JP2009107266A - 液滴吐出ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 外部から浸入してきた液体によって圧電ユニットが有する個別駆動電極間、及び配線ユニットが有する個別給電端子間がショートするのを適切に防止することができる液滴吐出ヘッドの提供。
【解決手段】 インクジェットヘッド6が備える配線ユニット12は、複数の個別給電端子50aから成る個別給電端子群50cと、共通給電端子50bとを有し、更に配線ユニット12は、基材12aにおける圧電ユニット11との対向面に積層された絶縁性の被覆層70を有しており、この被覆層70には、個別給電端子群50cと共通給電端子50bとの間を通り且つ個別給電端子群50cを外方から取り囲むようにしてトラップ溝80が形成されている。
【選択図】 図10

Description

本発明は、液滴などを吐出する液滴吐出ヘッドに関する。
インクジェットプリンタ装置を一例とする液体吐出装置として、液滴を吐出するノズル孔までの液体流路を内部に有する流路ユニットと、この液体流路内の液体に吐出圧力を付与することによってノズル孔から液体を吐出させるための圧電ユニットと、該圧電ユニットを駆動すべく信号を出力する配線ユニットとを積層して構成した液滴吐出ヘッドを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
より具体的に説明すると、特許文献1に開示されているように、この種の液滴吐出ヘッドでは、平面視矩形状を成す複数枚のプレートが積層接着されて成る流路ユニットの上面に、複数の圧電層が積層接着されて成る圧電ユニットが積層され、該圧電ユニットの上面には可撓性帯状の配線ユニットの一端が積層接着されている。また、圧電ユニットの上面には複数の駆動電極が配設され、配線ユニットが有するシート状基材の下面(圧電ユニットの上面との対向面)には、駆動電極に対向配置された複数の給電端子が設けられている。そして、これらの駆動電極と給電端子とがハンダを介して電気的に接続された構成となっている。流路ユニットには、インク貯留部であるインクタンクのインク流出口と接続することでインクを流路ユニット内に供給するためのインク流入口を有している。
一方、電極端子間を導電性接着剤を介して電気的に接続する際に、この導電性接着剤が漏出することによって他の電極端子との間でショートしてしまうのを防止すべく、導電性接着剤の流れ防止側溝を形成した発明が従来提案されている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2では、漏出した導電性接着剤を側溝にて捕捉することにより、電気的に絶縁されるべき電極端子間での絶縁状態を確保しようとしている。
特開2006−44196号公報(特に、図5参照) 特開平10−303517号公報
ところで、特許文献1に開示されたような液滴吐出ヘッドでは、インク流出口とインク流入口との接続部分からのインク漏れや、使用者がインクジェットプリンタ装置を落下させたりして、ノズル孔から吐出するインクが、圧電ユニットと配線ユニットとの間のわずかな隙間へ浸入する可能性がある。この場合、浸入した液体によって予期せぬ電極端子間がショートする可能性があって好ましくない。また、特許文献2に開示された発明では、隣接する電極端子間が導電性接着剤の拡散によりショートするのを防止するためのものであるため、外部から浸入してきた液体を阻むのに適した構成を開示していない。
これに対し、圧電ユニットと配線ユニットとの間の隙間の開口部分、即ち、圧電ユニットと配線ユニットの外周縁に沿った隙間(の開口部分)に液状の封止剤を塗布することにより、この隙間を液密的に封止することが行われている。しかしながら、配線ユニットの反りや圧電ユニット表面の凸凹により、接続時の隙間の開口部分にバラツキが生じていたり、一般に液状の封止剤は、塗布量にばらつきがあったり、塗布後の乾燥によって体積が減少するため、開口部分の全てを適切に封止し得ない場合がある。
そこで本発明は、外部から浸入してきた液体によって圧電ユニットが有する個別駆動電極間、及び配線ユニットが有する個別給電端子間がショートするのを適切に防止することができる液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
本発明は上述したような事情を鑑みてなされたものであり、本発明に係る液滴吐出ヘッドは、一方の面に駆動電極が配設された圧電ユニットと、該圧電ユニットの前記一方の面上に積層されて前記駆動電極と電気的に接続される給電端子が前記圧電ユニットとの対向面に設けられたシート状基材を有する配線ユニットとを備え、前記給電端子から前記駆動電極への駆動信号に基づく前記圧電ユニットの駆動により、該圧電ユニットの他方の面に積層された流路ユニットが有する液体流路内の液体を外部へ吐出する液体吐出ヘッドであって、前記圧電ユニットは、前記駆動信号により駆動する複数の駆動部を有し、前記駆動電極は、該駆動部に個別に接続された複数の個別駆動電極と、前記駆動部に共通して接続されて複数の前記個別駆動電極の外方に配設された共通駆動電極とを有しており、前記配線ユニットが有する給電端子は、複数の前記個別駆動電極に対応する位置に設けられた複数の個別給電端子から成る個別給電端子群と、前記共通駆動電極に対応する位置に設けられた共通給電端子とを有し、更に前記配線ユニットは、前記基材における前記圧電ユニットとの対向面に積層されて開孔を通じて前記個別給電端子及び前記共通給電端子を前記圧電ユニット側へ露出させつつ他の部分を覆う絶縁性の被覆層を有しており、前記被覆層には、前記圧電ユニットの外周縁に対応する周縁部分よりも内方へ位置して前記個別給電端子群を外方から取り囲むようにして、前記圧電ユニット側に開口して外部から浸入する液体を捕捉するためのトラップ溝が形成されている。
このような構成とすることにより、圧電ユニットの外周縁に対応する周縁部分よりも内方へ距離をなした位置にトラップ溝があるため、外部から浸入してきた液体をトラップ溝にて捕捉することができ、さらに、駆動信号により駆動する駆動部に個別で接続された個別給電端子群を外方から取り囲んでいるため、駆動に影響する個別給電端子と個別駆動電極間の液体浸入によるショートを適切に防止することができ、液滴吐出駆動への影響を防止することができる。
また、前記トラップ溝は、前記個別給電端子群と前記共通給電端子との間を仕切っていてもよい。このような構成とすることで、前述の効果に加えて、トラップ溝は個別給電端子群を取り囲みつつ共通給電端子より内方に配設することにより、外部からトラップ溝へ至るまでの経路を長く確保しているため、トラップ溝にまで浸入する液体自体を減少させており、トラップ溝より内方の個別給電端子群への液体の浸入をより効果的に防止することができる。
また、前記基材は、その一端側の第1領域が前記圧電ユニットに接続され、他端側の第2領域が前記第1領域から延設された構成となっており、前記個別給電端子及び前記共通給電端子は前記第1領域に設けられ、前記配線ユニットは、前記個別給電端子に接続されて前記第2領域へ延設された個別給電配線を更に有していてもよい。このような構成とすることにより、液滴吐出ヘッドとして駆動するために適した構成とすることができ、圧電ユニットと配線ユニットとの対向する面間の隙間から浸入したインクをトラップ溝にて確実に捕捉し、個別駆動電極間及び個別給電端子間での電気的なショートを防止することができる。
また、前記トラップ溝は、前記個別給電端子群を外方から取り囲みつつ、前記個別給電端子と前記共通給電端子と前記個別給電配線とが位置する部分を除く領域に形成されていてもよい。このような構成とすることにより、個別給電端子と共通給電端子と個別給電配線へ、外部から液体が浸入するのを防止することができ、また、駆動に影響して液滴吐出障害をおこす電気的ショートを防ぐことができる。
また、前記被覆層は、前記基材側の第1被覆層と前記圧電ユニット側の第2被覆層とが積層されて成り、該第2被覆層において前記個別給電端子群を外方から取り囲む全周が切り欠かれて前記トラップ溝が形成されていてもよい。このような構成とすることにより、二層構成の被覆層のうち第1被覆層が個別給電配線および共通給電配線を覆っている状態であるので各配線の露出を防ぐことができる。また、第2被覆層に個別給電端子群を取り囲む全周にわたってトラップ溝を形成することができるため、四方からの液体の浸入を防止することができるため、より効果的に液体の浸入を防止することができる。
また、前記第1被覆層には、前記個別給電配線に対応する部分を除く位置に、前記トラップ溝に開口する切り欠きが形成されていてもよい。このような構成とすることにより、実質的にトラップ溝の底が深くなって捕捉できる液体容量を増大させることができると共に、個別給電配線の外部への露出を防止できる。
また、前記トラップ溝は、前記個別給電端子を露出させる複数の前記開孔の間にも延設されていてもよい。このような構成とすることにより、例え個別給電端子群を取り囲むトラップ溝より内方へ液体が浸入したとしても、仕切られた各個別給電端子同士の間に延設されたトラップ溝にてこれを捕捉することができるため、トラップ溝で仕切られた個別給電端子間でのショートが起きにくくなる。
本発明に係る液体吐出ヘッドによれば、外部から浸入してきた液体によって圧電ユニットが有する個別駆動電極間、及び配線ユニットが有する個別給電端子間がショートするのを適切に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る液滴吐出ヘッドについて図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は、本実施の形態に係る液滴吐出ヘッドが搭載されたキャリッジの断面図であり、液滴吐出ヘッドとしてインクジェットプリンタヘッドを例示している。なお、図1(a)は前記インクジェットヘッドを一側方から見たときの断面図を示しており、図1(b)はこのインクジェットヘッドを図1(a)中のA-A線で切断したときの断面図を示している。図1に示すように、このキャリッジ1は、例えば、シアン、マゼンダ、イエロー、及びブラックなどの各色のインク(液体)を、後述の流路ユニット10へ互いに独立して供給するインクタンク3と、このインクタンク3を収容して保持するホルダケース4と、このホルダケース4の下部に支持フレーム5を介して取り付けられるインクジェットヘッド6とを備えている。また、このインクジェットヘッド6は、複数枚のプレートが積層接着されて内部に液体流路10a(図2参照)を有する流路ユニット10と、該流路ユニット10の上面に積層接着される圧電ユニット11と、該圧電ユニット11の上面に接続される配線ユニット(チップオンフィルム)12とを有している。
配線ユニット12には駆動回路であるドライバIC51(図3参照)が接続され、ドライバIC51は、本体側からの印字データをもとに選択的に圧電ユニットを駆動させる駆動信号を出力している。このようなインクジェットヘッド6を備えるキャリッジ1は、公知のインクジェットプリンタ装置と同様に、被記録紙の紙面と平行に移動可能に構成され、移動しつつインクジェットヘッド6からインク液滴を吐出することにより、紙面上に画像を形成することができる。
図2は、図1に示すキャリッジ1が備えるインクジェットヘッド6の拡大断面図であり、図3は、このインクジェットヘッド6を流路ユニット10と圧電ユニット11と配線ユニット12と支持フレーム5とに分解したときの斜視図である。
図2に示すように、インクジェットヘッド6が有する流路ユニット10は、圧力室プレート20、第1スペーサプレート21、絞りプレート22、第2スペーサプレート23、第1共通液室プレート24、第2共通液室プレート25、ダンパープレート26、カバープレート27、及びノズルプレート28が、この順に上方から配設されてそれぞれ積層接着された構成となっている。
これらのうち、ノズルプレート28はポリイミド等の樹脂シートで、それ以外の各プレート21〜27は42%ニッケル合金鋼板(42合金)等の金属板であり、平面視で何れも長方形状を成し、各々50〜150μm程度の肉厚を有している。各プレート20〜27には、電解エッチング、レーザ加工、又はプラズマジェット加工等により、液体流路(チャンネル)10aを構成する開孔又は凹部が形成されている。
流路ユニット10の最下層のノズルプレート28には、微小径のインク滴吐出用のノズル孔28aが、微小間隔で多数個穿設されていて、ノズル孔28aはノズルプレート28の長辺方向(図3のX方向)に沿って延びる列状に配置され、短辺方向(図3のY方向)に5列設けられている。また、流路ユニット10において最上層に位置する圧力室プレート20には、複数の圧力室31となる複数の圧力室孔20aが、圧力室プレート20をその厚み方向に貫通して形成され、ノズル孔28aに対応してX方向に沿って列状に、Y方向に5列設けられている。圧力室孔20aは、Y方向に長い平面視細長形状をなし、その長手方向(Y方向)がノズル孔28aの列と直交する方向(X方向)に沿うように配置されている。これら複数の圧力室孔20aは、上方から圧電アクチュエータ11が積層され、下方から第1スペーサプレート21が積層されることにより、内部空間を有する複数の圧力室31を形成する。
第1スペーサプレート21からカバープレート27のそれぞれには、各圧力室31の一端部に連通し、各ノズル孔28aにまで連通するノズル連通流路36となる各開口が貫通形成され、また、第1スペーサプレート21と絞りプレート22と第2スペーサプレート23には、共通インク室35と圧力室31の他端部とを連通する接続流路33となる各開口21a、23aおよび溝22aが形成されている。
また、2枚のマニホールドプレート24、25には、圧力室31が列方向(X方向)に配置された位置に対応する下方位置にて、その列方向(X方向)に沿って延設された共通インク室35となる共通インク室孔24a、25aが各マニホールドプレート24、25をその厚み方向に貫通して形成され、横列方向(Y方向)に5列設けられている。また、ダンパープレート26には、共通液室35との対向面とは反対側の面を凹み形成し、その肉厚を薄肉にさせたダンパ壁26aが共通液室35の形状と対応してY方向に5列形成され、第2スペーサプレート23、2枚のマニホールドプレート24、25、ダンパプレート26、およびカバープレート27がこの順で積層されることによって、共通液室35およびダンパスペース26bが形成される。さらにカバープレート27には、複数のノズル孔28aを有するノズルプレート28が下方から積層接着されている。
これらの各プレート20〜28が積層されていることで、連通された開孔や溝が構成され、インクが流通するインク流通路10aが構成されている。即ち、インク流通路10aは、共通インク室35から接続流路33、圧力室31、ノズル連通流路36およびノズル28aからなる。上記構成により、インクタンク3から流路ユニット10内に供給されたインクは、共通インク室35、接続流路33、圧力室31、及びノズル連通流路36を順に通り、ノズル28aへと導かれる。
なお、圧力室プレート20からマニホールドプレート24、25までの各プレート20〜25には、その各長手方向(X方向)の一端部に、上下の位置を対応させて、4色のインクに対応する4つのインク供給口34が穿設されている(図3参照)。インクタンク3からの4色のインクがこのインク供給口34にそれぞれ独立して供給される。なお、使用頻度の高い黒インクが流入するインク供給口34は、他より大型に形成されると共に2つの共通液室35のX方向の一端部に連通し、2つのインク流通路10aと繋がっている。他のインク供給口34は、それぞれ互いに独立した1つの共通液室35のX方向の一端部に連通し、残りのインク流通路10aと繋がっている。このように流路ユニット10は、5つのインク流路を有しており、インクジェットヘッド6は、4種のインクを互いに独立して吐出可能に構成されている。
インク供給口34は、図1にあるように、インクジェットヘッド6が支持プレート5を介してホルダ4に取り付けられたときに、ホルダ4に塔載されているインクタンク3のインク色ごとの各インク流出口3aおよび支持プレート5の各インク接続口5cと連通して接続される。(図1、図3参照)
一方、図2に示すように圧電ユニット11は、平面視でX方向に長い長方形状で、多数枚のX方向に長い長方形状の圧電シート40〜45と絶縁性を有するトップシート46とが積層されて構成されている。圧電シート40〜45は、夫々の厚みが略30μm程度のチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)のセラミックス材料から構成されている。
各圧電シート40〜45のうち、最下層の圧電シート40から上方へ数えて偶数番目の圧電シート41,43の上面には、各圧力室31の位置に個別に対応するよう配置された多数の個別電極47が、圧力室31が形成する各列に対応するよう5列に印刷形成されている。また、最下層の圧電シート40から上方へ数えて奇数番目の圧電シート40,42,44の上面には、平面視したときに個別電極47を列ごとに全てを覆うように配置された共通電極48が印刷形成されている。そして、個別電極47及び共通電極48は、各圧電シート40〜45及びトップシート46の側端面又は図示しないスルーホールに設けた図示しない中継配線を介し、トップシート46の上面に設けられた駆動電極49(図3も参照)と電気的に接続されている。共通電極48は、グランドに接地されている。また、駆動電極49については後で詳細に説明する。なお、各電極47、48および駆動電極49は、Ag−Pd系の導電材料でスクリーン印刷されている。
また、圧電ユニット11は、流路ユニット10よりもその外形形状が小さく、流路ユニット10のX方向の一端部にあるインク供給口34を露出させるように配設され、圧電ユニット11の個別電極47と流路ユニット10の圧力室31とが平面視で対向した位置になるように積層接合されている。
この圧電ユニット11の上面には、配線ユニット12の一端部が接合される。配線ユニット12は可撓性帯状の配線部材であって、圧電ユニット11上面の駆動電極49に対応して複数の給電端子50を有し、該給電端子50は、配線ユニット12の他端部に設けられたICチップ51(図3参照)との間で図示しない導線により電気的に接続されている。また、後述するように給電端子50にはハンダバンプ52が付着しており、圧電ユニット11とその上面に積層された配線ユニット12とは、バーヒーターなどで加熱加圧させて溶融したハンダバンプ52を介して給電端子50と駆動電極49とが電気的に接続される。
このような構成を成すインクジェットヘッド6は、以下のようにして動作し、ノズル孔28aからインク滴を吐出する。即ち、インクタンク3のインク流出口3aから、支持プレート5のインク接続孔5cおよび、インク供給口34にインクが供給される。インク供給口34には図示しないフィルタが取り付けられている。インク供給口34から流路ユニット10内に供給されたインクは、共通液室35、絞り通路33、圧力室31、及びノズル連通流路36から成る液体流路10a内に充填されている。この状態でドライバIC51が印字データに従って選択的に駆動電位を配線ユニット12から圧電ユニット11へ付与し、複数の個別電極47を選択的に所定電位とすると、電位を付与された個別電極47と共通電極48との間に電位差が生じ、圧電シート41〜44の活性部に電界が作用して積層方向の歪み変形が発生する。ここで活性部とは、各圧電シート41〜44において個別電極47と共通電極48とに挟まれた部分をいい、実質的には上述したような積層方向の歪み変形が生じる部分をいう。そして、このように活性部が変形すると、対応する圧力室31内へ圧電シートが突出するため、圧力室31の内圧が上昇し、内部の液体がノズル通路36を通じてノズル孔28aから外部へ吐出される。
このようなインクジェットヘッド6は、図3に示すように矩形枠状を成す支持フレーム5によってホルダケース4(図1参照)に支持される。より具体的に説明すると、図3に示すように支持フレーム5は、平面視長方形状のプレート部材で、その平面視外形形状は流路ユニット10よりも大きく、その中央部分に平面視長方形状の開口5aが貫通形成された枠形状を成している。また、支持フレーム5の長手方向(X方向)の一端部には、インク接続孔5cがY方向に沿って4つ貫通形成されていて、インク流出口3aとインク供給口34とを連通する。開口5aは、圧電ユニット11の平面視外形寸法より若干大きい開口面積を有し、支持フレーム5は、開口5a内に配線ユニット12の一端部が接続された圧電ユニット11が位置し、且つ配線部材12の他端部が開口5aから引き出されるようにして流路ユニット10の上面10aに接着固定される。
この際、支持フレーム5において開口5aを形成する内周部5bと、圧電ユニット11の外周部11aとの間には、流路ユニット10の上面10bを底面とする空隙路60が形成される。そして、この空隙路60には液状封止剤66(図2参照)が充填され、支持フレーム5と流路ユニット10、および圧電ユニット11との接合境界(隙間)を封止している。
そして、このように流路ユニット10に支持フレーム5が接着固定された状態で、該支持フレーム5はホルダケース4の底部に、接着剤4aによって取り付けられる(図1(a)参照)。この接着剤4aは、支持フレーム5の外周部の全周にわたって塗布され、流路ユニット10のノズルプレート28の下面(ノズル孔28aが外部へ向かって開口する側の面)から支持フレーム5の外側を通って圧電ユニット11へ至る経路は、この接着剤4aによって閉鎖されるようになっている。
しかしながら、空隙路60への封止剤導入の工程は、ハンドリング作業であり、封止剤の塗布量や流動性のバラツキ及び空隙路60が幅狭であることなどから、外周部11aを囲う空隙路60に封止剤を十分に導入するには非常に手間がかかる。また、ノズル孔28aから吐出されるインク、又はインクタンク3のインク流出口3aからインク接続口5c、インク供給口34へ至る途中や、流路ユニット10及び圧電ユニット11と支持フレーム5との接合境界などのいずれか漏出したインクなどが、ハンダ接続されている圧電ユニット11と配線ユニット12とのわずかな接続面間の隙間が十分に封止されていなくて、ここへ予期せず浸入する場合がある。このわずかな隙間にインクが浸入すると、給電端子50間又は駆動電極49間がショートし、インクジェットヘッド6が所望の液体吐出特性を発揮できなくなる可能性がある。そのため、本実施の形態に係るインクジェットヘッド6では、以下に説明するような構成により、このようなインクが圧電ユニット11と配線ユニット12とのわずかな接続空間(隙間)へ浸入するのを防止し、又は浸入したとしても給電端子50間及び駆動電極49間をショートすることがないように工夫を施している。以下、このような構成について説明する。
(実施例1)
図4は、圧電ユニット11と配線ユニット12との接続面間の隙間への液体浸入を防止するための構成を示す平面図であり、配線ユニット12の構成を裏面側(圧電ユニット11との対向面側)から示している。図5は、図4に示す配線ユニット12が圧電ユニット11に積層された状態を図4のV-V線で切断した部分の断面図により示している。
図3に示すように、圧電ユニット11の上面(図2に示すトップシート46の上面)には複数の個別駆動電極49aと共通駆動電極49bとを成す複数の駆動電極49が配設されている。個別駆動電極49aは、圧力室列に対応するようにX方向に列状に、Y方向に5列配列され、共通駆動電極49bは、圧電ユニット1のX方向の両端側にY方向に沿って帯状に延びて配設されている。圧電ユニット11側の個別駆動電極49aは、個別電極47(図2参照)との間で、また、共通駆動電極49bは共通電極48(図2参照)との間でスルーホールを介して電気的に接続されている。
次に、配線ユニット12の更に詳細な構成について説明する。図4及び図5に示すように、配線ユニット12は可撓性帯状のシート状基材12a(厚み38μm)を有し、その基材12aの裏面側(図4の紙面手前側)に給電端子50や導線53をなす導線層を有し、その導線層と基材12aを広幅面に略全面覆うようにポリイミドや感光性ソルダレジストなどの被覆層70が積層されて構成される。シート状基材12aは、第1領域121を有する一端側が圧電ユニット11と接合され、第2領域122を有する他端側へY方向に伸延されていて、第2領域122にはドライバIC51(図3も参照)が実装されている。
導線層には、その第1領域121に複数の給電端子50が配設されていて、この給電端子50は複数の個別給電端子50aと複数の共通給電端子50bとから構成されている。個別給電端子50aは、個別駆動電極49aに対応した位置に設けられ、X方向に列状にY方向に10列配列された個別給電端子群50cをなす。また、共通給電端子50bは個別給電端子群50cを両側から挟むようにして幅方向(X方向)の両端部において、Y方向に沿って適宜距離をおいて複数個形成されている。また、隣接する個別給電端子50a間を通って、各個別給電端子50aから第2領域122のドライバIC51までを接続する複数の出力用導線53aがY方向に引き出されており、第2領域122のドライバIC51からは他端側に設けられた図示しない端子まで接続する入力用導線53bが基材12a上にパターン形成されている。また、配線ユニット12の幅方向(X方向)の両端には、Y方向に沿って他端部まで伸びる共通電極用導線53cが第1領域121から第2領域122にかけて帯状にパターン形成されている。これらの導線層は絶縁性の被覆層70に覆われ、個別電極端子50aは、これに対応する位置で被覆層を部分的に除去して形成した開孔70aによりその一部が圧電ユニット11側へ露出される。また、共通給電端子50bは、配線された帯状の共通電極用導線53cを覆う被覆層70の一部を除去して形成した開孔70bによりその一部が圧電ユニット11側へ露出されることで共通電極端子50bを成している。つまり、共通給電端子50bは、共通電極用導線53cそのものである。
これらの個別電極用端子50aと共通電極用端子50bとの圧電ユニット11側への露出部分にハンダバンプを形成する。各電極用端子50と各駆動用電極49とを対応して位置合わせさせて、配線ユニット12と圧電ユニット11とを積層させ、配線ユニット12の上面からバーヒータなどで加圧加熱させることで、ハンダを溶融して各電極用端子50と各駆動用電極49とを接合させる。
本実施例に係るインクジェットヘッド6の場合、圧電ユニット11と配線ユニット12とにおける最外周部分での接続面間の隙間(該隙間は外側へ開口した状態)に液状の封止剤71が塗布され、該隙間に浸入して硬化することによって隙間を外部から液密的に封止している。本実施例に係る配線ユニット12には、この封止剤71が、外側へ開口された最外周部分の隙間に浸入しやすくさせて、開口を確実に封止させるようにしている。
即ち、図4に示すように、シート状基材12aの下面を被覆する被覆層70は、配線ユニット12が圧電ユニット11に積層接着されたときに、長方形状の圧電ユニットの最外周部11aにおける、配線ユニット12の他端側が引き出されている側の辺(図4でY方向左側)を除く、略3辺に対する周縁部が除去されていて(切欠部73a)、図5にあるように、断面視したときに、該周縁部にあたる共通電極用導線53cまたは基材12aが圧電ユニット11側に露出された状態となっていて、圧電ユニット11と配線ユニット12との接続面間の隙間(空間)が拡張されて外方へ向って開口する封止剤導入溝73が形成される。
このような封止剤導入溝73が形成されていることにより、液状の封止剤71が塗布されると、切欠部73aにおいて、封止剤71が浸入する空間が広くなっているため、封止剤71がより浸入しやすくなっていて、封止剤導入溝73に沿って液状の封止剤71を塗布する作業が容易になる。即ち、圧電ユニット11と配線ユニット12は、バーヒーターに加圧加熱されて接合されているため、一般に接合面間の距離(隙間)は極めて狭いため、この狭い隙間に封止剤71を確実に塗布して封止するのは困難であるが、上記切欠部73aによって隙間の入口部分(即ち、封止剤導入溝73)が若干広くなるため、封止剤71の塗布作業が容易になる。また、塗布された封止剤71は、毛細管現象によって封止剤導入溝73に沿って導入されるため、塗布作業は容易で、封止効果も向上する。
なお、図4に示すように切欠部73aが、配線ユニット11の他端側が引き出されている側の辺(図4でY方向左側)を除く、略3辺に対する周縁部に形成されるのは、前記他端側の辺には、圧電ユニット11を駆動させるための信号を出力させる個別電極用導線53aが複数配線されているためで、導線53aが露出するのを防止し、また、個別給電端子50a及び共通給電端子50bが配設されている位置にも形成されないようにしている。これは封止剤により電気的短絡や不良、機械的接続不良を防止するためである。なお、図5では共通電極用導線53cの一部分を切り欠き部が露出させている状態であるが、共通電極用導線53cはグランドに接地されているので、電気的影響をうけることがない。そのため、図4に示すように共通電極用導線53cが幅広に形成されている位置においては、切欠部73cをもうけることができ、より封止剤の塗布領域を広くしている。
シート状基材12aの下面には、個別給電端子50aと電極板50dと導線53とが配設された状態で、これら全てを覆うようにして被覆層70が積層され、個別給電端子50aと共通給電端子50bとに対応する部分にフォトレジスト、エッチング又はレーザ等の公知の手段によって開口70a,70bを形成するときに、被覆層70における最外周縁部70c(図5にて破線で示す部分)も除去して切欠部73aを形成する
なお、切欠部73aは、被覆層70を除去し、共通電極用導線53cおよび基材12aを露出させてなるが、加工可能であれば、圧電アクチュエータ11側に開口した凹部に形成してもよい。凹部であれば、個別電極導線53aが引き出されている領域を露出させることがないため、圧電ユニット11の外形4辺に対向する全周縁部に切欠部が形成することができ、封止剤が導入させることができ、4方からのインクの浸入を防ぐことができる。
(実施例2)
図6は、圧電ユニット11と配線ユニット12との隙間への液体浸入を防止するための他の構成を示す平面図であり、配線ユニット12の構成を裏面側(圧電ユニット11との対向面側)から示している。図7は、図6に示す配線ユニット12が圧電ユニット11に積層された状態を部分断面図により示している。
本実施例に係る配線ユニット12は、シート状基材12aの下面を被覆する被覆層70が、第1被覆層75及び第2被覆材76の二層構造になっている点、及び封止剤導入溝73が個別給電端子50a及び共通給電端子50bを取り囲む全周にわたって延設されている点で、実施例1に係る配線ユニット12と異なっている。従って、以下ではこれらの点について詳細に説明することとし、その他の構成については既に説明したものと同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明は省略する。
図6及び図7に示すように、被覆層70は、導電層を覆い、シート状基材12aの広幅面の略全面を覆うように積層接着された第1被覆層75と、圧電ユニット11の外形形状とほぼ同じ面積を有して第1被覆層75に積層接着された第2被覆層76とから構成されている。これらの第1被覆層75と第2被覆層76とには、何れも個別給電端子50aを露出させる開孔70aと共通給電端子50bを露出させる開孔70bとがそれぞれの層に形成されている。封止剤導入溝73を形成する切欠部77は、個別給電端子50aおよび共通給電端子50bを内方に位置させるにようにして、第2被覆層76の圧電ユニット11側の面であって圧電ユニット11の最外周縁部の全周(圧電ユニット11の4辺)に対応する矩形状に形成されている。図7に示すように、第1被覆層75には切欠部77を形成しないので、図7の断面視で前記最外周縁部に沿う全周にあたる第1被覆層75が圧電ユニット11側に露出された状態になっている。配線ユニット11の引き出された側の部分において導線53aが配設されている領域は第1被覆層75が覆っているため、圧電ユニット11の4辺に対応して第2被膜層75に切欠部77を設けることができる。
このような本実施例に係るインクジェットヘッド6によれば、個別給電端子50a及び共通給電端子50bを取り囲む全周にわたって封止剤導入溝73が形成できるため、これらの端子50a,50bを全周囲から封止剤71によって封止することができる。従って、液体の浸入をより効果的に防止することができる。なお、本実施例に係る構成においても、実施例1にて説明したものと同様の作用効果を奏することができることは言うまでもない。また、切欠部77が実施例1と同様に凹部とされていてもよい。
(実施例3)
図8は、圧電ユニット11と配線ユニット12との隙間への液体浸入を防止するための他の構成を示す平面図であり、配線ユニット12の構成を裏面側(圧電ユニット11との対向面側)から示している。図9は、図8に示す配線ユニット12が圧電ユニット11に積層された状態を部分断面図により示している。本実施例に係る配線ユニット12は、実施例1に係る構成と実施例2に係る構成とを組み合わせたような構成を備えている。
即ち、図8及び図9に示すように配線ユニット12は、第1被覆層75及び第2被覆層76から成る二層構造の被覆層70を備えている。そして、第2被覆層76には、実施例2におけるのと同様に個別給電端子50a及び共通給電端子50bを取り囲む全周にわたって延設された切欠部77が形成されている一方、第1被覆層75には、実施例1におけるのと同様に、導線53aが配設されている位置に対応する部分を除いて、個別給電端子50a及び共通給電端子50bを外方から取り囲むように切欠部73aが形成されている。また、平面視したときに、第1被覆層75の切欠部73aは、第2被覆層76の切欠部77と重複して形成されており、その重複部分ではシート状基材12aが圧電ユニット11側へ露出している。
このような本実施例に係るインクジェットヘッド6によれば、実施例1,2に係る構成によるものと同様の作用効果を奏し、個別給電端子50a及び共通給電端子50bをこれらの全周囲にわたって液密的に封止して、液体の浸入を効果的に防止することができると共に、第1被覆層75及び第2被覆層76の両方に切欠部73a,77を設けているので、封止剤導入溝73の外方への開口面積が大きくなり、封止剤71の塗布作業がより容易になる。なお、切欠部73aは実施例1にて言及したのと同様に凹部に形成されてあってもよい。
以上の実施例1〜3においては、配線ユニット11と圧電ユニット12との接続面間の隙間に封止剤70を塗布させている例を記載しているが、前述したようにインクジェットヘッド6は、支持フレーム5に取り付けられ、開口5aの内周部5bと、圧電ユニット11の外周部11aとの間に形成される略矩形状の空隙路60内に液状封止剤66が充填される(図2参照)。この際に、インクジェットヘッド6が実施例1〜3のような構成であることで、空隙路60内に充填された液状封止剤66が、前記封止剤導入溝73に導入されやすくなり、圧電ユニット11と配線ユニット12との接続面間の隙間を封止しやすくし、予期せぬインクの浸入を防ぐことができる。
(実施例4)
本実施例に係るインクジェットヘッド6では、上述した実施例1〜3のものとは異なり、外部から浸入してきたインクを、個別給電端子50bに至る前に捕捉しようとするものであり、そのためのトラップ溝80が備えられている。このような構成について図10及び図11を参照しつつ説明する。
図10は、圧電ユニット11と配線ユニット12との接続面間の隙間に浸入したインクを捕捉するための構成を示す平面図であり、配線ユニット12の構成を裏面側(圧電ユニット11との対向面側)から示している。図11は、図10に示す配線ユニット12が圧電ユニット11に積層された状態を部分断面図により示している。
図10及び図11に示すように、この配線ユニット12は、実施例1のものと同様に個別給電端子群50cを両側から挟むようにして共通給電端子50bが配設されており、シート状基材12aの下面には1層構造の被覆層70が積層されている。そして、この被覆層70には、圧電ユニット11の最外周部よりも内側(個別給電電子群50c側)に入った位置において、個別給電端子群50cを囲むようにした略コの字形状のトラップ溝80が、下方へ(即ち、圧電ユニット11側へ)開口して形成されている。詳細には、配線ユニット12の一端側の辺(図10での右側)より内側にX方向に直線状に延び、その両端が個別給電端子群50cと共通電極端子50bとの間を通ってY方向に延びた略コの字形状となっている。トラップ溝80は、被覆層70において個別電極用導線53aが配設された位置に対応する部分には形成しておらず、導線53aの外部への露出を防止している。
このような本実施例に係るインクジェットヘッド6によれば、図11に示すように圧電ユニット11と配線ユニット12との接続面間の隙間にインクが浸入したとしても、このインクをトラップ溝80にて捕捉し、個別給電端子50a(及び個別駆動電極49a)へ至る前に阻止することができる。
なお、共通駆動電極49b及び共通給電端子49aは、その機能上、インクと接触してもショート等の問題が生じない。そして、本実施例に係る構成では、トラップ溝80を共通給電端子49bよりも内方(即ち、個別給電端子49aに近い位置)に配設している。このような構成とすることにより、圧電ユニット11と配線ユニット12との隙間から内方へ浸入する液体のうち、トラップ溝80へ到達する液体量を低減することができる。従って、より少なくなった液体は、トラップ溝80にて確実に捕捉することができる。
また、圧電ユニット11の最外周部よりも内側(個別給電端子群50c側)に入った位置に、最外周縁に沿った略コの字形状のトラップ溝80が形成されているだけでも、トラップ溝80にてインクを捕捉し、個別給電端子群50cへのインク浸入防止ができることができる。また、トラップ溝80が、実施例1の切欠部73cについて言及したのと同様に凹部に形成されてあってもよい。
(実施例5)
図12は、圧電ユニット11と配線ユニット12との接続面間の隙間へ浸入した液体を捕捉するための他の構成を示す平面図であり、配線ユニット12の構成を裏面側(圧電ユニット11との対向面側)から示している。図13は、図12に示す配線ユニット12が圧電ユニット11に積層された状態を部分断面図により示している。
本実施例に係る配線ユニット12は、シート状基材12aの下面を被覆する被覆層70が、第1被覆層75及び第2被覆材76の二層構造になっている点、及びトラップ溝80が個別給電端子群50cを取り囲む全周にわたって延設されている点で、実施例4に係る配線ユニット12と異なっている。従って、以下ではこれらの点について詳細に説明することとし、その他の構成については既に説明したものと同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明は省略する。
図12及び図13に示すように、被覆層70は、実施例2に係る構成と同様の第1被覆層75とこれに積層接着された第2被覆層76とから構成されている。これらの第1被覆層75と第2被覆層76とには、何れも個別給電端子50aを露出させる開孔70aと共通給電端子50bを露出させる開孔70bとが形成されている。一方で、個別給電端子群50cを取り囲む位置については、第2被覆層76についてのみ切り欠かれたトラップ溝80が形成され、第1被覆層75には切り欠きは形成されていない。
そして、この第2被覆層76に形成されたトラップ溝80は、共通給電端子50bと個別給電端子群50cとの間を通り、該個別給電端子群50cを全周にわたって取り囲む略矩形状に形成されている。従って、導線53aが配設されている部分に対応する第2被覆層76の部分にもトラップ溝80が形成されているが、このトラップ溝80の底部には第1被覆層75が導線53aを覆って設けられているため、導線53aが外部に露出することはない。
このような配線ユニット12を備えるインクジェットヘッド6によれば、実施例4に係る構成の場合と同様に、外部から浸入してきたインクをトラップ溝80にて4方から捕捉することができると共に、該トラップ溝80が個別給電端子群50cを全周から取り囲むようにして設けられているため、何れの方向からのインクの浸入をも防止することができる。また、トラップ溝80が実施例1の切欠部73aについて言及したように凹部に形成されてあってもよい。また、本実施例の第2被覆層76と実施例4の被覆層70とを組み合わせ、両者のトラップ溝80,80が一致(連通)するように積層した構成としてもよい。この場合、トラップ溝80,80の位置が積層方向に重なることで、トラップ溝のインク捕捉空間が広くなり、捕捉効果が向上する。
(実施例6)
図14は、圧電ユニット11と配線ユニット12との隙間へ浸入した液体を捕捉するための他の構成を示す平面図であり、配線ユニット12の構成を裏面側(圧電ユニット11との対向面側)から示している。本実施例に係る配線ユニット12は、実施例5に係る配線ユニット12に対し、個別給電端子群50c内を通る別のトラップ溝81を更に設けた構成となっており、その他の構成については図12及び図13を用いて既に説明したものと同様である。
このトラップ溝81は、個別給電端子群50cを構成する複数の個別給電端子50aを各インク色ごとのインクチャンネル(ノズル列)ごとに仕切ってX方向に直線状に延設されている。また、その両端は、個別給電端子群50cを外方から取り囲むトラップ溝80に接続されており、トラップ溝80,81は互いに連通している。
このような配線ユニット12を備える液体吐出ヘッド6によれば、仮に個別給電端子群50cより内方へ液体が浸入した場合であっても、インクチャンネルごとにインクをトラップ溝81によって捕捉することが可能である。つまり、同じインク色を吐出するインクチャンネル(ノズル列)ごとにトラップ溝80が仕切られているため、個別給電端子群50cの領域内にインクが浸入した場合であっても、ショートを起こす可能性がある端子が同じインク色を吐出するインクチャンネル内のみでおこり、他のインク色を吐出するインクチャンネルまで影響を与えることを避けることができる。例えば、個別給電端子群501cと個別給電端子群502cとでは、吐出させるインク色が異なるインクチャンネルに対応していて、インクが浸入して個別給電端子501cと502cとがショートを起こすと、2色のインクを吐出するインクチャンネルで吐出障害が起きてしまうが、このような障害を防止することができる。また、好ましくは、各個別給電端子50の一つ一つを仕切る格子状にトラップ溝80が形成されるのがよい。
また、トラップ溝80にトラップ溝81が連通しているため、個別給電端子群50cを取り囲むトラップ溝80にて捕捉された液体は、毛細管現象によってトラップ溝81へも拡散され得る。このため、実質的にトラップ溝81の容量分だけトラップ溝80の容量が増加したのと同等であり、外部から浸入する液体をより多く捕捉することができる。
なお、トラップ溝80とトラップ溝81とは必ずしも連通させる必要はない。また、図14ではトラップ溝81として3本を備えた構成を示しているが、トラップ溝80の実質的な容量増加という点では、より多くのトラップ溝81を備えた方がよい。
さらに実施例1のように一層被覆層構成であった場合も、被覆層に凹み形成が可能であれば、インクチャンネルごとにトラップ溝を凹み形成させておくだけでも同じ効果が得られる。
以上の実施例4〜6のような構成のインクジェットヘッド6を、支持フレーム5に取り付けられ、開口5aの内周部5bと、圧電ユニット11の外周部11aとの間に形成される略矩形状の空隙路60内に液状封止剤66(図2参照)が充填された際に、圧電ユニット11と配線ユニット12との接続面間の隙間に十分に封止剤が封止されていなかった場合でも、予期せぬインクの浸入を防ぐことができる。
(実施例7)
図15は、圧電ユニット11と配線ユニット12との隙間へ浸入した液体を捕捉するための他の構成を示す平面図であり、配線ユニット12の構成を裏面側(圧電ユニット11との対向面側)から示している。本実施例に係る配線ユニット12は、実施例1にて説明した封止剤導入溝73を形成する切欠部73aを備える構成(図4参照)と、実施例4にて説明したトラップ溝80を備える構成(図10参照)とを組み合わせた構成となっている。
即ち、配線ユニット12が有する被覆層70において、圧電ユニット11の最外周縁部に対応する部分には、個別給電端子50a及び共通給電端子50bを外方から取り囲むようにして切欠部73aが形成されており、この切欠部73aは、配線ユニット12と圧電ユニット11とが積層されると、図5に示されたものと同様に外方へ向かって開口する封止剤導入溝73を形成する。また、共通給電端子50bと個別給電端子群50cとの間を通り、且つ個別給電端子群50cを外方から取り囲むようにして、被覆層70にはトラップ溝80が形成されている。その他の構成については、既に説明したものと同様であるため、対応する構成に同一符号を付すことによりその詳細な説明は省略する。
このような構成とすることにより、実施例1及び実施例4の各構成と同様の作用効果を奏することができる。即ち、切欠部73aによって形成される封止剤導入溝73への封止剤71の塗布が容易に行うことができ、圧電ユニット11と配線ユニット12との隙間へ液体が浸入するのを防止することができる。またこれに加え、仮にこの隙間に液体が浸入した場合であっても、浸入した液体をトラップ溝80にて捕捉することができるため、液体によって個別給電端子50aがショートするのを防止することができる。
なお、本実施例では、上述した実施例1と実施例4との組み合わせについて説明したが、実施例1〜3のうちの任意の1つと、実施例4〜6のうちの任意の1つとを組み合わせることも可能である。
また、以上の実施例7のような構成のインクジェットヘッド6は、支持フレーム5に取り付けられて開口5aの内周部5bと圧電ユニット11の外周部11aとの間に形成される略矩形状の空隙路60内に液状封止剤66(図2参照)が充填されると、空隙路60内に充填された液状封止剤66が前記封止剤導入溝73に導入されやすくなり、圧電ユニット11と配線ユニット12との接続面間の隙間を封止しやすくし、予期せぬインクの浸入を防ぐことができる。さらに、万が一に圧電ユニット11と配線ユニット12との接続面間の隙間に十分に封止剤が封止されていなかった場合でも、予期せぬインクの浸入を防ぐことができる。
本発明は、外部から浸入してきた液体によって圧電ユニットが有する個別駆動電極間、及び配線ユニットが有する個別給電端子間がショートするのを適切に防止することができる液滴吐出ヘッドに適用することができる。
インクジェットプリンタヘッドを一例とする本実施の形態に係る液滴吐出ヘッドを備えるキャリッジの断面図である。 図1に示すキャリッジが備えるインクジェットヘッドの拡大断面図である インクジェットヘッドを流路ユニットと圧電ユニットと配線ユニットと熱伝導性プレート材と支持フレームとに分解してときの斜視図である。 圧電ユニットと配線ユニットとの隙間への液体浸入を防止するための構成を示す平面図であり、配線ユニットの構成を裏面側(圧電ユニットとの対向面側)から示している。 図4に示す配線ユニットが圧電ユニットに積層された状態を部分断面図により示している。 圧電ユニットと配線ユニットとの隙間への液体浸入を防止するための他の構成を示す平面図であり、配線ユニットの構成を裏面側から示している。 図6に示す配線ユニットが圧電ユニットに積層された状態を部分断面図により示している。 圧電ユニットと配線ユニットとの隙間への液体浸入を防止するための他の構成を示す平面図であり、配線ユニットの構成を裏面側から示している。 図8に示す配線ユニットが圧電ユニットに積層された状態を部分断面図により示している。 圧電ユニットと配線ユニットとの隙間へ浸入した液体を捕捉するための構成を示す平面図であり、配線ユニットの構成を裏面側から示している。 図10に示す配線ユニットが圧電ユニットに積層された状態を部分断面図により示している。 圧電ユニットと配線ユニットとの隙間へ浸入した液体を捕捉するための他の構成を示す平面図であり、配線ユニットの構成を裏面側から示している。 図12に示す配線ユニットが圧電ユニットに積層された状態を部分断面図により示している。 圧電ユニットと配線ユニットとの隙間へ浸入した液体を捕捉するための他の構成を示す平面図であり、配線ユニットの構成を裏面側から示している。 圧電ユニットと配線ユニットとの隙間へ浸入した液体を捕捉するための他の構成を示す平面図であり、配線ユニットの構成を裏面側から示している。
符号の説明
6 液滴吐出ヘッド
11 圧電ユニット
12 配線ユニット
12a 基材シート
49 駆動電極
49a 個別駆動電極
49b 共通駆動電極
50 給電端子(ランド)
50a 個別給電端子
50b 共通給電端子
50c 個別給電端子群
53 導線(個別給電配線,共通給電配線)
70 被覆層
71 封止剤
73 封止剤導入溝
73a,77 切欠部
75 第1被覆層
76 第2被覆層
80,81 トラップ溝
121 第1領域
122 第2領域

Claims (7)

  1. 一方の面に駆動電極が配設された圧電ユニットと、該圧電ユニットの前記一方の面上に積層されて前記駆動電極と電気的に接続される給電端子が前記圧電ユニットとの対向する面に設けられたシート状基材を有する配線ユニットとを備え、前記給電端子から前記駆動電極への駆動信号に基づく前記圧電ユニットの駆動により、該圧電ユニットの他方の面に積層された流路ユニットが有する液体流路内の液体を外部へ吐出する液滴吐出ヘッドであって、
    前記圧電ユニットは、前記駆動信号により駆動する複数の駆動部を有し、前記駆動電極は、該駆動部に個別に接続された複数の個別駆動電極と、前記駆動部に共通して接続されて複数の前記個別駆動電極の外方に配設された共通駆動電極とを有しており、
    前記配線ユニットが有する給電端子は、複数の前記個別駆動電極に対応する位置に設けられた複数の個別給電端子から成る個別給電端子群と、前記共通駆動電極に対応する位置に設けられた共通給電端子とを有し、更に前記配線ユニットは、前記基材における前記圧電ユニットとの対向面に積層されて開孔を通じて前記個別給電端子及び前記共通給電端子を前記圧電ユニット側へ露出させつつ他の部分を覆う絶縁性の被覆層を有しており、
    前記被覆層には、前記圧電ユニットの外周縁に対応する周縁部分よりも内方へ位置して前記個別給電端子群を外方から取り囲むようにして、前記圧電ユニット側に開口して外部から浸入する液体を捕捉するためのトラップ溝が形成されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  2. 前記トラップ溝は、さらに前記個別給電端子群と前記共通給電端子との間を仕切っていることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
  3. 前記基材は、その一端側の第1領域が前記圧電ユニットに接続され、他端側の第2領域が前記第1領域から延設された構成となっており、前記個別給電端子及び前記共通給電端子は前記第1領域に設けられ、
    前記配線ユニットは、前記個別給電端子に接続されて前記第2領域へ延設された個別給電配線を更に有していることを特徴とする請求項1または2に記載の液滴吐出ヘッド。
  4. 前記トラップ溝は、前記個別給電端子群を外方から取り囲みつつ、前記個別給電端子と前記共通給電端子と前記個別給電配線とが位置する部分を除く領域に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の液滴吐出ヘッド。
  5. 前記被覆層は、前記基材側の第1被覆層と前記圧電ユニット側の第2被覆層とが積層されて成り、該第2被覆層において前記個別給電端子群を外方から取り囲む全周が切り欠かれて前記トラップ溝が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の液滴吐出ヘッド。
  6. 前記第1被覆層には、前記個別給電配線に対応する部分を除く位置に、前記トラップ溝に開口する切り欠きが形成されていることを特徴とする請求項5に記載の液滴吐出ヘッド。
  7. 前記トラップ溝は、前記個別給電端子を露出させる複数の前記開孔の間にも延設されていることを特徴とする請求項3乃至6の何れかに記載の液滴吐出ヘッド。
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