33、開口制限素子34を透過し、HD/DVD/CD互換対物レンズ13に入射する。そしてCDディスク100に集光される。
CDディスク100で反射された後、HD/DVD/CD互換対物レンズ13、開口制限素子34、レンズ33を透過し、複合型立上プリズム32にて反射される。
そしてDVD/CD広帯域1/4波長板31、レンズ30、偏光ビームスプリッタ29、波長選択性1/2波長板35を透過し、偏光ビームスプリッタ36で反射され、検出レンズ37を透過し、光検出器38に入射する。
光検出器38にて得られた信号を、図6に示す光ディスク装置の信号処理部46で信号処理し、再生時は、再生信号を得るとともに、サーボ信号作成部47にて互換対物レンズ2がフォーカス制御、トラッキング制御される信号を作成し、AF−TR制御回路48に入力され、AF(オートフォーカス)制御と、TR(トラッキング)制御が行われる。また、チルト信号作成部49にてチルト駆動信号が作成され、チルト駆動回路50を経由してチルトコイルにチルト電流が印加され、HD/DVD/CD互換対物レンズ13を含む可動部がチルト動作を行う。
これらのシステムコントロールが信号処理部46でなされ、最良な光学特性が得られるようにコントロールされる。
図示しないが、このような互換光ピックアップに搭載されている対物レンズ駆動装置は、一般的にはAF動作、TR動作、TILT動作を行う3次元対物レンズ駆動装置である。対物レンズを含む可動部にはAFコイル、TRコイル、TILTコイルが配置されている。この可動部がマグネットおよびヨークなどによって構成される固定部に対して導電性弾性支持部材6本で支持されており、上記システムコントロールが可能となっている。
DVDレーザー39を出射したDVD光40は、1/2波長板41、回折格子42を透過し、偏光ビームスプリッタ43で反射され、偏光ビームスプリッタ36、波長選択性1/2波長板35、偏光ビームスプリッタ29、レンズ30、DVD/CD広帯域1/4波長板31を透過し、複合型立上プリズム32にて反射され、レンズ33、開口制限素子34を透過し、HD/DVD/CD互換対物レンズ13に入射する。そしてDVDディスク200に集光される。
DVDディスク200で反射された後、HD/DVD/CD互換対物レンズ13、開口制限素子34、レンズ33を透過し、複合型立上プリズム32にて反射される。
そしてDVD/CD広帯域1/4波長板31、レンズ30、偏光ビームスプリッタ29、波長選択性1/2波長板35、偏光ビームスプリッタ36、偏光ビームスプリッタ43、検出レンズ44を透過し、光検出器45に入射する。
光検出器45にて得られた信号は、上述したCD用光検出器38で得られた信号と同様に図6に示す光ディスク装置の信号処理部46で信号処理される。また、DVDの記録再生のシステムコントロールも、前述したCDのシステムコントロールと同様であり、詳細な説明は省略する。
HD/BDレーザー1を出射したHD/BD光2はビーム整形素子3、可変偏光切替機能を有する回折格子4を透過し、偏光ビームスプリッタ5にて、偏光の向きにより、HD光6とBD光7に分割される。
HD光6は、三角プリズム8で反射され、レンズ9、1/4波長板10を透過し、複合型立上プリズム32にて反射され、レンズ33、開口制限素子34を透過し、HD/DVD/CD互換対物レンズ13に入射する。そしてHDディスク300に集光される。
HDディスク300で反射された後、HD/DVD/CD互換対物レンズ13、開口制限素子34、レンズ33を透過し、複合型立上プリズム32にて反射される。
そして1/4波長板10、レンズ9を透過し、三角プリズム8で反射され、偏光ビームスプリッタ5で反射され、検出レンズ14を透過し、光検出器15に入射する。
光検出器15にて得られた信号を用いて、HD再生時は、HD再生信号を得るとともに、HD/DVD/CD互換対物レンズ13は、フォーカス制御、トラッキング制御、さらにはチルト制御が掛けられ、最良な光学特性が得られるように図6に示すシステムにてコントロールされる。
一方、BD光7は、レンズ16、1/4波長板10を透過し、ミラー11で反射され、BD用対物レンズ17に入射する。そしてBDディスク400に集光される。
BDディスクにて400で反射された後、BD用対物レンズ17を透過し、ミラー11で反射され、1/4波長板10、レンズ16、偏光ビームスプリッタ5、検出レンズ14を透過し光検出器15に入射する。
光検出器15にて得られた信号を用いて、BD再生時は、BD再生信号を得るとともに、対物レンズ17は、フォーカス制御、トラッキング制御、さらにはチルト制御が掛けられ、最良な光学特性が得られるように図6に示すシステムにてコントロールされる。
上記構成とすることで、BD、HD、DVD、CDの4つの光ディスクに対応した安価でかつ小スペースな互換光ピックアップを作成することが出来る。
上記実施形態によれば、記録再生波長に同一の波長を使用する規格の異なる2つの光ディスクBD、HDに対し、第1の対物レンズ(BD専用対物レンズ)と第2の対物レンズ(HD専用または、HD、DVD、CD互換対物レンズ)とレーザ光源と光検出器と2つの対物レンズに光を分割する為の光学部品とを備え、2つの対物レンズに導く為の2つの光学系を有した光学系において、レーザ光源と光検出器を共有化することでBD、HD側光学系を安価且つ小スペース化することができ、その光学系とCD/DVD光学系を組み合わせることにより、CD、DVD、第1の次世代DVD(BD)、第2の次世代DVD(HD)の4種類の光ディスクに対する良好な記録・再生が可能な効果があり、4種類のディスク互換光ピックアップを提供することができる。
また、上述した光ピックアップ装置は、光ディスク装置に装着されて使用される。光ディスク装置は、光ピックアップ装置により得た信号を信号処理して再生信号を得、モータなどの回転駆動機構によって回転している情報記録再生媒体に記録されている情報を再生する。また、光ディスク装置は、情報記録再生媒体に、光ピックアップ装置から記録光を照射して、CD、DVD、BD、HD DVDなどの各種の情報記録再生媒体に情報を記録することができる。
以上、本発明に従う光ピックアップ装置及びそれを備える光ディスク装置の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の改良例や変形例を含むことができる。
図1は、第1の実施例の光ピックアップの光学系説明図である。 実施例2の光ピックアップの母体となる機構部品とHD側光学系に搭載された三角プリズムとの固定する方法の説明図である。 実施例2の光ピックアップの母体となる機構部品とHD側光学系に搭載された三角プリズムと三角プリズムを保持するホルダーの固定する方法の説明図である。 第1の実施例の光ピックアップの光学系にDVD、CDの光学系を組合せ、BD、HD、DVD、CD4種類の光ディスクに対応した光ピックアップの光学系とした光学系構成図の正面説明図である。 第1の実施例の光ピックアップの光学系にDVD、CDの光学系を組合せ、BD、HD、DVD、CD4種類の光ディスクに対応した光ピックアップの光学系とした光学系構成図の側面説明図である。 光ディスク装置のシステムコントロールの概念図である。
符号の説明
1…BD,HDレーザ光源、3…ビーム整形素子、4…回折格子、5・・・偏光ビームスプリッタ、8・・・三角プリズム、9・・・レンズ、10・・・1/4波長板、11・・・立ち上げミラー、13・・・対物レンズ、14・・・検出レンズ、15…光検出器、16…レンズ、17・・・対物レンズ、18・・・ステッピングモータ、19・・・レンズホルダ、20・・・球面収差補正素子ユニット、21・・・光ピックアップの母体となる機構部品、22・・・接着剤、23・・・ホルダー、24・・・CDレーザ光源、26・・・1/2波長板、27・・・レンズ、28…回折格子、29…偏光ビームスプリッタ、30…レンズ、31…DVD/CD広帯域1/4波長板、32…複合立ち上げプリズム、33…レンズ、34…開口制限素子、35…波長選択性1/2波長板、36…偏光ビームスプリッタ、37…検出レンズ、38…光検出器、39…DVDレーザ光源、41…1/2波長板、43…偏光ビームスプリッタ、44…検出レンズ、45…光検出器、100…CDディスク、200…DVDディスク、300…HDディスク、400…BDディスク

Claims (10)

  1. 記録面あるいは再生面を有する第1の光ディスクと、記録面あるいは再生面を有し、前記第1の光ディスクと基板の厚みの異なる第2の光ディスクとに少なくとも対応した光ピックアップ装置であって、
    発光素子と、
    前記発光素子から出射されるレーザ光を前記第1の光ディスクに集光するための第1の対物レンズと、
    前記発光素子から出射されるレーザ光を前記第2の光ディスクに集光するための第2の対物レンズと、
    前記第1の光ディスク又は第2の光ディスクで反射されたレーザ光を受光して、信号を生成するための受光素子と、
    前記発光素子から出射されるレーザ光を前記第1の対物レンズと第2の対物レンズに向けて分割するための光学系とを備えたことを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 請求項1記載の光ピックアップ装置であって、前記光学系は、前記レーザ光の偏光の向きに応じて前記レーザ光を反射又は透過させる第1の光学部品と、前記第1の光学部品を透過したレーザ光を反射させる第2の光学部品とを有し、前記第1の光学部品を反射したレーザ光が前記第1の対物レンズに導かれ、前記第2の光学部品を反射したレーザ光が前記第2の対物レンズに導かれるように構成されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  3. 請求項2記載の光ピックアップ装置であって、前記第2の光学部品は、前記光ピックアップの母体となる機構部品に接触していないことを特徴とする光ピックアップ装置。
  4. 請求項2又は3記載の光ピックアップ装置であって、前記第2の光学部品は、前記機構部品に対する位置又は角度を調整するためのホルダーを備えていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  5. 請求項2から4のいずれか記載の光ピックアップ装置であって、前記第2の光学部品が反射ミラー又は反射プリズムであることを特徴とする光ピックアップ装置。
  6. 請求項2記載の光ピックアップ装置であって、更に、前記第2の光学部品と前記第2の対物レンズとの間に第3の光学部品を有し、
    前記第3の光学部品は、前記光ピックアップの母体となる機構部品に接触していないことを特徴とする光ピックアップ装置。
  7. 請求項6記載の光ピックアップ装置であって、
    前記第3の光学部品はレンズホルダに保持されるレンズであり、該レンズは、前記レンズホルダと接触しないように接着剤を介して設けられていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  8. 請求項1から7のいずれか記載の光ピックアップ装置であって、
    前記発光素子を第1の発光素子とし、前記レーザ光を第1のレーザ光とし、前記受光素子を第1の受光素子としたときに、
    前記光ピックアップ装置は、更に、前記第1のレーザ光とは波長の異なる第2のレーザ光により記録又は再生が行われる第3の光ディスクに対応するものであって、
    前記第2のレーザ光を発光するための第2の発光素子と、
    前記第3の光ディスクで反射された前記第2のレーザ光を受光する第2の受光素子と、を更に備え、
    前記第2のレーザ光を前記第1又は第2の対物レンズにより前記第3の光ディスクに集光させるよう構成されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  9. 請求項1から7のいずれか記載の光ピックアップ装置であって、
    前記光ピックアップ装置は、更に、前記第1及び第2のレーザ光とは波長の異なる第3のレーザ光により記録又は再生が行われる第4の光ディスクに対応するものであって、
    前記第3のレーザ光を発光するための第3の発光素子と、
    前記第4の光ディスクで反射された前記第3のレーザ光を受光する第3の受光素子と、を更に備え、
    前記第3のレーザ光を前記第1又は第2の対物レンズにより前記第4の光ディスクに集光させるよう構成されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  10. 請求項1から9のいずれか記載の光ピックアップ装置と、
    前記光ピックアップ装置からの信号を処理するための信号処理部とを有する光ディスク装置。
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