JP2005164714A - マルチコアプラスチック光ファイバ、及びマルチコアプラスチック光ファイバケーブル - Google Patents

マルチコアプラスチック光ファイバ、及びマルチコアプラスチック光ファイバケーブル Download PDF

Info

Publication number
JP2005164714A
JP2005164714A JP2003400439A JP2003400439A JP2005164714A JP 2005164714 A JP2005164714 A JP 2005164714A JP 2003400439 A JP2003400439 A JP 2003400439A JP 2003400439 A JP2003400439 A JP 2003400439A JP 2005164714 A JP2005164714 A JP 2005164714A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
core
clad
plastic optical
pof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003400439A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005164714A5 (ja
Inventor
Shu Aoyanagi
周 青柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP2003400439A priority Critical patent/JP2005164714A/ja
Publication of JP2005164714A publication Critical patent/JP2005164714A/ja
Publication of JP2005164714A5 publication Critical patent/JP2005164714A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

【課題】耐湿熱環境下における光伝送特性および曲げ光量損失特性に優れたマルチコアプラスチック光ファイバ及びプラスチック光ファイバケーブルを提供する。
【解決手段】ポリメタクリル酸メチル、又は1種類以上のビニル系単量体とメタクリル酸メチルとの共重合体からなるコアと、少なくとも一層のクラッドを有し、前記クラッドの最外層が、フッ化ビニリデン単位1〜30質量%と、テトラフルオロエチレン単位30〜85質量%と、一般式(I)<化1>CF2=CF−(OCF2CF(CF3))aO-Rf2(I)(式中、Rf2は炭素原子数が1〜8個のアルキル基、フルオロアルキル基、アルコキシルアルキル基またはフルオロアルコキシルアルキル基を示し、aは0〜3の整数。)で表されるフルオロビニル化合物の単位3〜40質量%を含む共重合体からなることを特徴としたマルチコアプラスチック光ファイバ。
【選択図】図1

Description

本発明は、家庭内ホームネットワーク、および自動車や航空機、鉄道などのような移動媒体中での光情報通信などに用いられる、耐曲げ光量損失特性、耐湿熱性、および耐屈曲性に優れたマルチコアプラスチック光ファイバ、マルチコアプラスチック光ファイバケーブルに関する。
ポリメタクリル酸メチル(PMMA)をコア材とするプラスチック光ファイバ(以下「POF」と略する。)は、安価で、軽量、かつ大口径であり、端面加工や取り扱いが容易である等の長所を有するため、例えばライティングやセンサー等の分野や、FA、OA、LAN等の短・中距離通信用途の配線などの分野で実用化されており、具体的には、屋内あるいは自動車内における短・中距離用高速通信媒体用途、食品分野あるいは半導体分野で使われる異物検出機のようなセンサー用途、またはロボットや自動組み立て装置のようなFA機器配線用途などでの実用化、またはその検討がなされている。
しかし、上記の用途分野では、POFは狭い空間に屈曲した状態で敷設されなければならないことが多く、その様な状態で、従来のコア-クラッド単芯構造のみからなるステップインデックス型POF(以下、「SI−POF」と略する)が施設された場合には曲げ光量損失が大きくなる問題があった。
そこで曲げ光量損失を低減させるPOFとして、従来と比べて非常に径が小さいコア材あるいはコア材とクラッド材からなる多数の芯繊維を、クラッド材あるいは保護材によって取り囲んだマルチコアPOF(以下、「MC−POF」と略する。)の検討が行われている。
特許文献1には、PMMA系樹脂からなるコアを芯繊維とし、フッ化ビニリデン(VdF)/テトラフルオロエチレン(TFE)共重合体(VT共重合体、質量比約80/20)からなるクラッドで前記芯繊維を取り囲んで構成されたMC−POFが開示されている。
特許文献2には、MC−POFの耐湿熱性を向上させる目的で、PMMA系樹脂からなるコアを芯繊維とし、VdF単位30〜92モル%とTFE単位0〜55モル%とヘキサフルオロプロピレン(HFP)単位8〜25モル%からなる3元共重合体(THV共重合体)で形成されたクラッドによって前記芯繊維の各々を取り囲み、それらを一纏めにした構成のMC−POFが開示されている。
また特許文献3には、PMMA系樹脂からなるコアを芯繊維とし、各々の芯繊維をVdF単位30〜92モル%とTFE単位0〜55モル%とHFP単位8〜25モル%からなるTHV重合体で形成されたクラッドで取り囲み、さらに該クラッドの周りを120℃以上の融点を有し、且つビカット軟化点温度が110℃以上であるVdF系樹脂で被覆して形成された心線を7本以上一纏めにした構成のMC−POFが開示されている。
特開平5−134120号公報 特開平11−95048号公報 特開平11−237513号公報
特許文献1に記載のVT共重合体をクラッドに用いた場合、70℃以上の湿熱雰囲気下に長期間曝されると、クラッドの透明性が著しく低下するため、MC−POFの伝送損失が増大するという問題点を有していた。
また、特許文献2及び3に開示されたTHV共重合体からなるクラッドを用いた場合には、VdF単位が45モル%以下の組成では、TFE単位の含有量が増えるためにTHV共重合体の結晶性が高くなり、常温で白濁してしまうという問題点を有していた。一方、VdF単位が45モル%より多い組成では、THV共重合体の結晶性は低くなり、湿熱雰囲気下においても透明性に優れている特徴があるものの、TFE含有量が低減することによって、THV共重合体の熱変形温度が低下するため、100℃以上の高温環境下ではクラッド材が変形するという問題点を有していた。
本発明の目的は、耐湿熱環境下における光伝送特性および曲げ光量損失特性に優れたマルチコアプラスチック光ファイバ及びプラスチック光ファイバケーブルを提供することにある。
本発明のマルチコアプラスチック光ファイバケーブルは、7本以上の芯繊維を一纏めにしてなるマルチコアプラスチック光ファイバであって、ポリメタクリル酸メチル、又は1種類以上のビニル系単量体とメタクリル酸メチルとの共重合体からなるコアと、該コアの外周に配置された少なくとも一層からなるクラッドを有し、前記クラッドの最外層が、フッ化ビニリデン単位1〜30質量%と、テトラフルオロエチレン単位30〜85質量%と、下記一般式(I)
<化1>
CF2=CF−(OCF2CF(CF3))aO-Rf2 (I)
(式中、Rf2は炭素原子数が1〜8個のアルキル基、フルオロアルキル基、アルコキシルアルキル基またはフルオロアルコキシルアルキル基を示し、aは0〜3の整数。)
で表されるフルオロビニル化合物の単位3〜40質量%を含む共重合体からなることを特徴としたマルチコアプラスチック光ファイバ。
また、本発明は、前記マルチコアプラスチック光ファイバの外周に、熱可塑性樹脂からなる少なくとも一層以上の被覆層を設けてなることを特徴としたマルチコアプラスチック光ファイバケーブルに関する。
本発明によれば、耐湿熱環境下における光伝送特性および曲げ損失特性に優れたMC−POF、及びMC−POFケーブルを提供することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
本発明のMC−POFは、図1〜3に示したように、コアまたはコア−クラッド構造からなる芯繊維を、7本以上一纏めにすることによって形成されている。
図1は本発明のMC−POFがとり得る一形態を示したものであり、コア1の外周にクラッド2を積層してなる7本以上の芯繊維が一纏めにされ、コア1からなる島部とクラッド2からなる海部によってMC−POFが形成される。
本発明のMC−POFを構成するコア材には、透光性に優れることから、ポリメタクリル酸メチル、又は1種類以上のビニル系単量体とメタクリル酸メチルとの共重合体が用いられる。このような共重合体としては、透明性を十分に確保する点から、メタクリル酸メチル単位の含有量は50質量%以上が好ましく、60質量%以上がより好ましく、70質量%以上がさらに好ましい。
本発明のMC−POFを構成するクラッドは、1層で形成されていても、2層以上の複数層から形成されても良いが、少なくとも最外層に位置するクラッド層は、ナトリウムD線による25℃の屈折率は低く、VdF単位、TFE単位および一般式(I)
<化1>
CF2=CF−(OCF2CF(CF3))aO-Rf2 (I)
(式中、Rf2は炭素原子数が1〜8個のアルキル基、フルオロアルキル基、アルコキシルアルキル基またはフルオロアルコキシルアルキル基を示し、aは0〜3の整数である。)
で示されるフルオロビニル化合物(以下、「FVE」という。)の単位を有するVTF共重合体を用いることを特徴とする。
VTF共重合体は、前記の特徴に加えて、高温環境下において硬度の低下や粘着性の増加を抑えながら、結晶性も低減されるため、紡糸時における流動性も改善される。このVTF共重合体をMC−POFのクラッドの最外層に用いることによって、低曲げ損失であって、かつ耐湿熱安定性に優れたMC−POFを得ることができる。
本発明におけるVTF共重合体の構成単位であるFVE単位として、より具体的には、下記一般式(II)〜(V)
<化9>
CF2=CFO(CF2n−OCF3 (II)
(式中、nは1〜3の整数)
<化10>
CF2=CF(OCF2CF(CF3))nO(CF2mCF3 (III)
(式中、nは0〜3の整数、mは0〜3の整数)
<化11>
CF2=CFO(CH2n(CF2mCF3 (IV)
(式中、nは1〜3の整数、mは0〜3の整数)
<化12>
CF2=CFO(CH2nCH3 (V)
(式中、nは0〜3の整数)
のいずれかで表わされる化合物の単位が挙げられる。
さらに、FVE単位としては、CF2=CFOCF3、CF2=CFOCF2CF3、CF2=CFOCF2CF2CF3、CF2=CFOCH2CF3、CF2=CFOCH2CF2CF3、CF2=CFOCH2CF2CF2CF3、CF2=CFOCH3、CF2=CFOCH2CH3及びCF2=CFOCH2CH2CH3からなる群より選ばれた少なくとも1種の化合物の単位であることが、原料の低コストの点から好ましい。
VTF共重合体を構成するFVE単位は、パーフルオロアルキル基等の側鎖基が、酸素原子を介して主鎖(−CF2−CF2−)に結合しており、その炭素−酸素結合(C−O)は、熱的にも化学的にも、炭素−フッ素結合(C−F)と同程度の安定性を有している(里川孝臣著、「ふっ素樹脂ハンドブック」日刊工業新聞社発行、1990年、p.285)。しかも、特許文献2および3で使用されているHFP単位では、側鎖のCF3基がかなり大きい「かたまり」のため、主鎖との結合において、立体的に障害を起こしているのに対して、FVE単位では、パーフルオロアルキル基等の側鎖基が酸素(−O−)を介して主鎖に結合しているため、側鎖基がかなり大きくても、側鎖基に起因する構造的な不安定性の要因が回避されており、熱的にも化学的にも安定である。
また、FVE単位は、パーフルオロアルキル基等の側鎖基がエーテル結合を介して主鎖(−CF2−CF2−)に結合しているため、HFP単位と比較すると、側鎖基の運動性が大きく、また嵩高い構造を有している。そのため、FVE単位を含有することで、TFE単位を含有する共重合体が有している結晶性や融点、溶融粘度を大きく低減でき、さらに屈折率も低下させることができる。
この結晶性低減効果は、共重合体中にFVE単位を3質量%以上含有することで十分に発現する。一方、以下に述べる2つの理由により、共重合体におけるFVE単位は40質量%以下であることが好ましい。
1)FVE単位中のエーテル結合部分に含まれる酸素原子が多くなるにつれ、
吸水性が高くなる傾向がある。そのため、クラッド材中のFVE単位の含有量が多すぎると、MC−POFの耐湿熱性が低下する恐れがある。
2)FVE単位の含有量が多くなるにつれ、VTF共重合体のエラストマー性が高くなる傾向があり、MC−POFの成形性安定性が低下する傾向がある。また、FVE単位の含有量が多すぎる共重合体を、クラッドの最外層に用いたMC−POFは、表面のべた付きが大きくなる傾向がある。そのため、MC−POFを紡糸して巻き取ったボビンからMC−POFを解き取りにくくなるなどの取り扱い性が低下する傾向がある。
以上の理由から、クラッドの少なくとも最外層を構成するVTF共重合体のFVE単位の含有量は、共重合体中のFVE単位の含有量は3〜40質量%の範囲とすることが必要であるが、耐湿熱性の観点からは5〜25質量%の範囲とすることが好ましい。
一方、上記VTF共重合体のVdF単位は、その含有量が多すぎると、低屈折率にすることが困難となったり、熱変形温度が低下するため耐熱性が低下する傾向がある。一方、少なすぎると、下地層(コアまたは第1クラッド)との密着性が低下するおそれがある。よって、、VTF共重合体中のVdF単位の含有率は1〜30質量%の範囲とすることが好ましく、5〜25質量%の範囲がより好ましい。
また、上記VTF共重合体のTFE単位は、その含有量が多すぎると、溶融粘度が高くなり成形安定性が低下する傾向や、結晶性が高くなり白濁する傾向がある。一方、TFE単位の含有量が少なすぎると、硬度および耐熱性が低下するおそれがある。よって、VTF共重合体中のTFE単位の含有率は30〜85質量%の範囲とすることが好ましく、成形安定性も考慮すると、50〜80質量%の範囲がより好ましい。
また、MC−POFに特に高い光透過性、光受光量が要求される場合には、透明性、低屈折率(高開口角)の点を考慮して、VdF単位が5〜15質量%、TFE単位が65〜80質量%、FVE単位が5〜25質量%の範囲であるVTF共重合体を用いることが好ましい。
また、上記VTF共重合体は、230℃、荷重5kgf(49N)で測定したメルトフローインデックスが、2〜100g/10分の範囲、より好ましくは、10〜50g/10分の範囲にあることが、MC−POFの紡糸安定性の点から好ましい。上記VTF共重合体のメルトフローインデックスは、上述したように結晶性が低減されているため、VTF共重合の重合時に分子量を調整したり、低分子量のVTF共重合体を適当量添加したりすることで、適宜調整することができる。
また、上記VTF共重合体は、融点は125℃以上、より好ましくは140以上の範囲にあることが、MC−POFの耐熱安定性の点から好ましく、190℃以下、より好ましくは180℃以下であることが、MC−POFの紡糸安定性の点から好ましい。
上記VTF共重合体の重合方法としては、懸濁重合法や乳化重合法、あるいは圧力が約40〜700MPa、温度が200〜400℃の条件下でフリーラジカル反応を用いて行う高温高圧重合法など、公知の方法を用いることができる。特に、MC−POFの開口角を高くするため、屈折率を十分低くすることを目的として、FVE単位の含有量が25質量%より多い組成にしたい場合は、高温高圧重合法が好適である。
また、VTF共重合体をクラッドの最外層に用いることにより、クラッド最外層と下地層(第1クラッド材またはコア材)との相溶性を低くすることができ、下地層とクラッド最外層の界面にこれらが相溶してなる相溶層が形成されにくく、下地層とクラッド最外層とは密着した状態となる。このため、MC−POFが高温高湿条件下に長時間置かれた場合(例えば温度85℃、湿度95%、3000時間)に、同界面における構造不整の増大に起因する伝送損失の増加を抑制することができ、クラッド最外層の材料そのものが有する耐湿熱特性と相まって、MC−POFの耐湿熱性をより向上させることができる。
本発明のMC−POFは、図2に示されるような、コア1の外周に第1クラッド1、第2クラッド2の順に積層された7本以上の芯繊維を一纏めにして第2クラッド2からなる海部と、コア1と第1クラッド1からなる島部により海島構造が形成されており、コア1の屈折率n1、第1クラッド1の屈折率n2、第2クラッド2の屈折率n3が、下記の関係式(1)
<数3>
1>n2>n3 (1)
を満足するようなMC−POFであっても良い。
上記の関係式(1)を満たすことにより、MC−POFが屈曲されて第1クラッドから光が漏れた場合においても、その漏れた光を第2クラッドで反射させることができるため、MC−POFを半径5mm以下、特に半径1mm程度の大きさになるまで屈曲させた場合においても曲げ光量損失を十分に抑えることができる。
第1クラッドに用いられる重合体としては、例えば、良好な透明性および耐熱性を有しながら、屈曲性および加工性に優れる重合体として、下記一般式(VII)
<化12>
CH2=CX−COO(CH2m(CF2nY (VII)
(式中、Xは水素原子またはメチル基、Yは水素原子またはフッ素原子を示し、mは1又は2、nは1〜12の整数を示す。)
で表されるフルオロアルキル(メタ)アクリレートの単位15〜90質量%と、他の共重合可能な単量体の単位10〜85質量%からなり、屈折率が1.39〜1.475の範囲にある共重合体を用いることができる。
MC−POFに対して特に広い伝送帯域が要求される場合には、第1クラッド材として、下記一般式(VIII)
<化13>
CH2=C(CH3)COO-(CH2m(CF2nCF3 (VIII)
(式中、mは1又は2、nは5〜12の整数を示す。)
で表わされる長鎖フルオロアルキルメタクリレートの単位0〜50質量%と、下記一般式(IX)
<化14>
CH2=C(CH3)COO-CH2(CF2mX (IX)
(式中、Xは水素原子またはフッ素原子、mは1〜4の整数を示す。)
で表わされる短鎖フルオロアルキルメタクリレートの単位0〜50質量%と、他の共重合可能な単量体の単位50〜80質量%からなり、屈折率が1.45〜1.48の範囲にある共重合体を用いることが好ましい。なお、第1クラッドの屈折率が高すぎると、第2クラッドによる曲げ光量損失の抑制効果が不十分になる傾向があるため、MC−POFが使用される環境に応じて伝送帯域と曲げ光量損失とのバランスを考慮して第1クラッドの屈折率を選択することが望ましい。
また、耐熱性が要求される場合には、第1クラッド材として、長鎖フルオロアルキルメタクリレート単位0〜80質量%と、短鎖フルオロアルキルメタクリレート単位10〜90質量%と、他の共重合可能な単量体単位10〜50質量%からなり、屈折率が1.39〜1.435の範囲にある共重合体や、
下記一般式(X)
<化15>
CH2=C(F)COO-CH2(CF2mX (X)
(式中、Xは水素原子またはフッ素原子、mは1〜4の整数を示す。)
で表わされるα−フルオロアクリル酸エステルの単位からなる構造単位を有する共重合体であって、屈折率が1.38〜1.435の範囲にあり、ガラス転移温度が100℃以上である共重合体を用いることが好ましい。このようなα−フルオロアクリル酸エステルの単位としては、α−フルオロアクリル酸メチル、α−フルオロアクリル酸2,2,2−トリフルオロエチル、α−フルオロアクリル酸2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル等の単位が挙げられる。
なお、上記の他の共重合可能な単量体の単位としては、特に限定されないが、透明性の向上には(メタ)アクリル酸メチル、機械的特性の向上には(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル等の(メタ)アクリル酸アルキルエステルなどが、耐熱性の向上には(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸メチルシクロヘキシル、(メタ)アクリル酸ボルニル、(メタ)アクリル酸イソボルニル、(メタ)アクリル酸アダマンチル等の(メタ)アクリル酸シクロアルキルエステル、(メタ)アクリル酸フェニル、(メタ)アクリル酸ベンジル等の(メタ)アクリル酸芳香族エステル、(メタ)アクリル酸ヘキサフルオロネオペンチル、N−メチルマレイミド、N−エチルマレイミド、N−プロピルマレイミド、N−イソプロピルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミド、等のN−置換マレイミド、α−メチレン−γ−ブチロラクトン、α−メチレン−γ−メチル−γ−ブチロラクトン、α−メチレン−γ、γ−ジメチル−γ−ブチロラクトン、α−メチレン−γ−エチル−γ−ブチロラクトン、α−メチレン−γ−シクロヘキシル−γ−ブチロラクトン等を用いることが好ましい。
上記の、他の共重合可能な単量体の単位の中でも、(メタ)アクリル酸メチルが、MC−POFの透明性と機械的強度のバランスに優れていることから特に好ましい。
また、本発明のMC−POFは、図3に示したように、コア1の外周にクラッド2を、さらにその外周に保護層を積層してなる7本以上の芯繊維を一纏めにし、保護層からなる海部と、コア1とクラッド2からなる島部によって形成されるMC−POFであっても良い。
このような保護層の材料としては、23℃におけるショアD硬度(ASTM D2240)の値が50以上の範囲にあり、フッ素原子の割合が59質量%以上であるフッ素系樹脂を用いることが好ましい。フッ素原子の割合が59質量%以上であれば、十分な耐屈曲性、耐湿熱性、及び耐薬品性を達成することができる。このようなフッ素系樹脂としては、VdF、TFE、HFPおよび(パーフルオロ)アルキルビニルエーテルとの共重合体、VdFとTFEとの共重合体、VdFとヘキサフルオロアセトンとの共重合体、VdFとトリフルオロエチレンとの共重合体、VdFとHFPとの共重合体、VdF、TFEおよびHFPとの共重合体、VdF、TFEおよびヘキサフルオロアセトンとの共重合体、エチレンとTFEおよびHFPとの共重合体等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
本発明のMC−POFのコアの直径は、0.5〜1.5mmの範囲であることが好ましい。コアの直径を0.5mm以上とすることにより、MC−POFがより充分な光量の信号を取り込むことができ、通信の信頼性をより向上させることができる。コアの直径を1.5mm以下とすることにより、曲げ損失特性に優れ、かつ低コストでMC−POFを作製することができる。
また、本発明のMC−POFは、コアの個数が7個以上であることが好ましい。MC−POFの断面積にしめるコア部の面積占有率を大きくするにはコアを六方最密充填構造に並べることが好ましく、そのためにはコアの個数は少なくとも7個以上必要となる。一方、コアの個数が500以上であると、コアを同様に並べた場合、MC−POFの断面積にしめるコア部の面積占有率が小さくなり、MC−POFの受光量が低下する傾向にあるため、コアの個数は7〜500個が好ましい。
また、本発明のMC−POFは、各島間の距離が1μm以上、20μm以下であることが好ましい。島間距離が1μm未満であると、紡糸安定性が不安定になるため、クラッドの厚み斑が生じたり、隣接する島部が繋がってしまう傾向がある。島間距離が20μmより大きいと、MC−POFの断面積に占めるコア部の面積占有率が小さくなり、MC−POFの受光量が低下する傾向がある。本発明のMC−POFでは、以上の条件を満たすようにファイバ構造を設定した場合、各コアの直径は30μm以上、150μm以下の範囲になる。
次に本発明のMC−POFケーブルについて説明する。
本発明のMC−POFケーブルは、図1あるいは図2のようなコア−クラッド構造あるいは図3のようなコア−クラッド−保護層構造からなるMC−POFの外周に被覆層を被覆することで得ることができる。
被覆層の材料としては、POFの被覆材として一般的に用いられている種々の熱可塑性樹脂を用いることができ、MC−POFケーブルが使用される環境に応じて、例えば、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂、ポリウレタン系樹脂、フッ化ビニリデン系樹脂からなる群から選ばれる1種又は2種以上の混合物を用いることができる。
中でも、ポリアミド系樹脂は、耐熱性、耐屈曲性、耐溶剤特性に優れることから、耐熱性および耐環境特性を要求される用途向けのMC−POFの被覆材として好適である。また、ポリアミド系樹脂は加工性が良く、適度な融点を有しているため、MC−POFの伝送性能を低下させることなく、容易にMC−POF素線を被覆することができる。
ポリアミド系樹脂としては、ナイロン10、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン6、ナイロン66などの単独重合体や、これら重合体を構成する単量体単位の組合せからなる共重合体、柔軟なセグメントを導入したナイロン単量体単位を含むナイロン系エラストマーなどが挙げられる。これらは単独で使用しても、2種類以上を組み合わせて使用してもよく、また、必要に応じて、ポリアミド系樹脂以外の重合体や化合物を混合して使用してもよい。他の重合体や化合物などを混合する場合には、被覆層中のポリアミド系樹脂の含有量が好ましくは20質量%以上、より好ましくは50質量%以上となるように、所望の効果が得られる必要量の範囲内で他成分を混合することが好ましい。
ポリアミド系樹脂の中では、特に、ナイロン11又はナイロン12の単独重合体や、これらの単量体単位の組合わせからなる共重合体が、被覆工程における成形性が良好で、MC−POFに熱的および機械的なダメージを与えにくいとともに、密着性に優れ、寸法安定性にも優れることから特に好ましい。
また、本発明のMC−POFケーブルでは、MC−POFへの外光の入射を防止するために、被覆層にカーボンブラック等の遮光剤を含有させることもできる。また、MC−POFケーブルの識別性、意匠性を高めるために彩色系の着色剤を含有させることもできる。このような着色剤としては、染料系や無機系の公知のものが用いられるが、耐熱性の点から無機顔料を用いることが好ましい。
さらに、本発明のMC−POFケーブルでは、難燃性を付与あるいは向上させるために、被覆層に難燃剤を含有させてもよい。難燃剤としては、金属水酸化物、燐化合物、トリアジン系化合物などの公知の難燃剤を用いることができる。特に、ポリアミド系樹脂を被覆層の主成分として用いる場合は、トリアジン系化合物の難燃剤を用いることが好ましく、中でもシアヌル酸メラミンが特に好ましい。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明する。なお、実施例における評価、測定は以下の方法により実施した。
(メルトフローインデックス)
メルトフローインデックス(MFR)は、日本工業規格JIS K7210に準じ、230℃、荷重5kgf(49N)の条件下で直径2mm、長さ8mmのノズルから10分間に吐出される重合体量を測定した。
(屈折率)
溶融プレスにより厚さ200μmのフィルム状の試験片を形成し、アッベの屈折計を用い、25℃におけるナトリウムD線の屈折率(nD 25)を測定した。
(伝送損失)
25m−5mカットバック法により、MC−POFケーブルの伝送損失(dB/km)を測定した。測定には、波長が650nm、入射光のNA(開口数)が、0.1、0.65の光を用いた。なお、測定は、初期および、MC−POFケーブルを、温度85℃、湿度(RH)95%のオーブンに3000時間放置した後(85℃耐湿熱)の2度実施した。
(曲げ光量損失)
長さ10mのMC−POFケーブルの一端から波長660nmのLED光を入射させ、MC−POFケーブルを、その中間地点で、半径10mm(R10mm)又は半径5mm(R5mm)の棒に360度巻き付け、他端から出射される光量を測定した。このように屈曲させたMC−POFケーブルから出射される光量と、直線状の同MC−POFケーブルについて同様に測定した出射光量とから曲げ光量損失を算出した。
(繰り返し屈曲回数)
長さ4mのMC−POFケーブルの一端に荷重500gf(4.9N)をかけた状態で、このMC−POFケーブルの中央を直径15mmの2本の円管にて挟持し、このMC−POFケーブルの他端を一方の円管側に移動させてMC−POFケーブルが90度折れ曲がるように円管外周に巻き付けた後、他方の円管側に移動させてケーブルが90度折れ曲がるように円管外周に巻き付けて合計180度屈曲させ、これを繰り返し、MC−POFケーブルが切断した曲げ回数を測定した。
〔実施例1〕
コア材としてPMMA(屈折率1.492)、クラッド材としてVdF/TFE/パーフルオロトリフルオロメチルビニルエーテル(PFTFMVE)の共重合体(8/64/28(質量%)、屈折率1.344、MFR12)を225℃の紡糸ヘッドに供給し、同心円状複合ノズルを用いて紡糸した後、140℃の熱風加熱炉中で繊維軸方向に2倍に延伸し、図1に示すような、外径がφ1.0mm、島部の数が151個、各島部の距離が2μmのMC−POFを得た。
上記のMC−POF素線に、T型ダイを用いてナイロン12(ダイセル・デグッサ社製、商品名:ダイアミド-L1640)を被覆して被覆層を形成して、直径1.5mmのMC−POFケーブルを得た。
得られたMC−POFケーブルの各種評価を行い、その結果を表2に示した。
〔実施例2〕
第1クラッド材として、2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート(3FM)/2−(パーフルオロオクチル)エチルメタクリレート(17FM)、/メタクリル酸メチル(MMA)/メタクリル酸(MAA)からなる共重合体(51/31/17/1(質量%)、MFR20、屈折率1.412、ガラス転移温度78.4℃)、第2クラッド材としてVdF/TFE/パーフルオロトリフルオロメチルビニルエーテル(PFTFMVE:CF2=CFOCF3)の共重合体(8/64/28(質量%)、屈折率1.344、MFR12)、を225℃の紡糸ヘッドに供給し、同心円状複合ノズルを用いて紡糸した後、140℃の熱風加熱炉中で繊維軸方向に2倍に延伸し、図2に示すような、外径がφ1.0mm、島部の数が151個、第1クラッド厚み5μm、各島部の距離が2μmのMC−POF素線を得た。
次いで、このMC−POF素線に、実施例1と同様にして被覆層を設け、MC−POFケーブルを得た。
得られたMC−POFケーブルの各種評価を行い、その結果を表2に示した。
〔実施例3〕
第1クラッド材として、VdF/TFE/パーフルオロトリフルオロメチルビニルエーテル(PFTFMVE)の共重合体(8/64/28(質量%)、屈折率1.344、MFR12)、保護材としてVdF/TFEの共重合体(75/25(質量%)、屈折率1.400、MFR30)とした以外は、実施例1と同様にして、図3に示すような、外径がφ1.0mm、島部の数が151個、第1クラッド厚み5μm、各島部の距離が2μmのMC−POF素線を得た。
次いで、このMC−POF素線に、実施例1と同様にして被覆層を設け、MC−POFケーブルを得た。
得られたMC−POFケーブルの各種評価を行い、その結果を表2に示した。
表2に示したように、実施例1〜3で得られたMC−POFケーブルは曲げ光量損失が小さく、初期および耐熱環境下での伝送特性が良好であった。
〔実施例4〜11、比較例1〜2〕
MC−POFケーブルの構成を表1に示した通りとする以外は、実施例1、または実施例2と同様にしてMC−POFケーブルを作製した。得られたMC−POFケーブルの各種特性を評価し、その結果を表2に示した。
表2に示したように、実施例4〜11で得られたPOFケーブルは曲げ光量損失が小さく、初期および耐熱環境下での伝送特性が良好であった。
比較例1のMC−POFケーブルは、海部の第2クラッドのTHV共重合体が常温でも白濁しているため、表2に示したように、初期の伝送損失が劣っており、および高温環境下での伝送損失の増加が顕著であった。
比較例2のMC−POFケーブルは、海部のクラッドのTHV共重合体が常温でも白濁しているため、初期の伝送損失の増加が極めて劣っていた。
Figure 2005164714
Figure 2005164714
表1および表2の略号及び略称は下記の内容を示す。
VdF:フッ化ビニリデン(ビニリデンフルオライド)
TFE:テトラフルオロエチレン
HFP:ヘキサフルオロプロピレン
PFTFMVE:パーフルオロトリフオロメチルビニルエーテル(CF2=CFOCF3
PFPFEVE:パーフルオロペンタフオロエチルビニルエーテル(CF2=CFOCF2CF3
PFTMDMVE:パーフルオロトリフルオロメトキシジフルオロメチルビニルエーテル(CF2=CFOCF2OCF3
PFPFPVE:パーフルオロペンタフオロプロピルビニルエーテル(CF2=CFOCH2CF2CF3
PFEVE:パーフルオロエチルビニルエーテル(CF2=CFOCH2CH3
PFMHVE:パーフルオロメトキシヘキサフルオロプロピルビニルエーテル(CF2=CF−OCF2CF(CF3)O-CH3
PFTMHVE:パーフルオロトリフルオロメトキシヘキサフルオロプロピルビニルエーテル(CF2=CF−OCF2CF(CF3)O-CF3
MMA:メタクリル酸メチル
MAA:メタクリル酸
3FM:2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート
17FM:2−(パーフルオロオクチル)エチルメタクリレート
PA12:ナイロン12
本発明のマルチコアプラスチック光ファイバ断面の概略図である。 本発明のマルチコアプラスチック光ファイバ断面の概略図である。 本発明のマルチコアプラスチック光ファイバ断面の概略図である。

Claims (6)

  1. 7本以上の芯繊維を一纏めにしてなるマルチコアプラスチック光ファイバであって、ポリメタクリル酸メチル、又は1種類以上のビニル系単量体とメタクリル酸メチルとの共重合体からなるコアと、該コアの外周に配置された少なくとも一層からなるクラッドを有し、前記クラッドの最外層が、
    フッ化ビニリデン単位1〜30質量%と、テトラフルオロエチレン単位30〜85質量%と、下記一般式(I)
    <化1>
    CF2=CF−(OCF2CF(CF3))aO-Rf2 (I)
    (式中、Rf2は炭素原子数が1〜8個のアルキル基、フルオロアルキル基、アルコキシルアルキル基またはフルオロアルコキシルアルキル基を示し、aは0〜3の整数。)
    で表されるフルオロビニル化合物の単位3〜40質量%を含む共重合体からなることを特徴としたマルチコアプラスチック光ファイバ。
  2. 前記一般式(I)で表されるフルオロビニル化合物の単位が、下記一般式(II)〜(V)
    <化2>
    CF2=CFO(CF2n−OCF3 (II)
    (式中、nは1〜3の整数)
    <化3>
    CF2=CF(OCF2CF(CF3))nO(CF2mCF3 (III)
    (式中、nは0〜3の整数、mは0〜3の整数)
    <化4>
    CF2=CFO(CH2n(CF2mCF3 (IV)
    (式中、nは1〜3の整数、mは0〜3の整数)
    <化5>
    CF2=CFO(CH2nCH3 (V)
    (式中、nは0〜3の整数)
    のいずれかで表わされる化合物の単位であることを特徴とした、請求項1に記載のマルチコアプラスチック光ファイバ。
  3. 前記クラッドの最外層が、ナトリウムD線による25℃での屈折率が1.335〜1.410の範囲にあることを特徴とした、請求項1または2に記載のマルチコアプラスチック光ファイバ。
  4. 前記クラッドが、前記コアの外周に第1クラッド、第2クラッドの順で積層された2層構造からなり、
    ナトリウムD線による25℃での、コアの屈折率をn1、第1クラッドの屈折率をn2、第2クラッドの屈折率をn3とすると、n、n及びnが下記の関係式(1)
    <数1>
    1>n2>n3 (1)
    を満足することを特徴とした、請求項1〜3のいずれか一項に記載のマルチコアプラスチック光ファイバ。
  5. 前記クラッドの最外層の外周部に、フッ素原子を59質量%以上含有するフッ素系樹脂からなる保護層を設けたことを特徴とした請求項1〜4のいずれか一項に記載のマルチコアプラスチック光ファイバ。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のマルチコアプラスチック光ファイバの外周に、熱可塑性樹脂からなる少なくとも一層以上の被覆層を設けてなることを特徴としたマルチコアプラスチック光ファイバケーブル。
JP2003400439A 2003-11-28 2003-11-28 マルチコアプラスチック光ファイバ、及びマルチコアプラスチック光ファイバケーブル Pending JP2005164714A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003400439A JP2005164714A (ja) 2003-11-28 2003-11-28 マルチコアプラスチック光ファイバ、及びマルチコアプラスチック光ファイバケーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003400439A JP2005164714A (ja) 2003-11-28 2003-11-28 マルチコアプラスチック光ファイバ、及びマルチコアプラスチック光ファイバケーブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005164714A true JP2005164714A (ja) 2005-06-23
JP2005164714A5 JP2005164714A5 (ja) 2007-01-25

Family

ID=34724709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003400439A Pending JP2005164714A (ja) 2003-11-28 2003-11-28 マルチコアプラスチック光ファイバ、及びマルチコアプラスチック光ファイバケーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005164714A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012159654A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Asahi Kasei E-Materials Corp 多芯プラスチック光ファイバ素線及びケーブル
WO2015001990A1 (ja) * 2013-07-04 2015-01-08 住友電気工業株式会社 マルチコア光ファイバおよびマルチコア光ファイバケーブル

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02195302A (ja) * 1989-01-24 1990-08-01 Daikin Ind Ltd 光学繊維
JPH05134120A (ja) * 1991-11-11 1993-05-28 Asahi Chem Ind Co Ltd 多芯光フアイバケーブル
JPH1195048A (ja) * 1997-09-19 1999-04-09 Asahi Chem Ind Co Ltd 多芯プラスチック光ファイバ裸線、これを用いた素線及びケーブル
JPH11101915A (ja) * 1997-09-26 1999-04-13 Asahi Chem Ind Co Ltd プラスチック光ファイバ裸線、素線及びケーブル
JPH11237513A (ja) * 1997-12-19 1999-08-31 Asahi Chem Ind Co Ltd 光信号伝送用耐熱多芯プラスチック光ファイバ素線及びケーブル
JP2002040268A (ja) * 2000-07-19 2002-02-06 Toray Ind Inc 高開口数プラスチック光ファイバ
JP2002148451A (ja) * 2000-08-30 2002-05-22 Toray Ind Inc プラスチック光ファイバ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02195302A (ja) * 1989-01-24 1990-08-01 Daikin Ind Ltd 光学繊維
JPH05134120A (ja) * 1991-11-11 1993-05-28 Asahi Chem Ind Co Ltd 多芯光フアイバケーブル
JPH1195048A (ja) * 1997-09-19 1999-04-09 Asahi Chem Ind Co Ltd 多芯プラスチック光ファイバ裸線、これを用いた素線及びケーブル
JPH11101915A (ja) * 1997-09-26 1999-04-13 Asahi Chem Ind Co Ltd プラスチック光ファイバ裸線、素線及びケーブル
JPH11237513A (ja) * 1997-12-19 1999-08-31 Asahi Chem Ind Co Ltd 光信号伝送用耐熱多芯プラスチック光ファイバ素線及びケーブル
JP2002040268A (ja) * 2000-07-19 2002-02-06 Toray Ind Inc 高開口数プラスチック光ファイバ
JP2002148451A (ja) * 2000-08-30 2002-05-22 Toray Ind Inc プラスチック光ファイバ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012159654A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Asahi Kasei E-Materials Corp 多芯プラスチック光ファイバ素線及びケーブル
WO2015001990A1 (ja) * 2013-07-04 2015-01-08 住友電気工業株式会社 マルチコア光ファイバおよびマルチコア光ファイバケーブル
US9541704B2 (en) 2013-07-04 2017-01-10 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Multi-core optical fiber and multi-core optical fiber cable

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101675413B1 (ko) 플라스틱 광파이버 및 플라스틱 광파이버 코드
JP5177055B2 (ja) プラスチック光ファイバ
TWI797261B (zh) 塑料光纖和塑料光纖線
JP2004163927A (ja) プラスチック光ファイバ及びプラスチック光ファイバケーブル
JP5304704B2 (ja) プラスチック光ファイバコード
JP2004219579A (ja) プラスチック光ファイバ及びプラスチック光ファイバケーブル
JP4646295B2 (ja) マルチコアプラスチック光ファイバ、及びマルチコアプラスチック光ファイバケーブル
JP2005164714A (ja) マルチコアプラスチック光ファイバ、及びマルチコアプラスチック光ファイバケーブル
JP2004252401A (ja) マルチコアプラスチック光ファイバ、及びマルチコアプラスチック光ファイバケーブル
JP5459070B2 (ja) プラスチック光ファイバおよびプラスチック光ファイバコード
JP4680715B2 (ja) プラスチック光ファイバケーブルの製造方法
JP4245513B2 (ja) プラスチック光ファイバケーブル、及びプラグ付きプラスチック光ファイバケーブル
JP2005070213A (ja) マルチコアプラスチック光ファイバおよびマルチコアプラスチック光ファイバケーブル
JP4104988B2 (ja) 光ファイバ及び光ファイバケーブル
JP2005134629A (ja) マルチコアプラスチック光ファイバ、及びマルチコアプラスチック光ファイバケーブル
JP4875255B2 (ja) プラスチック光ファイバ、プラスチック光ファイバケーブル及びプラグ付きプラスチック光ファイバケーブル
JP2011253108A (ja) プラスチック光ファイバ及びその製造方法、並びにプラスチック光ファイバケーブル
JP2003139972A (ja) プラスチック光ファイバ、プラスチック光ファイバケーブル及びプラグ付きプラスチック光ファイバケーブル
JP2003139973A (ja) プラスチック光ファイバ、プラスチック光ファイバケーブル及びプラグ付きプラスチック光ファイバケーブル
JP2002148451A (ja) プラスチック光ファイバ
JP2010101932A (ja) プラスチック光ファイバ、および、プラスチック光ファイバコード
JP4225547B2 (ja) プラスチック光ファイバ、及びプラスチック光ファイバケーブル
JP6326883B2 (ja) プラスチック光ファイバコード
JP2009175683A (ja) プラスチック光ファイバ、およびプラスチック光ファイバコード
JP2004151702A (ja) プラスチック光ファイバ及びプラスチック光ファイバケーブル

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061128

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090924

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100318