JP2005146501A - 装備エレメントを備えた円型コーム - Google Patents

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Abstract

【課題】コーム装備の簡単な組付けとその簡略化された製作とが保証されるような円型コームを提供する。
【解決手段】コーミング機械のための円型コームであって、円型コーム支持体3が設けられており、該円型コーム支持体3が相対回動不能に軸2に固定されており、前記円型コーム支持体3においてその全周の部分領域にわたって、基体4,GKに歯装備5a〜5d,ZGが固定されている形式のものにおいて、基体GKと歯装備ZGとが一体的であって、円型コーム1の回転方向Dで見て、連続する少なくとも2つの装備エレメント6a〜6eから成っているようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、コーミング機械のための円型コームであって、円型コーム支持体が設けられており、該円型コーム支持体が、軸に相対回動不能に固定されており、前記円型コーム支持体においてその全周の部分領域にわたって、基体に歯装備(Zahngarnituren)が固定されている形式のものに関する。
従来技術に基づいて、前記形式の円型コームが公知である。この場合、装備は多数の鋸歯帯板から形成される。例えばヨーロッパ特許第1083250号明細書から窺えるように、ここでは、円筒形の支持体に基体が固定されており、この基体の外面に鋸歯・全鋼装備が固定されている円型コームが示されている。この場合、鋸歯装備は、個別にかつ互いに並べて、各領域において基体に張り付けられるかもしくは基体に接着される。これは、極めて手間および費用のかかる方法であって、個々の装備の製作に際しても基体への張付けに際しても極めて高い精度を要する。
さらに、ヨーロッパ特許第0953662号明細書に基づいて、鋸歯装備が処理前に曲げられ、処理に引き続いてやはり基体に接着される方法が公知である。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第19829159号明細書に基づいて、互いに並べられた複数の鋸歯打抜き部材が錠止棒(RIegel)に被せ嵌められるようになっている構成が公知である。この場合、錠止棒はねじを介してコームセグメントに結合されていて、鳩尾形の収容部を有している。この収容部には、対応する対応成形体を足領域に有している複数の鋸歯打抜き部材が、互いに並べて被せ嵌められる。この構成も、個々の鋸歯打抜き部材の製作時に、かつコームセグメントの固定に際して、若干の手間を要する。多数の歯セグメントが保持体への組付けに際して互いに並べて被せ嵌められるようになっている同様の構成が、ドイツ連邦共和国特許出願公開第3336876号明細書からも窺える。
ヨーロッパ特許第1083250号明細書 ヨーロッパ特許第0953662号明細書 ドイツ連邦共和国特許出願公開第19829159号明細書 ドイツ連邦共和国特許出願公開第3336876号明細書
公知先行技術に基づき本発明の課題は、冒頭に述べた形式の円型コームを改良して、コーム装備の簡単な組付けとその簡略化された製作とが保証されるようなものを提供することである。
この課題を解決するために本発明の構成では、基体と歯装備とが一体的であって、円型コームの回転方向で見て、連続する少なくとも2つの装備エレメントから成っているようにした。
この結果、歯装備は完全に装備エレメントの材料から製作され、これにより、歯先端もしくは装備の極めて正確な製作が可能になる。さらに、このように製作された装備エレメントの使用によって、引き続いての円型コーム支持体への組込みが極めて簡単化される。装備エレメントが別の装備エレメントと交換されなければならない場合には、同様に装備エレメントの分解も簡単化される。装備の個々の歯の表面処置も、このような装備エレメントの使用によって簡単化されることができる。
さらに、前記装備エレメントのうちの少なくとも1つの装備エレメントにおいて、歯装備の歯列が、回転方向に対して所定の角度(a,b)を成して延びていることが提案される。特に加工したい材料に関する、円型コームの使用目的に応じて、例えばコーミング作用を高めるために歯列を回転方向に対して所定の角度を成して配置することが、有利であり得る。装備エレメントの中実材料から歯装備を提案したように製作することによって、歯装備の斜位(Schraegstellung)の選択が、簡単に任意に選択されることができる。この場合、個々のまたは複数の装備エレメントは、斜めに調節された歯列を備えていてよい。連続する装備エレメントに、斜位がそれぞれ反対の方向に経過する斜めに調節された歯列を備えて形成することが考えられ得る。
コーミング作用に影響を与えるために、さらに、回転方向で見て、前方の装備エレメントの歯列における歯先端同士の間隔が、後続の装備エレメントのうちの少なくとも1つの装備エレメントの歯列における歯先端同士の間隔よりも大きいことが提案される。コーミング機械において変化させられた材料組成物が加工されなければならない場合、装備エレメントの簡単な交換によって、要求されるコーミング作用を調整することが可能である。
やはりコーミング作用に影響を与えるために、回転方向で見て、前記装備エレメントのうちの少なくとも1つの装備エレメントが、残りの装備エレメントとは異なる長さを有していることが提案される。この場合、回転方向とは逆に見て、連続する装備エレメントの長さが増大していることが考えられる。
さらに、装備エレメントが円型コーム支持体において結合手段を介して固定されていることが提案される。この場合、結合手段は、装備エレメントを円型コーム支持体に固定する接着材料であってよい。この固定形式は、装備エレメントの交換が頻繁には予定されていない場合に選択される。しかしながら、接着材料の種類に応じて、解体および後続の組付けがやはり問題なく実施されることもできる。
しかしながら、さらに提案するように、結合手段が少なくとも1つの機械的手段であり、該機械的手段が例えばそれぞれ各装備エレメントの両長手方向側面において、円型コーム支持体と装備エレメントとの切欠内に突入している場合に、装備エレメントの問題のない組付けおよび解体が可能になる。これにより、付加的な結合手段を介して例えばピン、装備エレメントを円型コーム支持体において簡単にかつ迅速に固定することが保証される。この場合、一体的な形成によって、歯先端の位置に関する許容差は守られる。
装備エレメントのさらにより正確でかつより簡単な位置決めを得るために、さらに、装備エレメントが、歯列とは反対の側に位置する面に、延長部を備えており、該延長部が、円型コーム支持体において対応形成された切欠(もしくは開口)と一緒に、形状接続部(Formschluss;形状による束縛)を形成していることが提案される。装備エレメントがその半径方向の位置に関しても位置固定されるようにするためには、延長部を切欠内に位置固定する固定エレメントが設けられていることが提案される。
さらに、装備エレメントが、歯列とは反対の側に位置する面に、その長手方向に延びている少なくとも1つの溝を有しており、該溝内に形状接続的(formschluessig)に溝石が係合しており、該溝石が、固定手段を介して円型コーム支持体と一緒に位置固定可能である固定形式が提案される。この場合、正確な位置固定のために、溝が鳩尾形に形成されていると有利である。
装備エレメントの別の可能な固定手段として、次のことが提案される。すなわち、円型コーム支持体が、装備エレメントの領域にわたって、それぞれ装備エレメントの外側の両端部に続いてフランジを備えており、該フランジの、装備エレメントの関連した端部に軸方向で接触している面が、円型コームの半径方向で、装備エレメントの対応成形された端部との形状接続的な結合部を形成していることが提案される。この構成では、個々の装備エレメントを一方の側から−円型コームの回転方向とは逆に−例えば端部ストッパに向かって装入する(einfaedeln)ことが可能である。次いで、装備エレメントは、1つまたは複数の固定手段を介して、円型コームの回転方向に関するその位置に位置固定されることができる。
上に説明した、側方の形状接続的な収容部の代わりにかまたはこの収容部に対して付加的に、装備エレメントを、歯列とは反対の側に位置する面を介して、同様の形式で、1つまたは複数の箇所で(ein- oder mehafech)形状接続的に半径方向で保持することも考えられ得る。この場合、例えば装備エレメントの側方の両端部間で、円型コーム支持体に向かい合って位置する下面に、1つまたは複数の鳩尾形の延長部が設けられていてよいであろう。しかも、この延長部は円型コームの回転方向に延びていて、円型コーム支持体の対応成形された切欠内に突入しているであろう。前記延長部を円型コーム支持体の案内部内に通すためには、所定の箇所で、延長部と切欠との間の半径方向の移動を可能にする拡大された切欠が、円型コーム支持体において設けられていなければならないであろう。装備エレメントに関して見れば、基体と歯装備とが一体的に形成されていることが提案される。
このように形成された装備エレメントをコーミングセグメントのために使用する際、有利には、少なくとも2つの装備エレメントが設けられており、該装備エレメントが、歯装備の種々異なる幾何学的形状を備えていることが提案される。この場合、組付け状態で、それぞれ互いに隣接する装備エレメントが、歯装備の種々異なる幾何学的形状を備えていてよい。「種々異なる幾何学的形状」には、例えば歯形状の構成および歯の設置角度(Anstellwinkel)並びに、例えば歯密度および歯列間の間隔も含まれてよい。しかしながら、さらに、ここには必ずしも全てを説明していない別の可能な区別手段が考えられ得る。
本発明のさらなる利点は、以下の実施例を用いて詳しく示し、説明する。
以下に、本発明の実施の形態を図面につき詳しく説明する。
図1には、公知の形式の円型コーム1を示してある。この場合、円型コーム軸2には、固定手段(図示せず)を介して、円型コーム支持体3が相対回動不能に固定されている。この場合、円型コーム支持体3は、1つまたは複数の部材から形成されていてよい。円型コーム支持体3には基体4が固定されている。この基体4は、円型コーム支持体3の全周の一部にわたって延びている。基体4には、歯装備5a〜5dの、種々異なって形成された列が固定されている。この場合、それぞれ後続の装備セグメントの歯先端間の間隔は、例えば、より小さく選択されている。歯装備5a〜5dは全体的にはコーミングセグメント8を形成している。この場合、歯装備は、従来技術のための序論において既に説明してあるように、基体4に接着されているかまたは対応する収容部によって固定されている。
図2には、図1によるコーミングセグメント8の部分図を示してある。コーミングセグメント8は、本発明に従って要求されるように、円型コーム支持体3において相前後して固定された複数の装備エレメント6a〜6eから構成される。この場合、基体GKは各歯装備ZGと一体的に形成されていて、−種々異なる歯装備の個数に対応して−複数のエレメントに分割されている。このエレメントは、以下、装備エレメントと称する。装備エレメント6a〜6eは、この実施形態では円型コーム支持体に接着されている。しかしながら、この配置形式のもとで、装備エレメントを円型コーム支持体3に溶接またはろう接または別の解離不能な方式(ここでは説明せず)によって結合することも考えられ得るであろう。さらに図2の図示から窺えるように、それぞれ後続の装備エレメントでは、歯間隔zもしくは歯高さhが、より小さく形成されている。このことは、コーミング作業もしくはコーミング集中性(Kaemmintensitaet)に影響を与える。
図3には、個々の装備エレメント6bを斜視図で示してある。ここには、装備エレメントの歯装備ZGが個々の歯列ZRから成っていることを示してある。この歯列ZRは、適宜な製作方法によって、図示の装備エレメント6bの中実の材料から製作されたものである。したがって、装備エレメント6bは、一体的に互いに結合されている基体GKと歯装備ZGとから成っている。前記歯列ZRの製作は、例えば、フライス加工および研削と後続の焼入れおよび焼戻しとによって行われることができる。使用事例に応じて、(図示のように)歯列ZRは、装備エレメント6bの長手方向縁部に対して90°の角度を成してかまたは角度aまたは角度bを成して製作されることができる。装備エレメントが円型コーム支持体に載設されるようになっている載設面12は、円型コーム支持体3の半径RRの大きさに合致する半径Rを有している。
図3aには、図3のX部分の部分図を示してある。この場合、個々の歯列ZRの間には歯先端間隔nが設けられている。この歯先端間隔nは使用目的に応じて自由に選択可能である。このような装備エレメントを提案したように使用(この場合、歯列は中実の材料から製作される)することによって、斜位、歯高さ、歯間隔等々に関して歯列の任意の各形状を製作することが可能になる。
図4には、別の実施形態を示してある。この場合、図2と同様に、やはり複数の装備エレメント6a〜6eが円型コーム支持体3に載設されている。しかも、円型コーム支持体3は(図4a参照)、装備エレメント6a〜6eの両端部Eの領域に、フランジ15を備えている。このフランジ15は少なくとも部分的に装備エレメントの側面Fを覆っている。図4aには、円型コーム支持体3の1つのフランジ15だけを示してある。別のフランジ15が、装備エレメントの、反対の側に位置する端部Eの領域にも設けられている。装備エレメント6a〜6eは、回転方向Dに対して横方向に延びている1つまたは複数の孔18をそれぞれ備えている。これらの孔18にはそれぞれフランジ15の孔20が向かい合って位置する。これらの孔18,20内にはそれぞれ1つのピン22が突入している。このピン22によって、装備エレメント6a〜6eは円型コーム支持体3と一緒に、その位置に位置固定されている。図4aには示さない反対に位置する側では、相応に同じ結合が行われる。ピン22は例えばねじで代替されることもできるであろう。この場合、各装備エレメント6a〜6e内の孔は、例えばねじ山を備えている。
次の図5には、円型コーム支持体3における装備エレメント6a〜6eの別の可能な固定手段を示す。この場合、装備エレメントはその下面に、それぞれ1つまたは複数の延長部24を備えている。この延長部24は、円型コーム支持体3の対応する切欠25内に突入している。装備エレメントを半径方向で円型コーム支持体3において位置固定するために、貫通孔26が円型コーム支持体3に加工成形されている。前記貫通孔26は段状に形成されていて、それぞれ切欠25に開口している。この貫通孔26内にはねじ28が存在する。このねじ28は、延長部24内に設けられているねじ山付き孔29内に突入している。各ねじ28の締付けによって、各装備エレメント6a〜6eの載設面12は円型コーム支持体3の載設面に対して緊締され(verspannt)、この位置に位置固定される。いずれにせよ、このような2つのねじ結合部が、各装備エレメントの両端部Eの領域に設けられている。しかしながら、これらの両端部E間に別のねじ結合部を設けることも考えられ得る。
図6には、さらに別の構成を示す。この場合、装備エレメント6a〜6eはそれぞれ鳩尾形の溝32を備えている。これらの溝32内には、対応成形された溝石34が係合している。この溝石34の他方の端部は、円型コーム支持体3の切欠35内に突入している。この場合、切欠35は、例えば、回転方向Dに対して横方向で円型コーム支持体3に加工成形された溝として形成されていてよい。前記切欠35内には、(図5と同様に)段状の孔26が突入している。この孔26内にはねじ28が導入される。このねじ28は各溝石34のねじ山30内に突入している。ねじ28の締付けに際して、溝石34は円型コーム軸2に対して半径方向で移動させられる。この場合、溝石34と溝32との間の鳩尾形の結合部を介して、各装備エレメントは円型コーム支持体の載設面に対して緊締され、位置固定される。この事例でも、装備エレメントの両端部の領域にねじ結合部が設けられている。この場合、両端部間に付加的なねじ結合部が設けられていてもよい。
後続の図7,7aには、さらに別の実施例を示す。この場合、やはり図4の例と同様に、両端部Eの領域にフランジ38が設けられている。このフランジ38の、各装備エレメントの端部Eに向けられている内側の面は、異形成形された(profiliert)面39を備えている。各装備エレメント6aの外面40は、対応する反対異形成形部(kontraere Profillierung)を備えている。これにより、半径方向で円型コーム支持体3と装備エレメント6aとの間に形状接続部が形成される。装備エレメントの、反対の側に位置する別の面には、相応に同じ形状接続部が設けられている。両側のフランジ38は角度fにわたって延びている。フランジ38の一方の端部には、定置のストッパ42が円型コーム支持体3に固定されている。フランジ38の他方の端部には、取外し可能なストッパ43が設けられている。このストッパ43は、ねじ結合部材44を介して円型コーム支持体3と一緒に固定可能である。
円型コーム支持体3への装備エレメント6a〜6eの組付けのためには、ストッパ43の取り外された状態で個々の装備エレメントが、装備エレメント6eで始まり装備エレメント6aまで、円型コーム支持体3において両側に形成されたフランジ38間に押し込まれる。装備エレメント6eは、ストッパ42に接触するまで移動させられることができる。後続の装備エレメントは、前もって導入された装備エレメントの端部に突き合わされるように押し込まれる。最後の装備エレメント6aが押し込まれた後、直ちにねじ結合部材44によるストッパ43の取付けを介して、回転方向Dにおける装備エレメントの位置が位置固定される。場合によってはあり得る許容差を補償するために、ストッパ43に、例えばねじ結合部材44が貫通するようになっている長孔を備えることが考えられ得る。このことによって、ストッパ43を円型コーム支持体3の周方向で移動させ、これにより個々の装備エレメント同士がその長手方向面の領域で互いに押し付けられ合うようにすることが可能である。
図8には、さらに別の構成を示す。この場合、既に説明した、側方の形状接続的な異形成形部39,40に対して付加的に、付加的な形状接続的(formschluessig)な結合部が、各装備エレメント6aの載設面の間で円型コーム支持体3において設けられている。この場合、装備エレメントはその下面に、円型コームの回転方向Dに延びている1つまたは複数の鳩尾形の延長部46を有している。この延長部46は円型コーム支持体3の鳩尾形の溝47内に導入されていて、装備エレメントを半径方向で位置固定している。延長部46を通すために、溝47は図示しない箇所に、外側に向かって拡大された開口を備えている。
各装備エレメントの半径方向の位置固定のために、装備エレメントの長さにわたって分配して配置されている複数の前記のような延長部46を使用することも、考えられ得るであろう。この場合、側方の異形成形部39,40もしくは側方の形状接続的な結合部は設けなくてよくなる。
装備エレメントは、収縮ばめ(Schrumpfverbindung)または他の形式の機械的な結合を介して円型コーム支持体に固定されることもできるであろう。例えば、装備エレメント6a〜6eの、歯列とは反対の面を介して、円型コーム支持体3との同様の形状接続的な結合が行われることができるかまたは複数の可能な固定手段の組合せが行われることもできよう。
図示の構成によって、その都度のコーミングセグメント10が容易にかつ迅速に組み付けられることができるかもしくは分解されることができるようになっており、かつ歯装備を形成するあらゆるバリエーション可能性が存在する配置形式が得られる。
公知の形式の円型コームの概略的な側面図である。
本発明によるコーム装備の概略的な部分図である。
図2による装備エレメントの斜視図である。
図3によるX部分を示す図である。
本発明によるコーム装備の別の構成を示す図である。
図4によるA−A線に沿った断面図である。
本発明によるコーム装備のさらに別の構成を示す図である。
本発明によるコーム装備のさらに別の構成を示す図である。
本発明によるコーム装備のさらに別の構成を示す図である。
図7によるB−B線に沿った断面図である。
図7によるB−B線に沿った断面図による別の構成を示す図である。
符号の説明
1 円型コーム、 2 円型コーム軸、 3 円型コーム支持体、 4 基体、 5a〜5d 歯装備、 6a〜6e 装備エレメント、 8 コーミングセグメント、 10 コーミングセグメント、 12 載設面、 15 フランジ、 18 孔、 20 孔、 22 ピン、 24 延長部、 25 切欠、 26 貫通孔、 28 ねじ、 29 ねじ山付き孔、 30 ねじ山、 32 溝、 34 溝石、 35 切欠、 38 フランジ、 39 面(異形成形部)、 40 外面(異形成形部)、 42 ストッパ、 43 ストッパ、 44 ねじ結合部材、 46 延長部、 47 溝、 D 回転方向、 E 端部、 F 側面、 GK 基体、 R 半径、 RR 半径、 ZG 歯装備、 ZR 歯列、 a 角度、 b 角度、 f 角度、 h 歯高さ、 n 歯先端間隔、 z 歯間隔

Claims (18)

  1. コーミング機械のための円型コームであって、円型コーム支持体(3)が設けられており、該円型コーム支持体(3)が相対回動不能に軸(2)に固定されており、前記円型コーム支持体(3)においてその全周の部分領域にわたって、基体(4,GK)に歯装備(5a〜5d,ZG)が固定されている形式のものにおいて、基体(GK)と歯装備(ZG)とが一体的であって、円型コーム(1)の回転方向(d)で見て、連続する少なくとも2つの装備エレメント(6a〜6e)から成っていることを特徴とする、コーミング機械のための円型コーム。
  2. 前記装備エレメント(6a〜6e)のうちの少なくとも1つの装備エレメントにおいて、歯装備(ZG)の歯列(ZR)が、回転方向(D)に対して所定の角度(a,b)を成して延びている、請求項1記載の円型コーム。
  3. 回転方向(D)で見て、前方の装備エレメント(6a)の歯装備(ZG)の歯列(ZR)における歯先端同士の間隔(z)が、後続の装備エレメント(6b〜6e)のうちの少なくとも1つの装備エレメントの歯装備の歯列における歯先端同士の間隔よりも大きい、請求項1または2記載の円型コーム。
  4. 回転方向(D)で見て、前記装備エレメント(6a〜6e)のうちの少なくとも1つの装備エレメントが、残りの装備エレメントとは異なる長さを有している、請求項1から3までのいずれか1項記載の円型コーム。
  5. 回転方向(D)とは逆に見て、連続する装備エレメント(6a〜6e)の長さが増大している、請求項4記載の円型コーム。
  6. 装備エレメント(6a〜6e)が、円型コーム支持体(3)において結合手段(22,28)を介して固定されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の円型コーム。
  7. 結合手段が、接着材料、溶接、ろう接または、詳しくは説明しない他の解離不能な結合手段である、請求項6記載の円型コーム。
  8. 結合手段が、少なくとも1つの機械的手段(22)であり、該機械的手段(22)がそれぞれ各装備エレメント(6a〜6e)の両長手方向側面(F)において、円型コーム支持体(3)と装備エレメントとの切欠(18,20)内に突入している、請求項6記載の円型コーム。
  9. 装備エレメント(6a〜6e)が、歯列(ZR)とは反対の側に位置する面に、延長部(24)を備えており、該延長部(24)が、円型コーム支持体(3)において対応形成された切欠(25)と一緒に、形状接続部を形成している、請求項6記載の円型コーム。
  10. 延長部(24)を切欠(25)内に位置固定する固定エレメント(28)が設けられている、請求項9記載の円型コーム。
  11. 装備エレメント(6a〜6e)が、歯列(ZR)とは反対の側に位置する面に、その長手方向に延びている少なくとも1つの溝(32)を有しており、該溝(32)内に形状接続的に溝石(34)が係合しており、該溝石(34)が、固定手段(28)を介して円型コーム支持体(3)と一緒に位置固定可能である、請求項6記載の円型コーム。
  12. 溝(32)が鳩尾形に形成されている、請求項11記載の円型コーム。
  13. 円型コーム支持体(3)が、装備エレメント(6a〜6e)の領域にわたって、それぞれ装備エレメント(6a〜6e)の外側の両端部(E)に続いてフランジ(38)を備えており、該フランジ(38)の、装備エレメントの関連した端部(40)に軸方向で接触している面(39)が、円型コーム(1)の半径方向で、装備エレメントの対応成形された端部(40)との形状接続的な結合部を形成している、請求項6記載の円型コーム。
  14. 装備エレメント(6a〜6e)が、歯列(ZR)とは反対の側に位置する面(12)において、半径方向で、円型コーム支持体(3)と一緒に少なくとも1つの形状接続的な結合部を形成している、請求項6記載の円型コーム。
  15. 付加的に、半径方向で、少なくとも1つの形状接続的な結合部が、円型コーム支持体(3)と、装備エレメント(6a〜6e)の、歯列(ZR)とは反対の側に位置する面(12)との間に設けられている、請求項13記載の円型コーム。
  16. 装備エレメント(6a〜6e)を回転方向(D)で位置固定するために、固定手段(43,44)が設けられている、請求項13記載の円型コーム。
  17. コーミング機械の円型コーム(1)のための装備エレメント(6a〜6e)であって、基体(4,GK)に配置されている歯装備(ZG)の歯列が設けられている形式のものにおいて、基体(GK)と歯装備(ZG)の歯列(ZR)とが、一体的に形成されていることを特徴とする、コーミング機械の円型コームのための装備エレメント。
  18. コーミング機械の円型コーム(1)のためのコーミングセグメント(10)であって、請求項17記載の装備エレメント(6a〜6e)が設けられている形式のものにおいて、当該コーミングセグメント(10)が、少なくとも2つの装備エレメント(6a〜6e)を有しており、該装備エレメント(6a〜6e)が、歯装備(ZG)の種々異なる幾何学的形状を備えていることを特徴とする、コーミング機械の円型コームのためのコーミングセグメント。
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