JP2005205769A - インクジェット記録ヘッドの接合構造 - Google Patents

インクジェット記録ヘッドの接合構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 温度変動によるフレキシブルフラットケーブル40のバンプ電極103の間隔が伸縮し、これに接合されている圧電アクチュエータのトップシート35の表面電極93及び外部電極95との接合強度が弱い部分で剥がれるのを防止する。
【解決手段】 トップシート35の表面に形成された個別電極用接合端子91における薄い厚さの表面電極93の広幅部93aの周縁よりも内周側に厚い外部電極95をその周縁が配置されるようする。フレキシブルフラットケーブル40のバンプ電極103を外部電極95の上面に対面させた状態で加熱押圧すると、その半田合金が溶融して外部電極95の表面及び広幅部93aの周縁よりも内周側の表面を覆う。固化した半田合金(バンプ電極103)の隅肉部103aの厚さが大きく、且つ隅肉部103aの断面の半径を大きくできるように、広幅部93aの周縁から外部電極95の周縁までの寸法W5を可及的に大きく設定する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、インクジェット記録ヘッドの接合構造に係り、より詳しくは、給電する配線基板に対するインクジェット記録ヘッドにおけるアクチュエータの表面に形成される接合端子の構造に関するものである。
先行技術のオンディマンド型のインクジェット記録ヘッドにおいては、特許文献1等に開示されているように、複数枚のプレートを積層したキャビティユニットに、2列に配置した複数の圧力室が設けられ、各圧力室に対応する活性部(エネルギー発生手段)を有する圧電アクチュエータがキャビティユニットと接合されている。そして、圧電アクチュエータの各活性部に電圧印加するために、該圧電アクチュエータの上面(表面)にその長手方向の両側縁に沿って上記各活性部と対応した接合端子としての表面電極が設けられ、外部からの制御信号を伝達するためのフレキシブルフラットケーブルにおける接合電極部と圧電アクチュエータの表面電極(接合端子)とが重ねられて接合される。
その場合、特許文献2に示すように、フレキシブルフラットケーブルを、片面に配線を有する複数の基板層の積層体にて構成し、その複数の基板層の少なくとも1つに開口部を有して、その後側に配置された基板層の配線を前記開口部を介して露出させてバンプ電極(接合電極部)を形成し、これを圧電アクチュエータの表面電極に接合することが考えられた。
このバンプ電極は、加熱により軟化・溶融状態となる半田合金からなることが一般的であった。
他方、圧電アクチュエータは、一般的に表面に個別電極のパターンを形成した圧電材料からなるセラミックス材のグリーンシートと表面にコモン電極のパターンを形成した同じくグリーンシートと、表面に表面電極が形成された同じくトッププレートとを重ねて後焼成したものであり、個別電極やコモン電極及びこれらに導通する表面電極は銀−パラジュウム系の導電性ペーストをグリーンシートにスクリーン印刷形成したものである。
特開2003−159795号公報 特開平11−147311号公報
しかしながら、この種の個別電極やコモン電極用の表面電極は、半田合金との濡れ性が良好であるものの、層厚さが薄いことから、表面電極と圧電アクチュエータのシート表面との接合強度が弱いので、次のような欠点があった。
即ち、フレキシブルフラットケーブルは一般的に可撓性を有する合成樹脂製の基板を有するので、温度膨張・収縮性が大きいため、温度変化(変動)の大きい環境下で繰り返し使用すると、フレキシブルフラットケーブル側のバンプ電極の間隔が伸縮し、これに接合されている表面電極と圧電アクチュエータのシート表面との接合強度が弱い部分で剥がれてしまい、電気的断線となり易かった。
本出願人は、この問題を解決するため、先に、表面電極の表面に厚膜の外部電極を付加することを考えた。
これにより、バンプ電極の半田合金と外部電極との接合強度が増大することがわかった。しかしながら、溶融した半田合金が外部電極の表面から表面電極の表面にわたって流れた後固化した隅肉部分が、温度変化(変動)によるフレキシブルフラットケーブルの膨張・収縮、特に収縮時に亀裂が発生し、電気的断線の原因になる問題は解決できなかった。
本発明は、上記問題点を解決することを技術的課題とするものである。
上記技術的課題を解決するため、請求項1に記載の発明のインクジェット記録ヘッドの接合構造は、被記録媒体にインクを吐出するための複数のチャンネルのそれぞれに駆動電圧を印加するため、アクチュエータの表面に島状に配置された複数の接合端子を有するインクジェット記録ヘッドと、このインクジェット記録ヘッドを制御するための制御信号を発信する回路素子とを接続するためのインクジェット記録ヘッドの接合構造であって、前記配線基板におけるバンプ電極と重ね接合させる前記接合端子は、厚さの薄い表面電極と、該表面電極の表面上に設けられた厚さの厚い外部電極とからなり、表面電極の少なくとも一部に広幅部を形成し、該広幅部の周縁よりも内周側に外部電極の周縁が位置するように配置したものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェット記録ヘッドの接合構造において、前記インクジェット記録ヘッドは、第1の方向に沿って列状に配置された複数個のノズルからなる複数個のノズル列と、前記各ノズルに対応する圧力室の複数の列と、前記各圧力室内のインクに選択的に吐出エネルギーを与える複数個のエネルギー発生手段を有するアクチュエータとを備え、前記配線基板は、可撓性を有するフレキシブルフラットケーブルであり、前記アクチュエータの表面に形成される表面電極は、前記各エネルギー発生手段に個別に接続され、前記各ノズル列毎に対応して島状に配列された複数個の個別表面電極と、前記各エネルギー発生手段に共通に接続されたコモン表面電極とからなるものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のインクジェット記録ヘッドの接合構造において、前記各外部電極は前記第1の方向の幅寸法が、第1の方向と直交する第2方向の寸法より短く形成されているものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のインクジェット記録ヘッドの接合構造において、前記複数の個別表面電極は、前記第1の方向に並んで配列され、前記広幅部は、前記個別表面電極の前記第2の方向における両端のいずれか一方に形成されるとともに、複数の個別表面電極の並び順に応じて、前記両端のいずれか一方に交互に形成されているものである。
請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッドの接合構造において、前記フレキシブルフラットケーブルは、前記ノズル列とほぼ直交する方向に延び、前記各ノズルが前記第2の方向に沿って延び、前記個別表面電極は、前記各ノズルの配置間隔の間に相当する部位にて、前記第2の方向に沿って延び、前記各外部電極は前記各個別表面電極の一部に形成されているものである。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のインクジェット記録ヘッドの接合構造において、前記フレキシブルフラットケーブルの延びる方向の中途部には、前記エネルギー発生手段の駆動用の回路素子としての集積回路が搭載され、前記各バンプ電極はフレキシブルフラットケーブルに形成された配線を介して前記集積回路に接続されているものである。
請求項1に記載の発明によれば、アクチュエータの表面に形成された複数の島状の接合端子における表面電極の少なくとも一部に広幅部を形成し、該広幅部の周縁よりも内周側に外部電極の周縁が位置するように配置したものであるから、溶融した後固化したバンプ電極の半田合金の隅肉部が外部電極の周縁と広幅部の周縁よりも内周側の表面との領域に確実に形成でき、且つ隅肉部の肉厚を大きくできるから、アクチュエータの表面の接合端子と配線基板におけるバンプ電極とが確実に接合でき、また接合強度も大きくできるので、配線基板が温度変化等にて前記帯の延びる方向に伸縮しても接合の剥がれを発生することがなく断線事故を無くして信頼性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、アクチュエータの表面には、第1の方向に沿って列状のノズル列における各ノズルは前記第1の方向と直交する第2の方向に複数適宜間隔で配置されているから、それに対応する圧力室ひいては接合端子も第2の方向に適宜間隔で配置されることになる。配線基板がフレキシブルフラットケーブルであり、フレキシブルフラットケーブルは一般的に可撓性を有する合成樹脂製の基板を有するので、温度膨張・収縮性が大きいため、温度変化(変動)の大きい環境下では、フレキシブルフラットケーブル側のバンプ電極の間隔が伸縮し、これに接合されている圧電アクチュエータの表面の表面電極と外部電極との接合強度が弱い部分で剥がれてしまい、電気的断線となり易かった。
本発明では、フレキシブルフラットケーブルの伸縮量の大きい第2の方向に接合端子が多数配置されることになり、且つ各接合端子における表面電極の広幅部の周縁よりも内周側に各外部電極の周縁が位置するので、前記バンプ電極の半田合金の隅肉部が第2の方向に多数形成されることになり、フレキシブルフラットケーブルが伸縮しても接合端子とバンプ電極と接合が剥がれないようにできる。なお、外部電極の周縁と広幅部の周縁よりも内周側の表面との領域の面積を大きくすることにより、前記隅肉部の厚さを大きくして、フレキシブルフラットケーブルの伸縮による応力集中を軽減させて接合の耐久性を向上にすることができるという効果を奏する。
請求項3に記載の発明によれば、前記応力集中は、フレキシブルフラットケーブルの幅方向(第1の方向)の収縮時に大きくなるので、これに耐久性を持たせるためには、各島状の外部電極における第1の方向と直交する第2の方向に延びる側縁とそれに対応する広幅部の表面との間の隅肉部の肉厚を大きくする必要である。そのためには、広幅部の第2の方向の幅寸法に対する外部電極の幅寸法を可及的に小さくすることで、隅肉部が形成される領域となる広幅部の幅寸法を大きくすることができるのである。
請求項4に記載の発明によれば、第1の方向に並んで配列される個別表面電極の広幅部は、その並びの順番に応じて、第1の方向と直交する第2の方向の両端のいずれか一方に交互に形成されているので、接合端子が広幅部を有して形成されたとしても、第1の方向において隣接する2つの接合端子の間隔を充分に確保することができ、これらがショート(電気的短絡)する危険性を少なくすることができるという効果を奏する。
請求項5に記載の発明によれば、個別用の接合端子ひいては表面電極及び外部電極を、圧力室の配列の間上に相当する箇所に配置することになり、フレキシブルフラットケーブルのバンプ電極を外部電極と対面させて押圧するとき、圧力室の配列の間の隔壁にて押圧力を支持でき、空洞である圧力室の変形を防止できるという効果を奏する。
請求項6に記載の発明によれば、フレキシブルフラットケーブルの長手方向(延びる方向)の中途部に駆動用の集積回路を搭載してそれに配線の他端を接続するので、集積回路が別の箇所にある場合に比べて、構成が簡単となり、バンプ電極を介してフレキシブルフラットケーブルとアクチュエータとの接合作業がさらに容易になるとともに、接合強度を一層向上させることができるという効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明を適用するインクジェット記録ヘッドの各部品の斜視図、図2はキャビティユニット等の斜視図、図3はキャビティユニットの要部の部分拡大斜視図、図4は圧電アクチュエータの分解斜視図、図5は圧電アクチュエータの部分拡大断面図、図6はトップシートにおける接合端子等の位置を示す部分拡大斜視図、図7(a)は表面電極と外部電極と圧力室等との位置関係を示す平面図、図7(b)は接合端子における表面電極と外部電極との位置関係を示す平面図、図8(a)はフレキシブルフラットケーブルの下面図、図8(b)はフレキシブルフラットケーブルの側面図、図9(a)は表面電極と外部電極との位置関係を示す拡大平面図、図9(b)はバンプ電極と接合端子との接合部を示す拡大側断面図である。
本発明に係るカラー記録用のインクジェット記録ヘッドは、図示しないが、用紙の搬送方向(副走査方向、以下第1の方向またはY方向という)と直交する方向(主走査方向、以下第2の方向、X方向という)に往復移動するキャリッジに搭載されたヘッドユニット1を有し、そのヘッドユニット1上には、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のカラーインクがぞれぞれ充填されたインクカートリッジが着脱可能に搭載されるか、または画像形成装置の本体に静置されたインクカートリッジから図示しない供給パイプ及びキャリッジに搭載されたダンパー室(図示せず)を介して各色のインクが供給されるように構成されている。
ヘッドユニット1は、図2に示すように、前面(図2における下面)にY方向(第1の方向)に複数個のノズル11a(図2参照)が列状に配置され、且つそのノズル列がX方向に適宜間隔で複数列(実施形態では5列)を備えたキャビティユニット10と、その上面に対して接着剤または接着シートを介して接着し積層されるプレート型の圧電アクチュエータ12と、その背面(上面)に外部機器との電気的接続のために重ね接合された配線基板の1例としてのフレキシブルフラットケーブル40とにより構成されている。
キャビティユニット10は図2に示すように構成されている。すなわち、下層から順にノズルプレート11、カバープレート15、ダンパープレート16、二枚のマニホールドプレート17,18、2枚のスペーサプレート19,20及び圧力室23が形成されているベースプレート21の合計8枚の偏平な板をそれぞれ接着剤にて重ね接合して積層した構成である。合成樹脂製のノズルプレート11を除き、各プレート15〜21は、42%ニッケル合金鋼板製であり、それらの板厚さを50μm〜150μm程度の厚さを有する。
前記ノズルプレート11には、微小径(実施形態では25μm程度)の多数のインク噴出用のノズル11aが、当該ノズルプレート11における第1の方向(キャビティユニット10の長辺方向であり、図2において、Y方向、副走査方向)に沿って千鳥配列状に設けられている。また各ノズル列NはX方向(主走査方向)に適宜間隔で5列(個別の列には、符号N1〜N5を付する、但し、N4,N5は図示せず)に配列されている。実施形態では、第1列〜第5列の各々のノズル列Nの長さは1インチ、各々のノズル11aの数は75個で、つまり配列密度は75(dpi[ドット・パー・インチ])である。
そして、図2において、右から順番にノズル列N1〜N5(但し、N4,N5は図示せず)とするとき、ノズル列N1はシアンインク(C)用であり、ノズル列N2はイエローインク(Y)用であり、ノズル列N3はマゼンタインク(M)用であり、ノズル列N4及びN5はブラックインク(BK)用とする。
上下マニホールドプレート17,18には、Y方向に長いインク通路が各ノズル列N1〜N5に対応して板厚方向に貫通するように形成され、上側の第1スペーサプレート19と下側のダンパープレート16とに挟まれて積層されることにより、前記インク通路が5列の共通インク室(マニホールド室)26となる。そして、図2において、右から順に共通インク室26a,26b,26c,26d,26eとするとき、共通インク室26aはシアンインク(C)用であり、共通インク室26bはイエローインク(Y)用であり、共通インク室26cはマゼンタインク(M)用であり、第4番目と第5番目の共通インク室26d,26eの対はブラックインク(BK)用となる。
図2において、ベースプレート21のY方向の一端部にX方向に適宜間隔で穿設された4つのインク供給口を右から順に符号31a,31b,31c,31dとするとき、インク供給口31a,31b,31cは、右端から順の共通インク室26a,26b,26cに対応し、右から4番目のインク供給口31dは、2つの共通インク室26d,26eの互いに近接した端部に共通に対応している。そして、図2に示すように、インク供給口31a,31b,31cの位置に対応して、第2スペーサプレート20及び第1スペーサプレート91の一端部に穿設されたインク供給通路32が対応する共通インク室26a,26b,26cの一端部に連通している。
また、下側のマニホールドプレート17の下面に接着されるダンパープレート16の下面側には、各共通インク室26に対応する位置にY方向に長いダンパー室27が下面方向にのみ開放するように凹み形成され、その下面側のカバープレート15にて塞がれて完全な密閉状のダンパー室27が構成される。
この構成により、圧電アクチュエータ12の駆動で圧力室23に作用する圧力波のうち、インクにより伝播されて共通インク室26の方向に向かう後退成分を、板厚の薄いダンパープレート16の振動により吸収し、いわゆるクロストークが発生することを防止するのである。
第1スペーサプレート19には、各ノズル列N1〜N5のノズル11aに対応する絞り部28がX方向に若干長く、Y方向に細幅の凹溝状に形成されている。この各絞り部28の一端は対応するマニホールドプレート18における共通インク室26a〜26eに連通し、各絞り部28の他端は後述するように、上側の第2スペーサプレート20における上下貫通する連通孔29に連通するように形成されている(図3参照)。
カバープレート15、ダンパープレート16、2枚のマニホールド17,18、第1及び第2スペーサプレート19,20には、それぞれ、各ノズル列N1〜N5毎にノズル11aに連通する連通路25が、共通インク室26及びダンパー室27と上下に重ならない位置で上下に貫通するように形成されている。
また、ベースプレート21には、各ノズル列N毎に、X方向に沿って延びる細幅の圧力室23(各圧力室の列を符合23−1,23−2,23−3,23−4,23−5とする)がノズル11aの個数に対応してベースプレート21を厚さ方向に貫通して形成されている。そして、各圧力室23の長手方向(X方向)の一端は、第2スペーサプレート20に穿設された連通孔29を介して第1スペーサプレート19における各絞り部28の他端に連通しており、各圧力室23の長手方向の他端は、第2スペーサプレート20に穿設された各連通路25に連通している。各列の圧力室23は隔壁24を介してY方向に配置され、圧力室23は隣接する列の圧力室23に対してY方向に半ピッチずれ、いわゆる千鳥状に配列されている。
これにより、各インク供給口31a〜31dから各共通インク通路26内に流入したインクは、絞り部28、連通孔29を通って各圧力室23内に分配されたのち、この各圧力室23内から連通路25を通って、この圧力室23に対応するノズル11aに至るという構成になっている。
次に、圧電アクチュエータ12の構成について説明する。圧電アクチュエータ12は、後に詳述するように、圧電シートを積層方向に挟んで形成されている個別電極36とコモン電極の積層方向に対向する前記両電極間の前記圧電シートを活性部(エネルギー発生手段)として有し、任意の個別電極36とコモン電極37との間に電圧を印加することにより、その印加された個別電極36に対応した圧電シートの活性部に、当該積層方向に圧電縦効果による歪みを発生するものである。該活性部(エネルギー発生手段)は、圧力室23の数と同一の数で同一の列にてその対応する位置に形成されている。
即ち、前記活性部は、ノズル11a(圧力室23)の列方向(第1の方向、Y方向)に沿って並べられ、且つ前記ノズルの列の数(5つ)と同じ数だけ、第2の方向(X方向)に並べられている。また、各活性部は、前記第2の方向(キャビティユニット10の幅方向、X方向)に圧力室23の長手方向に長く形成され、且つ隣接する活性部の配置間隔(ピッチP)も後述する圧力室23の配置と同様であって、千鳥状配列されることになる。
圧電アクチュエータ12は、図4に示すように、1枚の厚さが30μm程度の圧電セラミックス板からなる複数枚(実施形態では7枚)の圧電シート33,34とが交互に積層された群と、この群の上面に1枚のシート46からなる拘束層を積層し、さらにその上面に表面シートとしてのトップシート35を積層した構造である。拘束層のシ−ト及びトップシ−トは圧電セラミックス板でも良いし、他の材料でも良く、電気的絶縁性を有すれば良い。
コモン電極37を有する最下層の圧電シート34から上方へ数えて偶数番目の圧電シート33の上面(平板面)には、図4に示すように、前記キャビティユニット11における各圧力室23に対応した真上箇所ごとに細幅の個別電極36のパターンが、第1の方向(圧電シート33の長辺方向、図2のY方向、各ノズル11aの列方向)に沿って列状にスクリーン印刷形成される。
図4は圧電シート33の一部のみを示し、前述した第1列〜第5列の圧力室列23−1,23−2,23−3に対応して第1列目〜第5列目の個別電極36(各列に対して、図4で符号36−1、36−2、36−3、36−4、36−5を付する)が形成されている。各個別電極36のパターンは、その直線部36bは、前記各圧力室23(図6の点線参照)とほぼ同じ長さで平面視で重複しており、且つ各圧力室よりもやや狭い幅の直線状に形成されている(図7(a)参照)。
各個別電極36における一端部36aは、図7(a)に示すように、それぞれ平面視で直線部36bに対して屈曲形成されて、圧力室23の外に延びている。なお、第3列目の個別電極36−3における一端部36aは、図4に示すように、圧力室23の外側一端に対して交互に外に延びている。
また、この各端部36aは、上下に隣接する圧電シート34における第1の島状個別導通部としてのダミー個別電極38及び後述する拘束層における上層シート46の接続パターン53とそれぞれ少なくとも一部が平面視で重なり(図4、図7(a)参照)、圧電シート34及び上層シート46を貫通するスルーホール状の内部導通電極42とそれぞれ電気的に接続可能な位置に配置される(図5、図8、図12参照)。
さらに、圧電シート33には、圧電シート34におけるコモン電極37と平面視で一部重複する個所であって、圧電シート33の広幅面における短辺及び長辺に沿う外周部位等にダミーコモン電極43が形成されている(図4参照)。
コモン電極37は、最下層の圧電シート34とそれから上方へ数えて奇数番目の圧電シート34の各表面(上面)にスクリーン印刷形成されるものである(図4参照)。最下層の圧電シート34におけるコモン電極37は当該圧電シート34の上面全体に形成されている。それより上層の各圧電シート34におけるコモン電極37は、各圧力室列23−1〜23−5ひいては各個別電極列36−1〜36−5の配置位置と平面視で重複し、且つ圧電シート34の長辺に沿ってY方向に長い第1電気導通部分37aと、圧電シート34の短辺に沿ってX方向に長く、第1電気導通部分37aの両端に連結する第2電気導通部分37bとからなる。コモン電極37はこれら圧電シート34に形成される島状のダミー個別電極38の列部分を囲んで形成されている。
平面視略矩形状の各ダミー個別電極38は、各個別電極36の直線部36bではなく、各一端部36aの少なくとも一部と平面視で重複するように一定間隔で配置形成されている。
拘束層としての上層シート46の上面には、図4に示すように、平面視で略矩形型の接続用パターン53が前記圧電シート34における各ダミー個別電極38の少なくとも一部と平面視で重複するように一定間隔で配置形成されている。また、上層シート46の上面の短辺に沿う部位等には、圧電シ−ト34におけるコモン電極37の一部及び圧電シ−ト33におけるダミーコモン電極43の一部にそれぞれ平面視で重複する位置にコモン導通部としての連絡用パターン54が形成されている。
そして、最下層の圧電シート34を除き、それより上層の圧電シート34、33及び上層シート46には、幹部37a,37b,37c等のコモン電極37とダミーコモン電極43との複数箇所を上下方向に電気的に接続するために、電極37、43の位置において、各圧電シート34、33の板厚さを貫通するように穿設された複数のスルーホール内にそれぞれ充填した導電部材(導電性ペースト)にて内部導通電極(図示せず)を形成する。同様に、複数枚の圧電シート33における各個別電極36の端部36aと、圧電シート34における各ダミー個別電極38と、上層シート46における連絡用パターン54には、それぞれを上下方向に電気的に接続するために、各圧電シート33、34、46の板厚さを貫通するように穿設された複数のスルーホール内にそれぞれ充填した導電部材(導電性ペースト)にて内部導通電極42が形成されている。その場合、各内部導通電極42は、上下に隣接する圧電シート33、34、46の箇所で平面視で上下に重複しない位置に適宜距離だけ隔てて形成されている(図6、図7(a)参照)。
図4〜図7に示すように、圧電アクチュエータ12の最上層である表面シートとしてのトップシ−ト35の上面(表面)には、フレキシブルフラットケーブル40の下面のコモン電極接続用のバンプ電極57及び個別電極接続用のバンプ電極78とそれぞれ接合させるためのコモン電極接続用の接合端子(接合電極)90及び個別電極接続用の接合端子(接合電極)91とがそれぞれ島状に形成されている。
接合端子90及び接合端子91は、それぞれ、トップシ−ト35の表面上に形成される層厚さの薄い表面電極92(93)と、その表面電極92(93)の表面上に形成される層厚さの厚い外部電極94(95)とからなる。トップシ−ト35の接合端子90及び接合端子91と、対応する上層シート46の連絡用パターン54及び接続用パターン53とそれぞれ上下方向に電気的に接続するためには、前記と同様に、トップシ−ト35の板厚さを貫通するように穿設された複数のスルーホール内にそれぞれ充填した導電部材(導電性ペースト)にて内部導通電極44が形成されている。
表面電極92(93)は、個別電極36、コモン電極37、ダミー個別電極38、ダミーコモン電極43、スルーホール内に充填する内部導通電極42,44、接続用パターン53及び連絡用パターン54と同様の銀−パラジュウム系導電部材(導電性ペースト)を用いて圧電シート33、34及びトップシート35の元材料であるグリーンシートの表面にスクリーン印刷形成した後、圧電シート33、34及びトップシート35を所定の順に積層し,さらに焼成して形成される。銀−パラジュウム系導電部材は融点が高いため、焼成温度が高温となるグリーンシートの焼成が行われても蒸発することがないが、半田合金との接合性は良くない。
外部電極94(95)は銀−ガラスフリット系の厚膜用の導電性ペーストを用いて前記焼成後に表面電極92(93)の表面に印刷形成した後に前記焼成温度より低い温度で焼成して形成される。銀−ガラスフリット系の導電部材は、銀−パラジュウム系導電部材に比べると、融点は低いが半田合金との接合性は良好である。従って、接合端子90,91は、表面電極92(93)の表面上に外部電極94(95)が形成されることによって、外部電極94(95)が形成されない場合に比べてバンプ電極57、58との接合性が向上する。
個別電極接続用の接合端子(接合電極)91の構成をさらに詳述すると、トップシ−ト35の上面には、上層シ−ト46における各接続用パターン53にそれぞれ平面視で少なくとも一部が重複するように、層厚さの薄い表面電極93が一定間隔で配置形成されている。この各表面電極93は、図6、図7(a)及び図7(b)に示すように、トップシ−ト35の短辺縁(第2の方向、X方向)ひいては各個別電極36における各直線部36bと略平行であって、図7(b)に示すように、その各下方に並列状に位置する相隣接する圧力室23、23の間の隔壁24の上方に位置させる。従って、圧力室23の第1の方向の配置間隔P0と同じ間隔にて表面電極93が配置され、且つ圧力室23の配置と半ピッチずれて表面電極93が配置されることになる。そして、表面電極93の大部分は隔壁24の幅寸法W1よりも狭い幅寸法W2(W2>W1)を有する細幅部93aであり、この細幅部93aに連接して広幅部93bが形成される。広幅部93bの幅寸法W3は隔壁24の幅寸法W1より若干広く設定されている。実施形態では、圧力室23の第1の方向の配置間隔P0は 0.339μm 、表面電極93のW1= 120μm 〜 150μm 、W2= 100μm 、W3= 150〜300 μm 程度であり、W3= 200〜220 μm 程度が好ましい。広幅部93bの長さ寸法L3= 360μm 程度である。また、表面電極93の層厚さは1〜2μm 程度である。
そして、この広幅部93bの表面に後に付着する外部電極95の平面視の大きさは広幅部93bの面積よりも小さく、且つ外部電極95の平面視の周囲縁が広幅部93bの周囲縁よりも内周側に位置するように配置されている。実施形態では外部電極95の幅寸法W4≒ 150〜 200μm 程度であり、外部電極95の周囲縁と広幅部93bの周囲縁との間の平面視の間隔寸法W5が25μm 程度あることが望ましい(図9(a)参照)。外部電極95の層厚さは20μm である。
同様に、コモン接続用の接合端子90における層厚さの薄い表面電極92は、上層シ−ト46における連絡用パターン54の少なくとも一部に平面視で重複するように配置され、且つトップシ−ト35の上面のうち外周縁寄り部位に帯状等にて形成されている(図4参照)また、表面電極92の表面に後付けとしての層厚さの厚い外部電極94を適宜形状にて配置する。
個別電極用の接合端子91及びコモン電極用接合端子90では、トップシート35をの板厚さを貫通させた内部導通電極42,44が表面電極92,93と接続する箇所が圧電アクチュエータ20の上面として外部に露出するので、各スルーホール部分を含めて内部導通電極42,44の上面部位を前記外部電極94(95)と同じ材料で充填するようにした充填電極96を形成することにより、内部導通電極42,44と表面電極92,93との接続箇所を保護することができる。なお、図6及び図7(b)に示す実施形態では、Y方向に並ぶ接合端子91の1つのおきに広幅部93bがX方向の一方の端部と他方の端部とに交互に形成されおり、また、内部導通電極44は各接合端子91における表面電極93の一方の端部に近い部位に接続されることから、外部電極95が充填電極96と兼用されている箇所がY方向に並ぶ接合端子91の1つのおきに配置されることになる。これにより、広幅部93bを有するように接合端子91を形成したとしても、Y方向において、隣接する2つの接合端子91間の間隔を充分に確保することができ、これらが電気的に短絡する危険性を少なくすることができる。これら充填電極96、外部電極94(95)は平面視矩形状、小判型または楕円状等の適宜形状を採用し得る。

次に、圧電アクチュエータ20の表面における多数のコモン電極用接合端子90及び個別電極用接合端子91にそれぞれ電気的に接合するための配線基板の1例としてフレキシブルフラットケーブル40におけるコモン電極用の接合電極部77、個別電極用の接合電極部78及びこれらの各接合電極部77、78と外部素子に接続するための配線79の配置等の構成について、図8(a)及び図8(b)を参照しながら説明する。
フレキシブルフラットケーブル40は、トップシート35の上面に重ねられ、ノズル列と直交する方向(X方向)に外方へ突出して配置される(図1参照)。フレキシブルフラットケーブル40は、電気絶縁性を有し、可撓性の合成樹脂材(例えば、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂)からなる帯状のベース材100の片面に銅箔からなるコモン電極用の接合電極部77、個別電極用の接合電極部78、微細な配線79がフォトレジスト法等により形成され、これらの表面を電気絶縁性を有し、可撓性の合成樹脂材(例えば、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂)からなるカバーレイ101にて被覆させたものであり、配線79の他端はベース材100に搭載された駆動用の集積回路102に電気的に接合されており、フレキシブルフラットケーブル40の長手方向の他端の複数の端子105と集積回路102とが接続されている。なお、島状の個別電極用の接合電極部78に相当する箇所はトップシート35における島状の接合端子91の外部電極95とそれぞれ対面する箇所であって、その対面するベース材100の箇所に孔(開口部)を開けて、その孔(開口部)部位に半田合金からなるバンプ電極103を固着している(図8(b)参照)。同様に、帯状のコモン電極用の接合電極部77(後述する77−1及び77−2)のうち、トップシート35における島状の接合端子90の外部電極94とそれぞれ対面する箇所に孔(開口部)を開けて、その孔(開口部)部位にバンプ電極103を固着している。
フレキシブルフラットケーブル40において、図8(a)に示すように、コモン電極用接合電極部77は、第2の方向(X方向、アクチュエータの短辺方向)に沿って延びる対の側縁に沿って形成された帯状の2本の第1コモン接合電極部77−1を少なくとも有する。実施形態では、第1の方向(Y方向、アクチュエータの長辺方向)に沿って延びる側縁に沿って形成された帯状の1本の第2コモン接合電極部77−2を有し、さらに、第2コモン接合電極部77−2の両端が各第1コモン接合電極部77−1の先端部に電気的に接続されている。2本の第1コモン接合電極部77−1の他端部は、フレキシブルフラットケーブル40の長手方向の他端の接続端子104に電気的に接続されている。
他方、個別電極用接合電極部78は、第1圧力室列23−1,第2圧力室列23−2,第3圧力室列23−3,第4圧力室列23−4,第5圧力室列23−5ひいてはこれに対応する列状の外部電極95に対向するように、第1の方向(Y方向)に延びて千鳥状に配置されている。図8(a)において、第1圧力室列23−1に対応する個別電極用接合電極部の群を第1群78−1で示し、第2圧力室列23−2に対応するものを第2群78−2、第3圧力室列23−3に対応するものを第3群78−3、第4圧力室列23−4に対応するものを第4群78−4、第5圧力室列23−5に対応するものを第5群78−5で示す。
そして、全ての列の各個別電極用接合電極部78に接続する配線79は、第2の方向(X方向)に沿って延びるような配線パターンにて形成されている。
駆動用の集積回路102は、外部機器(記録装置本体側の制御基板)からシリアル転送されてくる記録データを、各ノズルに対応するパラレルデータに変換し、かつ記録データに対応した所定電圧の波形信号を生成して、各配線79に出力するものである。集積回路102とアクチュエータ12との間の接続は、ノズル数に対応した配線79を上記のように高密度に形成する必要があるが、集積回路102よりも制御基板側では、記録データをシリアル転送するので、低密度な配線パターンでよい。
半田合金製のバンプ電極103のときは当該バンプ電極103をコモン電極用接合端子90の外部電極94及び個別電極用接合端子91の外部電極95にそれぞれ重ねて加熱押圧して接合する。その場合、図9(b)に示すように、バンプ電極103の溶融した半田合金は、外部電極95の上面及び側面を覆い、且つ表面電極93における広幅部93bの表面を周縁近傍の箇所まで覆う。そして、銀−パラジュウム系の導電ペーストからなる広幅部93b(表面電極93)の表面は溶融した半田合金との濡れ性が大きい一方、銀−ガラスフリット系導電ペーストからなる外部電極95と半田合金とは共晶結合して接合強度は高い。なお、半田合金の量が多く、広幅部93bから溢れ出した場合は、細幅部93aに流れ込んで固化するので、隣接する表面出93との間で電気的に短絡(ショート)する危険性は少ない。
外部電極95の側縁(周縁)から広幅部93bの側縁(周縁)までの寸法W5が大きいと、外部電極95の側縁と広幅部93bの表面との間の隅肉部(フィレット)103a(図9(b)参照)の肉厚さも厚くすることができる。その結果、温度変化(変動)の大きいもと(使用状態等)での繰り返し使用により、フレキシブルフラットケーブル40が大きく伸縮した場合、バンプ電極103の間隔が伸縮し、これに接合されている外部電極95との間の隅肉部(フィレット)103aに大きい応力集中が作用しても、厚みの厚い隅肉部(フィレット)103aであれば、当該隅肉部103aの断面の半径を大きくでき、材料力学でいう圧力集中係数(形状係数)を小さくでき、応力集中の悪影響を緩和させることができる。従って、熱衝撃を受けた場合や繰り返し応力(疲労)を受けても、前記隅肉部103aに亀裂が発生難いから電気的断線事故も発生しないのである。
なお、前記応力集中は、フレキシブルフラットケーブル40の幅方向(第1の方向、Y方向)の収縮時に大きくなるので、これに耐久性を持たせるためには、各島状の外部電極95におけるY方向と直交するX方向に延びる側縁とそれに対応する広幅部93bの表面との間の隅肉部103aの肉厚を大きくする必要である。そのためには、広幅部93bのX方向の幅寸法W3に対する外部電極95の幅寸法W4を可及的に小さくすることで、隅肉部103aが形成される土台(領域)となる広幅部93bの幅寸法W5を大きくすることが望ましいのである。
個別電極用の接合端子91ひいては表面電極93及び外部電極95を、キャビティユニット10における圧力室23の配列の間、即ち隔壁24上に相当する箇所に配置すれば、フレキシブルフラットケーブル40のバンフ電極103を外部電極95と対面させて押圧するとき、隔壁24にて押圧力を支持でき、空洞である圧力室23の変形を防止できるという効果を奏する。
前記実施形態では、ノズルの列は5列ひいては個別電極用接合電極78が千鳥配列で10列であったが、本発明では3列以上の個別電極用接合電極78に対して適用できるものである。
本発明の第1実施形態による圧電式インクジェット記録ヘッドのキャビティユニットと圧電アクチュエータと、フラットケーブルとを分離して示す斜視図である。 キャビティユニットの分解斜視図である。 キャビティユニットの一部分解斜視図である。 圧電アクチュエータの一部切欠き分解斜視図である。 圧電シートにおける個別電極とダミー電極とそれらの内部導通電極の位置を示す部分拡大断面図である。 トップシートの表面の接合端子等の配置を示す一部切欠き斜視図である。 (a)は圧力室と個別電極と接続用パターンと個別電極用の接合端子等の配置を示す部分拡大平面図、(b)は個別電極用の接合端子における表面電極と外部電極等の配置関係を示す部分拡大平面図である。 (a)はフレキシブルフラットケーブルにおけるコモン接合電極、個別接合電極、配線、集積回路等の配置関係を示す概略平面図、(b)は側面図である。 (a)は個別電極用の接合端子における表面電極と外部電極と配置関係を示す部分拡大平面図、(b)は図9(a)のIXb −IXb 線矢視で示すバンプ電極との接合状態を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 インクジェット記録ヘッド
11 キャビティユニット
11a ノズル
12 圧電アクチュエータ
22 ベースプレート
23 圧力室
33,34 圧電シート
35 トップシート
36 個別電極
37 コモン電極
40 フラットケーブル
53 接続用パターン
54 連絡用パターン
77 コモン電極用の接合電極部
78 個別電極用の接合電極部
79 配線
90 コモン電極用接合端子
91 個別電極用接合端子
92、93 表面電極
94、95 外部電極
102 集積回路
103 バンプ電極
103a 隅肉部

Claims (6)

  1. 被記録媒体にインクを吐出するための複数のチャンネルのそれぞれに駆動電圧を印加するため、アクチュエータの表面に島状に配置された複数の接合端子を有するインクジェット記録ヘッドと、このインクジェット記録ヘッドを制御するための制御信号を発信する回路素子とを接続するためのインクジェット記録ヘッドの接合構造であって、
    前記配線基板におけるバンプ電極と重ね接合させる前記接合端子は、厚さの薄い表面電極と、該表面電極の表面上に設けられた厚さの厚い外部電極とからなり、
    表面電極の少なくとも一部に広幅部を形成し、該広幅部の周縁よりも内周側に外部電極の周縁が位置するように配置したことを特徴とするインクジェット記録ヘッドの接合構造。
  2. 前記インクジェット記録ヘッドは、第1の方向に沿って列状に配置された複数個のノズルからなる複数個のノズル列と、前記各ノズルに対応する圧力室の複数の列と、前記各圧力室内のインクに選択的に吐出エネルギーを与える複数個のエネルギー発生手段を有するアクチュエータとを備え、
    前記配線基板は、可撓性を有するフレキシブルフラットケーブルであり、
    前記アクチュエータの表面に形成される表面電極は、前記各エネルギー発生手段に個別に接続され、前記各ノズル列毎に対応して島状に配列された複数個の個別表面電極と、前記各エネルギー発生手段に共通に接続されたコモン表面電極とからなることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録ヘッドの接合構造。
  3. 前記各外部電極は前記第1の方向の幅寸法が、第1の方向と直交する第2方向の寸法より短く形成されていることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録ヘッドの接合構造。
  4. 前記複数の個別表面電極は、前記第1の方向に並んで配列され、
    前記広幅部は、前記個別表面電極の前記第2の方向における両端のいずれか一方に形成されるとともに、複数の個別表面電極の並び順に応じて、前記両端のいずれか一方に交互に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録ヘッドの接合構造。
  5. 前記フレキシブルフラットケーブルは、前記ノズル列とほぼ直交する方向に延び、
    前記各ノズルが前記第2の方向に沿って延び、
    前記個別表面電極は、前記各ノズルの配置間隔の間に相当する部位にて、前記第2の方向に沿って延び、
    前記各外部電極は前記各個別表面電極の一部に形成されていることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッドの接合構造。
  6. 前記フレキシブルフラットケーブルの延びる方向の中途部には、前記エネルギー発生手段の駆動用の回路素子としての集積回路が搭載され、前記各バンプ電極はフレキシブルフラットケーブルに形成された配線を介して前記集積回路に接続されていることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録ヘッドの接合構造。
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