JP2005153374A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】外部から画像を目視確認できないスタッカ装置に用紙を排出する場合にも、画像形成処理を中断することなく画質劣化の有無を目視確認し得る画像形成システムを提供する。
【解決手段】画像を外部から目視確認できない主積載部201を用紙の排出先とする画像形成ジョブの実行途中で、画像形成枚数が所定枚数(たとえば1000枚)に達したり、機内温度が所定温度に上昇したりするなどの所定条件が成立すると、ジョブの分とは別にテスト画像を作成し、これを外部から画像を目視確認可能な副積載部210へ排出し、その後、排出先を主積載部201に戻して、元のジョブを自動継続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機や印刷装置などの画像形成システムに係わり、特に、画質確認用にテストプリント等を出力する技術に関する。
軽印刷等に利用される画像形成システムでは、画像形成済みの用紙を積載するための大容量のスタッカ装置を有している。スタッカ装置は、通常、積載量に応じて載置面が昇降するエレベータ機能を備えた積載部を本体に内蔵しており、画像形成済みの用紙を、たとえば、5000枚ほど積載する能力を有している。積載された用紙の取り出しは、本体側面の扉を開いて行なわれ、プリント中は、この扉を閉めた状態でスタッカ装置を使用するようになっている。
また、良好な画質維持に伴う保守者の管理工数を低減する等のために、設定された周期が到来するごとに保守者の操作なしに自動的にテストパターン画像をプリント出力するように構成したカラープリンタが提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
また排紙経路を含めて画像形成システム全体の動作チェックを行なうために、排出先トレイを順次切り替えてテストプリントを行なう装置がある(たとえば、特許文献2参照)。
特開平8−197779号公報 特開平8−194407号公報
上述したように、スタッカ装置は5000枚ほどの用紙を積載可能であるが、画像形成装置から出力される用紙を次々と積載しているときは、扉を閉じた状態で使用するので、積載されている用紙上の画像を外部から目視確認することができない。たとえば、5000枚の印刷を完了した後にスタッカ装置の扉を開いて画像を確認したところ、3000枚付近から濃度低下等の画質変化が生じていた場合には、後半の約2000枚を廃棄して、その分を再度、画像形成しなければならず、時間と費用に多大な損失が生じてしまう。
一方、所定枚数(たとえば1000枚)ごとに画像形成処理を一旦中断して、スタッカ装置の扉を開き、用紙を取り出しては画像を目視確認していたのでは、作業効率が著しく低下してしまう。
本発明は、上記の問題を解決しようとする課題にするものであり、外部から画像を目視確認できないスタッカ装置に用紙を排出する場合にも、画像形成処理を中断することなく画質劣化の有無を目視確認し得る画像形成システムを提供することを目的とするものである。
請求項1に係わる発明は、用紙上に画像を形成して出力する画像形成手段(10)と、
前記画像形成手段(10)が出力する用紙を積載する積載部であって、積載された用紙上の画像を目視確認できない構造の第1積載部(201)と、
前記画像形成手段(10)が出力する用紙を積載する積載部であって、積載された用紙上の画像を目視確認し得る構造の第2積載部(210)と、
前記画像形成手段(10)が出力する用紙を前記第1積載部(201)に排出するか前記第2積載部(210)に排出するかを切り替える切替手段(241、242、254)と、
前記第1積載部(201)を排出先に指定した画像形成ジョブの実行途中で、用紙の排出先を前記第2積載部(210)へ切り替えた後、再び前記第1積載部(201)へ戻すように前記切替手段(241、242、254)を制御する排出先制御手段(102)と
を有する
ことを特徴とする画像形成システムである。
上記発明によれば、第1積載部(201)に積載された用紙上の画像は外部から目視確認できないが、第2積載部(210)に積載された用紙上の画像は外部から目視確認可能になっている。このような第1積載部(201)を排出先に指定した画像形成ジョブの実行中で、画像形成済みの用紙が何度か第2積載部(210)へ排出される。
積載された用紙の画像を外部から目視確認できない構造とは、たとえば、不透明な本体ケース内に用紙が積載されている場合が該当する。また、積載されている用紙自体は目視確認できるが、たとえば、画像形成面が下向き(フェースダウン)になって排紙されているため、画像を確認するには、積載された用紙を積載部から取り出す必要があり、しかも画像形成処理を一旦中断しなければ、安全上や機械的制約等のために用紙を取り出すことができない構造なども含まれる。要するに、第1積載部(201)は、画像形成処理を中断しなければ積載中の用紙の画像を目視確認できない構造であればよい。第1積載部(201)は、第2積載部(210)に比べて積載容量の大きいものが好ましい。たとえば、数千枚積載可能な大容量の積載部がよい。
第2積載部(210)は、画像形成処理を中断することなく、積載された用紙上の画像を目視確認できる構造であればよい。たとえば、露出した排紙トレイなどが該当する。フェースダウンで排出される場合でも、画像形成処理を中断することなく用紙を取り出して画像確認できればよい。第2積載部(210)は、たとえば、数枚から数十枚程度の積載容量があればよく、積載容量の大小は問わない。
また、第2積載部(210)に排出する用紙に形成する画像の種類は問わない。画像形成ジョブに係わる画像と同一画像であっても、別の画像であってもよい。画質チェック用のテストパターンやオペレータが指定した別の任意画像でもよい。
排出先を第2積載部(210)へ切り替えては再び第1積載部(201)へ戻す制御(以後、切替制御と呼ぶ)は、オペレータが所定のスイッチを操作するたびに実行してもよいし、予め定めた条件や手順に従って自動的に実行してもよい。たとえば、一定枚数間隔や一定動作時間毎に周期的に起動したり、機内温度や機内湿度が特定値になったときに起動したりするように構成してもよい。このほか、何枚目に切替制御を起動するかを予めプログラムし得るように構成することも考えられる。
請求項2に係わる発明は、前記排出先制御手段(102)は、所定の条件が成立したとき、前記制御を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システムである。
上記発明によれば、第1積載部(201)へ排紙する画像形成ジョブの実行中に所定の条件が成立したとき、画像形成された用紙を一時的に第2積載部(210)へ排出する切替制御が実行される。所定の条件の内容および条件の単数・複数の如何は問わない。連続印刷中に画質の変化が生じる原因と関連ある条件を設定するとよい。所定の条件は、オペレータ等が選択あるいは設定可能であってもよいし、固定的に定めたものであってもよい。また、画像形成ジョブの内容に応じて所定条件を自動的に変えるように構成してもよい。たとえば、カラー画像形成時と、モノクロ画像形成時とで条件を自動変更や手動変更したり、連続画像形成時と間欠画像形成時とで条件を自動変更や手動変更したりするとよい。
請求項3に係わる発明は、前記所定の条件は、画像形成の回数に係わる条件と、画像形成の動作時間に係わる条件と、前記画像形成手段(10)の機内温度に係わる条件と、前記画像形成手段(10)の機内湿度に係わる条件の中の少なくとも1つである
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成システムである。
上記発明によれば、画質が変化する原因に係わる要素を条件に選択するので、当該条件に基づいて第2積載部(210)への切替制御を起動することで、適切なタイミングの出力画像が目視確認可能になる。
画像形成の回数に係わる条件には、画像形成した用紙の枚数をカウントし、1000枚など所定枚数ごとに周期的に成立する条件や、オペレータ等が任意に設定した予定の枚数に達したら成立する条件などがある。たとえば、2500枚以降は500枚ごとに成立する等である。画像形成の動作時間に係わる条件は、画像形成動作の実行時間を累積計時し、一定時間や予め定めた時間が経過するごとに成立するものや、オペレータ等が任意に設定した予定の動作時間に達したら成立する条件などがある。たとえば、ジョブ開始後、20分が経過した時点から5分毎に成立するなどである。
画像形成手段(10)の機内温度に係わる条件には、温度が一定値に達したときに成立するものや、温度が一定温度や予め定めた温度上昇するごとに成立するものがある。画像形成手段(10)の機内湿度に係わる条件には、湿度が一定値に達したときに成立するものや、湿度が一定量や予め定めた湿度上昇するごとに成立するものなどがある。機内の複数箇所の温度や湿度を対象としてもよい。
請求項4に係わる発明は、前記所定の条件を設定変更し得る
ことを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成システムである。
上記発明によれば、画像形成された用紙を一時的に第2積載部(210)へ排出する切替制御の起動条件を設定変更することができる。予め用意された複数種類の中から1または2以上の条件を選択可能にするほか、任意の条件を設定可能に構成してもよい。たとえば、請求項3に挙げた4種類の条件の中から1または2以上を選択可能にするとよい。また、条件を1つも設定しないことで、第2積載部(210)への切替制御を起動しないようにすることができ、画像の目視確認が不要な場合への対応が可能になる。なお、切替制御全体の有効/無効を設定し得るように構成してもよい。
請求項5に係わる発明は、前記画像形成ジョブに係わる出力の一部を前記第2積載部(210)へ排出する
ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の画像形成システムである。
上記発明によれば、画像形成ジョブに係わる出力の一部が第2積載部(210)へ排出される。これにより、余分な画像形成を実施することなく、画像の目視確認が可能になる。たとえば、チラシ印刷など1枚単位の印刷物を多数枚印刷する場合に有効である。
請求項6に係わる発明は、前記画像形成ジョブに係わる出力とは別に、前記第2積載部(210)へ排出する分のテスト出力を作成する
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の画像形成システムである。
上記発明によれば、画像形成ジョブに係わる出力とは別に、第2積載部(210)へ排出するためのテスト出力が余分に作成される。これにより、複数ページで1部が構成される印刷物を印刷する場合にも、第2積載部(210)への排出によるページ抜けが起こらず、第1積載部(201)に積載される印刷物のページ順が保持される。なお、画像形成ジョブに係わる印刷物が1枚単位のものか複数ページで1部が構成されたものかを判定し、1枚単位の場合は、画像形成ジョブに係わる出力の一部が第2積載部(210)へ排出し、複数ページで1部が構成されている場合は、ジョブの分とは別に第2積載部(210)へ排出するためのテスト出力を余分に作成するように構成してもよい。また、画像形成ジョブの一部を第2積載部(210)に出力するか、余分にテスト出力を作成するかをオペレータ等が選択し得るように構成するとよい。
請求項7に係わる発明は、予め用意したテストパターンを用紙上に画像形成したものを、前記テスト出力として作成する
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成システムである。
上記発明によれば、テストパターンを印刷した用紙が、第2積載部(210)に排出される。テストパターンは、画質の変化が分かり易いものが好ましい。たとえば、べた黒やハーフトーンなどのパッチを備えたテストパターンは、通常の文字や線画に比べて画質の変化が顕著に現われる。テスト出力をテストパターンにするか、画像形成ジョブに係わる画像と同一の画像にするかを選択し得るように構成してもよい。
請求項8に係わる発明は、1回の切り替えで前記第2積載部(210)へ排出する分の出力が複数枚である
ことを特徴とする請求項6または7に記載の画像形成システムである。
上記発明によれば、排出先を切り替えるごとに、複数枚を一組とする出力が第2積載部(210)に排出される。たとえば、目的が異なる複数種類のテストパターンによって一組を構成するとよい。また、一組を、画像形成ジョブに係わる画像で構成してもよいし、テストパターンと画像形成ジョブに係わる画像との混在で構成してもよい。なお、複数枚分の内容を一枚分に集約したテストパターンを利用すると効率がよい。また、1枚にするか複数枚にするかを選択可能に構成するとよい。
請求項9に係わる発明は、画像形成済みのテスト出力を含む紙詰まりが発生したとき、リカバリ対象から前記テスト出力を除外する
ことを特徴とする請求項6、7または8に記載の画像形成システムである。
紙詰まりが生じると、ジョブを一時停止し、本体カバーを開いて、紙詰まりを取り除く作業が行なわれる。このとき、紙詰まりに含まれている画像形成済みのテスト出力により、その時点の画像品質を目視確認することができる。そこで、リカバリの対象からテスト出力を除外し、無駄な再出力を防止している。なお、テスト出力が複数枚を一組とする場合は、その中で画像形成済みのテスト出力についてのみリカバリの対象から除外するとよい。「画像形成済み」とは、電子写真プロセスの場合は、定着処理が終了していることを言う。また、画像形成済みのテスト出力をリカバリの対象から除外するか否かを選択可能に構成するとよい。
請求項10に係わる発明は、前記画像形成ジョブの実行途中で前記第2積載部(210)に用紙を排出したとき、その旨を通知する
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9に記載の画像形成システムである。
上記発明によれば、第2積載部(210)に排紙されたことがオペレータ等に通知される。通知方法は問わない。たとえば、操作表示部に、メッセージやアイコン、絵柄を表示したり、ブザーを鳴らしたり、音声ガイドを流したり、ランプやパトライトなどを点灯あるいは点滅させたりする等によって通知することができる。このほか、オペレータに電子メールを送付してもよい。
請求項11に係わる発明は、画像の形成された面が上向きになるように前記第2積載部(210)へ用紙を排出する
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10に記載の画像形成システムである。
上記発明によれば、画像形成された面が上向きになって第2積載部(210)に排紙されるので、片面のみ画像形成されている場合にも、積載された状態のままで画像を目視確認することができる。たとえば、用紙の搬送路中に設けた反転機構により、用紙の表裏を反転するか否かを制御すればよい。
本発明に係わる画像形成システムによれば、外部から画像を目視確認できない第1積載部を排出先に指定した画像形成ジョブの実行途中で、外部から画像を目視確認可能な第2積載部へ画像形成された一部の用紙が排出されるので、画像形成処理を中断することなく画質劣化の有無を目視確認することが可能になる。たとえば、数千枚の大量連続印刷の実行過程で画質の変化が生じたときは、その変化に気付いてジョブの実行を中止することができ、多大な損失の発生を防止することができる。また、画像形成処理を中断することなく画像の目視確認ができるので、画像形成ジョブに係わる作業効率が向上する。
所定の条件が成立したとき、排紙先を一時的に第2積載部へ自動的に切り替える切替制御を実行するものでは、画質確認すべきタイミングや画像形成ジョブの進捗を気にしなくて済むので、オペレータの作業負担が軽減する。また、画像確認のための出力作業を怠ったり忘れたりすることがなくなり、確実な画像確認が実施される。
画像形成の回数、画像形成の動作時間、機内温度、機内湿度の中の少なくとも1つを切替制御の起動条件にしたものでは、適切なタイミングで切替制御を起動して目視確認用の画像を自動出力させることが可能になる。
切替制御の起動条件を設定変更し得るものでは、現場の使用環境や使用状況に応じて起動条件の設定が可能になる。
画像形成ジョブに係わる出力の一部を第2積載部へ排出するものでは、余分な画像形成を実行することなく、画像の目視確認が可能になる。
画像形成ジョブに係わる出力とは別に、第2積載部へ排出するテスト出力を余分に作成するものでは、複数ページで1部が構成される印刷物を印刷する場合にも、第1積載部に積載される印刷物のページ順を保持しつつ、画像確認が可能になる。また、画像形成ジョブに係わる画像が機密性を要する場合に、これと異なる画像を第2積載部へ出力することが可能になる。
第2積載部へ排出する用紙にテストパターンを印刷するものでは、テストパターンの内容を適宜に設定することで、画質の変化を的確・容易に把握することが可能になる。また、1回の切り替えで第2積載部へ複数枚排出するものでは、多様なテストパターンによる詳細な画質確認が可能になる。
画像形成済みのテスト出力を含む紙詰まりが発生したとき、リカバリ対象からテスト出力を除外するものでは、紙詰まりの解消作業においてテスト出力の画像を確認ができるので、同じ内容のテスト出力をリカバリ対象から除外することで、無駄な画像形成が防止される。
画像形成ジョブの実行途中で第2積載部へ用紙を排出したとき、その旨を通知するものでは、オペレータ等に画像の目視確認を促すことができる。また、この通知により、オペレータ等は第2積載部を終始監視しなくて済み、作業負担が軽減する。
画像の形成された面が上向きになるように第2積載部へ用紙を排出するものでは、積載された状態のままで画像を目視確認することができ、確認作業の効率が向上する。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係わる画像形成システム5の断面構成を示している。画像形成システム5は、画像形成装置10と、その後段にカスケード接続された第1積載装置200aおよび第2積載装置200bとから構成される。画像形成装置10は、原稿を読み取りその複製画像を用紙上に形成するコピー機能や、パーソナルコンピュータなどの外部装置から印刷データを受信し、対応する画像を用紙上に形成して出力するプリンタ機能などを備えた、いわゆるデジタル複合機と称される装置である。第1積載装置200aおよび第2積載装置200bは、画像形成装置10から出力される用紙を多数枚積載して蓄積する機能を果たすスタッカ装置である。
画像形成装置10は、自動原稿送り装置20と、読取部30と、プリンタ部40とから構成される。自動原稿送り装置20は、原稿載置トレイ21に積載された原稿2を1枚ずつ読取部30の読取箇所に送り込む機能を果たす。また両面原稿については、片面読取後、表裏を反転して再び読取部30へ送り込む機能を備えている。
自動原稿送り装置20は、原稿載置トレイ21に積載された原稿2を最上部から順に送り出す給紙ローラ22と、原稿の読取箇所であるコンタクトガラス31に原稿を密着させながら通過させるための密着ローラ23と、給紙ローラ22によって送り込まれた原稿を密着ローラ23に沿って案内する案内ローラ24とを備えている。さらに、コンタクトガラス31を通過した原稿の進行方向を切り替える切替爪25と、両面原稿の表裏を反転させるための反転ローラ26と、読取の完了した原稿が排出される排紙トレイ27とを備えている。
読取部30は、自動原稿送り装置20によって送り込まれた原稿を読み取って対応する画像データを出力する機能を果たす。読取部30は、光源33とミラー34とから成る露光走査部35と、原稿からの反射光を受光しその光強度に応じた電気信号を出力するラインイメージセンサ36と、原稿からの反射光をラインイメージセンサ36へ集光する集光レンズ37と、露光走査部35のミラー34からの反射光をラインイメージセンサ36へ導くための光学経路を形成する各種ミラー38とを備えている。
自動原稿送り装置20によって送り込まれた原稿を読み取るときは、露光走査部35がコンタクトガラス31の下方の読取箇所へ移動して停止し、その上を密着ローラ23によって搬送される原稿を読み取るようになっている。プラテンガラス32上に載置された原稿を読み取る場合には、プラテンガラス32の下面に沿って左から右へと露光走査部35が移動して静止状態の原稿を読み取る。
プリンタ部40は、画像データに応じた画像を電子写真プロセスによって用紙上に形成する機能を備えている。プリンタ部40は、画像データに応じてON/OFFするレーザー光を出力するレーザーユニット42と、表面に静電潜像が形成される感光体43と、その周囲に配置された帯電装置44と、現像装置45と、転写装置46と、分離装置47と、クリーニング装置48とを備えている。
感光体43は、円筒形状を成すとともに、図示省略の駆動部によって一定方向(図中の矢印A方向)に回転される。回転中、感光体43は、帯電装置44によるコロナ放電によって一様に帯電した後、レーザーユニット42からのレーザー光の走査により、表面に静電潜像が形成される。現像装置45は、感光体43の表面に形成された静電潜像をトナー像として顕像化し、転写装置46は、感光体表面のトナー像を用紙に静電的に転写し、分離装置47は、除電により感光体43から用紙を分離する。クリーニング装置48は、転写後に感光体43上に残ったトナーをブレード等で擦って除去し、定着装置49は、用紙上のトナー像を加圧加熱して用紙に固着させる機能を果たす。
画像形成装置10の下部には、用紙を収容する給紙カセットからなる収容部61と、収容部61に収容された用紙を最上部から1枚ずつ搬送部70に向けて送り出す第1給紙ローラ等からなる給紙部62が配置されている。収容部61には、用紙の有無を検知する有無検知部63や、収容されている用紙のサイズを検知するサイズ検知部64が設けてある。
搬送部70は、通常経路70aと反転経路70bとから構成される。通常経路70aは、収容部61の給紙カセットから送り出された用紙を感光体43と転写装置46との間の転写箇所を通過させ、さらにその下流の定着装置49を経て機外(後段の第1積載装置200a)に排出する搬送経路である。反転経路70bは、定着装置49を通った用紙の表裏を反転した後、転写箇所の上流で再び通常経路70aに合流させる搬送経路である。最初に通常経路70aを通る際に用紙のおもて面に画像形成し、反転経路70bを通った後、2度目に通常経路70aを通る際に用紙の裏面に画像形成される。
定着装置49の後方(下流)には、用紙の進路を切り替える進路切替爪75が配置されている。進路切替爪75を図中点線で示した水平位置にすると、ストレート排紙になり、定着後の用紙は矢印Cが示すように直進して第1積載装置200aへ排出される。片面印刷時にストレート排紙にすると、画像形成面が上向き(フェースアップ)になって排出される。
進路切替爪75を図中実線で示した傾斜位置にすると、用紙は矢印Dの示す方向へ進行する。両面印刷における、おもて面への画像形成後の場合は、矢印Dの示す方向へ進行した用紙がそのまま反転経路70bへと進んで表裏が反転されて、裏面への記録が行なわれる。片面印刷で画像形成面を下向き(フェースダウン)にして排出するときは、矢印Dの示す方向へ進行した用紙の後端が、分岐点に配置された反転ローラ76に到達したとき当該反転ローラ76が逆転駆動される。これにより、用紙は矢印Fの示す方向に進行し、表裏が反転されて第1積載装置200aへ排出される。両面印刷の裏面印刷後は、ストレート排紙に設定することで、用紙がフェースダウンの状態で第1積載装置200aに排出される。
第1積載装置200aの内部には、用紙P1を積載する主積載部201が収納されている。主積載部201は、昇降自在の昇降部202を有しており、大量(約5000枚)の用紙P1を積載することができる。昇降部202は、用紙P1が積載されていないとき、最上部に位置し、用紙P1が積載されるにつれて下降し、積載された用紙P1が取り除かれると、再び上昇するようになっている。これにより、積載された用紙P1の上端を、積載量に係わらず同一の高さに維持するようになっている。
昇降部202は、車輪203を備えた台車部204の上面に取り付けられている。主積載部201は、第1積載装置200aの本体に設けた図示省略の扉を開くことで、第1積載装置200aから抜き出し可能になっている。用紙P1を主積載部201に積載していくときは、この扉を閉めて使用するので、主積載部201は、積載された用紙上の画像を外部から目視確認できない構造になっている。
なお、たとえば、扉や第1積載装置200aの本体が透明であっても、フェースダウンで排紙される場合には、用紙を取り出せないので、画像を目視確認することはできない。またフェースアップであっても、搬送経路などが邪魔をするので、外部から画質を評価できるほどに画像を目視確認することができない。
第1積載装置200aの天部上面には、用紙P2を積載する副積載部210が設けてある。副積載部210は、外部に露出した排紙トレイであり、積載される用紙P2の上面に形成された画像をそのまま目視確認し得る構造になっている。また積載された用紙P2を手にとって裏面の画像を目視確認することも可能である。
第1積載装置200aの一側部には、前段の装置から用紙が搬入される搬入口221が設けてあり、対向する他方の側部には、用紙を後段の装置へ搬出するための搬出口222が設けてある。第1積載装置200aの内部には、用紙を搬入口221から主積載部201に搬送するための主積載経路231と、主積載経路231から分岐して、用紙を搬出口222に搬送するための搬出経路232と、搬出経路232から分岐して、用紙を副積載部210に搬送するための副積載経路233とが設けられている。
主積載経路231から搬出経路232が分岐する箇所には、用紙を主積載経路231から搬出経路232へ案内するか否かを切り替える主切替片241を設けてある。また搬出経路232から副積載経路233が分岐する箇所には、用紙を搬出経路232から副積載経路233へ案内するか否かを切り替える副切替片242を設けてある。第2積載装置200bは第1積載装置200aと同一構成で、同一部分には同一符号を付してあり、その説明は省略する。
主積載部201に積載された用紙は、扉を開いて第1積載装置200aから主積載部201を抜き出すことにより、オフラインで後処理される。空になった主積載部201は、再び第1積載装置200aの内部に戻されて用紙が積載される。画像形成システム5では、用紙の積載処理と、本体から抜き出して行なうオフライン処理とを第1積載装置200aと第2積載装置200bとで交互に行なうことによって、画像形成とオフラインでの後処理とを並行に進めることができるようになっている。これにより、何枚でも連続に画像形成することが可能になっている。
図2は、画像形成装置10の概略構成を示すブロック図である。画像形成装置10は、CPU(中央処理装置)と、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)と、ROM(リード・オンリ・メモリ)とを主要部とする回路から成る制御部100を備えている。制御部100は、画像形成装置10の動作を統括制御する機能を備えている。
制御部100にはバスを通じて各種の装置が接続されている。このうち、シリアル通信部111は、後段に接続される第1積載装置200aと制御情報等の情報をシリアル通信でやり取りする機能を果たす。ネットワーク通信部112は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)を介してパーソナルコンピュータなどの外部機器との間で印刷データや各種の情報を送受信する機能を果たす。
記憶部113は、自動原稿送り装置20で読み取った画像データ等を記憶する機能を果たす。画像形成部114は、用紙上に画像を形成する機能を果たすものであり、レーザーユニット42や感光体43、帯電装置44、現像装置45、転写装置46、分離装置47、クリーニング装置48等で構成される。
操作部120は、入力部121と表示部122とを備えている。表示部122は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)で構成され、画面上に各種の操作釦や装置の状態表示、各種機能の動作状況などが表示される。入力部121は、表示部122の画面上に設けたタッチパネルおよび各種の入力スイッチで構成され、オペレータ等から各種の操作を受け付ける機能を果たす。
カウント部131は、画像形成ジョブ毎に、ジョブ開始後の処理枚数を計数するものであり、紙詰まり等の異常が発生したとき、何枚リカバリすべきかを認識するために使用される。温度センサ132は、画像形成装置10の機内温度を測定し、湿度センサ133は、画像形成装置10の機内湿度を測定する。これらは、画質を左右する画像形成部114の近傍の温度や湿度を測定する。
このほか、制御部100には、図1で説明した自動原稿送り装置20、読取部30、収容部61、給紙部62、有無検知部63、サイズ検知部64、搬送部70およびその駆動部や各種信号線が接続されている。
第1積載装置200aは、CPU、ROM、RAMを主要部とする積載制御部250を備えている。積載制御部250は、第1積載装置200aの動作を統括制御する機能を果たす。積載制御部250にはバスを通じて、第1シリアル通信部251と、第2シリアル通信部252と、搬送部253と、切替部254と、操作部260と、カウント部255とが接続されている。さらに主積載部201と副積載部210に係わる駆動装置やセンサ等が接続されている。主積載部201は、満杯検知部205と、満杯直前検知部206と、有無検知部207と、昇降部202などを備えている。
第1シリアル通信部251は、前段に接続される装置と制御情報等の情報をシリアル通信でやり取りする機能を果たし、第2シリアル通信部252は、後段に接続される装置と制御情報等の情報をシリアル通信でやり取りする機能を果たす。搬送部253は、主積載経路231、搬出経路232、副積載経路233において用紙を搬送するための駆動モータやセンサで構成される。切替部254は、主切替片241や副切替片242を変位させる駆動部等からなる。ソレノイドやモータを駆動源として使用できる。
操作部260は、入力部261と表示部262を備えている。これらは、主積載部201を抜き出すために昇降部202を最下部まで下降させるためのスイッチ操作や、紙詰まりが発生したときに昇降部202を下げるためのスイッチ操作を受け付たり、紙詰まりの発生状況を表示したりする機能を果たす。
カウント部255は、第1積載装置200aへ正常に排紙された用紙の枚数を計数する機能を果たす。カウント部255の値と画像形成装置10が有するカウント部131の値との差によって、リカバリ必要枚数を導出するようになっている。主切替片241と副切替片242と切替部254とを組み合わせることにより、画像形成装置10が出力する用紙を主積載部201に排出するか副積載部210に排出するかを切り替える切替手段としての機能が実現されている。なお、第2積載装置200bは第1積載装置200aと同一構成であり、同一部分には同一符号を付してあり、その説明を省略する。
図3は、画像形成装置10が有する制御部100の機能構成を示している。制御部100は、ジョブ実行制御手段101および排出先制御手段102、条件設定手段103、テスト出力作成手段104、リカバリ制御手段105、排出通知手段106、動作時間計測手段107等の機能を果たす。
ジョブ実行制御手段101は、画像形成ジョブや各種のジョブの動作を統括制御する機能を果たす。排出先制御手段102は、主積載部201を排出先とする画像形成ジョブの実行中に、用紙の排出先を副積載部210へ切り替えた後、再び主積載部201へ戻すように第1積載装置200aや第2積載装置200bを制御(切替制御)する機能を果たす。切替制御によって副積載部210へ出力する用紙またはこの用紙上に形成する画像を以後、テスト画像と呼ぶ。なお、テスト出力は、ジョブの分とは別に余分に作成したテスト画像である。
条件設定手段103は、切替制御に係わる各種の設定をオペレータ等から操作部120を通じて受け付けて登録する機能を果たす。テスト出力作成手段104は、副積載部210へ排出する用紙上に画像形成するテストパターンを生成する機能を果たす。リカバリ制御手段105は、紙詰まりが発生した際のリカバリに係わる制御を行なう。排出通知手段106は、副積載部210へ用紙を排出したとき、その旨をオペレータに表示部122等を用いて通知する機能を果たす。動作時間計測手段107は、画像形成動作の実行時間を累積計測する機能を果たす。
次に、画像形成装置10の動作について説明する。図4は、画像形成装置10の概略動作を示している。電源投入後に各種の初期化処理を行ない(ステップS301)、ジョブ実行前に既に紙詰まりが生じていないかをチェックし(ステップS302)、紙詰まりが無く正常ならば、アイドリング処理(ステップS303)を行なって待機状態に入る。待機中に、用紙サイズや部数などの各種の動作条件が指定された上で画像形成ジョブのスタート指示を受けると(ステップS304;Y)、依頼されたジョブに係わる一連の処理を実行する(ステップS305〜S312)。
すなわち、指定された設定に応じて動作条件を初期設定するジョブスタート時の開始処理や(ステップS305)、リカバリが必要か否かを調べて、必要な場合にリカバリ対象の画像を再度画像形成するリカバリ処理(ステップS306)を実行する。その後、ジョブシーケンス処理(ステップS307)、画像形成処理(ステップS308)、テスト画像形成処理(ステップS309)、排出処理(310)を、依頼されたジョブが終了するまで繰り返し実行する(ステップS311;N)。ジョブが終了したら(ステップS311;Y)、ジョブ終了に係わる後処理を実行した後(ステップS312)、待機状態に戻ってアイドリング処理を再開する(ステップS303)。
なお、ジョブシーケンス処理は、ジョブの実行に係わる処理のうち、画像形成処理、テスト画像形成処理、排出処理以外のものをまとめて表したものであり、その詳細説明は省略する。
画像形成装置10は、画像形成ジョブの実行中に所定の条件が成立すると、切替制御を行なう。すなわち、テスト画像を副積載部210へ排出し、再び排出先を主積載部201に戻して元のジョブを継続するように動作する。所定の条件等は、オペレータが管理者モードなどで予め設定するようになっている。ここでは、(1)画像形成ジョブの実行中に切替制御を行なうか否かを選択するテスト画像形成有無設定、(2)予め用意した複数種類の条件のうち、切替制御の起動条件として有効にするものを選択する起動条件設定、(3)テスト画像をテストパターンにするか実行中のジョブと同一画像にするかを選択する画像種別設定、(4)1回の切替制御で出力するテスト画像の枚数を選択する枚数設定、(5)テスト画像をリカバリの対象にするか否かを選択するリカバリ設定、がある。
これらの設定内容は、図示省略の不揮発性メモリに保存され、必要に応じて参照される。なお、起動条件には、画像形成回数(所定条件1)と、動作時間(所定条件2)と、機内温度(所定条件3)と、機内湿度(所定条件4)の4つがあり、それぞれについて有効/無効を選択して設定するようになっている。
図5および図6は、画像形成処理の流れを示している。次のページの画像形成を実行すべきタイミングでないときは(ステップS501;N)、何もせずに処理を抜ける(RET)。次のページの画像形成を実行すべきタイミングが到来したときは(ステップS501;Y)、テスト画像形成が「有り」に設定されているか否かを調べる(ステップS502)。テスト画像形成が「無し」に設定されているときは(ステップS502;N)、実行中のジョブに係わる画像形成を行なって(ステップS506)、処理を終了する(RET)。
テスト画像形成が「有り」に設定されているときは(ステップS502;Y)、画像形成回数に係わる所定条件1が有効か否かを調べ、有効ならば(ステップS503;Y)、画像形成した枚数が規定枚数に到達したか否かを調べる(ステップS504)。規定枚数に達した場合は(ステップS504;Y)、テスト画像形成処理を実行して(ステップS505)処理を終了し(RET)、規定枚数に達していない場合は(ステップS504;N)、実行中のジョブに係わる画像形成を行なって(ステップS506)処理を終了する(RET)。
規定枚数は、固定値であっても、オペレータが設定変更し得るものであってもよい。たとえば1000枚等に設定される。また、画像形成ジョブの種類、たとえば、カラーか白黒かなどに応じて規定枚数を自動変更あるいは手動変更するように構成してもよい。
所定条件1が無効の場合は(ステップS503;N)、動作時間に係わる所定条件2が有効か否かを調べ、有効ならば(ステップS507;Y)、画像形成を実行した動作時間が規定時間に到達したか否かを調べる(ステップS508)。規定時間に達した場合は(ステップS508;Y)、テスト画像形成処理を実行して(ステップS509)処理を終了し(RET)、規定枚数に達していない場合は(ステップS508;N)、実行中のジョブに係わる画像形成を行なって(ステップS510)処理を終了する(RET)。
動作時間は、図3に示した動作時間計測手段107によって計時される。規定時間は、固定値としても、オペレータが設定変更し得るようにしてもよい。たとえば10分等に設定される。また、画像形成ジョブの種類、たとえばカラーか白黒かなどに応じて規定時間を自動変更あるいは手動変更するように構成してもよい。
所定条件2が無効の場合は(ステップS507;N)、機内温度に係わる所定条件3が有効か否かを調べ、有効ならば(ステップS511;Y)、温度センサ132が検知する機内温度がしきい値に達したか否かを調べる(ステップS512)。しきい値温度に達した場合は(ステップS512;Y)、テスト画像形成処理を実行して(ステップS513)処理を終了し(RET)、しきい値温度に達していない場合は(ステップS512;N)、実行中のジョブに係わる画像形成を行なって(ステップS514)処理を終了する(RET)。
所定条件3が無効の場合は(ステップS511;N)、機内湿度に係わる所定条件4が有効か否かを調べ、有効ならば(ステップS515;Y)、湿度センサ133が検知する機内湿度がしきい値に達したか否かを調べる(ステップS516)。しきい値湿度に達した場合は(ステップS516;Y)、テスト画像形成処理を実行して(ステップS517)処理を終了し(RET)、しきい値湿度に達していない場合は(ステップS516;N)、実行中のジョブに係わる画像形成を行なって(ステップS518)処理を終了する(RET)。
機内温度および機内湿度に係わるしきい値はそれぞれ複数用意してあり、現在のしきい値に到達してテスト画像形成処理を実行するごとに、機内温度や機内湿度と比較するしきい値を次の値に変更するようになっている。たとえば、温度Aに達した次は、温度Aより高温の温度Bがしきい値として使用される。
また、しきい値は、固定値であっても、オペレータが設定変更し得るものであってもよい。さらに、画像形成ジョブの種類、たとえば、カラーか白黒かなどに応じて、使用するしきい値を自動変更あるいは手動変更するように構成してもよい。
所定条件4が無効の場合は(ステップS515;N)、その他の画像形成条件が成立しているか否かを調べ(ステップS519)、成立している場合は(ステップS519;Y)、テスト画像形成処理を実行して(ステップS520)処理を終了し(RET)、成立していない場合は(ステップS519;N)、実行中のジョブに係わる画像形成を行なって(ステップS521)処理を終了する(RET)。その他の画像形成条件は、所定条件1〜所定条件4以外にオペレータが設定可能な条件である。特に設けなくてもよい。
図7は、テスト画像形成処理の流れを示している。テスト画像をテストパターンにするか実行中のジョブと同一画像にするか表わした画像種別設定の設定内容を調べ(ステップS601)、内部パターン指定ならば(ステップS601;Y)、図3のテスト出力作成手段104によって所定のテストパターン画像を内部生成し、この画像を用紙上に画像形成する(ステップS602)。内部パターン指定でなければ(ステップS601;N)、実行中のジョブに係わる画像と同一画像を画像形成する(ステップS603)。この場合、ジョブと同一画像であるが、ジョブに係わる分とは別に余分に作成したものである。
次に、1回の切替制御で出力するテスト画像の枚数設定を調べる(ステップS604)。1枚に設定されている場合(ステップS604;N)または複数枚に設定されている場合であって(ステップS604;Y)、設定枚数分のテスト画像の画像形成が終了していれば(ステップS605;Y)、今回のテスト画像形成の起因となった起動条件(所定条件)の達成を示す情報をクリアし(ステップS606)、所定条件が達成していたことをリカバリ用に記憶して(ステップS607)、本処理を終了する(RET)。ここでは、条件達成フラグをセットするとともに、達成した条件の内容を記憶している。
ステップS606でクリアする情報は、たとえば、画像形成回数に係わる条件達成によってテスト画像を形成した場合は、画像形成回数を計数しているカウンタをゼロにリセットする。動作時間に係わる条件達成によってテスト画像を形成した場合は、動作時間の計数値をゼロにリセットする。機内温度や機内湿度の場合は、しきい値を次の値に変更することが達成情報のクリアに相当する。
1回の切替制御で出力するテスト画像の枚数が複数枚に設定されている場合であって(ステップS604;Y)設定枚数分のテスト画像の画像形成が終了していない場合は(ステップS605;N)、そのまま本処理を終了する(RET)。テスト画像形成処理が繰り返し実行されることで、やがて設定枚数のテスト画像形成は終了する。
図8は、排出処理の流れを示している。本処理は、繰り返し実行される。画像形成された用紙が定着装置49より下流の排紙判定箇所に到達する排紙タイミングを監視し、排紙タイミングでないときは(ステップS701;N)、本処理を一旦、終了する(RET)。排紙タイミングが到来したときは(ステップS701;Y)、排紙判定箇所に到達した用紙がテスト画像(テスト画像形成処理で作成したもの)か否かを調べ、テスト画像でない場合は(ステップS702;N)、排出先を主積載部201に設定し、この用紙を主積載部201へ排出させる(ステップS703)。
具体的には、第1積載装置200aと第2積載装置200bのうち使用中のものに対して画像形成装置10から、主積載部201へ用紙を排出する旨の制御信号を送出し、これに従って該当の積載装置200a、200bが動作するようになっている。
一方、テスト画像の場合は(ステップS702;Y)、排出先を副積載部210に設定し、この用紙を副積載部210へ排出させる(ステップS704)。テスト画像を副積載部210へ排出するときは、画像形成面が上向きになるように、ストレート排紙を選択している。
また副積載部210へテスト画像を排出した旨を通知する(ステップS705)。ここでは、ブザー音および案内メッセージの表示によって通知している。この通知により、オペレータは、テスト画像の排出を終始監視する必要がなくなり、作業負担が軽減する。
なお、テスト画像の排紙が完了したとき、そのテスト画像に対応する条件達成フラグをリセットすることで、リカバリ用に記憶しておいた、所定条件達成を示す情報をクリアするようになっている。
図9は、テスト画像に係わるリカバリ処理の流れを示している。本処理は、紙詰まりが発生したときに実行される。テスト画像をリカバリの対象にするか否かを示す、リカバリ設定の設定内容が、テスト画像のリカバリ「無し」の場合は(ステップS801;N)、条件達成フラグをリセットして、リカバリ用に記憶しておいた、所定条件達成を示す情報をクリアして(ステップS804)、処理を終了する(RET)。
条件達成フラグをリセットすることで、テスト画像が紙詰まりに含まれている場合でも、テスト画像に対するリカバリは実行されなくなる。これは、テスト画像が紙詰まりに含まれている場合には、紙詰まりの解消作業中にテスト画像を目視確認できることによる。
リカバリ設定が、リカバリ「有り」の場合は(ステップS801;Y)、紙詰まりしている用紙の中にテスト画像が含まれているか否かを調べる(ステップS802)。具体的には、条件達成フラグがセットされているかを調べる。条件達成フラグがセットされているときは(ステップS802;Y)、対応する所定条件を復活する(ステップS803)。そして、条件達成フラグをリセットして、リカバリ用に記憶しておいた、所定条件達成を示す情報をクリアして(ステップS804)、処理を終了する(RET)。
所定条件の復活は、たとえば、画像形成回数に係わる条件を復活する場合は、当該条件達成となる規定回数をカウンタにセットすることが該当する。動作時間に係わる条件を復活する場合は、動作時間の計数値を、条件達成となる規定時間にセットする。機内温度や機内湿度の場合は、しきい値を1つ前の値に戻す。所定条件を復活させることにより、次回の画像形成処理で所定条件達成となり、テスト画像がリカバリされる。
条件達成フラグがセットされていないときは(ステップS802;N)、紙詰まりした用紙の中にテスト画像が含まれていないので、その後は何もせずに本処理を終了する(RET)。
上記の実施の形態では、外部から用紙上の画像を目視確認できない主積載部201に排出先を指定した画像形成ジョブの実行途中で、画像形成回数や動作時間、機内温度、機内湿度などに係わる所定条件が達成するたびに、テスト画像を作成し、これを外部から目視確認可能な副積載部210へ排出するので、ジョブの実行を中断することなく、画質の良否を確認することが可能になる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。たとえば、画像形成装置10の後段に第1積載装置200aと第2積載装置200bをカスケード接続したが、後段への接続は1台でも3台以上であってもよい。また、画像形成装置10と第1積載装置200aとを一体に構成してもよい。
実施の形態では、テスト画像を画像形成ジョブに係わる出力とは別に余分に生成したが、実行中の画像形成ジョブに係わる出力の一部をテスト画像として副積載部210へ出力するように構成してもよい。また、画像形成ジョブに係わる出力をテスト画像とするか、テスト画像に係わる画像形成をジョブの分とは別に余分に実行するかを選択し得るように構成してもよい。
本発明の実施の形態に係わる画像形成システムを示す断面図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成システムの構成を示すブロック図である。 画像形成装置が有する制御部の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成システムの概略動作を示す流れ図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成システムが行なう画像形成処理を示す流れ図である。 図5の続きを示す流れ図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成システムが行なうテスト画像形成処理を示す流れ図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成システムが行なう排出処理を示す流れ図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成システムが行なうリカバリ処理を示す流れ図である。
符号の説明
P1、P2…用紙
5…画像形成システム
2…原稿
10…画像形成装置
20…自動原稿送り装置
21…原稿載置トレイ
22…給紙ローラ
23…密着ローラ
24…案内ローラ
25…切替爪
26…反転ローラ
27…排紙トレイ
30…読取部
31…コンタクトガラス
32…プラテンガラス
33…光源
34…ミラー
35…露光走査部
36…ラインイメージセンサ
37…集光レンズ
38…各種ミラー
40…プリンタ部
42…レーザーユニット
43…感光体
44…帯電装置
45…現像装置
46…転写装置
47…分離装置
48…クリーニング装置
61…収容部
62…給紙部
63…有無検知部
64…サイズ検知部
70…搬送部
70a…通常経路
70b…反転経路
71…搬送ローラ
75…進路切替爪
76…反転ローラ
100…制御部
101…ジョブ実行制御手段
102…排出先制御手段
103…条件設定手段
104…テスト出力作成手段
105…リカバリ制御手段
106…排出通知手段
107…動作時間計測手段
111…シリアル通信部
112…ネットワーク通信部
113…記憶部
114…画像形成部
120…操作部
121…入力部
122…表示部
131…カウント部
132…温度センサ
133…湿度センサ
200a…第1積載装置
200b…第2積載装置
201…主積載部
202…昇降部
203…車輪
204…台車部
205…満杯検知部
206…満杯直前検知部
207…有無検知部
210…副積載部
221…搬入口
222…搬出口
231…主積載経路
232…搬出経路
233…副積載経路
241…主切替片
242…副切替片
250…積載制御部
251…第1シリアル通信部
252…第2シリアル通信部
253…搬送部
254…切替部
255…カウント部
260…操作部
261…入力部
262…表示部

Claims (11)

  1. 用紙上に画像を形成して出力する画像形成手段と、
    前記画像形成手段が出力する用紙を積載する積載部であって、積載された用紙上の画像を目視確認できない構造の第1積載部と、
    前記画像形成手段が出力する用紙を積載する積載部であって、積載された用紙上の画像を目視確認し得る構造の第2積載部と、
    前記画像形成手段が出力する用紙を前記第1積載部に排出するか前記第2積載部に排出するかを切り替える切替手段と、
    前記第1積載部を排出先に指定した画像形成ジョブの実行途中で、用紙の排出先を前記第2積載部へ切り替えた後、再び前記第1積載部へ戻すように前記切替手段を制御する排出先制御手段と
    を有する
    ことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記排出先制御手段は、所定の条件が成立したとき、前記制御を実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記所定の条件は、画像形成の回数に係わる条件と、画像形成の動作時間に係わる条件と、前記画像形成手段の機内温度に係わる条件と、前記画像形成手段の機内湿度に係わる条件の中の少なくとも1つである
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記所定の条件を設定変更し得る
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成システム。
  5. 前記画像形成ジョブに係わる出力の一部を前記第2積載部へ排出する
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の画像形成システム。
  6. 前記画像形成ジョブに係わる出力とは別に、前記第2積載部へ排出する分のテスト出力を作成する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の画像形成システム。
  7. 予め用意したテストパターンを用紙上に画像形成したものを、前記テスト出力として作成する
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成システム。
  8. 1回の切り替えで前記第2積載部へ排出する分の出力が複数枚である
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の画像形成システム。
  9. 画像形成済みのテスト出力を含む紙詰まりが発生したとき、リカバリ対象から前記テスト出力を除外する
    ことを特徴とする請求項6、7または8に記載の画像形成システム。
  10. 前記画像形成ジョブの実行途中で前記第2積載部に用紙を排出したとき、その旨を通知する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9に記載の画像形成システム。
  11. 画像の形成された面が上向きになるように前記第2積載部へ用紙を排出する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10に記載の画像形成システム。
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