JP2005199759A - 車両の盗難防止システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 使い勝手に優れた車両の盗難防止システムを提供する。
【解決手段】 侵入センサ等のセキュリティセンサを有した車両の盗難防止装置は、警報を行う警報セット状態で且つ動作モードがセキュリティセンサを無効にしたセキュリティセンサオフモードになっている場合に、使用者が携帯電話機を操作することで情報センタから送信されるセンサオン信号を受信すると(S510:YES)、セキュリティセンサによる警報も行うセキュリティセンサオンモードでの警報セット状態に遷移する(S530〜S570)。また、セキュリティセンサオンモードでの警報セット状態である場合に、使用者が携帯電話機を操作することで情報センタから送信されるセンサオフ信号を受信すると(S610:YES)、セキュリティセンサオフモードでの警報セット状態に遷移する(S630〜S670)。
【選択図】 図5

Description

本発明は、車両の盗難を防止する盗難防止システムに関するものである。
従来より、車両の盗難を防止するための盗難防止装置(セキュリティ装置)として、ドアの開閉状態を検出するドアスイッチやイグニッションスイッチ等、車両に他の目的で元々備えられている検出器からの信号に基づいて、例えばドアがこじ開けられたことやエンジンが不正に始動させられたこと、といった車両への第三者による不正行為を検出すると、サイレンや車両のクラクションを作動させて警報を行うものがある。
そして、そのような基本的な装置構成に対して、更に、超音波又は電波によって車室内への人の侵入を検出する侵入センサや、ガラスが割られたことを検出するガラス割れセンサや、車両の傾斜を検出する傾斜センサや、車両への衝撃を検出する衝撃センサ等、車両への第三者による不正行為を検出するのに特化したセキュリティセンサを追加して設け、そのセキュリティセンサにより異常が検出された場合にも、サイレンなどによる警報を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
そして更に、この種のセキュリティセンサを備えた盗難防止装置では、警報を行う警報セット状態になっている場合の動作モードが、セキュリティセンサ以外の他の検出器に基づく警報と、セキュリティセンサによる警報との全ての機能を実施するセキュリティセンサオンモードと、セキュリティセンサを無効にして該セキュリティセンサによる警報だけを行わないセキュリティセンサオフモードとの何れかに設定できるようになっている。
具体的に説明すると、まず一般に、この種の盗難防止装置は、車両のドアロック制御も行うと共に、そのドアのロック/アンロックに連動して、警報セット状態と警報を行わない警報アンセット状態とに切り替わるようになっており、詳しくは、ドアのロック時から、ある規定の待ち時間(例えば30秒)が経過した後に警報セット状態となり、ドアのアンロックと同時に警報アンセット状態となる。尚、盗難防止装置は、ドアのロック/アンロックを実施した時には、そのことを使用者に知らせるために、車両のハザードランプを点滅させる等の所謂アンサーバックも行う。
そして、盗難防止装置は、警報アンセット状態で、セキュリティセンサを無効にするための特別な操作(例えば、セキュリティセンサを無効にするためのセンサキャンセルスイッチをオンする操作等)が行われた後、警報セット状態になると、セキュリティセンサオフモードでの警報セット状態となり、逆に、警報アンセット状態で上記特別な操作が行われずに警報セット状態になると、セキュリティセンサオンモードでの警報セット状態となる。
尚、このような手順を踏むのは、例えば日本の保安基準(保安基準の第43条の5−細目告示本則−第54条−別添63:盗難警報装置に関する技術基準4.1.1)に、セキュリティセンサのキャンセル(セキュリティセンサオンモードからセキュリティセンサオフモードにすること)は、警報セット状態で可能であってはならず、一旦警報アンセット状態にして警報セット状態に設定し直さなければならない、といった内容が規定されているからである。そして、欧州(95/56/EC)や国連(ECE97)といった法規にも、同様の規定がある。一方、セキュリティセンサオフモードは、次のような場合に利用される。例えば、セキュリティセンサが侵入センサであるならば、車室内にペットを残して警報セット状態にしたい場合が考えられる。つまり、車室内でペットが動いても警報はされないからである。また、セキュリティセンサが傾斜センサや衝撃センサであるならば、カーフェリーで車両を運搬する場合等が考えられる。つまり、カーフェリーが波で揺れても警報はされないからである。
特開2003−95068号公報
上記のようなセキュリティセンサを備えた盗難防止装置では、使用者が、セキュリティセンサオフモードでの警報セット状態に設定して、車両から離れた後、やはりセキュリティセンサオンモードでの警報セット状態にしたいと思った場合、使用者は、再び車両まで戻って、警報アンセット状態にするための操作(例えばドアをアンロックする操作)と、警報セット状態にするための操作(例えばドアをロックする操作)とを順次行う必要があった。
同様に、使用者が、セキュリティセンサオンモードでの警報セット状態に設定して、車両から離れた後、やはりセキュリティセンサオフモードでの警報セット状態にしたいと思った場合、使用者は、再び車両まで戻って、警報アンセット状態にするための操作と、セキュリティセンサを無効にするための特別な操作(例えばセンサキャンセルスイッチのオン操作)と、警報セット状態にするための操作とを順次行う必要があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、使い勝手に優れた車両の盗難防止システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の車両の盗難防止システムは、車両に搭載されて該車両への第三者による不正行為を検出すると警報を行う盗難防止装置と、車両の使用者に携帯される携帯装置とを備えている。
そして、盗難防止装置は、車両への不正行為を検出するのに特化したセキュリティセンサを有していると共に、警報を行う警報セット状態と、警報を行わない警報アンセット状態とに設定される。更に、盗難防止装置の警報セット状態での動作モードは、セキュリティセンサを有効にして、該セキュリティセンサにより車両への不正行為が検出された場合と、車両にセキュリティセンサとは別に設けられた他の検出器による検出結果に基づいて車両への不正行為が行われたことを検知した場合との、両方の場合に警報を行う第1モード(前述したセキュリティセンサオンモードに相当)と、セキュリティセンサを無効にして該セキュリティセンサによる警報は行わず、前記検出器による検出結果に基づき車両への不正行為が行われたことを検知した場合に警報を行う第2モード(前述したセキュリティセンサオフモードに相当)との、何れか一方に設定される。
ここで特に、この盗難防止システムでは、携帯装置に対して、盗難防止装置の動作モードを第2モードから第1モードへ遷移させるための特定の操作が行われると、該携帯装置から直接、或いは、該携帯装置から情報センタを介して、車両の盗難防止装置へ、動作モードを第2モードから第1モードへ遷移させるための第1モード遷移用指令信号が送信される。
そして、盗難防止装置は、第2モードでの警報セット状態にある場合(即ち、警報セット状態で且つ動作モードが第2モードに設定されている場合)に、上記第1モード遷移用指令信号を受信すると、警報アンセット状態に一旦遷移してから第1モードでの警報セット状態(即ち、動作モードが第1モードである警報セット状態)に遷移するように構成されている。
このような請求項1の盗難防止システムによれば、使用者が、盗難防止装置を第2モードでの警報セット状態に設定して、車両から離れた後、やはり盗難防止装置を第1モードでの警報セット状態にしたいと思った場合、使用者は、車両まで戻ることなく、自分が携帯している携帯装置に対して盗難防止装置の動作モードを第2モードから第1モードへ遷移させるための特定の操作を行うだけで済む。このため、使い勝手を向上させることができる。
また、この盗難防止システムによれば、法規等の関係で、盗難防止装置の動作モードを第2モードから第1モードにする(セキュリティセンサを無効から有効にする)には一旦警報アンセット状態にしなければならない、という条件がある場合にも対応することができる。
ところで、「背景技術」の欄で述べたように、この種の盗難防止装置では、一般に、車両のドアがロックされると、警報セット条件が成立したとして、その時点から規定の待ち時間(例えば30秒)Twが経過した後に警報セット状態となるように構成される。これは、ドアがロックされて即座に警報セット状態になると、例えば、降車時等において車室内にまだ人がいるのに使用者が誤ってドアをロックさせてしまった場合でも、警報が行われてしまうからであり、そのような場合にドアをアンロックし直す猶予時間として上記待ち時間Twが設けられる。
これに対して、盗難防止装置が第1モード遷移用指令信号に応じて、第2モードでの警報セット状態→警報アンセット状態→第1モードでの警報セット状態といった具合に遷移する場合には、使用者が車両の間近にはいなくて、しかも元々、盗難防止装置が警報セット状態であったのだから、できるだけ即座に警報セット状態に戻る方がセキュリティ性の面で好ましい。警報アンセット状態になっている時間が長いと、その時間内に第三者によって不正行為が行われる可能性が高くなるからである。
そこで、請求項2に記載のように、盗難防止装置が第1モード遷移用指令信号に応じて警報アンセット状態に遷移してから警報セット状態に遷移するまでの時間(つまり、警報アンセット状態になっている時間)Taは、盗難防止装置が警報アンセット状態である場合に特定の警報セット条件が成立してから警報セット状態となるまでの待ち時間Twよりも短いことが好ましい。
尚、Ta<Twにするための手法としては、例えば、盗難防止装置が第1モード遷移用指令信号に応じて警報アンセット状態に遷移した時点から再び警報セット状態に遷移するまでに、故意の遅延時間Tdを設けるのであれば、その遅延時間Tdを上記待ち時間Twよりも短く設定すれば良い。また、そのような故意の遅延時間Tdは設けない(つまり、Td=0にして、Taが処理の遅れ時間だけになるようにする)のが最も好ましいと言える。
一方、「背景技術」の欄で述べたように、一般に、この種の盗難防止装置は、車両のドアロック制御も行うと共に、ドアのロック/アンロックに連動して警報セット状態と警報アンセット状態とに切り替わり、更に、ドアのロック/アンロックを実施した時には、そのことを使用者に知らせるためにハザードランプを点滅させる等のアンサーバックを行うようになっている。このため、盗難防止装置の警報セット状態と警報アンセット状態との遷移は、車両のハザードランプによって使用者にアンサーバックされていると言える。
そこで、盗難防止装置が第1モード遷移用指令信号に応じて警報アンセット状態と警報セット状態とに順次遷移する場合にも、車両に設けられたハザードランプ等の電気負荷を作動させるアンサーバックを行うようにすることも考えられる。しかし、その場合には、基本的には使用者が車両の間近にいないため、請求項3に記載の如くアンサーバックを実施しない方が、セキュリティ性の面で好ましい。つまり、使用者が車両の間近にいない状況で、盗難防止装置が警報アンセット状態になったことを第三者に察知されるのを回避することができるからである。
そして更に、請求項4に記載の如く、盗難防止装置は、第1モード遷移用指令信号に応じて警報アンセット状態に遷移する場合には、ドアのアンロックを実施しないように構成すれば、耐盗難性を一層向上させることができる。
次に、請求項5に記載の盗難防止システムは、請求項1の盗難防止システムと比較すると、下記の点が異なっている。
即ち、携帯装置に対して、盗難防止装置の動作モードを第1モードから第2モードへ遷移させるための特定の操作が行われると、該携帯装置から直接、或いは、該携帯装置から情報センタを介して、車両の盗難防止装置へ、動作モードを第1モードから第2モードへ遷移させるための第2モード遷移用指令信号が送信される。
そして、盗難防止装置は、第1モードでの警報セット状態にある場合(即ち、警報セット状態で且つ動作モードが第1モードに設定されている場合)に、上記第2モード遷移用指令信号を受信すると、警報アンセット状態に一旦遷移してから第2モードでの警報セット状態(即ち、動作モードが第2モードである警報セット状態)に遷移するように構成されている。
このような請求項5の盗難防止システムによれば、使用者が、盗難防止装置を第1モードでの警報セット状態に設定して、車両から離れた後、やはり盗難防止装置を第2モードでの警報セット状態にしたいと思った場合、使用者は、車両まで戻ることなく、自分が携帯している携帯装置に対して盗難防止装置の動作モードを第1モードから第2モードへ遷移させるための特定の操作を行うだけで済む。このため、使い勝手を向上させることができる。また、この盗難防止システムによれば、法規等の関係で、盗難防止装置の動作モードを第1モードから第2モードにする(セキュリティセンサを有効から無効にする)には一旦警報アンセット状態にしなければならない、という条件がある場合にも対応することができる。
次に、請求項6に記載の盗難防止システムでは、請求項1〜4の盗難防止システムにおいて、請求項5の盗難防止システムと同様に、携帯装置に対して、盗難防止装置の動作モードを第1モードから第2モードへ遷移させるための特定の操作が行われると、該携帯装置から直接、或いは、該携帯装置から情報センタを介して、車両の盗難防止装置へ、動作モードを第1モードから第2モードへ遷移させるための第2モード遷移用指令信号が送信される。そして、盗難防止装置は、第1モードでの警報セット状態にある場合に、上記第2モード遷移用指令信号を受信すると、警報アンセット状態に一旦遷移してから第2モードでの警報セット状態に遷移するように構成されている。
このような請求項6の盗難防止システムによれば、請求項1〜4の盗難防止システムによる効果に加え、請求項5の盗難防止システムと同じ効果も得ることができる。
ところで、請求項2の盗難防止システムについて述べたのと同様に、盗難防止装置が第2モード遷移用指令信号に応じて警報アンセット状態に遷移してから警報セット状態に遷移するまでの時間(つまり、警報アンセット状態になっている時間)Tbは、盗難防止装置が警報アンセット状態である場合に特定の警報セット条件が成立してから警報セット状態となるまでの待ち時間Twよりも短いことが好ましく、できるだけ0に近ければなお良い。Tbが長いと、その時間内に第三者によって不正行為が行われる可能性が高くなるからである。
尚、前述したTaと同様に、Tb<Twにするための手法としては、例えば、盗難防止装置が第2モード遷移用指令信号に応じて警報アンセット状態に遷移した時点から再び警報セット状態に遷移するまでに、故意の遅延時間Tdを設けるのであれば、その遅延時間Tdを上記待ち時間Twよりも短く設定すれば良い。また、そのような故意の遅延時間Tdは設けない(つまり、Td=0にして、Tbが処理の遅れ時間だけになるようにする)のが最も好ましいと言える。
また、請求項3の盗難防止システムについて述べたのと同様に、盗難防止装置は、第2モード遷移用指令信号に応じて警報アンセット状態と前記警報セット状態とに順次遷移する場合には、車両に設けられた電気負荷を作動させる使用者へのアンサーバックを実施しないように構成すれば、使用者が車両の間近にいない状況で、盗難防止装置が警報アンセット状態になったことを第三者に察知されるのを回避することができる。
そして更に、盗難防止装置は、第2モード遷移用指令信号に応じて警報アンセット状態に遷移する場合には、ドアのアンロックを実施しないように構成すれば、耐盗難性を一層向上させることができる。
次に、請求項10に記載の盗難防止システムでは、請求項1の盗難防止システムと同様に、携帯装置に対して、盗難防止装置の動作モードを第2モードから第1モードへ遷移させるための特定の操作が行われると、該携帯装置から直接、或いは、該携帯装置から情報センタを介して、車両の盗難防止装置へ、動作モードを第2モードから第1モードへ遷移させるための第1モード遷移用指令信号が送信される。
そして特に、請求項10の盗難防止システムにおいて、盗難防止装置は、第2モードでの警報セット状態にある場合(即ち、警報セット状態で且つ動作モードが第2モードに設定されている場合)に、上記第1モード遷移用指令信号を受信すると、警報セット状態のままで、動作モードを第2モードから第1モードへ遷移させるように構成されている。
このような請求項10の盗難防止システムによれば、請求項1の盗難防止システムと同様の使い勝手が得られる上に、使用者による遠隔操作によって盗難防止装置の動作モードが第2モードから第1モードへ遷移する際に、盗難防止装置は警報アンセット状態にならないため、優れたセキュリティ性を確保することができる。
一方、請求項11に記載の盗難防止システムでは、請求項5の盗難防止システムと同様に、携帯装置に対して、盗難防止装置の動作モードを第1モードから第2モードへ遷移させるための特定の操作が行われると、該携帯装置から直接、或いは、該携帯装置から情報センタを介して、車両の盗難防止装置へ、動作モードを第1モードから第2モードへ遷移させるための第2モード遷移用指令信号が送信される。
そして特に、請求項11の盗難防止システムにおいて、盗難防止装置は、第1モードでの警報セット状態にある場合(即ち、警報セット状態で且つ動作モードが第1モードに設定されている場合)に、上記第2モード遷移用指令信号を受信すると、警報セット状態のままで、動作モードを第1モードから第2モードへ遷移させるように構成されている。
このような請求項11の盗難防止システムによれば、請求項5の盗難防止システムと同様の使い勝手が得られる上に、使用者による遠隔操作によって盗難防止装置の動作モードが第1モードから第2モードへ遷移する際に、盗難防止装置は警報アンセット状態にならないため、優れたセキュリティ性を確保することができる。
次に、請求項12に記載の盗難防止システムでは、請求項10の盗難防止システムにおいて、請求項11の盗難防止システムと同様に、携帯装置に対して、盗難防止装置の動作モードを第1モードから第2モードへ遷移させるための特定の操作が行われると、該携帯装置から直接、或いは、該携帯装置から情報センタを介して、車両の盗難防止装置へ、動作モードを第1モードから第2モードへ遷移させるための第2モード遷移用指令信号が送信される。そして、盗難防止装置は、第1モードでの警報セット状態にある場合に、上記第2モード遷移用指令信号を受信すると、警報セット状態のままで、動作モードを第1モードから第2モードへ遷移させるように構成されている。
このような請求項12の盗難防止システムによれば、請求項10の盗難防止システムによる効果に加え、請求項11の盗難防止システムと同じ効果も得ることができる。
以下に、本発明が適用された実施形態の車両の盗難防止システムについて説明する。
まず図1は、第1実施形態の車両の盗難防止システム1を表す構成図である。
図1に示すように、第1実施形態の盗難防止システム1は、車両に搭載された盗難防止装置3と、車両の使用者に携帯されるキーレス携帯機5及び携帯電話機7と、車両外部の情報センタ9とから構成されている。尚、情報センタ9は、複数の車両の盗難防止装置3に共用されるものである。
ここで、キーレス携帯機5は、使用者によってボタン5aが押されると、ドアのロック/アンロックの制御を要求する信号を無線送信する。
また、盗難防止装置3は、マイコンを中心に構成されたコントローラ11を備えており、そのコントローラ11には、キーレス携帯機5と無線通信を行うためのリモートチューナ13と、車両のドアをロック・アンロックさせるドアロックモータ15と、車両のハザードランプ17と、超音波によって車室内への人の侵入を検出するセキュリティセンサ(この例では侵入センサ)19と、セキュリティセンサ19の機能を無効にするためのセンサキャンセルスイッチ21と、ドアの開閉状態を検出するドアセンサ23と、ドアのロック・アンロック状態を検出するドアロックセンサ25と、第三者が車両に不正な行為をしたことを車外に警報するためのサイレン(音響警報装置)27と、センサキャンセルスイッチ21がオンされたことを示す発光ダイオードからなるセンサキャンセルインジケータ29と、携帯電話機7と情報センタ9を介して通信を行うためのデータ通信装置31とが接続されている。そして、コントローラ11は、車両のドアロック制御と共に車両盗難防止のための制御を行う。
次に、コントローラ11が実行する処理の内容について説明する。
まず図2は、車両の全ドアが閉じられた状態の停車時にコントローラ11が実行するメイン処理を表すフローチャートである。
コントローラ11がメイン処理の実行を開始すると、まずS110にて、ドアロックセンサ25の信号に基づきドアがロックされているドアロック状態であるか否かを判定する。尚、このS110で判定対象とするドアは、運転席ドアのみであっても良いし、全てのドアであっても良い。
そして、上記S110にてドアロック状態であると判定したならば、S120に進んで、キーレス携帯機5からの信号(この場合には、ドアアンロック信号としての信号)を受信したか否かを判定し、キーレス携帯機5からの信号を受信していなければ、S110に戻る。
また、上記S120にてキーレス携帯機5からの信号を受信したと判定したならば、S130に進み、ドアロックモータ15を駆動して全ドアをアンロックさせる。そして、続くS140にて、サイレン27による警報を行わない警報アンセット状態となり、更に続くS150にて、ハザードランプ17を例えば2回点滅させるドアアンロックのアンサーバックを行い、その後、S110に戻る。尚、このドアアンロックのアンサーバックにより、使用者は、ドアのアンロックが実施されたことと、盗難防止装置3が警報アンセット状態になったこととを確認することとなる。
一方、上記S110にて、ドアロック状態ではないと判定した場合には、S160に移行して、キーレス携帯機5からの信号(この場合には、ドアロック信号としての信号)を受信したか否かを判定し、キーレス携帯機5からの信号を受信していなければ、S110に戻る。
また、上記S160にてキーレス携帯機5からの信号を受信したと判定したならば、S170に進み、ドアロックモータ15を駆動して全ドアをロックさせる。そして続くS180にて、ハザードランプ17を例えば1回点滅させるドアロックのアンサーバックを行う。尚、このドアロックのアンサーバックにより、使用者は、ドアのロックが実施されたことを確認することとなる。
そして次に、S190にて、キーレス携帯機5からの信号(この場合には、ドアアンロック信号としての信号)を受信したか否かを判定し、キーレス携帯機5からの信号を受信したと判定したならば、前述したS130へ移行する。
また、上記S190にてキーレス携帯機5からの信号を受信していないと判定した場合には、S200に進んで、上記S170でドアロックを行ってから規定時間Tw(本実施形態では30秒)が経過したか否かを判定する。
そして、規定時間Twが経過していなければ(S200:NO)、S190に戻るが、規定時間Twが経過したならば(S200:YES)、S210に進む。
S210では、警報アンセット状態となっている間にセンサキャンセルスイッチ21がオン操作されたか否かを判定し、センサキャンセルスイッチ21がオン操作されていなければ、S220に進んで、セキュリティセンサオンモードでの警報セット状態となり、その後、S110に戻る。尚、警報アンセット状態となっている間にセンサキャンセルスイッチ21がオン操作されると、そのことを示す履歴情報が当該コントローラ11内のメモリに記憶されるようになっており、S210では、そのメモリ内の履歴情報を読み出して、警報アンセット状態となっている間にセンサキャンセルスイッチ21がオン操作されたか否かを判定する。
また、上記S210にて、警報アンセット状態となっている間にセンサキャンセルスイッチ21がオン操作されたと判定した場合には、S230に移行して、セキュリティセンサオフモードでの警報セット状態となり、その後、S110に戻る。
ここで、コントローラ11は、セキュリティセンサオンモードでの警報セット状態になると、図3(A)に示すように、まずS310にて、ドアセンサ23及びドアロックセンサ25からの信号に基づいて、車両への第三者による不正行為が行われたか否かを判定する。具体的には、図2のS170で全ドアをロックさせた状態であるにも拘わらず、何れかのドアが開かれたこと(つまり、ドアのこじ開け)をドアセンサ23からの信号によって検知したり、何れかのドアがアンロック状態に変化したこと(つまり、ドアロックの不正解除)をドアロックセンサ25からの信号によって検知した場合に、不正行為が行われたと判定する。そして、このS310にて、不正行為が行われたと判定した場合には、S320に進んで、サイレン27による警報を行う。
また、上記S310にて、不正行為が行われていないと判定した場合には、S330に移行し、セキュリティセンサ19によって車室内への人の侵入が検知されたか否かを判定する。そして、セキュリティセンサ19によって人の侵入が検知されていなければ(S330:NO)、S310に戻るが、セキュリティセンサ19によって人の侵入が検知されたならば、この場合にもS320に移行して、サイレン27による警報を行う。
つまり、セキュリティセンサオンモードでの警報セット状態では、セキュリティセンサ19以外の他のセンサ23,25に基づく警報と、セキュリティセンサ19による警報との全ての機能を実施する。
また、コントローラ11は、セキュリティセンサオフモードでの警報セット状態になると、図3(B)に示すように、図3(A)の処理からS330の処理を削除した処理を行う。つまり、セキュリティセンサオフモードでの警報セット状態では、セキュリティセンサ19を無効にして、そのセキュリティセンサ19による警報だけは実施しなくなる。
上記のような図2及び図3の処理により、盗難防止装置3では、車両のドアがロックされている状態で、使用者がキーレス携帯機5のボタン5aを押し、そのキーレス携帯機5からの信号がリモートチューナ13によって受信されると、ドアをアンロックすると共に(S130)、それと同時に警報アンセット状態となり(S140)、更に、ハザードランプ17によるドアアンロックのアンサーバックを行うこととなる(S150)。
また、車両のドアがロックされていない状態で、使用者がキーレス携帯機5のボタン5aを押し、そのキーレス携帯機5からの信号がリモートチューナ13によって受信されると、ドアをロックすると共に(S170)、ハザードランプ17によるドアロックのアンサーバックを行うこととなる(S180)。そして更に、その後、規定時間Tw以内にキーレス携帯機5からの信号を受信しなければ(S200:YES)、サイレン27による警報を行う警報セット状態となるが、もし、警報アンセット状態となっていた間にセンサキャンセルスイッチ21がオン操作されていたならば(S210:YES)、セキュリティセンサオフモードでの警報セット状態となり(S230)、警報アンセット状態となっていた間にセンサキャンセルスイッチ21がオン操作されていなければ(S210:NO)、セキュリティセンサオンモードでの警報セット状態となる(S220)。
一方、ドアロック後、上記規定時間Twが経過するまでの間(つまり、警報セット状態となる前)に、使用者がキーレス携帯機5のボタン5aを押し、そのキーレス携帯機5からの信号がリモートチューナ13によって受信されたならば(S190:YES)、警報セット状態になることなく、ドアをアンロックすると共に(S130)、ハザードランプ17によるドアアンロックのアンサーバックを行うこととなる(S150)。このため、例えば降車時等において車室内に人がまだ残っているのに使用者が誤ってキーレス携帯機5によりドアをロックさせてしまった場合でも、規定時間Tw以内にキーレス携帯機5を再び操作してドアをアンロックすれば、盗難防止装置3がセキュリティセンサオンモードでの警報セット状態にならず、車室内に残っている人にセキュリティセンサ19が反応してサイレン27による警報が行われてしまうのを回避することができる。
ところで、盗難防止装置3のコントローラ11が図2及び図3の処理を行うだけでは、以下のような不便さがある。
即ち、もし使用者が、盗難防止装置3をセキュリティセンサオフモードでの警報セット状態に設定して、車両から離れた後、やはりセキュリティセンサオンモードでの警報セット状態にしたいと思った場合、使用者は、再び車両の近傍(少なくともキーレス携帯機5からの電波が車両に届く位置)まで戻って、ドアをアンロックするためのキーレス携帯機5の操作(警報アンセット状態にするための操作でもある)と、ドアをロックするためのキーレス携帯機5の操作(警報セット状態にするための操作でもある)とを順次行う必要がある。
同様に、使用者が、盗難防止装置3をセキュリティセンサオンモードでの警報セット状態に設定して、車両から離れた後、やはりセキュリティセンサオフモードでの警報セット状態にしたいと思った場合、使用者は、再び車両まで戻って、ドアをアンロックするためのキーレス携帯機5の操作(警報アンセット状態にするための操作でもある)と、セキュリティセンサ19を無効にするためのセンサキャンセルスイッチ21のオン操作と、ドアをロックするキーレス携帯機5の操作(警報セット状態にするための操作でもある)とを順次行う必要がある。
そこで特に、本第1実施形態の盗難防止システム1では、携帯電話機7が図4の処理を行うと共に、盗難防止装置3のコントローラ11が図5の処理を行うことで、上記の不便さを解消するようにしている。
まず、図4に示すように、携帯電話機7は、セキュリティセンサ19を有効にするためのオン設定操作が行われると(S410:YES)、センサオン信号を送信し(S420)、また、セキュリティセンサ19を無効にするためのオフ設定操作が行われると(S430:YES)、センサオフ信号を送信する(S440)。尚、こうした処理は、実際には、携帯電話機7に搭載されたマイコンなどの情報処理回路によって行われる。
そして、携帯電話機7から送信されたセンサオン信号又はセンサオフ信号は、情報センタ9を経由して、該情報センタ9の通信エリアへと送信される。このため、盗難防止装置3を搭載した車両が情報センタ9の通信エリア内に居れば、その盗難防止装置3は、センサオン信号又はセンサオフ信号をデータ通信装置31によって受信することとなる。
尚、オン設定操作は、盗難防止装置3の警報セット状態での動作モードを、セキュリティセンサオフモードからセキュリティセンサオンモードへ遷移させるための操作であり、例えば、携帯電話機7に備えられたキーのうち、オン設定操作用に定められた特定の複数のキーをある順番で押す、といった操作である。また、オフ設定操作は、盗難防止装置3の警報セット状態での動作モードを、セキュリティセンサオンモードからセキュリティセンサオフモードへ遷移させるための操作であり、オン設定操作と同様に、例えば、携帯電話機7に備えられたキーのうち、オフ設定操作用に定められた特定の複数のキーをある順番で押す、といった操作である。
次に、盗難防止装置3のコントローラ11は、セキュリティセンサオフモードでの警報セット状態である場合に、図3(B)の処理と並行して、図5(A)の処理を行う。
即ち、まずS510にて、センサオン信号を受信したか否かを判定し、センサオン信号を受信したならば、S530に移行して、ドアロックモータ15を駆動して全ドアをアンロックさせると共に、警報アンセット状態となり、更に、ハザードランプ17によるドアアンロックのアンサーバックを行う。
そして、続くS540にて、セキュリティセンサ19を無効にするセンサキャンセルスイッチ21のオン操作はされていないと認識し、次のS550にて、ドアロックモータ15を駆動して全ドアをロックさせると共に、ハザードランプ17によるドアロックのアンサーバックを行う。そして更に、続くS560で所定の遅延時間Tdだけ待った後、次のS570にて、セキュリティセンサオンモードでの警報セット状態となる。
また、上記S510にてセンサオン信号を受信していないと判定した場合には、S520に進んで他の処理を実行し、その後、S510に戻る。
一方更に、盗難防止装置3のコントローラ11は、セキュリティセンサオンモードでの警報セット状態である場合に、図3(A)の処理と並行して、図5(B)の処理を行う。
即ち、まずS610にて、センサオフ信号を受信したか否かを判定し、センサオフ信号を受信したならば、S630に移行して、ドアロックモータ15を駆動して全ドアをアンロックさせると共に、警報アンセット状態となり、更に、ハザードランプ17によるドアアンロックのアンサーバックを行う。
そして、続くS640にて、セキュリティセンサ19を無効にするセンサキャンセルスイッチ21のオン操作がされたと認識し、次のS650にて、ドアロックモータ15を駆動して全ドアをロックさせると共に、ハザードランプ17によるドアロックのアンサーバックを行う。そして更に、続くS660で所定の遅延時間Tdだけ待った後、次のS670にて、セキュリティセンサオフモードでの警報セット状態となる。
また、上記S610にてセンサオフ信号を受信していないと判定した場合には、S620に進んで他の処理を実行し、その後、S610に戻る。
以上のような本第1実施形態の盗難防止システム1によれば、使用者が、盗難防止装置3をセキュリティセンサオフモードでの警報セット状態に設定して、車両から離れた後、やはり盗難防止装置3をセキュリティセンサオンモードでの警報セット状態にしたいと思った場合、使用者は、車両まで戻ることなく、自分が携帯している携帯電話機7に対して前述したオン設定操作を行うだけで済む。携帯電話機7から情報センタ9を介して盗難防止装置3へセンサオン信号が送信されて、盗難防止装置3のコントローラ11が図5(A)におけるS530〜S570の処理を行うこととなるからである。また逆に、使用者が、盗難防止装置3をセキュリティセンサオンモードでの警報セット状態に設定して、車両から離れた後、やはり盗難防止装置をセキュリティセンサオフモードでの警報セット状態にしたいと思った場合にも、使用者は、車両まで戻ることなく、携帯電話機7に対して前述したオフ設定操作を行うだけで済む。携帯電話機7から情報センタ9を介して盗難防止装置3へセンサオフ信号が送信されて、盗難防止装置3のコントローラ11が図5(B)におけるS630〜S670の処理を行うこととなるからである。このため、使い勝手を向上させることができる。
また、この盗難防止システム1によれば、法規等の関係で、盗難防止装置3の警報セット状態での動作モードをセキュリティセンサオンモードとセキュリティセンサオフモードとの一方から他方に切り替えるには一旦警報アンセット状態にしなければならない、という条件がある場合にも対応することができる。
ところで、図5(A)のS560と図5(B)のS660との各々で遅延時間Tdだけ待つようにしているのは、盗難防止装置3の警報セット状態での動作モードを切り替える際に、確実にその遅延時間Tdだけは警報アンセット状態となるようにするためである。そして、その遅延時間Tdは、例えば図2のS200で判定する規定時間Twと同じ時間に設定しておくことができる。
但し、図5(A)のS530〜S570又は図5(B)のS630〜S670が実行される場合には、通常、使用者が車両の近くに居ないと考えられるため、上記遅延時間Tdは短い方がセキュリティ性の面で好ましい。遅延時間Tdが長いと、その時間内に第三者によって不正行為が行われる可能性が高くなるからである。
このため、上記遅延時間Tdは、上記規定時間Twよりも短い時間に設定しておくことが好ましく、また、そのような故意の遅延時間Tdを設けずに済むのであれば、Td=0にする(つまり、S560及びS660の処理を削除する)のが最も好ましいと言える。そして、このことは、後述する他の実施形態についても同様である。
尚、上記第1実施形態では、セキュリティセンサオンモードが第1モードに相当し、セキュリティセンサオフモードが第2モードに相当し、センサオン信号が第1モード遷移用指令信号に相当し、センサオフ信号が第2モード遷移用指令信号に相当している。また、携帯電話機7が携帯装置に相当し、ドアセンサ23及びドアロックセンサ25が他の検出器に相当している。
次に、他の実施形態の盗難防止システムについて説明する。尚、以下に説明する各実施形態の盗難防止システムは、第1実施形態の盗難防止システム1と比較すると、盗難防止装置3のコントローラ11が実行する処理だけが異なるため、その各実施形態の説明において、符号は第1実施形態と同じものを用いる。
まず、第2実施形態の盗難防止システム1では、第1実施形態と比較すると、盗難防止装置3のコントローラ11が、図5(A)の処理に代えて図6(A)の処理を実行すると共に、図5(B)の処理に代えて図6(B)の処理を実行する。尚、図6において、図5と同じ処理については、同一のステップ番号を付しているため説明は省略する。
そして、図6(A)の処理は、図5(A)の処理と比較すると、下記の2点が異なっている。
まず第1に、S530に代わるS535では、全ドアをアンロックさせると共に、警報アンセット状態となるだけで、ドアアンロックのアンサーバックは行わない。そして第2に、S550に代わるS555では、全ドアをロックさせるだけで、ドアロックのアンサーバックは行わない。
同様に、図6(B)の処理は、図5(B)の処理と比較すると、下記の2点が異なっている。
まず第1に、S630に代わるS635では、全ドアをアンロックさせると共に、警報アンセット状態となるだけで、ドアアンロックのアンサーバックは行わない。そして第2に、S650に代わるS655では、全ドアをロックさせるだけで、ドアロックのアンサーバックは行わない。
つまり、第2実施形態では、盗難防止装置3がセンサオン信号又はセンサオフ信号に応じて警報アンセット状態と警報セット状態とに順次遷移する場合には、ハザードランプ17によるドアロック・アンロックのアンサーバックを実施しないようにしている。
そして、このような第2実施形態によれば、使用者が車両の間近にいない状況で、車両のドアがアンロック状態で且つ盗難防止装置3が警報アンセット状態になったことを第三者に察知されるのを回避することができ、耐盗難防止性を向上させることができる。
次に、第3実施形態の盗難防止システム1では、第2実施形態と比較すると、盗難防止装置3のコントローラ11が、図6(A)の処理に代えて図7(A)の処理を実行すると共に、図6(B)の処理に代えて図7(B)の処理を実行する。尚、図7において、図5及び図6と同じ処理については、同一のステップ番号を付しているため説明は省略する。
そして、図7(A)の処理は、図6(A)の処理と比較すると、下記の2点が異なっている。
まず第1に、S535に代わるS537では、警報アンセット状態となるだけで、全ドアのアンロックは行わない。そして第2に、S555が削除されている。
同様に、図7(B)の処理は、図6(B)の処理と比較すると、下記の2点が異なっている。
まず第1に、S635に代わるS637では、警報アンセット状態となるだけで、全ドアのアンロックは行わない。そして第2に、S655が削除されている。
つまり、第3実施形態では、盗難防止装置3がセンサオン信号又はセンサオフ信号に応じて警報アンセット状態に遷移する場合には、ドアのアンロックを実施しないようにしている。このため、当然、ドアをロックし直すこともハザードランプ17によるアンサーバックも実施しない。
そして、このような第3実施形態によれば、使用者が車両の間近にいない状況で、車両のドアがアンロックされないため、耐盗難防止性を一層向上させることができる。
次に、第4実施形態の盗難防止システム1では、第1実施形態と比較すると、盗難防止装置3のコントローラ11が、図5(A)の処理に代えて図8(A)の処理を実行すると共に、図5(B)の処理に代えて図8(B)の処理を実行する。尚、図8において、図5と同じ処理については、同一のステップ番号を付しているため説明は省略する。
そして、図8(A)の処理は、図5(A)の処理と比較すると、S530〜S560が削除されている点が異なっている。同様に、図8(B)の処理は、図5(B)の処理と比較すると、S630〜S660が削除されている点が異なっている。
つまり、第4実施形態において、盗難防止装置3は、セキュリティセンサオフモードでの警報セット状態である場合に、センサオン信号を受信すると(S510:YES)、警報セット状態のままで、動作モードをセキュリティセンサオンモードに遷移させ(S570)、また、セキュリティセンサオンモードでの警報セット状態である場合に、センサオフ信号を受信すると(S610:YES)、警報セット状態のままで、動作モードをセキュリティセンサオフモードへ遷移させる(S670)ようになっている。
そして、このような第4実施形態によれば、前述した各実施形態と同様の使い勝手が得られる上に、使用者による遠隔操作によって盗難防止装置3の動作モードがセキュリティセンサオフモードとセキュリティセンサオンモードとの一方から他方へ切り替わる際に、盗難防止装置3は警報アンセット状態にならないため、優れたセキュリティ性を確保することができる。
次に、第5実施形態の盗難防止システム1では、前述した第1〜第3実施形態の各々において、携帯電話機7が、図9に示すように、遅延時間を設定するための時間設定操作が行われると(S710:YES)、その時間設定操作で入力された遅延時間の情報を含む遅延時間指示信号を送信する(S720)ようになっている。尚、時間設定操作は、例えば、携帯電話機7に備えられたキーのうち、時間設定操作用に定められた特定の複数のキーをある順番で押した後、所望の遅延時間を秒単位の数値で入力する、といった操作である。
そして、携帯電話機7から送信された遅延時間指示信号は、前述したセンサオン信号及びセンサオフ信号と同様に、情報センタ9を経由して、該情報センタ9の通信エリアへと送信される。このため、盗難防止装置3を搭載した車両が情報センタ9の通信エリア内に居れば、その盗難防止装置3は、遅延時間指示信号をデータ通信装置31によって受信することとなる。
そして更に、第5実施形態において、盗難防止装置3のコントローラ11は、図10に示すように、遅延時間指示信号をデータ通信装置31によって受信すると(S810:YES)、図5〜図7の何れかにおけるS560とS660との各々で待つ遅延時間Tdを、上記受信した遅延時間指示信号の表す時間に設定する(S820)。
このような第5実施形態によれば、使用者が携帯電話機7からの遠隔操作によって盗難防止装置3における上記遅延時間Tdを任意に変更することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
例えば、第1実施形態は、以下のように変形しても良い。
まず、携帯電話機7は、図4のS420にて、盗難防止装置3を警報アンセット状態にするためのアンセット信号と、盗難防止装置3を警報セット状態にするためのセット信号とを連続して送信する。
そして、盗難防止装置3のコントローラ11は、セキュリティセンサオフモードでの警報セット状態である場合に、上記アンセット信号を受信すると、図5(A)におけるS530の処理を行い、次に上記セット信号を受信すると、図5(A)におけるS540〜S570の処理を行う。つまり、コントローラ11は、セキュリティセンサオフモードでの警報セット状態である場合に、アンセット信号とセット信号とを順次受信すると、まずアンセット信号に従い警報アンセット状態に遷移し、次にセット信号に従い警報セット状態に遷移することで、セキュリティセンサオンモードでの警報セット状態になる。
また、携帯電話機7は、図4のS440にて、盗難防止装置3を警報アンセット状態にするためのアンセット信号と、セキュリティセンサ19を無効にするためのセキュリティセンサ無効信号と、盗難防止装置3を警報セット状態にするためのセット信号とを連続して送信する。
そして、盗難防止装置3のコントローラ11は、セキュリティセンサオンモードでの警報セット状態である場合に、上記アンセット信号を受信すると、図5(B)におけるS630の処理を行い、次に上記セキュリティセンサ無効信号を受信すると、図5(B)におけるS640の処理を行い、次に上記セット信号を受信すると、図5(B)におけるS650〜S670の処理を行う。つまり、コントローラ11は、セキュリティセンサオンモードでの警報セット状態である場合に、アンセット信号とセキュリティセンサ無効信号とセット信号とを順次受信すると、まずアンセット信号に従い警報アンセット状態に遷移し、次にセキュリティセンサ無効信号によりセキュリティセンサ19を無効にするための操作が行われたと認識し、その後にセット信号に従い警報セット状態に遷移することで、セキュリティセンサオフモードでの警報セット状態になる。
以上のように変形しても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
尚、この変形例では、携帯電話機7が図4のS420で順次送信するアンセット信号とセット信号とが、第1モード遷移用指令信号に相当し、携帯電話機7が図4のS440で順次送信するアンセット信号とセキュリティセンサ無効信号とセット信号とが、第2モード遷移用指令信号に相当することとなる。また、このような変形例の手法は、第2又は第3実施形態についても同様に適用することができる。
一方、上記各実施形態及び変形例では、第1モード遷移用指令信号としての信号と、第2モード遷移用指令信号としての信号とが、携帯電話機7から情報センタ9を介して車両の盗難防止装置3へ送信されるようになっていたが、それらの信号は、キーレス携帯機5から盗難防止装置3へ直接送信されるように構成しても良い。例えば、第1〜第4実施形態について述べると、キーレス携帯機5に、センサオン信号の送信ボタンと、センサオフ信号の送信ボタンとを設けておき、その何れかの送信ボタンが押されると、該当する方の信号が送信されるようにしても良い。尚、この場合、キーレス携帯機5が携帯装置に相当することとなる。
また、上記各実施形態では、使用者がキーレス携帯機5のボタン5aを操作することで送信される信号によって全ドアのロック・アンロックが行われるようになっていたが、全ドアのロック・アンロックは、例えば、所謂スマートシステムによって行われたり、使用者が運転席ドアのキーシリンダにキープレートを差し込んで捻り操作することのみで行われるような構成であっても良い。
また更に、上記各実施形態において、セキュリティセンサ19としては、侵入センサに限らず、例えば、ガラスが割られたことを検出するガラス割れセンサや、車両の傾斜を検出する傾斜センサ等、他の種類のセンサを用いても良い。
第1実施形態の車両の盗難防止システムを表す構成図である。 第1実施形態における盗難防止装置のコントローラが実行するメイン処理を表すフローチャートである。 第1実施形態における盗難防止装置のコントローラが警報セット状態で実行する処理を表すフローチャートである。 携帯電話機で実行される処理を表すフローチャートである。 第1実施形態における盗難防止装置のコントローラがセンサオン信号とセンサオフ信号とに応じて動作モードを遷移させる際の処理内容を表すフローチャートである。 第2実施形態における盗難防止装置のコントローラがセンサオン信号とセンサオフ信号とに応じて動作モードを遷移させる際の処理内容を表すフローチャートである。 第3実施形態における盗難防止装置のコントローラがセンサオン信号とセンサオフ信号とに応じて動作モードを遷移させる際の処理内容を表すフローチャートである。 第4実施形態における盗難防止装置のコントローラがセンサオン信号とセンサオフ信号とに応じて動作モードを遷移させる際の処理内容を表すフローチャートである。 第5実施形態の盗難防止システムにおける携帯電話機が遅延時間指示信号を送信する際の処理内容を表すフローチャートである。 第5実施形態の盗難防止システムにおける盗難防止装置のコントローラが遅延時間指示信号に応じて遅延時間を設定する際の処理内容を表すフローチャートである。
符号の説明
1・・・盗難防止システム、3・・・盗難防止装置、5・・・キーレス携帯機、7・・・携帯電話機、9・・・情報センタ、11・・・コントローラ、13・・・リモートチューナ、15・・・ドアロックモータ、17・・・ハザードランプ、19・・・セキュリティセンサ、21・・・センサキャンセルスイッチ、23・・・ドアセンサ、25・・・ドアロックセンサ、27・・・サイレン、29・・・センサキャンセルインジケータ、31・・・データ通信装置

Claims (12)

  1. 車両に搭載されて該車両への第三者による不正行為を検出すると警報を行う盗難防止装置と、前記車両の使用者に携帯される携帯装置とを備え、
    前記盗難防止装置は、前記車両への不正行為を検出するのに特化したセキュリティセンサを有すると共に、前記警報を行う警報セット状態と、前記警報を行わない警報アンセット状態とに設定され、
    更に、前記盗難防止装置の前記警報セット状態での動作モードが、前記セキュリティセンサを有効にして、該セキュリティセンサにより前記車両への不正行為が検出された場合と、前記車両に前記セキュリティセンサとは別に設けられた他の検出器による検出結果に基づいて前記車両への不正行為が行われたことを検知した場合との、両方の場合に警報を行う第1モードと、前記セキュリティセンサを無効にして該セキュリティセンサによる警報は行わず、前記検出器による検出結果に基づき前記車両への不正行為が行われたことを検知した場合に警報を行う第2モードとの、何れか一方に設定される車両の盗難防止システムであって、
    前記携帯装置に対して、前記盗難防止装置の動作モードを前記第2モードから前記第1モードへ遷移させるための特定の操作が行われると、該携帯装置から直接、或いは、該携帯装置から情報センタを介して、前記車両の盗難防止装置へ、動作モードを前記第2モードから前記第1モードへ遷移させるための第1モード遷移用指令信号が送信され、
    前記盗難防止装置は、前記警報セット状態で且つ動作モードが前記第2モードに設定されている場合に、前記第1モード遷移用指令信号を受信すると、前記警報アンセット状態に一旦遷移してから動作モードが前記第1モードである前記警報セット状態に遷移するように構成されていること、
    を特徴とする車両の盗難防止システム。
  2. 請求項1に記載の車両の盗難防止システムにおいて、
    前記盗難防止装置が前記第1モード遷移用指令信号に応じて前記警報アンセット状態に遷移してから前記警報セット状態に遷移するまでの時間は、前記盗難防止装置が前記警報アンセット状態である場合に特定の警報セット条件が成立してから前記警報セット状態となるまでの待ち時間よりも短いこと、
    を特徴とする車両の盗難防止システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両の盗難防止システムにおいて、
    前記盗難防止装置は、前記第1モード遷移用指令信号に応じて前記警報アンセット状態と前記警報セット状態とに順次遷移する場合には、前記車両に設けられた電気負荷を作動させる使用者へのアンサーバックを実施しないように構成されていること、
    を特徴とする車両の盗難防止システム。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の車両の盗難防止システムにおいて、
    前記盗難防止装置は、前記車両のドアロック制御を行うと共に、前記第1モード遷移用指令信号に応じて前記警報アンセット状態に遷移する場合には、ドアのアンロックを実施しないように構成されていること、
    を特徴とする車両の盗難防止システム。
  5. 車両に搭載されて該車両への第三者による不正行為を検出すると警報を行う盗難防止装置と、前記車両の使用者に携帯される携帯装置とを備え、
    前記盗難防止装置は、前記車両への不正行為を検出するのに特化したセキュリティセンサを有すると共に、前記警報を行う警報セット状態と、前記警報を行わない警報アンセット状態とに設定され、
    更に、前記盗難防止装置の前記警報セット状態での動作モードが、前記セキュリティセンサを有効にして、該セキュリティセンサにより前記車両への不正行為が検出された場合と、前記車両に前記セキュリティセンサとは別に設けられた他の検出器による検出結果に基づいて前記車両への不正行為が行われたことを検知した場合との、両方の場合に警報を行う第1モードと、前記セキュリティセンサを無効にして該セキュリティセンサによる警報は行わず、前記検出器による検出結果に基づき前記車両への不正行為が行われたことを検知した場合に警報を行う第2モードとの、何れか一方に設定される車両の盗難防止システムであって、
    前記携帯装置に対して、前記盗難防止装置の動作モードを前記第1モードから前記第2モードへ遷移させるための特定の操作が行われると、該携帯装置から直接、或いは、該携帯装置から情報センタを介して、前記車両の盗難防止装置へ、動作モードを前記第1モードから前記第2モードへ遷移させるための第2モード遷移用指令信号が送信され、
    前記盗難防止装置は、前記警報セット状態で且つ動作モードが前記第1モードに設定されている場合に、前記第2モード遷移用指令信号を受信すると、前記警報アンセット状態に一旦遷移してから動作モードが前記第2モードである前記警報セット状態に遷移するように構成されていること、
    を特徴とする車両の盗難防止システム。
  6. 請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の車両の盗難防止システムにおいて、
    前記携帯装置に対して、前記盗難防止装置の動作モードを前記第1モードから前記第2モードへ遷移させるための特定の操作が行われると、該携帯装置から直接、或いは、該携帯装置から情報センタを介して、前記車両の盗難防止装置へ、動作モードを前記第1モードから前記第2モードへ遷移させるための第2モード遷移用指令信号が送信され、
    前記盗難防止装置は、前記警報セット状態で且つ動作モードが前記第1モードに設定されている場合に、前記第2モード遷移用指令信号を受信すると、前記警報アンセット状態に一旦遷移してから動作モードが前記第2モードである前記警報セット状態に遷移するように構成されていること、
    を特徴とする車両の盗難防止システム。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の車両の盗難防止システムにおいて、
    前記盗難防止装置が前記第2モード遷移用指令信号に応じて前記警報アンセット状態に遷移してから前記警報セット状態に遷移するまでの時間は、前記盗難防止装置が前記警報アンセット状態である場合に特定の警報セット条件が成立してから前記警報セット状態となるまでの待ち時間よりも短いこと、
    を特徴とする車両の盗難防止システム。
  8. 請求項5ないし請求項7の何れか1項に記載の車両の盗難防止システムにおいて、
    前記盗難防止装置は、前記第2モード遷移用指令信号に応じて前記警報アンセット状態と前記警報セット状態とに順次遷移する場合には、前記車両に設けられた電気負荷を作動させる使用者へのアンサーバックを実施しないように構成されていること、
    を特徴とする車両の盗難防止システム。
  9. 請求項5ないし請求項8の何れか1項に記載の車両の盗難防止システムにおいて、
    前記盗難防止装置は、前記車両のドアロック制御を行うと共に、前記第2モード遷移用指令信号に応じて前記警報アンセット状態に遷移する場合には、ドアのアンロックを実施しないように構成されていること、
    を特徴とする車両の盗難防止システム。
  10. 車両に搭載されて該車両への第三者による不正行為を検出すると警報を行う盗難防止装置と、前記車両の使用者に携帯される携帯装置とを備え、
    前記盗難防止装置は、前記車両への不正行為を検出するのに特化したセキュリティセンサを有すると共に、前記警報を行う警報セット状態と、前記警報を行わない警報アンセット状態とに設定され、
    更に、前記盗難防止装置の前記警報セット状態での動作モードが、前記セキュリティセンサを有効にして、該セキュリティセンサにより前記車両への不正行為が検出された場合と、前記車両に前記セキュリティセンサとは別に設けられた他の検出器による検出結果に基づいて前記車両への不正行為が行われたことを検知した場合との、両方の場合に警報を行う第1モードと、前記セキュリティセンサを無効にして該セキュリティセンサによる警報は行わず、前記検出器による検出結果に基づき前記車両への不正行為が行われたことを検知した場合に警報を行う第2モードとの、何れか一方に設定される車両の盗難防止システムであって、
    前記携帯装置に対して、前記盗難防止装置の動作モードを前記第2モードから前記第1モードへ遷移させるための特定の操作が行われると、該携帯装置から直接、或いは、該携帯装置から情報センタを介して、前記車両の盗難防止装置へ、動作モードを前記第2モードから前記第1モードへ遷移させるための第1モード遷移用指令信号が送信され、
    前記盗難防止装置は、前記警報セット状態で且つ動作モードが前記第2モードに設定されている場合に、前記第1モード遷移用指令信号を受信すると、前記警報セット状態のままで、動作モードを前記第2モードから前記第1モードへ遷移させるように構成されていること、
    を特徴とする車両の盗難防止システム。
  11. 車両に搭載されて該車両への第三者による不正行為を検出すると警報を行う盗難防止装置と、前記車両の使用者に携帯される携帯装置とを備え、
    前記盗難防止装置は、前記車両への不正行為を検出するのに特化したセキュリティセンサを有すると共に、前記警報を行う警報セット状態と、前記警報を行わない警報アンセット状態とに設定され、
    更に、前記盗難防止装置の前記警報セット状態での動作モードが、前記セキュリティセンサを有効にして、該セキュリティセンサにより前記車両への不正行為が検出された場合と、前記車両に前記セキュリティセンサとは別に設けられた他の検出器による検出結果に基づいて前記車両への不正行為が行われたことを検知した場合との、両方の場合に警報を行う第1モードと、前記セキュリティセンサを無効にして該セキュリティセンサによる警報は行わず、前記検出器による検出結果に基づき前記車両への不正行為が行われたことを検知した場合に警報を行う第2モードとの、何れか一方に設定される車両の盗難防止システムであって、
    前記携帯装置に対して、前記盗難防止装置の動作モードを前記第1モードから前記第2モードへ遷移させるための特定の操作が行われると、該携帯装置から直接、或いは、該携帯装置から情報センタを介して、前記車両の盗難防止装置へ、動作モードを前記第1モードから前記第2モードへ遷移させるための第2モード遷移用指令信号が送信され、
    前記盗難防止装置は、前記警報セット状態で且つ動作モードが前記第1モードに設定されている場合に、前記第2モード遷移用指令信号を受信すると、前記警報セット状態のままで、動作モードを前記第1モードから前記第2モードへ遷移させるように構成されていること、
    を特徴とする車両の盗難防止システム。
  12. 請求項10に記載の車両の盗難防止システムにおいて、
    前記携帯装置に対して、前記盗難防止装置の動作モードを前記第1モードから前記第2モードへ遷移させるための特定の操作が行われると、該携帯装置から直接、或いは、該携帯装置から情報センタを介して、前記車両の盗難防止装置へ、動作モードを前記第1モードから前記第2モードへ遷移させるための第2モード遷移用指令信号が送信され、
    前記盗難防止装置は、前記警報セット状態で且つ動作モードが前記第1モードに設定されている場合に、前記第2モード遷移用指令信号を受信すると、前記警報セット状態のままで、動作モードを前記第1モードから前記第2モードへ遷移させるように構成されていること、
    を特徴とする車両の盗難防止システム。
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