JP3202732B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関し、特に半導体記憶装置としてシリンダ構造の情
報蓄積電極を用いる半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置のDRAMのメモリセル
は、1個のトランスファトランジスタと、1個のキャパシ
タ(1T1C)とからなるものが構造的に簡単であり、
半導体記憶装置の高集積化に最も適するものとして広く
用いられている。
【0003】DRAM半導体装置の高集積化に伴い、D
RAMメモリセルのサイズが縮小化されているが、DR
AMの安定動作および信頼性確保のためには、メモリセ
ルのキャパシタは一定以上の容量が必要とされるため
に、三次元構造としてキャパシタ電極の表面積を拡大す
る技術が開発され使用されている。
【0004】このDRAMメモリセルの三次元構造のキ
ャパシタにはスタック構造のものとトレンチ構造のもの
とがある。これらの構造にはそれぞれ一長一短がある
が、スタック構造のものはアルファー線の入射あるいは
回路等からのノイズに対する耐性が高く、比較的に容量
値の小さい場合でも安定動作する。
【0005】このスタック型のキャパシタとしてシリン
ダ構造の情報蓄積電極をもつものが特許第292477
1号に開示されている。
【0006】本技術について、図5を参照して説明す
る。図5(a)〜(e)は、本技術による半導体装置の
製造工程を説明するための工程順に示した半導体装置要
部の拡大断面図である。まず、図5(a)のように、半
導体基板1上に素子分離領域2が形成され、次いでゲー
ト酸化膜3、ゲート電極4が通常の方法で形成された
後、層間絶縁膜6が形成される。その後、ソース・ドレ
イン領域5と配線シリサイドを接続するコンタクトホー
ルが形成され、配線シリサイド7が形成される。
【0007】次に、図5(b)のように、配線シリサイ
ド7上に、エッチングストッパ8が成膜される。そのの
ち平坦化膜9が形成され、平坦化される。これによって
容量コンタクトのレジストパターン形成は、平坦な膜上
で行うことができる。
【0008】次に、図5(c)のように、ソース・ドレ
イン領域5と下部電極を接続する容量コンタクト孔をエ
ッチングで形成し、容量コンタクト孔を導電体膜で埋め
込み、エッチバックを行って、容量コンタクト10を形
成する。次いで、全面に第1の導電膜11、BPSG膜
12を順次堆積する。
【0009】次いで、図5(d)のように、BPSG膜
12と導電膜11をエッチングして導電膜パターン11
aとBPSG膜コア12aを形成後、第2の導電膜を堆
積してエッチングし、BPSG膜コア12aの側面にサ
イドウオール13を形成する。導電膜パターン11aと
サイドウオール13からシリンダ構造の情報蓄積電極、
即ち下部電極14が構成される。BPSG膜コア00.1
2a形成時には、エッチングストッパ8によって配線シ
リサイド7へのエッチング食われが防止され、ポリシリ
コン膜11形成時の配線シリサイド7とのショートが防
止される。
【0010】次いで、図5(e)のように、BPSGコ
ア膜12aをエッチングで除去した後、容量絶縁膜15
と上部電極16を順次形成して、1T1Cのメモリセル
が完成する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術のシリ
ンダ構造の情報蓄積電極の形成方法においては、容量コ
ンタクト10と下部電極底部パターン11aの接触面積
が小さく容量コンタクト10と下部電極底部パターン1
1aの接続性が不安定であり、また、シリンダ電極の側
面を形成するサイドウオール13の高さがBPSG膜1
2の厚さに限られるために下部電極の表面積が十分では
なかった。上記技術の他の問題点として、エッチングス
トッパ8の耐エッチング性の低下による配線シリサイド
7と下部電極間の絶縁性低下が上げられる。即ち、上記
の従来技術では、エッチングストッパは平坦膜9の除去
のためのエッチングとBPSGコア膜12a形成時のエ
ッチングの2回のエッチングに耐える必要があり、2回
のエッチングによってエッチングストッパが部分的に除
去されて、下部電極14と配線シリサイド7間の絶縁性
が低下による製造歩留の悪化があった。
【0012】本発明の目的は、上記の従来技術の問題点
を解決したメモリセルのシリンダ構造の下部電極のキャ
パシタの形成方法を含む半導体装置の製造方法を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のシリンダ構造の
下部電極構造のキャパシタを有する半導体装置の製造方
法は、半導体基板上に第1の配線を形成する工程と、前
記第1の配線上に第1の層間絶縁膜を形成する工程と、
前記第1の層間絶縁膜上に第2の配線を形成する工程
と、前記第2の配線を被覆するようにエッチングストッ
パを形成する工程と、前記エッチングストッパ表面を含
む前記第1の層間絶縁膜上に第2の層間絶縁膜を形成す
る工程と、前記第2の層間絶縁膜上に酸化シリコン膜を
形成する工程と、前記酸化シリコン膜の表面から前記半
導体基板表面に達する第1の開口を形成する工程と、前
記第1の開口に第1のシリコン膜を充填して容量コンタ
クトを形成する工程と、前記容量コンタクトの上面に接
触して第3の層間絶縁膜を前記酸化シリコン膜上に形成
する工程と、前記第3の層間絶縁膜上から前記エッチン
グストッパに達する第2の開口を形成して該第2の開口
内に前記容量コンタクトを露出させる工程と、前記第2
の開口内に露出した前記容量コンタクトおよび前記エッ
チングストッパの表面を含む前記開口壁に第2のシリコ
ン膜を被覆して下部電極を形成する工程と、前記下部電
極の表面に容量絶縁膜と上部電極を順次形成する工程と
を含むことを特徴として構成される。
【0014】本発明では、キャパシタの下部電極がエッ
チングストッパ上に形成された第2および第3の層間絶
縁膜に第2の開口を設け、この開口内に容量コンタクト
をプラグ状に露出させ、この露出した容量コタクト表面
を含む前記第2の開口壁に下部電極用の第2のシリコン
膜を形成するために、下部電極の表面積を増大できキャ
パシタの容量を増加させることができると同時に接触面
積増加によって容量コンタクトと下部電極の接続信頼性
を向上できる。また、第2の開口形成時には第2の層間
絶縁膜の下には第2の配線(ディジット線)を被覆する
エッチングストッパが存在するために第2の開口深さが
エッチングストッパで制御でき、第2の開口形成位置が
ずれた場合にも、第2の配線とキャパシタの下部電極間
の絶縁性もこのエッチングストッパで保持できる。
【0015】上記の本発明の構成において、容量絶縁膜
形成前に下部電極の表面に半球状のポリシリコン結晶
(HSG−Siという)を形成し、さらに下部電極表面
積の増大によりキャパシタの容量を増加させることがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0017】図1〜図3は、本発明の第1の実施の形態
の半導体装置の製造方法を説明するための半導体装置要
部の拡大断面図である。まず、図1(a)のように、半
導体基板1の表面にLOCOS等の技術により素子分離
膜2を形成し、次いでゲート酸化膜、ゲート電極(以上
表示してない)とシリサイド配線のワード線7aを通常
の技術により形成後、イオン注入によりソース・ドレイ
ン領域の拡散層(表示してない)を形成する。その後、
常圧CVD法でBPSG膜(ボロンガラスとリンガラス
を含む酸化シリコン膜)からなる第1の層間絶縁膜6a
を500〜600nmの厚さに堆積し、温度750〜9
00℃で加熱して表面を平坦化する。BPSG膜の表面
平坦化にはCMP法を併用してもよい。第1の層間絶縁
膜6aの表面平坦化を行った後、シリサイド配線のディ
ジット線7bを通常の技術で形成する。
【0018】次いで、図1(b)のようにSiNやSi
ONの窒化膜のエッチングストッパ8をプラズマCVD
法等で全面に厚さ50〜200nmに堆積すした後、図
1(c)のように常圧CVD法でBPSG膜からなる第
2の層間絶縁膜6bを全面に厚さ500〜600nm堆
積して表面を平坦化する。続いて、第2の層間絶縁膜6
b上に酸化シリコン膜20を厚さ300〜600nm堆
積する。酸化シリコン膜20は次の工程で第1および第
2の層間絶縁膜にフォトリソグラフィ技術で開口する際
にフォトレジストと層間絶縁膜の反応を防止し、フォト
レジストのパターン精度低下を抑制するために使用され
る。
【0019】次いでC48とO2を含むプラズマガスを
使用してフォトレジスト膜パターン(表示していない)
をマスクに酸化シリコン膜20の表面から第2の層間絶
縁膜6b、エッチングストッパ8および第1の層間絶縁
膜6aを貫通して半導体基板1表面の拡散層(表示して
いない)に達する容量コンタクト孔10aを開口した
後、フォトレジスト膜を剥離する。
【0020】次いで、図2(a)のように隣等の不純物
を添加したポリシリコン(DOPOSという)やアモル
ファスシリコンからなる第1のシリコン膜を全面に堆積
すると同時に容量コンタクト孔10aを第1のシリコン
膜で充填する。第1のシリコン膜中の不純物濃度は1×
1020〜2×1020atoms/cm3が適当である。
【0021】次に、図2(b)のように、第1のシリコ
ン膜が酸化シリコン膜20の表面から完全に除去される
程度に塩素系ガスプラズマで第1のシリコン膜の表面を
エッチバックした後、図2(c)のように、常圧CVD
法でBPSG膜からなる第3の層間絶縁膜6cを全面に
厚さ500〜600nm堆積して表面を平坦化する。
【0022】次いで、図3(a)のように、C48とO
2プラズマガスを使用してフォトレジスト膜パターン
(表示していない)をマスクに第3の層間絶縁膜6c、
酸化シリコン膜20、第2の層間絶縁膜6bをエッチン
グして開口18を形成して開口内に容量コンタクト10
をプラグ状に露出させる。このプラズマエッチングの際
に、ディジット線7bはエッチングストッパ8で被覆さ
れているために、プラズマエッチングで侵食されること
が防止される。ディジット線7b上のエッチングストッ
パ8は、プラズマエッチングガスに曝されるのは、この
エッチング工程だけであるので、耐エッチング性低下も
ない。また、開口18内に露出した容量コンタクト10
は下部電極の表面積増加と接続信頼性を向上する効果が
ある。なお、開口形成するためのフォトレジストのパタ
ーン精度低下を防止するために、第3の層間絶縁膜上に
酸化シリコン膜を形成してフォトレジスト膜を形成して
もよい。
【0023】次に、図3(b)のように、開口18内を
含む全面にDOPOS膜からなる第2のシリコン膜19
を減圧CVD法等で厚さ50〜60nm堆積した後、図
3(c)のように、塩素系プラズマガスで第2のシリコ
ン膜19をエッチバックして、下部電極30を開口18
内にパターニングする。次いで、減圧CVD法でシリコ
ン窒化膜を厚さ5〜10nm、温度800℃の水蒸気熱
酸化により酸化シリコン膜を所定の厚さ形成してパター
ニングし、容量絶縁膜40とする。次いで、ポリシリコ
ン膜を厚さ200〜300nm堆積してパターニングし
て上部電極50を形成し、シリンダ構造の下部電極構造
のキャパシタを有する半導体装置が完成する。
【0024】次に本発明の第2の実施の形態について図
1、図2および図4を参照して説明する。図1〜図2の
工程は、上記の第1の実施の形態と同じであり、それ以
降の図4の工程が第1の実施の形態と相違する。まず、
図1(a)のように、半導体基板1の表面にLOCOS
等の技術により素子分離膜2を形成し、次いでゲート酸
化膜、ゲート電極(以上表示してない)とシリサイド配
線のワード線7aを通常の技術により形成後、イオン注
入によりソース・ドレイン領域の拡散層(表示してな
い)を形成する。その後、常圧CVD法でBPSG膜
(ボロンガラスとリンガラスを含む酸化シリコン膜)か
らなる第1の層間絶縁膜6aを500〜600nmの厚
さに堆積し、温度750〜900℃で加熱して表面を平
坦化する。BPSG膜の表面平坦化にはCMP法を併用
してもよい。第1の層間絶縁膜6aの表面平坦化を行っ
た後、シリサイド配線のディジット線7bを通常の技術
で形成する。
【0025】次いで、図1(b)のようにSiNやSi
ONの窒化膜のエッチングストッパ8をプラズマCVD
法等で全面に厚さ50〜200nmに堆積すした後、図
1(c)のように常圧CVD法でBPSG膜からなる第
2の層間絶縁膜6bを全面に厚さ500〜600nm堆
積して表面を平坦化する。続いて、第2の層間絶縁膜6
b上に酸化シリコン膜20を厚さ300〜600nm堆
積する。酸化シリコン膜20は次の工程で第1および第
2の層間絶縁膜にフォトリソグラフィ技術で開口する際
にフォトレジストと層間絶縁膜の反応を防止し、フォト
レジストのパターン精度低下を抑制するために使用され
る。
【0026】次いでC48とO2を含むプラズマガスを
使用してフォトレジスト膜パターン(表示していない)
をマスクに酸化シリコン膜20の表面から第2の層間絶
縁膜6b、エッチングストッパ8および第1の層間絶縁
膜6aを貫通して半導体基板1表面の拡散層(表示して
いない)に達する容量コンタクト孔10aを開口した
後、フォトレジスト膜を剥離する。
【0027】次いで、図2(a)のように隣等の不純物
を添加したポリシリコン(DOPOSという)やアモル
ファスシリコンからなる第1のシリコン膜を全面に堆積
すると同時に容量コンタクト孔10aを第1のシリコン
膜で充填する。第1のシリコン膜中の不純物濃度は1×
1020〜2×1020atoms/cm3が適当である。
【0028】次に、図2(b)のように、第1のシリコ
ン膜が酸化シリコン膜20の表面から完全に除去される
程度に塩素系ガスプラズマで第1のシリコン膜の表面を
エッチバックした後、図2(c)のように、常圧CVD
法でBPSG膜からなる第3の層間絶縁膜6cを全面に
厚さ500〜600nm堆積して表面を平坦化する。
【0029】次いで、図4(a)のように、C48とO
2を含むプラズマガスを使用してフォトレジスト膜パタ
ーン(表示していない)をマスクに第3の層間絶縁膜6
c、酸化シリコン膜20、第2の層間絶縁膜6bをエッ
チングして開口18を形成して開口内に容量コンタクト
10をプラグ状に露出させる。このプラズマガスエッチ
ングの際に、ディジット線7bはエッチングストッパ8
で被覆されているために、プラズマエッチングで侵食さ
れることが防止される。ディジット線7b上のエッチン
グストッパ8は、プラズマエッチングガスに曝されるの
は、このエッチング工程だけであるので、耐エッチング
性低下もない。また、開口18内に露出した容量コンタ
クト10は下部電極の表面積増加と接続信頼性を向上す
る効果がある。なお、開口形成するためのフォトレジス
トのパターン精度低下を防止するために、第3の層間絶
縁膜上に酸化シリコン膜を形成してフォトレジスト膜を
形成してもよい。
【0030】次に、図4(b)のように、開口18内を
含む全面にDOPOS膜からなる第2のシリコン膜(表
示していない)を減圧CVD法等で厚さ50〜60nm
堆積した後、塩素系プラズマガスで第2のシリコン膜を
エッチバックして下部電極30aを開口18内にパター
ニングする。次いで下部電極30a表面の自然酸化膜を
弗酸で除去した後、温度550〜600℃の減圧CVD
法でSiH4ガスを約30分間熱処理し、SiH4ガスを
止めてさらに約1時間熱処理して下部電極30a表面に
ポリシリコンの半球状の結晶(HSG−Si19aで示
す)を成長させる。この処理で下部電極の表面積を増加
させることができる。
【0031】次いで、図4(c)のように、減圧CVD
法でシリコン窒化膜を厚さ5〜10nm、温度800℃
の水蒸気熱酸化により酸化シリコン膜を所定の厚さ被覆
してパターニングし、容量絶縁膜40aを形成する。次
いで、ポリシリコン膜を厚さ200〜300nm堆積し
てパターニングして上部電極50aを形成し、シリンダ
構造の下部電極構造のキャパシタを有する半導体装置が
完成する。
【0032】上記の実施の形態では、第1〜第3の層間
絶縁膜としてBPSG膜を使用したが、BSG膜(ボロ
ンガラスを含む酸化シリコン膜)やPSG膜(リンガラ
スを含む酸化シリコン膜)を使用することもできる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、エッ
チングストッパ上に形成された第2および第3の層間絶
縁膜に第2の開口を設け、この開口内に容量コンタクト
をプラグ状に露出させ、この露出した容量コタクト表面
を含む前記第2の開口壁に下部電極用の第2のシリコン
膜を形成するために、下部電極の表面積を増大できキャ
パシタの容量を増加させることができる効果が得られ
る。
【0034】また、本発明では、第2の開口形成時に、
第2の層間絶縁膜の下には第2の配線(ディジット線)
を被覆するエッチングストッパが存在するために第2の
開口深さがエッチングストッパで制御でき、第2の開口
形成位置がずれた場合でも、第2の配線とキャパシタの
下部電極間の絶縁性もこのエッチングストッパで保持で
きる効果がある。さらに、本発明では、容量絶縁膜形成
前に下部電極の表面に半球状のポリシリコン結晶(HS
G−Siという)を形成することにより下部電極表面積
がさらに増大でき、大容量のキャパシタを有する半導体
装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2の実施の形態の半導体
装置の製造工程を説明するための半導体装置要部の拡大
断面図である。
【図2】図1に続く製造工程を説明するための半導体装
置要部の拡大断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の半導体装置の図2
に続く製造工程を説明するための半導体装置要部の拡大
断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の半導体装置の図2
に続く製造工程を説明するための半導体装置要部の拡大
断面図である。
【図5】従来の半導体装置の製造工程を説明するための
半導体装置要部の拡大断面図である。
【符号の説明】 1 半導体基板 2 素子分離領域 3 ゲート酸化膜 4 ゲート電極 5 ソース・ドレイン領域 6 層間絶縁膜 6a 第1の層間絶縁膜 6b 第2の層間絶縁膜 6c 第3の層間絶縁膜 7 配線シリサイド 7a ワード線 7b ディジット線 8 エッチングストッパ 9 平坦化膜 10 容量コンタクト 10a 容量コンタクト孔 11 導電膜 11a 導電膜パターン 12 BPSG膜 12a BPSG膜コア 13 サイドウオール 14 下部電極 15 容量絶縁膜 16 上部電極 17 第1のシリコン膜 18 開口 19 第2のシリコン膜 19a HSG−Si 20 酸化シリコン膜 30,30a 下部電極 40,40a 容量絶縁膜 50,50a 上部電極

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に第1の配線を形成する工
    程と、前記第1の配線上に第1の層間絶縁膜を形成する
    工程と、前記第1の層間絶縁膜上に第2の配線を形成す
    る工程と、前記第2の配線を被覆するようにエッチング
    ストッパを形成する工程と、前記エッチングストッパ表
    面を含む前記第1の層間絶縁膜上に第2の層間絶縁膜を
    形成する工程と、前記第2の層間絶縁膜上に酸化シリコ
    ン膜を形成する工程と、前記酸化シリコン膜の表面から
    前記半導体基板表面に達する第1の開口を形成する工程
    と、前記第1の開口に第1のシリコン膜を充填して容量
    コンタクトを形成する工程と、前記容量コンタクトの上
    面に接触して第3の層間絶縁膜を前記酸化シリコン膜上
    に形成する工程と、前記第3の層間絶縁膜上から前記エ
    ッチングストッパに達する第2の開口を形成して該第2
    の開口内に前記容量コンタクトを露出させる工程と、前
    記第2の開口内に露出した前記容量コンタクトおよび前
    記エッチングストッパの表面を含む前記開口壁に第2の
    シリコン膜を被覆して下部電極を形成する工程と、前記
    下部電極の表面に容量絶縁膜と上部電極を順次形成する
    工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記エッチングストッパとしてSiN膜
    またはSiON膜を使用した請求項1記載の半導体装置
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の層間絶縁膜、前記第2の層間
    絶縁膜および前記第3の層間絶縁膜がBPSG膜、PS
    G膜、BSG膜の中から選ばれた一つである請求項1記
    載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記容量絶縁膜として窒化シリコン膜と
    酸化シリコン膜からなる複合膜を使用したことを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記下部電極の表面に半球状のポリシリ
    コン結晶した後、前記容量絶縁膜と前記上部電極を順次
    形成した請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記上部電極としてポリシリコン膜を使
    用した請求項1記載の半導体装置の製造方法。
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