JP2003095068A - 車両用セキュリティ装置及び車両用セキュリティシステム - Google Patents

車両用セキュリティ装置及び車両用セキュリティシステム

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JP2003095068A
JP2003095068A JP2001287543A JP2001287543A JP2003095068A JP 2003095068 A JP2003095068 A JP 2003095068A JP 2001287543 A JP2001287543 A JP 2001287543A JP 2001287543 A JP2001287543 A JP 2001287543A JP 2003095068 A JP2003095068 A JP 2003095068A
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Sozaburo Tashiro
宗三郎 田代
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 侵入センサ等を応用したセキュリティ装置を
利用して、車両駐車中の車室内に残された人の安全性を
担保する。 【解決手段】 ステップS102にて警報キャンセルス
イッチ4がオンされていると判断された場合には、ステ
ップS112に移行する。ステップS112では、侵入
センサ3の感度を高い値に設定し、ステップS114で
は、各種スイッチ30がオンされているか否かが判断さ
れる。ステップS116では、温度センサ5により検出
される温度が30度以上であり、且つ侵入センサ3によ
り人の動きが検知されたか否かが判断される。即ち、侵
入センサ3により人の動きを検知した場合であって、車
室内の温度が30度以上と高い場合には、ステップS1
18にてサイレン6やフラッシャ7にて警報を行い、ス
テップS120にて車両の窓を強制的に開放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人の車室内への侵
入を検知する侵入センサを利用して、駐車中の乗員検知
を行うと共に、車室内の温度異常を回避する車両用セキ
ュリティ装置及び車両用セキュリティシステムに関す
る。
【0002】
【従来技術】従来、自動車を盗難から防止する盗難防止
装置(セキュリティ装置)として、超音波センサや電波
センサ等の侵入センサを利用して人の車室内への侵入を
検出した場合に、サイレンを鳴らしたり、自動車のヘッ
ドライトを点滅したりする装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
セキュリティ装置では、侵入センサにて車室外から車室
内への人の侵入を検出しているが、車室内の乗員検知を
行うことには使用されていなかった。即ち、侵入センサ
等を応用したセキュリティ装置は、自動車盗難防止以外
には利用されておらず、他に利用できないかといった要
請がある。
【0004】一方、最近、人を車室内に残して車両を駐
車する場合に、車室内の温度上昇により車室内に残され
た人の健康が損なわれる可能性があるといった問題があ
る。
【0005】そこで、本発明は上記問題に鑑みなされた
ものであり、侵入センサ等を応用したセキュリティ装置
を利用して、車両駐車中の車室内に残された人の安全性
を確保するセキュリティ装置及びセキュリティシステム
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に成された請求項1に記載の発明によれば、セキュリテ
ィ設定手段により盗難防止機能が設定されており、且つ
警報禁止手段により警報手段による警報が禁止されてい
る場合において、侵入センサにより車室内の人の動きが
検知され、さらに、温度検出手段により車室内の温度が
所定温度以上となるような車室内の温度異常が検出され
た場合には、警報禁止手段による警報の禁止が解除さ
れ、警報手段により警報が行われる。
【0007】即ち、侵入センサを泥棒検知等の盗難防止
機能に使用したい場合には、警報禁止手段により警報手
段による警報を禁止せず、一方、車両駐車の際の車室内
の乗員検知に使用したい場合には、警報禁止手段により
警報手段による警報を禁止する。そして、警報手段によ
る警報が禁止されている場合に、侵入センサにより車室
内の人の動きが検知され、さらに、温度検出手段により
車室内の温度が所定温度以上となるような車室内の温度
異常が検出された場合には警報を行う。
【0008】なお、ここでいう所定温度とは、その温度
以上となると、車室内に残された人の健康が損なわれる
可能性があるような温度をいう。また、盗難防止機能と
は、例えば、請求項2に記載の発明のように、異なる複
数のセンサにより車両のドア、窓、トランク、ボンネッ
トの開閉、イグニッションの作動、車両の傾き、車両の
衝撃の異常をそれぞれ検出したり、侵入センサにより車
室外から車室内への人の侵入を検知した場合に警報を行
い、車両の盗難を防止させる機能をいう。
【0009】このように本発明によれば、侵入センサを
泥棒検知等の車両盗難防止機能として機能させると共
に、車室内の乗員検知にも利用することにより、車両駐
車中の車室内に残された人の安全性を確保することが可
能となる。
【0010】また、請求項3に記載の発明によれば、外
部装置に通信を行う通信手段を備え、車室内の温度異常
が検出された場合、若しくは警報手段が禁止されていな
い場合において、侵入センサにより車室内の人の動きが
検知された場合、若しくは異なる複数のセンサにより車
両のドア、窓、トランク、ボンネットの開閉、イグニッ
ションの作動、車両の傾き、車両の衝撃の各異常が検出
された場合には、通信手段は、外部装置に各異常状態を
通信する。ここで、各異常状態とは、車室内に人が残さ
れている場合の車室内の温度異常、若しくは盗難防止機
能が設定されている場合に、侵入センサにより乗員検知
がされた場合や車両のドア等が開けられた場合の車両の
盗難等の危険性がある場合をいう。
【0011】この結果、車両の盗難の危険がある場合、
若しくは車室内に人が残されている場合の車室内の温度
異常が検出された場合には、いち早く車両の運転者に各
異常状態を伝えることが可能であり、より車両盗難防止
若しくは車両駐車中の車室内に残された人の安全性を高
めることが可能となる。
【0012】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
車両の窓を開放する窓開放手段を備え、車室内の温度異
常が検出された場合には、窓開放手段により車両の窓が
開放される。
【0013】これにより、車室内の温度が高くなった場
合でも、強制的に窓を開放することにより車室内の熱を
外部に放出することが可能となる。
【0014】また、請求項5に記載の発明によれば、警
報手段による警報が禁止されている場合に設定される侵
入センサの感度は、警報手段による警報が禁止されてい
ない場合に設定される侵入センサの感度より高く設定さ
れている。
【0015】これにより、侵入センサを乗員検知に使用
する場合に、動きの少ない人、例えば赤ん坊等が車室内
に残されていたとしても、確実に乗員検知を行うことが
可能となる。
【0016】さらに、請求項6に記載の発明によれば、
車室内の温度異常が検出された場合の警報パターンは、
警報手段による警報が禁止されている場合において、侵
入センサにより車室内の人の動きが検知された場合、若
しくは異なる複数のセンサにより車両のドア、窓、トラ
ンク、ボンネットの開閉、イグニッションの作動、車両
の傾き、車両の衝撃の各異常が検出された場合に行われ
る警報手段による警報パターンとは異なる。
【0017】この結果、車両の盗難の危険がある場合な
のか、若しくは車室内に人が残されている場合の車室内
の温度異常が検出された場合なのかを識別でき、適切な
処置をとるとが可能となる。
【0018】また、上記目的を達成するために成された
請求項7に記載の発明によれば、セキュリティ設定手段
によりセキュリティが設定されており、且つ警報禁止手
段により警報手段による警報が禁止されている場合であ
って、侵入センサにより車室内の人の動きを検出し、且
つ温度検出手段により検出される車室内の温度が所定温
度以上である場合に、通信手段は、外部装置に車室内の
温度異常を通信する。
【0019】この結果、侵入センサを泥棒検知等の車両
盗難防止機能として機能させると共に、車室内の乗員検
知にも利用することにより、車両駐車中の車室内に残さ
れた人の安全性を確保することができる。また、いち早
く車両の運転者に車室内の温度異常を伝えることが可能
であり、より車両駐車中の車室内に残された人の安全性
を高めることが可能となる。
【0020】さらに、請求項8に記載の発明のように、
請求項3乃至6の何れかに記載の車両用セキュリティ装
置と、基地局と、運転者携帯用受信手段とを備えた車両
用セキュリティシステムであって、車両用セキュリティ
装置は、車室内の温度異常が検出された場合、若しくは
警報手段による警報が禁止されていない場合において、
侵入センサにより車室内の人の動きが検知された場合、
若しくは異なる複数のセンサにより車両のドア、窓、ト
ランク、ボンネットの開閉、イグニッションの作動、車
両の傾き、車両の衝撃の各異常が検出された場合には、
基地局に該異常を通信し、さらに、基地局は、外部装置
に各異常状態を通信する。
【0021】このように本システムによれば、侵入セン
サを泥棒検知等の車両盗難防止機能として機能させると
共に、車室内の乗員検知にも利用することにより、車両
駐車中の車室内に残された人の安全性を確保することが
可能となる。さらに、いち早く車両の外部装置の所持者
に車室内の温度異常を伝えることが可能であり、より車
両駐車中の車室内に残された人の安全性を高めることが
可能となる。
【0022】
【発明の実施形態】以下に、本発明の具体的な実施形態
について図を参照しながら説明する。
【0023】図1は、本実施形態のセキュリティ装置を
示す全体構成図である。
【0024】セキュリティ装置10は、各種制御を実行
するコントローラ1と、リモートキー20からのセキュ
リティ設定信号やドアロックアンロック信号等の送信信
号を受信するリモートチューナ2と、超音波や電波等に
より人の車室内への侵入を検出する侵入センサ3と、侵
入センサ3により人の車室内への侵入を検出した場合で
も警報を禁止するように警報キャンセルスイッチ4と、
車室内の温度を検出する温度センサ5とにより構成され
ている。
【0025】コントローラ1は、侵入センサ3により車
室内への人の侵入を検知した場合や、温度センサ5によ
り車室内の温度が所定温度以上となるような温度異常を
検出した場合には、通信手段50を介して外部に侵入検
知信号や車室内の温度異常検出信号を送信する。
【0026】また、コントローラ1は、リモートチュー
ナ2からセキュリティ設定信号が送信されると侵入セン
サ3を作動させると共に、各種スイッチ30がオンされ
た場合、即ち、車両のドア、窓、トランク、ボンネット
が開いた場合、イグニッションが作動した場合、車両の
傾き、車両の衝撃を検出し場合、若しくは侵入センサ3
が検知された場合に、サイレン6により警告音を鳴らし
たり、フラッシャ7によりフラッシュをたいたりして警
告を行う。
【0027】さらに、コントローラ1は、後述するよう
に警報キャンセルスイッチ4がオン(本発明の所定の操
作に相当する)、即ち、侵入センサ3により人の車室内
への侵入を検出した場合でも警報を禁止するようにした
場合において、温度センサ5により検出される温度が所
定温度(例えば、30度)以上であり、且つ侵入センサ
3により人の車室内の動作が検知された場合には、窓を
強制的に開放するためにパワーウィンドウコントローラ
40にパワーウィンドウモータ駆動信号を送信してパワ
ーウィンドウモータ41を駆動させる。さらに、この
際、警報の禁止を解除してサイレン6により警告音を鳴
らしたり、フラッシャ7によりフラッシュをたいたりし
て外部に警告を行う。
【0028】また、コントローラ1は、リモートキー2
0からリモートチューナ2を介してドアロックアンロッ
ク信号を受信した場合に、ドアロックモータ8を駆動さ
せてドアの施解錠を行わせる。
【0029】なお、コントローラ1は、本発明の警報禁
止手段に相当する。また、リモートチューナ2及びリモ
ートキー20は、本発明のセキュリティ設定手段に相当
する。さらに、温度センサ5は、本発明の温度検出手段
に相当する。また、コントローラ1及びサイレン6若し
くはフラッシャ7は、本発明の警報手段に相当する。さ
らに、リモートキー20は、本発明の外部装置に相当す
る。さらに、各種スイッチ30は、本発明の異なる複数
のセンサに相当する。
【0030】続いて、本実施形態のセキュリティシステ
ムについて説明する。図2は、セキュリティシステムの
全体構成図である。
【0031】セキュリティシステム100は、セキュリ
ティ装置10と、基地局60と、基地局60からの信号
を受信する機能を持つリモートキー20とによりなる。
セキュリティ装置10は、リモートキー20よりセキュ
リティ設定信号が送信されると、盗難防止機能を動作さ
せたり、温度センサ5による車室内の温度異常の検出等
を行う。そして、車両の盗難の危険等の異常が検出され
た場合や、車室内の温度異常が検出された場合には、通
信手段50を介して基地局60に侵入検知信号や車室内
の温度異常検出信号を送信する。そして、基地局60
は、侵入検知信号や車室内の温度異常検出信号を受信し
た場合には、リモートキー20に該異常を通信する。そ
して、リモートキー20は、その所有者に音声や光等で
警告する。なお、リモートキー20に音声や光等で警告
する構成を持たせる代わりに、別の装置、例えば、携帯
電話機等に同様の構成を持たせるようにしてもよい。
【0032】次に、以上のように構成したセキュリティ
装置及びセキュリティシステムの作動について説明す
る。図3は、コントローラ1での作動を示すフローチャ
ートである。
【0033】まず最初のステップS100では、セキュ
リティが設定されているか否かが判断される。そして、
セキュリティが設定されていない場合にはセットされる
まで待機し、設定された場合にはステップS102に移
行する。ここでのセキュリティがセットされたか否かの
判断は、リモートキー20からリモートチューナ2を介
してセキュリティ設定信号が送信されたか否かにより判
断される。また、ドアロックと同時にセキュリティが設
定されるような装置の場合には、リモートキー20より
ドアロック信号が送信された場合に、セキュリティ設定
と判断してもよい。
【0034】続いてステップS102では、警報キャン
セルスイッチ4がオンされているか否かが判断される。
これは、人を車室内へ残して車両を駐車する場合に、侵
入センサ3が車室内での人の動作を検知した場合でも、
警報を行わないようにするためである。即ち、侵入セン
サ3を泥棒等の検知に使用するのではなく、乗員検知と
して使用する。そして、警報キャンセルスイッチ4がオ
ンされていない場合には、車室内への侵入検知を行わせ
るために、ステップS104に移行する。一方、警報キ
ャンセルスイッチ4がオンされている場合には、人を車
室内へ残して駐車した場合における車室内の温度異常を
検出するために、ステップS112に移行する。
【0035】ステップS104では、侵入センサ3の感
度を初期値に設定する。ここでいう初期値とは、侵入者
を確実に検知すると共に、誤検知を防止することが可能
な感度として設定される値をいう。
【0036】続くステップS106では、侵入センサ3
により車室内での人の動きが検知されたか、若しくは各
種スイッチ30がオンされたか否かが判断される。そし
て、侵入センサ3により車室内への侵入が検知された場
合、若しくは各種スイッチ30がオンされた場合には、
車両盗難の危険性が発生した等と判断し、ステップS1
08にて警報を行うと共に、ステップS110にて基地
局60に侵入検知信号を通信する。
【0037】なお、警報は、サイレン6にて警告音を鳴
らしたり、フラッシャ7にてフラッシャをたいたりして
泥棒を威嚇したり、周囲に通報したりする。一方、ステ
ップS106にて、侵入センサ3により車室内での人の
動きが検知されず、各種スイッチ30がオンされていな
いと判断された場合には、ステップS100に戻り、同
様の処理が実行される。
【0038】また、ステップS102にて警報キャンセ
ルスイッチ4がオンされていると判断された場合には、
ステップS112に移行する。そして、ステップS11
2では、侵入センサ3の感度を高い値に設定する。これ
は、車室内に動きの少ない赤ん坊等が残されている場合
であっても、確実に車室内の人の有無を検知するためで
ある。続いてステップS114では、各種スイッチ30
がオンされているか否かが判断される。これは、車両盗
難の危険性を検出するためである。即ち、侵入センサ3
を乗員検知とする一方で、車両のドア、窓、トランク、
ボンネットが開けられた場合、イグニッションが作動さ
れた場合、車両の傾き、車両の衝撃の異常が検出された
場合には、車両盗難の危険性が発生したと判断して、ス
テップS108にて警報を行い、ステップS110にて
基地局に該異常を通信する。また、ステップS114に
て、各種スイッチ30がオンされていないと判断された
場合には、ステップS116に移行する。
【0039】ステップS116では、温度センサ5によ
り検出される温度が所定温度、例えば30度以上であ
り、且つ侵入センサ3により人の動きを検知した否かが
判断される。即ち、侵入センサ3により人の動きを検知
した場合であって、車室内の温度が30度以上と高い場
合には、乗員の健康が損なわれる可能性のある状態であ
る。従って、かかる場合には、ステップS118に移行
して、サイレン6やフラッシャ7にて警報を行うことに
より、周囲に乗員の危険を知らせる。この時、サイレン
6の音やフラッシャ7の点滅周期は、ステップS108
におけるサイレン6の音やフラッシャ7の点滅周期と異
なるようにしておく。
【0040】続いて、ステップS120に移行して、車
両の窓を強制的に開放する。さらに、ステップS122
に移行して、基地局60に車室内の温度異常検出信号を
通信する。なお、基地局60では、該異常を受信した場
合には、リモートキー20にその旨を通信して、運転者
に知らせる。
【0041】以上のように本実施形態によれば、セキュ
リティセット且つ警報キャンセルスイッチ4がオンの状
況で、侵入センサ3により人の動きを検知し、さらに、
温度センサ5により、車室内の温度が所定温度、例えば
30度以上の異常温度であると検出された場合には、サ
イレン6やフラッシャ7により警報を行い、窓を強制的
に開放する。この結果、人を残して車両を駐車した場合
に車室内の温度異常が生じた場合でも、車室内の熱を外
部に逃がすことにより温度異常を回避でき、乗員の安全
性を確保することが可能となる。
【0042】また、通信手段50にて、車室内の温度異
常を検出した場合には、該異常を基地局60に通信し
て、基地局60からリモートキー20に該異常を通信す
る。この結果、リモートキー20の所持者は、車室内の
温度異常による乗員の健康が損なわれる可能性を知るこ
とができ、いち早く車両に戻って対策を講じることが可
能となる。なお、通信手段50は、基地局60を介する
ことなく、直接リモートキー20に通信してもよい。
【0043】さらに、盗難防止機能を作動させることに
よる警報と、車室内の温度異常による乗員の危険を知ら
せる警報との間で、サイレン6の音色、フラッシャ7の
点滅周期を変える。この結果、警報が泥棒検知による警
報なのか、車室内の温度異常による警報なのかを識別可
能となり、適切な処置をとることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のセキュリティ装置を示す全体構成
図である。
【図2】本実施形態のセキュリティシステムを示す全体
構成図である。
【図3】本実施形態の作動を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 コントローラ 3 侵入センサ 4 警報キャンセルスイッチ 5 温度センサ 6 サイレン 7 フラッシャ 30 各種スイッチ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 盗難防止機能の設定を行うセキュリティ
    設定手段と、 車室内の人の動きを検知する侵入センサと、 該侵入センサにより車室内で人の動きが検知された場合
    に警報を行う警報手段と、 所定の操作により前記警報手段による警報を禁止する警
    報禁止手段と、 車室内の温度を検出する温度検出手段とを備えた車両用
    セキュリティ装置であって、 前記セキュリティ設定手段により盗難防止機能が設定さ
    れており、且つ前記警報禁止手段により前記警報手段に
    よる警報が禁止されている場合において、 前記侵入センサにより車室内の人の動きが検知され、さ
    らに、前記温度検出手段により車室内の温度が所定温度
    以上となるような車室内の温度異常が検出された場合に
    は、前記警報禁止手段による警報の禁止が解除され、前
    記警報手段により警報が行われることを特徴とする車両
    用セキュリティ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用セキュリティ装
    置において、 車両のドア、窓、トランク、ボンネットの開閉、イグニ
    ッションの作動、車両の傾き、車両の衝撃の各異常をそ
    れぞれ検出する異なる複数のセンサを備え、 該異なる複数のセンサにより車両のドア、窓、トラン
    ク、ボンネットの開閉、イグニッションの作動、車両の
    傾き、車両の衝撃の各異常を検出した場合、若しくは前
    記警報禁止手段により前記警報手段による警報が禁止さ
    れていない場合において、前記侵入センサにより車室内
    の人の動きが検知された場合には、前記警報手段により
    警報が行われることを特徴とする車両用セキュリティ装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の車両用セキュリ
    ティ装置において、 外部装置に通信を行う通信手段を備え、 前記車室内の温度異常が検出された場合、若しくは前記
    警報禁止手段により前記警報手段による警報が禁止され
    ている場合において、前記侵入センサにより車室内の人
    の動きが検知された場合、若しくは前記異なる複数のセ
    ンサにより車両のドア、窓、トランク、ボンネットの開
    閉、イグニッションの作動、車両の傾き、車両の衝撃の
    各異常が検出された場合には、前記通信手段は、前記外
    部装置に前記各異常状態を通信することを特徴とする車
    両用セキュリティ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載の車両用
    セキュリティ装置において、 車両の窓を開放する窓開放手段を備え、 前記車室内の温度異常が検出された場合には、前記窓開
    放手段により車両の窓が開放されることを特徴とする車
    両用セキュリティ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載の車両用
    セキュリティ装置において、 前記警報禁止手段により前記警報手段による警報が禁止
    されている場合に設定される前記侵入センサの感度は、
    警報禁止手段による警報が禁止されていない場合におけ
    る前記侵入センサの感度より高く設定されていることを
    特徴とする車両用セキュリティ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載の車両用
    セキュリティ装置において、 前記車室内の温度異常が検出された場合の警報パターン
    は、前記警報禁止手段により前記警報手段による警報が
    禁止されていない場合において、前記侵入センサにより
    車室内の人の動きが検知された場合、若しくは前記異な
    る複数のセンサにより車両のドア、窓、トランク、ボン
    ネットの開閉、イグニッションの作動、車両の傾き、車
    両の衝撃の各異常が検出された場合に行われる前記警報
    手段による警報パターンとは異なることを特徴とする車
    両用セキュリティ装置。
  7. 【請求項7】 盗難防止機能の設定を行うセキュリティ
    設定手段と、 車室内の人の動きを検知する侵入センサと、 該侵入センサにより車室内で人の動きが検知された場合
    に警報を行う警報手段と、 所定の操作により前記警報手段による警報を禁止する警
    報禁止手段と、 車室内の温度を検出する温度検出手段と、 外部装置に通信を行う通信手段とを備え、 前記セキュリティ設定手段により盗難防止機能が設定さ
    れており、且つ前記警報禁止手段により前記警報手段に
    よる警報が禁止されている場合において、 前記侵入センサにより車室内の人の動きが検知され、さ
    らに、前記温度検出手段により車室内の温度が所定温度
    以上となるような車室内の温度異常が検出された場合に
    は、前記通信手段は、外部装置に前記車室内の温度異常
    を通信することを特徴とする車両用セキュリティ装置。
  8. 【請求項8】 請求項3乃至6の何れかに記載の車両用
    セキュリティ装置と、 基地局と、 外部装置とを備えた車両用セキュリティシステムであっ
    て、 前記車両用セキュリティ装置は、前記車室内の温度異常
    が検出された場合、若しくは前記警報禁止手段により前
    記警報手段による警報が禁止されていない場合におい
    て、前記侵入センサにより車室内の人の動きが検知され
    た場合、若しくは前記異なる複数のセンサにより車両の
    ドア、窓、トランク、ボンネットの開閉、イグニッショ
    ンの作動、車両の傾き、車両の衝撃の各異常が検出され
    た場合には、前記基地局に前記各異常状態を通信し、 さらに、前記基地局は、前記外部装置に前記各異常状態
    を通信することを特徴とする車両用セキュリティシステ
    ム。
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