JP2005179599A - 塩化ビニル系共重合樹脂の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 該マクロモノマーを塩化ビニル系モノマーに予め分散混合させたのちに共重合反応を開始する。予め分散混合させる方法としては、分散混合槽に所定仕込量の塩化ビニル系モノマーと該マクロモノマーを全量投入したのち、20℃以上60℃以下の温度で1分以上分散混合する。
【選択図】 なし
Description
(1)塩化ビニル系モノマーと、二重結合を含有するエチレン性不飽和モノマーからなる重合体を主鎖に有するマクロモノマーとを共重合させて塩化ビニル系共重合樹脂を製造するに際し、塩化ビニル系モノマーと二重結合を含有するエチレン性不飽和モノマーからなる重合体を主鎖に有するマクロモノマーとを20℃以上60℃以下の温度で1分以上分散混合した後に、共重合反応を開始することを特徴とする塩化ビニル系共重合樹脂の製造方法(請求項1)、
(2)塩化ビニル系モノマーと二重結合を含有するエチレン性不飽和モノマーからなる重合体を主鎖に有するマクロモノマーを、分散混合槽に全量投入した後に、分散混合することを特徴とする、請求項1に記載の塩化ビニル系共重合樹脂の製造方法(請求項2)、
(3)塩化ビニル系共重合樹脂を構成するモノマー成分の総量に対する塩化ビニル系モノマーの比率が、50重量%以上100重量%未満であることを特徴とする、請求項1〜2のいずれかに記載の塩化ビニル系共重合樹脂の製造方法(請求項3)、
(4)塩化ビニル系モノマーと二重結合を含有するエチレン性不飽和モノマーからなる重合体を主鎖に有するマクロモノマーとを水性媒体中で共重合することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の塩化ビニル系共重合樹脂の製造方法(請求項4)、
に関する。
特に、塩化ビニル系モノマーとの反応性が良好なことから、重合性の炭素−炭素二重結合を有する基が、下記一般式:
−OC(O)C(R)=CH2
で表される基が好ましい。
重合安定性は、内容物払い出し後の重合反応機内のスケールの状態を目視観察し、以下の基準により判定した。
<二重結合を含有するエチレン性不飽和モノマーからなる重合体を主鎖に有するマクロモノマーの製造>
二重結合を含有するエチレン性不飽和モノマーからなる重合体を主鎖に有するマクロモノマーの製造は、下記の製造例に示す手順に従って行った。
還流管および攪拌機付きの2Lのセパラブルフラスコに、CuBr(5.54g)を仕込み、反応容器内を窒素置換した。アセトニトリル(73.8ml)を加え、オイルバス中70℃で30分間攪拌した。これにアクリル酸−n−ブチル(132g)、2−ブロモプロピオン酸メチル(7.2ml)、ペンタメチルジエチレントリアミン(4.69ml)を加え、反応を開始した。70℃で加熱攪拌しながら、アクリル酸−n−ブチル(528g)を90分かけて連続的に滴下し、さらに80分間加熱攪拌した。
ジャケットおよび攪拌機を備えた内容量15リットルのステンレス鋼製重合反応機を脱気したのち塩化ビニルモノマー99.95部を仕込み、次いで製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマー0.05部を仕込んだのち、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるために、ジャケットに温水を通じて重合反応機内温を30℃まで昇温し、1分間当たり200回転の回転速度で1分間攪拌した。ジャケットに水を通じて重合反応機内温を20℃以下まで冷却したのち、2,2’−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.07部、ステアリルアルコール1.4部を添加し、2分間ホモジナイズしたのち、ラウリル硫酸ナトリウム1.16部を予め溶解した水溶液(300部)を重合反応機内に添加し、再度3分間ホモジナイズしてモノマー分散液を得た。次いで重合温度50℃で約6時間重合した。重合反応機内の未反応の塩化ビニルモノマーを回収し、重合反応機内を冷却したのち、ラテックスを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。
ジャケットおよび攪拌機を備えた内容量15リットルのステンレス鋼製重合反応機に製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマー50部を仕込んで脱気したのち、塩化ビニルモノマー50部を仕込み、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるために、ジャケットに温水を通じて重合反応機内温を40℃まで昇温し、1分間当たり200回転の回転速度で60分間攪拌した。ジャケットに水を通じて重合反応機内温を20℃以下まで冷却したのち、2,2’−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.07部、ステアリルアルコール1.4部を添加し、2分間ホモジナイズしたのち、ラウリル硫酸ナトリウム1.16部を予め溶解した水溶液(300部)を重合反応機内に添加し、再度3分間ホモジナイズしてモノマー分散液を得た。次いで重合温度50℃で約6時間重合した。重合反応機内の未反応の塩化ビニルモノマーを回収し、重合反応機内を冷却したのち、ラテックスを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。
ジャケットおよび攪拌機を備えた内容量15リットルのステンレス鋼製重合反応機を脱気したのち、塩化ビニルモノマー50部および製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマー50部を同時に仕込み、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるために、ジャケットに温水を通じて重合反応機内温を40℃まで昇温し、1分間当たり200回転の回転速度で30分間攪拌した。ジャケットに水を通じて重合反応機内温を20℃以下まで冷却したのち、2,2’−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.07部、ステアリルアルコール1.4部を添加し、2分間ホモジナイズしたのち、ラウリル硫酸ナトリウム1.16部を予め溶解した水溶液(300部)を重合反応機内に添加し、再度3分間ホモジナイズしてモノマー分散液を得た。次いで重合温度50℃で約6時間重合した。重合反応機内の未反応の塩化ビニルモノマーを回収し、重合反応機内を冷却したのち、ラテックスを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。
ジャケット及び攪拌機を備えた内容量25リットルのステンレス鋼製重合反応機に製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマー0.05部を仕込んで脱気したのち、塩化ビニルモノマー99.95部を仕込み、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるために、ジャケットに温水を通じて重合反応機内温を30℃まで昇温し、1分間当たり900回転の回転速度で1分間攪拌した。ジャケットに水を通じて重合反応機内温を20℃以下まで冷却したのち、鹸化度約88モル%、平均重合度約3500の部分鹸化ポリ酢酸ビニル0.3部、鹸化度約78モル%、平均重合度約900の部分鹸化ポリ酢酸ビニル0.15部、メトキシル基含量約20モル%、ヒドロキシプロポキシル基含量約8モル%、2%水溶液の20℃における粘度が約30000mPa・sであるヒドロキシプロピルメチルセルロース0.02部、ステアリン酸−n−ブチル0.6部、t−ブチルパーオキシネオデカノエイト0.02部、3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキサイド0.02部を仕込んだ。次いで60℃の温水200部を仕込み、重合温度64℃で約6時間重合した。重合反応機内の未反応の塩化ビニルモノマーを回収したのち重合反応機を冷却し、ラテックスを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。
ジャケット及び攪拌機を備えた内容量25リットルのステンレス鋼製重合反応機を脱気したのち塩化ビニルモノマー50部を仕込み、次いで製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマー50部を仕込んだのち、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるために、ジャケットに温水を通じて重合反応機内温を40℃まで昇温し、1分間当たり900回転の回転速度で60分間攪拌した。ジャケットに水を通じて重合反応機内温を20℃以下まで冷却したのち、鹸化度約88モル%、平均重合度約3500の部分鹸化ポリ酢酸ビニル0.3部、鹸化度約78モル%、平均重合度約900の部分鹸化ポリ酢酸ビニル0.15部、メトキシル基含量約20モル%、ヒドロキシプロポキシル基含量約8モル%、2%水溶液の20℃における粘度が約30000mPa・sであるヒドロキシプロピルメチルセルロース0.02部、ステアリン酸−n−ブチル0.6部、t−ブチルパーオキシネオデカノエイト0.02部、3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキサイド0.02部を仕込んだ。次いで60℃の温水200部を仕込み、重合温度64℃で約6時間重合した。重合反応機内の未反応の塩化ビニルモノマーを回収したのち重合反応機を冷却し、ラテックスを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。
ジャケットおよび攪拌機を備えた内容量25リットルのステンレス鋼製重合反応機を脱気したのち、塩化ビニルモノマー50部および製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマー50部を同時に仕込み、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるために、ジャケットに温水を通じて重合反応機内温を40℃まで昇温し、1分間当たり900回転の回転速度で30分間攪拌した。ジャケットに水を通じて重合反応機内温を20℃以下まで冷却したのち、鹸化度約88モル%、平均重合度約3500の部分鹸化ポリ酢酸ビニル0.3部、鹸化度約78モル%、平均重合度約900の部分鹸化ポリ酢酸ビニル0.15部、メトキシル基含量約20モル%、ヒドロキシプロポキシル基含量約8モル%、2%水溶液の20℃における粘度が約30000mPa・sであるヒドロキシプロピルメチルセルロース0.02部、ステアリン酸−n−ブチル0.6部、t−ブチルパーオキシネオデカノエイト0.02部、3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキサイド0.02部を仕込んだ。次いで60℃の温水200部を仕込み、重合温度64℃で約6時間重合した。重合反応機内の未反応の塩化ビニルモノマーを回収したのち重合反応機を冷却し、ラテックスを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。
ジャケット及び攪拌機を備えた内容量25リットルのステンレス鋼製重合反応機に製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマー0.05部を仕込んで脱気したのち、塩化ビニルモノマー99.95部を仕込み、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるために、ジャケットに温水を通じて重合反応機内温を30℃まで昇温し、1分間当たり900回転の回転速度で1分間攪拌した。ジャケットに水を通じて重合反応機内温を20℃以下まで冷却したのち、鹸化度約80モル%、平均重合度約2000の部分鹸化ポリ酢酸ビニル0.05部、平均分子量約450万のポリエチレンオキサイド0.005部、t−ブチルパーオキシネオデカノエイト0.03部、1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシネオデカノエート0.01部を仕込んだ。次いで60℃の温水150部を仕込み、重合温度57℃で約6時間重合した。重合反応機内の未反応の塩化ビニルモノマーを回収したのち重合反応機を冷却し、スラリーを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。
ジャケット及び攪拌機を備えた内容量25リットルのステンレス鋼製重合反応機に製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマー50部を仕込んで脱気したのち、塩化ビニルモノマー50部を仕込み、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるために、ジャケットに温水を通じて重合反応機内温を40℃まで昇温し、1分間当たり900回転の回転速度で60分間攪拌した。ジャケットに水を通じて重合反応機内温を20℃以下まで冷却したのち、鹸化度約80モル%、平均重合度約2000の部分鹸化ポリ酢酸ビニル0.05部、平均分子量約450万のポリエチレンオキサイド0.005部、t−ブチルパーオキシネオデカノエイト0.03部、1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシネオデカノエート0.01部を仕込んだ。次いで60℃の温水150部を仕込み、重合温度57℃で約6時間重合した。重合反応機内の未反応の塩化ビニルモノマーを回収したのち重合反応機を冷却し、スラリーを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。
ジャケット及び攪拌機を備えた内容量25リットルのステンレス鋼製重合反応機を脱気したのち、塩化ビニルモノマー50部および製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマー50部を同時に仕込み、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるために、ジャケットに温水を通じて重合反応機内温を40℃まで昇温し、1分間当たり900回転の回転速度で30分間攪拌した。ジャケットに水を通じて重合反応機内温を20℃以下まで冷却したのち、鹸化度約80モル%、平均重合度約2000の部分鹸化ポリ酢酸ビニル0.05部、平均分子量約450万のポリエチレンオキサイド0.005部、t−ブチルパーオキシネオデカノエイト0.03部、1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシネオデカノエート0.01部を仕込んだ。次いで60℃の温水150部を仕込み、重合温度57℃で約6時間重合した。重合反応機内の未反応の塩化ビニルモノマーを回収したのち重合反応機を冷却し、スラリーを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。
ジャケット及び攪拌機を備えた内容量15リットルのステンレス鋼製耐圧容器に、製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマー50部を仕込んで脱気したのち、塩化ビニルモノマー50部を仕込み、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるために、ジャケットに温水を通じて耐圧容器内温を40℃まで昇温し、1分間当たり450回転の回転速度で60分間攪拌した。ジャケットに水を通じて耐圧容器内温を20℃以下まで冷却したのち、内容物を全量、予め脱気した、ジャケット及び攪拌機付き内容量25リットルのステンレス鋼製重合反応機に移液した。次いで該重合反応機に、鹸化度約80モル%、平均重合度約2000の部分鹸化ポリ酢酸ビニル0.05部、平均分子量約450万のポリエチレンオキサイド0.005部、t−ブチルパーオキシネオデカノエイト0.03部、1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシネオデカノエート0.01部を仕込んだのち、60℃の温水150部を仕込み、重合温度57℃で約6時間重合した。重合反応機内の未反応の塩化ビニルモノマーを回収したのち重合反応機を冷却し、スラリーを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。
実施例1において、塩化ビニルモノマーおよび製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーの仕込み後に、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるための重合反応機内温の昇温および攪拌をしなかったこと以外は、実施例1と同様にして重合し、ラテックスを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。なお、塩化ビニルモノマーおよび製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーの仕込み後の重合反応機内温は約17℃であった。
実施例2において、製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーおよび塩化ビニルモノマーの仕込み後に、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるための重合反応機内温の昇温をせずに1分間当たり200回転の回転速度で60分間攪拌したこと以外は、実施例2と同様にして重合し、ラテックスを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。なお、1分間当たり200回転の回転速度で60分間攪拌した際の重合反応機内温は約18℃であった。
実施例2において、製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーおよび塩化ビニルモノマーの仕込み後に、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるために、ジャケットに温水を通じて重合反応機内温を40℃まで昇温し、1分間当たり200回転の回転速度で30秒間攪拌したこと以外は、実施例2と同様にして重合し、ラテックスを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。
実施例3において、塩化ビニルモノマーおよび製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーの仕込み後に、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるための重合反応機内温の昇温をせずに1分間当たり200回転の回転速度で30分間攪拌したこと以外は、実施例3と同様にして重合し、ラテックスを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。なお、1分間当たり200回転の回転速度で30分間攪拌した際の重合反応機内温は約17℃であった。
実施例3において、塩化ビニルモノマーおよび製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーの仕込み後に、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるために、ジャケットに温水を通じて重合反応機内温を40℃まで昇温し、1分間当たり200回転の回転速度で30秒間攪拌したこと以外は、実施例3と同様にして重合し、ラテックスを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。
実施例4において、製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーおよび塩化ビニルモノマーの仕込み後に、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるための重合反応機内温の昇温および攪拌をしなかったこと以外は、実施例4と同様にして重合し、ラテックスを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。なお、製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーおよび塩化ビニルモノマーの仕込み後の重合反応機内温は約15℃であった。
実施例5において、塩化ビニルモノマーおよび製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーの仕込み後に、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるための重合反応機内温の昇温をせずに1分間当たり900回転の回転速度で60分間攪拌したこと以外は、実施例5と同様にして重合し、ラテックスを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。なお、1分間当たり900回転の回転速度で60分間攪拌した際の重合反応機内温は約16℃であった。
実施例5において、塩化ビニルモノマーおよび製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーの仕込み後に、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるために、ジャケットに温水を通じて重合反応機内温を40℃まで昇温し、1分間当たり900回転の回転速度で30秒間攪拌したこと以外は、実施例5と同様にして重合し、ラテックスを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。
実施例6において、塩化ビニルモノマーおよび製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーの仕込み後に、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるための重合反応機内温の昇温をせずに1分間当たり900回転の回転速度で30分間攪拌したこと以外は、実施例6と同様にして重合し、ラテックスを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。なお、1分間当たり200回転の回転速度で30分間攪拌した際の重合反応機内温は約15℃であった。
実施例6において、塩化ビニルモノマーおよび製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーの仕込み後に、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるために、ジャケットに温水を通じて重合反応機内温を40℃まで昇温し、1分間当たり900回転の回転速度で30秒間攪拌したこと以外は、実施例6と同様にして重合し、ラテックスを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。
実施例7において、製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーおよび塩化ビニルモノマーの仕込み後に、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるための重合反応機内温の昇温および攪拌をしなかったこと以外は、実施例7と同様にして重合し、スラリーを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。なお、製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーおよび塩化ビニルモノマーの仕込み後の重合反応機内温は約13℃であった。
実施例8において、製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーおよび塩化ビニルモノマーの仕込み後に、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるための重合反応機内温の昇温をせずに1分間当たり900回転の回転速度で60分間攪拌したこと以外は、実施例8と同様にして重合し、スラリーを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。なお、1分間当たり900回転の回転速度で60分間攪拌した際の重合反応機内温は約14℃であった。
実施例8において、製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーおよび塩化ビニルモノマーの仕込み後に、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるために、ジャケットに温水を通じて重合反応機内温を40℃まで昇温し、1分間当たり900回転の回転速度で30秒間攪拌したこと以外は、実施例8と同様にして重合し、スラリーを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。
実施例9において、塩化ビニルモノマーおよび製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーの仕込み後に、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるための重合反応機内温の昇温をせずに1分間当たり900回転の回転速度で30分間攪拌したこと以外は、実施例9と同様にして重合を試みたが、異常重合となった。また、塩化ビニルモノマーに分散混合していない片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーが、重合反応機内に認められた。なお、1分間当たり900回転の回転速度で30分間攪拌した際の重合反応機内温は約13℃であった。
実施例9において、塩化ビニルモノマーおよび製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーの仕込み後に、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるために、ジャケットに温水を通じて重合反応機内温を40℃まで昇温し、1分間当たり900回転の回転速度で30秒間攪拌したこと以外は、実施例9と同様にして重合を試みたが、異常重合となった。また、塩化ビニルモノマーに分散混合していない片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーが、重合反応機内に認められた。
実施例10において、製造例の片末端アクリロイル基ポリ(アクリル酸−n−ブチル)マクロモノマーおよび塩化ビニルモノマーの耐圧容器への仕込み後に、該塩化ビニルモノマーに該マクロモノマーを分散混合させるための重合反応機内温の昇温をせずに1分間当たり450回転の回転速度で60分間攪拌したこと以外は、実施例10と同様にして重合し、スラリーを払い出した。重合安定性の評価結果を表1に示す。なお、1分間当たり450回転の回転速度で60分間攪拌した際の重合反応機内温は約12℃であった。
Claims (4)
- 塩化ビニル系モノマーと、二重結合を含有するエチレン性不飽和モノマーからなる重合体を主鎖に有するマクロモノマーとを共重合させて塩化ビニル系共重合樹脂を製造するに際し、塩化ビニル系モノマーと二重結合を含有するエチレン性不飽和モノマーからなる重合体を主鎖に有するマクロモノマーとを20℃以上60℃以下の温度で1分以上分散混合した後に、共重合反応を開始することを特徴とする塩化ビニル系共重合樹脂の製造方法。
- 塩化ビニル系モノマーと二重結合を含有するエチレン性不飽和モノマーからなる重合体を主鎖に有するマクロモノマーを、分散混合槽に全量投入した後に、分散混合することを特徴とする、請求項1に記載の塩化ビニル系共重合樹脂の製造方法。
- 塩化ビニル系共重合樹脂を構成するモノマー成分の総量に対する塩化ビニル系モノマーの比率が、50重量%以上100重量%未満であることを特徴とする、請求項1〜2のいずれかに記載の塩化ビニル系共重合樹脂の製造方法。
- 塩化ビニル系モノマーと二重結合を含有するエチレン性不飽和モノマーからなる重合体を主鎖に有するマクロモノマーとを水性媒体中で共重合することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の塩化ビニル系共重合樹脂の製造方法。
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