JP2006069737A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006069737A
JP2006069737A JP2004255402A JP2004255402A JP2006069737A JP 2006069737 A JP2006069737 A JP 2006069737A JP 2004255402 A JP2004255402 A JP 2004255402A JP 2004255402 A JP2004255402 A JP 2004255402A JP 2006069737 A JP2006069737 A JP 2006069737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
sheet
discharge
image forming
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004255402A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Okada
知幸 岡田
Shinichi Yamanaka
真一 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004255402A priority Critical patent/JP2006069737A/ja
Publication of JP2006069737A publication Critical patent/JP2006069737A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

【課題】メディア検出手段により紙種を検出することで、その検出結果からユーザが指定した排紙装置での処理ができない用紙であると判断された場合でも、紙種に応じた排紙搬送制御を可能とする画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、紙厚・坪量・用紙の種類を含む紙種を検出するメディア検出手段を備えた用紙に画像を形成する印刷装置と、画像形成後に排出される用紙を処理する1つないし複数の排紙装置から構成される。排紙装置での処理がユーザにより指定され、更にメディア検出手段の検出結果により、排紙装置での指定処理ができない用紙であると判断された場合に、紙種に応じた排紙搬送制御が行われる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、紙種に応じた制御を行う画像形成装置に関するものである。
従来の画像形成装置には、用紙の厚さを検出する厚さセンサを備えたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
この厚さセンサは、一対のローラ間を用紙が通過するときのローラ変位量により、用紙の厚さを検出している。そして、用紙の厚さが所定値以上であるときに、以下の処理を行っている。
(1).指定された排紙装置の選択の再確認を促す報知をする。
(2).排紙装置とは別経路の排出口に紙を排出する。
(3).給紙元のトレイを記憶し、この給紙トレイからの給送を選択された場合、この選択を無効にする。
特開平11−24512号公報
しかしながら、上記従来例では、ローラ変位量により用紙の厚さを検出し、用紙の厚さが所定値以上であるときのみで対応処置を取っているため、以下のような欠点があった。
ローラ変位量による用紙の厚さ検出だけではグロス紙、普通紙、ラフ紙、OHP(レーザービーム用OHPとインクジェット用OHP)などの区別が難しい。そのため印刷装置、排紙装置の仕様外の用紙を通紙してしまい、その結果、次のような不具合が生じる。
例えば、OHPに両面印刷をしたり、ステープルしてしまうなどがそれに該当する。
また、レーザープリンタに仕様外であるインクジェット用OHPを通紙した場合には、定着ローラへの巻き付きや記録媒体上の画像劣化などが発生する。
また、用紙の厚さが所定値以上であるときのみの対応処置では、薄い用紙へ両面印刷をしてしまい、文字の視認性が悪くなるなどの不具合が発生する。
そして、排紙装置(メールボックス、ステープルスタッカー、両面装置など)での処理が指定されている場合、用紙の厚さが所定値以上であるときに、排紙装置の選択の再確認を促す報知を行い、ユーザの指示待ちの状態にしている。このため、ユーザの指示入力がないと次の印刷ジョブに進むことができず、印刷ジョブが停滞してしまうという不具合が発生する。
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、
本出願に係る第1の発明の目的は、メディア検出手段により紙種を検出することで、その検出結果により、排紙装置でのユーザの指定処理ができない用紙であると判断された場合に、紙種に応じた排紙搬送制御を行うことができる画像形成装置を提供することにある。
本出願に係る第2の発明の目的は、ユーザより複数の排出口を備えた用紙仕分け装置の1つの排出口への排紙が指示されたとき、メディア検出手段の検出結果により、ユーザの指定した排出口に搬送できない用紙であると判断された場合に、用紙仕分け装置の別の排紙口へ排紙可能な紙種ならば、排出口を変更し用紙の搬送をすることで、排紙装置でのジャム発生を防止し、ジョブを停滞させることなく進めることにある。
本出願に係る第3の発明の目的は、ユーザより排紙装置での処理が指定されたとき、メディア検出手段の検出結果により、排紙装置での指定された処理ができない用紙であると判断された場合に、指定された処理を行わず、用紙を装置の排出口に排出することで、排紙装置でのジャム発生を防止し、ジョブを停滞させることなく進めることにある。
本出願に係る第4の発明の目的は、メディア検出手段の検出結果により、ユーザに指定された排紙装置で排紙搬送できない用紙であると判断された場合に、指定された処理を行わず、排紙搬送可能な別の排紙装置へ用紙を搬送して停止することで、印刷装置内に用紙を滞留させることなく、用紙を取り出し易い位置、用紙のダメージが少ない位置まで送り、ユーザが処理できるようにすることである。
本出願に係る第5の発明の目的は、メディア検出手段の検出結果により、ユーザに指定された排紙装置で処理できない用紙であると判断されたとき、ユーザに指定された処理が変更され、または指定処理とは別の処理が行われた場合には、その処理結果を報知することで、ユーザ対応を円滑に行えるようにすることである。
上記目的を達成するため、本出願に係る第1の発明は、
紙厚、坪量、用紙の種類を含む紙種を検出するメディア検出手段を備えた用紙に画像を形成する印刷装置と、
画像形成後に排出される用紙を処理する1つまたは複数の排紙装置から構成される画像形成装置において、
前記排紙装置での処理がユーザにより指定され、更に前記メディア検出手段の検出結果により、前記排紙装置での指定処理ができない用紙であると判断された場合に、紙種に応じた排紙搬送制御を行うことを特徴とする。
本出願に係る第2の発明は、
前記排紙装置が複数の排出口を備えた用紙仕分け装置であり、ユーザよりその中の1つの排出口への排紙が指示されたとき、前記メディア検出手段の検出結果により、ユーザの指定した排出口に搬送できない用紙であると判断された場合に、
前記用紙仕分け装置の別の排紙口へ排紙可能な紙種ならば、排出口を変更し用紙の搬送をする排紙搬送制御を行うことを特徴とする。
本出願に係る第3の発明は、
前記排紙装置が用紙を処理する機能と通常の排出口を備えた装置であり、ユーザより前記排紙装置での処理が指定されたとき、前記メディア検出手段の検出結果により、前記排紙装置の指定された処理ができない用紙であると判断された場合に、
指定された処理を行わず、用紙を装置の排出口に排出する排紙搬送制御を行うことを特徴とする。
本出願に係る第4の発明は、
前記メディア検出手段の検出結果により、ユーザに指定された排紙装置で排紙搬送できない用紙であると判断された場合に、
指定された処理を行わず、排紙搬送可能な別の排紙装置へ用紙を搬送して停止する排紙搬送制御を行うことを特徴とする。
本出願に係る第5の発明は、
紙厚、坪量、用紙の種類を含む紙種を検出するメディア検出手段と
ユーザに情報を報知する報知手段を備えた用紙に画像を形成する印刷装置と、
画像形成後に排出される用紙を処理する1つないし複数の排紙装置から構成される画像形成装置において、
前記メディア検出手段の検出結果により、ユーザに指定された排紙装置で処理できない用紙であると判断されたとき、
ユーザに指定された処理が変更され、または指定処理とは別の処理が行われた場合には、その処理結果を報知することを特徴とする。
以上説明したように、本出願に係る第1の発明によれば、
メディア検出手段により紙種を検出することで、その検出結果により、排紙装置でのユーザの指定処理ができない用紙であると判断された場合に、紙種に応じた排紙搬送制御を行っているので、次のような効果が得られる。
(1).ジャム発生を防止し、ジャムマージンの確保ができる。
(2).機構部の損傷・破損を防止できる。
(3).記録媒体上の画像劣化を防止できる。
(4).画像形成装置内に用紙を滞留させることなく、ジョブを進めることができる。
(5).画像形成装置の性能アップが図れる。
本出願に係る第2の発明によれば、
ユーザより複数の排出口を備えた用紙仕分け装置の1つの排出口への排紙が指示されたとき、メディア検出手段の検出結果により、ユーザの指定した排出口に搬送できない用紙であると判断された場合に、用紙仕分け装置の別の排紙口へ排紙可能な紙種ならば、排出口を変更し用紙の搬送をしているので、排紙装置でのジャム発生を防止し、ジョブを停滞させることなく進めることが可能となる。
本出願に係る第3の発明によれば、
ユーザより排紙装置での処理が指定されたとき、メディア検出手段の検出結果により、排紙装置での指定された処理ができない用紙であると判断された場合に、指定された処理を行わず、用紙を装置の排出口に排出しているので、排紙装置でのジャム発生を防止し、ジョブを停滞させることなく進めることが可能となる。
本出願に係る第4の発明によれば、
メディア検出手段の検出結果により、ユーザに指定された排紙装置で排紙搬送できない用紙であると判断された場合に、指定された処理を行わず、排紙搬送可能な別の排紙装置へ用紙を搬送して停止しているので、印刷装置内に用紙を滞留させることなく、用紙を取り出し易い位置、用紙のダメージが少ない位置まで送ることが可能となる。そして、ユーザは容易に用紙を取り出すことが可能となる。
本出願に係る第5の発明によれば、
メディア検出手段の検出結果により、ユーザに指定された排紙装置で処理できない用紙であると判断されたとき、ユーザに指定された処理が変更され、または指定処理とは別の処理が行われた場合には、その処理結果を報知しているので、ユーザはその処理結果に対する対応を円滑に行うことが可能となる。
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。
ただし、この実施の形態に記載されている装置の構成、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本発明の特徴を最もよく表す図面であり、同図において100は用紙に印刷処理を行う画像形成装置本体(プリンタ)、200はプリンタと画像形成済み用紙に対して処理を行う用紙処理ユニット(排紙装置)との間で用紙受け渡しをするための中間搬送装置、300は仕分け処理を行う用紙処理ユニットであるメールボックス、400は綴じ処理を行う用紙処理ユニットであるステープルスタッカー、500は、両面印刷をするための用紙処理ユニットである両面装置である。画像形成装置は、プリンタ100、中間搬送装置200、メールボックス300、ステープルスタッカー400、両面装置500で構成されている。
図1において、図示せぬパソコン等から印刷指示があると、給紙カセット110より給紙手段121により用紙が給紙される。用紙は搬送ローラ122、124などにより搬送路1に沿って順次搬送されながら、メディアセンサ130において搬送されている用紙の種類が検出される。そして、レジストローラ123で転写部140とのタイミングを計り用紙が搬送され、転写部140で感光体上に現像された映像を用紙に転写し、定着部150で映像を転写した用紙に対して、所定の定着処理条件にて加熱及び加圧することにより映像を定着させ、用紙に画像を形成する。
パネル160は、液晶画面と操作スイッチで構成されている。
画像形成された用紙は、定着部150の後段に設けられたフラッパー571により、搬送方向が選択される。両面装置500側に搬送された用紙は、フラッパー572により、反転部581側に搬送方向が選択され、搬送ローラ521、522により反転部581に送られる。反転部581に到達後、搬送ローラ522、521は逆方向に回転し、フラッパー572により、再給紙側(搬送ローラ523側)に搬送方向が選択され、搬送ローラ523、524、525、526によりレジストローラ123へ送られる。そして、前記と同様に転写、定着が行われ、用紙の裏面に画像が形成される。
フラッパー571の選択により、中間搬送装置200側に送られた用紙は、搬送ローラ221、222で搬送され、フラッパー271でメールボックス300、ステープルスタッカー400への搬送が選択される。
メールボックス300への排出指示があった場合、フラッパー371、372により搬送方向が選択され、画像形成された用紙は、指示されたビン(381、382、383)に排出される。
また、ステープルスタッカー400での綴じ処理の指示があった場合、ステープラ430で用紙が綴じられ、排出口481に排出される。
図2は、メディアセンサ130の構成を示したものである。
メディアセンサ130は、光照射手段である反射用LED131、透過用LED134、読取手段であるCMOSエリアセンサ132、結像レンズであるレンズ133を有している。
反射用LED131を光源とする光は、用紙2の表面に対して照射される。用紙2からの反射光は、レンズ133を介して集光されてCMOSエリアセンサ132に結像される。これによって用紙2の表面映像を読み取る。
また、透過用LED134を光源とする光は、用紙2の裏面に対して照射される。用紙2を透過する光は、レンズ133を介して集光されてCMOSエリアセンサ132に結像される。これによって用紙2を透過する光量を読み取る。
このように用紙2の表面映像と用紙2を透過する光量を検出することで、用紙2の種類を判別している。
図3は画像形成装置の制御ブロック図である。制御手段10は、指示手段20より印刷指示、排出先などの指示があると搬送モータ11を駆動し、用紙の搬送を開始する。メディアセンサ130では、用紙の検出データが得られ、その検出データに基づき紙種判別手段31で紙種が判別される。記憶手段32には、画像形成装置の各部で処理可能な紙種情報が保持されている。処理可否判断手段33では、紙種判別手段31と記憶手段32の紙種情報から指示手段20で指定された処理が可能な用紙であるかどうかの判断がされる(処理が可能な用紙を仕様内の用紙、処理できない用紙を仕様外の用紙と定義する。)。
そして、仕様外の紙種であると判断された場合は、この情報に基づいた処理が行われ、パネル160に処理内容が報知される。
図4にそのフローチャートが示されている。
このフローチャートについて、指示手段20より、片面印刷後にメールボックス300のビン381へ排出する指示があった場合を例に説明する。
指示手段20の印刷・排紙処理の指示を受け、給紙カセット110より用紙の搬送が開始される。メディアセンサ130で用紙の検出データが得られ、その検出データに基づき紙種判別手段31で紙種が判別される(ステップS101)。
次に、この用紙が指示手段20で指定されたメールボックス300の仕様外(坪量○g/m以上、OHPなど)の用紙であるかどうかが判定される(ステップS102)。
そして、仕様内の用紙であると判定された場合は、指示手段20の指示通りメールボックス300のビン381に排出するジョブを継続する(ステップS103)。
ステップS102で仕様外の用紙であると判定された場合は、指定のあったメールボックス300内でこの用紙でも処理可能な別処理があるかの判定が行われる(ステップS104)。
別処理がある場合、例えば、ビン382、383であれば処理できるときは、ビン383への排出に変更し処理を継続する(ステップS105)。そして、変更された処理内容がパネル160で報知される(ステップS106)。
一方、指定のあったメールボックス300内での別処理がないと判断された場合は、ジャム防止のため処理を停止する(ステップS107)。そして、処理を停止した旨をパネル160に報知する(ステップS108)。
上記の例では、処理を変更してビン383への排出を行ったが、ビン382へ排出してもよい。また、仕様外の用紙が搬送されたときの処理に関して、ユーザが指示手段20で処理の優先順位(ビン382を優先、2番目をビン383とする等)、あるいは処理変更の禁止などの設定をできるようにしてもよい。
上記では、指示手段20より、片面印刷後にメールボックス300のビン381へ排出する指示があった場合を例に説明したが、次のような場合の例もある。
片面印刷後にステープルスタッカー400でステープル処理をし、排紙口481に排出する指示があった場合、ステップS102でステープルスタッカー400の仕様外(坪量○g/m以上、OHPなど)の用紙であると判定され、S104でステープルスタッカー400での可能な処理(スタッカー処理)があると判定された場合、ステープル処理をスタッカー処理に変更し、排紙口481に排出する(ステップS105)。そして、変更された処理内容をパネル160で報知する(ステップS106)。
上記のように、指定された排紙装置の仕様外の用紙が給送された場合、排紙装置での処理内容を変更し、排紙装置で可能な処理を継続することで、排紙装置でのジャム発生を防止し、ジョブを停滞させることなく進めることが可能になる。
次に画像形成装置の第2の実施例について述べる。
図1の画像形成装置の概略構成、図2のメディアセンサの構成、ならびに図3の制御ブロックに関しては、第1の実施例と共通するため、ここでの説明は省略する。
図5にそのフローチャートが示されている。
このフローチャートについて、指示手段20より、両面印刷後にステープルスタッカー400でステープル処理をし、排紙口481に排出する指示があった場合を例に説明する。
指示手段20の印刷・排紙処理の指示を受け、給紙カセット110より用紙の搬送が開始される。メディアセンサ130で用紙の検出データが得られ、その検出データに基づき紙種判別手段31で紙種が判別される(ステップS201)。
次に、この用紙が指示手段20で指定された両面装置500の仕様外(坪量○g/m以上、OHP、薄紙など)の用紙であるか、及びステープルスタッカー400の仕様外(坪量○g/m以上、OHPなど)の用紙であるかどうかが判定される(ステップS202)。
そして、仕様内の用紙であると判定された場合は、指示手段20の指示通り両面印刷後にステープルスタッカー400でステープル処理をし、排紙口481に排出するジョブを継続する(ステップS203)。
ステップS202で仕様外の用紙であると判定された場合は、この用紙を搬送できる場所があるかの判定が行われる(ステップS204)。
搬送可能な場合、例えば、(1)ステープルスタッカー400をスタッカーモードで動作させて、ビン481に搬送する。(2)両面装置500の反転部581へ搬送し、そこで用紙を保持する。(3)メールボックス300のビン383に排出する。(4)中間搬送装置200へ搬送する。
などユーザの処理できる位置まで用紙を搬送させる(ステップS205)。そして、仕様外の用紙が給送されたため、指定の処理ができなかった旨、ならびに搬送先などをパネル160で報知する(ステップS206)。
なお、ステップS202で両面装置500の仕様外の用紙であると判定された場合には、両面印刷処理は中止され、上記(1)〜(4)の処理が実行される。
一方、ステップS204で搬送できる場所がないと判断された場合は、ジャム防止のため処理を停止する(ステップS207)。そして、処理を停止した旨をパネル160に報知する(ステップS208)。
なお、仕様外の用紙が搬送されたときの処理に関して、ユーザが指示手段20で搬送先指定の優先順位を設定できるようにしてもよい。
上記のように、指定された排紙装置の仕様外の用紙が給送された場合、適切な場所へ用紙を搬送することで、印刷装置内に用紙を滞留させることなく、用紙を取り出し易い位置、あるいは用紙のダメージが少ない位置まで送ることが可能となる。そして、ユーザは容易に用紙を取り出すことができるようになる。
次に画像形成装置の第3の実施例について述べる。
図1の画像形成装置の概略構成、図2のメディアセンサの構成、ならびに図3の制御ブロックに関しては、第1の実施例と共通するため、ここでの説明は省略する。
図6にそのフローチャートが示されている。
指示手段20の印刷・排紙処理の指示を受け、給紙カセット110より用紙の搬送が開始される。メディアセンサ130で用紙の検出データが得られ、その検出データに基づき紙種判別手段31で紙種が判別される(ステップS301)。
先ず、この用紙が印刷装置100の仕様外の用紙であるかどうかが判定される(ステップS302)。その結果、仕様外の用紙である場合には、処理を停止し(ステップS307)、処理を停止した旨をパネル160に報知する(ステップS308)。
例えば、印刷装置100(レーザープリンタ)に仕様外であるインクジェット用OHPを通紙した場合が、この状態に該当する。
ステップS302で印刷装置100の仕様内の用紙であると判定された場合は、指示手段20で指定された排紙装置に対して仕様外の用紙であるかどうかが判定される(ステップS303)。そして、仕様内の用紙であると判定された場合は、指示手段20の指示通りのジョブを継続する(ステップS304)。
一方、ステップS303で仕様外の用紙であると判定された場合は、処理を停止し(ステップS305)、処理を停止した旨をパネル160に報知する(ステップS306)。
上記のように、排紙装置、または印刷装置の仕様外の紙種が給送された場合、処理を停止することで、定着ローラへの巻き付きや記録媒体上の画像劣化の防止、あるいは機構部の損傷・破損の防止をすることが可能となる。
次に画像形成装置の第4の実施例について述べる。
図1の画像形成装置の概略構成、図2のメディアセンサの構成、ならびに図3の制御ブロックに関しては、第1の実施例と共通するため、ここでの説明は省略する。
図7にそのフローチャートが示されている。
指示手段20の印刷・排紙処理の指示を受け、給紙カセット110より用紙の搬送が開始される。メディアセンサ130で用紙の検出データが得られ、その検出データに基づき紙種判別手段31で紙種が判別される(ステップS401)。
この用紙が印刷装置100、及び排紙装置の仕様外の用紙であるかどうかが判定される(ステップS402)。そして、仕様内の用紙であると判定された場合は、指示手段20の指示通りのジョブを継続する(ステップS403)。
一方、仕様外の用紙であると判定された場合は、転写部140での転写を行わず、印刷しないで、前述の実施例のような仕様外の用紙に対する処理を実行する(ステップS404)。
上記のように、排紙装置、または印刷装置の仕様外の用紙が給送された場合、印刷しないことで、未定着画像による汚れ防止、印刷内容のセキュリティー確保、ならびにトナーの節約、転写部140、定着部150などのパワーダウンによる節電を可能にする。
実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を説明する図である。 実施の形態に係るメディアセンサの構成を説明する図である。 実施の形態に係る画像形成装置の制御系を示すブロック図である。 第1の実施例に係る紙種に応じた制御を説明するフローチャートである。 第2の実施例に係る紙種に応じた制御を説明するフローチャートである。 第3の実施例に係る紙種に応じた制御を説明するフローチャートである。 第4の実施例に係る紙種に応じた制御を説明するフローチャートである。
符号の説明
全体構成
1 用紙搬送路
100 画像形成装置本体(印刷装置)
200 中間搬送装置
300 用紙処理ユニット(メールボックス)
400 用紙処理ユニット(ステープルスタッカー)
500 用紙処理ユニット(両面装置)
印刷装置
110 給紙カセット
121 給紙手段
122,124 印刷装置の搬送ローラ
123 レジストローラ
130 メディアセンサ
140 転写部
150 定着部
160 報知・操作手段(パネル)
中間搬送装置
221,222 中間搬送装置の搬送ローラ
271 中間搬送装置の搬送路切替手段(フラッパー)
両面装置
521,522,523,524,525,526 両面装置の搬送ローラ
571,572 両面装置の搬送路切替手段(フラッパー)
581 両面装置の反転部
メールボックス
321,322,323,324 メールボックスの搬送ローラ
371,372 メールボックスの搬送路切替手段(フラッパー)
381,382,383 メールボックスの排出口(ビン)
ステープルスタッカー
421,422 ステープルスタッカーの搬送ローラ
430 ステープルスタッカーの綴じ処理手段(ステープラ)
481 ステープルスタッカーの排出口
メディアセンサ
2 記録媒体(用紙)
131 光照射手段(反射用LED)
134 光照射手段(透過用LED)
132 読取手段(CMOSエリアセンサ)
133 レンズ
制御ブロック
10 制御手段
11 搬送モータ
20 指示手段
31 紙種判別手段
32 記憶手段
33 処理可否判断手段
160 報知・操作手段(パネル)
130 メディアセンサ

Claims (5)

  1. 紙厚、坪量、用紙の種類を含む紙種を検出するメディア検出手段を備えた用紙に画像を形成する印刷装置と、
    画像形成後に排出される用紙を処理する1つまたは複数の排紙装置から構成される画像形成装置において、
    前記排紙装置での処理がユーザにより指定され、更に前記メディア検出手段の検出結果により、前記排紙装置での指定処理ができない用紙であると判断された場合に、紙種に応じた排紙搬送制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1で記載の画像形成装置において、
    前記排紙装置が複数の排出口を備えた用紙仕分け装置であり、ユーザよりその中の1つの排出口への排紙が指示されたとき、前記メディア検出手段の検出結果により、ユーザの指定した排出口に搬送できない用紙であると判断された場合に、
    前記用紙仕分け装置の別の排紙口へ排紙可能な紙種ならば、排出口を変更し用紙の搬送をする排紙搬送制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1で記載の画像形成装置において、
    前記排紙装置が用紙を処理する機能と通常の排出口を備えた装置であり、ユーザより前記排紙装置での処理が指定されたとき、前記メディア検出手段の検出結果により、前記排紙装置の指定された処理ができない用紙であると判断された場合に、
    指定された処理を行わず、用紙を装置の排出口に排出する排紙搬送制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1で記載の画像形成装置において、
    前記メディア検出手段の検出結果により、ユーザに指定された排紙装置で排紙搬送できない用紙であると判断された場合に、
    指定された処理を行わず、排紙搬送可能な別の排紙装置へ用紙を搬送して停止する排紙搬送制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  5. 紙厚、坪量、用紙の種類を含む紙種を検出するメディア検出手段と
    ユーザに情報を報知する報知手段を備えた用紙に画像を形成する印刷装置と、
    画像形成後に排出される用紙を処理する1つないし複数の排紙装置から構成される画像形成装置において、
    前記メディア検出手段の検出結果により、ユーザに指定された排紙装置で処理できない用紙であると判断されたとき、
    ユーザに指定された処理が変更され、または指定処理とは別の処理が行われた場合には、その処理結果を報知することを特徴とする画像形成装置。
JP2004255402A 2004-09-02 2004-09-02 画像形成装置 Withdrawn JP2006069737A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004255402A JP2006069737A (ja) 2004-09-02 2004-09-02 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004255402A JP2006069737A (ja) 2004-09-02 2004-09-02 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006069737A true JP2006069737A (ja) 2006-03-16

Family

ID=36150747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004255402A Withdrawn JP2006069737A (ja) 2004-09-02 2004-09-02 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006069737A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008280126A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Canon Inc 記録装置
JP2009120344A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Canon Inc シート検出装置及びそれを備えたシート搬送装置、画像形成装置
JP2010249924A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Canon Inc 画像形成システム
US7970330B2 (en) * 2008-10-30 2011-06-28 Xerox Corporation Fusers, printing apparatuses and methods of fusing toner on media
JP2014081607A (ja) * 2012-09-27 2014-05-08 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008280126A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Canon Inc 記録装置
US8246160B2 (en) 2007-05-10 2012-08-21 Canon Kabushiki Kaisha Recording apparatus
JP2009120344A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Canon Inc シート検出装置及びそれを備えたシート搬送装置、画像形成装置
US7970330B2 (en) * 2008-10-30 2011-06-28 Xerox Corporation Fusers, printing apparatuses and methods of fusing toner on media
JP2010249924A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Canon Inc 画像形成システム
JP2014081607A (ja) * 2012-09-27 2014-05-08 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4747138B2 (ja) 画像形成システム及び画像形成装置
KR101488556B1 (ko) 편면 인쇄와 양면 인쇄를 포함하는 인쇄 작업의 조작성이 향상된 화상 형성 장치
JP4420086B2 (ja) 画像形成装置および画像形成システム
JP4561956B2 (ja) 画像形成システム
US8328178B2 (en) Sheet conveying system, control method therefor, control program for implementing the method, and storage medium storing the program
JP2010159130A (ja) 画像形成装置
JP2010036995A (ja) 画像形成装置
JP4150969B2 (ja) 画像形成システム
JP6260586B2 (ja) 画像形成システム
JP4991889B2 (ja) プリント装置およびプリント装置の制御方法
JP2006069737A (ja) 画像形成装置
JP2008262103A (ja) 印刷装置の制御装置、印刷システム、および印刷装置の制御プログラム
JP2009137202A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2005196124A (ja) 画像形成装置
JP2006154192A (ja) 画像形成装置
JP5599107B2 (ja) 画像形成装置及び給紙装置
JP2006091330A (ja) 画像形成装置
JP2011197044A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム
JPH1184955A (ja) 画像形成装置
JP7196694B2 (ja) 画像形成装置、テスト記録媒体の搬送処理方法、及びプログラム
JP2011063398A (ja) 画像形成装置
JP5372362B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2006259188A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2005280856A (ja) 画像形成装置
JP4939151B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071106