JP2005093714A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】容量素子を形成する位置を制限することなく、容量素子の容量値を増加させる。
【解決手段】
第1のコンタクト19を形成する際に、コンタクト層間膜13の容量素子11を形成しようとする部分に、下部電極14の表面積を増加させるためのタングステンプラグ21を形成する。タングステンプラグ21は、容量コンタクト4の真上に形成する必要がないため、容量素子11を形成する位置は、容量コンタクト4が設けられている位置に制限されない。
【選択図】図2

Description

本発明は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体装置の製造方法に関し、特に、半導体基板上に形成されたトランジスタの上層に、このトランジスタと電気的に接続される容量素子が形成された半導体装置およびその製造方法に関する。
DRAMを構成するメモリセルは、一般的にメモリセル用トランジスタと容量素子とから構成される。このメモリセルを高い集積度で実現するため、DRAMの容量素子をビット線よりも上層に設けた構造のCOB(Capacitor Over Bitline)型DRAMが提案されている。このようなCOB型DRAMの構造を図10に示す。
このDRAMでは、シリコン基板10等の半導体基板上に形成されたMOSトランジスタがメモリセル用トランジスタとして機能している。このメモリセル用トランジスタの上層には、セルコンタクト層間膜8を介してビット線6が形成され、このビット線6の上層には容量コンタクト層間膜7を介して容量素子11が形成されている。容量素子11は、容量コンタクト層間膜7上に形成された膜12およびコンタクト層間膜13内に、例えばシリンダ形状で形成されている。そして、ビット線6はバリアメタル層5を介してセルコンタクト9に接続されることによりシリコン基板10上に形成されたメモリセル用トランジスタに接続され、容量素子11は、容量コンタクト4、セルコンタクト9を介してシリコン基板10上に形成されたメモリセル用トランジスタに接続されている。
図10中の容量素子11の周辺の詳細な構成を図11に示す。容量素子11は、図11に示されるように、下部電極14、容量膜15、上部電極16とから構成されている。そして、コンタクト層間膜13上に設けられたメタル配線18と、容量コンタクト4または上部電極16とを接続するためのコンタクト17が、コンタクト層間膜13に設けられている。
このような構造のDRAMによれば、容量素子11がメモリセルトランジスタの上層に構成されているため、高い集積度を実現することができる。しかし、近年、半導体装置の集積度がさらに高くなってきていることに伴い、コンタクト径が微細になってきている。例えば、従来は0.2μm程度であったコンタクト径が0.12μmと微細になってきている。そのため、露光の際に、KrF(フッ化クリプトン)露光機からArF(フッ化アルゴン)露光機が使用されるようになってきている。ArF露光機では、使用する光の波長がKrF露光機よりも短いため、微細な露光を行うことができる。例えば、ArF露光では、波長193nmのエキシマレーザが用いられ、KrF露光では、波長248nmのエキシマレーザが用いられる。
しかし、ArF露光の際に使用されるフォトレジストは、KrF露光の際に使用されるフォトレジストよりもレジスト耐性が低いため、ArF露光機を使用した場合に深いコンタクトホールを形成することができなくなってしまう。
そのため、図11に示したような構造の半導体装置をKrF露光により製造しようとすると、コンタクト17の高さが低くなり、容量素子11の高さも低くせざるを得なくなる。そして、容量素子11の高さが低くなると、下部電極14と上部電極16の表面積が少なくなり、容量素子11の容量値が小さくなってしまう。
しかし、メモリセルの容量値が減少するとDRAMの安定動作が損なわれ信頼性が低下するという問題が発生する。そのため、集積度が高くなってもメモリセルの容量値を一定値以上とすることが要求される。
このような要求を実現するために、容量素子を形成する開口部の内部に容量コンタクトを形成して、下部電極の表面積を増加させて容量値を増加するようにした半導体装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような従来の半導体装置では、容量コンタクトを開口部内に形成することにより下部電極の表面積を増大するようにしているため、容量素子を形成することができる位置は容量コンタクトの位置により決まってしまうこととなる。しかし、ビット線と容量コンタクトとの短絡を防止するため、容量コンタクトはビット線とビット線の間の中央に形成することが要求され、容量コンタクトを形成することができる位置も限定されている。そのため、このような従来技術では、容量素子を形成することができる位置が大幅に制限されることになり半導体装置の設計自由度が低くなってしまうという問題がある。
特開2001−15705号公報
上述した従来の半導体装置の製造方法では、容量コンタクトを開口部内に形成するようにして容量値の増加を図っていたため、容量素子を形成することができる位置は容量コンタクトの位置により決まってしまうという問題点があった。
本発明の目的は、容量素子を形成する位置が制限されることなく、容量素子の容量値を増加させることができる半導体装置およびその製造方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板上に形成されたトランジスタの上層に、該トランジスタと電気的に接続される容量素子を形成する半導体装置の製造方法であって、
容量素子を形成しようとする下層に容量コンタクト層間膜を形成する工程と、
前記容量コンタクト層間膜に容量コンタクトを形成する工程と、
前記容量コンタクト層間膜上に前記容量コンタクトを覆うようにしてコンタクト層間膜を形成する工程と、
前記コンタクト層間膜に前記容量コンタクトと電気的に接続するための第1のコンタクトを形成する工程と、
前記第1のコンタクトを覆うようにして前記コンタクト層間膜の追加成膜を行う工程と、
容量素子を形成しようとする部分のコンタクト層間膜を開口する工程と、
前記開口部内に下部電極を形成する工程と、
前記下部電極の表面に容量膜および上部電極を順次形成することにより容量素子を形成する工程と、
前記容量素子を覆うようにして前記コンタクト層間膜の追加成膜を行う工程と、
追加成膜した前記コンタクト層間膜に前記第1のコンタクトと電気的に接続するための第2のコンタクトを形成する工程とを有する。
本発明によれば、容量コンタクトをとコンタクト層間膜の上面に形成される素子との間を電気的に接続するための第1および第2のコンタクトを2段積みとすることにより、半導体装置の集積度が高くなり深いコンタクトホールを形成することができなくなった場合でも、容量素子の高さを充分確保することができるようになり、必要な容量値を維持することが可能となる。
また、本発明の他の半導体装置の製造方法では、前記第1のコンタクトを形成する工程において、前記容量素子を形成しようとする部分のコンタクト層間膜に、前記第1のコンタクトを形成するのと同一工程で金属プラグを形成する。
本発明によれば、容量素子を形成しようとする部分のコンタクト層間膜に予め金属プラグを形成するようにしているので、容量素子の下部電極の表面積を増加させることができ、容量素子の容量値を増加させることが可能となる。
また、金属プラグは、下部電極の表面積を増加させることのみを目的として形成されているため、容量コンタクトと電気的に接続されている必要がなく、容量コンタクトの真上に容量素子を形成する必要はない。そのため、容量素子と容量コンタクトとの電気的な接続させ確保することができる範囲であれが容量素子と容量コンタクトの位置関係については制限がなく、容量素子を形成する場所を任意に選択することができる。
さらに、第1のコンタクトを形成するのと同一の工程で、金属プラグを形成しているため、工程数が増えることはない。
また前記金属プラグの形状は、前記第1のコンタクトの形状と同一の形状とすることもできるし、前記第1のコンタクトの形状とは異なる形状とすることもできる。さらに、前記金属プラグの形状を、円筒形状とすることもできるし、上から見た断面が長方形または正方形のスリット形状とすることもできる。
以上説明したように、本発明によれば、容量素子を形成する位置が容量コンタクトの位置により制限されることなく、容量素子の容量値を増加させることが可能になるという効果を得ることができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態の半導体装置の構成を示すブロック図である。図1において、図11中の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略するものとする。尚、本実施形態の説明においても、図11と同様に、図10に示した容量素子11の周辺のみを示して説明する。
図11に示した従来の半導体装置では、1つのコンタクト17によりメタル配線18と容量コンタクト4との間の接続を行っていたが、図1に示した本実施形態の半導体装置では、第1のコンタクト19、第2のコンタクト20という2つのコンタクトを2段積みにすることによりメタル配線18と容量コンタクト4との間の接続が行われている。
本実施形態のように、第1および第2のコンタクト19、20を2段積みとすることにより、半導体装置の集積度が高くなり深いコンタクトホールを形成することができなくなった場合でも、容量素子11の高さを充分確保することができるようになり、必要な容量値を維持することが可能となる。また、容量コンタクト4と容量素子11との関係においても、容量コンタクト4と、容量素子11の下部電極12との電気的な接続が確保できれば、容量コンタクト4の真上に容量素子11を形成する必要がない。そのため、容量素子11と容量コンタクト4との電気的な接続させ確保することができる範囲であれが容量素子11と容量コンタクト4の位置関係については制限がなく、容量素子11を形成する場所を任意に選択することができる。
尚、本実施形態では、コンタクトを2段積みにすることにより容量素子11の容量値を増加させるようにした場合を用いて説明しているが、本発明は2段積みに限定されるものでなく、コンタクトを3段積み以上にする場合でも同様に適用することができるものである。
本実施形態の半導体装置に製造方法については、下記の第2の実施形態の半導体装置の製造方法と重複するため、下記の第2の実施形態の半導体装置に製造方法を説明する際に併せて説明を行う。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態の半導体装置について説明する。
図2は本発明の第2の実施形態の半導体装置の構成を示すブロック図である。図2において、図1中の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略するものとする。
本実施形態の半導体装置は、図1に示した第1の実施形態の半導体装置に対して、コンタクト層間膜13の容量素子11を形成しようとする部分に、第1のコンタクト19と同一の工程でタングステンプラグ21を予め形成するようにして、容量素子11の下部電極14の表面積を大きくして容量値を増加させるものである。尚、タングステンプラグ21は、第1のコンタクト19と同一の工程で形成されるため、タングステンプラグ21と第1のコンタクト19とは、共にタングステンという同一の材料により構成されている。
次に、本発明の半導体装置の製造方法を図2〜図9を参照して説明する。
先ず、図3に示すように、SiN、SiC、SiON、SiCN等の材料により、膜厚20〜60nmの膜12を容量コンタクト層間膜7の上に容量コンタクト4を覆うようにして形成する。この膜12は、エッチングストッパ膜として機能する。そして、この膜12の上に酸化膜(絶縁膜)を膜厚300〜700nmで形成することによりコンタクト層間膜13を形成する。
次に、図4に示すように、第1のコンタクト19およびタングステンプラグ21を形成するためのコンタクトホールをエッチングすることによりコンタクト層間膜13に開口する。そして、このコンタクトホールが埋設されるまで全面にW(タングステン)をCVD法により堆積する。その後CMP(化学機械研磨)方によりコンタクト層間膜13の表面を平坦化してWを各コンタクトホール内にのみ残し第1のコンタクト19およびタングステンプラグ21を形成する。
この工程において、容量素子11を形成しようとする場所にタングステンプラグ21を形成せずに、第1のコンタクト19のみを形成するようにすれば、上記で説明した第1の半導体装置を製造することができる。
次に、図5に示すように、コンタクト層間膜13を50〜500nm追加成膜する。そして、図6に示すように、容量素子11を形成しようとする部分のコンタクト層間膜13を開口する。このようにして開口部を形成することにより、開口部の底面には、タングステンプラグ21の全体および容量コンタクト4の上端面が露呈する。尚、開口部の形状としては、上から見た断面が円であるシリンダ形状(円筒形状)や、上から見た断面が六角形、長方形、だ円となる形状等が用いられている。
次に、図7に示すように、開口部の内面を含む全面にTiN膜を形成し、開口部の領域のみをフォトレジスト(図示せず)で覆った後、形成したTiN膜をエッチバックして開口部内にのみ残し下部電極14を形成する。さらに、この下部電極14の表面にTa酸化膜等絶縁膜を形成した後、開口部を埋め込むようにWとTiNの積層膜を形成し、これらの積層膜と絶縁膜を所要のパターンに形成して容量膜15と上部電極16をそれぞれ形成する。これにより容量素子11が形成される。
そして、図8に示すように、さらにコンタクト層間膜13を追加成膜して容量素子11を覆った後に、最終段のコンタクトとなる第2のコンタクト20を、第1のコンタクト19を形成したのと同様な方法によりコンタクト層間膜13に形成する。
最後に、図9に示すように、第2のコンタクト20と接続するようにメタル配線18を形成する。
本実施形態の半導体装置によれば、容量素子11を形成しようとする開口部内にタングステンプラグ21を設けるようにしたことにより、下部電極14の表面積を増やすことができる。そして、容量素子11の容量値は、下部電極14の表面積の増加に伴い増加する。そのため、本実施形態のように容量素子11を形成しようとする開口部内にタングステンプラグ21を設けるようにすれば、容量素子11の容量値の増加を図ることが可能となり、記憶保持特性を向上することができる。
下部電極14の表面積は、単純に計算すると、円柱状のタングステンプラグ21の側面積だけ増える。例えば、容量素子11がシリンダ形状の場合であって、半径0.2μm、高さ0.5μmの円柱であるとし、タングステンプラグ21が、半径0.1μm、高さ0.3μmの円柱だとした場合の下部電極14の表面積の増加分を計算する。
(1)タングステンプラグ21がある場合の表面積:(2π×0.2×0.5+0.22π)+(2π×0.1×0.3)=0.942μm2
(2)タングステンプラグ21が無い場合の表面積:(2π×0.2×0.5+0.22π)=0.7536μm2
そして、0.942/0.7536=1.25となるため、このような例の場合、タングステンプラグ21が無い場合に比べて、タングステンプラグ21がある場合は下部電極14の表面積は25%増加することがわかる。
また、本実施形態の半導体装置によれば、タングステンプラグ21は、下部電極14の表面積を増加させることのみを目的として形成されているため、容量コンタクト4と電気的に接続されている必要がない。そのため、容量コンタクト4と、容量素子11の下部電極12との電気的な接続さえ確保できれば、容量コンタクト4の真上に容量素子11を形成する必要がなく、タングステンプラグ21の位置は図2に示すように容量コンタクト4の位置と異なる位置とすることができる。そのため、容量素子11と容量コンタクト4の位置関係について制限がなく、容量素子11を形成する場所を任意に選択することができる。
さらに、本実施形態では、第1のコンタクト19を形成するのと同一の工程で、容量素子11を形成しようとする部分にタングステンプラグ21を形成しているため、工程数が増えることはない。
尚、本実施形態では、第1のコンタクト9がタングステンにより形成されている場合を用いて説明したため、容量素子11内の下部電極14の下層にタングステンプラグ21を形成するようししているが、第1のコンタクト19が他の金属により形成される場合であれば、容量素子11内の下部電極14の下層には第1のコンタクト19と同一の材料により構成された金属プラグを形成するようにすればよい。
また、本実施形態では、第1のコンタクト19とタングステンプラグ21とが同一形状により形成される場合を用いて説明しているが、本発明はこのような場合に限定されるものではない。タングステンプラグ21の形状は、シリンダ形状(円筒形状)だけでなく、上から見た断面が長方形または正方形であるスリット形状とするようにしてもよい。このように、第1のコンタクト19とタングステンプラグ21とは同一の材料であれば形状は異なる形状とすることが可能である。
そもそも、タングステンプラグ21は、下部電極14の表面積を増加させて容量値を増やすことを目的にして形成されるものであるため、下部電極14の表面積を効率的に増加させるような形状としたほうがより大きな効果を得ることができる。そのため、開口部内に設けるタングステンプラグ21の個数も1つであることに限定されず、1つの開口部内に複数のタングステンプラグ21を設けるようにしてもよい。
さらに、上記第1および第2の実施形態では、DRAMの容量素子がビット線よりも上層に設けられた構造のCOB型DRAMを用いて説明しているが、本発明はこのような構造に限定されるものではなく、DRAMの容量素子がビット線よりも下層に設けられた構造のCUB(Capacitor Under Bitline)型DRAMの場合にも同様に適用することができるものである。このようなCUB型DRMAに本発明を適用した場合、図1および図2に示した構造において、メタル配線18の変わりにビット線が設けられるような構造となるだけで製造方法、得られる効果等については同様である。
本発明の第1の実施形態の半導体装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態の半導体装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第2の実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第2の実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第2の実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第2の実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第2の実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第2の実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 容量素子がビット線よりも上層に設けられた構造のDRAMの断面図である。 従来の半導体装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
4 容量コンタクト
5 バリアメタル層
6 ビット線
7 容量コンタクト層間膜
8 層間膜
9 セルコンタクト
10 シリコン基板
11 容量素子
12 膜
13 コンタクト層間膜
14 下部電極
15 容量膜
16 上部電極
17 コンタクト
18 メタル配線
19 第1のコンタクト
20 第2のコンタクト
21 タングステンプラグ

Claims (14)

  1. 半導体基板上に形成されたトランジスタの上層に、該トランジスタと電気的に接続される容量素子を形成する半導体装置の製造方法であって、
    容量素子を形成しようとする下層に容量コンタクト層間膜を形成する工程と、
    前記容量コンタクト層間膜に容量コンタクトを形成する工程と、
    前記容量コンタクト層間膜上に前記容量コンタクトを覆うようにしてコンタクト層間膜を形成する工程と、
    前記コンタクト層間膜に前記容量コンタクトと電気的に接続するための第1のコンタクトを形成する工程と、
    前記第1のコンタクトを覆うようにして前記コンタクト層間膜の追加成膜を行う工程と、
    容量素子を形成しようとする部分のコンタクト層間膜を開口する工程と、
    前記開口部内に下部電極を形成する工程と、
    前記下部電極の表面に容量膜および上部電極を順次形成することにより容量素子を形成する工程と、
    前記容量素子を覆うようにして前記コンタクト層間膜の追加成膜を行う工程と、
    追加成膜した前記コンタクト層間膜に前記第1のコンタクトと電気的に接続するための第2のコンタクトを形成する工程とを有する半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1のコンタクトを形成する工程において、前記容量素子を形成しようとする部分のコンタクト層間膜に、前記第1のコンタクトを形成するのと同一工程で金属プラグを形成する請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記金属プラグの形状が、前記第1のコンタクトの形状と同一の形状である請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記金属プラグの形状が、前記第1のコンタクトの形状とは異なる形状である請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記金属プラグの形状が、円筒形状である請求項2から4のいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記金属プラグの形状が、上から見た断面が長方形または正方形のスリット形状である請求項2から4のいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記金属プラグが形成される位置が、前記容量コンタクトの位置と異なる位置である請求項2から6のいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
  8. 容量素子を形成しようとする下層に形成された容量コンタクト層間膜と、
    前記容量コンタクト層間膜に前記セルコンタクトと電気的に接続するように形成された容量コンタクトと、
    前記容量コンタクト層間膜上に前記容量コンタクトを覆うようにして形成されたコンタクト層間膜と、
    前記コンタクト層に、下部電極、容量膜および上部電極からなり、前記容量コンタクトと電気的に接続するように形成された容量素子とを有する半導体装置において、
    前記コンタクト層間膜に形成されたコンタクトが、第1のコンタクトおよび、該第1のコンタクトと電気的に接続する第2のコンタクトの2段積みにより構成されていることを特徴とする半導体装置。
  9. 前記容量素子内の該容量素子を構成する下部電極の下層に、前記第1のコンタクトと同一の材料により構成された金属プラグが形成されている請求項8記載の半導体装置。
  10. 前記金属プラグの形状が、前記第1のコンタクトの形状と同一の形状である請求項9記載の半導体装置。
  11. 前記金属プラグの形状が、前記第1のコンタクトの形状とは異なる形状である請求項9記載の半導体装置。
  12. 前記金属プラグの形状が、円筒形状である請求項9から11のいずれか1項記載の半導体装置。
  13. 前記金属プラグの形状が、上から見た断面が長方形または正方形のスリット形状である請求項9から11のいずれか1項記載の半導体装置。
  14. 前記金属プラグが形成される位置が、前記容量コンタクトの位置と異なる位置である請求項9から13のいずれか1項記載の半導体装置。
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