JP2010249924A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置とそのオプション装置からなる画像形成システムにおいて、定着不良を発生させることなく、画像形成システム全体の消費電力が規格値を超えないようにする。
【解決手段】画像形成装置と、オプション装置からなる画像形成システムにおいて、オプション装置は、画像形成装置に電力使用を予告する電力使用予告手段を備え、画像形成装置は、その定着装置のヒータへの通電を制御する通電制御手段と、電力使用予告手段からの予告がなかった場合は、通電制御手段によるヒータへの通電制御を、オプション装置の消費電力を考慮しない電力を最大投入電力とする第一のヒータ制御モードで行い(S72)、予告があった場合は、オプション装置の消費電力を考慮した、第一のヒータ制御モードにおける最大投入電力よりも少ない電力を最大投入電力とする第二のヒータ制御モードで行う(S74)制御手段と、を備えた画像形成システムにより前記課題を解決する。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像形成装置とそのオプション装置からなる画像形成システムに関し、特に、画像形成システム全体の消費電力が規格値を超えないようにする技術に関するものである。
近年、複写機やプリンタ等の画像形成装置では、高速化、高機能化により消費電力が非常に増大してきている。また、ステイプラ、ソータ、イメージスキャナなどのオプション装置を装着した画像形成装置が一般的になってきている。このため画像形成装置本体側からオプション装置に電力を供給すると、本体側の電源に大幅な電力負担が生じてしまい、従来のままでは消費電力規格を満足できないという問題がある。例えばステイプラを例にとると、ステイプラで針を打つ時はステイプラ駆動モータに急激な負荷がかかるため電源電流は図13のように数msの間であるが数Aの突入電流が流れる。
そこで、従来、オプション装置を含めた画像形成装置全体で使用する消費電力が、画像形成装置に装着されるオプション装置で使用する電力の影響で消費電力の規格値を超えてしまうような場合、オプション装置の消費電力が最大になるタイミングで出力される信号を用いて定着ヒータへの通電をオフすることで、オプション装置を含めた装置全体で使用する消費電力の増加を抑え、消費電力の規格値を超えないようにするものが知られている(特許文献1)。
特開平11−194654号公報
しかし、前述の従来例では、ヒータ制御中にオプション装置から出力される信号によって定着ヒータへの通電を突然オフしてしまうので、所望の時間内に定着ヒータを所定の温度まで立ち上げることができない。そのため記録材が定着器に搬送されても定着ヒータが定着できる温度に温まっていない状態であったり、一旦,定着ヒータをオフした後に信号が解除され定着ヒータへの通電を再開しても逆に温度上昇のオーバーシュートで定着ヒータを温めすぎたりして記録材のトナー定着不良を発生させてしまうといった問題があった。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、画像形成装置とそのオプション装置からなる画像形成システムにおいて、定着不良を発生させることなく、画像形成システム全体の消費電力が規格値を超えないようにするものである。
前述の課題を解決するため、本発明では、画像形成システムを次の(1)のとおりに構成する。
(1)画像形成装置と、前記画像形成装置のオプション装置からなる画像形成システムにおいて、
前記オプション装置は、前記画像形成装置に電力使用を予告する電力使用予告手段を備え、
前記画像形成装置は、その定着装置のヒータへの通電を制御する通電制御手段と、前記電力使用予告手段からの予告がなかった場合は、前記通電制御手段によるヒータへの通電制御を、前記オプション装置の消費電力を考慮しない電力を最大投入電力とする第一のヒータ制御モードで行う、予告があった場合は、前記オプション装置の消費電力を考慮した、前記第一のヒータ制御モードにおける最大投入電力よりも少ない電力を最大投入電力とする第二のヒータ制御モードで行う制御手段と、を備えた画像形成システム。
本発明によれば、画像形成装置とそのオプション装置からなる画像形成システムにおいて、定着不良を発生させることなく、画像形成システム全体の消費電力が規格値を超えないようにすることができる。
実施例で用いるプリンタの構成を示す断面図 実施例である画像形成システムの制御系の構成を示すブロック図 実施例1の制御タイミング図 実施例2の制御タイミング図 実施例3の制御タイミング図 ジョガーに記録材有りを検知した場合の制御フローを示す図 電力使用予告情報有無判断のみでヒータ制御を切り換える場合の制御フローを示す図 記録材排出信号と記録材情報を保持する制御フローを示す図 電力使用予告情報有無判断と記録材消費電力判断とにもとづいてヒータ制御をする場合の制御フローを示す図である。 ステイプル機構がステイプル動作を行う際の制御フローを示す図 記録材無しを検知した場合の制御フローを示す図 ステイプル針が交換された場合の制御フローを示す図 ステイプル時の電源電流波形を示す図
以下、本発明を実施するための形態を、画像形成装置とそのオプション装置からなる画像形成システムの実施例により詳しく説明する。説明の便宜から、各実施例の前提となる事項について説明した後、順次、各実施例の説明をする。
図1は、実施例の“画像形成システム”の概略構成を示す断面図である。本画像形成システムは、プリンタ170とオプション装置171から構成されている。
プリンタ170は、記録材カセット103、画像形成部111、定着装置119、メイン搬送路150、フェイスダウン反転搬送路151、フェイスダウン排出搬送路152、フェイスアップ排出搬送路153、両面反転搬送路154を含む。また、プリンタ170は、各搬送路において記録材を搬送するために、複数のローラ、例えば、給送ローラ102、レジストローラ104、定着排出ローラ120、合流ローラ122、反転ローラ125、中間排出ローラ126、排出ローラ128を含む。
さらにプリンタ170は、装置内の記録材を検知するための複数のセンサ、例えば、記録材有無センサ101、レジストセンサ105、記録材検知センサ106、定着排出センサ114、合流センサ123、反転滞留センサ124および排出センサ127を含む。さらにプリンタ170は、排出口を切り換えるフラッパ、例えば排出口切り換えフラッパ121を含む。記録材カセット103は、給送手段として機能し、画像を定着する記録材を装置内に供給する。
画像形成部111は、記録材に画像を形成するために、露光部、感光体ドラムおよび、現像部を含む。画像形成部111は、露光部により像担持体としての感光体ドラム上に静電潜像を形成する。この静電潜像は後述するプリンタコントローラ201が受信した画像データに応じて形成される。形成された静電潜像は、現像部により現像され、所定の転写位置で記録材に転写される。定着装置119は、記録材に形成されたトナー像を加熱および加圧することにより、当該記録材に形成されたトナー像を定着させる。
メイン搬送路150は、給送ローラ102から定着排出ローラ120までに配置され、画像を形成する記録材を搬送する搬送路である。フェイスダウン反転搬送路151は定着排出ローラ120から反転ローラ125までに配置され、記録材をフェイスダウン排出するための反転搬送する搬送路である。フェイスダウン排出搬送路152は、反転ローラ125から排出ローラ128までに配置され、フェイスダウンのために反転した記録材を排出する搬送路である。フェイスアップ排出搬送路153は、定着排出ローラ120から排出ローラ128までに配置され、記録材をフェイスアップ排出するための搬送路である。
両面反転搬送路154は、定着排出ローラ120からレジストローラ104までに配置され、メイン搬送路150に表裏を反転させた記録材を供給するための搬送路である。
給送ローラ102は、記録材カセット103に載置された記録材を1枚ずつ装置内へ搬送する。レジストローラ104は、搬送されてきた記録材について、画像形成部111で画像を転写するタイミングを調整するローラである。定着排出ローラ120はトナー像を定着させた記録材をフェイスアップ排出する場合は排出ローラ128へ搬送するローラである。または定着排出ローラ120は、フェイスダウン排出する場合、合流ローラ122へ記録材を搬送するローラである。さらに定着排出ローラ120は、記録材の両面に画像形成する場合、表面に画像が形成された記録材をフェイスダウン反転搬送路151に搬送した後に、合流ローラ122を逆転させた後、当該記録材を両面反転搬送路154へ搬送するローラである。
合流ローラ122は、フェイスダウン排出する場合、定着装置119から搬送されてきた記録材をフェイスダウン反転するために反転ローラ125へ搬送するローラである。また、合流ローラ122は両面排出する場合、逆回転して定着排出ローラ120へ搬送するローラである。反転ローラ125は、合流ローラ122から搬送されてきた記録材を正回転して受取り、フェイスダウン反転タイミングを作るローラである。また、反転ローラ125はフェイスダウン反転タイミングになったら逆回転をして記録材を中間排出ローラ126へ搬送するローラである。中間排出ローラ126は、反転ローラ125から搬送されてきた記録材を排出ローラ128へ搬送するローラである。
記録材有無センサ101は、記録材カセット103に載置される記録材の有無を検知するセンサである。レジストセンサ105、記録材検知センサ106、定着排出センサ114、合流センサ123、反転滞留センサ124および排出センサ127は、搬送されてきた記録材を検知する。これらのセンサは、メカ的な構成のスイッチでも、光学的な構成のセンサでもよい。レジストセンサ105は、搬送されてきた記録材と、感光体ドラムに形成されたトナー像との転写タイミングを調整するために用いられる。
オプション装置171は、第一排出搬送路157、第二排出搬送路158、第三排出搬送路159を含む。また、オプション装置171は、各搬送路において記録材を搬送するために、複数のローラ、例えば、第一排出口ローラ137、第二排出口ローラ138、第三排出口ローラ139、第二排出口中間ローラ135を含む。
さらにオプション装置171は、装置内の記録材を検知するための複数のセンサ、例えばジョガー記録材有無センサ140、第二排出口記録材有無センサ141、第三排出口記録材有無センサ142を含む。さらにオプション装置171は、記録材が搬送される搬送路を切り換えるフラッパ、例えば第一排出口切り換えフラッパ134、第二排出口切り換えフラッパ136を含む。さらにオプション装置171は図示しないステイプル針の交換機構を具備している。
第一排出搬送路157は、プリンタ170から排出された記録材を受け取る記録材受取口144から第一排出口ローラ137まで搬送路、第一排出搬送路に搬送するかを切り換える第一排出口切り換えフラッパ134、記録材を整合するソート処理や記録材をステイプルするために記録材を溜め込むジョガー143を有し、ジョガー143および第一排出口160へ排出するための搬送路である。第二排出搬送路158は、第一排出口切り換えフラッパ134から第二排出口ローラ138までに配置され、第二搬送路に搬送するかを切り換える第二排出口切り換えフラッパ136を有し、第二排出口161へ排出するための搬送路である。第三排出搬送路159は、第二排出口切り換えフラッパ136から第三排出口ローラ139まで配置され、第三排出口162に排出するための搬送路である。
第一排出口ローラ137は、プリンタ170の排出ローラ128から搬送されてきた記録材をジョガー143および第一排出口160へ記録材を排出するローラである。第二排出口中間ローラ135は、プリンタ170の排出ローラ128から搬送されてきた記録材を第二排出口ローラ138および第三排出口ローラ139へ搬送するためのローラである。第二排出口ローラ138は第二排出口中間ローラ135から搬送されてきた記録材を第二排出口161へ排出するためのローラである。第三排出口ローラ139は第二排出口中間ローラ135から搬送されてきた記録材を第三排出口162へ排出するためのローラである。
ジョガー143の入口にはステイプラが取り付けられている。ジョガー143は記録材を両脇から押して整列させステイプルをした後、記録材整列ガイドを開いて記録材を第一排出口160に落とす。
図2は、図1に示す各部を制御する制御系の構成を示すブロック図である。
プリンタコントローラ201は、ホストコンピュータ等の外部装置からの画像データをプリンタ170による印字に必要なビットデータに展開するとともに、プリンタエンジンの内部情報を通信等によって読み取り、それを表示する。
エンジン制御部202およびオプション制御部203は、図示しないROM、RAM内臓のワンチップマイクロコンピュータを有し、同様にマイクロコンピュータを有するプリンタコントローラ201とシリアル通信によって情報を授受する。プリンタエンジンの各部をプリンタコントローラ201の指示に従って動作するよう制御するとともに、プリンタコントローラ201にプリンタ内部情報を報知する。また、エンジン制御部202は、オプション制御部203に対して記録材がプリンタ170からオプション装置171へ搬送されるタイミングを知らせる手段を擁する。
204は、給送ローラ102、レジストローラ104、定着排出ローラ120、合流ローラ122、反転ローラ125、中間排出ローラ126、排出ローラ128の回転、停止をエンジン制御部202の指示に従って行うエンジン記録材搬送制御部である。
205は、帯電、現像、転写の各高圧の出力制御をエンジン制御部202の指示にもとづき行う高圧制御部である。
206は、エンジン制御部202の指示に従ってスキャナモータの駆動/停止、レーザの点滅を行う光学系制御部である。
207は、定着装置の温度をエンジン制御部202の指示した温度に調節する定着温度制御部である。
208は記録材有無センサ101、レジストセンサ105、記録材検知センサ106、定着排出センサ114、合流センサ123、反転滞留センサ124および排出センサ127などのセンサ情報をエンジン制御部202に伝達するエンジンセンサ入力部である。
209は、オプション制御部203の指示に従い、第一排出口ローラ137、第二排出口ローラ138、第三排出口ローラ139および第二排出口中間ローラ135ローラや、第一排出口切り換えフラッパ134、第二排出口切り換えフラッパ136を切り換えるオプション記録材搬送制御部である。
210は、オプション制御部203の指示に従い、オプション装置171に具備されているジョガー143をステイプルやソートのために整合させるたり、ステイプル針を使用可能状態に整合する整合制御部である。
211は、ジョガー記録材有無センサ140、第二排出口記録材有無センサ141、第三排出口記録材有無センサ142の、オプション装置171内のセンサ情報をオプション制御部203に伝達するオプションセンサ入力部である。
図6は、所定のタイミングで、ジョガー記録材有無センサ140で記録材の有無検知をしたときの制御フローを示す図である。ステップ61(図ではS61と略記する、以下同様)で、ジョガー記録材有無センサ140により記録材を検知した場合、ステイプルされる可能性があるため、ステップ62で電力使用予告情報をプリンタコントローラ201に報知する。ここでの報知のタイミングはセンサの論理が未確定から確定になる電源投入直後や省エネモードを解除したタイミングが望ましい。
図7は、電力使用予告情報有無判断のみでヒータ制御を切り換えるときのプリンタ170の制御フローを示す図である。
ステップ71で、エンジン制御部202は定着ヒータの温度制御を開始する。定着ヒータの温度制御を開始するのはエンジン制御部202がプリンタコントローラ201から印字指示を受けたときでも良いし、初期化処理指示を受けたときでも良い。ステップ72で、エンジン制御部202が電力使用予告情報を確認する。電力使用予告情報はプリンタコントローラ201とのシリアル通信を用いたデータを用いることが望ましい。
ステップ72でエンジン制御部202は電力使用予告情報がないと判断した場合、ステップ73で、オプション装置171で使用する電力を考慮しない電力をヒータへ投入する最大投入電力とする“第一のヒータ制御”を行う。ヒータ制御は位相制御が望ましい。例えば第一のヒータ制御モードでは、ヒータの通電制御を位相角が0度から行うようにすると良い。
ステップ72で、エンジン制御部202は電力使用予告情報があると判断した場合、ステップ74へ移り、オプション装置171で使用する電力を考慮し、第一のヒータ制御の最大投入電力よりも少ない電力を最大投入電力とした“第二のヒータ制御”を行う。ヒータ制御は位相制御が望ましい。第二のヒータ制御モードでは、例えば位相角が30度以下でヒータへ通電しないようにすると良い。
ステップ75で、エンジン制御部202はヒータ制御を終了する。
図8は、プリンタ170からオプション装置171へ記録材を受け渡す際の記録材排出信号の出力と記録材情報の保持についての制御フローを示す図である。
ステップ81で、エンジン制御部202はオプション制御部203に対して記録材排出信号を出す。記録材排出信号は電気信号でも良いし、プリンタコントローラ201とのシリアル通信を介したデータでも良い。記録材排出信号を出すタイミングはプリンタ170から記録材が排出されるタイミングでも良いし、記録材がプリンタ機外へ排出されるまでのタイミングでも良い。
ステップ82で、エンジン制御部202は記録材の排出口と記録材の種類を記憶する。記録材の種類はユーザが記録材の種類を指定しても良いし、印字モードから推測しても良い。
図9は、電力使用予告情報有無判断と記録材情報判断でヒータ制御を行うときのプリンタ170の制御フローを示す図である。ここでは図7との違いを説明する。
エンジン制御部202は、ステップ91で電力使用予告情報がないと判断した場合、ステップ92へ移り、オプション装置171で使用する電力を考慮しない電力を、ヒータへ投入する最大投入電力とする第一のヒータ制御を行う。ステップ91で電力使用予告情報があると判断した場合、ステップ93へ移り、前述のステップ802で記憶した記録材の種類からオプション装置の動作によってシステム全体の消費電力の規格値を超える動作をするかどうかの判断をする。例えば、記録材の情報がOHTシートや封筒紙の場合はステイプル動作を行わないのでステップ92へ移り、オプション装置171で使用する電力を考慮しない電力をヒータへ投入する最大投入電力とする第一のヒータ制御を行う。また、記録材がLTR紙やA4紙などの普通定型紙の場合はステイプル動作を行う可能性があると判断してステップ94へ移り、オプション装置171で使用する電力を考慮した電力をヒータへ投入する最大投入電力とする第二のヒータ制御を行う。
図10は、オプション装置171に具備されているステイプル機構がステイプル動作を行う際に、プリンタ170へ電力使用予告情報を出す際の制御フローを示す図である。
ステップ101で、プリンタ170から記録材排出信号を受信したオプション装置171は第一排出口160へ排出されるか確認する。第一排出口160へ排出されない場合は電力使用予告情報を出さずに制御を終了する。
ステップ101で記録材が第一排出口160に排出されると判断した場合は、ステップ102で電力使用予告情報をプリンタコントローラ201へ報知する。
ステップ103で、ジョガー143上の記録材を第一排出口160へ排出する。排出する条件はステイプルしたり、ソートしたりした後が望ましい。
ステップ104で、電力使用予告情報を解除する。
図11は、連続印字中にプリンタ170が記録材有無センサ101で記録材カセット103の記録材無しを検知した場合の制御フローを示す図である。
ステップ111で、プリンタコントローラ201は記録材なし情報を判断する。記録材なしを検知しなかったら、制御を終了する。
ステップ111で記録材なしと判断したら、ステップ112でプリンタコントローラ201は連続印字ジョブの途中かを判断する。ジョブの途中かを判断するのは、印字ジョブの残り枚数で判断したり、印字ジョブの枚数とジョガーへ排出された印字記録材の枚数を比較してジョブの途中と判断したりすればよい。
ステップ112で連続印字の途中と判断したら、このフローを終了する。途中ではない、すなわち、ジョブ終了と判断したら、ステップ113でプリンタコントローラ201は電力使用予告情報を解除する。
図12は、ステイプル針交換機構でステイプル針が交換された場合の制御フローを示す図である。
ステップ121で、ステイプル針を使用可能状態にする初期化が必要か判断するため、常時ステイプル針の交換を監視し、ステイプル針が交換されたらステップ122へ移る。ステップ122で、テイプル針を使用可能状態にする初期化処理をするため、電力使用予告情報をプリンタコントローラ201へ報知しステップ123へ移る。ステイプル針が交換されたかを判断する手法はステイプル針の着脱を検知するセンサを用いるのが望ましい。
ステップ123で、ステイプル針を使用可能状態にする初期化処理を行い、初期化処理が終了したらステップ124へ移り電力使用予告情報を解除する。
実施例1である“画像形成システム”について説明する。
図3により本実施例の動作を説明する。図3は、ステイプルをする3枚印字のジョブが2つの場合のシーケンスチャートであり、図7、図8、図10の判断を用いた例である。
図3のステップ301より、プリンタコントローラ201から第一ジョブの印字開始指示を受けたエンジン制御部202は、電力使用予告情報がない(図7のステップ72参照)ためオプション装置171の消費電力を考慮しない電力をヒータへ投入する最大投入電力とする第一のヒータ制御をヒータ制御停止まで行う。
ステップ302より、定着排出センサ114で記録材を検知したらエンジン制御部202はオプション制御部203に対して記録材排出信号を送信する。記録材排出信号を受信したオプション制御部203は印字記録材の排出口を確認し、排出口が第一排出口160ならば電力使用予告情報を有効にする(図8のステップ82、図10のステップ102参照)。
ステップ303より、3枚印字した第一ジョブの最後の印字記録材についての定着排出センサ114の後端検知タイミングでヒータ制御を終了させ、印字記録材をプリンタ170から排出する記録材搬送制御を行う。
ステップ304より、印字記録材がオプション装置171へ搬送され、ステイプル動作をする前に第二ジョブが始まる場合、エンジン制御部202は電力使用予告情報があるためオプション装置171の消費電力を考慮した電力をヒータへ投入する最大投入電力とする第二のヒータ制御をヒータ制御停止まで行う。
ステップ305より、ヒータの立上げ制御中にオプション制御部203がステイプル動作を行っても、オプション装置171で消費する電力を考慮して定着ヒータに通電するため、消費電力の規格値を超えずにステイプル動作を行うことができる。
ステップ306より、オプション制御部203は整合制御部210がステイプル動作を終了し、オプション記録材搬送制御部209が排出処理を行ったら電力使用予告情報を解除する。
ステップ307より、2つ目のジョブの1枚目で定着排出センサ114が記録材を検知したらエンジン制御部202はオプション制御部203に対して記録材排出信号を送信する。記録材排出信号を受信したオプション制御部203は印字記録材の排出口を確認し、排出口が第一排出口160ならば電力使用予告情報を有効にする(図10のステップ101参照)。
ステップ308より、3枚印字した第二ジョブの最後の印字記録材についての、定着排出センサ114の後端検知タイミングでヒータ制御を終了させ、印字記録材をプリンタ170から排出する記録材搬送制御を行う。
ステップ309より、オプション制御部203は整合制御部210がステイプル動作をし、オプション記録材搬送制御部209が排出処理を行ったら電力使用予告情報を解除し、終了する。
以上説明したように、本実施例によれば、オプション装置の動作でシステム全体の消費電力が規格値を超えてしまう場合でオプション装置が動作する可能性のある場合に、ヒータ制御を開始するときは、最大に投入できる電力よりも絞った電力を投入するようにヒータ制御(第二のヒータ制御)を行うことでオプション装置の動作で画像形成システム全体の消費電力が規格値を超えないようにできる。
また、ヒータ制御開始から停止までの同一制御内は同じパラメータでフィードバック制御を行い、途中でパラメータを切り換えないので最適なフィードバックを容易に行うことができる。
実施例2である“画像形成システム”について説明する。
図4より本実施例の動作を説明する。図4は、連続印字の途中で記録材無しを検知した後に再び印字動作を行うときのシーケンスチャートであり、図7、図6、図11の判断を用いた例である。
図4のステップ401より、プリンタコントローラ201から印字開始指示を受けたエンジン制御部202は電力使用予告情報がないためオプション装置171の消費電力を考慮しない電力をヒータへ投入する最大投入電力とする第一のヒータ制御をヒータ制御停止まで行う(図7のステップ72、73参照)。
ステップ402より、定着排出センサ114が記録材を検知したらエンジン制御部202はオプション制御部203に対して記録材排出信号を送信する。記録材排出信号を受信したオプション制御部203は印字記録材の排出口を確認し、排出口が第一排出口160ならば電力使用予告情報を有効にする(図6のステップ61、62参照)。
ステップ403より、エンジンセンサ入力部208で記録材無しを検知したら、エンジン制御部202はプリンタコントローラ201に対して記録材無し情報を報知する。プリンタコントローラ201は記録材無し情報を受信したら、ジョブの途中かを判断して、ジョブの途中ならばフローを終了し、ジョブの途中でない、すなわちジョブ終了ならば電力使用予告情報を解除する(図11のステップ111ないし113参照)。
ステップ404より、最後に印字した印字記録材についての定着排出センサ114の後端検知タイミングでヒータ制御を終了させ、印字記録材をプリンタ170から排出する記録材搬送制御を行う。
ステップ405より、エンジンセンサ入力部208で記録材有りを検知したら、エンジン制御部202はプリンタコントローラ201に対して記録材有り情報を報知する。プリンタコントローラ201は記録材有り情報を受信したら、印字ジョブを再開させる。
ステップ406より、プリンタコントローラ201からジョブの再開指示を受けたエンジン制御部202は、電力使用予告情報がないため、オプション装置171の消費電力を考慮しない電力をヒータへ投入する最大投入電力とする第一のヒータ制御をヒータ制御停止まで行う。
ステップ407より、ジョブの最後の印字記録材が定着排出センサ114で検知したらエンジン制御部202はオプション制御部203に対して記録材排出信号を送信する。記録材排出信号を受信したオプション制御部203は印字記録材の排出口を確認し、排出口が第一排出口160ならば電力使用予告情報を有効にする。
ステップ408より、オプション制御部203は整合制御部210がステイプル動作をし、オプション記録材搬送制御部209が排出処理を行ったら電力使用予告情報を解除し、終了する。
以上説明したように、本実施例によれば、連続印字の途中で記録材無しを検知した場合、ジョブの途中であれば電力使用予告を維持し、ジョブが終了していれば電力使用予告を解除する。これにより、オプション装置の動作で画像形成システム全体の消費電力が規格値を超えないようにできる。
実施例3である“画像形成システム”について説明する。
図5より本実施例の動作について説明する。図5は、封筒紙をジョガー143へ搬送し、ソートする2つのジョブのシーケンスチャートであり、図7、図9、図10の判断を用いた例である。
ステップ501より、プリンタコントローラ201から第一ジョブの印字開始指示を受けたエンジン制御部202は、電力使用予告情報がないためオプション装置171の消費電力を考慮しない電力をヒータへ投入する最大投入電力とする第一のヒータ制御をヒータ制御停止まで行う(図7のステップ72、73参照)。
ステップ502より、定着排出センサ114が記録材を検知したらエンジン制御部202はオプション制御部203に対して記録材排出信号を送信する。記録材排出信号を受信したオプション制御部203は印字記録材の排出口を確認し、排出口が第一排出口160ならば電力使用予告情報を有効にする。
ステップ503より、3枚印字した第一ジョブの最後の印字記録材についての定着排出センサ114による後端検知タイミングでヒータ制御を終了させ、印字記録材をプリンタ170から排出する記録材搬送制御を行う。このタイミングで第一排出口160へ封筒紙が搬送されたことを記憶する。
ステップ504より、記録材がオプション装置171へ搬送され、整合動作をする前に第二ジョブが始まる場合、エンジン制御部202は電力使用予告情報があるがステップ503で保持した第一排出口に排出した印字記録材の印字情報が封筒紙であるため、ステイプルではないと判断して第一のヒータ制御を行う(図9のステップ91、93、92参照)。
ステップ505より、3枚印字した第二ジョブの最後の印字記録材についての定着排出センサ114による後端検知タイミングでヒータ制御を終了させ、印字記録材をプリンタ170から排出する記録材搬送制御を行う。
ステップ506より、オプション制御部203は整合制御部210がソート動作をし、オプション記録材搬送制御部209が排出処理を行ったら電力使用予告情報を解除し、終了する(図10のステップ103、104参照)。
以上説明したように、本実施例によれば、印字情報からオプション装置の動作でシステム全体の消費電力が規格値を超えないと判断できる場合は、投入電力の制限を解除することで、最大投入電力を絞らないヒータ制御を行うことができる。
119 定着装置
170 プリンタ
171 オプション装置

Claims (4)

  1. 画像形成装置と、前記画像形成装置のオプション装置からなる画像形成システムにおいて、
    前記オプション装置は、前記画像形成装置に電力使用を予告する電力使用予告手段を備え、
    前記画像形成装置は、その定着装置のヒータへの通電を制御する通電制御手段と、前記電力使用予告手段からの予告がなかった場合は、前記通電制御手段によるヒータへの通電制御を、前記オプション装置の消費電力を考慮しない電力を最大投入電力とする第一のヒータ制御モードで行い、予告があった場合は、前記オプション装置の消費電力を考慮した、前記第一のヒータ制御モードにおける最大投入電力よりも少ない電力を最大投入電力とする第二のヒータ制御モードで行う制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  2. 請求項1に記載の画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置で使用する記録材の種類から、前記オプション装置が動作した場合にシステム全体の消費電力が規格値を超えるかどうか判断する判断手段を備え、
    前記制御手段は、前記判断手段により前記規格値を超えないと判断した場合には、前記電力使用予告手段からの予告があった場合であっても、前記通電制御手段によるヒータへの通電制御を前記第一のヒータ制御モードで行うことを特徴とする画像形成システム。
  3. 請求項2に記載の画像形成システムにおいて、
    前記判断手段は、前記画像形成装置で使用する記録材の種類がOHTシートまたは封筒の場合に、前記規格値を超えないと判断することを特徴とする画像形成システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
    前記オプション装置はステイプル機構を有し、前記電力使用予告手段は前記ステイプル機構を使用する可能性がある場合に予告をすることを特徴とする画像形成システム。
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