JP2004277091A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】正常なジョブの処理を行うことのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】片面に画像が形成されたシートSの裏面に画像を形成する際、シート反転手段120により、片面に画像が形成されたシートSをシート積載手段119の途中まで排出した後、スイッチバックさせ、シートSを画像形成部100Bに再度搬送する再搬送部100Dに搬送する。そして、画像形成動作を制御する制御手段は、裏面に画像が形成された後、検知手段127からの信号に基づき、シート積載手段119のシート積載量が所定量となったことを検知すると、新たなシートに対する画像形成動作を停止し、かつ片面に画像が形成されたシートの裏面に対する画像形成動作を継続するよう制御する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に関し、特にシートの片面に画像を形成すると共に、片面に画像が形成されたシートをスイッチバックさせて再度画像形成部に搬送し、シートの裏面に画像を形成するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、レーザプリンタ等の画像形成装置においては、シートの片面に画像を形成した後、シートをスイッチバックさせて再度画像形成部に搬送することにより、シートの表裏両面に画像を形成するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
ここで、従来、このようなシートの両面に対する画像形成を可能にするための両面ユニットは、比較的大型、高速の画像形成装置にオプションとして装着される場合が主であった。しかし、両面ユニットは反転搬送路を設けているため、両面ユニットをオプション装着した場合、画像形成装置の大型、コストアップの主要因となっていた。
【0004】
ところで近年、環境保全等の目的で、両面画像形成への需要が更に高まってきており、これに伴って小型、低速の画像形成装置においても両面画像形成への対応が一層求められている。このため、小型、低コストの両面ユニットが求められている。
【0005】
そこで、このような小型、低コストの両面ユニットとして、例えば画像形成装置本体の排紙トレイを利用し、両面画像形成の際に、片面に画像が形成されたシートをスイッチバックさせて反転させることにより、再搬送機構の簡略、小型化を図る技術が考えられている。
【0006】
一方、排紙トレイには排紙トレイのシート満載状態を検知するため、例えば排紙積載部の上部に満載検知手段が設けられており、この満載検知手段により、排紙されたシートが想定された高さにまで積み重なったことを検知すると、排紙トレイが満載状態となったことをユーザに通報するようしている。
【0007】
ここで、このような満載検知手段は、例えば排紙トレイの上部でかつ排紙部近傍に配置される場合がある。この場合、シートが排出される度に満載検知手段が反応することから、正確な満載を検知することができるよう、満載検知手段が、予め決められた所定時間以上シートを検出した場合に満載と判断するようにしている。
【0008】
【特許文献1】
特開昭63−313172号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、このような両面画像形成時に排紙トレイの一部を使用してスイッチバックを行うと共に、排紙トレイの満載状態を満載検知手段により検知するようにした従来の画像形成装置においては、満載検知手段が排紙トレイの満載状態を検知すると、画像形成動作を中断するようにしている。
【0010】
しかし、このように排紙トレイが満載状態となったときに画像形成動作を中断するようにした場合、中断のタイミングによってはスイッチバック中のシートが、一部が排紙トレイに排出された状態で停止する場合がある。
【0011】
そして、このような状態でシートが停止した場合、ユーザが排紙トレイのシートを取り除き排紙トレイが空になった場合でも、排紙トレイに排出されたシートの一部が排紙トレイの満載を検出する満載検知手段を、ON(満載検知)状態に保持するため、排紙トレイが空になったことを検出できず、この場合、画像形成動作が再開できなくなる場合があった。
【0012】
また、一部が排紙トレイに排出された状態で停止したシートを、ユーザが誤って排紙トレイに積載されたシートと一緒に取り除いてしまう場合もある。この場合には、排紙トレイの満載状態が解除されて満載検知手段はOFFとなり、この後、画像形成動作が再開されるが、裏面に画像を形成すべきシートが除去されているので、正常なジョブの処理を行うことができない。
【0013】
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、正常なジョブの処理を行うことのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、シートの片面に画像を形成すると共に、片面に画像が形成されたシートをスイッチバックさせて再度画像形成部に搬送し、該シートの裏面に画像を形成する画像形成装置において、前記スイッチバックさせたシートを画像形成部に再度搬送する再搬送部と、前記裏面に画像が形成された後、排出されるシートを積載するシート積載手段と、前記裏面に画像を形成する際、前記片面に画像が形成されたシートを前記シート積載手段の途中まで排出した後、スイッチバックさせて前記再搬送部にシートを搬送するシート反転手段と、前記シート積載手段に積載されたシートの量が所定量となったことを検知する検知手段と、前記検知手段からの信号に基づき画像形成動作を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は前記検知手段により前記シート積載手段に積載されたシートの量が所定量となったことを検知すると、新たなシートに対する画像形成動作を停止し、かつ前記片面に画像が形成されたシートの裏面に対する画像形成動作を継続するよう制御することを特徴とするものである。
【0015】
また本発明は、前記シートを収納するシート収納部と、前記シート収納部に収納されたシートを給送するシート給送手段と、を備え、前記制御手段は、前記検知手段により前記シート積載手段に積載されたシートの量が所定量となったことを検知すると、前記シート給送手段によるシート給送動作を停止することにより、前記新たなシートに対する画像形成動作を停止するよう制御することを特徴とするものである。
【0016】
また本発明は、前記制御手段は、画像形成動作を制御すると共に前記検知手段からの信号が入力される第1制御部と、前記第1制御部に画像形成動作を指示する第2制御部とを備えていることを特徴とするものである。
【0017】
また本発明は、前記第2制御部は、前記第1制御部を介して入力される前記検知手段からの信号に基づいて前記新たなシートに対する画像形成動作を停止し、かつ前記片面に画像が形成されたシートの裏面に対する画像形成動作を継続するよう該第1制御部に指示することを特徴とするものである。
【0018】
また本発明は、前記第1制御部は、前記検知手段からの信号に基づいて前記第2制御部からの画像形成動作指示を選択的に実行することを特徴とするものである。
【0019】
また本発明は、前記検知手段が検知する所定量は前記シート積載手段が満載状態となる量であることを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0021】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの構成を示す図である。
【0022】
同図において、100はレーザビームプリンタであり、このレーザビームプリンタ100はシートの両面に画像を形成することができるものであり、レーザ光源102、スキャナモータ104により高速で回転するスキャナミラー103、折り返しミラー105を有するレーザスキャナ部100Aと、画像形成を行う画像形成部100Bと、シートSを1枚ずつ分離給送する給送ユニット100Cと、片面に画像が形成されたシートSを、裏面に画像を形成するため再度画像形成部100Bに給紙する再搬送部である両面ユニット100D等を備えている。
【0023】
ここで、画像形成部100Bは、静電担持体である感光体ドラム101、感光体ドラム上を一様に帯電するための帯電ローラ106、感光体ドラム上に形成された静電潜像をトナーにて現像するための現像器107と、現像器107にて現像されたトナー像をシートSに転写するための転写ローラ108を備えている。
【0024】
また、給送ユニット100Cは、シートSを収納すると共にシートSのサイズを識別する機能を有するシート収納部である給紙カセット110、回転することにより給紙カセット110に収納されたシートSを送り出すシート給送手段である給紙ローラ111、給紙ローラ111により送り出されたシートSを搬送する搬送ローラ112,113、搬送ローラ112,113により搬送されたシートSを感光体ドラム101と転写ローラ108とのニップに送り込む転写前ローラ115とを備えている。
【0025】
なお、114は搬送ローラ113により搬送されたシートSの先端と後端を検出するためのプレフィードセンサ、116は転写前ローラ115により搬送されたシートSを検知すると共に、給紙されたシートSの搬送方向の長さを測定するトップセンサであり、後述する図4に示すプリントコントローラは、このトップセンサ116からの信号に基づき、シート搬送と同期をとりながら感光体ドラム101への画像書き込み(記録/印字)を行うようにしている。
【0026】
また、109はシートSに転写されたトナーを熱にて融着するための定着器、117は定着後のシートSの有無を検出するための排紙センサ、118は定着後のシートSをシート積載手段である排紙トレイ119へ搬送するための排出ローラ、120は排出ローラ118から搬送されたシートSを排紙トレイ119へ排出、或はスイッチバックするためのシート反転手段を構成する正逆転可能な排紙反転ローラである。
【0027】
なお、この排紙反転ローラ120は、シートSを排出する場合は正転し、シートSの両面に画像を形成するためシートSをスイッチバックする場合には、片面に画像が形成されたシートSの一部を排紙トレイ119へ排出した後、所定のタイミングで逆転してシートSを両面ユニット100Dに送り込むようになっている。
【0028】
また、両面ユニット100Dは、排紙反転ローラ120から送り込まれたシートSを両面搬送路Rに送り込むための両面導入ローラ121、両面搬送路内に設けられ、片面に画像が形成されたシートSを再度、画像形成部100Bに搬送する両面搬送ローラ122〜124、125は両面搬送路内におけるシートSの搬送状態を検出するための再給紙センサ125等を備えている。
【0029】
次に、このように構成されたレーザビームプリンタ100の画像形成動作を説明する。
【0030】
不図示のホストコンピュータ等の外部機器から画像情報が送られ、この画像情報を画像形成処理したプリントコントローラがプリント信号を発すると、給紙カセット110に積載されたシートSは給紙ローラ111によって1枚ずつ給送され、この後、転写前ローラ115により、感光体ドラム101と転写ローラ108のニップに向けて搬送される。
【0031】
ここで、このように搬送されたシートSをトップセンサ116が検知すると、プリントコントローラはシート搬送と同期を取りながら、画像情報に基づきレーザスキャナ部100Aからレーザ光Lを感光体ドラム上に照射し、感光体ドラム101の表面上に潜像を形成する。さらに、この潜像を現像することにより、感光体ドラム上にトナー画像を形成する。
【0032】
そして、このようにして感光体ドラム上に形成したトナー画像を、このトナー画像形成と同期を取って感光体ドラム101と転写ローラ108とのニップに送り込まれたシートSに、転写ローラ108に転写電圧を印加することによって転写する。さらに、トナー画像が転写されたシートSを、定着器109に送り、定着器109によって加熱加圧することにより、トナー画像を半永久的に定着させる。
【0033】
ところで、プリントコントローラが片面のみの画像形成を行う信号を受けていた場合、定着器109を通過したシートSは、排出ローラ118及び正転する排紙反転ローラ120により排紙トレイ119へ排出される。
【0034】
一方、プリントコントローラが両面に対する画像形成を行う信号を受けていた場合、定着器109を通過したシートSは、排出ローラ118及び正転する排紙反転ローラ120により排紙トレイ119に一部が排出された後、排紙反転ローラ120の逆転及び不図示のフラッパの切替により、両面導入ローラ121に搬送される。
【0035】
そして、この後、この両面導入ローラ121により、片面に画像が形成されたシートSが両面搬送路Rに送り込まれ、さらに両面搬送路内に設けられた両面搬送ローラ122〜124により、再度、画像形成部100Bに搬送される。
【0036】
ところで、図1において、127は排紙トレイ119の満載状態を検出するための検知手段である満載検知センサであり、この満載検知センサ127はフォトインタラプタ方式のセンサであり、回動中心126aを中心に回動可能なフラグ部材126を備えている。
【0037】
ここで、このフラグ部材126は、通常は排紙トレイ119上に積載されたシート束の上面に先端部126bを当接して安定するようになっており、シートSが排出されている時は、先端部126bが排出されているシートに押し上げられ、図2に示すように回動中心126aを支点として矢印方向に回動するようになっている。そして、このようにフラグ部材126が回動すると、満載検知センサ127は、遮光状態が解除され、ON状態となる。
【0038】
なお、この後、シートSが排出されると、フラグ部材126は自重により、図3に示すように矢印方向に回動し、これによりフラグ部材126の後端部126cが満載検知センサ127の光路を遮るようになるため、満載検知センサ127はOFF状態となる。
【0039】
ところで、この後、順次シートSが排出され、やがて排紙トレイ119が満載状態となると、フラグ部材126は図2に示す状態を維持し、これにより満載検知センサ127はON状態を維持するようになる。そして、このようなON状態が所定時間続くと、プリントコントローラは、排紙トレイ119が満載状態となったことを検知する。
【0040】
なお、本実施の形態においては、満載検知センサ127としてフォトインタラプタ方式のものを用いているが、例えばフォトインタラプタの代わりにマイクロスイッチを用い、フラグ部材でマイクロスイッチを押す方式のものを用いてもよい。あるいは、フラグ部材を用いず、センサによって直接にシートの有無を検知するようにしてもよい。
【0041】
図4は、レーザビームプリンタ100の制御ブロック図であり、同図において、201は不図示のホストコンピュータ等の外部機器から送られる画像コードデータを画像形成に必要なビットデータに展開するとともに、プリンタ内部情報を読み取りそれを表示するためのプリンタコントローラである。
【0042】
202はレーザビームプリンタ100と共に制御手段を構成する第1制御部であるエンジン制御部であり、このエンジン制御部202は第2制御部であるプリンタコントローラ201の指示に従って高圧制御部203、光学系制御部204、定着器制御部205、センサ入力部206及びシート搬送制御部207等を制御することによりプリント(画像形成)動作を制御すると共に、プリンタコントローラ201へプリンタ内部情報を報知するためのである。
【0043】
なお、高圧制御部203は帯電、現像、転写等各工程における各高圧出力制御をエンジン制御部202の指示に従って行うものであり、光学系制御部204はスキャナモータ104の駆動/停止、レーザ光源102の点灯をエンジン制御部202の指示に従って制御するものである。
【0044】
定着器制御部205は不図示の定着ヒータへの通電の駆動/停止をエンジン制御部202の指示に従って行うものであり、センサ入力部206はプレフィードセンサ114、トップセンサ116、排紙センサ117、満載検知センサ127からの信号をエンジン制御部202へ報知するものである。
【0045】
シート搬送制御部207はエンジン制御部202の指示に従いシート搬送のためにモータ/ローラ等の駆動/停止を行うものであり、図1に示す給紙ローラ111、搬送ローラ112,113、転写前ローラ115、定着ローラ109、排出ローラ118、排紙反転ローラ120、両面導入ローラ121、両面搬送ローラ122〜124の駆動/停止の制御を司るものである。
【0046】
ところで、レーザビームプリンタ100は、両面連続プリントを行う場合、単位時間あたりの画像形成枚数の最大パフォーマンスを実現させるため、両面搬送路R(両面ユニット100D)には複数、本実施の形態においては2枚のシートSを待機させることができるようにしている。
【0047】
さらに、本実施の形態においては、シートを3枚循環させながら順次シートの表裏両面に画像を形成するように、また例えば1ページ目及び2ページ目の画像が形成されているシートSを1ページ目が形成されている面が下向きとなるように、1枚目裏(2ページ目)、2枚目裏(4ページ目)、1枚目表(1ページ目)、3枚目裏(6ページ目)2枚目表(3ページ目)、4枚目裏(8ページ目)、3枚目表(5ページ目)という順序で画像形成を行うようにしている。
【0048】
図5は、このようなシート両面に対する画像形成動作を連続して行う場合の満載検知センサ127のON/OFFと、排出反転ローラ120の正逆転のタイミングを示す図である。
【0049】
ここで、満載検知センサ127のON時間は排紙トレイ119へシートSを排出する場合、即ち表面(両面)に対する画像形成が終了したシートSを搬送する場合と、スイッチバックして両面搬送路Rへ導入する場合、即ち裏面(片面)のみ画像形成したシートSを搬送する場合とでは異なる。
【0050】
同図において、Taは排紙トレイ119へシートSを排出する場合のセンサON時間を示しており、この場合、満載検知センサ127は、ほぼシートSの搬送方向長さにわたってONし続ける。
【0051】
また、TaはシートSをスイッチバックする場合のセンサON時間を示しており、この場合、シートSは、一部が一旦排紙トレイ119へ排出された後に排出反転ローラ120の逆転によってスイッチバックされるため、センサON時間は、単にシートSを排紙トレイ119へ排出するときのセンサON時間Taよりも長くなる。
【0052】
ところで、例えば同図に示すように、表面(両面)に5ページ目の画像が形成された3枚目のシートSが排出されたときに排紙トレイ119が満載状態になるとすると、この場合、時刻t1で満載検知センサ127がONし、この後、満載検知センサ127は、そのままONし続ける。
【0053】
そして、この満載検知センサ127からの信号が入力されるエンジン制御部202は、満載検知センサ127がONとなってから所定時間Tcが経過したt2の時点で、排紙トレイ119が満載状態であることを検出し、プリンタコントローラ201に対して排紙トレイ119が満載状態となったことを報知する。
【0054】
ここで、このエンジン制御部202からの報知により排紙トレイ119が満載状態となったことを検知した場合、プリンタコントローラ201は、直ちに画像形成動作を停止せず、片面に画像が形成されたシートに対する画像形成を行うようにエンジン制御部202に指示するようにしている。これにより、排紙トレイ119に、片面に画像が形成されたシートSが滞留することが無いようにしている。
【0055】
次に、このようなプリンタコントローラ201の制御動作を図6に示すフローチャートを用いて説明する。
【0056】
プリンタコントローラ201は、不図示のホストコンピュータ等の外部装置から両面に対する画像形成の指示(以下、両面印字指示という)が発生したかどうかを確認する(S601)。そして、外部装置からの両面印字指示を検出した場合は(S601のY)、印字枚数などを確認のうえ、まずエンジン制御部202が排紙トレイ119の満載を検出しているかどうかを確認する(S602)。
【0057】
次に、排紙トレイ119が満載状態になっていないことを確認すると(S602のN)、エンジン制御部202に対し、給紙カセット110から給紙されたシートSに対して印字を行った後、両面ユニット100Dに排紙する、カセット給紙/両面排紙での印字の指示を行う(S603)。これにより、この後、給紙カセット110から給送されてきた1枚目のシートSの裏面に、図5に示すように2ページ目の印字を行い、両面ユニット枚数カウンタをインクリメントする(S604)。
【0058】
次に、印字を行う残りページが2ページ以上であるかを判断する(S605)。ここで、両面印字を行うシートSの枚数が1枚で、このシートSの表裏に2ページ分の印字を行う場合であれば、残りページは1ページになるので(S605のN)、この場合、両面ユニット100DからシートSを画像形成部100Bに搬送し、画像形成後、排紙トレイ119へ排出する、両面給紙/トレイ排紙での印字をエンジン制御部202に指示する。
【0059】
一方、印字を行う残りページが2ページ以上である場合には(S605のY)、次に両面ユニット枚数カウンタにより、両面ユニット100D内のシート枚数が2枚以上であるか否かを判断する。
【0060】
ここで、本実施の形態のレーザビームプリンタ100は、既述したように、単位時間あたりの印字枚数の最大パフォーマンスを実現させるよう両面搬送路R(両面ユニット100D)には2枚のシートSを待機させることができるため、枚数カウンタ≧2の条件が成り立たない場合には(S606のN)、再度S602からの処理を繰り返すことにより、両面搬送路Rに印字したシートSを2枚待機させるようにする。
【0061】
一方、両面ユニット枚数カウンタ≧2の条件が成り立つ場合には(S606のY)、両面給紙/トレイ排紙での印字をエンジン制御部202に指示し、この指示に従いエンジン制御部202は、シート表面に対する印字を行い、この後、排紙トレイ119にシートSを排出する。これと同時に、両面ユニット枚数カウンタをデクリメントする(S608)。
【0062】
なお、この後、印字動作が終了したかどうかを確認し(S609)、終了していなければ(S609のN)、再度S602で排紙トレイ119の状態を確認し、排紙トレイ119が満載状態でなければ(S602のN)、後続シートの印字動作を継続する。
【0063】
ここで、このようにシートSを排出した後、再度S602にて行う排紙トレイ119の満載状態検出動作において、満載検知センサ127及びエンジン制御部202を介して排紙トレイ119の満載状態を検出した場合、プリンタコントローラ201はエンジン制御部202を介して給紙ローラ111を停止させ、次のシートの給紙動作を停止すると共に、片面に画像が形成されたシートに対する画像形成のみを行い、この後、両面印字されたシートSを排紙トレイ119に排紙するようにしている。
【0064】
さらに、排紙トレイ119が満載である旨表示し、ユーザに排紙トレイ119上のシートを取り除くように促す。そして、満載検知センサ127からの信号がONからOFFに変わることにより、ユーザが排紙トレイ119に積載されたシートSを取り除いたことを、エンジン制御部202を介して検知すると、再度印字動作を再開するようエンジン制御部202に指示する。これにより、新たに給紙カセット110からシートSが給送され、このシートSに対して画像形成動作が再開される。
【0065】
このように、排紙トレイ119が満載状態となったことを検知すると、新たなシートSに対する画像形成動作を停止し、かつ片面に画像が形成されたシートSの裏面に対する画像形成動作を継続するよう制御することにより、排紙トレイ119に、片面に画像が形成されたシートSを滞留させること無く画像形成動作を中断させることができる。
【0066】
これにより、この後、ユーザが排紙トレイ119に積載されたシートSを取り除くと、画像形成動作を再開することができる。また、ユーザが誤って片面に画像が形成されたシートSを排紙トレイ119に積載されたシートSと一緒に取り除くこともなくなるので、正常なジョブの処理を行うことができる。
【0067】
ところで、これまでの説明では、エンジン制御部202が検出した排紙トレイ119の満載情報に基づいてプリンタコントローラ201が印字動作の実行/中断を判断指示するようにしたものについて述べてきたが、本発明は、これに限らず、エンジン制御部202が排紙トレイ119の状態に応じてプリンタコントローラ201の印字指示を受け付けるか受け付けないかを判断することで、排紙トレイ119が満載の時にシートSを滞留させないようにすることができる。
【0068】
図7は、このような本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置のエンジン制御部の制御動作を示すフローチャートである。
【0069】
エンジン制御部202は、プリンタコントローラ201から印字指示があるか否かを確認し(S701)、印字指示がある場合は(S701のY)、まず指示が両面給紙指示であるか否かの確認、即ち指示が、片面に画像形成したシートSを両面ユニット側に排出する指示か否かの確認を行う(S702)。
【0070】
そして、指示が両面給紙指示でなく(S702のN)、両面に画像形成したシートSを排紙トレイ119に排出する指示の場合には、次に排紙トレイ119の満載状態を確認する。ここで、排紙トレイ119が満載状態ではない場合は(S703のN)、プリンタコントローラ201の指示どおりに印字し(S704)、印字後、シートSを排紙トレイ119に排出する。
【0071】
一方、指示が両面給紙指示である場合には(S702のY)、即ちシートSを両面ユニット側に排出する指示の場合には排紙トレイ119の満載状態を確認することなくプリンタコントローラ201の指示どおりに印字動作を行う(S705)。
【0072】
ここで、S703において、排紙トレイ119の満載状態を確認した結果、満載状態だった場合は(S703のY)、プリンタコントローラ201に対して排紙トレイ119が満載であること及び印字動作を受け付けないことを報知する。さらに、給紙ローラ111を停止させ、次のシートSの給紙動作を停止すると共に、片面に画像が形成されたシートSに対する画像形成のみを行い、両面印字されたシートSを排紙トレイ119に排紙する。そして、この後、以後S701に戻る。
【0073】
なお、排紙トレイ119が満載である報知を受けたプリンタコントローラ201は表示部208に排紙トレイ119が満載であることを表示させ、ユーザに排紙トレイ119に積載されたシートSを取り除くように促す。
【0074】
そして、この後、ユーザが排紙トレイ119に積載されたシートSを取り除いけば、満載検知センサ127からの信号がONからOFFに変わり、これをエンジン制御部202を介して検知すると、再度印字動作を再開するようエンジン制御部202に指示する。
【0075】
このように、排紙トレイ119が満載状態のときにはエンジン制御部202がプリンタコントローラ201の印字指示を受けないようにすることにより、つまりエンジン制御部202が排紙トレイ119の状態によって印字動作の実行/中断を選択的に実行することにより、排紙トレイ119が満載の時にシートSを滞留させないようにすることができ、この結果、正常なジョブの処理を行うことができる。
【0076】
ところで、本実施の形態及び既述した第1の実施の形態において、排紙トレイ119が満載状態の場合でも、排紙トレイ119には両面印字された最大2枚のシートが排出されるが、このように満載検知後、さらに2枚のシートSが排出されても排紙トレイ119が過積載になることはなく積載性を低下させることはない。
【0077】
なお、両面搬送路R(両面ユニット100D)のシートSの枚数によっては、排出されるシートSにより排紙トレイ119が過積載となる恐れがあるので、この場合には、満載検知センサ127を調整し、満載検知センサ127に満載状態よりも少ない所定量のシートが排紙トレイ119に積載されたことを検知させ、この検知に基づき既述した制御を行うようにしても良い。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のように、両面に画像が形成されたシートを積載するシート積載手段のシート積載量が所定量となったことを検知すると、新たなシートに対する画像形成動作を停止し、かつ片面に画像が形成されたシートの裏面に対する画像形成動作を継続するよう制御することにより、正常なジョブの処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの構成を示す図。
【図2】上記レーザビームプリンタに設けられた満載検知センサがOFFとなる時の状態を示す図。
【図3】上記満載検知センサがONとなる時の状態を示す図。
【図4】上記レーザビームプリンタの制御ブロック図。
【図5】上記満載検知センサのON/OFFと、排出反転ローラの正逆転のタイミングを示す図。
【図6】上記レーザビームプリンタのプリンタコントローラの制御動作を示すフローチャート。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置のエンジン制御部の制御動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
100 レーザビームプリンタ
100B 画像形成部
100D 両面ユニット
110 給紙カセット
111 給紙ローラ
119 排紙トレイ
120 排紙反転ローラ
127 満載検知センサ
201 プリンタコントローラ
202 エンジン制御部
S シート

Claims (6)

  1. シートの片面に画像を形成すると共に、片面に画像が形成されたシートをスイッチバックさせて再度画像形成部に搬送し、該シートの裏面に画像を形成する画像形成装置において、
    前記スイッチバックさせたシートを画像形成部に再度搬送する再搬送部と、
    前記裏面に画像が形成された後、排出されるシートを積載するシート積載手段と、
    前記裏面に画像を形成する際、前記片面に画像が形成されたシートを前記シート積載手段の途中まで排出した後、スイッチバックさせて前記再搬送部にシートを搬送するシート反転手段と、
    前記シート積載手段に積載されたシートの量が所定量となったことを検知する検知手段と、
    前記検知手段からの信号に基づき画像形成動作を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は前記検知手段により前記シート積載手段に積載されたシートの量が所定量となったことを検知すると、新たなシートに対する画像形成動作を停止し、かつ前記片面に画像が形成されたシートの裏面に対する画像形成動作を継続するよう制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記シートを収納するシート収納部と、
    前記シート収納部に収納されたシートを給送するシート給送手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記検知手段により前記シート積載手段に積載されたシートの量が所定量となったことを検知すると、前記シート給送手段によるシート給送動作を停止することにより、前記新たなシートに対する画像形成動作を停止するよう制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、画像形成動作を制御すると共に前記検知手段からの信号が入力される第1制御部と、前記第1制御部に画像形成動作を指示する第2制御部とを備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記第2制御部は、前記第1制御部を介して入力される前記検知手段からの信号に基づいて前記新たなシートに対する画像形成動作を停止し、かつ前記片面に画像が形成されたシートの裏面に対する画像形成動作を継続するよう該第1制御部に指示することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記第1制御部は、前記検知手段からの信号に基づいて前記第2制御部からの画像形成動作指示を選択的に実行することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 前記検知手段が検知する所定量は前記シート積載手段が満載状態となる量であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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