JP2011197044A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム - Google Patents
画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 コストが高くなることを抑制しつつ、ユーザが、残紙と正常なシートとを容易に区別可能にする。
【解決手段】搬送路で発生したジャムが解除されたことを検知した後、搬送路に残されたシートが画像形成可能な搬送路に存在するか、画像形成可能でない搬送路に存在するかを判別する(S7004)。画像形成可能な搬送路に存在すると判別したシートについては前記画像形成部に搬送して特定画像を形成して排紙させ、画像形成可能でない搬送路に存在すると判別したシートについては、ユーザからの排紙指示を待って排紙させる(S7009〜S7013,S7005、S7005)。
【選択図】 図10
【解決手段】搬送路で発生したジャムが解除されたことを検知した後、搬送路に残されたシートが画像形成可能な搬送路に存在するか、画像形成可能でない搬送路に存在するかを判別する(S7004)。画像形成可能な搬送路に存在すると判別したシートについては前記画像形成部に搬送して特定画像を形成して排紙させ、画像形成可能でない搬送路に存在すると判別したシートについては、ユーザからの排紙指示を待って排紙させる(S7009〜S7013,S7005、S7005)。
【選択図】 図10
Description
本発明は、シートを搬送して画像形成を行う画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラムに関する。
シートを給紙してシート上に画像形成しシートを排出する画像形成装置において、印刷処理中に紙詰まり(ジャム)が発生すると、シートを搬送できなくなり、画像形成処理が継続できなくなる。このため、画像形成処理を継続するには、ユーザが、搬送路上のジャムしたシートを取り除く必要がある。
従来、画像形成装置は、搬送路上に複数のシートを搬送して画像形成処理を行うことによって、生産性を向上させている。この場合、ジャムが発生すると、ジャムの原因となったシート以外のシートも搬送路上に残ることになる。
ジャムの原因となったシートは、シートのよれや縮み、あるいは破れが発生しているため、そのまま搬送させることはできない。
しかし、それ以外のシートは、しわ、破れが発生していないため、シート搬送路の下流にジャムの原因となったシートが存在しなければ、そのまま搬送させ、機外排出することができる。
そのため、ジャムの原因となったシートのみを取り除かせ、それ以外のシートは、ジャムの解除後に自動的に機外排出し、ユーザのジャム処理の負担を軽減した画像形成装置が存在する。
このような制御を行う画像形成装置の場合、ジャムの解除後に自動的に機外排出したシート(残紙)と、正常に画像形成されたシートとが排紙トレイ上で混載する。この結果、ユーザは、正常なシートと残紙とを区別しづらく、場合によっては、シートの取り間違いを起こし、回収されたシートに乱丁(ページ順の誤り)や落丁(ページ抜け)を発生させる場合がある。
ジャムの原因となったシートは、シートのよれや縮み、あるいは破れが発生しているため、そのまま搬送させることはできない。
しかし、それ以外のシートは、しわ、破れが発生していないため、シート搬送路の下流にジャムの原因となったシートが存在しなければ、そのまま搬送させ、機外排出することができる。
そのため、ジャムの原因となったシートのみを取り除かせ、それ以外のシートは、ジャムの解除後に自動的に機外排出し、ユーザのジャム処理の負担を軽減した画像形成装置が存在する。
このような制御を行う画像形成装置の場合、ジャムの解除後に自動的に機外排出したシート(残紙)と、正常に画像形成されたシートとが排紙トレイ上で混載する。この結果、ユーザは、正常なシートと残紙とを区別しづらく、場合によっては、シートの取り間違いを起こし、回収されたシートに乱丁(ページ順の誤り)や落丁(ページ抜け)を発生させる場合がある。
これを防ぐために、下記特許文献1では、正常なシートとの区別する画像(識別マーク)を排紙トレイの直前に残紙識別マーク印字手段によって残紙に印字し、正常なシートと残紙を区別する方法を提供している。
さらに、下記特許文献2においては、フィニッシャと呼ばれる後処理装置によって、残紙に対して、パンチ孔加工や、ステイプル加工を施して、正常なシートと残紙を区別する方法を提供している。
さらに、下記特許文献2においては、フィニッシャと呼ばれる後処理装置によって、残紙に対して、パンチ孔加工や、ステイプル加工を施して、正常なシートと残紙を区別する方法を提供している。
しかしながら、従来技術では、残紙と正常なシートを区別するために、本来の画像形成部とは別に、残紙識別マーク印字手段や、フィニッシャと呼ばれる後処理装置が必要であるため、コスト高になる。
また、残紙に印をつける際に、残紙識別マーク印字手段のインクが切れた場合などの処理が煩雑になるなど、残紙のための制御が複雑となってしまう課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、コストが高くなることを抑制しつつ、ユーザが、残紙と正常なシートとを容易に区別できるようにする仕組みを提供することである。
また、残紙に印をつける際に、残紙識別マーク印字手段のインクが切れた場合などの処理が煩雑になるなど、残紙のための制御が複雑となってしまう課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、コストが高くなることを抑制しつつ、ユーザが、残紙と正常なシートとを容易に区別できるようにする仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
搬送路を介して搬送されるシートに画像形成部で画像を形成する画像形成装置であって、前記搬送路を介して搬送されるシートを検知する検知手段と、前記検知手段が検知するシートの検知状態を監視して、ジャムが解除されたことを検知するジャム検知手段と、前記ジャム検知手段により搬送路上で発生したジャムが解除されたことを検知した後、搬送路上に残されたシートが、画像形成可能な搬送路に存在するか、画像形成可能でない搬送路に存在するかを判別する判別手段と、前記判別手段が画像形成可能な搬送路に存在すると判別したシートについては前記画像形成部に搬送して特定画像を形成して排紙させ、前記判別手段が画像形成可能でない搬送路に存在すると判別したシートについては、ユーザからの排紙指示を待って排紙させる排紙制御手段と、を備えることを特徴とする。
搬送路を介して搬送されるシートに画像形成部で画像を形成する画像形成装置であって、前記搬送路を介して搬送されるシートを検知する検知手段と、前記検知手段が検知するシートの検知状態を監視して、ジャムが解除されたことを検知するジャム検知手段と、前記ジャム検知手段により搬送路上で発生したジャムが解除されたことを検知した後、搬送路上に残されたシートが、画像形成可能な搬送路に存在するか、画像形成可能でない搬送路に存在するかを判別する判別手段と、前記判別手段が画像形成可能な搬送路に存在すると判別したシートについては前記画像形成部に搬送して特定画像を形成して排紙させ、前記判別手段が画像形成可能でない搬送路に存在すると判別したシートについては、ユーザからの排紙指示を待って排紙させる排紙制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、コストが高くなることを抑制しつつ、ユーザが、残紙と正常なシートとを容易に区別できるようにする。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像形成装置の構成を説明する断面図である。本実施形態では、スキャナ部100及びプリンタ部200とが通信してスキャナ機能と、プリント機能とを用いて、プリント処理、スキャン処理、複写処理を実行可能なMFPを例にあげて説明する。MFPは、Multi Function Peripheralの略である。なお、画像形成装置は、1つの機能からなるSFP(Single Function Peripheral)であってもよい。また、画像形成装置は、印刷装置ともいう。
なお、図示するように、本実施形態に示す画像形成装置は、図2に示すようにネットワークコントローラを介して、ネットワークに接続され、情報処理装置から印刷ジョブを受信して印刷することが可能に構成されている。なお、本実施形態に示す画像形成装置は、シート(用紙または記録紙ともいう。)を搬送する複数の搬送路を備える。ここで、搬送路には、手差し給紙を行う搬送路、シートの両面に画像を形成するために反転搬送可能な両面用の搬送路等が含まれ、各搬送路上には、搬送されるシートの状態を検知する後述するセンサを備えている。また、本実施形態の画像形成装置は、複数の搬送路を経由して搬送されるシートに画像形成部で画像を形成する際に、シートの搬送状態を検知するセンサが後述する所定位置に設けられている。
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像形成装置の構成を説明する断面図である。本実施形態では、スキャナ部100及びプリンタ部200とが通信してスキャナ機能と、プリント機能とを用いて、プリント処理、スキャン処理、複写処理を実行可能なMFPを例にあげて説明する。MFPは、Multi Function Peripheralの略である。なお、画像形成装置は、1つの機能からなるSFP(Single Function Peripheral)であってもよい。また、画像形成装置は、印刷装置ともいう。
なお、図示するように、本実施形態に示す画像形成装置は、図2に示すようにネットワークコントローラを介して、ネットワークに接続され、情報処理装置から印刷ジョブを受信して印刷することが可能に構成されている。なお、本実施形態に示す画像形成装置は、シート(用紙または記録紙ともいう。)を搬送する複数の搬送路を備える。ここで、搬送路には、手差し給紙を行う搬送路、シートの両面に画像を形成するために反転搬送可能な両面用の搬送路等が含まれ、各搬送路上には、搬送されるシートの状態を検知する後述するセンサを備えている。また、本実施形態の画像形成装置は、複数の搬送路を経由して搬送されるシートに画像形成部で画像を形成する際に、シートの搬送状態を検知するセンサが後述する所定位置に設けられている。
図1において、スキャナ部100の原稿給送ユニット101は、原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス102上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス102上の原稿を排出トレイ103に排出するものである。
原稿がプラテンガラス102上に搬送されると、ランプ104を点灯し、そして光学ユニット105の移動を開始させて、原稿を露光走査する。
この時の原稿からの反射光は、ミラー106,107,108及びレンズ109によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)110へ導かれる。このように、走査された原稿の画像はCCD110によって読み取られる。CCD110から出力される画像データは、所定の処理が施された後、プリンタ部200及び後述するコントローラ部15へ転送される。
原稿がプラテンガラス102上に搬送されると、ランプ104を点灯し、そして光学ユニット105の移動を開始させて、原稿を露光走査する。
この時の原稿からの反射光は、ミラー106,107,108及びレンズ109によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)110へ導かれる。このように、走査された原稿の画像はCCD110によって読み取られる。CCD110から出力される画像データは、所定の処理が施された後、プリンタ部200及び後述するコントローラ部15へ転送される。
プリンタ部200各部の構成と、ROM3上の画像形成部300の動作について説明する。
プリンタ部200のレーザドライバ221は、レーザ発光部201を駆動するものであり、コントローラ部15から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部201に発光させる。該レーザ光は感光ドラム202に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じた潜像が形成される。該感光ドラム202に形成された潜像の部分には、現像器203によって現像剤が付着される。
プリンタ部200のレーザドライバ221は、レーザ発光部201を駆動するものであり、コントローラ部15から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部201に発光させる。該レーザ光は感光ドラム202に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じた潜像が形成される。該感光ドラム202に形成された潜像の部分には、現像器203によって現像剤が付着される。
ROM3上の記録紙搬送手段310の動作について説明する。
プリンタ部は用紙格納部として、それぞれ引き出し上の形状をしたカセット204、カセット205、カセット206、カセット207、そして、機外に露出しているトレイ上の手差し給紙段208を備えている。
従来では手差し給紙段208を除き、カセットを引き出し、そのカセットにシートを補給し、カセットを閉めることによってシートの補給を行っている。また各カセットには給紙したシートを検知するセンサ250〜254が存在し、給紙したシートがセンサを通過している間にはON、通過していない場合にはOFFを検知する。ここで、CPU1は、ジャム検知部320、ジャム解消検知部330を実行することで、つまり、センサ250〜254の各出力からシートの検知状態を監視して、ジャムの発生又はジャムの解除を判別することが可能に構成されている。
プリンタ部は用紙格納部として、それぞれ引き出し上の形状をしたカセット204、カセット205、カセット206、カセット207、そして、機外に露出しているトレイ上の手差し給紙段208を備えている。
従来では手差し給紙段208を除き、カセットを引き出し、そのカセットにシートを補給し、カセットを閉めることによってシートの補給を行っている。また各カセットには給紙したシートを検知するセンサ250〜254が存在し、給紙したシートがセンサを通過している間にはON、通過していない場合にはOFFを検知する。ここで、CPU1は、ジャム検知部320、ジャム解消検知部330を実行することで、つまり、センサ250〜254の各出力からシートの検知状態を監視して、ジャムの発生又はジャムの解除を判別することが可能に構成されている。
レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット204、カセット205、カセット206、カセット207、手差し給紙段208のいずれかからシートを給紙する。
そして、給紙したシートを搬送路210によって転写部209へ送り、感光ドラム202に付着された現像剤をシートに転写する。なお、転写部209と、感光ドラム202によって画像が形成されるので、転写部209と感光ドラム202とを画像形成部と呼ぶ。現像剤の載ったシートは搬送ベルト211によって、定着部212に搬送され、定着部212の熱と圧力により現像剤はシートに定着される。
そして、給紙したシートを搬送路210によって転写部209へ送り、感光ドラム202に付着された現像剤をシートに転写する。なお、転写部209と、感光ドラム202によって画像が形成されるので、転写部209と感光ドラム202とを画像形成部と呼ぶ。現像剤の載ったシートは搬送ベルト211によって、定着部212に搬送され、定着部212の熱と圧力により現像剤はシートに定着される。
その後、定着部212を通過したシートは搬送路213、搬送路214を通り、排出される。あるいは、印字面を反転して排出する場合には、搬送路215、搬送路216まで導かれ、そこからシートを逆方向に搬送し、搬送路217、搬送路214を通る。
また、両面記録が設定されている場合は、定着部212を通過した後、搬送路215からフラッパ218によって、搬送路219にシートは導かれ、その後シートを逆方向に搬送し、フラッパ218によって搬送路216、再給紙するための搬送路220へ導かれる。
再給紙搬送路220へ導かれたシートは上述したタイミングで搬送路210を通り、転写部209へ給紙される。そして、搬送路214より排出されたシートは排紙トレイ230へと搬送される。排紙トレイ230の直前にはシートが排紙されたことを検知するセンサ257が存在し、排紙トレイ230へ紙が正常に排出されたかを判断することができる。また、搬送路にはセンサ255,256が存在する。
また、両面記録が設定されている場合は、定着部212を通過した後、搬送路215からフラッパ218によって、搬送路219にシートは導かれ、その後シートを逆方向に搬送し、フラッパ218によって搬送路216、再給紙するための搬送路220へ導かれる。
再給紙搬送路220へ導かれたシートは上述したタイミングで搬送路210を通り、転写部209へ給紙される。そして、搬送路214より排出されたシートは排紙トレイ230へと搬送される。排紙トレイ230の直前にはシートが排紙されたことを検知するセンサ257が存在し、排紙トレイ230へ紙が正常に排出されたかを判断することができる。また、搬送路にはセンサ255,256が存在する。
搬送路上のセンサ250〜257からの情報によって、後述する図2に示すコントローラ部15のROM3上の記録紙搬送部310は搬送路上にシートを搬送する制御を行う。また、ジャム検知部320、ジャム解消検知部330、残紙排紙部340も同様にセンサ250〜257からの情報によって、制御を行う。例えば、搬送路上の、あるセンサを通過したことを検知した後、所定の時間内に、次のセンサを通過しなかった場合に、コントローラ部15によってジャムが検知される。または、あるセンサによってシートが所定時間検知され続けている場合に、ジャムが検知される。また、センサは、センサ250〜257以外にも、画像形成装置が搬送することができる最小サイズのシートの搬送方向の長さより短い間隔で配置されている。それによって、ジャムが発生した箇所や、ジャムが発生した際に、搬送路のどの位置にシートが存在するかをコントローラ部15が正常に検知することができる。
図2は、図1に示した画像形成装置のコントローラ部15の構成を示すブロック図である。
図2に示すコントローラ部15において、1はCPUで、ROM3又はハードディスク400に記憶されるプログラム、システムバス2に接続される各デバイスを総括的に制御する。なお、CPU1は、ROM3に記憶される各制御プログラムを実行することで、ジャム発生状態やジャム解除状態を判別することが可能に構成されている。さらに、CPU1は、後述するセンサの出力を検知して、ジャムが発生したことを検知すると、搬送路上のシートの搬送を止め、ジャムの状態がひどくなることを防ぐ。また、CPU1は、ジャム発生時にいずれかの搬送路上に停止しているシートを検知することが可能に構成されている。
図2に示すコントローラ部15において、1はCPUで、ROM3又はハードディスク400に記憶されるプログラム、システムバス2に接続される各デバイスを総括的に制御する。なお、CPU1は、ROM3に記憶される各制御プログラムを実行することで、ジャム発生状態やジャム解除状態を判別することが可能に構成されている。さらに、CPU1は、後述するセンサの出力を検知して、ジャムが発生したことを検知すると、搬送路上のシートの搬送を止め、ジャムの状態がひどくなることを防ぐ。また、CPU1は、ジャム発生時にいずれかの搬送路上に停止しているシートを検知することが可能に構成されている。
また、CPU1は、ジャム時に各センサが検知する出力から、搬送路内に滞留しているシート(ジャムシート)が停止している搬送路が画像形成可能な搬送路か、画像形成可能でない搬送路かを識別することができる。ここで、画像形成可能とは、画像形成部へ通じ得る搬送路が存在することを意味する。つまり、CPU1は、搬送路に存在するシートを判別して、ジャム時に停止していたシートを画像形成部に搬送して、特定画像を形成させることができる。ここで、特定画像は、ROM3に記憶されているものであってもよいし、スキャナ等から予めユーザによって取り込まれた画像であってもよい。つまり、ユーザがジャムしたシートであることを識別できる画像であれば、特定画像は、文字、画像、図形、あるいはこれらの組み合わせ等であってもよい。
ROM3には、CPU1がRAM4にロードして実行可能な以下のプログラムが記憶されている。
ROM3上には、画像形成部300、記録紙搬送部310、ジャム検知部320、ジャム解消検知部330、残紙排紙部340、残紙画像形成部350、ジョブ再開部360として機能するプログラムが記憶されている。
システムバス2には、CPU1、ROM3、RAM4、不揮発性RAM5、ネットワークコントローラ50、スキャナコントローラ10、プリンタコントローラ20、操作部コントローラ60、HDDコントローラ40が接続されている。
CPU1は、コントローラ部15全体の動作を制御するものであり、CPU1はROM3から読み込んだプログラムに基づいて動作する。
RAM4は、CPU1が動作するためのワークエリアや、画像データを蓄積するためのエリアとして使用される。不揮発性RAM5は電源を切っても値が保持されるため、電源を切っても値を保持するべき設定内容などの値が記憶されている。
ネットワークコントローラ50は、ネットワークを制御するためのコントローラであり、外部ネットワーク30と接続されている。外部ネットワーク30にはPC/WSといった情報処理装置250と接続され、画像形成装置本体150とデータの通信を行う。ここで、PC/WSとは、パーソナルコンピュータ/ワークステーションを意味する。
ROM3上には、画像形成部300、記録紙搬送部310、ジャム検知部320、ジャム解消検知部330、残紙排紙部340、残紙画像形成部350、ジョブ再開部360として機能するプログラムが記憶されている。
システムバス2には、CPU1、ROM3、RAM4、不揮発性RAM5、ネットワークコントローラ50、スキャナコントローラ10、プリンタコントローラ20、操作部コントローラ60、HDDコントローラ40が接続されている。
CPU1は、コントローラ部15全体の動作を制御するものであり、CPU1はROM3から読み込んだプログラムに基づいて動作する。
RAM4は、CPU1が動作するためのワークエリアや、画像データを蓄積するためのエリアとして使用される。不揮発性RAM5は電源を切っても値が保持されるため、電源を切っても値を保持するべき設定内容などの値が記憶されている。
ネットワークコントローラ50は、ネットワークを制御するためのコントローラであり、外部ネットワーク30と接続されている。外部ネットワーク30にはPC/WSといった情報処理装置250と接続され、画像形成装置本体150とデータの通信を行う。ここで、PC/WSとは、パーソナルコンピュータ/ワークステーションを意味する。
スキャナコントローラ10は、スキャナ部100と接続され、また、システムバス2によってCPU1と接続されている。スキャナコントローラ10は、スキャナ部100から受け取った画像を、その後の過程における処理の内容によって、最適な2値化を行ったり、主走査・副走査の変倍処理を行ったりする機能を有している。さらに、スキャナ部100から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、システムバス2に出力する機能も有する。
プリンタコントローラ20は、プリンタ部200と接続され、また、システムバス2によってCPU1と接続されている。CPU1から出力された画像データにスムージング処理をして、プリンタ部200へ出力する機能を有する。さらに、プリンタ部200から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、システムバス2に出力する機能も有する。
操作部コントローラ60は、操作部650と接続されている。操作部650は液晶表示部と液晶表示部上に貼り付けられたタッチパネル入力装置と、複数個のハードキーを有する。タッチパネルまたはハードキーにより入力された信号は操作部コントローラ60を介してCPU1に伝えられ、液晶表示部は操作部コントローラ60から送られてきた画像データを表示するものである。液晶表示部には、本画像形成装置の操作における機能表示や画像データ等を表示する。
HDDコントローラ40は、ハードディスク400と接続されており、ハードディスクにプログラムや画像データを書き込んだり読み込んだりすることができる。
HDDコントローラ40は、ハードディスク400と接続されており、ハードディスクにプログラムや画像データを書き込んだり読み込んだりすることができる。
図3は、図2に示した操作部650の構成を説明する平面図である。
図3において、600はLCDタッチパネルであり、主なモード設定、状況表示はここで行われる。601は0〜9までの数値を入力するためのテンキーである。602はIDキーであり、装置が部門管理されている場合に部門番号と暗証モードを入力する際に使用されるものである。
図3において、600はLCDタッチパネルであり、主なモード設定、状況表示はここで行われる。601は0〜9までの数値を入力するためのテンキーである。602はIDキーであり、装置が部門管理されている場合に部門番号と暗証モードを入力する際に使用されるものである。
603は設定されたモードをリセットするためのリセットキーである。604は各モードについての説明画面を表示するためのガイドキーである。605はユーザーモード画面に入るためのユーザーモードキーである。606は割り込みコピーを行うための割り込みキーである。
607はコピー動作をスタートさせるためのスタートキーである。608は実行中のコピージョブを中止させるためのストップキーである。
609はソフト電源SWであり、押下することによりLCDタッチパネル600のバックライトが消え、装置は低電力状態に落ちる。610は節電キーであり、これを押下することで画像形成装置は節電状態に入り、再度押下することで節電状態から復帰する。
614はLCDタッチパネルのコントラストを調整するための調整キーである。615はカウンタ確認キーであり、このキーを押下することでそれまでに仕様したコピー枚数の集計を表示するカウント画面がLCD上に表示される。
616はジョブの実行中、画像メモリへの画像蓄積中を示すLEDである。617がジャム、ドアオープン等装置がエラー状態にあることを示すエラーLEDである。618は装置のメインスイッチがONになっていることを示す電源LEDである。
次に、CPU1が実行するROM3上の画像形成部300、記録紙搬送部310による片面画像形成および両面画像形成における給紙制御について説明する。
まず、片面画像形成および両面画像形成におけるシートの搬送経路について図4〜図7を参照しながら説明する。
図4〜図7は、図1に示した画像形成装置の搬送経路上のシートの搬送状態を説明する模式図である。
なお、図5の(A)は表面排紙モード(フェイスアップ排紙モード)による片面画像形成のシートの搬送経路を模式的に示し、図5の(B)は背面排紙モード(フェイスダウン排紙モード)による片面画像形成のシートの搬送経路を模式的に示す。
また、図6は両面画像形成のシートを搬送する搬送経路を模式的に示す。なお、ここでは、手差し給紙段208から給紙した場合に限定して説明する。
プリンタ部200は、図4に示すように、手差し給紙段208または各カセット204〜207から感光ドラム202と転写部209との間に至る搬送路210を備える。同様に、プリンタ部200は、感光ドラム202上のトナー像が転写されたシートを定着部(図示せず)を得て排紙トレイ230に向けて搬送するための搬送路213を備える。
609はソフト電源SWであり、押下することによりLCDタッチパネル600のバックライトが消え、装置は低電力状態に落ちる。610は節電キーであり、これを押下することで画像形成装置は節電状態に入り、再度押下することで節電状態から復帰する。
614はLCDタッチパネルのコントラストを調整するための調整キーである。615はカウンタ確認キーであり、このキーを押下することでそれまでに仕様したコピー枚数の集計を表示するカウント画面がLCD上に表示される。
616はジョブの実行中、画像メモリへの画像蓄積中を示すLEDである。617がジャム、ドアオープン等装置がエラー状態にあることを示すエラーLEDである。618は装置のメインスイッチがONになっていることを示す電源LEDである。
次に、CPU1が実行するROM3上の画像形成部300、記録紙搬送部310による片面画像形成および両面画像形成における給紙制御について説明する。
まず、片面画像形成および両面画像形成におけるシートの搬送経路について図4〜図7を参照しながら説明する。
図4〜図7は、図1に示した画像形成装置の搬送経路上のシートの搬送状態を説明する模式図である。
なお、図5の(A)は表面排紙モード(フェイスアップ排紙モード)による片面画像形成のシートの搬送経路を模式的に示し、図5の(B)は背面排紙モード(フェイスダウン排紙モード)による片面画像形成のシートの搬送経路を模式的に示す。
また、図6は両面画像形成のシートを搬送する搬送経路を模式的に示す。なお、ここでは、手差し給紙段208から給紙した場合に限定して説明する。
プリンタ部200は、図4に示すように、手差し給紙段208または各カセット204〜207から感光ドラム202と転写部209との間に至る搬送路210を備える。同様に、プリンタ部200は、感光ドラム202上のトナー像が転写されたシートを定着部(図示せず)を得て排紙トレイ230に向けて搬送するための搬送路213を備える。
同様に、プリンタ部200は、感光ドラム202上のトナー像が転写されたシートを定着部(図示せず)を得てシートを搬送する搬送路216を備える。プリンタ部200は、搬送路219に導くための搬送路215と搬送路216に導かれたシートを外部へ排出するための搬送路217を備える。
プリンタ部200は、搬送路219へ導かれたシートを搬送路210へ導いて感光ドラム202と転写部209との間に再給紙を行うための再給紙するための搬送路220を備える。
片面画像形性の場合、図5の(A)に示すように、まず、手差し給紙段208から給紙されたシートSが、搬送路210を経て感光ドラム202と転写部209の間に搬送される。そして、このシートSは、その表面に感光ドラム202上のトナー像が転写された後に、定着部に送られ、トナー像が定着部によりシートS上に定着される。画像が定着されたシートSは、搬送路213を経て排紙トレイ230に排紙される。
片面画像形性の場合、図5の(A)に示すように、まず、手差し給紙段208から給紙されたシートSが、搬送路210を経て感光ドラム202と転写部209の間に搬送される。そして、このシートSは、その表面に感光ドラム202上のトナー像が転写された後に、定着部に送られ、トナー像が定着部によりシートS上に定着される。画像が定着されたシートSは、搬送路213を経て排紙トレイ230に排紙される。
また、背面排紙を行う場合には図5の(B)に示すように、定着後のシートSは、搬送路215を経ていったん搬送路216に導かれた後に、搬送路217を介して排紙される。これにより、シートSは排紙トレイ230へ背面排紙される。なお、図中、シート材Sにおいて△印が付された面は、画像形成面を示す。
一方、両面画像形成の場合、図6の(A)に示すように、手差し給紙段208から給紙されたシートSが搬送路210を経て感光ドラム202と転写部209の間に搬送される。そして、このシートSの表面に感光ドラム202上のトナー像が転写された後に、定着部に送られる。定着部により画像が定着されたシートSは、搬送路215を経て搬送路219へ一旦導かれた後に、再給紙するための搬送路220へ導かれる。
ここで、複数枚のシートに両面画像形成を行う場合には、所定枚数分のシートSが順に給紙される。図6の(B)に示すように、再給紙するための搬送路220上のシートは搬送路210を経て感光ドラム202に再給紙される。そして、再給紙されたシートの裏面にトナー像が転写され、この両面に画像が形成されたシートは定着部を経て排紙トレイ230に排紙される。
次いで、再給紙するための搬送路220上の次のシートSが再給紙される。なお、図中、シートSにおいて△印が付された面は、最初に画像が形成された面を示し、ほぼ半円形状の印が付された面は、再給紙により画像形成された面を示す。
次に、プリンタ部200におけるシートの搬送経路上のセンサ254、255、256、257と、ROM3上の記録紙搬送部310、ジャム検知部320、ジャム解消検知部330、残紙排紙部340の関係について説明する。
記録紙搬送部310と、残紙排紙部340は搬送路上のローラを駆動するモータのON/OFFをセンサによって行う。
例えば、図2に示した手差し給紙段208直後のセンサ254は、シートがセンサ254を通過した後は、CPU1は、手差し給紙段208からシートを給紙するために動作させていた搬送ローラのモータをOFFする制御を行う。
さらに、センサ254を通過した後は、CPU1は、下流である搬送路210上の搬送ローラのモータを駆動する。
これらセンサを通過するたびに、CPU1は、搬送路の上流の搬送ローラのモータをOFFし、搬送路の下流にある搬送ローラのモータをONにすることで、シートを上流から下流へと搬送することができる。
次に、CPU1が実行するジャム検知部320によるジャム検知処理ついて説明する。
CPU1は記録紙搬送部310、残紙排紙部340を実行して、搬送路上の搬送ローラのモータを制御している。このモータの回転速度によって、搬送路上に流れるシート、残紙の搬送速度が決まる。また、CPU1は、シート、残紙の用紙サイズを印刷ジョブの情報に基づいて認識している。
これにより、各センサを紙が通過中にかかる時間が決まる。シート、残紙がセンサ上を通過し、センサがONとなっている時間が所定時間を超えた場合には、このセンサ近辺でジャムが発生したとCPU1は判断する。
例えば、図7に示すように、シートS1101が手差し給紙段208直後のセンサ254上でジャムとなった場合には、センサ254上は所定時間がたっても常にONとなる。そのため、CPU1はジャム検知部330を実行することで、手差し給紙段208でジャムが発生したと判断できる。
次に、プリンタ部200におけるシートの搬送経路上のセンサ254、255、256、257と、ROM3上の記録紙搬送部310、ジャム検知部320、ジャム解消検知部330、残紙排紙部340の関係について説明する。
記録紙搬送部310と、残紙排紙部340は搬送路上のローラを駆動するモータのON/OFFをセンサによって行う。
例えば、図2に示した手差し給紙段208直後のセンサ254は、シートがセンサ254を通過した後は、CPU1は、手差し給紙段208からシートを給紙するために動作させていた搬送ローラのモータをOFFする制御を行う。
さらに、センサ254を通過した後は、CPU1は、下流である搬送路210上の搬送ローラのモータを駆動する。
これらセンサを通過するたびに、CPU1は、搬送路の上流の搬送ローラのモータをOFFし、搬送路の下流にある搬送ローラのモータをONにすることで、シートを上流から下流へと搬送することができる。
次に、CPU1が実行するジャム検知部320によるジャム検知処理ついて説明する。
CPU1は記録紙搬送部310、残紙排紙部340を実行して、搬送路上の搬送ローラのモータを制御している。このモータの回転速度によって、搬送路上に流れるシート、残紙の搬送速度が決まる。また、CPU1は、シート、残紙の用紙サイズを印刷ジョブの情報に基づいて認識している。
これにより、各センサを紙が通過中にかかる時間が決まる。シート、残紙がセンサ上を通過し、センサがONとなっている時間が所定時間を超えた場合には、このセンサ近辺でジャムが発生したとCPU1は判断する。
例えば、図7に示すように、シートS1101が手差し給紙段208直後のセンサ254上でジャムとなった場合には、センサ254上は所定時間がたっても常にONとなる。そのため、CPU1はジャム検知部330を実行することで、手差し給紙段208でジャムが発生したと判断できる。
また、搬送路上の各センサの間隔も決まっているため、搬送路の上流のセンサがOFFになってから、次の下流のセンサがONになるまでの所定時間も決まっている。この所定時間内に下流のセンサがONにならない場合には、CPU1はジャム検知部330を実行することにより、上流と下流のセンサ間でシートにジャムが発生したと判断できる。
例えば、図7に示すように、シートS1102のように、手差し給紙段208直後のセンサ254を通過しOFFになった後に、いつまでたっても下流のセンサ255がONにならない場合がある。この場合、CPU1はジャム検知部330を実行することにより、センサ254、255間の搬送路210上でジャムが発生した判断する。
次に、CPU1が実行するジャム解消検知部340によるジャム解消検知処理について説明する。
まず、シートS1101のように、センサ上にジャムしたシートが存在する場合には、そのセンサ上からジャムとなったシートがユーザによる解除処理で取り除かれれば、CPU1はジャムが解消されたと判断する。
また、シートS1102のように、上流と下流のセンサ間でジャムシートが存在する場合にもCPU1は、ジャムが発生したと判定する。そして、CPU1は、その搬送路のジャムシートを取り除くためにユーザが行うカバーのオープン及びクローズを検知する。これにより、CPU1は、ジャム解除のため、ユーザがカバーの開閉動作によってジャム状態のシートを取り除くための操作が行われたと判断する。
まず、シートS1101のように、センサ上にジャムしたシートが存在する場合には、そのセンサ上からジャムとなったシートがユーザによる解除処理で取り除かれれば、CPU1はジャムが解消されたと判断する。
また、シートS1102のように、上流と下流のセンサ間でジャムシートが存在する場合にもCPU1は、ジャムが発生したと判定する。そして、CPU1は、その搬送路のジャムシートを取り除くためにユーザが行うカバーのオープン及びクローズを検知する。これにより、CPU1は、ジャム解除のため、ユーザがカバーの開閉動作によってジャム状態のシートを取り除くための操作が行われたと判断する。
続いて、図8を用いて、CPU1が実行するROM3上の残紙排紙部340と残紙画像形成部350によって、残紙に対して画像形成が可能なパターンについて説明する。
図8は、図1に示した画像形成装置の搬送経路上のシートの搬送状態を説明する模式図である。なお、図1に示したものと同一のものには同一の符号を付している。
まず、両面印字中にジャムが発生した場合を例に説明する。
図8の(A)に示すように、両面印字中にジャムが発生した場合において、搬送ベルト211上にシートS1201、再給紙するための搬送路220上にシートS1202、手差し給紙段208直後にシートS1203が存在する。
シートS1201、S1202は表面の画像形成が終わり、裏面の画像形成をこれから行うシートである。シートS1203はこれから表面の画像形成を行うシートである。
ここで、シートS1201がジャムとなった場合を説明する。
CPU1が実行するROM3上のジャム検知部320によって、搬送ベルト211上のシートS1201はジャムと判断され、記録紙搬送部310は搬送路上のシートの搬送を停止する。その後、ユーザがカバーオープンしてジャムの原因となったシートS1201のみ搬送路上から取り除き、カバーをクローズする。
図8は、図1に示した画像形成装置の搬送経路上のシートの搬送状態を説明する模式図である。なお、図1に示したものと同一のものには同一の符号を付している。
まず、両面印字中にジャムが発生した場合を例に説明する。
図8の(A)に示すように、両面印字中にジャムが発生した場合において、搬送ベルト211上にシートS1201、再給紙するための搬送路220上にシートS1202、手差し給紙段208直後にシートS1203が存在する。
シートS1201、S1202は表面の画像形成が終わり、裏面の画像形成をこれから行うシートである。シートS1203はこれから表面の画像形成を行うシートである。
ここで、シートS1201がジャムとなった場合を説明する。
CPU1が実行するROM3上のジャム検知部320によって、搬送ベルト211上のシートS1201はジャムと判断され、記録紙搬送部310は搬送路上のシートの搬送を停止する。その後、ユーザがカバーオープンしてジャムの原因となったシートS1201のみ搬送路上から取り除き、カバーをクローズする。
これにより、シートS1201が搬送路上から取り除かれたことをCPU1はジャム検知部320を実行することでは検知し、CPU1は残紙排紙部340と残紙画像形成部350を実行する。
CPU1は残紙画像形成部350を実行することで、シートS1202とシートS1203が定着前に存在することがわかるため、画像形成が可能と判断できる。そして、図8の(B)のように、シートS1203は表面に、シートS1202は裏面に対して、残紙であったことを画像形成部で印字する。その後、CPU1は、残紙排紙部340を実行してシートS1203、S1202を排紙トレイ230上に機外排出する。
CPU1は残紙画像形成部350を実行することで、シートS1202とシートS1203が定着前に存在することがわかるため、画像形成が可能と判断できる。そして、図8の(B)のように、シートS1203は表面に、シートS1202は裏面に対して、残紙であったことを画像形成部で印字する。その後、CPU1は、残紙排紙部340を実行してシートS1203、S1202を排紙トレイ230上に機外排出する。
この時に残紙に対して印字される画像は、図11のように、通常のシートと残紙が区別できるものとなっている。なお、本実施形態では、CPU1が残紙画像形成部350を実行することで感光ドラム202に形成された図11に示す文字情報に対応した静電潜像を現像器203のトナーで可視化して、定着器で定着することによって画像を形成する。
続いて、図9を用いて、CPU1が実行するROM3上の残紙排紙部340と残紙画像形成部350によって、残紙に対して画像形成が不可能なパターンについて説明する。
図9は、図1に示した画像形成装置の搬送経路上のシートの搬送状態を説明する模式図である。なお、図1に示したものと同一のものには同一の符号を付している。
まず、片面印字中にジャムが発生した場合を例に説明する。
図9の(A)のように、排紙トレイ230の直前の搬送路にシートS1301、定着器直後の搬送ベルト211にシートS1302が存在する。
シートS1301、S1302ともに表面の画像形成が終わり、あとは機外排出するだけの状態となっている。
ここで、シートS1301がジャムとなった場合を説明する。
CPU1はROM3上のジャム検知部320を実行することによって、排紙トレイ230の直前の搬送路上のシートS1301はジャムと判断し、CPU1は記録紙搬送部310を実行してシートの搬送を停止する。その後、ユーザによって、カバーをオープンしてジャムの原因となったシートS1301のみ搬送路上から取り除き、カバーをクローズする。
図9は、図1に示した画像形成装置の搬送経路上のシートの搬送状態を説明する模式図である。なお、図1に示したものと同一のものには同一の符号を付している。
まず、片面印字中にジャムが発生した場合を例に説明する。
図9の(A)のように、排紙トレイ230の直前の搬送路にシートS1301、定着器直後の搬送ベルト211にシートS1302が存在する。
シートS1301、S1302ともに表面の画像形成が終わり、あとは機外排出するだけの状態となっている。
ここで、シートS1301がジャムとなった場合を説明する。
CPU1はROM3上のジャム検知部320を実行することによって、排紙トレイ230の直前の搬送路上のシートS1301はジャムと判断し、CPU1は記録紙搬送部310を実行してシートの搬送を停止する。その後、ユーザによって、カバーをオープンしてジャムの原因となったシートS1301のみ搬送路上から取り除き、カバーをクローズする。
このようにしてシートS1301が搬送路上から取り除かれたことをCPU1がジャム検知部320を実行して検知すると、CPU1は、残紙排紙部340と残紙画像形成部350とを実行する。
CPU1は残紙画像形成部350を実行すると、シート1302が定着後の搬送路に存在することがわかるため、画像形成が不可能と判断でき、図9の(B)のように画像形成は行わない。そして、CPU1は、ジャムが取り除かれた後、前ドアがクローズされたことに応じて自動的に残紙の排紙を行うのではなく、ユーザからの排紙指示を待ってから排紙トレイ230上のシート1302の機外排出を行う。それによって、ユーザが、正常に印刷されたシートを取り除いてから、残紙を排出するといった処置をとることができ、正常に印刷されたシートと残紙とを正常に区別することができる。
つまり、CPU1は、画像形成部よりも下流に、残紙が存在すると判定した場合には、残紙に対して、特定画像を形成できないと判別し、ユーザからの排紙指示を待ってから、残紙の排紙を行う。ただし、画像形成部よりも下流であっても、実行中のジョブに対して両面印刷するように設定されており、搬送路上の全ての残紙が、シートを逆に搬送せずとも両面用の搬送路を介して画像形成部に搬送可能な場合には、特定画像を形成可能であると判別する。
CPU1は残紙画像形成部350を実行すると、シート1302が定着後の搬送路に存在することがわかるため、画像形成が不可能と判断でき、図9の(B)のように画像形成は行わない。そして、CPU1は、ジャムが取り除かれた後、前ドアがクローズされたことに応じて自動的に残紙の排紙を行うのではなく、ユーザからの排紙指示を待ってから排紙トレイ230上のシート1302の機外排出を行う。それによって、ユーザが、正常に印刷されたシートを取り除いてから、残紙を排出するといった処置をとることができ、正常に印刷されたシートと残紙とを正常に区別することができる。
つまり、CPU1は、画像形成部よりも下流に、残紙が存在すると判定した場合には、残紙に対して、特定画像を形成できないと判別し、ユーザからの排紙指示を待ってから、残紙の排紙を行う。ただし、画像形成部よりも下流であっても、実行中のジョブに対して両面印刷するように設定されており、搬送路上の全ての残紙が、シートを逆に搬送せずとも両面用の搬送路を介して画像形成部に搬送可能な場合には、特定画像を形成可能であると判別する。
続いて、図10を用いて、画像形成装置の制御動作を説明する。
図10は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図2に示したROM3に記憶される制御プログラムをCPU1が実行することで実現される。なお、S7001〜S7013は各ステップを示す。以下、各センサの出力からジャムが発生したことおよびジャムが解除したことを検知して、搬送路上に滞留するシートを排紙する排紙制御について説明する。なお、ジャムが検知して画像処理が停止した場合、CPU1は、センサ254〜257からの情報に基づいて、操作部650に、ユーザが解除すべきジャムシートの位置を特定できるような表示を行う。その際、ジャムシート以外は、機外に取り除かなくてよい旨を表示する。しがって、ユーザは、ジャムシートを取り除いた後、カバーを閉じる。それによって、CPU1はジャムシートが取り除かれていることをセンサの出力によって検知し、本処理を開始する。
図10は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図2に示したROM3に記憶される制御プログラムをCPU1が実行することで実現される。なお、S7001〜S7013は各ステップを示す。以下、各センサの出力からジャムが発生したことおよびジャムが解除したことを検知して、搬送路上に滞留するシートを排紙する排紙制御について説明する。なお、ジャムが検知して画像処理が停止した場合、CPU1は、センサ254〜257からの情報に基づいて、操作部650に、ユーザが解除すべきジャムシートの位置を特定できるような表示を行う。その際、ジャムシート以外は、機外に取り除かなくてよい旨を表示する。しがって、ユーザは、ジャムシートを取り除いた後、カバーを閉じる。それによって、CPU1はジャムシートが取り除かれていることをセンサの出力によって検知し、本処理を開始する。
S7001において、CPU1はROM3上のプログラム、ジャム解消部330を実行して、ジャムの原因となったシートが搬送路上から取り除かれたことを検知したら、S7002に進む。
次に、S7002で、CPU1はROM3上のプログラム、残紙排紙部340を実行することによって、搬送路上に、シートが残っているかを判断する。もしシートが存在しないとCPU1が判断した場合には、S7007に進み、シートが存在すると判断した場合には、S7003に進む。
次に、S7002で、CPU1はROM3上のプログラム、残紙排紙部340を実行することによって、搬送路上に、シートが残っているかを判断する。もしシートが存在しないとCPU1が判断した場合には、S7007に進み、シートが存在すると判断した場合には、S7003に進む。
次に、S7003で、CPU1は、搬送路上のシートを順次チェックし、S7004に進む。そして、S7004で、CPU1は残紙画像形成部350を実行して、搬送路上のシートに対して、残紙画像形成が可能なシートであるかをチェックする。ここで、残紙画像形成が可能なシートであるとCPU1が判断した場合には、S7005に進み、残紙画像形成が不可能なシートであると判断した場合には、S7009に進む。
そして、S7005で、CPU1は、搬送路上の各センサの情報に基づいて、搬送路上にあるシートを全てチェックしたかを判断する。ここで、すべてのシートをチェックしたと判断した場合には、S7006に、まだ未チェックの紙が存在すると判断した場合には、S7003に戻る。
そして、S7006で、CPU1は、ROM3上の残紙排紙部340、残紙画像形成部350を実行して、搬送路上のシートに対して、残紙(ジャムシート)であることを示す画像を感光ドラム202に形成する。さらに、CPU1は、感光ドラム202に形成された残紙(ジャムシート)であることを示す画像をシートに転写して定着した後、自動的に残紙を機外に排紙し、S7007に進む。これにより、図11に示すようにジャムしたシートを示す画像が形成されて機外に排紙される。なお、図11に示す画像例は、一例であって、残紙に形成される画像は、文字以外の画像、文字と文字以外のオブジェクト(図形、イメージ)とを組み合わせた画像であってもよい。
次に、S7007で、CPU1はROM3上のジョブ再開部360を実行して、S7008に進み、ジョブが再開されるのを待つ。(S7004によって搬送路上の残紙に対して、一つでも画像形成が行えないと判断した場合)
一方、S7009では、CPU1は、ユーザインタフェースを用いて、図12の(A)に示す第一の指示画面4001をLCDタッチパネル600上に表示し、S7010に進む。なお、メッセージ例は、本例に限定されるものではなく、排紙されるシートがジャムの解消後に排紙される残紙であることをユーザに明確に通知できるものであればよく、音声出力による報知処理を組み合わせてもよい。このメッセージによって、既に排紙先に排紙されている、正常に印刷されたシートと残シートとが混在した状態で区別しづらくなってしまうことを防ぐことができる。
一方、S7009では、CPU1は、ユーザインタフェースを用いて、図12の(A)に示す第一の指示画面4001をLCDタッチパネル600上に表示し、S7010に進む。なお、メッセージ例は、本例に限定されるものではなく、排紙されるシートがジャムの解消後に排紙される残紙であることをユーザに明確に通知できるものであればよく、音声出力による報知処理を組み合わせてもよい。このメッセージによって、既に排紙先に排紙されている、正常に印刷されたシートと残シートとが混在した状態で区別しづらくなってしまうことを防ぐことができる。
次に、S7010で、CPU1は、LCDタッチパネル600に表示した第一の指示画面4001に表示されたOKボタン4002をユーザが押下したか否かを判断する。ここで、CPU1が排紙指示としてOKボタン4002が押下されていないと判断した場合には、S7009に戻り、押下されたと判断した場合には、S7011に進む。
次に、S7011で、CPU1はROM3上の残紙排紙部340を実行して、搬送路上のシートに対して、残紙(ジャムシート)であることを画像形成せずに、残紙を機外排出し、S7012に進む。
次に、S7012で、CPU1は、図12の(B)に示す第二のユーザ指示画面5001をLCDタッチパネル(600)上に表示し、S7013に進む。
そして、S7013で、CPU1は、LCDタッチパネル600に表示した第二のユーザ指示画面5001上に表示されるOKボタン5002がユーザにより押下(ジャム解除を確認する確認指示として押下される)されたかを判断する。
ここで、ユーザがOKボタン5002を押下していないとCPU1が判断した場合には、S7012に戻り、押下されたと判断した場合には、S7007に処理を進める。そして、S7007で、CPU1はジャム再開制御のためにROM3上のジョブ再開部360を実行して、ジョブを再開する(S7008)。
S7007で、CPU1は、ジャムが発生するまでに、正常に排紙されたシートの枚数をカウントしておき、正常に排紙されていない残りのシートから再度画像形成する。あるいは、CPU1は、ジャムが発生した際に実行されていたジョブを先頭のシートから再度画像形成するようにしてもよい。また、正常に排紙されていない残りのシートから再度画像形成するか、先頭のシートから再度画像形成するかをユーザが選択できるようにしてもよい。
このように本実施形態では、排紙されたシートについて、ユーザからの確認指示を待って画像形成部の画像形成処理を再開させる。これにより、もはや画像形成部に搬送できない位置に対応する搬送路上で滞留するシートについては、ユーザの指示で排紙させ、残紙を確実に取り除いてもらうことが可能となる。
次に、S7012で、CPU1は、図12の(B)に示す第二のユーザ指示画面5001をLCDタッチパネル(600)上に表示し、S7013に進む。
そして、S7013で、CPU1は、LCDタッチパネル600に表示した第二のユーザ指示画面5001上に表示されるOKボタン5002がユーザにより押下(ジャム解除を確認する確認指示として押下される)されたかを判断する。
ここで、ユーザがOKボタン5002を押下していないとCPU1が判断した場合には、S7012に戻り、押下されたと判断した場合には、S7007に処理を進める。そして、S7007で、CPU1はジャム再開制御のためにROM3上のジョブ再開部360を実行して、ジョブを再開する(S7008)。
S7007で、CPU1は、ジャムが発生するまでに、正常に排紙されたシートの枚数をカウントしておき、正常に排紙されていない残りのシートから再度画像形成する。あるいは、CPU1は、ジャムが発生した際に実行されていたジョブを先頭のシートから再度画像形成するようにしてもよい。また、正常に排紙されていない残りのシートから再度画像形成するか、先頭のシートから再度画像形成するかをユーザが選択できるようにしてもよい。
このように本実施形態では、排紙されたシートについて、ユーザからの確認指示を待って画像形成部の画像形成処理を再開させる。これにより、もはや画像形成部に搬送できない位置に対応する搬送路上で滞留するシートについては、ユーザの指示で排紙させ、残紙を確実に取り除いてもらうことが可能となる。
本実施形態によれば、本来の画像形成部とは別に、残紙を識別させるための印刷装置を設けることなく、残紙と本来のシートを区別し、正常なシートと残紙との取り間違いを防ぐことができる。
なお、シートは、普通紙について説明したが、ロール紙をカットして給紙するような画像形成装置であっても本発明を適用可能である。
また、画像形成装置が複数の色画像をシートに転写可能な場合には、図11に示した画像出力時に、あらかじめ記憶されるカラー画像を印刷するように制御してもよい。また、S7006で、印刷すべき画像による現像材の消費を押さえるように、濃度を通常の画像出力よりも低めに設定するように制御してもよい。
なお、シートは、普通紙について説明したが、ロール紙をカットして給紙するような画像形成装置であっても本発明を適用可能である。
また、画像形成装置が複数の色画像をシートに転写可能な場合には、図11に示した画像出力時に、あらかじめ記憶されるカラー画像を印刷するように制御してもよい。また、S7006で、印刷すべき画像による現像材の消費を押さえるように、濃度を通常の画像出力よりも低めに設定するように制御してもよい。
本実施形態によれば、ジャムによる搬送路上で滞留していたシートであることを示す画像を形成するために、何ら印刷機構を通常の画像形成部以外に設ける必要がないため、装置の大型化やコストアップを押さえることができる。
また、ユーザは、排紙されたシートの画像を確認するだけで、ジャムによって排紙された残シートと通常の画像形成により排紙されたシートとを容易に識別可能となる。したがって、従来のように残シートと通常の画像形成により排紙されたシートとの取違いを防止できる。
また、ユーザは、排紙されたシートの画像を確認するだけで、ジャムによって排紙された残シートと通常の画像形成により排紙されたシートとを容易に識別可能となる。したがって、従来のように残シートと通常の画像形成により排紙されたシートとの取違いを防止できる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
1 CPU
3 ROM
4 RAM
3 ROM
4 RAM
Claims (6)
- 搬送路を介して搬送されるシートに画像形成部で画像を形成する画像形成装置であって、
前記搬送路を介して搬送される前記シートを検知する検知手段と、
前記検知手段が検知するシートの検知状態を監視して、ジャムが解除されたことを検知するジャム検知手段と、
前記ジャム検知手段により搬送路上で発生したジャムが解除されたことを検知した後、搬送路上に残されたシートが、画像形成可能な搬送路に存在するか、画像形成可能でない搬送路に存在するかを判別する判別手段と、
前記判別手段が画像形成可能な搬送路に存在すると判別したシートについては前記画像形成部に搬送して特定画像を形成して排紙させ、
前記判別手段が画像形成可能でない搬送路に存在すると判別したシートについては、ユーザからの排紙指示を待って排紙させる排紙制御手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記ジャムが解除されたことをジャム検知手段が検知した後、前記排紙制御手段により排紙されたシートについて、ユーザからの確認指示を待って前記画像形成部の画像形成処理を再開させる再開制御手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記画像形成部は、シートの両面に画像を形成するための搬送路を用いてシートの両面に画像を形成可能であることを特徴とする特徴する請求項1または2記載の画像形成装置。
- 前記画像形成部は、前記特定画像として当該シートが正常に印刷されたものではないことを示す情報を搬送されるシート材に形成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 搬送路を介して搬送されるシートを検知する検知手段を備え、前記搬送路を介して搬送されるシートに画像形成部で画像を形成する画像形成装置の制御方法であって、
前記検知手段が検知するシートの検知状態を監視して、ジャムが解除されたことを検知するジャム検知工程と、
前記ジャム検知工程により搬送路で発生したジャムが解除されたことを検知した後、搬送路に残されたシートが、画像形成可能な搬送路に存在するか、画像形成可能でない搬送路に存在するかを判別する判別工程と、
前記判別工程が画像形成可能な搬送路に存在すると判別したシートについては前記画像形成部に搬送して特定画像を形成して排紙させ、
前記判別工程が画像形成可能でない搬送路に存在すると判別したシートについては、ユーザからの排紙指示を待って排紙させる排紙制御工程と、を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項5に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010060512A JP2011197044A (ja) | 2010-03-17 | 2010-03-17 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010060512A JP2011197044A (ja) | 2010-03-17 | 2010-03-17 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011197044A true JP2011197044A (ja) | 2011-10-06 |
Family
ID=44875417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010060512A Withdrawn JP2011197044A (ja) | 2010-03-17 | 2010-03-17 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011197044A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016118590A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-30 | シャープ株式会社 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2017019172A (ja) * | 2015-07-10 | 2017-01-26 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
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2010
- 2010-03-17 JP JP2010060512A patent/JP2011197044A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016118590A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-30 | シャープ株式会社 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2017019172A (ja) * | 2015-07-10 | 2017-01-26 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
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