JP2015052777A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置に外部オプション装置が接続されている場合は、それらが動作するのに要する電力だけ予め定着部に割り当てる電力を少なくする場合あがる。しかしながら、定着部に供給する電力を減らすと定着性能を維持するために、定着部のウォームアップ時間を長くする必要がありFPOTが長くなる。【解決手段】 画像形成装置のオプション装置の接続状況に応じて画像形成の開始を判断するための閾値電力を変更する。【選択図】 図11

Description

本発明は、複写機、プリンタなどの定着部を備える画像形成装置に関する。
近年、複写機やプリンタ等の画像形成装置の高速化及びカラー化が進み、定着部以外の部分でも消費電力が増える傾向にある。一方、画像形成装置へ供給できる商用電源からの最大電流は規格により規制されている。従って、定着部に割り当てることのできる電力は減少しつつある。そこで画像形成時の定着部の温まり具合や電源電圧状態と環境温度とに応じて記録材搬送開始タイミングを設定することで定着不良の発生を抑えつつ、FPOTの短縮を図る構成が開示されている。(特許文献1)
特開2007−108297号公報
しかしながら、画像形成装置に排紙オプション装置やイメージスキャナ等の外部オプション装置が接続され動作する時、定着部に供給可能な電力は更に減少する。そこで、外部オプション装置が接続されている場合は、それらが動作するのに要する電力だけ予め定着部に割り当てる電力を少なくする方法が考えられる。しかしながら、定着部に供給する電力を減らすと定着性能を維持するため定着部のウォームアップ時間を長くする必要がありFPOTが長くなるという課題がある。
上記課題を解決するための本発明の好適な実施形態の一つ目は、記録材に未定着トナー像を形成する画像形成部と、ヒータを有し前記未定着トナー像を記録材に定着する定着部と、前記定着部の温度を検知する温度検知部と、前記温度検知部の検知温度が定着可能な目標温度になるように前記ヒータへ供給する電力を制御する電力制御部と、記録材を前記定着部へ向けて搬送する搬送部と、前記搬送部における記録材の搬送制御を行う搬送制御部と、を備え、オプション装置が接続可能であって、記録材にトナー像を形成する画像形成装置において、前記電力制御部は、前記装置に供給されるトータル電力に応じて、前記ヒータに供給可能な最大電力を設定し、前記搬送制御部は、前記定着部のウォームアップの開始時において前記最大電力が閾値電力よりも大きい場合に、前記ヒータへの電力供給を開始してからの経過時間に応じて記録材の搬送制御を行う第1のモードと、前記最大電力が前記閾値電力よりも小さい場合に前記検知温度に応じて記録材の搬送制御を行う第2のモードと、を実行可能であり、前記電力制御部は、前記オプション装置が前記画像形成装置に接続されている時は接続されていない時よりも前記閾値電力を大きい値に設定することを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明の好適な実施形態の2つ目は、記録材に未定着トナー像を形成する画像形成部と、前記ヒータを有し、前記未定着トナー像を記録材に定着する定着部と、前記定着部の温度を検知する温度検知部と、前記温度検知部の検知温度が定着可能な目標温度になるように前記ヒータへ供給する電力を制御する電力制御部と、記録材を前記定着部へ搬送する搬送部と、を備え、オプション装置が接続可能であって、記録材にトナー像を形成する画像形成装置において、前記電力制御部は、前記装置に供給されるトータル電力に応じて前記ヒータに供給可能な最大電力を設定し、前記搬送部は、前記定着部のウォームアップの開始時に前記最大電力が閾値電力よりも大きい場合は、前記ヒータへの電力供給を開始してからの経過時間に応じて前記画像形成部の動作を開始し、前記最大電力が前記閾値電力よりも小さい場合は前記検知温度に応じて 前記画像形成部の動作を開始し、前記電力制御部は、前記オプション装置が前記画像形成装置に接続されている時は接続されていない時よりも前記閾値電力を大きい値に設定することを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明の好適な実施形態の3つ目は、記録材に未定着トナー像を形成する画像形成部と、ヒータを有し、前記未定着トナー像を記録材に定着する定着部と、前記定着部の温度を検知する温度検知部と、前記温度検知部の検知温度が定着可能な目標温度になるように前記ヒータへ供給する電力を制御する電力制御部と、
記録材を前記画像形成部へ搬送する搬送部と、を備え、オプション装置が接続可能であって記録材にトナー像を形成する 画像形成装置において、前記電力制御部は、前記画像形成装置に供給される電力に応じて前記ヒータに供給可能な最大電力を設定し、プリントを開始する時に、前記ヒータへの電力供給を開始してからの経過時間に応じて前記画像形成部の動作を開始する第1のモードと、前記検知温度に応じて前記画像形成部の動作を開始する第2のモードと、を実行可能であり、前記オプション装置の前記画像形成装置に対する接続状況及び前記最大電力に応じて前記第1のモードもしくは前記第2のモードを選択して実行することを特徴とする。
本発明によれば、オプション装置が装着された画像形成装置において、定着性能を維持しつつFPOTを短くすることができる。
本発明の実施例に係る画像形成装置の概略断面図 本発明の実施例における定着部の構成を説明する図 本発明の実施例におけるヒータ駆動回路を説明する図 本発明の実施例におけるヒータの電流検知回路を説明する図 本発明の実施例におけるヒータの電流検知回路の動作を説明する図 本発明の実施例におけるインレット電流検知回路を説明する図 本発明の実施例におけるインレット電流検知回路の動作を説明する図 本発明の実施例におけるCPUとオプション類との接続を示す図 本発明の実施例におけるオプション電力テーブル 本発明の実施例1におけるウォームアップについて説明する図 本発明の実施例1のウォームアップ制御のフローチャート 本発明の実施例2におけるウォームアップ制御を説明する図 本発明の実施例2のウォームアップ制御のフローチャート 本発明の実施例1におけるオプション装置
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
<画像形成装置の概略構成>
図1は、本実施例に係る電子写真プロセスを用いたカラー画像形成装置の構成図である。本実施例に係る画像形成装置は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナーを重ね合せることでフルカラーの画像を形成できるように構成されている。そして各色の画像形成のために、露光部としてのレーザスキャナ(11Y、11M、11C、11K)と、各色カートリッジ(12Y、12M、12C、12K)と、が備えられている。イエローのカートリッジ(12Y)を用いてカートリッジの構成について説明する。図中の矢印の方向に回転する像担持体としての感光体ドラム(13Y)と感光体ドラム(13Y)のクリーニング部材としてのクリーナ(14Y)と帯電部材としての帯電ローラ(15Y)と現像部材としての現像ローラ(16Y)とを有する現像部と、を有する。現像ローラ(16Y)は、画像形成動作が開始されると、感光体ドラム(13Y)から離間した状態から感光体ドラム(13Y)に当接する。これは現像ローラ(16Y)が感光ドラム(13Y)に当接している時間を可能な限り短くして現像ローラ(16Y)及び感光ドラム(13Y)の寿命を延ばすためである。マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のカートリッジ(12M、12C、12K)については、イエロー(12Y)のカートリッジと同様の構成であるので説明を省略する。
各色の感光体ドラム(13Y、13M、13C、13K)には中間転写ベルト19が接触し、この中間転写ベルト19を挟み、対向するように一次転写ローラ(18Y、18M、18C、18K)が設置されている。
給紙部にて記録材21を格納するカセット22には、カセット内の記録材21の有無を検出する記録材有無検知センサ24が設けられている。さらに記録材搬送路には、搬送部としての給紙ローラ25、分離ローラ26a及び26b、及びレジストレーションローラ27と、が設けられている。また、レジストレーションローラ27の記録材搬送方向の下流側の近傍にレジストレーションセンサ28が設けられている。さらに記録材搬送方向下流側には、中間転写ベルト19と接するように二次転写ローラ29、そして二次転写ローラ29の記録材搬送方向下流側に定着部30が配設されている。
31は、画像形成装置の制御部(電力制御部、搬送制御部)であるコントローラであり、ROM32a、RAM32b、タイマ32c等を具備したCPU(中央演算処理装置)32、及び各種入出力制御回路(不図示)等で構成されている。
次に電子写真プロセスについて簡単に説明する。現像までのプロセスについてイエロー(Y)のカートリッジ(12Y)を用いて説明する。カートリッジ(12Y)内の暗所にて、感光体ドラム(13Y)表面を帯電ローラ(15Y)により均一に帯電させる。次にレーザスキャナ(11Y)により画像データに応じて変調したレーザ光を感光体ドラム(13Y)表面に照射する。レーザ光が照射された部分の帯電電荷が除去されることで、感光体ドラム(13Y)表面に静電潜像が形成される。現像部では現像バイアスを付与して現像ローラ(16Y)上のトナーを感光体ドラム(13Y)上の静電潜像に付着させて現像する。このような現像プロセスをカートリッジ(13M、13C、13K)各々で行う。
感光体ドラム(13Y、13M、13C、13K)表面上に形成されたトナー像は、感光体ドラム(13Y、13M、13C、13K)と中間転写ベルト19との接触部である一次転写部において一次転写バイアスが付与され中間転写ベルト19に転写される。さらに、CPU32は、中間転写ベルト19の搬送速度に応じて各カートリッジ(12Y、12M、12C、12K)における画像形成タイミングを制御し、それぞれのトナー像を中間転写ベルト19上で重畳するように順次転写させる。こうすることにより、最終的に中間転写ベルト19上にはフルカラー画像が形成される。
一方、カセット22内の記録材21は給紙ローラ25により搬送され、分離ローラ26a及び26bにより、記録材21が一枚ずつレジストレーションローラ27を介して二次転写ローラ29へ搬送される。レジストレーションローラ27の下流にある二次転写ローラ29と中間転写ベルト19との接触部である二次転写部において中間転写ベルト19上のトナー像が記録材21に転写される。このトナー像を記録材21に転写するまでのプロセスに関わる構成が、本実施例における画像形成部を構成する。尚、本実施例の画像形成装置におけるレジストレーションローラ27は、中間転写ベルト19に転写されるトナー像が二次転写部に到達するタイミングに合わせて記録材が二次転写部に到達するように記録材の搬送を制御する。
最後に記録材21上のトナー像は定着部30により定着処理され、画像形成装置の外部に排出される。
<定着部の構成>
図2(a)は、本実施例における定着部30の模式的断面図である。本実施例の定着部30は、筒状のフィルム102と、フィルムの内面に接触するヒータ100と、ヒータ100と共にフィルム102を介して定着ニップ部Nを形成する加圧部材としての加圧ローラ103と、を有する。ニップ部で未定着トナー像Tを担持した記録材を搬送しながら加熱し未定着トナー像Tを記録材に定着する定着処理を行う。定着部30は、ヒータ100を支持しつつフィルム102の内面をガイドするヒータホルダ101と、ヒータ100の面上に感熱面が当接するように配設された温度検出部材104(温度検知部)と、を有する。
加圧ローラ103は、駆動源(不図示)により図中矢印で示す反時計方向に所定の周速度で回転駆動される。フィルム102は、定着ニップ部Nにおける摩擦力により、加圧ローラ103に従動回転する。
ヒータ100に電力が供給されることにより、温度検出部材104の検出温度が目標温度になるように電力供給量が制御される。図2(b)は、ヒータ100の拡大断面図である。ヒータ100は、裏面加熱型のセラミックヒータである。このヒータ100はSiC、AlN、Al2O3等のセラミックス系の絶縁性の基板110と、基板110上にペースト印刷等で形成されている発熱抵抗体111a及び111bを保護しているガラス等の保護層112と、を有する。また発熱抵抗体111a及び111bが印刷されている基板110の面の反対側の面に摺動性を向上させるためにガラス層が形成される場合もある。
図2(c)は、ヒータ100の平面図である。基板110上には、発熱抵抗体111a及び111b、電極部111c及び111dと、導体部111eと、が形成されている。電極部111c及び111dに給電用コネクタ113の端子(不図示)が接触し、導体部111eを介して発熱抵抗体111a及び111bに電力が供給され発熱抵抗体111a及び111bが発熱する。また、ヒータ100への電力の供給は、給電用コネクタ113を介して行われる。
<電力供給回路>
図3は、本実施例におけるヒータ100を駆動する回路を説明するための電力供給回路を示す図である。50は、画像形成装置を接続する商用電源(交流電源)であり、インレット51から画像形成装置に交流電力を供給する。電力供給回路は、商用電源50と接続された一次側と、一次側と間接的に接続された二次側とで構成されている。商用電源50から入力された電力は、ACフィルタ52を介して発熱抵抗体111へ供給され、発熱抵抗体111を発熱させる。53は、電源装置(電源部)であり、商用電源50の電力がACフィルタ52を介して入力され、二次側の負荷に所定の電圧を出力している。また、CPU32は、ヒータ100の駆動制御としても使用され、各入出力ポートとROM32a及びRAM32bなどから構成される。すなわち、電力供給回路の一次側では定着部30の発熱抵抗体111及び二次側に電力を供給するための電源装置53が商用電源50に直接接続されて電力供給を受ける構成である。また、電力供給回路の二次側では、感光体ドラムや中間転写ベルト19を回転させるモータやレーザスキャナ等、画像形成時に動作するモータやユニットが、商用電源50とは非接触に接続されて電力供給を受ける構成である。
発熱抵抗体111は、位相制御回路60にて所定の電力量が供給される。ヒータ100の裏面に配置された温度検出部材104は、一方をグランド、他方を抵抗55と、抵抗59を介してCPU32のアナログ入力ポートAN0と、に接続されている。抵抗59は高温になると抵抗値が低下する特性を持っており、固定抵抗55との分圧電圧から予め設定された温度テーブル(不図示)によって温度に変換することにより、ヒータ100の温度をCPU32は検出する。
一方、商用電源50の電力は、ACフィルタ52を介してZEROX(ゼロクロス)生成回路56に入力される。ZEROX生成回路56は、商用電源電圧が0V近辺のある閾値電圧以下の電圧になっているときにHighレベルの信号を出力し、それ以外の場合にLowレベルの信号を出力する構成となっている。そして、CPU32には、抵抗57を介して商用電源電圧の周期とほぼ等しい周期のパルス信号がPA1に入力される。CPU32は、ZEROX信号のHighからLowに変化するエッジを検出し、位相制御やスイッチング制御のタイミング制御に利用する。
CPU32は、検出した温度に基づき位相制御回路60を駆動する点灯タイミングを決定し、ポートPA3より駆動信号を出力する。まず、位相制御回路60を説明する。所定の点灯タイミングで出力ポートPA3がHighレベルとなることでベース抵抗58を介したトランジスタ65がオンする。トランジスタ65がオンすることでフォトトライアックカプラ62がオンすることとなる。なお、フォトトライアックカプラ62は、一次、二次間の沿面距離を確保するためのデバイスであり、抵抗66はフォトトライアックカプラ62内の発光ダイオードに流れる電流を制限するための抵抗である。
抵抗63、64はトライアック61のためのバイアス抵抗で、フォトトライアックカプラ62がオンすることによりトライアック61が通電する。トライアック61はAC通電中にONトリガがかかるとACの通電がなくなるまで通電状態に保持される素子であり、発熱抵抗体111には、オンタイミングに応じた電力が供給されることとなる。
また、商用電源50からACフィルタ52を介して入力される電源装置53へ流れる電流と、発熱抵抗体111へ流れる電流と、の合計の電流は、インレット51に流れる電流として、カレントトランス70を介して、インレット電流検知回路71に入力される。このインレット電流検知回路(検知手段)71では、入力された電流を電圧変換する。電圧変換された電流検知信号は、CPU32に抵抗72を介してPA0に入力され、A/D変換され、デジタル値で管理される。
同様にして、発熱抵抗体111へ流れる電流は、カレントトランス80を介して、ヒータ電流検知回路81(電流検知部)に入力される。このヒータ電流検知回路81では、入力された電流を電圧変換する。電圧変換された電流検知信号は、CPU32に抵抗82を介してPA2に入力され、A/D変換され、デジタル値で管理される。
<ヒータの電流検知回路>
図4は、本実施例におけるヒータの電流検知回路81の構成を説明するブロック図である。図5は、本実施例におけるヒータの電流検知回路81の動作を説明するための波形図である。
図5に示す501は、発熱抵抗体111に流れるヒータ電流I1を示し、このヒータ電流I1は、カレントトランス80によって、その電流波形が二次側で電圧変換される。このカレントトランス80の電圧出力をダイオード201、203によって整流し、負荷抵抗として抵抗202、205を接続している。503は、このダイオード203によって半波整流された波形を示す。この電圧波形は、抵抗205を介して乗算器206に入力される。この乗算器206は、504で示すように、2乗した電圧波形を出力する。この2乗された波形は、抵抗207を介してオペアンプ209のマイナス端子に入力される。オペアンプ209の+端子には、抵抗208を介してリファレンス電圧217が入力されており、帰還抵抗210により反転増幅される。尚、このオペアンプ209は片電源から電力が供給されているものとする。
505は、リファレンス電圧217を基準に反転増幅された波形を示す。このオペアンプ209の出力は、オペアンプ212のプラス端子に入力される。オペアンプ212では、リファレンス電圧217と、そのプラス端子に入力された波形の電圧差と、抵抗211で決定される電流がコンデンサ214に流入されるようにトランジスタ213を制御している。こうしてコンデンサ214は、リファレンス電圧217と、そのプラス端子に入力された波形の電圧差と抵抗211で決定される電流で充電される。
ダイオード203による半波整流区間が終わると、コンデンサ214への充電電流がなくなるため、506に示すように、その電圧値がピークホールドされる。そして507に示すように、ダイオード201の半波整流期間にDIS信号によりトランジスタ215をオンする。これにより、コンデンサ214の充電電圧が放電される。トランジスタ215は、CPU32からのDIS信号によりオン/オフされており、502で示すZEROX信号を基に、トランジスタ215のオン/オフ制御を行っている。このDIS信号は、ZEROX信号の立ち上がりエッジから所定時間Tdly後にオンし、ZEROX信号の立ち下がりエッジと同じタイミング、もしくは直前でオフする。これにより、ダイオード201の半波整流期間である定着ヒータ100の通電期間を干渉することなく制御できる。
つまり、コンデンサ214のピークホールド電圧V1fは、カレントトランス80によって電流波形が二次側に電圧変換された波形の2乗値の半周期分の積分値となる。こうしてコンデンサ214にピークホールドされた電圧値が、ヒータの電流検知回路81からHCRRT1信号506としてCPU32に送出される。CPU32は、ポートPA2から入力されたHCRRT1信号506をZEROX信号502の立ち上がりエッジから所定のTdly後までに、A/D変換を行なう。A/D変換されたヒータ電流I1は、商用電源電圧1全波分のヒータ電流I1となり、CPU32は、商用電源電圧4全波分のヒータ電流I1を平均し、予め用意された係数を掛けることで、発熱抵抗体111で消費する電力を算出する。但し、ヒータ電流I1の電流検知の方法はこの限りではない。
<インレット電流検知回路>
図6は、本実施例におけるインレット電流検知回路71の構成を説明するブロック図である。図7は、本実施例におけるインレット電流検知回路71の動作を説明するための波形図である。
701は、インレット51、ACフィルタ52を介して供給されるインレット電流I2を示し、この電流I2はカレントトランス70によって二次側で電圧変換される。このインレット電流I2は、発熱抵抗体111に流す電流I1(501)と、電源装置53に流れる電流I3との合計である。
このカレントトランス70からの電圧出力をダイオード301、303によって整流し、負荷抵抗として302、305を接続している。703は、ダイオード303で半波整流された電圧波形を示し、この波形は抵抗305を介して乗算器306に入力される。704は、この乗算器306により2乗された波形を示す。この2乗された電圧波形は、抵抗307を介してオペアンプ309の−端子に入力されている。一方、このオペアンプ309の+端子には、抵抗308を介してリファレンス電圧317が入力されており、帰還抵抗310により反転増幅される。尚、このオペアンプ309は、片電源で電力供給されている。こうしてリファレンス電圧317を基準に反転増幅された波形、つまり、オペアンプ309の出力705は、オペアンプ312の+端子に入力される。
オペアンプ312は、リファレンス電圧317と、そのプラス端子に入力された波形の電圧差と抵抗311に決定される電流がコンデンサ314に流入されるようにトランジスタ313を制御している。これによりコンデンサ314は、リファレンス電圧317とプラス端子に入力された波形の電圧差と抵抗311で決定される電流で充電される。ダイオード303による半波整流区間が終わると、コンデンサ314への充電電流がなくなるため、706に示すように、その電圧値がピークホールドされる。ここでダイオード301の半波整流期間にトランジスタ315をオンすることにより、コンデンサ314にチャージされた電圧を放電する。このトランジスタ315は、707で示す、CPU32からのDIS信号によりオン/オフされており、502で示す、ZEROX信号を基にトランジスタ315を制御している。DIS信号は、ZEROX信号の立ち上がりエッジから所定時間Tdly後にオンし、ZEROX信号の立ち下がりエッジ、もしくは直前でオフすることにより、ダイオード303の半波整流期間のヒータ電流期間に干渉することなく制御することができる。
つまり、コンデンサ314のピークホールド電圧V2fは、カレントトランス70によって電流波形が二次側に電圧変換された波形の2乗値の半周期分の積分値となる。706では、コンデンサ314の電圧が、706で示すHCRRT2信号として、インレット電流検知回路71からCPU32に送出される。CPU32は、ポートPA0から入力されたHCRRT2信号706をZEROX信号701の立ち上がりエッジから所定のTdly後までに、A/D変換を行なう。A/D変換されたインレット電流I2は、商用電源電圧1全波分のインレット電流I2となり、CPU32は、商用電源電圧4全波分のインレット電流I2を平均し、予め用意された係数を掛けることで画像形成装置全体にて消費される電力を算出する。但し、インレット電流I2の電流検知の方法はこの限りではない。
<CPU32とオプションとの接続>
図8は、本実施例におけるCPU32と外部オプション装置との接続について表した図である。本実施例の画像形成装置は、外部オプション装置として自動給紙装置33、イメージスキャナ34、排紙オプションA35、排紙オプションB36が接続可能である。図8を用いて、画像形成装置と各々の外部オプション装置との接続方法について説明する。画像形成装置には、自動給紙装置33、イメージスキャナ34、排紙オプションA35、排紙オプションB36が接続されており、それぞれ、CPU33a、34a、35a、36aを有している。CPU32とCPU33a(34a、35a、36a)とは、互いに信号を入出力できるように接続される。CPU32は、CPU33a(34a、35a、36a)と通信することで、接続されている外部オプション装置の種類や数を検知することができるように構成されている。
図9は、各々の外部オプション装置が動作している時の電力を示すテーブルである。図9に示す外部オプション装置のうち、いずれの外部オプション装置を画像形成装置に接続するかについては、ユーザーの任意である。したがって、接続されている外部オプション装置の数と種類によって、画像形成装置が外部オプション装置の動作に割り当てる必要のある電力が異なる。
尚、本実施例における外部オプション装置の定義は、画像形成装置に対して画像形成装置の外部から接続する装置であれば本実施例で示した外部オプション装置に限定されるものではない。
本実施例では、画像形成装置の電源ON時に、接続されている外部オプション装置の数及び種類を検知し、図9に示すように予め用意された外部オプション装置用の電力テーブルから接続を検知した外部オプション装置の動作による消費電力Poを算出する。例えば、自動給紙装置33とイメージスキャナ34と排紙オプションA35と排紙オプションB36が接続されていた場合、外部オプション装置の動作による最大消費電力Poは、20W+30W+30W+40W=120Wと算出することができる。
ここで、図14に示すイメージスキャナ34、自動給紙装置33、排紙オプションA35(B36)の機能について説明する。イメージスキャナ34は、不図示の読み取り部がガイドレールに沿って移動しながら原稿台上に載置された原稿をスキャンして読み取る装置である。読み取った原稿は、画像形成装置で画像形成を行い複写することができる。また、自動給紙装置33は、自動原稿送り装置とも言われ、予めセットされた原稿を一枚ずつ自動的にイメージスキャナ34の原稿台上に送り、読み取終了後、自動的に原稿を排出する装置である。自動給紙装置33を用いることで複数の原稿を自動的にイメージスキャナ34でスキャンし読み取ることができる。また、排紙オプションA35(B36)は、画像形成装置の定着部を出た記録材をジョブ毎にソートして出力することができる。排紙オプションには、ステープル、製本、裁断等の原稿の後処理を行うことができるものがある。尚、排紙オプションB36は、排紙オプションA35よりも消費電力の大きい排紙オプションである。
尚、本実施例においては、接続された外部オプション装置は同時に動作する場合があるものとして最大消費電力を算出したが、外部オプション装置で同じタイミングで動作しないものがあれば、それを考慮して最大消費電力を算出する。
<ウォームアップ>
次に本実施例の制御におけるヒータ供給可能電力Pf_maxの算出及び電力制限の方法について図10を用いて説明する。ここで最初に、定着部が環境温度と同等の温度まで下がっている状態、いわゆるコールド状態からの定着部のウォームアップについて説明する。
尚、画像形成装置が待機状態において予備加熱を行なっている状態からの定着部のウォームアップや、電源ON後のイニシャルウォームアップ等にも本実施例の構成は適用できる。
図10(a)は、通常の定着部のウォームアップ制御を行う時(開始時)にインレット電流I2が所定電流以下となるケースであり、図10(b)はインレット電流I2が所定電流以上になりヒータ電流I1を制限したケースを表している。図10(a)及び図10(b)のそれぞれ上側のグラフは、インレット電流I2とヒータ電流I1とのウォームアップを開始してからの時間推移を模式的に表しており、下側のグラフは定着ヒータ100の温度の推移を示している。
まず、図10(a)について説明する。画像形成装置は、ウォームアップの開始(プリント開始)の指示を受けると、タイミングAにて最初に定着部30への所定電力(Pf)供給を開始すると共に、定着部30を駆動するモータの駆動を開始する。その後、図10のAからBまで区間において、ポリゴンモータや感光体ドラムを駆動するモータ等、画像形成動作に関わる全ての負荷を順に起動する。所定電力PfはFPOTが最短になるように定着部がウォームアップするためにヒータ100に供給する必要のある電力であり、予め決められている電力である。つまり、所定電力(Pf)は、画像形成動作の開始のタイミングから記録材21が定着ニップ部Nに到達するまでの期間内にヒータ100に供給し続けるとヒータ100の温度が定着可能温度(T_print)まで温度上昇する電力である。本実施例においては、定着部30のReady信号が出ると画像形成動作を開始する。このReady信号が出た後に開始する画像形成動作の対象は、現像当接動作、記録材の給紙、画像書き出しなどである。これらは、本実施例に限定されるものではない。
続いて、画像形成装置の全ての負荷の起動が終了したタイミングBにおいて、CPU32はインレット電流I2をモニタし、電流I2が予め設定されたリミット電流Ilimより大きいか否かを確認する。図10(a)で示されるようにリミット電流Ilimを超えていない場合には、リミット電流Ilimとの差分電流分を増加させたヒータ供給可能電力Pf_maxを算出する。ここでのリミット電流Ilimとは15Aを超えないよう15A以下の電流値の中で予め設定された電流値である。ヒータ100に100%通電した場合でもヒータ100の電気抵抗値と入力AC電圧の関係によって定着部30に供給できる電力には限界がある。ここで算出されるヒータ供給可能電力Pf_maxは、電気抵抗値と入力AC電圧との関係による供給限界電力も加味して算出されるものとする。タイミングBでヒータ供給可能電力Pf_maxが予め決められたReady電力Pthより大きい場合には、即座に画像書き出しを開始する。Ready電力Pthより小さい場合には、ヒータ100の検出温度が定着処理中のヒータ100の目標温度より低い閾値温度に達したタイミングで、画像書き出しを開始する。本実施例においては、閾値温度をT_print−30(℃)とする。
次に図10(b)について説明する。定着部30のウォームアップ開始の指示を受けると、タイミングAにて最初に定着部30への所定電力(Pf)供給を開始すると共に、定着部30を駆動するモータの駆動を開始する。その後、AからBまでの区間において、ポリゴンモータや感光体ドラムを駆動するモータ等、画像形成動作に関わる全ての負荷を起動する。続いて、全ての負荷の起動が完了したタイミングBにおいて、CPU32はインレット電流I2をモニタし、予め設定されたリミット電流Ilimより大きい電流が流れているか否かを確認する。図10(b)で示されるようにインレット電流I2がリミット電流Ilimより大きい場合はリミット電流Ilimを超えた電流に相当する電力を低減させた新たな定着電力Pf_downを算出する。この場合、定着電力Pf_downがヒータ供給可能電力Pf_maxとなる。定着部のウォームアップの期間において、ヒータ供給可能電力Pf_maxがReady電力Pth(第1の閾値電力)より大きい場合は、画像形成装置は即座に画像形成動作を開始するモードを実行する(第1のモード)。また、ヒータ供給可能電力Pf_maxがReady電力Pthより小さい場合は、画像形成装置はヒータ100の検出温度が定着可能な目標温度(T_print)より低い閾値温度に達した時に画像形成動作を開始するモードを実行する(第2のモード)。尚、第1のモードは第2のモードよりもヒータへ電力供給を開始してから画像形成動作を開始するまでの時間が短くできる。また、記録材は、制御部31によって搬送部において、画像形成動作を開始するタイミングに応じて搬送制御される。例えば、画像形成動作のタイミングが遅れたらそれに同期して記録材の搬送開始タイミングを遅らせる。従って、画像形成動作の開始タイミングが早いほど、記録材が二次転写部、定着部に到達するタイミングも早くなり、FPOTの短縮を達成できる。第1のモードは、ヒータ100への電力供給を開始してから記録材が前記定着部に到達するまでの時間がほぼ一定になり、FPOTが安定するモードである。
尚、第1のモードにおける「即座に画像形成動作を開始する」とは、本実施例においては図10(a)に示すBのタイミングで画像形成動作を開始することである。これに限らず、定着部30のウォームアップ(ヒータへの電力供給)を開始してから所定時間経過した時に画像形成動作を開始すればよい。つまり、第1のモードは、前記ヒータへの電力供給を開始してからの経過時間に応じて画像形成動作を開始するモードであると言える。
次に本実施例の特徴的な制御仕様について説明する。上記ウォームアップ制御においては、ヒータ供給可能電力Pf_maxがReady電力Pth(閾値電力)より大きい場合、即座に画像書き出しを開始する。
ここで、自動給紙装置33、イメージスキャナ34、排紙オプションA35、排紙オプションB36等の外部オプション装置が画像形成装置に装置されている場合について考える。これらの外部オプション装置は、ユーザーの操作又は動作指示があった場合に直ぐにいつでも動作できるように待機させることが好ましい。つまり、ユーザビリティの観点において、これらの外部オプション装置の動作は、画像形成動作と同期させない方が好ましい。従って、前述したCPU32がインレット電流I2をモニタし、予め設定されたリミット電流Ilimより大きい電流が流れているか否かを確認する工程では、オプション装置の消費する電力は考慮されていない。よって、外部オプション装置が定着部のウォームアップ期間に動作すると、画像形成装置全体の電力が不足してCPU32によってヒータ100に供給される電力が絞られ、予定時間内にヒータ100の温度が定着可能温度に到達しない可能性がある。
そこで、本実施例においては、外部オプション装置が接続されている時には、外部オプション装置が動作した場合に必要な電力分をReady電力Pthに加算をした新たなReady電力Pthを算出する。外部オプション装置が接続されている時には、ウォームアップ制御時にヒータ供給可能電力Pf_maxが新たなReady電力Pthより大きいか否かで画像書き出しの開始タイミングを決める。
次に本実施例の制御フローチャートについて、図11を用いて説明する。まず、CPU32は、定着ヒータ100に所定電力(Pf)の供給を開始する(S101)。次に、定着モータの起動を含めた画像形成プロセスに必要な負荷を駆動し(S102)、インレット電流I2及びヒータ電流I1を測定する(S104)。CPU32は、S104にて次のことを行う。インレット電流I2(トータル電力)とリミット電流Ilim(リミット電力)を比較し、インレット電流I2がリミット電流Ilimを超えている場合には、リミット電流Ilimを超えないような定着電力Pf_downを算出し(105)する。定着ヒータ100に供給する電力をPf_downに変更する(S106)。そして、ヒータ供給可能電力Pf_maxにPf_downの値を設定する(S107)。CPU32は、インレット電流I2がリミット電流Ilimより小さい場合は、ヒータ供給可能電力Pf_maxを算出する(S108)。つまり、CUP32は、画像形成動作のために画像形成装置に供給されるトータルの電力に応じて定着ヒータ100に供給可能な電力を設定する。具体的には、そのトータル電力がリミット電力を超えた場合、そのトータル電力がリミット電力を超えない場合よりもヒータ供給可能電力Pf_maxを減らすのである。
次に予め決められたReady電力Pthを設定する(S109)。このReady電力Pthは、画像形成動作の開始から記録材21が定着ニップ部Nに到達するまでの期間内にヒータ100に供給すると定着ヒータ100の温度を定着可能な目標温度(T_print(℃))に到達させることができる電力である。続いて、図8及び図9で説明したようにCPU32は、S110にて外部オプション装置との接続の有無を確認する。そして、外部オプション装置の接続有りと確認された場合は、画像形成装置に接続されている外部オプション装置の各々の動作時の電力を合算し、外部オプション装置電力Poを算出する(S111)。そして、Ready電力Pthにその外部オプション装置電力Poを加算し、新たなReady電力Pthを算出する(S112)。CPU32は、外部オプション装置との接続がない場合には新たなReady電力Pthを算出しない。続いて、CPU32はS113にてヒータ供給可能電力Pf_maxとReady電力Pthを比較し、ヒータ供給可能電力Pf_maxがReady電力Pthより大きい場合は、即座に画像書き出しを開始する(S115)。CPU32は、ヒータ供給可能電力Pf_maxがReady電力Pthより小さい場合は、定着ヒータ100の温度が閾値温度(T_print−30(℃))に到達したタイミング(S114)で、画像書き出しを開始する(S115)。CPU32は、継続してヒータ100へ電力供給を続け、定着ヒータ100の温度が定着可能な目標温度(T_print(℃))に達したタイミングで定着部30のウォームアップは終了となる。
以上説明したように、本願発明の特徴は、外部オプション装置の画像形成装置に対する接続状況及びヒータに供給可能な最大電力に応じて第1のモードもしくは前記第2のモードを選択して実行することである。本実施例により、外部オプション装置がウォームアップ中に動作した場合においても定着性能を満足しつつ、FPOTの短縮を可能にする画像形成装置を提供することが可能になる。
(実施例2)
実施例1では、閾値電力を画像形成装置に接続されている外部オプション装置の接続状況及び定着ヒータへの供給可能電力に応じて変更する構成について説明した。本実施例は、実施例1の第2のモードにおいて画像書き出しを開始する閾値温度をヒータ供給可能電力Pf_maxに応じて複数設定することを特徴とする。更に、閾値温度を設定するためのReady電力Pdthは、画像形成装置に接続されている外部オプション装置の接続状況に応じて設定される。以下では、本実施例について実施例1と異なる点を主として説明し、共通する構成については説明を省略する。ここで特に説明しない事項は、実施例1と同様である。
図12を参照して、本実施例におけるウォームアップ制御について説明する。図12は、それぞれ上限1000W(閾値電力)、上限900W(第2の閾値電力)、上限800W(第3の閾値電力)の電力を定着ヒータ100に供給し、ウォームアップをした際の定着ヒータ100の温度推移である。図12のグラフの横軸は、時間、縦軸は定着ヒータ100の温度を表している。t1は、画像書き出し開始から記録材21が定着ニップ部Nに到達するまでの時間である。図12は、定着ヒータ100への供給電力の上限によって定着ヒータ100の温度の上昇速度が異なることを示している。本実施例では、定着ヒータ100への供給電力の上限が1000Wの場合は、ウォームアップを開始してから即座に画像書き出しを開始しても、t1の時間内に定着ヒータ100の温度を定着可能な目標温度(T_print)まで上昇させる事が可能である。しかしながら、定着ヒータ100への供給電力の上限が900W、800Wの場合は、t1の時間内に定着ヒータ100の温度を定着可能な目標温度(T_print)まで上昇させる事ができない。よって、ヒータ供給可能電力Pf_maxに応じて画像書き出しを開始する閾値温度を設定する。また、外部オプション装置が接続されている場合、画像書き出し開始温度を変更するReady電力Pthを外部オプション装置を動作させるのに必要な電力に応じて設定する。
次に本実施例の制御フローチャートについて図13を用いて説明する。本実施例では、図13において実施例1で説明した図11のフローチャートと同じ機能の箇所は、同一符号を付けて説明を省略する。S201は、図11のS109の制御に相当する。つまり、予め決められたReady電力Pth(閾値電力)、Ready電力Pdth1(第2の閾値電力)、Ready電力Pdth2(第3の閾値電力)を設定する(S201)。Ready電力Pdth1は、定着ヒータ100の温度がT_print−30(℃)(閾値温度)に到達してから記録材21が定着ニップ部Nに到達するまでに供給し続けると定着ヒータ100のT_print(℃)まで上昇させることができる電力である。T_print(℃)は、定着可能な目標温度である。また、Ready電力Pdth2は、定着ヒータ100の温度がT_print−25(℃)(第2の閾値温度)に到達してから記録材21が定着ニップ部Nに到達するまで供給すると定着ヒータ100の温度をT_printまで上昇させる電力である。
S202は、図11のS112の制御に相当し、Ready電力Pth、Ready電力Pdth1、Ready電力Pdth2に外部オプション装置の電力Poを加算する。
S203〜S207は、実施例2に特有の制御となっており、CPU32は、ヒータ供給可能電力Pf_maxがReady電力Pthより小さい場合は、定着ヒータ100の検知温度に応じて画像書き出しを開始する第2のモードに移行する。ヒータ供給可能電力Pf_maxに応じて画像書き出しを開始する閾値温度をシーケンスS203〜S207にように設定する。つまり、S203においてヒータ供給可能電力Pf_maxがReady電力Pdth1より大きい場合は、定着ヒータ100の温度がT_print−30(℃)に到達した時(S205)に画像書き出しを開始する(S115)。次に、ヒータ供給可能電力Pf_maxがReady電力Pdth1より小さく且つReady電力Pdth2より大きい場合(S204)について説明する。S204のように、定着ヒータ100の温度がT_print−25(℃)に到達した時(S206)に画像書き出しを開始する(S115)。また、ヒータ供給可能電力Pf_maxがReady電力Pdth2より小さい場合、定着ヒータ100の温度がT_print−15(℃)(第3の閾値温度)に到達したタイミング(S207)で画像書き出しを開始する(S115)。
本実施例は、第2のモードにおいて、実施例1よりもより細やかにヒータ供給可能電力に応じた画像形成の開始タイミングを設定できるので、更なるFPOT短縮を図ることができる。
尚、本発明における制御シーケンス、テーブル、回路構成は、上記実施例の構成に限定されるものではない。
30 定着部
32 CPU
33 自動給紙装置
34 読み取りスキャナ
35 排紙オプションA
36 排紙オプションB
54 温度検出部材
100 ヒータ
103 加圧ローラ

Claims (18)

  1. 記録材に未定着トナー像を形成する画像形成部と、
    ヒータを有し前記未定着トナー像を記録材に定着する定着部と、
    前記定着部の温度を検知する温度検知部と、
    前記温度検知部の検知温度が定着可能な目標温度になるように前記ヒータへ供給する電力を制御する電力制御部と、
    記録材を前記定着部へ向けて搬送する搬送部と、
    前記搬送部における記録材の搬送制御を行う搬送制御部と、
    を備え、オプション装置が接続可能であって、記録材にトナー像を形成する画像形成装置において、
    前記電力制御部は、前記装置に供給されるトータル電力に応じて、前記ヒータに供給可能な最大電力を設定し、
    前記搬送制御部は、前記定着部のウォームアップの開始時において前記最大電力が閾値電力よりも大きい場合に、前記ヒータへの電力供給を開始してからの経過時間に応じて記録材の搬送制御を行う第1のモードと、
    前記最大電力が前記閾値電力よりも小さい場合に前記検知温度に応じて記録材の搬送制御を行う第2のモードと、を実行することが可能であり、
    前記電力制御部は、前記オプション装置が前記画像形成装置に接続されている時は接続されていない時よりも前記閾値電力を大きい値に設定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1のモードは、前記第2のモードよりも前記ヒータへの電力供給を開始してから記録材が前記定着部に到達するまでの時間が短いことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1のモードは、前記ヒータへの電力供給を開始してから記録材が前記定着部に到達するまでの時間が一定であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記電力制御部は、前記トータル電力がリミット電力を超える場合は、前記トータル電力が前記リミット電力を超えない場合よりも前記最大電力を減らすことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記オプション装置は、自動給紙装置、イメージスキャナ、及び、排紙オプションの少なくとも一つであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記オプション装置が前記画像形成装置に接続されている場合の前記閾値電力は、前記画像形成装置に接続された前記オプション装置の種類及び数に応じて設定されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記定着部は筒状のフィルムを有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 記録材に未定着トナー像を形成する画像形成部と、
    前記ヒータを有し、前記未定着トナー像を記録材に定着する定着部と、
    前記定着部の温度を検知する温度検知部と、
    前記温度検知部の検知温度が定着可能な目標温度になるように前記ヒータへ供給する電力を制御する電力制御部と、
    記録材を前記定着部へ搬送する搬送部と、
    を備え、オプション装置が接続可能であって、記録材にトナー像を形成する画像形成装置において、
    前記電力制御部は、前記装置に供給されるトータル電力に応じて前記ヒータに供給可能な最大電力を設定し、
    前記搬送部は、前記定着部のウォームアップの開始時に前記最大電力が閾値電力よりも大きい場合は、前記ヒータへの電力供給を開始してからの経過時間に応じて前記画像形成部の動作を開始し、前記最大電力が前記閾値電力よりも小さい場合は前記検知温度に応じて前記画像形成部の動作を開始し、
    前記電力制御部は、前記オプション装置が前記画像形成装置に接続されている時は接続されていない時よりも前記閾値電力を大きい値に設定することを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記第1のモードは、前記第2のモードよりも前記ヒータへの電力供給を開始してから前記画像形成部の動作を開始するまでの時間が短いことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1のモードは、前記ヒータへの電力供給を開始してから前記画像形成部の動作を開始するまでの時間が一定であることを特徴とする請求項8又は9に記載の画像形成装置。
  11. 前記電力制御部は、前記トータル電力がリミット電力を超える場合は、前記トータル電力が前記リミット電力を超えない場合よりも前記最大電力を減らすことを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記第2のモードにおいて、前記検知温度が前記目標温度よりも低い閾値温度に達したタイミングで前記画像形成部の動作を開始することを特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記第2のモードにおいて、前記最大電力が前記閾値電力よりも低い第2の閾値電力よりも高い場合、前記検知温度が前記目標温度よりも低い閾値温度に達したタイミングで前記画像形成部の動作を開始し、前記最大電力が前記第2の閾値電力よりも低い場合、前記閾値温度よりも高く前記目標温度よりも低い第2の閾値温度に達したタイミングで前記画像形成部の動作を開始することを特徴とする請求項8〜12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記搬送部における記録材の搬送開始タイミングは、前記画像形成部の動作の開始タイミングに応じていることを特徴とする請求項8〜13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 前記オプション装置は、自動給紙装置、イメージスキャナ、及び、排紙オプションの少なくとも一つであることを特徴とする請求項8〜14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  16. 前記オプション装置が前記画像形成装置に接続されている場合の前記閾値電力は、前記画像形成装置に接続された前記オプション装置の種類及び数に応じて設定されることを特徴とする請求項8〜15のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  17. 前記定着部は、筒状のフィルムを有し、前記ヒータで加熱された前記フィルムの熱によって前記トナー像を記録材に定着することを特徴とする請求項8〜16のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  18. 記録材に未定着トナー像を形成する画像形成部と、
    ヒータを有し、前記未定着トナー像を記録材に定着する定着部と、
    前記定着部の温度を検知する温度検知部と、
    前記温度検知部の検知温度が定着可能な目標温度になるように前記ヒータへ供給する電力を制御する電力制御部と、
    記録材を前記画像形成部へ搬送する搬送部と、
    を備え、オプション装置が接続可能であって、記録材にトナー像を形成する画像形成装置において、
    前記電力制御部は、前記画像形成装置に供給される電力に応じて前記ヒータに供給可能な最大電力を設定し、
    プリントを開始する時に、前記ヒータへの電力供給を開始してからの経過時間に応じて前記画像形成部の動作を開始する第1のモードと、前記検知温度に応じて前記画像形成部の動作を開始する第2のモードと、を実行することが可能であり、
    前記オプション装置の前記画像形成装置に対する接続状況及び前記最大電力に応じて前記第1のモードもしくは前記第2のモードを選択して実行することを特徴とする画像形成装置。
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