JP2015107871A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、一部の両面印刷ジョブに関し、印刷順序1番目と2番目のシート間隔を短縮することにより、従来よりも両面生産性を向上させた画像形成装置を提供すること。【解決手段】第一のポジションに位置する切替手段の第一の面で第一反転手段にシートを案内し、第一反転手段を反転させ、切替手段を第二のポジションに切り替えて第一の面で第二搬送パスにシートを案内する第一反転モードと、第二のポジションに位置する切替手段の第二の面で第二反転手段にシートを案内し、第二反転手段を反転させ、第二のポジションに位置する切替手段の第二の面で第二搬送パスにシートを案内する第二反転モードと、を備え、両面に画像形成を行う1つのジョブ内の複数枚のシートのうち、少なくとも第2番目に給送されるシートは第二反転モードを用いて第二反転手段により反転させ、それ以外のシートは第一反転モードを用いて第一反転手段により反転させる。【選択図】 図1

Description

本発明は、シートを反転搬送してシートの両面に画像を形成することが可能な複写機やプリンタ等の画像形成装置に関するものである。
近年、小型の複写機、プリンタ等の画像形成装置においても自動両面印刷機構が備えられているものが多数製品化されている。特に中・小型の画像形成装置において自動両面印刷を行う場合、第一面目を印刷したシートを反転機構により反転させ、再給送した後、第二面目を印刷して機外へ排出して実現している装置が多い。
ここで、単位時間当たりの両面印刷出力枚数、すなわち両面生産性を向上させることが付加価値として重要視されている。両面生産性を向上させるためには、画像形成装置内に複数枚のシートを連続して搬送しながら印刷を行うのが効果的である。従来、両面生産性を上げるための方法として、さまざまな方法が提案されている。
従来の一般的な画像形成装置の断面図を図15及び図16に示す。この図15及び図16に示す2種類の画像形成装置101の相違点は、シートを搬送するパスの配置のみであり、画像形成プロセスと両面印刷機能を有する点は共通である。以下に、それらの両面画像形成プロセスを簡単に説明する。なお互いに共通の機能を有するものは、同一の番号を付している。
図15及び図16に示すように、シートの両面に画像形成を行う際には、給送カセット105からシートSを給送ローラ107で1枚ずつピックアップし、レーザースキャナ109やプロセスカートリッジ104から構成される画像形成部に送る。画像形成部おいて感光ドラム102に形成したトナー像を、転写ローラ103とのニップ部でシートの第一面に転写し、その後、定着器110で熱定着を行う。シート後端が定着器110を抜けた後、正逆転可能な排出ローラ対(反転搬送ローラ)111で排出方向へ所定量の搬送を行った後に排出ローラ対111を逆転させる。シートの搬送方向を反転させて両面搬送パス(再給送搬送路)114へと送り込まれたシートは、再び画像形成部へと送られる。そして、第一面に画像形成が行われたシートは、画像形成部において第二面に同様のプロセスで画像形成が行われ、排出ローラ対111で排出トレイ112へと排出される。
特に1つのジョブのシート枚数が複数枚の両面印刷から成る場合には、両面生産性を高めるために所謂「交互給送方式」を採用しているものも多い。交互給送方式とは、通常、第一面目を印刷して反転搬送したシートと、新たに給送したシートを交互に搬送して装置内で複数枚のシートを同時に搬送し、あるシートの第一面目と別のシートの第二面目を交互に連続して印刷するものである。
上記交互給送方式を採用した画像形成プロセスを図17を用いて具体的に説明する。ここで図17は図15に示す画像形成装置の構成に対応している。なお便宜上、第一面目を印刷した(もしくは、これから第一面目を印刷する)シートを破線で、第二面目を印刷した(もしくは、第二面目を印刷中の)シートを実線で示す。
例えば4枚のシートを両面印刷する場合、1番目に1枚目のシート121の第一面目(2ページ目)を印刷(図17(a))し、続いて2枚目のシート122を給送する(図17(b))。その後、1枚目のシート121を反転させ、同時に2枚目のシート122の第一面目(4ページ目)を2番目に印刷する(図17(c))。次に、両面搬送パスを通過した1枚目のシート121の第二面目(1ページ目)を3番目に印刷し(図17(d))、その後、2枚目のシート122を反転させる。1枚目のシート121に引き続き3枚目のシート123を給送し、3枚目の第一面目(6ページ目)を4番目に印刷する(図17(e))。この時、2枚目のシート122は両面搬送パスで停止して待機する。次に、2枚目のシート122を再び画像形成部へ給送し、2枚目のシート122の第二面目(3ページ目)を5番目に印刷する(図17(f))。1枚目のシート121は排出され、続く3枚目のシート123は反転される。続いて、4枚目シート124の第一面目(8ページ目)を6番目に印刷し(図17(g))、3枚目のシート123の第二面目(5ページ目)を7番目に印刷し(図17(h))、8番目は4枚目のシートの第二面目(7ページ目)となる。このように、最初の2枚のシートのみは第一面目が連続するが、以降のシートは第一面目と第二面目の印刷が交互に行われる。
また、この交互給送のシーケンスは図16に示す画像形成装置の構成においても同様であり、図18に示すように、図17を例示して説明したシーケンスと同様にシートを搬送する。
図19は画像形成部における、画像形成順と時間の関係を示したタイミングチャートである。図中、例えば「1−2」は「1枚目第二面目」、「2−1」は「2枚目第一面目」を表す。このように、交互給送によって連続してシートに印刷することができるので、両面生産性を高めることができている。
しかし、上記のような「交互給送方式」を用いても、両面生産性を高めるには制約があった。その制約となっているのは、排出ローラ対が先行するシートを反転させている間は、後続のシートを排出ローラ対に進入させることができないことである。具体的には、例えば3枚目のシートを反転させて排出ローラ対のニップを抜けるまで、第二面目を印刷し終えた2枚目のシートを排出ローラ対に進入させることができないため、当該シート同士の間隔を広く取る必要があった。つまり、第二面目を印刷するシートと第一面目を印刷するシートの間隔は小さくすることができるが、第一面目を印刷するシートと第二面目を印刷するシートの間隔は小さくすることができなかった。
そこで上記課題に対応すべく特許文献1においては、排出ローラ部に関し、排出部とは別に反転部を備える画像形成装置を提案している。図20に示すように特許文献1では、両面画像形成時において、第一面目を印刷したシート132を反転部135で反転させている間に、同時に第二面目を印刷し終えたシート131を排出部136で排出している。これにより、シートの反転動作と排出動作を同時に行って生産性を高めている。図21は画像形成部における、画像形成順と時間の関係を示したタイミングチャートである。図19に示すタイミングチャートと比較すると明らかなように、図21に示すタイミングチャートでは、第一面目を印刷するシート後端と第二面目を印刷するシート先端との間隔が小さくなり、両面生産性が高まっていることがわかる。
なお特許文献1では正逆転可能な単一のローラに2つの対向ローラを当接させて排出用のローラニップと反転用のローラニップを設けているが、排出ローラ対とは独立した正逆転可能な反転ローラ対を有する構成でも同様の効果を得ることができる。但し、装置を小型化・簡略化するためには排出部と反転部が隣接していることが重要である。
特開2001−63892号公報
しかしながら、上記特許文献1の課題として、両面印刷ジョブが2枚のシートから構成される場合には、生産性が依然として低いという点が挙げられる。その理由を以下に説明する。
上記交互給送方式を用いた場合、1つジョブのシート枚数に関わらず、最初の2枚のシートは連続して反転を行う必要がある。そのため、1枚目の第一面目を印刷し終えたシートが反転ローラ対で反転され、反転ローラ対のニップを抜け終わるまでは、後続の2枚目の第一面目を印刷したシートを反転ローラ対に送り込む事ができない。
したがって図21に示すように、ジョブの最初の2枚のシートに相当する1枚目第一面目を印刷するシート1−1と2枚目第一面目を印刷するシート2−1のシート間隔を広げて給送しなければならない。特に両面印刷ジョブが2枚のシートから構成される場合、図22のタイミングチャートに示すように、給送時に発生した最初の2枚のシート間隔Aは、1枚目のシートが一時停止しない限り排出時まで変化することがない。そのため、1枚目第二面目を印刷するシート1−2と、2枚目第二面目を印刷するシート2−2のシート間隔も同様のシート間隔Aとなり、2枚目を排出完了するまでの時間が長くなる原因となっていた。シート間隔Aが第二面目においても維持されるのは、2枚のシートが、等速で同一パスを連続してノンストップで搬送されるためである。なお、2枚目第二面目を印刷するシート2−1と1枚目第二面目を印刷するシート1−2のシート間隔は、装置のパス長さ、搬送速度、シート長さなどから決まるものである。
一方、正逆転可能な単一のローラに2つの対向ローラを当接させる構成ではなく、排出ローラ対とは独立した正逆転可能な反転ローラ対を有する構成においては、シート2−1の反転時におけるシート搬送速度を加速させることでシート2−1とシート1−2のシート間隔を短縮して生産性を改善することは可能である。しかし、パス長さなどの装置構成によっては、加速しても追い付かないなど、シート間隔の短縮量が制限される場合がある。またシート1−1とシート2−1の両方を共に加速する場合には、全体としての生産性は向上するが、1枚目と2枚目のシート間隔を短縮することにはならない。
そこで、本発明の目的は、簡易な構成を実現して画像形成装置本体サイズを大きくすることなく、一部の両面印刷ジョブに関し、印刷順序1番目と2番目のシート間隔を短縮することにより、従来よりも両面生産性を向上させた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明は、シートを給送する給送部と、シートに画像形成を行う画像形成部と、画像形成を行うシートを案内する第一搬送パスと、第一搬送パスから分岐して画像形成部を通過したシートを再び画像形成部へ案内するべく第一搬送パスに合流する第二搬送パスと、第一搬送パスから送られてきたシートを第二搬送パスへ反転して搬送する、正逆転可能な第一反転手段と、第一搬送パスから送られてきたシートを機外へ排出可能であって、逆転によって第一搬送パスから送られてきたシートを第二搬送パスへ反転して搬送する、正逆転可能な第二反転手段と、第一搬送パスによって案内されるシートを選択的に第一反転手段と第二反転手段とのいずれかに案内する案内手段と、を有し、案内手段によって第一反転手段にシートを案内し、第一反転手段によって反転させて第二搬送パスにシートを搬送する第一反転モードと、案内手段によって第二反転手段にシートを案内し、第二反転手段によって反転させて第二搬送パスにシートを搬送する第二反転モードと、を備え、少なくとも両面に画像形成を行う1つのジョブの枚数が2枚の場合には、最初に給送されるシートは第一反転モードで反転させ、第2番目に給送されるシートは第二反転モードを用いて第二反転手段により反転させることを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成を実現して画像形成装置本体サイズを大きくすることなく、一部の両面印刷ジョブに関し、印刷順序1番目と2番目のシート間隔を短縮することにより、従来よりも両面生産性を向上させた画像形成装置を提供することができる。
実施例1に係る画像形成装置の構成例を示す断面図 実施例1に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート 実施例1に係る画像形成部におけるシート動作を示す説明図 実施例2を適用すべき基準を説明するため、画像形成部におけるシート動作を示す説明図 実施例2に係る画像形成装置の課題を示す断面図 実施例2に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート 実施例2に係る画像形成部におけるシート動作を示す説明図 実施例3に係る画像形成部におけるシート動作を示す説明図 実施例3に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート 実施例4に係る画像形成部におけるシート動作を示す説明図 実施例5に係る画像形成装置の構成例を示す断面図 実施例1〜5に係る画像形成装置の満載検知方法に関するフローチャート 実施例5に係る画像形成部におけるシート動作を示す説明図 画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図 従来例の画像形成装置を説明する断面図 従来例の画像形成装置を説明する断面図 図15に示す画像形成装置における交互給送を説明する断面図 図16に示す画像形成装置における交互給送を説明する断面図 従来例におけるシート動作を示す説明図 特許文献1の構成を説明する断面図 特許文献1の構成における交互給送のシート動作を示す説明図 特許文献1の構成における課題を説明する図
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施例に記載される構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置等は、本発明が適用される機構の構成や各種条件により適宜変更されるから、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔実施例1〕
まず、図1を参照して実施例1に係る画像形成装置の全体構成について説明する。図1は、実施例1に係る画像形成装置の構成例を示す断面図である。
本実施例に係る電子写真画像形成装置1は、電子写真画像形成プロセスを用いた、モノクロレーザープリンタを例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、カラーレーザプリンタにおいても、モノクロレーザープリンタと同様に適用可能である。画像形成装置1は、パソコン、イメージリーダ、相手方ファクシミリ装置等の不図示の外部ホスト装置から入力する画像信号に基づいて記録シートに画像形成を実行する。ここで、記録シートとは、電子写真画像形成プロセスを用いて画像が形成されるものであって、例えば、用紙、OHPシート、ラベル等が含まれる。画像形成装置1は、取り外し可能なプロセスカートリッジ4を画像形成装置本体1に装着して、記録シートSに画像を形成する。
画像形成装置1は、電子写真画像形成プロセスを利用した両面印刷機能を有する画像形成装置である。画像形成装置1の内部には、シートに画像を形成する画像形成部が設けられる。画像形成部は、像担持体である感光体ドラム2、転写装置である転写ローラ3等を含む。本例においては、感光体ドラム2は、プロセスカートリッジ4に含まれ、プロセスカートリッジ4は画像形成装置1に対して着脱自在であり、ユーザーが交換可能な構成となっている。なおこのプロセスカートリッジには、不図示のトナー、帯電部材、クリーニング装置等を含んでいる。
画像形成装置1には、画像を形成するシートSの束が積載された給送カセット5が配置される。図14に示すコントローラ(制御手段)51により、駆動モータ31の回転を制御し、給送部を構成する給送ローラ7が回転して1枚のシートを分離給送し、搬送ローラ対8、感光体ドラム2と転写ローラ3から作られるニップ部の順に搬送される。画像書き込み用のレーザースキャナ9は、レーザー光Lを発して、不図示の帯電ローラにより帯電された感光体ドラム2の表面に静電潜像を描き、不図示の現像装置によって感光体ドラム2上にトナー像が現像される。トナー像は、感光体ドラム2と転写ローラ3で作られるニップ部でシートSの第一面に転写される。シートSはその後、定着器10で加熱定着される。シートSは第一面目のみに印刷を行って排出する場合は、排出用ローラニップ11、排出トレイ12の順に搬送される。
また、画像形成装置本体1には、第一面目の画像形成を終えたシートの第二面目にも画像形成するため、シートを反転搬送するための構成が備えられている。本例においては、図14に示すコントローラ51により動作を制御される反転モータ32からの駆動力を受けて正逆転する反転ローラ13を備えている。この反転ローラ13に対し、第一の対向従動ローラ17を加圧当接させて反転用ローラニップ(第一のニップ)18を形成している。反転ローラ13と第一の対向従動ローラ17は、搬送パス6から送られてきたシートを両面搬送パス14へ反転して搬送する正逆転可能な第一反転手段をなす。同時に、反転ローラ13に対し、前記第一の対向従動ローラ17とは反転ローラ13の円周方向に異なる位置において前記反転ローラ13に対して第二の対向従動ローラ16を加圧当接させて排出用ローラニップ(第二のニップ)11を形成している。反転ローラ13と第二の対向従動ローラ16は、搬送パス6から送られてきたシートを機外へ排出可能であって、逆転によって搬送パス6から送られてきたシートを両面搬送パス14へ反転して搬送する正逆転可能な第二反転手段をなす。反転用ローラニップ18でシートを所定量搬送した後、反転ローラ13を逆転させることで、シートをスイッチバックして両面搬送パス14へ送り込む。ここで、反転用ローラニップ18は装置本体に対し、排出用ローラニップ11の外側に隣接して配置される。このように配置することで、反転するシートと排出するシートの経路が交差しないようにすることができるため、反転用ローラニップ18におけるシートの反転動作と、排出用ローラニップ11における排出動作を同時に行うことが可能となることに加え、排出用と反転用のローラを共通化して、装置本体の小型化や構成の簡略化を実現することができる。
また、搬送パス6に案内されて定着器10を出たシートSを選択的に排出用ローラニップ11と反転用ローラニップ18とのいずれかに案内する案内手段であるフラッパ15を有する。フラッパ15は、図14に示すコントローラ51によりプランジャ型ソレノイド33を動作させることによって、第一、第二のポジションへと切り替えられ、排出用ローラニップ11と反転用ローラニップ18とのいずれかにシートを案内する。なお本例ではフラッパ15は、第一のポジションにて画像形成部を通過したシートを反転用ローラニップ18へと案内し、第二のポジションにて画像形成部を通過したシートを排出用ローラニップ11へと案内する構成としている。
そして本実施例では、排出用ローラニップ11で搬送中のシートについても、反転ローラ13を逆転させることで、シートSを両面搬送パス14へと案内することが可能である。
なお、図1において、搬送パス6は、画像形成を行うシートを案内する第一搬送パスであり、給送されたシートを排出に至るまで案内する搬送パスである。両面搬送パス14は、
搬送パス6から分岐して画像形成部を通過したシートを再び画像形成部へ案内するべく搬送パス6に合流する第二搬送パスである。この搬送パス6と両面搬送パス14の分岐部にて、反転ローラ13と第一の対向従動ローラ17、及び反転ローラ13と第二の対向従動ローラ16は、シートの搬送方向を反転させる。
本実施例の構成を、以下で詳しく説明する。
シートの両面に画像形成を行う場合、第一面目に画像形成を終えたシート先端が定着器10を通過した後、フラッパ15を第一のポジションにすることにより、シートはフラッパ15の第一の面に案内されて反転用ローラニップ18へと送り込まれる。前記シートを反転させる時はフラッパ15を第一のポジションから第二のポジションに切り替える。これにより、シートはフラッパ15の第一の面に案内されながら両面搬送パス14へと進入する。なお図1ではフラッパ15の二つのポジションを重ねて描いている。その後の動作については、第一面目と同様であり、最後は排出トレイ12へと排出を行う。こうしたシートの反転動作モードを、以下『通常反転モード(第一反転モード)』と表現する。
また排出用ローラニップ11で搬送中のシートについても、前述した通りシート後端が両面搬送パス14への分岐点を通過した後、反転ローラ13の回転方向を逆転させることにより、シートを両面搬送パス14へと送り込むことが可能である。その後の動作については、第一面目と同様であり、最後は排出トレイ12へと排出を行う。このシート反転動作モードを、以下『第二反転モード』と表現する。図1では、1枚目のシート20が反転用ローラニップ18で反転され、両面搬送パス14を搬送中の状態を示している。続く2枚目のシート21は排出用ローラニップ11で反転を開始し、1枚目のシート20の後に続き、短いシート間隔で搬送されている状態を示している。
次に第二反転モードにおける、フラッパ15の動作について説明する。排出用ローラニップ11でシートを反転させる場合、第一面目に画像形成を終えたシート先端が定着器10を通過した後、フラッパ15を第二のポジションにすることにより、シートはフラッパ15の前記第一の面とは異なる第二の面に案内されて排出用ローラニップ11へと送り込まれる。反転させる時もフラッパ15は第二のポジションとしておく。シート後端部はシート自体のコシ(すなわち平面に戻ろうとする内部応力)により、両面搬送パス14への分岐部を両面搬送パス14へと進む姿勢となり、フラッパ15の第二の面に案内されながら両面搬送パス14へと進入する。このように、排出用ローラニップ11に進入する場合と、排出用ローラニップ11で反転する場合とで、同一のフラッパの同一側の面でシートが案内される点が特徴的である。ここでは、装置の構成を簡易に構成するために1つのフラッパによって反転されるシートを案内する形態を例示したが、複数のフラッパを持つように構成してもよい。即ち、排出用ローラニップ11と反転用ローラニップ18のどちらに送り込むかを切り替えるためのフラッパだけでなく、排出用ローラニップ11や反転用ローラニップ18によって反転されたシートを両面搬送パス14に案内するフラッパを別に設けてもよい。
ところで、排出部には、検知センサ34(図14参照)と共に検知手段を構成する揺動式のアーム形状をした満載検知フラグ19が設けられている。これは、排出トレイ12に排出されたシートの積載枚数が増えてくると、満載検知フラグ19先端がシートに接触し、満載検知フラグ19の揺動角度が所定量に達すると検知センサ34が満載状態を検知し、この検知信号を受けてコントローラ51(図14参照)が印刷を一時停止させるものである。また排出部でジャムが発生した場合にも、同様の仕組みにより印刷を停止させる機能を有する。但し、排出部からの排出中のシートも満載検知フラグ19に接触しており、これを満載と誤検知しないために、所定の検知時間までは無視するようにしている場合がある。本例では、図1で2枚目のシート21が反転中の状態を示しているが、このとき満載検知フラグ19はシートに接触してセンサが検知状態にある。そこで本例の画像形成装置は、図12に示すように、『第二反転モード』を行っている間は、満載検知フラグ19による検知時間が通常の排出よりも長くなるが、これを満載やジャムと誤検知しないよう、検知時間を変更するシーケンスを搭載している。
図12に示すシーケンスでは、満載検知フラグ19がシートに接触してセンサが検知状態にあるときは(S121)、図14に示すコントローラ(制御手段)51により、連続検知時間が所定時間以上であるか否かを判断する(S122)。ステップS122にて、所定時間以上である場合、前述の『第二反転モード』の動作中であるかを判断する(S123)。このステップS123にて、『第二反転モード』の動作中である場合は、満載やジャムと誤検知しないよう、通常動作と判断する(S124)。なお、ステップS122にて、所定時間以上でない場合も、通常動作と判断する(S124)。一方、ステップS123にて、『第二反転モード』の動作中でない場合は、満載またはジャムと判断する(S125)。
なお、ここで、図14を用いて画像形成装置1の制御系について説明する。図14は、画像形成装置1の制御系の構成を示すブロック図である。コントローラ(制御手段)51は画像形成装置1に設けられ、CPU(不図示)、ROM52、RAM53を有している。コントローラ51は、ROM52に格納された制御プログラム、外部インターフェース54を通して得たパソコン等のコンピュータ55からの信号、及び検知センサ34からの信号に基づいて、駆動モータ31、反転モータ32、ソレノイド33などの動作を制御する。
次に本実施例の動作を、以下で詳しく説明する。
上述した『第二反転モード』を備えることの目的は、1つのプリントジョブが複数枚のシートから構成され、かつ両面印刷の場合においては、交互給送モード(背景技術の項に記載)を用いても改善できなかった生産性を、はるかに高めることにある。すなわち、少なくとも両面に画像形成を行う1つのジョブのシート枚数が2枚の場合には、最初に給送されるシートは『通常反転モード』を用いて反転用ローラニップ18により反転させている。そして第2番目に給送されるシートは『第二反転モード』を用いて排出用ローラニップ11により反転させている。
具体的な動作としては、コントローラ51(図14参照)が、不図示のパソコン等から画像形成装置へ送られたジョブ信号を受けて、図2のフローチャートのように動作制御を行う。図2において、両面かつ2枚印刷である場合には(S21,S22)、2枚のシートを連続して給送・画像形成を行い、1枚目のシートを『通常反転モード』で行い、続く2枚目のシートを『第二反転モード』で行うように動作を切り替える(S23)。ここで、2枚のシートの間隔は、1枚目のシート後端がフラッパ15を抜けてから2枚目のシート先端がフラッパ15に到達するまでにフラッパ15の切り替えが間に合うことを条件に、なるべく短く設定するのが良い。なお、図2において、両面印刷でない場合には(S21)、片面印刷(反転無し)を行い(S25)、両面印刷であっても2枚印刷でない場合は(S21,22)、前述の『通常反転モード』で行う(S24)。
図3(a)及び図3(b)は両面かつ2枚印刷を行う場合を示し、図3(a)には比較例として2枚のシートとも「通常反転モード」で行う場合を示し、図3(b)には本実施例として2枚目のシートを「第二反転モード」で行う場合を比較して示した。なお、図3(a)及び図3(b)では、画像形成順と時間の関係を示している。図中、例えば「1−2」は「1枚目第二面目」、「2−1」は「2枚目第一面目」を表す。
比較例では1枚目のシートが反転されて、反転ローラニップを抜けきるまでは2枚目のシートが反転ローラニップに進入することができなかったため、2枚のシートの間隔を開かざるを得なかった(図3(a)中の「シート間隔A」)。1枚目のシートは装置内で停止することなく一定の時間で排出されるが、続く2枚目のシートは給送を遅らせた分だけ、排出される時間も遅くなる。
これ対して、本実施例では、図2を用いて説明したように、両面かつ2枚印刷である場合には、1枚目のシートを「通常反転モード」で行い、続く2枚目のシートを「第二反転モード」で行うように動作を切り替えている。すなわち、1枚目のシート「1−1」を、反転ローラニップで反転搬送しつつ、第一のポジションに位置するフラッパの上側の面(第一のガイド面)で両面搬送パスへ案内する。この1枚目のシート「1−1」の反転搬送中に、第一のポジションに位置するフラッパの下側の面(第一のガイド面とは反対側の第一のガイド面)で2枚目のシート「1−2」を排出用ローラニップ11へ案内して搬送することができる。これにより、1枚目のシートの反転搬送を終えてから2枚目のシートを排出部に案内する場合と比べて、2枚のシートの間隔を比較例に比べて短くすることが可能になる(図3(b)中の「シート間隔B」)。そのため、1枚目のシート「1−2」に続いて短いシート間隔で2枚目のシート「2−2」が搬送されてくることになるので、両面生産性をシート間隔「A−B」だけ高めることができる。この量はシート1枚分の長さに近い量であり、また2枚のシートが連続して排出されるため、体感的にも生産性の高さを感じることができる。
以上説明したように、本実施例に示す画像形成装置によれば、1つのジョブのシート枚数が2枚かつ両面印刷の場合に、比較例に比べて大きく生産性を高めることができる。
〔実施例2〕
図5〜図7を参照して実施例2に係る画像形成装置について説明する。実施例2に係る画像形成装置に関し、前述した実施例と同一の構成及び効果については、同一の符号を用いて適宜省略する。
実施例1においては、1つのプリントジョブが2枚のシートに両面印刷する場合に、生産性を高める構成を示した。これに対して本実施例においては、複数枚(ここでは3枚以上を例示)のシートの両面プリントジョブに関しても、生産性が高まる場合を判断して『第二反転モード』を用いる構成を示す。
通常『交互給送モード』における多数枚のシートの両面印刷順序は、背景技術の項に記載した通り(1)1枚目の第一面目(1−1と表記する)、(2)2枚目の第一面目(2−1と表記、以下同様)、(3)1−2、(4)3−1、(5)2−2、(6)4−1、(7)3−2、(8)5−1・・・となる。実施例1における両面生産性を向上させるには、シート1−2とシート2−2の間隔を詰めることにあるため、3枚以上のシートからなる両面印刷ジョブに関しては、実施例1で述べたようにシート1−1とシート2−1のシート間隔を詰めたとしても、シート1−2の直後にシート3−1が来るため、必ずしも効果的とは限らない。その例を以下に示す。
特許文献1に示すような交互給送において、例えば図4に示すように、シート1−1とシート1−2のシート間隔によらず、シート1−2のタイミングが一定の場合である。このような場合、図4に示すように、シート間隔の関係がA<Cの場合にシート間隔Aをシート間隔Bに短縮しても、シート2−2のタイミングは変化しないために、両面生産性を短縮する効果はない。なぜなら、シート間隔Aを短縮してシート1−1とシート1−2のシート間隔が狭くなったとしても、シート1−2に続いて反転してきたシート2−2は、両面搬送パス内で一時待機し、シート3−1の通過後に再スタートするために、シート1−2とシート2−2のシート間隔はCだけ開かなけなければならないからである。
ここで、『第二反転モード』を用いることが効果的になるのは、シート間隔Aを短縮することで、シート1−2のタイミングが早まる場合である。シート1−2以降のシート間隔は一定なので、シート1−2のタイミングが早まることが、最終シートの排出までにかかる時間を早めることになる。こうした、『第二反転モード』を用いることが効果を発揮するような「課題」を有している具体例を図5に示す。図5では、装置本体の給送ローラ7から反転ローラ13までの距離L1がシート長さL2に比較して相対的に短く(L1<L2)、『通常反転モード』では1枚目のシート20を反転してきた際に、2枚目のシート21後端がまだ合流部22を通過しておらず、1枚目のシート20の搬送を一時的に停止して両面搬送パス14に待機させている。
上記の課題を解決するための具体的な動作としては、コントローラ51(図14参照)が、不図示のパソコン等から画像形成装置へ送られたジョブ信号とシート長さの情報を受けて、図6のフローチャートのように動作制御を行う。
図6において、両面印刷である場合には(S61)、1つのジョブのシート枚数が3枚以上であるかを判断する(S62)。両面印刷でない場合には(S61)、片面印刷(反転無し)を行う(S69)。ステップS62にて、3枚以上のシートからなる両面印刷をする場合は、装置本体の給送ローラ7から反転ローラ13までの距離L1がシートの搬送方向の長さL2に比較して相対的に短いか(L1<L2)否かを判断する(S63)。ここで、給送ローラ7から反転ローラ13までの距離L1がシートの搬送方向の長さL2に比較して相対的に短い場合は、1枚目のシートの反転搬送に続く2枚目のシートの反転搬送を『第二反転モード』で行うように動作を切り替える(S65)。一方、給送ローラ7から反転ローラ13までの距離L1がシートの搬送方向の長さL2に比較して相対的に長い場合は、シートの反転搬送を『通常反転モード』で行う(S66)。なお両面印刷であっても(S61)、1つのジョブのシート枚数が3枚以上でなく(S62)2枚の場合は(S64)、前述した実施例と同様に2枚目のシートの反転搬送を『第二反転モード』で行うように動作を切り替える(S67)。一方、1つのジョブのシート枚数が2枚でない場合は(S64)、シートの反転搬送を『通常反転モード』で行う(S68)。
すなわち、図6のフローチャートでは、両面生産性が高まる場合には2枚目のシートを『第二反転モード』で反転し、2枚目以外のシートを『通常反転モード』で反転する。その結果、シートの搬送方向の長さL2がローラ7,16間の距離L1より長い場合であっても、シート1−1が反転して合流部22(図5参照)に到達した時には、シート1−2の後端は合流部22を既に通過しているので、シート1−1を両面搬送パスで一時停止させる必要がなくなる。このシートの一時停止でロスしていた量、すなわち図7の「D」で示す分を短縮し、両面生産性を高めることができる。
以上説明したように、本実施例によれば、生産性を高めることができると判断して実行することにより、複数枚からなる両面印刷ジョブの両面生産性を高めることができる。
〔実施例3〕
図8及び図9を参照して実施例3に係る画像形成装置について説明する。実施例3に係る画像形成装置に関し、前述した実施例と同一の構成及び効果については、同一の符号を用いて適宜省略する。
実施例1においては、1つのプリントジョブが2枚のシートに両面印刷する場合に、生産性を高める構成を示した。これに対して本実施例においては、3枚のシートに5イメージ(3枚のシートのうち3枚目の第二面目(白紙)を除く5面)を形成する両面プリントジョブに関して、2番目に給送されるシートに『第二反転モード』を用いる構成を示す。
通常『交互給送モード』における5イメージからなるジョブの両面印刷順序は、背景技術の項に記載した通り(1)1枚目の第一面目(1−1と表記する)、(2)2枚目の第一面目(2−1と表記、以下同様)、(3)1−2、(4)3−1、(5)2−2、(6)3−2となる(図8(a)参照)。但し、印刷面が下になって排出されるフェイスダウン排出においては、シート3−1にはイメージが存在しないため、白紙となる。従来は、この白紙についても画像無しの印刷動作および反転・搬送動作を行っていたため、ここに生産性とエネルギーのロスが生じていた。
これに対し、印刷順を工夫した上で『第二反転モード』を用いると、『交互給送モード』よりも生産性及び省エネルギー性を高めることができる。実施例1(2枚のシートの両面印刷の場合)では、『第二反転モード』を用いることでシート1−2とシート2−2のシート間隔を短縮できることを説明した。しかしながら、『交互給送モード』で5イメージの両面印刷を行った場合、上記のようにシート1−2とシート2−2の間にはシート3−1が通紙されるため、シート1−2とシート2−2の間隔を短縮する必要がなかった。そこで本実施例のように、片面が白紙である第3枚目のシート3−1の印刷順を変更した上で、5イメージの両面印刷においても2番目に給送されるシートに『第二反転モード』を用いることで、生産性及び省エネルギー姓を高めることができる。
具体的には、図8(b)に示すように、画像形成順序は1−1、2−1、1−2、2−2、3−1の順であり、2枚目のシートに『第二反転モード』を適用することと、最後に3−1に第5イメージを印刷し、片面印刷のみで排出する点が特徴である。
具体的な動作としては、コントローラ51(図14参照)が、不図示のパソコン等から画像形成装置へ送られたジョブ信号を受けて、図9のフローチャートのように動作制御を行う。図9において、両面かつ3枚印刷であり、印刷イメージ数が5イメージである場合には(S91,S92,S93)、2枚目のシートのみを「第二反転モード」で行い、3枚目を最後に片面印刷する(S94)。更に詳しくは、2枚のシートを連続して給送・画像形成を行い、1枚目のシートに「通常反転モード」を、続く2枚目のシートに「第二反転モード」を用いてシート1−2の直後にシート2−2を排出し、シート2−2の直後に5イメージ目を印刷する3枚目のシート3−1を給送して片面印刷して排出する。なお、両面かつ3枚印刷であっても、印刷イメージ数が5イメージでない場合には(S91,S92,S93)、前述の『通常反転モード』で行う(S95)。また、両面印刷であっても3枚印刷でなく2枚印刷である場合には(S91,S92,S96)、2枚のシートを連続して給送・画像形成を行い、1枚目のシートを『通常反転モード』で行い、続く2枚目のシートを『第二反転モード』で行うように動作を切り替える(S97)。また、両面印刷でない場合には(S91)、片面印刷(反転無し)を行い(S99)、両面印刷であっても3枚印刷でも2枚印刷でもない場合は(S91,S92,S96)、前述の『通常反転モード』で行う(S98)。
本実施例では、図8(b)及び図9に示すように、2枚目のシートに『第二反転モード』を用いてシート1−2の直後にシート2−2を排出し、なおかつ、5イメージ目を印刷する3枚目のシートは片面のみ印刷すればよいので、シート2−2の直後に片面印刷して排出する。
以上説明したように、本実施例によれば、5イメージの両面印刷に関し、『交互給送モード』と比較した場合に、画像が存在しない3枚目の第二面目を画像形成部に通さなくて良いことと、『第二反転モード』の効果により1−2と2−2のシート間隔を小さくすることができる。これにより、シート1−2とシート2−2に挟まれていたシート3−1が抜けた分のすべてのシート間隔を詰めることができるため、両面生産性を大幅に向上させることができ、省エネルギーにもなる。
〔実施例4〕
図10を参照して実施例4に係る画像形成装置について説明する。実施例4に係る画像形成装置に関し、前述した実施例と同一の構成及び効果については、同一の符号を用いて適宜省略する。
実施例3では、5イメージからなるジョブすなわち第6頁目に画像データが無い場合の両面生産性及び省エネルギー性を高める例を示したが、本例では第6頁に限らず、ジョブ内のある偶数頁(第2n頁)に画像データが無いような両面画像形成ジョブについて、生産性及び省エネルギー性を高める例を示す。
実施例2に示す方法により生産性が高まるジョブのうち、偶数イメージに画像データが無いシートについては、実施例3の最終ページで行ったように、裏面の白紙画像の通紙を行わずに、当該シートの通紙を一枚遅らせて通紙し、片面のみ印字して排出することで、実施例2の構成を単独で用いるよりも生産性をより高めることが可能である。
具体的には、一例として図10に、第2n頁(nは1以上の自然数)である第8頁目に画像データが無く白紙である全10頁からなるジョブの印刷タイミングを示す。通常『交互給送モード』を用いた全10頁の両面印刷順序は、図10(a)に示すように、1−1、2−1、1−2、3−1、2−2、4−1、3−2、5−1、4−2、5−2の順となる。これに対し、本例では、図10(b)に示すように、2−1に『第二反転モード』を適用することに加えて、従来白紙にもかかわらず画像形成動作を行っていた4−1を従来のタイミングで給送搬送せず、本来4−2が送られるべきタイミングである5−1の直後に給送搬送して4−1に第2n−1頁である第7頁目を印刷した後、反転搬送は行わずに、片面印刷のみで排出する点が特徴である。すなわち、本例では、複数枚のシートの両面に画像形成を行う1つのジョブの内、第2n頁に画像データが無い場合、画像データが無い頁を有するシートの、第2n頁を印刷する順番の給送を行わずに、第2n−1頁を印刷する順番の給送のみを行って、反転搬送を行わずに排出する。図10(b)に示すように、2枚目のシートに『第二反転モード』を用いることで、図10(a)の場合に比べて、1−2以降の給送タイミングが早まり、加えて従来4−1に続く3−2の給送タイミングが早まる分、両面生産性を高めることができる。なお、図10(b)に示す紙間Kの値は、シート第一面が到達してから、当該シートが反転して両面搬送パスで停止(一時待機)せずに戻ってくるまでの時間を示しており、装置のパス長さにより決まるものである。
以上説明したように、本実施例によれば、画像データが無く白紙である偶数頁を画像形成部に通さなくて良いことと、『第二反転モード』の効果により1−2と2−2のシート間隔を小さくすることができる。これにより、シート間隔を詰めることができるため、両面生産性を大幅に向上させることができ、省エネルギーにもなる。
〔実施例5〕
図11〜図13を参照して実施例5に係る画像形成装置について説明する。実施例5に係る画像形成装置に関し、前述した実施例と同一の構成及び効果については、同一の符号を用いて適宜省略する。
まず本実施例を適用した画像形成装置について、図11を用いて説明する。実施例1との構成の差異は、排出ローラ部の構成であり、その他の共通部分関する説明は同一のため、同一の符号を付して説明を省略する。
以下に、本例の特徴的な構成である排出ローラ部の構成を詳しく説明する。前述した実施例では、正逆転可能なローラの周面に従動回転する2つの対向ローラを当接させて、2つのローラニップを設けた構成を例示した。これに対し、本例においては、正逆転可能な第一反転ローラ対としての反転ローラ対25を、同じく正逆転可能な第二反転ローラ対としての排出ローラ対26とは独立して設けている。ここで、反転ローラ対25は装置本体1に対し、排出ローラ対26の外側に隣接して配置される。このように配置することで、反転ローラ対25でシートを反転中においても、排出ローラ対26でシートを搬送する際にシートの経路が交差しないようにすることができるため、シートの反転動作と排出動作を同時に行うことが可能となる。それと同時に、装置本体の小型化や構成の簡略化を実現することができる。
また、搬送パス6により案内されて定着器10を通過したシートSを選択的に排出ローラ対26と反転ローラ対25とのいずれかに案内する案内手段であるフラッパ15を有する。図11ではフラッパ15の二つのポジションを重ねて描いている。フラッパ15は、図14に示すコントローラ51によりプランジャ型ソレノイド33を動作させることによって、第一、第二のポジションへと切り替えられ、排出ローラ対26と反転ローラ対25とのいずれかにシートを案内する。なお本例ではフラッパ15は、第一のポジションにてシートを反転ローラ対25へと案内し、第二のポジションにてシートを排出ローラ対26へと案内する構成としている。
シートの両面に画像形成を行う場合、第一面目に画像形成を終えたシート先端が定着器10を通過した後、フラッパ15を第一のポジションにすることにより、シートはフラッパ15の第一の面に案内されて反転ローラ対25へと送り込まれる。前記シートを反転させる時はフラッパ15を第一のポジションから第二のポジションに切り替える。これにより、シートはフラッパ15の第一の面に案内されながら両面搬送パス14へと進入する。その後の動作については、第一面目と同様であり、最後は排出トレイ12へと排出を行う。こうしたシート反転動作モードを、以下『通常反転モード(第一反転モード)』と表現する。
本実施例においては、排出ローラ対26も正逆転が可能であり、反転ローラ対25と同様にシートを反転させる機能を有している。シートを反転させて、両面搬送パス14へと送り込んだ後の動作については、第一面目と同様であり、最後は排出トレイ12へと排出を行う。こうしたシート反転動作モードを、以下『第二反転モード』と表現する。排出ローラ対26でシートを反転させる場合、第一面目に画像形成を終えたシート先端が定着器を通過した後、フラッパ15を第二のポジションにすることにより、シートはフラッパ15の前記第一の面とは異なる第二の面に案内されて排出ローラ対26へと送り込まれる。前記シートを反転させる時もフラッパ15は第二のポジションとしておく。シート後端部はシート自体のコシすなわち平面に戻ろうとする内部応力により、両面搬送パス14への分岐を両面搬送パス14へと進む姿勢となり、第二のポジションに位置するフラッパ15の第二の面に案内されながら両面搬送パス14へと進入する。このように、シートが排出ローラ対26に進入する場合と、その後に反転する場合とで、同一のフラッパの同一側の面でガイドされる点が特徴的である。ここでは、装置の構成を簡易に構成するために1つのフラッパによって反転されるシートを案内する形態を例示したが、複数のフラッパを持つように構成してもよい。即ち、排出ローラ対26と反転ローラ対25のどちらに送り込むかを切り替えるためのフラッパだけでなく、排出ローラ対26や反転ローラ対25によって反転されたシートを両面搬送パス14に案内するフラッパを別に設けてもよい。
ところで、排出部には、検知センサ34(図14参照)と共に検知手段を構成する揺動式のアーム形状をした満載検知フラグ19が設けられている。これは、排出トレイ12に排出されたシートの積載枚数が増えてくると、満載検知フラグ19先端がシートに接触し、満載検知フラグ19の揺動角度が所定量に達すると検知センサ34が満載状態を検知し、この検知信号を受けてコントローラ51(図14参照)が印刷を一時停止させるものである。また排出部でジャムが発生した場合にも、同様の仕組みにより印刷を停止させる機能を有する。但し、排出部からの排出中のシートも満載検知フラグ19に接触しており、これを満載と誤検知しないために、所定の検知時間までは無視するようにしている場合がある。本例では、図12に示すように、『第二反転モード』を行っている間は、満載検知フラグ19による検知時間が通常の排出よりも長なるが、これを満載やジャムと誤検知しないよう、検知時間を変更するシーケンスを搭載している。なお、この図12に示すシーケンスについては、実施例1で説明した通りである。
次に本実施例の特徴的な構成を詳しく説明する。
反転ローラ対25は、コントローラ51(図14参照)により、排出ローラ対26に対して独立でシート搬送速度を制御可能であり、例えばシートを反転後には、搬送速度を加速して搬送することが可能である。この加速搬送と『第二反転モード』を組み合わせて利用することにより、さらなる両面生産性向上を測ることが可能である。例えば図13(a)及び図13(b)に示すように、『第二反転モード』を用いて1枚目と2枚目のシート間隔をEからFへと短縮し(E<F)、さらに反転するシートを加速することにより、1−1から1−2までの間隔をGからHに短縮する(G<H)。したがって、図13(b)に示す加速搬送と『第二反転モード』を組み合わせて利用する場合、図13(a)に示す『交互搬送モード』を用いる場合に比べて、シートを排出するまでの時間を(G+E)−(H+F)だけ短縮することができる。このため、図13(b)に示す本例によれば、両面生産性をさらに高めることが可能である。
以上説明したように、反転ローラが排出ローラから独立して搬送速度を制御できる構成の画像形成装置において、『第二反転モード』に加速搬送を組み合わせることで両面生産性を大幅に向上させることができる。
L …レーザー光
S …シート
1 …画像形成装置
2 …感光体ドラム
3 …転写ローラ
4 …プロセスカートリッジ
5 …給送カセット
6 …搬送パス
7 …給送ローラ
8 …搬送ローラ対
9 …レーザースキャナ
10 …定着器
11 …排出用ローラニップ
12 …排出トレイ
13 …反転ローラ
14 …両面搬送パス
15 …フラッパ
16 …第二の対向従動ローラ
17 …第一の対向従動ローラ
18 …反転用ローラニップ
19 …満載検知フラグ
20,21 …シート
22 …合流部
25 …反転ローラ対
26 …排出ローラ対
31 …駆動モータ
32 …反転モータ
33 …ソレノイド
34 …検知センサ
51 …コントローラ
52 …ROM
53 …RAM
54 …外部インターフェース
55 …コンピュータ

Claims (9)

  1. シートを給送する給送部と、
    シートに画像形成を行う画像形成部と、
    画像形成を行うシートを案内する第一搬送パスと、
    第一搬送パスから分岐して画像形成部を通過したシートを再び画像形成部へ案内するべく第一搬送パスに合流する第二搬送パスと、
    第一搬送パスから送られてきたシートを第二搬送パスへ反転して搬送する、正逆転可能な第一反転手段と、
    第一搬送パスから送られてきたシートを機外へ排出可能であって、逆転によって第一搬送パスから送られてきたシートを第二搬送パスへ反転して搬送する、正逆転可能な第二反転手段と、
    第一搬送パスによって案内されるシートを選択的に第一反転手段と第二反転手段とのいずれかに案内する案内手段と、
    を有し、
    案内手段によって第一反転手段にシートを案内し、第一反転手段によって反転させて第二搬送パスにシートを搬送する第一反転モードと、
    案内手段によって第二反転手段にシートを案内し、第二反転手段によって反転させて第二搬送パスにシートを搬送する第二反転モードと、を備え、
    少なくとも両面に画像形成を行う1つのジョブの枚数が2枚の場合には、最初に給送されるシートは第一反転モードで反転させ、第2番目に給送されるシートは第二反転モードを用いて第二反転手段により反転させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数枚のシートの両面に画像形成を行う1つのジョブにて、第一搬送パスにおける給送部から排出部までの距離L1とシートの搬送方向の長さL2との関係がL1<L2である場合は、第2番目に給送されるシートは第二反転モードを用いて第二反転手段により反転させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 3枚のシートのうちの3枚目の第二面目を除く5面に画像形成を行う1つのジョブにて、第2番目に給送されるシートは第二反転モードを用いて第二反転手段により反転させ、
    前記画像形成部におけるシートへの画像形成順序が、1枚目の第一面目、2枚目の第一面目、1枚目の第二面目、2枚目の第二面目、3枚目の第一面目、の順であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 複数枚のシートの両面に画像形成を行う1つのジョブの内、第2n頁(nは1以上の自然数)に画像データが無い場合、画像データが無い頁を有するシートの、第2n頁を印刷する順番の給送を行わずに、第2n−1頁を印刷する順番の給送のみを行って、反転搬送を行わずに排出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 両面に画像形成を行う1つのジョブの枚数が2枚でない場合には、前記第一反転モードを用いて第一反転手段によりシートを反転させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 駆動力を受けて正逆転する反転ローラと、
    前記反転ローラと対向して第一のニップを形成する第一の対向従動ローラと、
    前記第一の対向従動ローラとは前記反転ローラの円周方向に異なる位置において前記反転ローラと対向して第二のニップを形成する第二の対向従動ローラと、を有し、
    第一反転手段は前記反転ローラと前記第一の対向従動ローラとからなり、第二反転手段は前記反転ローラと前記第二の対向従動ローラとからなることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 第一反転手段は正逆転可能な第一反転ローラ対であり、第二反転手段は第一反転ローラ対に対して独立して正逆転可能であり、シートの搬送速度を加速して搬送することが可能な第二反転ローラ対であり、
    第二反転モードを用いて第二反転手段によりシートを反転させて搬送する際に、シート搬送速度を加速して搬送することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第二反転手段により排出されるシートを積載する排出トレイと、
    前記第二反転手段により排出されるシートまたは前記排出トレイに排出されたシートに接触して検知する検知手段と、
    前記検知手段がシートに接触してシートを検知している検知時間に基づいてシートのジャムまたは満載を判断する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記第二反転モードの動作中は、前記検知手段の検知時間に基づきシートのジャムまたは満載と判断せず、通常動作と判断することを特徴とする、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記案内手段は、シートを案内する第一の面及び前記第一の面とは異なる第二の面を有し、画像形成部を通過したシートを第一反転手段に案内する第一のポジション又は第二反転手段に案内する第二のポジションに切り替え可能であり、
    第一反転モードでは、第一のポジションに位置する案内手段の第一の面で第一反転手段にシートを案内し、第一反転手段により反転させて搬送されるシートを第二のポジションに切り替えて第一の面で第二搬送パスに案内し、
    第二反転モードでは、第二のポジションに位置する案内手段の第二の面で第二反転手段にシートを案内し、第二反転手段により反転させて搬送されるシートを第二のポジションに位置する案内手段の第二の面で第二搬送パスに案内することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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