JP2003159795A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2003159795A
JP2003159795A JP2001279016A JP2001279016A JP2003159795A JP 2003159795 A JP2003159795 A JP 2003159795A JP 2001279016 A JP2001279016 A JP 2001279016A JP 2001279016 A JP2001279016 A JP 2001279016A JP 2003159795 A JP2003159795 A JP 2003159795A
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common
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JP2001279016A
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English (en)
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Koji Imai
浩司 今井
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の記録素子において内側に位置する記録
素子を容易に共通電位に接続することができ、ばらつき
のない均一な記録動作を行うことができる記録装置を提
供する。 【解決手段】 各記録ヘッド19,20に対してフレキ
シブル配線基板24,25を独立して設け、それぞれに
対してICチップ22,23を設けているので、各フレ
キシブル配線基板24,25の長辺側両側縁にそれぞれ
コモン線52を配置し、各記録ヘッド19,20の4列
の噴射ノズル群に対応するコモン電極に対する表面電極
132をそれぞれコモン線52、回路基板21の配線パ
ターンのうちのコモン線を通して共通電位、即ちグラン
ドに接続することができる。従って、各記録ヘッド1
9,20の各表面電極132を容易に回路基板に接続
し、コモン電極を十分な共通電位とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置に関し、
特に複数の記録ヘッドに接続された各フレキシブル配線
基板にそれぞれ個別に駆動回路が設けられた記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙等の記録媒体に記録を行う記録
装置として、例えばインクジェットプリンタが知られて
いる。このインクジェットプリンタでは、記録ヘッドを
備えた記録ヘッドユニットをキャリッジに搭載して、記
録媒体を給紙するプラテンと平行にキャリッジを往復運
動して記録を行うように構成されている。また、複数色
のインクによる記録を実現するために複数の記録ヘッド
が設けられた場合、当該ヘッド群に電源や信号を供給す
る配線パターンを1枚の絶縁基板上に形成し、各記録ヘ
ッドの制御をする駆動回路を1チップで構成して、その
1枚の絶縁基板に搭載していた。電気的に記録される複
数の記録素子はそれぞれ2本の線が接続されるが、一方
の線には、駆動回路からの信号が供給され、他方の線は
一般に各記録素子に共通の電位(例えばグランド)に接
続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
記録装置では、1チップの駆動回路から延びる出力線を
各記録ヘッドに配列される複数の記録素子に対して接続
すると、それらの記録素子群の外側に位置する記録素子
に対しては共通電位線を接続することができるが、内側
の記録素子に対しては共通電位線を接続することができ
なくなる。例えば、図9のように、フレキシブル配線基
板24,25を並べた状態で、これらを1枚の絶縁基板
で構成し、ICチップ22,23の中間に両者を一体に
した1個のICチップを配置すると、両フレキシブル配
線基板24,25の対向する側の、記録素子列に接続し
た共通電位線の端子52a,52aが共通電位線52,
52を介して、外部と接続する端子列45,46,47
に接続できなくなる。このため、外側の記録素子列の内
部の共通電位部分と内側の記録素子列の内部の共通電位
部分とが、内部で相互に接続されているとしても、抵抗
が大きいために、内側の記録素子列の共通電位部分が十
分な共通電位にはならず(例えば、グランド電位に下が
らず)、記録素子の動作特性にばらつきが生じるという
問題点があった。これを解決するには、内側の記録素子
群と接続する共通電位線を、絶縁基板の先端中央から両
側縁に沿って延びるように形成することが考えられる
が、絶縁基板が一回り大きくなり、現実的でない。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、複数の記録素子において内側に位置す
る記録素子を容易に共通電位に接続することができ、ば
らつきのない均一な記録動作を行うことができる記録装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に係る発明の記録装置は、複数の記録素子を
有し、記録媒体に対し記録を行う2つ以上の記録ヘッド
と、可撓性を有する帯状絶縁体上に、前記各記録素子の
一方の端子に接続する複数の給電線と、前記各記録素子
の他方の端子を共通電位に接続する共通電位線と、前記
給電線を介して、前記記録ヘッドを駆動する駆動回路を
有するフレキシブル配線基板とを備え、前記フレキシブ
ル配線基板は、前記各記録ヘッドに対して各々独立して
設けられ、その板幅方向両側部に沿って前記共通電位線
が設けられていることを特徴とする構成となっている。
【0006】この構成の記録装置では、フレキシブル配
線基板は、各記録ヘッドに対して各々独立して設けら
れ、その板幅方向両側部に沿って共通電位線が設けられ
ているので、記録素子群の内側に位置する記録素子に対
しても容易に共通電位線を接続することができる。
【0007】また、請求項2に係る発明の記録装置で
は、請求項1に記載の記録装置の構成に加えて、前記各
フレキシブル配線基板には、それぞれ個別に駆動回路が
設けられていることを特徴とする。
【0008】この構成の記録装置では、請求項1に記載
の発明の作用に加えて、各フレキシブル配線基板には、
それぞれ個別に駆動回路が設けられているので、各駆動
回路の間即ち各フレキシブル配線基板の対向する側縁に
沿って共通電位線を設けることができる。また、各駆動
回路が記録ヘッドに設けられた各記録素子にそれぞれ対
応して電圧を印加することができる。
【0009】また、請求項3に係る発明の記録装置で
は、請求項2に記載の記録装置の構成に加えて、前記各
記録ヘッドは、前記記録素子を2列有し、前記各フレキ
シブル配線基板は、2列の記録素子に対する駆動回路を
1チップで備え、また、各列の記録素子に対応して板幅
方向両端部にそれぞれ共通電位線を備えることを特徴と
する。
【0010】この構成の記録装置では、請求項2に記載
の発明の作用に加えて、各記録ヘッドは、記録素子を2
列有し、各フレキシブル配線基板は、2列の記録素子に
対する駆動回路を1チップで備え、また、各列の記録素
子に対応して板幅方向両端部にそれぞれ共通電位線を備
えているので、各記録ヘッドに2列に設けられた各記録
素子をそれぞれ共通電位線に容易に接続することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の記録装置の一実施
の形態について図面に沿って説明する。まず、本発明の
記録装置の一実施の形態であるインクジェットプリンタ
1の内部構成について、図1を参照して説明する。図1
は、インクジェットプリンタ1の内部構造を示す斜視図
である。
【0012】図1に示すように、インクジェットプリン
タ1の筐体2の内部には、キャリッジ8が設けられてお
り、キャリッジ8は、ガイドロッド11及びガイド部材
12に、各々スライド可能に支持され、ベルト13に固
着されて、CRモータ16により駆動されて往復移動さ
れる。前記キャリッジ8には、印字等の記録を行うため
の記録ヘッド19,20(図2参照)を有する記録ヘッ
ドユニット17が取り付けられている。この記録ヘッド
19,20は、4色のインク(シアンc、マゼンタm、
イエローy、ブラックb)を記録媒体である記録用紙P
上に、インク液滴を噴射して記録動作を行うインクジェ
ット式であり、その記録用紙P側に、前記各色のインク
を各々噴射するために、シアン、マゼンタ、イエロー、
ブラックの4つの噴射ノズル群7a〜7d(図2参照)
を備えている。
【0013】また、記録ヘッドユニット17には、各噴
射ノズル群7a〜7dに、各色のインクを供給する4つ
のインクカートリッジ14y,14m,14c,14b
が着脱可能に搭載されている。また、本実施の形態のイ
ンクジェットプリンタ1では、記録ヘッド19,20と
対向する位置には、記録用紙Pを搬送するプラテンロー
ラ10が設けられ、プラテンローラ10は、図示外のL
Fモータの駆動により回転駆動され、プラテンローラ1
0の回転によって、記録用紙Pがキャリッジ8の移動方
向と直交する方向(図1に示す矢印方向)に搬送される
ようになっている。
【0014】次に、図2及び図3を参照して、記録ヘッ
ドユニット17の構造について説明する。図2及び図3
は、記録ヘッドユニット17を、その底部の背面側から
見た斜視図である。図2及び図3に示すように、記録ヘ
ッドユニット17は、ヘッドホルダ18と、記録ヘッド
19,20と、回路基板21と、ヘッドカバー70と、
フレキシブル配線基板24,25と、弾性材27(図1
6参照)とから構成されており、ヘッドホルダ18に各
部材が設けられて構成されている。そして、カバー板兼
ヒートシンク26が、フレキシブル配線基板24,25
をヘッドホルダ18の反対側で覆って、ヘッドホルダ1
8に設けられるようになっている。また、ヘッドホルダ
18は、図1に示すキャリッジ8に保持され、キャリッ
ジ8と共に往復運動を行うようになっている。
【0015】また、ヘッドホルダ18は合成樹脂材料で
一体成形され、底壁18aと背壁18bと左側壁18c
(図4参照)と右側壁18dと前壁18eとから構成さ
れ、上面が開放された略箱型形状となっている。前述し
たインクカートリッジ14y,14m,14c,14b
は、この開放部に着脱可能に搭載されるようになってい
る。また、ヘッドホルダ18の底壁18aの外側面18
a1には、ヘッド保持部28(図7参照)が形成されて
おり、ヘッド保持部28には、記録用紙Pに対して記録
を行う2個の記録ヘッド19,20が並置して接着固定
され、背壁18bの外側面18b1には、記録ヘッド1
9,20とキャリッジ8との中継基板となる回路基板2
1が固定されるようになっている。
【0016】また、記録ヘッド19,20と回路基板2
1との間は、フレキシブル配線基板24,25で接続さ
れている。本実施の形態では、記録ヘッド19,20に
それぞれ設けられたプレート型圧電アクチュエータ12
0(図10参照)を駆動する駆動電圧を発生する駆動回
路としてICチップが用いられており、フレキシブル配
線基板24,25は、それぞれ対応する記録ヘッド19
のためのICチップ22,23を、ヘッドホルダ18側
でない面に搭載している。
【0017】そして、図4に示すように、記録ヘッドユ
ニット17は、キャリッジ8に取り付けられて移動でき
るようになっている。詳細には、ヘッドホルダ18の背
壁18bから凸設された突起38a,38bが、キャリ
ッジ8に設けられた貫通孔79にそれぞれ嵌合すること
で、記録ヘッドユニット17がキャリッジ8に位置決め
され、公知の固定手段により取り付けられる。また、キ
ャリッジ8には、配線基板80が設けられている。配線
基板80は、プリンタの筐体2の静止位置に固定された
本体側制御基板に図示しないフレキシブル配線基板を介
して接続され、そして、配線基板80の接続部80a
が、ヘッドホルダ18に設けられた回路基板21上の接
点55(図2参照)と接続されて、本体側制御基板から
キャリッジ8の配線基板80を介してフレキシブル配線
基板24,25上のICチップ22,23へそれぞれ電
源や信号が供給されるようになっている。
【0018】次に図7及び図8を参照して、ヘッドホル
ダ18の構造について説明する。図7は、ヘッドホルダ
18を、その底部の背面側から見た斜視図であり、図8
は、ヘッドホルダ18を、その上部の前面側から見た斜
視図である。前述のように、ヘッドホルダ18は5つの
壁部から構成された略箱型形状であり、図7及び図8に
示すように底壁18aと背壁18b及び前壁18eは、
共に略長方形形状となっており、前壁18eの高さが、
背壁18bの高さの略4分の1となっている。また、左
側壁18cと右側壁18dは、共に底壁18aと背壁1
8bとの交差部側に直角部を持つ略三角形形状となって
いる。右側壁18dは、その直角部に、所定の角度で切
り取られた傾斜面18d1を有している。
【0019】また、ヘッドホルダ18の底壁18aに
は、ヘッドホルダ18の上面側の開放部に搭載されるイ
ンクカートリッジ14y,14m,14c,14bの、
インク放出部(図示外)に接続することができる複数の
インク供給通路(図示外)が穿設されている。各インク
供給通路は底壁18aを貫通してヘッド保持部28に開
口しており、各記録ヘッド19,20の各噴射ノズル群
7a〜7dに対応したインク流路に接続している。
【0020】また、ヘッドホルダ18の背壁18bの外
側面18b1には、2つの略長方形のリブ35a,35
bが凸設され、そのリブ35a,35bの各々の先端
が、回路基板21(図2参照)の裏面に当接するように
なっている。外側面18b1には、突起36,37が凸
設されている。突起36,37は、その先端部の円柱部
36a,37aを回路基板21に穿設された貫通孔21
a,21b(図13参照)に挿入して熱圧潰することに
より、回路基板21を固定するようになっている。
【0021】ヘッドホルダ18は、その底壁18aと背
壁18bとの交差部近傍の外側面側で、ヒートシンク2
6を保持するようになっている。即ち、底壁18aの左
側壁18c側端部近傍には、右側壁18dの傾斜面18
d1近傍部分と略平行に形成されたヒートシンク保持壁
40が凸設されている。ヒートシンク保持壁40は、傾
斜面18d1と平行な傾斜面を有している。右側壁18
dとヒートシンク保持壁40との間はリブ35cによっ
て接続されている。ヒートシンク保持壁40と右側壁1
8dとの対向面には、段状にヒートシンク当接部40a
が形成され、そのヒートシンク当接部40aに連続し
て、底壁18aの外側面18a1の背壁18b側端部近
傍にもヒートシンク当接部48が形成されている。
【0022】ヒートシンク26は、その外周をそれらヒ
ートシンク当接部40a,48に当接して接着剤等でヘ
ッドホルダ18に対して密閉して固定される。また、ヒ
ートシンク26と後述するヘッドカバー70との間、回
路基板21との間にもシール剤71(図6参照)が充填
され、記録ヘッド19,20及びフレキシブル配線基板
24,25に対してインク等が侵入するのを防止してい
る。回路基板21とリブ35cとの間も必要に応じてシ
ールすることができる。尚、ヒートシンク26は、放熱
効果のよいアルミニウム等の金属材料で、板状に製作さ
れている。
【0023】さらに、背壁18bの、底壁18aとの交
差部近傍の外側面、即ちヘッドホルダ18に固定された
ヒートシンク26の内部には、後述する弾性材27を載
置するための弾性材載置部29が設けられている。弾性
材載置部29は、右壁部18dの傾斜面18d1と平行
な斜辺を有する複数のリブから構成され、これらリブの
斜辺により、弾性材27を接着固定するための傾斜壁面
を形成している。
【0024】次に、図9を参照して、フレキシブル配線
基板24,25の構造について説明する。図9に示すよ
うに、フレキシブル配線基板24は、可撓性を有するポ
リイミド樹脂からなる帯状絶縁体41と、当該帯状絶縁
体41上に設けられた複数の導線とから構成されてい
る。帯状絶縁体41は、記録ヘッド19の圧電型アクチ
ュエータ120と重ねられて接続される略長方形のヘッ
ド接続部42と、ヘッド接続部42の短辺側の一端から
拡幅して延設された略長方形のICチップ保持部43
と、さらにICチップ保持部43から延設され、回路基
板21と接続される接続部44とからなっている。ま
た、ICチップ保持部43の略中心部には、プレート型
圧電アクチュエータ120を駆動する駆動電圧を発生す
る略長方形のICチップ22が設けられている。
【0025】ICチップ22は、電源線50およびその
電源のためのコモン線54によって供給された電源によ
り駆動され、信号線51から入力された駆動信号に基づ
いて噴射ノズル群の各噴射ノズルに対応した出力線53
に噴射信号を出力する駆動回路を内蔵する。フレキシブ
ル配線基板24は、記録ヘッド19の2つの噴射ノズル
群7a,7bにそれぞれ対応した電源線50、コモン線
54、信号線51、出力線53および長辺側の側縁に沿
ったコモン線52からなる配線パターンを、フレキシブ
ル配線基板24の長手方向中心線に対して概ね左右対称
に有しており、ICチップ22はこれに対応して2組の
駆動回路を内蔵している。ヘッド接続部42には、長辺
側両側縁に沿って、出力線53およびコモン線52の端
部すなわち端子53a,52aが配置されている。
【0026】フレキシブル配線基板24の接続部44に
は、コモン線52の他方の端部、電源線50,コモン線
54および信号線51の各端部が、複数列の入力端子列
45,46,47をなして配置されている。このように
複数列に分けたのは、信号線51よりも各入力端子の幅
を大きくして、しかもフレキシブル配線基板24全体を
所定幅に収めるためである。尚、フレキシブル配線基板
25も、フレキシブル配線基板24と同様の構造となっ
ており、ICチップ22と同様のICチップ23を搭載
している。
【0027】回路基板21は、通常の剛性にある絶縁基
板によって構成され、図13に示すように一方の面に、
フレキシブル配線基板24の複数列の入力端子列45,
46,47と対応した複数列の出力端子列61,62,
63、フレキシブル配線基板25の複数列の入力端子列
45,46,47と対応した複数列の出力端子列64,
65,66、他方の面に、キャリッジ上の配線基板80
に設けられた接続部80aと接続する接点55(図2参
照)、出力端子列61,62,63,64,65,66
と接点55とを接続する図示しない配線パターンを有し
ている。尚、フレキシブル配線基板24の入力端子列4
5の各端子は出力端子列61の端子に、入力端子列46
の各端子は出力端子列62の端子に、入力端子列47の
各端子は出力端子列63の端子に、フレキシブル配線基
板25の入力端子列45の各端子は出力端子列64の端
子に、入力端子列46の各端子は出力端子列65の端子
に、入力端子列47の各端子は出力端子列66の端子に
それぞれ1対1で接続される。尚、ICチップ22,2
3の電源のためのコモン線54と、フレキシブル配線基
板24,25のコモン線52は、回路基板21の端子を
通して相互に接続されている。
【0028】また、図9と図13に示すように、フレキ
シブル配線基板24,25を回路基板21に固定した状
態でそのフレキシブル配線基板が延びる側(すなわちI
Cチップ保持部43側)の端子列46,47およびそれ
と対向する端子列62,63,65,66の各端子は、
平面視において略円形をなし、それと反対側の端子列4
5およびそれと対向する端子列61の各端子は平面視に
おいて略長方形をなしている。さらに、最もICチップ
保持部43に近い側の端子列47およびそれと対向する
端子列63,66の各端子は、他の列の端子よりも面積
が大きく形成されている。これは、フレキシブル配線基
板24,25と回路基板21の端子同士を半田付けした
とき、フレキシブル配線基板が回路基板との接続部分か
ら折れ曲がったり、湾曲した状態に配置されたり、組立
中に曲げられても、剥がれやすい側の半田付け面積を大
きくすることにより、剥がれにくくするためである。
【0029】回路基板21の端子列62,63,65,
66の各端子に対しては、回路基板21を貫通したスル
ーホール72が設けられ、そのスルーホール72の内面
に沿って各端子を構成する導電材料が延びている。スル
ーホール72は、各端子に対して中心から偏倚して位置
する。
【0030】フレキシブル配線基板24,25を回路基
板21に接続するに際して、回路基板21の端子列6
1,62,63,64,65,66の各端子に対して、
あらかじめ半田H(図15参照)が塗布されており、フ
レキシブル配線基板24,25の端子を回路基板21の
端子に対応させ、ヒートバーによりフレキシブル配線基
板24,25を回路基板21に対して押圧しながら加熱
すると、あらかじめ塗布されていた半田Hが溶解して、
対応する端子同士が接続される。このとき、余分な半田
Hがスルーホール72に逃げることで、隣接する端子同
士がはみ出た半田で短絡することがないようにしてい
る。また、フレキシブル配線基板24,25には、各端
子を被覆する位置をさけてソルダーレジストSが形成さ
れ、隣接する端子に対して溶解半田が流出または流入し
ないようにしている。尚、回路基板21において全端子
列に渡る範囲には、ソルダーレジストが設けられていな
い。
【0031】次に、図10を参照して、記録ヘッド1
9,20の構造について説明する。尚、記録ヘッド1
9,20は共に略同一形状を有しているので、ここで
は、記録ヘッド19についてのみ説明し、記録ヘッド2
0の説明は省略する。記録ヘッド19は、本実施の形態
ではインクジェット式のものであり、後述するようにイ
ンクを収容する圧力室、この圧力室のインクに選択的に
圧力を与える圧電素子、圧電素子に電圧を印加する電
極、圧力室内のインクを噴射するノズルから1つの記録
素子が構成され、複数の記録素子が並べられて一体のも
のとして構成されている。
【0032】具体的には、図10に示すように、記録ヘ
ッド19は、略長方形に形成された金属板の積層構造か
らなるキャビティープレート110の表面に、キャビテ
ィープレート110の長手方向と直交する方向に溝が延
設されて形成された複数の圧力室116が、キャビティ
ープレート110の長手方向に沿って2列平行に配列さ
れている。そして、キャビティープレート110上に、
略長方形の板状に形成されたプレート型圧電アクチュエ
ータ120が、各圧力室116を塞ぐように接着され、
プレート型圧電アクチュエータ120の上部には、フレ
キシブル配線基板24のヘッド接続部42が、プレート
型圧電アクチュエータ120に対して重ねて接合される
ようになっている。2列の圧力室116は、それぞれ下
面の2列の噴射ノズル群7a,7bに連通し、下向きに
インクを噴射する。2つの記録ヘッドがそれぞれ2列の
圧力室を備えることで、4色のインクの吐出を実現して
いる。
【0033】図11は、キャビティープレート110か
らプレート型圧電アクチュエータ120を離した状態を
示す分解斜視図であり、図12は、プレート型圧電アク
チュエータ120の分解斜視図である。図11及び図1
2に示すように、プレート型圧電アクチュエータ120
は、10枚の圧電シート121〜130を積層した構造
に形成されている。また、各圧電シート121〜130
の内、圧電シート126,128,130は、全て同じ
構造に形成され、各圧電シート126,128,130
の上面には、前記キャビティープレート110に設けら
れた各圧力室116に対応する位置に細幅の駆動電極1
36が各々形成されている。また、各駆動電極136の
端部136aは、各圧電シート126,128,130
の側面126a、126b(他の圧電シートも同様)に
各々露出するように形成されている。
【0034】また、圧電シート123,124,12
5,127,129は、全て同じ構造に形成され、圧電
シート123,124,125,127,129の上面
には、複数個の圧力室116に対して共通の電極となる
帯状のコモン電極135が形成されている。また、各コ
モン電極135の端部135aは、圧電シート123,
124,125,127,128の側面123a、12
3b(他の圧電シートも同様)に各々露出するように形
成されている。
【0035】さらに、最上段の圧電シート121の上面
には、前記各駆動電極136の各々に対する表面電極1
31と、前記コモン電極135に対する表面電極132
とが、圧電シート121の側面121a、121bに沿
って並ぶように設けられている。また、プレート型圧電
アクチュエータ120における圧電シート121〜13
0を後述するように積層した後、その上面又は下面と直
交する左右両側面には、各駆動電極136と表面電極1
31とを電気的に接続する側面電極133及びコモン電
極135と表面電極132とを電気的に接続する側面電
極134とが各々形成されている。
【0036】そして、図9に示すように、フレキシブル
配線基板24のヘッド接続部42は、記録ヘッド19の
圧電アクチュエータ120の上面に重ねられ、圧電アク
チュエータ120の各表面電極131にヘッド接続部4
2の各出力線の端子53aが、また表面電極132にコ
モン線の端子52aがそれぞれ1対1に対応して半田付
け接続される。フレキシブル配線基板25も記録ヘッド
20の圧電アクチュエータ120に同様に接続される。
記録ヘッドが動作可能状態にあるとき、コモン線49,
52,54は共通電位の部位、例えばグランドに接続さ
れている。記録データに従って任意の出力線53に信号
が出力されると、それに接続された駆動電極136とコ
モン電極135との間の圧電シートの部分に歪みが生じ
て、それに対応する圧力室116内のインクに圧力が加
えられ、噴射ノズルからインクが噴射される。
【0037】このように、各記録ヘッド19,20に対
してフレキシブル配線基板24,25を独立して設け、
それぞれに対してICチップ22,23を設けているの
で、各フレキシブル配線基板24,25の長辺側両側縁
にそれぞれコモン線52を配置し、各記録ヘッド19,
20の4列の噴射ノズル群に対応するコモン電極に対す
る表面電極132をそれぞれコモン線52、回路基板2
1の配線パターンのうちのコモン線ををとおして共通電
位、即ちグランドに接続することができる。仮に、フレ
キシブル配線基板24,25を1枚の絶縁基板で構成
し、1つのICチップを4列の噴射ノズル群に対して共
通に使用した場合、4列のうちの内側の2列噴射ノズル
群に対するコモン線52を回路基板21に直接接続する
ことができず、十分な共通電位とすることができない。
上記のように構成することで、各記録ヘッド19,20
の各表面電極132を容易に回路基板に接続し、コモン
電極を十分な共通電位とすることができる。
【0038】さらに、図2及び図6に示すように、回路
基板21の接点55が設けられた面には、板バネ95が
設けられている。板バネ95は、ヒートシンク26に当
接し、回路基板21上の配線パターンの内のコモン線を
通してグランドに接続している。
【0039】図14は、記録ヘッド19,20、フレキ
シブル配線基板24,25、回路基板21を上記のよう
に接続した状態を示すものであり、図16は、これをヘ
ッドホルダ18に組み付ける状態を示す。記録ヘッド1
9,20は、ヘッドカバー70の開口70b,70cか
ら噴射ノズル群7a〜7dが露出するようにヘッドカバ
ー70が被せつけられ、ヘッドホルダ18のヘッド保持
部28に接着剤により接着固定される。回路基板21
は、前述のように背壁の18bの突起36,37に固定
される。
【0040】このとき、弾性材載置部29に、ゴムある
いは樹脂材料等からなる弾性材27があらかじめ接着固
定されており、フレキシブル配線基板24,25は、I
Cチップを搭載した部分がその弾性材27の傾斜面に沿
って配置され、その部分の両側でそれぞれ円弧に湾曲し
ながら全体として鈍角に曲げられて、記録ヘッド19,
20の位置する底壁18aから背壁18bの回路基板2
1に渡って位置する。したがって、フレキシブル配線基
板24,25は曲折部分において、大きな力が作用する
ことがないので、その上の導線を損傷することがない。
【0041】ヒートシンク16は、フレキシブル配線基
板24,25を覆って、前述のようにその外周部分が側
壁18d、ヒートシンク保持壁40等に接着剤により接
着固定される。このとき、ヒートシンク26はその内面
をICチップ22,23に当接し、弾性材27を圧縮さ
せる。つまり、弾性材27により、ICチップ22,2
3がヒートシンク26に熱伝導可能に押しつけられる。
これにより、ICチップ22,23をヒートシンク26
に接着剤等で接着する必要がなく、また、発熱によりI
Cチップ22,23とヒートシンク26との間に応力を
発生することもなく、効果的にICチップ22,23の
熱を放出させることができる。また、ヒートシンク26
は、板バネ29で回路基板21を介してグランドに接続
されているので、静電気も放出することができ、静電気
によりICチップ22,23が破壊するのを防止するこ
とができる。
【0042】ヒートシンク16を上記のように固定した
状態において、回路基板21の接点55は、ヒートシン
ク26に覆われず、外部に露出している。ヘッドホルダ
18をキャリッジ8に取り付けたとき、回路基板21の
接点55はキャリッジ側の接続部80aに接触し、配線
基板80およびフレキシブル配線基板を介して本体側制
御基板に接続される。尚、回路基板21を設けずに、フ
レキシブル配線基板24,25の端子列45,46,4
7を直接外部に露出させて、キャリッジ側の基板等に接
触させることもできる。
【0043】尚、本発明は前記実施の形態に限定される
ものではなく、各種の変形が可能である。図17は、フ
レキシブル配線基板の変形例を示す平面図であり、図1
8は、図17のC−C線矢視方向断面図である。図17
に示すように、フレキシブル配線基板150は、略長方
形形状のICチップ保持部151aとヘッド接続部15
1bと回路基板21との接続部151cとからなる帯状
絶縁体151と、帯状絶縁体151上に設けられた複数
の導線とから構成されている。また、帯状絶縁体151
のICチップ保持部151a上には、記録ヘッドに設け
られたプレート型圧電アクチュエータ120を駆動する
駆動電圧を発生するICチップ155がフリップチップ
実装されている。
【0044】ICチップ155は、前記実施の形態と同
様に電源線172およびその電源のためのコモン線17
3によって供給された電源により駆動され、信号線17
5から入力された駆動信号に基づいて噴射ノズル群の各
噴射ノズルに対応した出力線174に噴射信号を出力す
る駆動回路を内蔵する。フレキシブル配線基板151
は、記録ヘッドの2列の噴射ノズル群にそれぞれ対応す
るようフレキシブル配線基板の長手方向中心線に対して
左右対称に、電源線172、コモン線173、信17
5、出力線174およびその出力線のためのコモン線1
62、165からなる配線パターンを有している。本実
施の形態では、前記実施の形態と同様に、フレキシブル
配線基板151の長手方向の両側縁に沿ってコモン線1
62が設けられるほか、フレキシブル配線基板の長手方
向中心線に沿ってコモン線165が設けられている。
【0045】回路基板21との接続部151cには、コ
モン線162、165、電源線172、コモン線173
および信号線175の各端部が、前記実施の形態と同様
に複数列の入力端子列をなして配置されている。ICチ
ップ155の下側に対応するフレキシブル配線基板上に
は、電源線172に接続された電源端子170、コモン
線173に接続された電源端子171、信号線175に
接続された端子175a、出力線174に接続された端
子174bが設けられている。図18に示すようにIC
チップ155から突出した端子をこれらに接触させてI
Cチップ155がフレキシブル配線基板上に接続固定さ
れる。このとき、フレキシブル配線基板の中央を通るコ
モン線165は、ICチップ155の下を通るが、IC
チップには接続しない。ここで、コモン線162,16
5,173は、回路基板21内で相互に接続されてい
る。
【0046】ヘッド接続部151bには、長手方向の両
側縁に沿って、出力線174の端部すなわち端子174
aが列装され、その列の両端にコモン線162,165
の端部すなわち端子162a,165aが配置されてい
る。記録ヘッドの圧電アクチュエータ120の駆動電極
のための表面電極131が出力線174の端子174a
に接続されるのはもちろん、前記実施の形態では、コモ
ン電極の一方の端の表面電極132のみが、側縁のコモ
ン線162の端子162aに接続されていたが、本実施
の形態では、コモン電極の他方の端の表面電極132
も、中央のコモン線165の端子165aに接続されて
いる。
【0047】前記実施の形態では、コモン電極の一方の
端のみからコモン線162に接続し、共通電位すなわち
グランドに接続していたが、圧電シート間のコモン電極
が薄く抵抗値が大きいために、コモン線162から遠い
側のコモン電極の部分で電位が上昇し、正常にインク噴
射が行われないおそれがある。しかし、上記のように構
成することにより、コモン電極の両端をグランドに接続
することができ、コモン電極全体に渡って電位の上昇を
抑え、全噴射ノズルから正常に噴射を行うことができ
る。本発明は、インクジェット式の記録装置に限らず、
感熱式、ワイヤインパクト式等各種の記録装置に適用す
ることができる。
【0048】
【発明の効果】以上、詳述したとおり、請求項1に係る
発明の記録装置では、フレキシブル配線基板は、各記録
ヘッドに対して各々独立して設けられ、その板幅方向両
側部に沿って共通電位線が設けられているので、記録素
子群の内側に位置する記録素子に対しても容易に共通電
位線を接続することができる。従って、各記録素子に対
して共通電位を揃え、各記録素子をばらつきなく均一に
駆動することができる。
【0049】また、請求項2に係る発明の記録装置で
は、請求項1に記載の発明の効果に加えて、各フレキシ
ブル配線基板には、それぞれ個別に駆動回路が設けられ
ているので、駆動回路の間即ち各フレキシブル配線基板
の対向する側縁に沿って共通電位線を設けることがで
き、内側に位置する記録素子を容易に共通電位線にする
ことができる。また、各駆動回路が記録ヘッドに設けら
れた各記録素子にそれぞれ対応して電圧を印加すること
ができる。
【0050】また、請求項3に係る発明の記録装置で
は、請求項2に記載の発明の効果に加えて、各記録ヘッ
ドは、記録素子を2列有し、各フレキシブル配線基板
は、2列の記録素子に対する駆動回路を1チップで備
え、また、各列の記録素子に対応して板幅方向両端部に
それぞれ共通電位線を備えているので、各記録ヘッドに
2列に設けられた各記録素子をそれぞれ共通電位線に容
易に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、インクジェットプリンタ1の内部構造
を示す斜視図である。
【図2】図2は、記録ヘッドユニット17をその底部の
背面側から見た斜視図である。
【図3】図3は、記録ヘッドユニット17をその底部の
背面側から見た斜視図である。
【図4】図4は、記録ヘッドユニット17とキャリッジ
8との接続状態を示す側面図である。
【図5】図5は、記録ヘッドユニット17をその上面側
から見た平面図である。
【図6】図6は、図5のA−A線矢視方向断面図であ
る。
【図7】図7は、ヘッドホルダ18をその底部の背面側
から見た斜視図である。
【図8】図8は、ヘッドホルダ18をその上部の前面側
から見た斜視図である。
【図9】図9は、フレキシブル配線基板24,25及び
記録ヘッド19,20を示す平面図である。
【図10】図10は、記録ヘッド19の分解斜視図であ
る。
【図11】図11は、キャビティープレート110から
プレート型圧電アクチュエータ120を離した状態を示
す分解斜視図である。
【図12】図12は、プレート型圧電アクチュエータ1
20の分解斜視図である。
【図13】図13は、回路基板21の平面図である。
【図14】図14は、回路基板21と接続したフレキシ
ブル配線基板24,25を曲折させた状態を示す斜視図
である。
【図15】図15は、図14のB−B線矢視方向断面図
である。
【図16】図16は、ヘッドホルダ18に、フレキシブ
ル配線基板24,25と回路基板21と記録ヘッド1
9,20とを取り付ける状態を示す斜視図である。
【図17】図17は、フレキシブル配線基板の変形例を
示す平面図である。
【図18】図18は、図17のC−C線矢視方向断面図
である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 2 筐体 8 キャリッジ 10 プラテンローラ 11 ガイドロッド 12 ガイド部材 13 ベルト 14c,14m,14y,14b インクカートリッ
ジ 15 ノズル面 16 CRモータ 17 記録ヘッドユニット 18 ヘッドホルダ 19,20 記録ヘッド 21 回路基板 22,23 ICチップ 24,25 フレキシブル配線基板 26 ヒートシンク 27 弾性材 45,46,47 入力端子列 61,62,63,64,65,66 端子列 80 配線基板 80a 接続部 95 板バネ H 半田 S ソルダーレジスト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録素子を有し、記録媒体に対し
    記録を行う2つ以上の記録ヘッドと、 可撓性を有する帯状絶縁体上に、前記各記録素子の一方
    の端子に接続する複数の給電線と、前記各記録素子の他
    方の端子を共通電位に接続する共通電位線と、前記給電
    線を介して、前記記録ヘッドを駆動する駆動回路を有す
    るフレキシブル配線基板とを備え、 前記フレキシブル配線基板は、前記各記録ヘッドに対し
    て各々独立して設けられ、その板幅方向両側部に沿って
    前記共通電位線が設けられていることを特徴とする記録
    装置。
  2. 【請求項2】 前記各フレキシブル配線基板には、それ
    ぞれ個別に駆動回路が設けられていることを特徴とする
    請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記各記録ヘッドは、前記記録素子を2
    列有し、前記各フレキシブル配線基板は、2列の記録素
    子に対する駆動回路を1チップで備え、また、各列の記
    録素子に対応して板幅方向両端部にそれぞれ共通電位線
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
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